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JP7205683B2 - 粉体供給装置 - Google Patents
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JP7205683B2 - 粉体供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、粉体供給装置に関する。さらに詳しくは、ガス吸着剤、触媒、電池正極材等の機能性粉体や、銅鉱石、ニッケル鉱石等の鉱石、蛍石粉、小麦粉等、種々の乾燥状態にある粉体の供給状態を調整する粉体供給装置に関する。
乾燥状態の粉体を貯留して、貯留した粉体を外部に供給する装置としてホッパーなどが使用される。一般的なホッパーなどは、粉体を貯留する本体部の下端に開口が設けられており、その下端部の内面が開口に向かって傾斜する傾斜面となっている。したがって、開口を閉じれば本体部内に粉体を収容しておくことができ、開口を開けば開口を通して粉体を外部に供給することができる。
上述したようなホッパーには、重力だけで粉体を外部に排出するものや、開口の位置に搬送装置を設けて一定量の粉体を外部に供給できるようにしたものがある。後者のホッパーの場合、搬送装置としてスクリューコンベア等のコンベアを設けたものが使用されている。
搬送装置によって一定量の粉体を外部に供給するホッパーでは、ホッパー内部の粉体の流動状態が一定であれば、搬送装置によって一定量の粉体を連続して搬送することができる。しかし、ホッパー内における粉体の流動状態が一定でない場合は、粉体が結合してブリッジが形成される可能性がある。この場合などには、粉体の流動状態が変化し開口から粉体を適切に排出できなくなる。そこで、ホッパー内に粉体のブリッジが形成されることを防止する技術が開発されている(特許文献1~3)。
特許文献1には、ホッパの排出側(スクリューコンベアの排出口に近い側)の傾斜を反排出側(スクリューコンベアの排出口から遠い側)の傾斜よりも鉛直に近いものとした技術が開示されている。そして、特許文献1には、ホッパの排出側の傾斜は、ブリッジングを防止するためには鉛直又はなるべく鉛直に近い方が良い旨の記載がある。
しかし、特許文献1の技術では、粉体のブリッジングを防止できる可能性はあるが、一旦ブリッジングが発生した場合、ブリッジングを解消することは難しい。
一方、特許文献2、3には、ブリッジングが発生しても、ブリッジングを解消することができる技術が開示されている。
特許文献2には、ホッパー内に下端が漏斗状に開いたパイプを設け、このパイプの上端部をコイルバネによって昇降自在に懸垂させた状態で、パイプの下端をホッパーの開口の真上に配置したものが開示されている。
また、特許文献3には、ホッパーの開口近傍にコーン状部品が配置されたものが開示されている。。
特許文献2、3の技術のように、ホッパーの開口近傍に下端が漏斗状に開いたパイプやコーン状部品を配置すれば、パイプやコーン状部品を上下に移動させたり振動させたりすることによって、粉体のブリッジが形成されてもすぐに破壊できる。しかも、これらの部材が障害となってホッパー内に粉体のブリッジが形成されにくくなる。 したがって、特許文献2、3の技術を採用すれば、ホッパー内に粉体のブリッジが形成されたことに起因する粉体の排出不良が生じることを防止することができる。
特開平10-291651号公報 特許第3352590号公報 特開平8-301387号公報
しかるに、特許文献2、3の技術では、ホッパーが円筒状であり開口も円筒状である場合を想定して設けられており、ホッパーや開口が矩形等の場合において適切にブリッジの形成を防止することは難しい。
しかも、特許文献2、3の技術は粉体のブリッジが形成されることを防止するものであり、ホッパーの内部や開口近傍における粉体の流動状態を調整することまでは想定しておらず、粉体の流動状態を調整して開口から排出される粉体の状態を調整する方法は開示されていない。
本発明は上記事情に鑑み、ブリッジの形成を防止でき開口から排出される粉体の状態を調整できる粉体供給装置を提供することを目的とする。
第1発明の粉体供給装置は、粉体を収容する収容空間を有し、下端に該収容空間内の粉体を排出する開口が形成された本体部を備えており、該本体部は、前記収容空間内の粉体に振動を加える振動付加機構が設けられており、該振動付加機構は、前記本体部の収容空間内における開口の上方に配置された、鉛直方向に沿って延びる振動板と、該振動板に対して振動を加える振動付与部と、を備えており、前記振動板は、吊り下げられた状態となるように設置されており、前記振動板を吊り下げる吊り下げ部を備えており、該吊り下げ部は、水平に配設された吊り下げ軸と、上端が前記吊り下げ軸に引っ掛けられ、下端が前記振動板に連結された吊り部材と、を備えており、前記振動付与部は、前記振動板の表面に一端が連結され他端が前記本体部外に配置された複数本の加振軸を有していることを特徴とする。
第2発明の粉体供給装置は、粉体を収容する収容空間を有し、下端に該収容空間内の粉体を排出する開口が形成された本体部を備えており、該本体部は、前記収容空間内の粉体に振動を加える振動付加機構が設けられており、該振動付加機構は、前記本体部の収容空間内における開口の上方に配置された、鉛直方向に沿って延びる振動板と、該振動板に対して振動を加える振動付与部と、を備えており、前記振動板は、吊り下げられた状態となるように設置されており、前記振動板を吊り下げる吊り下げ部を備えており、該吊り下げ部は、水平に配設された吊り下げ軸と、上端が前記吊り下げ軸に引っ掛けられ、下端が前記振動板に連結された吊り部材と、を備えており、前記振動付与部は、前記吊り下げ部の吊り下げ軸および/または前記吊り部材に振動を加えるものであることを特徴とする。
第3発明の粉体供給装置は、第1または第2発明において、前記本体部の収容空間が平面視で一方向に長い空間であり、該振動板は、その表面が前記本体部の収容空間の長手方向と平行に配設されていることを特徴とする。
第1発明によれば、本体部の収容空間内の粉体に振動を加えることができるので、ブリッジの形成を防止でき、しかも、収容空間内における粉体の状態を均一に近づけることができる。また、振動板が吊り下げられているので、長期的には振動板の両側に鉛直下向きの流れが形成されながらも、振動付加時には振動板を大きく動かして粉体の流動等に大きな影響を及ぼすことができる。しかも、振動付与部から加えられた振動によって、効果的に振動板を振動させることができる。加振軸の他端が本体部外に配置されているので、本体部外から簡単に振動板に対して振動を付与できる。しかも、加振軸に振動を加える装置を収容空間内に配置しないので、振動付与機構を備えた本体部の構造が複雑になることを防止できる。
第2発明によれば、本体部の収容空間内の粉体に振動を加えることができるので、ブリッジの形成を防止でき、しかも、収容空間内における粉体の状態を均一に近づけることができる。また、振動板が吊り下げられているので、長期的には振動板の両側に鉛直下向きの流れが形成されながらも、振動付加時には振動板を大きく動かして粉体の流動等に大きな影響を及ぼすことができる。しかも、振動付与部から加えられた振動によって、効果的に振動板を振動させることができる。振動付与部から加えられた振動によって、効果的に振動板を振動させることができる。
第3発明によれば、本体部の収容空間内全体で粉体に振動を加えることができるので、収容空間内における粉体の状態を均一に近づけやすくなる。
本実施形態の粉体供給装置1の概略説明図であって、(A)は概略縦断面図であり、(B)は(A)のB-B線断面矢視図である。 本実施形態の粉体供給装置1の概略説明図である。
本実施形態の粉体供給装置は、粉体を一旦貯留して外部に供給する装置であって、貯留されている粉体の状態を均一に近づけることができるようにしたことに特徴を有している。
本実施形態の粉体供給装置はどのような設備にも適用することができる。例えば、粉体を安定して次工程に供給することが要求される設備において、粉体を貯留し供給する装置として使用できる。例えば、機能性材料製造工場において機能性粉末原料を反応装置や次工程に供給する場合、製錬工場において鉱石を熔錬炉に供給する場合、種々の製品の製造設備において小麦粉などの粉体を次工程に供給する場合等、にも適用することが可能である。
本実施形態の粉体供給装置によって貯留供給される粉体もとくに限定されない。例えば、平均粒径が数μm~数百μmのものや、平均粒径が数μm~数十μmのもの等、を本実施形態の粉体供給装置に貯留供給される粉体として挙げることができる。また、粉体の種類もとくに限定されず、例えば、機能性粒子、鉱石、蛍石、小麦粉等を本実施形態の粉体供給装置に貯留供給される粉体として挙げることができる。とくに、粉体間に空気などの気体が存在する状態で供給される粉体を貯留供給する装置として本発明の粉体供給装置は適している。
(粉体供給装置1)
図1および図2に示すように、本実施形態の粉体供給装置1は、粉体を貯留する本体部2と、本体部2内に設けられた振動付与機構10と、吊り下げ部15と、本体部2の下方に配置された搬送部20と、を備えている。
(本体部2)
図1および図2に示すように、本体部2は、内部に収容空間2hを有する中空な部材である。この本体部2には、その下端に収容空間2h内の粉体を外部に排出する開口2aを備えている。なお、本体部2は、図示しないが、その上部に設けられた供給部から収容空間2h内に粉体が供給されるようになっている。
この本体部2は、その下端に向かって互いに接近するように傾斜した2つの対向する傾斜壁2f,2fを有している。この2つの対向する傾斜壁2f,2fの下端縁2s間に開口2aが形成されている。このため、開口2aは、傾斜壁2f,2fの下端縁2sに沿って長い略長方形状になっている(図1(B))。
なお、対向する傾斜壁2f,2fは、本体部2の幅方向の中間線CL(図1(A)参照)に対して対称となるように形成されている。つまり、対向する傾斜壁2f,2fの水平方向に対する傾斜角度θ2、θ3は同じ角度となるように設けられている。この傾斜角度θ2、θ3は、収容空間2h内に収容する粉体の種類や、密度、粒径、水分率、表面状態によって定まる粉体特性(粉粒特性や流動性)等に応じて適宜設定されるが、一般的には50~90度、好ましくは、50~80度程度である。
なお、傾斜壁2f、2fの傾斜角度θ2、θ3は同じ角度が望ましい。例えば、傾斜角度θ2とθ3の差は、±5度以内であることが望ましい。
(振動付与機構10)
図1および図2に示すように、本実施形態の粉体供給装置1は、本体部2の収容空間2h内の粉体に振動を加える振動付与機構10を備えている。この振動付与機構10は、振動板11と、振動板11を吊り下げる吊り下げ部15と、この振動板11に振動を加える振動付与部12と、を有している。
(振動板11)
図1および図2に示すように、振動板11は板状の部材である。この振動板11は、吊り下げ部15によって、その表面が鉛直方向および、傾斜壁2fの下端縁2sに沿った方向(つまり、本体部2の収容空間2hの長手方向)と平行となるように配設されている。この振動板11は、本体部2の幅方向の中間線CL上に配置されている。なお、ここでいう「振動板11の表面と本体部2の収容空間2hの長手方向が平行」とは、両者が完全に平行に配置された場合と若干の傾きがある場合の両方を含んでいる。
(吊り下げ部15)
図1および図2に示すように、振動板11を吊り下げる吊り下げ部15は、吊り下げ軸16と、吊り部材17と、を有している。吊り下げ軸16は、その軸方向が水平かつ、傾斜壁2fの下端縁2sに沿った方向(つまり、本体部2の収容空間2hの長手方向)と平行となるように配設されている。なお、吊り下げ軸16の両端は、本体部2の内面に固定されていてもよいし、吊り下げ軸16自体が本体部2の天板等に吊り下げられていてもよい。
なお、吊り下げ軸16の断面形状はとくに限定されないが、円形であったり、上部が円形であったりすれば、吊り下げ軸16自体が本体部2の天板等に吊り下げられていても、吊り下げ軸16が粉体の移動の抵抗になりにくい。
吊り下げ軸16には、一対の吊り部材17,17が吊り下げられている。この一対の吊り部材17,17は、その下端が振動板11の上端部に連結されている。具体的には、吊り部材17は、帯状の部材を輪状にしたものであり、その両端が振動板11の上端に連結されている(図1(A)参照)。そして、一対の吊り部材17,17の輪状の部分に吊り下げ軸16が挿通されて、吊り下げ軸16に振動板11が吊り下げられている。
なお、吊り部材17は一対に限られず、1つでもよいし、3つ以上設けてもよい。吊り部材17を1つだけ設ける場合には、振動板11を安定した姿勢で吊り下げるために、その幅(吊り下げ軸16の軸方向の長さ)が長い方が好ましい。また、吊り部材17を複数設けた場合には、吊り部材17の幅を狭くできるので、吊り部材17が粉体の抵抗になりにくくなる。
また、吊り部材17の構造は上記のごとき構造に限られない。吊り部材17は、振動板11を吊り下げ軸16に吊り下げることができ、振動板11が振動しても振動板11が吊り下げ軸16から落下しないようになっていればよい。例えば、吊り部材17の上端部を鉤状に折り曲げて吊り下げ軸16に引っ掛けるようにしてもよい。また、棒材を曲げて吊り部材17を形成したり、吊り部材17をワイヤーで形成したりしてもよい。さらに、吊り部材17は振動板11と一体で形成してもよい。
(一対の加振軸13,13)
図1および図2に示すように、振動板11には一対の加振軸13,13が取り付けられている。この一対の加振軸13,13は、振動板11の両表面に取り付けられている。例えば、一対の加振軸13,13の軸方向と振動板11の各表面の法線方向とが平行となるように、一対の加振軸13,13は振動板11の各表面に取り付けられている。この一対の加振軸13,13は、その先端が本体部2の側壁2wを貫通して本体部2の外方に位置している。
(加振器14)
図1に示すように、本体部2の外方には、一対の加振軸13,13を加振する加振器14が設けられている。この加振器14は、一対の加振軸13,13に所定の周期で打撃や振動を加えるもの等を使用することができる。
加振器14には以下のような構成を採用することができる。
例えば、一対の加振軸13,13に偏心軸を有するモータ等を連結しておき、モータを駆動することによって一対の加振軸13,13に振動を加えるようにすることができる。また、モータの主軸にカムなどを取り付けておき、モータの主軸が回転すると、カムなどが一対の加振軸13,13に接触するようにする。すると、カムなどが一対の加振軸13,13に接触した際に一対の加振軸13,13に衝撃を加えることができる。
なお、加振器14は必ずしも設けなくてもよい。例えば、一対の加振軸13,13を作業者がハンマーで打撃するなどの方法で一対の加振軸13,13に衝撃を加えてもよい。
(搬送部20)
図1および図2に示すように、本体部2の開口2aの下方には、搬送部20が配置されている(なお、図では搬送部20の詳細な構造は記載を割愛している)。搬送部20は、本体部2内の粉体を次工程等に搬送するための装置である。搬送部20は、本体部2内の粉体を一定量ずつ連続して搬送することができる機能を有するものであればよく、とくに限定されない。例えば、スクリューコンベアやベルトコンベア、チェーンコンベア等の公知の粉体搬送装置を搬送部20として使用することができる。
以上のごとき構成であるので、搬送部20を作動させれば、本体部2の収容空間2h内の粉体を開口2aから排出して、粉体を搬送部20によって外部に搬送することができる。
そして、振動付与機構10の加振部14によって衝撃を加えるなどの方法で一対の加振軸13,13に振動を発生させれば、その振動が振動板11に伝搬されて、振動板11が振動する。すると、振動板11の振動を本体部2の収容空間2h内の粉体に加えることができるので、粉体の状態を均一な状態に近づけることができる。粉体の状態が均一な状態に近づけば、排出される粉体の状態もより適切な状態に近づけることができる。
また、振動板11の振動を本体部2の収容空間2h内の粉体に加えれば、本体部2の収容空間2h内の粉体にブリッジが発生していたとしてもブリッジを破壊することができる。そして、加振部14によって定期的に振動板11に振動を発生させていれば、粉体にブリッジが発生することを防ぐことができる。
しかも、振動板11が本体部2の収容空間2hに吊り下げられているので、振動板11を設置しても、収容空間2h内の粉体の流動抵抗となる物体を少なくでき、長期的には振動板11の両側に鉛直下向きの流れが形成される。しかも、振動付加時には振動板11を大きく動かして粉体に大きな影響を及ぼすことができる。
とくに、吊り下げ軸16に吊り部材17を引っ掛けるようにして振動板11を吊り下げれば、加振部14から加えられた振動によって、効果的に振動板11を振動させることができる。
(振動板11について)
上記例では、振動板11を、本体部2の収容空間2hの長手方向と平行に設けた場合を説明したが、振動板11は、その表面が本体部2の収容空間2hの長手方向に対して傾斜(図1(B)の破線参照)して取り付けられていてもよい。この場合には、吊り下げ軸16も本体部2の収容空間2hの長手方向に対して傾斜するように配設される。
また、振動板11は必ずしも本体部2の幅方向の中間線CL上に配置されていなくてもよく、いずれかの傾斜壁2fに偏って配置されていてもよい。しかし、振動板11を本体部2の幅方向の中間線CL上に配置しておけば、収容空間2h内の粉体に均一に振動を加えやすくなるという利点が得られる。
振動板11は、鉛直方向(図1(A)の上下方向)や傾斜壁2fの下端縁2sに沿った方向(図1(B)の上下方向)の長さに比べて厚さが薄い部材であればよく、板状の部材に限られない。振動板11として板状の部材を採用すれば、本体部2の収容空間2hの容積の減少を防ぐことができる。かかる振動板11は、例えば、表面が平坦面である平板によって形成することができる。この場合には、その表面が鉛直方向と平行かつ傾斜壁2fの下端縁2sと平行となるように設けることが望ましい。また、上述したような平板以外にも、波板や表面に突起等を有する板状部材を振動板11として使用することもできる。
また、振動板11は一枚に限られず、複数枚(例えば2枚以上)設けてもよい。複数枚の振動板11を設ける場合には、複数枚の振動板11が本体部2の幅方向の中間線CLに対して対称となるように配置することが望ましい。すると、収容空間2h内の粉体に均一に振動を加えやすくなる。この場合、全ての振動板11を貫通するように加振軸13を設けてもよいし、最も外方に位置する振動板11(つまり、最も傾斜壁2fに近い振動板11)に加振軸13を連結してこの振動板11と他の振動板11を軸部材や板材等によって連結してもよい。
さらに、複数の振動板11を設ける場合、隣接する振動板11間の距離および隣接する振動板11と傾斜壁2fとの距離は等距離に配置してもよいし、位置によって距離を変えてもよい。
さらに、複数の振動板11は全て同じ振動板11としてもよいし、位置によって異なる振動板11(例えば、平板と波板等)を配置してもよい。
(加振軸13について)
上記例では、一対の加振軸13,13を振動板11の両表面に設ける場合を説明したが、加振軸13は一方の表面だけに設けてもよい。
また、図1および図2には、加振軸13が振動板11の両表面に一本ずつ設けられている場合を説明した。しかし、振動板11の各表面に設ける加振軸13の本数もとくに限定されず、複数本(2本以上)設けてもよい。また、振動板11の各表面で加振軸13を設ける本数もとくに限定されず、両表面に設ける加振軸13の本数は同じ本数としてもよいし、異なる本数としてもよい。
(振動付与機構10について)
上記例では、振動付与機構10が加振軸13を介して振動板11に振動を加える場合を説明した。この場合、上記のように、加振軸13の他端が本体部2外に配置されていれば、加振軸13に振動を加える装置(加振器14等)を収容空間2h内に配置する必要が無い。すると、振動付与機構10を本体部2に設けても、本体部2の構造が複雑になることを防止できる。
なお、本体部2の外部から振動板11に振動を付与できるのであれば、振動付与部12の構成はとくに限定されない。例えば、吊り下げ部15の吊り下げ軸16や吊り部材17を加振して振動板11に振動を付与してもよい。ただし、加振軸13を介して振動板11に振動を加えるようにすれば、粉体の内部に加える振動を強くできるので、収容空間2h内の粉体の状態を均一に近づけ易くなる。
また、振動板11に振動を付与できるのであれば、振動付与部12は本体部2の内部に設けられていてもよい。例えば、本体部2の天板や側壁等に、吊り下げ部15の吊り下げ軸16や吊り部材17等を加振する加振器を設けてもよい。
(搬送部20について)
搬送部20は、本体部2内の粉体を一定量ずつ連続して搬送することができる機能を有するものであればよく、とくに限定されない。例えば、スクリューコンベアやベルトコンベア、チェーンコンベア等の公知の粉体搬送装置を搬送部20として使用することができる。とくに、スクリューコンベアを使用し、本体部2の開口2aが伸びる方向に沿って粉体を搬送するようにすれば、本体部2の開口2aから排出される粉体の量のバラつきを抑えることができる。例えば、等比ピッチのスクリューコンベアを使用すれば、本体部2の開口2aから排出される粉体の量について、開口2aの位置による差を小さくできる。すると、本体部2の開口2aから搬送部20に供給される粉体の量、言い換えれば、本体部2の開口2aから排出される粉体の量を安定させることができる。
また、本実施形態の粉体供給装置1は、必ずしも搬送部20を備えていなくてもよい。例えば、重力により開口2aから粉体Mを排出する場合には、上述したような搬送部20を設けず、本体部2だけで本実施形態の粉体供給装置1を構成することもできる。
本発明の粉体供給装置は、粉体を安定して次工程に供給することが要求される設備において粉体を貯留し供給する装置として適している。
1 粉体供給装置
2 本体部
2a 開口
2h 収容空間
2f 傾斜壁
2s 傾斜壁2fの下端縁
2w 本体部2の側壁
10 振動付加機構
11 振動板
12 振動付与部
13 加振軸
14 加振器
15 吊り下げ部
16 吊り下げ軸
17 吊り部材
20 搬送部

Claims (3)

  1. 粉体を収容する収容空間を有し、下端に該収容空間内の粉体を排出する開口が形成された本体部を備えており、
    該本体部は、
    前記収容空間内の粉体に振動を加える振動付加機構が設けられており、
    該振動付加機構は、
    前記本体部の収容空間内における開口の上方に配置された、鉛直方向に沿って延びる振動板と、
    該振動板に対して振動を加える振動付与部と、を備えており、
    前記振動板は、
    吊り下げられた状態となるように設置されており、前記振動板を吊り下げる吊り下げ部を備えており、
    該吊り下げ部は、
    水平に配設された吊り下げ軸と、
    上端が前記吊り下げ軸に引っ掛けられ、下端が前記振動板に連結された吊り部材と、を備えており、
    前記振動付与部は、
    前記振動板の表面に一端が連結され他端が前記本体部外に配置された複数本の加振軸を有している
    ことを特徴とする粉体供給装置。
  2. 粉体を収容する収容空間を有し、下端に該収容空間内の粉体を排出する開口が形成された本体部を備えており、
    該本体部は、
    前記収容空間内の粉体に振動を加える振動付加機構が設けられており、
    該振動付加機構は、
    前記本体部の収容空間内における開口の上方に配置された、鉛直方向に沿って延びる振動板と、
    該振動板に対して振動を加える振動付与部と、を備えており、
    前記振動板は、
    吊り下げられた状態となるように設置されており、前記振動板を吊り下げる吊り下げ部を備えており、
    該吊り下げ部は、
    水平に配設された吊り下げ軸と、
    上端が前記吊り下げ軸に引っ掛けられ、下端が前記振動板に連結された吊り部材と、を備えており、
    前記振動付与部は、
    前記吊り下げ部の吊り下げ軸および/または前記吊り部材に振動を加えるものである
    ことを特徴とする粉体供給装置。
  3. 前記本体部の収容空間が平面視で一方向に長い空間であり、
    該振動板は、
    その表面が前記本体部の収容空間の長手方向と平行に配設されている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の粉体供給装置。
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