JP7232517B2 - 牛のルーメン環境評価方法、及び牛のルーメン環境評価装置 - Google Patents
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また、更に、本発明者は、反芻行動に着目し、この反芻行動から反芻動物の健康または飼料を評価することができる反芻動物の健康評価方法、健康評価装置、飼料評価方法、及び飼料評価装置を提案している(特許文献2)。
請求項2記載の本発明の牛のルーメン環境評価方法は、牛の頸部に3軸加速度センサを取り付け、前記3軸加速度センサで得られる加速度を用いてルーメン環境を評価する牛のルーメン環境評価方法であって、前後方向加速度、上下方向加速度、及び左右方向加速度を前記3軸加速度センサで検出する検出ステップと、検出した前記前後方向加速度、前記上下方向加速度、及び前記左右方向加速度を、経過時刻データとともに記憶する加速度記憶ステップと、前記前後方向加速度、前記上下方向加速度、及び前記左右方向加速度の少なくともいずれかを、前記経過時刻データとともに抽出する分析データ抽出ステップと、前記分析データ抽出ステップで抽出した、前記前後方向加速度、前記上下方向加速度、及び前記左右方向加速度の少なくともいずれかから、反芻動作期間を判別する反芻判別ステップと、前記反芻判別ステップで判別した前記反芻動作期間における、前記前後方向加速度、前記上下方向加速度、及び前記左右方向加速度の少なくともいずれかから、周波数頻度を算出して、1Hz前後の周波数ピーク値を咀嚼スピードとして決定する咀嚼スピード決定ステップと、前記反芻判別ステップで判別した前記反芻動作期間における、前記前後方向加速度、前記上下方向加速度、及び前記左右方向加速度の少なくともいずれかから、嚥下間隔時間を算出する嚥下間隔算出ステップと、前記咀嚼スピード決定ステップで決定される前記咀嚼スピードと、前記嚥下間隔算出ステップで算出される前記嚥下間隔時間とから、前記牛の前記ルーメン環境を評価する評価ステップとを有し、前記評価ステップでは、今回の前記咀嚼スピード及び前記嚥下間隔時間を、過去の前記咀嚼スピード及び前記嚥下間隔時間と比較し、前記咀嚼スピードが低下するとともに前記嚥下間隔時間が短くなっている時には、前記ルーメン環境が改善されていると評価することを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項1又は請求項2に記載の牛のルーメン環境評価方法において、前記咀嚼スピード決定ステップにおける前記周波数頻度の算出に、高速フーリエ変換解析を用いることを特徴とする。
請求項4記載の本発明の牛のルーメン環境評価装置は、牛の頸部に取り付けた3軸加速度センサで得られる、前後方向加速度、上下方向加速度、及び左右方向加速度の少なくともいずれかから、咀嚼スピードと嚥下間隔時間とを算出して前記牛のルーメン環境を評価する牛のルーメン環境評価装置であって、検出した前記前後方向加速度、前記上下方向加速度、及び前記左右方向加速度を、経過時刻データとともに記憶する加速度記憶手段12と、前記前後方向加速度、前記上下方向加速度、及び前記左右方向加速度の少なくともいずれかを、前記経過時刻データとともに抽出する分析データ抽出手段23と、前記分析データ抽出手段23で抽出した、前記前後方向加速度、前記上下方向加速度、及び前記左右方向加速度の少なくともいずれかから、反芻動作期間を判別する反芻判別手段24と、前記反芻判別手段24で判別した前記反芻動作期間における、前記前後方向加速度、前記上下方向加速度、及び前記左右方向加速度の少なくともいずれかから、周波数頻度を算出して、1Hz前後の周波数ピーク値を前記咀嚼スピードとして決定する咀嚼スピード決定手段25と、前記反芻判別手段24で判別した前記反芻動作期間における、前記前後方向加速度、前記上下方向加速度、及び前記左右方向加速度の少なくともいずれかから、前記嚥下間隔時間を算出する嚥下間隔算出手段26と、前記咀嚼スピード決定手段25で決定される前記咀嚼スピードと、前記嚥下間隔算出手段26で算出される前記嚥下間隔時間とから、前記牛の前記ルーメン環境を評価する評価手段27とを有し、前記評価手段27では、前記咀嚼スピードが咀嚼閾値を越えて早くなり、かつ前記嚥下間隔時間が嚥下閾値を越えて長くなると、ルーメンアシドーシスの可能性が高いと評価することを特徴とする。
請求項5記載の本発明の牛のルーメン環境評価装置は、牛の頸部に取り付けた3軸加速度センサで得られる、前後方向加速度、上下方向加速度、及び左右方向加速度の少なくともいずれかから、咀嚼スピードと嚥下間隔時間とを算出して前記牛のルーメン環境を評価する牛のルーメン環境評価装置であって、検出した前記前後方向加速度、前記上下方向加速度、及び前記左右方向加速度を、経過時刻データとともに記憶する加速度記憶手段12と、前記前後方向加速度、前記上下方向加速度、及び前記左右方向加速度の少なくともいずれかを、前記経過時刻データとともに抽出する分析データ抽出手段23と、前記分析データ抽出手段23で抽出した、前記前後方向加速度、前記上下方向加速度、及び前記左右方向加速度の少なくともいずれかから、反芻動作期間を判別する反芻判別手段24と、前記反芻判別手段24で判別した前記反芻動作期間における、前記前後方向加速度、前記上下方向加速度、及び前記左右方向加速度の少なくともいずれかから、周波数頻度を算出して、1Hz前後の周波数ピーク値を前記咀嚼スピードとして決定する咀嚼スピード決定手段25と、前記反芻判別手段24で判別した前記反芻動作期間における、前記前後方向加速度、前記上下方向加速度、及び前記左右方向加速度の少なくともいずれかから、前記嚥下間隔時間を算出する嚥下間隔算出手段26と、前記咀嚼スピード決定手段25で決定される前記咀嚼スピードと、前記嚥下間隔算出手段26で算出される前記嚥下間隔時間とから、前記牛の前記ルーメン環境を評価する評価手段27とを有し、前記評価手段27では、今回の前記咀嚼スピード及び前記嚥下間隔時間を、過去の前記咀嚼スピード及び前記嚥下間隔時間と比較し、前記咀嚼スピードが低下するとともに前記嚥下間隔時間が短くなっている時には、前記ルーメン環境が改善されていると評価することを特徴とする。
本発明の牛のルーメン環境評価方法は、牛の頸部に3軸加速度センサを取り付け、3軸加速度センサで得られる加速度を用いてルーメン環境を評価する。
図1は本発明の一実施例による牛のルーメン環境評価方法を示すフロー図である。
本発明の第1の実施例による牛のルーメン環境評価方法は、3軸加速度センサで加速度を検出する検出ステップ1(S1)と、検出した加速度を記憶する加速度記憶ステップ2(S2)と、分析データを抽出する分析データ抽出ステップ3(S3)と、反芻動作期間を判別する反芻判別ステップ4(S4)と、咀嚼スピードを決定する咀嚼スピード決定ステップ5(S5)と、嚥下間隔時間を算出する嚥下間隔算出ステップ6(S6)と、牛のルーメン環境を評価する評価ステップ7(S7)とを有する。
加速度記憶ステップ2では、検出した前後方向加速度、上下方向加速度、及び左右方向加速度を、経過時刻データとともに記憶する。
分析データ抽出ステップ3では、前後方向加速度、上下方向加速度、及び左右方向加速度の少なくともいずれかを、経過時刻データとともに抽出する。
反芻判別ステップ4では、分析データ抽出ステップ3で抽出した、前後方向加速度、上下方向加速度、及び左右方向加速度の少なくともいずれかから、反芻動作期間を判別する。
咀嚼スピード決定ステップ5では、反芻判別ステップ4で判別した反芻動作期間における、前後方向加速度、上下方向加速度、及び左右方向加速度の少なくともいずれかから、周波数頻度を算出して、1Hz前後の周波数ピーク値を咀嚼スピードとして決定する。ここで、咀嚼スピードは、反芻動作における1回の噛む速度である。牛の咀嚼スピードは、肉牛か乳牛にかかわらず、また粗飼料か濃厚飼料にかかわらず、0.9Hz~1.6Hzであることが実証実験によって明らかになった。
嚥下間隔算出ステップ6では、反芻判別ステップ4で判別した反芻動作期間における、前後方向加速度、上下方向加速度、及び左右方向加速度の少なくともいずれかから、嚥下間隔時間を算出する。ここで、嚥下間隔時間は、ある時刻における嚥下動作から次の嚥下動作までの間の時間であり、1回の嚥下動作の時間ではない。
評価ステップ7では、咀嚼スピード決定ステップ5で決定される咀嚼スピードと、嚥下間隔算出ステップ6で算出される嚥下間隔時間とから、牛のルーメン環境を評価する。
本実施例によれば、前後方向加速度、上下方向加速度、及び左右方向加速度の少なくともいずれかを用いて咀嚼スピードと嚥下間隔時間を算出し、咀嚼スピードと嚥下間隔時間とを用いて牛のルーメン環境を評価することができる。
本実施例によれば、反芻動作期間における周波数頻度を算出することができ、1Hz前後の周波数ピーク値を咀嚼スピードとして決定することで、正確な咀嚼スピードを得ることができる。
また、評価ステップ7では、咀嚼スピードが咀嚼閾値を越えて早くなり、かつ嚥下間隔時間が嚥下閾値を越えて長くなると、ルーメンアシドーシスの可能性が高いと評価する。
本実施例によれば、牛の頸部に取り付けた3軸加速度センサから得られる加速度からルーメンアシドーシスの可能性を評価できる。
また、評価ステップ7では、今回の咀嚼スピード及び嚥下間隔時間を、過去の咀嚼スピード及び嚥下間隔時間と比較し、咀嚼スピードが低下するとともに嚥下間隔時間が短くなっている時には、ルーメン環境が改善されていると評価する。
本実施例によれば、牛の頸部に取り付けた3軸加速度センサから得られる加速度から、ルーメン環境の改善を評価することができる。
第1の実施例による牛のルーメン環境評価装置は、牛の頸部に取り付ける第1制御部10と、第1制御部10からのデータを受信して牛のルーメン環境を評価する第2制御部20とから構成される。
第1制御部10は、3軸加速度センサからなる検出手段11と、検出した加速度を記憶する加速度記憶手段12と、加速度記憶手段12に記憶したデータを送信する送信手段13とを有する。
第2制御部20は、送信手段13から送信されるデータを受信する受信手段21と、受信手段21で受信したデータを記憶する記憶手段22と、記憶手段22に記憶したデータの中から分析データを抽出する分析データ抽出手段23と、反芻動作期間を判別する反芻判別手段24と、咀嚼スピードを決定する咀嚼スピード決定手段25と、嚥下間隔時間を算出する嚥下間隔算出手段26と、牛のルーメン環境を評価する評価手段27と、評価手段27で評価した結果を出力する出力手段28とを有する。
加速度記憶手段12では、検出した前後方向加速度、上下方向加速度、及び左右方向加速度を、経過時刻データとともに記憶する。
送信手段13では、経過時刻データとともに記憶した、前後方向加速度、上下方向加速度、及び左右方向加速度を送信する。
反芻判別手段24では、分析データ抽出手段23で抽出した、前後方向加速度、上下方向加速度、及び左右方向加速度の少なくともいずれかから、反芻動作期間を判別する。
咀嚼スピード決定手段25では、反芻判別手段24で判別した反芻動作期間における、前後方向加速度、上下方向加速度、及び左右方向加速度の少なくともいずれかから、周波数頻度を算出して、1Hz前後の周波数ピーク値を咀嚼スピードとして決定する。
嚥下間隔算出手段26では、反芻判別手段24で判別した反芻動作期間における、前後方向加速度、上下方向加速度、及び左右方向加速度の少なくともいずれかから、嚥下間隔時間を算出する。
評価手段27では、咀嚼スピード決定手段25で決定される咀嚼スピードと、嚥下間隔算出手段26で算出される嚥下間隔時間とから牛のルーメン環境を評価する。
第1制御部10は、牛の右側頸部に取り付けている。
図4において、横軸は経過時刻(1ポイントは0.05秒)であり、縦軸は加速度(10-2m/s2)である。
図4(a)に矢印で示す、ポイント517付近(Swallow)からポイント603付近(Vomit)までは、1回の嚥下動作を示しており、この嚥下動作の前後の波形が反芻動作期間における咀嚼動作を示している。
図4では、1回の嚥下動作だけを示しているが、嚥下間隔時間は、例えば、一つ前の嚥下動作におけるSwallowポイントから、今回の嚥下動作におけるSwallowポイントまでの時間から、又は一つ前の嚥下動作におけるVomitポイントから、今回の嚥下動作におけるVomitポイントまでの時間から算出する。なお、それぞれの嚥下動作間の時間をそれぞれ計測して平均した値を嚥下間隔時間とすることが好ましい。
図5に示すように、反芻動作期間における加速度から高速フーリエ変換解析を用いて周波数頻度を算出すると、複数の周波数ピーク値が現れる。牛の咀嚼スピードが0.9Hz~1.6Hz、すなわち1Hz前後であることから、1Hz前後に発生している周波数ピーク値を、咀嚼スピードとして決定することができる。
図5に示す例では、咀嚼スピードは1.1133Hzである。
図6に示すプロットは、牛1頭を示している。プロット「◎」は不適切な濃厚飼料を与えた乳牛、プロット「△」は適切な濃厚飼料を与えた乳牛、プロット「●」は分離給餌による乾乳牛、プロット「◆」は分離給餌による和牛、プロット「□」は粗飼料による和牛である。
不適切な濃厚飼料を与えた乳牛は、ルーメンアシドーシスの可能性が高い牛である。
図6に示すように、咀嚼スピードが遅く、嚥下間隔が短いほど、すなわちグラフ左下に向かうほど、ルーメン環境は良くなる。
例えば、図6に示すように、咀嚼スピードが咀嚼閾値(例えば1.3Hz)を越えて早くなり、かつ嚥下間隔時間が嚥下閾値(例えば65sec)を越えて長くなると、ルーメンアシドーシスの可能性が高いと評価することができる。
また、今回の咀嚼スピードが過去の咀嚼スピードより低下し、今回の嚥下間隔時間が過去の嚥下間隔時間より短くなっている時には、ルーメン環境が改善されていると評価することができる。
11 検出手段
12 加速度記憶手段
13 送信手段
20 第2制御部
21 受信手段
22 記憶手段
23 分析データ抽出手段
24 反芻判別手段
25 咀嚼スピード決定手段
26 嚥下間隔算出手段
27 評価手段
28 出力手段
Claims (5)
- 牛の頸部に3軸加速度センサを取り付け、前記3軸加速度センサで得られる加速度を用いてルーメン環境を評価する牛のルーメン環境評価方法であって、
前後方向加速度、上下方向加速度、及び左右方向加速度を前記3軸加速度センサで検出する検出ステップと、
検出した前記前後方向加速度、前記上下方向加速度、及び前記左右方向加速度を、経過時刻データとともに記憶する加速度記憶ステップと、
前記前後方向加速度、前記上下方向加速度、及び前記左右方向加速度の少なくともいずれかを、前記経過時刻データとともに抽出する分析データ抽出ステップと、
前記分析データ抽出ステップで抽出した、前記前後方向加速度、前記上下方向加速度、及び前記左右方向加速度の少なくともいずれかから、反芻動作期間を判別する反芻判別ステップと、
前記反芻判別ステップで判別した前記反芻動作期間における、前記前後方向加速度、前記上下方向加速度、及び前記左右方向加速度の少なくともいずれかから、周波数頻度を算出して、1Hz前後の周波数ピーク値を咀嚼スピードとして決定する咀嚼スピード決定ステップと、
前記反芻判別ステップで判別した前記反芻動作期間における、前記前後方向加速度、前記上下方向加速度、及び前記左右方向加速度の少なくともいずれかから、嚥下間隔時間を算出する嚥下間隔算出ステップと、
前記咀嚼スピード決定ステップで決定される前記咀嚼スピードと、前記嚥下間隔算出ステップで算出される前記嚥下間隔時間とから、前記牛の前記ルーメン環境を評価する評価ステップと
を有し、
前記評価ステップでは、前記咀嚼スピードが咀嚼閾値を越えて早くなり、かつ前記嚥下間隔時間が嚥下閾値を越えて長くなると、ルーメンアシドーシスの可能性が高いと評価する
ことを特徴とする牛のルーメン環境評価方法。 - 牛の頸部に3軸加速度センサを取り付け、前記3軸加速度センサで得られる加速度を用いてルーメン環境を評価する牛のルーメン環境評価方法であって、
前後方向加速度、上下方向加速度、及び左右方向加速度を前記3軸加速度センサで検出する検出ステップと、
検出した前記前後方向加速度、前記上下方向加速度、及び前記左右方向加速度を、経過時刻データとともに記憶する加速度記憶ステップと、
前記前後方向加速度、前記上下方向加速度、及び前記左右方向加速度の少なくともいずれかを、前記経過時刻データとともに抽出する分析データ抽出ステップと、
前記分析データ抽出ステップで抽出した、前記前後方向加速度、前記上下方向加速度、及び前記左右方向加速度の少なくともいずれかから、反芻動作期間を判別する反芻判別ステップと、
前記反芻判別ステップで判別した前記反芻動作期間における、前記前後方向加速度、前記上下方向加速度、及び前記左右方向加速度の少なくともいずれかから、周波数頻度を算出して、1Hz前後の周波数ピーク値を咀嚼スピードとして決定する咀嚼スピード決定ステップと、
前記反芻判別ステップで判別した前記反芻動作期間における、前記前後方向加速度、前記上下方向加速度、及び前記左右方向加速度の少なくともいずれかから、嚥下間隔時間を算出する嚥下間隔算出ステップと、
前記咀嚼スピード決定ステップで決定される前記咀嚼スピードと、前記嚥下間隔算出ステップで算出される前記嚥下間隔時間とから、前記牛の前記ルーメン環境を評価する評価ステップと
を有し、
前記評価ステップでは、今回の前記咀嚼スピード及び前記嚥下間隔時間を、過去の前記咀嚼スピード及び前記嚥下間隔時間と比較し、前記咀嚼スピードが低下するとともに前記嚥下間隔時間が短くなっている時には、前記ルーメン環境が改善されていると評価する
ことを特徴とする牛のルーメン環境評価方法。 - 前記咀嚼スピード決定ステップにおける前記周波数頻度の算出に、高速フーリエ変換解析を用いる
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の牛のルーメン環境評価方法。 - 牛の頸部に取り付けた3軸加速度センサで得られる、前後方向加速度、上下方向加速度、及び左右方向加速度の少なくともいずれかから、咀嚼スピードと嚥下間隔時間とを算出して前記牛のルーメン環境を評価する牛のルーメン環境評価装置であって、
検出した前記前後方向加速度、前記上下方向加速度、及び前記左右方向加速度を、経過時刻データとともに記憶する加速度記憶手段と、
前記前後方向加速度、前記上下方向加速度、及び前記左右方向加速度の少なくともいずれかを、前記経過時刻データとともに抽出する分析データ抽出手段と、
前記分析データ抽出手段で抽出した、前記前後方向加速度、前記上下方向加速度、及び前記左右方向加速度の少なくともいずれかから、反芻動作期間を判別する反芻判別手段と、
前記反芻判別手段で判別した前記反芻動作期間における、前記前後方向加速度、前記上下方向加速度、及び前記左右方向加速度の少なくともいずれかから、周波数頻度を算出して、1Hz前後の周波数ピーク値を前記咀嚼スピードとして決定する咀嚼スピード決定手段と、
前記反芻判別手段で判別した前記反芻動作期間における、前記前後方向加速度、前記上下方向加速度、及び前記左右方向加速度の少なくともいずれかから、前記嚥下間隔時間を算出する嚥下間隔算出手段と、
前記咀嚼スピード決定手段で決定される前記咀嚼スピードと、前記嚥下間隔算出手段で算出される前記嚥下間隔時間とから、前記牛の前記ルーメン環境を評価する評価手段と
を有し、
前記評価手段では、前記咀嚼スピードが咀嚼閾値を越えて早くなり、かつ前記嚥下間隔時間が嚥下閾値を越えて長くなると、ルーメンアシドーシスの可能性が高いと評価する
ことを特徴とする牛のルーメン環境評価装置。 - 牛の頸部に取り付けた3軸加速度センサで得られる、前後方向加速度、上下方向加速度、及び左右方向加速度の少なくともいずれかから、咀嚼スピードと嚥下間隔時間とを算出して前記牛のルーメン環境を評価する牛のルーメン環境評価装置であって、
検出した前記前後方向加速度、前記上下方向加速度、及び前記左右方向加速度を、経過時刻データとともに記憶する加速度記憶手段と、
前記前後方向加速度、前記上下方向加速度、及び前記左右方向加速度の少なくともいずれかを、前記経過時刻データとともに抽出する分析データ抽出手段と、
前記分析データ抽出手段で抽出した、前記前後方向加速度、前記上下方向加速度、及び前記左右方向加速度の少なくともいずれかから、反芻動作期間を判別する反芻判別手段と、
前記反芻判別手段で判別した前記反芻動作期間における、前記前後方向加速度、前記上下方向加速度、及び前記左右方向加速度の少なくともいずれかから、周波数頻度を算出して、1Hz前後の周波数ピーク値を前記咀嚼スピードとして決定する咀嚼スピード決定手段と、
前記反芻判別手段で判別した前記反芻動作期間における、前記前後方向加速度、前記上下方向加速度、及び前記左右方向加速度の少なくともいずれかから、前記嚥下間隔時間を算出する嚥下間隔算出手段と、
前記咀嚼スピード決定手段で決定される前記咀嚼スピードと、前記嚥下間隔算出手段で算出される前記嚥下間隔時間とから、前記牛の前記ルーメン環境を評価する評価手段と
を有し、
前記評価手段では、今回の前記咀嚼スピード及び前記嚥下間隔時間を、過去の前記咀嚼スピード及び前記嚥下間隔時間と比較し、前記咀嚼スピードが低下するとともに前記嚥下間隔時間が短くなっている時には、前記ルーメン環境が改善されていると評価する
ことを特徴とする牛のルーメン環境評価装置。
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