JP7146066B2 - 伝送装置 - Google Patents
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Description
ネットワーク内の各ノードは、自身の送信権が得られるタイミングでデータを送信する。
まず実施形態の原理について説明する。
ネットワークに参入している同期ノードを含む全てのノードは、前回送信権を持っていたノードが送信した送信権の移行を通知する完了フレームCFを受信してから、今回送信権を持つノードの完了フレームCFを受信するまでの時間のタイムアウト検知を実施する。
ひいては、インプリシット・トークンパッシングにおいて、制御ネットワーク内において一定周期内での通信を実現することが可能となる。
図1は、実施形態の制御用通信ネットワークの概要構成ブロック図である。
制御用通信ネットワーク10は、図示しない被制御装置、センサ等が接続された複数(図1では、5個)のコントローラノード11-1~11-5と、コントローラノード11-1~11-5間を通信可能に接続した制御LAN12と、を備えている。
コントローラノード11-n(n:1~5)のそれぞれには、IPアドレスやMACアドレスとは別に、当該制御用通信ネットワーク10内で一意に定められるノード番号(ノード番号データ)21が予め設定されている。
図3は、実施形態で用いる各種フレームの共通フォーマットを説明する図である。
フレームFFは、フレームヘッダFH及びフレームデータFDを備えている。
コントローラノード11-nは、このノード番号21を用いて制御用通信ネットワーク10への参入/離脱を制御するネットワーク制御機能、制御用通信ネットワーク10内での送信順の制御、同期ノードを起点とした周期伝送等を実施している。
同期フレームSFは、同期フレームSFであることを表すフレーム種別情報FIとして機能する同期フレーム情報データ31と、同期ノード番号を格納した同期ノード番号データ32と、当該同期フレームの送出時点で制御用通信ネットワーク10に存在(生存)していると認識している全てのコントローラノードを示すネットワーク生存ノードマップデータ33と、を備えている。
そして、送信権を有するコントローラノードが、データフレームDFを送信することとなる。
第1の例の完了フレームCFは、完了フレームCFであることを表すフレーム種別情報FIとして機能する完了フレーム情報データ41と、当該完了フレームCFの送信元のコントローラノードを特定するためのノード番号データが格納された送信ノード番号データ42と、当該完了フレームの送出時点で制御用通信ネットワーク10に存在(生存)していると認識している全てのコントローラノードを示すネットワーク生存ノードマップデータ43と、を備えている。
催促フレームRFは、図6に示すように、催促フレームRFであることを表すフレーム種別情報FIとして機能する催促フレーム情報データ51と、当該催促フレームRFの送信対象である送信権を持っているコントローラノードを特定するための送信権ノード番号データ52と、当該催促フレームRFの送出時点で制御用通信ネットワーク10において存在(生存)が確認されている全てのコントローラノードを示すネットワーク生存ノードマップデータ53と、を備えている。
図7においては、理解の容易のため同期コントローラノード11-1(図中、CN11-1と表記)、コントローラノード11-2(図中、CN11-2と表記)及びコントローラノード11-3(図中、CN11-3と表記)のみを示しており、送信権は、コントローラノード11-1→コントローラノード11-2→コントローラノード11-3の順番で移ってゆくものとする。
これらの結果、正常にデータの送受信がなされることとなる。
以下においては、同期ノードとして機能するコントローラノードがコントローラノード11-1である場合を例として説明する。
これと同時にコントローラノード11-1は、次に送信権を有することとなるコントローラノードからの完了フレームの送信を待つ最大時間である完了タイムアウト時間のカウントを開始する。
ステップS12の判断において、完了フレームを受信した場合には(ステップS12;Yes)、現在送信権を持っていたコントローラノードの送信処理が完了したということであるので処理をステップS18に移行する。
ステップS13の判断において、未だ完了タイムアウト時間のうち所定の時間が経過していない場合には(ステップS13;No)、処理を再びステップS12に移行し、完了フレーム受信待ちとして待機状態となる。
ステップS15の判断において、完了フレームCFを受信した場合には、処理をステップS18に移行する。
図9は、コントローラノードのデータフレーム送信動作について説明する図(その1)である。
続いてコントローラノードは、作成した送信権情報が自分の送信権であるか否かを判断する(ステップS33)。
ステップS37の判断において、次に送信権を取得するコントローラノードが自分ではない場合には、再び処理をステップS36に移行し、次に送信権を取得した他のコントローラノードからの完了フレームの受信を行うべく待機状態となる。
そして、コントローラノードは、データフレームDFを生成し送信する(ステップS40)。
以上の説明のように、図9に示した様な動作によれば、送信権を獲得しているはずのコントローラノードが送信権を獲得していないとして処理を行っているか、あるいは、完了フレームCFの不達となっている場合には、同期ノードとして機能しているコントローラノードからの催促フレームを受信することにより、完了タイムアウト時間が経過を待つことなくデータフレーム及び完了フレームの送信を行うことができるので、一過性の異常等による制御周期に対する影響を抑制しつつ、インプリシット・トークンパッシングを継続することができる。
以下の説明においては、図9の動作の場合と異なり、催促フレームRFを受信した送信権を有するコントローラノードにより、当該催促フレームRFによるデータフレームDF及び完了フレームCFの送信によって送信権情報の更新を行う場合の動作を表している。
図10において、図5と同様の部分には、同一の符号を付すものとする。
第2の例の完了フレームCFは、完了フレームCFであることを表すフレーム種別情報FIとして機能する完了フレーム情報データ41と、当該完了フレームCFの送信元のコントローラノードを特定するためのノード番号データが格納された送信ノード番号データ42と、当該完了フレームCFの送信を行うこととなった催促フレームを特定するための催促フレーム対応識別符号データ44と、当該完了フレームの送出時点で制御用通信ネットワーク10に存在(生存)していると認識している全てのコントローラノードを示すネットワーク生存ノードマップデータ43と、を備えている。
コントローラノードは、まず同期コントローラノードから同期フレームを受信したか否かを判断する(ステップS51)。
続いてコントローラノードは、作成した送信権情報が自分の送信権であるか否かを判断する(ステップS53)。
続いてコントローラノードは、データフレームの送信が完了すると、完了フレームを生成し、送信して処理を終了する(ステップS55)。
続いてコントローラノードは、データフレームの送信が完了すると、完了フレームを生成し、送信して処理を終了する(ステップS55)。
そして、コントローラノードは、受信した催促フレームRFに対応する催促フレーム対応識別符号データをセットした完了フレームCFを生成する(ステップS63)。
続いてコントローラノードは、生成した完了フレームを送信して処理を終了する(ステップS64)。
ステップS58の判断において、次に送信権を取得するコントローラノードが自分ではない場合には、再び処理をステップS56に移行し、次に送信権を取得した他のコントローラノードからの完了フレームの受信を行うべく待機状態となる。
上記第1実施形態においては、いずれかのコントローラノードが完了フレームCFを受信できないことによる送信権の移行未完及び制御周期に対する影響に対応するものであったが、本第2実施形態は、同期コントローラノードからの同期フレームの受信に失敗したことによるフレームの送信不能及びデータ損失を低減するためのものである。
この場合、同期フレームSFの受信に失敗したコントローラノードは、インプリシット・トークンパッシングの開始自体が行えず、当該周期において、データフレームDF及び完了フレームCFを送信することができない。
図12は、複数のコントローラノードが同期フレームの受信に失敗した場合の説明図である。
図12においては、コントローラノード11-2、コントローラノード11-3が同期フレームの受信に失敗した場合の例を示している。
また、本実施形態の伝送装置で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
Claims (7)
- インプリシット・トークンパッシング方式のネットワークを構成するノードとして現在の送信権を有し、かつ、
同期ノードを特定する同期ノード番号及び前記ネットワークに存在しているノードの情報であるネットワーク生存ノードマップ情報を含む同期フレームあるいは送信権を有しているノードを特定する送信権ノード番号及び前記ネットワークに存在しているノードの情報であるネットワーク生存ノードマップ情報を含む催促フレームを受信した場合に、
データフレームを送信し、前記データフレームの送信の後に、送信元のノードを特定する送信ノード番号及び前記ネットワークに存在しているノードの情報であるネットワーク生存ノードマップ情報を含む完了フレームを送信し、
前記催促フレームを受信した伝送装置は、当該催促フレームに基づいて送信権情報を作成し、前記伝送装置が前記送信権を取得しているか否かを判断する、
伝送装置。 - さらに前記完了フレームは、受信した前記催促フレームを識別するための催促フレーム識別符号データを含む、
請求項1記載の伝送装置。 - 前記催促フレーム識別符号データが含まれた前記完了フレームを受信した場合に、当該完了フレームに含まれる前記ネットワーク生存ノードマップ情報で、前記伝送装置が保有しているネットワーク生存ノードマップ情報を更新する、
請求項2記載の伝送装置。 - 前記伝送装置は、さらに同期ノードとして機能する場合に、所定周期毎に、前記同期フレームを送信する、
請求項1乃至請求項3のいずれか一項記載の伝送装置。 - 前回の前記同期フレームの送信時から所定の時間が経過し、かつ、現在の送信権を有する他の伝送装置からの前記完了フレームを受信していない場合に、前記催促フレームを送信する、
請求項4記載の伝送装置。 - 前記催促フレームを送信するまでの所定の時間は、前回の前記同期フレームの送信時から前記完了フレームの受信を待つ最大時間である所定の完了タイムアウト時間よりも短い時間に設定されている、
請求項5記載の伝送装置。 - 前記催促フレームを送信するまでの所定の時間は、完了タイムアウト時間の半分の時間に設定されている、
請求項6記載の伝送装置。
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