JP7111024B2 - 情報処理装置、及び情報処理方法 - Google Patents
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Description
特許文献1では、推定位置と存在位置との一致度に基づき信頼度を判定しているだけで、道路情報を利用していない。これにより、例えば、2つの並行する道路の間の位置において信頼度が高く判定されると、他車両の走行道路を2つの並行する道路のいずれかに確定できず他車両の位置が正確に推定されないおそれがある。他車両の位置が正確に推定されていない状況で車両の操作が行われると出会い頭の衝突事故を防ぐことができない。
本発明と後述の実施形態との対応関係を示すものであり、本発明を限定する趣旨ではない。
なお、本発明とは、特許請求の範囲又は課題を解決するための手段の項に記載された発明を意味するものであり、以下の実施形態に限定されるものではない。また、少なくともかぎ括弧内の語句は、特許請求の範囲又は課題を解決するための手段の項に記載された語句を意味し、同じく以下の実施形態に限定されるものではない。
特許請求の範囲の従属項に記載の構成及び方法、従属項に記載の構成及び方法に対応する実施形態の構成及び方法、並びに特許請求の範囲に記載がなく実施形態のみに記載の構成及び方法は、本発明においては任意の構成及び方法である。特許請求の範囲の記載が実施形態の記載よりも広い場合における実施形態に記載の構成及び方法も、本発明の構成及び方法の例示であるという意味で、本発明においては任意の構成及び方法である。いずれの場合も、特許請求の範囲の独立項に記載することで、本発明の必須の構成及び方法となる。
実施形態に記載した効果は、本発明の例示としての実施形態の構成を有する場合の効果であり、必ずしも本発明が有する効果ではない。
複数の実施形態がある場合、各実施形態に開示の構成は各実施形態のみで閉じるものではなく、実施形態をまたいで組み合わせることが可能である。例えば一の実施形態に開示の構成を、他の実施形態に組み合わせてもよい。また、複数の実施形態それぞれに開示の構成を集めて組み合わせてもよい。
発明が解決しようとする課題に記載した知見や課題は公知の課題ではなく、本発明者が独自に知見したものであり、本発明の構成及び方法と共に発明の進歩性を肯定する事実である。
1.情報処理装置を用いた通信システム
まず、図1を用いて、本実施形態の情報処理装置を用いた通信システムについて説明する。本実施形態の情報処理装置100(本発明の「情報処理装置」に相当)は、自車両400(「自車両」に相当)に搭載され、他車両300(「他車両」に相当)と通信ネットワーク(図示せず)を介して「通信」を行う。
また、「自車両」とは、当該情報処理装置を備える車両であって、車輪を有する自動車、原動機付自転車、軽車両、トロリーバス、及び路面電車の他、車輪を有さず地上を滑走する物体も含む。
また、「他車両」とは、自車両以外の車両であって、車輪を有する自動車、原動機付自転車、軽車両、トロリーバス、及び路面電車の他、車輪を有さず地上を滑走する物体も含む。
次に、図2を用いて、本実施形態の情報処理装置と通信を行う他車両の構成を説明する。
次に、図3を用いて、本実施形態の情報処理装置の構成を説明する。図3は、自車両400に搭載される情報処理装置100の構成を示している。
次に、図10を用いて、これらの処理を、情報処理装置100の動作として説明する。
なお、図10は、情報処理方法を示すだけでなく、情報処理装置で実行されるプログラムの処理手順を示すものである。以下、フローチャートについて同様である。
ステップS11において、道路リンク抽出部106は、地図情報データベース102に備えられた道路区間情報を用いて、誤差分布情報の分布関数における閾値に対応する誤差楕円に含まれ、且つ受信した進行方向情報から特定される他車両300の進行方向に一致する複数の道路リンクを抽出する。
ステップS12において、他車両存在候補点抽出部107は、それぞれの道路リンクにおいて受信した位置情報から特定される他車両300の位置に最も近い他車両存在候補点を抽出する。
ステップS13において、存在確率演算部108は、それぞれの他車両存在候補点の存在確率を、誤差分布情報を用いて演算する。
ステップS14において、道路リンク推定部109は、複数の他車両存在候補点のうち存在確率が最も高い他車両存在候補点を含む道路リンクを他車両300が走行する道路リンクとして推定する。
以上、実施形態1によれば、誤差分布情報を用いて道路リンクを推定し、存在確率を演算することにより、ノイズを排除することができるので、道路上における他車両300の正確な位置を推定し、その位置の情報を活用することができる。
実施形態1の変形例1は、情報処理装置100での他の実施の形態であって、他車両が存在する確率を相対的に評価するための処理を含むものである。
まず、図11を用いて、本実施形態の情報処理装置の構成を説明する。
実施形態1の変形例1における情報処理装置100の構成は、実施形態1の構成に正規化判定部110を追加したものである。
また、「以上」とは、閾値を含む場合はもちろん、含まない場合も含む。
次に、図12を用いて、これらの処理を、情報処理装置100の動作として説明する。
ステップS10~S13は、実施形態1の情報処理装置100の動作と同様である。
ステップS15において、正規化判定部110は、存在確率が最も高い他車両存在候補点の存在確率を正規化し、正規化後の数値が閾値以上であるか否かを判定する。
正規化判定部が、正規化後の数値が閾値以上であると判定した場合、ステップS14において、道路リンク推定部109は、存在確率が最も高い他車両存在候補点を含む道路区間を他車両300が走行する道路区間として推定する。他方、正規化後の数値が閾値以上であると判定しなかった場合、情報処理装置100は動作を終了する。
以上、実施形態1の変形例1によれば、存在確率が最も高い他車両存在候補点の確率が相対的に高い場合に限って他車両300が走行する道路リンクを推定することにより、道路上における他車両300の位置を正確に推定し、その位置の情報を活用することができる。
実施形態1の変形例2は、情報処理装置100での他の実施の形態であって、速度情報に基づき誤差分布情報を修正する処理を含むものである。
まず、図13を用いて、本実施形態の情報処理装置の構成を説明する。
実施形態1の変形例2における情報処理装置100の構成は、実施形態1の構成に誤差分布情報修正部111の構成を追加したものである。
次に、図15を用いて、これらの処理を、情報処理装置100の動作として説明する。
ステップS11~S14は、実施形態1の情報処理装置100の動作と同様である。
ステップS10において、通信装置101は、他車両300から位置情報、進行方向情報、及び誤差分布情報に加えて速度情報を受信する。
ステップS16において、誤差分布情報修正部111は、他車両300から受信した速度情報に基づき、誤差楕円の進行方向の軸長を修正する。
以上、実施形態1の変形例2によれば、誤差楕円の進行方向の軸長を修正することにより抽出する道路リンクを限定することができるため、より高い精度で他車両300が走行する道路リンクを推定することができ、道路上における他車両300の位置を正確に推定し、その位置の情報を活用することができる。
実施形態2は、情報処理装置100での他の実施の形態であって、誤差分布情報を標準誤差分布情報に差し替える処理を含むものである。
図16を用いて、本実施形態の情報処理装置の構成を説明する。図16は、自車両400に搭載された情報処理装置200の構成を示している。
次に、図19を用いて、これらの処理を、情報処理装置200の動作として説明する。
ステップS20において、通信装置101は、通信ネットワークを介して他車両300の通信装置305から位置情報、進行方向情報、及び分布関数に基づいた誤差分布情報を受信する。
ステップS21において、相関判定部204は、他車両から受信した誤差分布情報と、参照誤差分布情報データベース202に備えられた参照誤差分布情報との相関が閾値以下であるか否かを判定する。相関判定部204が、相関が閾値以下であると判定した場合、ステップS22へ進み、その後ステップS23、及びステップS24を経てステップS28へ進む。他方、相関が閾値以下でないと判定した場合、ステップS25へ進み、その後ステップS26、及びステップS27を経てステップS28へ進む。
ステップS22~S24は、実施形態1のステップS11~S13と同様である。
ステップS25において、道路リンク抽出部106は、地図情報データベース102に備えられた道路区間情報を用いて、標準誤差分布情報の分布関数における閾値に対応する誤差楕円に含まれ、且つ受信した進行方向情報から特定される他車両300の進行方向に一致する複数の道路リンクを抽出する。
ステップS26において、他車両存在候補点抽出部107は、それぞれの道路リンクにおいて受信した位置情報から特定される他車両300の位置に最も近い他車両存在候補点を抽出する。
ステップS27において、存在確率演算部108は、それぞれの他車両存在候補点の存在確率を、標準誤差分布情報を用いて演算する。
ステップS28において、道路リンク推定部109は、複数の他車両存在候補点のうち存在確率が最も高い他車両存在候補点を含む道路リンクを他車両300が走行する道路リンクとして推定する。
以上、実施形態2によれば、誤差分布情報の精度が低下する場合であっても、自車両400に備えられた標準誤差分布情報を利用して他車両300が走行する道路リンクを推定することにより、道路上における他車両300の位置を正確に推定し、その位置の情報を活用することができる。
以上、本発明の各実施形態における情報処理装置の特徴について説明した。
Claims (8)
- 自車両(400)に搭載され他車両(300)と通信を行う情報処理装置(100)であって、
前記他車両から位置情報、進行方向情報、及び分布関数に基づいた誤差分布情報を受信する受信部(101)と、
道路区間を示す道路区間情報を備える地図情報データベース(102)と、
前記分布関数における第1の閾値に対応する誤差楕円に含まれ、且つ前記進行方向情報から特定される前記他車両の進行方向に一致する複数の前記道路区間を抽出する道路区間抽出部(106)と、
それぞれの前記道路区間において前記位置情報から特定される前記他車両の位置に最も近い他車両存在候補点を抽出する他車両存在候補点抽出部(107)と、
それぞれの前記他車両存在候補点の存在確率を、前記誤差分布情報を用いて演算する存在確率演算部(108)と、
複数の前記他車両存在候補点のうち前記存在確率が最も高い前記他車両存在候補点を含む前記道路区間を前記他車両が走行する前記道路区間として推定する道路区間推定部(109)と、
を有する情報処理装置。 - 前記道路区間推定部は、さらに、複数の前記他車両存在候補点のうち前記存在確率が最も高い前記他車両存在候補点を他車両の位置として推定する、
請求項1記載の情報処理装置。 - 前記情報処理装置は、さらに、前記存在確率が最も高い前記他車両存在候補点の前記存在確率を正規化し、且つ前記正規化後の数値が第2の閾値以上であるか否かを判定する正規化判定部(110)を有し、
前記正規化判定部が、前記正規化後の数値が前記第2の閾値以上であると判定した場合、前記道路区間推定部は、前記存在確率が最も高い前記他車両存在候補点を含む前記道路区間を前記他車両が走行する前記道路区間として推定する、
請求項1記載の情報処理装置。 - 前記受信部は、さらに、前記他車両から速度情報を受信し、
前記情報処理装置は、さらに、前記速度情報に基づき前記誤差楕円の前記進行方向の軸長を修正する誤差分布情報修正部(111)を有する、
請求項1記載の情報処理装置。 - 前記誤差分布情報は、前記他車両により取得された速度情報に基づき前記他車両で生成される、
請求項1記載の情報処理装置。 - 前記情報処理装置は、さらに、前記位置情報が示す位置において予め収集された参照誤差分布情報を保存する参照誤差分布情報記憶部と、
前記誤差分布情報と前記参照誤差分布情報との相関が第3の閾値以下であるか否かを判定する相関判定部(204)とを有し、
前記相関判定部が、前記相関が前記第3の閾値以下であると判定した場合、前記道路区間抽出部、及び前記存在確率演算部は、前記誤差分布情報を前記自車両が予め備える標準誤差分布情報に変更して、前記道路区間を抽出し、前記存在確率を演算する、
請求項1記載の情報処理装置。 - 自車両に搭載され他車両と通信を行う情報処理装置で実行される情報処理方法であって、
前記他車両から位置情報、進行方向情報、及び分布関数に基づいた誤差分布情報を受信し(S10)、
前記分布関数における第1の閾値に対応する誤差楕円に含まれ、且つ前記進行方向情報から特定される前記他車両の進行方向に一致する複数の前記道路区間を抽出し(S11)、
それぞれの前記道路区間において前記位置情報から特定される前記他車両の位置に最も近い他車両存在候補点を抽出し(S12)、
それぞれの前記他車両存在候補点の存在確率を、前記誤差分布情報を用いて演算し(S13)、
複数の前記他車両存在候補点のうち前記存在確率が最も高い前記他車両存在候補点を含む前記道路区間を前記他車両が走行する前記道路区間として推定する(S14)、
情報処理方法。 - 自車両に搭載され他車両と通信を行う情報処理装置で実行されるプログラムであって、
前記他車両から位置情報、進行方向情報、及び分布関数に基づいた誤差分布情報を受信し(S10)、
前記分布関数における第1の閾値に対応する誤差楕円に含まれ、且つ前記進行方向情報から特定される前記他車両の進行方向に一致する複数の前記道路区間を抽出し(S11)、
それぞれの前記道路区間において前記位置情報から特定される前記他車両の位置に最も近い他車両存在候補点を抽出し(S12)、
それぞれの前記他車両存在候補点の存在確率を、前記誤差分布情報を用いて演算し(S13)、
複数の前記他車両存在候補点のうち前記存在確率が最も高い前記他車両存在候補点を含む前記道路区間を前記他車両が走行する前記道路区間として推定する(S14)、
プログラム。
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