JP7277616B2 - ビデオ・データを処理する方法、装置及び記憶媒体 - Google Patents
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Description
本願は、2020年7月8日付で出願された国際出願第PCT/CN2020/094854号に基づいており、同出願は2019年7月7日付で出願された国際特許出願第PCT/CN2019/090446号に対する優先権及び利益を主張している。前述の全ての特許出願全体は参照により本願に援用される。
本特許文献はビデオ処理技術、デバイス、及びシステムに関連する。
ビデオ圧縮における進歩にもかかわらず、デジタル・ビデオは、インターネットその他のデジタル通信ネットワークにおいて最大の帯域幅を依然として占めている。ビデオを受信及び表示することが可能な接続ユーザー・デバイスの台数が増加するにつれて、デジタル・ビデオの利用に対する帯域幅の需要は増加し続けるであろうということが予想される。
より高い解像度のビデオの益々増える要請に起因して、ビデオ・コーディング方法及び技術は現代技術の至る所に存在する。ビデオ・コーデックは、典型的には、デジタル・ビデオを圧縮又は解凍する電子回路又はソフトウェアを含み、より高いコーディング効率を提供するために絶えず改良されている。ビデオ・コーデックは、圧縮されていないビデオを圧縮された形式へ、又は逆向きに変換する。ビデオ品質と、ビデオを表現するために使用されるデータ量(ビット・レートによって決定される)と、符号化及び復号化アルゴリズムの複雑さと、データ損失及びエラーに対する感度と、編集の容易さと、ランダム・アクセスと、エンド・ツー・エンド遅延(レイテンシ)との間には複雑な関係が存在する。圧縮されたフォーマットは、通常、標準的なビデオ圧縮規格、例えば、高効率ビデオ・コーディング(HEVC)規格(H.265又はMPEG-H Part 2としても知られている)、ファイナライズされる予定の汎用ビデオ・コーディング(Versatile Video Coding,VVC)規格、又は他の現在及び/又は将来のビデオ・コーディング規格に準拠している。
図1は、VVCのエンコーダ・ブロック図の例を示し、3つのループ内フィルタリング・ブロック、即ち:デブロッキング・フィルタ(DF)、サンプル適応オフセット(SAO)、及びALFを含む。予め定義されたフィルタを使用するDFとは異なり、SAO及びALFは、現在のピクチャのオリジナル・サンプルを使用して、オフセットを追加することによって、及び有限インパルス応答(FIR)フィルタを適用することによって(コーディングされたサイド情報は、オフセットとフィルタ係数をそれぞれシグナリングする)、オリジナル・サンプルと再構成されたサンプルとの間の平均二乗誤差を減少させる。ALFは、各ピクチャの最終処理ステージに位置し、以前のステージで生成されたアーチファクトを捕捉して修復しようとするツールと見なすことができる。
2.2.1 67個のイントラ予測モードによるイントラ・モード・コーディング
自然なビデオで提示される任意のエッジ方向を捕らえるために、方向イントラ・モードの数は、HEVCで使用されているような33個から、65個へ拡張される。追加の方向モードは、図2において点線の矢印として描かれており、平面及びDCモードは同じままである。これらのより高密度な方向性イントラ予測モードは、全てのブロック・サイズに対して、そしてルマ及びクロマ・イントラ予測の両方に対して適用される。
アフィン線形加重イントラ予測(ALWIP,マトリクス・ベースのイントラ予測(Matrix based intra prediction,MIP)としても知られている)はJVET-N0217で提案されている。
先ず、隣接する参照サンプルは平均化によってダウンサンプリングされ、縮小参照信号bdryredを生成する。次いで、行列ベクトル積を計算してオフセットを加えることによって、縮小予測信号predredが計算される:
平均化、行列ベクトル乗算、及び線形補間の全体的なプロセスが、図3-6で様々な形状に関して示されている。残りの形状は、図示のケースのうちの1つと同様に扱われることに留意されたい。
転置されるケースは相応に取り扱われる。
2.2.2.3 シンタックス及びセマンティクス
7.3.6.5 コーディング・ユニット・シンタックス
多重参照ライン(Multiple reference line,MRL)イントラ予測は、イントラ予測のために、より多くの参照ラインを使用する。図7において、4つの参照ラインの例が描かれており、ここで、セグメントA及びFのサンプルは、再構成された隣接するサンプルからフェッチされるのではなく、それぞれセグメントB及びEからの最も近いサンプルでパディングされる。HEVCイントラ・ピクチャ予測は、最も近い参照ライン(即ち参照ライン0)を使用している。MRLでは、2つの追加ライン(参照ライン1及び参照ライン3)が使用される。
2.4.2.1 JEMにおけるノン・セパラブル二次変換(NSST)
JEMでは、フォワード一次変換と量子化(エンコーダ側)の間、逆量子化とインバート一次変換(デコーダ側)の間で、二次変換が適用される。図10に示すように、4×4(又は8×8)の二次変換はブロック・サイズに依存して実行される。例えば、4×4二次変換が小さなブロック(即ち、min (width, height) < 8)に適用され、8×8ブロック毎に、8×8二次変換がより大きなブロック(即ち、min (width, height) > 4)に適用される
RST(低周波ノン・セパラブル変換(Low Frequency Non-Separable Transform,LFNST))がJVET-K0099で導入され、(35個の変換集合ではなく)4つの変換集合のマッピングがJVET-L0133で導入されている。このJVET-N0193では、16×64行列(更に、16×48行列に縮小される)及び16×16行列が使用される。表記の便宜上、16×64(16×48に縮小される)変換はRST8×8、16×16変換はRST4×4として表記される。図11はRSTの一例を示す。
縮小変換(RT)の主なアイデアは、N次元ベクトルを別空間のR次元ベクトルにマッピングすることであり、ここでR/N(R<N)は縮小因子である。
ISPモードが選択される場合、RSTはディセーブルにされ、RSTインデックスはシグナリングされず、なぜなら、たとえRSTが適切な全てのパーティション・ブロックに適用されたとしても、パフォーマンスの改善はわずかであるに過ぎないからである。更に、ISPで予測された残差に対してRSTをディセーブルにすることは、符号化の複雑さを減らす可能性がある。
RST行列は4つの変換集合から選択され、それら各々は2つの変換から構成される。どの変換集合が適用されるかは、以下のように、イントラ予測モードから決定される:
更なる簡略化に関し、同じ変換集合の設定を用いて16×64行列の代わりに16×48行列が適用され、それらの各々は、左上の8×8ブロックの中の3つの4×4ブロックから(右下の4×4ブロックを除いている)、48個のデータを取り込む(図13に示されている)。
フォワードRST8x8は16×48行列を使用し、その結果、最初の3つの4×4領域内の中で左上の4×4領域のみにおいて非ゼロの係数を生成する。言い換えれば、RST8x8が適用される場合に、左上4×4(RST8x8によるもの)と右下4×4(一次変換によるもの)の領域のみが非ゼロの係数を有する可能性がある。その結果、右上の4×4及び左下の4×4ブロック領域(図14に示されており、「ゼロ・アウト(zero-out)」領域と呼ばれる)で何らかの非ゼロ要素が検出された場合に、RSTインデックスはコーディングされず、なぜならその場合はRSTが適用されていなかったことを示すからである。そのようなケースでは、RSTインデックスはゼロであると推定される。
通常、4×4のサブ・ブロックにインバートRSTを適用する前に、4×4のサブ・ブロック内の何らかの係数は非ゼロである可能性がある。しかしながら、場合によっては、インバートRSTがサブ・ブロックに適用される前に、4×4サブ・ブロックの幾つかの係数はゼロでなければならないように制限される。
1に等しいcu_cbfを有するインター予測されたCUの場合、残差ブロック全体又は残差ブロックのサブ・パートが復号化されるかどうかを示すために、cu_sbt_flag がシグナリングされてもよい。前者の場合、CUの変換タイプを決定するために、インターMTS情報が更に解析される。後者の場合、残差ブロックの一部は推定された適応変換でコーディングされ、残差ブロックの他の部分はゼロ・アウト化される。SBTは複合インター・イントラ・モードには適用されない。
JVET-N0413では、量子化残差ドメインBDPCM(以下、RBDPCMと表す)が提案されている。イントラ予測と同様に、予測方向にサンプル・コピーを行うことによって(水平又は垂直予測)、ブロック全体に関してイントラ予測が行われる。残差は量子化され、量子化された残差とその予測子(水平又は垂直)量子化値との間のデルタがコーディングされる。
2.5.1 変換適用ブロックの係数コーディング
HEVCでは、コーディング・ブロックの変換係数は、重複しない係数グループ(又はサブブロック)を用いてコーディングされ、各CGは、コーディング・ブロックの4×4ブロックの係数を含む。コーディング・ブロック内のCGとCG内の変換係数は、予め定義されたスキャン順序に従ってコーディングされる。
変換係数レベルの絶対値に関連するシンタックス要素の確率モデルの選択は、ローカルな近隣における絶対値レベルの値又は部分的に再構成された絶対値レベルの値に依存する。使用されるテンプレートは図18に示されている。
更に、同じHEVCスカラー量子化が、依存スケール量子化(dependent scale quantization)と呼ばれる新たな概念とともに使用される。依存スカラー量子化とは、変換係数の許容可能な再構成値のセットが、再構成順序において現在の変換係数レベルに先行する変換係数レベルの値に依存しているアプローチを指す。このアプローチの主な効果は、HEVCで使用されるような従来の独立スカラー量子化と比較して、許容可能な再構成ベクトルが、N次元ベクトル空間(Nは変換ブロックにおける変換係数の数を表す)において、より高密度に詰め込まれることである。これは、N次元単位体積あたりの許容可能な再構成ベクトルの所与の平均数に対して、入力ベクトルと最も近い再構成ベクトルとの間の平均逸脱(average distortion)が低減されることを意味する。依存スカラー量子化のアプローチは:(a)異なる再構成レベルを有する2つのスカラー量子化器を定義すること、及び(b)2つのスカラー量子化器の間のスイッチングのためのプロセスを定義することによって実現される。
QR-BDPCMはTSコーディングされたブロックのコンテキスト・モデリング方法に従う。
レギュラー残差コーディングの場合と比較して、TSに対する残差コーディングは以下の変更を含む:
現行の設計は以下の問題を有する:
ここで開示される技術の実施形態は、既存の実装の欠点を克服し、それによって、より高いコーディング効率を有するビデオ・コーディングを提供する。開示される技術に基づく残差コーディングのためのコンテキスト・モデリングのための方法は、現存する及び将来の双方のビデオ・コーディング規格を強化する可能性があり、種々の実装について説明される以下の実施例において解明される。以下に提供される開示される技術の実施例は、一般的な概念を説明しており、限定として解釈されるようには意図されていない。実施例において、明示的に別意を指定しない限り、これらの実施例で説明される種々の特徴は組み合わせることが可能である。
RSTにおける変換行列の選択
1. RSTが適用されるサブ領域は、ブロックの左上部分ではないサブ領域である可能性がある。
a. 一例では、RSTは、ブロックの右上、右下、左下、又は中央のサブ領域に適用される可能性がある。
b. RSTが適用されるサブ領域は、イントラ予測モード及び/又は一次変換行列(例えば、DCT-II、DST-VII、恒等変換)に依存する可能性がある。
2. RSTで使用される変換セット及び/又は変換行列の選択は、色成分に依存する可能性がある。
a. 一例では、変換行列の1セットがルマ(又はG)成分に対して使用され、1セットがクロマ成分(又はB/R)成分に対して使用されてもよい。
b. 一例では、各色成分は、1セットに対応してもよい。
c. 一例では、少なくとも1つの行列は、異なる色成分に対する2つ又は複数のセットの何れにおいても相違する。
3. RSTで使用される変換セット及び/又は変換行列の選択は、イントラ予測方法(例えば、CCLM、多重参照ライン・ベースのイントラ予測法、行列ベースのイントラ予測法)に依存する可能性がある。
a. 一例では、変換行列の1セットがCCLMコーディングされたブロックに対して使用され、他のものが非CCLMコーディング・ブロックに対して使用されてもよい。
b. 一例では、変換行列の1セットがノーマルなイントラ予測コーディングされたブロックに対して使用され、他のものが多重参照ラインが有効なブロック(即ち、イントラ予測のために隣接するラインを使用しないもの)に対して使用されてもよい。
c. 一例では、変換行列の1セットがジョイント・クロマ残差コーディングを用いたブロックに対して使用され、他のものはジョイント・クロマ残差コーディングが適用されないブロックに対して使用されてもよい。
d. 一例では、少なくとも1つの行列は、異なるイントラ予測方法に対する2つ又は複数のセットの何れにおいても相違する。
e. 代替的に、RSTは、特定のイントラ予測方向及び/又は特定のコーディング・ツール、例えば、CCLM、及び/又はジョイント・クロマ残差コーディング、及び/又は特定の色成分(例えば、クロマ)でコーディングされたブロックに対してディセーブルにされてもよい。
4. RSTで使用される変換セット及び/又は変換行列の選択は、一次変換に依存する可能性がある。
a. 一例では、1つのブロックに適用される一次変換が恒等変換である場合(例えば、TSモードが1つのブロックに適用される)、RSTで使用される変換セット及び/又は変換行列は、他の種類の一次変換とは異なる可能性がある。
b. 一例では、1つのブロックに適用される水平及び垂直1-D一次変換が同じ基底(例えば、双方ともDCT-II)である場合、RSTで使用される変換セット及び/又は変換行列は、異なる方向(垂直又は水平)に対する異なる基底によるその一次変換とは異なる可能性がある。
RSTサイド情報のシグナリング及び残差コーディング
5. RSTのサイド情報(例えば、st_idx)をシグナリングするかどうか、及び/如何にして行うかは、(スキャニング順序で)ブロック内で最後の非ゼロ係数に依存する可能性がある。
a. 一例では、最後の非ゼロ係数が、RSTが適用されたCG内に位置する場合に限り、RSTがイネーブルにされてもよく、RSTのインデックスがシグナリングされてもよい。
b. 一例では、最後の非ゼロ係数が、RSTが適用されたCG内に位置していない場合、RSTはディセーブルにされ、RSTのシグナリングはスキップされる。
6. RSTのサイド情報(例えば、st_idx)をシグナリングするかどうか、及び/如何にして行うかは、CU内の全ての利用可能な色成分ではなく、特定の色成分の係数に依存する可能性がある。
a. 一例では、RSTのサイド情報をシグナリングするかどうか、及び/如何にして行うかを決定するために、サイド情報のみが使用される可能性がある。
i. 代替的に、更に、上記の方法はブロックの寸法が特定の条件を充足している場合にのみ適用される。
1) 条件はW<T1 又は H<T2である。
2) 例えば、T1=T2=4である。従って、4X4 CUの場合、ルマ・ブロック・サイズは4x4であり、4:2:0フォーマットにおける2つのクロマ・ブロックは2x2であり、この場合、ルマ情報のみが使用される可能性がある。
ii. 代替的に、更に、上記の方法は現在のパーティション・タイプ・ツリーがシングル・ツリーである場合にのみ適用される。
b. 1つの色成分の情報を使用するか、又は全ての色成分の情報を使用するかは、ブロックの寸法/コーディングされた情報に依存する可能性がある。
7. RSTのサイド情報(例えば、st_idx)をシグナリングするかどうか、及び/如何にして行うかは、ブロック全体ではなく、1つのブロックの部分的な領域内の係数に依存する可能性がある。
a. 一例では、部分的な領域が、RSTが適用されるCGとして定義されてもよい。
b. 一例では、部分的な領域は、ブロックのスキャニング順序又は逆のスキャニング順序における最初の又は最後のM個の(例えば、M=1、又は2)CGとして定義されてもよい。
i. 一例では、Mはブロック・ディメンジョンに依存する可能性がある。
ii. 一例では、ブロック・サイズが4xN及び/又はNx4(N>8)である場合に、Mは2に設定される。
iii. 一例では、ブロック・サイズが4x8及び/又は8x4及び/又はWxH(W≧8,H≧8)である場合に、Mは1に設定される。
c. 一例では、寸法W×Hを有するブロックの情報(例えば、ブロックの非ゼロ係数の数)は、RSTの使用及び/又はRST関連情報のシグナリングを決定するために考慮に入れることが許容される可能性がある。
i. 例えば、W<T1又はH<T2である場合に、ブロックの非ゼロ係数の数はカウントされない可能性がある。例えば、T1=T2=4である。
d. 一例では、部分的な領域は、寸法W×Hを有する現在のブロックの左上M×N領域として定義される可能性がある。
i. 一例では、MはWより小さい可能性があり、及び/又はNはHより小さい可能性がある。
ii. 一例では、M及びNは固定数である可能性があり、例えば、M=N=4である。
iii. 一例では、M及び/又はNは、W及び/又はHに依存する可能性がある。
iv. 一例では、M及び/又はNは、最大許容変換サイズに依存する可能性がある。
1)例えば、Wが8より大きく、Hが4に等しい場合、M=8及びN=4である。
2)例えば、Hが8より大きく、Wが4に等しい場合、M=4及びN=8である。
3)例えば、上記の2つの条件が何れも満たさない場合、M=4及びN=4である。
v. 代替的に、更に、これらの方法は、7.cの条件が満たされていないような、特定のブロック寸法に対してのみ適用されてもよい。
e. 一例では、部分的な領域は、全てのブロックに対して同一であってもよい。
i. 代替的に、これはブロック寸法及び/又はコーディングされた情報に基づいて変更されてもよい。
f. 一例では、部分的な領域は、スキャニング順序インデックスの所与のレンジに依存する可能性がある。
i. 一例では、部分的な領域は、寸法W×Hを有する現在のブロックの係数スキャン順序(例えば、逆の復号化順序)に基づいて、両端を含む[dxS, IdxE]内のそれらのスキャニング順序インデックスを伴う特定のレンジ内に位置する係数をカバーするものであってもよい。
1)一例では、IdxSは0に等しい。
2)一例では、IdxEはW×H-1より小さい可能性がある。
3)一例では、IdxEは固定数である可能性がある。例えば、IdxE=15である。
4)一例では、IdxEはW及び/又はHに依存する可能性がある。
a. 例えば、Wが8より大きく、Hが4に等しい場合、IdxE=31である。
b. 例えば、Hが8より大きく、Wが4に等しい場合、IdxE=31である。
c. 例えば、Wが8に等しく、Hが8に等しい場合、IdxE=7である。
d. 例えば、Wが4に等しく、Hが4に等しい場合、IdxE=7である。
e. 例えば、上記の2つの条件a)とb)の何れも満たされない場合、IdxE=15である。
f. 例えば、上記の2つの条件a),b),c)及びd)の何れも満たされない場合、IdxE=15である。
g. 例えば、上記の2つの条件c)とd)の何れも満たされない場合、IdxE=15である。
ii. 代替的に、更に、これらの方法は7.cの条件が満たされていないような、特定のブロック寸法に対してのみ適用されてもよい。
g. 一例では、これは部分的な領域内の非ゼロ係数の位置に依存する可能性がある。
h. 一例では、これは部分的な領域内の非ゼロ係数のエネルギー(2乗和又は絶対値の和など)に依存する可能性がある。
i. 一例では、これはブロック全体ではなく、1ブロックの部分的な領域内の非ゼロ係数の数に依存する可能性がある。
i. 代替的に、これはCU内の1つ又は複数のブロックの部分的な領域内の非ゼロ係数の数に依存する可能性がある。
ii. 1ブロックの部分的な領域内の非ゼロ係数の数が閾値より小さい場合、RSTのサイド情報のシグナリングはスキップされてもよい。
iii. 一例では、閾値はNであるように固定される(例えば、N=1又は2)。
iv. 一例では、閾値は、スライス・タイプ/ピクチャ・タイプ/パーティション・ツリー・タイプ(デュアル又はシングル)/ビデオ・コンテンツ(スクリーン・コンテンツ又はカメラでキャプチャされたコンテンツ)に依存してもよい。
v. 一例では、閾値は、4:2:0又は4:4:4のようなカラー・フォーマット、及び/又はY又はCb/Crのような色成分に依存してもよい。
8. RSTが適用される可能性のあるCGに非ゼロ係数が存在しない場合、RSTはディセーブルにされるものとする。
a. 一例では、RSTが1ブロックに適用される場合、RSTが適用される少なくとも1つのCGは、少なくとも1つの非ゼロ係数を含まなければならない。
b. 一例では、4×N及び/又はN×4(N>8)に関し、RSTが適用される場合、最初の2つの4×4 CGは少なくとも1つの非ゼロ係数を含まなければならない。
c. 一例では、4×8及び/又は8×4に関し、RSTが適用される場合、左上4×4は少なくとも1つの非ゼロ係数を含まなければならない。
d. 一例では、WxH(W>=8及びH>=8)に関し、RSTが適用される場合、左上4×4は少なくとも1つの非ゼロ係数を含まなければならない。
e. 適合ビットストリームは、上記の1つ又は複数の条件を満たさなければならない。
9. RST関連のシンタックス要素は、残差(例えば、変換係数/直接的に量子化されるもの)をコーディングする前にシグナリングされてもよい。
a. 一例では、ゼロ・アウト領域における非ゼロ係数の数(例えば、numZeroOutSigCoeff)及びブロック全体における非ゼロ係数の数(例えば、numSigCoeff)のカウントは、係数の解析プロセスで除外される。
b. 一例では、RST関連のシンタックス要素(例えば、st_idx)は、residual_codingの前にコーディングされてもよい。
c. RST関連シンタックス要素は、条件付きで(例えば、コーディングされたブロック・フラグ、TSモードの使用法に従って)シグナリングされてもよい。
vi. 一例では、RST関連シンタックス要素(例えば、st_idx)は、コーディングされたブロック・フラグのシグナリングの後、又はTS/MTS関連シンタックス要素のシグナリングの後にコーディングされてもよい。
vii. 一例では、TSモードがイネーブルにされている場合(例えば、復号化されたtransform_skip_flagが1に等しい場合)、RST関連シンタックス要素のシグナリングはスキップされる。
d. 残差関連シンタックスは、ゼロ・アウトCGに対してシグナリングされない可能性がある。
e. 残差をどのようにコーディングするか(例えば、スキャニング順序、二進化、復号化されるシンタックス、コンテキスト・モデリング)は、RSTに依存してもよい。
i. 一例では、対角線上向き右スキャニング順序ではなく、ラスタ・スキャニング順序が適用されてもよい。
1)ラスタ・スキャニング順序は左から右へ、上から下へ、又はその逆の順序である。
2)代替的に、対角線上向き右スキャニング順序の代わりに、垂直スキャニング順序(上から下へ、左から右へ、又はその逆の順序)が適用されてもよい。
3)代替的に、更には、コンテキスト・モデリングが修正されてもよい。
a. 一例では、コンテキスト・モデリングは、右、下、右下の近隣を使用するのではなく、テンプレートの中で、スキャン順序で最近のN個の近隣である以前にコーディングされた情報に依存してもよい。
b. 一例では、コンテキスト・モデリングは、スキャンされたインデックスに従って、テンプレートの中で、以前にコーディングされた情報(例えば、現在のインデックスが0に等しいと仮定して、-1,-2,...)に依存してもよい。
ii. 一例では、異なる二値化方法(例えば、ライス・パラメータ導出)を適用して、RSTコーディングされたブロック及びRSTコーディングされてないブロックに関連する残差をコーディングしてもよい。
iii. 一例では、特定のシンタックス要素のシグナリングは、RSTコーディングされたブロックに対してスキップされてもよい。
1)RSTが適用されるCGに対するCGコード化ブロック・フラグ(coded_sub_block_flag)のシグナリングはスキップされてもよい。
a. 一例では、RST8x8が対角線スキャン順序で最初の3つのCGに適用された場合、CGコード化ブロック・フラグのシグナリングは、第2及び第3CG、例えば、ブロックの左上8x8領域の右上4×4CG及び左下4×4CGについてスキップされる。
i. 代替的に、更に、対応するCGコード化ブロック・フラグは0であると推定される、即ち、全ての係数はゼロである。
b. 一例では、RSTが1ブロックに適用される場合に、CGコード化ブロック・フラグのシグナリングは、スキャニング順序で最初のCG(又は逆のスキャニング順序で最後のCG)に対してスキップされる。
ii. 代替的に、更に、ブロック内の左上CGに対するCGコード化ブロック・フラグは、1であると推定される、即ち、それは少なくとも1つの非ゼロ係数を含む。
c. 8×8ブロックの一例が図21に示されている。RST8x8又はRST4x4が8x8ブロックに適用される場合、CG0のcoded_sub_block_flagは1であると推定され、CG1及びCG2のcoded_sub_block_flagは0であると推定される。
2)特定の座標に対する係数の大きさ及び/又は符号フラグのシグナリングはスキップされてもよい。
a. 一例では、スキャン順序における1つのCGに対するインデックスが、非ゼロ係数が存在し得る最大許容インデックスより小さくない場合(例えば、セクション0におけるnonZeroSize)、係数のシグナリングはスキップされてもよい。
b. 一例では、sig_coeff_flag, abs_level_gtX_flag, par_level_flag, abs_remainder, coeff_sign_flag, dec_abs_levelのようなシンタックス要素のシグナリングは、スキップされてもよい。
3)代替的に、残差のシグナリング(例えば、CGコード化ブロック・フラグ、係数の大きさ、及び/又は特定の座標の符号フラグ)は維持されるかもしれないが、コンテキスト・モデリングは、他のCGと異なるように修正される可能性がある。
iv. 一例では、RSTが適用されるCG及び他のCGにおける残差のコーディングは異なっていてもよい。
1)上記の条項に関し、それらはRSTが適用されるCGにのみ適用されてもよい。
10. RST関連シンタックス要素は、変換スキップ及び/又はMTSインデックスのような他の変換指示の前にシグナリングされてもよい。
a. 一例では、変換スキップのシグナリングは、RST情報に依存してもよい。
i. 一例では、RSTがブロック内で適用される場合、変換スキップ指示はシグナリングされず、ブロックについて0であると推定される。
b. 一例では、MTSインデックスのシグナリングは、RST情報に依存してもよい。
i. 一例では、RSTがブロック内で適用される場合、1つ以上のMTS変換指示はシグナリングされず、ブロックについて使用されないと推定される。
11. 1つのブロック内の異なる部分に対する算術符号化において、異なるコンテキスト・モデリング法を使用することが提案される。
a. 一例では、ブロックは、スキャニング順序における最初のM個のCGと残りのCGという2つの部分であるように取り扱われる。
i. 一例において、Mは1に設定される。
ii. 一例において、Mは4xN及びNx4(N>8)ブロックに対して2に設定され、他のすべての場合に対して1に設定される。
b. 一例では、ブロックは、RSTが適用されるサブ領域とRSTが適用されないサブ領域という2つの部分であるように取り扱われる。
i. RST4x4が適用される場合、RSTが適用されるサブ領域は、現在のブロックの最初の1つ又は2つのCGである。
ii. RST4x4が適用される場合、RSTが適用されるサブ領域は、現在のブロックの最初の3つのCGである。
c. 一例では、1つのブロック内の最初の部分に対するコンテキスト・モデリング・プロセスにおいて、以前にコーディングされた情報の使用をディセーブルにするが、2番目の部分に対してはそれをイネーブルにすることが提案される。
d. 一例では、第1CGを復号化する場合に、残りの1つ以上のCGの情報は、使用されることを許容されない場合がある。
i. 一例では、第1CGに対してCGコード化ブロック・フラグをコーディングする場合に、第2CGの値(例えば右又は下)は考慮されない。
ii. 一例では、第1CGに対するCGコード化ブロック・フラグをコーディングする場合に、第2及び第3CGの値(例えば、WxH(W≧8及びH≧8)に対する右及び下のCG)は考慮されない。
iii. 一例では、現在の係数をコーディングする場合に、コンテキスト・テンプレートにおける近隣が異なるCG内にある場合、この近隣からの情報は、使用されることを禁止される。
e. 一例では、RSTが適用される領域内の係数を復号化する場合に、RSTが適用されない残りの領域の情報は、使用されることを禁止される場合がある。
f. 代替的に、更に、上記方法は特定の条件下で適用されてもよい。
i. 条件は、RSTがイネーブルであるかどうかを含んでもよい。
ii. 条件は、ブロック寸法を含んでもよい。
RSTサイド情報の算術コーディングにおけるコンテキスト・モデリング
12. RSTインデックスをコーディングする場合に、コンテキスト・モデリングは、明示的又は暗黙的な多重変換選択(MTS)がイネーブルにされているかどうかに依存してもよい。
a. 一例では、暗黙のMTSがイネーブルである場合に、同じイントラ予測モードでコーディングされたブロックに対して、異なるコンテキストが選択されてもよい。
i. 一例では、形状(正方形又は非正方形)のようなブロック寸法が、コンテキストを選択するために使用される。
b. 一例では、明示的なMTSに対してコーディングされる変換インデックス(例えば、tu_mts_idx)をチェックする代わりに、変換行列の基底が使用されてもよい。
i. 一例では、水平及び垂直1-D変換の両方についてDCT-IIを用いた変換マトリクス基底に対して、対応するコンテキストは、他の種類の変換マトリクスとは相違していてもよい。
13. RSTインデックスをコーディングする場合に、コンテキスト・モデリングはCCLMがイネーブルにされているかどうかに依存してもよい(例えば、sps_cclm_enabled_flag)。
a. 代替的に、RSTインデックス・コーディングのためのコンテキストを選択することをイネーブルにするかどうか、又はどのように選択するかは、CCLMが1つのブロックに適用されるかどうかに依存してもよい。
b. 一例では、コンテキスト・モデリングは、現在のブロックに対してCCLMがイネーブルにされているかどうかに依存してもよい。
i. 以下は一例である。
intraModeCtx = sps_cclm_enabled_flag? ( intra_chroma_pred_mode[ x0 ][ y0 ] is CCLM: intra_chroma_pred_mode[ x0 ][ y0 ] is DM) ? 1 : 0.
c. 代替的に、RSTインデックス・コーディングのためのコンテキストを選択することをイネーブルにするかどうか、又はどのように選択するかは、現在のクロマ・ブロックがDMモードでコーディングされるかどうかに依存してもよい。
i. 以下は一例である。
intraModeCtx = ( intra_chroma_pred_mode[ x0 ][ y0 ] == (sps_cclm_enabled_flag ? 7:4) ) ? 1 : 0.
14. RSTインデックスをコーディングする場合に、コンテキスト・モデリングはブロック・ディメンジョン/分割深度(例えば、四分木深度及び/又はBT/TT深度)に依存してもよい。
15. RSTインデックスをコーディングする場合に、コンテキスト・モデリングは、色フォーマット及び/又は色成分に依存してもよい。
16. RSTインデックスをコーディングする場合に、コンテキスト・モデリングは、イントラ予測モード及び/又はMTSインデックスから独立していてもよい。
17. RSTインデックスをコーディングする場合に、第1及び/又は第2ビンは、1つのコンテキストのみでコンテキスト・コーディングされるか、又はバイパス・コーディングされる可能性がある。
条件下でRSTプロセスを起動すること
18. インバースRSTプロセスを起動するかどうかは、CGコード化ブロック・フラグに依存してもよい。
a. 一例では、左上のCGコード化ブロック・フラグがゼロである場合、プロセスを起動する必要はない。
i. 一例では、左上CGコード化ブロック・フラグがゼロであり、ブロック・サイズが4xN/Nx4(N>8)と等しくない場合、プロセスを起動する必要はない。
b. 一例では、スキャニング順序で最初の2つのCGコード化ブロック・フラグが両方ともゼロに等しい場合、プロセスを起動する必要はない。
i. 一例では、スキャニング順序で最初の2つのCGコード化ブロック・フラグが両方ともゼロに等しく、ブロック・サイズが4xN/Nx4(N>8)に等しい場合、プロセスを起動する必要はない。
19. インバースRSTプロセスを起動するかどうかは、ブロック寸法に依存してもよい。
a. 一例では、4×8/8×4のような特定のブロック寸法に対して、RSTはディセーブルにされてもよい。
代替的に、更に、RST関連シンタックス要素のシグナリングはスキップされてもよい。
デュアル・ツリー及びシングル・ツリー・コーディングの統一
20. RSTの使用法及び/又はRST関連情報のシグナリングは、デュアル・ツリー及びシングル・ツリー・コーディングにおいて同じ方法で決定されてもよい。
a. 例えば、カウントされる非ゼロ係数の数(例えば、JVET-N0193で規定されているnumSigCoeff)が、デュアル・ツリー・コーディングのケースでT1より大きくはないか、又はシングル・ツリー・コーディングのケースでT2より大きくはない場合、RSTは適用されるべきではなく、関連する情報はシグナリングされず、ここでT1はT2に等しい。
b. 一例では、T1及びT2は両方ともN、に設定され、例えば、N = 1又は2である。
CU内の複数のTUを考察する。
21. RSTを適用するかどうか、及び/又はどのように適用するかは、ブロック寸法W×Hに依存する可能性がある。
a. 一例では、W>T1 又はH>T2ならば、RSTは適用されない場合がある。
b. 一例では、W>T1 及び H>T2ならば、RSTは適用されない場合がある。
c. 一例では、W*H>=Tならば、RSTは適用されない場合がある。
d. 上記の例に関し、以下が適用される:
i. 一例では、ブロックはCUである。
ii. 一例では、T1=T2=64である。
iii. 一例では、T1及び/又はT2は許容最大変換サイズに依存する可能性があり、例えば、T1=T2=許容最大変換サイズである。
iv. 一例では、Tは4096に設定される。
e. 代替的に、更に、RSTは適用されないことに決定された場合、関連する情報はシグナリングされなくてもよい。
22. CU内にN (N>1)個のTUが存在する場合、RSTの使用法及び/又はRST関連情報のシグナリングを決定するために、N個のTUのうちの唯1つのコーディングされた情報が使用される。
a. 一例では、復号化順序でのCUの最初のTUが、判定を行うために使用されてもよい。
b. 一例では、復号化順序におけるCUの左上TUが、判定を行うために使用されてもよい。
c. 一例では、特定のTUを用いる判定は、CUに1つのTUしかないケースと同じ方法で行われてもよい。
23. RSTの使用法及び/又はRST関連情報のシグナリングは、CUレベルの代わりにTUレベル又はPUレベルで実行されてもよい。
a. 代替的に、更に、CU内の異なるTU/PUは、異なる二次変換行列を選択したり、制御フラグを有効/無効にしたりしてもよい。
b. 代替的に、更に、デュアル・ツリーのケースに関し、クロマ・ブロックがコーディングされ、異なる色成分は、異なる二次変換行列を選択したり、制御フラグを有効/無効にしたりしてもよい。
c. 代替的に、どのビデオ・ユニット・レベルでRST関連の情報をシグナリングするかどうかは、パーティション・ツリー・タイプ(デュアル又はシングル)に依存してもよい。
d. 代替的に、どのビデオ・ユニット・レベルでRST関連の情報をシグナリングするかどうかは、CU/PU/TUと最大許容変換ブロック・サイズの間の関係、例えばより大きい又はより小さい、に依存してもよい。
以下の例示的な実施形態において、JVET-N0193に追加の変更は灰色で強調されている。削除されるテキストは、二重括弧でマーキングされる(例えば、[[a]]は、文字“a”の削除を示す)。
現在のビデオ・ブロックの特徴に基づいて、縮小二次変換を現在のビデオ・ブロックに適用するための変換セット又は変換行列を選択するステップ;及び
現在のビデオ・ブロックと、現在のビデオ・ブロックを含むビデオのビットストリーム表現との間の変換の一部として、選択された変換セット又は変換行列を、現在のビデオ・ブロックの一部分に適用するステップ;
を含む方法。
現在のビデオ・ブロックに関連する1つ以上の係数に基づいて、現在のビデオ・ブロックのビットストリーム表現における縮小二次変換(RST)の適用のためのサイド情報のシグナリングの選択的な包含に関する決定を行うステップ;及び
決定に基づいて、現在のビデオ・ブロックと現在のビデオ・ブロックのビットストリーム表現を含むビデオとの間の変換を実行するステップ;
を含む方法。
縮小二次変換(RST)を現在のビデオ・ブロックに適用することに関し、現在のビデオ・ブロックのビットストリーム表現を構築するステップであって、RSTに関連するシンタックス要素は、残差情報をコーディングする前に、ビットストリーム表現においてシグナリングされる、ステップ;及び
その構築に基づいて、現在のビデオ・ブロックと現在のビデオ・ブロックのビットストリーム表現との間の変換を実行するステップ;
を含む方法。
縮小二次変換(RST)を現在のビデオ・ブロックに適用するために、現在のビデオ・ブロックのビットストリーム表現を構築するステップであって、RSTに関連するシンタックス要素は、変換スキップ指示又は多重変換セット(MTS)インデックスの何れかの前にビットストリーム表現でシグナリングされる、ステップ;及び
その構築に基づいて、現在のビデオ・ブロックと現在のビデオ・ブロックのビットストリーム表現との間の変換を実行するステップ;
を含む方法。
現在のビデオ・ブロックの特徴に基づいて、縮小二次変換(RST)のインデックスをコーディングするためのコンテキスト・モデルを構築するステップ;及び
その構築に基づいて、現在のビデオ・ブロックと、現在のビデオ・ブロックを含むビデオのビットストリーム表現との間の変換を実行するステップ;
を含む方法。
現在のビデオ・ブロックの特徴に基づいて、現在のビデオ・ブロックに対するインバース縮小二次変換(RST)プロセスの選択的適用に関する決定を行うステップ;及び
決定に基づいて、現在のビデオ・ブロックと、現在のビデオ・ブロックを含むビデオのビットストリーム表現との間の変換を実行するステップ;
を含む方法。
現在のビデオ・ブロックの特徴に基づいて、現在のビデオ・ブロックに対するインバース縮小二次変換(RST)プロセスの選択的適用に関する決定を行うステップ;及び
決定に基づいて、現在のビデオ・ブロックと、現在のビデオ・ブロックを含むビデオのビットストリーム表現との間の変換を実行するステップ;
を含み、前記ビットストリーム表現はRSTに関するサイド情報を含み、サイド情報は、現在のビデオ・ブロックのルマ成分又はシングル・カラーの係数に基づいて包含される、方法。
ビデオの現在のビデオ・ブロックとビデオのコーディングされた表現との間の変換を実行するステップを含み、変換を実行するステップは、現在のビデオ・ブロックの幅(W)及び/又は高さ(H)に基づいて、現在のビデオ・ブロックに対する二次変換ツールの適用可能性を判定するステップを含み、
前記二次変換ツールは、符号化の間に、量子化の前に、ビデオ・ブロックの残差に適用されたフォワード一次変換の出力にフォワード二次変換を適用すること、又は復号化の間に、インバース一次変換を適用する前に、ビデオ・ブロックの逆量子化の出力にインバース二次変換を適用することを含む、方法。
ビデオのコーディング・ユニットの現在のビデオ・ブロックが条件を充足するかどうかの判定をルールに従って行うステップと、
現在のビデオ・ブロックとビデオのコーディングされた表現との間の変換を判定に従って実行するステップとを含み、
条件は、ビデオの1つ以上の色成分の特徴、現在のビデオ・ブロックのサイズ、又は現在のビデオ・ブロックの残差ブロックの一部分における係数に関連しており、
ルールは、コーディングされた表現における、二次変換ツールに関するサイド情報の存在を、条件が制御することを規定しており、
二次変換ツールは、符号化の間に、量子化の前に、ビデオ・ブロックの残差に適用されたフォワード一次変換の出力にフォワード二次変換を適用すること、又は復号化の間に、インバース一次変換を適用する前に、ビデオ・ブロックの逆量子化の出力にインバース二次変換を適用することを含む、方法。
ビデオの現在のビデオ・ブロックとビデオのコーディングされた表現との間の変換を実行するステップ
を含み、変換を実行するステップは、二次変換ツールの使用法及び/又は二次変換ツールに関連する情報のシグナリングを、現在のビデオ・ブロックに適用されるパーティション・ツリー・タイプとは独立したルールに従って決定するステップを含み、
二次変換ツールは、符号化の間に、量子化の前に、ビデオ・ブロックの残差に適用されたフォワード一次変換の出力にフォワード二次変換を適用すること、又は復号化の間に、インバース一次変換を適用する前に、ビデオ・ブロックの逆量子化の出力にインバース二次変換を適用することを含む、方法。
ビデオのコーディング・ユニットの現在のビデオ・ブロックに関し、現在のビデオ・ブロックに対する二次変換ツールの適用可能性を判定するステップであって、コーディング・ユニットは複数の変換ユニットを含み、判定はコーディング・ユニットの単一の変換ユニットに基づいている、ステップと、
現在のビデオ・ブロックとビデオのコーディングされた表現との間の変換を判定に基づいて実行するステップと
を含み、二次変換ツールは、符号化の間に、量子化の前に、ビデオ・ブロックの残差に適用されたフォワード一次変換の出力にフォワード二次変換を適用すること、又は復号化の間に、インバース一次変換を適用する前に、ビデオ・ブロックの逆量子化の出力にインバース二次変換を適用することを含む、方法。
ビデオのコーディング・ユニットの現在のビデオ・ブロックに関し、二次変換ツールの適用可能性、及び/又は二次変換ツールに関連するサイド情報の存在を判定するステップであって、コーディング・ユニットは複数の変換ユニットを含み、判定は変換ユニット・レベル又は予測ユニット・レベルで行われる、ステップと、
ビデオのコーディングされた表現の現在のビデオ・ブロックの間の変換を判定に基づいて実行するステップとを含み、
二次変換ツールは、符号化の間に、量子化の前に、ビデオ・ブロックの残差に適用されたフォワード一次変換の出力にフォワード二次変換を適用すること、又は復号化の間に、インバース一次変換を適用する前に、ビデオ・ブロックの逆量子化の出力にインバース二次変換を適用することを含む、方法。
Claims (16)
- ビデオ・データを処理する方法であって:
ビデオの現在のビデオ・ブロックと前記ビデオのビットストリームとの間の変換の期間に、二次変換ツールに関連する前記現在のビデオ・ブロックのサイド情報が前記ビットストリームに含まれているかどうかを、前記現在のビデオ・ブロックの幅(W)及び高さ(H)のうちの少なくとも1つと許容最大変換サイズ(T)との間の関係に基づいて決定するステップ;及び
前記決定に基づいて前記変換を実行するステップ;
を含み、前記二次変換ツールを使用することは、符号化の期間に、量子化の前に、前記現在のビデオ・ブロックの残差に適用されたフォワード・プライマリ変換の出力にフォワード二次変換を適用することを含み、又は
前記二次変換ツールを使用することは、復号化の期間に、インバース・プライマリ変換を適用する前に、前記現在のビデオ・ブロックの逆量子化の出力にインバース二次変換を適用することを含む、方法。 - 前記二次変換ツールは、低周波ノン・セパラブル変換(LFNST)ツールに対応している、請求項1に記載の方法。
- 前記サイド情報は、W>T及び/又はH>Tである場合には前記ビットストリームから除外される、請求項1又は2に記載の方法。
- 前記二次変換ツールは、W>T及び/又はH>Tである場合には前記現在のビデオ・ブロックに適用されない、請求項1-3のうちの何れか1項に記載の方法。
- 前記幅(W)及び前記高さ(H)は、ルマ情報のみに対応し、現在のビデオ・ブロックのサイズの特徴である、請求項1-4のうちの何れか1項に記載の方法。
- 前記現在のビデオ・ブロックはコーディング・ユニットである、請求項1-4のうちの何れか1項に記載の方法。
- 前記サイド情報が前記ビットストリームに含まれるかどうかは、前記現在のビデオ・ブロックの残差における最後の非ゼロ係数の位置に更に基づいて決定される、請求項1-6のうちの何れか1項に記載の方法。
- 前記サイド情報が前記ビットストリームに含まれる場合に、前記最後の非ゼロ係数は、前記二次変換ツールが適用される前記現在のビデオ・ブロックの領域内に位置づけられる、請求項7に記載の方法。
- 前記現在のビデオ・ブロックのサイズが4*4又は8*8である場合に、前記領域は左上の4*4のコーディング・グループにおける最初の8つの係数に対応している、請求項8に記載の方法。
- 前記現在のビデオ・ブロックの前記幅又は前記高さが4以上である場合、かつ、前記現在のビデオ・ブロックのサイズは4*4でも8*8でもない場合に、前記領域は左上の4*4のコーディング・グループに対応している、請求項8に記載の方法。
- 前記サイド情報が前記二次変換ツールはイネーブルにされていることを示していることに応答して、プライマリ変換ツールを適用すること及び前記プライマリ変換ツールで使用される変換カーネルのインデックスのうちの少なくとも1つを示す第1シンタックス要素は、前記ビットストリーム中に存在しない、請求項1-10のうちの何れか1項に記載の方法。
- 前記変換は、前記現在のビデオ・ブロックを前記ビットストリームに符号化することを含む、請求項1-11のうちの何れか1項に記載の方法。
- 前記変換は、前記現在のビデオ・ブロックを前記ビットストリームから復号化することを含む、請求項1-11のうちの何れか1項に記載の方法。
- プロセッサと、命令を有する非一時的なメモリとを含む、ビデオ・データを処理するための装置であって、前記命令は、前記プロセッサにより実行されると、前記プロセッサに:
ビデオの現在のビデオ・ブロックと前記ビデオのビットストリームとの間の変換の期間に、二次変換ツールに関連する前記現在のビデオ・ブロックのサイド情報が前記ビットストリームに含まれているかどうかを、前記現在のビデオ・ブロックの幅(W)及び高さ(H)のうちの少なくとも1つと許容最大変換サイズ(T)との間の関係に基づいて決定するステップ;及び
前記決定に基づいて前記変換を実行するステップ;
を実行させ、前記二次変換ツールを使用することは、符号化の期間に、量子化の前に、前記現在のビデオ・ブロックの残差に適用されたフォワード・プライマリ変換の出力にフォワード二次変換を適用することを含み、又は
前記二次変換ツールを使用することは、復号化の期間に、インバース・プライマリ変換を適用する前に、前記現在のビデオ・ブロックの逆量子化の出力にインバース二次変換を適用することを含む、装置。 - 命令を記憶する非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記命令は、プロセッサに:
ビデオの現在のビデオ・ブロックと前記ビデオのビットストリームとの間の変換の期間に、二次変換ツールに関連する前記現在のビデオ・ブロックのサイド情報が前記ビットストリームに含まれているかどうかを、前記現在のビデオ・ブロックの幅(W)及び高さ(H)のうちの少なくとも1つと許容最大変換サイズ(T)との間の関係に基づいて決定するステップ;及び
前記決定に基づいて前記変換を実行するステップ;
を実行させ、前記二次変換ツールを使用することは、符号化の期間に、量子化の前に、前記現在のビデオ・ブロックの残差に適用されたフォワード・プライマリ変換の出力にフォワード二次変換を適用することを含み、又は
前記二次変換ツールを使用することは、復号化の期間に、インバース・プライマリ変換を適用する前に、前記現在のビデオ・ブロックの逆量子化の出力にインバース二次変換を適用することを含む、記憶媒体。 - ビデオ処理装置により実行される方法により生成されたビデオのビットストリームを記憶する方法であって、
ビデオの現在のビデオ・ブロックに関し、二次変換ツールに関連する前記現在のビデオ・ブロックのサイド情報が前記ビットストリームに含まれているかどうかを、前記現在のビデオ・ブロックの幅(W)及び高さ(H)のうちの少なくとも1つと許容最大変換サイズ(T)との間の関係に基づいて決定するステップ;及び
前記決定に基づいて前記ビットストリームを生成するステップ;及び
前記ビットストリームを非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶するステップ;
を含み、前記二次変換ツールを使用することは、符号化の期間に、量子化の前に、前記現在のビデオ・ブロックの残差に適用されたフォワード・プライマリ変換の出力にフォワード二次変換を適用することを含み、又は
前記二次変換ツールを使用することは、復号化の期間に、インバース・プライマリ変換を適用する前に、前記現在のビデオ・ブロックの逆量子化の出力にインバース二次変換を適用することを含む、方法。
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