JP7108974B2 - Spacer for Insulation Penetration Clamp - Google Patents
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Description
本発明は、電線からバイパス線等を引き出すときに使用され且つ電線の被覆を貫通する接触刃を備えるクランプに着脱可能な被覆貫通クランプ用スペーサに関する。 TECHNICAL FIELD The present invention relates to a spacer for a clamp that penetrates a wire and that is attachable to and detachable from a clamp that is used to pull out a bypass wire or the like from the wire and has a contact blade that penetrates the wire sheath.
従来、架空電線等からバイパス線や接地線を引き出すため使用されるクランプが知られている(特許文献1)。例えば、クランプは、図14に示すように、可動接触台312と、可動接触台312を上昇させるノブ361と、可動接触台312と共に電線を狭持可能な電線保持部310と、可動接触台312に設けられた接触刃311と、接触刃311に電気的に接続された端子取付け部317と、を備える。また、クランプ301は、ピン320により電線保持部310に接続された電線保持板302を備える。このクランプ301では、可動接触台312が上昇することで、接触刃311が電線の被覆(絶縁被覆)に接触してこの被覆を貫通する。
2. Description of the Related Art Conventionally, a clamp is known that is used to pull out a bypass wire or a ground wire from an overhead wire or the like (Patent Document 1). For example, the clamp, as shown in FIG. and a
電線保持部310には、通常の電線の径と略等しい幅を有する凹溝315が設けられている。電線保持板302には、凹溝315の幅よりも狭く且つ細径の電線の径と略等しい幅を有する凹溝323が設けられている。また、電線保持板302は、ピン320を中心に回動することにより、電線保持部310と重なる姿勢と、電線保持部310と重ならない姿勢とを取り得る。このクランプ301において電線保持板302の姿勢を電線の径に応じて変化させることで、太径、細径いずれの電線も安定的にクランプ301に狭持される。例えば、細径の電線の被覆を貫通する場合、電線保持板302を電線保持部310に重ねると、細径の電線が、幅の狭い電線保持板302の凹溝323で挟まれるため、安定的にクランプ301に狭持される。
The
前記クランプ301では、電線保持板302が電線保持部310と重なる状態において、太径の電線を可動接触台312に載置することができる構成であるため、細径の電線を狭持すべきところを太径の電線を狭持してしまうとの誤りが生じるおそれがある。
The
本発明は、細径の電線を正確且つ安定的に狭持可能な被覆貫通クランプ用スペーサを提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide a spacer for through-cover clamps capable of accurately and stably clamping a thin electric wire.
本発明の被覆貫通クランプ用スペーサは、内側に幅広溝が設けられた上顎部と、前記幅広溝に接近及び離間可能に対向配置されると共に該幅広溝に接近した状態において該幅広溝との間で電線を狭持する下顎部と、を備える被覆貫通クランプであって、前記上顎部の内周面が前記幅広溝を規定する第一の内周面、及び、該第一の内周面から外方に延びると共に前記下顎部との間で前記幅広溝に対して電線を出し入れする出入口を形成する第二の内周面を含む被覆貫通クランプに着脱可能な被覆貫通クランプ用スペーサであって、前記被覆貫通クランプに固定可能な固定部と、前記固定部に接続され、且つ、内側に前記幅広溝よりも幅の狭い幅狭溝が設けられた本体部と、前記本体部に接続された先端部と、を備え、前記固定部が前記被覆貫通クランプに固定された状態において、前記本体部は、前記幅狭溝が前記下顎部と対向するように前記上顎部の前記第一の内周面の内側に配置され、前記先端部は、前記上顎部の前記第二の内周面の延びる方向に延びると共に、前記出入口を狭くすべく、前記第二の内周面と前記下顎部との間に配置される。 The spacer for coating penetrating clamp of the present invention is provided between an upper jaw part having a wide groove on the inner side thereof and the wide groove in a state in which the upper jaw part is arranged so as to be able to approach and separate from the wide groove and is close to the wide groove. a lower jaw for clamping a wire at a first inner peripheral surface in which the inner peripheral surface of the upper jaw defines the wide groove; and from the first inner peripheral surface A sheathing penetration clamp attachable/detachable to a sheathing penetration clamp including a second inner peripheral surface extending outwardly and forming, between the lower jaw and the wide groove, a port through which a wire is inserted into and removed from the wide groove, a fixing portion that can be fixed to the covering penetrating clamp; a main body portion connected to the fixing portion and provided with a narrow groove narrower than the wide groove inside; and a tip connected to the main body portion. and a portion, and in a state in which the fixing portion is fixed to the coating penetrating clamp, the main body portion is arranged on the first inner peripheral surface of the upper jaw portion such that the narrow groove faces the lower jaw portion. and the tip portion extends in the direction in which the second inner peripheral surface of the upper jaw extends, and between the second inner peripheral surface and the lower jaw to narrow the doorway. placed in
かかる構成によれば、スペーサがクランプに取り付けられた状態において、幅狭溝が下顎部と対向配置されるため、該幅狭溝に細径の電線を安定的に狭持可能である。また、このスペーサがクランプに取り付けられた状態において、スペーサの先端部が下顎部と第二の内周面の間において出入口を狭くするように配置されるため、出入口からの太径の電線の侵入を抑えることができる。 According to such a configuration, when the spacer is attached to the clamp, the narrow groove is arranged to face the lower jaw, so that the thin electric wire can be stably clamped in the narrow groove. In addition, when the spacer is attached to the clamp, the tip of the spacer is arranged between the lower jaw and the second inner peripheral surface so as to narrow the doorway. can be suppressed.
また、前記被覆貫通クランプ用スペーサでは、前記固定部は、互いに接近及び離間可能に構成され、接近した状態において前記上顎部の厚み方向における両側面に引っ掛かることで前記上顎部に固定される一対の爪部を含んでもよい。 Further, in the above-mentioned spacer for a through-covering clamp, the fixing parts are configured to be able to approach and separate from each other, and in the approached state, a pair of fixing parts are fixed to the upper jaw by hooking on both side surfaces in the thickness direction of the upper jaw. It may also include claws.
かかる構成によれば、スペーサにおける一対の爪部がクランプの上顎部の両側面に引っ掛かることにより、スペーサがクランプに安定的に取り付けられる。 According to such a configuration, the spacer is stably attached to the clamp by hooking the pair of claws of the spacer on both side surfaces of the upper jaw of the clamp.
さらに、前記被覆貫通クランプ用スペーサでは、前記上顎部の両側面には凹部が形成されており、前記一対の爪部は前記両側面の凹部に嵌合係止するように構成されてもよい。 Further, in the above-mentioned spacer for a through-cover clamp, recesses may be formed on both side surfaces of the upper jaw, and the pair of claws may be configured to be fitted and locked to the recesses on the both side surfaces.
かかる構成によれば、上顎部の両側面の凹部に一対の爪部がそれぞれ嵌合係止することで、スペーサがクランプに確実に取り付けられる。 According to this configuration, the pair of claws are fitted and locked to the concave portions on both side surfaces of the upper jaw, respectively, so that the spacer can be reliably attached to the clamp.
以上より、本発明によれば、細径の電線を正確且つ安定的に狭持可能な被覆貫通クランプ用スペーサを提供することができる。 As described above, according to the present invention, it is possible to provide a spacer for a sheath penetrating clamp that can hold a small-diameter electric wire accurately and stably.
以下、本発明の一実施形態について、図1~図9を参照しつつ説明する。本実施形態に係る被覆貫通クランプ用スペーサ(以下、「スペーサ」とも称する)は、図1及び図2に示すように、被覆貫通クランプ(以下、「クランプ」とも称する)1に着脱可能である。クランプ1は、電線(例えば、架空電線等)からバイパス線や接地線を引き出すため使用される。具体的に、クランプ1は、電線の径の大きさに応じてスペーサ2を着脱することで、電線の被覆(絶縁被覆)を貫通することにより、電線とバイパス線や接地線とを接続する。
An embodiment of the present invention will be described below with reference to FIGS. 1 to 9. FIG. As shown in FIGS. 1 and 2, the coating penetrating clamp spacer (hereinafter also referred to as "spacer") according to the present embodiment can be attached to and detached from the coating penetrating clamp (hereinafter also referred to as "clamp") 1. The
クランプ1は、図1~図3に示すように、内側に幅広溝15が設けられた上顎部10と、幅広溝15に接近及び離間可能に対向配置されると共に幅広溝15に接近した状態において幅広溝15との間で電線を狭持する下顎部11と、を備える。さらに、クランプ1は、下顎部11の下方に位置する台座13と、上顎部10及び台座13を連結する連結部14と、長尺状であり且つ長尺方向における長さを伸縮可能な基台16と、外部端子を取り付け可能な端子取付部17と、を備える(図1及び図3参照)。
As shown in FIGS. 1 to 3, the
上顎部10の内周面100は、幅広溝15を規定する第一の内周面101と、第一の内周面101から外方に延びると共に、下顎部11との間で幅広溝15に対して電線を出し入れする出入口12を形成する第二の内周面102と、を含む。本実施形態の上顎部10の厚み方向における両側面107には、凹部108が設けられている。本実施形態の第一の内周面101は、水平方向における両側にそれぞれ延びる一対の傾斜部位103と、一対の傾斜部位103から外方にそれぞれ延びる一対の平坦部位104と、を有する(図2及び図3参照)。このような第一の内周面101の構成により、上顎部10の幅広溝15は、上側ほど水平方向における幅がより狭くなるテーパ状の受け部分105と、受け部分105に対して下方において連続し且つ水平方向における幅が均一である下方延在部分106と、を有する。尚、一対の傾斜部位103の水平方向における中心は、例えば、第一の内周面101の水平方向における中心軸線C上に位置する。また、一対の傾斜部位103同士の境界、及び、傾斜部位103と平坦部位104との境界は、それぞれ、面取りされている。本実施形態の第二の内周面102は、一方の傾斜部位103から外方に延びている。
The inner
尚、上顎部10の幅広溝15が下顎部11と共に狭持可能な電線の径は、幅広溝15の水平方向における幅W15と等しい或いは小さい寸法であると共に、クランプ1が取り外された状態における出入口12の幅W1と等しい或いは小さい寸法である(図3参照)。クランプ1が取り外された状態における出入口12の幅W1は、例えば、下顎部11の上端縁から第二の内周面102までの最短距離である。
The diameter of the wire that can be clamped by the
基台16は、下顎部11に接続され且つこの軸方向において進退可能な軸体160と、軸体160と接続され且つ軸体160の軸を中心軸として回転することにより軸体160を進退させるノブ161と、を有する。
The
下顎部11は、幅広溝15に対して接近及び離間するよう移動可能(図1、図3における上下方向に移動可能)である。下顎部11は、幅広溝15に対して接近した状態において、電線3、4に接触可能な接触刃111と、接触刃111が取り付けられた本体112と、本体112の両側に接続された一対の板状のカバー113と、を有する。本体112における接触刃111の配置された側と反対側(図1、図3における下側)の端縁に軸体160が接続されているため、下顎部11は、軸体160が進退することにより幅広溝15に対して接近及び離間するよう移動可能である。具体的に、この軸体160が進出することにより下顎部11が上昇する際には、まず、カバー113が電線3、4に接触するまで接触刃111、本体112、及び、カバー113が一体的に上昇する。その後、カバー113や本体112の上下方向における位置が固定されたまま、接触刃111が電線3、4に接触して電線3、4の被覆を貫通するまで、接触刃111が上昇する(図8及び図9参照)。
The
カバー113の上面114は、幅広溝15に対して最も接近した状態において(電線3、4に接触した状態において)、細径の電線3及び太径の電線4のいずれも安定的に載置すべく、凹形状を有するよう緩やかに湾曲した曲面を有する(図3参照)。本実施形態の上面114における上端位置(最も高い箇所)は、上顎部10の第二の内周面102と共に、クランプ1にスペーサ2が取り付けられていない状態における出入口12の幅W1を規定している。本実施形態の上面114における下端位置(最も低い箇所)は、上面114の水平方向における中心に位置すると共に、幅広溝15の中心軸線C上に位置している。
The
接触刃111は、端子取付部17と電気的に接続されているため、電線3、4の被覆を貫通した状態において、電線3、4と端子取付部17とを電気的に接続する。本実施形態の接触刃111は、水平方向において離間して一対設けられている。また、一対の接触刃111の水平方向における中心は、幅広溝15の中心軸線C上に位置している。
Since the
端子取付部17は、下顎部11の本体112に接続されているため、下顎部11(本体112)の上下方向における移動に伴い、上下方向に移動する。また、端子取付部17には、バイパス線や接地線が取り付け可能である。そのため、端子取付部17は、接触刃111が電線3、4の被覆(絶縁被覆)を貫通している状態において、電線3、4とバイパス線や接地線とを電気的に接続する。
Since the
台座13の水平方向における中心には、軸体160が挿通される孔が設けられている。台座13の厚み方向における両側面130には、凹部131が設けられている。
A hole through which the
連結部14の厚み方向における両側面140には、凹部141が設けられている。連結部14の凹部141の上端は、上顎部10の両側面107の凹部108と連続している。連結部14の凹部141の下端は、台座13の両側面130の凹部131と連続している。
以上のクランプ1の構成により、下顎部11が、この上面114の水平方向における中心と上顎部10の第一の内周面101の水平方向における中心とが中心軸線C上に揃った状態で、幅広溝15に対して接近及び離間するよう移動可能である。
With the above configuration of the
スペーサ2は、クランプ1に固定可能な固定部20と、固定部20に接続され、且つ、幅広溝15よりも幅の狭い幅狭溝23が設けられた本体部21と、本体部21に接続された先端部22と、を備える(図1及び図2参照)。
The
固定部20は、例えば、クランプ1の上顎部10に固定可能である。具体的に、固定部20は、固定部20の一部である固定手段が、上顎部10の一部に引っ掛かることにより、上顎部10に固定される(図1及び図4~図7参照)。本実施形態の固定部20は、固定手段として、一対の爪部201を有する。また、本実施形態の固定部20は、本体部21及び一対の爪部201にそれぞれ接続された一対の板部202と、一対の板部202にそれぞれ接続された一対の開閉手段203と、を有する。
The fixing
一対の爪部201は、互いに接近及び離間可能に構成され、接近した状態において上顎部10の両側面107に引っ掛かることで、上顎部10に固定される(図1参照)。具体的に、一対の爪部201は、両側面107の凹部108に嵌合係止するように構成されている。また、一対の爪部201は、それぞれ、締結手段(例えば、ボルト)により一対の板部202の内側に固定されている。より具体的に、一対の爪部201の内周面204の一部は、上顎部10の両側面107の凹部108に面接触している(図6参照)。
The pair of
一対の開閉手段203は、内側に向かって付勢された付勢手段(例えば、圧縮コイルばね)を含む。そのため、一対の開閉手段203は、開閉可能である(互いに接近及び離間可能である)。具体的に、一対の開閉手段203は、外側に付勢された状態において開き(互いに離間し、図7参照)、力がかかっていない状態で閉じる(互いに接近する、図6参照)。さらに、一対の開閉手段203は、それぞれ、締結手段(例えば、ボルト)により一対の板部202の内側に固定されている。一対の板部202の内面は、例えば、上顎部10の両側面107のうち凹部108を除く部位の一部に面接触している。
The pair of opening/closing means 203 includes biasing means (for example, compression coil springs) biased inward. Therefore, the pair of opening/closing means 203 can be opened and closed (can be moved toward and away from each other). Specifically, the pair of opening/closing means 203 are opened (away from each other, see FIG. 7) in an outwardly biased state, and closed (close to each other, see FIG. 6) in an unloaded state. Further, the pair of opening/closing means 203 is fixed inside the pair of
以上の構成により、固定部20は、一対の開閉手段203が、外側に引っ張られることにより開くと、一対の板部202も外側に開き、一対の爪部201も互いに離間した状態になるため、上顎部10から取り外される(図7参照)。また、固定部20は、一対の開閉手段203が、力がかかっていない状態となり閉じると、一対の板部202も内側に閉じ、一対の爪部201も互いに接近した状態になり、上顎部10に取り付けられる(図6参照)。尚、一対の開閉手段203は、両側に引っ張られることにより開いてもよいし、一方が固定された状態で他方が外側に引っ張られることにより開いてもよい。
With the above configuration, when the pair of opening/closing means 203 is pulled outward to open the fixing
本体部21は、固定部20がクランプ1に固定された状態(以下、固定状態とも称する)において、幅狭溝23が下顎部11と対向するように、上顎部10の第一の内周面101の内側に配置される(図1参照)。また、本体部21は、例えば、幅狭溝23を規定する内周面230と、内周面230の反対側に設けられる外周面231と、を有する(図2参照)。
The
本体部21は、上顎部10の幅広溝15の中心軸線Cとスペーサ2の幅狭溝23の中心軸線とを合わせる位置決め手段を有する。尚、位置決め手段は、幅広溝15を規定する第一の内周面101に係合することで、幅狭溝23の水平方向における中心軸線を幅広溝15の中心軸線C上に位置するように、幅狭溝23を位置決めするものである。
The
具体的に、内周面230は、中心軸線Cを中心として水平方向における両側にそれぞれ延びる一対の傾斜面232と、一対の傾斜面232から外方にそれぞれ延びる一対の平坦面233と、を有する。このような内周面230の構成により、幅狭溝23は、上側ほど水平方向における幅がより狭くなるテーパ状の受け部分235と、受け部分235に対して下側において連続し且つ水平方向における幅が均一である下方延在部分236と、を有する。尚、一対の傾斜面232同士の境界、及び、傾斜面232と平坦面233との境界は、それぞれ、面取りされている。
Specifically, the inner
本実施形態の外周面231は、固定状態において、上顎部10の内周面100の少なくとも一部に接触している。具体的に、外周面231は、固定状態において、内周面100の全体(例えば、一対の傾斜部位103及び一対の平坦部位104のいずれも)に面接触している。このように、本実施形態の外周面231は、位置決め手段(幅狭溝23の水平方向における中心軸線を幅広溝15の中心軸線C上となるように、幅狭溝23を位置決めする位置決め手段)として、一対の傾斜面234を有する。この一対の傾斜面234のうち出入口12側に位置する傾斜面234は、上顎部10の内周面100の一対の傾斜部位103のうち出入口12側に位置する傾斜部位103と同じ角度で傾斜している。また、一対の傾斜面234のうち出入口12と反対側に位置する傾斜面234は、上顎部10の内周面100の一対の傾斜部位103のうち出入口12と反対側に位置する傾斜部位103と同じ角度で傾斜している。
The outer
先端部22は、固定状態において、上顎部10の第二の内周面102の延びる方向に延びている。また、先端部22は、固定状態において、電線の出入口12を狭くすべく第二の内周面102と下顎部11との間に配置される。本実施形態の先端部22は、出入口12側を規定する内周面220と、内周面220と反対側に位置する外周面221と、を有する。外周面221は、上顎部10の第二の内周面102に沿った方向に延びると共に、第二の内周面102と対向している。これにより、内周面220は、少なくとも先端部22の厚み(上下方向における厚み)分だけ、第二の内周面102よりも下方に位置している。
The
このような先端部22の構成により、固定状態における出入口12の幅(上下方向における寸法)W2は、スペーサ2がクランプ1から取り外された状態(以下、取付状態とも称する)における出入口12の幅W1よりも狭くなっている(図1参照)。尚、固定状態における出入口12の幅W2と、取り付け状態における出入口12の幅W1との差の寸法は、細径の電線3の径W3(図8参照)よりも大きく、太径の電線4の径W4(図9参照)よりも小さい。
With such a configuration of the
以上のクランプ1やスペーサ2の構成により、細径の電線3や通常径の電線(電線の径が幅狭溝23の水平方向における幅及び固定状態における出入口12の幅W2のいずれとも等しい或いはいずれよりも小さい電線)は、幅狭溝23と下顎部11とにより狭持される(図8参照)。また、太径の電線4(電線の径が、固定状態における出入口12の幅W2よりも大きく、且つ、スペーサ2がクランプ1から取り外された状態における出入口の幅W1と等しい或いはこの幅W1よりも小さい電線)は、上顎部10の幅広溝15と下顎部11とにより狭持される(図9参照)。
With the configuration of the
以上のスペーサ2によれば、スペーサ2がクランプ1に取り付けられた状態において、幅狭溝23が下顎部11と対向配置されるため、幅狭溝23に細径の電線3や通常径の電線を安定的に狭持可能である(図8参照)。また、このスペーサ2がクランプ1に取り付けられた状態において、スペーサ2の先端部22が下顎部11と上顎部10の第二の内周面102の間において出入口12を狭くするように配置されるため、出入口12からの太径の電線4の侵入を抑えることができる。
According to the
また、本実施形態のスペーサ2では、スペーサ2における一対の爪部201がクランプ1の上顎部10の両側面107に引っ掛かることにより、スペーサ2がクランプ1に安定的に取り付けられる。
Further, in the
さらに、本実施形態のスペーサ2では、上顎部10の両側面107の凹部108に一対の爪部201がそれぞれ嵌合係止することで、スペーサ2がクランプ1に確実に取り付けられる。
Furthermore, in the
本実施形態のスペーサ2は、上顎部10の幅広溝15の中心軸線Cとスペーサ2の幅狭溝23の中心軸線とを合わせる位置決め手段を有するため、スペーサ2を上顎部10に対して取り付ける際にスペーサ2と上顎部10との位置決めが適切に行われる。具体的に、スペーサ2の本体部21の外周面231の一対の傾斜面234は、上顎部10の第一の内周面101における一対の傾斜部位103とそれぞれ等しく傾斜しているため(図2参照)、スペーサ2を上顎部10に対して取り付ける際にスペーサ2と上顎部10との位置決めが適切に行われ、スペーサ2の上顎部10への取り付けが安定する。
Since the
また、本実施形態のスペーサ2では、幅狭溝23は、上側ほど水平方向における幅がより狭くなるテーパ状の受け部分235と、受け部分235の下側に連続し且つ水平方向における幅が均一である下方延在部分236と、を有することにより、幅狭溝23の下端の水平方向における幅が狭くなっている。そのため、細径の電線3を幅狭溝23に配置した場合、この電線3が水平方向においてずれにくく、下顎部11と共にこの電線3をより安定的に狭持できる。
In addition, in the
さらに、本実施形態のスペーサ2では、一対の開閉手段203が力のかかっていない状態となることにより閉じると、固定部20は上顎部10に取り付けられるため、スペーサ2のクランプ1への取り付けの際に締結部材等の部材が必要なく、スペーサ2をクランプ1に対して容易に取り付けることができる。また、このスペーサ2は、一対の開閉手段203が外側に付勢されることにより開くと、固定部20は上顎部10から取り外されるため、スペーサ2をクランプ1から容易に取り外すことができる。
Furthermore, in the
尚、本発明のスペーサは、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を追加することができ、また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることができる。さらに、ある実施形態の構成の一部を削除することができる。 It should be noted that the spacer of the present invention is not limited to the above-described embodiment, and it goes without saying that various modifications can be made without departing from the gist of the present invention. For example, the configuration of one embodiment can be added to the configuration of another embodiment, and part of the configuration of one embodiment can be replaced with the configuration of another embodiment. Furthermore, some of the configurations of certain embodiments can be deleted.
例えば、スペーサ2の本体部21における外周面231は、図10に示すように、一対の傾斜部位103のうち一方の傾斜部位103のみに面接触していてもよい。先端部22の外周面221は、上顎部10の第二の内周面102と対して大きく離れていてもよい。具体的に、先端部22の外周面221は、第二の内周面102に対して空間をあけて下方に配置されていてもよい。また、本体部21における外周面231は、図11に示すように、一対の傾斜部位103のそれぞれにおける一部分に接触していてもよい。このような場合においても、スペーサ2がクランプ1に取り付けられた状態において、幅狭溝23に細径の電線3を安定的に狭持可能であると共に、出入口12からの太径の電線4の侵入を抑えることができる。
For example, the outer
尚、先端部22の外周面221は、外周面221は、第二の内周面102と面接触していてもよい。この場合、内周面220は、先端部22の厚み(上下方向における厚み)分だけ、第二の内周面102よりも下方に位置することになる。
The outer
上記実施形態のスペーサ2では、固定部20が上顎部10の厚み方向における両側面107に引っ掛かっていたが、上顎部10の別の箇所に引っ掛かっていてもよい。一対の爪部201は、図12に示すように、上顎部10の幅広溝15を規定する内周面101に引っ掛かっていてもよい。内周面101は、テーパ状の受け部分105からさらに上方に延びた上方延在部分109を有する。上方延在部分109は、円筒形状の空間を規定する。また、上方延在部分109は、外側に凹んだ一対の被係止部位110を有する。一対の被係止部位110は、例えば、水平方向において対向すると共に、半球状に凹んだ空間を規定している。固定部20は、図13に示すように、被係止部位110と対応する半球形状の一対の爪部201と、上方延在部分109により規定される空間に対応する円筒形状の円筒部205と、一対の爪部201のそれぞれと円筒部205とを接続する一対の付勢部材206と、を有する。円筒部205の側面の水平方向における対向する位置には、一対の貫通孔が設けられている。付勢部材206は、円筒部205に設けられた一対の貫通孔内にそれぞれ配置されている。
In the
固定部20が上方延在部分109により規定される空間に侵入すると、一対の爪部201は、内周面101により内側に押されて円筒部205に設けられた貫通孔内に収納される。このとき、一対の付勢部材206は、水平方向における長さが短くなるよう弾性変形することで、外側に向かって付勢されている。さらに、一対の爪部201は、上方延在部分109の一対の被係止部位110に対向する位置に到達すると、付勢部材206が付勢力により弾性変形前の形状(弾性変形前の長さ)に戻ることにより、一対の被係止部位110内に配置され、この被係止部位110に嵌合係止する。この場合においても、上顎部10の一対の被係止部位110に一対の爪部201がそれぞれ嵌合係止することで、スペーサ2がクランプ1に確実に取り付けられる。
When the fixed
また、上記実施形態のスペーサ2では、爪部201が一対設けられていたが、爪部201は、一つ、或いは三つ以上の複数設けられてもよい。尚、スペーサ2の固定手段は、爪部201以外に、締結部材(ボルト)や磁石等といった別の固定部材であってもよい。
Further, in the
1…被覆貫通クランプ(クランプ)、10…上顎部、100…内周面、101…第一の内周面、102…第二の内周面、103…一対の傾斜部位、104…一対の平坦部位、105…受け部分、106…下方延在部分、107…両側面、108…凹部、109…上方延在部分、110…被係止部位、11…下顎部、111…接触刃、112…本体、113…カバー、114…上面、115…上端位置、12…出入口、13…台座、130…両側面、131…凹部、14…連結部、140…両側面140…凹部、15…幅広溝、16…基台、160…軸体、161…ノブ、17…端子取付部、2…被覆貫通クランプ用スペーサ(スペーサ)、20…固定部、201…一対の爪部、202…一対の板部、203…一対の開閉手段、204…内周面、205…円筒部、206…付勢部材、21…本体部、22…先端部、220、230…内周面、221、231…外周面、23…幅狭溝、232、234…一対の傾斜面、233…一対の平坦面、235…受け部分、236…下方延在部分、301…クランプ、302…電線保持板、310…電線保持部、311…接触刃、312…可動接触台、313…端子取付部、315…凹溝、320…ピン、323…凹溝、361…ノブ、W1、W2、W15、W23…幅、W3、W4…径、C…中心軸線
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記被覆貫通クランプに固定可能な固定部と、
前記固定部に接続され、且つ、内側に前記幅広溝よりも幅の狭い幅狭溝が設けられた本体部と、
前記本体部に接続された先端部と、
を備え、
前記固定部が前記被覆貫通クランプに固定された状態において、
前記本体部は、前記幅狭溝が前記下顎部と対向するように前記上顎部の前記第一の内周面の内側に配置され、
前記先端部は、前記上顎部の前記第二の内周面の延びる方向に延びると共に、前記出入口を狭くすべく、前記第二の内周面と前記下顎部との間に配置さ れ、
前記固定部は、互いに接近及び離間可能に構成され、接近した状態において前記上顎部の厚み方向における両側面に引っ掛かることで前記上顎部に固定される一対の爪部を含む、 被覆貫通クランプ用スペーサ。 an upper jaw portion having a wide groove provided therein; and a lower jaw portion disposed opposite to the wide groove so as to be approachable and separable from the wide groove, and holding an electric wire between the wide groove and the wide groove in a state of being close to the wide groove; a first inner peripheral surface with an inner peripheral surface of the upper jaw defining the widened groove; and extending outwardly from the first inner peripheral surface and connecting the lower jaw with the A spacer for a covering penetrating clamp that is attachable to and detachable from a covering penetrating clamp including a second inner peripheral surface that forms an entrance for inserting and removing an electric wire with respect to the wide groove therebetween,
a fixing part that can be fixed to the sheath penetrating clamp;
a body portion connected to the fixing portion and having a narrow groove narrower than the wide groove provided therein;
a tip connected to the main body;
with
In a state in which the fixing portion is fixed to the covering penetrating clamp,
The body portion is arranged inside the first inner peripheral surface of the upper jaw portion so that the narrow groove faces the lower jaw portion,
The tip portion extends in the direction in which the second inner peripheral surface of the upper jaw extends and is arranged between the second inner peripheral surface and the lower jaw to narrow the entrance. be,
The fixing part includes a pair of claws that are configured to be able to approach and separate from each other, and are fixed to the upper jaw by hooking on both side surfaces in the thickness direction of the upper jaw in an approached state. Spacer for through-coating clamp.
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Applications Claiming Priority (1)
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| JP2018119783A JP7108974B2 (en) | 2018-06-25 | 2018-06-25 | Spacer for Insulation Penetration Clamp |
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ID=69100210
Family Applications (1)
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