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JP7203001B2 - 頭部装着型画像表示装置 - Google Patents
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JP7203001B2 - 頭部装着型画像表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、頭部装着型画像表示装置に関する。
VR(Virtual Reality)画像やAR(Augmented Reality)画像等の画像を表示可能であり、使用者の頭部に装着されて用いられる頭部装着型画像表示装置に関する技術が知られている。例えば、引用文献1には、水中で利用可能な水中ARゴーグルに関する技術が開示されている。
特開2018-205345号公報
頭部装着型画像表示装置を、機器操作や保守点検等の、現場における作業支援に用いることが考えられる。上記の作業環境としては、例えば粉塵や降雨発生下といった劣悪な作業環境も想定される。このような場合、粉塵や雨水等の異物が、装置内部や、装置と使用者の顔面との間へ侵入しないことが好ましい。上記に加えて、状況に応じて視界を肉眼で確認できるよう、視界を切り替えられることが好ましい。
引用文献1には、水中ゴーグルと、ディスプレイを有する映像表示装置に関する技術が開示されているが、状況に応じて視界を切り替えられるものではない。また、水が映像表示装置を覆うケーシング内に流入するスリットが設けられており、異物の装置内部への侵入が防止されるものではない。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、装置内部や、装置と使用者との間への異物の侵入を防止でき、かつ、状況に応じて視界を切り替えられる頭部装着型画像表示装置を提供することを目的とする。
本発明は、窓部を有する装着部と、前記装着部における使用者の顔面側に配置される第1シール部材と、ディスプレイ装置を有し、前記装着部に対して前記ディスプレイ装置を前記窓部に対向する閉位置と前記窓部から前記ディスプレイ装置を離間する開位置との間で回動可能に連結される本体部と、前記ディスプレイ装置の外周を囲むように配置され、前記本体部が前記閉位置にある状態で前記装着部及び前記本体部に接触する第2シール部材と、を備える頭部装着型画像表示装置に関する。
前記本体部を前記閉位置で固定可能な第1固定部材と、前記本体部を前記開位置で固定可能な第2固定部材と、を有することが好ましい。
前記ディスプレイ装置及び前記本体部のうち、少なくともいずれかが、前記装着部に対して着脱自在に構成されることが好ましい。
前記本体部は、前記ディスプレイ装置を収容可能な収容部を有するケーシングと、前記本体部が前記閉位置にある状態で前記ディスプレイ装置の前記装着部側に配置されるとともに前記ケーシングに対して着脱自在に構成される透明部材と、前記ディスプレイ装置の外周を囲むように配置され、前記ケーシング及び前記透明部材と密着可能な第3シール部材と、を有していてもよい。
前記本体部は、撮像装置を有することが好ましい。
本発明によれば、装置内部や、装置と使用者との間への異物の侵入を防止でき、かつ、状況に応じて視界を切り替えられる頭部装着型画像表示装置を提供できる。
本発明の実施形態に係る頭部装着型画像表示装置を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る頭部装着型画像表示装置を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る頭部装着型画像表示装置を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る頭部装着型画像表示装置を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る頭部装着型画像表示装置を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る頭部装着型表示装置を用いたシステムを示すブロック図である。
<頭部装着型画像表示装置>
以下、本発明の実施形態に係る頭部装着型画像表示装置1について説明する。
頭部装着型画像表示装置1は、図1及び図2に示すように、装着部10と、本体部20と、ヒンジ部30と、第1固定部材40a、40bと、第2固定部材50a、50bと、を有する。
装着部10と、本体部20とは、ヒンジ部30によって回動可能に連結される。また、装着部10は窓部11aを有し、図5に示すように、本体部20はディスプレイ装置25を有する。第1固定部材40a、40bは、図1におけるように、ディスプレイ装置25が窓部11aに対向する閉位置となるよう、装着部10に対して本体部20を固定できる。また、第2固定部材50a、50bは、図2におけるように、ディスプレイ装置25が窓部11aから離間する開位置となるよう、装着部10に対して本体部20を固定できる。
[装着部]
装着部10は、図1及び図2に示すように、フレーム11と、ヘッドバンド12と、第1シール部材13と、を有する。装着部10は、頭部装着型画像表示装置1の使用者(以下、単に「使用者」と記載する場合がある)の頭部に装着される。
フレーム11は、装着部10の外形を構成する枠体である。装着部10の装着時には、フレーム11が使用者の顔面の眼部周囲に沿うように装着される。図2に示すように、フレーム11の中央には窓部11aが設けられる。窓部11aには透明部材として、例えばガラスや光透過性樹脂等が配置される。上記透明部材としては、装着部10の装着時に、窓部11aを通じて使用者が前方を視認可能なものであれば特に制限されない。
ヘッドバンド12は、装着部10を使用者の頭部に固定する部材である。ヘッドバンド12は、例えば両端部がフレーム11の両側面に固定される帯状部材であり、長さを調整可能な合成ゴム等の弾性部材により構成される。ヘッドバンド12の長さを使用者の頭部に合わせて調整することで、使用者の頭部に装着部10を固定できる。このようなヘッドバンド12としては、特に制限されず、従来公知のものが用いられる。
第1シール部材13は、使用者が装着部10を装着した状態で、使用者の顔面側に配置され、使用者の顔面と接触する枠状部材である。第1シール部材13は、フレーム11の外縁に沿って設けられる。第1シール部材13の材質は、使用者の顔面に応じて変形可能な弾性部材、例えば合成ゴム等である。装着部10の装着時に、第1シール部材13が弾性変形することにより、装着部10と使用者の眼部周囲を含む顔面と密着できる。
[本体部]
本体部20は、図1及び図2に示すように、ケーシング21と、第2シール部材22と、撮像装置23と、センサ装置24と、を有する。図5は、頭部装着型画像表示装置1の分解斜視図である。図5に示すように、ケーシング21の内部にはVR画像等の画像を表示可能なディスプレイ装置25が配置される。ディスプレイ装置25に対して装着部10側には透明部材26が配置され、ディスプレイ装置25の外周を囲むように第3シール部材27が配置される。
本体部20は、装着部10に対して閉位置と開位置との間で回動可能に連結される。使用者は、装着部10を頭部に装着し、装着部10に対して本体部20を閉位置に位置させた状態で、窓部11aを通じ、本体部20のディスプレイ装置25に表示された画像を視認できる。
ケーシング21は、ディスプレイ装置25等の電子機器を覆う部材である。ケーシング21は、図5に示すように、ディスプレイ装置25を収容可能な収容部21aを有する。収容部21aは、例えばディスプレイ装置25の外形に応じ、凹み状に形成される。収容部21aは、ディスプレイ装置25が収容部21aに収容された状態で、ディスプレイ装置25に表示された画像を使用者が視認できるように、外部に向けて開口している。ケーシング21の内部には、その他、二次電池等の電源や通信機器、GPS等が配置されていてもよい(図示省略)。ディスプレイ装置25を収容部21aに収容すると、ディスプレイ装置25がコネクタ等の接続部を介して上記電源や通信機器等と接続されるように、収容部21aとディスプレイ装置25とを構成することもできる。
第2シール部材22は、ディスプレイ装置25の外周を囲むように配置され、装着部10及び本体部20と接触する枠状部材である。第2シール部材22は、例えばケーシング21の収容部21aが設けられる面の外周に沿って配置されて固定される。あるいは、後述する透明部材26の外周に沿って配置されて固定される。上記以外に、第2シール部材22は装着部10に配置されて固定されていてもよい。例えば、フレーム11の窓部11aの外周に沿って配置されて固定されていてもよい。第2シール部材22の材質は、例えば第1シール部材13と同様の弾性部材である。装着部10と本体部20とが閉位置において固定される際に、第2シール部材22が弾性変形することにより、装着部10と本体部20とを密着できる。
撮像装置23は、例えばデジタルビデオカメラ、赤外線カメラ、紫外線カメラ等の、画像情報を取得可能な撮像装置である。撮像装置23は、例えばケーシング21の前面に設けられ、使用者の視線方向の画像情報を取得可能である。このような画像情報には、静止画像及び動画が含まれる。撮像装置23により取得された画像情報は、ディスプレイ装置25に表示可能である。撮像装置23により、使用者はディスプレイ装置25を介して外部の画像情報を視認できる。上記以外に、撮像装置23は現場に設置された、ARマーカを認識可能であってもよい。そして、ARマーカと関連付けられた対応する情報をディスプレイ装置25に表示可能であってもよい。
撮像装置23は、例えば使用者の視線方向に対し広角度の、例えば180度の画像情報を取得可能な180度カメラであってもよい。180度カメラとしては特に制限されず、レンズが複数組み合わされたものでもよいし、一つの魚眼レンズで180度の画像情報を取得可能なものでもよい。
センサ装置24は、使用者の周囲環境を検知する装置である。センサ装置24により取得された検知情報は、ディスプレイ装置25に表示可能である。センサ装置24は、例えば使用者の周囲物の存在を検知する装置であり、例えば所定の領域内に存在する周囲物を検知する高周波信号を送信する、公知のミリ波レーダ装置である。上記ミリ波レーダ装置は、検知した周囲物との距離、方位、相対速度等の検知情報を取得できる。上記検知情報に基づき、使用者と周囲物との衝突の危険があると判断される場合に、警告情報がディスプレイ装置25に表示可能であってもよい。センサ装置24により検知可能な検知項目としては上記に制限されず、気温、気圧、粉塵濃度、ガス濃度等を検知可能であってもよい。又は、上記検知項目を検知可能なセンサ装置24が複数設けられていてもよい。センサ装置24の配置箇所は、特に制限されないが、例えばケーシング21の前面に配置される。
ディスプレイ装置25は、例えば、液晶ディスプレイ等の画像表示部を有する装置である。ディスプレイ装置25は、頭部装着型画像表示装置1の装着時に、画像表示部が窓部13aを通じて使用者から視認できるように、収容部21aに収容される。ディスプレイ装置25は、VR画像やAR画像等の画像が表示可能である。ディスプレイ装置25は、外部に設けられるサーバ装置等と通信可能であり、外部から送信される作業支援情報等をVR画像やAR画像等の画像として表示可能であってもよい。更に、ディスプレイ装置25は、撮像装置23やセンサ装置24から取得される画像情報や検知情報を表示可能であってもよい。ディスプレイ装置25は、上記いずれかの情報を単独で表示することもできるし、上記複数の情報を組み合わせて表示することもできる。例えば、撮像装置23から取得した外部の画像情報に、作業支援情報を重ね合わせて表示することもできる。
このようなディスプレイ装置25は、映像表示部以外に例えばメモリ、CPU、電源、通信部、GPS等のうちいずれか1つ以上を内蔵していてもよい。ディスプレイ装置25は、スマートフォン等の汎用の装置であってもよいが、使い勝手の点から、頭部装着型画像表示装置1の専用の装置であることが好ましい。
透明部材26は、収容部21aの開口を覆う部材である。透明部材26は、後述する第3シール部材27とともに、収容部21aに収容されたディスプレイ装置25と外部とを遮蔽する。また、透明部材26は、ディスプレイ装置25が収容部21aに収容された状態で、ディスプレイ装置25の画像表示部が外部から視認可能であるように配置される。即ち、透明部材26は、本体部20が閉位置にある状態で、ディスプレイ装置25の装着部10側に配置される。透明部材26の材質としては、使用者が透明部材26を通じてディスプレイ装置25の画像表示部を視認可能であれば特に制限されず、例えばガラスや光透過性樹脂等が用いられる。
透明部材26は、ケーシング21に対して着脱自在に固定できる。例えば、ケーシング21の収容部21aの外側に透明部材26及び後述する第3シール部材27を配置可能な段差部を設け、該段差部に透明部材26及び第3シール部材27を配置する。その後、公知の固定具を用い、透明部材26をケーシング21に対して着脱自在に固定できる。これにより、収容部21aに収容されたディスプレイ装置25を、装着部10に対して着脱自在に構成できる。なお、着脱自在、とは、着脱に工具等を使用することなく、又は最低限の工具等の使用により容易に着脱自在であることが好ましい。
第3シール部材27は、ディスプレイ装置25の外周を囲むように配置され、ケーシング21及び透明部材26と接触する枠状部材である。第3シール部材27は、例えばケーシング21における開口21aの外周を囲むように配置されて固定される。上記以外に、第3シール部材27は、例えば透明部材26の外周に沿って配置されて固定されてもよい。第3シール部材27の材質は、例えば第1シール部材13、第2シール部材22と同様の弾性部材である。第3シール部材27により、透明部材26とケーシング21との間を密着できる。
[ヒンジ部]
ヒンジ部30は、装着部10と本体部20とを回動可能に連結する。ヒンジ部30は、例えば図1に示すように、例えば使用者が装着部10を装着した状態で、装着部10及び本体部20の上部を連結する。ヒンジ部30は、例えば図5に示すように、装着部10に固定されるヒンジ部30a及び本体部20に固定されるヒンジ部30bからなる。ヒンジ部30a及び30bは、それぞれが装着部10及び本体部20に固定された状態で、着脱自在なものであってもよい。これにより、本体部20を装着部10に対して着脱自在に構成できる。このような着脱自在なヒンジ部30としては特に制限されず、従来公知のものが用いられる。
ヒンジ部30は、装着部10と本体部20との回動角度を任意の角度で保持できるトルク機能を有していてもよい。ヒンジ部30がトルク機能を有することにより、本体部20を装着部10に対して回動させた開位置で固定できる。ヒンジ部30がトルク機能を有することにより、後述する第2固定部材50a、50bを設けた場合と同様の効果が得られる。即ち、トルク機能を有するヒンジ部30を、後述する第2固定部材として用いてもよい。
[第1固定部材、第2固定部材]
第1固定部材40a、40bは、本体部20を閉位置で固定可能な部材である。図2に示すように、例えば第1固定部材40aはフレーム11に固定され、第1固定部材40bはケーシング21に固定される。図3は、頭部装着型画像表示装置1において、本体部20が閉位置で固定された状態を示す側面図である。図3に示すように、装着部10と本体部20とを第2シール部材22を介して接触させた状態で、第1固定部材40aと、第1固定部材40bとを互いに係合させて固定できる。これにより、第2シール部材22が弾性変形した状態で装着部10と本体部20が密着するので高いシール性を実現できる。第1固定部材40a、40bの形状としては特に制限されず、公知のクランプ、クリップ等の固定具が用いられる。
本実施形態では、第1固定部材40a、40bはフレーム11とケーシング21の下部にそれぞれ設けられる。但し、第1固定部材40a、40bは、装着部10と、本体部20とが密着した状態で互いに係合可能であれば、位置は特に制限されない。また、本実施形態では、1組の第1固定部材40a、40bが設けられるが、複数組の第1固定部材が設けられてもよい。
第2固定部材50a、50bは、本体部20を開位置で固定可能な部材である。例えば、図1に示すように、第2固定部材50aはフレーム11に固定され、第2固定部材50bはケーシング21に固定される。図4は、頭部装着型画像表示装置1において、本体部20が開位置で固定された状態を示す側面図である。図4に示すように、例えば本体部20を装着部10に対して上部に回動させた状態で、第2固定部材50aと、第2固定部材50bとを互いに係合させて固定できる。これにより、本体部20を、装着部10に対して上部に回動させた状態で固定できる。第2固定部材50a、50bの形状としては特に制限されず、公知のクランプ、クリップ等の固定具が用いられる。
本実施形態の頭部装着型画像表示装置1によれば、以下の効果が奏される。頭部装着型画像表示装置1を、窓部11aを有する装着部10と、装着部10における使用者の顔面側に配置される第1シール部材13を有して構成した。第1シール部材13により、装着部10と使用者の顔面との間が閉塞されるため、粉塵や雨水等の異物が、装着部10と使用者の顔面との間に侵入することが防止される。また、頭部装着型画像表示装置1を、ディスプレイ装置25を有し、装着部10に対して閉位置と開位置との間で回動可能に設けられる本体部20と、ディスプレイ装置25の外周を囲むように配置され、装着部10及び本体部20と密着可能な第2シール部材22と、を有して構成した。本体部20が、装着部10に対して閉位置と開位置との間で回動可能であることにより、使用者は装着部10を装着した状態で、状況に応じて本体部20を回動させて、肉眼で外部を視認できるように視界を切り替えることができる。例えば電源の容量不足等により、ディスプレイ装置25に画像を表示できなくなった場合や、作業上、直接外部を視認して作業を行いたい場合、使用者は本体部20を回動させることで、装着部10に設けられた窓部13aから外部を視認できる。また、第2シール部材22を介して装着部10と本体部20とが密着することで、粉塵や雨水等の異物が、装着部10と本体部20との間に侵入することが防止される。
頭部装着型画像表示装置1を、本体部20を閉位置で固定可能な第1固定部材40a、40bを有して構成した。これにより、第2シール部材22が弾性変形して装着部10と本体部20とを密着できるため、高いシール性を実現でき、粉塵や雨水等の異物が、装着部10と本体部20との間に侵入することをより確実に防止できる。また、頭部装着型画像表示装置1を、本体部20を開位置で固定可能な第2固定部材50a,50bと、を有して構成した。これにより、使用者は装着部10を装着した状態で、本体部20を回動させて固定できるため、本体部20を回動させた状態を保つために手で保持する必要が無く、外部を視認しながら作業を行いやすい。
ディスプレイ装置25及び本体部20のうち、少なくともいずれかが、装着部10に対して着脱自在であるものとした。これにより、ディスプレイ装置25のメンテナンスを容易に行うことができる。また、例えばディスプレイ装置25に二次電池等の電源が内蔵されている場合、放電後のディスプレイ装置25を充電済のディスプレイ装置25と容易に交換することができる。又は、本体部20に同様に二次電池等の電源が内蔵されている場合、放電後の本体部20を、充電済の本体部20と容易に交換することができるため、使用者は充電時間を要さず、作業を継続できる。
本体部20を、ディスプレイ装置25を収容可能な収容部21aを有するケーシング21と、本体部20が閉位置にある状態でディスプレイ装置25の装着部10側に配置されるとともにケーシング21に対して着脱自在な透明部材26と、を有し、ディスプレイ装置25の外周を囲むように配置され、ケーシング21及び透明部材26と接触する第3シール部材27を有して構成した。これにより、ディスプレイ装置25を外部から視認可能に収容部21aに収容できるとともに、粉塵や雨水等の異物が、ケーシング21と透明部材26との間から侵入し、ケーシング21内に配置されるディスプレイ装置25等の電子機器が故障することが防止される。また、上記構成により、ディスプレイ装置25を装着部10に対して着脱自在に構成でき、ディスプレイ装置25のメンテナンスを容易に行うことができる。
本体部20を、撮像装置23を有して構成した。これにより、使用者は頭部装着型画像表示装置1を装着した状態で、外部の画像情報を視認できる。上記に加えて、例えば、頭部装着型画像表示装置1が赤外線カメラや180度カメラを有することにより、肉眼では把握できない外部の画像情報をも視認できるため、使用者の作業効率や安全性を向上できる。
本発明は、上記実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
上記実施形態では、装着部10の装着時における上部にヒンジ部30a及び30bと、第2固定部材50a、50bを有するものとして説明した。そして、装着部10に対して本体部20を上部に回動させることができ、かつ、上部に回動させた状態で固定できるものとして説明した。しかし、これに限定されない。ヒンジ部及び第2固定部材は、装着部10の装着時における下部に設けられていてもよい。そして、装着部10に対して本体部20を下部に回動させることができ、かつ、下部に回動させた状態で固定できるものであってもよい。
上記実施形態では、トルク機能を有するヒンジ部30を、第2固定部材としても使用可能なものとして説明した。しかし、これに限定されない。トルク機能を有するヒンジ部30を、第2固定部材50a、50bと併用してもよい。
<作業支援システム>
次に、本実施形態に係る頭部装着型画像表示装置1を外部のサーバ装置6と連携させ、現場作業や機器操作、保守点検等の作業を行う頭部装着型画像表示装置1の使用者をサポートする作業支援システムについて説明する。
図6は、頭部装着型画像表示装置1及びサーバ装置6が主に備える機能を示す図である。図6に示すように、頭部装着型画像表示装置1は、画像取得部101、位置情報取得部102、センサ部103、画像表示部104、及び通信部105を備える。これらの機能は、例えばディスプレイ装置25やケーシング21に内蔵されるメモリ等の記憶装置に格納されるプログラムを実行することにより実現される。これらの機能は機能的に区別されるものであり、各機能がプログラム上それぞれ独立したものであってもよいし、一部又は全ての機能が共通のプログラムであってもよい。
画像取得部101は、撮像装置23により得られる画像情報を取得する。上記画像情報としては、静止画像及び動画が含まれる。画像の種類としては通常の可視光画像であってもよいが、赤外線画像や紫外線画像等であってもよい。
位置情報取得部102は、本体部20に内蔵されるGPS等により使用者の位置情報を取得する。上記以外に、位置情報取得部102は、例えば現場に設置されているARマーカ等に関連付けられた位置情報を、撮像装置23を通じて取得してもよい。
センサ部103は、センサ装置24により検知される検知情報を取得する。上記検知情報としては、使用者の周囲物の検知情報や、気温、気圧、粉塵濃度、ガス濃度等が挙げられる。
画像表示部104は、画像取得部101により取得した画像情報や、センサ部103を通じて取得した検知情報等を出力して表示可能である。また、画像表示部104は、検知情報に基づき警告情報を表示可能であってもよい。上記警告情報が表示される場合としては、例えば、使用者が周囲物に接近し、周囲物と衝突の危険が検知された場合、あるいは、周囲の粉塵濃度やガス濃度が一定の閾値を超過した場合等が挙げられる。上記以外に、画像表示部104は、後述の通信部105を介し、サーバ装置6から送信される作業支援情報を表示可能である。画像表示部104は、これらの複数の情報を組み合わせて表示可能であってもよい。
通信部105は、通信回線701等の通信手段を通じて外部と通信可能に構成される。通信回線701は有線又は無線の通信手段であり、例えばインターネット7と接続可能に構成される。即ち、頭部装着型画像表示装置1とサーバ装置6とは、インターネット7を介して通信可能である。上記以外に、頭部装着型画像表示装置1とサーバ装置6とは、インターネット7を介さず直接通信可能であってもよい。通信部105により、画像取得部101により取得された画像情報、位置情報取得部102により取得される位置情報等がサーバ装置6に送信される。また、通信部105により、サーバ装置6から送信される作業支援情報が受信される。
サーバ装置6は、図6に示すように、記憶部601、判定部602、出力部603、及び通信部604を備える。
記憶部601は、使用者の作業を支援する作業支援情報が記憶される。作業支援情報としては、例えば設備内の充電部等、危険箇所に関する区画情報や設備情報、対象機器の位置情報、使用者が行う作業内容と対応する作業マニュアル等が挙げられる。また、記憶部601には、判定部602及び出力部603の機能を実現するためのプログラムが記憶される。
判定部602は、記憶部601に記憶される作業支援情報を、使用者に対して送信するか否かを判定する。判定部602は、例えば頭部装着型画像表示装置1から送信される作業者の位置情報と、記憶部601に記憶されている区画情報とを照合し、使用者が危険区画に立ち入っているか否かを判定する。又は、頭部装着型画像表示装置1から送信される画像情報と、記憶部601に記憶されている設備情報とを照合し、画像情報に含まれる対象設備の充電部等の危険箇所の有無、あるいは対象設備に対応する作業マニュアル等の付加情報の有無を判定する。
出力部603は、判定部602により使用者に対して送信すべきと判定された作業支援情報を出力する。出力部603は、複数の作業支援情報を組み合わせて出力してもよい。また、出力部603は、頭部装着型画像表示装置1から送信された画像情報と、上記作業支援情報とを組み合わせて出力してもよい。
通信部604は、通信回線702等の通信手段を通じて外部と通信可能に構成される。
通信回線702は有線又は無線の通信手段であり、例えばインターネット7と接続可能に構成される。通信部604により、出力部603によって出力される作業支援情報が、頭部装着型画像表示装置1に送信される。また、通信部604により、頭部装着型表示装置1から送信される各種情報が受信される。
上記説明した作業支援システムによれば、使用者は、頭部装着型表示装置1により得られる各種情報に加え、外部のサーバ装置6に記憶される作業支援情報を利用して作業を行うことが可能となる。このため、使用者は安全が確保された状態で効率良く作業を行うことができる。
1 頭部装着型画像表示装置
10 装着部
11a 窓部
13 第1シール部材
20 本体部
21 ケーシング
21a 収容部
22 第2シール部材
23 撮像装置
25 ディスプレイ装置
26 透明部材
27 第3シール部材

Claims (5)

  1. 窓部を有する装着部と、
    前記装着部における使用者の顔面側に配置される第1シール部材と、
    ディスプレイ装置を有し、前記装着部に対して前記ディスプレイ装置を前記窓部に対向する閉位置と前記窓部から前記ディスプレイ装置を離間する開位置との間で回動可能に連結される本体部と、
    前記ディスプレイ装置の外周を囲むように配置され、前記本体部が前記閉位置にある状態で前記装着部及び前記本体部に接触する第2シール部材と、を備える頭部装着型画像表示装置。
  2. 前記本体部を前記閉位置で固定可能な第1固定部材と、
    前記本体部を前記開位置で固定可能な第2固定部材と、を有する、請求項1に記載の頭部装着型画像表示装置。
  3. 前記ディスプレイ装置及び前記本体部のうち、少なくともいずれかが、前記装着部に対して着脱自在に構成される、請求項1又は2に記載の頭部装着型画像表示装置。
  4. 前記本体部は、
    前記ディスプレイ装置を収容可能な収容部を有するケーシングと、
    前記本体部が前記閉位置にある状態で前記ディスプレイ装置の前記装着部側に配置されるとともに前記ケーシングに対して着脱自在に構成される透明部材と、
    前記ディスプレイ装置の外周を囲むように配置され、前記ケーシング及び前記透明部材と接触する第3シール部材と、を有する、請求項3に記載の頭部装着型画像表示装置。
  5. 前記本体部は、撮像装置を有する、請求項1~4いずれかに記載の頭部装着型画像表示装置。
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