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JP7115299B2 - 中継装置及び系切替方法 - Google Patents
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Description

本発明は、中継装置及び系切替方法に関する。
IP(Internet Protocol)ネットワークを介して音声通信を行うVoIP(Voice over Internet Protocol)等の通信システムにおいて、通話音声中にノイズ(以下、音声ノイズと称する)が発生する場合がある。音声ノイズの発生は、音声通信の阻害要因となる。
音声ノイズを検出する装置として、音声データが映像フレーム周期で分割され、分割の境界部分に既知の値のサンプルが挿入されることによって生じるノイズを検出する音声ノイズ検出装置が提案されている(例えば、特許文献1)。この音声ノイズ検出装置では、境界部分で既知の値を検出し、フレーム境界以外のサンプルに基づいて、フレーム毎に音量を判定する。そして、判定された音量が所定値を超え、かつ既知の値が検出されたフレームにおいてカウントを行い、当該カウント値に基づいてノイズを検出する。
WO2017/099123号公報
通信ネットワークにおける信頼性を向上させるため、通信システムを冗長化することが行われている。例えば、VoIP等の通信システムでは、音声通信を中継する中継装置に運用系のインタフェース部と待機系のインタフェース部とを設けた構成が知られている。かかる中継装置では、運用系インタフェース部に故障が発生した場合等に、運用系インタフェース部から待機系インタフェース部へと接続の切り替えを行う。
インタフェース部に故障が発生すると、通話音声中に音声ノイズが発生する場合がある。しかし、かかる通信システムにおいて、音声処理を行う中継装置等が自動的に音声ノイズを検出することは困難である。上記従来技術の音声ノイズ検出装置は、分割された音声データの境界部分に既知の値のサンプルが挿入されることによって生じるノイズを検出するものである。従って、そのような前提条件のない通常の音声通信において、同様の方法で音声ノイズを検出することは出来ない。
このため、音声ノイズ等の通信の不具合が発生した場合に、通信システムを保守する保守者や中継装置はそれを速やかに検知することができず、運用系/待機系の切り替えをスムーズに行うことができないという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、電話端末間の音声通信における不具合の発生を速やかに検出し、運用系及び待機系の切り替えを行うことが可能な冗長構成の中継装置を提供することを目的とする。
本発明に係る中継装置は、音声信号の電話端末間での送受信を中継する中継装置であって、一方が運用系、他方が待機系に設定され、前記音声信号を中継するための音声処理を各々が実行する第1音声処理部及び第2音声処理部と、前記第1音声処理部及び前記第2音声処理部の運用系及び待機系の切り替えを行う切替制御部と、を有し、前記第1音声処理部及び前記第2音声処理部の各々は、呼接続された前記電話端末間において通話中に発せられたトーン信号を検出するトーン検出部を含み、前記切替制御部は、前記トーン検出部により特定パターンのトーン信号が検出された場合に、前記呼接続を維持しつつ前記第1音声処理部及び前記第2音声処理部の運用系及び待機系の切り替えを行うことを特徴とする。
本発明に係る系切替方法は、一方が運用系に設定され他方が待機系に設定される第1音声処理部及び第2音声処理部と、前記第1音声処理部及び前記第2音声処理部の運用系及び待機系の切り替えを行う切替制御部と、前記第1音声処理部及び前記第2音声処理部の各々に含まれるトーン信号検出部と、を有し、音声信号の電話端末間での送受信を中継する中継装置が実行する系切替方法であって、前記第1音声処理部及び前記第2音声処理部のうち運用系に設定されている1の音声処理部が、前記音声信号を中継するための音声処理を実行するステップと、前記トーン信号検出部が、呼接続された前記電話端末間で通話中に発せられたトーン信号を検出するステップと、前記切替制御部が、特定パターンのトーン信号の検出に基づいて、前記呼接続を維持しつつ前記第1音声処理部及び前記第2音声処理部の運用系及び待機系を切り替えるステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、電話端末間の音声通信における不具合の発生を速やかに検出し、運用系及び待機系の切り替えを行うことが可能となる。
実施例1のメディアゲートウェイ装置を含む通信システムの構成及び音声通信の通話パスを示すブロック図である。 実施例1の通信システムにおけるノイズ検出処理の処理ルーチンを示すフローチャートである。 実施例2のメディアゲートウェイ装置を含む通信システムの構成及び音声通信の通話パスを示すブロック図である。 実施例2の通信システムにおけるノイズ検出処理の処理ルーチンを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施例について、図面を参照して説明する。なお、以下の各実施例における説明及び添付図面においては、実質的に同一又は等価な部分には同一の参照符号を付している。
図1は、本実施例の通信システムの構成を示すブロック図である。本実施例の通信システムは、IP(Internet Protocol)ネットワーク及びPSTN(Public Switched Telephone Networks)回線を介した音声通信を中継する中継装置としてのメディアゲートウェイ装置100を含む。なお、IPネットワークには複数の電話端末が接続されるが、図1ではそのうちの1つを電話端末T1として示している。同様に、PSTN回線には複数の電話端末が接続されるが、図1ではそのうちの1つを電話端末T2として示している。
メディアゲートウェイ装置100は、PSTN回線に接続されている。また、メディアゲートウェイ装置100は、スイッチングハブSHを介してIPネットワークに接続されている。スイッチングハブSHは、イーサネット(登録商標)スイッチ等のスイッチング型のハブであり、例えばIPネットワークに接続された複数の電話端末(図示せず)から音声データが同時に伝送された場合に、送られてきたパケット内の送付先MACアドレスを読み取ることにより、音声データの送信先を振り分ける。
メディアゲートウェイ装置100は、コントローラ部11、第1メディアゲートウェイ部12、第2メディアゲートウェイ部13及びTDMインタフェース部14を含む。第1メディアゲートウェイ部12及び第2メディアゲートウェイ部13は、電話端末間における音声信号の送受信を中継するための音声処理を実行する音声処理部である。第1メディアゲートウェイ部12及び第2メディアゲートウェイ部13は、一方が運用系(ACTIVE)のメディアゲートウェイ部、他方が待機系(STANDBY)のメディアゲートウェイ部として設定される。図1では、第1メディアゲートウェイ部12が運用系、第2メディアゲートウェイ部13が待機系に設定されている場合を例として示している。
コントローラ部11は、メディアゲートウェイ装置100の各部を制御する制御部である。コントローラ部11は、第1メディアゲートウェイ部12及び第2メディアゲートウェイ部13の運用系/待機系の切り替え、TDMインタフェース部14のセレクタの切り替え、その他の各機能部の設定を行う。なお、以下の説明では第1メディアゲートウェイ部12及び第2メディアゲートウェイ部13の運用系/待機系の切り替えを単に「系の切り替え」とも称する。
第1メディアゲートウェイ部12は、IPネットワークに接続された電話端末T1から送信されたデジタルの音声信号(以下、単に音声データと称する)と、PSTNに接続された電話端末T2からの音声信号との変換を行う。第1メディアゲートウェイ部12は、IPインタフェース部21、VoIP処理部22、トーン検出部23及びTDM処理部24を有する。
IPインタフェース部21は、IPネットワークを終端する終端装置である。IPインタフェース部21は、スイッチングハブSHを介して、IPネットワークに接続されている。また、IPインタフェース部21は、VoIP処理部22と接続されている。
VoIP処理部22は、音声データのコーデック変換を行う機能を有する。例えば、VoIP処理部22は、RTP(Real-time Transport Protocol)及びTDM(Time Division Multiplexing)のコーデック変換を行う。
トーン検出部23は、端末間で送受信される64kbpsの音声データに含まれるDTMF(Dual-Tone Multi-Frequency)のトーン信号を検出し、その種類を判定する機能を有する。すなわち、トーン検出部23は、電話端末T1又はT2において押下されたトーンボタン(すなわち、「*」ボタン及びそれに続いて押下されたプッシュボタン)の種類を判定する。トーン検出部23は、かかる機能に基づいて、電話端末T1又はT2において音声ノイズが聴取されたことを検出可能に構成されている。
具体的には、電話端末T1又はT2を用いて通話する通話者は、音声ノイズを聴取した際に、予め定められた所定のパターン(以下、特定パターンと称する)でトーンボタンを押下する。トーン検出部23には、特定パターンでのトーンボタンの押下に対応するトーン信号のパターンが、音声ノイズの聴取を示すパターンとして登録されている。
例えば、本実施例では、音声ノイズを聴取した通話者は、電話端末である電話機の0~9、*、#のボタンの内、「*」及び「2」を続けて押下する。トーン検出部23は、音声データの中からトーン信号を検出し、検出したトーン信号が「*」及び「2」を連続して(例えば、1秒未満の間隔で)押下したときのトーン信号のパターンに合致するか否かを判定することにより、電話端末T1又はT2において音声ノイズが聴取されたことを検出する。
TDM処理部24は、TDMインタフェース部14を介してPSTN回線に接続され、PSTN回線の終端や、64kbpsの音声データの送受信のためにインタフェースを適合させるための変換(インタフェース変換)を行う。
第2メディアゲートウェイ部13は、第1メディアゲートウェイ部12と同様の構成及び機能を有する。第2メディアゲートウェイ部13は、IPインタフェース部31、VoIP処理部32、トーン検出部33及びTDM処理部34を有する。IPインタフェース部31はIPインタフェース部21、VoIP処理部32はVoIP処理部22、トーン検出部33はトーン検出部23、TDM処理部34はTDM処理部24にそれぞれ対応している。
TDMインタフェース部14は、第1メディアゲートウェイ部12又は第2メディアゲートウェイ部13とPSTN回線との間に接続されている。TDMインタフェース部14は、セレクタ41及びインタフェース部42を有する。
セレクタ41は、コントローラ部11の制御に応じて、TDMインタフェース部14の接続先を第1メディアゲートウェイ部12及び第2メディアゲートウェイ部13のいずれか一方に切り替える。インタフェース部42は、PSTN回線に接続され、電気と光など物理的なインタフェース変換を行う。
図1に太い実線で示すように、電話端末T1と電話端末T2との間には、運用系であるメディアゲートウェイ部12を通るように通話パスが張られ、端末間での通話が行われる。電話端末T1からの音声は、IPネットワーク及びスイッチングハブSHを経由し、メディアゲートウェイ装置100に供給される。メディアゲートウェイ装置100の内部では、運用系である第1メディアゲートウェイ部12のIPインタフェース部21、VoIP処理部22、トーン検出部23及びTDM処理部24を経由し、TDMインタフェース部14のセレクタ41及びインタフェース部42からPSTN回線を経由して電話端末T2に到達する。また、電話端末T2からの音声は、逆のルートをたどって、電話端末T1に到達する。
次に、本実施例の通信システムが実行するノイズ検出処理の処理ルーチンについて、図2のフローチャートを参照して説明する。なお、ここでは電話端末T1及びT2が既に呼接続されている状態であることを前提としている。また、上記の通り、電話端末T1又はT2を用いて通話する通話者は、音声ノイズを聴取した場合、電話端末である電話機の0~9、*、#のボタンの内、「*」及び「2」を1秒未満の間隔で続けて押下する。
トーン検出部23は、第1メディアゲートウェイ部12を通って送受信される64kbpsの音声データの中から、トーン信号を検出する(STEP101)。
トーン検出部23は、検出したトーン信号が特定パターンに合致するか否かを判定する(STEP102)。具体的には、トーン検出部23は、プッシュボタンの「*」及び「2」が連続して押下されたことに対応するパターンのトーン信号が検出されたか否かを判定する。トーン信号がパターンに合致しないと判定すると(STEP102:No)、STEP101に戻って再びトーン信号の検出を行う。
トーン信号がパターンに合致したと判定すると(STEP102:Yes)、トーン検出部23は判定結果をコントローラ部11に通知する(STEP103)。
コントローラ部11は、電話端末T1及びT2の呼接続を維持しつつ、トーン検出部23からの通知に応じて系の切り替えを行い、第2メディアゲートウェイ部13を運用系、第1メディアゲートウェイ部12を待機系に設定する(STEP104)。
以上のように、本実施例のメディアゲートウェイ装置100は、電話端末T1又はT2からの音声データに含まれるトーン信号に基づいて音声ノイズの発生を検出し、運用系/待機系の切り替えを行う。かかる構成によれば、音声ノイズ等の音声通信の不具合を速やかに検出し、系の切り替えを行うことが可能となる。
次に、実施例2の通信システムについて説明する。図3は、本実施例の通信システムの構成を示すブロック図である。本実施例の通信システムは、保守サーバ200を有し、保守サーバ200の制御に応じてメディアゲートウェイ装置100の運用系/待機系の切り替えを行う点で、実施例1の通信システムと異なる。
保守サーバ200は、本実施例の通信システムを保守するサーバ装置である。保守サーバ200は、メディアゲートウェイ装置100のコントローラ部11との間で情報データの送受信を行う。例えば、保守サーバ200は、電話端末T1又はT2において音声ノイズが聴取されたことを示すトラップ通知をコントローラ部11から受信する。
また、保守サーバ200は、トラップ通知の受信に応じて、メディアゲートウェイ装置100における運用系/待機系の切り替えの要否を判定し、切り替えが必要であると判定した場合に、系の切り替えを指示する切替指示信号をメディアゲートウェイ装置100のコントローラ部11に送信する。
例えば、保守サーバ200は、コントローラ部11から受信したトラップ通知を蓄積する記憶部(図示せず)を有し、音声ノイズが聴取されたことを示すトラップ通知の受信回数が所定の閾値以上となった場合に、系の切り替えが必要であると判定し、切替指示信号をメディアゲートウェイ装置100に送信する。
次に、本実施例の通信システムが実行するノイズ検出処理の処理ルーチンについて、図4のフローチャートを参照して説明する。なお、実施例1と同様、電話端末T1又はT2を用いて通話する通話者は、音声ノイズを聴取した場合、電話端末である電話機の0~9、*、#のボタンの内、「*」及び「2」を1秒未満の間隔で続けて押下する。
トーン検出部23は、第1メディアゲートウェイ部12を通って送受信される64kbpsの音声データの中から、トーン信号を検出する(STEP201)。
トーン検出部23は、検出したトーン信号が特定パターンに合致するか否かを判定する(STEP202)。具体的には、トーン検出部23は、プッシュボタンの「*」及び「2」が連続して押下されたことに対応するパターンのトーン信号が検出されたか否かを判定する。トーン信号が特定パターンに合致しないと判定すると(STEP202:No)、STEP201に戻って再びトーン信号の検出を行う。
トーン信号が特定パターンに合致したと判定すると(STEP202:Yes)、トーン検出部23は判定結果をコントローラ部11に通知する(STEP203)。
コントローラ部11は、トーン検出部23から通知された判定結果に基づいて、電話端末T1又はT2において音声ノイズが聴取されたことを示すトラップ通知を保守サーバ200に送信する(STEP204)。
保守サーバ200では、トラップ通知を受信し、累積の受信回数が所定の閾値を超えている場合に、メディアゲートウェイ装置100における系の切り替えが必要であると判定し、切替指示信号をメディアゲートウェイ装置100に送信する。
コントローラ部11は、トラップ通知を送信後の所定期間内に、保守サーバ200から切替指示信号を受信したか否かを判定する(STEP205)。切替指示信号を受信していないと判定すると(STEP205:No)、STEP201に戻って再びトーン信号の検出を行う。
切替指示信号を受信したと判定すると(STEP205:Yes)、コントローラ部11は、電話端末T1及びT2の呼接続を維持しつつ、当該切替指示信号に応じて系の切り替えを行い、第2メディアゲートウェイ部13を運用系、第1メディアゲートウェイ部12を待機系に設定する(STEP206)。
以上のように、本実施例のメディアゲートウェイ装置100は、電話端末T1又はT2からのトーン信号に基づいて音声ノイズの発生を検出し、保守サーバ200に通知する。かかる構成によれば、保守サーバ200を操作する保守者が音声ノイズの発生を知得することが可能となる。
また、本実施例のメディアゲートウェイ装置100は、音声ノイズの検出回数が所定の閾値以上になった場合に、保守サーバ200からの切替指示信号に応じて、運用系/待機系の切り替えを行う。かかる構成によれば、音声ノイズが検出された回数に基づいて系の切り替えの要否を判定するため、運用系のメディアゲートウェイ部に故障が発生している蓋然性が高い場合にのみ運用系/待機系の切り替えを行うことが可能となる。
なお、本発明の実施形態は、上記実施例に記載したものに限られない。例えば、上記実施例では、通話者が音声ノイズを聴取した際にプッシュボタンの「*」及び「2」を連続して押下し、トーン検出部23がこれに対応するパターンのトーン信号を検出する場合を例として説明した。しかし、音声ノイズの聴取を示すパターンはこれに限られない。すなわち、通話者が予め定められた特定パターンでトーンボタンを押下し、トーン検出部23がこれに対応するパターンのトーン信号を検出するように構成されていればよい。
また、上記実施例2では、コントローラ部11が音声でノイズが検出されたことを示すトラップ通知を保守サーバ200に対して行い、保守サーバ200からの切替制御信号に基づいて、第1メディアゲートウェイ部12及び第2メディアゲートウェイ部13の運用系/待機系の切り替えを行う場合について説明した。しかし、必ずしも保守サーバ200からの切替指示信号に基づいて自動的に行う系の切り替えを行うものでなくてもよい。例えば、保守サーバ200がトラップ通知を受信したことを知得した保守者が、メディアゲートウェイ装置100のコントローラ部10を操作することにより、任意のタイミングで系の切り替えを行う構成であってもよい。
また、上記実施例1では特定パターンのトーン信号の検出に応じて系の切り替えを行う場合について説明した。しかし、実施例2と同様に、当該特定パターンのトーン信号の検出回数が所定の閾値以上となった場合に系の切り替えを行う構成であってもよい。
また、上記実施例2では、特定パターンのトーン信号を検出したことを示すトラップ通知が閾値以上の回数なされたことを契機として、保守サーバ200が切替指示信号をメディアゲートウェイ装置100に送信し、系の切り替えを実行させる場合について説明した。しかし、実施例1と同様に、特定パターンのトーン信号を検出したことを示すトラップ通知がなされる毎に、保守サーバ200が切替指示信号をメディアゲートウェイ装置100に送信し、系の切り替えを実行させる構成であってもよい。
また、上記実施例1及び実施例2では、電話端末T1がIPネットワークに接続され、電話端末T2がPSTN回線に接続されている場合を例として説明した。しかし、各電話端末の通信網への接続形態はこれに限られない。例えば電話端末T1及びT2の双方がいずれもIPネットワークに接続されていてもよい。また、電話端末T1及びT2の双方がいずれもPSTN回線に接続されていてもよい。これらの場合、上記各実施例のメディアゲートウェイ装置100の代わりに、電話端末間の音声信号の送受信を中継する中継装置がトーン信号の検出及び当該検出に基づく系の切り替えという同様の機能を有していればよい。
また、上記実施例では、電話端末を用いて通話する通話者が、音声ノイズを検出した場合に特定パターンでトーンボタンを押下する場合について説明した。しかし、例えば通話音声に無音部分が生じる等、音声ノイズ以外の通信障害を通話者が検出した場合にも、同様のパターンでトーンボタンを押下するようにしてもよい。かかる場合にも音声ノイズの場合と同様にトーン検出部23がトーン信号を検出することにより、音声通信における不具合の発生をより柔軟に検出して系の切り替えを行うことが可能となる。
100 メディアゲートウェイ装置
11 コントローラ部
12 第1メディアゲートウェイ部
13 第2メディアゲートウェイ部
14 インタフェース部
21 IPインタフェース部
22 VoIP処理部
23 トーン検出部
24 TDM処理部
31 IPインタフェース部
32 VoIP処理部
33 トーン検出部
34 TDM処理部
41 セレクタ
42 インタフェース部
SH スイッチングハブ
T1 電話端末
T2 電話端末
200 保守サーバ

Claims (5)

  1. 音声信号の電話端末間での送受信を中継する中継装置であって、
    一方が運用系、他方が待機系に設定され、前記音声信号を中継するための音声処理を各々が実行する第1音声処理部及び第2音声処理部と、
    前記第1音声処理部及び前記第2音声処理部の運用系及び待機系の切り替えを行う切替制御部と、
    を有し、
    前記第1音声処理部及び前記第2音声処理部の各々は、呼接続された前記電話端末間において通話中に発せられたトーン信号を検出するトーン検出部を含み、
    前記切替制御部は、前記トーン検出部により特定パターンのトーン信号が検出された場合に、前記呼接続を維持しつつ前記第1音声処理部及び前記第2音声処理部の運用系及び待機系の切り替えを行うことを特徴とする中継装置。
  2. 前記切替制御部は、前記中継装置の外部に位置するサーバ装置と通信接続され、前記トーン検出部において前記特定パターンの前記トーン信号が検出されたことを示す検出通知を前記サーバ装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の中継装置。
  3. 前記切替制御部は、前記サーバ装置から切替制御信号を受信し、当該切替制御信号に応じて前記第1音声処理部及び前記第2音声処理部の運用系及び待機系の切り替えを行うことを特徴とする請求項2に記載の中継装置。
  4. 前記第1音声処理部及び前記第2音声処理部のうち運用系に設定された音声処理部は、IPネットワークに接続された電話端末と公衆交換電話網に接続された電話端末との間のVoIP通信で送受信される音声データの変換を前記音声処理として実行し、
    前記トーン検出部は、前記VoIP通信の音声データに含まれる前記特定パターンのトーン信号を検出する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載の中継装置。
  5. 一方が運用系に設定され他方が待機系に設定される第1音声処理部及び第2音声処理部と、前記第1音声処理部及び前記第2音声処理部の運用系及び待機系の切り替えを行う切替制御部と、前記第1音声処理部及び前記第2音声処理部の各々に含まれるトーン信号検出部と、を有し、音声信号の電話端末間での送受信を中継する中継装置が実行する系切替方法であって、
    前記第1音声処理部及び前記第2音声処理部のうち運用系に設定されている1の音声処理部が、前記音声信号を中継するための音声処理を実行するステップと、
    前記トーン信号検出部が、呼接続された前記電話端末間で通話中に発せられたトーン信号を検出するステップと、
    前記切替制御部が、特定パターンのトーン信号の検出に基づいて、前記呼接続を維持しつつ前記第1音声処理部及び前記第2音声処理部の運用系及び待機系を切り替えるステップと、
    を含むことを特徴とする系切替方法。
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