JP7183476B2 - 化合物の製造方法 - Google Patents
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Description
mは0~5の整数であり、mが2以上である場合には複数あるR4は互いに異なっていてもよく;
nは0~4の整数であり、nが2以上である場合には複数あるR3は互いに異なっていてもよい]
一般式(II)で表されるケトン誘導体に対してシアン化合物を作用させて、前記一般式(III)で表される化合物を生成する工程と、
前記一般式(III)で表される化合物を生成する工程において生成した前記一般式(III)で表される化合物を、アルカリ性水溶液にて洗浄する洗浄工程と、を含む製造方法である:
R3、R4、m及びnは、それぞれ、前記式(III)中のR3、R4、m及びnと同一である]。
R3及びR4は、それぞれ独立に、水素、ハロゲン、C1-C6-アルキル基、C1-C6-アルコキシ基、C1-C6-ハロアルキル基又はC1-C6-ハロアルコキシ基であり;
mは0~5の整数であり、mが2以上である場合には複数あるR4は互いに異なっていてもよく;
nは0~4の整数であり、nが2以上である場合には複数あるR3は互いに異なっていてもよい]
一般式(III)で表される化合物に対して炭素数1~6のアルコキシド化合物を作用させて、前記一般式(IV)で表される化合物を生成する工程を含む、製造方法である:
R3及びR4は、それぞれ独立に、水素、ハロゲン、C1-C6-アルキル基、C1-C6-アルコキシ基、C1-C6-ハロアルキル基又はC1-C6-ハロアルコキシ基であり;
mは0~5の整数であり、mが2以上である場合には複数あるR4は互いに異なっていてもよく;
nは0~4の整数であり、nが2以上である場合には複数あるR3は互いに異なっていてもよい]
一般式(III)で表される化合物に対して炭素数1~6のアルコキシド化合物を作用させて、一般式(IV)で表される化合物を生成する工程と、
前記一般式(IV)で表される化合物を生成する工程において生成した前記一般式(IV)で表される化合物に対して酸性化合物を作用させて、前記一般式(V)で表される化合物を生成する工程と、を含む製造方法である:
R3及びR4は、それぞれ独立に、水素、ハロゲン、C1-C6-アルキル基、C1-C6-アルコキシ基、C1-C6-ハロアルキル基又はC1-C6-ハロアルコキシ基であり;
mは0~5の整数であり、mが2以上である場合には複数あるR4は互いに異なっていてもよく;
nは0~4の整数であり、nが2以上である場合には複数あるR3は互いに異なっていてもよい]
一般式(II)で表されるケトン誘導体に対してシアン化合物を作用させて、一般式(III)で表される化合物を生成する工程と、
前記一般式(III)で表される化合物を生成する工程後の反応液に対して炭素数1~6のアルコキシド化合物を作用させて、一般式(IV)で表される化合物を生成する工程と、
前記一般式(IV)で表される化合物を生成する工程後の反応液に対して酸性化合物を作用させて、前記一般式(V)で表される化合物を生成する工程と、を含む製造方法である:
R3、R4、m及びnは、それぞれ、前記式(V)中のR3、R4、m及びnと同一である]
本発明の一態様に係る一般式(III)で表される化合物の製造方法(以下、「製造方法1」と称する)について説明する:
mは0~5の整数であり、mが2以上である場合には複数あるR4は互いに異なっていてもよく;
nは0~4の整数であり、nが2以上である場合には複数あるR3は互いに異なっていてもよい]。
R1、R2は、それぞれ独立に、水素又はC1-C6-アルキル基であり;
R3、R4は、それぞれ独立に、水素、ハロゲン、C1-C6-アルキル基、C1-C6-アルコキシ基、C1-C6-ハロアルキル基又はC1-C6-ハロアルコキシ基であり;
mは0~5の整数であり、mが2以上である場合には複数あるR4は互いに異なっていてもよく;
nは0~4の整数であり、nが2以上である場合には複数あるR3は互いに異なっていてもよい]。
R3、R4、m及びnは、それぞれ、前記式(III)中のR3、R4、m及びnと同一である]。
本発明の一態様に係る製造方法1において、工程1-1では、有機溶媒中で、ケトン誘導体(II)に対してシアン化合物を作用させて、中間体(III)を生成する。前記有機溶媒としては、工程1-1の反応が進行する溶媒が選択され、そのような有機溶媒としては、例えば、メタノール、エタノール、アセトン、ジメチルアセトアミド、トルエン、トルエンとメタノールとの混合溶媒等を挙げることができる。収率の観点から、有機溶媒としてメタノールを選択することが好ましい。工程1-1は、反応温度を氷冷または室温(20℃)にて実施することができる。収率の観点から、工程1-1は氷冷条件にて実施することが好ましく、メタノール中で氷冷条件にて実施することがより好ましい。
工程1-2では、工程1-1において生成した中間体(III)を、アルカリ性水溶液にて洗浄する。具体的には、工程1-1後の反応液にトルエン及びアルカリ性水溶液を加えて分液し、得られた有機層にアルカリ性水溶液を加えて洗浄する。
本発明の一態様に係る一般式(IV)で表される化合物の製造方法(以下、「製造方法2」と称する)について説明する:
R3及びR4は、それぞれ独立に、水素、ハロゲン、C1-C6-アルキル基、C1-C6-アルコキシ基、C1-C6-ハロアルキル基又はC1-C6-ハロアルコキシ基であり;
mは0~5の整数であり、mが2以上である場合には複数あるR4は互いに異なっていてもよく;
nは0~4の整数であり、nが2以上である場合には複数あるR3は互いに異なっていてもよい]。
本発明の一態様に係る製造方法2において、工程2-1では、任意の有機溶媒(例えば、メタノール、トルエン等)中で、中間体(III)に対して炭素数1~6のアルコキシド化合物を作用させて、中間体(IV)を生成する。工程2-1の反応条件は特に限定されず、適宜設定することができる。
本発明の一態様に係る一般式(V)で表される化合物の製造方法(以下、「製造方法3」と称する)について説明する:
R3及びR4は、それぞれ独立に、水素、ハロゲン、C1-C6-アルキル基、C1-C6-アルコキシ基、C1-C6-ハロアルキル基又はC1-C6-ハロアルコキシ基であり;
mは0~5の整数であり、mが2以上である場合には複数あるR4は互いに異なっていてもよく;
nは0~4の整数であり、nが2以上である場合には複数あるR3は互いに異なっていてもよい]。
本発明の一態様に係る製造方法3において、工程3-1では、任意の有機溶媒(例えば、メタノール、トルエン等)中で、中間体(III)に対して炭素数1~6のアルコキシド化合物を作用させて、中間体(IV)を生成する。工程3-1の反応条件は特に限定されず、適宜設定することができる。工程3-1で使用する中間体(III)、炭素数1~6のアルコキシド化合物の種類、量等については、前記工程2-1で説明した通りである。
工程3-2では、任意の有機溶媒(例えば、トルエン)中で、前記工程3-1で生成した中間体(IV)に対して酸性化合物を作用させて、中間体(V)を生成する。工程3-2の反応条件は特に限定されず、適宜設定することができる。
本発明の他の一態様に係る一般式(V)で表される化合物の製造方法(以下、「製造方法4」と称する)について説明する。本発明の一態様に係る製造方法4は、一般式(II)で表されるケトン誘導体に対してシアン化合物を作用させて、前記一般式(III)で表される化合物を生成する工程(工程4-1)と、前記一般式(III)で表される化合物を生成する工程後の反応液に対して炭素数1~6のアルコキシド化合物を作用させて、一般式(IV)で表される化合物を生成する工程(工程4-2)と、前記一般式(IV)で表される化合物を生成する工程後の反応液に対して酸性化合物を作用させて、前記一般式(V)で表される化合物を生成する工程(工程4-3)と、を含む。
本発明の一態様に係る製造方法4において、工程4-1では、反応が進行するために好適な有機溶媒(例えば、メタノール、エタノール、アセトン、ジメチルアセトアミド、トルエン、トルエンとメタノールとの混合溶媒等、好ましくはメタノール)中で、ケトン誘導体(II)に対してシアン化合物を作用させて、中間体(III)を生成する。工程4-1の反応条件、反応に使用するケトン誘導体(II)、シアン化合物の種類、量等については、前記工程1-1で説明した通りである。
工程4-2では、前記工程4-1後の反応液に対して炭素数1~6のアルコキシド化合物を作用させて、中間体(IV)を生成する。工程4-2の反応条件は特に限定されず、適宜設定することができる。反応に使用する炭素数1~6のアルコキシド化合物の種類、量等については、前記工程2-1で説明した通りである。
工程4-3では、前記工程4-2後の反応液に対して酸性化合物を作用させて、中間体(V)を生成する。反応に使用する酸性化合物の種類、量等については、前記工程3-2で説明した通りである。
本発明の他の一態様に係る一般式(IV)で表される化合物の製造方法(以下、「製造方法5」と称する)について説明する。本発明の一態様に係る製造方法5は、一般式(II)で表されるケトン誘導体に対してシアン化合物を作用させて、前記一般式(III)で表される化合物を生成する工程(工程5-1)と、前記一般式(III)で表される化合物を生成する工程後の反応液に対して炭素数1~6のアルコキシド化合物を作用させて、一般式(IV)で表される化合物を生成する工程(工程5-2)と、を含む。
本発明の一態様に係る製造方法5において、工程5-1では、反応が進行するために好適な有機溶媒(例えば、メタノール、エタノール、アセトン、ジメチルアセトアミド、トルエン、トルエンとメタノールとの混合溶媒等、好ましくはメタノール)中で、ケトン誘導体(II)に対してシアン化合物を作用させて、中間体(III)を生成する。工程5-1の反応条件、反応に使用するケトン誘導体(II)、シアン化合物の種類、量等については、前記工程1-1で説明した通りである。
工程5-2では、前記工程5-1後の反応液に対して炭素数1~6のアルコキシド化合物を作用させて、中間体(IV)を生成する。工程5-2の反応条件は特に限定されず、適宜設定することができる。反応に使用する炭素数1~6のアルコキシド化合物の種類、量等については、前記工程2-1で説明した通りである。
本発明の一態様に係る一般式(VI)で表される化合物について以下に説明する:
mは0~5の整数であり、mが2以上である場合には複数あるR4は互いに異なっていてもよく;
nは0~4の整数であり、nが2以上である場合には複数あるR3は互いに異なっていてもよく;
R5は、-CNまたは-CNHOR2であり、
R2は、C1-C6-アルキル基である]。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の態様1に係る製造方法は、一般式(III)で表される化合物の製造方法であって、一般式(II)で表されるケトン誘導体に対してシアン化合物を作用させて、前記一般式(III)で表される化合物を生成する工程と、前記一般式(III)で表される化合物を生成する工程において生成した前記一般式(III)で表される化合物を、アルカリ性水溶液にて洗浄する洗浄工程と、を含む構成である。
(合成例1-1)
2-(2-クロロ-4-(4-クロロフェノキシ)フェニル)オキシラン-2-カルボニトリル(中間体(III))の合成
<KCN、Br体原料、アルカリ洗浄有>
以下のスキームAに従って、標記化合物を製造した。
<スキームA>
(合成例1-2)
2-(2-クロロ-4-(4-クロロフェノキシ)フェニル)オキシラン-2-カルボニトリル(中間体(III))の合成
<KCN、Br体原料、アルカリ洗浄無>
以下のスキームBに従って、標記化合物を製造した。
<スキームB>
(合成例1-3)
2-(2-クロロ-4-(4-クロロフェノキシ)フェニル)オキシラン-2-カルボニトリル(中間体(III))の合成
<KCN、Cl体原料、単離>
以下のスキームCに従って、標記化合物を製造した。
<スキームC>
1H-NMR (400MHz,CDCl3) δ:7.42(d,J = 8.6 Hz,1H),7.36(d,J = 9.0 Hz,2H),7.03(d,J = 2.4 Hz,1H),6.99(d,J = 9.0 Hz,2H),6.91(dd,J = 8.6,2.4 Hz,1H),3. 60(d,J = 5.8 Hz,1H),3.05(d,J = 5.8 Hz,1H).。
(合成例1-4)
2-(2-クロロ-4-(4-クロロフェノキシ)フェニル)オキシラン-2-カルボニトリル(中間体(III))の合成
<ACH/K2CO3、Br体原料、アルカリ洗浄無>
以下のスキームDに従って、標記化合物を製造した。
<スキームD>
(合成例1-5)
2-(2-クロロ-4-(4-クロロフェノキシ)フェニル)オキシラン-2-カルボニトリル(中間体(III))の合成
<ACH/DIPEA、Br体原料、アルカリ洗浄有>
以下のスキームEに従って、標記化合物を製造した。
<スキームE>
(合成例2-1)
メチル2-(2-クロロ-4-(4-クロロフェノキシ)フェニ)オキシラン-2-カルボイミデート(中間体(IV))の合成
<単離>
以下のスキームFに従って、標記化合物を製造した。
<スキームF>
1H-NMR (400MHz,CDCl3) δ:7.63(br.s,1H),7.34(d,J = 8.8 Hz,2H),7.33(d,J = 2.4 Hz,1H),7.00(d,J = 8.8 Hz,1H),6.99(d,J = 8.8 Hz,2H),6.88(dd,J = 8.8,2.4 Hz,1H),3.77(s,3H),3.28(d,J = 5.7 Hz,1H),3.14(d,J = 5.7 Hz,1H).。
(合成例3-1)
2-(2-クロロ-4-(4-クロロフェノキシ)フェニル)オキシラン-2-カルボン酸メチルエステル(中間体(V))の合成
以下のスキームGに従って、標記化合物を製造した。
<スキームG>
(合成例4-1)
2-(2-クロロ-4-(4-クロロフェノキシ)フェニル)オキシラン-2-カルボン酸メチルエステル(中間体(V))の合成
以下のスキームHに従って、標記化合物を製造した。
<スキームH>
Claims (2)
- 一般式(III)で表される化合物の製造方法であって、
[式(III)中、R3及びR4は、それぞれ独立に、水素、ハロゲン、C1-C6-アルキル基、C1-C6-アルコキシ基、C1-C6-ハロアルキル基又はC1-C6-ハロアルコキシ基であり;
mは0~5の整数であり、mが2以上である場合には複数あるR4は互いに異なっていてもよく;
nは0~4の整数であり、nが2以上である場合には複数あるR3は互いに異なっていてもよい]
一般式(II)で表されるケトン誘導体に対してシアン化合物を作用させて、前記一般式(III)で表される化合物を生成する工程と、
前記一般式(III)で表される化合物を生成する工程において生成した前記一般式(III)で表される化合物を、アルカリ性水溶液にて洗浄する洗浄工程と、を含む製造方法:
[式(II)中、Xはハロゲン原子であり、
R3、R4、m及びnは、それぞれ、前記式(III)中のR3、R4、m及びnと同一である]。 - 前記シアン化合物が、シアン化カリウム、シアン化ナトリウム又はアセトンシアノヒドリンであり、
前記シアン化合物としてアセトンシアノヒドリンを選択した場合に、前記一般式(III)で表される化合物を生成する工程を塩基性化合物共存下にて行う、請求項1に記載の製造方法。
Applications Claiming Priority (3)
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|---|---|---|---|
| JP2020039599 | 2020-03-09 | ||
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|---|---|
| JPWO2021182422A1 JPWO2021182422A1 (ja) | 2021-09-16 |
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Citations (1)
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Patent Citations (1)
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Non-Patent Citations (7)
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| DATABASE REGISTRY [ONLINE] Retrieved from STN,Entered STN: 20 Dec 2007,[検索日:2021年4月5日],CAS登録番号959055-76-6 |
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Also Published As
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