JP7253447B2 - 部品実装装置およびその実装ヘッド - Google Patents
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Description
図1~図12を参照して、第1実施形態による部品実装装置100の構成について説明する。
基台1は、部品実装装置100において各構成要素を配置する基礎となる台である。基台1上には、構成要素として、基板搬送部3、レール部5、および、部品認識カメラ7が設けられている。また、基台1内には、制御部9が設けられている。また、基台1には、Y方向の両側(Y1方向側およびY2方向側)に、複数のテープフィーダ21を配置可能なフィーダ配置部2が設けられている。
テープフィーダ21は、基板Bに実装される電子部品Eを供給する装置である。テープフィーダ21は、複数の電子部品Eを所定の間隔を隔てて保持したテープを巻き回したリール(図示せず)を保持している。また、テープフィーダ21は、実装ヘッド6による電子部品Eの取り出しのための部品保持動作に応じて、リールを回転させてテープを送り出すように構成されている。テープフィーダ21は、テープを送り出すことにより、作業位置側の先端部から電子部品Eを供給するように構成されている。
基板搬送部3は、部品実装装置100の外部から基板Bを搬入し、基板Bを搬送方向(X1方向)に搬送するように構成されている。基板搬送部3は、一対のコンベア部31と、一対のコンベア部31を回転駆動させるための駆動モータ(図示せず)とを含んでいる。一対のコンベア部31の各々は、プーリ(図示せず)と、プーリに掛け回された輪状の搬送ベルトとを有している。制御部9は、駆動モータを制御することにより、一対のコンベア部31上に載置された基板Bの搬送速度を制御するように構成されている。
支持部4は、実装ヘッド6をX方向に移動可能に支持するように構成されている。具体的には、支持部4は、X方向に延びるボールねじ軸41と、ボールねじ軸41を回転させるX軸モータ42とを含んでいる。実装ヘッド6には、支持部4のボールねじ軸41と係合するボールナット(図示せず)が設けられている。実装ヘッド6は、X軸モータ42によりボールねじ軸41が回転されることにより、ボールねじ軸41と係合するボールナットとともに、X方向に移動可能に構成されている。
一対のレール部5は、支持部4をY方向に移動可能に支持するように構成されている。具体的には、レール部5は、Y方向に延びるボールねじ軸51と、ボールねじ軸51を回転させるY軸モータ52と、一対のガイドレール53とを含んでいる。支持部4には、レール部5のボールねじ軸51と係合するボールナット(図示せず)が設けられている。一対のガイドレール53は、Y方向に延びている。支持部4は、Y軸モータ52によりボールねじ軸51が回転されることにより、ボールねじ軸51と係合するボールナットとともに、一対のガイドレール53に沿ってY方向に移動可能に構成されている。
実装ヘッド6は、図2に示すように、部品実装用のユニットであり、作業位置において固定された基板Bに電子部品Eを実装するように構成されている。具体的には、実装ヘッド6は、複数のノズル6aと、ノズル押圧部材6bと、第1付勢部材6cと、周方向移動機構6dと、昇降機構6eと、自転機構6fと、公転機構6gと、ハウジング6hと、第2付勢部材6iと、ノズルシャフト6jと、ノズル保持部材6kとを含んでいる。なお、第2付勢部材6iは、特許請求の範囲の「付勢部材」の一例である。また、自転機構6fは、特許請求の範囲の「回転機構」の一例である。
図4に示すように、ノズルシャフト6jは、複数のノズル6aの各々の中心軸線C2回りのR2方向に回転するとともに昇降するように構成されている。すなわち、ノズルシャフト6jは、固定部68と、移動部69とを有している。固定部68は、Z方向に延びる円筒状に形成されている。固定部68は、ハウジング6hの貫通孔に固定されている。移動部69は、Z方向に延びる円筒状に形成されている。Z方向において、移動部69の長さは、固定部68の長さよりも大きい。移動部69は、R2方向および中心軸線C2の延びる方向に移動可能に固定部68の内部に配置されている。詳細には、移動部69は、固定部68の内部に複数のボール(図示せず)を介して固定部68により移動可能に支持されている。すなわち、ノズルシャフト6jは、移動部69を固定部68の内部に配置した二重筒形状を有している。ここで、ノズルシャフト6jは、第2付勢部材6iにより上端位置Upに位置決めされるように構成されている。
図5に示すように、ノズル保持部材6kは、ノズルシャフト6jの先端に取り付けられて複数のノズル6aの各々を保持するように構成されている。具体的には、ノズル保持部材6kのZ1方向側の部分には、ノズルシャフト6jのZ1方向側の端部が圧入される圧入凹部169aが形成されている。ノズル保持部材6kのZ2方向側の部分には、ノズル6aを螺合するためのねじ孔169bが形成されている。
図5および図6に示すように、保持側対向面168aには、ノズルシャフト6jが上端位置Upに位置した際に、シャフト側対向面68aと保持側対向面168aとが接触し摺れ(摺動し)ないようにするため潤滑剤Gが塗布されている。ここで、シャフト側対向面68aと保持側対向面168aとは、ノズルシャフト6jがノズル押圧部材6bにより押圧されてZ2方向に移動し、ノズルシャフト6jが下端位置Dw(図4参照)に位置した際において当接しない。ここで、保持側対向面168aには、くさび効果によってシャフト側対向面68aと保持側対向面168aとが離間する量の潤滑剤Gが塗布されている。
部品認識カメラ7は、図1に示すように、基板Bへの電子部品Eの実装に先立ってノズル6aに保持(吸着)された電子部品Eを撮像する部品撮像用のカメラである。部品認識カメラ7は、基台1上に固定されており、電子部品Eの下方(Z2方向)から、ノズル6aに保持(吸着)された電子部品Eを撮像するように構成されている。
基板認識カメラ8は、実装ヘッド6に取り付けられ、基板Bへの電子部品Eの実装に先立って、基板Bの上面に付されたFIマーク(Fiducial Mark(フィデューシャルマーク):図示せず)を撮像するマーク撮像用のカメラである。FIマークは、基板Bの位置を確認するためのマークである。
制御部9は、CPU(Central Processing Unit)および記憶部などを含み、部品実装装置100の動作を制御する制御回路である。制御部9は、テープフィーダ21、基板搬送部3、実装ヘッド6、部品認識カメラ7、基板認識カメラ8、X軸モータ42およびY軸モータ52に電気的に接続されている。
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
次に、図1、図2および図15~図17を参照して、第2実施形態の部品実装装置400について説明する。第2実施形態の部品実装装置400は、詳細には、複数の凹部10が、ノズル保持部材6kの保持側対向面168aに形成されていた上記第1実施形態の部品実装装置100とは異なり、複数の凹部410が、ノズルシャフト6jのシャフト側対向面468aに形成されている。なお、第2実施形態において、上記第1実施形態と同様の構成に関しては、同じ符号を付して説明を省略する。
図15および図16に示すように、第2実施形態のシャフト側対向面468aおよび保持側対向面168aは、上端位置Upにノズルシャフト6jが位置してシャフト側対向面468aと保持側対向面168aとにより挟まれて薄くなった潤滑膜Mを、ノズルシャフト6jの自転を利用して、シャフト側対向面468aおよび保持側対向面168aの各々の表面粗さよりも大きな潤滑膜Mを形成するように構成されている。
第2実施形態の効果について説明する。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
6a ノズル
6b ノズル押圧部材
6f 自転機構(回転機構)
6h ハウジング
6i 第2付勢部材(付勢部材)
6j ノズルシャフト
6k ノズル保持部材
10、210、310、410、510、810 凹部
11、511、611、711 溝部
68 固定部
68a、468a シャフト側対向面
69 移動部
100、400 部品実装装置
168a 保持側対向面
212、312、412、912、1012、1112 半球形状部
813 接続溝
A (凹部以外の)領域
B 基板
C2 中心軸線
E 電子部品(部品)
G 潤滑剤
M 潤滑膜
R2 (周)方向
Claims (12)
- 並んで配置され、部品を吸着して基板に実装する複数のノズルを含む実装ヘッドを備え、
前記実装ヘッドは、
前記複数のノズルの各々の中心軸線回りの周方向に回転するとともに昇降する移動部と、前記中心軸線の延びる方向と直交するシャフト側対向面とを有するノズルシャフトと、
前記移動部に取り付けられて前記複数のノズルの各々を保持し、前記中心軸線の延びる方向において前記シャフト側対向面に対向する保持側対向面を有するノズル保持部材とを含み、
前記保持側対向面および前記シャフト側対向面の少なくとも一方には、前記周方向に沿って断続的に配置されて前記中心軸線の延びる方向に窪み、潤滑剤を保持する複数の凹部が形成されている、部品実装装置。 - 前記凹部は、前記シャフト側対向面に対して相対的に前記移動部とともに前記ノズル保持部材の前記保持側対向面が回転した際に、前記保持側対向面と前記シャフト側対向面との間に、前記凹部に保持した前記潤滑剤が進入されることにより発生される浮上力によって、前記保持側対向面を前記シャフト側対向面に対して相対的に浮上させて離間させるように構成されている、請求項1に記載の部品実装装置。
- 前記実装ヘッドは、
前記ノズルシャフトが取り付けられるハウジングと、
前記ノズルシャフトの前記移動部を上昇方向に付勢し、前記ノズルシャフトの前記移動部を上端位置に位置決めする付勢部材とをさらに含み、
前記ノズルシャフトは、
前記ハウジングに固定され、前記シャフト側対向面が設けられた固定部と、
前記周方向に回転および前記中心軸線の延びる方向に昇降可能に前記固定部に配置される前記移動部とをさらに有し、
前記凹部は、前記付勢部材により前記ノズルシャフトの前記移動部が前記上端位置に位置した状態において、前記固定部に設けられた前記シャフト側対向面に対して相対的に前記移動部とともに前記ノズル保持部材の前記保持側対向面が回転した際に、前記固定部に設けられた前記シャフト側対向面に対して前記保持側対向面を浮上させて離間させるように構成されている、請求項2に記載の部品実装装置。 - 前記保持側対向面と前記シャフト側対向面との間の前記凹部以外の領域には、前記シャフト側対向面と前記保持側対向面とを離間させることにより、前記潤滑剤を含む潤滑膜が形成されている、請求項2または3に記載の部品実装装置。
- 前記実装ヘッドは、
前記ノズルシャフトを介して前記ノズル保持部材に保持された前記複数のノズルのうちの所望のノズルを選択的に上下移動させるノズル押圧部材と、
前記所望のノズルを前記周方向に回転させるとともに、前記所望のノズル以外の他のノズルも前記所望のノズルの回転に伴って前記周方向に回転させる回転機構とをさらに含み、
前記潤滑膜は、前記他のノズルが保持された前記ノズル保持部材の前記保持側対向面と、前記他のノズルが取り付けられた前記ノズルシャフトの前記シャフト側対向面との間に形成されている、請求項4に記載の部品実装装置。 - 前記保持側対向面および前記シャフト側対向面の少なくとも一方に形成された前記凹部は、前記中心軸線の延びる方向に沿って延びる中心線に対して線対称な形状を有している、請求項1~5のいずれか1項に記載の部品実装装置。
- 前記凹部は、半球形状に形成され、前記周方向に間隔を隔てて周状に配置された複数の半球形状部を有し、
前記複数の半球形状部は、前記中心軸線の延びる方向から視て前記中心軸線の延びる方向に直交する径方向に間隔を隔てて放射状にも配置されている、請求項1~6のいずれか1項に記載の部品実装装置。 - 前記複数の半球形状部の各々の直径は、前記径方向の外側に向かうにしたがって大きくなるように形成されている、請求項7に記載の部品実装装置。
- 前記凹部は、前記周方向に間隔を隔てて複数配置され、
複数の前記凹部は、前記周方向に間隔を隔てて配置された複数の溝部を有し、
前記複数の溝部は、前記中心軸線の延びる方向から視て、前記複数の溝部の各々が前記中心軸線の延びる方向に直交する径方向に延びることによって放射状に配置されている、請求項1~6のいずれか1項に記載の部品実装装置。 - 前記複数の溝部の各々の前記周方向の幅は、前記径方向の外側に向かうにしたがって大きく形成されている、請求項9に記載の部品実装装置。
- 前記保持側対向面および前記シャフト側対向面の少なくとも一方には、
前記周方向に沿って延びて前記複数の凹部同士を互いに接続し、前記中心軸線の延びる方向に向かって窪む接続溝が形成され、
前記中心軸線の延びる方向において、前記凹部の深さは、前記接続溝の深さよりも大きい、請求項1~10のいずれか1項に記載の部品実装装置。 - 並んで配置され、部品を吸着して基板に実装する複数のノズルと、
前記複数のノズルの各々の中心軸線回りの周方向に回転するとともに昇降する移動部と、前記中心軸線の延びる方向と直交するシャフト側対向面とを有するノズルシャフトと、
前記移動部に取り付けられて前記複数のノズルの各々を保持し、前記中心軸線の延びる方向において前記シャフト側対向面に対向する保持側対向面を有するノズル保持部材とを備え、
前記保持側対向面および前記シャフト側対向面の少なくとも一方には、前記周方向に沿って断続的に配置されて前記中心軸線の延びる方向に窪み、潤滑剤を保持する複数の凹部が形成されている、実装ヘッド。
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