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JP7283154B2 - 情報出力装置、情報出力プログラム、及び情報出力システム - Google Patents
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JP7283154B2 - 情報出力装置、情報出力プログラム、及び情報出力システム - Google Patents

情報出力装置、情報出力プログラム、及び情報出力システム Download PDF

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Description

本発明は、情報出力装置、情報出力プログラム、及び情報出力システムに関する。
従来、携帯端末装置と非接触通信により通信し、互いに異なる通信範囲を有する複数の通信部を備える複合機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この複合機は、ブルートゥース(登録商標:以下同じ)通信部が携帯端末装置との通信を確立し、データを受信し、判断部が、携帯端末装置からデータを受信したとき、データを受信したブルートゥース通信部を複数の通信部の中から特定する。そして、特定したブルートゥース通信部に基づいて、携帯端末装置がW-USB通信部の通信範囲内に存在しているか否かを判断し、許可部が、携帯端末装置がW-USB通信部の通信範囲内に存在していると判断された場合、受信したデータの出力を許可する。
また、無線で接続される端末とデバイスとにおいて、デバイスのステータスを端末のステータスに応じて調整する無線通信システムが知られている(例えば、特許文献2参照)。
この無線通信システムにおいて、デバイスは近距離無線通信によって定期的にブロードキャスト配信を行い、端末にインストールされたアプリケーションが、ブロードキャスト配信の受信に伴って端末とデバイスの双方向通信を確立する。その後デバイスは、この双方向通信によって端末から受信した情報をもとに、自身のステータスを調整する。
特開2009-55580号公報 特開2018-30295号公報
本発明は、情報の出力に対するセキュリティの向上と、認証出力機能の設定に要する労力の低減と、の両立が可能となる情報出力装置等を提供することを目的とする。
態様1は、入場管理されている領域への入場者の属性情報を取得する第1取得部と、情報の出力に認証を要する認証出力機能の設定条件を取得する第2取得部と、前記第1取得部により取得された属性情報、及び前記第2取得部で取得された設定条件に基づいて、前記認証出力機能を有効または無効に設定する設定部と、を含む情報出力装置である。
態様2は、前記第2取得部は、前記設定条件として、前記認証出力機能を有効にする条件を取得し、前記設定部は、前記第1取得部により取得された属性情報が、前記第2取得部で取得された条件を満たしている場合に、前記認証出力機能を有効に設定する態様1に記載の情報出力装置である。
態様3は、前記設定部は、前記第1取得部により取得された属性情報が、前記第2取得部で取得された条件を満たしていない場合に、前記認証出力機能を無効に設定する態様2に記載の情報出力装置である。
態様4は、前記第2取得部は、前記設定条件として、前記認証出力機能を無効にする条件を取得し、前記設定部は、前記第1取得部により取得された属性情報が、前記第2取得部で取得された条件を満たしている場合に、前記認証出力機能を無効に設定する態様1に記載の情報出力装置である。
態様5は、前記設定部は、前記第1取得部により取得された属性情報が、前記第2取得部で取得された条件を満たしていない場合に、前記認証出力機能を有効に設定する態様4に記載の情報出力装置である。
態様6は、前記第1取得部は、前記領域への入場者の入場を検出する検出部を備えた検出装置の前記検出部による検出結果を用いて前記属性情報を取得する、態様1~態様5のいずれかに記載の情報出力装置である。
態様7は、前記第1取得部は、前記領域への入場予定を示す予定情報を用いて、前記属性情報を取得する、態様1~態様5のいずれかに記載の情報出力装置である。
態様8は、前記設定部は、前記認証出力機能を有効とする設定を行う場合で、かつ、前記認証出力機能が無効にされた状態で情報の出力が行われている場合に、有効とする設定を行う前に当該情報の出力を停止する設定を行う、態様1~態様7のいずれかに記載の情報出力装置である。
態様9は、前記認証出力機能が無効にされた状態で情報の出力が行われている場合に、前記領域への入場者の入場を禁止する禁止部、をさらに含む態様1~態様8の何れかに記載の情報出力装置である。
態様10は、前記禁止部は、前記認証出力機能が無効にされた状態で行った、情報の出力が終了した時点で前記入場の禁止を解除する、態様9に記載の情報出力装置である。
態様11は、前記設定部は、前記認証出力機能を有効とする設定を行った後で、かつ、前記認証出力機能を有効とする属性情報を有した有効対象者と自装置との間の距離が所定距離以上である場合に、前記認証出力機能を無効とする設定を行う、態様1~態様10のいずれかに記載の情報出力装置である。
態様12は、前記有効対象者が所持する端末との間で電波を用いて通信を行う通信部をさらに含み、前記設定部は、前記通信部が前記端末から受信する電波の強度を用いて、前記有効対象者と自装置との間の距離を特定する、態様11に記載の情報出力装置である。
態様13は、前記設定部は、前記通信部と前記端末との通信が行われている状態から途切れた状態に移行した場合に、前記有効対象者と自装置との間の距離が所定距離以上離れたこととする、態様12に記載の情報出力装置である。
態様14は、コンピュータを、態様1~態様13の何れかに記載の情報出力装置の各部として機能させる情報出力プログラムである。
態様15は、入場管理されている領域への入場者の属性情報を取得する第1取得部、情報の出力に認証を要する認証出力機能の設定条件を取得する第2取得部、および前記第1取得部により取得された属性情報、及び前記第2取得部で取得された設定条件に基づいて、前記認証出力機能を有効または無効に設定する設定部を備えた情報出力装置と、前記情報出力装置に情報出力の実行を指示する指示部を備えた情報処理装置と、を含む情報出力システムである。
態様16は、前記領域への入場者の入場を検出する検出部を備えた検出装置をさらに含み、前記第1取得部は、前記検出部による検出結果を用いて、前記属性情報を取得する、態様15に記載の情報出力システムである。
態様17は、前記領域への入場予定を示す予定情報を記憶したサーバをさらに含み、前記第1取得部は、前記サーバに記憶された前記予定情報を用いて、前記属性情報を取得する、態様15に記載の情報出力システムである。
態様18は、前記認証出力機能が無効にされた状態で情報の出力が行われている場合に、前記領域への入場者の入場を禁止する禁止部、をさらに含む態様15~態様17の何れかに記載の情報出力システムである。
態様19は、前記禁止部は、前記認証出力機能が無効にされた状態で行った、情報の出力が終了した時点で前記入場の禁止を解除する、態様18に記載の情報出力システムである。
態様1では、情報出力に対するセキュリティの向上と、認証出力機能の設定に要する労力の低減と、の両立が可能となる。
態様2では、セキュリティを重視した設定条件に応じて有効及び無効を設定することが可能となる。
態様3では、セキュリティが低くても良い場合にも、認証出力機能を有効のままとする場合と比較して、認証出力機能の設定に要する労力を低減することが可能となる。
態様4では、第1取得部により取得された属性情報が第2取得部で取得された条件を満たしている場合でも認証排出機能を有効のままとする場合と比較して、認証排出機能の設定に要する労力を低減することが可能となる。
態様5では、設定条件として認証出力機能を無効にする条件を取得しているため、認証及びパネル操作等の手間を省くことを重視した設定条件に応じて有効及び無効を設定することが可能となる。
態様6では、領域への入場予定を示す予定情報を用いて属性情報を取得する場合に比較して、より確実に認証出力機能の設定を行うことが可能となる。
態様7では、領域への入場者の入場を検出する検出部を備えた検出装置を用いる場合に比較して、より低コストで認証出力機能の設定を行うことが可能となる。
態様8では、情報を出力しない場合と比較して、記録媒体に対するセキュリティを、より向上させることが可能となる。
態様9では、領域への入場を禁止しない場合に比較して、情報出力に対するセキュリティを、より向上させることが可能となる。
態様10では、領域への入場を解除しない場合に比較して、領域への入場を、より柔軟に行うことが可能となる。
態様11では、有効対象者が自装置から所定距離以上離れても認証出力機能が有効となったままとする場合に比較して、利用者にとっての利便性を向上させることが可能となる。
態様12では、有効対象者と自装置との間の距離を測定する測定装置を用いる場合に比較して、より低コストで本発明を実現することが可能となる。
態様13では、電波の強度を用いて有効対象者と自装置との間の距離を特定する場合に比較して、より簡易に有効対象者と自装置との間の距離が所定距離以上離れたことを特定することが可能となる。
態様14では、情報出力に対するセキュリティの向上と、認証出力機能の設定に要する労力の低減と、の両立が可能となる。
態様15では、情報出力に対するセキュリティの向上と、認証出力機能の設定に要する労力の低減と、の両立が可能となる。
態様16では、領域への入場予定を示す予定情報を用いて属性情報を取得する場合に比較して、より確実に認証排出機能の設定を行うことが可能となる。
態様17では、前記領域への入場者の入場を検出する検出部を備えた検出装置を用いる場合に比較して、より低コストで認証排出機能の設定を行うことが可能となる。
態様18では、領域への入場を禁止しない場合に比較して、記録媒体に対するセキュリティを、より向上させることが可能となる。
態様19では、領域への入場を解除しない場合に比較して、領域への入場を、より柔軟に行うことが可能となる。
第一実施形態に係る画像形成システムのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 第一実施形態に係る画像形成システムの機能的な構成の一例を示すブロック図である。 第一実施形態に係る属性情報データベースの構成の一例を示す模式図である。 第一実施形態に係る入場者情報データベースの構成の一例を示す模式図である。 第一実施形態に係る認証排出設定処理の一例を示すフローチャートである。 第二実施形態に係る画像形成システムのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 第二実施形態に係る画像形成システムの機能的な構成の一例を示すブロック図である。 第二実施形態に係る認証排出設定処理の一例を示すフローチャートである。
<第一実施形態>
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態例を詳細に説明する。なお、第一実施形態では、画像形成装置10と、各々利用者が個別に用いる情報処理装置20と、サーバコンピュータで構成されたサーバ30と、検出装置40とを含む画像形成システム90に発明を適用した場合について説明する。
まず、図1及び図2を参照して、本実施形態に係る画像形成システム90の構成を説明する。図1に示すように、本実施形態に係る画像形成システム90は、ネットワーク80に各々相互にアクセス可能に接続された、画像形成装置10と、複数の情報処理装置20と、サーバ30と、検出装置40とを含む。
なお、画像形成装置10の例としては、複合機やプリンタ等の画像形成装置が挙げられる。また、情報処理装置20の例としては、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット情報処理装置、またはPDA(Personal Digital Assistant、携帯情報端末)等の携帯型の端末が挙げられる。
(情報処理装置)
本実施形態にかかる情報処理装置20は、画像形成システム90の利用対象となる複数の対象者が各々使用する装置であり、情報処理装置20は、画像形成装置10に画像形成の実行を指示する。
各対象者には、利用する情報処理装置20が割り当てられている。これにより、画像形成装置10は、送信元のネットワークアドレス又は情報処理装置20のコンピュータ名等を利用することで、画像形成を指示した情報処理装置20を識別し、対象者を特定することが可能とされている。
情報処理装置20は、CPU(Central Processing Unit)21、一時記憶領域としてのメモリ22、不揮発性の記憶部23、タッチパネルやキーボードとマウス等の入力部24、液晶ディスプレイ等の表示部25、媒体読み書き装置(R/W)26、及び通信インタフェース(I/F)部27を備えている。他の情報処理装置20も同一の構成である。
CPU21、メモリ22、記憶部23、入力部24、表示部25、媒体読み書き装置26、及び通信I/F部27は、バスB1を介して互いに接続されている。媒体読み書き装置26は、記録媒体96に書き込まれている情報の読み出し及び記録媒体96への情報の書き込みを行う。
記憶部23は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、またはフラッシュメモリ等によって実現される。記憶媒体としての記憶部23には、文書を編集したり、印刷したりするための指示を行う編集プログラム23Aが記憶されている。
編集プログラム23Aは、編集プログラム23Aが書き込まれた記録媒体96が媒体読み書き装置26にセットされ、媒体読み書き装置26が記録媒体96からの編集プログラム23Aの読み出しを行うことで、記憶部23へ記憶される。CPU21は、編集プログラム23Aを記憶部23から読み出してメモリ22に展開し、編集プログラム23Aが各々有するプロセスを順次実行する。編集プログラム23Aは、ネットワーク80を介してダウンロードしてもよい。
これにより、CPU31が編集プログラム23Aに従って動作することで、文書の編集や、編集した文書を画像形成装置10で印刷して排出させることを可能とする。
(画像形成装置)
画像形成装置10は、情報を装置の外部に出力する装置であって、情報処理装置20より受信した印刷指示及び印刷データに基づいて媒体に画像形成して排出したり、情報処理装置20から受信した情報を表示部15等に表示する等の出力機能を有する装置であり、さらに、情報を外部に出力する場合にIDを入力する為のパネル操作やIDカードでの認証を必要とする認証排出機能を備える。情報処理装置20から受信した情報とは、社員のスケジュール情報や決算情報などが挙げられる。
この画像形成装置10は、入場管理されている領域に設置されており、この領域の一例として入場管理が行われている部屋が挙げられる。
この部屋としては、複数の会社で共有するシェアオフィスが挙げられ、当該部屋には、異なる会社の社員が出入りする。また、この部屋に入場できる対象者は、予め定められている。
なお、入場管理されている領域としては、屋内に限定されるものではなく、屋外であっても良いが、本実施形態では、入場管理されている領域を、入場管理されている部屋の室内を一例として説明する。
また、画像形成装置10は、社員と委託者とが出入りする会社において入場管理された部屋の室内に設置してもよい。
画像形成装置10は、CPU11、一時記憶領域としてのメモリ12、不揮発性の記憶部13、キーボードとマウス等の入力部14、及び液晶ディスプレイ等の表示部15を備えている。また、画像形成装置10は、媒体読み書き装置16、媒体に画像形成を行って排出する画像形成部19、及び通信インタフェース(I/F)部18を備えている。
CPU11、メモリ12、記憶部13、入力部14、表示部15、媒体読み書き装置16、画像形成部19、及び通信I/F部18はバスB2を介して互いに接続されている。媒体読み書き装置16は、記録媒体17に書き込まれている情報の読み出し及び記録媒体17への情報の書き込みを行う。
記憶部13は、HDD、SSD、またはフラッシュメモリ等によって実現される。記憶媒体としての記憶部13には、認証排出設定プログラム13Aが記憶されている。
認証排出設定プログラム13Aは、認証排出設定プログラム13Aが書き込まれた記録媒体17が媒体読み書き装置16にセットされ、媒体読み書き装置16が記録媒体17からの認証排出設定プログラム13Aの読み出しを行うことで、記憶部13へ記憶される。認証排出設定プログラム13Aは、ネットワーク80を介してダウンロードしても良い。CPU11は、認証排出設定プログラム13Aを記憶部13から読み出してメモリ12に展開し、認証排出設定プログラム13Aが各々有するプロセスを順次実行する。
(サーバ)
サーバ30は、画像形成装置10等で利用するデータを統括的に管理する装置である。
サーバ30は、CPU31、一時記憶領域としてのメモリ32、不揮発性の記憶部33、キーボードとマウス等の入力部34、液晶ディスプレイ等の表示部35、媒体読み書き装置36、及び通信インタフェース(I/F)部38を備えている。
CPU31、メモリ32、記憶部33、入力部34、表示部35、媒体読み書き装置36、及び通信I/F部38はバスB3を介して互いに接続されている。媒体読み書き装置36は、記録媒体37に書き込まれている情報の読み出し及び記録媒体37への情報の書き込みを行う。
記憶部33は、HDD、SSD、またはフラッシュメモリ等によって実現される。記憶媒体としての記憶部33には、属性情報データベース33A、入場者情報データベース33B、及びデータ供給プログラム33Cが記憶されている。属性情報データベース33Aには、当該部屋への入場が認められた対象者の属性が記憶されており、入場者情報データベース33Bには、当該部屋への入場者の属性情報が記憶されている。
データ供給プログラム33Cは、データ供給プログラム33Cが書き込まれた記録媒体37が媒体読み書き装置36にセットされ、媒体読み書き装置36が記録媒体37からのデータ供給プログラム33Cの読み出しを行うことで、記憶部33へ記憶される。このデータ供給プログラム33Cは、ネットワーク80を介してダウンロードまたはアップロードしても良い。
CPU31は、データ供給プログラム33Cを記憶部33から読み出してメモリ32に展開し、データ供給プログラム33Cが各々有するプロセスを順次実行する。
これにより、CPU31は、データ供給プログラム33Cに従って動作することで、属性情報データベース33A及び入場者情報データベース33Bの各データを、送信要求した画像形成装置10へ送信する。
(検出装置)
検出装置40は、当該部屋への入場を統括的に管理する装置であり、当該部屋の出入口の室内側及び室外側の各々に設置されている。
検出装置40は、カードリーダ41、通信インタフェース(I/F)部42、及び開閉制御部43を備えている。カードリーダ41、通信I/F部42、及び開閉制御部43は、互いに接続されている。
カードリーダ41は、IDカードに記憶されたID番号を読み込む装置であり、開閉制御部43は、出入口の扉の開閉を制御する。
当該部屋へ入場する際には、室外側に設置された検出装置40に対して、当該部屋への入場が許可された対象者に予め付与されたIDカードをカードリーダ41にかざし、IDカードに記憶されたID番号の読取を要する。読み取ったID番号が登録内容と一致する場合には、開閉制御部43が扉を開制御して入場を許容する。また、読み取ったID番号は、通信I/F部42を介して、サーバ30へ送信される。
当該部屋から退場する際には、室内側に設置された検出装置40に対して、IDカードをカードリーダ41にかざし、IDカードに記憶されたID番号の読取を要する。読み取ったID番号が登録内容と一致する場合には、開閉制御部43が扉を開制御して退場を許容する。また、読み取ったID番号は、通信I/F部42を介して、サーバ30へ送信される。
これにより、入場者と退場者とを逐次検出することで、当該部屋に存在する対象者を把握することが可能となる。
次に、図2を参照して、本実施形態に係る画像形成装置10、情報処理装置20、サーバ30、及び検出装置40の機能的な構成について説明する。
[画像形成装置]
画像形成装置10は、第1取得部11A、第2取得部11B、設定部11C、及び禁止部11Dを含む。
画像形成装置10のCPU11が認証排出設定プログラム13Aを実行することで、第1取得部11A、第2取得部11B、設定部11C、及び禁止部11Dとして機能する。
(第1取得部)
本実施形態に係る第1取得部11Aは、入場管理されている部屋の室内へ入場した入場者の属性情報を取得する。取得した入場者の属性情報は、室内に存在する対象者の属性を示す情報である。
入場者の属性情報を取得する方法としては、室内への入場者の入場を検出する検出部41Aを備えた検出装置40の検出部41Aによる検出結果を用いて属性情報を取得する方法が挙げられる。本実施形態では、入場者情報データベース33Bが用いられる。
また、入場者の属性情報を取得する方法としては、室内への入場予定を示す予定情報を用いて属性情報を取得する方法が挙げられる。
この予定情報の一例としては、当該部屋への入退場予定時間を対象者毎に記録したスケジュールデータが挙げられる。このスケジュールデータをサーバ30の記憶部33に記憶しておけば、画像形成装置10がネットワーク80を介してスケジュールデータを受信することで、時間毎の入場者の属性情報を取得することが可能となる。
(第2取得部)
第2取得部11Bは、画像形成部19で画像形成された媒体の排出や情報の表示等の情報の出力に認証を要する認証排出機能の設定条件を取得する。ここで、画像形成された媒体の排出とは、画像を予め形成しておいて排出する場合と、排出時に画像形成して排出する場合とを含む。
取得する設定条件としては、画像形成された媒体の排出や情報の表示等の出力を可能とするため、認証排出機能を有効にする為の条件が挙げられる。また、取得する設定条件としては、画像形成された媒体の排出を不可とするため、認証排出機能を無効にする条件が挙げられる。
(設定部)
設定部11Cは、第1取得部11Aで取得した属性情報、及び第2取得部11Bで取得した設定条件に基づいて、認証排出機能を有効または無効に設定する。
認証排出機能を設定する方法としては、一例として記憶部13に予め設定された認証排出機能フラグの設定が挙げられ、認証排出機能を有効にする場合には、認証排出機能フラグをセットする。また、認証排出機能を無効にする場合には、認証排出機能フラグをクリアする。
「有効条件取得時」
第2取得部11Bで認証排出機能を有効にする為の条件を取得した場合、設定部11Cは、第1取得部11Aで取得した属性情報が第2取得部11Bで取得した条件を満たしている場合に認証排出機能を有効に設定する。
これにより、認証排出機能を有効にする必要がある対象者が室内に存在する場合には、認証排出機能が有効に設定され、画像形成された媒体を排出や情報の表示等の出力をする際に認証が必要となる。
また、設定部11Cは、第1取得部11Aで取得した属性情報が第2取得部11Bで取得した条件を満たしていない場合に認証排出機能を無効に設定する。
これにより、認証排出機能が有効に設定された状態で、認証排出機能を有効にする対象者がすべて退出し、認証排出機能を無効にする対象者しか室内に存在しなくなった場合、認証排出機能が無効に設定され、画像形成された媒体を排出や情報の表示等の出力をする際に認証が不要となる。
「無効条件取得時」
一方、第2取得部11Bで認証排出機能を無効にする為の条件を取得した場合、設定部11Cは、第1取得部11Aで取得した属性情報が第2取得部11Bで取得した条件を満たしている場合に認証排出機能を無効に設定する。
これにより、認証排出機能を無効にする対象者しか室内に存在しない場合には、認証排出機能が無効に設定され、画像形成された媒体を排出や情報の表示等の出力をする際に認証が不要となる。
また、設定部11Cは、第1取得部11Aで取得した属性情報が第2取得部11Bで取得した条件を満たしていない場合に認証排出機能を有効に設定する。
これにより、認証排出機能が無効に設定された状態で、認証排出機能を有効にする対象者が入場し、認証排出機能を有効にする対象者が室内に存在することとなった場合、認証排出機能が有効に設定され、画像形成された媒体の排出や情報の表示等の出力をする際に認証が必要となる。
ここで、本実施形態では、初期状態において認証排出機能が無効に設定されており、第2取得部11Bが認証排出機能を有効にする為の条件を取得する場合を例に挙げて説明する。
また、設定部11Cは、認証排出機能を有効とする設定を行う場合で、かつ、認証排出機能が無効にされた状態で画像形成された媒体の排出や情報の表示等の出力が行われている場合に、有効とする設定を行う前に当該画像形成された媒体の排出や情報の表示等の出力を停止する設定を行う。
これにより、認証排出機能が無効にされた状態で画像形成された媒体の排出や情報の表示等の出力をしている最中に、例えば認証排出機能を有効する必要がある対象者が入場した場合に、認証排出機能を有効とする設定を行う前に画像形成された媒体の排出や情報の表示等の出力を停止することが可能となる。
(禁止部)
禁止部11Dは、認証排出機能が無効にされた状態で画像形成された媒体の排出や情報の表示等の出力が行われている場合に、室内への入場者の入場を禁止する設定を行う。
この室内への入場を禁止する設定は、一例としてネットワーク80を介して、検出装置40に送信され、これを受信した検出装置40は、開閉制御部43による扉の開制御を行わず、室内への入場を禁止する。
なお、この入場禁止制御は、入場時にカードリーダ41で読み取ったID番号から認証排出機能を有効に設定する必要がある対象者であることを認識した場合のみに実行してもよい。
また、禁止部11Dは、認証排出機能が無効にされた状態で行った、画像形成された媒体の排出や情報の表示等の出力が終了した時点で入場の禁止を解除する。
これにより、画像形成された媒体の排出や情報の表示等の出力が終了した時点で入場を可能とすることができる。
[情報処理装置]
本実施形態に係る情報処理装置20は、指示部21A及び通信I/F部27を含む。
情報処理装置20のCPU21が編集プログラム23Aを実行することで、指示部21Aとして機能する。
(指示部)
指示部21Aは、画像形成装置10に画像形成の実行や情報の表示を指示する。
一例を挙げて説明すると、情報処理装置20のCPU21が編集プログラム23Aを実行し、情報処理装置20を利用して文書や動画の作成及び編集を行った後、この文書を印刷する指示や画像を表示するための指示を行う。例えば、文書の印刷を指示した場合、指示部21は、画像形成を実行する為の指示を印刷データと共に通信I/F部27を介して画像形成装置10に送信する。
情報処理装置20から印刷データを受信した画像形成装置10は、印刷データに基づく媒体への画像形成を画像形成部19で行う。また、情報処理装置から画像データを受信した画像形成装置は、表示部15に受信した画像データを表示する。
[サーバ]
本実施形態に係るサーバ30は、指示部31A、通信I/F部38、及び記憶部33を含む。
サーバ30のCPU31がデータ供給プログラム33Cを実行することで、指示部31Aとして機能する。
(指示部)
指示部31Aは、画像形成装置10からの要求に応じて、記憶部33に記憶された属性情報データベース33A及び入場者情報データベース33Bのデータを、通信I/F部38を介して送信要求した画像形成装置10へ送信する。
[検出装置]
本実施形態に係る検出装置40は、検出部41A、通信I/F部42、及び開閉制御部43を含む。
(検出部)
検出部41Aは、カードリーダ41を用いて、対象者に付与されたIDカードからID番号を読み取り、読み取ったID番号を通信I/F部42を介してサーバ30へ送信する。また、検出部41Aは、読み取ったID番号が登録内容と一致するか否かを判断する。
(開閉制御部)
開閉制御部43は、画像形成装置10から所定期間の入出禁止を設定した旨を受信した場合に、出入口の扉の開制御を所定期間禁止する。
[属性情報データベース]
次に、図3を参照して、本実施形態に係る属性情報データベース33Aについて説明する。
この属性情報データベース33Aには、認証排出機能の設定条件を取得する際に用いられるデータベースであり、当該部屋への入場が認められた対象者の属性が記憶されている。
具体的に説明すると、本実施形態に係る属性情報データベース33Aには、対象者属性33A1及び設定33A2が記憶されており、設定33A2の内容が対象者属性33A1に関連付けて記憶されている。
(対象者属性)
対象者属性33A1の項目の列には、当該部屋への入場が認められた対象者の属性が記憶されている。対象者属性33A1の列には、例えば、他社の社員を示す「他社社員」、委託の社員を示す「委託社員」、自社の営業部の社員を示す「自社社員(営業)」、及び自社の開発部の社員を示す「自社社員(開発)」等が記憶されている。
(設定)
設定33A2の項目の列には、認証排出機能の設定条件が記憶されており、「他社社員」の列には、認証排出機能の設定を有効とする「有効」が記憶されている。また、「委託社員」の列及び「自社社員(営業)」の列には「有効」が記憶されており、「自社社員(開発)」の列には、認証排出機能の設定を無効とする「無効」が記憶されている。
これにより、属性情報データベース33Aには、他社の社員、委託の社員、または自社の営業部の社員のうちの少なくとも一人が室内に存在する場合は、認証排出機能を有効に設定することが示されている。一方、自社の開発部の社員のみが室内に存在する場合には、認証排出機能を無効にすることが示されている。
この属性情報データベース33Aの使用例を説明する。
例えば、認証排出機能を有効にする条件を取得する場合、設定33A2の項目が「有効」とされた「他社社員」、「委託社員」、及び「自社社員(営業)」を設定条件として取得する。そして、情報処理装置20を利用する対象者を特定し、特定した対象者が所属する会社を把握するとともに、把握した会社以外の他社社員、委託社員、または把握した会社の営業部の社員が室内に存在する場合に、認証排出機能を有効にする。
一方、認証排出機能を無効にする条件を取得する場合、設定33A2の項目が「無効」とされた「自社社員(開発)」を設定条件として取得する。そして、画像形成を指示した情報処理装置20を利用する対象者を特定し、特定した対象者が所属する会社を把握するとともに、把握した会社の開発部の社員のみが室内に存在する場合に、認証排出機能を無効にする。
[入場者情報データベース]
次に、図4を参照して、本実施形態に係る入場者情報データベース33Bについて説明する。
この入場者情報データベース33Bは、室内への入場者の属性情報を取得する際に用いられるデータベースであり、室内に存在する対象者の属性が記憶されている。
具体的に説明すると、本実施形態に係る入場者情報データベース33Bには、対象者名33B1と属性33B2とが関連付けられて記憶されている。
(対象者名)
対象者名33B1の項目の列には、室内に存在する対象者の氏名が記憶されており、図4では、対象者の氏名「A」、「B」が記憶されている。なお、対象者名の項目は、対象者の氏名に代えてID番号を用いても良い。
(属性)
属性33B2の項目の列には、同じ行に記憶された対象者の属性が記憶されており、図4において、対象者「A」は、自社の開発部の社員なので、「自社社員(開発)」が「A」に関連付けられて記憶されている。また、対象者「B」は、自社の営業部の社員なので、「自社社員(営業)」が「B」に関連付けられて記憶されている。
この入場者情報データベース33Bの構築方法としては、検出装置40の検出部41Aによる検出結果を用いて入場者情報データベース33Bの更新を逐次行う方法が挙げられる。
具体的には、当該部屋へ入場する際に検出装置40のカードリーダ41で読み取ったID番号の付与された対象者の氏名及び属性を入場者情報データベース33Bに記憶する。また、当該部屋から退場する際に検出装置40のカードリーダ41で読み取ったID番号の付与された対象者の氏名及び属性を入場者情報データベース33Bから削除することで、入場者情報データベース33Bの更新を逐次行う。
また、入場者情報データベース33Bの構築方法としては、当該部屋への入退場予定時間を対象者毎に記録したスケジュールデータを用いる方法が挙げられ、このスケジュールデータを用いて入場者情報データベース33Bを構築する。
なお、本実施形態では、検出装置40の検出部41Aによる検出結果を用いて入場者情報データベース33Bを更新する場合を例に挙げて説明する。
(動作説明)
次に、図5を参照して、本実施形態に係る画像形成システム90の動作を、画像形成装置10を中心として説明する。また、以降は、情報の出力として、画像が形成された媒体を排出する例を挙げて説明する。
画像形成装置10のCPU11が認証排出設定プログラム13Aを実行すると、図5に示す認証排出設定処理が実行される。この認証排出設定処理は、所定期間(例えば1秒間)毎に実行される処理である。
認証排出設定処理のステップ200でCPU11は、何れかの情報処理装置20から印刷を実行する為の指示を受信したか否かに基づいて画像形成ジョブの有無を判断する。
ステップ200でCPU11は、印刷を実行する為の指示を受信しておらず画像形成ジョブ無と判断した場合に当該認証排出設定処理を呼び出したルーチンへ戻る。一方、ステップ200でCPU11は、印刷を実行する為の指示を受信しており画像形成ジョブありと判断した場合にステップ202を実行する。
ステップ202でCPU11は、入場中のユーザの属性情報をサーバ30の入場者情報データベース33Bから取得する。
具体的に説明すると、図4に示したように、現時点で入場者情報データベース33Bに記憶されている対象者名「A」の「自社社員(開発)」と、対象者名「B」の「自社社員(営業)」とを属性情報として取得する。自社社員か否かについては、画像形成を指示した情報処理装置20を利用する対象者との関係で判断する。
また、図5に示したように、ステップ203でCPU11は、図3のサーバ30の属性情報データベース33Aから対象者属性33A1および設定33A2を設定条件として取得する。
ここで、設定条件としては、画像形成装置10の認証排出機能を有効にする条件、及び画像形成装置10の認証排出機能を無効にする条件が挙げられる。本実施形態では、設定条件として画像形成装置10の認証排出機能を有効にする条件を取得する場合を例に挙げて説明する。
すなわち、本実施形態では、設定33A2の項目が「有効」とされた対象者属性33A1を選択的に取得する。この場合、他社の社員を示す「他社社員」、委託の社員を示す「委託社員」、自社の営業部の社員を示す「自社社員(営業)」が取得される。
そして、図5に示したように、ステップ204でCPU11は、取得した属性情報から取得した設定条件を満たす対象者が室内に存在するか否かを判断する。
ステップ204でCPU11は、取得した属性情報から取得した設定条件を満たす対象者が室内に存在すると判断した場合にステップ206の判断を行う。ステップ204でCPU11は、取得した属性情報から取得した設定条件を満たす対象者が室内に存在しない判断した場合にステップ214の判断を行う。
[設定条件を満たす対象者が室内に存在する場合]
具体的に説明すると、図4に示したように、取得した属性情報から現在室内に存在する対象者の対象者名は、「A」及び「B」であり、対象者名「A」の属性は「自社社員(開発)」で、対象者名「B」属性は「自社社員(営業)」であると仮定する。この場合、取得した設定条件から認証排出機能を有効にする条件は、図3から「他社社員」、「委託社員」、及び「自社社員(営業)」であり、認証排出機能を有効にする条件である「自社社員(営業)」の属性を有する対象者名「B」が室内に存在する。
このため、図5に示したように、ステップ204でCPU11は、取得した属性情報から取得した設定条件を満たす対象者が室内に存在すると判断し、ステップ206の判断を行う。
ステップ206でCPU11は、認証排出機能が無効か否かを判断する。ステップ206でCPU11は、認証排出機能が無効と判断した場合には、ステップ208の判断を行い、認証排出機能が有効と判断した場合には、当該認証排出設定処理を呼び出したルーチンへ戻る。
ここで、本実施形態では、初期状態において認証排出機能が無効に設定されており、認証排出機能フラグがクリアされている。このため、ステップ206でCPU11は、認証排出機能が無効である判断し、ステップ208の判断を行う。
ステップ208でCPU11は、画像形成された媒体の排出が行われているか否かを判断する。
ステップ208でCPU11は、画像形成された媒体の排出が行われていると判断した場合にステップ210を実行し、画像形成された媒体の排出が行われていないと判断した場合にステップ212を実行する。
ステップ210でCPU11は、例えば記憶部13に設定された排出フラグをクリアすることで排出停止を設定するとともに、画像形成部19に画像形成及び排出を停止する信号を出力して、媒体への画像形成及び画像形成された媒体の排出を停止する。
そして、ステップ212でCPU11は、認証排出機能フラグをセットして認証排出機能を有効にし、当該認証排出設定処理を呼び出したルーチンへ戻る。
[設定条件を満たす対象者が室内に存在する場合]
次に、当該部屋から対象者名「B」が退場し、ステップ202で取得した属性情報からステップ203で取得した設定条件を満たす対象者が室内に存在しなくなった場合について説明する。
この場合、前述したステップ204でCPU11は、取得した属性情報から取得した設定条件を満たす対象者が室内に存在しないと判断し、ステップ214の判断を行う。
ステップ214でCPU11は、認証排出機能が有効か否かを判断する。ステップ214でCPU11は、認証排出機能が有効と判断した場合には、ステップ216で、認証排出機能フラグをクリアして認証排出機能を無効に戻し、当該認証排出設定処理を呼び出したルーチンへ戻る。
一方、ステップ214でCPU11は、認証排出機能が無効と判断した場合には、ステップ217で、画像形成された媒体の排出が行われているか否かを判断する。ステップ217で、画像形成された媒体の排出が行われていると判断した場合には、ステップ218を実行し、画像形成された媒体の排出が行われていないと判断した場合に当該認証排出設定処理を呼び出したルーチンへ戻る。
ステップ218でCPU11は、所定期間の入場禁止を設定する。具体的に説明すると、ステップ218でCPU11は、例えば記憶部13に設定された入場禁止フラグをセットすることで入場禁止を設定するとともに、ネットワーク80を介して検出装置40に所定期間入場禁止とする旨を送信する。
これに応じて、検出装置40が開閉制御部43による扉の開制御を所定期間行わないことで、室内への入場を所定期間禁止する。また、検出装置40は、所定期間が経過した際に、開閉制御部43による扉の開制御を許容し、室内への入場を可能とする。
ここで、前述した所定期間は、画像形成された媒体の排出が完了するまでに要する時間とする。これにより、画像形成された媒体の排出が終了した時点で室内への入場が可能とされる。
(作用・効果)
以上説明したように、本実施形態では、認証排出機能の有効、無効を適切に設定することにより、画像が形成された記録媒体に対するセキュリティの向上と、認証排出機能の設定に要する労力の低減と、の両立が可能となる。
また、第2取得部11Bは、設定条件として認証排出機能を有効にする条件を取得し、設定部11Cは、第1取得部11Aで取得した属性情報が第2取得部11Bで取得した条件を満たしている場合に認証排出機能を有効に設定する。このように、設定条件として認証排出機能を有効にする条件を取得しているため、セキュリティを重視した設定条件に応じて有効及び無効を設定することが可能となる。
さらに、設定部11Cは、第1取得部11Aで取得した属性情報が第2取得部11Bで取得した条件を満たしていない場合に認証排出機能を無効に設定する。このため、セキュリティが低くても良い場合にも、認証排出機能を有効のままとする場合と比較して、認証排出機能の設定に要する労力を低減することが可能となる。
一方、第2取得部11Bが設定条件として認証排出機能を無効にする条件を取得し、設定部11Cが第1取得部11Aにより取得した属性情報が第2取得部11Bで取得した条件を満たしている場合に認証排出機能を無効に設定するようにしてもよい。この場合、第1取得部11Aにより取得された属性情報が第2取得部11Bで取得された条件を満たしている場合でも認証排出機能を有効のままとする場合と比較して、認証排出機能の設定に要する労力を低減することが可能となる。
このとき、設定部11Cが第1取得部11Aで取得した属性情報が第2取得部11Bで取得した条件を満たしていない場合に認証排出機能を有効に設定してもよい。これにより、設定条件として認証排出機能を無効にする条件を取得しているため、認証及びパネル操作等の手間を省くことを重視した設定条件に応じて有効及び無効を設定することが可能となる。
また、第1取得部11Aは、室内への入場を検出する検出部41Aを備えた検出装置40の検出部41Aによる検出結果を用いて属性情報を取得する。このため、室内への入場予定を示す予定情報を用いて属性情報を取得する場合と比較して、より確実に認証排出機能の設定を行うことが可能となる。
一方、第1取得部11Aが室内への入場予定を示す予定情報を用いて属性情報を取得すれば、室内への入場者の入場を検出する検出部41Aを備えた検出装置40を用いる場合に比較して、より低コストで認証排出機能の設定を行うことが可能となる。
また、設定部11Cは、認証排出機能を有効とする設定を行う場合で、かつ、認証排出機能が無効にされた状態で画像形成された媒体の排出が行われている場合に、有効とする設定を行う前に画像形成された媒体の排出を停止する設定を行う。これにより、画像形成を停止させない場合と比較して、記録媒体に対するセキュリティを、より向上させることが可能となる。
さらに、認証排出機能が無効にされた状態で画像形成された媒体の排出が行われている場合に、室内への入場者の入場を禁止する禁止部11Dを備えている。これにより、室内への入場を禁止しない場合と比較して、記録媒体に対するセキュリティを、より向上させることが可能となる。
また、禁止部11Dは、認証排出機能が無効にされた状態で行った、画像形成された媒体の排出が終了した時点で入場の禁止を解除する。このため、室内への入場を解除しない場合に比較して、領域への入場を、より柔軟に行うことが可能となる。
<第二実施形態>
図6から図8は、第二実施形態を示す図であり、第一実施形態と同一又は同等部分に付いては、同符号を付して説明を割愛するとともに異なる部分についてのみ説明する。
図6に示すように、本実施形態に係る画像形成システム90は、ネットワーク80に各々相互にアクセス可能に接続された、画像形成装置10と、複数の情報処理装置20と、サーバ30と、検出装置40とを含む。また、画像形成システム90は、画像形成装置10との間で電波を用いて通信を行う携帯端末50を含む。
(携帯端末)
本実施形態にかかる携帯端末50は、当該部屋に入場できる対象者が所持する端末である。
携帯端末50の一例としては、スマートフォンが挙げられ、他の携帯端末50も同一の構成である。
対象者が所持する携帯端末50に付された固有番号は、一例としてサーバ30の記憶部に予め登録されており、各携帯端末50との通信データに付加される固有番号によって当該携帯端末50の所持者の把握が可能とされている。
携帯端末50は、無線通信部51を備えており、無線通信部51は、電波を用いて画像形成装置10の通信I/F部18に接続可能とされている。携帯端末50は、電波が届く範囲で画像形成装置10と通信可能とされており、電波の届く範囲としては、一例として数メートルとされている。
次に、図7を参照して、本実施形態に係る携帯端末50及び画像形成装置10の機能的な構成について説明する。
[携帯端末]
携帯端末50は、無線通信部51を含む。
(無線通信部)
無線通信部51は、通信可能な装置を常時検索する機能を備えており、通信可能な装置としては、画像形成装置10が挙げられる。
無線通信部51は、電波の届く範囲に通信可能な画像形成装置10を検出した場合、当該携帯端末50の固有番号を付加した通信データを画像形成装置10に送信して、通信を開始する。また、無線通信部51は、通信中の画像形成装置10からの電波の強度が低下して通信が途切れた際に、当該画像形成装置10との通信を終了する。
[画像形成装置]
(通信I/F部)
画像形成装置10の通信I/F部18は、携帯端末50の無線通信部51との間で電波を用いた通信を行う機能を有する。
(設定部)
画像形成装置10の設定部11Cは、認証排出機能を有効とする設定を行った後で、かつ、認証排出機能を有効とする属性情報を有する対象者である有効対象者と自装置との間の距離が所定距離以上である場合に、認証排出機能を無効とする設定を行う。
その所定距離は、一例として通信部としての通信I/F部18が携帯端末50から受信する電波の強度を用いることで、有効対象者と自装置との間の距離を特定する。
その一例を挙げると、設定部11Cは、通信I/F部18と携帯端末50との間で電波を用いた通信が行われている状態から電波が途切れた状態に移行した場合に、有効対象者と自装置との間の距離が所定距離以上離れたこととする。
(動作説明)
次に、図8を参照して、本実施形態に係る画像形成システム90の動作を、画像形成装置10を中心として説明する。
画像形成装置10のCPU11が認証排出設定プログラム13Aを実行すると、図8に示す認証排出設定処理が実行される。この認証排出設定処理は、所定期間(例えば1秒間)毎に実行される処理である。
認証排出設定処理のステップ200でCPU11は、何れかの情報処理装置20から印刷を実行する為の指示を受信しており、画像形成ジョブありと判断した場合には、ステップ201Aで、印刷する印刷データの文書中に特定情報が含まれているか否かを判断する。ステップ201AでCPU11は、印刷する印刷データに特定情報が含まれていると判断した場合には、ステップ201Bを実行し、印刷する印刷データに特定情報が含まれていないと判断した際には、ステップ202を実行する。
ここで、特定情報としては、一例として秘匿情報が挙げられる。秘匿情報の判断は、印刷データの文書中に特定の単語やマークが含まれているか否かによって行う。特定の単語等としては、例えば「社外秘」の文字や「社外秘マーク」等が挙げられる。また、秘匿情報の判断を、印刷データに付されたファイル名で行っても良い。
ステップ201Aで否定判断された場合は、ステップ201Bにおいて、認証排出機能を有効に設定して、当該認証排出設定処理を呼び出したルーチンへ戻る。これにより、認証排出機能を無効化する条件が揃っている場合であっても、特定情報が含まれた印刷データを印刷する際には、強制的に認証排出機能を有効化することができる。
そして、ステップ202でCPU11は、入場中のユーザの属性情報をサーバ30の入場者情報データベース33Bから取得し、ステップ203でCPU11は、認証排出機能を有効にする条件を取得する。ステップ204でCPU11は、取得した属性情報から取得した設定条件を満たす対象者が室内に存在すると判断した場合には、ステップ206で、認証排出機能が無効か否かを判断する。ステップ206で、認証排出機能が有効と判断した場合には、ステップ220で、認証排出機能を有効とする属性情報を有した有効対象者と自装置との間の距離が所定距離以上であるか否かを判断する。
ステップ220でCPU11は、有効対象者と自装置との間の距離が所定距離以上離れていないと判断した場合には、ステップ208で媒体排出中か否かの判断を行う。一方、ステップ220でCPU11は、有効対象者と自装置との間の距離が所定距離以上離れていると判断した場合には、ステップ222で認証排出機能を無効化する処理を実行する。
具体的にステップ220でCPU11は、認証排出機能を有効とする属性情報を有する対象者である有効対象者と当該画像形成装置10との間の距離が所定距離以上であるか否かを判断する。所定距離以上離れているか否かの判断は、当該画像形成装置10の通信I/F部18において、有効対象者が所持する携帯端末50から受信する電波の強度を用いる。
すなわち、有効対象者が所持する携帯端末50と通信I/F部18との間で電波を用いた通信が可能な場合、ステップ220でCPU11は、有効対象者と当該画像形成装置10との間の距離が所定距離以上離れていないと判断する。この場合、ステップ208からステップ212でCPU11は、認証排出機能を有効に設定する。
一方、有効対象者が所持する携帯端末50と通信I/F部18との間で電波を用いた通信が不能の場合には、ステップ220でCPU11は、有効対象者と当該画像形成装置10との間の距離が所定距離以上離れている判断し、ステップ222で、認証排出機能を無効に設定し、当該認証排出設定処理を呼び出したルーチンへ戻り、媒体への画像形成及び画像形成された媒体の排出を可能とする。
その一例として、有効対象者が所持する携帯端末50と通信I/F部18との間で通信が行われていたが、携帯端末50を所持する有効対象者が当該画像形成装置10から離れ、通信が途切れた状態に移行する場合が挙げられる。
(作用・効果)
以上説明したように、本実施形態では、第一実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
また、本実施形態では、認証排出機能を有効とする設定を行った後で、かつ、認証排出機能を有効とする属性情報を有した有効対象者と自装置との間の距離が所定距離以上である場合に、認証排出機能を無効とする設定を行う。このため、有効対象者が自装置から所定距離以上離れても認証排出機能が有効となったままとする場合に比較して、利用者にとっての利便性を向上させることが可能となる。
さらに、本実施形態では、通信I/F部18が携帯端末50から受信する電波の強度を用いて、有効対象者と自装置との間の距離を特定する。このため、有効対象者と自装置との間の距離を測定する測定装置を用いる場合に比較して、電波で通信可能な汎用の端末を用いることが可能となる結果、より低コストで実施可能となる。
また、本実施形体では、通信I/F部18と携帯端末50との通信が行われている状態から途切れた状態に移行した場合に、有効対象者と自装置との間の距離が所定距離以上離れたこととする。このため、電波の強度を用いて有効対象者と自装置との間の距離を特定する場合に比較して、より簡易に有効対象者と自装置との間の距離が所定距離以上離れたことを特定することが可能となる。
なお、各実施形態において、前述した各部の各処理を実行する処理部(processing unit)のハードウェア的な構造としては、次に示す各種のプロセッサ(processor)を用いることができる。
上記各種のプロセッサには、前述したように、ソフトウェア(プログラム)を実行して処理部として機能する汎用的なプロセッサであるCPUに加えて、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なプロセッサであるプログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device:PLD)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が含まれる。
処理部は、これらの各種のプロセッサのうちの1つで構成されてもよいし、同種又は異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGAの組み合わせや、CPUとFPGAとの組み合わせ)で構成されてもよい。また、処理部を1つのプロセッサで構成してもよい。
処理部を1つのプロセッサで構成する例としては、第1に、クライアント及びサーバ等のコンピュータに代表されるように、1つ以上のCPUとソフトウェアの組み合わせで1つのプロセッサを構成し、このプロセッサが処理部として機能する形態がある。第2に、システムオンチップ(System On Chip:SoC)等に代表されるように、処理部を含むシステム全体の機能を1つのIC(Integrated Circuit)チップで実現するプロセッサを使用する形態がある。このように、処理部は、ハードウェア的な構造として、上記各種のプロセッサの1つ以上を用いて構成される。
更に、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造としては、より具体的には、半導体素子などの回路素子を組み合わせた電気回路(circuitry)を用いることができる。
10 画像形成装置
20 情報処理装置
30 サーバ
40 検出装置
11A 第1取得部
11B 第2取得部
11C 設定部
11D 禁止部
13A 認証排出設定プログラム
18 通信I/F部18
33A 属性情報データベース
33B 入場者情報データベース
43 開閉制御部
50 携帯端末
90 画像形成システム

Claims (18)

  1. 入場管理されている領域への入場者の属性情報を取得する第1取得部と、
    情報の出力に認証を要する認証出力機能の設定条件を取得する第2取得部と、
    前記第1取得部により取得された属性情報、及び前記第2取得部で取得された設定条件に基づいて、前記認証出力機能を有効または無効に設定する設定部と、
    を含み、
    前記設定部は、前記認証出力機能を有効とする設定を行った後で、かつ、前記認証出力機能を有効とする属性情報を有した有効対象者が前記領域の内部に存在しながら前記有効対象者と自装置との間の距離が所定距離以上である場合に、前記認証出力機能を無効とする設定を行う、情報出力装置。
  2. 前記第2取得部は、前記設定条件として、前記認証出力機能を有効にする条件を取得し、
    前記設定部は、前記第1取得部により取得された属性情報が、前記第2取得部で取得された条件を満たしている場合に、前記認証出力機能を有効に設定する
    請求項1に記載の情報出力装置。
  3. 前記設定部は、前記第1取得部により取得された属性情報が、前記第2取得部で取得された条件を満たしていない場合に、前記認証出力機能を無効に設定する
    請求項2に記載の情報出力装置。
  4. 前記第2取得部は、前記設定条件として、前記認証出力機能を無効にする条件を取得し、
    前記設定部は、前記第1取得部により取得された属性情報が、前記第2取得部で取得された条件を満たしている場合に、前記認証出力機能を無効に設定する
    請求項1に記載の情報出力装置。
  5. 前記設定部は、前記第1取得部により取得された属性情報が、前記第2取得部で取得された条件を満たしていない場合に、前記認証出力機能を有効に設定する
    請求項4に記載の情報出力装置。
  6. 前記第1取得部は、前記領域への入場者の入場を検出する検出部を備えた検出装置の前記検出部による検出結果を用いて前記属性情報を取得する、
    請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の情報出力装置。
  7. 前記第1取得部は、前記領域への入場予定を示す予定情報を用いて、前記属性情報を取得する、
    請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の情報出力装置。
  8. 前記設定部は、前記認証出力機能を有効とする設定を行う場合で、かつ、前記認証出力機能が無効にされた状態で情報の出力が行われている場合に、有効とする設定を行う前に当該情報の出力を停止する設定を行う、
    請求項1~請求項7のいずれか1項に記載の情報出力装置。
  9. 前記認証出力機能が無効にされた状態で情報の出力が行われている場合に、前記領域への入場者の入場を禁止する禁止部、
    をさらに含む請求項1~請求項8の何れか1項に記載の情報出力装置。
  10. 前記禁止部は、前記認証出力機能が無効にされた状態で行った、情報の出力が終了した時点で前記入場の禁止を解除する、
    請求項9に記載の情報出力装置。
  11. 前記有効対象者が所持する端末との間で電波を用いて通信を行う通信部をさらに含み、
    前記設定部は、前記通信部が前記端末から受信する電波の強度を用いて、前記有効対象者と自装置との間の距離を特定する、
    請求項10に記載の情報出力装置。
  12. 前記設定部は、前記通信部と前記端末との通信が行われている状態から途切れた状態に移行した場合に、前記有効対象者と自装置との間の距離が所定距離以上離れたこととする、
    請求項11に記載の情報出力装置。
  13. コンピュータを、請求項1~請求項12の何れか1項に記載の情報出力装置の各部として機能させる情報出力プログラム。
  14. 入場管理されている領域への入場者の属性情報を取得する第1取得部、情報の出力に認証を要する認証出力機能の設定条件を取得する第2取得部、および前記第1取得部により取得された属性情報、及び前記第2取得部で取得された設定条件に基づいて、前記認証出力機能を有効または無効に設定する設定部を備え、前記設定部は、前記認証出力機能を有効とする設定を行った後で、かつ、前記認証出力機能を有効とする属性情報を有した有効対象者が前記領域の内部に存在しながら前記有効対象者と自装置との間の距離が所定距離以上である場合に、前記認証出力機能を無効とする設定を行う情報出力装置と、
    前記情報出力装置に情報出力の実行を指示する指示部を備えた情報処理装置と、
    を含む情報出力システム。
  15. 前記領域への入場者の入場を検出する検出部を備えた検出装置をさらに含み、
    前記第1取得部は、前記検出部による検出結果を用いて、前記属性情報を取得する、
    請求項14に記載の情報出力システム。
  16. 前記領域への入場予定を示す予定情報を記憶したサーバをさらに含み、
    前記第1取得部は、前記サーバに記憶された前記予定情報を用いて、前記属性情報を取得する、
    請求項14に記載の情報出力システム。
  17. 前記認証出力機能が無効にされた状態で情報の出力が行われている場合に、前記領域への入場者の入場を禁止する禁止部、
    をさらに含む請求項14請求項16の何れか1項に記載の情報出力システム。
  18. 前記禁止部は、前記認証出力機能が無効にされた状態で行った、情報の出力が終了した時点で前記入場の禁止を解除する、
    請求項17に記載の情報出力システム。
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