JP7144867B2 - 年齢の識別認識システム - Google Patents
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Description
運転免許証、個人番号カード等は現在RFID(radio frequency identifier、以下同じ。)を有したRFID方式のICカードが利用されている。
しかしながら、IC内に格納された生年月日等の年齢がわかる情報は、個人情報のため、RFIDのIC内の照合番号(PINコード)により保護された領域に記憶されている。
自動販売機等の機械に対し、利用者が照合番号(PINコード)を入力することを当該利用者にシステムが要求する場合には、利用者にとって購入する手続きが煩雑であって利用者に不便がかかり、利用を促進し難い。
個人番号カードの券面には、照合番号として入力すべき情報が記載されているため、これを光学的に読み取り、システムが利用者に代わって自動入力する場合には、誤った照合番号を入力し、カードがロックされてしまうリスクがあり、利用者に不便がかかり、利用を促進し難い。
一方、券面に記載された生年月日のみで年齢認証する場合には、安易な偽造カードにより不正利用されるおそれが高まり、利用者の年齢の確かさが低すぎる。
また、イメージセンサー部10により取り込まれる電子証明書カードの券面に記載された文字を認識する光学文字認識部(Optical Character Recognition)は、CPU部6でソフトウエアが実行されることで機能する。さらにCPU部6は、以下に説明する年齢の識別認証の処理を実行して、カード判定信号(OK or NG)を外部機器の制御ユニットに出力する。このカード判定信号(OK判定(S28) or NG判定(S50))のうち、OK判定(S28)は、本システムの年齢認証に相当する。本実施形態の例では、年齢認証は20歳以上であることの認証である。
外部機器の制御ユニットは、外部機器を制御し、動作(商品の提供)を実行させる。
(1)導入部
まず、自動販売機等で商品を購入する際、利用者は年齢識別部へ使用する電子証明書カードを挿入する。
電子証明書カードが挿入されると(S11)、CPU部6が制御し、当該電子証明書カードを自動搬送し、当該電子証明書カードの券面の画像をイメージセンサー部10により取り込む(S12)。
ここで、本実施形態で取り扱う3種のカード(個人番号カード、運転免許証、在留カード)のアプリケーション構成について説明する。
図4は個人番号カードのICチップ内のアプリケーション構成を示した概念図である。図5は運転免許証のICチップ内のアプリケーション構成を示した概念図である。
図6は在留カードのICチップ内のアプリケーション構成を示した概念図である。
個人番号カードのICチップ内にはAP1~AP6のアプリケーションやカードOSが含まれている。本実施形態では、券面事項確認アプリケーションAP2のアプリケーションIDをステップS17で用いる。券面事項確認アプリケーションAP2には、照合番号なしで読み出し可能な情報と、照合番号ありで読み取り可能な情報とが含まれている(図7参照)。
CPU部6にRFID読取部11を介して電子証明書カードから、個人番号カードのアプリケーションIDのセレクトした結果が返ってくる(S18でOK)。
次にCPU部6はRFID読取部11を介して電子証明書カードに対し、照合番号なしで読み出せる発行市町村コードの読み出しを試行する(第1ステップS19)。
読み出しに成功すれば(S20でOK)、CPU部6は発行市町村コードが5桁か否か判断する(S21)。
ステップS21でOKの場合、CPU部6は貼付検出判定を実行する(S22)。貼付検出判定とは、イメージセンサー部10により取り込んだ電子証明書カードの画像(S12)に基づき、貼り付け偽装が否か判断する第3ステップである。
次にCPU部6は、ステップS23で生年月日部から読み取った生年月日情報から年齢を計算する(S24)。なお、年齢計算は、CPU部6が現在年月日を参照し(内部カレンダーを参照)、これとの比較から現在年齢を算出することで行う。
ステップS25でOK、すなわち、20歳以上であった場合、CPU部6は、ステップS23で光学文字認識部により読み取った券面に記載の有効期限年と生年月日の月日から有効期限を算出し、内部カレンダーと比較して、有効期限内か否か判断する(第4ステップ(S26、S27))。
有効期限内である場合(S27でOK)、OK判定を外部機器の制御ユニットに出力し(S28)、電子証明書カードを排出する(S29)。
CPU部6は、ステップS20,21,22,25,27でNGとなった場合は、いずれも、NG判定を外部機器の制御ユニットに出力し(S50)、カードを排出する(S51)。
ステップS18でNGの場合、CPU部6はRFID読取部11を介して電子証明書カードに対し運転免許証のアプリケーションIDのセレクト命令を送信する(S30)。
運転免許証のICチップ内にはBP10(BP11,BP12,BP13),BP20のアプリケーションやカードOSが含まれている(図5参照)。本実施形態では、「専用ファイル1」BP11のアプリケーションIDをステップS30で用いる。「マスターファイル」BP10には、照合番号なしで読み出し可能な情報と、照合番号ありで読み取り可能な情報とが含まれている(図7参照)。
CPU部6にRFID読取部11を介して電子証明書カードから、運転免許証のアプリケーションIDのセレクトした結果が返ってくる(S31でOK)。
次にCPU部6はRFID読取部11を介して電子証明書カードに対し、照合番号なしで読み出せる有効期限データの読み出しを試行する(第1ステップS32)。
読み出しに成功すれば(S33でOK)、CPU部6は貼付検出判定を実行する(S34)。ここでも貼付検出判定とは、イメージセンサー部10により取り込んだ電子証明書カードの画像(S12)に基づき、貼り付け偽装が否か判断する第3ステップである。
次にCPU部6は、ステップS35で生年月日部から読み取った生年月日情報から年齢を計算する(S36)。
ステップS37でOK、すなわち、20歳以上であった場合、CPU部6は、ICチップから読み出した有効期限データと、内部カレンダーと比較して、有効期限内か否か判断する(第4ステップ(S38、S39))。
有効期限内である場合(S39でOK)、OK判定を外部機器の制御ユニットに出力し(S28)、電子証明書カードを排出する(S29)。
CPU部6は、ステップS33,34,37,39でNGとなった場合は、いずれも、NG判定を外部機器の制御ユニットに出力し(S50)、カードを排出する(S51)。
ステップS31でNGの場合、CPU部6はRFID読取部11を介して電子証明書カードに対し在留カードのアプリケーションIDのセレクト命令を送信する(S40)。
在留カードのICチップ内にはCP10(CP11,CP12,CP13),CP20のアプリケーションやカードOSが含まれている(図6参照)。本実施形態では、「専用ファイル1」CP11のアプリケーションIDをステップS40で用いる。「マスターファイル」CP10には、照合番号なしで読み出し可能な情報と、照合番号ありで読み取り可能な情報とが含まれている(図7参照)。
CPU部6にRFID読取部11を介して電子証明書カードから、在留カードのアプリケーションIDのセレクトした結果が返ってくる(S41でOK)。
次にCPU部6はRFID読取部11を介して電子証明書カードに対し、照合番号なしで読み出せるカード種別データの読み出しを試行する(第1ステップS42)。在留カードに関しては専用でなく、照合番号なしで読み出せるカード種別データとして「A」が読み出せたら在留カードと特定される。したがって、ここではカード種別データとして「A」が読み出せるかを試行する。なお、「B」なら特別永住者証明書である。
「A」の読み出しに成功すれば(S43でOK)、CPU部6は貼付検出判定を実行する(S44)。ここでも貼付検出判定とは、イメージセンサー部10により取り込んだ電子証明書カードの画像(S12)に基づき、貼り付け偽装が否か判断する第3ステップである。
次にCPU部6は、ステップS45で生年月日部から読み取った生年月日情報から年齢を計算する(S46)。
ステップS47でOK、すなわち、20歳以上であった場合、CPU部6は、ステップS45で光学文字認識部により読み取った券面に記載の有効期限データと、内部カレンダーと比較して、有効期限内か否か判断する(第4ステップ(S48、S49))。
有効期限内である場合(S49でOK)、OK判定を外部機器の制御ユニットに出力し(S28)、電子証明書カードを排出する(S29)。
CPU部6は、ステップS41,43,44,47,49でNGとなった場合は、いずれも、NG判定を外部機器の制御ユニットに出力し(S50)、カードを排出する(S51)。
以上のように第2ステップで光学文字認識部により読み取った生年月日情報に基づく年齢認証(OK判定S28)を出力するのは、照合番号なしでRFIDを読み取る第1ステップが成功の場合に限られる。
したがって、挿入された電子証明書カードが真正であることの1要素を確認したから、利用者の年齢の確かさ(本実施形態では20歳以上であることの確かさ)を上げることができる。
加えて、第3ステップで否(貼り付け偽装でない)の場合に限られる。
したがって、挿入された電子証明書カードが真正であることの他の1要素を確認したから、利用者の年齢の確かさ(本実施形態では20歳以上であることの確かさ)をさらに上げることができる。
さらに加えて、第4ステップで有効期限内であると判断した場合に限られる。
したがって、挿入された電子証明書カードが真正であることのさらなる他の1要素を確認したから、利用者の年齢の確かさ(本実施形態では20歳以上であることの確かさ)をさらに上げることができる。また、有効期限切れの電子証明書カードの使用を防止できる。
利用者は電子証明書カードを挿入するだけで済み、照合番号を入力する必要がない。また、電子証明書カードの照合番号で保護された領域の読取を試行しないから、ロックさせてしまう恐れが無い。
以上のようにして、商品の購入や施設の入場等に際して、年齢確認を要する場合、その年齢を確認するための手段としてRFIDを有した電子証明書カードを用いる年齢の識別認識システムにおいて、利用者に不便をかけず、利用者の電子証明書カードの真正性と年齢の確かさを確保することができる。
以上の実施形態に拘わらず、第3ステップを採用せず、第1ステップと第4ステップを組み合わせて認証条件として実施してもよいし、第3ステップ及び第4ステップを採用せず、第1ステップを認証条件として実施してもよい。
また、以上の実施形態にあっては、20歳以上であるという年齢認証を出力したが、18歳以上 12歳以下、30~50歳等、判断基準年齢及び上限か下限か、上限及び下限を有するものであるか等は問わない。また、判断基準年齢というものが無く、年齢情報を出力するものであってもよい。
以上の実施形態にあっては、3種のカードを取り扱い可能なシステムとしているが、1種のみ又は2種のカードのみ、或いは4種以上のカードを取り扱い可能なシステムを構成して実施してよい。
また以上の実施形態にあっては、ユーザーにカードを挿入させる形態を実施したが、所定の読取面にカードをタッチさせることで、RFIDの通信と券面のスキャンが行える形態を実施してもよい。
6 CPU部
7 カード搬送部
8 光学センサー部
9 表示部
10 イメージセンサー部
11 RFID読取部
Claims (5)
- RFIDを有した電子証明書カードに基づき年齢を識別するに当たって、複数種の電子証明書カードを取り扱うことができる年齢の識別認識システムであって、
前記電子証明書カードの前記RFIDと通信可能なRFID読取部と、
前記電子証明書カードの券面を画像として取り込むイメージセンサー部と、
前記イメージセンサー部により取り込まれる前記電子証明書カードの券面に記載された文字を認識する光学文字認識部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記複数種の電子証明書カードの種別ごとに搭載されたアプリケーションに割り当てられたアプリケーションIDのセレクト命令を前記RFID読取部を介して前記電子証明書カードに送信し、前記RFID読取部が前記アプリケーションIDがセレクトされた結果を受信した場合に、前記電子証明書カードが前記アプリケーションIDに対応する前記電子証明書カードの種別であると特定し、
前記RFIDに記憶された情報であって、前記特定された電子証明書カードの種別において照合番号なしで読み取れる情報を前記RFID読取部により読み出し可能か否か試行する第1ステップと、
前記光学文字認識部により、前記電子証明書カードの券面に記載された生年月日情報を読み取る第2ステップと
を実行し、
少なくとも前記第1ステップが成功であることを条件として、前記生年月日情報に基づく年齢認証を出力する
ように構成される、
年齢の識別認識システム。 - 前記制御部は、
前記イメージセンサー部により取り込んだ前記電子証明書カードの画像に基づき、貼り付け偽装か否か判断する第3ステップを実行し、
前記第1ステップが成功であることに加え、前記第3ステップで否であることを条件として、前記生年月日情報に基づく年齢認証を出力する
ように構成される、
請求項1に記載の年齢の識別認識システム。 - 前記制御部は、
前記第1ステップにより取得した情報と前記光学文字認識部に読み取った情報とのいずれか一方に基づいて前記電子証明書カードの有効期限を特定できる場合に、前記第1ステップにより取得した情報と前記光学文字認識部に読み取った情報とのいずれか一方に基づいて特定される有効期限に基づき、前記電子証明書カードが有効期限内であるか否かを判断する第4ステップを実行し、
前記第1ステップが成功であることに加え、前記第4ステップで有効期限内であると判断したことを条件として、前記生年月日情報に基づく年齢認証を出力する
ように構成される、
請求項1又は2に記載の年齢の識別認識システム。 - 前記制御部は、
前記第2ステップにおいて、前記光学文字認識部により、前記特定された前記電子証明書カードの種別における券面の様式から生年月日が記載された生年月日部を特定し、前記電子証明書カードの券面の前記生年月日部に記載された生年月日情報を読み取る
ように構成される、
請求項1から3のいずれか一項に記載の年齢の識別認識システム。 - 前記制御部は、さらに、前記光学文字認識部により、前記特定された前記電子証明書カードの種別における券面の様式から有効期限が記載された有効期限部を特定し、前記電子証明書カードの券面の前記有効期限部に記載された有効期限情報を読み取るように構成される、請求項4に記載の年齢の識別認識システム。
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