JP7213017B2 - 車両前後進判定装置、車両前後進判定システム、車両前後進判定方法及び車両前後進判定プログラム - Google Patents
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Description
この構成により、1台の車両検知器だけで前後進判定処理を行い、機器費用及び施工費を高くせずに、車両についての正しい前後進判定結果を得ることができる。また、特徴量記憶部に記憶されている特徴量に基づいて判定を行う為、例えば、直前の車両の特徴データを用いずに判定を行うことができ、直前の車両の車尾の特徴データを用いて判定を行う場合のように、直前の車両が誤検知されて誤った判定結果となることや、当該誤った判定結果に基づいて後続車両に対する次の判定結果も誤った判定結果となることを回避することができる。
この構成により、車両に特有の情報(車高変化量、車体及び車輪の相対位置関係、局所的な非検知位置、並びに外形形状)に基づき、車両が4つの前後進パターン、即ち、前進進入前進退出パターン、前進進入後進退出パターン、後進進入後進退出パターン、及び後進進入前進退出パターンのうちのいずれに該当するかを正確に判定することができる。
この構成により、実際に料金所を走行する車両から抽出された特徴量の学習結果に基づいて、4つの前後進パターンのうちのいずれに該当するかを正確に判定することができる。
この構成により、車両についての前後進判定の処理を効率的に行うことができる。また、前後進判定に用いる車両の特徴量を車種に基づいて限定して判定する為、例えば、車種を限定していない場合には判定結果に複数の可能性があることから判定結果が確定しなくなる事態を回避できる。
この構成により、車両の車種をナンバープレート情報に基づいてより正確に判別することができる為、前後進判定に用いる車両Aの特徴量を車種に基づいてより正確に限定することができる。
この構成により、車両の車種をトレッド情報に基づいてより正確に判別することができる為、前後進判定に用いる車両の特徴量を車種に基づいてより正確に限定することができる。
この構成により、1台の車両検知器だけで前後進判定処理を行い、機器費用及び施工費を高くせずに、車両についての正しい前後進判定結果を得ることができる。また、特徴量記憶部に記憶されている特徴量に基づいて判定を行う為、例えば、直前の車両の特徴データを用いずに判定を行うことができ、直前の車両の車尾の特徴データを用いて判定を行う場合のように、直前の車両が誤検知されて誤った判定結果となることや、当該誤った判定結果に基づいて後続車両に対する次の判定結果も誤った判定結果となることを回避することができる。
この構成により、1台の車両検知器だけで前後進判定処理を行い、機器費用及び施工費を高くせずに、車両についての正しい前後進判定結果を得ることができる。また、特徴量記憶部に記憶されている特徴量に基づいて判定を行う為、例えば、直前の車両の特徴データを用いずに判定を行うことができ、直前の車両の車尾の特徴データを用いて判定を行う場合のように、直前の車両が誤検知されて誤った判定結果となることや、当該誤った判定結果に基づいて後続車両に対する次の判定結果も誤った判定結果となることを回避することができる。
以下、本発明の第1の実施形態について図面を参照しながら説明する。すべての図面において同一または相当する構成には同一の符号を付し、共通する説明は省略する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る車両前後進判定システム1の全体構成を示す概略図である。方向を説明する為に、図1、2A、5A~5D、11、及び14においては、共通の右手系のxyz座標系が規定されている。このxyz座標系では、±z方向は鉛直方向と平行であり、±x方向及び±y方向はいずれも水平方向と平行であり、±x方向、±y方向、及び±z方向の3方向は互いに直交している。
以下の説明において、車線Lが延在する方向を±x方向とし、「車線方向」とも記載する。また、水平面内において車線方向(±x方向)に直交する方向を±y方向とし、「車線幅方向」とも記載する。また、+x方向を「車線方向奥側」、-x方向を「車線方向手前側」とも記載する。更に、水平面に直交する方向を±z方向とし、「鉛直方向」とも記載する。
第1の実施形態に係る車両前後進判定システム1は、例えば、高速道路の出入口等に設置される料金所への各車両Aの進入及び退出を個別に検知する為に設けられる。図1に示すように、車線Lは少なくとも車両前後進判定システム1が設けられる範囲では直線的に形成されている。車線Lは、車線方向奥側(+x方向)に進むと料金所を経て高速道路に接続され、車線方向手前側(-x方向)に進むと一般道路に接続されている。図1に示す各車両Aは、一般道路から高速道路に向かって進行方向H、即ち、車線方向奥側(+x方向)に進行している。
図2A及び2Bは、第1の実施形態に係る車両前後進判定システム1が備える車両検知器10を説明する説明図である。図2Aは、図1に示す車両検知器10を車両Aの進行方向H(+x方向)に垂直な方向(-y方向)に視た図である。本発明の第1の実施形態では、車両検知器10として透過式の車両検知器が用いられており、図1に示すように、検知光Bを水平方向(+y方向)に照射(投光)する投光部を複数有する投光器10Aと、投光器10Aの投光部から照射された検知光Bを受光する受光部を複数有する受光器10Bとを備えている。
また、投光器10Aから照射される検知光Bは、水平方向以外の方向、例えば、上から下に向かう向きの鉛直方向(-z方向)など、任意の方向であってよい。上から下に向かう向きの場合、例えば、ガントリに設置された反射型車両検知器であってもよい。
図3A~3Dは、第1の実施形態に係る車両検知器10で検知される車両Aの前後進パターンを説明する説明図である。図3A~3Dを用いて、被検知物としての車両Aが車線Lの所定位置Pを通過する際に車両検知器10で検知した車両検知情報を時系列順に結合した車両形状データSの前後進パターンを説明する。図3A~3Dは、いずれも、左側の図が、車両Aが所定位置Pに進入する際の車両Aの前後進を示し、中央の図が、車両Aが所定位置Pから退出する際の車両Aの前後進を示している。具体的には、図3Aでは、車両Aが矢印Fの方向に前進して所定位置Pに進入し(図3Aの左側の図)、矢印Fの方向に前進して所定位置Pから退出している(図3Aの中央の図)。図3Bでは、車両Aが矢印Fの方向に前進して所定位置Pに進入し(図3Bの左側の図)、矢印Rの方向に後進して所定位置Pから退出している(図3Bの中央の図)。図3Cでは、車両Aが矢印Rの方向に後進して所定位置Pに進入し(図3Cの左側の図)、矢印Rの方向に後進して所定位置Pから退出している(図3Cの中央の図)。図3Dでは、車両Aが矢印Rの方向に後進して所定位置Pに進入し(図3Dの左側の図)、矢印Fの方向に前進して所定位置Pから退出している(図3Dの中央の図)。また、図3A~3Dは、いずれも、右側の図が、車両Aが所定位置Pに進入してから退出するまでの間の車両検知情報を時系列順に結合した車両形状データSを示し、図2Bと同様に、時間軸tが時間的な前後を示す。
車両形状データSを2分割する軸Oは、車両Aが進入してから退出するまでの所要時間の半分の時間が経過した時刻を示す。従って、図3A~3Dに向かって軸Oの右側が車両形状データSの時系列で早く検知された部分を示し、軸Oの左側が車両形状データSの時系列で遅く検知された部分を示す。なお、上記の所定の条件は、あくまでも説明を簡潔化する為に仮定したものであり、車両Aの前進及び後進の速度は一定である必要はなく、前進及び後進の切替えは車両Aの中央位置以外で行われてもよい。また、車両形状データSの時系列で早く検知された部分及び時系列で遅く検知された部分は、車両形状データSを完全に二等分した一方である必要はなく、必要に応じて定義を変更してもよい。例えば、車両形状データSのうち、進入を開始してから所定時間が経過するまでの部分を時系列で早く検知された部分としてもよいし、退出するまでの所定時間前までの部分を時系列で遅く検知された部分としてもよい。
図4は、第1の実施形態に係る車両前後進判定システム1が備える車両前後進判定装置30の構成を説明するブロック図である。
車両前後進判定装置30は、車両Aの前後進を判定する為に必要な検知情報を記憶する検知情報記憶部31と、車両Aの特徴量(例えば、後述する車高変化量、車体及び車輪の相対位置関係、局所的な非検知位置、並びに外形形状等)を記憶する特徴量記憶部32と、車両検知器10から車両検知情報を取得する検知情報取得部33と、車両Aが所定位置Pに進入してから退出するまでの間に取得される車両検知情報を時系列順に結合して車両形状データSを生成する車両形状データ生成部34と、生成された車両形状データSに含まれる車両Aの特徴量を学習して特徴量記憶部32に記憶させる特徴量学習部35と、車両形状データSが、特徴量記憶部32に記憶されている特徴量と合致するか否かに基づいて、所定位置Pへの進入時及び退出時の車両Aの前後進を判定する前後進判定部36と、を備える。
図5A~5Dは、第1の実施形態に係る車両前後進判定装置30が判定に用いる車両Aの特徴量を説明する説明図である。後述する特徴量学習部35は、取得された車両Aの車両形状データSから、図5A~5Dに示す部分の特徴を示す車両Aの特徴量を抽出する。本実施形態において、車両Aの特徴量は、車両Aの車両前側の特徴を示す第1の特徴量と、車両Aの車両後側の特徴を示す第2の特徴量とを含んでいる。なお、他の実施形態においては、車両Aの特徴量は、車両Aの車両前側の特徴及び車両後側の特徴以外の特徴を示す特徴量を含んでいてもよい。
図5Aに示すように、車両Aの第1の特徴量は、車両Aの車両前端部の鉛直方向(±z方向)の車高h1が車長方向(±x方向)に沿ってどのように変化するかを示す車高変化量であってよい。同様に、図5Aに示すように、車両Aの第2の特徴量は、車両Aの車両後端部の鉛直方向(z方向)の車高h2が車長方向(±x方向)に沿ってどのように変化するかを示す車高変化量であってよい。
図6は、第1の実施形態に係る車両前後進判定システム1が備える車両前後進判定装置30の動作を示すフローチャートである。
具体的には、特徴量学習部35は、前後進判定部36による前後進判定(ステップS103)の後続の処理が実施されたことをもって、当該前後進判定の結果にかかわらず、車両Aが“前進進入前進退出した”と判断する。ここで、「前後進判定の後続の処理」とは、例えば、車線Lに設置されたETC路側アンテナと車両Aとの間で行われる通信処理や、車線Lの路側に設置された料金自動収受機を介した料金収受処理などであってよい。特徴量学習部35は、例えば、車線サーバを通じて、前後進判定の後続の処理が実施されたか否かを検知する。
特徴量学習部35は、前後進判定の後続の処理が実施されたこと検知すると、“前進進入前進退出した”車両Aについて、ステップS102で車両形状データ生成部34によって生成された車両形状データSを参照する。そして、特徴量学習部35は、当該車両形状データSのうち時系列で早く検知された部分に示される特徴量を「車両Aの車両前端部を示す第1の特徴量」として学習し、当該車両形状データSのうち時系列で遅く検知された部分を「車両Aの車両後端部を示す第2の特徴量」として学習する。
学習させる車両Aの特徴量は、図5A~5Dに示したように、車両Aの車高変化量、車体及び車輪の相対位置関係、局所的な非検知位置、並びに外形形状のいずれであってもよい。
なお、特徴量学習部35の学習手法は、上述の態様に限定されることなく、種々の学習手法が適用され得る。例えば、前後進判定部36による前後進判定にて“前進進入前進退出した”と判定された車両形状データSを用いて、第1の特徴量及び第2の特徴量を追学習する態様であってもよい。
図7は、第1の実施形態に係る車両前後進判定システム1が備える車両前後進判定装置30の動作を示すフローチャートである。図7を用いて、車両前後進判定装置30が図6に示すステップS103にて行う車両前後進判定の手順を説明する。
以上のとおり、第1の実施形態に係る車両前後進判定システム1が備える車両前後進判定装置30は、車両Aの車両形状データSが特徴量記憶部32に記憶されている特徴量と合致するか否かに基づいて、所定位置Pへの進入時及び退出時の車両Aの前後進を判定する。
このようにすることで、1台の車両検知器10だけで前後進判定処理を行い、機器費用及び施工費を高くせずに、車両Aについての正しい前後進判定結果を得ることができる。また、特徴量記憶部32に記憶されている特徴量に基づいて判定を行う為、例えば、直前の車両の特徴データを用いずに判定を行うことができ、直前の車両の車尾の特徴データを用いて判定を行う場合のように、直前の車両が誤検知されて誤った判定結果となることや、当該誤った判定結果に基づいて後続車両に対する次の判定結果も誤った判定結果となることを回避することができる。
このようにすることで、車両Aが4つ前後進パターン、即ち、前進進入前進退出パターン、前進進入後進退出パターン、後進進入後進退出パターン、及び後進進入前進退出パターンのうちのいずれに該当するかを正確に判定することができる。
このようにすることで、車両Aに特有の情報(車高変化量、車体及び車輪の相対位置関係、局所的な非検知位置、並びに外形形状)に基づき、車両Aが4つの前後進パターン、即ち、前進進入前進退出パターン、前進進入後進退出パターン、後進進入後進退出パターン、及び後進進入前進退出パターンのうちのいずれに該当するかを正確に判定することができる。
このようにすることで、実際に料金所を走行する車両から抽出された特徴量の学習結果に基づいて、4つの前後進パターンのうちのいずれに該当するかを正確に判定することができる。
次に、第2の実施形態に係る車両前後進判定システム1について、図8~図10を参照しながら説明する。第2の実施形態に係る車両前後進判定システム1の全体構成は、第1の実施形態に係る車両前後進判定システム1と同様である為、説明を省略する。
図8は、第2の実施形態に係る車両前後進判定装置30の構成を説明するブロック図である。図8に示すように、第2の実施形態に係る車両前後進判定装置30は、車種判別部37及び記憶部切替部38を備えている点で第1の実施形態に係る車両前後進判定装置30と相違する。
また、第2の実施形態に係る検知情報記憶部31には、車種判別部37が車種の判別に用いる車種判別用情報(例えば、車種に関連付けられて予め規定された車高の範囲等)等がさらに記憶される。
第2の実施形態に係る車両前後進判定装置30が備える車種判別部37及び記憶部切替部38以外の構成要素は、第1の実施形態に係る車両前後進判定装置30と同様である為、説明を省略する。
図10は、第2の実施形態に係る車両前後進判定システム1が備える車両前後進判定装置30の動作を示すフローチャートである。
他方、特徴量学習部35は、車両形状データ生成部34により生成された車両形状データS、車種判別部37による車種の判別結果、及び、前後進判定部36による前後進判定結果に基づいて、生成された車両形状データSに含まれる車両Aの特徴量を学習し、普通車用記憶部32Aに記憶させる(ステップS104)。
前後進判定部36は、車両Aの前後進についての判定結果を例えば車線サーバ(図示せず)等に出力し、フローを終了する。
以上のとおり、第2の実施形態に係る車両前後進判定システム1が備える車両前後進判定装置30は、車種判別部37が車両検知情報に基づいて、車両Aの車種を判別し、記憶部切替部38が、車種判別部37により判別された車両Aの車種に基づいて、特徴量記憶部32を切替える。
このようにすることで、車両Aについての前後進判定の処理を効率的に行うことができる。また、前後進判定に用いる車両Aの特徴量を車種に基づいて限定して判定する為、例えば、車種を限定していない場合には判定結果に複数の可能性があることから当該判定結果が確定しなくなる事態を回避できる。
また、このようにすることで、特徴量学習部35は、車種に関連付けられた特徴量記憶部32(普通車用記憶部32A、大型車用記憶部32B等)に車両Aの特徴量を記憶させる。これにより、正確で細分化された学習をすることができる。
次に、第2の実施形態の第1の変形実施例に係る車両前後進判定システム1について、図11~図13を参照しながら説明する。
図11は、第2の実施形態の第1の変形実施例に係る車両前後進判定システム1の全体構成を示す概略図である。図11に示すように、第2の実施形態の第1の変形実施例に係る車両前後進判定システム1は、第2の実施形態に係る車両前後進判定システム1と同様に車両検知器10と、車両前後進判定装置30と、を備え、さらに、所定位置Pに進入する車両AのナンバープレートNについての情報を読み取るナンバープレート認識装置60を備える。第2の実施形態の第1の変形実施例に係る車両前後進判定システム1が備えるナンバープレート認識装置60以外の装置は、特に言及しない限り、第2の実施形態に係る車両前後進判定システム1と同様である為、説明を省略する。
図12は、第2の実施形態の第1の変形実施例に係る車両前後進判定装置30の構成を説明するブロック図である。図12に示すように、第2の実施形態の第1の変形実施例に係る車両前後進判定装置30は、ナンバープレート情報取得部39をさらに備えている点で第2の実施形態に係る車両前後進判定装置30と相違するので、第2の実施形態に係る車両前後進判定装置30と同じ点については説明を省略する。
第2の実施形態の第1の変形実施例に係る車両前後進判定システム1が備える車両前後進判定装置30は、図10に示す第2の実施形態に係る処理フローと同様に前後進判定処理が行われる。ただし、本変形実施例にあっては、ステップS121の処理において、車両Aの車種を判別する際に、ナンバープレート情報取得部39から入力されたナンバープレート情報に基づいて車両Aの車種を判別する点が相違する。なお、第2の実施形態の第1の変形実施例に係る車両前後進判定装置30の処理フローは、特に言及する場合を除き、図10に示す第2の実施形態に係る車両前後進判定装置30の処理フローと概ね同様である。従って、図10に示す第2の実施形態に係る車両前後進判定装置30の処理フローと同じ処理については説明を省略する。
以降の処理は、第2の実施形態に係る処理フローと同様であるので説明を省略する。
以上のとおり、第2の実施形態の第1の変形実施例に係る車両前後進判定システム1が備える車両前後進判定装置30は、ナンバープレート認識装置60を通じて、所定位置Pに進入する車両AのナンバープレートNについてのナンバープレート情報を取得し、車種判別部37が当該ナンバープレート情報に基づいて車両Aの車種を判別する。
このようにすることで、車両Aの車種を、ナンバープレート情報に基づいて、より正確に判別することができる為、前後進判定に用いる車両Aの特徴量を車種に基づいてより正確に限定することができる。
次に、第2の実施形態の第2の変形実施例に係る車両前後進判定システム1について、図14及び図15を参照しながら説明する。
図14は、第2の実施形態の第2の変形実施例に係る車両前後進判定システム1の全体構成を示す概略図である。図14に示すように、第2の実施形態の第2の変形実施例に係る車両前後進判定システム1は、第2の実施形態に係る車両前後進判定システム1と同様に、車両検知器10と、車両前後進判定装置30と、を備えている。また、本変形実施例に係る車両前後進判定システム1は、さらに、所定位置Pに進入する車両Aの車輪の位置を検知する踏板70を備えている。第2の実施形態の第2の変形実施例に係る車両前後進判定システム1が備える踏板70以外の装置は、特に言及しない限り、第2の実施形態に係る車両前後進判定システム1と同様である為、説明を省略する。
図15は、第2の実施形態の第2の変形実施例に係る車両前後進判定装置30の構成を説明するブロック図である。図15に示すように、第2の実施形態の第2の変形実施例に係る車両前後進判定装置30は、トレッド情報取得部40をさらに備えている点で第2の実施形態に係る車両前後進判定装置30と相違するので、第2の実施形態に係る車両前後進判定装置30と同じ点については説明を省略する。
なお、トレッド情報取得部40は、同様にして、踏板70により検知された車両Aの左側の後輪の車幅方向(±y方向)の位置と、右側の後輪の車幅方向(±y方向)の位置とから後輪同士の車幅方向(±y方向)間隔であるトレッド情報を取得してよい。
第2の実施形態の第2の変形実施例に係る車両前後進判定システム1が備える車両前後進判定装置30は、図10に示す第2の実施形態に係る処理フローと同様に前後進判定処理が行われる。ただし、本変形実施例にあっては、ステップS121の処理において、車両Aの車種を判別する際に、トレッド情報取得部40から入力されたトレッド情報に基づいて車両Aの車種を判別する点が相違する。なお、第2の実施形態の第2の変形実施例に係る車両前後進判定装置30の処理フローは、特に言及する場合を除き、図10に示す第2の実施形態に係る車両前後進判定装置30の処理フローと概ね同様である。従って、図10に示す第2の実施形態に係る車両前後進判定装置30の処理フローと同じ処理については説明を省略する。
以降の処理は、第2の実施形態に係る処理フローと同様であるので説明を省略する。
以上のとおり、第2の実施形態の第2の変形実施例に係る車両前後進判定システム1が備える車両前後進判定装置30は、トレッド情報取得部40が、所定位置Pに進入する車両Aの車輪の位置を検知する踏板70から入力された車両Aの車輪の位置の情報に基づいて車両Aのトレッド情報を取得し、車種判別部37が当該トレッド情報に基づいて車両Aの車種を判別する。
このようにすることで、車両Aの車種をトレッド情報に基づいてより正確に判定することができる為、前後進判定に用いる車両Aの特徴量を車種に基づいてより正確に限定することができる。
コンピュータ9は、CPU91、主記憶装置92、補助記憶装置93、インタフェース94を備える。
上述の車両前後進判定装置30は、コンピュータ9を備える。そして、上述した各処理部の動作は、プログラムの形式で補助記憶装置93に記憶されている。CPU91は、プログラムを補助記憶装置93から読み出して主記憶装置92に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。例えば、上述した検知情報取得部33、車両形状データ生成部34、特徴量学習部35、前後進判定部36、車種判別部37、記憶部切替部38、ナンバープレート情報取得部39、及びトレッド情報取得部40は、CPU91であってよい。
また、CPU91は、プログラムに従って、上述した各記憶部に対応する記憶領域を主記憶装置92または補助記憶装置93に確保する。例えば、上述した検知情報記憶部31、及び特徴量記憶部32が、主記憶装置92または補助記憶装置93に確保されてよい。
9 コンピュータ
10 車両検知器
10A 投光器
10B 受光器
20 回線
30 車両前後進判定装置
31 検知情報記憶部
32 特徴量記憶部
32A 普通車用記憶部
32B 大型車用記憶部
33 検知情報取得部
34 車両形状データ生成部
35 特徴量学習部
36 前後進判定部
37 車種判別部
38 記憶部切替部
39 ナンバープレート情報取得部
40 トレッド情報取得部
50 回線
60 ナンバープレート認識装置
70 踏板
80 回線
91 CPU
92 主記憶装置
93 補助記憶装置
94 インタフェース
A 車両
B 検知光
f 車両Aの前側の外形形状
F 前進(方向)
H 進行方向
h1 車両前端部の車高
h2 車両後端部の車高
d1 車両前端部と前車輪との間の距離
d2 車両後端部と後車輪との間の距離
L 車線
N ナンバープレート
N1 分類番号
P 所定位置
r 車両Aの後側の外形形状
R 後進(方向)
S 車両形状データ
w 局所的な被検知位置
Claims (9)
- 車線に沿った所定位置で車両の形状の一部を検知する車両検知器から車両検知情報を取得する検知情報取得部と、
前記車両が前記所定位置に進入してから退出するまでの間に取得される前記車両検知情報を時系列順に結合して車両形状データを生成する車両形状データ生成部と、
前記車両の側面から視た特徴量を記憶している特徴量記憶部と、
前記車両形状データが、前記特徴量記憶部に記憶されている前記特徴量と合致するか否かに基づいて、前記所定位置への進入時及び退出時の前記車両の前後進を判定する前後進判定部と、
を備え、
前記特徴量が前記車両の側面から視た前側形状を示す第1の特徴量と前記車両の側面から視た後側形状を示す第2の特徴量とを含み、
前記前後進判定部は、前記車両形状データの時系列で早く検知された部分が前記第1の特徴量と合致する場合には、前記車両の進入時には前記車両が前進していると判定し、前記車両形状データの時系列で早く検知された部分が前記第2の特徴量と合致する場合には、前記車両の進入時には前記車両が後進していると判定し、
前記前後進判定部は、前記車両形状データの時系列で遅く検知された部分が前記第1の特徴量と合致する場合には、前記車両の退出時には前記車両が後進していると判定し、前記車両形状データの時系列で遅く検知された部分が前記第2の特徴量と合致する場合には、前記車両の退出時には前記車両が前進していると判定する
車両前後進判定装置。 - 前記車両の前記特徴量は、車高変化量、車体及び車輪の相対位置関係、局所的な非検知位置、並びに外形形状の少なくともいずれかを含む
請求項1に記載の車両前後進判定装置。 - 生成された前記車両形状データに含まれる前記車両の前記特徴量を学習して前記特徴量記憶部に記憶させる特徴量学習部と、
を備える請求項1又は請求項2に記載の車両前後進判定装置。 - 前記車両の車種を判別する車種判別部と、
前記車種判別部により判別された前記車両の車種に基づいて、前記特徴量記憶部を切替える記憶部切替部と、
を備える請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両前後進判定装置。 - 車両の撮影画像に基づいてナンバープレート情報を取得するナンバープレート情報取得部を更に備え、
前記車種判別部は、前記ナンバープレート情報に基づいて、前記車両の車種を判別する
請求項4に記載の車両前後進判定装置。 - 踏板により検知された車両の車輪の位置の情報に基づいてトレッド情報を取得するトレッド情報取得部を更に備え、
前記車種判別部は、前記トレッド情報に基づいて、前記車両の車種を判別する
請求項4又は請求項5に記載の車両前後進判定装置。 - 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の車両前後進判定装置と、
前記車両検知器と、
を備える車両前後進判定システム。 - 車線に沿った所定位置で車両の形状の一部を検知する車両検知器から車両検知情報を取得する検知情報取得ステップと、
前記車両が前記所定位置に進入してから退出するまでの間に取得される前記車両検知情報を時系列順に結合して車両形状データを生成する車両形状データ生成ステップと、
前記車両形状データが、特徴量記憶部に記憶されている前記車両の側面から視た特徴量と合致するか否かに基づいて、前記所定位置への進入時及び退出時の前記車両の前後進を判定する前後進判定ステップと、
を備え、
前記特徴量が前記車両の側面から視た前側形状を示す第1の特徴量と前記車両の側面から視た後側形状を示す第2の特徴量とを含み、
前記前後進判定ステップにおいて、前記車両形状データの時系列で早く検知された部分が前記第1の特徴量と合致する場合には、前記車両の進入時には前記車両が前進していると判定し、前記車両形状データの時系列で早く検知された部分が前記第2の特徴量と合致する場合には、前記車両の進入時には前記車両が後進していると判定し、
前記前後進判定ステップにおいて、前記車両形状データの時系列で遅く検知された部分が前記第1の特徴量と合致する場合には、前記車両の退出時には前記車両が後進していると判定し、前記車両形状データの時系列で遅く検知された部分が前記第2の特徴量と合致する場合には、前記車両の退出時には前記車両が前進していると判定する
車両前後進判定方法。 - 車両前後進判定装置としてのコンピュータを、
車線に沿った所定位置で車両の形状の一部を検知する車両検知器から車両検知情報を取得する検知情報取得部と、
前記車両が前記所定位置に進入してから退出するまでの間に取得される前記車両検知情報を時系列順に結合して車両形状データを生成する車両形状データ生成部と、
前記車両形状データが、特徴量記憶部に記憶されている前記車両の側面から視た特徴量と合致するか否かに基づいて、前記所定位置への進入時及び退出時の前記車両の前後進を判定する前後進判定部と、
して機能させ、
前記特徴量が前記車両の側面から視た前側形状を示す第1の特徴量と前記車両の側面から視た後側形状を示す第2の特徴量とを含み、
前記前後進判定部は、前記車両形状データの時系列で早く検知された部分が前記第1の特徴量と合致する場合には、前記車両の進入時には前記車両が前進していると判定し、前記車両形状データの時系列で早く検知された部分が前記第2の特徴量と合致する場合には、前記車両の進入時には前記車両が後進していると判定し、
前記前後進判定部は、前記車両形状データの時系列で遅く検知された部分が前記第1の特徴量と合致する場合には、前記車両の退出時には前記車両が後進していると判定し、前記車両形状データの時系列で遅く検知された部分が前記第2の特徴量と合致する場合には、前記車両の退出時には前記車両が前進していると判定する
車両前後進判定プログラム。
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