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JP7250752B2 - トマトオニオン調味料を含むレトルト食品 - Google Patents
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Description

本発明は、トマトオニオン調味料を含むレトルト食品に関する。
本発明はまた、加熱加圧処理されたトマトオニオン調味料の製造方法に関する。
カレー、ハヤシ、シチュー等の煮込み料理は、わが国においてよく食され、家庭料理として、また惣菜として人気のある料理である。しかしながら、家庭では共働きによる調理時間の短縮化、外食産業では人手不足による作業の効率化が求められており、このような煮込み料理においても短時間で美味しくなる工夫やそれを可能とする新しい製品が求められている。
煮込み感を付与するための調味料として、野菜類等の素材を予め加熱調理して調製した調味料が知られている。例えば、特許文献1では、肉類及び野菜類を煮詰めることによって得られた出汁;味噌;糖類;及び水を混合して得られる混合物を、品温85℃以上で30分以上加熱処理することにより味噌調味材が開示されており、この味噌調味材を、ルウと共に加熱混合することにより、カレー等の調味ソースを製造することが開示されている。特許文献1では、野菜類としては、タマネギ(オニオン)等の野菜原料をペースト状にしたものや、トマト原料が記載されている。
一方、レトルト処理(レトルト殺菌処理)は、高加圧下で100℃超の温度で湿熱殺菌する処理を指す(非特許文献1)。pHが4.6を超え、且つ、水分活性が0.94を超える食品中の微生物を殺菌するためにレトルト処理が行われる。
特開2015-000009号公報
東京都立食品技術センターだよりNo.15 平成24年9月(http://www.food-tokyo.jp/own_published_matter/tfc_newsletter_15.pdf)
しかし、多数ある煮込み料理に用いる調味料としては種類が多くなく、また煮込み感としても、なお改善の余地があった。
本発明者らは上記課題を解決するために鋭意検討した結果、殺菌の目的でのレトルト処理は必要のない、水分活性が0.94以下のトマトオニオン調味料を、レトルト処理又は加熱加圧処理した場合に、トマトオニオン調味料の旨味と煮込み感が顕著に向上すること、並びに、トマトオニオン調味料中の香気及び旨味に関与すると推定される成分が増加することを見出し以下の発明を完成した。
(1)トマト加工物、オニオン加工物及び糖類を含み、水分活性が0.94以下であるトマトオニオン調味料と、前記調味料を封入する容器とを含む、レトルト食品。
(2)前記調味料が、前記トマト加工物を、原料トマトの生換算で35~140質量%含有し、前記オニオン加工物を、原料オニオンの生換算で18~78質量%含有する、(1)に記載のレトルト食品。
(3)前記調味料のBrixが15~60である、(1)又は(2)に記載のレトルト食品。
(4)F値が4以上の条件での加熱加圧処理が施されている、(1)~(3)のいずれかに記載のレトルト食品。
(5)前記調味料1gに内部標準物質として1ppmの4-メチルチアゾール水溶液1mlを添加してガスクロマトグラフィー質量分析法(GCMS)で測定した場合に、
4-メチルチアゾールに対する2-アセチルフランのピーク面積比が0.12以上である、
4-メチルチアゾールに対する(E)-1-メチル-2-(プロパ-1-エン-1-イル)ジスルファン((E)-1-methyl-2-(Prop-1-en-1-yl)disulfane)のピーク面積比が0.22以上である、及び、
4-メチルチアゾールに対するジメチルトリスルフィドのピーク面積比が3.2以上である、
のうちいずれか1以上を満足する、(1)~(4)のいずれかに記載のレトルト食品。
(6)前記調味料に内部標準物質として49ppbのL-フェニルアラニン(3-13C)を添加して液体クロマトグラフィー質量分析法(LCMS)で測定した場合に、
L-フェニルアラニン(3-13C)に対するアスパルチルグルタミン酸のピーク面積比が0.13以上である、
L-フェニルアラニン(3-13C)に対するグリシルプロリンのピーク面積比が0.035以上である、
L-フェニルアラニン(3-13C)に対するロイシルアラニンのピーク面積比が0.033以上である、及び、
L-フェニルアラニン(3-13C)に対するアコニット酸のピーク面積比が26.5以上である、
のうちいずれか1以上を満足する、(1)~(5)のいずれかに記載のレトルト食品。
(7)前記調味料が煮込み料理用濃縮物である、(1)~(6)のいずれかに記載のレトルト食品。
(8)トマト加工物、オニオン加工物及び糖類を含み、水分活性が0.94以下であるトマトオニオン調味料を調製する工程A、及び
前記調味料を加熱加圧処理する工程B
を含む、加熱加圧処理された調味料の製造方法。
(9)前記工程Aで調製された前記調味料を容器に封入する工程Cを更に含み、
前記工程Bが、前記工程Cで得られた、前記容器に封入された前記調味料を加熱加圧処理する工程である、
(8)に記載の方法。
(10)前記工程Bが、前記加熱加圧処理をF値が4以上の条件で行うことを含む、(8)又は(9)に記載の方法。
(11)前記調味料が、前記トマト加工物を、原料トマトの生換算で35~140質量%含有し、前記オニオン加工物を、原料オニオンの生換算で18~78質量%含有する、(8)~(10)のいずれかに記載の方法。
(12)前記調味料のBrixが15~60である、(8)~(11)のいずれかに記載の方法。
(13)前記調味料が、煮込み料理用濃縮物である、(8)~(12)のいずれかに記載の方法。
本発明に係る、トマトオニオン調味料を含むレトルト食品は、それを煮込み料理に配合して調理することにより、好ましい煮込み感と旨味を煮込み料理に付与することができる。
本発明に係る、加熱加圧処理された調味料の製造方法によれば、好ましい煮込み感と旨味を煮込み料理に付与することができるトマトオニオン調味料を製造することができる。
加熱加圧条件及び水分活性が異なるトマトオニオンベースソースのSPME-GCMS分析での、内部標準として添加した1ppmの4-メチルチアゾールのピーク面積に対する2-アセチルフランのピーク面積の比(平均値(n=5)±標準偏差)を示す。 加熱加圧条件及び水分活性が異なるトマトオニオンベースソースのSPME-GCMS分析での、内部標準として添加した1ppmの4-メチルチアゾールのピーク面積に対する(E)-1-methyl-2-(Prop-1-en-1-yl)disulfaneのピーク面積の比(平均値(n=5)±標準偏差)を示す。 加熱加圧条件及び水分活性が異なるトマトオニオンベースソースのSPME-GCMS分析での、内部標準として添加した1ppmの4-メチルチアゾールのピーク面積に対するジメチルトリスルフィドのピーク面積の比(平均値(n=5)±標準偏差)を示す。 加熱加圧条件及び水分活性が異なるトマトオニオンベースソースのLCMS分析での、内部標準として添加したL-フェニルアラニン(3-13C)のピーク面積に対するアスパルチルグルタミン酸(Asp-Glu)のピーク面積の比(平均値(n=3)±標準偏差)を示す。 加熱加圧条件及び水分活性が異なるトマトオニオンベースソースのLCMS分析での、内部標準として添加したL-フェニルアラニン(3-13C)のピーク面積に対するグリシルプロリン(Gly-Pro)のピーク面積の比(平均値(n=3)±標準偏差)を示す。 加熱加圧条件及び水分活性が異なるトマトオニオンベースソースのLCMS分析での、内部標準として添加したL-フェニルアラニン(3-13C)のピーク面積に対するロイシルアラニン(Leu-Ala)のピーク面積の比(平均値(n=3)±標準偏差)を示す。 加熱加圧条件及び水分活性が異なるトマトオニオンベースソースのLCMS分析での、内部標準として添加したL-フェニルアラニン(3-13C)のピーク面積に対するアコニット酸のピーク面積の比(平均値(n=3)±標準偏差)を示す。
<トマトオニオン調味料を含むレトルト食品>
トマトオニオン調味料とは、他の食品素材と組み合わせて最終食品を調理するために用いられ、トマト及びオニオンの風味(特に、トマト及びオニオンを他の具材とともに長時間煮込んだ煮込み料理に特有の旨味及び煮込み感)を最終食品に付与するための調味料である。トマトオニオン調味料は好ましくは液状又はペースト状組成物である。液状又はペースト状のトマトオニオン調味料はトマトオニオンベースソースと称することができる。
トマト加工物としては、トマトピューレ、トマトペースト、ダイストマト、濃縮トマト、トマトソース、トマトジュース、トマトミックスジュース、トマトケチャップ等が例示でき、トマトピューレ、トマトペースト、ダイストマト又は濃縮トマトが特に好ましい。トマトオニオン調味料中のトマト加工物の含有量は特に限定されないが、原料トマトの生換算で好ましくは35~140質量%であり、より好ましくは70~120質量%であることができる。トマト加工物の含有量がこのような範囲であると、調理に伴うような旨味および煮込み感が顕著に表れ、官能上好ましくなる。
オニオン(タマネギ)加工物としては、オニオンペースト、オニオンスライス、オニオンダイス、オニオンソテー等が例示できる。トマトオニオン調味料中のオニオン加工物の含有量は特に限定されないが、原料オニオンの生換算で好ましくは18~78質量%であり、より好ましくは30~64質量%であることができる。オニオン加工物の含有量がこのような範囲であると、調理に伴うような旨味および煮込み感が顕著に表れ、官能上好ましくなる。
トマトオニオン調味料は更に糖類を含有する。糖類は特に限定されず、食品として許容される糖類を1種以上用いることができる。糖類としては例えばショ糖、ブドウ糖、果糖、ハチミツ等を挙げることができる。トマトオニオン調味料中の糖類の含有量は特に限定されないが、食品素材(トマト加工物又はオニオン加工物)に由来する糖類も含めて、トマトオニオン調味料のBrixが好ましくは15~60、より好ましくは20~50、より好ましくは25~40となる量の糖類を含む。Brixがこのような範囲であると、調理に伴うような旨味および煮込み感が顕著に表れ、官能上好ましくなる。なお、Brixは、一例としては、アタゴ製デジタル屈折計(RX-7000α)の測定部上にトマトオニオン調味料を数滴乗せ、所定時間後の表示値(基準温度20℃)であってもよい。
トマトオニオン調味料は通常は水を更に含有する。トマトオニオン調味料中の水の含有量は後述する範囲の水分活性となる量であれば特に限定されないが、例えば1~95質量%、典型的には10~85質量%であることができる。
トマトオニオン調味料は、塩類、糖アルコール、香辛料等の他の成分を含んでいてもよい。本発明の好ましい実施形態に係るトマトオニオン調味料は味噌及び小麦粉の1種以上を含まない。トマトオニオン調味料は油脂を含んでいても良いが、トマトオニオン調味料が油脂を含む場合は、油脂を分散相として含み、水を連続相として含む組成物であることがより好ましい。
本発明においてトマトオニオン調味料は水分活性が0.94以下、好ましくは0.93以下、より好ましくは0.85以上0.90以下である。水分活性が0.94以下の食品組成物は殺菌を目的としたレトルト処理は必要とされないし、食品組成物をレトルト処理した場合には変色、異臭の発生、味や食感の劣化などを引き起こすことが知られているため、水分活性が0.94以下の食品組成物をあえてレトルト処理することはなかった。本発明者らは驚くべきことに、トマト加工物、オニオン加工物及び糖類を含み水分活性が0.94以下であるトマトオニオン調味料をレトルト処理した場合、旨味及び煮込み感が顕著に向上し、香気及び旨味に関与すると推定される成分が増加すること、並びに、水分活性が0.94を超えるトマトオニオン調味料をレトルト処理した場合には旨味及び煮込み感の向上効果は小さいことを見出した。
水分活性が0.94以下であるトマトオニオン調味料は、トマト加工物、オニオン加工物及び糖類、並びに、必要に応じて配合される上述のような他の原料を含む原料混合物を加熱調理(炊き上げ処理)等の通常の加工方法で加工することで調製することができる。本発明者らは、旨味及び煮込み感を十分に高めるためには、原料混合物を炊き上げて調理するのみでは十分ではなく、調製されたトマトオニオン調味料を更に加熱加圧処理することが必要であることを見出している。
本発明に係るレトルト食品は、トマトオニオン調味料と、それを封入する容器とを含む。トマトオニオン調味料を封入する容器としては、レトルト処理耐性の容器であればよく、例えばレトルト処理耐性のパウチ又はパックを用いることができる。
本発明に係るレトルト食品は、容器に封入したトマトオニオン調味料をレトルト処理することで得ることが出来る。レトルト処理の条件は、100℃超の温度での加熱加圧処理であればよく特に限定されない、例えば110℃以上、より好ましくは120℃以上、より好ましくは120~130℃の温度範囲での加熱加圧処理である。
レトルト処理は好ましくはF値が4以上、より好ましくは6以上となる条件で行う。
ここでF値は、レトルト殺菌の条件を設定する指標として日本の食品業界で一般的に使用されている指標であり、レトルト殺菌食品の規格基準について、pHが5.5を超え、かつ水分活性が0.94を超える食品をレトルト殺菌する場合の条件として、特に缶詰や真空パックなどの嫌気性状態で繁殖し、またヒトにおける致死率も高い、ボツリヌス菌の耐熱性芽胞を死滅させることができる条件をもとに定められており、具体的には、以下の計算式によって求めることができる(非特許文献1):
F=t×10((T-121)/Z)
[ただしT℃にてt分間加熱、Z値は殺菌時間を1/10にするための温度上昇分(ボツリヌス菌の場合Z≒12℃)]
上記式においてZ値は12℃とみなすことができる。
本発明に係るレトルト食品に含まれるトマトオニオン調味料は好ましくは煮込み料理用濃縮物である。煮込み料理用濃縮物とは、水及び他の食品素材と組み合わせて加熱調理することにより煮込み料理を製造するための組成物である。希釈倍率は特に制限されないが、通常2~40倍程度であり、好ましくは6~15倍程度である。煮込み料理としてはカレーソース、シチューソース、ハヤシソース、デミグラスソース等が例示できる。煮込み料理を調製するための他の食品素材としては、デンプン、香辛料、小麦粉ルウ、油脂等が例示できる。このように濃縮物であることにより、ユーザーで再度加熱調理する際に、フレッシュな素材を加える等、好みの風味に調整することができたり、流通コストを削減することができる。
本発明に係るレトルト食品に含まれるトマトオニオン調味料では、旨味及び煮込み感に関与する成分が増加しており、好ましくは、次の特徴を備える。
(GCMSによる分析)
本発明に係るレトルト食品に含まれるトマトオニオン調味料は、好ましくは、前記調味料1gに、内部標準物質として、1ppmの4-メチルチアゾール水溶液1mlを添加してGCMSで測定した場合に、
(1A)4-メチルチアゾールに対する2-アセチルフランのピーク面積比が0.12以上である、
(1B)4-メチルチアゾールに対する(E)-1-methyl-2-(Prop-1-en-1-yl)disulfaneのピーク面積比が0.22以上である、及び、
(1C)4-メチルチアゾールに対するジメチルトリスルフィドのピーク面積比が3.2以上である、
のうちいずれか1以上を満足し、より好ましくは2以上を満足し、最も好ましくは全てを満足する。
この特徴を有するトマトオニオン調味料は旨味及び煮込み感が特に良好である。
前記(1A)のピーク面積比はより好ましくは0.15以上、より好ましくは0.20以上、より好ましくは0.25以上であり、上限は特に限定されないが、例えば1.00以下、好ましくは0.50以下、より好ましくは0.40以下である。
前記(1B)のピーク面積比はより好ましくは0.25以上、より好ましくは0.30以上、より好ましくは0.40以上、より好ましくは0.50以上であり、上限は特に限定されないが、例えば2.00以下、好ましくは1.50以下、より好ましくは1.00以下、より好ましくは0.80以下である。
前記(1C)のピーク面積比はより好ましくは3.5以上、より好ましくは4.0以上、より好ましくは5.0以上、より好ましくは6.0以上であり、上限は特に限定されないが、例えば20以下、好ましくは15以下、より好ましくは10以下、より好ましくは9.0以下である。
上記のピーク面積比は、内部標準物質4-メチルチアゾールを添加したトマトオニオン調味料のGCMSによる質量スペクトルデータから、4-メチルチアゾール、2-アセチルフラン、(E)-1-methyl-2-(Prop-1-en-1-yl)disulfane及び/又はジメチルトリスルフィドのそれぞれを代表する質量電荷比のイオン強度を時間の関数として表した抽出イオンクロマトグラム(横軸:時間、縦軸:イオン強度)でのピーク面積を求め、4-メチルチアゾールのピーク面積を1とした場合の各成分のピーク面積の比を表したものである。各成分を代表する質量電荷比の数値及びピーク面積比の計算式は実験3(4)に記載した通りである。
GCMSは、具体的には、実験3(3)に記載の条件を用いて実施することができる。
GCMSに供する試料は、好ましくは、4-メチルチアゾールを添加したトマトオニオン調味料の固相マイクロ抽出法(SPME)により吸着される揮発成分試料である。SPMEもまた、実験3(3)に記載の条件を用いて実施することができる。
(LCMSによる分析)
本発明に係るレトルト食品に含まれるトマトオニオン調味料は、内部標準物質として49ppbのL-フェニルアラニン(3-13C)を添加してLCMSで測定した場合に、
(2A)L-フェニルアラニン(3-13C)に対するアスパルチルグルタミン酸のピーク面積比が0.13以上である、
(2B)L-フェニルアラニン(3-13C)に対するグリシルプロリンのピーク面積比が0.035以上である、
(2C)L-フェニルアラニン(3-13C)に対するロイシルアラニンのピーク面積比が0.033以上である、及び、
(2D)L-フェニルアラニン(3-13C)に対するアコニット酸のピーク面積比が26.5以上である、
のうちいずれか1以上を満足し、より好ましくは2以上を満足し、より好ましくは3以上を満足し、最も好ましくは全てを満足する。
この特徴を有するトマトオニオン調味料は旨味及び煮込み感が特に良好である。
前記(2A)のピーク面積比はより好ましくは0.135以上、より好ましくは0.140以上、より好ましくは0.145以上、より好ましくは0.150以上であり、上限は特に限定されないが、例えば0.50以下、好ましくは0.40以下、より好ましくは0.30以下、より好ましくは0.20以下である。
前記(2B)のピーク面積比はより好ましくは0.040以上、より好ましくは0.045以上、より好ましくは0.050以上であり、上限は特に限定されないが、例えば0.20以下、好ましくは0.15以下、より好ましくは0.10以下、より好ましくは0.08以下である。
前記(2C)のピーク面積比はより好ましくは0.034以上、より好ましくは0.035以上、より好ましくは0.036以上であり、、上限は特に限定されないが、例えば0.100以下、好ましくは0.08以下、より好ましくは0.06以下である。
前記(2D)のピーク面積比はより好ましくは27以上、より好ましくは28以上、より好ましくは29以上であり、上限は特に限定されないが、例えば50以下、好ましくは45以下、より好ましくは35以下である。
L-フェニルアラニン(3-13C)とは、β炭素が13CからなるL-フェニルアラニンである。
上記のピーク面積比は、内部標準物質L-フェニルアラニン(3-13C)を添加したトマトオニオン調味料のLCMSによる質量スペクトルデータから、L-フェニルアラニン(3-13C)、アスパルチルグルタミン酸(Asp-Glu)、グリシルプロリン(Gly-Pro)、ロイシルアラニン(Leu-Ala)及び/又はアコニット酸のそれぞれを代表するプロトン付加体(M+H)(ポジティブモードの場合)又は脱プロトン化体精密質量(M-H)(ネガティブモードの場合)の質量電荷比のイオン強度を時間の関数として表した抽出イオンクロマトグラム(横軸:時間、縦軸:イオン強度)でのピーク面積を求め、L-フェニルアラニン(3-13C)のピーク面積を1とした場合の各成分のピーク面積の比を表したものである。各成分を代表するプロトン付加体(M+H)の質量電荷比(=プロトン付加体精密質量)又は脱プロトン化体(M-H)の質量電荷比(=脱プロトン化体精密質量)の数値及びピーク面積比の計算式は実験4(4)に記載した通りである。
LCMSは、具体的には、実験4(2)(3)に記載の条件を用いて実施することができる。
<トマトオニオン調味料の製造方法>
本発明に係る加熱加圧処理されたトマトオニオン調味料の製造方法は、
トマト加工物、オニオン加工物及び糖類を含み、水分活性が0.94以下であるトマトオニオン調味料を調製する工程A、及び
前記調味料を加熱加圧処理する工程B
を含むことを特徴とする。
この方法によれば、好ましい煮込み感と旨味を煮込み料理に付与することができるトマトオニオン調味料を製造することができる。
工程Aにおいて、トマトオニオン調味料の組成及び製造方法は、レトルト食品に含まれるトマトオニオン調味料に関して説明した通りである。
工程Aで調製されたトマトオニオン調味料を工程Bで加熱加圧処理することで、トマトオニオン調味料に好ましい煮込み感と旨味が付与される。
工程Bにおける加熱加圧処理は、好ましくは100℃超の温度での加熱加圧処理、より好ましくは110℃以上、より好ましくは120℃以上、より好ましくは120~130℃の温度範囲での加熱加圧処理である。より好ましくは、加熱加圧処理は、上述のF値が4以上、より好ましくは6以上となる条件で行う。
工程Bは、トマトオニオン調味料を耐圧容器中で加熱加圧処理することにより行うことができる。
本発明に係る加熱加圧処理されたトマトオニオン調味料の製造方法のより好ましい実施形態は、
工程Aで調製されたトマトオニオン調味料を容器に封入する工程Cを更に含み、
工程Bが、工程Cで得られた、容器に封入されたトマトオニオン調味料を加熱加圧処理する工程である。
この実施形態において、工程Cで用いる容器としてはレトルト処理耐性の容器であることが好ましく、例えばレトルト処理耐性のパウチ又はパックを用いることができる。
実験1.トマトオニオンベースソース及びそれを用いたカレーソースの調製
(1)トマトオニオンベースソース
トマトオニオンベースソースとして「濃縮タイプ」と、「ストレートタイプ」を調製した。それぞれの配合は以下の通り。各成分配合量の単位は明示しない限りグラムである。
Figure 0007250752000001
濃縮タイプのトマトオニオンベースソースを、三種類の加熱加圧条件による処理(レトルト処理、低温殺菌処理及び炊き上げ)により調製し、ストレートタイプのトマトオニオンベースソースを、二種類の加熱加圧条件による処理(レトルト処理及び炊き上げ)により調製した。
濃縮タイプ及びストレートタイプのトマトオニオンベースソースのレトルト処理よる調製は次の手順で行った。各配合の原料混合物を95℃達温後5分間加熱調理し放冷して、トマトオニオンベースソースを得た。得られたトマトオニオンベースソース200gを、レトルトパウチに充填密封し、レトルト処理(120℃、30分間、F値4)を施した。
濃縮タイプのトマトオニオンベースソースの低温殺菌処理よる調製は次の手順で行った。濃縮タイプの配合の原料混合物を95℃達温後5分間加熱調理し放冷して、トマトオニオンベースソースを得た。得られたトマトオニオンベースソース200gを、レトルトパウチに充填密封し、加熱処理(95℃、30分)を施した。
濃縮タイプ及びストレートタイプのトマトオニオンベースソースの炊き上げよる調製は次の手順で行った。各配合の原料混合物を95℃達温後5分間加熱調理し放冷して、トマトオニオンベースソースを得た。得られたトマトオニオンベースソースを、そのまま試験サンプルとした。
(2)カレーソース
上記の各処理を施した濃縮タイプ又はストレートタイプのトマトオニオンベースソースを用いて、以下の配合のカレーソースを調製した。各成分配合量の単位は明示しない限りグラムである。
Figure 0007250752000002
上記配合の原料混合物を95℃達温後5分間加熱することでカレーソースを調製した。
実験2.旨味と煮込み感の評価
実験1で調製した下記の(1)~(5)のトマトオニオンベースソースを用いたカレーソースを5名の訓練されたパネラーが喫食して、旨味と煮込み感を評価した。
(1)レトルト処理した濃縮タイプのトマトオニオンベースソース
(2)低温殺菌処理した濃縮タイプのトマトオニオンベースソース
(3)炊き上げ処理した濃縮タイプのトマトオニオンベースソース
(4)レトルト処理したストレートタイプのトマトオニオンベースソース
(5)炊き上げ処理したストレートタイプのトマトオニオンベースソース
旨味の評価は以下の5段階で点数化した。
1点:非常に弱い
2点:弱い
3点:中程度
4点:強い
5点:非常に強い
煮込み感の評価は以下の5段階で点数化した。
1点:非常に弱い
2点:弱い
3点:中程度
4点:強い
5点:非常に強い
官能評価の結果を以下に示す。
Figure 0007250752000003
Figure 0007250752000004
サンプル(1)はサンプル(2)及びサンプル(3)と比較して、旨味と煮込み感の評価点が有意に高かった。このことは、トマトオニオンベースソースをレトルト処理することで旨味と煮込み感が向上すること、並びに、この効果は、濃縮タイプのトマトオニオンベースを低温殺菌処理又は炊き上げ処理した場合には認められない特有の効果であることを示す。
サンプル(1)はサンプル(4)と比較して、旨味と煮込み感の評価点が有意に高かった。このことは、レトルト処理時のトマトオニオンベースソースの水分活性が低いことが、旨味と煮込み感を高めることを示す。
サンプル(5)はサンプル(4)よりも旨味と煮込み感の評価点が低く、サンプル(1)との評価点の差が更に大きかった。このことは、トマトオニオンベースソースとして水分活性が低いものを用いることと、それをレトルト処理することとの組み合わせにより、旨味と煮込み感が顕著に高まることを示す。
実験3.トマトオニオンベースソースの固相マイクロ抽出-ガスクロマトグラフィー質量分析法(SPME-GCMS)による分析
(1)内部標準溶液の作成
内部標準物質として4-メチルチアゾールを用い、内部標準溶液として1ppmの4-メチルチアゾール水溶液を作成した。
(2)測定試料の調製
実験1(1)で調製した以下のトマトオニオンベースソースを分析対象試料として用いた。
炊き上げ処理した濃縮タイプ(濃縮×炊き上げ)
低温殺菌処理した濃縮タイプ(濃縮×低温殺菌)
レトルト処理した濃縮タイプ(濃縮×レトルト)
炊き上げ処理したストレートタイプ(ストレート×炊き上げ)
炊き上げ処理した濃縮タイプの2倍希釈液(濃縮×炊き上げ(2倍希釈))
レトルト処理したストレートタイプ(ストレート×レトルト)
レトルト処理した濃縮タイプの2倍希釈液(濃縮×レトルト(2倍希釈))
上記の各分析対象試料を撹拌し均一にした後、各分析対象試料1gをSPMEバイアルに秤量した。そこへ、1ppmの4-メチルチアゾール水溶液を1ml加え、均一になるよう混合し、キャップで密閉して測定試料とし、固相マイクロ抽出-ガスクロマトグラフィー質量分析法(SPME-GCMS)に供した。
(3)SPME-GCMS分析条件
分析には、Thermo Fisher Scientific社のGCMS(TRACE1310 Gas Chromatograph, QExactive GC-Orbitrap MS)を使用した。SPMEとして、RESTEK社のRestek PAL SPME Arrow 120um Carbon Wide Range(WR)/PDMSを使用した。ファイバーを密閉したバイアル内で60℃、15分間暴露して、揮発成分を吸着させた後に、GCMSへインジェクションした。分析は各試料につきn=5で行った。GCMS条件を次に示す。
使用カラム:Agilent Technologies社のDB-WAX(60m×0.25mm、0.25um)
カラム昇温条件:(i)40℃から昇温開始→(ii)10℃/分の条件で7分間加熱し110℃まで昇温→(iii)2℃/分の条件で35分間加熱し180℃まで昇温→(iv)30℃/分の条件で2.17分間加熱し、245℃まで昇温させて、8.8分間保持させて終了(昇温開始から52.97分経過)
(4)内部標準に対するピーク面積比の算出方法
2-アセチルフランの代表的なmsフラグメントであるm/z 95.013と4-メチルチアゾールの代表的なmsフラグメントであるm/z 99.013をイオンクロマトグラム抽出し、それぞれのピークの面積を算出した。下記の計算式を元に、ピーク面積の内標比を算出した。
2-アセチルフランのピーク面積の内標比=(2-アセチルフランのピーク面積)/(4-メチルチアゾールのピーク面積)
(E)-1-methyl-2-(Prop-1-en-1-yl)disulfaneの代表的なmsフラグメントであるm/z 120.006と4-メチルチアゾールの代表的なmsフラグメントであるm/z 99.013をイオンクロマトグラム抽出し、それぞれのピークの面積を算出した。下記の計算式を元に、ピーク面積の内標比を算出した。
(E)-1-methyl-2-(Prop-1-en-1-yl)disulfaneのピーク面積の内標比=((E)-1-methyl-2-(Prop-1-en-1-yl)disulfaneのピーク面積)/(4-メチルチアゾールのピーク面積)
ジメチルトリスルフィドの代表的なmsフラグメントであるm/z 125.963と4-メチルチアゾールの代表的なmsフラグメントであるm/z 99.013をイオンクロマトグラム抽出し、それぞれのピークの面積を算出した。下記の計算式を元に、ジメチルトリスルフィドのピーク面積の内標比を算出した。
ジメチルトリスルフィドのピーク面積の内標比=(ジメチルトリスルフィドのピーク面積)/(4-メチルチアゾールのピーク面積)
4-メチルチアゾール、2-アセチルフラン、(E)-1-methyl-2-(Prop-1-en-1-yl)disulfane、ジメチルトリスルフィドの質量電荷比(m/z)、保持時間を下記表に示す。
Figure 0007250752000005
(5)分析結果
上記(2)で説明した測定試料の2-アセチルフランのピーク面積の内標比を図1に、(E)-1-methyl-2-(Prop-1-en-1-yl)disulfaneのピーク面積の内標比を図2に、ジメチルトリスルフィドのピーク面積の内標比を図3にそれぞれ示す。図1~3では、各試料の平均値(n=5)及び標準偏差(エラーバー)を示す。
レトルト処理した濃縮タイプ(濃縮×レトルト)のトマトオニオンベースソースでは、前記3成分のピーク面積の内標比が、他の処理を施したトマトオニオンベースソースよりも顕著に高いことが確認された。
前記3成分は香気成分と推定される。実験2で確認されたレトルト処理した濃縮タイプのトマトオニオンベースソースの優れた旨味と煮込み感は、前記3成分が高いことと関係している可能性がある。
実験4.トマトオニオンベースソースの液体クロマトグラフィー質量分析法(LCMS)による分析
(1)検液調製
実験1(1)で調製した以下のトマトオニオンベースソースを分析対象試料として用いた。
(1)レトルト処理した濃縮タイプ(濃縮×レトルト)
(2)低温殺菌処理した濃縮タイプ(濃縮×低温殺菌)
(3)炊き上げ処理した濃縮タイプ(濃縮×炊き上げ)
(4)レトルト処理したストレートタイプ(ストレート×レトルト)
(5)炊き上げ処理したストレートタイプ(ストレート×炊き上げ)
10mL容試験管に、上記の分析対象試料の1つを採取した。採取量は基質量を合わせるため、濃縮タイプである分析対象試料(1)~(3)は1.00g、ストレートタイプである分析対象試料(4)又は(5)は2.00gとした。試料採取後の試験管に超純水を加えて、全量で10gとした。内標準液として、0.49μg/mL L-フェニルアラニン(3-13C)(富士フイルム和光純薬)水溶液を0.1mL加えた。試験管を振とう器で室温、10分間撹拌した後、溶液0.2mLを限外濾過フィルター(Amicon Ultra 0.5mL Centrifugal Filters 3K,メルク)に移した。限外濾過フィルターを室温、15,000rpm×30分間遠心後、フィルターからの溶出液に対し、超純水を1mL加え、15秒間ボルテックスした。0.2μmフィルターに負荷後の溶液をLCMS検体とした(n=3)。このLCMS検体には、分析対象試料(トマトオニオンベースソース)あたり49ppbの内部標準L-フェニルアラニン(3-13C)を含む。
(2)LCMS分析条件
LC-orbitrap-MSの分析条件を下記に示す。
分析装置:
LC-Ultimate 3000(サーモフィッシャーサイエンティフィック)
MS-Q Exactive Focus(サーモフィッシャーサイエンティフィック)
分析カラム:
Discovery HS F5,5μm、250mm×4.6mm(SIGMA-ALDRICH)
LC条件:
カラム温度:40℃、注入量:2μL、モード:ESIポジティブ、ネガティブ(スイッチング)
流速:0.3mL/分
移動相:
A液:0.1%ギ酸水溶液(ギ酸、富士フイルム和光純薬)
B液:アセトニトリル(LCMSグレード、富士フイルム和光純薬)
移動相組成(分析時間85分間):
Figure 0007250752000006
MS条件:
イオン源温度:225℃、MSスキャン:m/z 67~1,005
(3)LCMSデータの解析
LCMSトータルイオンクロマトグラムから、各成分のプロトン付加体精密質量(M+H)(ポジティブモードの場合)又は脱プロトン化体精密質量(M-H)(ネガティブモードの場合)をイオンクロマトグラム抽出し、それぞれのピークの面積を算出した。
ピーク面積を測定した成分は、L-フェニルアラニン(3-13C)、アスパルチルグルタミン酸(Asp-Glu)、グリシルプロリン(Gly-Pro)、ロイシルアラニン(Leu-Ala)、アコニット酸である。それぞれのモノアイソトピック質量、プロトン付加体精密質量(M+H)、脱プロトン化体精密質量(M-H)、LCでの保持時間を下記表に示す。
Figure 0007250752000007
下記の計算式を元に、各測定成分のピーク面積の内標比を算出し、比較した。
測定成分のピーク面積の内標比=(測定成分のピーク面積)/(L-フェニルアラニン(3-13C)のピーク面積)
(4)結果
各分析対象試料のAsp-Glu、Gly-Pro、Leu-Ala、アコニット酸のピーク面積の内標比の平均値(n=3)及び標準偏差(エラーバー)を図4~7に示す。
レトルト処理した濃縮タイプ(濃縮×レトルト)のトマトオニオンベースソースでは、前記4成分のピーク面積の内標比が、他の処理を施したトマトオニオンベースソースよりも顕著に高いことが確認された。
前記4成分は、旨味に関係する成分であると考えられる。実験2で確認されたレトルト処理した濃縮タイプのトマトオニオンベースソースの優れた旨味と煮込み感は、前記4成分が高いことと関係している可能性がある。

Claims (11)

  1. トマト加工物、オニオン加工物及び糖類を含み、水分活性が0.94以下であるトマトオニオン調味料と、前記調味料を封入する容器とを含む、レトルト食品であって、前記調味料が、前記トマト加工物を、原料トマトの生換算で70~140質量%含有し、前記オニオン加工物を、原料オニオンの生換算で30~78質量%含有する、レトルト食品
  2. 前記調味料のBrixが15~60である、請求項に記載のレトルト食品。
  3. F値が4以上の条件での加熱加圧処理が施されている、請求項1又は2に記載のレトルト食品。
  4. 前記調味料1gに内部標準物質として1ppmの4-メチルチアゾール水溶液1mlを添加してガスクロマトグラフィー質量分析法(GCMS)で測定した場合に、
    4-メチルチアゾールに対する2-アセチルフランのピーク面積比が0.12以上である、
    4-メチルチアゾールに対する(E)-1-メチル-2-(プロパ-1-エン-1-イル)ジスルファンのピーク面積比が0.22以上である、及び、
    4-メチルチアゾールに対するジメチルトリスルフィドのピーク面積比が3.2以上である、
    のうちいずれか1以上を満足する、請求項1~のいずれか1項に記載のレトルト食品。
  5. 前記調味料に内部標準物質として49ppbのL-フェニルアラニン(3-13C)を添加して液体クロマトグラフィー質量分析法(LCMS)で測定した場合に、
    L-フェニルアラニン(3-13C)に対するアスパルチルグルタミン酸のピーク面積比が0.13以上である、
    L-フェニルアラニン(3-13C)に対するグリシルプロリンのピーク面積比が0.035以上である、
    L-フェニルアラニン(3-13C)に対するロイシルアラニンのピーク面積比が0.033以上である、及び、
    L-フェニルアラニン(3-13C)に対するアコニット酸のピーク面積比が26.5以上である、
    のうちいずれか1以上を満足する、請求項1~のいずれか1項に記載のレトルト食品。
  6. 前記調味料が煮込み料理用濃縮物である、請求項1~のいずれか1項に記載のレトルト食品。
  7. トマト加工物、オニオン加工物及び糖類を含み、水分活性が0.94以下であるトマトオニオン調味料を調製する工程A、及び
    前記調味料を加熱加圧処理する工程B
    を含む、加熱加圧処理された調味料の製造方法であって、前記調味料が、前記トマト加工物を、原料トマトの生換算で70~140質量%含有し、前記オニオン加工物を、原料オニオンの生換算で30~78質量%含有する、調味料の製造方法
  8. 前記工程Aで調製された前記調味料を容器に封入する工程Cを更に含み、
    前記工程Bが、前記工程Cで得られた、前記容器に封入された前記調味料を加熱加圧処理する工程である、
    請求項に記載の方法。
  9. 前記工程Bが、前記加熱加圧処理をF値が4以上の条件で行うことを含む、請求項7又は8に記載の方法。
  10. 前記調味料のBrixが15~60である、請求項のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記調味料が、煮込み料理用濃縮物である、請求項10のいずれか1項に記載の方法。
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