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JP7104403B2 - 平紐巻付留具 - Google Patents
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本発明は、平紐巻付留具に関する。
従来、リュックなどに平紐が用いられている。本発明に関連する技術として、例えば、特許文献1には、ケースと、このケース内に回転可能に設けられて外周に紐状体を巻き取るドラムと、このドラムを紐状体の巻き取り方向へ付勢するばねとを備え、紐状体が、ドラムに形成した貫通孔を移動可能な状態に通ってその両端がケースの外部へ導出されると共にケースの外部に配置した外部接続部に接続された紐状体の巻き取り具が開示されている。
特開2014-15308号公報
リュックにおいて様々なところに平紐が用いられているが、肩掛けの長さを調整する平紐などは調整後に余った平紐が長過ぎて困ることがある。例えば、電車内でリュックを床に置いた場合に余った平紐が外側に広がってしまうと他人の靴に踏まれたり、汚れてしまったりと不便なことがある。
本発明の目的は、リュックなどに用いられる余った平紐を巻き付けた状態で留めることを可能とする平紐巻付留具を提供することである。
本発明に係る平紐巻付留具は、所定の長さを有する平紐を巻き付けて留めるための平紐巻付留具であって、前記平紐の端部から巻き付けるために前記平紐の幅方向に沿って伸び、所定の隙間を空けて前記平紐の幅方向に延びる2つの棒部を有する巻回用芯部と、前記巻回用芯部の両端部から延伸し、前記平紐が前記巻回用芯部に巻回されたときの前記平紐の幅方向の動きを規制する2つの規制部と、前記2つの規制部の間にわたって設けられ、前記平紐の幅方向に延び前記2つの棒部に平行に設けられる1つの棒部を有する出入口部と、を備え、前記出入口部は、前記平紐を前記巻回用芯部に巻回する際に前記巻回用芯部と前記2つの規制部との間に形成される空間領域内に前記平紐を出し入れ可能なように設けられ、前記平紐の幅以下で、かつ、前記平紐の厚み以上の幅を有する切欠き部を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る平紐巻付留具において、前記2つの棒部のうち、前記出入口部と反対側に位置する外側の棒部には、前記所定の隙間に前記平紐を出し入れ可能なように設けられるスリット部を有することが好ましい。
また、本発明に係る平紐巻付留具において、前記2つの棒部は、平坦部を有する平棒を含むことが好ましい。
本発明によれば、リュックなどに用いられる余った平紐を巻き付けた状態で留めることができる。
本発明の第一実施形態である平紐巻付留具を示す図である。 本発明の第一実施形態である平紐巻付留具に平紐を巻き付けて留める様子を示す図である。 本発明の第二実施形態である平紐巻付留具を示す図である。 本発明の第三実施形態である平紐巻付留具を示す図である。
以下に、本発明に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、全ての図面において同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、本文中の説明においては、必要に応じそれ以前に述べた符号を用いるものとする。
図1は、本発明の第一実施形態である平紐巻付留具10を示す図である。図2は、平紐巻付留具10に平紐2を巻き付けて留める様子を示す図である。図3は、本発明の第二実施形態である平紐巻付留具20を示す図である。図4は、本発明の第三実施形態である平紐巻付留具30を示す図である。
最初に、図1、図2を用いて、本発明の第一実施形態である平紐巻付留具10について説明する。平紐巻付留具10は、リュックなどに用いられる平紐2を巻き付けて留めるための器具である。平紐2は、綿などの繊維を含む帯状のウェビングであり、リュックの肩掛けの長さを調整する部分などに使われており、余った部分の処置に困ることがある。
平紐2のサイズは、様々であるが、ここでは、一例として、平紐2の幅が25mmで、平紐2の厚みが2mmであるものとして説明するが、もちろん、このサイズは適宜変更可能である。
平紐巻付留具10は、巻回用芯部12と、2つの規制部14a,14bと、出入口部16とを備えている。巻回用芯部12、2つの規制部14a,14b及び出入口部16は、別部材で構成してもよいが、ここでは、同一の材質で一体形成するものとして説明する。
平紐巻付留具10は、図1(a)に示される正面図に示されるように外形が四角形であり、この四角形のサイズの一例として、ここでは、縦(長手方向)の長さが40mmであり、横(短手方向)の長さが31mmに設定されるものとして説明する。
巻回用芯部12、2つの規制部14a,14b及び出入口部16は、適度な柔軟性と強度を有する材質を有するプラスチックなどの樹脂を用いて形成することが好ましいが、もちろん、その他の材質、例えば、ゴム部材や金属部材を用いて形成することも出来る。
巻回用芯部12は、平紐2の端部2aから巻き付けるために平紐2の幅方向に沿って伸び、平坦部を有する棒状を有している。巻回用芯部12は、平紐2の幅方向に延びる2つの棒部12a,12bを有する。
2つの棒部12a,12bは、所定の隙間を空けて設けられ、これにより、空間領域13が形成される。2つの棒部12a,12bのうち、出入口部16と反対側に位置する外側の棒部12bには、空間領域13に平紐2を出し入れ可能なように設けられるスリット部12cが形成されている。
2つの棒部12a,12bは、長手方向の長さが平紐2の幅に合わせた25mmに設定されており、短手方向の長さは6mmに設定することが好ましい。また、2つの棒部12a,12bの厚みは、3mmに設定することが好適である。
2つの棒部12a,12bの所定の隙間は6mmに設定されている。このため、空間領域13の大きさは、6mm×25mmとなる。
棒部12bに形成されたスリット部12cの幅は、平紐2の幅以下で、かつ、平紐2の厚み以上の幅に設定することが好ましく、2mmに設定されている。スリット部12cは、規制部14aからの距離は5mmで、規制部14bからの距離は18mmに設定されている。
2つの規制部14a,14bは、巻回用芯部12の両端部から延伸し、平坦部を有する棒状を有している。平紐2が巻回用芯部12に巻回されたときの平紐2の幅方向の動きを規制する。
2つの規制部14a,14bの長手方向の長さは40mmであり、短手方向の長さは3mmである。2つの規制部14a,14bの厚みは、3mmである。2つの規制部14a,14bの間の距離は、25mmである。
出入口部16は、2つの規制部14の間にわたって設けられる。出入口部16は、平紐2を巻回用芯部12に巻回する際に、巻回用芯部12と2つの規制部14との間に形成される空間領域15内に平紐2を出し入れ可能なように設けられる切欠き部12を有する。
出入口部16は、長手方向の長さが平紐2の幅に合わせた25mmに設定されており、短手方向の長さは6mmに設定することが好ましい。また、出入口部16の厚みは、3mmに設定することが好適である。
出入口部16に形成された切欠き部16aの幅は、平紐2の幅以下で、かつ、平紐2の厚み以上の幅に設定することが好ましく、2mmに設定されている。このような範囲に設定することで、平紐2を捩じって出入口部16から空間領域15内に入れる際に入れることができるが、空間領域15内で捩じりを戻した際には、出入口部16の幅が平紐2の幅よりも小さいため平紐2が出入口部16を出ないようにすることが出来る。切欠き部16は、規制部14bからの距離は5mmで、規制部14aからの距離は18mmに設定されている。
続いて、上記構成の平紐巻付留具10の作用について、図1,図2を用いて説明する。例えば、人(ユーザー)が背負うリュックでは様々なところに平紐2が用いられているが、肩掛けの長さを調整する平紐2などは調整後に余った平紐2が長過ぎて困ることがある。
例えば、電車内でリュックを床に置いた場合に余った平紐2が外側に広がってしまうと他人の靴に踏まれたり、汚れてしまったりと不便なことがあるため、余った平紐2を綺麗にまとめることが望ましい。
そこで、ユーザーは、平紐巻付留具10を取り出し、平紐2の端部2aを図2(a)に示されるように、空間領域15の下方から上方に向けて通過させ、上方に抜けた平紐2の端部2aを図2(b)に示されるように、空間領域13の上方から下方に向けて通過させ、平紐2の端部2aを棒部12bの下部に係合させる状態にする。
平紐2の端部2aと反対側には境界部2bが示されているが、この境界部2bから図示しない平紐2がさらに延伸して肩掛けに繋がっているため、平紐2を2つの棒部12a,12bで構成される巻回用芯部12に巻回するためには、図2(c)に示されるように、平紐2を捩じって平紐2の厚み方向と切欠き部16aの幅方向を一致させて切欠き部16a上で平紐2が起立するような状態する。
その後、平紐2を切欠き部16aの上方から下方に通過させた後に捩じりを戻し、図2(d)に示されるように空間領域15を介して巻回用芯部12に巻回する。切欠き部16aの幅は、平紐2の幅以下で、かつ、平紐2の厚み以上の幅に設定されているため、平紐2を捩じって出入口部16から空間領域15内に入れる際に入れることができるが、空間領域15内で捩じりを戻した際には、平紐2が出入口部16を出ないようにすることが出来る。
その後、図2(b)~図2(d)に示される手順を繰り返して巻回用芯部12に所定回数巻き付けた後、図2(e)のように平紐2を出入口部16の下部で係合させるようにする。
図2では、平紐2と平紐巻付留具10との関係を分かりやすくするために、平紐2の厚みを無くして透明の状態の紐で記載したが、実際には、平紐2は厚みも色も有するため、巻回した後は、図1(c)のような状態となる。
図1(c)のような状態になると、平紐2は2つの棒部12a,12bに跨って所定回数巻き付けられており、巻回された残りの平紐2は出入口部16の下部に係合される状態で境界部2bを介してさらに延伸して肩掛けに繋がる。
このように、所定回数巻き付けられることで、平紐2の幅方向の動きが規制部14a,14bによって規制されつつ巻回状態が維持されることになる。仮に巻回が解かれる方向に力が作用したとしても平紐2が出入口部16によって動きが規制されるため、平紐2が解けることを抑制することができる。また、棒部12a,12bは平坦部を有しているため、平紐2を巻き付けやすいという効果がある。
平紐巻付留具10を用いることで余った平紐2を図1(c)のような状態になるように巻き付けるだけで、輪ゴムや面ファスナーなどを用いて固定する必要なく平紐2を留めることが出来るため、見た目もすっきりした状態で余った平紐2を収納することができるという利点がある。これにより、仮に電車内の床にリュックを置いた場合であっても平紐2の余りが外側に広がることがないため、他人に踏まれたり、汚れたりするといったことを防止することができる。
また、平紐巻付留具10は、スリット部12cが形成されているため、図2(a)に示される状態から図2(b)に示される状態に移行しようとする際に、平紐2の端部2aの幅方向をスリット部12cの幅方向と一致させることで、容易に空間領域13に入れることができるという利点がある。
なお、平紐巻付留具10は、2つの棒部12a,12bの間に空間領域13を設けて、平紐2の端部を棒部12bの下部に係合させることが好ましいが、空間領域13を無くして2つの棒部12a,12bを1つの平棒部にしたものに平紐2を巻き付けるようにしてもよい。
次に、本発明の第二実施形態である平紐巻付留具20について説明する。平紐巻付留具20は、平紐巻付留具10と同様に、リュックなどに用いられる平紐2を巻き付けて留めるための器具である。
平紐巻付留具20は、2つの棒部22a,22bを有する巻回用芯部22と、2つの規制部24a,24bと、出入口部26とを備えており、平紐巻付留具10との相違点は、切欠き部26aとスリット部22cとの位置関係のみであり、その他の構成は同じである。
切欠き部26a及びスリット部22cは、棒部24a,24bから11.5mmの距離に形成されており、すなわち、出入口部26及び棒部12bの真ん中に形成されている。
平紐巻付留具20は、切欠き部26a及びスリット部22cの位置が平紐巻付留具10と異なる。位置の相違により、平紐2を捩じって空間領域23,25への入れる際の位置関係が変わるだけで、その他の構成は同じであるため、平紐巻付留具10と同様の効果を奏する。
次いで、本発明の第三実施形態である平紐巻付留具30について説明する。平紐巻付留具30は、平紐巻付留具20と同様に、リュックなどに用いられる平紐2を巻き付けて留めるための器具である。
平紐巻付留具30は、2つの棒部32a,32bを有する巻回用芯部32と、2つの規制部34a,34bと、出入口部36とを備えており、平紐巻付留具20との相違点は、切欠き部36aとスリット部32cの幅のみであり、その他の構成は同じである。
切欠き部36a及びスリット部32cは、棒部34a,34bから7mmの距離に形成されており、すなわち、切欠き部36a及びスリット部32cの幅は、11mmとなる。
平紐巻付留具30は、切欠き部36a及びスリット部32cの幅が平紐巻付留具20の切欠き部26a及びスリット部22cより大きい。切欠き部36a及びスリット部32cの幅が大きくなることにより、平紐2を捩じって空間領域33,35へ入れやすいという利点がある。また、その他の構成は同じであるため、平紐巻付留具20と同様の効果を奏する。
2 平紐、2a 端部、2b 境界部、10 平紐巻付留具、12 巻回用芯部、12a,12b 棒部、12c スリット部、13 空間領域、14a,14b 規制部、16 出入口部、16a 切欠き部、20 平紐巻付留具、22 巻回用芯部、22a,22b 棒部、22c スリット部、23,25 空間領域、24a,24b 規制部、24a,24b 棒部、26 出入口部、26a 切欠き部、30 平紐巻付留具、32 巻回用芯部、32a,32b 棒部、32c スリット部、34a,34b 規制部、34a,34b 棒部、36 出入口部、36a 切欠き部。

Claims (3)

  1. 所定の長さを有する平紐を巻き付けて留めるための平紐巻付留具であって、
    前記平紐の端部から巻き付けるために前記平紐の幅方向に沿って伸び、所定の隙間を空けて前記平紐の幅方向に延びる2つの棒部を有する巻回用芯部と、
    前記巻回用芯部の両端部から延伸し、前記平紐が前記巻回用芯部に巻回されたときの前記平紐の幅方向の動きを規制する2つの規制部と、
    前記2つの規制部の間にわたって設けられ、前記平紐の幅方向に延び前記2つの棒部に平行に設けられる1つの棒部を有する出入口部と、
    を備え、
    前記出入口部は、前記平紐を前記巻回用芯部に巻回する際に前記巻回用芯部と前記2つの規制部との間に形成される空間領域内に前記平紐を出し入れ可能なように設けられ、前記平紐の幅以下で、かつ、前記平紐の厚み以上の幅を有する切欠き部を含むことを特徴とする平紐巻付留具。
  2. 請求項に記載の平紐巻付留具において、
    前記2つの棒部のうち、前記出入口部と反対側に位置する外側の棒部には、前記所定の隙間に前記平紐を出し入れ可能なように設けられるスリット部を有することを特徴とする平紐巻付留具。
  3. 請求項又は請求項に記載の平紐巻付留具において、
    前記2つの棒部は、平坦部を有する平棒を含むことを特徴とする平紐巻付留具。
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