Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP7107811B2 - 系統計画策定支援システムおよび方法 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP7107811B2 - 系統計画策定支援システムおよび方法 - Google Patents

系統計画策定支援システムおよび方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7107811B2
JP7107811B2 JP2018201678A JP2018201678A JP7107811B2 JP 7107811 B2 JP7107811 B2 JP 7107811B2 JP 2018201678 A JP2018201678 A JP 2018201678A JP 2018201678 A JP2018201678 A JP 2018201678A JP 7107811 B2 JP7107811 B2 JP 7107811B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plan
equipment
power system
information
basic information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018201678A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020067941A (ja
JP2020067941A5 (ja
Inventor
佳久 岡本
泰之 多田
晋也 末永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2018201678A priority Critical patent/JP7107811B2/ja
Priority to PCT/JP2019/040492 priority patent/WO2020085150A1/ja
Publication of JP2020067941A publication Critical patent/JP2020067941A/ja
Publication of JP2020067941A5 publication Critical patent/JP2020067941A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7107811B2 publication Critical patent/JP7107811B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q50/00Information and communication technology [ICT] specially adapted for implementation of business processes of specific business sectors, e.g. utilities or tourism
    • G06Q50/06Energy or water supply
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JELECTRIC POWER NETWORKS; CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J3/00Circuit arrangements for AC mains or AC distribution networks
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S10/00Systems supporting electrical power generation, transmission or distribution
    • Y04S10/50Systems or methods supporting the power network operation or management, involving a certain degree of interaction with the load-side end user applications

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Primary Health Care (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Description

本発明は、系統計画策定支援システムおよび方法に関する。
高度経済成長期に大量導入された系統設備の経年劣化により、電力系統の信頼性の低下が懸念されている。一方、昨今の電力需要の低迷により、一般送配電事業者の託送料金収入が減少している。一般送配電事業者では、電力系統の信頼性を担保しつつ、設備投資を効率化することが課題となっており、信頼性と経済性を両立した系統計画の策定が求められる。
特許文献1には、系統設備の保守または更新を計画対象とし、系統設備の故障に起因する電力供給の支障リスクを低下させるとともに、所定期間内における系統設備の保守費用または更新費用を最小にする系統計画を策定する技術が開示されている。
特開2010-027044号公報
従来技術によれば、系統構成は変化しないという前提の下で、系統設備の保守または更新について計画を策定できるが、昨今の託送料金収入の減少を踏まえると、系統設備の保守または更新だけでは足りず、系統構成の変更を伴う対策まで含めた系統計画が必要である。すなわち、コスト削減に向けた系統設備の除却または統廃合や、収益力強化に向けた系統設備の新設または増強などの、系統構成の変更を伴う対策まで含めた系統計画の策定が求められている。
系統構成の変更を伴う対策まで含めて系統計画を策定するためには、各々の対策を実行した場合の系統構成下での評価が必要となる。しかし、想定されるすべての対策を総当たりで組み合わせると、系統構成の数が対策数に応じて指数関数的に増加するため、演算量が爆発する。組み合わせ爆発により膨大な数の系統計画が候補として想定される状況下で、演算量を抑え、各々の系統計画候補の費用と効果を網羅的に評価する必要がある。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたもので、その目的は、電力系統の構成の変更に関わる系統計画候補の実行について網羅的に評価できるようにした系統計画策定支援システムおよび方法を提供することにある。
上記課題を解決すべく、本発明に従う系統計画策定支援システムは、系統計画の策定を支援する系統計画策定支援システムであって、系統計画で実施可能な対策の内容と費用とを含む対策情報に基づき、あらかじめ設定される計画期間内の各時間断面において、所定の制約を満たす系統計画候補を生成する計画候補生成部と、現在の電力系統の構成を示す設備基本情報と系統計画候補とに基づいて、系統計画候補に含まれる対策を実行した場合の電力系統の構成を示す更新設備基本情報を、各系統計画候補について時間断面毎に生成する演算部と、時間断面毎に生成された更新設備基本情報に対して、所定の指標に基づく評価値を算出する評価部と、を備える。
本発明によれば、計画期間内の各時間断面において、所定の制約を満たす系統計画候補を生成し、現在の電力系統の構成を示す設備基本情報と系統計画候補とに基づいて、系統計画候補に含まれる対策を実行した場合の更新設備基本情報を各系統計画候補について時間断面毎に生成し、時間断面毎に生成された更新設備基本情報を所定の指標に基づいて評価することができる。
系統計画策定支援システムの全体構成図である。 系統計画装置で実行される処理の流れを示すブロック図である。 対策情報の一例を示す。 計画候補の一例を示す。 設備基本情報の一例を示す。 設備基本情報が表す系統構成の一例を示す。 更新設備基本情報の一例を示す。 更新設備基本情報が表す系統構成の一例を示す。 評価値情報の一例を示す。 計画候補生成部の処理を示すフローチャートである。 演算部の処理を示すフローチャートである。 評価部の処理を示すフローチャートである。 対策間のシナジー効果を示す説明図である。 対策間のシナジー効果の有無を示す説明図である。 対策間のシナジー効果の有無に基づいて形成されるグループの概要を示す説明図である。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。本実施形態では、以下に詳述するように、電力系統の信頼性と一般送配電事業者の経済性とを両立させた系統計画の策定を支援する。
本実施形態では、電力系統に対して系統設備を新設、増強または除却させる対策情報に基づいて、計画期間内のすべての時間断面において所定の制約を満たす系統計画候補を生成する。そして、本実施形態では、各系統計画候補を実施した場合の更新設備基本情報を算出し、それら更新設備基本情報を所定の指標に基づいて評価する。これにより、電力系統の構成変更に係わるすべての系統計画についての評価を少ない演算で実現することができる。したがって、本実施形態の系統計画策定支援システムによれば、電力系統の構成変更に係わるすべての系統計画を網羅的に、かつ効率的に評価することができ、恣意的判断を除外することができ、系統計画の信頼性が向上する。
本実施形態の一態様である系統計画策定支援システムは、系統計画に含める可能性のある対策の実施内容と費用を含む対策情報に基づいて、計画期間内の各時間断面において所定の制約を満たす系統計画候補を生成する計画候補生成手段22と、現在の電力系統を構成する系統設備の設備仕様と接続地点を含む設備基本情報330(図5参照)と、計画候補生成手段22により生成された系統計画候補320(図4参照)とに基づいて、現在の電力系統に対して計画候補生成手段22により生成された系統計画候補320に含まれる対策を実行した後の電力系統を構成する系統設備の設備仕様と接続地点を含む更新設備基本情報340(図7参照)を、各系統計画候補320について時間断面毎に生成する演算手段23と、演算手段23により各系統計画候補320について時間断面毎に生成された更新設備基本情報340に対して、所定の指標の評価値350(図9参照)を算出する評価手段24と、を備える。
このように構成される本実施形態によれば、上述の通り、コスト削減に向けた系統設備の除却・統廃合や、収益力強化に向けた系統設備の新設・増強などの、系統構成の変更を伴う対策の組み合わせ爆発により、膨大な数の系統計画が候補として想定される場合においても、演算量を抑制することができ、各々の系統計画候補の費用と効果を網羅的に評価することができる。
図1~図15を用いて第1実施例を説明する。以下の説明は、本発明の内容の具体例を示すものであり、本発明は以下の説明に限定されず、本明細書に開示される技術的思想の範囲内において当業者による様々な変更および修正が可能である。
(1)システム構成
図1は、本実施例による系統計画策定支援システムの全体構成を示す。系統計画策定支援システムは、例えば、系統計画装置1と、設備情報管理装置2と、計画情報管理装置3とが通信ネットワーク4を介して接続されることにより構成される。
図中では、「部」という言葉を省略して示す。例えば、演算部23は「演算23」と、評価部24は「評価24」と示される。さらに図中では、「記憶部」という言葉を省略して示す場合がある。例えば、対策情報記憶部31は「対策情報31」と、計画候補記憶部32は「計画候補32」と示される。
系統計画策定支援システムの中核を成す系統計画装置1は、例えば一つまたは複数の計算機を用いて実現することができる。系統計画装置1は、例えば、CPU10と、メモリ20と、記憶部30と、入力部40と、出力部50と、通信部60とが内部バス70を介して接続されることにより構成される。系統計画装置1は、図示せぬ回路または機能を備えてもよい。
CPU10は、系統計画装置1の動作を制御するプロセッサである。メモリ20は、主として各種コンピュータプログラムやデータを一時的に記憶するために利用される。後述する設備情報取得部21、計画候補生成部22、演算部23、評価部24、計画情報登録部25は、メモリ20に格納されて保持される。
記憶部30は、例えばハードディスクまたはフラッシュメモリを含んで構成されており、コンピュータプログラムやデータを長期間保持するために利用される。後述する対策情報記憶部31、計画候補記憶部32、設備基本情報記憶部33、更新設備基本情報記憶部34、評価値情報記憶部35は、記憶部30に格納されて保持される。
各機能21~25を実現するためのコンピュータプログラム、およびデータ31~35の一部または全部を記録媒体5に固定し、記録媒体5から系統計画装置1へ転送させることもできる。
入力部40は、系統計画装置1のユーザ(計画作成者)が系統計画装置1に対して情報を入力するための装置である。入力部40は、例えば、キーボード、マウスやタッチパネルなどのポインティングデバイス、マイクロフォン、音声認識装置などを含む。系統計画を策定するユーザは、系統計画装置1を使って系統計画を策定するにあたり、入力部40はから必要な情報を系統計画装置1へ入力する。
出力部50は、系統計画装置1からユーザへ情報を提供するための装置である。出力部50は、例えばディスプレイ、プリンタ、スピーカ、音声合成装置などを含む。系統計画を策定するユーザは、系統計画装置1で生成された系統計画および評価値を出力部50に表示させて確認することができる。
入力部40と出力部50のいずれかまたは両方を、VR(Virtual Reality)装置、AR(Augmented Reality)装置、MR(Mixed reality)装置により実現してもよい。入力部40と出力部50を備える操作端末を別に用意し、その操作端末と系統計画装置1とを通信可能に接続してもよい。操作端末は、例えば、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、携帯情報端末(いわゆるスマートフォンを含む)のように構成されてもよい。
通信部60は、通信ネットワーク4を介して、設備情報管理装置2および計画情報管理装置3と接続されており、通信時のプロトコル制御を実行する。系統計画装置1は、通信部60および通信ネットワーク4を介して、各管理装置2,3と通信する。
設備情報管理装置2は、現在の電力系統を構成する個々の系統設備についての設備仕様および接続地点などの情報を蓄積して管理する計算機である。計画情報管理装置3は、系統計画装置1で生成された系統計画および評価値を蓄積して管理する計算機である。
(2)系統計画装置で実行される処理の流れ
図2を参照して、系統計画装置1で実行される処理を説明する。設備情報取得部21は、設備情報管理装置2から設備基本情報を取得する。設備基本情報は、現在の電力系統を構成する系統設備の設備仕様と接続地点とを含む。設備情報取得部21は、取得した設備基本情報を設備基本情報記憶部33へ格納させる。
計画候補生成部22は、対策情報記憶部31から対策情報を取得し、取得した対策情報に基づいて計画候補を生成し、生成した計画候補を計画候補記憶部32へ格納させる。対策情報は、系統計画に含める可能性のある対策の実施内容と費用とを含む。計画候補は、系統計画の候補である。
演算部23は、計画候補記憶部32から計画候補を取得し、設備基本情報記憶部33から設備基本情報を取得し、取得された計画候補と設備基本情報とに基づいて、更新設備基本情報を生成する。更新設備基本情報は、計画候補に含まれる対策を実行した場合の、電力系統を構成する系統設備の設備仕様と接続地点とを含む。演算部23は、各計画候補について時間断面毎に更新設備基本情報を生成し、生成された更新設備基本情報を更新設備基本情報記憶部34へ格納させる。
評価部24は、更新設備基本情報記憶部34から更新設備基本情報を取得し、取得された更新設備基本情報に基づいて評価値情報を生成し、生成された評価値情報を評価値情報記憶部35へ格納させる。評価値情報とは、更新設備基本情報の各々について、所定の指標に基づいて算出された評価値を含む情報である。
計画情報登録部25は、計画候補記憶部32から計画候補を取得し、評価値情報記憶部35から評価値情報を取得し、取得された計画候補と評価値情報とを計画情報管理装置3へ送信する。
(3)各データベースの詳細
(3-1)対策情報記憶部
図3は、対策情報記憶部31で記憶されている対策情報310の一例である。対策情報310は、例えば、新設情報311、増強情報312、および除却情報313を含むことができる。
新設情報311は、系統設備を新設させる対策の情報を管理するために利用されるテーブルである。新設情報311は対策毎のエントリを有する。1つの対策のエントリは、例えば、対策ID欄3111、設備種別欄3112、接続母線1欄3113、接続母線2欄3114、費用欄3115、設備仕様欄3116を含む。
対策ID欄3111には、対策の識別番号である対策IDが格納される。設備種別欄3112には、新設対象の系統設備の設備種別が格納される。接続母線1欄3113および接続母線2欄3114には、新設対象の系統設備が接続される母線IDが格納される。費用欄3115には、系統設備の新設に要する費用が格納される。設備仕様欄3116には、新設対象の系統設備の設備仕様が格納される。例えば、対策IDが「A1」の対策については、設備種別が「LN」、接続母線1が「A」、接続母線2が「C」、費用が「100k¥」、設備仕様が「設備容量:20」であることが示されている。
増強情報312は、系統設備を増強させる対策の情報を管理するために利用されるテーブルである。増強情報312は対策毎のエントリを有する。1つの対策のエントリは、例えば、対策ID欄3121、設備ID欄3122、費用欄3123、設備仕様欄3124を含む。対策ID欄3121には、対策の識別番号である対策IDが格納される。設備ID欄3122には、増強対象の系統設備の識別番号である設備IDが格納される。費用欄3123には、系統設備の増強に要する費用が格納される。設備仕様欄3124には、増強対象の系統設備の設備仕様が格納される。例えば、対策IDが「B1」の対策については、設備IDが「LN1」、費用が「100k¥」、設備仕様が「設備容量:10」であることが示されている。
除却情報313は、系統設備を除却させる対策の情報を管理するために利用されるテーブルである。除却情報313は対策毎のエントリを有する。1つの対策のエントリは、例えば、対策ID欄3131、設備ID欄3132、費用欄3133を含む。対策ID欄3131には、対策の識別番号である対策IDが格納される。設備ID欄3132には、除却対象の系統設備の識別番号である設備IDが格納される。費用欄3133には、系統設備の除却に要する費用が格納される。例えば、対策IDが「C1」の対策については、設備IDが「SC1」、費用が「50k¥」であることが示されている。
なお、対策情報310の構成は、図3に示す例に限定されない。対策情報310は、例えば、系統設備の改修に係る対策情報や、系統設備の更新に係る対策情報などを含んでもよい。
(3-2)計画候補記憶部
図4は、計画候補記憶部32で記憶されている計画候補320の例である。計画候補320は、電力系統の構成変更に関する対策の集合、すなわち、計画候補を管理するために利用されるテーブルである。対策には、系統設備の新設、増強、除却などがある。
計画候補320は、計画毎のエントリを有する。1つの計画のエントリは、例えば、計画ID欄3201、時間断面欄3202、対策ID欄3203、費用欄3204を含む。計画ID欄3201には、計画の識別番号である計画IDが格納される。時間断面欄3202には、計画期間内の特定時点を示す時間断面が格納される。対策ID欄3203には、計画期間の時間断面において実行される対策の識別番号である対策IDが格納される。費用欄3204には、計画に含まれる対策に要する費用が格納される。例えば、計画IDが「P1」の計画について、時間断面が「2019」の計画については、対策IDが「{A1、C1}」、費用が「150k¥」であることが示されている。
(3-3)設備基本情報記憶部
図5は、設備基本情報記憶部33で記憶されている設備基本情報の一例である。図5では一例として、設備基本情報330を示す。
設備基本情報330は、現在の電力系統に接続されている系統設備の接続母線および設備仕様などの情報を管理するために利用されるテーブルである。設備基本情報330は、系統設備毎のエントリを有する。1つの系統設備のエントリは、例えば、設備ID欄3301、接続母線1欄3302、接続母線2欄3303、設備仕様欄3304を含む。
設備ID欄3301には、系統設備の識別番号である設備IDが格納される。接続母線1欄3302および接続母線2欄3303には、系統設備の接続される母線IDが格納される。設備仕様欄3304には、系統設備の設備仕様が格納される。例えば、設備IDが「G1」の系統設備については、接続母線1が「A」、接続母線2が「なし」、設備仕様が「設備容量:20」であることが示されている。
図6は、図5で述べた設備基本情報330により示される系統構成である。設備基本情報330において、各系統設備が接続する母線を定めることにより、系統構成が一意に決定される。
(3-4)更新設備基本情報記憶部
図7は、更新設備基本情報記憶部34に記憶されている更新設備基本情報340の一例である。
更新設備基本情報340は、系統設備の新設、増強、除却などの対策を実行した場合の、電力系統に接続されている系統設備の接続母線および設備仕様などの情報を管理するために利用されるテーブルである。更新設備基本情報340は、系統設備毎のエントリを有する。1つの系統設備のエントリは、例えば、設備ID欄3401、接続母線1欄3402、接続母線2欄3403、設備仕様欄3404を含む。
設備ID欄3401には、系統設備の識別番号である設備IDが格納される。接続母線1欄3402および接続母線2欄3403には、系統設備の接続母線IDが格納される。設備仕様欄3404には、系統設備の設備仕様が格納される。例えば、設備IDが「G1」の系統設備については、接続母線1が「A」、接続母線2が「なし」、設備仕様が「設備容量:20」であることが示されている。
図8は、図7で述べた更新設備基本情報340により示される系統構成である。更新設備基本情報340において、各系統設備が接続する母線を定めることにより、系統構成が一意に決定される。
(3-5)評価値情報記憶部
図9は、評価値情報記憶部35で記憶されている評価値情報350の例である。評価値情報350は、系統計画毎の対策実行に要する費用と得られる効果などの情報を管理するために利用されるテーブルである。評価値情報350は、系統計画毎のエントリを有する。1つの系統計画のエントリは、例えば、計画ID欄3501、時間断面欄3502、評価値欄3503を含む。
計画ID欄3501には、系統計画の識別番号である計画IDが格納される。時間断面欄3502には、計画期間内の特定時点を示す時間断面が格納される。評価値欄3503には、計画候補についての各種評価値が格納される。評価値としては、例えば、対策に要する費用、送電ロス、再生可能エネルギーの出力合計などがある。例えば、計画IDが「P1」の計画候補について、時間断面が「2019」の評価値は、対策費用が「1500k¥」、送電ロスが「100」、再生可能エネルギー出力合計が「50」であることが示されている。
(4)各処理フローの詳細
図10~図15を用いて、系統計画装置1の計画候補生成部22、演算部23、評価部24のそれぞれにおいて実行される処理を説明する。なお、各処理は、メモリ20に格納されているコンピュータプログラムをCPU10で実行することにより実現される。
(4-1)計画候補生成部
図10のフローチャートに示すように、計画候補生成部22は、対策情報と制約情報とに基づいて、計画候補320を生成する。具体的な一例は後述する。
計画候補生成部22は、所定の制約を満たす対策集合を生成する(S101)。所定の制約とは、例えば、単時間断面あたりの費用の上限、系統設備を新設する数の上限などである。ステップS101では、あらかじめ設定された複数の制約の中からいずれか一つの制約を所定の制約として選択し、あらかじめ用意された対策群の中から所定の制約を満たす対策の集合を一つまたは複数生成する。
計画候補生成部22は、対象集合の系列の初期値を選択する(S102)。計画候補生成部22は、対策集合系列を1つ選択する(S103)。
計画候補生成部22は、ステップS103で選択された対策集合系列と排他関係にある対策集合をすべて選択し、選択された各対策集合を対策集合系列に追加する(S104)。計画候補生成部22は、すべての対策集合系列についてステップS104の処理を実行し終えたか否かを判定し(S105)、肯定結果を得るとステップS106に進み、否定結果を得るとステップS103へ戻る。
ステップS105で否定結果を得た場合(S105:NO)、計画候補生成部22は、ステップS103において選択する対策集合系列を、未処理の他の対策集合系列へ順次切り替えながら、ステップS103~S104の処理を繰り返す。
計画候補生成部22は、すべての時間断面についてステップS103~S105の処理を実行し終えたか否かを判定し(S106)、肯定結果を得るとステップS107へ進み、否定結果を得るとステップS103へ戻る。
ステップS106で否定結果を得た場合(S106:NO)、計画候補生成部22は、ステップS103において選択する対策集合系列を、未処理の他の対策集合系列に順次切り替えながら、ステップS103~S105の処理を繰り返す。
計画候補生成部22は、すべての対策集合についてステップS102~S106の処理を実行し終えたか否かを判定し(S107)、肯定結果を得ると本処理を終了し、否定結果を得るとステップS102へ戻る。
図3で述べた新設情報311、増強情報312、除却情報313を例に、計画候補生成部22の処理の例を説明する。ここでは、2019年から2023年までの系統計画を生成するものとする。所定の制約として、時間断面の間隔は1年、単時間断面あたりの費用の上限は20万円(200k¥)である。以下では、所定の制約を制約と略記する場合がある。
計画候補生成部22は、ステップS101において、図3に示す新設情報311、増強情報312、除却情報313に基づき、制約を満たす対策集合を生成する。ここでは、単時間断面あたりの費用上限20万円という制約の下、{A1}、{A2}、{A3}、{A4}、{B1}、{B2}、{B3}、{C1}、{C2}、{C3}、{A1、B1}、{A1、C1}、{A2、C1}、{B1、C1}、{B2、C1}、{C1、C2}、{ }の計17通りの対策集合が生成される。
計画候補生成部22は、ステップS102において、ステップS101で生成された17通りの対策集合の中から、1つの対策集合を初期値として選択する。ここでは例として{A1}を選択する。計画候補生成部22は、ステップS103において、対策集合系列を1つ選択する。ここでは、対策集合系列が{A1}の1つのみのため、{A1}が選択される。
計画候補生成部22は、ステップS104において、ステップS103で選択された対策集合系列{A1}と排他関係にある対策集合をすべて選択し、選択された各対策を系列に追加する。
ステップS101において生成された17通りの対策集合のうち、対策集合系列{A1}と排他関係にある対策集合は{A2}、{A3}、{A4}、{B1}、{B2}、{B3}、{C1}、{C2}、{C3}、{A2、C1}、{B1、C1}、{B2、C1}、{C1、C2}、{ }の計14通りである。これらの対策集合を対策集合系列{A1}へ追加することにより、計14通りの対策集合系列が生成される。計画候補生成部22は、ステップS105において、すべての対策集合系列についてステップS104の処理を実行し終えたか否かを判定する。
ここでは、対策集合系列は{A1}の1つのみのため、肯定結果を得て、ステップS106へ進む。計画候補生成部22は、ステップS106において、すべての時間断面についてステップS103~S105の処理を実行し終えたか否かを判定する。ここでは、まだ「2019年」の処理しか完了していないため、否定結果を得て、ステップS103へ戻る。以上の処理を繰り返すことにより、計画候補生成部22は、計画期間内で所定の制約を満たす計画候補を生成する。
(4-2)演算部
図11のフローチャートに示すように、演算部23は、設備基本情報と計画候補とに基づいて、更新設備基本情報340を生成する。
演算部23は、計画候補記憶部32に記憶された計画候補320の中から系統計画を1つ選択する(S201)。演算部23は、ステップS201で選択された系統計画の時間断面を1つ選択する(S202)。演算部23は、ステップS201で選択された系統計画について、ステップS202で選択された時間断面の対策を実行した場合の更新設備基本情報340を初期化する(S203)。
演算部23は、ステップS201で選択された系統計画について、ステップS202で選択された時間断面に含まれる対策から、対策を1つ選択する(S204)。演算部23は、ステップS204で選択された対策について、対策種別が「除却」であるか否かを判定し(S205)、肯定結果を得るとステップS206に進み、否定結果を得るとステップS207に進む。
ステップS205で肯定結果を得た場合(S205:YES)、演算部23は、除却する系統設備の情報を更新設備基本情報340から削除する(S206)。ステップS205で否定結果を得た場合(S205:NO)、演算部23は、新設または増強する系統設備の情報を更新設備基本情報340へ追加する(S207)。
演算部23は、すべての対策についてステップS205~S207の処理を実行し終えたか否かを判定し(S208)、肯定結果を得るとステップS209へ進み、否定結果を得るとステップS204へ戻る。ステップS208で否定結果を得た場合(S208:NO)、演算部23は、ステップS204において選択される対策を、未処理の他の対策に順次切り替えながら、ステップS205~S207の処理を繰り返す。
演算部23は、すべての時間断面についてステップS203~S208の処理を実行し終えたか否かを判定し(S209)、肯定結果を得るとステップS210へ進み、否定結果を得るとステップS202へ戻る。ステップS209で否定結果を得た場合(S209:NO)、演算部23は、ステップS202において選択する時間断面を、未処理の他の時間断面に順次切り替えながら、ステップS203~S208の処理を繰り返す。
演算部23は、すべての系統計画についてステップS202~S209の処理を実行し終えたか否かを判定し(S210)、肯定結果を得ると本処理を終了し、否定結果を得るとステップS201へ戻る。ステップS210で否定結果を得た場合(S210:NO)、演算部23は、ステップS201において選択される系統計画を、未処理の他の系統計画に順次切り替えながら、ステップS202~S209の処理を繰り返す。
ここで、図4に示す計画候補320と図5に示す設備基本情報330とを用いて、図11の処理を実行する場合の例を説明する。
演算部23は、ステップS201において、図4に示す計画候補320から、系統計画を1つ選択する。ここでは、計画IDが「P1」の系統計画が選択される。
演算部23は、ステップS202において、時間断面を1つ選択する。この例では「2019」が選択される。演算部23は、ステップS203において、ステップS201で選択された系統計画の持つ各対策のうち、ステップS202で選択された時間断面の対策を実行した場合に生成される更新設備基本情報340の内容を初期化する。ここでは、ステップS202で選択された時間断面の1つ前の時間断面の設備基本情報330を更新設備基本情報340の初期値とする。
演算部23は、ステップS204において、ステップS201で選択された系統計画について、ステップS202で選択された時間断面に実行する対策を1つ選択する。ここでは、対策ID「A1」の対策が選択されるものとする。
演算部23は、ステップS205において、ステップS204で選択された対策の種別が「除却」であるか否かを判定する。ここでは、対策ID「A1」の対策の種別が「新設」であるため、否定結果を得て(S205:NO)、ステップS207へ進む。
演算部23は、ステップS207において、新設または増強する系統設備の情報を更新設備基本情報340へ追加する。ここでは、ステップS202で初期化された更新設備基本情報340に、対策ID「A1」により新設される系統設備の情報が追加される。
演算部23は、ステップS208において、すべての対策についてステップS205~S207の処理を実行し終えたか否かを判定する。ここでは、対策ID「C1」の対策が完了していないため、否定結果を得て(S208:NO)、ステップS204へ戻る。以上の処理を繰り返すことにより、演算部23は、各計画候補320の持つ各系統計画について、時間断面毎の更新設備基本情報340を生成する。
(4-3)評価部
図12のフローチャートに示すように、評価部24は、更新設備基本情報340と評価指標情報に基づき評価値情報350を生成する。
評価部24は、評価指標情報から評価指標を1つ選択する(S301)。評価部24は、時間断面を1つ選択する(S302)。評価部24は、ステップS301で選択された評価指標について、対策情報310に示される個々の対策間のシナジー効果を算出する(S303)。ここで、シナジー効果(相乗効果)とは、例えば、複数の対策を独立に実行した場合に得られる効果と、それら複数の対策を同時に実行した場合に得られる効果の差分である。
評価部24は、ステップS303で算出されたシナジー効果に基づき、個々の対策間のシナジー効果の有無を判定し、シナジー効果有りと判定された対策同士をグループ化する(S304)。例えば、シナジー効果が所定の閾値以上であれば「シナジー効果有り」と判定し、シナジー効果が所定の閾値未満であれば「シナジー効果無し」と判定するルールを用いることにより、シナジー効果の有無を判定できる。
評価部24は、ステップS304で生成されたグループの中からグループを1つ選択する(S305)。評価部24は、ステップS305で選択されたグループに含まれる対策の全組み合わせについて、ステップS301で選択された評価指標の評価値を算出する(S306)。
評価部24は、すべてのグループについてステップS306の処理を実行し終えたか否かを判定し(S307)、肯定結果を得るとステップS308へ進み、否定結果を得るとステップS305へ戻る。ステップS307で否定結果を得た場合(S307:NO)、演算部204は、ステップS305において選択するグループを、未処理の他のグループに順次切り替えながら、ステップS306の処理を繰り返す。
評価部24は、各更新設備基本情報340に基づき、ステップS301で選択された評価指標の評価値の近似解を算出する(S308)。評価部24は、すべての時間断面についてステップS303~S308の処理を実行し終えたか否かを判定し(S309)、肯定結果を得るとステップS310に進み、否定結果を得るとステップS302に戻る。ステップS309で否定結果を得た場合(S309:NO)、演算部204は、ステップS302において選択する時間断面を、未処理の他の時間断面に順次切り替えながら、ステップS303~S308の処理を繰り返す。
評価部24は、すべての評価指標についてステップS302~S309の処理を実行し終えたか否かを判定し(S310)、肯定結果を得ると本処理を終了し、否定結果を得るとステップS301へ戻る。ステップS310で否定結果を得た場合(S310:NO)、演算部204は、ステップS301において選択する評価指標を、未処理の他の評価指標に順次切り替えながら、ステップS302~S309の処理を繰り返す。
図13~図15を用いて、本処理の例を説明する。評価部24は、ステップS301において、評価指標を1つ選択する。ここでは例として、「再生可能エネルギー出力合計」という評価指標を選択する。
評価部24は、ステップS302において、時間断面を1つ選択する。ここでは例として、「2019年」を選択する。評価部24は、ステップS303において、対策情報に示される個々の対策間のシナジー効果を算出する。
図13は、図3の新設情報311、増強情報312、除却情報313に示す10通りの対策間のシナジー効果を算出した結果の例を示す。例えば、対策ID「A2」と対策ID「A3」を同時に実行すると、「A2」と「A3」とをそれぞれ独立して実行した場合に比べ、シナジー効果により、「再生可能エネルギ出力合計」が「5.7」増加する。
評価部24は、ステップS303で算出されたシナジー効果に基づき、個々の対策間のシナジー効果の有無を判定し、「シナジー効果有り」と判定された対策同士をグループ化する。ここでは、シナジー効果の有無を判定する閾値を「5.0」として、個々の対策間のシナジー効果の有無を判定する。
図14は、シナジー効果の有無の判定結果を示す。ここでは、シナジー効果有りと判定された対策同士を丸印で表している。例えば、対策ID「A2」と対策ID「A3」とは「シナジー効果有り」と判定されており、丸印が付されている。
図15は、シナジー効果の有無の判定結果に基づいて形成されたグループを表す。図15において、対策間の結線はシナジー効果が有ることを表している。以下、対策IDで特定される対策を、対策IDで呼ぶ場合がある。すなわち、対策ID「A2」を持つ対策を、対策「A2」または「A2」と呼ぶ。
図15では、「A1」と「B2」と「B3」とで1グループ(以下、グループG1)、「A2」と「A3」と「A4」と「B1」と「C1」で1グループ(以下、グループG2)、「C2」と「C3」で1グループ(以下、グループG3)の、計3グループが形成されている。評価部24は、ステップS305でグループを1つ選択する。ここでは例として、グループG1を選択する。
評価部24は、選択されたグループの全対策パターンの評価値を計算する。「A1」と「B2」と「B3」からなるグループG1の場合は、{A1}、{B2}、{B3}、{A1、B2}、{A1、B3}、{B2、B3}、{A1、B2、B3}の計7通りの対策パターンが存在する。そこで、評価部24は、合計7つの対策パターンのそれぞれについて、対策パターンに含まれる対策を実行した場合の電力系統についての評価値を算出する。
評価部24は、ステップS307ですべてのグループについてステップS306の処理を実行し終えたか否かを判定する。ここではまだグループG2とグループG3とが残っているため、否定結果を得る(S307:NO)。
評価部24は、すべてのグループについてステップS306の処理を実行し終えた後、ステップS308において、各々の更新設備基本情報340に対する評価値の近似解を算出する。例えば、更新設備基本情報340の表す系統構成が、「A1」と「B2」と「C2」の対策を実行した場合の系統構成であるとする。
この場合、ステップS306で算出された、グループG1の{A1、B2}の評価値と、グループG3の{C2}の評価値とに基づいて、更新設備基本情報340についての評価値の近似解を算出できる。例えば、グループG1の{A1、B2}と、グループG3の{C2}との間にはシナジー効果が無いため、各々の評価値を足し合わせることにより、「A1」と「B2」と「C2」との対策を実行した場合の系統構成に対する評価値の近似解を得ることができる。
10通りの対策がある場合、最大で1024通り(=210)通りの評価値を算出しなければならないところ、本実施例では、グループ毎の評価値に基づいて近似解を算出するため、41通り(=(8-1)+(32-1)+(4-1))の評価値だけ算出すればよい。評価部24は、ステップS309とステップS310において、すべての時間断面とすべての評価指標について、ステップS303~S308の処理を実行し終えたか否かを判定し、肯定結果を得られるまでステップS303~S308の処理を繰り返す。以上の処理を繰り返すことにより、評価部24は、各更新設備基本情報についての評価値を算出する。
このように構成される本実施例によれば、あり得る対策群のすべてについて計算するのではなく、所定の制約を満たす対策の組合せをグループ化して計算対象を減らし、評価することができる。これにより、ユーザが効率的かつ公正に対策の実施可否を判定できるように支援することができ、系統計画策定支援システムの使い勝手が向上する。
なお、本発明は上記した実施例に限定されず、様々な変形例が含まれる。例えば、上記実施例は本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明したすべての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成を置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、本発明の各構成要素は、任意に取捨選択することができ、取捨選択した構成を具備する発明も本発明に含まれる。さらに特許請求の範囲に記載された構成は、特許請求の範囲で明示している組合せ以外にも組み合わせることができる。
シナジー効果のある対策をグループ化する例の変形例として、互いに影響を及ぼさないと思われる対策同士でグループ化してもよい。例えば、遠く離れた異なる場所において、系統設備を変更(新設、増強、除却)したとしても、互いに影響しない場合がある。すなわち例えば、送電線や変圧器などの特定の装置を共有していない対策同士を分断するようにしてグループ化してもよい。あるいは、特定の装置を共有する対策同士をグループ化してもよい。
1:系統計画装置、2:設備情報管理装置、3:計画情報管理装置、4:通信ネットワーク、21:設備情報取得部、22:設備計画候補生成部、23:演算部、24:評価部、25:計画情報登録部、31:対策情報記憶部、32:計画候補記憶部、33:設備基本情報記憶部、34:更新設備基本情報記憶部、35:評価値情報記憶部

Claims (10)

  1. 系統計画の策定を支援する系統計画策定支援システムであって、
    系統計画で実施可能な対策の内容と費用とを含む対策情報に基づき、あらかじめ設定される計画期間内の各時間断面において、所定の制約を満たす系統計画候補を生成する計画候補生成部と、
    現在の電力系統の構成を示す設備基本情報と前記系統計画候補とに基づいて、前記系統計画候補に含まれる対策を実行した場合の電力系統の構成を示す更新設備基本情報を、前記各系統計画候補について前記時間断面毎に生成する演算部と、
    前記時間断面毎に生成された更新設備基本情報に対して、所定の指標に基づく評価値を算出する評価部と、
    を備える系統計画策定支援システム。
  2. 前記計画候補生成部は、
    前記各時間断面において、前記系統計画候補に含まれる対策の費用の合計が所定の費用以下である系統計画候補を生成する、
    請求項1に記載の系統計画策定支援システム。
  3. 前記計画候補生成部は、
    前記対策の母集団から、前記各時間断面において所定の制約を満たす部分集合である対策集合を抽出し、
    前記抽出された対策集合が互いに排他関係となるように、前記対策集合を前記各時間断面に割り当てることにより、前記各時間断面において前記所定の制約を満たす系統計画候補を生成する、
    請求項1に記載の系統計画策定支援システム。
  4. 前記演算部は、
    前記各時間断面のうち最初の時間断面について前記更新設備基本情報を生成する場合、前記設備基本情報に基づいて、対象とする時間断面の更新設備基本情報を初期化し、
    前記系統計画候補に含まれる対策を実行した場合に新設される系統設備の情報を、前記対象とする時間断面の更新設備基本情報に追加し、
    前記系統計画候補に含まれる対策を実行した場合に増強される系統設備について、前記対象とする時間断面の更新設備基本情報を更新し、
    前記系統計画候補に含まれる対策を実行した場合に除却される系統設備の情報を、前記対象とする時間断面の更新設備基本情報から削除する、
    請求項1に記載の系統計画策定支援システム。
  5. 前記演算部は、
    前記各時間断面のうち最初の時間断面以外の時間断面について前記更新設備基本情報を生成する場合、対象とする時間断面の一つ前の時間断面の更新設備基本情報に基づいて、前記対象とする時間断面の更新設備基本情報を初期化し、
    前記系統計画候補に含まれる対策を実行した場合に新設される系統設備の情報を、前記対象とする時間断面の更新設備基本情報に追加し、
    前記系統計画候補に含まれる対策を実行した場合に増強される系統設備について、前記対象とする時間断面の更新設備基本情報を更新し、
    前記系統計画候補に含まれる対策を実行した場合に除却される系統設備の情報を、前記対象とする時間断面の更新設備基本情報から削除する、
    請求項1に記載の系統計画策定支援システム。
  6. 前記評価部は、
    前記対策を所定の基準に基づき複数のグループに分類し、
    前記各グループについて、グループに含まれる対策の実行有無の組み合わせパターンをすべて生成し、
    前記各組み合わせパターンについて、実行有の対策を実行した場合の電力系統に対して所定の指標に基づく評価値を算出し、
    前記各組み合わせパターンについての前記評価値に基づいて、互いに異なるグループに所属する対策を実行した場合の更新設備基本情報に対して、前記評価値の近似値を算出する、
    請求項1に記載の系統計画策定支援システム。
  7. 前記評価部は、
    前記対策を、前記対策が実施される地点が所属する組織に基づいて、複数のグループに分類する、
    請求項6に記載の系統計画策定支援システム。
  8. 前記評価部は、
    複数の対策を独立して実行する場合の効果と前記複数の対策を同時に実行する場合の効果との差分を算出し、
    前記効果の差分に基づき、前記複数の対策間に相乗効果が発生しているか判定し、
    前記相乗効果の有無に基づいて前記対策を分類する、
    請求項6に記載の系統計画策定支援システム。
  9. 前記評価部は、前記対策を、前記電力系統において互いに影響しないことを基準にグループ化する、
    請求項6に記載の系統計画策定支援システム。
  10. 計算機により系統計画の策定を支援する系統計画策定支援方法であって、
    前記計算機は、
    系統計画で実施可能な対策の内容と費用とを含む対策情報に基づき、あらかじめ設定される計画期間内の各時間断面において、所定の制約を満たす系統計画候補を生成する計画候補生成ステップと、
    現在の電力系統の構成を示す設備基本情報と前記系統計画候補とに基づいて、前記系統計画候補に含まれる対策を実行した場合の電力系統構成を示す更新設備基本情報を、前記各系統計画候補について前記時間断面毎に生成する演算ステップと、
    前記時間断面毎に生成された更新設備基本情報に対して、所定の指標に基づく評価値を算出する評価ステップと、
    を実行する系統計画策定支援方法。
JP2018201678A 2018-10-26 2018-10-26 系統計画策定支援システムおよび方法 Active JP7107811B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018201678A JP7107811B2 (ja) 2018-10-26 2018-10-26 系統計画策定支援システムおよび方法
PCT/JP2019/040492 WO2020085150A1 (ja) 2018-10-26 2019-10-15 系統計画策定支援システムおよび方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018201678A JP7107811B2 (ja) 2018-10-26 2018-10-26 系統計画策定支援システムおよび方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2020067941A JP2020067941A (ja) 2020-04-30
JP2020067941A5 JP2020067941A5 (ja) 2021-07-26
JP7107811B2 true JP7107811B2 (ja) 2022-07-27

Family

ID=70332010

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018201678A Active JP7107811B2 (ja) 2018-10-26 2018-10-26 系統計画策定支援システムおよび方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7107811B2 (ja)
WO (1) WO2020085150A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7496286B2 (ja) * 2020-10-20 2024-06-06 株式会社日立製作所 電力系統の構成を変更する系統計画の作成を支援するシステム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016139280A (ja) 2015-01-28 2016-08-04 株式会社日立製作所 計画支援装置及び方法
JP2016158347A (ja) 2015-02-24 2016-09-01 株式会社日立製作所 送電設備計画支援システム及び方法
JP2018152935A (ja) 2017-03-10 2018-09-27 三菱電機株式会社 電力系統状態推定装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016139280A (ja) 2015-01-28 2016-08-04 株式会社日立製作所 計画支援装置及び方法
JP2016158347A (ja) 2015-02-24 2016-09-01 株式会社日立製作所 送電設備計画支援システム及び方法
JP2018152935A (ja) 2017-03-10 2018-09-27 三菱電機株式会社 電力系統状態推定装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2020085150A1 (ja) 2020-04-30
JP2020067941A (ja) 2020-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Urdaneta et al. A hybrid genetic algorithm for optimal reactive power planning based upon successive linear programming
US9728971B2 (en) Apparatus and method for optimal phase balancing using dynamic programming with spatial consideration
Sun et al. Network partitioning strategy for parallel power system restoration
You et al. An efficient heuristic for series–parallel redundant reliability problems
Liu et al. Restoration of power distribution systems with multiple data centers as critical loads
Lin Distributed optimal power flow with discrete control variables of large distributed power systems
Huang et al. A branch-and-cut benders decomposition algorithm for transmission expansion planning
JP4486657B2 (ja) 要員配置最適化プログラム、要員配置最適化方法および要員配置最適化装置
El-Gallad et al. Particle swarm optimizer for constrained economic dispatch with prohibited operating zones
Teshome et al. Comprehensive mixed‐integer linear programming model for distribution system reconfiguration considering DGs
Arya et al. Differential evolution applied for reliability optimization of radial distribution systems
CN108829501A (zh) 一种基于改进遗传算法的批处理科学工作流任务调度算法
CN113408779A (zh) 新能源汇集网络的多目标规划方法、装置和计算机设备
Keshavarz et al. Efficient upper and lower bounding methods for flowshop sequence-dependent group scheduling problems
Yang A modified biogeography‐based optimization for the flexible job shop scheduling problem
JP7107811B2 (ja) 系統計画策定支援システムおよび方法
CN111078380B (zh) 一种多目标任务调度方法及系统
CN115879742A (zh) 配电网改造方法、系统、电子设备及存储介质
CN111222788B (zh) 面向综合能源系统多场景的两阶段随机规划方法和装置
Babaeinejadsarookolaee et al. Grid Operation Enhancement via Network Topology Optimization With Sparse Tableau Formulation
CN112564085B (zh) 电采暖配变最大用电负荷预测方法及系统
CN114492896B (zh) 配电网扩展规划方法、装置、计算机设备和存储介质
Ramezani et al. Mitigating Cascading Failures by Enhancing N-2 Security Using a Unified Preventive-Corrective Generation Rescheduling Approach
CN114418063A (zh) 神经网络模型中网络层的分配方法与装置
Mahdavi et al. Evaluation of GA performance in TNEP considering voltage level, network losses and number of bundle lines

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210506

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210506

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220705

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220714

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7107811

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150