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JP7178564B2 - 送風機 - Google Patents
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JP7178564B2 - 送風機 - Google Patents

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Description

本発明は、送風機に関するものである。
従来、送風機は、天井裏や機械室、通気用の縦シャフト内といった屋内の居住空間外に設置されることが多い。そのような空間は、雨水が天井から滲み出して滴下したり、温度差によって結露が生じたりし易い環境である。そのため、電気的接続部を水から保護する目的で、電気的接続部を内部に有する端子箱を筐体の外側面に設置し、電気的接続部の防水性を高めたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、特許文献1に記載の送風機について図7を参照しながら説明する。
図7に示すように、従来の送風機101は、ハウジング102内に送風部103が内蔵されている。送風部103は電動機104と電動機104のシャフトに固定された羽根車105とで構成されている。ハウジング102の外側面には端子箱106が設けられており、端子箱106には外部通電線挿入口107が設けられている。端子箱106の内部には電気的接続部111が設けられており、端子箱106および電気的接続部111は、ハウジング102に対して常に同じ方向で固定されている。
電動機104に付属する内部通電線108は、ハウジング102に設けられた内部通電線挿入口109を通り端子箱106の内部に引き込まれる。一方、外部通電線110は外部通電線挿入口107を介して端子箱106の内部に引き込まれる。端子箱106の内部に設けられた電気的接続部111を介して、内部通電線108と外部通電線110は電気的に接続される。外部通電線110に給電すると、内部通電線108を介して電動機104に電圧が印加され、電動機104が回転軸120を中心に回転する。電動機104の回転に連動して羽根車105が回転することで吸込口121から気体が流入し、吹出口122から吹出気流123が送出される。
また、送風機101は、建築物内部の設置場所によっては、回転軸120が水平方向になるように横置設置されたり、垂直方向になるよう縦置設置されたり、様々な設置方向で使用される。
実開昭63-183400号公報
電気的接続部111に水が付着すると、短絡の発生原因となる。電気的接続部111に水が付着した場合でも短絡が発生することを避けるために、電気的接続部111は送風機101の設置方向に対して互いに電気的に対応する端子同士を鉛直方向における直線上で結線するように配置されることが好ましい。
しかしながら、このような従来の送風機101では、端子箱106および電気的接続部111はハウジング102に対して常に同じ方向で固定されている。そのため、設置方向によっては例えば電気的接続部111の電気的に異なる極の端子同士が鉛直方向における直線上に配置され、電気的接続部111に水が付着した場合に水が鉛直下方に流れ、短絡を発生し易くなるという課題があった。
本発明に係る送風機は、送風ファンと、送風ファンを格納する筐体と、筐体の外側面に設けられる格納部と、格納部に格納され送風ファンに接続された内部通電線と外部からの外部通電線との電気的接続を仲介する端子台と、を備える。筐体は、横置状態及び縦置状態に設置可能であり、格納部は、外部通電線を前記格納部の内部に引き込む外部通電線挿入口を備える。端子台は、一方に内部通電線を接続する内部用端子と、一方に対向する他方に外部通電線を接続する外部用端子と、筐体の横置状態及び縦置状態に関わらず互いに電気的に対応する内部用端子と外部用端子とを鉛直方向における直線上で結線可能に配置できる取付構造と、を備える。これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、設置方向に基づく電気的接続部に水が付着することによる短絡の発生を抑制した送風機を提供できる。
図1は、本発明に係る送風機を横置設置した場合の斜視概略分解図である。 図2は、本発明に係る送風機を縦置設置した場合の斜視概略分解図である。 図3は、送風機が横置状態時の端子台取付構造概略図(外部通電線挿入口を2方向に有する場合)である。 図4は、送風機が縦置状態時の端子台取付構造概略図(外部通電線挿入口を2方向に有する場合)である。 図5は、送風機が横置状態時の端子台取付構造概略図(外部通電線挿入口を1方向に有する場合)である。 図6は、送風機が縦置状態時の端子台取付構造概略図(外部通電線挿入口を1方向に有する場合)である。 図7は、従来の送風機の概略断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具現化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。また、全図面を通して、同一の部位については同一の符号を付して二度目以降の説明を省略している。
(実施の形態1)
まず、図1を用いて本発明に係る送風機の概略構成について説明する。なお、図1は本発明に係る送風機を横置設置した場合の斜視概略分解図である。
送風機60は、図1に示すように、筐体1と、電動機2と、羽根車3と、格納部4と、端子台ベース5と、端子台6と、を備えている。
筐体1は、円筒形状であり、両端部に吸込開口7と吹出開口8とを備え、円筒形状における内部空間が通風路として機能する。筐体1は、内部通電線挿入口9と、モータベース10と、を備えている。
内部通電線挿入口9は、筐体1の側面を貫通する開口として設けられる。
モータベース10は、電動機2を筐体1内の所定の位置に配置するための土台として機能する。モータベース10は、筐体1と、溶接によって材料的に接合されることが好ましい。なぜなら、電動機2は、出力によっては100kg以上の重量になり、その荷重を支えるには、強度的に強靭な構造が必要なためである。すなわち、溶接強度を確保するためにも、筐体1とモータベース10は同一の金属材料を用いることが好ましい。ボルトとナットや、リベットによって機械的に接合する場合には、接合強度を確保するためのボルト径や必要本数の確保、運転中の振動による緩み等に配慮する必要がある。
電動機2は、回転軸11を筐体の円筒形における中心に、円筒形における中心軸に平行に配置される。電動機2は、一般的に0.2kW以上の三相かご形誘導電動機が使用され、内部通電線12が接続されている。電動機2は、モータベース10と、例えばボルトとナットによって機械的に接合されることが好ましい。なぜなら、電動機2が故障した場合に、電動機2を容易に交換できるようにするためである。
内部通電線12は、一端が電動機2と接続され、他端が筐体1の側面に設けられた内部通電線挿入口9を介して、格納部4の内部に直接引き込まれ、格納部4の内部に設けられた端子台6に接続される。内部通電線12を端子台6に接続する作業は、主に製品組立時に組立作業者によって行われる。なお、製品とは、送風機60を指す。内部通電線12は、筐体1内を通る気流に含まれた塵埃等の異物から保護するため、金属または樹脂の電線保護管で覆うことが好ましい。電線保護管は、電動機2と筐体1それぞれに端部を固定される。
羽根車3は、電動機2の回転軸11に接続され、回転軸11の回転により送風を行う。つまり、電動機2と羽根車3が送風ファンを構成し、筐体1の内部空間に格納される。
格納部4は、端子箱13と、端子カバー14と、を備えて構成され、筐体1の外側面に、内部通電線挿入口9を覆って設けられる。
端子箱13は、略方形状であり、筐体1の外側面側に配置される筐体取付面30が、ネジ等を用いて筐体1の外側面に固定される。筐体取付面30は、開口が設けられており、端子箱13の内部空間は筐体1の内部空間と連通している。端子箱13は、筐体取付面30、つまり筐体1の外側面から立設する4つの側面(第一側面31、第二側面32、第三側面33、第四側面34)を備えている。端子箱13は、第一側面31および第二側面32に、開口として外部通電線挿入口15を備えており、外部通電線18が外部通電線挿入口15を介して端子箱13内部に引き込まれる。なお、外部通電線挿入口15は、外部通電線挿入口A16と外部通電線挿入口B17より構成されるが詳細は後述する。端子箱13は、筐体取付面30に対向する天面が開口している。つまり、端子箱13は、天面及び筐体取付面30が開口した角柱形状を有する。
外部通電線18は、後述の図3及び図4に示すように、外部通電線挿入口15を介して格納部4の内部に引き込まれ、端子台6に接続される。外部通電線18を端子台6に接続する作業は、主に製品設置時に設置作業者によって行われる。
端子カバー14は、端子箱13の天面開口を塞ぐ蓋形状であり、ネジ等を用いて端子箱13に着脱可能に固定される。製品設置時やメンテナンス時には、端子カバー14を取り外すことで格納部4内部の電気的接続部の施工やメンテナンスを容易に行うことができる。端子カバー14の四辺は、端子箱13の側面側に向けて折り曲げられて折り曲げ部を形成する。これは端子カバー14を脱着した時に、折り曲げ部が端子箱13の側面における端子カバー14側端部である端面に引っ掛かることで、端子カバー14が落下することを防ぐためである。
端子箱13および端子カバー14を構成する材料は、金属、またはUL94V-0以上の難燃性樹脂(例えばABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)やPBT(PolyButylene Terephthalate))を用いることが好ましい。なぜなら、電気的接続部である端子台6を内部に有するため、短絡等で端子台6周囲に引火した場合に製品外部への延焼を防ぐためである。
端子台ベース5は、ネジ等を用いて格納部4の内部に着脱可能に固定され、端子台6を固定するための土台として機能する。
端子台6は、ネジ等を用いて端子台ベース5に固定され、格納部4内部に格納されるが詳細は後述する。
内部通電線12と外部通電線18とは、端子台6を介して、電気的に接続される。
送風機60は、以上の構成により、外部通電線18に給電されると、内部通電線12を介して電動機2に電圧が印加され、電動機2の回転に連動して羽根車3が回転する構造である。羽根車3が回転すると、吸込開口7から気流が流入し、吹出開口8から吹出気流19が送出する。
次に、図1、図2を用いて、送風機60の設置方向について説明する。なお、図2は本発明に係る送風機を縦置設置した場合の斜視概略分解図である。
送風機60の設置方向は、回転軸11が水平になるように設置される横置設置と、回転軸11が鉛直になるように設置される縦置設置とが可能である。
横置設置においては、図1に示すように、例えばモータベース10を電動機2の鉛直下方に位置させて送風機60を設置することが好ましい。なぜなら、電動機2とモータベース10の接合部、モータベース10と筐体1の接合部に対して、電動機2の重量による荷重を圧縮方向に作用させる方が、許容応力に対する安全率が高くなるためである。
また、縦置設置においては、図2に示すように、羽根車3に対して電動機2を鉛直上方に位置させて送風機60を設置することが好ましい。なぜなら、電動機2は、軸受に対する軸圧を確保するための波ワッシャーを内部の反駆動側(羽根車3が接続される側と反対側)に有しており、波ワッシャーを圧縮する方向に羽根車3の自重が作用すると、波ワッシャーが潰れて軸圧が低下し、軸受の破損による異常振動や異常音の発生要因になるためである。ただし、波ワッシャーを駆動側(羽根車3が接続される側)に有する場合は、羽根車3に対して電動機2を鉛直下方に位置させて送風機60を設置することが好ましい。
つまり、横置設置と縦置設置それぞれに対して、送風機60の設置方向を所定の方向に指定することが、製品の品質確保の観点から好ましい。
次に、図3、図4を用いて、本発明の格納部4の構造について詳細を説明する。なお、図3は送風機が横置状態時の端子台取付構造概略図(外部通電線挿入口を2方向に有する場合)、図4は送風機が縦置状態時の端子台取付構造概略図(外部通電線挿入口を2方向に有する場合)である。各図面には筐体1と格納部4を示しているが、筐体1と格納部4のサイズ比は実際とは異なる。
格納部4に設けられた外部通電線挿入口15は、外部通電線挿入口A16と外部通電線挿入口B17より構成される。外部通電線挿入口A16は、横置状態時の筐体1に対して鉛直下方に位置する第一側面31に設けられる。また、外部通電線挿入口B17は、縦置状態時の筐体1に対して鉛直下方に位置し、第一側面31に隣接する第二側面32に設けられる。格納部4は、筐体1が横置状態時には外部通電線挿入口B17を塞ぐ入水防止栓B23を備え、筐体1が縦置状態時には外部通電線挿入口A16を塞ぐ入水防止栓A22を備えている。
入水防止栓A22と入水防止栓B23は、例えばゴム製(NBRやEPDM)であり、非貫通の筒型形状である。このような入水防水栓は、グロメットやブッシングとして一般的に知られている。ゴム製であれば製品設置時には容易に切り込みを入れるなどして外部通電線18を格納部4の内部に引き込むことができる。ゴム製を使用する他の理由として、端子箱13を金属性とした場合に、外部通電線挿入口15の端面から外部通電線18を保護する目的もある。
製品設置時には、外部通電線挿入口A16と外部通電線挿入口B17はそれぞれ入水防止栓A22と入水防止栓B23によって閉塞された状態となっており、設置作業者が、設置状態に応じて、筐体1に対して鉛直下方に位置する側の外部通電線挿入口15を貫通させて使用する。なお、外部通電線挿入口15を閉塞する他の手段として、キャップ形状の部品を使用したり、挿入口の近傍にヒンジ構造、ラッチ構造を設けたりしても良い。
以上のように、外部通電線挿入口15を第一側面と、第一側面に隣接する第二側面とに設けることで、送風機60の設置方向に影響されることなく、外部通電線18を端子箱13の鉛直下方から端子箱13内部に挿入することができる。
これにより、電気的接続部の防水性低下を抑制することが可能になる。
なお、筐体1と端子箱13の取付面と、端子カバー14と端子箱13の取付面に、パッキンを設けた方が、格納部4の防水性向上できるため好ましい。パッキンの材質は、例えばゴムやポリウレタン等の樹脂である。
なお、図5および図6に示すように、第一側面31または第二側面32のどちらか一方に外部通電線挿入口15を備えてもよい。図5は送風機が横置状態時の端子台取付構造概略図(外部通電線挿入口を1方向に有する場合)、図6は送風機が縦置状態時の端子台取付構造概略図(外部通電線挿入口を1方向に有する場合)である。外部通電線挿入口15は、外部通電線18を挿入した状態で、外部通電線挿入口15から格納部4の内部に水が侵入することを防止する入水防止コネクタ24を備える。
入水防止コネクタ24は、例えば樹脂製のねじ部とゴム製の防水部で構成される貫通の筒型形状である。このような入水防止コネクタは、ケーブルグランドとして一般的に知られている。入水防止コネクタ24に外部通電線18を挿入してねじ部を締め付けることにより、入水防止コネクタ24と外部通電線18の間の隙間をゴム製の防水部で塞ぐことができる。
また、格納部4は、筐体1に対してただ一つの方向にのみ取付可能な構造を有する。なぜなら、製品組立時に、組立作業者が格納部4を誤った向きに取り付けることで、設置状態において外部通電線挿入口15が鉛直下方以外に設けられ、電気的接続部の防水性低下することを防止するためである。格納部4が筐体1に対してただ一つの方向にのみ取付可能な構造の一例を以下に示す。具体的には、図3に示すように、格納部4は、筐体取付面30に設けられた取付穴41、42、43、44を有し、横置状態時において取付穴41と取付穴43が取付穴42と取付穴44よりも鉛直上方に位置し、取付穴41が取付穴43よりも取付穴42側に位置する。また、取付穴41と取付穴43、及び取付穴42と取付穴44はそれぞれ平行な直線45、46上に位置する。直線45、46に対して垂直で、取付穴41、42、43、44のそれぞれの中心を通る直線41a、42a、43a、44aは、直線41aと直線42aの距離47よりも、直線43aと直線44aの距離48のほうが小さい配置である。このような取付穴の配置にすることで、格納部4は、筐体1に対してただ一つの方向にのみ取付可能となる。
次に、同じく図3、図4を用いて、本発明に係る端子台ベース5、及び端子台6の取付構造について説明する。
端子台ベース5は、端子台6が特定の方向に固定され、取付部51と、取付部52と、を備える。
取付部51は、格納部4の筐体取付面30に面平行で板形状を有する。取付部51は、端子台ベース5の片側、具体的には設置状態における格納部4の天面開口からの正面視において左上方に設けられ、取付穴51aおよび取付穴51bを有する。
取付部52は、格納部4の筐体取付面30に面平行で板形状を有する。取付部52は、端子台ベース5における取付部51の対角線上、具体的には正面視において右下方に設けられ、取付穴52aおよび取付穴52bを有する。
端子台6は、一方の辺に沿って内部通電線12を接続する内部用端子20と、内部用端子20に対向する他方の辺に沿って外部通電線18を接続する外部用端子21とを有している。端子台6は、筐体1の設置状態において互いに電気的に対応する内部用端子20と外部用端子21とを鉛直方向における直線上で結線する構造である。電気的に結線される内部用端子20と外部用端子21は、それぞれ鉛直方向における直線上において、例えば金属板を用いて接続される。電気的に対応するとは、電位差がなく、導通しても短絡しない同極の関係のことを言う。互いに電気的に対応する内部用端子20と外部用端子21とを鉛直方向における直線上で結線する理由は、結露水など端子箱13内部で発生する水が内部用端子20または外部用端子21に付着し、鉛直下方に流れた場合に、鉛直方向に異極の端子が位置していれば短絡の原因となるが、同極の端子であれば短絡しないからである。
端子台6は、横置状態時の筐体1に対応して外部用端子21が内部用端子20よりも外部通電線挿入口A16側に配置される。また端子台6は、縦置状態時の筐体1に対応して外部用端子21が内部用端子20よりも外部通電線挿入口B17側に配置される。つまり端子台6は、端子台ベース5を介して、送風機60の設置状態に応じて縦横自在に配置可能な取付構造を備えている。ただし、この取付構造は、縦横自在ではあるが、外部用端子21は必ず内部用端子20よりも外部通電線挿入口15に近く配置されるよう上下配置が規制される。
言い換えると、端子台6は、格納部4の第一側面31及び第二側面32に所定の端子台6側面を対向させて配置可能であるが、格納部4の第一側面31に対向する第三側面33及び第二側面32に対向する第四側面34と、所定の端子台6側面を対向させて配置不可能である構造である。所定の端子台6側面とは、内部用端子20よりも外部用端子21側に位置する側面である。
具体的には、図3、図4に示すように、端子台6は、送風機60の横置状態、縦置状態に関わらず、外部用端子21を内部用端子20よりも端子台ベース5の取付部52側に位置させて固定される。そして、送風機60の横置状態時においては、図3に示すように、端子台ベース5の取付穴51bと取付穴52aをそれぞれ端子箱13の取付穴41と取付穴44の位置と重ねて固定することができる。この時、外部用端子21は内部用端子20よりも外部通電線挿入口A16側に配置される。言い換えると、端子台6は、横置状態時の筐体1に対して外部用端子21を内部用端子20の鉛直方向における直線上で下方に位置し、外部通電線18は、下方に位置する外部用端子21に外部通電線挿入口A16を介して接続される。
一方、送風機60の縦置状態時においては、図4に示すように、図3に対して、端子台ベース5を90°回転させ、すなわち端子台ベース5の取付穴51aと取付穴52bをそれぞれ端子箱13の取付穴42と取付穴43の位置と重ねて固定することができる。この時、外部用端子21は内部用端子20よりも外部通電線挿入口B17側に配置される。言い換えると、端子台6は、縦置状態時の筐体1に対して外部用端子21を内部用端子20の鉛直方向における直線上で下方に位置し、外部通電線18は、下方に位置する外部用端子21に外部通電線挿入口B17を介して接続される。
なお、図4において、端子台ベース5を上下逆向きに固定しようとした場合、つまり内部用端子20を外部通電線挿入口B17側に配置しようとした場合、取付穴42に対して取付穴52a及び取付穴52bを一致させることはできても、取付穴43に対して取付穴51a及び51bを一致させようとすると、取付部51が端子箱13に干渉する寸法関係であるため、一致させることができない。つまり、端子台ベース5の格納部4への取付について、上下配置が規制され、上下逆配置が不可能となっている。
また、図3において端子台ベース5を上下逆向きに固定しようとした場合も同様、端子台ベース5の格納部4への取付について、上下配置が規制され、上下逆配置が不可能となっている。
上記構成により、送風機60の設置方向に関わらず端子台6の外部用端子21を外部通電線挿入口15側(すなわち、設置方向に対して端子台6の鉛直下方側)に配置することができる。
これにより、外部用端子21が内部用端子20よりも外部通電線挿入口15から近くなるため、設置作業者が、外部通電線18を内部用端子20に誤って接続することを抑制することが可能となる。また、外部通電線18を外部用端子21に接続する際に、外部通電線18を端子箱13内部で引き回して配線する必要がなくなるため、施工性を向上させることが可能となる。特に電動機2の出力が高い場合、外部通電線18の線径が太くなるため端子箱13内部で外部通電線18を引き回す空間を確保する必要が生じるが、上記構成では、端子箱13のサイズを最小限に抑えることができ、送風機60の小型化に寄与することができる。
本発明に係る送風機は、建築物内の設置される場所によって横置設置、縦置設置などの設置方向で設置されることが想定される場合でも、設置方向に対して、電気的接続部の防水性の低下を抑制する送風機として有用である。
1 筐体
2 電動機
3 羽根車
4 格納部
5 端子台ベース
6 端子台
7 吸込開口
8 吹出開口
9 内部通電線挿入口
10 モータベース
11 回転軸
12 内部通電線
13 端子箱
14 端子カバー
15 外部通電線挿入口
16 外部通電線挿入口A
17 外部通電線挿入口B
18 外部通電線
19 吹出気流
20 内部用端子
21 外部用端子
22 入水防止栓A
23 入水防止栓B
24 入水防止コネクタ
30 筐体取付面
31 第一側面
32 第二側面
33 第三側面
34 第四側面
41、42、43、44 取付穴
41a、42a、43a、44a 直線
45、46 直線
47、48 距離
51、52 取付部
51a、51b、52a、52b 取付穴
60 送風機
101 送風機
104 電動機
105 羽根車
106 端子箱
107 外部通電線挿入口
108 内部通電線
109 内部通電線挿入口
110 外部通電線
120 回転軸
123 吹出気流

Claims (11)

  1. 送風ファンと、
    前記送風ファンを格納する筐体と、
    前記筐体の外側面に設けられる格納部と、
    前記格納部に格納され前記送風ファンに接続された内部通電線と外部からの外部通電線との電気的接続を仲介する端子台と、を備え、
    前記筐体は、
    横置状態及び縦置状態に設置可能であり、
    前記格納部は、
    前記外部通電線を前記格納部の内部に引き込む外部通電線挿入口を備え、
    前記端子台は、
    一方に前記内部通電線を接続する内部用端子と、
    前記一方に対向する他方に前記外部通電線を接続する外部用端子と、
    前記筐体の横置状態及び縦置状態に関わらず互いに電気的に対応する前記内部用端子と前記外部用端子とを鉛直方向における直線上で結線可能に配置できる取付構造と、を備えた送風機。
  2. 前記外部通電線挿入口は、
    横置状態時の前記筐体に対して格納部の鉛直下方に位置する第一側面、または縦置状態時の前記筐体に対して鉛直下方に位置し前記第一側面に隣接する第二側面に設けられ、
    前記外部通電線は、
    前記内部用端子の下方に位置する前記外部用端子に前記外部通電線挿入口を介して接続する請求項1記載の送風機。
  3. 前記取付構造は、
    横置状態時の前記筐体に対して格納部の鉛直下方に位置する第一側面に前記端子台の所定の端子台側面を対向させて配置可能であり、
    縦置状態時の前記筐体に対して鉛直下方に位置し前記第一側面に隣接する第二側面に前記所定の端子台側面を対向させて配置可能である、請求項1または2に記載の送風機。
  4. 前記端子台は、
    前記格納部の前記第一側面に対向する第三側面及び前記第二側面に対向する第四側面と、前記所定の端子台側面を対向させて配置不可能である請求項3記載の送風機。
  5. 前記外部通電線挿入口は、
    横置状態時の前記筐体に対して鉛直下方に位置する第一側面に設けられた外部通電線挿入口Aと、
    縦置状態時の前記筐体に対して鉛直下方に位置し前記第一側面に隣接する第二側面に設けられた外部通電線挿入口Bと、を備えた請求項1記載の送風機。
  6. 前記取付構造は、
    横置状態時の前記筐体に対応して前記外部用端子が前記内部用端子よりも前記外部通電線挿入口A側に配置可能であり、縦置状態時の前記筐体に対応して前記外部用端子が前記内部用端子よりも前記外部通電線挿入口B側に配置可能である請求項5記載の送風機。
  7. 前記端子台は、
    横置状態時の前記筐体に対して前記外部用端子を前記内部用端子の鉛直方向における直線上で下方に位置し、
    前記外部通電線は、
    前記下方に位置する前記外部用端子に前記外部通電線挿入口Aを介して接続する請求項6記載の送風機。
  8. 前記端子台は、
    縦置状態時の前記筐体に対して前記外部用端子を前記内部用端子の鉛直方向における直線上で下方に位置し、
    前記外部通電線は、
    前記下方に位置する前記外部用端子に前記外部通電線挿入口Bを介して接続する請求項6記載の送風機。
  9. 前記格納部は、
    前記外部通電線挿入口に前記外部通電線を挿入した状態で、前記外部通電線挿入口から前記格納部の内部に水が侵入することを防止する入水防止コネクタを備える請求項1記載の送風機。
  10. 前記格納部は、
    前記筐体が横置状態時には前記外部通電線挿入口Bを塞ぐ入水防止栓Bを備える請求項7記載の送風機。
  11. 前記格納部は、
    前記筐体が縦置状態時には前記外部通電線挿入口Aを塞ぐ入水防止栓Aを備える請求項8記載の送風機。
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