JP7202541B2 - 情報隠蔽シート - Google Patents
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Description
第1基材、第2基材、第3基材が折部を介して順に連接され、前記折部により折り畳まれて前記第1基材と前記第2基材の対向する面同士、前記第2基材と前記第3基材の対向する面同士が剥離可能に接着され、前記第1基材と前記第2基材の対向する面の少なくともいずれか一方の面、および前記第2基材と前記第3基材の対向する面の少なくともいずれか一方の面に形成された情報が隠蔽された情報隠蔽シートであって、
前記第1基材の、前記第2基材と連接された側と反対側の端部の中央を含むように、前記第2基材の面積に対して所定の比率以上の面積の切り欠きが形成されていることを特徴とする情報隠蔽シート、を提供する。
前記第1基材と前記第2基材、前記第2基材と前記第3基材は、折部に近い箇所を相対的に弱い接着力で接着し、折部と対向する端部に近い箇所を相対的に強い接着力で接着していることを特徴とする。
<1.情報隠蔽シートの構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る情報隠蔽シートの展開図である。図1(a)は、感圧接着剤が塗布されている接着部を省略して情報隠蔽シートの連接関係のみを示した図であり、図1(b)(c)は、接着部を示した図である。図1(a)に示すように、情報隠蔽シートは、1枚の連続する原基材10により形成される。原基材10は、折部4、折部5により、第1基材1、第2基材2、第3基材3に区分されている。第1基材1、第2基材2、第3基材3は、折部4、折部5を介して順に連接されている。本実施形態では、第1基材1、第2基材2、第3基材3は、略同一サイズであり、折部4、折部5によりジグザグ、すなわち断面Z字状に折り畳まれる。
まず、原基材10を構成する用紙を用意する。この用紙に対して、所定の印刷インキを用いてオフセット印刷等の公知の印刷法により固定情報の印刷を行う。固定情報は、各情報隠蔽シートに共通の情報であり、例えば折り畳み、貼り合わせ後に表側に表示される「スピードくじ」等の表題などがある。
印刷後、各原基材10の切り欠き7a、7bを形成する。切り欠き7a、7bは、例えば、ピナクル(登録商標)刃、トムソン刃等の抜き型を用いて形成することができる。切り欠き7a、7bは、所定の大きさで、原基材10の数に対応した数だけ一括して形成する。
そして、インクジェット印刷により可変情報の印刷を行う。可変情報は、各情報隠蔽シートにより異なる情報であり、例えば「1等」などの当選内容や、賞品名などがある。
次に、完成した情報隠蔽シートの使用について説明する。本実施形態の情報隠蔽シートは、第1基材1と第2基材2の間に第1の隠蔽情報を形成し、第2基材2と第3基材3の間に第2の隠蔽情報を形成しておくことができる。図4、図5は、情報隠蔽シートをくじに利用した例を示す図である。図4(a)は、図3(a)と同様、第1基材1の第2面側から見た状態を示す図である。ただし、図3(a)においては、印刷内容を省略していたが、図4(a)においては、印刷内容を示している。図4(a)に示すように、情報隠蔽シートの第1基材1の第2面には、この情報隠蔽シートがくじであることを示す「スピードくじ」のタイトルと、めくる位置を示す「ココからめくって下さい」の文字と、切り欠き1aの方を向いた矢印が印刷されている。
(実施例1)
原基材10形成ための用紙として、厚さ145~155μm、坪量127.9g/m2の三菱製紙株式会社製のインクジェット上質紙「SWORD iJET4.3マット」を使用した。
まず、UV硬化型のオフセットインキを用いて、オフセット印刷方式により、原基材10の第1面、第2面に固定印刷を行った。
続いて、トムソン刃を用いて各原基材10の切り欠き7a、7bを形成した。これにより、図6(a)に示したように、各原基材10に切り欠き7a、7bが形成された。
また、インクジェットインクを用いて、インクジェット印刷方式により、第1基材1、第2基材2、第3基材3の所定の領域に、必要な情報の印刷を行った。
続いて、所定の領域に、塗布量を調整しながら、感圧接着剤を塗布した。感圧接着剤を塗布する領域は、図1に2種類の網掛けで示したように、第1基材1、第2基材2、第3基材3の端部側の第1接着部6aと、折部4、5を含む第2接着部6bとした。感圧接着剤としては、アイカ工業社製「AK1100」を用いた。
感圧接着剤の塗布は、乾燥時の厚さが第1接着部6aが6μm、第2接着部6bが3μmになるようにフレキソ印刷方式により印刷することにより行った。これにより、図1(b)(c)に示したような相対的に接着力が強い第1接着部6a、相対的に接着力が弱い第2接着部6bが形成された。
次に、折り加工機を用いて、折部4、折部5にて折り加工を行って、第1基材1の第1面と第2基材2の第1面を貼り合わせるとともに、第2基材2の第2面と第3基材3の第2面を貼り合わせる。その後、スリットして各原基材10を4つに分割する。この結果、1枚の用紙から図3に示したような情報隠蔽シートが4セット得られた。
切り欠き7a、7bを形成しない点、相対的に接着力が強い第1接着部6aと相対的に接着力が弱い第2接着部6bに区別せず、接着部における接着力を均一にした点以外は、上記実施例1と同様にして、情報隠蔽シートを作成した。
実施例1の情報隠蔽シートを用いた場合、切り込み7aを利用することにより、爪先を第1基材1と第2基材2の間に入れることができ、容易に第1基材1と第2基材2を剥離することができた。また、切り込み7bを利用することにより、爪先を第2基材2と第3基材3の間に入れることができ、容易に第2基材2と第3基材3を剥離することができた。カールの発生を目視で確認したところ、各基材に生じたカールはわずかであり、平坦な面に載置した際に大きく上下に膨らむことはなかった。
これに対して比較例1の情報隠蔽シートを用いた場合、端部に切り込みが形成されていないため、爪先を基材間に入れることが困難であり、各基材を剥離するのに手間が掛かった。カールの発生を目視で確認したところ、各基材に生じたカールは比較的大きく、平坦な面に載置した際に大きく上下に膨らんでしまった。
2・・・第2基材
3・・・第3基材
4、5・・・折部
6a・・・第1接着部
6b・・・第2接着部
7a、7b・・・切り込み
10・・・原基材
Claims (4)
- 第1基材、第2基材、第3基材が折部を介して順に連接され、前記折部により折り畳まれて前記第1基材と前記第2基材の対向する面同士、前記第2基材と前記第3基材の対向する面同士が剥離可能に接着され、前記第1基材と前記第2基材の対向する面の少なくともいずれか一方の面、および前記第2基材と前記第3基材の対向する面の少なくともいずれか一方の面に形成された情報が隠蔽された情報隠蔽シートであって、
前記第1基材の、前記第2基材と連接された側と反対側の端部の中央を含むように、前記第2基材の面積に対する面積の比率が0.03以上0.28以下の切り欠きが形成されており、
前記第1基材は、前記切り欠きを除く外形が矩形状であり、前記切り欠きが形成された辺である第1辺の長さの、当該第1辺と対向しない辺の長さに対する比率が、0.5以下であることを特徴とする情報隠蔽シート。 - 前記第1基材と前記第2基材、前記第2基材と前記第3基材は、第1接着部と、前記第1接着部よりも接着力の弱い第2接着部により接着されており、前記第1接着部は、前記第2接着部よりも前記折部から遠い位置に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の情報隠蔽シート。
- 前記第1基材と前記第2基材、前記第2基材と前記第3基材は、感圧接着剤により接着されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報隠蔽シート。
- 前記第1基材には、めくる位置を示す文字が印刷されており、
前記第2基材の前記第1基材と対向する面には、当選情報が印刷されており、
前記第2基材の前記第3基材と対向する面には、前記当選情報に対応する商品情報が印刷されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報隠蔽シート。
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