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JP7183654B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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JP7183654B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、画像形成装置に関する。
特許文献1には、現像装置の内部に、二成分現像剤を担持し像担持体との対向部へと搬送するための現像剤担持体と、二成分現像剤を撹拌しながら現像装置内部を循環させるための第1及び第2の循環部材とを有した現像装置が記載されている。現像装置は、第1及び第2の循環部材の間にあり、現像装置内部を現像剤担持体及び第1の循環部材が存在する第1室と、第2の循環部材が存在する第2室とに隔てるための隔壁を有する。隔壁は、その一部の高さがそれ以外の部分よりも低くなるように構成された切り欠き部を有する。切り欠き部には、二成分現像剤の圧力によって、第1室側若しくは第2室側のうち、現像剤搬送方向下流に当たる何れか一方側にのみ開閉可能な板状の弁部材が設置されている。
特許文献2の画像形成装置の現像装置では、現像ローラに現像剤を供給する第1搬送路の現像搬送方向下流側に、第1搬送路における供給スクリューとは逆の搬送力を付与する逆巻きスクリューを有する排出機構が設けられている。現像装置は、供給スクリューと逆巻きスクリューによって生じる現像剤圧力のバランスによって排出される現像剤の量を決定する。第1搬送路の下流側と第2搬送路の上流側を連通する第1受渡部の開口部に可撓性の弁部材を付設して、当該開口部における流路抵抗を現像剤圧力に応じて変化させる。
特開2006-251158号公報 特開2011-203330号公報
本発明は、トナーにキャリアを混合する混合部から供給部側へ移送する通路の通路幅が一定の場合と比較して、現像ロールからのトナーこぼれを抑制することができる画像形成装置の提供を目的とする。
態様1は、トナーを供給する為のトナー供給部及びトナーより比重が大きいキャリアが含まれた現像剤を投入する為の投入部が上流側から順に設けられ、キャリアとトナーとを混合した現像剤を下流側へ移送する混合部と、該混合部から移送された現像剤が通過する通路と、該通路より移送された現像剤を現像ロールに供給する供給部と、前記通路を通過する現像剤のトナー濃度の上昇に伴って当該通路の通過量を抑制する抑制部材と、を備えた画像形成装置。
態様2は、前記抑制部材は、前記現像剤のトナー濃度の上昇に伴って前記通路を狭めて通過量を抑制する態様1に記載の画像形成装置。
態様3は、前記抑制部材は、一端が筐体に固定された状態で前記通路に配置された弾性を有するシート体で構成されている態様2に記載の画像形成装置。
態様4は、前記シート体は、設置状態で上側に位置する部位が前記筐体に固定されている態様3に記載の画像形成装置。
態様5は、前記キャリアは、磁性を有し、前記抑制部材は、前記通路に設けられた磁石で構成されている態様2に記載の画像形成装置。
態様6は、前記磁石は、設置状態で前記通路の下側に位置する部位に設けられている態様5に記載の画像形成装置。
態様7は、トナーを供給する為のトナー供給部及びトナーより比重が大きいキャリアが含まれた現像剤を投入する為の投入部が上流側から順に設けられ、キャリアとトナーとを混合した現像剤を下流側へ移送する混合部と、該混合部から移送された現像剤が通過する通路と、該通路より移送された現像剤を現像ロールに供給する供給部と、前記通路を通過する現像剤のトナー濃度が高いときに当該通路の通過量を抑制し、その抑制した後のトナー濃度の下降に伴って現像剤の通過量を増加させるトナー通過量調整部材と、を備えた画像形成装置。
態様1では、トナーにキャリアを混合する混合部から供給部側へ移送する通路の通路幅が一定の場合と比較して、現像ロールからのトナーこぼれを抑制することができる。
態様2では、トナー濃度に拘わらず通路を狭めるものと比較して、トナーとキャリアの攪拌が促進される。
態様3では、通路の開度を変更する制御機構を設ける場合と比較して、構成の簡素化を図ることができる。
態様4では、シート体の下側の部位を固定する場合と比較して、トナーを含む気流を抑制することができる。
態様5では、通路の開度を変更する制御機構を設ける場合と比較して、構成の簡素化を図ることができる。
態様6では、磁石を上側に設けた場合と比較して、キャリアの吸着効率を高めることができる。
態様7では、トナーにキャリアを混合する混合部から供給部側へ移送する通路の通路幅が一定の場合と比較して、現像ロールからのトナーこぼれを抑制することができる。
第一実施形態の画像形成装置を示す模式断面図である。 第一実施形態の現像装置を示す斜視図である。 第一実施形態の現像装置を示す平面図である。 図2のA-A線に沿った断面図である。 初期駆動前の状態を示す現像装置の要部断面図である。 現像剤のキャリアが端部の通路を通過する様子を示す現像装置の要部断面図である。 現像剤のトナーが端部の通路を通過する様子を示す現像装置の要部断面図である。 第二実施形態を示す図で、初期駆動前の状態を示す現像装置の要部断面図である。 第二実施形態を示す図で、現像剤のキャリアが端部の通路を通過する様子を示す現像装置の要部断面図である。 第二実施形態を示す図で、現像剤のトナーが端部の通路を通過する様子を示す現像装置の要部断面図である。
<第一実施形態>
本実施形態に係る画像形成装置の一例について、図1から図7を用いて説明する。なお、図中に示す矢印Hは、装置の上下方向(鉛直方向)を示し、矢印Wは、装置の幅方向(水平方向)を示し、矢印Dは、装置の奥行方向(水平方向)を示す。
(画像形成装置の全体構成)
本実施形態に係る画像形成装置10には、図1に示したように、用紙Pが収容される用紙収容部12と、用紙Pを搬送する搬送部14と、用紙Pに画像形成を行う画像形成部16とが下方から上方に順に設けられている。
〔収容部〕
用紙収容部12には、画像形成装置10の筐体10Aから装置奥行方向の手前側に引き出し可能な収容部材12Aが備えられており、この収容部材12Aに用紙Pが積載されている。さらに、用紙収容部12には、収容部材12Aに積載された用紙Pを、搬送部14を構成する搬送経路14Aに送り出す送出ロール14Bが備えられている。
〔搬送部〕
搬送部14は、搬送経路14Aに沿って、用紙Pを収容部材12Aから送り出す送出ロール14Bと、用紙Pを、画像形成部16を経由して用紙排出部10Bまで搬送する複数の搬送ロール14Cとを備えている。
〔画像形成部〕
画像形成部16には、装置本体に対して脱着可能で、黒色のトナー画像を形成する画像形成部の一例としての画像形成ユニット18と、露光光を後述する感光体ドラム20に照射する露光部材の一例としての露光ユニット26とが備えられている。さらに、画像形成部16には、画像形成ユニット18によって形成されたトナー像を用紙Pに転写する転写ロール22と、熱と圧力とでトナー画像を用紙Pに定着する定着装置28とが備えられている。
この画像形成ユニット18は、感光体ドラム20と、露光ユニット26と、帯電ロール24と、現像装置30とを備える。
帯電ロール24は、感光体ドラム20の表面を帯電させるものであり、現像装置30は、露光ユニット26によって露光光が照射されて感光体ドラム20に形成された静電潜像を現像してトナー画像として可視化するものである。ここで、帯電ロール24は、帯電装置の一例である。
そして、画像形成ユニット18を、図中、紙面の手前側に移動させることで、筐体10Aに対し脱着できるようになっている。
(画像形成装置の作用)
画像形成装置10では、次のようにして画像が形成される。
先ず、電圧が印加された帯電ロール24は、感光体ドラム20の表面を予定の電位で一様にマイナス帯電する。続いて、外部から入力されたデータに基づいて露光ユニット26は、帯電した感光体ドラム20の表面に露光光を照射して静電潜像を形成する。
これにより、データに対応した静電潜像が感光体ドラム20の表面に形成される。さらに、現像装置30は、この静電潜像を現像し、トナー画像として可視化する。
そこで、収容部材12Aから送出ロール14Bによって搬送経路14Aへ送り出された用紙Pは、感光体ドラム20と転写ロール22とが接触する転写位置Tへ送り出される。感光体ドラム20と転写ロール22とが接触する転写位置Tでは、用紙Pが感光体ドラム20と転写ロール22とによって挟持搬送されることで、感光体ドラム20の表面のトナー画像は、用紙Pに転写される。
用紙Pに転写されたトナー画像は、定着装置28によって用紙Pに定着される。そして、トナー画像が定着した用紙Pは、複数の搬送ロール14Cによって筐体10Aの外部に設けられた用紙排出部10Bに排出される。
<現像装置の構成>
現像装置30は、図2から図4に示すように、筐体32と、感光体ドラム20と対向して配置されている現像ロール34と、現像ロール34に現像剤Gを供給する供給オーガ36と、現像剤Gを撹拌する撹拌オーガ38とを備えている。
なお、本実施形態における現像剤Gは、トナーTNと磁性キャリア(以下、「キャリアC」という)とを主要成分として構成されている二成分現像剤である。
〔筐体〕
現像装置30の筐体32は、図4に示すように、感光体ドラム20の隣に配置されており、筐体32において、感光体ドラム20を臨む部分には、筐体32の内部を開放する開口部32Aが形成されている。
開口部32Aを挟んで感光体ドラム20の反対側には、現像ロール34が配置された受渡部32Bが形成されている。受渡部32Bの斜め下方には、供給オーガ36が配置された供給部32Cが形成されている。供給部32Cを挟んで受渡部32Bの反対側には、撹拌オーガ38が配置された混合部32Dが形成されている。
混合部32Dを形成する壁200は、断面U字状とされている。この壁200は、断面円弧状の混合側底部200Aと、混合側底部200Aの一縁側より上側へ向けて延びる混合側第一側壁部200Bと、混合側底部200Aの他縁側より上側へ向けて延びる混合側第二側壁部200Cとを有する。
供給部32Cを形成する壁202も、断面U字状とされており、壁202は、断面円弧状の供給側底部202Aを有する。また、壁202は、供給側底部202Aの一縁側より現像ロール34側へ向けて斜め上側へ延びる供給側第一側壁部202Bと、供給側底部202Aの他縁側より現像ロール34側へ向けて斜め上側へ延びる供給側第二側壁部202Cとを有する。
供給部32Cの供給側第一側壁部202Bの一部は、混合部32Dの混合側底部200Aの一部で構成されており、供給側第一側壁部202Bと混合側底部200Aとの共有部分は、供給部32Cと混合部32Dとを仕切る仕切32Eを構成する。
そして、筐体32は、上面32Uを備えている。上面32Uには、図3に示したように、トナーTNを供給する為のトナー供給部40と、トナーTNより比重が大きいキャリアCがトナーTNと共に含まれた現像剤Gを投入する為の投入部の一例である現像剤投入部32Vとが設けられている。現像剤投入部32Vの外周部には、図4に示したように、現像剤供給カートリッジ204を装着するための装着部206が設けられている。
なお、現像剤供給カートリッジ204を装着部206において溶着し、一体構成としてもよい。
現像剤供給カートリッジ204には、磁性を有したキャリアCがトナーTNと共に収容され、キャリアCは、一例として金属で構成されている。現像剤供給カートリッジ204には、キャリアCを含んだ現像剤G投入するための開口部204Aが形成されており、この開口部204Aは、ヒートシール208で開放可能に閉鎖されている。
これにより、筐体32に装着した現像剤供給カートリッジ204からヒートシール208を引っ張って剥離することで、現像剤供給カートリッジ204内のキャリアCを含んだ現像剤Gを開口部204A及び現像剤投入部32Vを介して混合部32Dへ供給する。
トナー供給部40は、図1に示したように、トナー補充部100に収容されたトナーTNを混合部32Dに供給する供給口である。現像剤投入部32Vは、図3に示したように、混合部32Dにおいてトナー供給部40より下流側(図3中右側)に配置されている。
(供給量調整部)
トナー供給部40の下部には、図3に示したように、供給量調整部42が設けられている。供給量調整部42は、トナー供給部40の下方側に設けられた円筒状の回転部材50及び回転部材50内のマグロールを含んで構成され、回転部材50は、トナー供給部40と混合部32Dとを繋ぐ通路幅を調整する。
すなわち、供給量調整部42は、混合部32D内の現像剤Gが回転部材50の高さ位置に達していないときは、トナー補充部100からのトナーTNを回転部材50の外周部に形成された隙間から混合部32Dへ通過させる。
一方、供給量調整部42は、混合部32D内の現像剤Gが回転部材50の高さ位置に達した際に、回転部材50外周部の隙間をマグロールの磁力及び回転部材50の回転により、現像剤Gで埋めて混合部32DへのトナーTNの供給を抑制する。
このように、供給量調整部42は、混合部32D内の現像剤Gの量に応じて、混合部32DへのトナーTNの供給を自律的に制御する自律制御式の調整部である。
筐体32の仕切32Eには、図3中左側の端部に開口部が形成されており、この開口部によって混合部32Dと供給部32Cとを連絡する上流側連絡通路32Fが形成されている。
また、筐体32の仕切32Eには、図3中右側の端部に開口部が形成されており、この開口部によって混合部32Dと供給部32Cとを連絡し混合部32Dから移送された現像剤Gを通過させる通路の一例である下流側連絡通路32Gが形成されている。この下流側連絡通路32Gは、供給側第一側壁部202Bと混合側底部200Aとの共有部分である仕切32Eにおいて、混合部32Dから供給部32Cへ向けた斜め方向に開口する。
〔現像ロール〕
現像ロール34は、図4に示したように、断面円状のマグネットロール34Aと、マグネットロール34Aに被せられ、マグネットロール34Aの周りを回転する回転スリーブ34Bとを含んで構成されている。回転スリーブ34Bは、図示せぬ駆動源から回転力が伝達され、図中矢印A方向(時計方向)に回転する。
現像ロール34と感光体ドラム20との間には、現像ロール34から感光体ドラム20に現像剤Gを受け渡すための間隙(現像ギャップ)が形成されている。
〔供給オーガ〕
供給オーガ36は、供給軸36Aと、供給軸36Aの外周面に形成された螺旋状の供給羽根36Bを含んで構成されている。供給軸36Aの両端部は、筐体32の壁部に回転可能に支持されており、供給軸36Aの一方の端部には、駆動源から回転力が伝達されるギア(図示省略)が固定されている。
供給オーガ36は、下流側連絡通路32Gから供給部32Cに送られた現像剤Gを供給羽根36Bによって上流側(図3中右側)から下流側(図3中左側)へ搬送しながら現像ロール34に供給する。また、供給オーガ36は、下流側(図3中右側)へ搬送した現像剤Gを、上流側連絡通路32Fを介して混合部32Dの撹拌オーガ38に受け渡す。
〔撹拌オーガ〕
撹拌オーガ38は、撹拌軸38Aと、撹拌軸38Aの外周面に形成されている螺旋状の撹拌羽根38Bを含んで構成されている。撹拌軸38Aの両端部は、筐体32の壁部に回転可能に支持されており、撹拌軸38Aの一方の端部には、駆動源から回転力が伝達されるギア(図示省略)が固定されている。
撹拌オーガ38は、トナー供給部40からのトナーTN及び現像剤投入部32VからのキャリアCを含んだ現像剤Gを、上流側連絡通路32Fより受け渡された現像剤Gと共に、撹拌羽根38Bによって撹拌しながら下流側(図3中右側)へ搬送する。これにより、現像剤Gは、混合部32Dと供給部32Cとの間で循環する。
(現像装置の作用)
現像装置30の筐体32の内部では、回転する供給オーガ36、及び回転する撹拌オーガ38が、現像剤Gを撹拌しながら供給部32Cと混合部32Dとの間で循環させる。現像剤Gが撹拌されることで、現像剤G中のトナーTNとキャリアCとが擦れ、トナーTNが予め定められた極性に摩擦帯電する。
回転する供給オーガ36によって、現像ロール34に現像剤Gが供給され、現像ロール34に供給された現像剤Gは、マグネットロール34Aの磁力によって、現像ロール34の表面に磁気ブラシ(図示省略)を形成した状態で保持される。そして、回転する回転スリーブ34Bは、現像剤Gを感光体ドラム20と対向する位置まで搬送する。
感光体ドラム20の現像ギャップまで搬送された現像剤Gに含まれるトナーTNが感光体ドラム20に形成された静電潜像に付着し、静電潜像がトナー像として現像される。
このように、現像装置30は、用紙Pに画像を形成するための現像剤Gを感光体ドラム20に供給する。
(抑制部材)
下流側連絡通路32Gには、図5に示すように、下流側連絡通路32Gを通過する現像剤Gのトナー濃度の上昇に伴って当該下流側連絡通路32Gの通過量を抑制する抑制部材210が設けられている。
この抑制部材210は、下流側連絡通路32Gを通過する現像剤Gのトナー濃度が高いときに当該下流側連絡通路32Gの通過量を抑制し、その抑制した後のトナー濃度の下降に伴って現像剤Gの通過量を増加させるトナー通過量調整部材と言い換えられる。
この抑制部材210は、現像剤Gのトナー濃度の上昇に伴って下流側連絡通路32Gの通路幅THを狭めて通過量を抑制する。
具体的に説明すると、抑制部材210は、一端が筐体32に固定された状態で下流側連絡通路32Gに配置された弾性を有するシート体で構成されている。言い換えると、抑制部材210を構成するシート体は、片持ち状態で取り付けられている。このシート体としては、合成樹脂製のフィルムが挙げられる。言い換えると、抑制部材210は、薄肉の板体で構成されている。
抑制部材210は、設置状態で上側UPに位置する部位である一縁部210Aが筐体32に固定されている。具体的に説明すると、抑制部材210は、一縁部210Aが混合側第二側壁部200Cの端面に接着剤等の固定手段で固定されている。これにより、抑制部材210は、混合側第二側壁部200Cより混合部32D側に向けて斜め下側DWへ延び出しており、その他縁部210Bが自由端部を構成する。
抑制部材210は、長方形状に形成されており、軸方向の長さ寸法は、下流側連絡通路32Gの幅寸法より短く設定されている。これにより、抑制部材210により通路幅THが狭められた下流側連絡通路32Gには、図3に示したように、抑制部材210による規制を受けない開放領域212が混合部32Dの下流側に形成されている。
(抑制部材の動作)
初期駆動前において、現像装置30の筐体32に装着した現像剤供給カートリッジ204からヒートシール208を剥離した際には、現像剤供給カートリッジ204からのキャリアCを含む現像剤Gが現像剤投入部32Vを介して混合部32Dへ供給される。このとき、現像剤投入部32Vより上流側に設けられたトナー供給部40からはトナーTNが供給される。
次に、現像装置30を作動して各オーガ36、38が作動すると、トナー供給部40から供給されたトナーTNと現像剤投入部32Vから投入されたキャリアCを含む現像剤Gとの混合が開始される。また、この現像剤Gは、図5に示すように、混合部32D下流側の下流側連絡通路32Gへ搬送される。
このとき、混合部32Dの上流側の現像剤Gは、初期状態において下流側に位置する現像剤供給カートリッジ204からの現像剤G供給がトナー供給部40下部の供給量調整部42にないため、主にトナーTNで構成される一方、混合部32Dの下流側の現像剤Gは、主にトナー供給部より下流に位置する現像剤供給カートリッジ204より投入された現像剤Gであるため、一定の割合でキャリアCが含まれる。このキャリアCはトナーTNより比重が大きく、一定の割合でキャリアCが含まれ比重が大きい現像剤Gは、主にトナーTNで構成され比重が小さい現像剤Gに先行して下流側連絡通路32Gに到達する。
一定の割合でキャリアCが含まれ比重が大きい現像剤Gが下流側連絡通路32Gを通過する際には、図6に示すように、通路幅THを狭めるシート体からなる抑制部材210をキャリアCの搬送力で湾曲し通路幅THを広げながら供給部32Cに搬送される。
そして、図7に示すように、一定の割合でキャリアCが含まれ比重が大きい現像剤Gに遅れて主にトナーTNで構成された現像剤Gが混合部32D下流側の下流側連絡通路32Gに到達する。
このとき、この現像剤Gは、キャリアCが殆ど混合されておらず、キャリアCより比重が小さいトナーTNの濃度が高い。このため、この現像剤Gが下流側連絡通路32Gを通過する際には、キャリアCによる搬送力が小さいので、シート体からなる抑制部材210の湾曲が抑制され、通路幅THが狭められる。言い換えると、抑制部材210は、トナー濃度の上昇に伴って通路幅THを狭め、通過量を抑制する。
これにより、供給部32CへのトナーTNの供給量を抑制するとともに現像ロール34に供給されるトナー量を抑制することができ、現像ロール34の端部からのトナーTNのこぼれ落ちが抑制されるとともに装置内の汚れが抑制される。
そして、供給部32Cから混合部32Dに戻された現像剤Gは、撹拌オーガ38で攪拌され、キャリアCとトナーTNとが一定の割合で混合された現像剤Gとなる。
(作用・効果)
以上の構成に係る本実施形態の作用について説明する。
下流側連絡通路32Gを通過する現像剤Gのトナー濃度の上昇に伴って下流側連絡通路32Gの通過量が抑制される。
ここで、混合部32Dから供給部32C側へ移送する下流側連絡通路32Gの通路幅THが一定の場合、トナー濃度の高い現像剤Gも下流側連絡通路32Gを介して供給部32Cに供給される。すると、トナー濃度の高い現像剤Gが現像ロール34に供給され、現像ロール34の端部から現像装置30の筐体32外へトナーTNがこぼれ落ちることがある。
これに対して、本実施形態では、現像剤Gのトナー濃度の上昇に伴って下流側連絡通路32Gの通過量が抑制する。これにより、混合部32Dから供給部32C側へ移送する下流側連絡通路32Gの通路幅THが一定の場合と比較して、現像ロール34からのトナーTNのこぼれ落ちが抑制される。
また、現像剤Gのトナー濃度の上昇に伴って下流側連絡通路32Gを狭めるので、トナー濃度に拘わらず通路を狭めるものと比較して、トナーTNとキャリアCの攪拌が促進される。
そして、抑制部材210を、一端が筐体23に固定された状態で下流側連絡通路32Gに配置された弾性を有するシート体で構成したので、下流側連絡通路32Gの開度を変更する制御機構を設ける場合と比較して、構成の簡素化が図れる。
また、シート体で構成された抑制部材210は、設置状態で上側UPに位置する部位が筐体32に固定されているので、抑制部材210の下側DWの部位を固定する場合と比較して、舞い上がったトナーTNを含む気流の広がりが抑制される。
<第二実施形態>
図8から図10は、第二実施形態を示す図であり、第一実施形態と同一又は同等部分ついては同符号を付して説明を割愛するとともに、異なる部分についてのみ説明する。
本実施形態に係る画像形成装置10は、第一実施形態と比較して、抑制部材210の構成が異なる。
すなわち、抑制部材210は、下流側連絡通路32Gに設けられた磁石で構成されている。磁石の形状としては、直方体形状が考えられ、N極及びS極が例えば長さ方向に配置される。また、他の磁石の形状としては、円柱形状が考えられ、N極及びS極が例えば表面側及び裏面側に配置される。
この磁石は、設置状態で下流側連絡通路32Gの下側DWに位置する部位に設けられており、下流側連絡通路32Gを跨ぐように配置されている。その固定方法としては、一例として混合部32Dを形成する壁200における混合側底部200Aに接着剤等の固定手段で固定する。
(抑制部材の動作)
初期駆動前において、現像装置30の筐体32に装着した現像剤供給カートリッジ204からヒートシール208を剥離すると、現像剤供給カートリッジ204からキャリアCを含む現像剤Gが現像剤投入部32Vを介して混合部32Dへ供給される。このとき、現像剤投入部32Vより上流側に設けられたトナー供給部40からはトナーTNが供給される。
次に、各オーガ36、38が作動してキャリアCを含む現像剤Gが主にトナーTNで構成された現像剤Gに先行して下流側連絡通路32Gに到達し、図8から図9に示すように、下流側連絡通路32Gを経由して供給部32Cへ搬送される。
ここで、キャリアCは、トナーTNより比重が大きく、磁性を有している。このため、キャリアCを含む現像剤Gが下流側連絡通路32Gを通過する際には、磁石で構成された抑制部材210にキャリアCが吸引されるとともに、通過に伴ってキャリアCが抑制部材210の表面に吸着し貯まり始まる。すると、図9から図10に示すように、抑制部材210に吸着されたキャリアCによって下流側連絡通路32Gの通路幅THが徐々に狭められる。
次に、図10に示したように、主にトナーTNで構成された現像剤Gが混合部32D下流側の下流側連絡通路32Gに到達する。
このとき、この現像剤Gは、キャリアCが殆ど混合されておらず、キャリアCより比重が小さいトナーTNの濃度が高い。このトナーTNの濃度が高く比重が小さい現像剤Gでは、抑制部材210に吸着されたキャリアCの壁を崩すことができない。
このため、主にトナーTNで構成された現像剤Gは、キャリアCによって通路幅THが狭められた下流側連絡通路32Gを通過することとなり、通過量が抑制される。これにより、供給部32CへのトナーTNの供給量を抑制するとともに現像ロール34に供給されるトナー量を抑制することができ、現像ロール34の端部からのトナーTNのこぼれ落ちが抑制される。
そして、供給部32Cから混合部32Dに戻された現像剤Gは、撹拌オーガ38で攪拌され、キャリアCとトナーTNとが一定の割合で混合された現像剤Gとなる。
この現像剤Gは、主にトナーTNで構成された現像剤Gと比較して、比重が大きい。このため、この現像剤Gが下流側連絡通路32Gを通過する際には、抑制部材210に吸着されたキャリアCの壁を崩しながら通過する。これにより、下流側連絡通路32Gの通路幅THが広げられる。
(作用・効果)
本実施形態であっても、第一実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
また、下流側連絡通路32Gに設けられた磁石によって抑制部材210を構成できるので、通路の開度を変更する制御機構を設ける場合と比較して、構成の簡素化が図られる。
また、抑制部材210を構成する磁石は、設置状態において下流側連絡通路32Gの下側に位置する部位に設けられているため、磁石を上側に設けた場合と比較して、現像剤GのキャリアCの吸着効率が高められる。
なお、抑制部材210を構成するシート体において、設置状態で上側UPに位置する一縁部210Aを筐体32に固定する場合を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、設置状態で横方向に位置する抑制部材210の側縁部を筐体32に固定してもよい。
また、抑制部材210は、スリットが設けられたシート体で構成したり、複数分割されたシート体で構成したりしてもよい。
10 画像形成装置
30 現像装置
32 筐体
32C 供給部
32D 混合部
32G 下流側連絡通路
32U 上面
32V 現像剤投入部
34 現像ロール
40 トナー供給部
42 供給量調整部
210 抑制部材
210A 一縁部
C キャリア
DW 下側
G 現像剤
TH 通路幅
TN トナー
UP 上側

Claims (8)

  1. トナーを供給する為のトナー供給部及びトナーより比重が大きいキャリアが含まれた現像剤を投入する為の投入部が上流側から順に設けられ、キャリアとトナーとを混合した現像剤を下流側へ移送する混合部と、
    該混合部から移送された現像剤が通過する通路と、
    該通路より移送された現像剤を現像ロールに供給する供給部と、
    前記通路を通過する現像剤のトナー濃度の上昇に伴って当該通路の通過量を抑制する抑制部材と、
    を備えた画像形成装置。
  2. 前記抑制部材は、前記現像剤のトナー濃度の上昇に伴って前記通路を狭めて通過量を抑制する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記抑制部材は、一端が筐体に固定された状態で前記通路に配置された弾性を有するシート体で構成されている請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記シート体は、設置状態で上側に位置する部位が前記筐体に固定されている請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記キャリアは、磁性を有し、前記抑制部材は、前記通路に設けられた磁石で構成されている請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 前記磁石は、設置状態で前記通路の下側に位置する部位に設けられている請求項5に記載の画像形成装置。
  7. トナーを供給する為のトナー供給部及びトナーより比重が大きいキャリアが含まれた現像剤を投入する為の投入部が上流側から順に設けられ、キャリアとトナーとを混合した現像剤を下流側へ移送する混合部と、
    該混合部から移送された現像剤が通過する通路と、
    該通路より移送された現像剤を現像ロールに供給する供給部と、
    前記通路を通過する現像剤のトナー濃度が高いときに当該通路の通過量を抑制し、その抑制した後のトナー濃度の下降に伴って現像剤の通過量を増加させるトナー通過量調整部材と、
    を備えた画像形成装置。
  8. 初期状態において、前記混合部には、前記現像剤が前記投入部から投入されると共に、前記トナーが前記トナー供給部から供給され、該混合部が一定の割合でキャリアが含まれ比重が大きい現像剤を主にトナーで構成され比重が小さい現像剤に先行して前記通路に移送することで、前記通路を通過する現像剤のトナー濃度が上昇する、
    請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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