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JP7273449B2 - スクリーン印刷装置及びスクリーン印刷方法 - Google Patents
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JP7273449B2 - スクリーン印刷装置及びスクリーン印刷方法 - Google Patents

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Description

本発明は、スクリーン印刷装置及びスクリーン印刷方法に関するものである。
従来から、スクリーンを押し上げる押上手段を有するスクリーン印刷装置が考えられている。
特開2010-12796号公報
本発明は、へこみを有するワークのスクリーン印刷装置を提供する。
本発明のスクリーン印刷装置は、印刷方向の側部に配置され印刷中にスクリーンを押し上げる押上部を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、押上部が印刷方向の側部においてスクリーンを押し上げるので、へこみを有するワークに対して印刷をすることができる。
実施の形態1におけるスクリーン印刷装置100の正面図。 実施の形態1におけるスクリーン印刷装置100の右側面図。 実施の形態1におけるスクリーン印刷装置100の平面図。 実施の形態1におけるスクリーン印刷装置100の動作フローチャート。 実施の形態1におけるスクリーン印刷装置100の前半へこみ印刷の動作説明図。 実施の形態1におけるスクリーン印刷装置100の曲面印刷の動作説明図。 実施の形態1におけるスクリーン印刷装置100の平坦印刷の動作説明図。 実施の形態1におけるスクリーン印刷装置100の後半へこみ印刷の動作説明図。 実施の形態1における押上部の配置詳細図。(a)は押上部が凸曲部の中心からずれて配置されている図、(b)は押上部が凸曲部の中心に配置されている図。 実施の形態1におけるワークの変形例の説明図。(a)、(b)、(c)、(d)はへこみ部が中央にある図。(e)、(f)はへこみ部が前後にある図。 実施の形態1における押上部80の移動固定の説明図。 実施の形態1における押上部80の先端のキャップの説明図。(a)は右下がりのキャップ83の図、(b)は左下がりのキャップ83の図。 実施の形態1における押上部80の配置例の説明図。 実施の形態2におけるスクリーン印刷装置100の動作説明図。 実施の形態2におけるスクリーン印刷装置100の動作説明図。 実施の形態3におけるスクリーン印刷装置100の正面図。 実施の形態3におけるスクリーン印刷装置100の正面図。
以上、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
なお、各実施の形態の説明において、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」、「表」、「裏」、「奥」、「高さ」、「幅」、「手前」、「縦」、「横」といった方向は、説明の便宜上、そのように記しているだけであって、装置、器具、部品等の配置又は向き等を限定するものではない。
実施の形態1.
***ワーク99の説明***
図1において、ワーク99の右側を前半ともいう。
図1において、ワーク99の左側を後半ともいう。
●ワーク99(図1)
図1に示すように、ワーク99は、以下を有する。
●平坦部991(1か所)
●凸曲部992(2か所)
●へこみ部993(2か所)
平坦部991は、平面を呈している部分である。
凸曲部992は、円弧を呈している曲面部分である。
へこみ部993は、平坦部991より窪んでいる部分である。
図1では、前半のへこみ部993と後半のへこみ部993がある。
前半のへこみ部993は、凹曲部994を有し、凹曲部994の右側に平坦面があり、左側に傾斜面がある。
後半のへこみ部993は、傾斜面のみを有する。
***スクリーン91の説明***
●スクリーン91(図3)
スクリーン91は、印刷方向と平行な複数の縦糸93を有する。
スクリーン91は、印刷方向と直交する複数の横糸94を有する。
縦糸93と横糸94は、メッシュ状に編まれている。
縦糸93のテンションは、横糸94のテンションよりも小さい。
具体的には、縦糸93のテンションは、横糸94のテンションの半分にする。
したがって、スクリーン91は、印刷方向のほうが、印刷方向と直交する方向よりも、伸縮性に富んでいる。
スクリーン91には、印刷パターンが形成されている。
印刷パターンは、スクリーン91が印刷圧力とワーク99の形状とにより伸縮することを考慮して形成されている。
ワーク99の平坦部991とスクリーン91との間には、クリアランスXがある。
***スクリーン印刷装置100の構成の説明***
●スクリーン印刷装置100(図1、図2、図3)
図1と図2と図3に基づいて、スクリーン印刷装置100の構成について説明する。
図1において、紙面に向かって左右方向を横方向ともいう。
図1において、紙面に向かって上下方向を縦方向ともいう。
図1において、紙面に向かって奥行方向を幅方向ともいう。
図1において、スクリーン印刷装置100の印刷方向は、左方向である。
スクリーン印刷装置100は、印刷テーブル70に載置されたワーク99に対してスクリーン印刷をする。
スクリーン印刷装置100は、スクリーン91を用いてスキージ92によりスクリーン印刷をする。
スクリーン印刷装置100は、以下を有する。
●筐体51
●テーブル台52
●支柱53
●制御部60
●印刷テーブル70
●筐体51
筐体51は、スクリーン印刷装置100の基台となるものである。
筐体51は、左右方向に長尺の矩形の金属板である。
筐体51は、水平に配置されている。
●テーブル台52
テーブル台52は、印刷テーブル70の搬出入に用いる移動台である。
テーブル台52は、左右方向に長尺の矩形の金属板である。
テーブル台52は、以下を固定している。
(1)支柱53
(2)制御部60
●支柱53
支柱53は、テーブル台52に1個設けられている。
支柱53は、テーブル台52に固定されている柱である。
支柱53は、ベークライト、又は、金属で製作する。
支柱53は、上部に印刷テーブル70を取り付けている。
●制御部60
制御部60は、スクリーン印刷装置100を制御し、スクリーン印刷動作を制御する。
制御部60は、中央処理装置、プログラム、メモリ、及び、記憶装置により実現できる。
制御部60からの制御信号は、電気信号として信号線61により各部に伝達される。
●印刷テーブル70(図1と図2と図3)
図1と図2と図3を用いて、印刷テーブル70について説明する。
印刷テーブル70は、ワーク99を載置する。
印刷テーブル70は、以下を有する。
(1)基部71
(2)治具72
●(1)基部71
基部71は、印刷テーブル70の形を決定する基礎材である。
基部71は、ステンレス、その他の金属で製作される。
基部71は、1枚の矩形の金属板である。
●(2)治具72
治具72は、基部71に対して交換可能に固定されている。
治具72は、ワーク99を載せるものである。
治具72は、上面がワーク99の形状と同じ形状をしている。
治具72は、上面がワーク99を嵌め込む凹部を有する。
凹部の形状はワーク99の外形と同じである。
凹部の深さは、ワーク99の厚さと同じか又はやや小さい。
治具72は、アルミニウム、その他の金属、合金、セラミック、又は樹脂で製作される。
治具72は、左右方向に基部71と同じ長さを有する。
治具72は、幅方向に基部71より小さい幅を有する。
治具72は、基部71の幅方向の中央に固定されている。
●押上部80
押上部80は、印刷方向の側部に配置されている。
押上部80は、平面視で、ワーク99の外側で、スクリーン91の枠の内側に配置されている。
押上部80は、印刷テーブル70の基部71に固定されている。
押上部80は、スクリーン91を押し上げる。
押上部80は、ワーク99の凸曲部992に対応して配置されている。
図1では、押上部80は、左右2か所の配置されている。
右側の押上部80は、ワーク99の右側の凸曲部992に対応して配置されている。
左側の押上部80は、ワーク99の左側の凸曲部992に対応して配置されている。
●1対の離着部81(図2と図3)
押上部80は、印刷方向と直交する方向に配置された1対の離着部81を有する。
図3では、2か所の押上部80があり、2対の離着部81が図示されている。
1対の離着部81の先端を結ぶ直線は、印刷方向と直交している。
離着部81の先端は、丸みを呈しており、スクリーン91を傷つけることがない。
図に示す離着部81の先頭の形状は、ハーフパイプ形状又は半円柱形状である。
ハーフパイプ又は半円柱の中心軸は、水平であり、印刷方向と直交している。
離着部81の先頭の形状は、半球状、ドーム形状でもよい。
離着部81の先頭に、ローラを設けてもよい。
離着部81の先頭の素材は、ゴム、ウレタン、樹脂、その他柔軟な素材が好ましい。
離着部81は、シリンダで構成する。
シリンダは、ロッドを上下に移動可能である。
***動作の説明***
図4を用いて、スクリーン印刷装置100のスクリーン印刷方法について説明する。
ここでは、平坦部991と凸曲部992とへこみ部993とを有するワーク99を印刷する方法について説明する。
以下に述べるスクリーン印刷動作は、制御部60が信号線61により命令及び信号を送受信することにより実現できる。
印刷中、制御部60は、押上部80を制御する。
印刷中、制御部60は、スキージ92のアタック角度が一定に保たれるように制御する。
印刷中、制御部60は、ワーク99の凹凸形状とスクリーン91の伸縮状態に合わせて、印刷圧力が一定に保たれるように制御する。
*準備工程S10*
スクリーン印刷装置100の電源がオンになると、制御部60は、以下の初期動作を開始する。
制御部60は、図示していない搬出入装置により、ワーク99を印刷テーブル70に載せ、テーブル台52を移動させ、ワーク99をスクリーン91の下に配置する。
制御部60は、図示していない吸引機構によりワーク99を治具72に吸引しワーク99を印刷テーブル70に固定する。
制御部60は、スキージ92を右側の印刷開始位置に移動させる。
初期状態で、ワーク99の平坦部991とスクリーン91との間には、クリアランスXがある。
*前半へこみ印刷工程S20*
図5は、前半へこみ印刷を示す図である。
前半へこみ印刷工程S20は、右側の押上部80を押し上げて、右側のへこみ部993を印刷する工程である。
制御部60は、スキージ92の左方向への移動を開始して印刷を開始する。
制御部60は、ワーク99の右側のへこみ部993の印刷開始前に右側の押上部80の1対の離着部81のロッドを同時に上昇させる。
制御部60は、ワーク99の右側のへこみ部993を印刷中に、右側の押上部80によりスクリーン91を押し上げ続ける。
右側の押上部80は、スクリーン91を押し上げて、ワーク99の平坦部991とスクリーン91との間には、クリアランスXを維持する。
右側の押上部80は、スクリーン91を押し上げた状態で、ワーク99の凸曲部992とスクリーン91との間にクリアランスを形成する。
へこみ部993の平坦面と凹曲部994と傾斜面との印刷中、右側の押上部80のスクリーンの押し上げが継続する。
前半へこみ印刷工程S20は、ワーク99のへこみ部993を印刷した時点で終了する。
*平曲印刷工程S30*
図6は、凸曲印刷を示す図である。
凸曲印刷工程は、右側の押上部80を下降させて、前半の凸曲部992と平坦部991と後半の凸曲部992とを印刷する工程である。
制御部60は、ワーク99の前半の凸曲部992の印刷中に、右側の押上部80の1対の離着部81のロッドを同時に徐々に下降させ、ワーク99の凸曲部992とスクリーン91との間のクリアランスを徐々に消滅させる。
押上部80の下降により、凸曲部992への印刷が可能になる。
図7は、平坦印刷を示す図である。
制御部60は、ワーク99の平坦部991を印刷する場合、左右の押上部80の離着部81を下降させたままにする。平坦部991を印刷中、ワーク99の平坦部991とスクリーン91との間のクリアランスは初期状態のクリアランスXと同じである。
制御部60は、ワーク99の後半の凸曲部992を印刷する場合、左側の押上部80の1対の離着部81のロッドを同時に徐々に上昇させ、ワーク99の凸曲部992とスクリーン91との間にクリアランスを形成する。
左側の押上部80は、スクリーン91を押し上げた状態で、ワーク99の凸曲部992とスクリーン91との間にクリアランスを形成する。
平曲印刷工程S30は、ワーク99の後半の凸曲部992を印刷した時点で終了する。
*後半へこみ印刷工程S40*
図8は、屈曲印刷後の後半へこみ印刷工程を示す図である。
後半へこみ印刷工程S40は、左側の押上部80の離着部81を押し上げて、左側のへこみ部993を印刷する工程である。
制御部60は、ワーク99の左側のへこみ部993の印刷開始後に左側の押上部80の1対の離着部81のロッドを同時に上昇させる。
制御部60は、ワーク99の左側のへこみ部993を印刷中に、左側の押上部80によりスクリーン91を押し上げ続ける。
左側の押上部80は、スクリーン91を押し上げて、ワーク99の平坦部991とスクリーン91との間には、クリアランスXを維持する。
左側の押上部80は、スクリーン91を押し上げた状態で、ワーク99の凸曲部992とスクリーン91との間にクリアランスを形成する。
へこみ部993の傾斜面の印刷中、左側の押上部80のスクリーンの押し上げが継続する。
後半へこみ印刷工程S40は、ワーク99の左側の傾斜面を印刷した時点で終了する。
印刷が終了すると、制御部60は、図示していない搬出入装置により、印刷が終了したワーク99を搬出する。
制御部60は、ワーク99の搬出後、次の印刷があるか判断し、次の印刷がある場合、準備工程S10に戻る。
制御部60は、次の印刷がなければ、印刷を終了する。
●押上部80の配置例(図9)
図9の(a)のへこみ部993から凸曲部992の印刷では、押上部80は、ワーク99の凸曲部992の中心999より右側に配置されている。押上部80の頂点82は、凸曲部992の内角Kの中央線Jの線上に配置されている。
このため、クリアランスXとクリアランスYとが同じ又はほぼ同じになる。
図示しないが凸曲部992からへこみ部993へ印刷では、図9の(a)の構成と左右対称になり、押上部80は、ワーク99の凸曲部992の中心999より左側に配置される。
図9の(b)のへこみ部993から凸曲部992の印刷では、押上部80の左右の中央は、ワーク99の凸曲部992の中心999と同じ位置に配置されている。押上部80の頂点82は、凸曲部992の真上にある。
このため、クリアランスXはクリアランスYよりも大きくなる。クリアランスYは、印刷直後にスクリーン91がワーク99から離れるための距離であればよい。
図示しないが凸曲部992からへこみ部993へ印刷では、図9の(b)の構成と左右対称になり、押上部80の左右の中央は、ワーク99の凸曲部992の中心999と同じ位置に配置される。
***実施の形態1の効果の説明***
実施の形態1によれば、印刷前にワーク99とスクリーン91とが触れることが防止でき、くぼみを有するワークに対して印刷することができる。
***実施の形態1の変形例1***
●ワーク99とへこみ部993の変形例(図10)
図10の(a)、(b)、(c)のように、へこみ部993がワーク99の中央のみにあってもよい。
図10の(a)のように、へこみ部993は、複数の平面のみで構成されていてもよい。
図10の(b)のように、へこみ部993は、曲面のみで構成されていてもよい。
図10の(c)のように、へこみ部993は、平面と凹曲面で構成されていてもよい。
図10の(d)のように、へこみ部993は、1枚の平面と2枚の凸曲面で構成されていてもよい。
図10の(e)、(f)のように、へこみ部993がワーク99の前後両側にあってもよい。
図10の(e)のように、へこみ部993は、平面でも曲面でもよい。
図10の(f)のように、平坦部がなくてもよい。
図10のいずれの場合も、押上部80は、凸曲部992に対応して配置されている。
***実施の形態1の変形例2***
●印刷テーブル70の変形例(図11)
図11に示す印刷テーブル70は、基部71が1対の固定溝73を有する。
固定溝73は、印刷方向と平行に設けられた溝である。
固定溝73は、押上部80を印刷方向にスライドさせることができ、押上部80を任意の位置で固定する。
固定溝73は、凸曲部992の位置に対応させて、押上部80を固定する。
このため、ワーク99の形状が変更され、凸曲部992の位置が変わっても、基部71を変更することなく、治具72を変更するだけで対応することができる。
***実施の形態1の変形例3***
●押上部80の変形例(図12)
図12に示す押上部80は、先端に、キャップ83を有する。
図12の(a)のキャップ83は、右下がりの円弧を有する。
図12の(b)のキャップ83は、左下がりの円弧を有する。
キャップ83は、交換可能である。
キャップ83の形状は、凸曲部992と同じ形状を有している。
凸曲部992の円弧とキャップ83の円弧は、同一の中心999を有し内角が同じで半径が異なる円弧である。
このため、ワーク99の凸曲部992とスクリーン91の凸形状が同一又はほぼ同一になり、クリアランスXとクリアランスYとが同じになる。
***実施の形態1の変形例4***
●スクリーン印刷装置100の変形例(図13)
図13に示すスクリーン印刷装置100は、ワーク99の屈曲が印刷方向に対して斜めになっている。
ワーク99の凸曲部992と凹曲部994とはすべて平行であるが、印刷方向と直交していない。
スキージ92は、同様に凸曲部992と凹曲部994と平行に設置される。
1対の離着部81は、凸曲部992の両側に配置されている。
1対の離着部81の先端を結ぶ線は、凸曲部992と同じく斜めになっており、印刷方向と直交していない。
***実施の形態1の変形例5***
●押上部80の配置変形例(図なし)
押上部80を、基部71ではなく、治具72、支柱53、テーブル台52、又は、筐体51に配置してもよい。
押上部80は、1対の離着部81ではなく、複数対の離着部81を有していてもよい。
***実施の形態1の変形例6***
●押上部80の制御変形例(図なし)
押上部80の1対の離着部81を同様に上昇させなくてもよい。
スクリーン91の印刷パターンによってスクリーン91の場所より強度が異なる。
スクリーン91の場所よりテンションが異なる。
そこで、制御部60は、スクリーン91の場所より離着部81による押上圧力を変更する。
なお、スクリーン91の押上部80が押し上げる押圧箇所に、スクリーン91の破壊又は変形を防止するパッチを張ることが望ましい。具体的には、スクリーン保護用のアルミニウムテープを貼付する。
実施の形態2.
実施の形態2では、実施の形態1と異なる点について説明する。
***スクリーン印刷装置100の構成の説明***
●スクリーン印刷装置100(図14と図15)
図14と図15に基づいて、スクリーン印刷装置100の構成について説明する。
実施の形態2のスクリーン印刷装置100は、印刷テーブル70が回転し、テーブル台52がスライドする。
***スクリーン印刷装置100の動作の説明***
図14に示すように、制御部60は、右側のへこみ部993を印刷中に、印刷テーブル70を反時計回りに回転させる。
印刷テーブル70の回転により、右側のへこみ部993が上昇するので、印刷テーブル70が回転しない場合よりもスクリーン91の伸びが減少する。
制御部60は、右側の凸曲部992の印刷中に、印刷テーブル70を時計回りに回転させながら、右側の押上部80を下降させる。
平坦部991の印刷は、実施の形態1の図7と同じである。
図15に示すように、制御部60は、左側の凸曲部992を印刷中に、印刷テーブル70を時計回りに回転させ、同時に、テーブル台52を左にスライドさせる。
る。
凸曲部992の円弧の半径がRであり、内角がK度の場合、凸曲部992の円弧長Eは以下のようになる。
円弧長E=直径*円周率*円周に対する円弧の比
=(2*半径R)*3.14*(K度÷360度)
制御部60は、具体的には以下の制御をする。
(1)円弧の中心999を中心に印刷テーブル70をK度だけ時計周りに回転させる。
(2)筐体51に対してテーブル台52を左方向(印刷方向)に円弧長Eだけ移動させる。
(3)スキージ92を左方向(印刷方向)へ円弧長Eだけ移動させる。
(4)左側の押上部80を上昇させない。
左側の凸曲部992を印刷のための印刷テーブル70の回転により、左側のへこみ部993が上昇し、左側のへこみ部993の傾斜面が水平になる。
左側のへこみ部993の傾斜面が水平なので、左側のへこみ部993の印刷中に、左側の押上部80を上昇させる必要がない。
左側のへこみ部993の印刷中は、左側のへこみ部993の傾斜面が水平なので、くぼみはなく、くぼみの存在によるスクリーン91の伸びは生じない。
なお、制御部60は、右側の凸曲部992の印刷中に、左側の凸曲部992の印刷と同様に、印刷テーブル70を時計回りに回転させながら、テーブル台52を左にスライドさせてもよい。右側の凸曲部992の内角よりも、印刷テーブル70の回転角度が小さい場合、制御部60は、印刷テーブル70の回転角度に応じて、テーブル台52のスライド量を決定する。
実施の形態3.
実施の形態3では、実施の形態1と2と異なる点について説明する。
***スクリーン印刷装置100の構成の説明***
●スクリーン印刷装置100(図16)
図16に基づいて、スクリーン印刷装置100の構成について説明する。
図16のスクリーン印刷装置100は、ワーク99が凸曲面のみを有している。
押上部80は、凸曲面の最も高い位置Tに対応して配置されている。
***スクリーン印刷装置100の動作の説明***
ワーク99の右側と左側を印刷する場合、制御部60は、押上部80によりスクリーン91を押上げて、スクリーン91が、凸曲面の最も高い位置Tに触れることを防止する。
ワーク99の中央を印刷する場合、制御部60は、押上部80を下降させ、スクリーン91がワーク99の中央に接触して印刷することを可能にする。
***スクリーン印刷装置100の構成の説明***
●スクリーン印刷装置100(図17)
図17に基づいて、スクリーン印刷装置100の構成について説明する。
図17のスクリーン印刷装置100は、ワーク99が平板であり、凹凸を有していない。
押上部80は、ワーク99の中央に配置されている。
***スクリーン印刷装置100の動作の説明***
ワーク99の右側と左側を印刷する場合、制御部60は、押上部80によりスクリーン91を押上げる。
ワーク99の中央を印刷する場合、制御部60は、押上部80を下降させ、スクリーン91がワーク99の中央に接触して印刷することを可能にする。
ワーク99が長尺の場合、スクリーンの中央においてテンションが減少してスクリーンの中央が下降する傾向になる。
押上部80が印刷前方向に存在してスクリーン91を押上げる場合は、スクリーン91のテンションを高めることができる。
押上部80が印刷後方向に存在してスクリーン91を押上げる場合は、印刷後にスクリーン91がワーク99から離れるための距離を確保することができる。
図示しないが、図16と図17において、印刷方向に対して、複数の押上部80を配置して、制御部60が複数の押上部80を順番に制御してもよい。
以上、本発明の実施の形態と変形例について説明したが、これらの実施の形態と変形例のうち、2つ以上を組み合わせて実施しても構わない。あるいは、これらの実施の形態と変形例のうち、1つを部分的に実施しても構わない。あるいは、これらの実施の形態と変形例のうち、2つ以上を部分的に組み合わせて実施しても構わない。なお、本発明は、これらの実施の形態と変形例に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
51 筐体、52 テーブル台、53 支柱、60 制御部、61 信号線、70 印刷テーブル、71 基部、72 治具、73 固定溝、80 押上部、81 離着部、82 頂点、91 スクリーン、92 スキージ、93 縦糸、94 横糸、99 ワーク、991 平坦部、992 凸曲部、993 へこみ部、994 凹曲部、999 中心、100 印刷装置。

Claims (9)

  1. ワークに対してスキージによりスクリーン印刷をするスクリーン印刷装置において、
    印刷方向と直交する幅方向に配置され、かつ、平面視でワークの幅方向にある側部の外側でスクリーンの幅方向にある枠の内側に配置され、印刷中にスクリーンを押し上げる1対の押上部と、
    前記押上部を制御する制御部と
    を備え、
    前記制御部は、前記ワークのへこみ部を印刷中に、前記押上部により前記スクリーンを押し上げるスクリーン印刷装置。
  2. ワークに対してスキージによりスクリーン印刷をするスクリーン印刷装置において、
    印刷方向の側部に配置され、印刷中にスクリーンを押し上げる押上部と、
    前記押上部を制御する制御部と
    を備え、
    前記押上部は、前記ワークの凸曲部に対応して配置されており、
    前記制御部は、前記ワークのへこみ部を印刷中に、前記押上部により前記スクリーンを押し上げるスクリーン印刷装置。
  3. ワークに対してスキージによりスクリーン印刷をするスクリーン印刷装置において、
    印刷方向の側部に配置され、印刷中にスクリーンを押し上げる押上部と、
    前記押上部を制御する制御部と
    を備え、
    前記押上部は、前記スクリーンを押し上げた状態で、前記ワークの凸曲部と前記スクリーンとの間にクリアランスを形成し、
    前記制御部は、前記ワークのへこみ部を印刷中に、前記押上部により前記スクリーンを押し上げるスクリーン印刷装置。
  4. ワークに対してスキージによりスクリーン印刷をするスクリーン印刷装置において、
    印刷方向の側部に配置され、印刷中にスクリーンを押し上げる押上部と、
    前記押上部を制御する制御部と
    を備え、
    前記押上部は、印刷方向と直交する方向に配置された1対の離着部を有し、
    前記制御部は、前記ワークのへこみ部を印刷中に、前記押上部により前記スクリーンを押し上げるスクリーン印刷装置。
  5. 前記1対の離着部は、先頭が丸みを呈している請求項4に記載のスクリーン印刷装置。
  6. 前記ワークを載せる印刷テーブルを備え、
    前記押上部は、前記印刷テーブルに固定されている請求項1から5のいずれか1項に記載のスクリーン印刷装置。
  7. ワークに対してスキージによりスクリーン印刷をするスクリーン印刷装置において、
    印刷方向の側部に配置され、印刷中にスクリーンを押し上げる押上部と、
    前記押上部を制御する制御部
    を備え、
    前記制御部は、前記ワークのへこみ部を印刷中に、前記押上部により前記スクリーンを押し上げるスクリーン印刷装置。
  8. ワークに対してスキージによりスクリーン印刷をするスクリーン印刷方法において、
    前記ワークのへこみ部を印刷中に、前記ワークの印刷方向と直交する幅方向にある側部において、印刷方向と直交する幅方向に配置され、かつ、平面視でワークの幅方向にある側部の外側でスクリーンの幅方向にある枠の内側に配置された1対の押上部により前記スクリーンを押し上げるスクリーン印刷方法。
  9. ワークに対してスキージによりスクリーン印刷をするスクリーン印刷方法において、
    前記ワークのへこみ部を印刷中に、前記ワークの側部で押上部によりスクリーンを押し上げ、
    前記押上部により前記スクリーンを押し上げることにより前記ワークの凸曲部と前記スクリーンとの間にクリアランスを形成するスクリーン印刷方法。
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