Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP7240331B2 - 活性酸素産生抑制用組成物 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP7240331B2 - 活性酸素産生抑制用組成物 - Google Patents

活性酸素産生抑制用組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP7240331B2
JP7240331B2 JP2019562114A JP2019562114A JP7240331B2 JP 7240331 B2 JP7240331 B2 JP 7240331B2 JP 2019562114 A JP2019562114 A JP 2019562114A JP 2019562114 A JP2019562114 A JP 2019562114A JP 7240331 B2 JP7240331 B2 JP 7240331B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composition
acid
suppressing
active oxygen
brain function
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019562114A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2019131774A1 (ja
Inventor
友紀 八木田
亜由太 船木
直樹 笠島
佳子 小野
大輔 竹本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suntory Holdings Ltd
Original Assignee
Suntory Holdings Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suntory Holdings Ltd filed Critical Suntory Holdings Ltd
Publication of JPWO2019131774A1 publication Critical patent/JPWO2019131774A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7240331B2 publication Critical patent/JP7240331B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/56Compounds containing cyclopenta[a]hydrophenanthrene ring systems; Derivatives thereof, e.g. steroids
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; PREPARATION OR TREATMENT THEREOF
    • A23L33/00Modifying nutritive qualities of foods; Dietetic products; Preparation or treatment thereof
    • A23L33/10Modifying nutritive qualities of foods; Dietetic products; Preparation or treatment thereof using additives
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/21Esters, e.g. nitroglycerine, selenocyanates
    • A61K31/215Esters, e.g. nitroglycerine, selenocyanates of carboxylic acids
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/28Drugs for disorders of the nervous system for treating neurodegenerative disorders of the central nervous system, e.g. nootropic agents, cognition enhancers, drugs for treating Alzheimer's disease or other forms of dementia
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P39/00General protective or antinoxious agents
    • A61P39/06Free radical scavengers or antioxidants
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/0012Galenical forms characterised by the site of application
    • A61K9/0053Mouth and digestive tract, i.e. intraoral and peroral administration

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Neurology (AREA)
  • Neurosurgery (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Psychiatry (AREA)
  • Mycology (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Hospice & Palliative Care (AREA)
  • Emergency Medicine (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Steroid Compounds (AREA)

Description

本発明は、活性酸素産生抑制用組成物に関する。本発明はまた、活性酸素の産生を抑制する方法及び活性酸素の産生を抑制するためのアセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩の使用に関する。本発明はまた、脳機能低下の抑制又は改善用組成物に関し、脳機能低下の抑制又は改善方法及び脳機能低下の抑制又は改善のためのアセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩の使用に関する。
酸化ストレスとは活性酸素の発生増加や活性酸素の除去能低下などによって生体内が酸化状態に傾いている状態のことを指す。酸化ストレスにより、タンパク質、DNA、脂質などの生体分子が酸化されることになる。これらの生体分子の酸化は、種々の臓器の機能低下に関与し、様々な疾患につながることが知られている(非特許文献1)。
そのため、酸化ストレスを低下させることは種々の疾患の予防、改善又は治療に有用である。
生体内の活性酸素は、ミトコンドリアの電子伝達系から漏えいする電子によって発生する場合や酵素反応によって産生される場合がある。活性酸素の一つであるスーパーオキシドを生成する酵素としてNADPHオキシダーゼ(NADPH oxidase:以下、単にNOXとも記載する)が知られている。
NOXを阻害し、活性酸素の産生を抑制することにより、活性酸素が原因となる様々な状態や疾患の予防、改善、又は治療効果があることが知られている。例えば、NOXの阻害によるスーパーオキシドの発生抑制は、認知機能の低下を抑制するという報告がある(非特許文献2)。
NOX活性は加齢に伴い上昇することも知られており、加齢性疾患や老化現象の加速に関与していると考えられている。NOX活性を抑制することは様々な加齢性疾患や老化現象の遅延に有用であると考えられる。
NOXの阻害剤として、黒ショウガ由来のメトキシフラボンが有用であることも知られている(特許文献1)。
一方、生体内で発生したスーパーオキシドは、スーパーオキシドジスムターゼにより過酸化水素に変換される。その後、過酸化水素は、グルタチオンを補酵素とするグルタチオンペルオキシダーゼによって水に還元され不活性化される。また、グルタチオンは直接活性酸素と反応し、活性酸素を不活性化させることもできる。そのため、体内グルタチオン濃度を増加させることで活性酸素は除去される。グルタチオン産生促進機能を有する物質として、3-アセチルウルソル酸あるいは3-アセチルオレアノール酸が有用であることが知られている(特許文献2)。
特開2015-227329号公報 特許第5466842号公報
Neurobiol Aging. 2005 Jun;26(6):857-64 PLoS One. 2010 Sep 7;5(9):e12606
本発明の目的は、優れた作用を有する活性酸素産生抑制用組成物を提供することである。また、本発明の目的は、優れた作用を有する脳機能低下の抑制又は改善用組成物を提供することである。
NOXを阻害することは、活性酸素の産生を抑え、体内の酸化ストレスを軽減するための手段として有効であると考えられる。
本発明者らは、アセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩が、活性酸素の産生を抑制することで酸化ストレスを低減することができることを見出し、本発明に想到した。
すなわち、本発明は、以下の(1)~(21)に関する。
(1)アセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩を有効成分として含む活性酸素産生抑制用組成物。
(2)NADPHオキシダーゼ(NOX)を阻害することにより活性酸素の産生を抑制する(1)に記載の活性酸素産生抑制用組成物。
(3)上記アセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩が、3-アセチルウルソル酸、3-アセチルオレアノール酸及びこれらの塩からなる群から選択される少なくとも1種である(1)又は(2)に記載の活性酸素産生抑制用組成物。
(4)酸化ストレスに起因する状態又は疾患の予防、改善、若しくは、治療のために使用される(1)~(3)のいずれかに記載の活性酸素産生抑制用組成物。
(5)脳機能低下の抑制又は改善のために使用される(1)~(4)のいずれかに記載の活性酸素産生抑制用組成物。
(6)上記脳機能低下が、加齢による脳機能低下である(5)に記載の活性酸素産生抑制用組成物。
(7)上記酸化ストレス若しくは上記脳機能低下に起因する状態又は疾患が、もの忘れ、認知機能低下、記憶力低下、判断力低下、認知症、及び、アルツハイマー病からなる群から選択される少なくとも1つの状態又は疾患である(4)又は(5)に記載の活性酸素産生抑制用組成物。
(8)酸化ストレス若しくは脳機能低下に起因する状態又は疾患の予防、改善、若しくは、治療用である旨の表示を付した、(1)~(7)のいずれかに記載の活性酸素産生抑制用組成物。
(9)経口用組成物である(1)~(8)のいずれかに記載の活性酸素産生抑制用組成物。
(10)上記経口用組成物が、飲食品、医薬品又は医薬部外品である(9)に記載の活性酸素産生抑制用組成物。
(11)アセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩を対象に投与する、活性酸素産生抑制方法。
(12)活性酸素の産生を抑制するための、アセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩の使用。
(13)アセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩を有効成分として含む脳機能低下の抑制又は改善用組成物。
(14)加齢による脳機能低下の抑制又は改善のために使用される(13)に記載の脳機能低下の抑制又は改善用組成物。
(15)前記アセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩が、3-アセチルウルソル酸、3-アセチルオレアノール酸及びこれらの塩からなる群から選択される少なくとも1種である(13)又は(14)に記載の脳機能低下の抑制又は改善用組成物。
(16)脳機能低下に起因する疾患又は状態が、もの忘れ、認知機能低下、記憶力低下、判断力低下、認知症、及び、アルツハイマー病からなる群から選択される少なくとも1つの状態又は疾患である(13)~(15)のいずれかに記載の脳機能低下の抑制又は改善用組成物。
(17)脳機能低下に起因する状態又は疾患の予防、改善、若しくは、治療用である旨の表示を付した、(13)~(16)のいずれか一項に記載の脳機能低下の抑制又は改善用組成物。
(18)経口用組成物である(13)~(17)のいずれかに記載の脳機能低下の抑制又は改善用組成物。
(19)前記経口用組成物が、飲食品、医薬品又は医薬部外品である(18)に記載の脳機能低下の抑制又は改善用組成物。
(20)アセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩を対象に投与する脳機能低下の抑制又は改善方法。
(21)脳機能低下の抑制又は改善のための、アセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩の使用。
アセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩は、顕著なNOX阻害活性を有し、さらにこの阻害活性は、アセチル基のないトリテルペン酸と比較して著しく高いことから、活性酸素の産生を抑制する効果が非常に強い。そのため、酸化ストレスをより効果的に低減することができる。従って、アセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩を有効成分として含む本発明の活性酸素産生抑制用組成物は、酸化ストレスを低減するために有用である。また、本発明の活性酸素産生抑制用組成物は、脳機能低下の抑制又は改善のために有用である。
また、アセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩を有効成分として含む本発明の脳機能低下の抑制又は改善用組成物は、脳機能低下の抑制又は改善のために有用である。
図1は、獲得試行及び再生試行における、若齢対照群、老齢対照群及び老齢アロニア摂取群の明室潜時(秒)を示すグラフである。 図2は、獲得試行及び再生試行における、ウルソル酸摂取群及びアセチルウルソル酸摂取群の明室潜時(秒)を示すグラフである。
以下、本発明を詳細に説明する。以下の実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をこの実施の形態のみに限定する趣旨ではない。本発明は、その要旨を逸脱しない限り、様々な形態で実施をすることができる。
まず、本発明の活性酸素産生抑制用組成物の組成等について説明する。
本発明の活性酸素産生抑制用組成物は、アセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩を有効成分として含むことを特徴とする。
アセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩は、活性酸素の産生を抑制する効果を有する。そのため、効果的に酸化ストレスを低減することができる。従って、アセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩を有効成分として含む本発明の活性酸素産生抑制用組成物は、酸化ストレスを低減するために有用である。
本発明の活性酸素産生抑制用組成物は、NOXを阻害することにより活性酸素の産生を抑制することができる。
これは、本発明の活性酸素産生抑制用組成物に含まれるアセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩がNOXの阻害剤として機能する効果によるものである。
生体内において、活性酸素は、種々の酸化ストレスの原因となることから、本発明の活性酸素産生抑制用組成物を摂取等することにより、活性酸素による酸化ストレスを抑制することができる。
本発明の活性酸素産生抑制用組成物に含まれるアセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩としては、アセチルウルソル酸、アセチルオレアノール酸、アセチルマスリン酸、アセチルアジア酸(Asiatic acid)、アセチルベツリン酸及びこれらの塩が挙げられる。これらの中では、3位の水酸基にアセチル基が結合した3-アセチルウルソル酸、3-アセチルオレアノール酸及びこれらの塩からなる群から選択される少なくとも1種であることが好ましい。あるいはアセチル基を有していればカルボキシル基は必須でなく、アセチル基を有するウルサン型トリテルペン、オレアナン型トリテルペン及びこれらの塩からなる群から選択される少なくとも1種であってもよい。
これらの化合物は、NOXに対して高い阻害活性を有する。
本発明の活性酸素産生抑制用組成物に含まれるアセチル基を有するトリテルペン酸の塩としては、特に限定されないが、経口摂取可能なものであることが好ましい。このような塩としては、例えば、ナトリウムやカリウム等のアルカリ金属塩、カルシウム等のアルカリ土類金属塩、アンモニウム塩等が挙げられる。
3-アセチルウルソル酸とは、以下の式(1)で示す構造を有する化合物である。
Figure 0007240331000001
3-アセチルオレアノール酸とは、以下の式(2)で示す構造を有する化合物である。
Figure 0007240331000002
本発明の活性酸素産生抑制用組成物に含まれるアセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩は、その由来や製造方法によって特に限定されるものではない。例えば、植物から抽出した植物由来のものを用いてもよく、合成によって得られたものでもよい。また、市販品を用いることもできる。
植物由来のアセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩を用いる場合、その由来は、バラ科アロニア属(Aronia)、バラ科キイチゴ属(Rubus)、バラ科ボケ属(Chaenomeles)、バラ科リンゴ属(Malus)、バラ科ナシ属(Pyrus)、ツツジ科クマコケモモ属(Arctostaphylos)、ツツジ科スノキ属(Vaccinium)、フトモモ科フトモモ属(Syzygium)、リンドウ科センブリ属(Swertia)、モッコク科モッコク属(Ternstroemia)、モチノキ科モチノキ属(Ilex)、クワ科イチジク属(Ficus)、モクセイ科オリーブ属(Olea)及びトチュウ科トチュウ属(Eucommia)からなる群から選択される少なくとも1種の植物であることが好ましい。
これらの植物はアセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩を多く含むので、アセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩の原料として適している。
また、活性酸素産生抑制用組成物に含まれるアセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩が、3-アセチルウルソル酸、3-アセチルオレアノール酸又はこれらの塩である場合、その由来は、バラ科アロニア属(Aronia)、バラ科キイチゴ属(Rubus)、バラ科ボケ属(Chaenomeles)、モッコク科モッコク属(Ternstroemia)、モチノキ科モチノキ属(Ilex)、クワ科イチジク属(Ficus)及びトチュウ科トチュウ属(Eucommia)からなる群から選択される少なくとも1種の植物であることが好ましい。
さらに、3-アセチルウルソル酸、3-アセチルオレアノール酸又はこれらの塩の由来が、バラ科アロニア属(Aronia)の植物である場合、バラ科アロニア属の植物は、アロニア・アルブティフォリア(Aronia arbutifolia)、アロニア・メラノカルパ(Aronia melanocarpa)及びアロニア・プルニフォリア(Aronia x prunifolia)からなる群から選択される少なくとも1種であることが好ましい。
なお、アロニア・メラノカルパ(Aronia melanocarpa)は、別名称として、チョークベリー(Chokeberry)や、ブラックチョークベリー(Black Chokeberry)とも呼ばれる。アセチル基を有するトリテルペン酸を植物から抽出する場合、例えば、アセチル基を有するトリテルペン酸を含む原料を含水エタノールで抽出し、抽出液を濃縮したのち、カラム精製を行うことで得ることができる。
本発明の活性酸素産生抑制用組成物は、その効果を損なわない限り、アセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩の他に、任意の成分を含有してもよい。このような任意成分としては、例えば、ビタミン類、ミネラル類、ホルモン類、タンパク質、アミノ酸、炭水化物、多価不飽和脂肪酸類、該脂肪酸を構成脂肪酸に含むトリグリセリド類、栄養成分等の生理活性成分や、製剤化において配合される乳化剤、緊張化剤(等張化剤)、緩衝剤、溶解補助剤、防腐剤、安定化剤等が挙げられる。
次に、本発明の活性酸素産生抑制用組成物の使用方法について説明する。
本発明の活性酸素産生抑制用組成物は、酸化ストレスに起因する状態又は疾患の予防、改善、若しくは、治療のために使用することが好ましい。
本発明の活性酸素産生抑制用組成物は、アセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩を有効成分として含む。
上記の通り、アセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩は、NOXを阻害することができる。そのため、活性酸素の産生を抑制することができ、活性酸素に起因する酸化ストレスを抑制することができる。
従って、本発明の活性酸素産生抑制用組成物は、酸化ストレスに起因する状態又は疾患を予防、改善、若しくは、治療するために有用である。
本明細書において、「状態又は疾患を予防する」とは、状態又は疾患に対する対象の抵抗性を高めること、状態又は疾患の発症を防止することを指す。
また、本明細書で「状態又は疾患を改善若しくは治療する」とは、対象を状態又は疾患から回復させること、状態又は疾患の重篤度を軽減すること、状態又は疾患の進行を防止することを指す。
酸化ストレスに起因する状態又は疾患としては、例えば、神経細胞障害、脳内炎症、アレルギー疾患(アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎(花粉症)、アレルギー性結膜炎、アレルギー性胃腸炎、気管支喘息、小児喘息、食物アレルギー、薬物アレルギー、蕁麻疹など)、パーキンソン病、脳梗塞、白内障、てんかん、脊髄損傷、動脈硬化、未熟児網膜症、慢性腎機能障害、腎障害、膵炎、心筋梗塞、成人呼吸窮迫症候群、肺気腫、慢性関節リウマチなどの膠原病、血管炎、浮腫、糖尿病合併症、紫外線障害、高山病、ポルフィリン血症、熱傷、凍傷、接触性皮膚炎、多臓器不全、播種性血管内凝固症候群(DIC)、癌、老化、疲労、慢性疲労症候群等のような状態又は疾患が挙げられる。
本発明の活性酸素産生抑制用組成物は、これらの酸化ストレスに起因する状態又は疾患の予防、改善、若しくは、治療のために使用することが好ましい。
また、神経細胞障害としては、例えば、脳の神経細胞障害が挙げられ、もの忘れ、認知機能低下、記憶力低下、集中力低下、注意力低下、判断力低下、空間認識力低下、神経活動性低下、神経伝達機能低下、認知柔軟性低下、実行機能低下、情報処理速度低下、鬱様症状、認知症、及び、アルツハイマー病等のような状態又は疾患が挙げられる。なかでも、本発明の活性酸素産生抑制用組成物は、酸化ストレスに起因する状態又は疾患として、もの忘れ、認知機能低下、記憶力低下、判断力低下、認知症、及び、アルツハイマー病からなる群から選択される少なくとも1つの状態または疾患に有用である。
また、本発明の活性酸素産生抑制用組成物は、脳の神経細胞障害による脳機能障害の予防、改善、又は治療のために好適に使用され、もの忘れ、認知機能低下、記憶力低下、判断力低下、認知症、及び、アルツハイマー病からなる群から選択される少なくとも1つの状態又は疾患の予防、改善、若しくは、治療のために使用することがより好ましい。
本発明の活性酸素産生抑制用組成物は、脳機能低下の抑制又は改善のために使用されることが好ましい。
脳機能低下に起因する状態又は疾患として、もの忘れ、認知機能低下、記憶力低下、集中力低下、注意力低下、判断力低下、空間認識力低下、神経活動性低下、神経伝達機能低下、認知柔軟性低下、実行機能低下、情報処理速度低下、鬱様症状、認知症、及び、アルツハイマー病等のような状態又は疾患が挙げられる。なかでも、本発明の活性酸素産生抑制用組成物は、脳機能低下に起因する状態又は疾患として、もの忘れ、認知機能低下、記憶力低下、判断力低下、認知症、及び、アルツハイマー病からなる群から選択される少なくとも1つの状態または疾患に有用である。
なお、本明細書で「脳機能低下の抑制又は改善」とは、脳機能を維持すること、脳機能低下の進行を抑制及び/又は防止すること、又は、脳機能低下を改善することを指す。
また、脳機能低下は、対象の加齢に伴う脳機能低下であることが好ましい。上記のように加齢に伴い、NOX活性が上昇することから生体内で活性酸素が増加する。
本発明の活性酸素産生抑制用組成物は、活性酸素の産生を抑制することができ、活性酸素に起因する酸化ストレスを抑制することができるため、これにより、加齢に伴う脳機能低下の抑制又は改善に有用であると考えられるためである。
本発明の活性酸素産生抑制用組成物は、経口用組成物や外用組成物であってもよい。
また、本発明の活性酸素産生抑制用組成物は、飲食品、外用剤、医薬品又は医薬部外品として使用してもよい。
中でも、本発明の活性酸素産生抑制用組成物は、経口用組成物であることが好ましく、例えば、飲食品、医薬品(経口用医薬品)又は医薬部外品(経口用医薬部外品)とすることがより好ましい。
上記飲食品、外用剤、医薬品、又は、医薬部外品の製造方法は特に限定されず、これらに上記アセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩を配合すれば良い。なお、本発明の活性酸素産生抑制用組成物は、これら飲食品、外用剤、医薬品又は医薬部外品などの原料として用いられる原料用組成物であってもよい。
本明細書において、「飲食品」は固体、流動体及び液体、並びに、それらの混合物であって、経口摂食可能なものの総称である。
飲食品の例としては、特定保健用食品、機能性表示食品、栄養機能食品、栄養補助食品、健康食品、機能性食品、乳幼児用食品、老人用食品等が挙げられる。
特定保健用食品とは、健康増進法第26条第1項の許可又は同法第29条第1項の承認を受けて、食生活において特定の保健の目的で摂取をする者に対し、その摂取により当該保健の目的が期待できる旨の表示をする食品を意味する。
機能性表示食品とは、食品表示基準第二条第一項第十号に基づき、事業者の責任において、科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品をいう。販売前に安全性及び機能性の根拠に関する情報などが消費者庁長官に届け出られたものをいう。
栄養機能食品とは、一日に必要な栄養成分が不足しがちな場合、その補給・補完のために利用できる食品をいう。
また、飲食品の形態は特に限定されず、種々の形態とすることができる。例えば、サプリメント、飲料(アルコール飲料及びノンアルコール飲料)、菓子類等が挙げられる。サプリメントの場合、例えば、錠剤、被覆錠剤、細粒剤、顆粒剤、散剤、丸剤、カプセル剤(ソフトカプセル剤、ハードカプセル剤を含む)、ドライシロップ剤、チュアブル剤等の経口用固形製剤;内服液剤、シロップ剤等の経口用液体製剤の各種製剤形態とすることもできる。錠剤、丸剤及び顆粒剤の場合、必要に応じて慣用的な剤皮を施した剤形、例えば糖衣錠、ゼラチン被包剤、腸溶被包剤、フィルムコーティング剤等とすることもでき、また錠剤は二重錠等の多層錠とすることもできる。
本発明の活性酸素産生抑制用組成物を飲食品として使用する場合、当該飲食品には、ステビア抽出物、アセスルファムカリウムやスクラロール等の甘味料、ショ糖等の糖質、リンゴ酸や無水クエン酸等の有機酸、難消化性デキストリン等の食物繊維、香料、着色料が含まれていてもよい。
本発明の活性酸素産生抑制用組成物を外用剤として使用する場合、皮膚外用組成物として好ましく使用される。
皮膚外用組成物として使用する場合、本発明の活性酸素産生抑制用組成物は、テープ剤、軟膏剤、洗顔料(洗顔用化粧料)、化粧水、パック、マッサージクリーム、ミルキーローション、乳液、クリーム、エッセンス(美容液)等のスキンケア化粧料、石鹸、液体洗浄料、入浴剤、日焼け止めクリーム、サンオイル、デオドラントスプレー、ボディローション、ボディクリーム、ハンドクリーム等のボディケア化粧料として調製することができる。
また、化粧料は、さらに化粧料に使用可能な担体や賦形剤を含んでいてもよい。
本発明の活性酸素産生抑制用組成物を医薬品又は医薬部外品として使用する場合、医薬品又は医薬部外品の投与経路としては経口又は非経口投与のいずれでもよいが、好ましくは経口投与である。
非経口投与の例としては経皮、局所、経鼻、舌下、経肺、経腸、経粘膜、注射等による投与が挙げられる。
経口投与のための製剤の剤型としては、液剤、錠剤、散剤、丸剤、細粒剤、顆粒剤、糖衣錠、カプセル剤、懸濁液、乳剤、シロップ剤、エキス剤、エマルジョン、マイクロカプセル剤、トローチ剤、飴剤、バッカル剤、チュアブル剤等が挙げられる。
非経口投与のための製剤の剤型としては、エアロゾール剤、注射剤、点滴、吸入剤、輸液剤、坐薬、経皮吸収剤、点鼻剤、点眼剤、パップ剤、湿布、クリーム、ゲル、ローション等が挙げられる。
本発明の活性酸素産生抑制用組成物を医薬品又は医薬部外品として使用する場合、本発明の活性酸素産生抑制用組成物を単独で使用してもよく、他の医薬品又は医薬部外品と併用してもよい。
さらに、本発明の活性酸素産生抑制用組成物を医薬品又は医薬部外品として使用する場合、当該医薬品又は医薬部外品は、医薬的に許容可能な担体、賦形剤、緩衝剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、抗酸化剤、着色剤から成る群より選択されるいずれか一つ以上の添加剤を含んでいてもよい。
また、本発明の活性酸素産生抑制用組成物は、一例として、剤の形態で使用してもよいが、本形態に限定されるものではない。当該剤をそのまま活性酸素産生抑制用組成物として使用してもよく、当該剤を含む活性酸素産生抑制用組成物として使用してもよい。
本発明の活性酸素産生抑制用組成物が原料組成物である場合、アセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩の含有量は、特に限定されず、その形態に応じて設定すればよく、例えば、0.01重量%以上であることが好ましく、0.1~99重量%であることがより好ましく、1~70重量%であることがさらに好ましい。
上記含有量は、アセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩が2種以上含まれる場合には、それらの合計である。
また、本発明の活性酸素産生抑制用組成物を経口で摂取する場合、1日当たりのアセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩の摂取量は、0.01~200mgであることが好ましく、0.1~100mgであることがより好ましく、一態様において、8~17mgであることがさらに好ましい。
上記摂取量に関して、アセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩を2種以上摂取する場合には、それらの合計である。
また、本発明の活性酸素産生抑制用組成物を、皮膚外用組成物等の外用剤として使用する場合、1日当たりのアセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩の使用量は、0.01~200mgであることが好ましく、0.1~100mgであることがより好ましい。また、この量を1回で使用してもよく、数回に分けて使用してもよい。
上記使用量に関して、アセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩を2種以上使用する場合には、それらの合計である。
本発明の活性酸素産生抑制用組成物は、継続的に摂取(投与)されることによって、活性酸素の産生抑制効果が高まることが期待される。好ましい態様において、本発明の活性酸素産生抑制用組成物は、継続して摂取されるものである。本発明の一実施態様において、活性酸素産生抑制用組成物は、少なくとも2週間以上継続して摂取されることが好ましい。よりに好ましくは12週間以上継続して摂取されることが好ましい。
本発明の活性酸素産生抑制用組成物を摂取又は投与させる対象としては、ヒト又は非ヒトほ乳動物が好ましい。
また、本発明の活性酸素産生抑制用組成物を摂取又は投与させる対象として、活性酸素の抑制を希望する又は必要とする対象が挙げられる。
一態様として、上述した酸化ストレスに起因する状態又は疾患の予防、改善又は治療を希望する又は必要とする対象が挙げられる。
本発明の活性酸素産生抑制用組成物には、酸化ストレス若しくは脳機能低下に起因する状態又は疾患の予防、改善、若しくは、治療用である旨の表示が付されていてもよい。その一態様において、例えば、もの忘れ、認知機能低下、記憶力低下、判断力低下、認知症、及び、アルツハイマー病からなる群から選択される少なくとも1つの状態又は疾患の予防、改善、若しくは治療用等の表示が付されていてもよい。
また、本発明は、以下の方法及び使用も包含する。
すなわち、アセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩をを対象に投与する活性酸素産生抑制方法も本発明の1つである。
また、活性酸素の産生を抑制するためのアセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩の使用も本発明の一つである。
上記方法及び使用におけるアセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩について、その摂取量(投与量)、投与対象及びこれらの好ましい態様は、上記活性酸素産生抑制用組成物の場合と同じである。上記方法及び使用は、治療的な方法及び使用であってもよく、非治療的な方法及び使用であってもよい。「非治療的」とは、医療行為、すなわち手術、治療又は診断を含まない概念である。
また、本発明は、以下の脳機能低下の抑制又は改善用組成物、脳機能低下の抑制又は改善方法、及び、脳機能低下の抑制又は改善のためのアセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩の使用も包含する。
すなわち、アセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩を有効成分として含む脳機能低下の抑制又は改善用組成物も本発明の1つである。
上記脳機能低下の抑制又は改善用組成物におけるアセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩について、本発明の活性酸素産生抑制用組成物で用いられるアセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩と同様のものを用いることができる。なかでも、3位の水酸基にアセチル基が結合した3-アセチルウルソル酸、3-アセチルオレアノール酸及びこれらの塩からなる群から選択される少なくとも1種であることが好ましい。
上記脳機能低下に起因する疾患又は状態は、もの忘れ、認知機能低下、記憶力低下、集中力低下、注意力低下、判断力低下、空間認識力低下、神経活動性低下、神経伝達機能低下、認知柔軟性低下、実行機能低下、情報処理速度低下、鬱様症状、認知症、及び、アルツハイマー病からなる群から選択される少なくとも1つの状態又は疾患であることが好ましい。なかでも、本発明の脳機能低下の抑制又は改善用組成物は、もの忘れ、認知機能低下、記憶力低下、判断力低下、認知症、及び、アルツハイマー病からなる群から選択される少なくとも1つの状態または疾患に有用であり、これらのなかでも認知機能、特に記憶機能低下の抑制又は改善に有用である。
また、本発明の脳機能低下の抑制又は改善用組成物は、その効果を損なわない限り、アセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩の他に、任意の成分を含有してもよい。このような任意の成分としては、本発明の活性酸素産生抑制用組成物に含まれる任意の成分と同様の成分を用いることができる。
また、本発明の脳機能低下の抑制又は改善用組成物は、本発明の活性酸素産生抑制用組成物と同様に、経口用組成物や該用組成物であってもよく、飲食品、外用剤、医薬品又は医薬部外品として使用してもよい。
本発明の脳機能低下の抑制又は改善用組成物が、上記飲食品、外用剤、医薬品又は、医薬部外品として使用される場合その製造方法は特に限定されず、活性酸素抑制用組成物と同様とすることができる。
また、本発明の脳機能低下の抑制又は改善用組成物は、一例として、剤の形態で使用してもよいが、本形態に限定されるものではない。当該剤をそのまま脳機能低下の抑制又は改善用組成物として使用してもよく、当該剤を含む脳機能低下の抑制又は改善用組成物として使用してもよい。
また、本発明の脳機能低下の抑制又は改善用組成物が原料組成物である場合、本発明の活性酸素産生抑制用組成物における原料組成物と同様の配合量にてアセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩を含有させることができる。
本発明の脳機能低下の抑制又は改善用組成物を経口で摂取したり、外用剤として使用する場合、その1日当たりのアセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩の摂取量、摂取(投与)方法、摂取(投与)対象は、上記活性酸素産生抑制用組成物の場合と同様にすることができる。
また、上記脳機能低下の抑制又は改善用組成物は、加齢による脳機能低下の抑制又は改善のために使用されるものとすることができる。
本発明の脳機能低下の抑制又は改善用組成物には、脳機能低下に起因する状態又は疾患の予防、改善、若しくは、治療用である旨の表示が付されていてもよい。その一態様において、例えば、もの忘れ、認知機能低下、記憶力低下、判断力低下、認知症、及び、アルツハイマー病からなる群から選択される少なくとも1つの状態又は疾患の予防、改善、若しくは治療用等の表示が付されていてもよい。
また、アセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩を対象に投与する脳機能低下の抑制又は改善方法も本発明の1つである。この場合、脳機能低下は加齢による脳機能低下であってよい。
また、脳機能低下を抑制又は改善するためのアセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩の使用も本発明の1つである。この場合、脳機能低下は加齢による脳機能低下であってよい。
上記方法及び使用におけるアセチル基を有するトリテルペン酸及び/又はその塩について、その摂取量(投与量)、投与対象及びこれらの好ましい態様は、上記活性酸素産生抑制用組成物の場合と同じである。上記方法及び使用は、治療的な方法及び使用であってもよく、非治療的な方法及び使用であってもよい。「非治療的」とは、医療行為、すなわち手術、治療又は診断を含まない概念である。
(実施例)
以下、実施例を示し、本発明の活性酸素産生抑制用組成物をより具体的に説明するが、本発明の範囲は、これらの実施例によって限定されるものではない。
<実施例1:標品を用いたNOX阻害活性測定>
(1)分化させたHL-60細胞の調製
ヒト骨髄性白血病細胞HL-60細胞は未分化状態で増殖を繰り返すが、DMSO(dimethyl sulfoxide)やレチノイン酸などを添加することにより成熟顆粒球に分化し、増殖能を失うとともに、分化の指標ともなっているNOXが細胞内に発現することが知られている。このNOXは、NOX阻害活性を評価するための指標として利用することができる。
以下の方法により、HL-60細胞を、NOXを発現する顆粒球へと分化させた。
まず、10%FBS含有RPMI1640培地で培養した未分化HL-60細胞を、1%DMSOを含有する10%FBS含有RPMI1640培地に5×10cells/mLとなるように懸濁した。その後、当該懸濁液を内径10cmのシャーレに15mLずつ分注してCOインキュベータ(37℃)において3日間培養させた。
その後、10mLの1%DMSOを含有する10%FBS含有RPMI1640培地を各シャーレに追加して、さらに3日間培養した。
以上の工程を経て、HL-60細胞を、NOXを発現する顆粒球へと分化させた。
この分化したHL-60細胞を後述するNOX阻害活性の測定に用いた。
(2)測定用試薬の調製
3-アセチルウルソル酸、3-アセチルオレアノール酸、ウルソル酸、オレアノール酸は市販の標品を用いた。
(2-1)3-アセチルウルソル酸の被験サンプル溶液群の調製
3-アセチルウルソル酸の濃度が2.5mg/mLとなるように、3-アセチルウルソル酸をDMSOに溶解させ、ここからDMSOを用いて2倍希釈系列の溶液を調製し、さらに各溶液をD-MEM培地で希釈し、終濃度が25、12.5、6.3、3.1、1.6μMの3-アセチルウルソル酸の被験サンプル溶液群を調製した。
(2-2)3-アセチルオレアノール酸の被験サンプル溶液群の作製
3-アセチルオレアノール酸の濃度が2.5mg/mLとなるように、3-アセチルオレアノール酸をDMSOに溶解させ、ここからDMSOを用いて2倍希釈系列の溶液を調製し、さらに各溶液をD-MEM培地で希釈し、終濃度が25、12.5、6.3、3.1、1.6μMの3-アセチルオレアノール酸の被験サンプル溶液群を作製した。
(2-3)ウルソル酸の被験サンプル溶液群の調製
ウルソル酸の濃度が5mg/mLとなるように、ウルソル酸をDMSOに溶解させ、ここからDMSOを用いて2倍希釈系列の溶液を調製し、さらに各溶液をD-MEM培地で希釈し、終濃度が50、25、12.5、6.3、3.1、1.6μMのウルソル酸の被験サンプル溶液群を調製した。
(2-4)オレアノール酸の被験サンプル溶液群の調製
オレアノール酸の濃度が5mg/mLとなるように、オレアノール酸をDMSOに溶解させ、ここからDMSOを用いて2倍希釈系列の溶液を調製し、さらに各溶液をD-MEM培地に加え、終濃度が50、25、12.5、6.3、3.1、1.6μMのオレアノール酸の被験サンプル溶液群を調製した。
(2-5)WST-1溶液の調製
0.8mg/mLとなるように、WST-1(2-(4-Iodophenyl)-3-(4-nitrophenly)-5-(2,4-disulfophenyl)-2H-tetrazolium,monosodium salt)を、D-MEM培地に溶解し、WST-1溶液を調製した。
WST-1はスーパーオキシドと反応し、黄色フォルマザンを生成することになる。黄色フォルマザンは波長450nmの光を吸収するので、波長450nmの吸光度を測定することにより、黄色フォルマザンの生成量を測定することができる。また、黄色フォルマザンの生成量と、反応時のスーパーオキシドの量とは比例するので、黄色フォルマザンの生成量を測定することにより、スーパーオキシドの量を測定することができる。
(2-6)PMA溶液の調製
4μMとなるようにPMA(Phorbol 12-Myristate 13-acetate)をD-MEM培地に溶解し、PMA溶液を調製した。
PMAは、NOXを活性化し、スーパーオキシドを生じさせる機能を有することが知られている。
(3)NOX阻害活性の測定
上記の分化させたHL-60細胞を遠心処理により集め、FBS及びフェノールレッドを含まないD-MEM培地に5×10cells/mLとなるように懸濁した。
次に、96wellのマイクロプレートに1wellあたり25μLの上記細胞懸濁液を注いだ。
次に、前述のように調製したWST-1溶液25μLをwellに添加した。
さらに、調製した3-アセチルウルソル酸の被験サンプル溶液群の各溶液、3-アセチルオレアノール酸の被験サンプル溶液群の各溶液、ウルソル酸の被験サンプル溶液群の各溶液、オレアノール酸の被験サンプル溶液群の各溶液、又は、DMEM培地25μLをwellに添加した。
各溶液を添加後、細胞懸濁液を撹拌した。
その後、調製したPMA溶液を25μL添加(培地中のPMA終濃度1μM)して、NOXを活性化し、37℃、60分間の反応を行った。
そして、波長450nmの吸光度を測定することにより、黄色フォルマザンの生成量を測定し、NOXにより生じたスーパーオキシドの生成量を測定した。
なお、この反応系において、培地にPMAを添加しない限りNOXが活性化しない。さらにNOX阻害剤として知られているVAS2870をポジティブコントロールとして評価したところ、IC50は8μMであった。これらのことから、この評価系はNOX阻害活性を評価することに適していることが確認された。
得られた測定結果に基づき、NOXに対する3-アセチルウルソル酸、3-アセチルオレアノール酸、ウルソル酸及びオレアノール酸のIC50(μM)を求めた。また、ウルソル酸に対する3-アセチルウルソル酸の阻害活性比、及び、オレアノール酸に対する3-アセチルオレアノール酸の阻害活性比を以下の式(i)を用いて算出した。
阻害活性比=(アセチル基を有するトリテルペン酸のIC50)/(アセチル基のないトリテルペン酸のIC50)・・・(i)
結果を表1に示す。
Figure 0007240331000003
表1に示すように、3-アセチルウルソル酸及び3-アセチルオレアノール酸は、NOX阻害剤として知られているVAS2870(前述)と同程度のNOX阻害活性を有し、さらに、アセチル基を有さないウルソル酸及びオレアノール酸と比較して、高いNOX阻害活性を有することが判明した。このことから、3-アセチルウルソル酸及び3-アセチルオレアノール酸は、活性酸素産生抑制用組成物の有効成分として有用であることが示された。また、トリテルペン類をアセチル化することで、NOX阻害活性を高めることができることが明らかとなった。
<実施例2:植物抽出物を用いたNOX阻害活性測定>
(1)アロニア抽出物の調製
バラ科アロニア・メラノカルパの搾汁粕を凍結乾燥したのち粉砕した。破砕物を含水エタノールで抽出したのち濾過し、減圧濃縮しエキス末を得た。
このエキス末を水で溶解し、酢酸エチル抽出を5回行った。酢酸エチル移行部をDiaion HP-20に供し、濃度の異なる含水エタノールで溶出させた。エタノール溶出部をSilica gel 60Nに供し、濃度の異なるヘキサン/酢酸エチル混合液で溶出させた。溶出液を逐次、薄層クロマトグラフィーにて確認し、スポットパターンが同一である溶出液をまとめ、一つの画分とした。これにより複数の画分を得た。
(2)トリテルペン類の分析方法
3-アセチルウルソル酸、3-アセチルオレアノール酸、ウルソル酸及びオレアノール酸の標品を準備した。その後、特許文献(特許第5466842号公報)に記載の方法に沿って、各標品及び上記各画分を、以下の条件で分析した。
(2-1)トリテルペン類の分析条件
各標品及び上記各分画を、以下の条件に従って高速液体クロマトグラフィー分析に供した。
使用カラム:野村化学社製Develosil C-30-UG5 (φ4.5μmx250mm)
移動相溶媒:90%アセトニトリル、0.05%トリフルオロ酢酸
流速:0.5mL/min
検出:UV (210nm)、ELSD
各画分のクロマトグラム中のピークの保持時間と各標品の保持時間を比較し、化合物を決定した。上記分析条件における各化合物の保持時間は、オレアノール酸、11.42min;ウルソル酸、11.94min;3-アセチルオレアノール酸、16.77min;3-アセチルウルソル酸、17.53minであった。
各画分のうち、ウルソル酸、オレアノール酸が含まれる画分をアセチル基のないトリテルペン酸画分(画分1)とし、3-アセチルウルソル酸、3-アセチルオレアノール酸が含まれる画分をアセチル基を有するトリテルペン酸画分(画分2)とした。
(2-2)トリテルペン類の純度算出方法
画分1及び画分2に関して、上記分析により得られたELSDクロマトグラムに基づき、下記の計算式(ii)及び(iii)により、アセチル基を有するトリテルペン酸及びアセチル基のないトリテルペン酸の含有量を算出した。結果を表2に示す。
画分1:アセチル基のないトリテルペン酸含有量(%)=[(オレアノール酸のピーク面積+ウルソル酸のピーク面積)/ピーク面積の合計]×100・・・(ii)
画分2:アセチル基を有するトリテルペン酸含有量(%)=[(3-アセチルオレアノール酸のピーク面積+3-アセチルウルソル酸のピーク面積)/ピーク面積の合計]×100・・・(iii)
(3)NOX阻害活性測定
(3-1)画分1の被験サンプル群の調製
濃度が10mg/mLとなるように画分1をDMSOに溶解し、ここからDMSOを用いて2倍希釈系列の溶液を調製し、さらに各溶液をD-MEM培地で希釈し、アセチル基のないトリテルペン酸の終濃度が76、38、19、9.5μg/mLの画分1の被験サンプル溶液群を調製した。
(3-2)画分2の被験サンプル群の調製
濃度が10mg/mLとなるように画分2をDMSOに溶解し、ここからDMSOを用いて2倍希釈系列の溶液を調製し、さらに各溶液をD-MEM培地で希釈し、アセチル基を有するトリテルペン酸の終濃度が96、48、24、12、6、3、1.5、0.75μg/mLの画分2の被験サンプル溶液群を調製した。
(3-3)その他の試薬の調製
実施例1と同じ方法で、コントロール溶液、WST-1溶液及びPMA溶液を調製した。
(4)NOX阻害活性の測定
各標品の被験サンプル溶液群に代えて、画分1の被験サンプル群及び画分2の被験サンプル群を用いた以外は、実施例1と同じ方法で、画分1及び画分2のNOX阻害活性を測定した。
得られた測定結果に基づき、画分1及び画分2のIC50(μg/mL)を求めた。
画分1のIC50は80μg/mL、画分2のIC50は4μg/mLであった。
さらに、(i)の式を用いて画分1中のアセチル基のないトリテルペン酸に対する画分2中のアセチル基を有するトリテルペン酸の阻害活性比を算出した。
結果を表2に示す。
Figure 0007240331000004
表2に示すように、画分2中のアセチル基を有するトリテルペン酸は、画分1中のアセチル基のないトリテルペン酸と比較して高いNOX阻害活性を有することが判明した。
<参考例1:老化促進モデルを用いた脳機能評価>
アロニア抽出物の脳機能低下抑制効果は、実施例2で得られたエキス末を用いて評価した。老化促進モデルのひとつであるSenescent Accelerated Model Prone 10(SAMP10)マウスは、加齢に伴う脳機能障害を早期に示すことが知られており、加齢に伴う脳機能低下に対する影響を評価することができる。そこで、この動物を用いて、アロニア抽出物の脳機能改善効果を検討した。なお、一連の動物実験は、動物愛護管理法他関連法令を遵守し、社内動物実験委員会の審査を経て機関の長が承認した計画に基づき実施した。
若齢(若齢対照)群はSAMP10マウスを8週齢にて購入し、7日間の馴化後にベース飼料としてAIN-93M飼料(日本クレア(株)製)を12週間摂取させた後、4ヵ月齢で脳機能を評価した(N=15)。老齢群は14週齢にて購入し、8ヵ月齢まで馴化後、ランダムに2群に分け、AIN-93M飼料又はアロニア抽出物を0.02%含むAIN-93M飼料を12週間摂取させた後、11ヵ月齢で脳機能を評価した(老齢対照群(N=26)、老齢アロニア摂取群(N=18))。飼料は1回/週の頻度で交換し、摂餌量と体重を週に一度測定した。
(1)脳機能評価試験(受動回避試験)
脳機能は受動回避試験(ステップスルーテスト)を用いて評価した。受動回避反応とは不快な刺激から逃れる学習行動であり、受動回避試験は記憶機能等の脳機能を評価できる系として知られている。
(1-1):獲得試行
マウスをステップスルー型受動的回避反応装置(室町機械(株)製)の明室(幅9cm、奥行き11.5cm、高さ15cm)に入れてから、30秒後に暗室(幅14cm、奥行き17.5cm、高さ15cm)の扉を開きマウスが暗室に進入するまでの時間(明室潜時)を測定した。測定後、暗室中のマウスに0.20mAの微弱電流を1秒流してから元のケージに収容した。
(1-2):再生試行
獲得試行実施の翌日に再生試行試験を実施した。マウスに獲得試行同様の操作を行い、明室潜時を測定した。ただし暗室に進入したマウスに電流刺激は与えなかった。潜時は最大で300秒まで計測し、再生試行における明室潜時が長いほど記憶機能が高いとして評価した。
(2)結果
若齢対照群、老齢対照群及び老齢アロニア摂取群において、体重および摂餌量に群間差はなかった。獲得試行および再生試行における明室潜時の評価結果を図1に示した。獲得試行における明室潜時は、いずれの群においても差はなかった。再生試行において、若齢対照群に比べて老齢対照群では有意な明室潜時の低下が観察された。これは本試験において加齢に伴う脳機能の低下を評価できていることを示す。再生試行において老齢対照群に比べ、老齢アロニア抽出物摂取群では有意な明室潜時の回復が観察された。この結果より、アロニア抽出物が加齢に伴う脳機能低下を抑制することが判明した。
<実施例3:老化促進モデルを用いたウルソル酸とアセチルウルソル酸の比較>
アロニアに含まれるウルソル酸とアセチルウルソル酸の脳機能改善作用を明室潜時の回復によって比較した。SAMP10マウスは14週齢にて購入し、8ヵ月齢まで馴化した後、ランダムに2群に分け、0.006%ウルソル酸を含むAIN-93M飼料又は0.002%アセチルウルソル酸を含むAIN-93M飼料を12週間摂取させ、11ヵ月齢時点で参考例1の方法に従い、脳機能を評価した(0.006%ウルソル酸摂取群(N=8)、0.002%アセチルウルソル酸摂取群(N=10))。
(1)評価サンプルの調製
ウルソル酸は市販の試薬を購入して使用した(純度95%以上)。3-アセチルウルソル酸は、ウルソル酸にアセチル基を付加する反応により合成し、Silica Gelで精製した。得られた白色粉末を上述の(2-1)トリテルペン類の分析条件に記載の方法で分析したところ、3-アセチルウルソル酸標品と同じ保持時間にピークが確認され、他の主要なピークは検出されなかった。このようにして得られた3-アセチルウルソル酸を評価サンプルとして使用した。
(2)結果
ウルソル酸摂取群及びアセチルウルソル酸摂取群において、体重および摂餌量に群間差はなかった。獲得試行および再生試行における明室潜時の評価結果を図2に示した。獲得試行における明室潜時はいずれの群においても差はなかった。再生試行において脳機能改善作用が知られているウルソル酸に比べ、アセチルウルソル酸はより低用量でウルソル酸より強い脳機能改善作用が見られた。この結果より、ウルソル酸とアセチルウルソル酸が加齢に伴う脳機能低下抑制作用をもつこと、アセチル基を有するトリテルペン酸はアセチル基のないトリテルペン酸と比較して加齢の伴う脳機能低下抑制作用が強いことが判明した。
本発明の活性酸素産生抑制用組成物は、飲食品分野、医薬分野等で有用である。

Claims (8)

  1. 3-アセチルウルソル酸、3-アセチルオレアノール酸及びこれらの塩からなる群から選択される少なくとも1種を有効成分として含み、1日当たり3-アセチルウルソル酸、3-アセチルオレアノール酸及びこれらの塩の合計摂取量が0.01~17mgとなるように経口摂取され、NADPHオキシダーゼ(NOX)を阻害することにより活性酸素の産生を抑制し、加齢による脳機能低下の抑制又は改善のために使用される、経口用の活性酸素産生抑制用組成物(但し、パーキンソン病又はアルツハイマー病の予防、改善又は治療のために使用される組成物、Cynomorium植物を含む組成物、並びにAronia melanocarpaの果汁、エキス末及び抽出物を除く)。
  2. 加齢による脳機能低下に起因する状態又は疾患の予防、改善、若しくは、治療のために使用され、前記状態又は疾患が、加齢に伴うもの忘れ、認知機能低下、記憶力低下及び判断力低下からなる群から選択される少なくとも1つの状態又は疾患である請求項1に記載の活性酸素産生抑制用組成物。
  3. 加齢による脳機能低下に起因する状態又は疾患の予防、改善、若しくは、治療用である旨の表示を付した、請求項1又は2に記載の活性酸素産生抑制用組成物。
  4. 食品、医薬品又は医薬部外品である請求項1~3のいずれか一項に記載の活性酸素産生抑制用組成物。
  5. 3-アセチルウルソル酸、3-アセチルオレアノール酸及びこれらの塩からなる群から選択される少なくとも1種を有効成分として含み、1日当たり3-アセチルウルソル酸、3-アセチルオレアノール酸及びこれらの塩の合計摂取量が0.01~17mgとなるように経口摂取される、経口用の加齢による脳機能低下の抑制又は改善用組成物(但し、パーキンソン病又はアルツハイマー病の予防、改善又は治療のために使用される組成物、Cynomorium植物を含む組成物、並びにAronia melanocarpaの果汁、エキス末及び抽出物を除く)。
  6. もの忘れ、認知機能低下、記憶力低下及び判断力低下からなる群から選択される少なくとも1つの状態又は疾患の予防、改善、若しくは、治療のために使用される、請求項に記載の加齢による脳機能低下の抑制又は改善用組成物。
  7. 加齢による脳機能低下に起因する状態又は疾患の予防、改善、若しくは、治療用である旨の表示を付した、請求項5又は6に記載の加齢による脳機能低下の抑制又は改善用組成物。
  8. 食品、医薬品又は医薬部外品である請求項5~7のいずれか一項に記載の加齢による脳機能低下の抑制又は改善用組成物。
JP2019562114A 2017-12-28 2018-12-26 活性酸素産生抑制用組成物 Active JP7240331B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017253319 2017-12-28
JP2017253319 2017-12-28
PCT/JP2018/047880 WO2019131774A1 (ja) 2017-12-28 2018-12-26 活性酸素産生抑制用組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2019131774A1 JPWO2019131774A1 (ja) 2020-12-24
JP7240331B2 true JP7240331B2 (ja) 2023-03-15

Family

ID=67067604

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019562114A Active JP7240331B2 (ja) 2017-12-28 2018-12-26 活性酸素産生抑制用組成物

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20210015830A1 (ja)
JP (1) JP7240331B2 (ja)
CN (1) CN111565580A (ja)
CA (1) CA3086834A1 (ja)
SG (1) SG11202005482SA (ja)
TW (1) TWI803554B (ja)
WO (1) WO2019131774A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102446654B1 (ko) * 2019-12-27 2022-09-23 전북대학교 산학협력단 반추동물의 반추위 내 내생독소 억제용 조성물
WO2025009933A1 (ko) * 2023-07-05 2025-01-09 기초과학연구원 아미노방향족 화합물을 유효성분으로 포함하는 노화 지연 또는 수명 연장용 조성물
WO2025249541A1 (ja) * 2024-05-31 2025-12-04 徹 宮崎 酸化ストレス抑制剤

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010105937A (ja) 2008-10-29 2010-05-13 Pola Chem Ind Inc グルタチオン産生促進組成物

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19542618C2 (de) * 1995-11-15 2001-05-31 Friatec Rpp Gmbh System Altvat Folienwickelvorrichtung
US20070249711A1 (en) * 2003-10-10 2007-10-25 Wonrack Choi Triterpene Compounds which are Effective on Improvement of Brain Function
JP2005336159A (ja) * 2004-04-28 2005-12-08 Univ Kurume Nadphオキシダーゼ活性を抑制する色素上皮由来因子の新規治療用途
JP2007320859A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Kao Corp 活性酸素産生酵素発現抑制剤
WO2017051423A1 (en) * 2015-09-24 2017-03-30 Regenera Pharma Ltd. Compositions comprising triterpenoids
IT201600079773A1 (it) * 2016-07-29 2018-01-29 Matteo Bevilacqua Composizioni contenenti oligosaccaridi di acido ialuronico (HA4), condroitin solfato (CS2-4) ed eparan solfato (HS2-4), triterpeni pentaciclici e derivati per uso medico curativo e metodo per la preparazione di tali composizioni.

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010105937A (ja) 2008-10-29 2010-05-13 Pola Chem Ind Inc グルタチオン産生促進組成物

Non-Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
Am. J. Clin. Nutr., 2015年,Vol.101,p.287-293
Biochim. Biophys. Acta., 2012年,Vol.1822, No.5,p.625-630 (p.1-18),doi:10.1016/j.bbadis.2011.10.003.
BioMed Research International, 2014年,Volume 2014, Article ID 457085,p.1-9,http://dx.doi.org/10.1155/2014/457085
Chinese Journal of Natural Medicines, 2013年,Vol.11, No.4,p.321-329,doi: 10.3724/SP.J.1009.2013.00321
Involvement of oxidative stress in SAMP10 mice with age-related neurodegeneration,Neurological Sciences, 2014年,Vol.36,p.743-750(p.1-2),https://link.springer.com/article/10.1007/s10072-014-2029-5, 検索日:2022年8月24日
J. Biomed. Clin. Res., 2013年,Vol.6, No.1,p.18-23,DOI: 10.1515/jbcr-2015-0098
Oxidative Medicine and Cellular Longevity, 2012年,Volume 2012, Article ID 472932,p.1-17
Oxidative Medicine and Cellular Longevity,2016年,Volume 2016, Article ID 5296271,p.1-11
Oxidative Stress and the Aging Brain: From Theory to Prevention - Brain Aging - NCBI Bookshelf, 2007年,p.1-16,https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK3869/, 検索日:2022年8月24日
Process Biochemistry, 2016年,Vol.51,p.941-949
SCIENTIFIC REPORTS, 2014年,Vol.4, 7002,p.1-9,DOI: 10.1038/srep07002
やまさきファミリークリニック 院長ブログ, 2014年,p.1-3,https://yamasaki-family-clinic.com/blog/163/, 検索日:2022年3月16日
認知症に対するグルタチオン点滴の効果,小早川医院, 2014年,p.1,https://kobayakawa-dm.com/blog/greeting/1051, 検索日:2022年3月16日
黒果腺肋花楸是什麼?它和野櫻莓有什麼關係?,毎日頭條, 2017年7月27日,p.1-6,https://kknews.cc/health/qjv93ao.html, 検索日:2022年8月8日

Also Published As

Publication number Publication date
CN111565580A (zh) 2020-08-21
TW201934531A (zh) 2019-09-01
SG11202005482SA (en) 2020-07-29
CA3086834A1 (en) 2019-07-04
WO2019131774A1 (ja) 2019-07-04
TWI803554B (zh) 2023-06-01
JPWO2019131774A1 (ja) 2020-12-24
US20210015830A1 (en) 2021-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2464248B1 (en) Composition including an unsaponifiable fraction
JP2008179632A (ja) 抗酸化剤
JP2009126863A (ja) キノコから抽出したエルゴチオネインを高含有する組成物
JP2007126455A (ja) 脳機能障害の改善剤
CA2702339A1 (en) Anti-glycation methods and compositions
JPWO2014098092A1 (ja) ドライアイ予防・治療剤
JP7240331B2 (ja) 活性酸素産生抑制用組成物
WO2015133483A1 (ja) グリコシルヘスペレチンとその製造方法並びに用途
TW201722417A (zh) 降低膚色暗黃用的皮膚外用劑
CN116801873A (zh) 包含黄烷醇单体和e-葡萄素的组合物
JP2002293736A (ja) メーラード反応阻害剤およびそれを含有する組成物
WO2002100393A1 (fr) Compositions destinees a ameliorer les troubles de manque d'attention/d'hyperactivite
JPWO2018221650A1 (ja) ルテイン類またはその塩およびヒシ属植物の加工物を含有する脳機能障害の予防および/または改善用組成物
KR20210089103A (ko) 참김 추출물을 유효성분으로 포함하는 초미세먼지로 인한 염증성 뇌신경질환 예방 및 치료용 조성물
JP2018039769A (ja) ウロリチン類を含有する前駆脂肪細胞分化抑制剤
KR102569055B1 (ko) 아세트알데하이드 독성을 감소시키기 위한 베타-에스신을 포함하는 경구 조성물
WO2016027837A1 (ja) 経口美容剤
HK40033806A (en) Composition for inhibiting active oxygen production
Parekh et al. The impact of antioxidant diets, nutraceuticals and physical activity interventions in the prevention of cardiometabolic diseases: An overview
JP2008110942A (ja) アスタキサンチン、亜鉛及びセレンを含む抗酸化組成物
US11806377B2 (en) Oral use of coriander seed oil for a soothing effect on reactive skin
KR101680045B1 (ko) 연자심 추출물을 유효성분으로 포함하는 뇌신경세포 보호용 건강기능식품 조성물
JP5438369B2 (ja) 経口紫外線抵抗性向上剤
EP1915142A1 (en) Composition comprising oleic acid and the use thereof
JP6629036B2 (ja) 皮膚化粧料および飲食品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220329

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220920

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230303

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7240331

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250