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JP7250596B2 - 画像処理装置、方法およびプログラム - Google Patents
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Description

本発明は、画像処理装置、方法およびプログラムに関する。
MFP(Multi-Function Peripheral)等の画像処理装置においては、スキャナで読み取った画像を指定の画像フォーマットのファイルに変換してネットワーク上の宛先に送信する機能を有するものが知られている。
また、API(Application Program Interface)アクセスの権限認可に関するプロトコルの一つとして、OAuth認証が知られている。OAuth認証を用いることで、複数サーバ間の連携に必要なAPIアクセスの権限認可を容易に行うことができる。このOAuth認証は、外部のSMTP(Simple Network Management Protocol)サーバによるメール送信を行う際の認証方法の一つとしても用いられている。
OAuth認証で用いられるアクセストークンは、クライアントアプリケーションがリソースサーバを通じてユーザからログイン認証操作および認可操作を受け付けることで発行される。アクセストークンが有効期限切れなどの要因で無効となった場合は、アクセストークンの再発行が必要となる。この再発行の方法の一つとして、認可サーバからアクセストークンと同時的に発行されたリフレッシュトークンをクライアントアプリケーションが送信する方法がある。また、リフレッシュトークンによるアクセストークンの再発行に失敗した場合、クライアントアプリケーションにおいては、再度認可サーバへのユーザからログイン認証操作と認可操作を受け付けることでアクセストークンの再発行が必要となる。
例えば、特許文献1では、スキャナがスキャン実行指示を受け、スキャンが完了した後にサーバへスキャンした画像データおよび事前に取得した認可情報であるアクセストークンを同時的に送信することを提案している。
特開2014-197819号公報
しかし、特許文献1のようにスキャンが完了した後にアクセストークンによる認可処理を行うと、スキャンから送信完了までにかかる全体の処理時間が増加してしまう。
一実施形態の画像処理装置は、ログインユーザに対応するアクセストークンの検証が行われた上でメール機能が利用できる画像処理装置であって、前記画像処理装置へのログインの成功から、該ログインに応じたスキャン指示に従うスキャン処理の完了前までに、ログインユーザに対応するアクセストークンの有効性の検証のための処理を開始する処理手段と、前記アクセストークンの検証の結果に従い、前記スキャン処理で得られた画像データを含むメールデータを、前記メール機能を用いてメールサーバに送信する送信手段と、を有し、前記アクセストークンの有効性の検証のための処理は、前記スキャン処理の実行に並行して実行されることを特徴とする。
一実施形態の画像処理装置によれば、アクセストークンによる認可処理を伴う画像の送信を行うときに、スキャンから送信完了までにかかる全体の処理時間を抑制できる。
第1実施形態における画像処理システムの構成例を示す図である。 MFPのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 操作部の構成の一例を示す図である。 ホーム画面の一例を示す図である。 SENDアプリケーションの操作画面の一例を示す図である。 アドレス帳画面の一例を示す図である。 スキャン中画面の一例を示す図である。 ジョブ受付完了画面の一例を示す図である。 アクセストークン再発行失敗画面の一例を示す図である。 OAuth認証におけるログイン認証画面の一例を示す図である。 OAuth認証における認可画面の一例を示す図である。 第1実施形態におけるMFPのソフトウェアモジュール間のコマンドシーケンスを示す図である。 図12の続きの図である。 第1実施形態におけるUI制御部の動作例を示す流れ図である。 図14の続きの図である。 第1実施形態におけるスキャナ制御部の動作例を示す流れ図である。 第1実施形態における送信制御部の動作例を示す流れ図である。 第2実施形態におけるMFPのソフトウェアモジュール間のコマンドシーケンスを示す図である。 図18の続きの図である。 OAuth認証中画面の一例を示す図である。 第2実施形態におけるUI制御部の動作例を示す流れ図である。 図21の続きの図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面などを参照して説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
(第1実施形態)
第1実施形態では、OAuth認証においてアクセストークンが無効でリフレッシュトークンによる再発行が必要な場合に、送信全体の処理時間の増加を防ぐ構成を説明する。
図1は、第1実施形態における画像処理装置を含む画像処理システムの構成例を示す。図1に示す画像処理システムは、画像処理装置の一例としてのMFP101、ファイルサーバ102、メールサーバ103、クライアントパーソナルコンピュータ(PC)104、認可サーバ105およびリソースサーバ106を備えている。上記の画像処理システムの各要素は、ネットワーク108を介して互いに接続されている。また、MFP101は、電話回線109を介してファクシミリ(FAX)装置107と接続されている。そのため、FAX装置107は、電話回線109を介して、MFP101との間でファクシミリ機能による画像の送受信が可能である。
本実施形態のMPF101は、例えば、電子写真方式を採用するフルカラーの画像処理装置であって、コピー、FAX、プリンタ機能を備える。また、MFP101は、SEND機能やインターネットファクス(以下、IFAX)機能を備える。SEND機能は、スキャナで読み取った画像ファイルをコンピュータ機器に送信する機能である。IFAX機能は、スキャナで読み取った画像を同種の機器間で通信するとともに、当該通信によって受信した画像を印刷する機能である。
ファイルサーバ102は、ネットワーク108上でファイルを共有するために設置されるサーバである。ファイルサーバ102は、FTP、SMB、WebDAV等の通信プロトコルに準拠して、MFP101より送信された画像ファイルを蓄積することが可能である。
メールサーバ103は、電子メールを配送するために設置されるサーバである。メールサーバ103は、SMTP、POP3プロトコルに準拠して、MFP101やクライアントPC104等と通信を行い、画像ファイルが添付されたメールデータを配信する。
クライアントPC104は、一般のユーザが業務等で使用するコンピュータであって、ハードウェア資源と、ソフトウェア資源を備えて構成され、ソフトウェア資源に含まれるOS(Operating System)がアプリケーションの実行等を制御する。
例えば、クライアントPC104は、画像ビューアのアプリケーションの実行により、MFP101でスキャンした画像の表示や、プリンタ機能を利用して当該画像をMFP101で印刷することが可能である。また、クライアントPC104は、電子メールのアプリケーションの実行により、メールサーバ103に対して電子メールの送受信をすることが可能である。
なお、ネットワーク108に接続されるクライアントPC104の数は、図1の例に限定されず複数であってもよい。
認可サーバ105は、OAuth認証においてクライアントアプリケーションから認可情報を受信し、有効であると判定するとアクセストークンとリフレッシュトークンを発行するサーバである。
リソースサーバ106は、OAuth認証によるメール送信用APIを提供するサーバである。クライアントアプリケーションからこのAPIによるメール送信要求が行われると、リソースサーバ106は、アクセストークンの有効性検証を行い、有効である場合にメール送信を実行する。
図2は、MFP101のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、MFP101は、CPU201、ROM202、RAM203、操作部204、スキャナ205、プリンタ206、画像処理回路207、ハードディスク208、ネットワークI/F209、FAXI/F210を備える。
なお、CPUは、Central Processing Unitの略であり、ROMは、Read Only Memoryの略である。RAMは、Random access memoryの略である。
CPU201は、ROM202やハードディスク208に記憶された、或いはネットワーク108よりダウンロードしたソフトウェア(プログラム)を必要に応じてRAM203にロードして実行する。これにより、CPU201は、システムバスに接続された各要素を統括的に制御する。
ROM202は、データ、各種プログラムおよび各種情報テーブルなどを記憶する不揮発性の記憶媒体である。RAM203は、CPU201の主メモリあるいはワークエリアなどとして機能する。操作部204は、ユーザの各種操作を受け付けるデバイスである。
スキャナ205は、原稿上の画像を読み取って、読み取った画像データをページ毎に順に出力するデバイスである。プリンタ206は画像データに基づく画像を記録媒体上に印刷する。例えば、プリンタ206は、電子写真方式の印刷デバイスであって、露光部、転写部や定着器などを含む。
画像処理回路207は、例えば、大容量の画像メモリ、画像回転回路、解像度変倍回路、MH、MR、MMR、JBIG、JPEG等の符号/復号化回路等を含み、シェーディング、トリミング、マスキング等の各種画像処理を実行することができる。
なお、図2での図示は省略するが、スキャナ205、プリンタ206および画像処理回路207は、CPU201からのCPUバスとは別の高速ビデオバスで接続され、画像データを高速に転送できるように構成されている。
ハードディスク208は、SCSI、IDE等のI/Fで接続されている大容量記憶媒体であり、例えば画像データやプログラムを記憶する。
ネットワークI/F209は、ネットワーク108と接続するためのインターフェース回路である。
FAXI/F210は、電話回線109上の外部装置との間のファクシミリ通信を制御するインターフェース回路である。
ここで、MFP101は、スキャナ205で読み取った画像データを画像処理回路207で画像処理し、当該画像データを電話回線109経由で外部装置に送信できる。また、MPF101は、画像処理回路207によって当該画像データからJPEG、PDF、TIFF等のフォーマットの画像ファイルを作成できる。MFP101は、作成した画像ファイルをネットワークI/F209からSMTP、FTP、SMB等の通信プロトコルに準拠して送信できる。
以下の説明では、JPEG、PDF、TIFF等の画像ファイルをSMTPプロトコルに準拠して送信する機能をメール送信機能と称する。また、画像ファイルをFTP、SMBに準拠して送信する機能をファイル送信機能と称する。上記のSEND機能の1つとしてRFC2305で規定されているIFAX機能が存在し、同種の機器間で画像ファイルを電子メールに添付して送受信することでファクシミリ機能が実現される。
また、IFAX機能では、スキャナ205で読み取った画像データから、RFC3949において規定されているTIFFファイルを画像処理回路207において作成し、当該TIFFファイルがSMTPプロトコルで送信される。そして、SMTP又はPOP3機能を用いてTIFFファイルを含む電子メールが受信されると、受信先のMPF101では、画像処理回路207で内部画像フォーマット画像に変更が行われる。その後にプリンタ206により画像が印刷される。
図3は、操作部204の構成の一例を示す図である。
操作部204は、LCD表示パネル301と、それぞれ物理的なボタンとしてのテンキー302、スタートキー303、「設定・登録」ボタン304、「履歴・状況」ボタン305とを含む。
LCD表示パネル301は、表示装置とタッチパネルを組み合わせて構成されている。LCD表示パネル301は、パネル上にソフトウェア的に入力部を表示するとともに、当該入力部に対するユーザの操作を検出する。図3の例では、LCD表示パネル301に、ユーザがMFPへログインするためのログイン画面が表示されている。ログイン画面の項目として、ユーザ名入力フォーム306、パスワード入力フォーム307、「ログイン」ボタン308が含まれる。
ユーザ名入力フォーム306は、MFP101へのログインに必要なユーザ名の入力を受け付ける。パスワード入力フォーム307は、ユーザ名入力フォーム306で入力されるユーザ名に紐づけされたパスワードの入力を受け付ける。「ログイン」ボタン308は、ユーザ名入力フォーム306およびパスワード入力フォーム307で入力した内容でMFP101へのログイン認証を実行させるためのボタンである。
テンキー302は0~9までの数値入力を受け付けるボタンである。スタートキー303はジョブ開始の指示を受け付けるボタンである。「設定・登録」ボタン304は、機器の設定画面を呼び出す操作を受け付けるボタンである。「履歴・状況ボタン」305は、ジョブの履歴・状況を呼び出す操作を受け付けるボタンである。操作部204は、LCD表示パネル301や、各種のボタンからのユーザの操作を検出し、ユーザオペレーションを円滑に実行する。
図4は、ホーム画面の一例を示す図である。ホーム画面は、ユーザがMFP101へのログインに成功した際にLCD表示パネル301に表示される。なお、ログインに成功したユーザをログインユーザとも称する。
ホーム画面は、「コピー」ボタン401、「スキャン」ボタン402、「ファクス」ボタン403、「ボックス」ボタン404の各項目を含む。
「コピー」ボタン401は、コピーアプリケーションの操作画面を呼び出す操作を受け付けるボタンである。「スキャン」ボタン402は、SENDアプリケーションの操作画面を呼び出す操作を受け付けるボタンである。「ファクス」ボタン403は、FAXアプリケーションの操作画面を呼び出す操作を受け付けるボタンである。「ボックス」ボタン404は、ボックス機能の操作画面を呼び出す操作を受け付けるボタンである。
図5は、SENDアプリケーションの操作画面の一例を示す図である。SENDアプリケーションの操作画面は、ユーザが図4の「スキャン」ボタン402を押下することにより、LCD表示パネル301に表示される。SENDアプリケーションの操作画面は、宛先に関する項目と、アプリケーションの設定に関する項目とを含む。
SENDアプリケーションの操作画面のうち、宛先に関する項目には、送信宛先を入力するための「宛先の指定」ボタン501と、送信宛先を指定するボタン群(504~508)とが含まれる。「宛先の指定」ボタン501が押下されると、送信宛先を指定するボタン群が画面上に表示される。送信宛先の入力は、いずれのボタンによるものでもよい。
「アドレス帳」ボタン504は、アドレス帳画面を表示する操作を受け付けるボタンである。アドレス帳画面に関しては、図6を用いて後述する。
「ワンタッチ」ボタン505は、ワンタッチボタン選択画面を表示する操作を受け付けるボタンである。ワンタッチボタン選択画面では、登録されているワンタッチボタンからユーザが所望の宛先へのボタンを押下することで、その宛先が送信宛先として設定される。
「新規宛先」ボタン506は、送信種別の選択画面を表示する操作を受け付けるボタンである。送信種別の選択画面では、ユーザが選択した送信種別に応じた宛先設定画面が表示され、送信種別ごとに必要な情報を入力することで、送信宛先が設定される。
「マイフォルダー」ボタン507は、ユーザに紐づけされたファイルサーバのフォルダを送信宛先に設定する操作を受け付けるボタンである。
「自分へメール」ボタン508は、ユーザに紐づけされたメールアドレスを送信宛先に設定する操作を受け付けるボタンである。
SENDアプリケーションの操作画面のうち、アプリケーションの設定に関する項目には、以下のものが含まれる。
送信基本設定ボタン502は、読み取り解像度、読み取りカラーモード等の読み取り条件や、送信ファイル形式を設定する操作を受け付けるボタンである。「応用機能」ボタン503は、例えば、読み取り時や送信時の様々な詳細設定を呼び出す操作を受け付けるボタンである。
「設定の履歴」ボタン509は、設定の履歴画面を呼び出す操作を受け付けるボタンである。設定の履歴画面では、ユーザが過去に行った設定の履歴を呼び出し、送信設定として設定することができる。
「よく使う設定」ボタン510は、よく使う設定の画面を呼び出す操作を受け付けるボタンである。よく使う設定の画面では、例えば、保存された送信設定に対応するボタンなどが表示される。
図6は、アドレス帳画面の一例を示す図である。アドレス帳画面は、図5に示すSENDアプリケーションの操作画面の「アドレス帳」ボタン504をユーザが押下することにより、LCD表示パネル301に表示される。
アドレス帳画面は、登録済みの宛先を一覧表示した宛先リスト601の項目を含む。アドレス帳画面では、宛先リスト601で一覧表示されている宛先のうちから所望の宛先をユーザに選択させる。これにより、ユーザが選択した宛先が送信宛先として設定される。なお、図6の宛先リスト601に示すように、宛先は、例えば、ファックス番号、メールアドレス、サーバのIPアドレスのいずれかと紐付けされている。
図7は、スキャン中画面の一例を示す図である。スキャン中画面は、送信宛先が選択された状態でユーザがスタートキー303を押下することにより、LCD表示パネル301に表示される。
スキャン中画面は、スキャンページ数表示欄701と、「中止」ボタン702と、「ログアウト」ボタン703と、スキャン中であることを示す表示704の項目を含む。スキャンページ数表示欄701は、スキャンが完了したページ数を示す。「中止」ボタン702は、スキャン処理を中止する操作を受け付けるボタンである。「ログアウト」ボタン703は、スキャン中画面(あるいはジョブ受付完了画面)を閉じて、図3のログイン画面を表示する操作を受け付けるボタンである。スキャン中画面において「ログアウト」ボタン703が押下されると、スキャン処理は中止される。
図8は、ジョブ受付完了画面の一例を示す図である。ジョブ受付完了画面は、スキャン完了後においてスキャン中画面から遷移し、LCD表示パネル301に表示される。
ジョブ受付完了画面は、「状況確認/中止へ」ボタン801と、「閉じる」ボタン802と、「ログアウト」ボタン803と、送信ジョブを受け付けた旨のメッセージ表示804の項目を含む。
「状況確認/中止へ」ボタン801は、ジョブ状況を表示し、必要に応じてユーザが中止させる操作を受け付けるボタンである。「閉じる」ボタン802は、ジョブ受付完了画面を閉じて、図5に示すSENDアプリケーションの操作画面を表示させる操作を受け付けるボタンである。「ログアウト」ボタン803は、ジョブ受付完了画面を閉じて、図3に示すログイン画面を表示させる操作を受け付けるボタンである。ジョブ受付完了画面において「ログアウト」ボタン803が押下されたときに、送信処理は中止せずに継続して行われる。
図9は、アクセストークン再発行失敗画面の一例を示す図である。アクセストークン再発行失敗画面は、OAuth認証におけるリフレッシュトークンによるアクセストークンの再発行に失敗した際に、LCD表示パネル301に表示される。
アクセストークン再発行失敗画面は、「はい」ボタン901と、「いいえ」ボタン902と、メッセージ表示903の項目を含む。メッセージ表示903は、リフレッシュトークンによるアクセストークンの再発行に失敗したことを示すテキストと、ログイン認証によるアクセストークンの再発行の要否を確認するテキストを含む。
「はい」ボタン901は、ログイン認証によるアクセストークンの再発行の操作を受け付けるボタンである。「いいえ」ボタン902は、ログイン認証によるアクセストークンの再発行を行わない旨の操作を受け付けるボタンである。
図10は、OAuth認証におけるログイン認証画面の一例を示す図である。
ログイン認証画面は、LCD表示パネル301に表示され、ユーザ名表示欄1001と、パスワード入力フォーム1002と、「ログイン」ボタン1003の項目を含む。
ユーザ名表示欄1001は、認可サーバ105に対してログイン認証する際に用いるユーザ名を示す。図10では、ユーザ名表示欄1001にユーザ名としてadminが表示されている例を示す。パスワード入力フォーム1002は、ユーザ名表示欄1001に紐づけされたパスワードの入力を受け付ける。「ログイン」ボタン1003は、ユーザ名表示欄1001のユーザ名とパスワード入力フォーム1002の入力情報(パスワード)を用いて、認可サーバ105に対してログイン認証を行う操作を受け付けるボタンである。
図11は、OAuth認証における認可画面の一例を示す図である。
認可画面は、LCD表示パネル301に表示され、「許可する」ボタン1101と、「許可しない」ボタン1102と、メッセージ表示1103の項目を含む。
メッセージ表示1103は、SENDアプリケーションにアカウントの利用許可を確認するテキストと、許可する機能(例えばメール送信)を示すテキストを含む。
「許可する」ボタン1101は、SENDアプリケーションにおいてOAuth認証によるメール送信を許可する操作をユーザから受け付けるボタンである。「許可しない」ボタン1102は、SENDアプリケーションにおいてOAuth認証によるメール送信を許可しない操作をユーザから受け付けるボタンである。
図12、図13は、第1実施形態のMFP101に実装されているソフトウェアモジュール間のコマンドシーケンスを示す図である。
ここで、図12、図13に示すUI制御部1201、スキャナ制御部1202および送信制御部1203は、いずれもMFP101のソフトウェアモジュールである。これらのソフトウェアモジュールの機能は、MFP101のCPU201がROM202またはハードディスク208に記憶されたプログラムをRAM203に読み込んだ後、プログラムが実行されることで実現される。
UI制御部1201は、MFP101の操作部204を制御するソフトウェアモジュールである。例えば、UI制御部1201は、スキャナ制御部1202に対してスキャン開始要求を送信する。UI制御部1201は、スキャナ制御部1202からスキャン完了通知を受信すると、送信制御部1203に対してスキャンした画像の送信要求を行う。また、UI制御部1201は、Webブラウザ機能を有しており、認可サーバ105およびリソースサーバ106を介してOAuth認証の処理を行う。なお、UI制御部1201は処理手段の一例である。
スキャナ制御部1202は、スキャナ205の動作を制御するソフトウェアモジュールである。例えば、スキャナ制御部1202は、原稿を原稿台に引き込み、光電変換により原稿の画像を読み取るスキャナ205に対し、画像を読み取るように命令を発する。
送信制御部1203は、電子メール送信、ファイル送信、FAX送信等の画像送信を制御するソフトウェアモジュールである。また、送信制御部1203は、必要に応じて外部APIの呼び出しによる画像データの送信を行う。なお、送信制御部1203は、送信手段の一例である。
以下の説明では、1枚の原稿を読み取って、OAuth認証によりリソースサーバ106のメール送信APIを呼び出すことでメール送信する機能(メール機能)を例に説明する。また、図12、図13に示すシーケンスでは、MFP101がアクセストークンとリフレッシュトークンを予め取得済みであることを前提とする。
まず、UI制御部1201は、操作部204からログイン画面(図3)においてユーザがログイン操作を行ったことを検知する(S1201)。
ユーザがMPF101へのログインに成功すると、UI制御部1201は、LCD表示パネル301にホーム画面(図4)を表示する(S1202)。
ホーム画面でユーザが「スキャン」ボタン402を押下すると、UI制御部1201は、「スキャン」ボタン402が押下されたことを検知する(S1203)。
「スキャン」ボタン402の押下が検知されると、UI制御部1201は、LCD表示パネル301にSENDアプリケーションの操作画面(図5)を表示する(S1204)。
操作部204からユーザが送信宛先としてメール宛先(メールアドレス)を指定すると、UI制御部1201は、送信宛先として指定されたメール宛先を検知する(S1205)。
UI制御部1201は、メール宛先の指定を検知すると、リソースサーバ106に対してアクセストークンの有効性検証要求を送信する(S1206)。これにより、アクセストークンの有効性検証のための処理が開始される。このアクセストークンの有効性検証要求には、UI制御部1201がハードディスク208から読み出したアクセストークンが含まれる。
図12、図13に示すシーケンスでは、UI制御部1201は、画像データの宛先としてメール宛先の指定が検知されたタイミングで上記の有効性検証要求を行っている。しかし、上記の有効性検証要求を行うタイミングは上記の例に限定されない。
例えば、UI制御部1201は、MPF101へログインしたタイミング(S1202)で上記の有効性検証要求を行ってもよい。
例えば、UI制御部1201は、SENDアプリケーションの操作画面(図5)に遷移する指示の入力(「スキャン」ボタン402の押下)を受け付けたタイミング(S1203)で上記の有効性検証要求を行ってもよい。
例えば、UI制御部1201は、後述のスキャンの処理を実行するための操作(例えば、スタートキー303の押下)を受け付けたタイミング(後述のS1211)で上記の有効性検証要求を行ってもよい。
リソースサーバ106は、アクセストークンの有効性検証要求を受け付けるとアクセストークンの有効性検証を行い、その結果をUI制御部1201に通知する(S1207)。
ここで、UI制御部1201は、S1207でリソースサーバ106から受ける結果の通知が有効通知か無効通知かによって動作を切り換える。図12、図13に示すシーケンスでは、UI制御部1201がリソースサーバ106からアクセストークンの無効通知を受け付けた場合について説明する。
UI制御部1201は、アクセストークンの無効通知を受け付けると、認可サーバ105に対してリフレッシュトークンによるアクセストークンの再発行要求を送信する(S1208)。このアクセストークンの再発行要求には、リフレッシュトークンが含まれる。
認可サーバ105は、アクセストークンの再発行要求を受け付けるとリフレッシュトークンによるアクセストークンの再発行要求の検証を行い、その結果をUI制御部1201に通知する(S1209)。
ここで、UI制御部1201は、S1209で認可サーバ105から受ける結果の通知が成功通知か失敗通知かによって動作を切り換える。図12、図13に示すシーケンスでは、UI制御部1201が認可サーバ105から失敗通知を受け付けた場合について説明する。
一方、操作部204からユーザが送信指示を行うと、UI制御部1201は、ユーザの送信指示の操作を検知する(S1210)。
UI制御部1201は、送信指示の操作を検知すると、スキャナ制御部1202に対してスキャン開始要求を行う(S1211)。そして、UI制御部1201は、LCD表示パネル301にスキャン中画面(図7)を表示させる(S1212)。
スキャナ制御部1202は、UI制御部1201からスキャン開始要求を受け付けるとスキャナ205を動作させて原稿のスキャンを行う(S1213)。スキャンが完了すると、スキャナ制御部1202は、UI制御部1201へスキャン完了通知を行う(S1214)。
UI制御部1201は、スキャナ制御部1202からスキャン完了通知を受け付けると、リフレッシュトークンによるアクセストークン再発行失敗画面(図9)をLCD表示パネル301に表示させる(S1215)。
ここで、UI制御部1201は、ログイン認証によるアクセストークンの再発行を行うか否かを判定し、当該判定に応じて動作を切り換える。上記の判定は、アクセストークン再発行失敗画面(図9)において、「はい」ボタン901と「いいえ」ボタン902のいずれの操作を受け付けたかによって行われる。具体的には、「はい」ボタン901の操作を受け付けた場合には、UI制御部1201は、ログイン認証によるアクセストークンの再発行を行うと判定する。一方、「いいえ」ボタン902の操作を受け付けた場合には、UI制御部1201は、ログイン認証によるアクセストークンの再発行を行わないと判定する。図12、図13に示すシーケンスでは、UI制御部1201は、ログイン認証によるアクセストークンの再発行を行う場合について説明する。
ログイン認証によるアクセストークンの再発行をユーザが行う場合、UI制御部1201は、リソースサーバ106に対してログイン認証の要求を送信する(S1216)。
リソースサーバ106は、ログイン認証の要求を受け付けると、UI制御部1201に対して、ログイン認証のための認可サーバ105へのリダイレクトURLを送信する(S1217)。
UI制御部1201は、リソースサーバ106から受け付けたリダイレクトURL先のページを要求する通信を、認可サーバ105に対して行う(S1218)。
認可サーバ105は、リダイレクトURL先のページの要求を受け付けると、UI制御部1201に対して、要求されたログイン認証ページを送信する(S1219)。
UI制御部1201は、認可サーバ105からログイン認証ページを受信すると、受信したログイン認証ページの画面(図10)をLCD表示パネル301に表示させる(S1220)。
ログイン認証画面でユーザがログイン認証操作を行うと、UI制御部1201は、ユーザのログイン認証操作を検知し、認可サーバ105に対してログイン認証のための通信を行う(S1221)。上記の通信には、ログイン認証に必要な認証情報(ユーザ名およびパスワードなど)が含まれる。
認可サーバ105は、UI制御部1201から受け付けた認証情報に基づいて認証処理を行い、認証結果をUI制御部1201へ通知する(S1222)。
ここで、UI制御部1201は、認可サーバ105から受け付けた認証結果の通知が成功通知か失敗通知かによって動作を切り換える。図12、図13に示すシーケンスでは、UI制御部1201が認可サーバ105から認証結果の成功通知を受け付けた場合について説明する。
認証結果が成功通知である場合、認可サーバ105からの通知には認可ページが含まれる。
UI制御部1201は、認可サーバ105から認証結果の成功通知を受け付けると、通知された認可ページの情報から、認可画面(図11)をLCD表示パネル301に表示させる(S1223)。
認可画面でユーザが認可操作(「許可する」ボタン1101の操作)を行うと、UI制御部1201は、ユーザからの認可操作を検知し、認可サーバ105に対して認可要求を送信する(S1224)。
認可サーバ105は、認可要求を受け付けると、認可結果をUI制御部1201へ通知する(S1225)。
ここで、UI制御部1201は、認可サーバ105から受け付けた認可結果の通知が成功通知か失敗通知かによって動作を切り換える。図12、図13に示すシーケンスでは、UI制御部1201が認可サーバ105から認可結果の成功通知を受け付けた場合について説明する。
認可結果が成功通知である場合、認可サーバ105からの通知には、認可サーバ105により生成されたアクセストークンおよびリフレッシュトークンが含まれる。
UI制御部1201は、認可サーバ105から認可結果の成功通知を受け付けると、送信制御部1203に対してメール送信要求を送信する(S1226)
一方で、UI制御部1201は、送信ジョブに関するジョブ受付完了画面(図8)をLCD表示パネル301に表示させる(S1227)。
送信制御部1203は、UI制御部1201からメール送信要求を受け付けると、リソースサーバ106に対して、メール送信APIを呼び出すための通信を行う(S1228)。メール送信APIを呼び出すための通信には、アクセストークンが含まれる。
リソースサーバ106は、メール送信APIが呼び出されると、メールサーバ103へのメール送信処理を行い、送信制御部1203に対してメール送信APIの結果通知を行う(S1229)。
送信制御部1203は、メール送信APIの結果通知を受け付けると、UI制御部1201に対してメール送信結果を通知する(S1230)。
以上で、図12、図13の説明を終了する。
図14、図15は、第1実施形態におけるUI制御部1201の動作例を示す流れ図である。
ステップS1301にて、UI制御部1201は、ユーザがログイン操作を行ったことを検知する。
ステップS1302にて、UI制御部1201は、LCD表示パネル301にホーム画面(図4)を表示させる。
ステップS1303にて、UI制御部1201は、図4に示す「スキャン」ボタン402をユーザが押下したことを検知する。
ステップS1304にて、UI制御部1201は、LCD表示パネル301にSENDアプリケーションの操作画面(図5)を表示させる。
ステップS1305にて、UI制御部1201は、ユーザがメール宛先の指定を行ったことを検知する。
ここで、図14の流れ図において、UI制御部1201は、ステップS1306~S1309の処理と、ステップS1310~S1316の処理を並行して実行する。
最初に、ステップS1306~S1309の処理を説明する。
ステップS1306にて、UI制御部1201は、ユーザがスタートキー303を押下したことを検知する。
ステップS1307にて、UI制御部1201は、スキャナ制御部1202に対してスキャン開始要求を送信する。
ステップS1308にて、UI制御部1201は、スキャン実行時において、LCD表示パネル301にスキャン中画面(図7)を表示させる。
ステップS1309にて、UI制御部1201は、スキャンが完了すると、スキャナ制御部1202からスキャン完了通知を受け付ける。
次に、ステップS1310~S1316の処理を説明する。
ステップS1310にて、UI制御部1201は、リソースサーバ106に対してアクセストークンの有効性検証要求を送信する。
ステップS1311にて、UI制御部1201は、リソースサーバ106からアクセストークンの有効性検証の結果通知を受け付ける。
ステップS1312にて、UI制御部1201は、アクセストークンの有効性検証の結果通知に基づき、アクセストークンが有効かを判定する。
アクセストークンが有効であった場合(Yes)、UI制御部1201は、ステップS1310~S1316の処理を完了にする。なお、この場合には、ログイン認証フラグはFALSEに設定されている。
一方、アクセストークンが無効であった場合(No)、ステップS1313に処理が移行する。
ステップS1313にて、UI制御部1201は、認可サーバ105に対してリフレッシュトークンによるアクセストークンの再発行要求を送信する。
ステップS1314にて、UI制御部1201は、認可サーバ105からリフレッシュトークンによるアクセストークンの再発行の結果通知を受け付ける。
ステップS1315にて、UI制御部1201は、アクセストークンの再発行の結果通知に基づき、リフレッシュトークンによるアクセストークンの再発行が成功したかを判定する。
再発行に成功した場合(Yes)、UI制御部1201は、ステップS1310~S1316の処理を完了にする。なお、この場合には、ログイン認証フラグはFALSEに設定されている。
一方、再発行に失敗した場合(No)、ステップS1316に処理が移行する。
ステップS1316にて、UI制御部1201は、ログイン認証フラグをTRUEに設定する。
上記のステップS1306~S1309の処理と、ステップS1310~S1316の処理がいずれも完了すると、ステップS1317の処理に移行する。
ステップS1317にて、UI制御部1201は、ログイン認証フラグがTRUEかを判定する。
ログイン認証フラグがTRUEの場合(Yes)、ステップS1318に処理が移行する。一方、ログイン認証フラグがFALSEの場合(No)、ステップS1327に処理が移行する。
ステップS1318にて、UI制御部1201は、リフレッシュトークンによるアクセストークン再発行失敗画面(図9)をLCD表示パネル301に表示させる(S1318)。
ステップS1319にて、UI制御部1201は、ログイン認証によるアクセストークンの再発行を行うかを判定する。具体的には、UI制御部1201は、図9の画面で「はい」ボタン901の操作を受け付けたときには、ログイン認証によるアクセストークンの再発行を行うと判定する。一方、UI制御部1201は、図9の画面で「いいえ」ボタン902の操作を受け付けたときには、ログイン認証によるアクセストークンの再発行を行わないと判定する。
「はい」ボタン901が操作され、ログイン認証によるアクセストークンの再発行を行う場合(Yes)には、ステップS1320に処理が移行する。一方、「いいえ」ボタン902が操作され、ログイン認証によるアクセストークンの再発行を行わない場合(No)には、UI制御部1201は、図14、図15の処理を終了する。
ステップS1320にて、UI制御部1201は、ログイン認証画面(図10)をLCD表示パネル301に表示させる。
ステップS1321にて、UI制御部1201は、ログイン認証画面でのログイン認証操作を受け付けると、認可サーバ105に対してログイン認証処理のための通信を行う。
ステップS1322にて、UI制御部1201は、認可サーバ105から受け付けた認証結果の通知に基づき、ログイン認証処理が成功したかを判定する。
ログイン認証処理が成功した場合(Yes)には、ステップS1323に処理が移行する。一方、ログイン認証処理が失敗した場合(No)には、UI制御部1201は、図14、図15の処理を終了する。
ステップS1323にて、UI制御部1201は、認可画面(図11)をLCD表示パネル301に表示させる。
ステップS1324にて、UI制御部1201は、認可画面での認可操作を受け付けると、認可サーバ105に対して認可処理のための通信を行う。
ステップS1325にて、UI制御部1201は、認可サーバ105から受け付けた認可結果の通知に基づき、認可処理が成功したかを判定する。
認可処理が成功した場合(Yes)には、ステップS1326に処理が移行する。一方、認可処理が失敗した場合(No)には、UI制御部1201は、図14、図15の処理を終了する。
ステップS1326にて、UI制御部1201は、認可処理が成功した場合に、ハードディスク208に保存されているアクセストークンを更新する。
ステップS1327にて、UI制御部1201は、送信制御部1203へメール送信要求を送信する。
ステップS1328にて、UI制御部1201は、送信ジョブに関するジョブ受付完了画面(図8)をLCD表示パネル301に表示させる。
ステップS1329にて、UI制御部1201は、送信制御部1203からメール送信結果の通知を受け付け、その後に図14、図15の処理を終了する。
以上で、図14、図15の説明を終了する。
図16は、第1実施形態におけるスキャナ制御部1202の動作例を示す流れ図である。
ステップS1401にて、スキャナ制御部1202は、UI制御部1201からスキャン開始要求を受け付ける。
ステップS1402にて、スキャナ制御部1202は、スキャナ205によるスキャン動作を開始し、原稿を1ページスキャンする。
ステップS1403にて、スキャナ制御部1202は、スキャンした画像データをハードディスク208へ保存する。
ステップS1404にて、スキャナ制御部1202は、原稿の最終ページのスキャンが終了したかを判定する。最終ページのスキャンが終了した場合(Yes)には、ステップS1405に処理が移行する。一方、最終ページのスキャンが終了していない場合(No)には、スキャナ制御部1202は、ステップS1402に戻って上記の処理を繰り返す。
ステップS1405にて、スキャナ制御部1202は、UI制御部1201へスキャン完了通知を行い、その後に図16の処理を終了する。
図17は、第1実施形態における送信制御部1203の動作例を示す流れ図である。
ステップS1501にて、送信制御部1203は、UI制御部1201からメール送信要求を受け付ける。
ステップS1502にて、送信制御部1203は、指定された送信宛先へのメールの送信処理を行う。このメール送信処理は、リソースサーバ106の106のメール送信APIを呼び出すことで行われる。
ステップS1503にて、送信制御部1203は、メール送信APIの結果通知に基づき、メールの送信が成功したか判定する。メールの送信が成功した場合(Yes)には、ステップS1504に処理が移行する。一方、メールの送信が失敗した場合(No)には、ステップS1505に処理が移行する。
ステップS1504にて、送信制御部1203は、UI制御部1201に送信成功通知を行い、その後に図17の処理を終了する。
ステップS1505にて、送信制御部1203は、UI制御部1201に送信エラー通知を行い、その後に図17の処理を終了する。
第1実施形態のMPF101は、ログインユーザに対応するアクセストークンの検証(S1206~S1209)が行われた上で、リソースサーバ106のメール送信APIによるメール機能が利用可能である。UI制御部1201は、MPF101へのログインの成功(S1202)から、該ログインに応じたスキャン指示に従うスキャン処理の完了(S1214)前までに、ログインユーザに対応するアクセストークンの有効性の検証のための処理を開始する。送信制御部1203は、アクセストークンの検証の結果に従い、スキャン処理(S1213)で得られた画像データを含むメールデータを、メール機能を用いてメールサーバに送信する。
このように、第1実施形態では、少なくともスキャン処理の完了前までにアクセストークンの有効性の検証のための処理が開始される。そのため、スキャンの完了後にアクセストークンによる認可処理を行う場合と比べて、スキャンから送信完了までにかかる全体の処理時間を抑制できる。
(第2実施形態)
第2の実施形態では、OAuth認証においてリフレッシュトークンによるアクセストークンの再発行が必要な場合に、ユーザがログアウトする前にログイン認証画面および認可画面を表示する構成を説明する。
ここで、第2実施形態における画像処理システムのハードウェア構成は、第1実施形態と同様であるので重複説明は省略する。また、第2実施形態におけるLCD表示パネル301の表示画面も第1実施形態と同様であるので重複説明は省略する。また、第2実施形態において、MFP101のソフトウェアモジュールには、第1実施形態と同様に、UI制御部1201、スキャナ制御部1202および送信制御部1203が含まれる。このうち、スキャナ制御部1202および送信制御部1203の動作は、第1実施形態と同様であるので重複説明は省略する。
図18、図19は、第2実施形態のMFP101に実装されているソフトウェアモジュール間のコマンドシーケンスを示す図である。
図18、図19に示すMFP101のソフトウェアモジュールの動作は、MFP101のCPU201がROM202またはハードディスク208に記憶されたプログラムをRAM203に読み込んだ後、プログラムが実行されることで実現される。
以下の説明では、1枚の原稿を読み取って、OAuth認証によりリソースサーバ106のメール送信APIを呼び出すことでメール送信する機能(メール機能)を例に説明する。また、図18、図19に示すシーケンスでも、MFP101がアクセストークンとリフレッシュトークンを予め取得済みであることを前提とする。
図18のステップS1601~S1605までの動作は、第1実施形態で説明した図12のステップS1201~S1205までの動作と同様であるので、重複説明を省略する。
操作部204からユーザが送信指示を行うと、UI制御部1201は、ユーザの送信指示の操作を検知する(S1606)。
UI制御部1201は、送信指示の操作を検知すると、スキャナ制御部1202に対してスキャン開始要求を行う(S1607)。そして、UI制御部1201は、LCD表示パネル301にスキャン中画面(図7)を表示させる(S1608)。
スキャナ制御部1202は、UI制御部1201からスキャン開始要求を受け付けるとスキャナ205を動作させて原稿のスキャンを行う(S1608)。スキャンが完了すると、スキャナ制御部1202は、UI制御部1201へスキャン完了通知を行う(S1610)。
UI制御部1201は、スキャナ制御部1202からスキャン完了通知を受け付けると、LCD表示パネル301にOAuth認証中画面(図20)を表示させる(S1611)。
図20に示すOAuth認証中画面には、スキャン中画面(図7)と異なりログアウトボタン(703)が表示されていない。そのため、OAuth認証中画面が表示されているときには「ログアウト」ボタンが遮蔽された状態となり、ユーザは「ログアウト」ボタンを操作することができない。
図18のステップS1612~S1615までの動作は、第1実施形態で説明した図12のステップS1206~S1209までの動作と同様である。また、図19のステップS1616~S1626までの動作は、第1実施形態で説明した図13のステップS1215~S1225までの動作と同様である。そのため、ステップS1612~S1626までの動作に関する重複説明は省略する。
UI制御部1201は、認可サーバ105から認可結果の成功通知を受け付けると、送信制御部1203に対してメール送信要求を送信する(S1627)。
一方で、UI制御部1201は、ログアウトボタンの遮蔽を解除するために、LCD表示パネル301においてOAuth認証中画面を非表示にする(S1628)。
送信制御部1203は、UI制御部1201からメール送信要求を受け付けると、リソースサーバ106に対して、メール送信APIを呼び出すための通信を行う(S1629)。メール送信APIを呼び出すための通信には、アクセストークンが含まれる。
リソースサーバ106は、メール送信APIが呼び出されるとメール送信処理を行い、送信制御部1203に対してメール送信APIの結果通知を行う(S1630)。
送信制御部1203は、メール送信APIの結果通知を受け付けると、UI制御部1201に対してメール送信結果を通知する(S1631)。
UI制御部1201は、送信ジョブに関するジョブ受付完了画面(図8)をLCD表示パネル301に表示させる(S1632)。
以上で、図18、図19の説明を終了する。
図21、図22は、第2実施形態におけるUI制御部1201の動作例を示す流れ図である。
図21のステップS1801~S1809までの動作は、第1実施形態で説明した図14のステップS1801~S1809までの動作と同様であるので、重複説明を省略する。
ステップS1810にて、UI制御部1201は、LCD表示パネル301にOAuth認証中画面(図20)を表示させ、ログアウトボタンの遮蔽を行う。
図21のステップS1811~S1817までの動作は、第1実施形態で説明した図14のステップS1310~S1316までの動作と同様である。また、図22のステップS1818~S1828までの動作は、第1実施形態で説明した図15のステップS1317~S1327までの動作と同様である。そのため、ステップS1811~S1828までの動作に関する重複説明は省略する。
ステップS1829にて、UI制御部1201は、LCD表示パネル301においてOAuth認証中画面を非表示にする。これにより、ログアウトボタンの遮蔽が解除される。
図22のステップS1830、S1831の動作は、第1実施形態で説明した図15のステップS1328、S1329の動作と同様であるので、重複説明を省略する。
以上で、図21、図22の説明を終了する。
ここで、アクセストークンの有効性検証の際に、リフレッシュトークンによるアクセストークンの再発行に失敗すると、ログイン認証画面(図10)や認可画面(図11)での操作が必要となる。このとき、ユーザがMPF101からログアウトしていると、ログイン認証画面や認可画面を提示できない状態であるため、実行中のジョブは送信エラーになる。
第2実施形態では、ログインユーザに対応するアクセストークンの有効性検証が行われているときにログアウトボタンを押下できない状態にすることで、OAuth認証中にユーザがMPF101からログアウトすることを防止する。したがって、第2実施形態では、アクセストークンの再発行が失敗した場合において、ログアウトされることなくログイン認証画面および認可画面をユーザに提示でき、ログイン認証によるアクセストークンの再発行を促すことができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
第2実施形態において、ログアウトボタンを遮蔽する手段はOAuth認証中画面(図20)の表示に限定されない。例えば、UI制御部1201は、例えばログアウトボタンをグレーアウトさせるなどの表示処理を行った上で、LCD表示パネル301でログアウトボタンの操作を受け付けないようにしてもよい。
第1実施形態においても、ログインユーザに対応するアクセストークンの有効性検証が行われているとき(S1206~S1209)に、UI制御部1201は、ログアウトボタンを操作できない状態とする制御を実行してもよい。ログアウトボタンを操作できない状態の制御は、例えば、ログアウトボタンをグレーアウトさせる表示処理や、ログアウトボタンの表示がない画面への表示切替を含む。
これにより、第1実施形態においても、第2実施形態と同様にアクセストークンの再発行が失敗した場合において、ログアウトされることなくログイン認証画面および認可画面をユーザに提示できる。
101 MPF
103 メールサーバ
105 認可サーバ
106 リソースサーバ
201 CPU
205 スキャナ
1201 UI制御部
1202 スキャナ制御部
1203 送信制御部

Claims (10)

  1. ログインユーザに対応するアクセストークンの検証が行われた上でメール機能が利用できる画像処理装置であって、
    前記画像処理装置へのログインの成功から、該ログインに応じたスキャン指示に従うスキャン処理の完了前までに、ログインユーザに対応するアクセストークンの有効性の検証のための処理を開始する処理手段と、
    前記アクセストークンの検証の結果に従い、前記スキャン処理で得られた画像データを含むメールデータを、前記メール機能を用いてメールサーバに送信する送信手段と、を有し、
    前記アクセストークンの有効性の検証のための処理は、前記スキャン処理の実行に並行して実行される
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記処理手段は、前記スキャン処理で得られた画像データの宛先としてメールアドレスが指定されたタイミングで、前記アクセストークンの有効性の検証のための処理を開始する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記処理手段は、前記画像処理装置へのログインが成功したタイミングで、前記アクセストークンの有効性の検証のための処理を開始する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記処理手段は、前記スキャン指示のための画面に遷移する指示の入力を受け付けたタイミングで、前記アクセストークンの有効性の検証のための処理を開始する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記処理手段は、前記スキャン処理を実行するための操作を受け付けたタイミングで、前記アクセストークンの有効性の検証のための処理を開始する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 前記処理手段は、前記ログインユーザに対応するアクセストークンの検証に失敗した場合に、リフレッシュトークンによる前記アクセストークンの再発行のための処理を実行し、
    前記送信手段は、再発行されたアクセストークンを利用して、前記画像データを含むメールデータを、前記メール機能を用いてメールサーバに送信する
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  7. 前記処理手段は、前記リフレッシュトークンによる前記アクセストークンの再発行に失敗した場合に、前記ログインユーザのログイン認証のための処理を実行し、
    前記送信手段は、前記ログイン認証に基づいて発行されたアクセストークンを利用して、前記画像データを含むメールデータを、前記メール機能を用いてメールサーバに送信する
    ことを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  8. 前記処理手段は、前記ログイン認証が成功したときに、前記ログイン認証による前記メール機能の利用を認可するための認可処理をさらに実行し、
    前記送信手段は、前記ログイン認証および前記認可処理に基づいて発行されたアクセストークンを利用して、前記画像データを含むメールデータを、前記メール機能を用いてメールサーバに送信する
    ことを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  9. ログインユーザに対応するアクセストークンの検証が行われた上でメール機能が利用できる画像処理装置における方法であって、
    前記画像処理装置へのログインの成功から、該ログインに応じたスキャン指示に従うスキャン処理の完了前までに、ログインユーザに対応するアクセストークンの有効性の検証のための処理を開始する工程と、
    前記アクセストークンの検証の結果に従い、前記スキャン処理で得られた画像データを含むメールデータを、前記メール機能を用いてメールサーバに送信する工程と、を有し、
    前記アクセストークンの有効性の検証のための処理は、前記スキャン処理の実行に並行して実行される
    ことを特徴とする方法。
  10. 画像処理装置のコンピュータに、
    前記画像処理装置へのログインの成功から、該ログインに応じたスキャン指示に従うスキャン処理の完了前までに、ログインユーザに対応するアクセストークンの有効性の検証のための処理を開始する工程と、
    前記アクセストークンの検証の結果に従い、前記スキャン処理で得られた画像データを含むメールデータを、メール機能を用いてメールサーバに送信する工程と、を実行させ
    前記アクセストークンの有効性の検証のための処理は、前記スキャン処理の実行に並行して実行される
    ことを特徴とするプログラム。
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