JP7207097B2 - Sinter cooling device - Google Patents
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Description
本発明は、焼結鉱を冷却するための焼結鉱冷却装置に関する。 The present invention relates to a sinter cooling device for cooling sinter.
従来、焼結機から供給される高温の焼結鉱を冷却するための焼結鉱冷却装置が知られている。例えば特許文献1には、焼結機からの焼結鉱が上方から堆積されると共に下方の外周部から排出される環状の堆積槽と、堆積槽の下部の内側と外側の間を横断するように配置された複数の通風ダクトと、隣り合う通風ダクト同士を接続して環状に配置された複数の中央ルーバ部とを備える焼結鉱冷却装置が開示されている。この焼結鉱冷却装置は、通風ダクトから外部の空気を取り込み、取り込んだ空気を中央ルーバ部のルーバ間から堆積槽の下部中央へ供給し、堆積された焼結鉱の下方から上方へ上記空気を通過させて、該焼結鉱全体を冷却するように設けられている。
Conventionally, a sintered ore cooling device for cooling high-temperature sintered ore supplied from a sintering machine is known. For example, in
本発明者は、以下のような課題を新たに見出した。すなわち、堆積槽の内部を上方から下方へ流動する焼結鉱のうち、中央ルーバ部に沿う焼結鉱の流動速度は、中央ルーバ部が通風ダクトにより支持される部位に近い側(すなわち中央ルーバ部の両端寄り)よりも、当該部位から遠い側(すなわち中央ルーバ部の中央寄り)において、速くなる。これは、中央ルーバ部のうち通風ダクトにより支持される部位に近い側では、焼結鉱の流動が、中央ルーバ部からだけでなく、通風ダクトからも抵抗を受けるため、流動速度が遅くなるからである。よって、中央ルーバ部において通風ダクトからの距離にかかわらず同じ量の空気が中央ルーバ部から堆積槽の内部の焼結鉱に向けて供給されると、上記流動速度が速い部位における焼結鉱の冷却不足、または上記流動速度が遅い部位における焼結鉱の過冷却を結果しうる。これにより、排出される焼結鉱の温度がばらつき、冷却性能が低下するおそれがある。 The present inventor newly discovered the following problems. That is, the flow velocity of the sintered ore along the central louver portion of the sintered ore flowing downward from above inside the sedimentation tank is closer to the part where the central louver portion is supported by the ventilation duct (i.e., the central louver It becomes faster on the far side from the relevant part (that is, closer to the center of the central louver portion) than toward both ends of the portion. This is because the flow of sintered ore is resisted not only by the central louver but also by the ventilation duct on the side of the central louver near the part supported by the ventilation duct, so the flow speed becomes slow. is. Therefore, if the same amount of air is supplied to the sintered ore inside the sedimentation tank from the central louver regardless of the distance from the ventilation duct in the central louver, the sintered ore in the portion where the flow rate is high Insufficient cooling or overcooling of the sinter in the areas of low flow velocity can result. As a result, the temperature of the discharged sintered ore may vary, and the cooling performance may deteriorate.
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、冷却性能の低下を抑制することが可能な、新規かつ改良された焼結鉱冷却装置を提供することにある。 Therefore, the present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a new and improved sinter cooling device capable of suppressing deterioration of cooling performance. to do.
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、焼結鉱を冷却するための焼結鉱冷却装置であって、焼結機からの焼結鉱が上部から供給されて堆積し、冷却気体が下部から供給されて堆積した焼結鉱の間を通過して上部へ向かうように設けられ、冷却気体により冷却された焼結鉱を下部の排出口から排出する環状の堆積槽と、堆積槽の内部に周方向に延びるように配置され、冷却気体を堆積槽の内部に導入し、他の部材により支持される被支持部位に近い側よりも、被支持部位から遠い側において、側面における開口部の上端が上方に設けられた気体導入部材と、を備える、焼結鉱冷却装置が提供される。 In order to solve the above problems, according to one aspect of the present invention, there is provided a sintered ore cooling device for cooling sintered ore, wherein the sintered ore from the sintering machine is supplied from above and accumulated. , a ring-shaped sedimentation tank in which a cooling gas is supplied from the bottom and passes through between the deposited sintered ore and goes to the top, and the sintered ore cooled by the cooling gas is discharged from the lower outlet. , arranged to extend in the circumferential direction inside the deposition tank, introduces cooling gas into the interior of the deposition tank, and is farther from the supported portion than the side closer to the supported portion supported by other members, A sinter cooling device is provided, comprising: a gas introduction member having an upper end of an opening in the side surface provided upward.
気体導入部材は、中空であり、下方に開口していてもよい。 The gas introducing member may be hollow and open downward.
気体導入部材の側面は、被支持部位から遠い側の下縁が上方へ切り欠かれた形状を有してもよい。 The side surface of the gas introducing member may have a shape in which the lower edge on the side farther from the supported portion is notched upward.
上記他の部材は、堆積槽の内部に径方向に延びるように複数配置され、堆積槽の内周壁と外周壁の少なくとも一方に接続し、冷却気体を堆積槽の内部に導入する第2の気体導入部材であってもよい。 A plurality of the other members are arranged so as to extend in the radial direction inside the deposition tank, are connected to at least one of the inner peripheral wall and the outer peripheral wall of the deposition tank, and are a second gas for introducing the cooling gas into the deposition tank. It may be an introduction member.
以上説明したように本発明に係る焼結鉱冷却装置によれば、冷却性能の低下を抑制することができる。 As explained above, according to the sintered ore cooling device according to the present invention, it is possible to suppress the deterioration of the cooling performance.
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。 Preferred embodiments of the present invention will be described in detail below with reference to the accompanying drawings. In the present specification and drawings, constituent elements having substantially the same functional configuration are denoted by the same reference numerals, thereby omitting redundant description.
まず、図1~3を参照して、実施形態に係る焼結鉱冷却装置の概略構成について説明する。図1および図2は、本実施形態に係る焼結鉱冷却装置1の概略構成を示す模式図である。図1は、堆積槽2の軸200を通る平面で焼結鉱冷却装置1を切った断面を示す。図2は、焼結鉱冷却装置1の一部を上方から見た上面図である。
First, with reference to FIGS. 1 to 3, a schematic configuration of a sintered ore cooling device according to an embodiment will be described. FIG.1 and FIG.2 is a schematic diagram which shows schematic structure of the sintered
焼結鉱冷却装置1は、焼結鉱11を冷却するためのクーラであり、本体部、掻き出し部、駆動部、吸引部および焼結鉱供給部を備える。本体部は、堆積槽2、気体導入部材3および架橋5を備える。説明の便宜上、図1において、気体導入部材3の図示を省略している。掻き出し部はスクレーパ6を有する。駆動部は、複数の支持ローラ70、および駆動モータ71を有する。吸引部は、フード80、排気ダクト81、吸引ファン82およびボイラ83を有する。焼結鉱供給部は供給シュート9を有する。
The sintered
図3は、堆積槽2の内部の一部を上方から見た模式図である。図4は、堆積槽2の内部に設置された気体導入部材3の一部を水平方向から見た模式図である。図5は、軸200を通る平面で堆積槽2を切った断面を模式的に示す。図3は図5のIII-III視に、図4は図3のIV-IV視に、図5は図3のV-V視に、それぞれ相当する。
FIG. 3 is a schematic view of part of the interior of the
図1,図5に示すように、堆積槽2は、テーブル20、内周壁21および外周壁22を有する。テーブル20は、軸200の周りに延びる円環状の底板であり、水平方向に広がる。以下、軸200の周り方向を周方向という。軸200を中心とする半径方向、言い換えると軸200を通り水平に延びる直線方向を、径方向という。テーブル20の下面側には、周方向に延びる円環状のレール23が2列設けられている。
As shown in FIGS. 1 and 5, the
堆積槽2は、周方向に延びる環状である。軸200を通る平面で切った堆積槽2の断面は、テーブル20、内周壁21および外周壁22に囲まれた逆台形状である。内周壁21は、内側の周壁であり、下端がテーブル20の内周縁に接続し、上方へ向かうにつれて径方向内側(すなわち軸200の側)へ向かうように鉛直方向に対し傾いている。外周壁22は、外側の周壁であり、下端がテーブル20の上面に対向し、上方へ向かうにつれて径方向外側へ向かうように鉛直方向に対し傾いている。焼結鉱11の排出口24は、堆積槽2の下部に設けられている。排出口24は、内周壁21に設けられておらず、外周壁22の側に設けられている。排出口24は、外周壁22の下端とテーブル20の上面との間の隙間であり、堆積槽2の全周にわたって設けられている。
The
図3,図5に示すように、内周壁21の下部には、複数の開口部210と複数のルーバ部211が設けられている。開口部210とルーバ部211は、内周壁21の周方向で交互に隣接して、内周壁21の全周にわたって設けられている。図5に示すように、各ルーバ部211において、周方向に延びる複数のルーバ(すなわち羽板)212が上下方向に並んで配置されている。各ルーバ212は、堆積槽2の径方向における内側から外側へ向かうにつれて下方へ傾斜するように配置されている。言い換えると、上下で隣接するルーバ212の間の間隙が、堆積槽2の内部へ向かうにつれて下方へ向かうように、水平方向に対して傾いている。
As shown in FIGS. 3 and 5 , a plurality of
図3,図5に示すように、外周壁22の下部には、排出口24の上側に、複数の開口部220と複数のルーバ部221が設けられている。開口部220とルーバ部221は、外周壁22の周方向で交互に隣接して、外周壁22の全周にわたって設けられている。開口部220は、内周壁21の開口部210に対し径方向で対向する位置にある。図5に示すように、各ルーバ部221において、周方向に延びる複数のルーバ222が上下方向に並んで配置されている。各ルーバ222は、堆積槽2の径方向における外側から内側へ向かうにつれて下方へ傾斜するように配置されている。言い換えると、上下で隣接するルーバ222の間の間隙が、堆積槽2の内部へ向かうにつれて下方へ向かうように、水平方向に対して傾いている。
As shown in FIGS. 3 and 5, a plurality of
気体導入部材3は、堆積槽2の内部に設置される。気体導入部材3は、径方向ダクト31および周方向ダクト32を有する。
The
図3~5に示すように、径方向ダクト31は、筒状の箱型部材であって、両端に吸気口310が設けられている。径方向ダクト31の幅広の両側面は逆台形状であり、上面と下面は長方形である。径方向ダクト31の下面は閉じられている。径方向ダクト31の中央部には、上面および幅広の両側面に跨って、接続開口部311が設けられている。接続開口部311は、幅広の両側面を矩形状に切り欠くように設けられている。
As shown in FIGS. 3 to 5, the
図3~5に示すように、周方向ダクト32は、半筒状の部材であって、下方が開口している。周方向ダクト32は、例えば板状部材を折り曲げ加工することで形成される。周方向ダクト32の外面は、側面321,322と上面323を有する。両側面321,322は、鉛直方向に沿うように配置される。上面323は、一方の側面321から他方の側面322に向かうにつれて下方へ傾斜するように、水平方向に対して傾いている。すなわち、周方向ダクト32の頂部は、不等辺山形である。周方向ダクト32の各端部326には接続開口部320が設けられている。接続開口部320は、各側面321,322の両端部を矩形状に切り欠くように設けられ、周方向ダクト32の下縁に開口する。
As shown in FIGS. 3 to 5, the
図4,図5に示すように、両側面321,322は、周方向ダクト32の両端部326から遠い側、すなわち中央部327の側の下縁が、上方へ切り欠かれた形状を有する。すなわち、両側面321,322の下部の中央側には凹部324が設けられている。凹部324は、両側面321,322の下縁に対して上方へ台形状に凹んだ切り欠き部である。
As shown in FIGS. 4 and 5, both side surfaces 321 and 322 have a shape in which the lower edge on the side far from both ends 326 of the
径方向ダクト31は、堆積槽2の内部に径方向に延びるように配置され、内周壁21と外周壁22に接続する。複数の径方向ダクト31は、堆積槽2の周方向に並んで配置される。具体的には、吸気口310を有する径方向ダクト31の一端は、内周壁21の下部の開口部210に嵌まる。吸気口310を有する径方向ダクト31の他端は、外周壁22の下部の開口部220に嵌まる。
The
周方向ダクト32は、径方向ダクト31に接続する。周方向ダクト32は、堆積槽2の周方向で隣り合う径方向ダクト31同士を接続するように配置される。複数の周方向ダクト32は、全体として、堆積槽2の全周にわたって周方向に延びる環状に配置される。具体的には、接続開口部320を有する周方向ダクト32の端部326は、径方向ダクト31の接続開口部311に嵌まる。接続開口部311を構成する径方向ダクト31の縁と、接続開口部320を構成する周方向ダクト32の縁は、互いに溶接等により結合されている。また、径方向ダクト31の接続開口部311の上方で互いに対向する周方向ダクト32の端部326同士は、互いに溶接等により結合されている。端部326は、径方向ダクト31により支持される被支持部位として機能する。径方向ダクト31の内部と周方向ダクト32の内部は、接続開口部311,320を介して、互いに連通する。
A
図1に示すように、架橋5は、堆積槽2の内周側に設けられ、堆積槽2を支持する。架橋5は、基礎50の上に設置された軸受51を介して、基礎50に対して回転自在に設けられている。架橋5の回転中心すなわち軸受51は軸200と重なる。
As shown in FIG. 1 , the bridge 5 is provided on the inner peripheral side of the
スクレーパ6は、棒状の部材であり、排出口24から堆積槽2の内部に挿入されている。スクレーパ6は、気体導入部材3よりも下方に、水平方向に延びるように配置される。
The
複数の支持ローラ70は、周方向に延びる円環状に2列、基礎50の上に配置されており、テーブル20のレール23に接している。駆動モータ71は、複数の支持ローラ70のうちいくつかに接続され、これらの支持ローラ70を回転させる力を発生する。回転駆動される支持ローラ70とレール23との摩擦力により、テーブル20が回転駆動され、堆積槽2が軸200の周りに回転する。
The plurality of
図2に示すように、フード80は、円環状であり、堆積槽2の上部の開口を覆うように配置される。基礎50に対して位置が固定されたフード80に対して、堆積槽2が回転する。排気ダクト81の一端は、フード80に接続され、フード80の内部と連通する。図1に示すように、排気ダクト81の他端の先には、吸引ファン82が接続されている。吸引ファン82は、排気ダクト81を介してフード80の内部の空気10を吸引する。吸引ファン82の手前に、ボイラ83が接続されている。ボイラ83は、熱交換を行うことで、フード80からの高温の空気10から熱エネルギを回収する。なお、ボイラ83とフード80との間に、除塵機84が接続されてもよい。また、フード80と堆積槽2の上端との間の隙間からの空気10のリークを防止するためのシール構造が設けられている。
As shown in FIG. 2 , the
供給シュート9は、フード80を貫通するように配置されている。供給シュート9には、焼結機から、冷却前の高温の焼結鉱11が供給される。供給シュート9に供給された焼結鉱11は、供給シュート9を通過して堆積槽2の上部から堆積槽2の内部に供給され、堆積する。なお、供給シュート9の内部に常時所定量の焼結鉱11が充填されているように設けられてよい。この場合、堆積槽2の回転に応じて焼結鉱11が供給シュート9から堆積槽2へ連続的に供給されるため、堆積槽2に堆積する焼結鉱11の高さの変動を抑制できる。
The
次に、図1,図6,図7を参照して、焼結鉱冷却装置1の動作を説明する。図6は、図4と同様の模式図であり、空気10の流れを一点鎖線の矢印で示す。図7は、図5と同様の断面の模式図であり、焼結鉱11の流動を実線の矢印で示す。
Next, with reference to
堆積槽2の周方向における堆積槽2とスクレーパ6との相対移動により、堆積槽2の下部の焼結鉱11が、スクレーパ6により押され、排出口24から堆積槽2の外部へ排出される。堆積槽2の周方向において、堆積槽2に対してスクレーパ6が進行する方向を前方とし、スクレーパ6に対して堆積槽2が進行する方向を後方とする。図2において、スクレーパ6に対する堆積槽2の進行方向(すなわち後方)を、矢印201で示す。堆積槽2が回転することで、スクレーパ6の前方にある焼結鉱11が押されるとともに、スクレーパ6の後方に空洞が発生する。この空洞に焼結鉱11が上方から入り込むことで、堆積槽2の内部において、上方から下方へ向かう焼結鉱11の流れ(いわば荷下がり)が発生する。
Due to the relative movement of the
一方、吸引ファン82によりフード80の内部の空気10が吸引されることにより、外部の空気10が堆積槽2の内部に取り込まれる。図7に示すように、空気10は、堆積槽2の内周壁21のルーバ部211では、ルーバ212同士の間の隙間から堆積槽2の内部へ直接取り込まれる。外周壁22のルーバ部221でも同様である。一方、空気10は、両周壁21,22に接続された径方向ダクト31の吸気口310からも、堆積槽2の内部へ取り込まれる。吸気口310から径方向ダクト31の内部に取り込まれた空気10は、径方向ダクト31に接続された周方向ダクト32に導入され、周方向ダクト32の内部の空間34を流通して下方の開口部から堆積槽2の内部に供給される。
On the other hand, the
堆積槽2の内部に取り込まれた外部の空気10は、堆積した焼結鉱11の間を通過して堆積槽2の下部から上部へ移動する。この間、空気10が焼結鉱11の熱を吸収することにより、焼結鉱11が冷却される。空気10は、堆積槽2の内部の焼結鉱11を冷却するための気体(以下、冷却気体ともいう。)として機能する。堆積槽2は冷却槽として機能する。フード80の内部へ移動した高温の空気10は、排気ダクト81から排気される。冷却された焼結鉱11は、堆積槽2の下部において、排出口24から、堆積槽2の回転に伴い連続的に排出される。すなわち、焼結鉱11は、堆積槽2の上部から連続的に供給されるとともに、外部から吸引された空気10と熱交換して冷却され、順次堆積槽2の内部を降下し、最後にスクレーパ6により掻き出されることになる。この際、堆積槽2の内部の焼結鉱11は、徐々に下方へ移動することになり、下方へ徐々に移動する間に、吸引されて上方へ向かう空気10により冷却されるため、焼結鉱11の全体が効率的に冷却される。このように、焼結鉱冷却装置1は、空気等の冷却気体を下から上に流す対向流式の熱交換を可能にしたものである。
The
次に、図3,図6,図7を参照して、本実施形態の焼結鉱冷却装置1の利点を説明する。周方向ダクト32は、周方向に延びるように、堆積槽2の内部に配置されている。周方向ダクト32の内部の空間34には、径方向ダクト31の内部に取り込まれた空気10が供給され、この空気10が空間34を周方向に流通する。周方向ダクト32の内部の空間34を流通する空気10は、周方向ダクト32の下方の開口部を通って堆積槽2の内部に導入される。このように、周方向ダクト32は、冷却気体としての空気10を堆積槽2の内部に導入するための気体導入部材として機能する。なお、冷却用の気体(冷却気体)は、空気に限らない。
Next, with reference to
ここで、図3に示すように、堆積槽2の内部を上方から下方へ流動する焼結鉱11のうち、周方向ダクト32の両側面321,322に沿う焼結鉱11の流動の速度は、端部326に近い側の流動111よりも、端部326から遠い側、すなわち中央部327の側の流動110が速くなる。すなわち、端部326は、径方向ダクト31により支持されるため、端部326に近い側の流動111は、径方向ダクト31から抵抗を受ける。端部326に近い側の流動111は、端部326から遠い側の流動110に比べ、径方向ダクト31からの抵抗の分だけ大きな抵抗を受けるため、流動速度が遅くなる。よって、周方向ダクト32における各部位で径方向ダクト31からの距離にかかわらず同じ量の空気10が堆積槽2の内部の焼結鉱11に向けて供給されると、上記流動速度が速い中央部327寄りの側では、焼結鉱11は冷却不足となる一方、流動速度が遅い端部326寄りの側では、焼結鉱11は過冷却状態となる。これにより、排出される焼結鉱11の温度がばらつき、冷却性能が低下するおそれがある。
Here, as shown in FIG. 3, of the sintered
これに対し、本実施形態の焼結鉱冷却装置1では、図6に示すように、周方向ダクト32は、被支持部位としての端部326に近い側よりも、端部326から遠い側、すなわち径方向ダクト31から遠い中央部327の側において、両側面321,322の下縁が上方へ台形状に切り欠かれた形状を有する、すなわち両側面321,322における開口部の上端が上方に設けられている。これにより、流動速度が速い流動110に対しては比較的多くの空気10が供給されるため、冷却不足が抑制される。一方、流動速度が遅い流動111に対しては比較的少ない空気10が供給されるため、過冷却が抑制される。このように、焼結鉱11の流動速度差による冷却性能のバラツキを補償することで、排出される焼結鉱11の温度のバラツキを抑制し、冷却機能の向上を図ることができる。
On the other hand, in the sintered
例えば、内周壁21の側についてみると、周方向ダクト32の側面321に凹部324が設けられる等により、端部326に近い側よりも、端部326から遠い側において、側面321における開口部の上端が上方に設けられている。このように、周方向ダクト32の部位間で、開口部の上端の鉛直方向位置を異ならせることで、簡便に、周方向ダクト32が形成する通路から焼結鉱11に向けて供給する空気10の量に差を設けることができる。すなわち、開口部の上端が下方に位置する側では、開口部(の上端)から堆積槽2の上端までの距離が大きくなるため、当該開口部から堆積槽2の内部に供給されて上方へ向かう空気10の流れの抵抗が大きくなる。よって、当該開口部から堆積槽2の内部に供給される空気10の量が減少しうる。一方、開口部の上端が上方に位置する側では、開口部(の上端)から堆積槽2の上端までの距離が小さくなるため、当該開口部から堆積槽2の内部に供給されて上方へ向かう空気10の流れの抵抗が小さくなる。よって、当該開口部から堆積槽2の内部に供給される空気10の量が増大しうる。外周壁22の側、すなわち側面322についても同様である。
For example, on the side of the inner
なお、周方向ダクト32は、気体導入部材であればよく、例えば、側面に複数のルーバを有するルーバユニットであってもよい。気体導入部材としてルーバユニットを用いる場合、ルーバユニットの被支持部に近い側よりも、被支持部から遠い側において、ルーバ同士の間の隙間の開口部の上端を上方に設ける。これにより、ルーバユニットの部位間で、上記隙間から焼結鉱11に向けて供給する空気10の量に差を設けることができる。但し、気体導入部材として、本実施形態のように、中空であり下方に開口している周方向ダクト32を用いる場合には、ルーバユニットを用いる場合に比べ、気体導入部材の構造を簡素化できるとともに、ルーバ同士の間の隙間に焼結鉱が入り込んで詰まるといった事態を予め回避し、冷却性能を安定させることができる。
Note that the
周方向ダクト32の側面321のうち、端部326から遠い側、すなわち中央部327の側において、開口部の上端を、端部326に近い側よりも上方へ設けるための手段として、側面321のうち中央部327の側に周囲を囲まれた穴を設けてもよいし、側面321のうち中央部327の側の下縁が上方へ切り欠かれた形状を有してもよい。下縁を上方に切り欠く場合、切り欠かれた形状という簡単な構造により、空気10の供給量を容易に調節できる。側面322についても同様である。
On the
周方向ダクト32の端部326を支持する他の部材は、堆積槽2の内部に径方向に延びるように複数配置され、堆積槽2の内周壁21と外周壁22に接続する径方向ダクト31である。径方向ダクト31は、堆積槽2の外部から空気10が供給される通気ダクトであり、第2の気体導入部材として機能し、空気10を堆積槽2の内部に導入する。周方向ダクト32は、径方向ダクト31から供給される空気10を焼結鉱11へ向けて供給する。このように径方向ダクト31が通気ダクトであることで、冷却気体として外部の空気10を周方向ダクト32から焼結鉱11へ供給する構成を容易に得ることができる。なお、径方向ダクト31は、周方向ダクト32への空気供給通路としての機能だけでなく、それ自体が開口部を側面に有して堆積槽2の内部に空気10を供給する機能を有してもよい。この場合、周方向ダクト32と同様、径方向ダクト31が、周方向ダクト32に支持される被支持部位としての端部に近い側よりも、当該端部から遠い側、すなわち周方向ダクト32から遠い側において、上記側面における開口部の上端が上方に設けられてよい。これにより、周方向ダクト32と同様の上記利点が得られる。
Another member supporting the
なお、周方向ダクト32の形状は任意である。例えば、図5に示される周方向ダクト32の断面の形状が、矩形状であってもよい。ここで、排出口24が設けられた外周壁22の側のほうが、排出口24が設けられていない内周壁21の側よりも、焼結鉱11の流動速度が速くなりやすい。よって、図5に示すように、堆積槽2の周壁21,22のうち、排出口24が設けられた外周壁22に対向する周方向ダクト32の面である上面323が、上方から下方へ向かうにつれて外周壁22に近づく側に、鉛直方向に対し傾いて設けられていてもよい。この場合、上面323と外周壁22との間で、焼結鉱11の流動抵抗が増大することで、外周壁22の側における流動速度を減少させることができる。これにより、堆積槽2の径方向における焼結鉱11の流動速度の分布の不均一を抑制し、冷却性能の向上を図ることができる。
The shape of the
また、堆積槽2の径方向における周方向ダクト32の位置は任意である。図5に示すように、堆積槽2の径方向における周方向ダクト32の中心線325が、堆積槽2の径方向における中心線202よりも外周壁22の側に配置されてもよい。この場合、周方向ダクト32と内周壁21との間の距離が大きくなるとともに、周方向ダクト32と外周壁22との間の距離が小さくなるため、内周壁21の側における焼結鉱11の流動抵抗を減少させて流動速度を増大させるとともに、外周壁22の側における焼結鉱11の流動抵抗を増大させて流動速度を減少させることができる。これにより、堆積槽2の径方向における焼結鉱11の流動速度の分布の不均一を抑制し、冷却性能の向上を図ることができる。
Moreover, the position of the
また、堆積槽2の断面形状は任意であり、逆台形状に限らず、矩形状または台形状等であってもよい。言い換えると、堆積槽2の周壁21,22の鉛直方向に対する傾きは任意に設定可能である。また、内周壁21に排出口24が設けられ、外周壁22に排出口24が設けられていなくてもよい。
Moreover, the cross-sectional shape of the
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。 Although the preferred embodiments of the present invention have been described in detail above with reference to the accompanying drawings, the present invention is not limited to such examples. It is obvious that a person having ordinary knowledge in the technical field to which the present invention belongs can conceive of various modifications or modifications within the scope of the technical idea described in the claims. It is understood that these also naturally belong to the technical scope of the present invention.
1 焼結鉱冷却装置
10 空気(冷却気体)
11 焼結鉱
2 堆積槽
24 排出口
31 径方向ダクト(他の部材)
32 周方向ダクト(気体導入部材)
321 側面
322 側面
326 端部(被支持部位)
1
11 sintered
32 circumferential duct (gas introduction member)
321
Claims (4)
焼結機からの焼結鉱が上部から供給されて堆積し、冷却気体が下部から供給されて前記堆積した焼結鉱の間を通過して上部へ向かうように設けられ、前記冷却気体により冷却された焼結鉱を下部の排出口から排出する環状の堆積槽と、
前記堆積槽の内部に周方向に延びるように配置され、前記冷却気体を前記堆積槽の内部に導入し、他の部材により支持される被支持部位に近い側よりも、前記被支持部位から遠い側において、側面における開口部の上端が上方に設けられた気体導入部材と、
を備える、
焼結鉱冷却装置。 A sintered ore cooling device for cooling sintered ore,
The sintered ore from the sintering machine is supplied from the top and deposited, and the cooling gas is supplied from the bottom and passed through the deposited sintered ore to the top, and is cooled by the cooling gas. An annular sedimentation tank for discharging the sintered ore from the lower outlet,
is arranged to extend in the circumferential direction inside the deposition tank, introduces the cooling gas into the interior of the deposition tank, and is farther from the supported portion than the side closer to the supported portion supported by another member on the side, a gas introduction member provided with an upper end of the opening in the side face upward;
comprising
Sinter cooling device.
A plurality of the other members are arranged to extend radially inside the sedimentation tank, are connected to at least one of an inner peripheral wall and an outer peripheral wall of the sedimentation tank, and introduce the cooling gas into the sedimentation tank. The sintered ore cooling device according to any one of claims 1 to 3, which is a second gas introduction member.
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