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JP7204206B2 - クライミング遊具 - Google Patents
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JP7204206B2 - クライミング遊具 - Google Patents

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Description

本発明は、ロッククライミング、フリークライミング、エイドクライミング、ルートクライミング、ボルダリング等を含むクライミングに用いられるクライミング遊具に関するものである。
従来、この種の発明には、例えば特許文献1に記載されるように、立設されたスタンドに取り付けられたパネルと、該パネルに複数配置されてパネルに固定され遊戯者の手または足を掛止めるホールド部とからなるクライミング遊具がある。
このクライミング遊具によれば、前記スタンドを構成する支柱部の下部が、地中に埋設されるようにして固定される。そして、遊戯者は、ホールド部に手や足を掛けて、切り立ったパネルを登るようにして遊ぶ。
特開2015-84873号公報
しかしながら、上記従来のクライミング遊具では、切り立ったパネルを登るという単純な遊びしかできなかった。そこで、よりバリエーションに富んだ遊び方を可能にすることが求められている。また、例えば、幼児等、遊戯者が比較的低年齢である場合には、切り立ったパネルを登ることができず、遊具として用いるのが困難な場合がある。
このような課題に鑑みて、本発明は、以下の構成を具備するものである。
並設される二枚のプレートと、これら二枚のプレートを両方向へ折り曲げられるように接続するヒンジと、前記二枚のプレートの一方の面側に装着された複数のホールドブロックと、前記二枚のプレートを所定角度に固定する角度固定具とを備え、前記二枚のプレートが屋根形態様と壁形態様に変容するようにしたクライミング遊具であって、前記屋根形態様では、前記二枚のプレートが、角度固定具により所定角度に固定された状態で前記ヒンジを上方へ向けるとともに両回動側端部を被載置面に接して前記ホールドブロックを外角側の面に露出し、前記壁形態様では、前記二枚のプレートが、角度固定具により所定角度に固定された状態でヒンジ軸方向の一方の側端部を上方へ向けるとともに他方の側端部を被載置面に接して前記ホールドブロックを内角側の面に露出するようにしたことを特徴とするクライミング遊具。
本発明は、以上説明したように構成されているので、バリエーションに富んだ遊び方が可能になる。
本発明に係るクライミング遊具の一例を示す斜視図であり、(a)は屋根形態様の状態を示し、(b)は壁形態様の状態を示す。 同クライミング遊具の二枚のプレートに接続用クライミング壁を接続した状態を示す斜視図である。 同クライミング遊具を屋根形態様の状態から分解している途中の状態を示す斜視図である。 同クライミング遊具を壁形態様に組み立てている途中の状態を示す斜視図である。 同クライミング遊具の二枚のプレートに接続用クライミング壁を接続している途中の状態を示す斜視図である。 ホールドブロックの一例を示し、(a)は正面側から視た斜視図、(b)は背面側から視た斜視図である。 ホールドブロックの他例を示し、(a)は正面側から視た斜視図、(b)は背面側から視た斜視図である。
本実施の形態では、以下の特徴を開示している。
第一の特徴は、並設される二枚のプレートと、これら二枚のプレートを両方向へ折り曲げられるように接続するヒンジと、前記二枚のプレートの一方の面側に装着された複数のホールドブロックと、前記二枚のプレートを所定角度に固定する角度固定具とを備え、前記二枚のプレートが屋根形態様と壁形態様に変容するようにしたクライミング遊具であって、前記屋根形態様では、前記二枚のプレートが、角度固定具により所定角度に固定された状態で前記ヒンジを上方へ向けるとともに両回動側端部を被載置面に接して前記ホールドブロックを外角側の面に露出し、前記壁形態様では、前記二枚のプレートが、角度固定具により所定角度に固定された状態でヒンジ軸方向の一方の側端部を上方へ向けるとともに他方の側端部を被載置面に接して前記ホールドブロックを内角側の面に露出するようにした(図1~図5参照)。
第二の特徴として、前記角度固定具には、前記屋根形態様の前記二枚のプレートに対し着脱可能に止着される第一の角度固定具と、前記壁形態様の前記二枚のプレートに対し着脱可能に止着される第二の角度固定具とが含まれる(図1、図3及び図4参照)。
第三の特徴は、前記屋根形態様の前記二枚のプレートの下端側に、これら下端側部分を接続して前記二枚のプレート間の角度の拡がりを抑制する角度固定補強具が設けらる(図3参照)。
第四の特徴は、前記壁形態様にて、前記二枚のプレートの上側に着脱可能に接続される接続用クライミング壁を備える(図2及び図5参照)。
第五の特徴として、前記接続用クライミング壁は、前記二枚のプレート及び前記ヒンジと略同様の部材を、前記壁形態様に構成している(図2及び図5参照)。
第六の特徴は、前記屋根形態様と前記壁形態様の双方にて、前記二枚のプレートに着脱可能に接続されて被載置面に沿う支持具を設けた(図1~図5参照)。
第七の特徴は、前記壁形態様の前記二枚のプレートの内角側の被載置面に敷設される弾性マットを備えた(図2参照)。
第八の特徴として、前記二枚のプレートは、前記一方の面における前記ホールドブロックの無い部分を凹凸状に形成している(図1参照)。
第九の特徴として、前記二枚のプレートは、前記一方の面における前記ホールドブロックの無い部分に、窓部を有する(図1及び図3参照)。
第十の特徴として、前記ホールドブロックには前記プレートの面から立ち上がる側面が設けられ、前記側面には部分的に手掛け面積を小さくした小面積側面が含まれ、前記ホールドブロックは、前記小面積側面を上方へ向けた姿勢と、前記小面積側面を上方以外の方向へ向けた姿勢とを含む複数の姿勢で、前記プレートの面に装着可能である(図1,図6及び図7参照)。
なお、後述する実施態様では、以下の構成要件のみを必須とした発明も開示している。
すなわち、この発明の一つは、立ち上がる側面を有するホールドブロックであって、前記側面には部分的に手掛け面積を小さくした小面積側面が含まれ、前記小面積側面を上方へ向けた姿勢と、前記小面積側面を上方以外の方向へ向けた姿勢とを含む複数の姿勢で、装着可能に構成される。
このホールドブロックによれば、小面積側面を上方へ向けた装着状態と、小面積側面を上方以外の方向へ向けた装着状態とで、ボルダリングの難易度を変えることができる。
<具体的実施態様>
次に、上記特徴を有する具体的な実施態様について、図面に基づいて詳細に説明する。
なお、以下の記載中、ヒンジ軸方向とは、ヒンジ20を構成する軸部が延設される方向を意味する。また、屋根形態様A(図1(a)参照)においてプレート10の幅方向とは、前記ヒンジ軸方向と同じ方向を意味する。
本実施態様のクライミング遊具は、図1(a)(b)に示すように、屋根形態様Aと、壁形態様Bに変容する。さらに、壁形態様Bでは、図2に示すように、接続用クライミング壁Cを具備することが可能である。
このクライミング遊具は、一辺部同士を対向させて並設される矩形状の二枚のプレート10,10と、これら二枚のプレート10.10を両方向へ折り曲げられるように接続するヒンジ20と、二枚のプレート10,10の一方の面側に装着された複数のホールドブロック31,32と、前記二枚のプレートを所定角度に固定する第一の角度固定具41と、二枚のプレート10,10に着脱可能に接続されて被載置面xに沿う第一の支持具51とを具備する。
先ず、このクライミング遊具を屋根形態様Aで用いた場合について説明する。
屋根形態様Aのクライミング遊具は、図1(a)に示すように、二枚のプレート10,10が、第一の角度固定具41により所定角度に固定された状態でヒンジ20を上方へ向けるとともに両回動側端部を被載置面xに接してホールドブロック31,32を二枚のプレート10,10の外角側の面に露出する。
二枚のプレート10,10の各々は、平面視略矩形状(図示例によれば略正方形状)を呈し、例えば、合成樹脂材料の中空の板状に成形される。
各プレート10には、後述するホールドブロック31,32を止着するための一対の止着孔(図示せず)が貫通状に設けられる。前記止着孔は、本実施形態の一例によれば、一つのホールドブロック31(又は32)について、一対に設けられ、それぞれ、ホールドブロック31(又は32)と一体の一対の止着軸33(図6及び図7参照)を挿通する。前記一対の止着孔には、プレート10面において、上下方向に並ぶもの、幅方向に並ぶもの、斜め方向に並ぶもの等がある。
また、各プレート10は、その露出側の面におけるホールドブロック31,32の無い部分を、比較的深さ及び高さの小さい凹凸状に形成している。詳細に説明すれば、各プレート10は、図1(a)(b)に示すように、その露出面の全体にわたって、ホールドブロック31,32の無い部分に、多数の凹部11と凸部12を交互に並設している。
ここで、前記露出面とは、当該クライミング遊具の外部から視認可能な面である。図1(a)に示す屋根形態様Aでは、二つのプレート10,10の外角側の面が露出面である。また、図1(b)に示す壁形態様Bでは、二つのプレート10,10の内角側の面が露出面である。
凹部11と凸部12は、大きさの異なる平面視矩形状に形成され、プレート10の露出面が連続する一方向と該一方向に交差する方向(図示例によれば直交方向)にわたって交互に配設される。凸部12の突出量は、ホールドブロック31,32の突出量の半分以下であり小さく、例えば、凹部11の深さと略同等に設定される。各凹部11は、プレート10を貫通しないように、その深さ寸法が設定される。
また、各プレート10は、その露出面(凹部11及び凸部12を有する面)におけるホールドブロック31,32の無い部分に、単数又は複数の窓部13を有する。
この窓部13は、透視可能な矩形状の窓部であり、例えば、透明プラスチック等を嵌め込むようにして構成される。この窓部13の他例としては、横長の孔や縦長の孔等、図示例以外の形状の孔とすることが可能である。さらに、窓部13の他例としては、単なる貫通孔とすることも可能である。
各プレート10におけるヒンジ20側に対する反対側(図1(a)における斜め下側)における幅方向の端部側には、後述する角度固定補強具44(図3参照)を挿通し係止するための貫通状の係止孔14や、第一の支持具51を嵌め合わせて止着するための凹溝部15等が設けられる。
各プレート10は、対向するもう一方のプレート10に対しヒンジ20を介して接続され、このヒンジ20を支点にして双方向へ折れ曲がるように回動する。
ヒンジ20は、一片部に対し他片部を自在に回動するように軸支した部材であり、蝶番等と呼称される場合もある。このヒンジ20は、前記一片部を一方のプレート10に接続するとともに、前記他片部を他方のプレート10に接続して、プレート10の幅方向(図1(a)の奥行方向)の略全長にわたって設けられる。
ホールドブロック31,32は、プレート10の露出面から突出する突起状の部材であり、プレート10が連続する方向に間隔を置いて複数設けられる。
このホールドブロック31(又は32)の裏側には、図示しない一対の止着軸33が一体的に固定されている(図6及び図7参照)。これら止着軸33は、それぞれ、プレート10の止着孔(図示せず)に挿通され、各プレート10の裏側で、ブラケット及び係止具(図示しないリベット又はナット等)により係止固定される。
各ホールドブロック31,32には、プレート10の露出面から立ち上がる側面が設けられ、前記側面には、部分的に手掛け面積を小さくした小面積側面が含まれる。そして、各ホールドブロック31,32、小面積側面31aを上方へ向けた姿勢と、小面積側面31aを上方以外の方向へ向けた姿勢とを含む複数の姿勢で、プレート10の露出面に装着可能である。
例えば、一方のホールドブロック31は、図6(a)(b)に示すように、四つの側面を有し、これら複数の側面のうち、一つの側面を、他の側面31b,31cよりも、プレート10の露出面から立ち上がる寸法が小さく、手掛け面積の小さい小面積側面31aにしている。この小面積側面31aは、上向きに用いられた場合に、ボルダリングの難易度を上げるように機能する。
なお、図中、側面31bは、手掛け面積が一番大きい側面であり、上向きに用いられた場合に、ボルダリングの難易度を下げるように機能する。
また、側面31cは、小面積側面31a側から反対側の側面31b側へ向かって徐々に手掛け面積を増大させるように形成され、上向きに用いられた場合に、難易度を中程度にするように機能する。
また、ホールドブロック31の突端面31dは、プレート10面に対し傾斜する面となる。
他方のホールドブロック32は、図7(a)(b)に示すように、湾曲状の側面を有し、この側面には、部分的に手掛け面積を小さくした小面積側面32aが含まれる。ホールドブロック32は、小面積側面32aを上方へ向けた姿勢と、小面積側面32aを上方以外の方向へ向けて他の側面を上方へ向けた姿勢とを含む複数の姿勢で、前記露出面に装着可能である。
小面積側面32aは、上向きに用いられた場合に、ボルダリングの難易度を上げるように機能する。
このホールドブロック32の突端面32bは、図示例によれば、プレート10の露出面から突出するとともに前記露出面と略平行に設けられる。
第一の角度固定具41は、屋根形態様Aにて二枚のプレート10,10に対し着脱可能に止着される。
詳細に説明すれば、この第一の角度固定具41は、平面視略三角形板状もしくは略台形板状の板材であり、二枚のプレート10,10におけるヒンジ軸方向の一端部と他端部に、それぞれ、ネジやボルト等の着脱可能な止着具によって止着される。
各第一の角度固定具41には、出入口シート43が止着される。
出入口シート43は、可撓性のシート材から中央側にスリット部43aを有する平面視略三角形状に形成され、その両側の斜辺部分の下端側に止着紐43bを有する。
この出入口シート43は、上端側が第一の角度固定具41に止着固定され、両側の止着紐43b,43bが、それぞれ、第一の支持具51に縛り付けられて引き張られる。
なお、出入口シート43を、プレート10又は第一の支持具51等に止着する手段は、前記止着紐43bに置換して、面ファスナーや、磁石、ホック、バックル等を用いた態様とすることも可能である。
スリット部43aは、第一の角度固定具41の近傍となる位置から、出入口シート43の下端まで延設され、出入口シート43の下部側を左側半部と右側半部に分離している。
よって、遊戯者等は、スリット部43aの片側半部を捲り上げるようにして、屋根形態様Aの二枚のプレート10,10間に出入りすることができる。また、このスリット部43aを覗き孔として用いることも可能である。
また、屋根形態様Aにおいて、二枚のプレート10,10の下端側には、その幅方向(ヒンジ軸方向)の一端側と他端側に、それぞれ、角度固定補強具44が設けられる(図3参照)。
この角度固定補強具44は、屋根形態様Aの二枚のプレート10,10の下端側部分を接続して、これら二枚のプレート10,10間の角度の拡がりを抑制する。
この角度固定補強具44は、可撓性の長尺部材(例えば紐状部材やテープ状部材、ワイヤー等)から形成され、直線状に延設された本体部44aと、この本体部44aの両端側にそれぞれ固定された係止片部44b,44bとを一体的に有する。
係止片部44bは、本体部44aの端部側を部分的に折り重ねてT字状に縫製したものである。なお、この係止片部44bの他例としては、金属やプラスチック等からなる片状部材を本体部44aの両端側に止着した態様とすることも可能である。
上記構成の角度固定補強具44は、その一端側と他端側の係止片部44b,44bが、それぞれ、屋根形態様Aの二枚のプレート10,10における下端側の左右の係止孔14,14に挿通され、その先端側が略T字状にされて係止孔14内縁に係止される。
したがって、屋根形態様Aの二枚のプレート10,10は、過剰な重量が加わった場合等でも、略山形の形状を維持する。
第一の支持具51は、屋根形態様Aと壁形態様Bの双方にて、二枚のプレート10,10に接続されて被載置面xに沿うように形成される。
詳細に説明すれば、この第一の支持具51は、金属等の硬質材料より、一片部と他片部とを有する略L字状に形成される。前記一片部は、プレート10の幅方向へ延設されプレート10の側端縁から突出し、被載置面xに接触する。前記他片部は、プレート10の凹溝部15(図3参照)に嵌め合わせられ、止着具(例えばネジやボルト等)によって、プレート10に対し着脱可能に固定される。
前記他片部には、屋根形態様Aのプレート10に止着する際に前記止着具が挿通される貫通孔51aと、壁形態様Bのプレート10に止着する際に前記止着具が挿通される貫通孔51bとが設けられる(図3及び図4参照)。これら貫通孔51aと貫通孔51bは、その貫通方向が交差(図示例によれば直交)している。
屋根形態様Aにおいて、第一の支持具51は、被載置面xに接する四角側にそれぞれ設けられ、クライミング遊具が幅方向へ傾いたり倒れたりするのを阻む。
上記した屋根形態様Aのクライミング遊具によれば、比較的低年齢の幼児等の遊戯者でも、傾斜したプレート10を登るようにしてボルダリングを楽しむことができる。また、遊戯者は、出入口シート43を捲り上げて、二枚のプレート10,10内に侵入し、窓部13やスリット部43aを覗き窓にして外部を視ることができる。
次に、上記構成のクライミング遊具を屋根形態様Aから壁形態様Bに変容させる手順、及び壁形態様Bの構成について説明する。
図3は、屋根形態様Aをクライミング遊具の分解途中の様子を示している。
次に、手前側と奥側の第一の角度固定具41及び出入口シート43が、それぞれ、止着具(ネジやボルト等)を取り外す作業や、止着紐43bの解きほぐす作業等により、二枚のプレート10,10から外される。
そして、複数の第一の支持具51が、それぞれ、止着具(ネジやボルト等)を取り外す作業等により、プレート10から外される。
次に、各角度固定補強具44が、二枚のプレート10,10から外される。詳細に説明すれば、角度固定補強具44の各係止片部44bが、それぞれ、係止孔14から抜き取られる。
ここまでの作業により、二枚のプレート10,10は、ヒンジ20を支点にして自在に折曲げ及び展開可能な状態になる。
なお、前記分解手順は、その順序を適宜入れ替えることが可能である。
次に、図4に示すように、二枚のプレート10,10は、ホールドブロック31,32を内角側の面に露出するようにして、所定角度(例えば90°)に曲げられ、その角度状態のまま、側転部10a,10bにそれぞれ止着される第二の角度固定具42により固定される。
第二の角度固定具42は、金属等の硬質材料から平面視略L字状に形成される。この第二の角度固定具42は、その一片部と他片部が、それぞれ、ネジやボルト等の着脱可能な止着具により、一方のプレート10の側端部10a(又は10b)と、他方のプレート10の側端部10a(又は10b)に止着される。
次に、各プレート10における反ヒンジ20側に、第一の支持具51が着脱可能に止着される。
詳細に説明すれば、略L字状の第一の支持具51は、その基端側の一片部が、プレート10の凹溝部15に嵌め合わせられ、前記一片部に対し曲がった他片部が、二枚のプレート10,10の内角側へ向けられる(図4参照)。
そして、前記一片部は、貫通孔51bに挿通される止着具(例えばネジやボルト等)によって、各プレート10に止着される。
よって、二枚のプレート10,10は、壁形態様Bに保持される。
そして、壁形態様Bの二枚のプレート10,10は、その外角側の面を室内壁の入隅部に沿わすようにして、一方の側端部10aを上方へ向けるとともに他方の側端部10bを下方へ向けて、被載置面xに載置される。
よって、上記のようにして組み立てられた壁形態様Bのクライミング遊具によれば、幼児等の遊戯者が、切り立ったプレート10を登るようにして、ボルダリングを楽しむことができる。なお、上記した組立手順は、その順序を適宜変更することが可能である。
次に、壁形態様Bのクライミング遊具に対し、接続用クライミング壁Cを接続する手順について説明する。
接続用クライミング壁Cは、上記二枚のプレート10,10及びヒンジ20と略同様の部材を、上記壁形態様Bと同様に構成したものである(図2参照)。
この接続用クライミング壁Cは、図5に示すように、水平方向に並ぶ複数の接続具62によって、下側の二枚のプレート10,10に連結される。
各接続具62は、金属等の硬質材料から長尺状に形成される。
各プレート10の背面側には、複数の接続具62をそれぞれ嵌め合わせるための複数の凹溝部16が設けられている。
各接続具62は、上下のプレート10,10bに跨って設けられ、その下半部が、下側のプレート10の凹溝部16に嵌め合わせられ着脱可能な止着具(例えば、ネジやボルト、ナット状部材等)によって止着され、同様にして、上半部も、上側のプレート10の凹溝部16に着脱可能な止着具により止着される。
上記のように接続用クライミング壁Cを接続した態様では、上述した第一の支持具51に置換して、第二の支持具52が用いられる(図2及び図5参照)。
第二の支持具52は、二つの外向き支持片52aと、これら二つの外向き支持片52a,52a間に位置する一つの内向き支持片52bと、これら外向き支持片52a及び内向き支持片52bをプレート10に接続する二つの接続片52cとを具備している。
外向き支持片52aは、下側の二枚のプレート10,10における側端部10bの反角側に位置するように二つ設けられる。
各外向き支持片52aは、第一の支持具51と同一の略L字状部材(共通部品)であり、その基端側の一片部を止着具(例えばネジやボルト等)により接続片52cに止着するともに、他端側の一片部を外側へ突出するようにして被載置面xに沿わせている。
内向き支持片52bは、下側の二枚のプレート10,10の内角側に、敷設された一枚の弾性マット61の外側の側面に沿う略L字状に形成され、その一端側と他端側をそれぞれ上方へ延設して接続片52cに止着している。
接続片52cは、下側の二枚のプレート10,10にそれぞれ対応するように二つ設けられる。
各接続片52cは、上下方向へ長尺な略ブロック状に形成され、外向き支持片52a及び内向き支持片52bを挿入嵌合して止着するための嵌合孔を有する。
この接続片52cは、各プレート10における反角側の端部下側に、着脱可能な止着具(ネジやボルト、ナット状部材等)によって固定される。
上記構成の第二の支持具52は、上下に接続された複数のプレート10を、安定的に支持することができる。
そして、被載置面xには、下側の壁形態様Bのプレート10,10の入隅側に位置するように、弾性マット61が敷設される。この際、弾性マット61は、容易に位置ずれすることのないように、下側の二枚のプレート10,10と内向き支持片52bの内側に沿って配置される(図2参照)。
弾性マット61は、ゴムやスポンジ、布等から矩形板状に形成されている。
なお、この弾性マット61は、図示例によれば、一枚の略正方形板状の部材としているが、2枚以上の矩形板状の部材とすることも可能である。
よって、上記構成のクライミング遊具によれば、例えば屋根形態様Aとすれば、基地遊びや忍者遊び、傾斜面を登るボルダリングを楽しむことができる。また、壁形態様Bとすれば、切り立った面を登るボルダリングも楽しむことができ、さらに、接続用クライミング壁Cを接続して、ボルダリングの難易度を高めることができ、バリエーションに富んだ遊び方が可能である。
また、上記実施態様によれば、ホールドブロック31(又は32)は、プレート10上の異なる位置で、小面積側面31a(又は32a)が異なる方向を向くようにしたが、他例としては、各ホールドブロック31(又は32)が、プレート10の同一位置で、小面積側面31a(又は32a)を選択的に異なる方向へ向ける態様とすることも可能である。この他例では、プレート10の同一箇所に、各ホールドブロック31(又は32)を装着するための一対の孔を、その並び方向を選択できるように、向きを変えて複数設ければよい。
また、上記実施態様によれば、屋根形態様Aの二枚のプレート10,10に止着される第一の角度固定具41と、壁形態様Bの二枚のプレート10,10に対し止着される第二の角度固定具42とを異なる形状の部材としたが、これら角度固定具は、同一形状の部材とすることも可能である。
また、上記実施態様によれば、接続用クライミング壁Cを接続した場合に弾性マット61を具備するようにしたが、他例としては、接続用クライミング壁Cを接続しない壁形態様B(図1(b)参照)において、プレート10,10間の被載置面x上に弾性マット61を敷設した態様とすることも可能である。さらに、他例としては、屋根形態様A(図1(a)参照)において、各プレート10下側の被載置面x上に弾性マット61を敷設した態様とすることも可能である。
また、本発明は上述した実施態様に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜変更可能である。
10,10:二枚のプレート
11:凹部
12:凸部
13:窓部
20:ヒンジ
31,32:ホールドブロック
31a,32a:小面積側面
41:第一の角度固定具
42:第二の角度固定具
43:出入口シート
44:角度固定補強具
51:第一の支持具
52:第二の支持具
61:弾性マット
62:接続具
A:屋根形態様
B:壁形態様
C:接続用クライミング壁

Claims (10)

  1. 並設される二枚のプレートと、これら二枚のプレートを両方向へ折り曲げられるように接続するヒンジと、前記二枚のプレートの一方の面側に装着された複数のホールドブロックと、前記二枚のプレートを所定角度に固定する角度固定具とを備え、前記二枚のプレートが屋根形態様と壁形態様に変容するようにしたクライミング遊具であって、
    前記屋根形態様では、前記二枚のプレートが、角度固定具により所定角度に固定された状態で前記ヒンジを上方へ向けるとともに両回動側端部を被載置面に接して前記ホールドブロックを外角側の面に露出し、
    前記壁形態様では、前記二枚のプレートが、角度固定具により所定角度に固定された状態でヒンジ軸方向の一方の側端部を上方へ向けるとともに他方の側端部を被載置面に接して前記ホールドブロックを内角側の面に露出するようにしたことを特徴とするクライミング遊具。
  2. 前記角度固定具には、前記屋根形態様の前記二枚のプレートに対し着脱可能に止着される第一の角度固定具と、前記壁形態様の前記二枚のプレートに対し着脱可能に止着される第二の角度固定具とが含まれることを特徴とする請求項1記載のクライミング遊具。
  3. 前記屋根形態様の前記二枚のプレートの下端側に、これら下端側部分を接続して前記二枚のプレート間の角度の拡がりを抑制する角度固定補強具が設けらることを特徴とする請求項1又は2記載のクライミング遊具。
  4. 前記壁形態様にて、前記二枚のプレートの上側に着脱可能に接続される接続用クライミング壁を備えたことを特徴とする請求項1~3何れか1項記載のクライミング遊具。
  5. 前記接続用クライミング壁は、前記二枚のプレート及び前記ヒンジと略同様の部材を、前記壁形態様に構成していることを特徴とする請求項4記載のクライミング遊具。
  6. 前記屋根形態様と前記壁形態様の双方にて、前記二枚のプレートに着脱可能に接続されて被載置面に沿う支持具を設けたことを特徴とする請求項1~5何れか1項記載のクライミング遊具。
  7. 前記壁形態様の前記二枚のプレートの内角側の被載置面に敷設される弾性マットを備えたことを特徴とする請求項1~6何れか1項記載のクライミング遊具。
  8. 前記二枚のプレートは、前記一方の面における前記ホールドブロックの無い部分を凹凸状に形成していることを特徴とする請求項1~7何れか1項記載のクライミング遊具。
  9. 前記二枚のプレートは、前記一方の面における前記ホールドブロックの無い部分に、窓部を有することを特徴とする請求項1~8何れか1項記載のクライミング遊具。
  10. 前記ホールドブロックには前記プレートの面から立ち上がる側面が設けられ、前記側面には部分的に手掛け面積を小さくした小面積側面が含まれ、前記ホールドブロックは、前記小面積側面を上方へ向けた姿勢と、前記小面積側面を上方以外の方向へ向けた姿勢とを含む複数の姿勢で、前記プレートの面に装着可能であることを特徴とする請求項1~9何れか1項記載のクライミング遊具。
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