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JP7129285B2 - 発射筒及び飛しょう体の発射方法 - Google Patents
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JP7129285B2 - 発射筒及び飛しょう体の発射方法 - Google Patents

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Description

本発明は、発射筒及び飛しょう体の発射方法に関するものである。
飛しょう体を発射するときに発射筒が用いられる場合がある。飛しょう体は、発射筒から発射されるときに、振動、ねじれなどの力を受ける。このため、特許文献1には、発射筒から飛しょう体を発射するときに飛しょう体の姿勢を維持するため、レールが設けられている発射筒が開示されている。この発射筒に格納される飛しょう体は、翼を折りたたんだ状態で格納される。このため、この発射筒には、飛しょう体の姿勢を維持するために、翼を案内するウイングガイド部が設けられている。
特開2004-226007号公報
多段のロケットモータを備える飛しょう体などのように、飛しょう体の前方部分の直径が、後方部分の直径よりも小さい飛しょう体が存在する。このような飛しょう体を発射筒から発射する場合、直径の大きな後方部分のみをレールで案内する。このため、飛しょう体を発射するときに、飛しょう体の前方部分に振動、ねじれなどの力が加わり、飛しょう体の姿勢制御に影響を及ぼしていた。
本発明は、以上の状況を鑑みなされたものであり、飛しょう体を発射するときに、飛しょう体の姿勢を維持する発射筒を提供することを目的の1つとする。他の目的については、以下の記載及び実施の形態の説明から理解することができる。
以下に、発明を実施するための形態で使用される番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための形態との対応関係の一例を示すために、参考として、括弧付きで付加されたものである。よって、括弧付きの記載により、特許請求の範囲は、限定的に解釈されるべきではない。
上記目的を達成するため、本発明の第1の態様に係る発射筒(100)は、筒(110)と、複数のレール(120)と、複数のガイド(130)とを備える。筒(110)は、飛しょう体(1)を格納する。複数のレール(120)は、筒の内壁(110a)に固定され、飛しょう体に接触する。複数のガイド(130)は、筒の内壁に設けられている。複数のガイド(130)のうちの第1ガイドは、飛しょう体に接触するように設けられ、飛しょう体が移動することで第1ガイドから離れたときに、飛しょう体の移動領域から退避する。
本発明の第2の態様に係る発射方法は、飛しょう体(1)を発射筒(100)から発射するときに、複数のレール(120)と複数のガイド(130)とが飛しょう体に接触し、飛しょう体の姿勢を維持することと、飛しょう体が移動することで複数のガイドから離れたときに、複数のガイド(130)を飛しょう体の移動領域から退避させることとを含む。ここで、複数のレール(120)は、発射筒の内壁に固定されている。複数のガイド(130)は、発射筒の内壁に設けられている。
本発明の第3の態様に係る発射筒(10)は、筒(110)と、複数のレール(120)と、複数のガイド(130)とを備える。筒(110)は、飛しょう体(1)を格納する。複数のレール(120)は、筒の内壁(110a)に固定され、飛しょう体に接触する。複数のガイド(130)は、筒の内壁に設けられている。複数のガイドのうちの第1ガイドは、サポーター(330)と、アーム(320)と、付勢装置(310)とを備える。サポーター(330)は、飛しょう体に接触する。アーム(320)は、サポーターを支持し、筒の内壁から突出して設けられている。付勢装置(310)は、アームを、回転可能に支持し、第1方向(210)に付勢する。
本発明によれば、飛しょう体を発射するときに、飛しょう体の姿勢を維持することができる。
レールを用いて飛しょう体を案内する発射筒の概略図である。 図1Aを飛しょう体の進行方向から見た図である。 図1Aのレールの変形例を示す図である。 実施の形態1に係る発射筒の概略図である。 図2Aの発射筒を飛しょう体の進行方向から見た図である。 図2Aのガイドの概略図である。 図3Aのガイドを飛しょう体の進行方向から見た図である。 図2Aのアームの回転範囲を説明するための図3BのA-A断面図である。 図2Aのアームの長手方向を説明するための図3BのA-A断面図である。 図2Aのガイドの動作を説明するための図である。 図2Aのガイドの動作を説明するための図である。 図2Aのガイドの動作を説明するための図である。 図2Aのガイドを設置する方法を説明するための図である。 図2Aのガイドを設置する方法を説明するための図である。 図2Aのガイドを設置する方法を説明するための図である。 図7のガイドを設置するときの動作を説明するための図である。 図7のガイドを設置するときの動作を説明するための図である。 図7のガイドを設置するときの動作を説明するための図である。 図7のガイドを設置するときの動作を説明するための図である。 実施の形態2に係る発射筒の概略図である。 図9Aの発射筒を飛しょう体の進行方向から見た図である。 図9Aのガイドの概略図である。 図10Aのガイドを飛しょう体の進行方向から見た図である。 図10Aのアームの長手方向を説明するための図である。 図9Aに係る発射筒の変形例を示す図である。 実施の形態3に係るガイドの概略図である。 図12Aのガイドを飛しょう体の進行方向から見た図である。 図12Aのアームの長手方向を説明するための図である。 図12Aのガイドの動作を説明するための図である。 図12Aのガイドの動作を説明するための図である。 図12Aのガイドの動作を説明するための図である。 図12Aのガイドの動作を説明するための図である。 図12Aのアームの形状を説明するための図である。 図12Aのアームの正面図である。 図12Aのアームの左側面図である。 図12Aのガイドの変形例を示す図である。 図16Aのサポーターを説明するための図である。 実施の形態4に係る発射筒の概略図である。 図17Aの発射筒を飛しょう体の進行方向から見た図である。 図17Aのガイドの概略図である。 図18Aのガイドを飛しょう体の進行方向から見た図である。 図18Aのサポーターを説明するための図である。 図18Aのアームの長手方向を説明するための図である。 ガイドの配置に関する変形例を示す図である。 サポーターの形状に関する変形例を示す図である。 ガイドの変形例を示す図である。
飛しょう体1を発射するときに、飛しょう体1の後方部20を案内する発射筒100の構成と、飛しょう体1の構成とを説明する。発射筒100は、複数のレール120(第1レール120-1、第2レール120-2、第3レール120-3、第4レール120-4)を備える。また、飛しょう体1には、複数のスライダ22(第1スライダ22-1、第2スライダ22-2、・・・・)が設けられている。飛しょう体1を発射するときに、スライダ22が、レール120上を滑る。これにより、飛しょう体1が案内され、レール120が飛しょう体1の姿勢を維持する。
飛しょう体1と、発射筒100との詳細な構成を説明する。飛しょう体1は、図1Aに示すように、前方部10と、後方部20と、前方部10と後方部20とを接続する継手部30とを備える。前方部10は、後方部20よりも飛しょう体1の進行方向に設けられている。例えば、飛しょう体1が2段式ロケットモータを備える場合、前方部10が第2段ロケットモータ、後方部20が第1段ロケットモータに相当する。理解を容易にするため、円筒座標系を用いて説明する。飛しょう体1が発射筒100に格納されているときの飛しょう体1の進行方向を+z方向とする。また、飛しょう体1の中心を通るz方向に延びる直線をz軸とする。このz軸に対する半径方向をr方向とする。z軸を中心とした回転方向をθ方向とする。言い換えると、z軸は、発射筒100の中心を通ってもよい。このため、z方向は、発射筒100の筒110の軸方向であり、+z方向は、飛しょう体1を発射する方向である。
前方部10は、z方向に延びた円柱形状を有する。前方部10の-z方向の端部には、図1A、1Bに示すように、操舵翼11が設けられている。操舵翼11は、前方部10の側面である前方部側面10aから突出するように設けられている。飛しょう体1は、図1Bに示すように、操舵翼11が発射筒100の対角線上に配置されるように、発射筒100に格納されている。
継手部30は、z方向に延びた円柱形状を有する。継手部30の直径は、前方部10の直径よりも短い。また、継手部30の中心軸は、前方部10の中心軸と一致する。このため、継手部30の側面は、前方部10の側面よりも発射筒100の内壁から遠い。
後方部20は、前方部10と同様に、z方向に延びた円柱形状を有する。後方部20の直径は、前方部10の直径よりも長い。また、後方部20の中心軸は、前方部10の中心軸と一致する。このため、後方部20の側面は、前方部10の側面よりも発射筒100の内壁に近い。また、後方部20は、翼21と、複数のスライダ22(第1スライダ22-1、第2スライダ22-2、・・・・)とを備える。
翼21は、θ方向において、操舵翼11と同じ方向に設けられている。このため、飛しょう体1が発射筒100に格納されているとき、翼21は発射筒100の対角線上に配置される。
複数のスライダ22は、図1Bに示すように、発射筒100のレール120に接触するように設けられている。スライダ22は、例えば、θ方向において、2つの操舵翼11の中間位置に設けられている。
図1Aに示すように、発射筒100は、筒110と、複数のレール120(第1レール120-1、第2レール120-2、第3レール120-3、第4レール120-4)とを備える。筒110は、例えば、図1Bに示すように、断面が正方形などの矩形に形成された筒形状を有する。
レール120の各々は、z方向に延びて、筒110の四方の内壁に固定されている。言い換えると、各レール120は、飛しょう体1を挟み、対向して設けられている。具体的には、第1レール120-1と、第3レール120-3とは、互いに飛しょう体1を挟み対向して設けられている。同様に、第2レール120-2と第4レール120-4とは、互いに飛しょう体1を挟み対向して設けられている。また、z方向から見たときに、第1レール120-1と第3レール120-3とを結ぶ直線と、第2レール120-2と第4レール120-4とを結ぶ直線とが直交してもよい。
飛しょう体1が発射されるときに、後方部20に設けられたスライダ22がレール120に沿って+z方向に滑る。具体的には、飛しょう体1が発射筒100に格納されているとき、第1レール120-1は、第1スライダ22-1と第5スライダ22-5とが接触するように配置されている。第2レール120-2は、第2スライダ22-2と第6スライダ22-6とが接触するように配置されている。第3レール120-3は、第3スライダ22-3と第7スライダ22-7とが接触するように配置されている。第4レール120-4は、第4スライダ22-4と第8スライダ22-8とが接触するように配置されている。飛しょう体1が発射されるときに、第1スライダ22-1と第5スライダ22-5とは、第1レール120-1に沿って、+z方向に滑る。同様に、第2スライダ22-2と第6スライダ22-6とは、第2レール120-2に沿って、+z方向に滑る。第3スライダ22-3と第7スライダ22-7とは、第3レール120-3に沿って、+z方向に滑る。第4スライダ22-4と第8スライダ22-8とは、第4レール120-4に沿って、+z方向に滑る。このように、飛しょう体1の四方がレール120に挟まれた状態で、飛しょう体1は発射筒100内を進む。このため、飛しょう体1の後方部20において、レール120に挟まれることで、飛しょう体1が発射するときに生じる振動、ねじれなどが抑制される。この結果、飛しょう体1の姿勢がレール120により維持される。
このように、飛しょう体1が発射されるときに、飛しょう体1の後方部20は、発射筒100のレール120により案内される。
ここで、レール120は、図1Cに示すように、z方向に延びる溝を有してもよい。この場合、スライダ22は、レール120の溝に嵌合するように、形成されている。また、2つのレール120(第1レール120-1、第3レール120-3)が、飛しょう体1を挟み対向して配置されている。このため、飛しょう体1の後方部20において、第1レール120-1と第3レール120-3とを結ぶ直線方向の振動が抑制される。また、飛しょう体1の後方部20において、レール120の溝とスライダ22とが嵌合することで、第1レール120-1と第3レール120-3とを結ぶ直線に直交する方向の振動が抑制される。このため、レール120と、スライダ22とが嵌合することで、2つのレール120(第1レール120-1、第3レール120-3)により、飛しょう体1の姿勢が維持され得る。
(実施の形態1)
前方部10の直径が後方部20の直径より短いため、レール120は、後方部20を案内できるが、前方部10を案内できない。このため、レール120は、前方部10の振動、ねじれなどを抑制できない。そこで、実施の形態1に係る発射筒100は、図2Aに示すように、前方部10の振動、ねじれなどを抑制する複数のガイド130(第1ガイド130-1、第2ガイド130-2、第3ガイド130-3、第4ガイド130-4)を備える。また、図2Bに示すように、z方向から見たときに、レール120は、ガイド130と重ならない位置に配置されている。
複数のレール120は、飛しょう体1の姿勢を維持できる位置に配置されていればよい。例えば、図2Bに示すように、第1レール120-1と、第2レール120-2とは、筒110の同じ内壁に設けられてもよい。この場合、第3レール120-3と第4レール120-4とは、第1レール120-1と第2レール120-2とが設けられた内壁に対向する内壁に設けられている。第1レール120-1と、第3レール120-3とは、飛しょう体1を挟み、対向して設けられている。第2レール120-2と、第4レール120-4とは、飛しょう体1を挟み、対向して設けられている。ここで、z方向から見たときに、第1レール120-1と第3レール120-3とを結ぶ直線と、第2レール120-2と第4レール120-4とを結ぶ直線とが、飛しょう体1の中心で交差する。このように各レール120を配置することで、飛しょう体1の後方部20において、飛しょう体1が発射するときに生じる振動、ねじれなどが抑制される。
複数のガイド130の各々は、筒110の内壁に、飛しょう体1の前方部10を挟み、対向して設けられている。具体的には、第1ガイド130-1と、第3ガイド130-3とは、互いに飛しょう体1を挟み対向して設けられている。言い換えると、第1ガイド130-1と、第3ガイド130-3とは、θ方向に180度ずれて配置されている。このため、第1ガイド130-1と第3ガイド130-3とは、筒110の互いに対向する内壁に、それぞれ配置されてもよい。第2ガイド130-2と、第4ガイド130-4とは、互いに飛しょう体1を挟み対向して設けられている。言い換えると、第2ガイド130-2と、第4ガイド130-4とは、θ方向に180度ずれて配置されている。このため、第1ガイド130-1と第3ガイド130-3とは、筒110の互いに対向する内壁に、それぞれ配置されてもよい。また、4つのガイド130は、筒110の四方の内壁に設けられてもよい。言い換えると、z方向から見たときに、第1ガイド130-1と第3ガイド130-3とを結ぶ直線と、第2ガイド130-2と第4ガイド130-4とを結ぶ直線とが直交してもよい。
また、4つのガイド130は、飛しょう体1の前方部10を挟むことで、前方部10の振動、ねじれなどを抑制し、前方部10の姿勢を維持する。このため、各ガイド130は、例えば、z方向において、同じ位置に配置される。さらに、前方部10を挟むために、例えば、各ガイド130のz方向の位置は、飛しょう体1の重心より+z方向に設けられてもよい。飛しょう体1を発射するときに前方部10の姿勢を維持するため、各ガイド130のz方向の位置は、前方部10の重心位置に設けられてもよい。また、飛しょう体1は+z方向に移動するため、各ガイド130のz方向の位置は、前方部10の重心位置よりも+z方向に設けられてもよい。
また、前方部10の直径は、後方部20の直径より短い。このため、飛しょう体1が発射筒100に格納されているときに、r方向において、飛しょう体1の中心からレール120までの距離は、飛しょう体1の中心からガイド130までの距離より長い。言い換えると、z方向から見たときに、筒110の中心からの距離は、この中心に最も近いレール120の位置までよりも、この中心に最も近いガイド130の位置までの方が短い。
ガイド130の詳細な構成について説明する。ガイド130は、図3Aに示すように、付勢装置310と、アーム320と、サポーター330とを備える。サポーター330は、飛しょう体1が発射筒100に格納されているとき、前方部10の前方部側面10aに接触している。飛しょう体1が発射されるとき、前方部側面10aが進行方向に移動する。このため、サポーター330は、前方部側面10aの移動を阻害せずに、前方部側面10aに接触できるように構成されている。この結果、飛しょう体1が発射されるとき、各ガイド130のサポーター330は、前方部側面10aに接触し、前方部10の姿勢を維持する。
ガイド130の各部を詳細に説明する。ガイド130の説明においては、理解を容易にするため、直交座標系を用いて説明する。図3Aに示すように、飛しょう体1の進行方向、つまり円筒座標系の+z方向を直交座標系の+z方向とする。+y方向は、z方向に直交し、筒110の内壁110aから筒110の中心に向かう方向とする。x方向は、y方向とz方向とに直交する方向とする。例えば、x方向は、z方向に直交し、ガイド130が設置されている内壁110aに平行な方向とする。
付勢装置310は、筒110の内壁110aに支持されている。また、付勢装置310は、アーム320を回転可能に支持する。アーム320の回転軸200は、図3Bに示すように、z方向に直交し、内壁110aに平行である。また、アーム320の回転軸200は、z方向に直交し、前方部側面10aとサポーター330との接触点335における前方部側面10aの接平面に平行でもよい。このため、アーム320は、図3Aの状態から、内壁110aに向けて、+z方向に倒れることができる。言い換えると、アーム320は、前方部側面10aから離れる方向に倒れることができる。また、付勢装置310は、アーム320が+z方向に倒れるように、アーム320に回転力を印加してもよい。この回転力は、例えば、バネ、ガス圧など任意の方法により発生させることができる。
アーム320は、飛しょう体1の姿勢を維持するときに、内壁110aから突出して設置されている。また、アーム320は、z方向から見ると、接触点335における前方部側面10aの接平面に対し、直交方向に延びている。さらに、アーム320は、サポーター330を回転可能に支持する。アーム320の回転範囲については、後述する。
サポーター330は、飛しょう体1が発射されるとき、前方部側面10aの移動を阻害せずに、前方部側面10aに接触できるように構成されている。このため、サポーター330は、例えば、円柱形状を有し、前方部側面10aの移動に従い回転する。サポーター330の回転軸は、x方向に平行し、円柱形状の中心軸でよい。また、図3Bに示すように、サポーター330は、2つの円柱を備えてもよい。この2つの円柱は、アーム320を挟むように配置されてもよい。
(アームの回転範囲)
アーム320の回転範囲について説明する。図3Cに示すように、サポーター330が飛しょう体1の姿勢を維持しているときのアーム320の長手方向をアーム突出方向201とする。言い換えると、アーム突出方向201は、アーム320と付勢装置310との接続位置から、アーム320とサポーター330との接続位置に向かう方向である。また、サポーター330が内壁110aに接触するときのアーム320の長手方向をアーム退避方向202とする。この場合、アーム320は、アーム突出方向201からアーム退避方向202までの回転範囲205で回転することができる。ここで、回転軸200を通り、内壁110aの法線に平行な直線を内壁法線203とする。この場合、アーム突出方向201は、例えば、内壁法線203よりも-z方向に傾いている。言い換えると、回転範囲205は、アーム退避方向202から内壁法線203までの回転範囲よりも広い。また、サポーター330が飛しょう体1の姿勢を維持しているときに、z方向において、サポーター330の+z方向の端が、回転軸200の位置であってもよい。
また、サポーター330が飛しょう体1の姿勢を維持しているときのアーム320の方向を、飛しょう体1の前方部側面10aを基準に説明する。図3Dに示すように、サポーター330が飛しょう体1の姿勢を維持しているときの、サポーター330と前方部側面10aとの接触点335と、回転軸200とを結ぶ線分を接触点線分206とする。接触点線分206と、接触点335における前方部側面10aの接平面との成す角をアーム角209とする。ここで、接触点335における前方部側面10aの接平面と、回転軸200に直交し接触点335を通る平面との交線を接触点交線336と定義すると、このアーム角209は、接触点交線336と接触点線分206との成す角ともいえる。アーム角209は、+z方向の角度を示し、90度より小さくてもよい。アーム角が90度より小さいと、付勢装置310は、アーム320を回転方向210に回転しようとしても、サポーター330が前方部側面10aに接触し、アーム320を回転することができない。
また、回転軸200を通り、接触点335における前方部側面10aの接平面に直交する直線を接平面法線207とする。この接平面法線207は、接触点交線336に直交し、回転軸200を通る直線ともいえる。サポーター330が飛しょう体1の姿勢を維持しているときに、サポーター330の+z方向の端が接平面法線207に接してもよい。言い換えると、サポーター330が飛しょう体1の姿勢を維持しているときに、回転軸200に平行な方向から見ると、z方向において、サポーター330の+z方向の端が回転軸200の位置でもよい。さらに言い換えると、サポーター330が飛しょう体1の姿勢を維持しているときに、回転軸200に平行な方向から見ると、接触点交線336の延びる方向において、サポーター330の+z方向の端が回転軸200の位置でもよい。
(ガイドの動作)
次に、飛しょう体1を発射するときに、ガイド130が飛しょう体1を案内する動作、つまり飛しょう体1の発射方法について説明する。飛しょう体1を発射するとき、図4Aに示すように、付勢装置310は、アーム320に回転方向210への回転力を印加する。例えば、付勢装置310は、飛しょう体1を発射筒100に格納し終えてから、飛しょう体1が発射されるまで、アーム320に回転力を印加する。より詳細には、飛しょう体1が発射筒100から離れるまで、付勢装置310は、アーム320に回転力を印加する。アーム320に印加される回転力により、回転方向210に旋回する力がサポーター330に加えられる。しかし、サポーター330は、飛しょう体1が発射筒100に格納されているとき、飛しょう体1の前方部側面10aに阻害され、旋回することができない。このため、飛しょう体1の前方部側面10aに押力211が加えられる。押力211は、前方部側面10aに平行する平行成分213と、直交する直交成分212との合力で示すことができる。つまり、付勢装置310は、アーム320を回転方向210に付勢することで、飛しょう体1の前方部側面10aにサポーター330を直交成分212の力で押し付ける。
飛しょう体1が発射されると、飛しょう体1は進行方向、つまり+z方向に移動する。継手部30がガイド130の位置に達するまで、サポーター330は飛しょう体1の前方部側面10aに接触している。ここで、継手部30の側面は、前方部10の側面よりも内壁110aから離れている。このため、図4Bに示すように、継手部30がガイド130の位置に達すると、サポーター330は、飛しょう体1の側面から離れる。この結果、付勢装置310は、アーム320をアーム突出方向201から回転方向210に回転することができる。付勢装置310がアーム320を回転することで、サポーター330は内壁110aの方向に移動し、内壁110aに接触する。
飛しょう体1がさらに移動し、後方部20がガイド130の位置に達する。ここで、後方部20の側面は、前方部10の側面よりも内壁110aに近い。このため、アーム320の長手方向がアーム突出方向201である場合、ガイド130は、後方部20に接触し、飛しょう体1の移動を阻害する。しかし、アーム320の長手方向は、ガイド130が継手部30に達したときに、アーム退避方向202に回転する。このため、飛しょう体1の中心を通り、z方向に平行な直線からガイド130までの距離、つまりr方向における飛しょう体1の中心からガイド130までの距離が長くなる。言い換えると、発射筒100の中心軸、つまり中心を通り、z方向に平行な直線からガイド130までの最短距離が長くなるため、ガイド130は、飛しょう体1の通過する領域から外れる。この結果、図4Cに示すように、ガイド130は、内壁110aの近傍に退避され、後方部20に接触しない。つまり、ガイド130が飛しょう体1の移動を阻害することなく、発射筒100は飛しょう体1を発射することができる。
以上のように、発射筒100はガイド130を備えることで、飛しょう体1を発射するときに、飛しょう体1の姿勢を維持することができる。このため、飛しょう体1が発射筒100から離れたときも、飛しょう体1の姿勢が維持される。この結果、飛しょう体1の姿勢制御の精度が向上し、飛しょう体1は目的位置に到達する確率が向上する。また、飛しょう体1の移動により飛しょう体1がガイド130から離れると、ガイド130は飛しょう体1の移動範囲から退避する。この結果、飛しょう体1の移動を阻害しない。
次に、飛しょう体1を発射筒100に格納する動作について説明する。飛しょう体1は、発射筒100に対して-z方向に移動し、発射筒100に格納される。このとき、ガイド130は、アーム320の長手方向がアーム突出方向201である場合、飛しょう体1の後方部20の移動を阻害する。このため、アーム320の長手方向は、飛しょう体1を格納した後に、アーム突出方向201に向けられて設置される。
例えば、発射筒100は、図5に示すように、ガイド130をスライド方向220に摺動するための配置レール140を備えてもよい。言い換えると、ガイド130は、スライド方向220に摺動可能に、筒110の内壁110aに設けられてもよい。ガイド130を、飛しょう体1を発射筒100に格納した後に、配置レール140に沿って、所望の位置に配置する。このとき、アーム320は、その長手方向がアーム突出方向201を向いた状態で、配置レール140上を移動する。これにより、ガイド130を、サポーター330が前方部側面10aに接触した状態で、所望の位置に配置することができる。ガイド130を所望の位置に配置した後に、ガイド130の位置を固定する。ここで、スライド方向220は、z方向でもよい。
また、図6に示すように、筒110に開口部143が設けられ、開口部143にガイド130が設けられた分離壁142が脱着可能に配置されてもよい。この場合、分離壁142は、内壁110aに設けられた開口部143を閉じることができる。このため、飛しょう体1を発射筒100に格納した後に、ガイド130が設けられた分離壁142が、開口部143に固定される。このとき、アーム320は、その長手方向がアーム突出方向201を向いた状態で固定される。これにより、ガイド130は、アーム320の長手方向がアーム突出方向201に向けられて、配置される。
さらに、筒110は、図7に示すように、ガイド130が配置されている位置に、扉147を有してもよい。扉147の+z方向と-z方向とのいずれか一端が可動方向230に回転可能に接続されている。言い換えると、扉147は、筒110の外側方向に開くことができるように設けられている。この場合、アーム320の長手方向がアーム退避方向202を向いた状態で、飛しょう体1は発射筒100に格納される。その後、図8Aに示すように、付勢装置310は、アーム320を-z方向に、つまり設定方向250に回転する。付勢装置310がアーム320を内壁110aから突出する方向に回転すると、図8Bに示すように、サポーター330が飛しょう体1の前方部側面10aに接触する。付勢装置310がアーム320をさらに設定方向250に回転させると、サポーター330は前方部側面10aに対して押力251を加える。押力251は、前方部側面10aに平行な平行成分251bと、前方部側面10aに直交する直交成分251aとの合力で示すことができる。直交成分251aの反作用により、ガイド130は-y方向の反作用力255を受ける。この結果、図8Cに示すように、扉147が筒110の外側方向に回転する。これにより、付勢装置310は、アーム320を設定方向250にさらに回転することができる。アーム320は、図8Dに示すように、その長手方向がアーム突出方向201になるまで回転される。アーム320の長手方向がアーム突出方向201になると、扉147は、回転できないように、固定される。
以上のように、発射筒100に飛しょう体1を格納することができる。このように格納した飛しょう体1を発射筒100から発射することで、飛しょう体1の前方部10の姿勢を維持することができる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、ガイド130は、前方部側面10aに接触することで、飛しょう体1の前方部10の姿勢を維持する例を示した。図9A、9Bに示すように、飛しょう体1がドーサルフィン12を備える場合、ガイド130Bは、ドーサルフィン12に接触することで、飛しょう体1の姿勢を維持してもよい。
実施の形態2に係る飛しょう体1は、複数のドーサルフィン12(第1ドーサルフィン12-1、第2ドーサルフィン12-2、第3ドーサルフィン12-3、第4ドーサルフィン12-4)を備える。ドーサルフィン12は、前方部10の側面から突出するように設けられている。飛しょう体1の進行方向から見たときに、θ方向において、各ドーサルフィン12は、操舵翼11と同じ方向に設けられている。このため、飛しょう体1が発射筒100に格納されているとき、ドーサルフィン12は発射筒100の対角線上に配置される。また、ドーサルフィン12の側面であるドーサルフィン側面12aと筒110の内壁110aとの成す角は、例えば、30度より大きく、55度より小さい角度でもよい。また、ドーサルフィン側面12aと筒110の内壁110aとの成す角は、35度より大きく、50度より小さくてもよい。さらに、この角度は、40度より大きく、45度以下でもよい。
ガイド130Bは、ドーサルフィン側面12aに接触できるように配置されている。具体的には、第1ガイド130B-1と第2ガイド130B-2とは、第1ドーサルフィン12-1を挟み、対向して設けられている。同様に、第3ガイド130B-3と第4ガイド130B-4とは、第2ドーサルフィン12-2を挟み、対向して設けられている。同様に、第5ガイド130B-5と第6ガイド130B-6とは、第3ドーサルフィン12-3を挟み、対向して設けられている。同様に、第7ガイド130B-7と第8ガイド130B-8とは、第4ドーサルフィン12-4を挟み、対向して設けられている。言い換えると、各ドーサルフィン12は、2つのガイド130Bに挟まれている。
このように、各ドーサルフィン12を2つのガイド130Bで挟むことで、飛しょう体1の前方部10の振動、ねじれなどを抑制し、前方部10の姿勢を維持する。このため、各ガイド130Bは、実施の形態1と同様に、例えば、z方向において、同じ位置に配置される。さらに、各ガイド130Bのz方向の位置は、飛しょう体1の重心より+z方向に設けられてもよい。各ガイド130Bのz方向の位置は、前方部10の重心位置よりも+z方向に設けられてもよい。
また、前方部10の直径は、後方部20の直径より短い。このため、r方向において、飛しょう体1の中心からレール120までの距離は、飛しょう体1の中心からガイド130Bまでの距離より長くてもよい。言い換えると、z方向から見たときに、筒110の中心からレール120までの最も短い距離は、筒110の中心からガイド130Bまでの最も短い距離より長くてもよい。
その他の構成は、実施の形態1と同様である。
ガイド130Bの構成を詳細に説明する。ガイド130Bは、図10Aに示すように、付勢装置310Bと、アーム320Bと、サポーター330Bとを備える。サポーター330Bは、飛しょう体1が発射されるとき、ドーサルフィン12に接触し、前方部10の姿勢を維持する。
ガイド130Bの各部を詳細に説明する。付勢装置310Bは、筒110の内壁110aに支持されている。また、付勢装置310Bは、アーム320Bを回転可能に支持する。アーム320Bの回転軸200Bの方向は、図10Bに示すように、z方向に直交し、ドーサルフィン側面12aに平行である。言い換えると、回転軸200Bの方向は、z方向に直交し、ドーサルフィン12とサポーター330Bとの接触点335Bにおけるドーサルフィン12の接平面に平行である。このため、アーム320Bは、図10Aの状態から、回転方向210Bに回転できる。言い換えると、アーム320Bは、内壁110aに向けて、飛しょう体1の進行方向に倒れることができる。さらに言い換えると、アーム320Bは、例えば、ドーサルフィン側面12aから離れる方向に倒れることができる。アーム320Bは、内壁110aに接触するまで倒れてもよい。また、付勢装置310Bは、アーム320Bが+z方向に倒れるように、アーム320Bに回転力を印加してもよい。この回転力は、例えば、バネ、ガス圧など任意の方法により発生させることができる。
アーム320Bは、飛しょう体1の姿勢を維持するとき、内壁110aから突出して設けられている。また、アーム320Bは、z方向から見たときに、ドーサルフィン側面12aの直交方向に延びている。言い換えると、アーム320Bは、接触点335Bにおけるドーサルフィン側面12aの接平面に対し、直交方向に延びている。さらに、アーム320Bは、サポーター330Bを回転可能に支持する。アーム320Bの回転範囲については、後述する。
サポーター330Bは、実施の形態1と同様に、飛しょう体1が発射するとき、ドーサルフィン側面12aの移動を阻害せずに、ドーサルフィン側面12aに接触できるように構成されている。このため、サポーター330Bは、例えば、円柱形状を有し、ドーサルフィン側面12aの移動に従い回転する。サポーター330Bの回転軸は、円柱形状の中心軸でよい。
(アームの回転範囲)
アーム320Bの回転範囲について説明する。アーム320Bは、実施の形態1と同様に、サポーター330Bが飛しょう体1の姿勢を維持しているときの位置から、サポーター330Bが内壁110aに接触するときの位置まで回転できる。
サポーター330Bが飛しょう体1の姿勢を維持しているときのアーム320Bの位置について説明する。図10Cに示すように、サポーター330Bが飛しょう体1の姿勢を維持しているとき、サポーター330Bとドーサルフィン12との接触点335Bと、アーム320Bの回転軸200Bとを結ぶ線分を接触点線分206Bとする。接触点線分206Bと、接触点335Bにおけるドーサルフィン側面12aとの成す角をアーム角209Bとする。ここで、接触点335Bにおけるドーサルフィン側面12aの接平面と、回転軸200Bに直交し接触点335Bを通る平面との交線を接触点交線336Bと定義すると、このアーム角209Bは、接触点交線336Bと接触点線分206Bとの成す角ともいえる。アーム角209Bは、+z方向の角度を示し、90度より小さくてもよい。アーム角が90度より小さいと、付勢装置310Bは、アーム320Bを回転方向210Bに回転しようとしても、サポーター330Bがドーサルフィン側面12aに接触し、アーム320Bを回転することができない。
また、回転軸200Bを通り、接触点335Bにおけるドーサルフィン側面12aに直交する直線を接平面法線207Bとする。この接平面法線207Bは、接触点交線336Bと直交し、回転軸200Bを通る直線ともいえる。アーム320Bが飛しょう体1の姿勢を維持しているとき、回転軸200Bに平行な方向から見ると、サポーター330Bの+z方向の端が接平面法線207Bに接してもよい。言い換えると、アーム320Bが飛しょう体1の姿勢を維持しているとき、回転軸200Bに平行な方向から見ると、z方向において、サポーター330Bの+z方向の端が回転軸200Bの位置でもよい。さらに言い換えると、アーム320Bが飛しょう体1の姿勢を維持しているとき、回転軸200Bに平行な方向から見ると、接触点交線336Bの延びる方向において、サポーター330Bの+z方向の端が回転軸200Bの位置でもよい。
(ガイドの動作)
飛しょう体1を発射するときに、ガイド130Bが飛しょう体1を案内する動作は、実施の形態1と同様である。具体的には、飛しょう体1を発射するとき、付勢装置310Bは、アーム320Bに回転方向210Bへの回転力を印加する。アーム320Bに印加される回転力に伴い、サポーター330Bも回転方向210Bに旋回する力が加えられる。しかし、サポーター330Bは、飛しょう体1のドーサルフィン側面12aに阻害され、回転することができない。このため、付勢装置310Bは、アーム320Bを回転方向210Bに付勢することで、飛しょう体1のドーサルフィン側面12aにサポーター330Bを押し付ける。
飛しょう体1が発射されると、飛しょう体1は+z方向に移動する。飛しょう体1の移動により、ドーサルフィン12の-z方向の端が、ガイド130Bの位置に達する。このため、サポーター330Bは、ドーサルフィン側面12aから離れる。この結果、付勢装置310Bは、アーム320Bを回転方向210Bに回転することができる。付勢装置310Bがアーム320Bを回転することで、サポーター330Bは内壁110aの方向に移動し、内壁110aに接触する。
飛しょう体1がさらに移動し、後方部20がガイド130Bの位置に達する。アーム320Bの長手方向は、サポーター330Bがドーサルフィン側面12aから離れたときに、内壁110aに接触するまで回転する。これにより、ガイド130Bは、飛しょう体1の通過する領域から外れる。言い換えると、ガイド130Bは、内壁110aの近傍に退避され、後方部20に接触しない。このため、ガイド130Bが飛しょう体1の移動を阻害することなく、発射筒100は飛しょう体1を発射することができる。
以上のように、発射筒100はガイド130Bを備えることで、飛しょう体1を発射するときに、飛しょう体1の姿勢を維持することができる。
飛しょう体1を発射筒100に格納する動作は、実施の形態1と同様に構成することができる。
なお、2つのガイド130Bが、ドーサルフィン12を挟み、飛しょう体1を案内する例を示したが、これに限定されない。ガイド130Bは、飛しょう体1の振動、ねじれなどを抑制できればよく、任意の構成を選択することができる。例えば、図11に示すように、対向する2つの壁面に、2つのガイド130Bを設けることで、飛しょう体1を案内してもよい。
(実施の形態3)
実施の形態2では、回転軸200Bの方向が、ドーサルフィン側面12aに平行する例を示した。この場合、アーム320Bを飛しょう体1が通過する領域から退避させると、レール120に接触する可能性が生じる。回転軸200Bの方向が、ドーサルフィン側面12aに対して、傾斜している例を説明する。なお、実施の形態3に係る発射筒100は、ガイド130Cを除き、実施の形態2と同様である。
図12A、12Bに示すように、2つのガイド130Cは、実施の形態2と同様に、ドーサルフィン12を挟み、飛しょう体1を案内する。このため、ガイド130Cは、ドーサルフィン側面12aに接触できるように配置されている。ガイド130Cは、付勢装置310Cと、アーム320Cと、サポーター330Cとを備える。サポーター330Cは、飛しょう体1が発射されるとき、ドーサルフィン12に接触し、前方部10の姿勢を維持する。
付勢装置310Cは、筒110の内壁110aに支持されている。また、付勢装置310Cは、アーム320Cを回転可能に支持する。アーム320Cの回転軸200Cの方向は、図12Aに示すように、y-z平面に平行し、z軸に対して傾斜している。このため、アーム320Cは、図12A、12Bの状態から、回転方向210Cに回転できる。アーム320Cが回転方向210Cに回転することで、サポーター330Cは旋回しつつ、内壁110aに向けて倒れる。言い換えると、アーム320Cは、回転軸200Cを中心に回転方向210Cに回転しながら、内壁110aに向けて、+z方向に倒れることができる。さらに言い換えると、アーム320Cは、ドーサルフィン12から離れる方向に倒れることができる。このため、アーム320Cは、図12Aの状態から、内壁110aに対して、+z方向に倒れることができる。例えば、アーム320Cは、内壁110aに接触するまで倒れてもよい。また、付勢装置310Cは、アーム320Cが進行方向に倒れるように、アーム320Cに回転力を印加してもよい。この回転力は、例えば、バネ、ガス圧など任意の方法により発生させることができる。
ここで、回転軸200Cの方向について、詳細に説明する。回転軸200Cは、y-z平面に平行し、z軸に対して傾斜している。つまり、回転軸200Cはz軸に平行しない。ここで、ドーサルフィン側面12aの法線方向は、x-y平面に平行し、x軸に対して傾斜している。このため、ドーサルフィン側面12aは、z軸を中心にy-z平面を回転した平面に平行する。このため、回転軸200Cは、ドーサルフィン側面12aに対して傾斜している。さらに、ドーサルフィン側面12aとx軸との成す角は、例えば、30度より大きく、55度より小さくともよい。また、ドーサルフィン側面12aとx軸との成す角は、35度より大きく、50度より小さくともよい。さらに、この角度は、40度より大きく、45度以下でもよい。ここで、回転軸200Cは、y-z平面に平行し、z軸に平行しないため、回転軸200Cと+z方向とに直交する方向は、x方向になる。このため、回転軸200Cと+z方向とに直交する直線と、ドーサルフィン側面12aとの成す角も、例えば、30度より大きく、55度より小さくともよい。また、この角度は、35度より大きく、50度より小さくともよい。さらに、この角度は、40度より大きく、45度以下でもよい。
アーム320Cは、飛しょう体1の姿勢を維持するとき、内壁110aから突出して設けられている。また、アーム320Cは、ドーサルフィン側面12aに対して傾斜する方向に延びている。さらに、アーム320Cは、サポーター330Cを回転可能に支持する。アーム320Cの回転範囲と形状とについては、後述する。
サポーター330Cは、実施の形態1と同様に、飛しょう体1が発射するとき、ドーサルフィン側面12aの移動を阻害せずに、ドーサルフィン側面12aに接触できるように構成されている。このため、サポーター330Cは、例えば、円柱形状を有し、ドーサルフィン側面12aの移動に従い回転する。サポーター330Cの回転軸は、円柱形状の中心軸でよい。
(アームの回転範囲)
アーム320Cの回転範囲について説明する。アーム320Cは、実施の形態1と同様に、サポーター330Cが飛しょう体1の姿勢を維持しているときの位置から、サポーター330Cが内壁110aに接触するときの位置まで回転できる。また、アーム320Cは、サポーター330Cが飛しょう体1の姿勢を維持しているときの位置から、ガイド130Cは飛しょう体1の通過する領域から外れる位置まで回転してもよい。
サポーター330Cが飛しょう体1の姿勢を維持しているときのアーム320Cの位置について説明する。図12Cに示すように、サポーター330Cが飛しょう体1の姿勢を維持しているとき、サポーター330Cとドーサルフィン12との接触点335Cと、アーム320Cの回転軸200Cとを結ぶ線分を接触点線分206Cとする。また、ドーサルフィン側面12aと、回転軸200Cに直交し接触点335Cを通る平面との交線を接触点交線336Cとする。接触点交線336Cは、接触点335Cにおけるドーサルフィン側面12aの接平面と、回転軸200Cに直交し接触点335Cを通る平面との交線ともいえる。接触点交線336Cと、接触点線分206Cとの成す角をアーム角209Cとする。アーム角209Cは、+z方向の角度を示し、90度より小さくてもよい。アーム角が90度より小さいと、付勢装置310Cは、アーム320Cを回転方向210Cに回転しようとしても、サポーター330Cがドーサルフィン側面12aに接触し、アーム320Cを回転することができない。
また、接触点交線336Cと直交し、回転軸200Cを通る直線を接平面法線207Cとする。アーム320Cが飛しょう体1の姿勢を維持しているときに、回転軸200Cに平行な方向から見ると、サポーター330Cの+z方向の端が接平面法線207Cに接してもよい。言い換えると、アーム320Cが飛しょう体1の姿勢を維持しているときに、回転軸200Cに平行な方向から見ると、接触点交線336Cの延びる方向において、サポーター330Cの+z方向の端の位置が回転軸200Cの位置でもよい。
(ガイドの動作)
次に、飛しょう体1を発射するときに、ガイド130Cが飛しょう体1を案内する動作について説明する。飛しょう体1を発射するとき、図13Aに示すように、付勢装置310Cは、アーム320Cに回転方向210Cへの回転力を印加する。例えば、付勢装置310Cは、飛しょう体1を発射筒100に格納し終えてから、飛しょう体1が発射されるまで、アーム320Cに回転力を印加する。より詳細には、飛しょう体1が発射筒100から離れるまで、付勢装置310Cは、アーム320Cに回転力を印加する。アーム320Cに印加される回転力により、サポーター330Cも回転方向210Cに旋回する力が加えられる。しかし、サポーター330Cは、飛しょう体1のドーサルフィン側面12aに阻害され、旋回することができない。このため、飛しょう体1のドーサルフィン側面12aに押力211Cが加えられる。押力211Cは、ドーサルフィン側面12aに平行する平行成分213Cと、直交する直交成分212Cとの合力で示すことができる。つまり、付勢装置310Cは、アーム320Cを回転方向210Cに付勢することで、飛しょう体1のドーサルフィン側面12aにサポーター330Cを直交成分212Cの力で押し付ける。
飛しょう体1が発射されると、飛しょう体1は+z方向に移動する。飛しょう体1の移動により、ドーサルフィン12の-x方向の端がガイド130Cの位置に達する。このため、サポーター330Cは、ドーサルフィン側面12aから離れる。この結果、図13Bに示すように、付勢装置310Cは、アーム320Cを回転方向210Cに回転する。付勢装置310Cがアーム320Cを回転することで、図13Cに示すように、サポーター330Cは、旋回しながら、内壁110aの方向に移動する。言い換えると、サポーター330Cは、z方向から見たときに、ドーサルフィン12の先端方向に移動する。つまり、サポーター330Cは、筒110の隅の方向に移動する。言い換えると、サポーター330Cは、筒110の隣接する内壁110aの境界の方向に移動する。さらに、図13Dに示すように、付勢装置310Cは、アーム320Cを予め決められた位置まで回転する。付勢装置310Cは、サポーター330Cが内壁110aに接触するまでサポーター330Cを回転してもよい。また、付勢装置310Cは、飛しょう体1が通過する領域からガイド130Cが外れる位置まで、サポーター330Cを回転してもよい。
飛しょう体1がさらに移動し、後方部20がガイド130Cの位置に達する。ガイド130Cがドーサルフィン側面12aから離れたときに、付勢装置310Cがアーム320Cを回転する。このため、飛しょう体1の中心を通り、z方向に平行な直線からガイド130までの距離、つまりr方向における飛しょう体1の中心からガイド130までの距離が長くなる。言い換えると、発射筒100の中心軸、つまり中心を通り、z方向に平行な直線からガイド130までの最短距離が長くなるため、ガイド130Cは飛しょう体1の通過する領域から外れる。この結果、ガイド130Cは、内壁110aの近傍に退避され、後方部20はガイド130Cに接触しない。つまり、ガイド130Cが飛しょう体1の移動を阻害することなく、発射筒100は飛しょう体1を発射することができる。
以上のように、発射筒100はガイド130Cを備えることで、飛しょう体1を発射するときに、飛しょう体1の姿勢を維持することができる。
次に、飛しょう体1を発射筒100に格納する動作は、実施の形態1と同様に構成することができる。
(アームの形状)
ここで、アーム320Cの形状の一例を説明する。アーム320Cは、図14に示すように、長方形の平らな板350を、第1折曲線361と、第2折曲線362とで折り曲げて形成されている。第1折曲線361は、板350の長辺に直交し、板350を横切る直線である。第2折曲線362は、板350の長辺に対して傾斜し、板350を横切る直線である。板350において、第1折曲線361の外側の平らな板部は、付勢装置310Cが接続される脚部321を形成する。第2折曲線362の外側の平らな板部は、サポーター330Cが接続されるサポーター保持部323を形成する。第1折曲線361と第2折曲線362との間は、中部322を形成する。また、脚部321には、回転軸200Cを構成するための軸穴360が設けられている。
図15Aに示すように、脚部321と中部322との成す角が、例えば、90度より大きく、180度より小さくなるように、板350は第1折曲線361で折り曲げられている。脚部321と中部322との成す角は、120度でもよい。図15A、15Bに示すように、中部322とサポーター保持部323との成す角が、例えば、90度になるように、板350は第2折曲線362で折り曲げられている。また、図15A、15Bに示すように、第1折曲線361は、第2折曲線362の折り曲げられている方向と、逆方向に折り曲げられている。
このような形状のアーム320Cを用いることで、飛しょう体1を発射するときに、飛しょう体1の姿勢を維持することができる。
なお、2つのガイド130Cが、ドーサルフィン12を挟み、飛しょう体1を案内する例を示したが、これに限定されない。ガイド130Cは、実施の形態2と同様に、飛しょう体1の振動、ねじれなどを抑制できればよく、任意の構成を選択することができる。
また、サポーター330Cの形状は、これに限定されない。例えば、図16A、16Bに示すように、直径の異なる2つの円柱形状(第1サポーター331、第2サポーター332)を備えたサポーター330Eでもよい。ここで、第1サポーター331は、円柱の中心軸に直交する上面331aと、円柱の側面331bとを有する。また、第2サポーター332も、円柱の中心軸に直交する上面332aと、円柱の側面332bとを有する。
この場合、第1サポーター331の直径は、第2サポーター332の直径より長い。また、第1サポーター331の中心軸は、第2サポーター332の中心軸に一致してもよい。第2サポーター332の側面332bは、サポーター330Cと同様に、ドーサルフィン側面12aに接触する。また、サポーター330Cと、第2サポーター332とにドーサルフィン12が挟まれることで、ドーサルフィン側面12aに直交する方向において、飛しょう体1の姿勢は維持されている。さらに、第1サポーター331の上面331aは、ドーサルフィン12のドーサルフィン端面12bに接触する。これにより、z方向から見たときのドーサルフィン12の先端方向において、飛しょう体1の姿勢は維持されている。この結果、ガイド130Cは、発射筒100の対角線上に配置された2つのドーサルフィン12を案内することで、飛しょう体1の姿勢を維持することができる。このように、サポーター330Cの形状により、ガイド130Cの必要となる数量を削減してもよい。なお、ドーサルフィン端面12bは、飛しょう体1の半径方向、つまりr方向の端の面を指す。また、サポーター330Eの形状を実施の形態2に適用することで、同様の効果が得られる。
(実施の形態4)
飛しょう体1がz方向に延びた突出部15を備える場合、図17Aに示すように、ガイド130Dは、突出部15に接触することで、飛しょう体1の姿勢を維持してもよい。なお、突出部15は、配線などを格納するために、前方部10の前方部側面10aから突出して設けられるトンネルカバーが例示される。
図17A、17Bに示すように、飛しょう体1は、複数の突出部15(第1突出部15-1、第2突出部15-2)を備える。第1突出部15-1と第2突出部15-2とは、前方部10を挟み、対向して設けられている。言い換えると、第1突出部15-1と第2突出部15-2とは、θ方向に180度ずれて配置されている。
ガイド130Dは、突出部15に接触できるように配置されている。具体的には、第1ガイド130D-1は、第1突出部15-1に接触できるように配置されている。第2ガイド130D-2は、第2突出部15-2に接触できるように配置されている。このため、第1ガイド130D-1と第2ガイド130D-2とは、互いに前方部10を挟み対向して設けられている。言い換えると、第1ガイド130D-1と第2ガイド130D-2とは、θ方向に180度ずれて配置されている。このため、第1ガイド130D-1と第2ガイド130D-2とは、筒110の互いに対向する内壁110aに、それぞれ配置されてもよい。
また、2つのガイド130Dは、飛しょう体1の前方部10を挟むことで、前方部10の振動、ねじれなどを抑制し、前方部10の姿勢を維持する。このため、各ガイド130Dは、実施の形態1と同様に、例えば、z方向において、同じ位置に配置される。さらに、各ガイド130Dのz方向の位置は、飛しょう体1の重心より進行方向に設けられてもよい。各ガイド130Dのz方向の位置は、前方部10の重心位置よりも進行方向に設けられてもよい。
また、前方部10の直径は、後方部20の直径より短い。このため、r方向において、飛しょう体1の中心からレール120までの距離は、飛しょう体1の中心からガイド130Dまでの距離より長くてもよい。言い換えると、z方向から見たときに、筒110の中心からレール120までの最も短い距離は、筒110の中心からガイド130Dまでの最も短い距離より長くてもよい。
その他の構成は、実施の形態1と同様である。
ガイド130Dの構成を詳細に説明する。ガイド130Dは、図18Aに示すように、付勢装置310Dと、2つのアーム320Dと、2つのサポーター330Dとを備える。サポーター330Dは、飛しょう体1が発射されるとき、突出部15に接触し、前方部10の姿勢を維持する。具体的には、図18Bに示すように、飛しょう体1が発射筒100に格納されているとき、サポーター330Dは、突出部15の突出部端面15aと、突出部15の突出部側面15bとに接触する。ここで、突出部端面15aは、突出部15の-y方向の端面を指す。言い換えると、突出部端面15aは、前方部側面10aから突出した端の面を指す。突出部側面15bは、突出部15の+x方向の面と-x方向の面とを指す。言い換えると、突出部側面15bは、z方向に平行な、突出部15の側面を指す。
ガイド130Dの各部を詳細に説明する。付勢装置310Dは、筒110の内壁110aに支持されている。また、付勢装置310Dは、アーム320Dを回転可能に支持する。アーム320Dの回転軸200Dは、図18Bに示すように、z方向に直交し、内壁110aに平行である。また、アーム320Dの回転軸200Dは、突出部端面15aと平行でもよい。言い換えると、アーム320Dの回転軸200Dは、突出部端面15aとサポーター330Dとの接触点335Dにおける突出部端面15aの接平面に平行でもよい。このため、アーム320Dは、図18Aの状態から、内壁110aに向けて、+z方向に倒れることができる。言い換えると、アーム320Dは、突出部端面15aから離れる方向に倒れることができる。また、付勢装置310Dは、アーム320Dが+z方向に倒れるように、アーム320Dに回転力を印加してもよい。この回転力は、例えば、バネ、ガス圧など任意の方法により発生させることができる。
アーム320Dは、飛しょう体1の姿勢を維持するときに、内壁110aから突出して設けられている。また、アーム320Dは、z方向から見たときに、突出部端面15aに対し、直交方向に延びている。言い換えると、アーム320Dは、接触点335Dにおける突出部端面15aの接平面に対し、直交方向に延びている。さらに、アーム320Dは、サポーター330Dを回転可能に支持する。アーム320Dの回転範囲については、後述する。
サポーター330Dは、飛しょう体1が発射するとき、突出部端面15aの移動を阻害せずに、突出部端面15aに接触できるように構成されている。このため、サポーター330Dは、図18Cに示すように、2つの円柱形状(第1サポーター333、第2サポーター334)を有し、突出部端面15aの移動に従い回転する。ここで、第1サポーター333は、円柱の中心軸に直交する上面333aと、円柱の側面333bとを有する。また、第2サポーター334も、円柱の中心軸に直交する上面334aと、円柱の側面334bとを有する。
第1サポーター333の直径は、第2サポーター334の直径より長い。また、第1サポーター333の中心軸は、第2サポーター334の中心軸に一致してもよい。サポーター330Dは、この中心軸を中心に回転する。また、第1サポーター333の上面333aは、突出部側面15bに接触する。ここで、突出部15の両側の突出部側面15bは、図18Bに示すように、2つのサポーター330Dに挟まれる。このため、突出部側面15bに直交する方向、つまりx方向において、飛しょう体1の姿勢は維持される。また、第2サポーター334の側面334bは、突出部端面15aに接触する。前述のとおり、突出部端面15aに直交する方向、つまりy方向において、飛しょう体1は第1ガイド130D-1と第2ガイド130D-2とに挟まれる。このため、y方向において、飛しょう体1の姿勢は維持される。このように、発射筒100は、突出部15に接触する2つのガイド130Dを備えることで、飛しょう体1の姿勢を維持することができる。
(アームの回転範囲)
アーム320Dの回転範囲について説明する。アーム320Dは、実施の形態1と同様に、サポーター330Dが飛しょう体1の姿勢を維持しているときの位置から、サポーター330Dが内壁110aに接触するときの位置まで回転できる。
サポーター330Dが飛しょう体1の姿勢を維持しているときのアーム320Dの位置について説明する。図18Dに示すように、サポーター330Dが飛しょう体1の姿勢を維持しているとき、サポーター330Dの第2サポーター334と突出部端面15aとの接触点335Dと、アーム320Dの回転軸200Dとを結ぶ線分を接触点線分206Dとする。接触点線分206Dと、接触点335Dにおける突出部端面15aとの成す角をアーム角209Dとする。ここで、接触点335Dにおける突出部端面15aの接平面と、回転軸200Dに直交し接触点335Dを通る平面との交線を接触点交線336Dと定義すると、このアーム角209Dは、接触点交線336Dと接触点線分206Dとの成す角ともいえる。アーム角209Dは、+z方向の角度を示し、90度より小さくてもよい。アーム角が90度より小さいと、付勢装置310Dは、アーム320Dを回転方向210Dに回転しようとしても、サポーター330Dが突出部端面15aに接触し、アーム320Dを回転することができない。
また、回転軸200Dを通り、接触点335Dにおける突出部端面15aに直交する直線を接平面法線207Dとする。この接平面法線207Dは、接触点交線336Dと直交し、回転軸200Dを通る直線ともいえる。ガイド130Dが飛しょう体1の姿勢を維持しているとき、回転軸200Dに平行な方向から見ると、サポーター330Dの+z方向の端が接平面法線207Dに接してもよい。言い換えると、アーム320Dが飛しょう体1の姿勢を維持しているとき、回転軸200Dに平行な方向から見ると、z方向において、サポーター330Dの+z方向の端の位置が回転軸200Dの位置でもよい。さらに言い換えると、アーム320Dが飛しょう体1の姿勢を維持しているとき、回転軸200Dに平行な方向から見ると、接触点交線336Dの延びる方向において、サポーター330Dの+z方向の端の位置が回転軸200Dの位置でもよい。
(ガイドの動作)
飛しょう体1を発射するときに、ガイド130Dが飛しょう体1を案内する動作は、実施の形態1と同様である。具体的には、飛しょう体1を発射するとき、付勢装置310Dは、アーム320Dに回転方向210Dへの回転力を印加する。アーム320Dに印加された回転力により、サポーター330Dも回転方向210Dに旋回する力が加えられる。しかし、サポーター330Dは、飛しょう体1の突出部端面15aに阻害され、旋回することができない。このため、付勢装置310Dは、アーム320Dを回転方向210Dに付勢することで、飛しょう体1の突出部端面15aにサポーター330Dを押し付ける。
飛しょう体1が発射されると、飛しょう体1は+z方向に移動する。飛しょう体1の移動により、突出部15の-z方向の端が、ガイド130Dの位置に達する。このため、サポーター330Dは、突出部端面15aから離れる。この結果、付勢装置310Dは、アーム320Dを回転方向210Dに回転することができる。付勢装置310Dがアーム320Dを回転することで、サポーター330Dは内壁110aの方向に移動し、内壁110aに接触する。
飛しょう体1がさらに移動し、後方部20がガイド130Dの位置に達する。アーム320Dの長手方向は、サポーター330Dが突出部端面15aから離れたときに、内壁110aに接触するまで回転する。これにより、ガイド130Dは、飛しょう体1の通過する領域から外れる。言い換えると、ガイド130Dは、内壁110aの近傍に退避され、後方部20はガイド130Dに接触しない。このため、ガイド130Dが飛しょう体1の移動を阻害することなく、発射筒100は飛しょう体1を発射することができる。
以上のように、発射筒100はガイド130Dを備えることで、飛しょう体1を発射するときに、飛しょう体1の姿勢を維持することができる。
飛しょう体1を発射筒100に格納する動作は、実施の形態1と同様に構成することができる。
(変形例)
以降について、実施の形態1を基準に変形例を記載するが、実施の形態2から4に対しても同様に適用することができる。
上記実施の形態では、ガイド130は、z方向において、1つの位置に配置する例を示したが、これに限定されない。飛しょう体1は、発射されるときに、+z方向に移動する。このため、図19に示すように、ガイド130は、z方向において、複数の位置に配置されてもよい。ガイド130を複数の位置に配置することで、飛しょう体1が+z方向に移動しても、飛しょう体1の姿勢を維持しつづけることができる。各ガイド130の位置は、z方向において、飛しょう体1の重心より+z方向に設けられてもよい。各ガイド130のz方向の位置は、前方部10の重心位置に設けられてもよい。また、各ガイド130のz方向の位置は、前方部10の重心位置よりも+z方向に設けられてもよい。さらに、各ガイド130は、飛しょう体1の姿勢を維持できればよく、任意の位置に配置することができる。
また、サポーター330は、円柱形状を有する例を示したが、これに限定されない。サポーター330は、飛しょう体1の移動を阻害することなく、飛しょう体1の姿勢を維持できればよく、任意の形状を選択することができる。例えば、サポーター330の表面、特に前方部側面10aなどの飛しょう体1との接触部分が高い潤滑性を有してもよい。この場合、前方部側面10a、ドーサルフィン側面12a、突出部端面15aなどは、サポーター330の表面を滑りつつ、進行方向に移動する。また、図20に示すように、ガイド130は、さらに、補助サポーター340を備えてもよい。補助サポーター340は、サポーター330よりも、サポーター330が倒れる方向に配置されている。また、補助サポーター340を複数設けてもよい。また、実施の形態2から4について、実施の形態1と同様に、サポーター330の回転軸200に平行な方向に、サポーター330を追加してもよい。
上記実施の形態では、飛しょう体1の移動領域から退避するために、アーム320が+z方向に倒れる例を示したが、これに限定されない。アーム320は-z方向に倒れてもよい。この場合、アーム角209は、アーム320の倒れる方向、つまり-z方向の、接触点線分206と接触点交線336との成す角を指す。また、サポーター330が飛しょう体1の姿勢を維持するときに、サポーター330の倒れる方向、つまり-z方向の端が接平面法線207に接してもよい。言い換えると、サポーター330が飛しょう体1の姿勢を維持するときに、サポーター330の倒れる方向の端の位置が、接触点交線336の方向、つまりz方向において、回転軸200の位置でもよい。また、飛しょう体1が発射されるときに、飛しょう体1の位置に基づき、アーム320を倒してもよい。この場合、図21に示すように、発射筒100は、飛しょう体1の位置を検知する検知センサ410と、付勢装置310に指令を出力する制御装置420とを備えてもよい。この場合、検知センサ410は、飛しょう体1の位置を検知する。制御装置420は、検知センサ410の検知結果に基づき、飛しょう体1が所定の位置に到達したかを判定する。制御装置420は、飛しょう体1が所定の位置に到達したと判定すると、アーム320を回転するため信号を付勢装置310に送信する。付勢装置310は、信号に基づき、アーム320を回転させる。このようにして、アーム320を回転してもよい。また、この場合、サポーター330が飛しょう体1の姿勢を維持できればよく、アーム320の回転方向210は任意に選択することができる。
また、ガイド130が倒れることで、飛しょう体1の移動領域から退避する例を示したが、これに限定されない。ガイド130は、飛しょう体1の後方部20がガイド130の位置に到達するときに、飛しょう体1の移動領域から退避できればよく、任意の方法を選択することができる。例えば、飛しょう体1が所定の位置に到達したときに、ガイド130のアーム320が折りたたまれてもよい。具体的には、発射筒100は、検知センサと、アーム320を制御する制御装置とを備える。検知センサは、飛しょう体1の位置を検知する。制御装置は、検知センサの検知結果に基づき、飛しょう体1が所定の位置に到達したかを判定する。制御装置は、飛しょう体1が所定の位置に到達したと判定すると、アーム320を折りたたむように制御する。
アーム320は、付勢装置310に支持される例を示したが、これに限定されない。例えば、内壁110aに取り付けられてもよい。この場合においても、付勢装置310は、アーム320に対して回転力を印加してもよい。
操舵翼11が発射筒100の対角線上に配置される例を示したが、これに限定されない。ガイド130が前方部側面10a、ドーサルフィン側面12a、突出部端面15aなどに接触し、飛しょう体1の姿勢を維持できれば、操舵翼11の配置を任意に選択することができる。また、飛しょう体1は、操舵翼11を折りたたんだ状態で、発射筒100に格納してもよい。
以上において説明した処理は一例であり、各ステップの順番、処理内容は、機能を阻害しない範囲で変更してもよい。また、説明した構成は、機能を阻害しない範囲で、任意に変更してもよい。例えば、前方部10と、後方部20と、継手部30との形状は、任意に選択することができる。また、レール120の配置と形状は、飛しょう体1の姿勢を維持できれば、任意に選択してもよい。
1 飛しょう体
10 前方部
10a 前方部側面
11 操舵翼
12 ドーサルフィン
12-1 第1ドーサルフィン
12-2 第2ドーサルフィン
12-3 第3ドーサルフィン
12-4 第4ドーサルフィン
12a ドーサルフィン側面
15 突出部
15-1 第1突出部
15-2 第2突出部
15a 突出部端面
15b 突出部側面
20 後方部
21 翼
22 スライダ
22-1 第1スライダ
22-2 第2スライダ
22-3 第3スライダ
22-4 第4スライダ
22-5 第5スライダ
22-6 第6スライダ
22-7 第7スライダ
22-8 第8スライダ
30 継手部
100 発射筒
110 筒
110a 内壁
120 レール
120-1 第1レール
120-2 第2レール
120-3 第3レール
120-4 第4レール
130、130B、130C、130D ガイド
130-1、130B-1、130D-1 第1ガイド
130-2、130B-2、130D-2 第2ガイド
130-3、130B-3 第3ガイド
130-4、130B-4 第4ガイド
130-5、130B-5 第5ガイド
130-6、130B-6 第6ガイド
130-7、130B-7 第7ガイド
130-8、130B-8 第8ガイド
140 配置レール
142 分離壁
143 開口部
147 扉
200、200B、200C、200D 回転軸
201 アーム突出方向
202 アーム退避方向
203 内壁法線
205 回転範囲
206、206B、206C、206D 接触点線分
207、207B、207C、207D 接平面法線
209、209B、209C、209D アーム角
210、210B、210C、210D 回転方向
211、211C 押力
212、212C 直交成分
213、213C 平行成分
220 スライド方向
230 可動方向
250 設定方向
251 押力
251a 直交成分
251b 平行成分
255 反作用力
310、310B、310C、310D 付勢装置
320、320B、320C、320D アーム
321 脚部
322 中部
323 サポーター保持部
330、330B、330C、330D、330E サポーター
331、333 第1サポーター
331a、333a 第1上面
331b、333b 第1側面
332、334 第2サポーター
332a、334a 第2上面
332b、334b 第2側面
335、335B、335C、335D 接触点
336、336B、336C、336D 接触点交線
340 補助サポーター
350 板
360 軸穴
361 第1折曲線
362 第2折曲線

Claims (12)

  1. 飛しょう体を格納する筒と、
    前記筒の内壁に固定され、前記飛しょう体に接触する複数のレールと、
    前記筒の内壁に設けられている複数のガイドと、
    を備え、
    前記複数のガイドのうちの第1ガイドは、
    前記飛しょう体に接触するように設けられ、
    前記飛しょう体が移動することで前記第1ガイドから離れたときに、前記飛しょう体の移動領域から退避し、
    前記第1ガイドは、
    前記飛しょう体を案内するときに、前記飛しょう体に接触するサポーターと、
    前記サポーターを支持し、前記筒の内壁から突出して設けられているアームと、
    前記アームを回転可能に支持する付勢装置と、
    を備え、
    前記付勢装置は、
    前記サポーターが前記飛しょう体に接触しているときに、前記アームを第1方向に付勢し、前記飛しょう体に前記サポーターを押し付け、
    前記飛しょう体が前記サポーターから離れたときに、前記アームを前記第1方向に回転させて、前記サポーターを前記筒の内壁の方向に移動させる
    発射筒。
  2. 前記サポーターは、前記飛しょう体の進行方向に延びる突出部に接触する
    請求項に記載の発射筒。
  3. 前記サポーターは、前記飛しょう体のドーサルフィンに接触し、
    前記付勢装置は、前記ドーサルフィンが前記サポーターから離れたときに、前記アームを回転させて、前記サポーターを前記ドーサルフィンの先端方向に移動する
    請求項に記載の発射筒。
  4. 前記アームの回転軸の方向と、前記飛しょう体の進行方向とが異なり、
    前記アームの回転軸の方向と前記飛しょう体の進行方向とに直交する方向と、前記飛しょう体と前記サポーターとの接平面の法線方向との成す角が30度より大きく、55度より小さい
    請求項に記載の発射筒。
  5. 前記アームは、前記飛しょう体の進行方向に倒れる
    請求項からのいずれか1項に記載の発射筒。
  6. 前記第1ガイドが前記飛しょう体に接触するときの、
    前記サポーターと前記飛しょう体との接触点と、前記アームの回転軸とを結ぶ線分を接触点線分とし、
    前記接触点における前記飛しょう体の接平面と、前記アームの回転軸に直交し前記接触点を通る平面との交線を接触点交線とすると、
    前記接触点線分と前記接触点交線との成す角が90度より小さい
    請求項からのいずれか1項に記載の発射筒。
  7. 前記筒は、
    開口部が設けられ、
    前記開口部に脱着可能な分離壁を備え、
    前記複数のガイドのうちの第2ガイドは、前記分離壁に設けられている
    請求項1からのいずれか1項に記載の発射筒。
  8. 前記複数のガイドのうち、少なくとも1つは、
    前記飛しょう体を格納するときに、前記筒の内壁を摺動可能に設けられ、
    前記飛しょう体を発射するときに、前記筒の内壁に固定される
    請求項1からのいずれか1項に記載の発射筒。
  9. 飛しょう体を格納する筒と、
    前記筒の内壁に固定され、前記飛しょう体に接触する複数のレールと、
    前記筒の内壁に設けられている複数のガイドと、
    を備え、
    前記複数のガイドのうちの第1ガイドは、
    前記飛しょう体に接触するように設けられ、
    前記飛しょう体が移動することで前記第1ガイドから離れたときに、前記飛しょう体の移動領域から退避し、
    前記筒は、前記複数のガイドのうち、少なくとも1つが設けられている壁面に、前記筒の外側方向に開く扉を備え、
    前記扉は、
    前記飛しょう体を前記筒に格納するときに開き、
    前記飛しょう体を前記筒に格納した後に閉じる
    射筒。
  10. 前記複数のガイドの各々は、前記飛しょう体が前記筒に格納されている状態で、前記飛しょう体の重心より前記飛しょう体の進行方向に設けられている
    請求項1からのいずれか1項に記載の発射筒。
  11. 飛しょう体を発射筒から発射するときに、
    複数のレールと複数のガイドとが前記飛しょう体に接触し、前記飛しょう体の姿勢を維持することと、
    前記飛しょう体が移動することで前記複数のガイドから離れたときに、前記複数のガイドを前記飛しょう体の移動領域から退避させることと、
    を含み、
    前記複数のレールは、前記発射筒の内壁に固定され、
    前記複数のガイドは、前記発射筒の内壁に設けられている
    前記複数のガイドのうち、第1ガイドは、
    前記飛しょう体を案内するときに、前記飛しょう体に接触するサポーターと、
    前記サポーターを支持し、前記筒の内壁から突出して設けられているアームと、
    を備え、
    前記飛しょう体の姿勢を維持することは、
    前記サポーターが前記飛しょう体に接触しているときに、前記アームを第1方向に付勢し、前記飛しょう体に前記サポーターを押し付けること
    を含み、
    前記複数のガイドを前記飛しょう体の移動領域から退避させることは、
    前記飛しょう体が前記サポーターから離れたときに、前記アームを前記第1方向に回転させて、前記サポーターを前記筒の内壁の方向に移動させること
    を含む
    飛しょう体の発射方法。
  12. 飛しょう体を格納する筒と、
    前記筒の内壁に固定され、前記飛しょう体に接触する複数のレールと、
    前記筒の内壁に設けられた複数のガイドと、
    を備え、
    前記複数のガイドのうちの第1ガイドは、
    前記飛しょう体に接触するサポーターと、
    前記サポーターを支持し、前記筒の内壁から突出して設けられているアームと、
    前記アームを、回転可能に支持し、第1方向に付勢する付勢装置と、
    を備え
    前記付勢装置は、
    前記サポーターが前記飛しょう体に接触しているときに、前記アームを前記第1方向に付勢し、前記飛しょう体に前記サポーターを押し付け、
    前記飛しょう体が前記サポーターから離れたときに、前記アームを前記第1方向に回転させて、前記サポーターを前記筒の内壁の方向に移動させる
    発射筒。
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