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JP7124654B2 - 車両 - Google Patents
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Description

本開示は、車両に関する。
近年、蓄電装置や充電装置を備えた車両について各種提案されており、蓄電装置や充電装置などの各種の電気機器を搭載しつつも、車室内の空間が狭くなることを抑制するために、たとえば、リヤシート下に電気機器を配置することが検討されている。
その一方で、リヤシート下の空間内に水などの液体状の異物が入り込むことがある。その場合、リヤシート下の空間内に水などが溜まり、電気機器が被水するおそれがある。
そこで、特開2018-062256号公報に記載された車両においては、リヤシート下の空間と、車両の底面側とを連通する排水口をフロアパネルに形成すると共に、排水口の下方に板状のヒートインシュレータを配置している。
この車両によれば、リヤシート下の空間内に入り込んだ水を排水口を通して、車両外部に排水することができる。
さらに、高圧水で車両を洗浄するときにおいても、板状のヒートインシュレータが排水口の下方に配置されているので、洗浄水が排水口を通ってリヤシート下の空間に入り込むことが抑制されている。
特開2018-062256号公報
しかし、特開2018-062256号公報に記載された車両においては、フロアパネルに排水口を形成する必要が生じると共に、ヒートインシュレータを設ける必要がある。
本開示は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、リヤシート下に電気機器が配置された車両において、簡易な構造でリヤシート下の空間に入り込んだ水などの異物をリヤシート下の空間から排出することができる車両を提供することである。
本開示に係る車両は、フロアパネルと、フロアパネルに設けられたリヤシートと、電気機器とを備えた車両であって、リヤシートは、フロアパネルに設けられた基部と、基部の上部に配置されたシートクッションとを含み、基部は、内部に電気機器を収容する収容空間が形成されており、基部には、収容空間と車室空間内とを連通し、収容空間内に入り込んだ液状異物を排出する排出口が形成されている。
上記の車両によれば、収容空間内に水などが入り込んだとしても、排出口から車室空間に排出することができる。
本開示に係る車両によれば、リヤシート下に電気機器が配置された車両において、簡易な構造でリヤシート下の空間に入り込んだ水などの異物をリヤシート下の空間から排出することができる。
車両1内を模式的に示す模式図である。 リヤシート2を模式的に示す側面図である。 シートクッション12を取り外した状態を示す斜視図である。 基部10およびシートクッション12を示す斜視図である。 比較例に係るリヤシート2Aを示す模式図である。 収容空間8A内に溜まった水などによってバッテリ4Aが被水する状態を示した模式図である。
図1から図6を用いて、本実施の形態に係る車両について説明する。図1から図6に示す構成のうち、同一または実質的に同一の構成については、同一の符号を付して重複した説明を省略する。なお、実施の形態に示す構成において、請求項に記載された構成に対応する構成には、括弧書きで請求項の構成を併記する場合がある。
図1は、車両1内を模式的に示す模式図である。
車両1は、リヤシート2と、フロントシート3と、バッテリ4と、フロアパネル5とを備える。フロアパネル5は、車両1の底面を形成する金属部材である。車両1の室内空間6においては、フロアパネル5の上面には、フロアマットが敷かれている。リヤシート2およびフロントシート3は、フロアパネル5の上面に固定されている。フロントシート3は、リヤシート2の前方側に配置されており、フロントシート3は、車両の車幅方向に配列するように2つ設けられている。
図2は、リヤシート2を模式的に示す側面図である。リヤシート2は、基部10と、クッション11と、シートフレーム14とを含む。図1および図2において、リヤシート2は、基部10と、クッション11とを含む。基部10は、フロアパネル5の上面に固定されている。基部10は、樹脂などによって形成されており、基部10は環状に形成されており、基部10には、上方に開口する開口部が形成されている。
クッション11は、シートクッション12と、バッククッション13と、ヘッドレスト9を含む。シートクッション12は、基部10の開口部を閉塞するように設けられている。
シートクッション12には、図示されていない複数の係合部が設けられており、当該係合部が基部10に形成された係合部と係合することで、シートクッション12が基部10に固定されている。
そして、シートクッション12が基部10に固定されることで、基部10と、シートクッション12と、フロアパネル5とによって囲まれた収容空間8が形成されている。
バッテリ4は、収容空間8内に設けられている。バッテリ4は、複数の固定部材30によって、フロアパネル5に固定されている。
なお、フロアパネル5は、室内部分31と、載置部分32と、ラゲッジ部分33とを含む。室内部分31は室内空間6内に位置しており、載置部分32はリヤシート2が載置される部分である。そして、載置部分32は、ラゲッジルーム内に位置する部分である。
室内部分31は、平坦面状であって略水平方向に延びるように形成されている。載置部分32は、傾斜部分34および壁部35を含む。傾斜部分34は、室内部分31の後端に接続されており、室内部分31から後方に向かうにつれて、上方に向かうように傾斜している。壁部35は、傾斜部分34よりも水平方向から立ち上がる傾斜角度が大きく、垂直に近い角度で立上っている。
なお、図3は、シートクッション12を取り外した状態を示す斜視図である。シートフレーム14は、基部10の開口縁部に固定されており、シートクッション12はシートフレーム14の上面に取り付けられている。
シートクッション12は、クッション本体20と、クッションフレーム21と、係合部22,23とを含む。
シートフレーム14は、複数のクロスフレーム15と、複数の支持フレーム16と、複数の係合部17,18とを含む。なお、各クロスフレーム15は、車両幅方向に延びるように形成されており、各支持フレーム16は、車両前後方向に延びるように形成されている。
係合部17,18と係合部22,23とが互いに係合することで、シートクッション12が基部10の上面に密着する。
その一方で、係合部17,18および係合部22,23の係合力は経時的に弱くなり、シートクッション12と、基部10の上面との間に隙間が生じる場合がある。
図4は、基部10およびシートクッション12を示す斜視図である。基部10は前壁部19を含み、前壁部19は、基部10の前面に位置している。前壁部19には、排水口7が形成されている。排水口7は、図2に示すように、室内空間6と連通している。具体的には、排水口7は前壁部19の下辺に形成されている。
上記のように構成された車両1において、図1に示すユーザ50が室内空間6内において、手に持っている飲料水などをこぼすことがある。
この際、基部10およびシートクッション12の間の隙間から水などの異物が収容空間8内に入り込むおそれがある。
図2において、基部10の前壁部19には、排水口7が形成されているため、収容空間8内に入り込んだ水などは、排水口7から室内空間6に良好に排出される。
特に、傾斜部分34は、車両1の後方側から前方側に向けて下方に向かうように傾斜するように形成されており、排水口7は前壁部19に形成されている。このため、収容空間8内に入り込んだ水などは、傾斜部分34の上面を流れて、排水口7に良好に達し、排水口7から排出される。
このように、本実施の形態に係る車両1によれば、バッテリ4が収容された収容空間8内に水などが入り込んだとしても、当該水などを室内空間6に良好に排出することができるため、バッテリ4が被水することを抑制することができる。
図5は、比較例に係るリヤシート2Aを示す模式図である。このリヤシート2Aにおいては、基部10Aに排水口が形成されていない。
このため、シートクッション12Aおよび基部10Aの隙間から水などが入り込むと、外部に排出され難く、収容空間8A内に溜まり易い。
図6は、収容空間8A内に溜まった水などによってバッテリ4Aが被水する状態を示した模式図である。車両が加速や減速することで、収容空間8A内に溜まった水が基部10Aにあたり、その反動によって、水がバッテリ4Aに降りかかるおそれがある。
本実施の形態に係る車両1によれば、収容空間8内に入り込んだ水などは、収容空間8から良好に排水されるため、上記のような弊害が生じることが抑制されている。
なお、上記の実施の形態においては、収容空間8内にバッテリ4を配置した例について説明したが、収容空間8に収容される電気機器としては、バッテリ4に限られない。
たとえば、バッテリ4を車両外部の充電ステーションからの電力で充電可能な所謂プラグインハイブリッド車両は、充電ステーションからの交流電力を直流電力に変換して、バッテリ4に供給する充電器を備える。そこで、この充電器などを収容空間8内に収容するようにしてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 車両、2,2A リヤシート、3 フロントシート、4,4A バッテリ、5 フロアパネル、6 室内空間、7 排水口、8 収容空間、10,10A 基部、11 クッション、12,12A シートクッション、13 バッククッション、14 シートフレーム、15 クロスフレーム、16 支持フレーム、17,18,22,23 係合部、19 前壁部、20 クッション本体、21 クッションフレーム、30 固定部材、31 室内部分、32 載置部分、33 ラゲッジ部分、34 傾斜部分、35 壁部。

Claims (1)

  1. フロアパネルと、
    前記フロアパネルに設けられたリヤシートと、
    電気機器とを備えた車両であって、
    前記リヤシートは、前記フロアパネルに設けられた基部と、前記基部の上部に配置されたシートクッションとを含み、
    前記基部は、内部に前記電気機器を収容する収容空間が形成されており、
    前記基部には、前記収容空間と車室空間内とを連通し、前記収容空間内に入り込んだ液状異物を排出する排出口が形成され
    前記フロアパネルは、前記車室空間に配置された室内部分と、前記収容空間に配置された傾斜部分とを含み、
    前記電気機器は、前記傾斜部分に配置されており、
    前記排出口は、前記基部のうち前記電気機器の前方に間隔をあけて位置する部分であって、前記基部の下辺に形成されており、
    前記傾斜部分は、車両後方から車両前方に向かうにつれて下方に向かうように傾斜しており、
    前記電気機器は、複数の固定部材によって前記傾斜部分から間隔をあけて配置されており、
    前記電気機器は、前記傾斜部分との間の距離が前記車両後方から前記車両前方に向かうにつれて大きくなるように配置された、車両。
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