以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る発光素子10を基板100の第1面102側から見た平面図である。図2は、図1に示した発光素子10を基板100の第2面104側(第1面102の反対側)から見た平面図である。図3は、図1のA-A断面図である。図4は、図1のB-B断面図である。図5は、図1のC-C断面図である。
図1及び図2を用いて、発光素子10の平面レイアウトについて説明する。発光素子10は、基板100、発光領域140、第1配線152、第1接続端子154、第2配線162、第2接続端子164及び封止部170を備えている。
基板100は、第1面102、第2面104、第1辺106a、第2辺106b、第3辺106c及び第4辺106dを有している。第2面104は、第1面102とは異なる方向を向いており、より具体的には、第1面102の反対側にある。第2辺106bは、第1辺106aの反対側にある。第3辺106cは、第1辺106a及び第2辺106bの間にある。第4辺106dは、第3辺106cの反対側にある。基板100の形状は、矩形となっており、第1辺106a及び第2辺106bは、矩形の一対の短辺となっており、第3辺106c及び第4辺106dは、矩形の一対の長辺となっている。
発光領域140は、複数の発光部142及び複数の透光部144を有している。複数の発光部142は、基板100の第1面102上に位置していて、第1辺106aから第2辺106bに向かう方向に並んでおり、第1辺106a(第2辺106b)に沿って延伸している。複数の透光部144のそれぞれは、互いに隣接する発光部142の間に位置しており、言い換えると、複数の発光部142及び複数の透光部144は、交互に並んでいる。
第1配線152は、複数の発光部142のそれぞれの第1電極112(図3を用いて後述する。)に電気的に接続している。第1配線152は、発光領域140と第3辺106cの間に位置しており、第3辺106cに沿って延伸している。第1配線152は、第3辺106cの近傍に位置しており、より具体的には、第3辺106cに接している。
第1接続端子154は、発光領域140と第1辺106aの間に位置する領域を含んでおり、第1辺106aに沿って延伸している。第1接続端子154は、第1辺106aの近傍に位置しており、より具体的には、第1辺106aに接する領域を含んでいる。
第1接続端子154は、第1配線152を介して、複数の発光部142のそれぞれの第1電極112(図3を用いて後述する。)に電気的に接続している。具体的には、第1配線152は、第1接続端子154に直交しており、これにより、第1接続端子154に接触している。このようにして、第1接続端子154は、第1配線152を介して、複数の発光部142のそれぞれの第1電極112(図3を用いて後述する。)に電気的に接続している。
第2配線162は、複数の発光部142のそれぞれの第2電極132(図3を用いて後述する。)に電気的に接続している。第2配線162は、発光領域140と第4辺106dの間に位置しており、第4辺106dに沿って延伸している。第2配線162は、第4辺106dの近傍に位置しており、より具体的には、第4辺106dに接している。
第2接続端子164は、発光領域140と第2辺106bの間に位置する領域を含んでおり、第2辺106bに沿って延伸している。第2接続端子164は、第2辺106bの近傍に位置しており、より具体的には、第2辺106bに接する領域を含んでいる。
第2接続端子164は、第2配線162を介して、複数の発光部142のそれぞれの第2電極132(図3を用いて後述する。)に電気的に接続している。具体的には、第2配線162は、第2接続端子164に直交しており、これにより、第2接続端子164に接触している。このようにして、第2接続端子164は、第2配線162を介して、複数の発光部142のそれぞれの第2電極132(図3を用いて後述する。)に電気的に接続している。
第1接続端子154の幅は、第2接続端子164の幅と実質的に等しくなっており、一例において、第2接続端子164の幅の95%以上105%以下となっている。この場合、図6~図11を用いて後述するように、一の発光素子10の第1接続端子154と他の発光素子10の第2接続端子164が目立たないように、複数の発光素子10を並べることができる。
第1接続端子154及び第2接続端子164のそれぞれは、光反射性を有する材料を含んでいてもよい。この場合、第1接続端子154及び第2接続端子164は、発光領域140からの光又は発光素子10の外部からの光を反射して目立ちやすくなる。第1接続端子154及び第2接続端子164がこのように目立ちやすい場合であっても、図6~図11を用いて後述するように、一の発光素子10の第1接続端子154と他の発光素子10の第2接続端子164が目立たないように、複数の発光素子10を並べることができる。
発光素子10は、第1透光部146及び第2透光部148を備えている。第1透光部146は、発光領域140(より具体的には、複数の発光部142の中で第1辺106a側にあって最も端に位置する発光部142)と第1接続端子154の間に位置している。第2透光部148は、発光領域140(より具体的には、複数の発光部142の中で第2辺106b側にあって最も端に位置する発光部142)と第2接続端子164の間に位置している。第1透光部146及び第2透光部148が設けられている場合、図17を用いて後述するように、一の発光素子10の第1接続端子154と他の発光素子10の第2接続端子164が目立たないように、複数の発光素子10を並べることができる。
封止部170は、基板100の第1面102上にあって、複数の発光部142を封止している。封止部170は、透光性を有している。一例において、封止部170は、封止缶を有している。この例において、封止缶は、封止缶と複数の発光部142の間に空隙が位置するように複数の発光部142を封止する。他の例において、封止部170は、接着層及び封止基板を有している。この例において、封止基板は、接着層を介して基板100の第1面102に固定されている。
次に、図3を用いて、発光領域140の詳細について説明する。なお、図3では、説明のため、封止部170(図1及び図2)を示していない。発光素子10は、導電層110、有機層120及び複数の導電層130を備えている。導電層110は、基板100の第1面102上にある。有機層120は、導電層110上にある。複数の導電層130は、有機層120上にある。
複数の発光部142のそれぞれにおいて、導電層110、有機層120及び導電層130は、互いに重なっている。このようにして、複数の発光部142のそれぞれにおいて、導電層110は、第1電極112として機能する領域を有し、有機層120は、有機層122として機能する領域を有し、導電層130は、第2電極132として機能する領域を有している。言い換えると、複数の発光部142のそれぞれは、第1電極112、有機層122及び第2電極132を有している。
複数の透光部144のそれぞれにおいて、導電層110及び有機層120は、互いに重なっており、導電層130は、導電層110及び有機層120と重なっていない。基板100、導電層110及び有機層120は、透光性を有している。これに対して、導電層130は、遮光性を有している。このようにして、複数の透光部144のそれぞれには、遮光性を有する層、すなわち導電層130が位置していない。このため、外部からの光は、透光部144を透過することができ、透光部144は実質的に透過性を有している。
基板100は、透光性を有している。さらに、基板100は、可撓性を有している。より具体的には、一例において、基板100は、樹脂材料を含んでいる。この例において、基板100は、高い可撓性を有することになる。
導電層110は、透光性及び導電性を有している。具体的には、導電層110は、透光性及び導電性を有する材料を含んでおり、例えば金属酸化物、具体的には例えば、ITO(Indium Tin Oxide)及びIZO(Indium Zinc Oxide)の少なくとも1つを含んでいる。これにより、有機層120(有機層122)からの光は、導電層110を透過することができる。
有機層120は、例えば、正孔注入層、正孔輸送層、発光層、電子輸送層及び電子注入層を含んでいる。正孔注入層及び正孔輸送層は、第1電極112に接続している。電子輸送層及び電子注入層は、第2電極132に接続している。発光層は、第1電極112と第2電極132の間の電圧によって光を発する。
導電層130は、光反射性及び導電性を有している。具体的には、導電層130は、光反射性及び導電性を有する材料を含んでおり、例えば金属、具体的には例えば、Al、Ag及びMgAgの少なくとも1つを含んでいる。これにより、有機層120(有機層122)からの光は、導電層130をほとんど透過することなく、導電層130で反射される。言い換えると、本図に示す例において、発光素子10は、ボトムエミッションであり、有機層120(有機層122)からの光のほとんどは、第2面104側から出射される。
次に、図4を用いて、第1配線152及び第1接続端子154の詳細について説明する。発光素子10は、基板100、第1配線152及び第1接続端子154を備えている。
第1配線152は、電気抵抗率の低い材料(例えば、銅、アルミニウム、銀、金、又は錫)を含んでおり、具体的には、例えば銅テープである。この場合、第1配線152の一端と他端の間での電圧降下を小さくすることができる。
第1接続端子154は、第1配線152と同様にして、電気抵抗率の低い材料(例えば、銅、アルミニウム、銀、金又は錫)を含んでおり、具体的には、例えば銅テープである。第1接続端子154は、第1配線152に接続しており、図4に示す例では、第1配線152を覆っている。他の例において、第1配線152は、第1接続端子154によって覆われていなくてもよく、第1接続端子154を覆っていてもよい。
次に、図5を用いて、第2配線162及び第2接続端子164の詳細について説明する。発光素子10は、基板100、第2配線162及び第2接続端子164を備えている。
第2配線162は、電気抵抗率の低い材料(例えば、銅、アルミニウム、銀、金又は錫)を含んでおり、具体的には、例えば銅テープである。この場合、第2配線162の一端と他端の間での電圧降下を小さくすることができる。
第2接続端子164は、第2配線162と同様にして、電気抵抗率の低い材料(例えば、銅、アルミニウム、銀、金又は錫)を含んでおり、具体的には、例えば銅テープである。第2接続端子164は、第2配線162に接続しており、図5に示す例では、第2配線162を覆っている。他の例において、第2配線162は、第2接続端子164によって覆われていなくてもよく、第2接続端子164を覆っていてもよい。
次に、図4及び図5の双方を用いて、第1接続端子154及び第2接続端子164の双方の詳細について説明する。
図4に示すように、第1接続端子154は、基板100の第2面104上に位置する領域を有している。図5に示すように、第2接続端子164は、基板100の第1面102上に位置する領域を有している。複数の発光素子10のそれぞれがこのような構成を有する場合において、複数の発光素子10を図6~図11を用いて後述するように並べたとき、一の発光素子10の基板100の第2面104上の第1接続端子154が他の発光素子10の基板100の第1面102上の第2接続端子164と重畳するようにすることができる。この場合、一の発光素子10の発光領域140と他の発光素子10の発光領域140の間の非発光領域、すなわち、第1接続端子154及び第2接続端子164と重なる領域を小さくすることができる。
図4に示す例では、第1接続端子154は、基板100の第1面102上に位置する領域も有している。さらに、第1接続端子154は、基板100の側面(第1辺106a及び第2辺106b)を経由して第2面104から第1面102に亘って広がっている。言い換えると、第1接続端子154は、基板100を巻いている。この場合、第1接続端子154を基板100に簡易に固定することができる。
図5に示す例では、第2接続端子164は、基板100の第2面104上に位置する領域も有している。さらに、第2接続端子164は、基板100の側面(第1辺106a及び第2辺106b)を経由して第1面102から第2面104に亘って広がっている。言い換えると、第2接続端子164は、基板100を巻いている。この場合、第2接続端子164を基板100に簡易に固定することができる。
図6は、本実施形態に係る発光システム20を示す図である。図7は、図6に示した発光システム20から第2ベース層320を取り除いた図である。図8は、図6のD-D断面図である。図9は、図8に示した領域αを拡大した図である。図10は、図8に示した領域βを拡大した図である。図11は、図8に示した領域γを拡大した図である。図12は、図6~図8に示した第1接続部材210の詳細を説明するための図である。図13は、図12のP-P断面図である。図14は、図6~図8に示した第2接続部材220の詳細を説明するための図である。図15は、図14のQ-Q断面図である。
図12及び図13を用いて、第1接続部材210の詳細について説明する。第1接続部材210は、ベース層212及び導電層214を有している。導電層214は、ベース層212の表面上に位置している。
第1接続部材210は、領域210a及び領域210bを有している。領域210aは、一方向に沿って延伸しており、領域210bは、この一方向に交わる方向、具体的にはこの一方向に直交する方向に沿って延伸している。
ベース層212は、電気絶縁性を有しており、具体的には、樹脂層である。ベース層212は、可撓性を有していてもよい。ベース層212が可撓性を有する場合、ベース層212は、湾曲可能となる。
導電層214は、電気抵抗率の低い材料(例えば、銅、アルミニウム、銀、金または錫)を含んでいる。これにより、導電層214における電圧降下を小さくすることができる。導電層214の厚さはある程度薄くてもよい。導電層214の厚さがある程度薄く、ベース層212が可撓性を有する場合、導電層214は、ベース層212と一緒に湾曲可能となる。
ベース層212及び導電層214は、領域210aから領域210bにかけて延伸している。より具体的には、導電層214は、配線214aとして機能する領域及び端子214bとして機能する領域を有している。配線214aは、領域210aから領域210bにかけて延伸している。端子214bは、配線214aの一端に接続しており、領域210bに位置している。
次に、図14及び図15を用いて、第2接続部材220の詳細について説明する。第2接続部材220は、ベース層222及び導電層224を有している。導電層224は、ベース層222の表面上に位置している。
第2接続部材220は、領域220a及び領域220bを有している。領域220aは、一方向に沿って延伸しており、領域220bは、この一方向に交わる方向、具体的にはこの一方向に直交する方向に沿って延伸している。
ベース層222は、電気絶縁性を有しており、具体的には、樹脂層である。ベース層222は、可撓性を有していてもよい。ベース層222が可撓性を有する場合、ベース層222は、湾曲可能となる。
導電層224は、電気抵抗率の低い材料(例えば、銅、アルミニウム、銀、金又は錫)を含んでいる。これにより、導電層224における電圧降下を小さくすることができる。導電層224の厚さはある程度薄くてもよい。導電層224の厚さがある程度薄く、ベース層222が可撓性を有する場合、導電層224は、ベース層222と一緒に湾曲可能となる。
ベース層222及び導電層224は、領域220aから領域220bにかけて延伸している。より具体的には、導電層224は、配線224aとして機能する領域及び端子224bとして機能する領域を有している。配線224aは、領域220aから領域220bにかけて延伸している。端子224bは、配線224aの一端に接続しており、領域220bに位置している。
次に、図6~図11を用いて、発光システム20の詳細について説明する。発光システム20は、複数の発光素子10、第1接続部材210、第2接続部材220、第1ベース層310、第2ベース層320及び駆動回路400を備えている。
図6~図8に示す例において、複数の発光素子10は、3つの発光素子10、すなわち、発光素子10a、発光素子10b及び発光素子10cを含んでいる。ただし、他の例において、発光システム20の発光素子10の数は、3以外であってもよい。発光素子10a、発光素子10b及び発光素子10cは、いずれも、図1~図5に示した発光素子10と同様である。
複数の発光素子10は、第1ベース層310と第2ベース層320の間に位置している。より具体的には、複数の発光素子10のそれぞれの基板100の第2面104は、第1ベース層310に対向しており、複数の発光素子10のそれぞれの基板100の第1面102は、第2ベース層320に対向している。
発光素子10aの第1接続端子154は、第1接続部材210を介して駆動回路400に電気的に接続している。具体的には、図8及び図9に示すように、第1接続部材210は、導電層214が発光素子10aの第1接続端子154に対向するように、第1接続端子154を覆っている。これにより、第1接続部材210の導電層214と発光素子10aの第1接続端子154は、互いに接続している。さらに、図6及び図7に示すように、第1接続部材210の導電層214(配線214a)は、発光素子10aの第2配線162側から第1配線152側に向けて延伸する領域及び発光素子10aの第1配線152の近傍から第1ベース層310及び第2ベース層320の外側に向けて延伸する領域を含んでいる。第1接続部材210の端子214bは、第1ベース層310及び第2ベース層320の外側に位置しており、駆動回路400に接続している。このようにして、発光素子10aの第1接続端子154は、第1接続部材210を介して駆動回路400に電気的に接続している。
図8及び図10に示すように、発光素子10bの第1接続端子154は、発光素子10aの第2接続端子164と重畳しており、具体的には、発光素子10aの第2接続端子164上に位置している。このようにして、発光素子10bの第1接続端子154は、発光素子10aの第2接続端子164と電気的に接続している。この場合、発光素子10aの第2接続端子164及び発光素子10bの第1接続端子154の占める幅を狭くすることができる。このため、互いに隣接する発光領域140の間の非発光領域、すなわち、発光素子10aの第2接続端子164及び発光素子10bの第1接続端子154と重なる領域を小さくすることができる。
同様にして、発光素子10cの第1接続端子154は、発光素子10bの第2接続端子164と重畳しており、具体的には、発光素子10bの第2接続端子164上に位置している。このようにして、発光素子10cの第1接続端子154は、発光素子10bの第2接続端子164と電気的に接続している。この場合、発光素子10bの第2接続端子164及び発光素子10cの第1接続端子154の占める幅を狭くすることができる。このため、互いに隣接する発光領域140の間の非発光領域、すなわち、発光素子10bの第2接続端子164及び発光素子10cの第1接続端子154と重なる領域を小さくすることができる。
発光素子10cの第2接続端子164は、第2接続部材220を介して駆動回路400に電気的に接続している。具体的には、図8及び図11に示すように、第2接続部材220は、導電層224が発光素子10cの第2接続端子164に対向するように、第2接続端子164を覆っている。これにより、第2接続部材220の導電層224と発光素子10cの第2接続端子164は、互いに接続している。さらに、図6及び図7に示すように、第2接続部材220の導電層224(配線224a)は、発光素子10cの第2配線162側から第1配線152側に向けて延伸する領域及び発光素子10cの第1配線152の近傍から第1ベース層310及び第2ベース層320の外側に向けて延伸する領域を含んでいる。第2接続部材220の端子224bは、第1ベース層310及び第2ベース層320の外側に位置しており、駆動回路400に接続している。このようにして、発光素子10cの第2接続端子164は、第2接続部材220を介して駆動回路400に電気的に接続している。
発光素子10bの第1接続端子154の幅は、発光素子10bの第2接続端子164の幅と実質的に等しく、このため、発光素子10aの第2接続端子164の幅と実質的に等しくなっている。これにより、発光素子10aの第2接続端子164のほぼ全体と発光素子10bの第1接続端子154のほぼ全体が互いに対向するように、発光素子10aの第2接続端子164は、発光素子10bの第1接続端子154と重畳することができる。このため、発光素子10aの第2接続端子164及び発光素子10bの第1接続端子154の占める幅は、ほぼ発光素子10aの第2接続端子164の幅又は発光素子10bの第1接続端子154の幅となり、狭くすることができる。このため、発光素子10aの第2接続端子164及び発光素子10bの第1接続端子154が目立つことを防止することができる。
発光素子10cの第1接続端子154の幅は、発光素子10cの第2接続端子164の幅と実質的に等しく、このため、発光素子10bの第2接続端子164の幅と実質的に等しくなっている。これにより、発光素子10bの第2接続端子164のほぼ全体と発光素子10cの第1接続端子154のほぼ全体が互いに対向するように、発光素子10bの第2接続端子164は、発光素子10cの第1接続端子154と重畳することができる。このため、発光素子10bの第2接続端子164及び発光素子10cの第1接続端子154の占める幅は、ほぼ発光素子10bの第2接続端子164の幅又は発光素子10cの第1接続端子154の幅となり、狭くすることができる。このため、発光素子10bの第2接続端子164及び発光素子10cの第1接続端子154が目立つことを防止することができる。
各発光素子10の第1接続端子154及び第2接続端子164のそれぞれは、光反射性を有する材料を含んでいてもよく、具体的には、発光素子10aの第2接続端子164及び発光素子10bの第1接続端子154のそれぞれは、光反射性を有する材料を含んでいてもよい。この場合、発光素子10aの第2接続端子164及び発光素子10bの第1接続端子154は、発光領域140からの光又は発光素子10の外部からの光を反射して目立ちやすくなる。発光素子10aの第2接続端子164及び発光素子10bの第1接続端子154が目立ちやすい場合であっても、発光素子10aの第2接続端子164の幅が発光素子10bの第1接続端子154の幅と実質的に等しい場合、上述したように、発光素子10aの第2接続端子164及び発光素子10bの第1接続端子154の占める幅が狭くなるように発光素子10aの第2接続端子164及び発光素子10bの第1接続端子154は互いに重畳可能である。このため、発光素子10aの第2接続端子164及び発光素子10bの第1接続端子154が目立つことを防止することができる。
各発光素子10の第1接続端子154及び第2接続端子164のそれぞれは、光反射性を有する材料を含んでいてもよく、具体的には、発光素子10bの第2接続端子164及び発光素子10cの第1接続端子154のそれぞれは、光反射性を有する材料を含んでいてもよい。この場合、発光素子10bの第2接続端子164及び発光素子10cの第1接続端子154は、発光領域140からの光又は発光素子10の外部からの光を反射して目立ちやすくなる。発光素子10bの第2接続端子164及び発光素子10cの第1接続端子154が目立ちやすい場合であっても、発光素子10bの第2接続端子164の幅が発光素子10cの第1接続端子154の幅と実質的に等しい場合、上述したように、発光素子10bの第2接続端子164及び発光素子10cの第1接続端子154の占める幅が狭くなるように発光素子10bの第2接続端子164及び発光素子10cの第1接続端子154は互いに重畳可能である。このため、発光素子10bの第2接続端子164及び発光素子10cの第1接続端子154が目立つことを防止することができる。
発光素子10の基板100は、可撓性を有しており、このため、湾曲可能である。具体的には、一例において、基板100は、樹脂材料を含んでいる。このため、図8に示すように、発光素子10bの基板100は、発光素子10bの第1接続端子154が発光素子10aの第2接続端子164と重畳しても、第1ベース層310に沿うように湾曲している。同様にして、図8に示すように、発光素子10cの基板100は、発光素子10cの第1接続端子154が発光素子10bの第2接続端子164と重畳しても、第1ベース層310に沿うように湾曲している。
複数の発光素子10からの光は、第1ベース層310側から出力される。具体的には、第1ベース層310は、透光性を有している。発光素子10からの光は、基板100の第2面104側から出力される。このため、発光素子10からの光は、基板100の第2面104側から出力されて第1ベース層310を透過し、発光システム20の外部に向けて出力される。
第2ベース層320側からは、第1ベース層310側の物体が透けて見える。具体的には、複数の発光素子10、第1ベース層310及び第2ベース層320は、いずれも透光性を有している。このため、第2ベース層320側からは、第1ベース層310側の物体が透けて見える。
図16は、図6に示した発光システム20の等価回路図である。図6~図8を用いて説明したように、発光素子10aの第1接続端子154は、駆動回路400に電気的に接続し、発光素子10bの第1接続端子154は、発光素子10aの第2接続端子164に電気的に接続し、発光素子10cの第1接続端子154は、発光素子10bの第2接続端子164に電気的に接続し、発光素子10cの第2接続端子164は、駆動回路400に電気的に接続している。このため、図16に示すように、発光素子10a、発光素子10b及び発光素子10cは、駆動回路400に直列に接続している。
図17は、図6に示した発光システム20の一部を拡大した図である。図18は、図17のE-E断面図である。図17では、発光素子10aから発光素子10bにかけての領域を拡大している。
図17に示すように、発光素子10aは、第2透光部148を有しており、発光素子10bは、第1透光部146を有している。発光素子10aと発光素子10bは、発光素子10aの第2接続端子164(図18)及び発光素子10bの第1接続端子154が発光素子10aの第2透光部148と発光素子10bの第1透光部146の間に位置するように並んでいる。
上記構成によれば、発光素子10aの第2接続端子164及び発光素子10bの第1接続端子154が目立たつことを防止することができる。具体的には、発光素子10aの第2接続端子164と発光素子10bの第1接続端子154は、発光素子10aの第2透光部148と発光素子10bの第1透光部146の間に位置している。このような透光部の間にある部材は、目立ちにくい。このようにして、上記構成によれば、発光素子10aの第2接続端子164及び発光素子10bの第1接続端子154が目立たつことを防止することができる。
図18に示すように、発光素子10aの第2接続端子164は、基板100の第1面102上に位置する領域を有しており、発光素子10bの第1接続端子154は、基板100の第2面104上に位置する領域を有している。発光素子10aの基板100の第1面102上の第2接続端子164と発光素子10bの基板100の第2面104上の第1接続端子154は、互いに対向しており、このため、互いに電気的に接続している。このようにして、発光素子10a及び発光素子10bを電気的に互いに接続することができる。
図19~図21は、図6に示した発光システム20を作製する方法を説明するための図である。図6及び図8に示した発光システム20は、以下のようにして作製される。
まず、第1ベース層310を準備する。
次いで、図19に示すように、第1ベース層310上に発光素子10aを置く。
次いで、図20に示すように、発光素子10bの第1接続端子154が発光素子10aの第2接続端子164(図19)と重畳するように第1ベース層310上に発光素子10bを置く。
次いで、図21に示すように、発光素子10cの第1接続端子154が発光素子10bの第2接続端子164(図20)と重畳するように第1ベース層310上に発光素子10cを置く。
次いで、発光素子10aの第1接続端子154と第1接続部材210の導電層214が互いに接続するように第1接続部材210を発光素子10a上に置く。次いで、発光素子10cの第2接続端子164と第2接続部材220の導電層224が互いに接続するように発光素子10c上に第2接続部材220を置く。次いで、第2ベース層320を第1ベース層310に貼り付けて、第1ベース層310と第2ベース層320の間に複数の発光素子10が位置するようにさせる。
このようにして、図6及び図8に示した発光システム20が作製される。
以上、本実施形態によれば、発光システム20において互いに隣接する発光領域140の間の非発光領域を小さくすることができる。具体的には、一の発光素子10の第2接続端子164は、基板100の第1面102上に位置する領域を含み、他の発光素子10の第1接続端子154は、基板100の第2面104上に位置する領域を含んでいる。この場合、一の発光素子10の第2接続端子164と他の発光素子10の第1接続端子154が互いに重畳するように複数の発光素子10を並べることができる。このため、発光システム20において互いに隣接する発光領域140の間の非発光領域を小さくすることができる。
さらに、本実施形態によれば、互いに隣接する発光領域140の間の第1接続端子154及び第2接続端子164が目立つことを防止することができる。具体的には、互いに隣接する発光領域140の間において、第1接続端子154及び第2接続端子164は、第1透光部146及び第2透光部148の間に位置している。このような透光部の間にある部材は、目立ちにくい。このため、互いに隣接する発光領域140の間の第1接続端子154及び第2接続端子164が目立つことを防止することができる。
(実施形態2)
図22は、実施形態2に係る発光システム20を示す図であり、実施形態1の図6に対応する。図23は、図22に示した発光システム20から第2ベース層320を取り除いた図であり、実施形態1の図7に対応する。図24は、図22のF-F断面図である。図25は、図24に示した領域δを拡大した図である。図26は、図24に示した領域εを拡大した図である。図27は、図24に示した領域φを拡大した図である。図28は、図22~図24に示した第2接続部材220の詳細を説明するための図である。図29(a)は、図28のR-R断面図である。図29(b)は、図28のS-S断面図である。図29(c)は、図28のT-T断面図である。本実施形態に係る発光システム20は、実施形態1に係る発光システム20と同様である。
図28及び図29を用いて第2接続部材220の詳細について説明する。第2接続部材220は、ベース層222、導電層224及びベース層226を有している。ベース層222及びベース層226のそれぞれは、電気絶縁性を有しており、具体的には、樹脂層である。
図28に示すように、第2接続部材220は、領域220a、領域220b及び領域220cを有している。領域220aは、一方向に延伸しており、領域220bは、領域220aから離間した位置にあり、領域220cは、領域220aから領域220bにかけて上記一方向に交わる方向、具体的には上記一方向に直交する方向に延伸している。
図29(a)に示すように、領域220aは、ベース層222及び導電層224を有しており、ベース層226(図29(c))を有していない。このため、導電層224は、ベース層222の反対側で外部に露出している。領域220aにおいて、導電層224は、配線224aとして機能する領域を有している。
図29(b)に示すように、領域220bは、ベース層222及び導電層224を有しており、ベース層226(図29(c))を有していない。このため、導電層224は、ベース層222の反対側で外部に露出している。領域220bにおいて、導電層224は、端子224bとして機能する領域を有している。
図29(c)に示すように、領域220cは、ベース層222、導電層224及びベース層226を有している。導電層224は、ベース層222及びベース層226の間に位置している。領域220cにおいて、導電層224は、配線224aとして機能する領域を有している。
次に、図22~図27を用いて、発光システム20の詳細について説明する。発光システム20は、複数の発光素子10、第1接続部材210、第2接続部材220、第1ベース層310、第2ベース層320及び駆動回路400を備えている。
図22及び図23に示すように、第1接続部材210の端子224bと第2接続部材220の端子224bは、発光システム20の同じ側、具体的には、複数の発光素子10のうちの発光素子10aの外側に位置している。具体的には、図22~図24に示すように、第2接続部材220は、発光素子10cの第2接続端子164に沿って延伸する領域、発光素子10cの第2配線162から発光素子10aの第2配線162にかけて延伸する領域及び発光素子10aの第1配線152の近傍から第1ベース層310及び第2ベース層320の外側に向けて延伸する領域を有している。このような構成においては、第1接続部材210の端子214b及び第2接続部材220の端子224bを駆動回路400に接続するための配線を簡易なものにすることができる。
図24及び図25に示すように、第1接続部材210は、発光素子10aと領域220cの間に位置する領域を含んでいる。具体的には、第1接続部材210のベース層212は、第2接続部材220のベース層226に対向しており、第1接続部材210の導電層214は、発光素子10aの第1接続端子154に対向している。このため、第1接続部材210の導電層214は、発光素子10aの第1接続端子154に電気的に接続しており、第2接続部材220の導電層224から電気的に絶縁している。
図24及び図26に示すように、発光素子10aの第2接続端子164と発光素子10bの第1接続端子154は、互いに接続している。第2接続部材220の導電層224は、ベース層226によって覆われている。このため、第2接続部材220の導電層224が発光素子10bの第2配線162と接触すること、すなわち、第2接続部材220の導電層224が発光素子10bの第2配線162と短絡することが防止されている。
図24及び図27に示すように、発光素子10cの第2接続端子164と第2接続部材220の導電層224は、互いに接続している。第2接続部材220の導電層224は、ベース層226によって覆われている。このため、第2接続部材220の導電層224が発光素子10cの第2配線162と接触すること、すなわち、第2接続部材220の導電層224が発光素子10cの第2配線162と短絡することが防止されている。
図30は、図22に示した発光システム20を搬送する方法の一例を説明するための図である。図31は、図30に示した搬送部材500を示す断面図である。
図31に示すように、搬送部材500は、ベース510、剥離剤520及び粘着剤530を有している。剥離剤520は、ベース510上に位置しており、粘着剤530は、剥離剤520上に位置している。発光システム20は、粘着剤530によってベース510に固定されている。このような構成においては、粘着剤530を剥離剤520から剥がすことによって発光システム20を粘着剤530と一緒に剥離剤520から取り外すことができる。
図30に示す例では、搬送部材500の面積はある程度大きく、搬送部材500は、複数の発光システム20と重なっている。このようにして、複数の発光システム20を搬送部材500に固定することができる。このため、複数の発光システム20を搬送部材500によって一緒に搬送することができる。このため、複数の発光システム20を簡易に搬送することができる。
以上、図面を参照して実施形態及び実施例について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。