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JP7101382B2 - 販売促進サーバ、販売促進方法、及びプログラム - Google Patents
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JP7101382B2 - 販売促進サーバ、販売促進方法、及びプログラム - Google Patents

販売促進サーバ、販売促進方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、販売促進サーバ、販売促進方法、及びプログラムに関する。
経済市場において、一般消費者の購買意欲を惹起し、商品の販売促進を行うため、いわゆるマーケティングに基づいて宣伝広告を戦略的に行うことが重要となっている。特に近年は、消費者のニーズの多様化に伴い、均一な宣伝広告を大多数の消費者に対して提供する従来型の手法のみならず、消費者ごとにカスタマイズされた宣伝広告を個人に対して提供する手法が注目されている。
例えば、特許文献1には、消費者の小売店における購入行動に基づいて各消費者にカスタマイズされた広告を構成し、各消費者が使用するコンピュータに当該広告を電子的に配布するシステムが開示されている。
特表2002-540489号公報
しかしながら、特許文献1に開示されるシステムでは、各消費者が使用するコンピュータの識別子として、各消費者がウェブサイトにアクセスした際に広告提供者のサーバから付与されるcookieが用いられている。そして、各消費者が広告提供者のウェブサイトにアクセスした際に、各消費者が閲覧するウェブサイトに広告が表示される。従って、このシステムによると、消費者の意図にかかわらず広告提供者の広告がウェブサイトに表示され得るため、消費者から広告が敬遠されてしまう恐れがある。
そこで、本発明は、顧客による能動的な行動に応じて販売促進情報を提供することができる販売促進サーバ、販売促進方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る販売促進サーバは、オフラインにおいて顧客を識別するための第1の顧客識別子と、当該第1の顧客識別子により識別される顧客の購買履歴とが対応付けられて格納された購買履歴データベースにアクセス可能な販売促進サーバであって、販売促進サーバは、顧客から、第1の顧客識別子の入力を受け付ける受付部と、オンラインにおいて顧客を識別するための第2の顧客識別子に対して、第1の顧客識別子を対応付けて記憶する記憶部と、購買履歴データベースから、記憶部において第2の顧客識別子に対応付けて記憶された第1の顧客識別子に基づいて、顧客の購買履歴情報を取得する取得部と、取得部により取得された購買履歴情報に基づいて、顧客に対する販売促進情報を構成する構成部と、構成部により構成された販売促進情報を、第2の顧客識別子により識別される顧客の端末又はアカウント上に電子的に提供する提供部と、を含む。
本発明の一態様に係る販売促進方法は、オフラインにおいて顧客を識別するための第1の顧客識別子と、当該第1の顧客識別子により識別される顧客の購買履歴とが対応付けられて格納された購買履歴データベースにアクセス可能な販売促進サーバにおいて販売促進処理を実行する方法であって、販売促進サーバが、顧客から、第1の顧客識別子の入力を受け付けることと、オンラインにおいて顧客を識別するための第2の顧客識別子に対して、第1の顧客識別子を対応付けて記憶部に記憶することと、購買履歴データベースから、記憶部において第2の顧客識別子に対応付けて記憶された第1の顧客識別子に基づいて、顧客の購買履歴情報を取得することと、取得された購買履歴情報に基づいて、顧客に対する販売促進情報を構成することと、構成された販売促進情報を、第2の顧客識別子により識別される顧客の端末又はアカウント上に電子的に提供することと、を含む。
本発明の一態様に係るプログラムは、オフラインにおいて顧客を識別するための第1の顧客識別子と、当該第1の顧客識別子により識別される顧客の購買履歴とが対応付けられて格納された購買履歴データベースにアクセス可能なコンピュータに、顧客から、第1の顧客識別子の入力を受け付けることと、オンラインにおいて顧客を識別するための第2の顧客識別子に対して、第1の顧客識別子を対応付けて記憶部に記憶することと、購買履歴データベースから、記憶部において第2の顧客識別子に対応付けて記憶された第1の顧客識別子に基づいて、顧客の購買履歴情報を取得することと、取得された購買履歴情報に基づいて、顧客に対する販売促進情報を構成することと、構成された販売促進情報を、第2の顧客識別子により識別される顧客の端末又はアカウント上に電子的に提供することと、を実行させる。
本発明によれば、顧客による能動的な行動に応じて販売促進情報を提供することができる販売促進サーバ、販売促進方法、及びプログラムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る販売促進システムの概略構成を示すブロック図である。 購買履歴データベース70に格納されるデータの一例のイメージを示す図である。 本実施形態における情報処理端末30とサーバ装置50の機能構成の一例を示す図である。 記憶部206に格納されるデータの一例のイメージを示す図である。 記憶部206に格納されるデータの一例のイメージを示す図である。 販売促進システム1において、顧客に広告が提供される処理工程を示すフローチャートである。
添付図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは同一又は同様の構成を有する。
図1を参照して、本実施形態に係る販売促進システムの構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る販売促進システムの概略構成を示すブロック図である。同図に示すとおり、販売促進システム1は、各顧客のオフラインでの商品等の購買行動に基づいて、顧客ごとにカスタマイズされた販売促進情報をオンラインで対象顧客に提示することができる。なお、本明細書において「顧客」とは、商品等を購入する一般消費者(いわゆるエンドユーザ)を指し、「商品等」とは、売買される商品及びサービスを含む。また、「オフライン」とは、コンピュータネットワークを介さずに実行される作業を指し、例えば「オフラインでの購買行動」とは、顧客が小売店等の店舗に出向いて商品等を購入する行動を指す。他方、「オンライン」とは、少なくとも一部にコンピュータネットワークを介して実行される工程を含む作業を指す。
販売促進システム1は、例えば、情報処理端末10a,10b,20a,20b,30a,30b,40と、サーバ装置50と、POS装置60a,60bと、購買履歴データベース70と、を備える。情報処理端末10a,10b,20a,20b,30a,30b,40及びサーバ装置50は、それぞれ、通信ネットワーク80を介して相互に通信可能であるように構成される。通信ネットワーク80は、例えば、インターネット、WAN又はLAN等の有線又は無線の通信ネットワーク、あるいはそれらの複合であってよいが、これらに限られない。
情報処理端末10(10a,10b)は、例えば食料品や日用品などを販売するスーパーマーケット等の小売店に設けられる端末である。小売店A及び小売店Bは、それぞれ、情報処理端末10a及び10bにより通信ネットワーク80にアクセスし、管理業者に設けられた情報処理端末40と通信する。
情報処理端末20(20a,20b)は、例えば各種商品等を製造するメーカーに設けられる端末である。メーカーA及びメーカーBは、それぞれ、情報処理端末20a及び20bにより通信ネットワーク80にアクセスし、管理業者に設けられた情報処理端末40と通信する。
情報処理端末30(30a,30b)は、各顧客の端末である。顧客A及び顧客Bは、それぞれ、情報処理端末30a及び30bにより通信ネットワーク80にアクセスし、後述する販売促進情報を受信及び閲覧等することができる。また、顧客A及び顧客Bは、それぞれ、各小売店が発行する一又は複数の会員カード31(31a,31b)を所有しており、小売店に出向いて商品等を購入する際に、当該小売店に対応する会員カード31を提示するものとする。会員カード31には会員IDが付されており、当該会員IDがオフラインでの購買行動において顧客を識別するための顧客識別子(第1の顧客識別子)として機能する。会員カード31は、例えば小売店が発行するポイントカード等を含むが、これに限られない。なお、オフラインにおける顧客識別子は会員カードに付与された会員IDに限られず、顧客のオフラインでの購買行動と対応付けられる識別子であれば特に限定されない。例えば、オフラインにおける顧客識別子は、クレジットカード、デビットカード、又はプリペイドカード等のように決済に使用される識別子であってもよい。
情報処理端末40は、管理業者に設けられる端末である。管理業者とは、販売促進を行う業者を含み、例えば、小売店において販売される商品等又はメーカーにより製造される商品等と各顧客のニーズとをマッチングすべく、各顧客の購買行動を分析し、販売促進を行う。本実施形態において、管理業者は、販売促進情報を構成し、構成された販売促進情報を各顧客の情報処理端末30に電子的に提供する。なお、情報処理端末10、20、30及び40は、例えばパーソナルコンピュータ等の汎用コンピュータや、タブレット端末又は携帯電話機等の移動体通信機により構成される。
ここで、販売促進情報とは、商品等の販売を促進する機能を有する情報のことである。具体的に、販売促進情報は、例えばお買い得商品に関する情報や、各顧客にカスタマイズされたクーポン等のように、顧客の購買意欲を直接的に惹起する情報を含む。また、販売促進情報は、お買い得商品やクーポンの対象商品を材料として作ることができる料理のレシピや、特定の商品等の購入により享受することができるキャンペーンや景品サービスに関する情報等のように、顧客の購買意欲を間接的に惹起する情報を含む。これらの販売促進情報は、各小売店及び各メーカーから通信ネットワーク80を介して管理業者に提供された情報に基づいて、管理業者により構成される。なお、以下の説明において特に区別する必要がない場合は、これらの販売促進情報を単に「広告」と表記することもある。
サーバ装置50は、管理業者に設けられるホストコンピュータである。サーバ装置の機能構成については後述する。
POS(Point of Sales:販売時点情報管理)装置60(60a,60b)は、小売店A及び小売店Bにそれぞれ設けられる装置であり、例えばキャッシュレジスターとコードリーダーを含んで構成される。POS装置60は、顧客が商品等を購入する際に、商品に付された識別子(例えばバーコード)をコードリーダーにより読み取ることにより商品情報を取得し、取得された商品情報を販売日時等と併せて購買履歴データベース70に送信する。
購買履歴データベース70には、POS装置60から送信される購買履歴情報が格納される。なお、図1では説明の便宜上、2つのPOS装置60a及び60bが示されているが、購買履歴データベース70には、全国の多数のPOS装置から購買履歴情報が逐次又は所定の間隔で定期的に送信され、例えば毎日数百万人程度の膨大な数の顧客による購買履歴情報が格納される。
図2は、購買履歴データベース70に格納されるデータの一例のイメージを示す図である。購買履歴データベース70には、商品情報と、当該商品等を購入した顧客をオフラインで識別する顧客識別子とが対応付けられて購買履歴情報として格納されている。具体的に、購買履歴情報は、例えば、商品等を購入した小売店の会員ID、商品品目、商品ID、価格、購入日時、購入場所等を含む。なお、本実施形態では、商品IDとして、異なる小売店において販売される同一の商品を統一的に識別することができる商品識別子が用いられてもよい。これにより、小売店ごとに異なる分類又は商品名で登録された商品や、個人により製造された野菜等の生鮮食品であっても一元的に管理することができる。
管理業者は、情報処理端末40を用いて購買履歴データベース70を参照することができる。これにより、管理業者は、購買履歴データベース70に格納された購買履歴情報に基づいて、商品の販売動向や顧客ごとの購買行動の傾向等を解析する。
次に、図3から図5を参照して、販売促進システム1における処理方法について説明する。図3は、本実施形態における情報処理端末30とサーバ装置50の機能構成の一例を示す図である。なお、情報処理端末10、20及び40は、情報処理端末30と同様の構成とすることができるため、詳細な説明を省略する。
情報処理端末30は、機能的な構成として、例えば、制御部100と、入出力部101と、記憶部102と、通信部103と、を有する。情報処理端末30は、物理的な構成として、例えば、CPU(Central Processing Unit)及びメモリを含む制御ユニット、通信ユニット、入出力ユニット、記憶ユニット等を備えて構成される。CPUがメモリに格納された所定のプログラムを実行することにより各機能が実現する。
サーバ装置50は、機能的な構成として、例えば、登録受付部200と、購買履歴情報取得部201と、広告構成部202と、広告提供部203と、閲覧判定部204と、購買評価部205と、記憶部206と、通信部207と、を有する。サーバ装置50は、物理的な構成として、例えば、CPU及びメモリを含む制御ユニット、通信ユニット、入出力ユニット、記憶ユニット等を備えて構成される。CPUがメモリに格納された所定のプログラムを実行することにより各機能が実現する。サーバ装置50が備える各機能のうち、登録受付部200と、購買履歴情報取得部201と、広告構成部202と、広告提供部203と、閲覧判定部204と、購買評価部205と、について以下に詳細に説明する。
登録受付部200は、各顧客による会員IDの登録を受け付ける。具体的に、各顧客は、管理業者が運営するアプリケーションに自身のログインIDを用いてアクセスし、自身が所有する会員カードに付与された会員ID(すなわち、オフラインの顧客識別子)を登録する。さらに、各顧客は、自身が情報処理端末において使用する他のアプリケーションにおけるアカウントID(すなわち、オンラインの顧客識別子)を登録してもよい。このとき、各顧客は、複数の会員IDや、複数のアカウントIDを登録してもよい。登録された一又は複数の会員IDと一又は複数のアカウントIDは、対応付けられてサーバ装置50の記憶部206に記憶される。ここで、顧客が使用する他のアプリケーションとは、例えば、管理業者が運営する別のアプリケーションであってもよく、あるいはチャット機能を有するアプリケーションなどの他の業者が運営するアプリケーションであってもよい。以下では、チャット機能を有するアプリケーションにおけるアカウントIDが登録される場合を例として説明する。
図4は、記憶部206に格納されるデータの一例のイメージを示す図である。図4に示されるように、記憶部206には、管理業者が管理するアプリケーションのログインIDに対して、オフラインの会員IDとオンラインのアカウントIDとが対応付けられて格納される。当該ログインID及び当該アカウントIDは、いずれも、オンラインにおいて顧客を識別するための顧客識別子(第2の顧客識別子)として機能する。これにより、管理業者は、特定の顧客(以下、「対象顧客」ともいう。)のオフラインでの購買履歴情報と、当該対象顧客のオンラインでのアカウントとを関連付けることができる。
なお、顧客が複数の会員カードを所有していた場合、顧客はこれらの複数の会員カードに付与された会員IDをそれぞれ登録することができる。言い換えると、顧客は、自身が使用するオンラインでの1つのアカウントIDに対して、複数のオフラインの会員IDを対応付けることができる。これにより、管理業者は、同一の顧客による異なる小売店での購買行動を一元的に管理することができ、小売店の枠を超えた顧客の購買行動を分析することができる。
図3に戻り、購買履歴情報取得部201は、購買履歴データベース70を参照して、各顧客の購買履歴情報を取得する。上述のとおり購買履歴情報は会員IDと対応付けられて格納されているため、購買履歴情報取得部201は、当該会員IDに基づいて対象顧客の購買履歴情報を取得することができる。
広告構成部202は、購買履歴情報取得部201により取得された購買履歴情報に基づいて、対象顧客に適するようにカスタマイズされた広告を構成する。広告の構成は、例えば、対象顧客が過去の所定の期間内に購入した商品と同一の商品であること、対象顧客が過去の所定の期間内に購入した商品と類似する商品であること、又は、対象顧客が過去の所定の期間内に購入した商品と同時に購入される頻度が高い商品であること等の分析結果に基づいてなされる。
広告提供部203は、広告構成部202により構成された広告を、アカウントIDにより特定される対象顧客のアプリケーションのアカウント上に電子的に提供する。広告が提供されるタイミングは、例えば、商品等がお買い得となる期間や、クーポンまたはキャンペーン等が実施される期間、あるいは顧客が所定の頻度で定期的に購入している商品であれば、購入の頻度に合致するとき等を含む。なお、管理業者から顧客の情報処理端末に広告が提供されるタイミングは、アプリケーションの動作中に限られない。例えばチャット機能を有するアプリケーションであれば、対象顧客が当該アプリケーションを動作させていない場合であっても、メッセージ等により広告を配信してもよい。
閲覧判定部204は、広告提供部203により提供された広告を対象顧客が実際に閲覧したか否かを判定する。閲覧の判定は、例えば配信された広告が閲覧された状態であることを示す表示(例えば、「既読」表示等)が表示されたか否かによってなされてもよく、あるいは提供された広告がクリック又はタップされたか否かによってなされてもよい。
購買評価部205は、対象顧客による広告に応じた購買行動があったか否かを評価する。例えば、購買評価部205は、閲覧判定部204において対象顧客により閲覧されたと判定された広告に関連する商品が、所定の期間内に対象顧客により購入されたか否かを評価する。具体的には、対象顧客が広告に関連する商品を小売店で購入した場合、この購買履歴情報が購買履歴データベース70に送信される。従って、購買履歴情報取得部201が購買履歴データベース70を参照することにより、商品が対象顧客により購入されたか否かを評価することができる。なお、所定の期間とは、例えば広告が期間限定のクーポン又はキャンペーン等であった場合は、当該クーポン又はキャンペーンの期間であってもよい。これにより、管理業者は、顧客に提供された広告が閲覧されずに対象商品が購入されなかったのか、あるいは広告は閲覧されたものの対象商品の購入に至らなかったのか等を区別することができる。
図5は、記憶部206に格納されるデータの一例のイメージを示す図である。図5に示されるように、記憶部206には、対象顧客のログインID、会員ID及びアカウントIDに加えて、管理業者による広告提供の有無、対象顧客による広告の閲覧の有無、及び対象顧客による関連商品の購入の有無が格納される。このようにして、サーバ装置50では、各顧客に提供した広告の内容や、広告の閲覧状況又は購買状況等が顧客ごとに管理される。
なお、図3においては、サーバ装置50に含まれる各種機能が1つの装置に構成される態様が示されているが、これらの各種機能の一部又は全部はサーバ装置50の外部に構成され、通信ネットワークを介して当該外部の装置にアクセスする態様であってもよい。また、サーバ装置50は、単一のコンピュータより構成されてもよく、あるいはネットワーク上に分散した複数のコンピュータより構成されてもよい。また、単一のコンピュータが複数のサーバ機能を備えてもよい。
次に、図6を参照して、本実施形態に係る販売促進システム1の動作手順について説明する。図6は、販売促進システム1において、顧客に広告が提供される処理工程を示すフローチャートである。
まず、顧客は、管理業者が運営するアプリケーションに自身のログインIDを用いてアクセスし、自身が所有する会員カードの会員IDとアカウントIDを登録する(ステップS100)。これにより、管理業者のサーバ装置50の記憶部206には、ログインIDに対して会員IDとアカウントIDとが対応付けられて格納される。他方、顧客が日々の生活において、小売店Aで商品を購入し、小売店Bでサービスの提供を受けるといったオフラインでの購買行動による購買履歴は、POS装置60を介して、購買履歴データベース70に蓄積されていく。
次に、サーバ装置50の購買履歴情報取得部201は、購買履歴データベース70に格納された各顧客の購買履歴情報を取得する(ステップS101)。続いて、広告構成部202は、取得された購買履歴情報に基づいて、顧客ごとにカスタマイズされた広告を構成する(ステップS102)。続いて、広告提供部203は、構成された広告を対象顧客に向けて電子的に提供する(ステップS103)。広告の提供先は、予め登録された対象顧客のアカウントIDにより特定される。
次に、顧客は、情報処理端末を用いて管理業者から配信された広告を閲覧し、当該広告に基づいて小売店に出向いて商品を購入する(ステップS104)。顧客により商品が購入されると、小売店に設けられたPOS装置60は、購買履歴情報を購買履歴データベース70に送信する(ステップS105)。
サーバ装置50の閲覧判定部204は、配信された広告を顧客が閲覧したか否かを判定する(ステップS106)。続いて、購買評価部205は、購買履歴情報に基づいて、顧客による広告に応じた購買行動があったか否かを評価する(ステップS107)。
上述のとおり、販売促進システム1では、管理業者のサーバ装置50に顧客の会員IDとアカウントIDとが対応付けられて格納され、かつ購買履歴データベース70に購買履歴情報が顧客の会員IDと対応付けられて格納される。これにより、管理業者は、顧客のオフラインでの購買行動に基づいて、顧客ごとにカスタマイズされた広告をオンラインで提供することができる。また、販売促進システム1では、顧客自身による会員ID及びアカウントIDの登録という能動的な行動を契機として広告が提供される。従って、特許文献1に開示されるシステムのように、広告提供者が一方的に広告を配信する構成に比べて、顧客から広告が敬遠されにくくなり、管理業者及び顧客の双方にとって利便性が向上する。
さらに、販売促進システム1によると、顧客が特定のウェブサイトにアクセスしなくても、登録されたアカウントIDに基づいてアプリケーション上に広告を提供することができる。従って、管理業者は、顧客のウェブサイトへのアクセス状況にかかわらず販売促進情報を提供することができる。加えて、販売促進システム1では、オンラインにおける顧客識別子としてアカウントIDが登録されるため、登録時に用いた端末とは異なる端末に対しても同様に広告を配信することができる。従って、特許文献1に開示されるシステムのように、広告が提供される端末が限られる構成に比べて、顧客への広告提供の機会が増加する。
また、販売促進システム1では、サーバ装置50が閲覧判定部204を有することにより、顧客が実際に広告を閲覧したか否かの判定がなされる。これにより、顧客の閲覧の有無が不明であるまま購買行動の分析を行う場合に比べて、広告の販売促進の効果をより高い精度で分析することができる。
さらに、販売促進システム1では、1人の顧客が複数の会員カードを所有していた場合に、これらの複数の会員カードの会員IDが同一の顧客を示す識別子に対応付けられて登録される。これにより、管理業者は、1人の顧客による複数の小売店にまたがった購買行動に基づいて広告を構成することができる。
また、販売促進システム1では、生鮮食品を含む商品等に統一的な識別子が付与されて購買履歴データベース70に格納される。これにより、統一的な識別子が付与されない購買履歴情報を用いる構成に比べて、顧客による購買行動の分析の精度が向上し、結果として効果的に販売促進を行うことができる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、他の様々な形で実施することができる。したがって、上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈されるものではない。
例えば、上述の実施形態では、オンラインにおける顧客識別子としてアプリケーションにおけるアカウントIDが用いられる例が示されているが、オンラインにおける顧客識別子はアカウントIDに限られない。オンラインにおける顧客識別子は、例えば、顧客の電子メールアドレス、顧客が使用する情報処理端末のIPアドレス、あるいは管理業者が提供するアプリケーション又はウェブサイトに顧客がアクセスした際に管理業者のサーバ装置から顧客の情報処理端末に付与されるcookie等であってもよい。電子メールアドレスが識別子として用いられた場合、管理業者は販売促進情報として顧客に電子メールを送信してもよく、IPアドレス又はcookieが識別子として用いられた場合、管理業者は顧客が情報処理端末を用いてウェブサイトを閲覧している際にバナー等を表示させることにより販売促進情報を提供してもよい。
また、上述の実施形態では、オフラインでの購買履歴情報が購買履歴データベース70に格納され、当該購買履歴情報に基づいて広告が構成される例が示されているが、これに加えて、オンラインでの購買履歴が購買履歴データベース70又は新たなデータベースに格納され、当該オンラインでの購買履歴情報に基づいて広告が構成されてもよい。この場合、顧客は、上記の会員IDを登録する方法と同様に、オンラインで商品を購入する際に使用するウェブサイト又はアプリケーションでのアカウントIDを登録することとしてもよい。これにより、管理業者は、オフラインでの購買行動に加えてオンラインでの購買行動に基づいた販売促進情報の提示を行うことができる。
また、上述の実施形態では、販売促進情報を構成するために購買履歴情報が用いられる例が示されているが、当該購買履歴情報に加えて、例えば顧客の個人情報を用いて販売促進情報を構成してもよい。顧客の個人情報は、例えば、小売店において顧客が会員カードを作成する際に顧客が入力したり、あるいは顧客が商品の購入後に自身が所有する端末を用いて入力したりすることにより、データベースに格納されてもよい。
また、前述した各処理ステップは処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更し、又は並列に実行することができる。また、各種装置及び端末の構成要素は、上述の実施形態における構成要素に限定されることなく、必要に応じて任意の構成要素を追加することができる。
1…販売促進システム、10a,10b,20a,20b,30a,30b,40…情報処理端末、31a,31b…会員カード、50…サーバ装置(販売促進サーバ)、60a,60b…POS装置、70…購買履歴データベース、80…通信ネットワーク、100…制御部、101…入出力部、102…記憶部、103…通信部、200…登録受付部(受付部)、201…購買履歴情報取得部(取得部)、202…広告構成部(構成部)、203…広告提供部(提供部)、204…閲覧判定部(判定部)、205…購買評価部(評価部)、206…記憶部、207…通信部

Claims (6)

  1. オフラインにおいて顧客を識別するための第1の顧客識別子と、当該第1の顧客識別子により識別される顧客の購買履歴とが対応付けられて格納された購買履歴データベースにアクセス可能な販売促進サーバであって、前記販売促進サーバは、
    顧客から、異なる小売店がそれぞれ発行する異なる複数の第1の顧客識別子の入力を受け付ける受付部と、
    オンラインにおいて前記顧客を識別するための第2の顧客識別子に対して、前記複数の第1の顧客識別子を対応付けて記憶する記憶部と、
    前記購買履歴データベースから、前記記憶部において記憶された前記複数の第1の顧客識別子にそれぞれ対応付けられた前記顧客の複数の購買履歴情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記複数の購買履歴情報であって前記異なる小売店において販売される同一の商品を統一的に識別する商品識別子を含む前記複数の購買履歴情報に基づいて、前記顧客に対する販売促進情報を構成する構成部と、
    前記構成部により構成された販売促進情報を、前記第2の顧客識別子により識別される顧客の端末又はアカウント上に電子的に提供する提供部と、を含む、
    販売促進サーバ。
  2. 前記第2の顧客識別子により識別される顧客が前記提供部により提供された販売促進情報を閲覧したか否かを判定する判定部と、
    前記顧客による前記販売促進情報に応じた購買行動があったか否かを評価する評価部と
    、をさらに含む、
    請求項1に記載の販売促進サーバ。
  3. 前記第2の顧客識別子は、前記顧客が使用する端末のIPアドレスを含む、
    請求項1又は2に記載の販売促進サーバ。
  4. 前記第2の顧客識別子は、前記販売促進サーバから前記端末に提供されるcookieを含む、
    請求項1からのいずれか一項に記載の販売促進サーバ。
  5. オフラインにおいて顧客を識別するための第1の顧客識別子と、当該第1の顧客識別子により識別される顧客の購買履歴とが対応付けられて格納された購買履歴データベースにアクセス可能な販売促進サーバにおいて販売促進処理を実行する方法であって、
    前記販売促進サーバが、
    顧客から、異なる小売店がそれぞれ発行する異なる複数の第1の顧客識別子の入力を受け付けることと、
    オンラインにおいて前記顧客を識別するための第2の顧客識別子に対して、前記複数の第1の顧客識別子を対応付けて記憶部に記憶することと、
    前記購買履歴データベースから、前記記憶部において記憶された前記複数の第1の顧客識別子にそれぞれ対応付けられた前記顧客の複数の購買履歴情報を取得することと、
    取得された前記複数の購買履歴情報であって前記異なる小売店において販売される同一の商品を統一的に識別する商品識別子を含む前記複数の購買履歴情報に基づいて、前記顧客に対する販売促進情報を構成することと、
    構成された販売促進情報を、前記第2の顧客識別子により識別される顧客の端末又はアカウント上に電子的に提供することと、を含む、
    方法。
  6. オフラインにおいて顧客を識別するための第1の顧客識別子と、当該第1の顧客識別子により識別される顧客の購買履歴とが対応付けられて格納された購買履歴データベースにアクセス可能なコンピュータに、
    顧客から、異なる小売店がそれぞれ発行する異なる複数の第1の顧客識別子の入力を受け付けることと、
    オンラインにおいて前記顧客を識別するための第2の顧客識別子に対して、前記複数の第1の顧客識別子を対応付けて記憶部に記憶することと、
    前記購買履歴データベースから、前記記憶部において記憶された前記複数の第1の顧客識別子にそれぞれ対応付けられた前記顧客の複数の購買履歴情報を取得することと、
    取得された前記複数の購買履歴情報であって前記異なる小売店において販売される同一の商品を統一的に識別する商品識別子を含む前記複数の購買履歴情報に基づいて、前記顧客に対する販売促進情報を構成することと、
    構成された販売促進情報を、前記第2の顧客識別子により識別される顧客の端末又はアカウント上に電子的に提供することと、
    を実行させるためのプログラム。
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財布がスッキリ!ポイントカード管理アプリ「Stocard」でスマートに買い物しよう,できるネット,[2022年5月25日検索],[online] ,2016年10月23日,インターネット,<URL>,https://web.archive.org/web/20161023012849/https://dekiru.net/article/14126/

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