JP7200337B2 - 大気圧プラズマ発生装置 - Google Patents
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Description
メインハウジング30、アース板32、連結ブロック34、およびノズルブロック36において、ガス流路50が形成されている。ガス流路50は、一端は反応室38の流出口39と連通しており、他端はノズルブロック36の下面に開口している。ガス流路50のノズルブロック36における開口が流出口51である。
ところで、本実施形態では、冷却ガス供給装置102により反応室38は冷却され、反応室38の温度は300~400℃程度となる。プラズマガスは、温度が高い程、例えばプラズマ照射される対象物に親水性を付与するなどのプラズマ照射の効果は向上する。そのため、本実施形態では、ヒータ112により加熱された冷却ガスによってプラズマガスを加熱する構成となっている。図5に示されるように、温度が約600℃以上となると、NOx濃度がゼロよりも大きくなる。そこで、閾値を例えば0[ppm]より僅かに超える値に設定し、NOxセンサ151の出力信号に基づき、NOx濃度が閾値よりも大きくならないように、ヒータ112を制御する構成とする。
制御装置16は、NOxセンサ151により出力される信号に基づいて、NOx濃度が閾値以下となるように、ヒータ112を制御する。これにより、NOxの生成量を閾値以下に制限することができる。また、制御装置16は、温度センサ152により出力される信号に基づいて、温度が目標温度となるように制御する。これにより、プラズマガスの温度をプラズマ照射する対象物に応じた温度をすることができる。また、加熱ガス供給装置14は、ガス管110を流れる冷却ガスをヒータ112により加熱する。加熱された冷却ガスが噴出されることでプラズマガスが加熱される。これにより、ヒータ112を制御することにより、プラズマガスの温度を制御することができる。
次に、大気圧プラズマ発生装置10が温度センサ152を備えず、NOxセンサ151を備える別例1について説明する。
この構成の場合には、制御装置16は、NOxセンサ151により出力される信号に基づいて、NOx濃度が閾値以下となるように、ヒータ112を制御する。これにより、NOxの生成量を閾値以下に制限することができる。
次に、大気圧プラズマ発生装置10がNOxセンサ151を備えず、温度センサ152およびオゾンセンサ(不図示)を備える別例2について説明する。
この構成の場合には、制御装置16は、オゾンセンサにより出力される信号に基づいて、オゾン濃度が所定値以上となるように、ヒータ112を制御する。図5に示されるように、オゾンの濃度は~800℃程度の温度範囲では、温度が上昇するほどオゾンの発生量が減少する。一方、NOxの濃度は温度が高いほど高くなり、約600℃を超えると、ゼロよりも大きくなる。従って、オゾンの濃度およびNOxの濃度は何れも温度に依存することから、オゾンの濃度に基づき、NOxの濃度を推定することが可能である。
具体的には、オゾン濃度とNOx濃度との相関データを測定し、NOx濃度が閾値値以下となるオゾン濃度の下限値を決定する。そして、コントローラ130に決定されたオゾン濃度の下限値を記憶させる。そして、プラズマ照射の際には、制御装置16は、オゾンセンサの出力信号が示すオゾン濃度が下限値より小さくとなると、ヒータ112による加熱を停止させる制御を行う。さらに、制御装置16は、温度センサ152により出力される信号に基づいて、温度が目標温度となるように、ヒータ112を制御する。これにより、NOxの濃度を閾値以下としつつ、プラズマガスの温度をプラズマ照射する対象物に応じた温度とすることができる。
次に、大気圧プラズマ発生装置10がNOxセンサ151および温度センサ152を備えず、オゾンセンサ(不図示)を備える別例3について説明する。
この構成の場合には、(別例2)と同様に、オゾン濃度とNOx濃度との相関データを測定し、NOx濃度が規制値以下となるオゾン濃度の下限値を決定する。そして、コントローラ130に決定されたオゾン濃度の下限値を記憶させる。そして、プラズマ照射の際には、制御装置16は、オゾンセンサの出力信号が示すオゾン濃度が下限値より小さくとなると、ヒータ112による加熱を停止させる制御を行う。これにより、NOxの濃度を閾値以下とすることができる。
次に、大気圧プラズマ発生装置10が温度センサ152を備えず、NOxセンサ151およびオゾンセンサ(不図示)を備える別例4について説明する。
この構成の場合には、(別例2)と同様に、オゾン濃度とNOx濃度との相関データを測定し、NOx濃度が閾値以下となるオゾン濃度の下限値を決定する。そして、コントローラ130に決定されたオゾン濃度の下限値を記憶させる。プラズマ照射の際には、制御装置16は、NOxセンサ151の出力信号が示すNOx濃度が閾値以上となると、ヒータ112による加熱を停止させ、かつオゾンセンサの出力信号が示すオゾン濃度が下限値より小さくとなると、ヒータ112による加熱を停止させる制御を行う。これにより、NOxの発生量を確実に閾値以下とすることができる。
次に、大気圧プラズマ発生装置10がNOxセンサ151、温度センサ152、およびオゾンセンサ(不図示)を備える別例5について説明する。
この構成の場合には、(別例4)と同様に、プラズマ照射の際には、制御装置16は、NOxセンサ151の出力信号が示すNOx濃度が閾値以上となると、ヒータ112による加熱を停止させ、かつオゾンセンサの出力信号が示すオゾン濃度が下限値より小さくとなると、ヒータ112による加熱を停止させる制御を行う。また、コントローラ130に予め記憶された目標温度なるように、制御装置16にヒータ112による加熱のON・OFFを制御させる。これにより、NOxの発生量を確実に閾値以下としつつ、プラズマガスの温度を目標温度とすることができる。
次に、大気圧プラズマ発生装置10がNOxセンサ151を備えず、温度センサ152を備える別例6について説明する。
この構成の場合には、NOx濃度と温度との相関データを測定し、NOx濃度が閾値以下となる温度の上限値を決定する。そして、コントローラ130に決定された温度の上限値を記憶させる。プラズマ照射においては、制御装置16は、温度センサ152の出力信号が示す温度が上限値より大きくなると、ヒータ112による加熱を停止させる。これにより、NOxの発生量を閾値以下とすることができる。
次に、大気圧プラズマ発生装置10がヒータ112を備えず、冷却装置(不図示)を備える別例7について説明する。
上記実施形態では、冷却ガス供給装置102により反応室38は冷却され、ヒータ112により加熱された冷却ガスによってプラズマガスを加熱する構成となっていた。電極24,26への電圧の印加により反応室38の温度は上昇するため、反応室38が冷却されない場合には、プラズマガスの温度は、例えば1000℃程度になる。(別例7)では、ヒータ112を備えずに、冷却装置によって、反応室38における温度上昇分を加味して、プラズマガスの温度が設定温度となるように、反応室38を冷却する構成とする。
冷却装置としては、例えば、駆動回路133に、温度センサ152の出力信号に基づいて、冷却ガス供給装置102が供給する冷却ガスの流量を調整するフィードバック制御回路を追加した構成が考えられる。つまり、温度センサ152が示す温度が設定温度よりも高ければ、冷却ガスの流量を増やし、設定温度よりも低ければ、冷却ガスの流量を減らすことで、設定温度となるように制御する構成である。
尚、(別例1)~(別例6)の構成と(別例7)の構成とを任意に組み合わせる構成としても良い。つまり、(別例1)~(別例6)の構成において、各センサの出力信号に基づき、冷却装置を制御する構成としても良い。
例えば、上記では、冷却器として内部に冷却ガスの流路が形成されたヒートシンク27,28を示したが、これに限定されない。例えば、内部に冷却ガスの流路を有さない複数のフィンを有するヒートシンクとしても良い。また、上記では、反応室38を冷却するヒートシンク27,28を説明したが、例えばボルテックスチューブなどにより、処理ガスを冷却する構成、あるいは、処理ガスおよび反応室38の両者を冷却する構成としても良い。また、(別例7)についても同様に、冷却装置が反応室38を冷却する構成の他に、処理ガスを冷却する構成、処理ガスと反応室38の両者を冷却する構成としても良い。
14 加熱ガス供給装置
16 制御装置
22 下部カバー
24,26 電極
27,28 ヒートシンク
38 反応室
110 ガス管
112 ヒータ
114 連結ブロック
Claims (1)
- 放電によりプラズマを発生させる1対の電極と、
前記1対の電極を内蔵し、処理ガスが流入する流入口および前記1対の電極により前記処理ガスがプラズマ化されたプラズマガスが流出する流出口を有する反応室と、
オゾンの発生量が所定の下限値より大きくなるように前記流出口から流出される前記プラズマガスの温度を冷却ガスによって制御する制御装置と、を備える大気圧プラズマ発生装置。
Priority Applications (1)
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