JP7175134B2 - 皮膚洗浄剤組成物 - Google Patents
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Description
本出願人においても、例えば、特定のアニオン性界面活性剤、殺菌剤及びグリセリルエーテルを含有する皮膚殺菌洗浄剤組成物を提案している(特許文献1、2参照)。
一方、手肌にマイルドなノニオン界面活性剤であるアルキルグルコシドを主洗浄基剤として、グリセリルエーテルを組合せた、洗浄力に優れた硬質表面洗浄用の液体洗浄剤組成物を提案している(特許文献3参照)。
そこで、洗浄力を向上させるべく、特許文献3に記載されるアルキルグルコシドを併用したが、洗浄性は改善されるものの、殺菌効果が著しく低下してしまうことが分かった。
(A)一般式(1)
R1-O-(CH2CH2O)n-SO3M (1)
(式中、R1は炭素数8~16の炭化水素基を示し、nは平均付加モル数を示し、n=0~3の数を示し、Mはアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム又はアルカノールアンモニウムを示す)
で表されるアニオン界面活性剤 1.0~10質量%、
(B)炭素数4~22の炭化水素基を有するグリセリルエーテル 0.5~5.0質量%、
(C)トリクロサン、イソプロピルメチルフェノール及びパラクロロメタキシレノールからなる群から選ばれる少なくとも1種の殺菌剤 0.01~0.8質量%、
(D)アルキルグルコシド 0.5~7質量%、
(E)炭素数1~3の飽和1価アルコール 0.5~15質量%
を含有し、成分(E)に対する成分(B)の質量割合(B)/(E)が、0.10~5である皮膚洗浄剤組成物に関する。
式中、R1で示される炭化水素基は、殺菌性と洗浄性の両立の観点から、飽和又は不飽和の炭素数8~16の脂肪族炭化水素基が好ましく、炭素数10~16のアルキル基がより好ましい。平均付加モル数nとしては0~3のものが用いられるが、殺菌性能を良好にする観点から、0~1が好ましい。また、Mとしては、ナトリウム、カリウム、リチウム、カルシウム、アンモニウム、トリエタノールアンモニウム、ジエタノールアンモニウム、モノエタノールアンモニウム等が挙げられる。殺菌性能の観点から、アンモニウムが好ましい。
なお、本明細書において、これらの化合物のかっこ内の数値はエチレンオキシドの平均付加モル数を意味する。
また、成分(B)としては、グリセリンモノ-2-エチルヘキシルエーテル(Penetol GE-EH、花王社製)、グリセリンモノイソデシルエーテル(Penetol GE-ID、花王社製)の市販品を好適に使用することができる。
成分(C)の含有量は、保存安定性と殺菌性の両立の観点から、全組成中に0.01質量%以上が必要であり、0.02質量%以上が好ましく、0.05質量%以上がより好ましく、0.8質量%以下が必要であり、0.5質量%以下が好ましく、0.3質量%以下がより好ましい。また、成分(C)の含有量は、全組成中に0.01~0.8質量%であることが必要であり、0.02~0.5質量%が好ましく、0.05~0.3質量%がより好ましい。
R2-(OR3)mGp (2)
(式中、R2は炭素数8~16の直鎖アルキル基を示し、R3は炭素数2~4のアルキレン基を示し、Gは還元糖に由来する基を示す。mは平均付加モル数を示し、0~5の数を示し、pは平均縮合度であり1~3の数を示す)
これらの成分は、殺菌・消毒用アルコール類として用いられているが、高濃度含有することで殺菌効果が得られるものである。例えば、エタノールであれば殺菌効果は組成物中に40~80質量%の濃度で実用的な殺菌効果(細菌の死滅時間5分以内)が得られる。また、15質量%以下の低濃度では細菌の増殖抑制又は非常に弱い殺菌効果となり、実用的な殺菌効果は期待できない。しかし、本発明では、特定のアニオン界面活性剤、グリセリルエーテル、殺菌剤、アルキルグルコシドとともに、殺菌効果が発現するよりもごく少量の炭素数1~3の飽和1価アルコールを、グリセリルエーテルと特定の割合で含有させることにより、高い殺菌効果を発現しつつ、洗浄力、泡質に優れた皮膚洗浄剤組成物が得られるものである。
成分(F)の水の含有量は、各成分の量に応じて適宜設定することができ、泡立ちを良好にし、すすぎの速さを向上させる観点から、全組成中に60~95質量%が好ましく、65~90質量%がより好ましく、70~85質量%がさらに好ましい。
かかるポリオールとしては、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ヘキシレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、イソプレングリコール、1,3‐ブチレングリコール等の2価アルコール;グリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン、テトラグリセリン、ヘキサグリセリン、デカグリセリン、トリメチルプロパノール等の3価以上のアルコール;エリスリトール、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、グルコース、マンノース、ガラクトース、ショ糖、フルクトース、マルトース、マルチトール、キシリトール、イノシトール、ソルビタン、ソルビトール等の糖又は糖アルコールなどが挙げられる。
これらのうち、低温安定性を向上させ、洗浄後のうるおい感を高める観点から、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、グリセリン、1,3‐ブチレングリコール及びソルビトールから選ばれる1種又は2種以上が好ましく、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、グリセリン及び1,3‐ブチレングリコールから選ばれる1種又は2種以上がより好ましく、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール及びグリセリンから選ばれる1種又は2種以上がさらに好ましく、また、少なくとも、グリセリンを含むのが好ましい。
成分(H)のポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸又はその塩としては、一般式(3)で表されるものが挙げられる。
(式中、R4 は炭素数4~22のアルキル基を示し、qは0~20の数を示し、Xは水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム又は有機アンモニウムを示す)
なお、前記アルキルエーテルカルボン酸のアルキル組成、エチレンオキシドの付加モル分布及び各成分の比率の測定については、WO2012/029950を参照できる。
これらの市販品として、例えば、カオーアキポ RLM‐45(花王社製)、カオーアキポ RLM 45CA(花王社製)、カオーアキポ LM 26C(花王社製)等が挙げられる。
かかる成分(I)のセルロースは、セルロースの水酸基における水素原子の一部がヒドロキシエチル基又はヒドロキシプロピル基で置換されているものであり、これら以外の置換基を有していても良い。
これらは、セルロースに苛性ソーダを反応させてアルカリセルロースとし、次いで、塩化メチル、モノクロル酢酸、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド等を作用させ、セルロースの水酸基における水素原子を置換して得られるものである。
なお、本発明において、平均置換度は、NMRにより求められ、平均分子量は、標準物質をポリエチレンオキシドとしてゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)-多角度レーザー光散乱検出装置(MALLS)システムを用いることにより測定される。
成分(A)、(B)、(D)及び(H)以外の界面活性剤の含有量は、殺菌性を維持する観点から、皮膚洗浄剤組成物中に5質量%以下であることが好ましく、3質量%以下がより好ましく、1質量%以下がさらに好ましく、0.5質量%以下がよりさらに好ましい。
好ましくは成分(C)の溶解性を良好にする観点から、予め成分(C)を成分(B)と混合し、十分に溶解させておくことが好ましい。
好ましくは成分(E)の揮発を抑制する観点から、成分(E)以外の成分を混合した調製物に、成分(E)を10~40℃の温度範囲で添加し、混合することが好ましい。
好ましくは、本発明の皮膚洗浄剤組成物の製造方法は、次の工程1、工程2及び工程3を含む。
工程1:成分(B)に成分(C)を添加し、混合して溶解させる。
工程2:成分(F)の水を60~80℃に加熱し、成分(A)、成分(D)、工程1の調製物、及び任意に成分(G)、成分(H)及び成分(I)を添加する。
工程3:工程2の調製物を冷却し、40℃に冷却した際に成分(E)を添加し、混合する。
より好ましくは、工程4として、pHを3.0~6.0に調整する工程を含む。
なお、pHは、25℃において、各皮膚洗浄剤組成物をpHメーター(堀場製作所社製:卓上型 pH・水質分析計 LAQUA F-72T)にて測定した。測定は、イオン交換水を用いて5%水溶液を調製し、その溶液のpHを測定した。この際、値が安定するまで15分間緩やかに撹拌しながら測定し、撹拌後の安定した数値を測定する。
フォーマー容器以外に充填して使用する場合、手からの垂れ落ちを抑制し、製剤の塗り広げやすさを向上させる観点から、30℃における粘度が1000mPa・s以上であるのが好ましく、2000mPa・s以上がより好ましく、2500mPa・s以上がさらに好ましく、また、9000mPa・s以下が好ましく、7000mPa・s以下がより好ましく、5000mPa・s以下がさらに好ましい。フォーマー容器以外に充填して使用する場合、本発明の皮膚洗浄剤組成物の具体的な粘度(30℃)としては、1000~9000mPa・sが好ましく、2000~7000mPa・sがより好ましく、2500~5000mPa・sがさらに好ましい。
(i)No.M3 : 12rpm、
(ii)No.M3 : 30rpm、
(iii)No.M3: 6rpm、
(iv)No.M4 : 12rpm、
(v)No.M4 : 30rpm、
(vi)No.M4 : 6rpm、
(vii)No.M2 : 12rpm、
(viii)No.M2 : 30rpm、
(viiii)No.M2 : 60rpm、
(x)No.M1 : 30rpm、
(xi)No.M1 : 60rpm、
(xii)No.M2 : 100rpm
(A)一般式(1)
R1-O-(CH2CH2O)n-SO3M (1)
(式中、R1は炭素数8~16の炭化水素基を示し、nは平均付加モル数を示し、n=0~3の数を示し、Mはアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム又はアルカノールアンモニウムを示す)
で表されるアニオン界面活性剤 1.0~10質量%、
(B)炭素数4~22の炭化水素基を有するグリセリルエーテル 0.5~5.0質量%、
(C)トリクロサン、イソプロピルメチルフェノール及びパラクロロメタキシレノールからなる群から選ばれる少なくとも1種の殺菌剤 0.01~0.8質量%、
(D)アルキルグルコシド 0.5~7.0質量%、
(E)炭素数1~3の飽和1価アルコール 0.5~15質量%
を含有し、成分(E)に対する成分(B)の質量割合(B)/(E)が、0.10~5である組成物をグラム陽性菌及び/又はグラム陰性菌に接触させる、グラム陽性菌及び/又はグラム陰性菌の殺菌方法を提供し得る。
なお、本発明における殺菌とは、実施例における殺菌性試験において、殺菌活性値が4以上の状態になることを表す。本発明の組成物を前記グラム陽性菌及び/又はグラム陰性菌への接触時間は、殺菌性を十分に発現しえる観点から、10~180秒、好ましくは10~60秒、より好ましくは20~40秒とすることができる。
<1>次の成分(A)、(B)、(C)、(D)及び(E):
(A)一般式(1)
R1-O-(CH2CH2O)n-SO3M (1)
(式中、R1は炭素数8~16の炭化水素基を示し、nは平均付加モル数を示し、n=0~3の数を示し、Mはアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム又はアルカノールアンモニウムを示す)
で表されるアニオン界面活性剤 1.0~10質量%、
(B)炭素数4~22の炭化水素基を有するグリセリルエーテル 0.5~5.0質量%、
(C)トリクロサン、イソプロピルメチルフェノール及びパラクロロメタキシレノールからなる群から選ばれる少なくとも1種の殺菌剤 0.01~0.8質量%、
(D)アルキルグルコシド 0.5~7.0質量%、
(E)炭素数1~3の飽和1価アルコール 0.5~15質量%
を含有し、成分(E)に対する成分(B)の質量割合(B)/(E)が、0.10~5である皮膚洗浄剤組成物。
<3>成分(A)の含有量が、好ましくは、全組成中に1.3質量%以上であって、1.6質量%以上がより好ましく、2.0質量%以上がさらに好ましく、8.0質量%以下が好ましく、5.0質量%以下がより好ましく、4.0質量%以下がさらに好ましい前記<1>又は<2>記載の皮膚洗浄剤組成物。
<5>成分(B)の含有量が、好ましくは、全組成中に0.8質量%以上であって、1.0質量%以上がより好ましく、1.5質量%以上がさらに好ましく、4.0質量%以下が好ましく、3.0質量%以下がより好ましく、2.5質量%以下がより好ましい前記<1>~<4>のいずれか1記載の皮膚洗浄剤組成物。
<6>成分(C)の含有量が、好ましくは、全組成中に0.02質量%以上であって、0.05質量%以上がより好ましく、0.5質量%以下が好ましく、0.3質量%以下がより好ましい前記<1>~<5>のいずれか1記載の皮膚洗浄剤組成物。
R2-(OR3)mGp (2)
(式中、R2は炭素数8~16の直鎖アルキル基を示し、R3は炭素数2~4のアルキレン基を示し、Gは還元糖に由来する基を示す。mは平均付加モル数を示し、0~5の数を示し、pは平均縮合度であり1~3の数を示す)
で表されるアルキルグルコシドであって、
オクチルポリグルコシド、2-エチルヘキシルポリグルコシド、デシルポリグルコシド、ラウリルポリグルコシド、ミリスチルポリグルコシド、パルミチルポリグルコシド、イソステアリルポリグルコシド、ステアリルラウリルポリグルコシド、オレイルポリグルコシドがより好ましい前記<1>~<6>のいずれか1記載の皮膚洗浄剤組成物。
<9>成分(D)に対する成分(B)の質量割合(B)/(D)が、好ましくは、0.30以上であって、0.35以上がより好ましく、0.40以上がさらに好ましく、6以下が好ましく、4以下がより好ましく、2以下がさらに好ましい前記<1>~<8>のいずれか1記載の皮膚洗浄剤組成物。
<11>(E)の含有量が、好ましくは、全組成中に0.8質量%以上であって、1.0質量%以上がより好ましく、2.0質量%以上がさらに好ましく、10質量%以下が好ましく、7.0質量%以下がより好ましく、4.0質量%以下がさらに好ましい前記<1>~<10>のいずれか1記載の皮膚洗浄剤組成物。
<13>成分(E)に対する成分(A)の質量割合(A)/(E)が、好ましくは、0.05以上であって、0.1以上がより好ましく、0.3以上がさらに好ましく、5以下が好ましく、3以下がより好ましく、1.5以下がさらに好ましい前記<1>~<12>のいずれか1記載の皮膚洗浄剤組成物。
<14>成分(D)に対する成分(E)の質量割合(E)/(D)が、好ましくは、0.05以上が好ましく、0.1以上がより好ましく、0.5以上がさらに好ましく、5以下が好ましく、3以下がより好ましく、1.5以下がさらに好ましい前記<1>~<13>のいずれか1記載の皮膚洗浄剤組成物。
<15>成分(F)の水の含有量が、好ましくは、全組成中に60~95質量%であって、65~90質量%がより好ましく、70~85質量%がさらに好ましい前記<1>~<14>のいずれか1記載の皮膚洗浄剤組成物。
ことができる。
<17>成分(G)が、好ましくは、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、グリセリン、1,3‐ブチレングリコール及びソルビトールから選ばれる1種又は2種以上であって、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、グリセリン及び1,3‐ブチレングリコールから選ばれる1種又は2種以上がより好ましく、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール及びグリセリンから選ばれる1種又は2種以上がさらに好ましく、少なくとも、グリセリンを含むのが好ましい前記<16>記載の皮膚洗浄剤組成物。
<18>成分(G)の含有量が、好ましくは、全組成中に1質量%以上であって、3質量%以上がより好ましく、5質量%以上がさらに好ましく、20質量%以下が好ましく、15質量%以下がより好ましく、9質量%以下がさらに好ましい前記<16>又は<17>記載の皮膚洗浄剤組成物。
<20>成分(H)のポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸又はその塩が、好ましくは、一般式(3):
R4-O-(CH2CH2O)q-CH2-COOX (3)
(式中、R4 は炭素数4~22のアルキル基を示し、qは0~20の数を示し、Xは水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム又は有機アンモニウムを示す)
で表されるものであって、
ポリオキシエチレンラウリルエーテルカルボン酸又はその塩、ポリオキシエチレンミリスチルエーテルカルボン酸又はその塩、ポリオキシエチレンパルミチルエーテルカルボン酸又はその塩がより好ましく、ポリオキシエチレンラウリルエーテルカルボン酸又はその塩、及びポリオキシエチレンミリスチルエーテルカルボン酸又はその塩から選択される1種又は2種を含むことがさらに好ましく、ポリオキシエチレンラウリルエーテルカルボン酸又はその塩を含むことがよりさらに好ましい前記<19>記載の皮膚洗浄剤組成物。
<21>成分(H)の含有量が、好ましくは、全組成中に0.05質量%以上であって、0.1質量%以上がより好ましく、0.2質量%以上がさらに好ましく、2.0質量%以下が好ましく、1.0質量%以下がより好ましく、0.7質量%以下がさらに好ましい前記<19>又は<20>記載の皮膚洗浄剤組成物。
<23>成分(I)が、好ましくは、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースであって、平均置換度が0.5~2、平均分子量が650,000~1,600,000のものがより好ましい前記<22>記載の皮膚洗浄剤組成物。
<24>成分(I)の含有量が、好ましくは、全組成中に0.1質量%以上であって、0.5質量%以上がより好ましく、1質量%以上がさらに好ましく、5質量%以下が好ましく、3質量%以下がより好ましく、2質量%以下がさらに好ましい前記<22>又は<23>記載の皮膚洗浄剤組成物。
<26>成分(A)、(B)、(D)及び(H)以外の界面活性剤の含有量が、好ましくは、皮膚洗浄剤組成物中に5質量%以下であって、3質量%以下がより好ましく、1質量%以下がさらに好ましく、0.5質量%以下がよりさらに好ましい前記<1>~<25>のいずれか1記載の皮膚洗浄剤組成物。
<27>25℃において、好ましくは、pH3.0~6.0であって、pH3.5~5.5がより好ましく、pH4.0~5.0がさらに好ましい前記<1>~<26>のいずれか1記載の皮膚洗浄剤組成物。
<29>フォーマー容器以外に充填して使用する場合、好ましくは、30℃における粘度が1000mPa・s以上であって、2000mPa・s以上がより好ましく、2500mPa・s以上がさらに好ましく、9000mPa・s以下が好ましく、7000mPa・s以下がより好ましく、5000mPa・s以下がさらに好ましい前記<28>記載の皮膚洗浄剤組成物。
<30>フォーマー容器に充填して使用する場合、好ましくは、30℃における粘度が150mPa・s以下であって、100mPa・s以下がより好ましく、50mPa・s以下がさらに好ましく、また、1mPa・s以上が好ましく、2mPa・s以上がより好ましく、3mPa・s以上がさらに好ましい前記<28>記載の皮膚洗浄剤組成物。
<32>好ましくは、次の工程1、工程2及び工程3を含む前記<1>~<26>のいずれか1記載の皮膚洗浄剤の製造方法。
工程1:成分(B)に成分(C)を添加し、混合して溶解させる。
工程2:成分(F)の水を60~80℃に加熱し、成分(A)、成分(D)、工程1の調製物、及び任意に成分(G)、成分(H)及び成分(I)を添加する。
工程3:工程2の調製物を冷却し、40℃に冷却した際に成分(E)を添加し、混合する。
より好ましくは、工程4として、pHを3.0~6.0に調整する工程を含む。
表1、2に示す組成の皮膚洗浄剤組成物を製造し、洗浄性、殺菌性及び泡質を評価した。結果を表1、2に併せて示す。
工程1:成分2(成分(B))に成分3(成分(C))を添加し、混合して溶解させる。
工程2:成分12(成分(F))を70℃に加熱し、成分1(成分(A))、工程1の調製物、成分4、5(成分(D))、成分7(成分(G))、成分8(成分(H))、成分9、11、13を添加し、混合しながら成分10をpHが4.5になるように添加する。
工程3:工程2の調製物を冷却し、30℃に低下した際に成分6(成分(E))を添加し、混合して皮膚洗浄剤組成物を得る。
(1)洗浄性:
カーボンブラックにより着色したラード汚れ20μLを、バイオスキンプレート(ビューラックス製)にΦ30mm範囲で塗布し、35℃恒温庫に20分静置した。汚れ塗布前のバイオスキンプレートの測定値を初期値とし、洗浄前の色差ΔEを分光測色計(コニカミノルタ社製、CM-600d)により測定した。その後1mLの各組成物で30秒間マッサージを行い、25℃の水道水(4L/分)で15秒間すすいだ。十分に乾燥した後、洗浄後の色差ΔEを測定し、次式より洗浄率を算出した。3か所の洗浄率の平均値を以下の基準に区分した。
洗浄率[%]=[1-(洗浄後のΔE)/(洗浄前のΔE)]*100
A:60%以上。
B:50%以上60%未満。
C:50%未満。
供試菌として大腸菌(Escherichia coli NBRC3972)と黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus NBRC13276)を用いた。不活化溶液として、SCDLP培地「ダイゴ」(和光純薬工業社製)38g(粉末)とLP希釈液(「ダイゴ」和光純薬工業社製)30gとイオン交換水を加えて1000mLにしてLP増しのSCDLP培地を調整した。予め、SCD培地(和光純薬工業社製)にて前培養した培養液を準備した。培養液0.03mL(3.3~9.9×108CFU/mL)を3mLの各組成物に接種した。一定時間(30秒)後に当該溶液から0.1mLを0.9mLの不活化溶液に接種した。なお、対照として各組成物の代わりに滅菌イオン交換水を用いたものについても同様の試験を行った。滅菌イオン交換水で希釈系列を作成し、SCDLP寒天培地(べクトン・ディッキンソン)にプレーティングした。37℃24時間インキュベートして生育したコロニー数をカウントし、次式より殺菌活性値を算出した。3回同一実験をした際の平均値を以下の基準に区分した。
殺菌活性値=LOG((組成物接種時の残菌数)/(滅菌イオン交換水接種時の残菌数))
A:4.5以上。
B:4以上4.5未満。
C:4未満。
泡質(きめ細かさ)について、3名のパネラーで評価を行った。パネラーにはすべての組成物について手洗い操作を同様に行うように指示し、各組成物の詳細は明らかにしなかった。1~5の間で泡のきめ細かさについて官能評価した。クリームのようなきめ細かい泡を5、泡が立たない状態を1として、値が高いほど泡がきめ細かいことを意味する。3名の平均スコアを求め、以下の基準に区分した。
A:平均スコア4以上。
B:平均スコア3以上4未満。
C:平均スコア3未満。
表3-5に示す組成の殺菌用皮膚洗浄剤組成物を、実施例と同様に製造した。
得られた皮膚洗浄剤組成物はいずれも、洗浄性、殺菌性、泡質に優れたものであった。
Claims (5)
- 次の成分(A)、(B)、(C)、(D)、(E)及び(H):
(A)一般式(1)
R1-O-(CH2CH2O)n-SO3M (1)
(式中、R1は炭素数8~16の炭化水素基を示し、nは平均付加モル数を示し、n=0~3の数を示し、Mはアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム又はアルカノールアンモニウムを示す)
で表されるアニオン界面活性剤 1.0~10質量%、
(B)炭素数4~22の炭化水素基を有するグリセリルエーテル 0.5~5.0質量%、
(C)トリクロサン、イソプロピルメチルフェノール及びパラクロロメタキシレノールからなる群から選ばれる少なくとも1種の殺菌剤 0.01~0.8質量%、
(D)アルキルグルコシド 0.5~7.0質量%、
(E)炭素数1~3の飽和1価アルコール 0.5~15質量%、
(H)ポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸又はその塩
を含有し、成分(E)に対する成分(B)の質量割合(B)/(E)が、0.10~5である皮膚洗浄剤組成物。 - 成分(D)に対する成分(B)の質量割合(B)/(D)が、0.30~2である請求項1記載の皮膚洗浄剤組成物。
- さらに、(G)ポリオールを含有する請求項1又は2記載の皮膚洗浄剤組成物。
- 成分(E)に対する成分(A)の質量割合(A)/(E)が、0.05~5である請求項1~3のいずれか1項記載の皮膚洗浄剤組成物。
- さらに、(I)ヒドロキシエチル基又はヒドロキシプロピル基が付加したセルロースを含有する請求項1~4のいずれか1項記載の皮膚洗浄剤組成物。
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