JP7205787B2 - 電子部品搭載基板およびその製造方法 - Google Patents
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第1の側の第1面と、前記第1の側と反対の第2の側の第2面とを有し、前記第1面から前記第2面まで貫通する貫通孔が設けられた基板と、
前記貫通孔の内部に位置し、部分的に前記第2面よりも前記第2の側に突出し、少なくとも部分的にはんだを含有する貫通電極と、
前記第1面上に位置し、前記貫通電極に電気的に接続された電子部品と、を備える、電子部品搭載基板が提供される。
部分的に前記はんだを含有し、
前記貫通孔の側壁上に位置し、部分的に前記第2面よりも前記第2の側に突出した第1導電層と、
前記第1導電層上に位置し、前記はんだを含有する第2導電層と、を有してもよい。
前記電子部品搭載基板は、
前記第1面上、前記貫通電極上および前記電子部品上に位置し、絶縁性を有する絶縁層と、
部分的に前記絶縁層上に位置し、前記貫通電極および前記電子部品の前記電極に電気的に接続された導電層と、を更に備えてもよい。
前記絶縁層上に位置する第1部分と、
前記第1部分から前記貫通電極まで前記絶縁層を貫通する第2部分と、
前記第1部分から前記電子部品の前記電極まで前記絶縁層を貫通する第3部分と、を有してもよい。
第1の側の第1面と、前記第1の側と反対の第2の側の第2面とを有する基板を準備する工程と、
前記基板に、前記第1面から前記第2の側に向かって凹部を形成する工程と、
前記凹部の内部に、少なくとも部分的にはんだを含有する電極を形成する工程と、
前記第1面上に電子部品を搭載し、前記電子部品を前記電極と電気的に接続する工程と、
前記電極が部分的に前記第2面よりも前記第2の側に突出するように前記第2面側から前記基板を削ることで、前記凹部を、前記第1面から前記第2面まで貫通する貫通孔へと加工し、前記電極を、前記貫通孔の内部に位置し、部分的に前記第2面よりも前記第2の側に突出し、少なくとも部分的にはんだを含有する貫通電極へと加工する工程と、を備える、電子部品搭載基板の製造方法が提供される。
前記凹部の内面上に第1導電層を形成する工程と、
前記第1導電層上に、前記はんだを含有する第2導電層を形成する工程と、を有してもよい。
前記第1面上に前記電子部品を搭載し、前記電子部品を前記凹部の内部の前記電極と電気的に接続する工程は、
前記電子部品を前記第1面に接着する工程と、
前記第1面上、前記凹部の内部の前記電極上および前記電子部品上に、絶縁性を有する絶縁層を形成する工程と、
前記絶縁層上に位置する第1部分と、前記第1部分から前記凹部の内部の前記電極まで前記絶縁層を貫通する第2部分と、前記第1部分から前記電子部品の前記電極まで前記絶縁層を貫通する第3部分と、を有する導電層を形成する工程と、を有してもよい。
以下、本開示の実施の形態について説明する。まず、本実施の形態に係る電子部品搭載基板1の構成について説明する。本実施形態の電子部品搭載基板1は、例えば、マザーボードと電子部品とを中継するインターポーザ基板として用いることができる。図1は、本実施形態による電子部品搭載基板1を示す断面図である。
基板10は、第1の側の一例である厚み方向Dにおける上側D1の第1面11と、第1の側と反対の第2の側の一例である厚み方向Dにおける下側D2の第2面12とを含む。
なお、上側D1および下側D2は、あくまで図1における方向を表現したものに過ぎず、電子部品搭載基板1の向きによっては、上側D1と下側D2が逆転することもある。また、基板10には、第1面11から第2面12まで貫通する複数の貫通孔13が設けられている。
無アルカリガラスとは、ナトリウムやカリウムなどのアルカリ成分を含まないガラスである。無アルカリガラスは、例えば、アルカリ成分の代わりにホウ酸を含む。また、無アルカリガラスは、例えば、酸化カルシウムや酸化バリウムなどのアルカリ土類金属酸化物を含む。ガラスを含有する基板は、例えばカメラモジュール用の電子部品搭載基板1などの透明性が要求される電子部品搭載基板1に好適に用いることができる。また、ガラスを含有する基板は、カメラモジュール用の電子部品搭載基板1の他、サーバ、スーパーピュータなど、高性能のLSIを実装する基板としても用いられる。これは、シリコン基板と比較して信号の伝送損失が少なく、GHz帯域の信号処理に適しているためである。
貫通電極20は、貫通孔13の内部に位置し、且つ導電性を有する部材である。図1の例において、貫通電極20は、貫通孔13の内部に充填されている。
電子部品30は、第1面11上に位置し、後述する導電層50を介して貫通電極20に電気的に接続されている。電子部品30は、導電層50および貫通電極20を通じて電気信号を送信または受信する。
有機層40は、第1面11上、貫通電極20上および電子部品30上に位置し、有機材料を含み、且つ絶縁性を有する層である。
導電層50は、部分的に有機層40上に位置し、貫通電極20および電子部品30の電極30aに電気的に接続された、導電性を有する層である。
シード層の材料は、めっき層の材料と同一であってもよく、異なっていてもよい。例えば、シード層は、チタンと銅を順に積層した積層膜や、クロムなどであってもよい。シード層は、例えば、スパッタリング法、蒸着法、無電解めっき法などによって形成してもよい。めっき層は、めっき処理によって形成される、導電性を有する層である。めっき層は、銅を含有する。めっき層は、銅と、銅以外の金属、例えば、金、銀、白金、ロジウム、スズ、アルミニウム、ニッケル、クロムとの合金を含有していてもよく、または、銅と銅以外の金属とを積層したものであってもよい。
以下、電子部品搭載基板1の製造方法の一例について、図2乃至図4を参照して説明する。
図2は、本実施形態による電子部品搭載基板1の製造方法を示す断面図である。まず、基板10を準備する。基板10の加工に耐え得る十分な機械的強度を発揮できるようにするため、図2に示される加工前の基板10は、図1に示される加工後の基板10よりも厚みが厚い。例えば、加工後の基板10の厚みを100μmにする場合、加工前の基板10の厚みは400~700μmにしてもよい。基板10を準備した後、第1面11側から基板10にレーザ光を照射することで、図2に示すように、第1面11から下側D2に向かって凹部130を形成する。凹部130は、一部に貫通孔13の形状を有しており、後述する基板10の薄化工程において凹部130の内底面が除去されることで貫通孔13へと加工される。
凹部130を形成した後、図2に示すように、凹部130の内部に電極200を形成する。電極200は、図1に示す貫通電極20と同一の構成であるが、この時点では貫通孔13の内部に位置していないため、電極200と呼ぶ。図2の例において、電極200は、凹部130の内部にはんだペーストを印刷充填することで形成することができる。このとき、はんだペーストを真空状態において印刷することで、電極200にボイドが発生することを抑制することができる。また、はんだペーストとしては、例えば、Sn(96.5)-Ag(3.0)-Cu(0.5)のはんだ粉末にフラックス(ロジン樹脂、溶剤、添加剤)を含有するものを用いることができる。
図3は、図2に続く本実施形態による電子部品搭載基板1の製造方法を示す断面図である。電極200を形成した後、図3に示すように、第1面11上に電子部品30を搭載する。具体的には、第1面11に電子部品30の搭載位置を示すアライメントマークを形成したうえで、搭載位置に例えばフィルム状のダイアタッチメント材を配置する。なお、アライメントマークは、電極200の形成工程において電極200と同じ材料で形成してもよく、または、貫通電極20の形成工程と異なる工程において貫通電極20と異なる材料で形成してもよい。ダイアタッチメント材を配置した後、アライメントマークを確認しながら、電子部品30をその電極30aを含む回路面を上側D1に向けたフェイスアップの状態で搭載位置に載置する。これにより、ダイアタッチメント材の粘着力によって電子部品30を第1面11に接着すなわち仮止めすることができる。
電子部品30を搭載した後、図3に示すように、第1面11上、電極200上および電子部品30上に、有機層40を形成する。このとき、図3に示すように、電極200まで厚み方向Dに有機層40を貫通する第1貫通孔40aと、電子部品30の電極30aまで厚み方向Dに有機層40を貫通する第2貫通孔40bとを、有機層40と同時に形成する。例えば、まず、有機材料を含む感光層と、基材とを有するフィルムを、基板10の第1面11側に貼り付ける。次いで、フィルムに露光処理及び現像処理を施す。これによって、フィルムの感光層からなり、第1貫通孔40aおよび第2貫通孔40bが形成された有機層40を、基板10の第1面11側に形成することができる。
図4は、図3に続く本実施形態による電子部品搭載基板1の製造方法を示す断面図である。有機層40を形成した後、図4に示すように、有機層40上に導電層50を形成する。このとき、第1貫通孔40aの内部に第2部分52を形成し、第2貫通孔40bの内部に第3部分53を形成する。導電層50を形成することで、導電層50を介して電子部品30と電極200とが電気的に接続される。導電層50は、レジスト層をマスクとしたフォトリソグラフィによるシード層およびめっき層のパターニングによって形成してもよい。
導電層50を形成した後、図1に示した突出部20aが第2面12より下側D2に突出するように、第2面12側から基板10を削る基板10の薄化工程を行う。薄化工程では、まず、砥石を用いた物理研磨によって基板10の厚みが電極200の厚みと同じになるまで第2面12側から基板10を削る。
次に、はんだめっきによる貫通電極20を備えた電子部品搭載基板1の第1の変形例について説明する。図5は、本実施形態の第1の変形例による電子部品搭載基板1を示す断面図である。図1では、はんだペーストによる貫通電極20を備えた電子部品搭載基板1の例について説明した。これに対して、第1の変形例の電子部品搭載基板1は、はんだめっきによる貫通電極20を備える。
その後の工程は、図3および図4と同様である。
次に、はんだめっきによる貫通電極20を備えた電子部品搭載基板1の第2の変形例について説明する。図11は、本実施形態の第2の変形例による電子部品搭載基板1を示す断面図である。
次に、電子部品30を積層する第3の変形例について説明する。図12は、本実施形態の第3の変形例による電子部品搭載基板1を示す断面図である。図13は、図12と異なる本実施形態の第3の変形例による電子部品搭載基板1を示す断面図である。
図14は、本実施形態に係る電子部品搭載基板1が搭載されることができる製品の例を示す図である。本実施形態に係る電子部品搭載基板1は、様々な製品において利用され得る。例えば、ノート型パーソナルコンピュータ110、タブレット端末120、携帯電話130、スマートフォン140、デジタルビデオカメラ150、デジタルカメラ160、デジタル時計170、サーバ180等に搭載される。
10 基板
11 第1面
12 第2面
20 貫通電極
30 電子部品
Claims (6)
- 第1の側の第1面と、前記第1の側と反対の第2の側の第2面とを有し、前記第1面から前記第2面まで貫通する貫通孔が設けられた基板と、
前記貫通孔の内部に位置し、部分的に前記第2面よりも前記第2の側に突出し、少なくとも部分的にはんだを含有する貫通電極と、
前記第1面上に位置し、前記貫通電極に電気的に接続され、前記第1の側に露出した電極を有する電子部品と、
前記第1面上、前記貫通電極上および前記電子部品上に位置し、絶縁性を有する絶縁層と、
部分的に前記絶縁層に対して前記第1の側に位置し、前記貫通電極および前記電子部品の前記電極に電気的に接続された導電層と、を備える、電子部品搭載基板。 - 前記貫通電極は、はんだ粉を含有する、請求項1に記載の電子部品搭載基板。
- 前記貫通電極は、
部分的に前記はんだを含有し、
前記貫通孔の側壁上に位置し、部分的に前記第2面よりも前記第2の側に突出した第1導電層と、
前記第1導電層上に位置し、前記はんだを含有する第2導電層と、を有する、請求項1に記載の電子部品搭載基板。 - 前記貫通電極は、前記第2導電層上に位置する第3導電層を更に有する、請求項3に記載の電子部品搭載基板。
- 前記導電層は、
前記絶縁層上に位置する第1部分と、
前記第1部分から前記貫通電極まで前記絶縁層を貫通する第2部分と、
前記第1部分から前記電子部品の前記電極まで前記絶縁層を貫通する第3部分と、を有する、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電子部品搭載基板。 - 前記基板は、ガラスを含有する請求項1乃至5のいずれか一項に記載の電子部品搭載基板。
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