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JP7206901B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description

本開示は、画像形成装置に関し、より特定的には、飛行移動体と連携する画像形成装置に関する。
大型のオフィス空間等では、複数の社員が、ネットワークに接続されたMFP(Multi-Function Peripheral)等の画像形成装置を共有して使用することが多い。その場合、画像形成装置から遠い席にいる社員は、印刷する毎に長い距離を移動する必要がある。また、細長いオフィスやL字型のオフィスにおいては、非常に遠い席にいる他の社員に印刷物を渡すために、長い距離を移動しなければならないことがある。社員が、印刷物を回収するために、何度も長い距離を移動するのは業務上の無駄であり、これらの作業を減らすことが求められている。
近年、ドローンと呼ばれる飛行移動体の発達がめざましく、飛行移動体を用いた印刷物の配達システムが考案されている。例えば、特開2017-87524号公報(特許文献1)は、「1以上の画像形成装置と該画像形成装置が出力した印刷物を配達するための配達ケースを搭載する1以上の無人飛行体と、1以上のユーザー端末から印刷ジョブを受け付ける情報処理装置とを含む印刷物配達システムであって、前記情報処理装置は、前記印刷ジョブの送信元のユーザーに係る印刷物の配達先と該ユーザーの認証情報を含むユーザー情報を生成するユーザー情報生成部と、前記印刷ジョブと生成した前記ユーザー情報を含む印刷依頼を前記画像形成装置に送信する印刷依頼部と、前記印刷依頼を送信した前記画像形成装置を荷受先に指定した配達依頼を前記無人飛行体に送信する配達依頼部とを含む」印刷物配達システムを開示している([要約])。
特開2017-87524号公報
特許文献1に開示された技術によると、飛行移動体による印刷物の配達距離が非常に長くなる可能性がある。そのため、飛行移動体による印刷物の配達距離を短くする技術が必要とされている。
本開示は、上記のような背景に鑑みてなされたものであって、ある局面における目的は、飛行移動体による印刷物の配達距離を短くする技術を提供することにある。
ある実施の形態に従う画像形成装置は、他の機器とデータを送受信する通信部と、用紙を印刷する印刷部と、複数の座席の位置情報及び複数の画像形成装置の位置情報を記憶する記憶部と、画像形成装置を制御する制御部とを備える。制御部は、通信部を介して受信した印刷ジョブから配達先情報を取得し、通信部を介して飛行移動体から位置情報を受信し、記憶部から配達先の座席の位置情報と、複数の画像形成装置の位置情報とを読み出し、配達先の座席の位置情報と、複数の画像形成装置の位置情報と、飛行移動体の位置情報とに基づいて、飛行移動体が、複数の画像形成装置のいずれか1つを経由して、配達先に到達するまでの距離を算出し、配達先に到達するまでの距離の算出の結果に基づいて、飛行移動体が印刷物を回収して配達先まで配達する際の距離が最短となる、他の画像形成装置に印刷ジョブを転送し、通信部を介して、飛行移動体に、他の画像形成装置に関する情報を送信する。
ある局面において、記憶部は、複数の飛行移動体の識別子を記憶する。制御部は、通信部を介して、複数の飛行移動体から定期的にバッテリー残量を受信し、記憶部に、識別子とバッテリー残量とを関連付けて格納し、配達先に到達するまでの距離の算出の結果及びバッテリー残量に基づいて、飛行移動体が印刷物を回収して配達先まで配達した後のバッテリー残量が最大となる飛行移動体を選択する。
ある局面において、制御部は、印刷ジョブから、印刷設定を取得し、複数の画像形成装置の中から、印刷設定による印刷が可能な画像形成装置の一覧を検索し、印刷設定による印刷が可能な画像形成装置の一覧の中から、印刷ジョブを転送する画像形成装置を選択する。
ある局面において、記憶部は、複数の画像形成装置の位置情報と、複数の画像形成装置の機能を関連付けて記憶する。制御部は、複数の画像形成装置の機能を参照し、印刷設定による印刷が可能な画像形成装置の一覧を検索する。
ある局面において、配達先に到達するまでの距離の算出は、印刷ジョブの完了予定時刻における飛行移動体の予想位置を算出することと、飛行移動体が、予想位置かから飛行を開始したときの配達先に到達するまでの距離を算出することとを含む。
ある局面において、印刷ジョブは、印刷ジョブの発行元以外を宛先として設定可能である。
ある局面において、画像形成装置は、飛行移動体が着陸可能な充電スタンドをさらに備える。
ある局面において、制御部は、通信部を介して、自装置を規定の画像形成装置として登録している端末から、配達先が端末である印刷ジョブを受信し、通信部を介して、飛行移動体から、目的地を受信し、目的地が自装置であることに基づいて、印刷ジョブを転送せずに、印刷部により、用紙を印刷する。
ある局面において、制御部は、通信部を介して、飛行移動体から定期的に目的地を受信し、記憶部に、目的地を格納し、印刷ジョブを受信したことに基づいて、記憶部から目的地を参照する。
ある局面において、記憶部は、飛行移動体の現在位置と、印刷ジョブの配達状況をさらに記憶する。制御部は、複数の飛行移動体の中から1台を選択することに基づいて、配達状況が配達中である飛行移動体は選択肢から排除する。
ある局面において、画像形成装置は、飛行移動体と無線通信する無線通信部をさらに備える。制御部は、室内に設置された複数の画像形成装置と、飛行移動体との無線通信強度に基づいて、飛行移動体の位置情報を推定する。
ある局面において、記憶部は、室内を一定の領域毎に区切った領域情報をさらに含む。制御部は、飛行移動体の位置情報を領域単位で管理する。
ある局面において、制御部は、座席の位置情報を領域単位で管理する。配達先情報は、座席の位置情報または領域を含む。
ある局面において、記憶部は、ユーザー情報と、座席の位置情報とを関連付けて記憶する。制御部は、印刷ジョブに含まれるユーザー情報に基づいて、記憶部を検索し、座席の位置情報を取得する。
ある局面において、記憶部は、ユーザー情報と、所属グループ情報とを関連付けて記憶する。制御部は、印刷ジョブに含まれる所属グループ情報に基づいて、記憶部を検索し、所属グループ情報に関連付けられる複数のユーザーの座席の位置情報を取得する。
ある局面において、制御部は、印刷ジョブの配達先が複数存在することに基づいて、印刷ジョブを複数の画像形成装置に分散して転送する。
本技術によれば、飛行移動体による印刷物の配達距離を短くすることが可能である。
この発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解されるこの発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
ある実施の形態に従うシステムの構成の一例を示す図である。 ある実施の形態に従うシステムの動作概要の一例を示す図である。 ある実施の形態に従うシステムのオフィス内での動作の一例を示す図である。 画像形成装置101のハードウェア構成の一例を示す図である。 飛行移動体102のハードウェア構成の一例を示す図である。 端末装置103のハードウェア構成の一例を示す図である。 オフィスマップ410の一例を示す図である。 社員テーブル411の一例を示す図である。 座席テーブル412の一例を示す図である。 移動体テーブル413の一例を示す図である。 図10に対応するオフィスの状態の一例を表す図である。 装置テーブル414の一例を示す図である。 図12に対応するオフィスの状態の一例を表す図である。 ある実施の形態に従うシステムのフローチャートの一例である。 移動距離算出のフローチャートの一例である。 一部の画像形成装置101にしかない機能を使用した場合における印刷物の配達の一例を示す図である。 図16に対応するオフィスの状態の一例を表す図である。 配達先が印刷ジョブを送信した人物ではない場合における印刷物の配達の一例を示す図である。 図18に対応するオフィスの状態の一例を表す図である。 配達先が複数の場合における印刷物の配達の一例を示す図である。 図20に対応するオフィスの状態の一例を表す図である。
以下、図面を参照しつつ、本開示に係る技術思想の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<A.システム構成について>
図1は、本実施の形態に従うシステムの構成の一例を示す図である。図1を参照して、本実施の形態に従うシステムは、画像形成装置101と、飛行移動体102と、端末装置103と、無線装置104と、有線網105とを含む。
画像形成装置101は、有線または無線を介して有線網105に接続される。また、画像形成装置101は、有線網105を介して、端末装置103から印刷ジョブを受信して印刷を行うことが可能である。また、1台以上の画像形成装置101は、他の画像形成装置101、端末装置103、座席及び飛行移動体102の位置情報を管理するサーバーとしての機能を備える。
また、画像形成装置101は、印刷だけでなく、用紙のスキャン、ステープル処理及び印刷ジョブの転送の機能を備えていても良い。また、画像形成装置101は、飛行移動体102が着陸できるスタンドと、飛行移動体102を充電する機能とを備えていても良い。ある局面において、MFPが、画像形成装置101として使用されても良い。
飛行移動体102は、画像形成装置101の印刷した用紙を回収し、端末装置103、座席または人のいる場所に回収した用紙を配達する。飛行移動体102は、無線を介して画像形成装置101と定期的に通信を行う。その際、飛行移動体102は、無線装置104を介して、画像形成装置101と通信しても良いし、専用の無線機器を介して、画像形成装置101と通信しても良い。また、飛行移動体102は、ワイヤレス充電機能を内蔵し、画像形成装置101に設けられた充電スタンド上で充電しても良い。
また、飛行移動体102は、定期的に、オフィス内の複数のBeaconと通信して、現在位置を取得し、画像形成装置101に現在の自機の位置情報を送信しても良い。また、飛行移動体102は、定期的に、複数の画像形成装置101と無線で通信を行い、各画像形成装置101との無線通信強度から現在位置を特定し、画像形成装置101に現在の自機の位置情報を送信しても良い。ある局面において、複数のプロペラを備えるドローンが、飛行移動体102として使用されても良い。
端末装置103は、オフィス内の社員もしくは来客により使用される。また、端末装置103は、有線または無線を介して有線網105に接続される。また、端末装置103は、有線網105を介して、画像形成装置101に印刷ジョブを送信することが可能である。
また、端末装置103は、画像形成装置101と通信するためのドライバーソフトウェアをインストールすることができても良い。端末装置103は、画像形成装置101内のウェブサーバーまたは外部のウェブサーバーから、ドライバーソフトウェアをダウンロードしても良いし、他の記憶媒体からドライバーソフトウェアをインストールしても良い。ある局面において、PC(Personal Computer)が端末装置103として使用されても良い。
無線装置104は、無線を介して、画像形成装置101、飛行移動体102及び端末装置103に接続される。無線装置104は、無線を介して接続した機器に対して、有線網105に接続された機器との相互通信を可能にする。ある局面において、Wi-Fi(登録商標)(Wireless Fidelity)ルーターが、無線装置104として使用されても良い。
有線網105は、ケーブル等からなる有線の通信網であり、画像形成装置101、端末装置103及び無線装置104に接続される。有線網105は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)で通信するLAN(Local Area Network)であっても良い。ある局面において、イーサーネット(登録商標)(Ethernet)が、有線網105として使用されても良い。
これ以降の説明では、画像形成装置、飛行移動体または端末装置が、個別の機器として言及される場合には、当該機器は、画像形成装置101A~101Z、飛行移動体102A~102Z及び端末装置103A~103Zのように末尾に個別の符号を追記して表わす。他方、画像形成装置、飛行移動体または端末装置が同一の種類の機器として総称する場合には、当該機器は、画像形成装置101、飛行移動体102及び端末装置103として表わす。
図2は、本実施の形態に従うシステムの動作概要の一例を示す図である。図2を参照して、本実施の形態に従うシステムの基本的な動作について説明する。あるオフィス内に、端末装置103Aと、画像形成装置101Aと、画像形成装置101Bとが設置されている。また、1台の飛行移動体102Aがオフィス内を飛行しており、現在の飛行移動体102Aの飛行位置は画像形成装置101B付近である。画像形成装置101Aは、画像形成装置101Bよりも、端末装置103Aに物理的な距離が近い。端末装置103Aは、画像形成装置101Aを規定のプリンターとして設定している。
社員が端末装置103A内のアプリケーションで作成した文章データを紙に印刷して、自分の席まで飛行移動体102Aに配達させたいとする。最初に、社員は、端末装置103Aにインストールされたドライバーソフトウェアを介して、印刷ジョブを画像形成装置101Aに送信する。印刷ジョブは、印刷設定として飛行移動体102Aによる印刷物の自席への「配達要求」を含む。ある局面において、PJL(Printer Job Language)が印刷ジョブに使用されても良い。
画像形成装置101Aは、印刷ジョブに含まれる「配達要求」に基づいて、現在の飛行移動体102Aの「目的地」または「現在位置」を取得する。画像形成装置101Aは、飛行移動体102Aと定期的に通信して、飛行移動体102Aの飛行位置を内部に格納していても良いし、印刷ジョブを受信したタイミングで、飛行移動体102Aに目的地及び位置情報を要求しても良い。ある局面において、オフィス内の1台の画像形成装置101が全ての座席、画像形成装置101及び飛行移動体102の位置を管理する管理サーバーであっても良い。この場合、印刷ジョブを受信した画像形成装置101Aは、管理サーバーに対して、飛行移動体102Aの「目的地」または「現在位置」を問い合わせることになる。
飛行移動体102Aの「目的地」が画像形成装置101Bであるとする。また、飛行移動体102Aが画像形成装置101Aを経由し端末装置103Aのある座席に向かう「距離A」よりも、飛行移動体102Aが画像形成装置101Bを経由し端末装置103Aのある座席に向かう「距離B」のほうが短いとする。この場合、画像形成装置101Aは、移動飛行体202の飛行距離を最短にするために、印刷ジョブを画像形成装置101Bに転送する。ある局面において、画像形成装置101Aは、飛行移動体102Aの「現在位置」が、画像形成装置101A及び画像形成装置101Bのどちらにより近いかに基づいて、印刷ジョブを転送するか否かを判定しても良い。
画像形成装置101Bは、受信した印刷ジョブを印刷する。飛行移動体102Aは、印刷ジョブが画像形成装置101Bで印刷される情報を画像形成装置101Aまたは画像形成装置101Bから受信し、画像形成装置101Bに向かう。飛行移動体102Aは、画像形成装置101Bから印刷物を回収すると、端末装置103Aのある座席に印刷物を届ける。飛行移動体102Aは、印刷物を届けた後は、配達命令を受けていない限りは、最後に経由した画像形成装置101Bまたは最も頻繁に経由する他の画像形成装置101に戻っても良い。
本実施の形態に従うシステムのある局面における目的は、飛行移動体102による配達距離を最短にすること、または、飛行移動体102のバッテリー消費を最小にすることである。本実施の形態に従うシステムでは、オフィス内に複数設置された画像形成装置101同士で予め印刷ジョブを転送し合うことにより、バッテリー残量に限りのある飛行移動体102の移動距離を最小に抑えることができる。
図3は、本実施の形態に従うシステムのオフィス内での動作の一例を示す図である。図3を参照して、図2のシステムの動作概要を説明する。図3に示すように、オフィスは一定の区画で区切られており、任意の区画に画像形成装置101、飛行移動体102、端末装置103が配置され得る。各区画の縦と横の長さは同じであるが、別の局面ではこれらの長さは異なってもよい。
一例として、図2で説明した画像形成装置101Aが、オフィス内の「1-F」に位置するものとして以下の説明を行う。同様に、画像形成装置101Bは、オフィス内の「5-D」に位置する。飛行移動体102Aは、オフィス内の「5-C」に位置する。端末装置103Aは、オフィス内の「3-F」に位置する。
オフィス内の各区画にBeaconが設置されていても良い。飛行移動体102は、これらのBeaconと通信することにより、現在自機がどの区画にいるかをリアルタイムに把握することができても良い。または、オフィス内の各画像形成装置101が無線通信機能を備えても良い。その場合は、飛行移動体102は、各画像形成装置101との無線通信強度から現在位置を推定する。また、飛行移動体102の位置を把握するための無線通信機は、画像形成装置101上だけでなく、オフィスの任意の位置に配置されていても良い。
最初に、社員が端末装置103Aを用いて、「配達要求」を含む印刷ジョブを画像形成装置101Aに送信する。画像形成装置101Aは、「配達要求」に基づき、オフィス内の、全ての飛行移動体102の「状態」、「目的地」及び「現在位置」を取得する。「状態」は、飛行移動体102が印刷物を配達中であることを示す[配達中」と、何も配達していない状態を示す「自由」という2種類を含む。画像形成装置101Aは、「状態」が「自由」である飛行移動体102の「目的地」または「位置情報」を取得する。今回は、飛行移動体102Aが選択されたものとする。
次に、画像形成装置101Aは、予め記憶している全ての画像形成装置101の位置情報と、端末装置103Aのある座席の位置情報とを読み出し、飛行移動体102Aが、印刷物を回収して端末装置103Aの元に向かうときの最短ルートを計算する。例えば、飛行移動体102Aは、画像形成装置101Bを経由して端末装置103Aの元に向かうと、移動距離は「5区画」になる。飛行移動体102Aは、画像形成装置101Aを経由して端末装置103Aの元に向かうと、移動距離は「9区画」になる。そのため、最短ルートは、画像形成装置101Bを経由するルートであることがわかる。
次に、画像形成装置101Aは、最短ルート上にある画像形成装置101Bに対して、印刷ジョブを転送する。画像形成装置201Bは、受信した印刷ジョブを印刷する。飛行移動体102Aは、画像形成装置101Aまたは画像形成装置201Bから、印刷ジョブの転送情報を受信する。また、飛行移動体102Aは、画像形成装置201Bが印刷を始める前または印刷中に画像形成装置201Bに向かい、印刷物を回収して端末装置103Aのある座席に印刷物を配達しても良い。飛行移動体102Aは、印刷物を届けた後は、配達命令を受けていない限りは、最後に経由した画像形成装置101Bまたは最も頻繁に経由する他の画像形成装置に戻っても良い。
ある局面において、飛行移動体102の現在位置は、格子状の区画の代わりに、各画像形成装置101から飛行移動体102までの距離で表現されても良いし、任意の地点から見た座標で表現されても良い。
本実施の形態に従うシステムでは、例えば、格子状に区切った区間のエリア毎に、各機器の位置を把握することで、印刷ジョブを適切な画像形成装置101に転送し、飛行移動体102による効率的な印刷物の配達を可能にする。
<B.各機器のハードウェア構成について>
次に、本実施の形態に従うシステムを構成する各機器のハードウェア構成について説明する。
図4は、画像形成装置101のハードウェア構成の一例を示す図である。図4を参照して、画像形成装置101は、プリント部401と、パネル操作部402と、スキャン部403と、制御部404と、画像データ処理部405と、通信部406と、移動体通信部407と、移動体充電部408と、記憶部409とを備える。記憶部409は、オフィスマップ410と、社員テーブル411と、座席テーブル412と、移動体テーブル413と、装置テーブル414と、配達管理プログラム415とを含む。
プリント部401は、印刷ジョブ等に基づいて、紙媒体等に印刷処理を行う。パネル操作部402は、ユーザーがスキャンやコピー等の画像形成装置101の操作を行うためのユーザーインターフェースである。スキャン部403は、紙媒体等をスキャンしてデータとして取り込む。
制御部404は、画像形成装置101全体を制御する。ある局面において、制御部404は、CPU(Central Processing Unit)でもよく、記憶部409の各種データを参照し、プログラムを実行しても良い。別の局面において、制御部404の一部は、特定の処理を実行するように構成されたFPGA(Field Programmable Gate Array)その他の回路素子によって実現されてもよい。
画像データ処理部405は、スキャンした画像データや、受信した画像データの処理を行う。通信部406は、外部の通信機器と通信する。ある局面において、LAN(Local Area Network)ポートや、Wi-Fi(登録商標)の送受信装置等が、通信部406として使用されても良い。
移動体通信部407は、飛行移動体102と無線で通信し、データの送受信を行う。また、移動体通信部407と飛行移動体102との無線通信強度は、飛行移動体102の位置推定に使用され得る。また、移動体通信部407は、通信部406に含まれても良い。
移動体充電部408は、飛行移動体102に対して充電を行う。移動体充電部408は、飛行移動体102の着陸スタンドを兼ねていても良い。ある局面において、ワイヤレス給電モジュールが、移動体充電部408の一部として使用されても良い。
記憶部409は、本実施の形態に従うシステムで使用する各種データを記憶する。各テーブルの詳細については後述する。ある局面において、オフィスマップ410と、社員テーブル411と、座席テーブル412と、移動体テーブル413と、装置テーブル414とはリレーショナルデータベースのテーブルであっても良く、これらのテーブルは、制御部404によって参照されても良い。
配達管理プログラム415は、本実施の形態に従うシステムの処理を行うためのソフトウェアであり、制御部404によって実行される。例えば、制御部404は、記憶部409内の各種テーブルを参照し、配達管理プログラム415を実行することにより、図3で説明した処理等を実行しても良い。
図5は、飛行移動体102のハードウェア構成の一例を示す図である。図5を参照して、飛行移動体102は、GPS(Global Positioning System)受信部501と、センサー群502と、カメラ503と、通信部504と、LED(Light Emitting Diode)505と、モーター制御部506と、モーター507と、バッテリー508と、充電部509と、制御部510と、記憶部511とを備える。記憶部511は、飛行制御プログラム512と、装置連携プログラム513とを含む。
GPS受信部501は、一般には、4つ以上のGPS衛星から発信される測位信号を受信することにより、飛行移動体102の緯度、経度、高度を計測する。しかしながら、本実施の形態に係るシステムが使用される場所は、屋内であり、窓際を除いて、各GPS衛星からの測位信号を受信できない場合が多い。そこで、測位信号の構成と同じ構成を有する擬似的な測位信号を発信する送信機が、当該システムが設置される場所の天井に設置されることが望ましい。この場合、当該擬似的な測位信号は、送信機が設置されている場所を示す位置情報を含み得る。
センサー群502は、ジャイロセンサー、加速度センサー及びコンパスセンサー等を含む。センサー群502は、主に飛行制御のために使用される。また、センサー群502は、衝突回避等の安全対策用に、赤外線センサーや超音波センサー等を含んでも良い。
カメラ503は、飛行移動体102の飛行中の周囲の映像を取得する。カメラ503は、人や画像形成装置101の認識に使用されても良い。通信部504は、画像形成装置101や無線装置104と通信する。オフィス内のBeaconと通信する機能を含んでいても良い。LED505は、点灯することにより、オフィス内の人に、飛行移動体102の存在や進行方向を知らせる。
モーター制御部506は、モーター507の回転数を制御する。モーター507は、プロペラを回転させることにより、飛行移動体102を空中に浮かせる。バッテリー508は、飛行移動体102の各構成部品に電力を供給する。ある局面において、リチウムイオン二次電池が、バッテリー508として使用されても良い。充電部509は、バッテリー508を充電する。ある局面において、ワイヤレス給電モジュールが、充電部509として使用されても良い。その場合、充電部509は、画像形成装置101の移動体充電部408から非接触での給電を受けることが可能となる。
制御部510は、飛行移動体102全体を制御する。ある局面において、制御部510は、例えば、CPUによって実現され得る。この場合、制御部510は、記憶部511の各種データを参照し、プログラムを実行する。他の局面において、制御部510の一部または全部が、特定の処理を実行するように構成された回路素子の組み合わせであってもよい。記憶部511は、本実施の形態に従うシステムで使用する各種プログラムを記憶する。飛行制御プログラム512は、飛行移動体102の飛行制御を行うソフトウェアであり、センサー群の入力値に基づいて、モーター制御部506を介してモーター507の回転数を制御することで飛行移動体102を飛行させる。装置連携プログラム513は、位置情報、目的地情報及び印刷ジョブの転送先情報等を画像形成装置101と送受信し、印刷物の回収及び配達を行う。飛行制御プログラム512及び装置連携プログラム513は、制御部510によって実行される。
図6は、端末装置103のハードウェア構成の一例を示す図である。図6を参照して、端末装置103は、入力部601と、出力部602と、制御部603と、通信部604と、記憶部605とを備える。記憶部605は、OS(Operating System)606と、アプリケーション607と、プリンタードライバー608とを含む。
入力部601は、キーボードやマウス等を接続するために使用される。ある局面において、USBインターフェースが、入力部601として使用されても良い。出力部602は、ディスプレイ等の出力デバイスを接続するために使用される。ある局面において、出力部602として、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)やDVI(Digital Visual Interface)が出力部602として用いられても良い。
制御部603は、端末装置103全体を制御する。ある局面において、制御部603は、CPUによって実現される。この場合、CPUが、記憶部605の各種データを参照し、プログラムを実行する。他の局面において、制御部603の一部または全部が、特定の処理を実行するように構成された回路素子の組み合わせであってもよい。通信部604は、外部の通信機器と通信するために使用される。ある局面において、LAN(Local Area Network)ポートや、Wi-Fi(登録商標)の送受信装置等が、通信部604として使用されても良い。
記憶部605は、本実施の形態に従うシステムで使用する各種プログラムを記憶する。OS606は、端末装置103上でアプリケーション607を実行する。アプリケーション607は、端末装置103にインストールされたソフトウェアであり、例えば、文章作成ソフトウェア等である。プリンタードライバー608は、画像形成装置101と通信を行う。
<C.データベースの各種テーブルについて>
次に、本実施の形態に従う画像形成装置101の記憶部409に含まれる各種テーブルについて説明する。なお、全ての画像形成装置101が記憶部409に含まれる各種テーブルを保有する必要は無く、1台の画像形成装置101が各種テーブルを保有すれば良い。その場合、他の画像形成装置101は、各種テーブルを保有する画像形成装置101に随時情報を問い合わせても良い。
図7は、オフィスマップ410の一例を示す図である。オフィスマップ410は、オフィスを一定区画で区切り、各区画の位置情報を管理する。オフィスマップ410は、各機器同士の距離の算出や、飛行移動体102の目的地の物理的位置を求めるために使用される。
図7を参照して、オフィスマップ410は、マップ識別子701と、座標702と、物理的位置703とを含む。図7の例は、図3のオフィスを管理したオフィスマップ410である。マップ識別子701は、図3の各区画に割り当てられた識別子である。座標702は、各区画の論理的な位置情報であり、ソフトウェア上で認識される位置となる。物理的位置703は、任意の地点を基準とした、現実の座標情報である。
例えば、マップ識別子701が「M0001」の座標702は「1-A」である。「1-A」は、端末装置103Eがある区画を意味する。画像形成装置101の制御部404は、座標702が「1-A」のレコードの物理的位置703を参照することにより、端末装置103Eのある座席の位置を取得することができる。
画像形成装置101の制御部404は、飛行移動体102の飛行ルートを算出するときに、座標702間の距離を求める。画像形成装置101の制御部404は、飛行移動体102の飛行ルートを確定したら、通信部406を介して、飛行移動体102に目的地の物理的位置703を送信するようにしても良い。
図8は、社員テーブル411の一例を示す図である。社員テーブル411は、オフィス内にいる各社員の情報を管理する。社員テーブル411は、後述する座席テーブル412と連携することで、社員名による飛行移動体102の目的地の検索が可能になる。図8を参照して、社員テーブル411は、社員識別子801と、名前802と、所属803と、詳細情報804とを含む。
社員識別子801は、オフィスに在籍する各社員に割り当てられた識別子である。名前802は、各社員の名前である。名前802は、例えば、氏名、名字またはニックネーム等、個人を識別可能であれば良い。所属803は、各社員の所属するグループである。所属803は、例えば、会社の部署やプロジェクトチーム等であっても良い。詳細情報804は、各社員の連絡先等の詳細情報である。
図9は、座席テーブル412の一例を示す図である。座席テーブル412は、オフィス内の各座席の位置を管理する。座席テーブル412は、印刷物の配達先の指定等に使用される。
図9を参照して、座席テーブル412は、座席識別子901と、マップ識別子902と、社員識別子903とを含む。座席識別子901は、各座席に割り当てられた識別子である。マップ識別子902は、オフィスマップ410のマップ識別子701に対応する。社員識別子903は、社員テーブル411の社員識別子801に対応する。
例えば、座席識別子901が「S0002」のマップ識別子902は「M0004」である。また、マップ識別子902が「M0004」のレコードの社員識別子903は「E0002」である。
図7を参照すると、マップ識別子701が「M0004」の座標702は「1-D」である。同様に、図8を参照すると、社員識別子801が「E0002」の名前802は「加藤」である。よって、図3のオフィスの区画「1-D」の座席には社員「加藤」がいることがわかる。
上記のように、画像形成装置101の制御部404は、オフィスマップ410と、社員テーブル411と、座席テーブル412とを連携させることにより、どの座席に誰がいるかを検索したり、社員名により、目的地を飛行移動体102に目的地を指定したりすることが可能になる。
図10は、移動体テーブル413の一例を示す図である。移動体テーブル413は、オフィス内の飛行移動体102の現在地や状態を管理する。移動体テーブル413は、印刷物を配達する飛行移動体102の選択等に使用される。
図10を参照して、移動体テーブル413は、移動体識別子1001と、IP(Internet Protocol)アドレス1002と、現在位置1003と、目的地1004と、状態1005と、バッテリー残量1006とを含む。
移動体識別子1001は、飛行移動体102に割り当てられた識別子である。IPアドレス1002は、飛行移動体102に割り当てられたIPアドレスである。画像形成装置101はIPアドレス1002を使用して各飛行移動体102と通信する。ある局面において、各飛行移動体102は、画像形成装置101または無線装置104によりIPアドレスを割り当てられても良い。
現在位置1003は、飛行移動体102の位置情報であり、図7のマップ識別子に対応している。目的地1004は、飛行移動体102が向かう目的地であり、図7のマップ識別子に対応している。
状態1005は、飛行移動体102が印刷物を配達中か否かを表す。状態1005が「自由」であれば、飛行移動体102は何も配達していない。状態1005が「配達中」であれば、飛行移動体102は印刷物を配達中である。バッテリー残量1006は、飛行移動体102のバッテリーの残り容量を表す。バッテリー残量1006のデータ形式は、「%」でも「mAh(ミリアンペアアワー)」でも良い。
図11は、図10に対応するオフィスの状態の一例を表す図である。図11に示すように、飛行移動体102Aは、移動体識別子1001=「D0001」の機体である。飛行移動体102Bは、移動体識別子1001=「D0002」の機体である。
飛行移動体102Aは、オフィス内の座標「3-C」(現在位置1003=「M0015」)を飛行している。また、飛行移動体102Aは、オフィス内の座標「3-A」(現在位置1003=「M0013」)に向かっている。また、飛行移動体102Aは、印刷物を配達しておらず(状態1005=「自由」)、画像形成装置101から新規に配達命令を受信可能である。また、飛行移動体102Aは、バッテリーの残量に余裕がある(バッテリー残量1006=「78」)。
飛行移動体102Bは、オフィス内の座標「7-D」(現在位置1003=「M0040」)を飛行している。また、飛行移動体102Bは、オフィス内の座標「8-F」(現在位置1003=「M0048」)に向かっている。また、飛行移動体102Bは、印刷物を配達しており(状態1005=「配達中」)、画像形成装置101から新規に配達命令を受信不可能である。また、飛行移動体102Bは、バッテリーの残量が少なくなっている(バッテリー残量1006=「38」)。画像形成装置101は、定期的に、飛行移動体102と通信して、移動体テーブル413を更新することにより、オフィス内の全ての飛行移動体102の状態を把握することができる。
図12は、装置テーブル414の一例を示す図である。装置テーブル414は、オフィス内の画像形成装置101の位置や状態を管理する。装置テーブル414は、印刷ジョブの転送先となる画像形成装置101の選択等に使用される。
図12を参照して、装置テーブル414は、装置識別子1201と、位置1202と、機能1203と、状態1204と、移動体設置フラグ1205とを含む。装置識別子1201は、画像形成装置101に割り当てられた識別子である。位置1202は画像形成装置101のオフィス内の位置を表し、図7のマップ識別子701に対応する。
機能1203は、画像形成装置101の有する機能や性能を表す。例えば、機能1203は、画像形成装置101の印刷速度、ステープル機能の有無、印刷速度等を含んで良い。状態1204は、画像形成装置101の現在の状態を表す。例えば、状態1204は、画像形成装置101が印刷中であるか否かを表わす情報、画像形成装置101のエラー状態を表わす情報等を含んで良い。画像形成装置101は、機能1203及び状態1204を参照することにより、例えば、印刷ジョブを実行する機能があり、かつ、待機状態の他の画像形成装置101を検索することが可能になる。
移動体設置フラグ1205は、画像形成装置101上に飛行移動体102が着陸またはホバリングしているか否かを表す。移動体設置フラグ1205が「0」であれば、飛行移動体102は画像形成装置101上に存在しない。移動体設置フラグ1205が「1」であれば、飛行移動体102は画像形成装置101上に存在する。画像形成装置101は、移動体設置フラグ1205を参照することにより、飛行移動体102との距離が最も短い画像形成装置101を選択することが可能になる。
図13は、図12に対応するオフィスの状態の一例を表す図である。画像形成装置101Aの装置識別子1201の値は、「P0001」である。画像形成装置101Cの装置識別子1201の値は、「P0002」である。
画像形成装置101Aは、オフィス内の座標「1-F」(位置1202=「M0006」)に位置する。また、画像形成装置101Aは、印刷中であり(状態1204=「印刷中」)、直ちには次の印刷ジョブを実行できない。また、飛行移動体102Aは、画像形成装置101A上に存在する(移動体設置フラグ1205=「1」)。
画像形成装置101Cは、オフィス内の座標「3-A」(位置1202=「M0013」)に位置する。また、画像形成装置101Cは、待機中であり(状態1204=「待機中」)、直ちに次の印刷ジョブを実行できる。また、飛行移動体102Aは、画像形成装置101C上に存在しない(移動体設置フラグ1205=「0」)。ある画像形成装置101は、定期的に、他の画像形成装置101と通信して、装置テーブル414を更新することにより、オフィス内の全ての画像形成装置101の状態を把握することができる。
<D.システムの制御構造について>
図14は、本実施の形態に従うシステムのフローチャートの一例である。図14を参照して、本実施の形態に従うシステムの制御構造を説明する。
ステップS1405において、端末装置103Aの制御部603は、通信部604を介して、印刷ジョブを規定の画像形成装置101Aに送信する。図14に示すように、印刷ジョブはPJLで記述され、飛行移動体102での自席への配達指示もPJL中に記述される。
ステップS1410において、画像形成装置101Aの制御部404は、端末装置103Aから受信した印刷ジョブを解析する。ステップS1415において、画像形成装置101Aの制御部404は、印刷ジョブが配達指定を含むか否かを判定する。画像形成装置101Aの制御部404は、印刷ジョブが配達指定を含むと判定した場合(ステップS1415にてYES)、制御をステップS1420に移す。画像形成装置101Aの制御部404は、印刷ジョブが配達指定を含まないと判定した場合(ステップS1415にてNO)、制御をステップS1470に移す。ステップS1470において、画像形成装置101Aは、印刷を行う(印刷ジョブを実行する)。印刷ジョブは配達指定を含まないため、飛行移動体102は、印刷物を回収しない。
ステップS1420において、画像形成装置101Aは、自装置上に飛行移動体102が存在するか否かを判定する。または、画像形成装置101Aは、自装置を目的地として向かってきている飛行移動体102が存在するか否かを判定する。画像形成装置101A上に飛行移動体102が存在する場合(ステップS1420にてYES)、画像形成装置101Aの制御部404は、制御をステップS1445に移す。画像形成装置101A上に飛行移動体102が存在しない場合(ステップS1420にてNO)、画像形成装置101Aの制御部404は、制御をステップS1425に移す。
ステップS1445において、画像形成装置101Aの制御部404は、プリント部401により印刷ジョブを実行する。画像形成装置101Aは、端末装置103Aの規定の画像形成装置101であり、端末装置103Aに対して最も距離が近い。そのため、画像形成装置101A上に飛行移動体102が存在すれば、その飛行移動体102に印刷物を端末装置103Aのある座席に配達させることにより、飛行移動体102の飛行距離を最短にすることが可能になる。
ステップS1425において、画像形成装置101Aの制御部404は、飛行移動体102の配達距離が最短となる、画像形成装置101と飛行移動体102との組み合わせを算出する。詳細な処理内容に関しては、後述する。
ステップS1430において、画像形成装置101Aの制御部404は、通信部406を介して、ステップS1425にて選択した他の画像形成装置101に印刷ジョブを転送する。同時に、画像形成装置101Aの制御部404は、通信部406を介して、ステップS1425にて選択した飛行移動体102に、印刷ジョブの転送先情報を送信する。これ以降は、画像形成装置101Aの制御部404は、画像形成装置101Bと、飛行移動体102Aとを選択した場合について説明する。
ステップS1435において、画像形成装置101Bの制御部404は、通信部406を介して、画像形成装置101Aから印刷ジョブを受信する。ステップS1440において、画像形成装置101Bの制御部404は、プリント部401により印刷ジョブを実行する。
ステップS1450において、飛行移動体102Aは、印刷ジョブを実行する画像形成装置101から印刷物を回収する。飛行移動体102Aは、ステップS1445,S1440の処理の完了前に、画像形成装置101の元に向かっても良い。
ステップS1455において、画像形成装置101Aは、通信部406または移動体通信部407を介して、飛行移動体102Aに、印刷物の配達先情報を送信する。なお、画像形成装置101Bが印刷処理を実行した場合は、画像形成装置101Aの代わりに、画像形成装置101Bが、通信部406または移動体通信部407を介して、飛行移動体102Aに、印刷物の配達先情報を送信しても良い。ステップS1460において、飛行移動体102Aは、通信部504を介して、配達先情報を受信する。なお、飛行移動体102Aは、配達先情報を、ステップS1450の処理よりも前に受信しても良い。
ステップS1465において、飛行移動体102Aは、印刷物を画像形成装置101Aまたは画像形成装置101Bから回収する。また、飛行移動体102Aは、配達先情報を参照し、配達先である「端末装置103Aのある座席」に印刷物を配達する。
ステップS1475において、印刷物は、飛行移動体102Aにより、端末装置103Aのある座席に届けられる。飛行移動体102Aは、ユーザーが印刷物を回収したことを検知した後、別の印刷物を回収するため、別の画像形成装置101に向かっても良い。
図15は、移動距離算出のフローチャートの一例である。図15を参照して、図14のステップS1425の詳細な処理を説明する。図15のフローにおいて、印刷物を配達する飛行移動体102の位置を「A」、印刷ジョブを実行する画像形成装置101の位置を「B」、配達先の端末装置103Aの座席位置を「C」とした場合、画像形成装置101Aの制御部404は、「AB間の距離+BC間の距離」を、飛行移動体102の配達距離として算出する。
ステップS1505において、画像形成装置101Aの制御部404は、周辺(オフィス内等)に存在する他の画像形成装置101と飛行移動体102とを検索する。画像形成装置101Aの制御部404は、印刷ジョブを受信したタイミングで、ステップS1505の処理を実行しても良いし、定期的に実行しても良い。また、画像形成装置101Aの制御部404は、記憶部409内の移動体テーブル413と、装置テーブル414とを参照して、通信部406を介して、他の画像形成装置101及び飛行移動体102に生存確認信号を送信しても良い。
ステップS1510において、画像形成装置101Aの制御部404は、他の画像形成装置101及び飛行移動体102を検索できたか否かを判定する。画像形成装置101Aの制御部404が、他の画像形成装置101及び飛行移動体102を検索できなかった場合(ステップS1510にて、NO)、画像形成装置101Aの制御部404は、制御をステップ1505に移す。画像形成装置101Aの制御部404が、他の画像形成装置101及び飛行移動体102を検索できた場合(ステップS1510にて、YES)、画像形成装置101Aの制御部404は、制御をステップ1515に移す。
ステップS1515において、画像形成装置101Aの制御部404は、ステップS1505にて検索した他の画像形成装置101及び飛行移動体102の情報を取得し、移動体テーブル413と、装置テーブル414とを更新する。
ステップS1520において、画像形成装置101Aの制御部404は、印刷ジョブの印刷設定及び装置テーブル414を参照し、指定された印刷設定で印刷が可能な画像形成装置101を選択する。画像形成装置101Aの制御部404は、ステップS1520で選択された各画像形成装置101に対して、ステップS1525AからS1525Bのループ内の処理を実行する。以降の処理については、M台目の画像形成装置101(M回目のループ)を例に説明する。
ステップS1530において、画像形成装置101Aの制御部404は、印刷ジョブ及び座席テーブル412を参照し、印刷物の配達先である端末装置103Aの座席位置「C」を求める。
ステップS1535において、画像形成装置101Aの制御部404は、M台目の画像形成装置101上に飛行移動体102が存在しているか否かを確認する。画像形成装置101Aの制御部404は、M台目の画像形成装置101上に飛行移動体102が存在していると判定した場合(ステップS1535にて、YES)、制御をステップS1540に移す。画像形成装置101Aの制御部404は、M台目の画像形成装置101上に飛行移動体102が存在していないと判定した場合(ステップS1535にて、NO)、制御をステップS1550Aに移す。
ステップS1540において、画像形成装置101Aの制御部404は、画像形成装置101と飛行移動体102Aとの距離「AB間の距離」を「0」にする。ステップS1545において、画像形成装置101Aの制御部404は、「飛行移動体102の配達距離」を算出する。形成装置と飛行移動体102との距離は「AB間の距離=0」であるため、飛行移動体102の配達距離は、画像形成装置101と、端末装置103Aの座席位置との距離「BC間の距離」となることがわかる。
画像形成装置101Aの制御部404は、ステップS1520で選択された各飛行移動体102に対して、ステップS1550AからS1550Bのループ内の処理を実行する。以降の処理については、N機目の飛行移動体102(N回目のループ)を例に説明する。
ステップS1555において、画像形成装置101Aの制御部404は、移動体テーブル413を参照し、N機目の飛行移動体102が印刷物を配達中であるか否かを判定する。画像形成装置101Aの制御部404は、N機目の飛行移動体102が印刷物を配達中であると判定すると(ステップS1555にて、YES)、制御をステップS1565に移す。画像形成装置101Aの制御部404は、N機目の飛行移動体102が印刷物を配達中ではないと判定すると(ステップS1555にて、NO)、制御をステップS1560に移す。
ステップS1560において、画像形成装置101Aの制御部404は、移動体テーブル413を参照し、N機目の飛行移動体102の目的地がM台目の画像形成装置101であるか否かを判定する。画像形成装置101Aの制御部404は、N機目の飛行移動体102の目的地がM台目の画像形成装置101ではないと判定すると(ステップS1560にて、NO)、制御をステップS1565に移す。画像形成装置101Aの制御部404は、N機目の飛行移動体102の目的地がM台目の画像形成装置101であると判定すると(ステップS1560にて、YES)、制御をステップS1570に移す。
ステップS1565において、画像形成装置101Aの制御部404は、N機目の飛行移動体102は今回の印刷物の配達には使用できないと判定し、制御をステップS1550Bに移す。ステップS1570において、画像形成装置101Aの制御部404は、移動体テーブル413を参照し、N機目の飛行移動体102の位置「A」を取得する。なお、N機目の飛行移動体102の位置「A」は、台目の画像形成装置101が印刷ジョブを完了する予定時刻における予想位置であっても良い。その場合、画像形成装置101Aの制御部404は、飛行移動体102の現在位置と、M台目の画像形成装置101の機能1203とからN機目の飛行移動体102の位置「A」を算出する。
ステップS1575において、画像形成装置101Aの制御部404は、装置テーブル414を参照し、M台目の画像形成装置101の位置「B」を取得する。画像形成装置101Aの制御部404は、ステップS1550AからS1550Bのループの処理を完了すると、ステップS1545に制御を移し、飛行移動体102の配達距離の配達距離を算出する。
画像形成装置101Aの制御部404は、ステップS1545の処理を行った後、M+1台目の画像形成装置101に対して、再度、ステップS1525AからS1525Bのループ内の処理を繰り返す。画像形成装置101Aの制御部404は、ステップS1525AからS1525Bのループ内の処理を繰り返すことにより、全ての画像形成装置101及び飛行移動体102の組み合わせにおける、飛行移動体102の「飛行移動体102の配達距離」を算出する。
ステップS1580において、画像形成装置101Aの制御部404は、算出した結果から、「飛行移動体102の配達距離」が最短となる、画像形成装置101と飛行移動体102との組み合わせを選択する。
図14及び図15のフローを用いて説明したように、本実施の形態に従うシステムの画像形成装置101は、飛行移動体102の移動距離を最短にするように、予め印刷ジョブを互いに転送し合うことで、飛行移動体102のバッテリー消費を抑えることができる。
<E.適用事例について>
次に、本実施の形態に従うシステムの事例毎の動作及び各種テーブルの参照方法について説明する。
(E-1.一部の画像形成装置にしかない機能を使用する場合)
図16は、一部の画像形成装置にしかない機能を使用した場合における印刷物の配達の一例を示す図である。端末装置103Aのユーザーは、飛行移動体102に、ステープル処理をした印刷物を自席に運んでもらいたいと考えている。画像形成装置101A及び画像形成装置101Bは、ステープル機能を有しておらず、画像形成装置101Cはステープル機能を有する。また、画像形成装置101Bは、画像形成装置101Cよりも、端末装置103Aに近い位置にある。
端末装置103Aは、規定の画像形成装置101として自装置に登録している画像形成装置101Aに、自装置への配達指定及びステープル処理指示を含む印刷ジョブを送信する。画像形成装置101Aは、印刷ジョブを解析し、当該印刷ジョブが「配達指定」及び「ステープル処理指示」を含むことを検知する。
最初に、画像形成装置101Aは、配達先の座席位置を取得する。配達先が社員名で指定されている場合、画像形成装置101Aは、社員テーブル411の名前802のカラムを検索し、対応する社員識別子801を取得する。次に、画像形成装置101Aは、取得した社員識別子801に基づいて、座席テーブル412を検索し、対応するマップ識別子902を取得する。次に、画像形成装置101Aは、取得したマップ識別子902に基づいて、オフィスマップ410を検索することで、配達先の物理的位置703を取得する。配達先が座席名で指定されている場合、画像形成装置101Aは、座席テーブル412から検索を開始する。
次に、画像形成装置101Aは、装置テーブル414の機能1203のカラムを参照し、ステープル処理を実行可能な画像形成装置101の位置を取得する。併せて、検索された画像形成装置101上に、飛行移動体102が存在するか否かを判定する。画像形成装置101Aは、装置テーブル414の機能1203のカラムを参照し、ステープル処理機能を有する画像形成装置101の装置識別子1201、位置1202及び移動体設置フラグ1205を取得する。なお、画像形成装置101Aは、状態1204が「印刷中」や「故障中」等、即座に印刷ジョブを実行できない画像形成装置101を検索結果から省いても良い。次に、画像形成装置101Aは、取得した位置1202に基づいて、オフィスマップ410を検索することで、配達先の物理的位置703を取得する。
次に、画像形成装置101Aは、印刷物の配達が可能な飛行移動体102の現在位置、目的地を取得する。画像形成装置101Aは、移動体テーブル413を検索し、状態1005が「自由」である飛行移動体102の、IPアドレス1002と、現在位置1003と、目的地1004とを取得する。IPアドレス1002は、飛行移動体102との通信に使用される。
画像形成装置101Aは、上記のように、配達先、画像形成装置101及び飛行移動体102に関する情報を取得し、図15のフローを実行することにより、適切に画像形成装置101C及び飛行移動体102Aの組み合わせを選択することができる。
図17は、図16に対応するオフィスの状態の一例を表す図である。画像形成装置101Bのすぐ近くに飛行移動体102Aがいるため、画像形成装置101Bが印刷ジョブを実行すれば、印刷物の配達距離は最も短くなる。しかし、画像形成装置101Bは、ステープル機能を有していないため、画像形成装置101Aは、画像形成装置101Bを印刷ジョブの転送先の候補から除外する。そして、画像形成装置101Aは、ステープル機能を有する画像形成装置101Cを選択し、飛行移動体102Aに画像形成装置101Cから印刷物を回収するように指示を送信する。
(E-2.自分以外へ印刷物を配達する場合)
図18は、配達先が印刷ジョブを送信した人物ではない場合における印刷物の配達の一例を示す図である。端末装置103Eのユーザーは、飛行移動体102に、印刷物を端末装置103Fのユーザーの座席に運んでもらいたいと考えている。画像形成装置101Cは、端末装置103Eの規定の画像形成装置101である。画像形成装置101Dは、端末装置103Fのある座席に最も近い画像形成装置101である。飛行移動体102Bは、画像形成装置101Dの近くを飛行している。
端末装置103Eは、規定の画像形成装置101として自装置に登録している画像形成装置101Cに、端末装置103Fのある座席への配達指定を含む印刷ジョブを送信する。端末装置103Eは、ユーザーに表示する印刷設定画面において、画像形成装置101Aから取得したオフィスマップ410、社員テーブル411及び座席テーブル412に基づいて、配達先を選択できるようにしても良い。画像形成装置101Cは、印刷ジョブを解析し、当該印刷ジョブが「配達指定」を含むことを検知する。
画像形成装置101Cは、図16の説明と同様に、オフィスマップ410、社員テーブル411、座席テーブル412、移動体テーブル413及び装置テーブル414を参照し、画像形成装置101Dと、飛行移動体102Bとを選択する。なお、画像形成装置101Aが各種テーブルを管理する場合は、画像形成装置101Cは、画像形成装置101Aに各種テーブルの情報を問い合わせることにより、図16の説明と同様の処理を行うことができる。
図19は、図18に対応するオフィスの状態の一例を表す図である。端末装置103Eは、画像形成装置101Cに印刷ジョブを送信する。画像形成装置101Cは、例えば、画像形成装置101Aに問い合わせることにより、画像形成装置101D及び飛行移動体102Bの組み合わせを選択する。画像形成装置101Cは、印刷ジョブを画像形成装置101Dに転送する。画像形成装置101Dは、受信した印刷ジョブを実行する。飛行移動体102Bは、画像形成装置101Dから印刷物を回収して端末装置103Fのある座席にその印刷物を配達する。
(E-3.複数人へ印刷物を配達する場合)
図20は、配達先が複数の場合における印刷物の配達の一例を示す図である。端末装置103Eのユーザーは、飛行移動体102に、印刷物を「営業部」に所属するユーザーの座席に運んでもらいたいと考えている。営業部に所属するのは、「端末装置103Aのユーザー(佐藤)」と、「端末装置103Dのユーザー(加藤)」と、「端末装置103Eのユーザー(田中)」とである。
端末装置103Eは、規定の画像形成装置101として自装置に登録している画像形成装置101Cに、営業部に所属する社員への配達指定を含む印刷ジョブを送信する。端末装置103Eは、ユーザーに表示する印刷設定画面において、画像形成装置101Aから取得した社員テーブル411の所属803毎に配達先を選択できるようにしても良い。
画像形成装置101Cは、印刷ジョブを解析し、「配達指定」があることを判別する。画像形成装置101Cは、図16の説明と同様に、オフィスマップ410、社員テーブル411、座席テーブル412、移動体テーブル413及び装置テーブル414を参照する。今回は複数の配達先があるため、画像形成装置101Cは、複数の画像形成装置101及び飛行移動体102を選択しても良い。なお、画像形成装置101Aが各種テーブルを管理する場合は、画像形成装置101Cは、画像形成装置101Aに各種テーブルの情報を問い合わせることにより、図16の説明と同様の処理を行うことができる。
図21は、図20に対応するオフィスの状態の一例を表す図である。端末装置103Eは、画像形成装置101Cに印刷ジョブを送信する。画像形成装置101Cは、例えば、画像形成装置101Aに問い合わせることにより、自装置への印刷物の配達には、画像形成装置101C及び飛行移動体102Aの組み合わせを選択する。また、画像形成装置101Cは、端末装置103A及び端末装置103Dのある座席への印刷物の配達には、画像形成装置101A、画像形成装置101B及び飛行移動体102Bの組み合わせを選択する。
(E-4.バッテリー残量に応じて飛行移動体を選択する場合)
印刷物の配達を行う飛行移動体102は、各飛行移動体102のバッテリー残量に基づいて選択されても良い。例えば、図15のフローチャートのステップS1515において、画像形成装置101Aの制御部404は、移動体テーブル413のバッテリー残量1006を参照することにより、各飛行移動体102のバッテリー残量を取得する。
ステップS1545において、画像形成装置101Aの制御部404は、配達距離に基づいて、飛行移動体102のバッテリーの消費量及び配達後のバッテリー残量を算出する。ステップS1580において、画像形成装置101Aの制御部404は、配達後に最もバッテリー残量が多い飛行移動体102を選択する。
上記のようにバッテリー残量及びバッテリーの消費量に基づいて、飛行移動体102を選択することにより、効率よく飛行移動体102を運用することが可能となる。また、画像形成装置101は、配達距離とバッテリー消費及びバッテリー残量の組み合わせ条件に基づいて、飛行移動体102を選択しても良い。
以上詳述したように、本実施の形態に係る印刷物配達システムによれば、印刷物の配達時の飛行移動体102の移動距離を最短にすることができる。さらに、任意の座席及び複数の座席に印刷物を効率的に配達することができる。また、ある局面において、飛行移動体102のバッテリーの残量に基づいて、最適な画像形成装置101と飛行移動体102の組み合わせの選択を行うことができる。
今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内で全ての変更が含まれることが意図される。
101 画像形成装置、102 飛行移動体、103 端末装置、104 無線装置、105 有線網、202 移動飛行体、401 プリント部、402 パネル操作部、403 スキャン部、404,510,603 制御部、405 画像データ処理部、406,504,604 通信部、407 移動体通信部、408 移動体充電部、409,511,605 記憶部、410 オフィスマップ、411 社員テーブル、412 座席テーブル、413 移動体テーブル、414 装置テーブル、415 配達管理プログラム、501 受信部、502 センサー群、503 カメラ、506 モーター制御部、507 モーター、508 バッテリー、509 充電部、512 飛行制御プログラム、513 装置連携プログラム、601 入力部、602 出力部、607 アプリケーション、608 プリンタードライバー、701,902 マップ識別子、702 座標、703 物理的位置、801,903 社員識別子、802 名前、803 所属、804 詳細情報、901 座席識別子、1001 移動体識別子、1002 アドレス、1003 現在位置、1004 目的地、1005,1204 状態、1006 バッテリー残量、1201 装置識別子、1202 位置、1203 機能、1205 移動体設置フラグ。

Claims (11)

  1. 1つ以上の飛行移動体と連携する画像形成装置であって、
    他の機器とデータを送受信する通信部と、
    用紙を印刷する印刷部と、
    複数の座席の位置情報及び複数の画像形成装置の位置情報を記憶する記憶部と、
    前記画像形成装置を制御する制御部とを備え、
    前記記憶部は、前記1つ以上の飛行移動体の識別子を記憶し、
    前記制御部は、
    前記通信部を介して受信した印刷ジョブから配達先情報を取得し、
    前記通信部を介して前記1つ以上の飛行移動体から位置情報を受信し、
    前記記憶部から配達先の座席の位置情報と、前記複数の画像形成装置の位置情報とを読み出し、
    前記配達先の座席の位置情報と、前記複数の画像形成装置の位置情報と、前記1つ以上の飛行移動体の位置情報とに基づいて、前記1つ以上の飛行移動体が、複数の画像形成装置のいずれか1つを経由して、前記配達先に到達するまでの距離を算出し、
    前記配達先に到達するまでの距離の算出の結果に基づいて、選択された前記飛行移動体が印刷物を回収して前記配達先まで配達する際の距離が最短となる、他の画像形成装置に前記印刷ジョブを転送し、
    前記通信部を介して、選択された前記飛行移動体に、前記他の画像形成装置に関する情報を送信
    前記通信部を介して、前記1つ以上の飛行移動体から定期的にバッテリー残量を受信し、
    前記記憶部に、前記識別子と前記バッテリー残量とを関連付けて格納し、
    前記配達先に到達するまでの距離の算出の結果及び前記バッテリー残量に基づいて、前記1つ以上の飛行移動体の中から印刷物を回収して前記配達先まで配達した後のバッテリー残量が最大となる前記飛行移動体を選択する、画像形成装置。
  2. 1つ以上の飛行移動体と連携する画像形成装置であって、
    他の機器とデータを送受信する通信部と、
    用紙を印刷する印刷部と、
    複数の座席の位置情報及び複数の画像形成装置の位置情報を記憶する記憶部と、
    前記画像形成装置を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記通信部を介して受信した印刷ジョブから配達先情報を取得し、
    前記通信部を介して前記1つ以上の飛行移動体から位置情報を受信し、
    前記記憶部から配達先の座席の位置情報と、前記複数の画像形成装置の位置情報とを読み出し、
    前記配達先の座席の位置情報と、前記複数の画像形成装置の位置情報と、前記1つ以上の飛行移動体の位置情報とに基づいて、前記1つ以上の飛行移動体が、複数の画像形成装置のいずれか1つを経由して、前記配達先に到達するまでの距離を算出し、
    前記配達先に到達するまでの距離の算出の結果に基づいて、選択された前記飛行移動体が印刷物を回収して前記配達先まで配達する際の距離が最短となる、他の画像形成装置に前記印刷ジョブを転送し、
    前記通信部を介して、選択された前記飛行移動体に、前記他の画像形成装置に関する情報を送信し、
    前記配達先に到達するまでの距離の算出は、
    前記印刷ジョブの完了予定時刻における前記飛行移動体の予想位置を算出することと、
    前記飛行移動体が、前記予想位置かから飛行を開始したときの前記配達先に到達するまでの距離を算出することとを含む、画像形成装置。
  3. 1つ以上の飛行移動体と連携する画像形成装置であって、
    他の機器とデータを送受信する通信部と、
    用紙を印刷する印刷部と、
    複数の座席の位置情報及び複数の画像形成装置の位置情報を記憶する記憶部と、
    前記画像形成装置を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記通信部を介して受信した印刷ジョブから配達先情報を取得し、
    前記通信部を介して前記1つ以上の飛行移動体から位置情報を受信し、
    前記記憶部から配達先の座席の位置情報と、前記複数の画像形成装置の位置情報とを読み出し、
    前記配達先の座席の位置情報と、前記複数の画像形成装置の位置情報と、前記1つ以上の飛行移動体の位置情報とに基づいて、前記1つ以上の飛行移動体が、複数の画像形成装置のいずれか1つを経由して、前記配達先に到達するまでの距離を算出し、
    前記配達先に到達するまでの距離の算出の結果に基づいて、選択された前記飛行移動体が印刷物を回収して前記配達先まで配達する際の距離が最短となる、他の画像形成装置に前記印刷ジョブを転送し、
    前記通信部を介して、選択された前記飛行移動体に、前記他の画像形成装置に関する情報を送信し、
    前記通信部を介して、自装置を規定の画像形成装置として登録している端末から、前記配達先が前記端末である前記印刷ジョブを受信し、
    前記通信部を介して、前記飛行移動体から、目的地を受信し、
    前記目的地が自装置であることに基づいて、前記印刷ジョブを転送せずに、前記印刷部により、用紙を印刷する、画像形成装置。
  4. 1つ以上の飛行移動体と連携する画像形成装置であって、
    他の機器とデータを送受信する通信部と、
    前記飛行移動体と無線通信する無線通信部と、
    用紙を印刷する印刷部と、
    複数の座席の位置情報及び複数の画像形成装置の位置情報を記憶する記憶部と、
    前記画像形成装置を制御する制御部とを備え、
    前記記憶部は、
    前記室内を一定の領域毎に区切った領域情報をさらに含み、
    ユーザー情報と、前記座席の位置情報とを関連付けて記憶し、
    前記ユーザー情報と、所属グループ情報とを関連付けて記憶し、
    前記制御部は、
    前記通信部を介して受信した印刷ジョブから、前記座席の位置情報または前記領域を含む配達先情報を取得し、
    前記通信部を介して前記1つ以上の飛行移動体から位置情報を受信し、
    前記記憶部から配達先の座席の位置情報と、前記複数の画像形成装置の位置情報とを読み出し、
    前記配達先の座席の位置情報と、前記複数の画像形成装置の位置情報と、前記1つ以上の飛行移動体の位置情報とに基づいて、前記1つ以上の飛行移動体が、複数の画像形成装置のいずれか1つを経由して、前記配達先に到達するまでの距離を算出し、
    前記配達先に到達するまでの距離の算出の結果に基づいて、選択された前記飛行移動体が印刷物を回収して前記配達先まで配達する際の距離が最短となる、他の画像形成装置に前記印刷ジョブを転送し、
    前記通信部を介して、選択された前記飛行移動体に、前記他の画像形成装置に関する情報を送信し、
    室内に設置された複数の画像形成装置と、前記飛行移動体との無線通信強度に基づいて、前記飛行移動体の位置情報を推定し、
    前記飛行移動体の位置情報を前記領域単位で管理し、
    前記座席の位置情報を前記領域単位で管理し、
    前記印刷ジョブに含まれる前記ユーザー情報に基づいて、前記記憶部を検索し、前記座席の位置情報を取得し、
    前記印刷ジョブに含まれる前記所属グループ情報に基づいて、前記記憶部を検索し、前記所属グループ情報に関連付けられる複数のユーザーの前記座席の位置情報を取得する、画像形成装置。
  5. 前記制御部は、
    前記印刷ジョブから、印刷設定を取得し、
    前記複数の画像形成装置の中から、前記印刷設定による印刷が可能な画像形成装置の一覧を検索し、
    前記印刷設定による印刷が可能な画像形成装置の一覧の中から、前記印刷ジョブを転送する画像形成装置を選択する、請求項1~4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記記憶部は、前記複数の画像形成装置の位置情報と、前記複数の画像形成装置の機能を関連付けて記憶し、
    前記制御部は、前記複数の画像形成装置の機能を参照し、前記印刷設定による印刷が可能な画像形成装置の一覧を検索する、請求項に記載の画像形成装置。
  7. 前記印刷ジョブは、前記印刷ジョブの発行元以外を宛先として設定可能である、請求項1~のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記飛行移動体が着陸可能な充電スタンドをさらに備える、請求項1~のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、
    前記通信部を介して、前記飛行移動体から定期的に前記目的地を受信し、
    前記記憶部に、前記目的地を格納し、
    前記印刷ジョブを受信したことに基づいて、前記記憶部から前記目的地を参照する、請求項に記載の画像形成装置。
  10. 前記記憶部は、前記1つ以上の飛行移動体の現在位置と、前記印刷ジョブの配達状況をさらに記憶し、
    前記制御部は、前記1つ以上の飛行移動体の中から1台を選択することに基づいて、前記配達状況が配達中である前記飛行移動体は選択肢から排除する、請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記制御部は、前記印刷ジョブの配達先が複数存在することに基づいて、前記印刷ジョブを複数の前記画像形成装置に分散して転送する、請求項に記載の画像形成装置。
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