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JP7285241B2 - 冷却モジュールおよび連続式急速冷却装置 - Google Patents
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JP7285241B2 - 冷却モジュールおよび連続式急速冷却装置 - Google Patents

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Description

本発明は、連続式急速冷却装置の装置本体を構成する冷却モジュール、および連続式急速冷却装置に関する。
従来、冷却対象物を搬送しながら、冷却対象物を急速に冷却処理する連続式急速冷却装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
連続式急速冷却装置は、装置本体の内部に冷却処理室を備えている。冷却処理室は、装置本体の両端部に設けられる搬入口および搬出口に連通されている。搬入口から搬出口までは、冷却対象物を搬送するための搬送装置が設けられている。冷却処理室には、搬送装置によって搬送される冷却対象物に対して冷気が供給されるように1基または複数基の冷却装置が接続されている。
連続式急速冷却装置は様々な用途に使用されるものであり、冷却対象物を適切に冷却処理するための冷却条件は、冷却対象物の種類によって異なっている。冷却条件は、例えば冷却対象物の冷却処理量、冷却処理室内の領域毎の冷却時間や冷却温度等である。
冷却条件を満たして適切に冷却処理を行うことができるかどうかは、搬送装置の搬送距離や搬送量、冷気を供給するための冷却装置の設置台数や冷却能力、冷却装置や搬送装置を制御する制御システム等、連続式急速冷却装置の仕様と密接に関係している。
このように連続式急速冷却装置は様々な用途に使用されるものであり、連続式急速冷却装置の仕様は受注毎に異なっている。このため、連続式急速冷却装置を受注する場合には、使用目的に応じた冷却条件を満たすように、受注毎に連続式急速冷却装置の仕様を決定する必要がある。
特開2018-179397号公報
しかしながら、受注毎に仕様を変更し、受注仕様に適合するように設計および製造を行うと、連続式急速冷却装置を受注してから納品するまで長期間を要するとともに、連続式急速冷却装置のコストを抑制しにくくなるという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、連続式急速冷却装置をモジュール化し、共通の冷却モジュールによって様々な受注仕様に適合させることを可能として、連続式急速冷却装置の納期を短縮化するとともに、連続式急速冷却装置のコストを抑制することができる冷却モジュールおよび、連続式急速冷却装置を提供することを目的とする。
本発明の冷却モジュールは、連続式急速冷却装置の装置本体を構成する冷却モジュールであって、
断熱壁で構成される外壁部を有し、前記外壁部によって一方の端部に構成される第1開口部、および、前記外壁部によって他方の端部に構成される第2開口部を有するとともに、前記第1開口部側の端部から前記第2開口部側の端部まで内部空間が形成されるモジュール本体と、
前記内部空間において、冷気循環室を構成するように、前記第1開口部側の端部から前記第2開口部側の端部に向けて設定される、冷気循環室設置部と、
前記内部空間において、冷却処理室を構成するように、前記第1開口部側の端部から前記第2開口部側の端部に向けて前記冷気循環室設置部に並設されるように設定される、冷却処理室設置部と、
前記冷却処理室設置部において、前記第1開口部側の端部から前記第2開口部側の端部に向けて設定される、搬送装置を設置するための搬送装置設置部と、
前記搬送装置設置部のうち、前記第1開口部側の端部から所定の範囲を第1設置部とし、前記第2開口部側の端部から所定の範囲を第2設置部とし、前記第1設置部および前記第2設置部に挟まれた範囲を第3設置部として、前記冷気循環室から供給される冷気を、前記第3設置部に向けて供給するように配置される第3冷気供給部と、
断熱壁で構成され、前記第1開口部側の端部に連結可能な第1端部パネルと、
断熱壁で構成され、前記第2開口部側の端部に連結可能な第2端部パネルと、
前記冷却処理室内の冷気を前記冷気循環室に還流させる送風機と、
前記冷気循環室から前記冷却処理室に供給される冷気を冷却する冷却装置と、
前記送風機および前記冷却装置に供給される駆動電源を制御する動力盤と、
を備え、
前記第1開口部側の端部は、他の前記冷却モジュールの前記第2開口部側の端部に対して連結可能であり、
前記冷却モジュールを一基で用いるための構成であって、
前記一基の冷却モジュールにおける前記第1開口部側の端部には、前記第1端部パネルを連結し、前記第2開口部側の端部には、前記第2端部パネルを連結するとともに、
前記冷気循環室および前記冷却処理室を構成するように、前記冷気循環室設置部と前記冷却処理室設置部とを区画して、連続式急速冷却装置の装置本体を構成する。
また、本発明の冷却モジュールは、連続式急速冷却装置の装置本体を構成する冷却モジュールであって、
断熱壁で構成される外壁部を有し、前記外壁部によって一方の端部に構成される第1開口部、および、前記外壁部によって他方の端部に構成される第2開口部を有するとともに、前記第1開口部側の端部から前記第2開口部側の端部まで内部空間が形成されるモジュール本体と、
前記内部空間において、冷気循環室を構成するように、前記第1開口部側の端部から前記第2開口部側の端部に向けて設定される、冷気循環室設置部と、
前記内部空間において、冷却処理室を構成するように、前記第1開口部側の端部から前記第2開口部側の端部に向けて前記冷気循環室設置部に並設されるように設定される、冷却処理室設置部と、
前記冷却処理室設置部において、前記第1開口部側の端部から前記第2開口部側の端部に向けて設定される、搬送装置を設置するための搬送装置設置部と、
前記搬送装置設置部のうち、前記第1開口部側の端部から所定の範囲を第1設置部とし、前記第2開口部側の端部から所定の範囲を第2設置部とし、前記第1設置部および前記第2設置部に挟まれた範囲を第3設置部として、前記冷気循環室から供給される冷気を、前記第3設置部に向けて供給するように配置される第3冷気供給部と、
断熱壁で構成され、前記第1開口部側の端部に連結可能な第1端部パネルと、
断熱壁で構成され、前記第2開口部側の端部に連結可能な第2端部パネルと、
前記冷却処理室内の冷気を前記冷気循環室に還流させる送風機と、
前記冷気循環室から前記冷却処理室に供給される冷気を冷却する冷却装置と、
前記送風機および前記冷却装置に供給される駆動電源を制御する動力盤と、
を備え、
前記第1開口部側の端部は、他の前記冷却モジュールの前記第2開口部側の端部に対して連結可能であり、
前記第1設置部を含む空間と前記第3設置部を含む空間とに前記冷却処理室設置部を仕切る位置である第1仕切位置に配置可能である、第1予備室用仕切部と、
前記第2設置部を含む空間と前記第3設置部を含む空間とに前記冷却処理室設置部を仕切る位置である第2仕切位置に配置可能である、第2予備室用仕切部と、
をさらに備え、
前記冷却モジュールを一基で用いる場合、
前記一基の冷却モジュールにおける前記第1開口部側の端部には、前記第1端部パネルを連結し、前記第2開口部側の端部には、前記第2端部パネルを連結するとともに、
前記冷気循環室および前記冷却処理室を構成するように、前記冷気循環室設置部と前記冷却処理室設置部とを区画して、連続式急速冷却装置の装置本体を構成し、
前記一基の冷却モジュールにおける前記第1仕切位置に前記第1予備室用仕切部を配置するとともに、前記第1開口部側の端部に前記第1端部パネルを連結することにより、前記第1端部パネルと前記第1予備室用仕切部との間に第1開口部側予備室が構成され、
前記一基の冷却モジュールにおける前記第2仕切位置に前記第2予備室用仕切部を配置するとともに、前記第2開口部側の端部に前記第2端部パネルを連結することにより、前記第2端部パネルと前記第2予備室用仕切部との間に第2開口部側予備室が構成され、
前記第1開口部側予備室と前記第2開口部側予備室との間に前記冷却処理室を構成するように、前記冷気循環室設置部と前記冷却処理室設置部とを区画して、連続式急速冷却装置の装置本体を構成し、
前記冷却モジュールを複数基で用いる場合、
前記各冷却モジュールにおける前記第2開口部側の端部に他の前記冷却モジュールにおける前記第1開口部側の端部を連結して、前記複数基の冷却モジュールが連結された冷却モジュール列を構成し、
前記冷却モジュール列の端部に位置する前記第1開口部側の端部を第1冷却モジュール列端部とし、前記冷却モジュール列の端部に位置する前記第2開口部側の端部を第2冷却モジュール列端部として、
前記第1冷却モジュール列端部には前記第1端部パネルを連結し、前記第2冷却モジュール列端部には前記第2端部パネルを連結するとともに、
前記冷気循環室および前記冷却処理室を構成するように、前記冷気循環室設置部と前記冷却処理室設置部とを区画して、連続式急速冷却装置の装置本体を構成し、
前記冷却モジュール列の前記第1冷却モジュール列端部に隣接する前記第1仕切位置に前記第1予備室用仕切部を配置するとともに、前記第1冷却モジュール列端部に前記第1端部パネルを連結することにより、前記第1端部パネルと前記第1予備室用仕切部との間に第1開口部側予備室が構成され、
前記冷却モジュール列の前記第2冷却モジュール列端部に隣接する前記第2仕切位置に前記第2予備室用仕切部を配置するとともに、前記第2冷却モジュール列端部に前記第2端部パネルを連結することにより、前記第2端部パネルと前記第2予備室用仕切部との間に第2開口部側予備室が構成され、
前記第1開口部側予備室と前記第2開口部側予備室との間に前記冷却処理室を構成するように、前記冷気循環室設置部と前記冷却処理室設置部とを区画して、連続式急速冷却装置の装置本体を構成する。
また、本発明の冷却モジュールは、連続式急速冷却装置の装置本体を構成する冷却モジュールであって、
断熱壁で構成される外壁部を有し、前記外壁部によって一方の端部に構成される第1開口部、および、前記外壁部によって他方の端部に構成される第2開口部を有するとともに、前記第1開口部側の端部から前記第2開口部側の端部まで内部空間が形成されるモジュール本体と、
前記内部空間において、冷気循環室を構成するように、前記第1開口部側の端部から前記第2開口部側の端部に向けて設定される、冷気循環室設置部と、
前記内部空間において、冷却処理室を構成するように、前記第1開口部側の端部から前記第2開口部側の端部に向けて前記冷気循環室設置部に並設されるように設定される、冷却処理室設置部と、
前記冷却処理室設置部において、前記第1開口部側の端部から前記第2開口部側の端部に向けて設定される、搬送装置を設置するための搬送装置設置部と、
前記搬送装置設置部のうち、前記第1開口部側の端部から所定の範囲を第1設置部とし、前記第2開口部側の端部から所定の範囲を第2設置部とし、前記第1設置部および前記第2設置部に挟まれた範囲を第3設置部として、前記冷気循環室から供給される冷気を、前記第3設置部に向けて供給するように配置される第3冷気供給部と
断熱壁で構成され、前記第1開口部側の端部に連結可能な第1端部パネルと、
断熱壁で構成され、前記第2開口部側の端部に連結可能な第2端部パネルと、
前記冷却処理室内の冷気を前記冷気循環室に還流させる送風機と、
前記冷気循環室から前記冷却処理室に供給される冷気を冷却する冷却装置と、
前記送風機および前記冷却装置に供給される駆動電源を制御する動力盤と、
を備え、
前記第1開口部側の端部は、他の前記冷却モジュールの前記第2開口部側の端部に対して連結可能であり、
前記冷気循環室からの冷気を、前記第1設置部に向けて供給するように配置される第1冷気供給部と、
前記冷気循環室からの冷気を、前記第2設置部に向けて供給するように配置される第2冷気供給部と、
をさらに備え、
前記冷却モジュールを一基で用いる場合、
前記一基の冷却モジュールにおける前記第1開口部側の端部には、前記第1端部パネルを連結し、前記第2開口部側の端部には、前記第2端部パネルを連結するとともに、
前記冷気循環室および前記冷却処理室を構成するように、前記冷気循環室設置部と前記冷却処理室設置部とを区画して、連続式急速冷却装置の装置本体を構成し、
前記冷却モジュールを複数基で用いる場合、
前記各冷却モジュールにおける前記第2開口部側の端部に他の前記冷却モジュールにおける前記第1開口部側の端部を連結して、前記複数基の冷却モジュールが連結された冷却モジュール列を構成し、
前記冷却モジュール列の端部に位置する前記第1開口部側の端部を第1冷却モジュール列端部とし、前記冷却モジュール列の端部に位置する前記第2開口部側の端部を第2冷却モジュール列端部として、
前記第1冷却モジュール列端部には前記第1端部パネルを連結し、前記第2冷却モジュール列端部には前記第2端部パネルを連結するとともに、
前記冷却モジュール列の前記第1冷却モジュール列端部に隣接する前記第1設置部を除いた、他の前記第1設置部に前記第1冷気供給部を設置し、
前記冷却モジュール列の前記第2冷却モジュール列端部に隣接する前記第2設置部を除いた、他の前記第2設置部に前記第2冷気供給部を設置し、
前記冷気循環室および前記冷却処理室を構成するように、前記冷気循環室設置部と前記冷却処理室設置部とを区画して、連続式急速冷却装置の装置本体を構成する。
また、本発明の冷却モジュールは、連続式急速冷却装置の装置本体を構成する冷却モジュールであって、
断熱壁で構成される外壁部を有し、前記外壁部によって一方の端部に構成される第1開口部、および、前記外壁部によって他方の端部に構成される第2開口部を有するとともに、前記第1開口部側の端部から前記第2開口部側の端部まで内部空間が形成されるモジュール本体と、
前記内部空間において、冷気循環室を構成するように、前記第1開口部側の端部から前記第2開口部側の端部に向けて設定される、冷気循環室設置部と、
前記内部空間において、冷却処理室を構成するように、前記第1開口部側の端部から前記第2開口部側の端部に向けて前記冷気循環室設置部に並設されるように設定される、冷却処理室設置部と、
前記冷却処理室設置部において、前記第1開口部側の端部から前記第2開口部側の端部に向けて設定される、搬送装置を設置するための搬送装置設置部と、
前記搬送装置設置部のうち、前記第1開口部側の端部から所定の範囲を第1設置部とし、前記第2開口部側の端部から所定の範囲を第2設置部とし、前記第1設置部および前記第2設置部に挟まれた範囲を第3設置部として、前記冷気循環室から供給される冷気を、前記第3設置部に向けて供給するように配置される第3冷気供給部と
断熱壁で構成され、前記第1開口部側の端部に連結可能な第1端部パネルと、
断熱壁で構成され、前記第2開口部側の端部に連結可能な第2端部パネルと、
前記冷却処理室内の冷気を前記冷気循環室に還流させる送風機と、
前記冷気循環室から前記冷却処理室に供給される冷気を冷却する冷却装置と、
前記送風機および前記冷却装置に供給される駆動電源を制御する動力盤と、
を備え、
前記第1開口部側の端部は、他の前記冷却モジュールの前記第2開口部側の端部に対して連結可能であり、
前記冷却モジュールを一基で用いる場合、
前記一基の冷却モジュールにおける前記第1開口部側の端部には、前記第1端部パネルを連結し、前記第2開口部側の端部には、前記第2端部パネルを連結するとともに、
前記冷気循環室および前記冷却処理室を構成するように、前記冷気循環室設置部と前記冷却処理室設置部とを区画して、連続式急速冷却装置の装置本体を構成し、
前記一基の冷却モジュールにおける前記第1設置部、および/または、前記第2設置部に、それぞれ、前記第1冷気供給部、および/または、前記第2冷気供給部を設置し、
前記冷却モジュールを複数基で用いる場合、
前記各冷却モジュールにおける前記第2開口部側の端部に他の前記冷却モジュールにおける前記第1開口部側の端部を連結して、前記複数基の冷却モジュールが連結された冷却モジュール列を構成し、
前記冷却モジュール列の端部に位置する前記第1開口部側の端部を第1冷却モジュール列端部とし、前記冷却モジュール列の端部に位置する前記第2開口部側の端部を第2冷却モジュール列端部として、
前記第1冷却モジュール列端部には前記第1端部パネルを連結し、前記第2冷却モジュール列端部には前記第2端部パネルを連結するとともに、
前記冷却モジュール列の前記第1冷却モジュール列端部に隣接する前記第1設置部、および/または、前記冷却モジュール列の前記第2冷却モジュール列端部に隣接する前記第2設置部に、それぞれ、前記第1冷気供給部、および/または、前記第2冷気供給部を設置し、
前記冷気循環室および前記冷却処理室を構成するように、前記冷気循環室設置部と前記冷却処理室設置部とを区画して、連続式急速冷却装置の装置本体を構成する。
本発明の冷却モジュールによれば、連続式急速冷却装置をモジュール化し、共通の冷却モジュールによって様々な受注仕様に適合させることが可能となる。これにより、連続式急速冷却装置の納期を短縮化できるとともに、連続式急速冷却装置のコストを抑制することができる。
図1は、本発明の実施形態1に係る冷却モジュールの側面図である。 図2は、図1のA―A線における冷却モジュールの正面断面図である。 図3は、1基の冷却モジュールで構成された連続式急速冷却装置の正面断面図である。 図4は、図3のB―B線における連続式急速冷却装置の平面断面図である。 図5は、1基の冷却モジュールで構成された連続式急速冷却装置の搬入側から見た側面図である。 図6は、1基の冷却モジュールで構成された連続式急速冷却装置の搬出側から見た側面図である。 図7は、1基の冷却モジュールで構成された連続式急速冷却装置の制御の構成を示す図である。 図8は、2基の冷却モジュールで構成された連続式急速冷却装置の正面断面図である。 図9は、図8のC―C線における連続式急速冷却装置の平面断面図である。 図10は、2基の冷却モジュールで構成された連続式急速冷却装置の制御の構成を示す図である。 図11は、3基の冷却モジュールで構成された連続式急速冷却装置の正面断面図である。 図12は、図11のD―D線における連続式急速冷却装置の平面断面図である。 図13は、3基の冷却モジュールで構成された連続式急速冷却装置の制御の構成を示す図である。
本発明の一実施形態にかかる冷却モジュールは、連続式急速冷却装置の装置本体を構成する冷却モジュールであって、
断熱壁で構成される外壁部を有し、前記外壁部によって一方の端部に構成される第1開口部、および、前記外壁部によって他方の端部に構成される第2開口部を有するとともに、前記第1開口部側の端部から前記第2開口部側の端部まで内部空間が形成されるモジュール本体と、
前記内部空間において、冷気循環室を構成するように、前記第1開口部側の端部から前記第2開口部側の端部に向けて設定される、冷気循環室設置部と、
前記内部空間において、冷却処理室を構成するように、前記第1開口部側の端部から前記第2開口部側の端部に向けて前記冷気循環室設置部に並設されるように設定される、冷却処理室設置部と、
前記冷却処理室設置部において、前記第1開口部側の端部から前記第2開口部側の端部に向けて設定される、搬送装置を設置するための搬送装置設置部と、
前記搬送装置設置部のうち、前記第1開口部側の端部から所定の範囲を第1設置部とし、前記第2開口部側の端部から所定の範囲を第2設置部とし、前記第1設置部および前記第2設置部に挟まれた範囲を第3設置部として、前記冷気循環室から供給される冷気を、前記第3設置部に向けて供給するように配置される第3冷気供給部と、
断熱壁で構成され、前記第1開口部側の端部に連結可能な第1端部パネルと、
断熱壁で構成され、前記第2開口部側の端部に連結可能な第2端部パネルと、
前記冷却処理室内の冷気を前記冷気循環室に還流させる送風機と、
前記冷気循環室から前記冷却処理室に供給される冷気を冷却する冷却装置と、
前記送風機および前記冷却装置に供給される駆動電源を制御する動力盤と、
を備え、
前記第1開口部側の端部は、他の前記冷却モジュールの前記第2開口部側の端部に対して連結可能であり、
前記冷却モジュールを一基で用いる場合、
前記一基の冷却モジュールにおける前記第1開口部側の端部には、前記第1端部パネルを連結し、前記第2開口部側の端部には、前記第2端部パネルを連結するとともに、
前記冷気循環室および前記冷却処理室を構成するように、前記冷気循環室設置部と前記冷却処理室設置部とを区画して、連続式急速冷却装置の装置本体を構成し、
前記冷却モジュールを複数基で用いる場合、
前記各冷却モジュールにおける前記第2開口部側の端部に他の前記冷却モジュールにおける前記第1開口部側の端部を連結して、前記複数基の冷却モジュールが連結された冷却モジュール列を構成し、
前記冷却モジュール列の端部に位置する前記第1開口部側の端部を第1冷却モジュール列端部とし、前記冷却モジュール列の端部に位置する前記第2開口部側の端部を第2冷却モジュール列端部として、
前記第1冷却モジュール列端部には前記第1端部パネルを連結し、前記第2冷却モジュール列端部には前記第2端部パネルを連結するとともに、
前記冷気循環室および前記冷却処理室を構成するように、前記冷気循環室設置部と前記冷却処理室設置部とを区画して、連続式急速冷却装置の装置本体を構成する(第1の構成)。
上記構成によれば、連続式急速冷却装置をモジュール化し、共通の冷却モジュールによって様々な受注仕様に適合させることが可能となる。これにより、連続式急速冷却装置の納期を短縮化できるとともに、連続式急速冷却装置のコストを抑制することができる。
上記第1の構成において、
前記第1設置部を含む空間と前記第3設置部を含む空間とに前記冷却処理室設置部を仕切る位置である第1仕切位置に配置可能である、第1予備室用仕切部と、
前記第2設置部を含む空間と前記第3設置部を含む空間とに前記冷却処理室設置部を仕切る位置である第2仕切位置に配置可能である、第2予備室用仕切部と、
をさらに備え、
前記冷却モジュールを一基で用いる場合、
前記一基の冷却モジュールにおける前記第1仕切位置に前記第1予備室用仕切部を配置するとともに、前記第1開口部側の端部に前記第1端部パネルを連結することにより、前記第1端部パネルと前記第1予備室用仕切部との間に第1開口部側予備室が構成され、
前記一基の冷却モジュールにおける前記第2仕切位置に前記第2予備室用仕切部を配置するとともに、前記第2開口部側の端部に前記第2端部パネルを連結することにより、前記第2端部パネルと前記第2予備室用仕切部との間に第2開口部側予備室が構成され、
前記第1開口部側予備室と前記第2開口部側予備室との間に前記冷却処理室を構成するように、前記冷気循環室設置部と前記冷却処理室設置部とを区画して、連続式急速冷却装置の装置本体を構成し、
前記冷却モジュールを複数基で用いる場合、
前記冷却モジュール列の前記第1冷却モジュール列端部に隣接する前記第1仕切位置に前記第1予備室用仕切部を配置するとともに、前記第1冷却モジュール列端部に前記第1端部パネルを連結することにより、前記第1端部パネルと前記第1予備室用仕切部との間に第1開口部側予備室が構成され、
前記冷却モジュール列の前記第2冷却モジュール列端部に隣接する前記第2仕切位置に前記第2予備室用仕切部を配置するとともに、前記第2冷却モジュール列端部に前記第2端部パネルを連結することにより、前記第2端部パネルと前記第2予備室用仕切部との間に第2開口部側予備室が構成され、
前記第1開口部側予備室と前記第2開口部側予備室との間に前記冷却処理室を構成するように、前記冷気循環室設置部と前記冷却処理室設置部とを区画して、連続式急速冷却装置の装置本体を構成してもよい(第2の構成)。
上記構成によれば、冷却モジュールによって構成された装置本体の端部に端部パネルおよび予備室用仕切部を取り付けることにより、装置本体の端部に予備室を構成することができる。このため、連続式急速冷却装置の冷却効率を向上させることができる。
上記第1または第2の構成において、
前記冷気循環室からの冷気を、前記第1設置部に向けて供給するように配置される第1冷気供給部と、
前記冷気循環室からの冷気を、前記第2設置部に向けて供給するように配置される第2冷気供給部と、
をさらに備え、
前記冷却モジュールを複数基で用いる場合、
前記冷却モジュール列の前記第1冷却モジュール列端部に隣接する前記第1設置部を除いた、他の前記第1設置部に前記第1冷気供給部を設置し、
前記冷却モジュール列の前記第2冷却モジュール列端部に隣接する前記第2設置部を除いた、他の前記第2設置部に前記第2冷気供給部を設置してもよい(第3の構成)。
上記構成によれば、冷却モジュールを複数基で用いる場合は、第1設置部および第2設置部にそれぞれ第1冷気供給部および第2冷気供給部を設けることができる。このため、搬送装置上の冷却対象物を連続的に冷却することができ、冷却処理能力が向上する。
上記第1から第3のいずれかの構成において、
前記冷却モジュールを一基で用いる場合、
前記一基の冷却モジュールにおける前記第1設置部、および/または、前記第2設置部に、それぞれ、前記第1冷気供給部、および/または、前記第2冷気供給部を設置し、
前記冷却モジュールを複数基で用いる場合、
前記冷却モジュール列の前記第1冷却モジュール列端部に隣接する前記第1設置部、および/または、前記冷却モジュール列の前記第2冷却モジュール列端部に隣接する前記第2設置部に、それぞれ、前記第1冷気供給部、および/または、前記第2冷気供給部を設置してもよい(第4の構成)。
上記構成によれば、冷却モジュールを1基または複数基で用いる場合において、装置本体における両端部の第1設置部、および/または、第2設置部にそれぞれ第1冷気供給部、および/または、第2冷気供給部を設けることができる。このため、搬送装置上の冷却対象物を搬入口および/または搬出口付近においても冷却することができ、冷却処理能力が向上する。
上記第1から第4のいずれかの構成において、
前記冷却モジュール列の内部において連通する前記各冷却モジュールの前記冷却処理室を前記冷却モジュール毎に仕切る、冷却処理室仕切部と、
前記冷却モジュール列の内部において連通する前記各冷却モジュールの前記冷気循環室を前記冷却モジュール毎に仕切る、冷気循環室仕切部と、
をさらに備えてもよい(第5の構成)。
上記構成によれば、冷却モジュールを複数基で用いる場合は、冷却モジュール毎に冷却処理室仕切部および冷気循環室仕切部を設けることにより、冷却モジュール毎に冷気の循環を独立させることができる。このため、異なる温度帯が隣り合った場合においても干渉することなく、個々の温度を保つことができる。
上記第1から第5のいずれかの構成において、
前記モジュール本体は、
上面、底面、および側面を有し、
前記側面は、開閉扉を有してもよい(第6の構成)。
上記構成によれば、冷却モジュール本体の側面には開閉扉が設けられているため、内部のメンテナンス等を容易に行うことができるとともに、冷却モジュールを組み立てて装置本体を構成することが容易となる。
本発明の一実施形態にかかる連続式急速冷却装置は、
上記第1から第6のいずれかの構成の前記冷却モジュールを1基用いて構成される前記装置本体と、
前記装置本体の一方の端部から他方の端部まで、前記装置本体内部の前記搬送装置設置部に設置される搬送装置と、
前記動力盤を制御することにより前記送風機、および前記冷却装置を制御するとともに、前記搬送装置を制御する制御盤と、
を備える(第7の構成)。
上記構成によれば、冷却モジュールに設置される動力盤は、送風機および冷却装置に対して駆動電力を供給するようにし、動力盤は、制御盤によって制御される。これにより、冷却モジュールを1基使用する場合と複数基使用する場合とで同じ制御システムを用いることができ、仕様が異なっても共通の制御盤によって冷却モジュールを制御することができる。
本発明の一実施形態にかかる連続式急速冷却装置は、
上記第1から第6のいずれかの構成の前記冷却モジュールを複数基用いて構成される前記装置本体と、
前記装置本体の一方の端部から他方の端部まで、前記装置本体内部の前記搬送装置設置部に設置される搬送装置と、
前記各冷却モジュールに設けられた前記動力盤を制御することにより、前記各冷却モジュールに設けられた前記送風機および前記冷却装置をそれぞれ制御するとともに、前記搬送装置を制御する制御盤と、
を備える(第8の構成)。
上記構成によれば、冷却モジュール毎に設置される動力盤は、送風機および冷却装置に対して駆動電力を供給するようにし、各動力盤は、制御盤によって集中制御される。このため、冷却モジュールの連結台数が増加する場合であっても、冷却モジュールに付随する動力盤が増加するだけとなり、仕様が異なっても共通の制御盤によって各冷却モジュールを制御することができる。
上記第8の構成において、
前記制御盤によって前記各冷却モジュールに設けられた前記冷却装置がそれぞれ制御されることにより、前記各冷却モジュール内の前記冷却処理室の温度が個別に制御されてもよい(第9の構成)。
上記構成によれば、各冷却モジュール内の冷却処理室の温度を個別に制御することができるため、冷却モジュール毎に温度設定を行うことが可能となる。
[実施形態1]
以下、図面を参照し、本発明の実施形態1に係る冷却モジュール100および、冷却モジュール100を用いて構成される連続式急速冷却装置200、300、400について詳しく説明する。図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。なお、説明を分かりやすくするために、以下で参照する図面においては、構成が簡略化または模式化して示されたり、一部の構成部材が省略されたりしている。また、各図に示された構成部材間の寸法比は、必ずしも実際の寸法比を示すものではない。
以下の図では、説明の便宜上、矢印Uは冷却モジュール100および連続式急速冷却装置200(300、400)の上方向を示し、矢印Dは下方向を示す。矢印Fは前方向、矢印Bは後方向を示す。矢印Rは右方向、矢印Lは左方向を示す。
[冷却モジュール]
図1は、本発明の実施形態1に係る冷却モジュール100の側面図である。図2は、図1のA―A線における冷却モジュール100の正面断面図である。冷却モジュール100は、1基のみにより、または複数基が連結されることにより、連続式急速冷却装置200(300、400)の装置本体210(310、410)を構成する(図3、図8、図11参照)。
図1、図2に示すように、冷却モジュール100は、モジュール本体10、冷気循環室設置部23、冷却処理室設置部24、第3隔壁33、搬送装置設置部40、冷気供給部60、第1予備室用仕切部85、第2予備室用仕切部86、第1端部パネル91、第2端部パネル92、送風機130、冷却装置140、および動力盤160を備えている。
図1に示すように、モジュール本体10は、断熱壁で構成された外壁部11を有している。本実施形態の外壁部11は、上面部12、底面部13、前面部14、および後面部15を有している。モジュール本体10の内部には、上面部12、底面部13、前面部14、および後面部15によって内部空間20が構成されている。
モジュール本体10の左端部および右端部には、それぞれ第1開口部21および第2開口部22が形成されている(図2参照)。内部空間20は、第1開口部21および第2開口部22によって開放されている。
前面部14には、前面開口部16が形成されている。後面部15には、後面開口部17が形成されている。前面開口部16および後面開口部17は、連続式急速冷却装置200(300、400)を組み立てる際に内部空間20内に装置類を設置したり、連続式急速冷却装置200(300、400)の内部のメンテナンス等を正面側または後面側から行うために設けられている。前面開口部16は、前面開閉扉18によって開放および閉鎖が可能となっており、後面開口部17は、後面開閉扉19によって開放および閉鎖が可能となっている。前面開口部16および後面開口部17の周囲には、結露を防止するためのヒータが設けられている。底面部13の下部には、モジュール本体支持部38が設けられている。モジュール本体支持部38の下部には、複数の脚部39が設けられている。
冷気循環室設置部23および冷却処理室設置部24は、モジュール本体10の内部空間20に設定されている。冷気循環室設置部23は、冷気循環室25を構成するように設定されている空間である。冷気循環室設置部23は、内部空間20の後部において、左端部の第1開口部21から右端部の第2開口部22まで設定されている。
冷却処理室設置部24は、冷却処理室27を構成するように設定されている空間である。冷却処理室設置部24は、内部空間20において冷気循環室設置部23に並設されるように設定されており、冷気循環室設置部23よりも前方において、左端部の第1開口部21から右端部の第2開口部22まで設定されている。
第3隔壁33は、冷気循環室設置部23および冷却処理室設置部24を区画して、冷気循環室25および冷却処理室27を構成する位置に配置されている。第3隔壁33は、冷気循環室設置部23および冷却処理室設置部24を区画する隔壁の一部を構成している。第3隔壁33は、熱交換器ケーシング141の冷気循環用開口部142の下部に配置されており(図2参照)、熱交換器ケーシング141を支持する架台(図示せず)に固定されている。
搬送装置設置部40は、搬送装置を設置するために設定されている領域である。搬送装置は、冷却対象物を搬送して冷却処理室27の内部を通過させる装置である。以下では、搬送装置150(150A、150B、150C)として、ベルトコンベアを用いる場合について説明する(図3、図8、図11参照)。また、以下では、搬送装置150(150A、150B、150C)を単に搬送装置150という場合がある。
搬送装置設置部40は、冷却処理室設置部24の内部において、モジュール本体10の左端部の第1開口部21から、右端部の第2開口部22まで設定されている(図2参照)。搬送装置設置部40の一部には、搬送装置150が設置された状態において、コンベアベルト151の往路側151Aおよび復路側151Bをそれぞれ支持するための往路側レール157および復路側レール158が配置されている(図1)。往路側レール157および復路側レール158は、熱交換器ケーシング141および第3隔壁33を支持する架台(図示せず)に固定されている。
冷気供給部60は、搬送装置設置部40に搬送装置150が設置された状態において、冷気循環室25から供給される冷気を、コンベアベルト151の往路側151Aに向けて上下から供給するように配置される(図1、図3参照)。冷気供給部60は、複数の上側冷気供給部61および下側冷気供給部62を有している。上側冷気供給部61および下側冷気供給部62は、それぞれモジュール本体10の前後方向に延びるように配置されている。複数の上側冷気供給部61および下側冷気供給部62のうちの一部(第3冷気供給部67を構成する上側第3冷気供給部671および下側第3冷気供給部672、図2参照)は、第3隔壁33に支持されている。
上側冷気供給部61は、内部が中空であり、下部に冷気を送出するための冷気吹出口63が設けられている。上側冷気供給部61の内部は冷気循環室25と連通しており、冷気循環室25から供給された冷気が冷気吹出口63を介して、コンベアベルト151の往路側151Aの上面に向けて送出される。
下側冷気供給部62は、内部が中空であり、上部に冷気を送出するための冷気吹出口64が設けられている。下側冷気供給部62の内部は冷気循環室25と連通しており、冷気循環室25から供給された冷気が冷気吹出口64を介して、コンベアベルト151の往路側151Aの下面に向けて送出される。
第3隔壁33には、上側第3冷気供給部671の内部と連通する上側冷気開口部35、および、下側第3冷気供給部672の内部と連通する下側冷気開口部36が形成されている。このため、上側第3冷気供給部671の内部および下側第3冷気供給部672の内部は、それぞれ、上側冷気開口部35および下側冷気開口部36を介して冷気循環室25と連通する。
送風機130は、冷却処理室27内の冷気を冷気循環室25に還流させる。送風機130は、送風機ケーシング131、風洞133、送風機モータ135、およびプロペラ136を有している。
送風機ケーシング131は中空であり、一方の端部が風洞133を介して熱交換器ケーシング141の内部と連通している。送風機ケーシング131の他方の端部は開口しており、冷気吸引口132となっている。風洞133は中空であり、送風機ケーシング131と熱交換器ケーシング141とを連結している。
送風機モータ135およびプロペラ136は、送風機ケーシング131の内部に収容されている。送風機モータ135は、プロペラ136を駆動回転させる。プロペラ136は、冷却処理室27内の冷気を冷気吸引口132から吸引して冷気循環室25に向けて送出する。プロペラ136によって送出された冷気は、風洞133によって熱交換器ケーシング141内に導入される。
冷却装置140は、送風機130によって冷却処理室27内から冷気循環室25に還流させる冷気を再度冷却することにより、冷気循環室25から冷却処理室27に供給する冷気を冷却する。冷却装置140は、熱交換器ケーシング141、熱交換器144、冷凍装置ケーシング145、および冷凍装置146を有している。
熱交換器ケーシング141は中空であり、一方の端部が風洞133に連通しており、他方の端部には冷気循環用開口部142が形成されている。このため、熱交換器ケーシング141の内部は、冷気循環用開口部142を介して冷気循環室25と連通する。熱交換器ケーシング141は、図示しない架台に固定されている。架台は、モジュール本体10の底面部13に立設されており、熱交換器144および送風機130の重量は、架台を介して底面部13によって支持されている。なお、架台には、第3隔壁33も支持されている。熱交換器ケーシング141は、第3隔壁33とともに冷気循環室設置部23および冷却処理室設置部24を区画する隔壁の一部を構成する機能も有している。
熱交換器144は、熱交換器ケーシング141の内部に収容されている。熱交換器144と冷凍装置146との間では、冷媒が循環している。送風機130によって冷却処理室27から冷気循環室25に向けて送出される冷気は、熱交換器144を介して冷媒と熱交換されることにより冷却される。
冷凍装置146は、熱交換器144との間で循環させる冷媒を冷却する。冷凍装置146は、冷凍装置支持部147を介して、モジュール本体10の上面部12の上に設置されている。
なお、本実施形態では、冷却装置140を構成する熱交換器144および冷凍装置146をモジュール本体10に設置したが、冷凍装置146については設置する位置は限定されず、モジュール本体10上に設置しなくてもよい。例えば、冷凍装置146を、モジュール本体10から離して床面等に配置してもよい。
送風機130によって冷却処理室27から冷気循環室25に向けて送出される冷気は、熱交換器144によって冷却された状態で、冷気循環室25から冷気供給部60に送出され、冷気供給部60からコンベアベルト151の往路側151Aの上面および下面に向けて送出される。冷気供給部60から送出された冷気は、コンベアベルト151に載置されて搬送される冷却対象物を冷却した後、再度送風機130の冷気吸引口132から吸引されて、冷気循環室25と冷却処理室27との間を循環する。
動力盤160は、1基または複数基の冷却モジュール100によって連続式急速冷却装置200、300、400(図3、図8、図11参照)が構成された状態において、各冷却モジュール100に設けられた送風機130、冷却装置140、および制御弁に供給される駆動電源を制御する(図7、図10、図13参照)。制御弁は、冷媒の流量を調整する弁である。動力盤160は、各冷却モジュール100に設けられている。一方、1基または複数基の冷却モジュール100によって構成される連続式急速冷却装置200、300、400には、冷却モジュール100の台数に関わらず、制御盤170が1台設けられている。制御盤170および各動力盤160による制御については後に詳細に説明する。
図2に示すように、モジュール本体10の第1開口部21は、上面部12、底面部13、前面部14、および後面部15のそれぞれの左端部によって構成されている。また、モジュール本体10の第2開口部22は、上面部12、底面部13、前面部14、および後面部15のそれぞれの右端部によって構成されている。
モジュール本体10の第1開口部21の端部は、他の冷却モジュール100の第2開口部22の端部に対して連結可能となるように構成されている(図8、図11参照)。第1開口部21の端部と第2開口部22の端部は、直接連結できるように構成されていてもよく、第1開口部21の端部と第2開口部22の端部との間に部材を介在させて連結させる構成であってもよい。
搬送装置設置部40のうち、第1開口部21の端部から内部空間20に向けて第1距離L1までの範囲を第1設置部41とする。搬送装置設置部40のうち、第2開口部22の端部から内部空間20に向けて第2距離L2までの範囲を第2設置部42とする。搬送装置設置部40のうち、第1設置部41および第2設置部42に挟まれた範囲を第3設置部43とする。本実施形態では、第1開口部21の端部から第1距離L1の位置に熱交換器ケーシング141の冷気循環用開口部142の左端が位置しているものとし、第2開口部22の端部から第2距離L2の位置に熱交換器ケーシング141の冷気循環用開口部142の右端が位置しているものとする。
冷気供給部60は、第1冷気供給部65、第2冷気供給部66、および第3冷気供給部67を有している(図8参照)。第1冷気供給部65は、冷気循環室25からの冷気を第1設置部41に向けて供給するように配置可能である。第2冷気供給部66は、冷気循環室25からの冷気を第2設置部42に向けて供給するように配置可能である。第3冷気供給部67は、冷気循環室25からの冷気を第3設置部43に向けて供給するように冷却モジュール100に配置されている。第3冷気供給部67は、図2に示すように、冷却モジュール100に予め配置されている。一方、第1冷気供給部65および第2冷気供給部66は、冷却モジュール100に予め配置されておらず、必要に応じて別途配置される。第1冷気供給部65および第2冷気供給部66が配置される場合については後述する。
第3冷気供給部67は、上側第3冷気供給部671および下側第3冷気供給部672を有している。上側第3冷気供給部671および下側第3冷気供給部672は、上述のように第3隔壁33に支持されている。上側第3冷気供給部671および下側第3冷気供給部672は、搬送装置設置部40に搬送装置150が設置された状態において、冷気循環室25からの冷気を、コンベアベルト151の往路側151Aに向けて供給する(図3参照)。
モジュール本体10の内部には、第1隔壁31および第2隔壁32を配置することが可能である。第1隔壁31および第2隔壁32は、第3隔壁33および熱交換器ケーシング141とともに、冷気循環室設置部23および冷却処理室設置部24を区画する隔壁を構成する部材である。図2では、モジュール本体10の内部に、第1隔壁31および第2隔壁32を配置した状態を示している(図4参照)。
第1隔壁31および第2隔壁32は、冷却モジュール100を1基のみで用いるか、あるいは複数基を連結するかどうかに応じて配置されるか否かが決定される。また、冷却モジュール100を複数基連結する場合においても、連結する位置によって配置されるか否かが決定される。
第1隔壁31は、板状の部材であり、熱交換器ケーシング141の冷気循環用開口部142および第3隔壁33の左端から、第1開口部21の端部までの距離(第1距離L1)に対応した左右方向の幅と、底面部13から上面部12に対応した上下方向の高さを有している。
第2隔壁32は、板状の部材であり、熱交換器ケーシング141の冷気循環用開口部142および第3隔壁33の右端から、第2開口部22の端部までの距離(第2距離L2)に対応した左右方向の幅と、底面部13から上面部12に対応した上下方向の高さを有している。
第1隔壁31には、第1冷気開口部311が設けられている。第1冷気開口部311は、第1隔壁31に第1冷気供給部65が取り付けられる場合に、第1冷気供給部65と冷気循環室25とを連通させるための開口部である。第1隔壁31に第1冷気供給部65が取り付けられない場合には、第1冷気開口部311を板状部材等によって閉鎖してもよい。
第2隔壁32には、第2冷気開口部321が設けられている。第2冷気開口部321は、第2隔壁32に第2冷気供給部66が取り付けられる場合に、第2冷気供給部66と冷気循環室25とを連通させるための開口部である。第2隔壁32に第2冷気供給部66が取り付けられない場合には、第2冷気開口部321を板状部材等によって閉鎖してもよい。
第1端部パネル91は、第1開口部21を閉鎖する部材である。第1端部パネル91は、第1開口部21側の端部に連結可能である。第1端部パネル91は、断熱壁で構成されている。第1端部パネル91には、第1端部開口部93が形成されている。第1端部開口部93の周囲には、結露を防止するためのヒータ(図7参照)が設けられている。第1端部開口部93は、搬送装置150の搬入側の端部を挿通させるために形成されている。搬送装置150によって搬送される冷却対象物は、第1端部開口部93を介して冷却処理室27内に搬入される。
第2端部パネル92は、第2開口部22を閉鎖する部材である。第2端部パネル92は、第2開口部22側の端部に連結可能である。第2端部パネル92は、断熱壁で構成されている。第2端部パネル92には、第2端部開口部94が形成されている。第2端部開口部94の周囲には、結露を防止するためのヒータ(図7参照)が設けられている。第2端部開口部94は、搬送装置150の搬出側の端部を挿通させるために形成されている。搬送装置150によって搬送される冷却対象物は、第2端部開口部94を介して冷却処理室27内から外部に搬出される。
なお、本実施形態では、第1端部パネル91および第2端部パネル92は、異なる構成を有する別部材としたが、これは、搬送装置設置部40の位置が冷却モジュール100の前後方向の中央部よりも前面側にオフセットされているためである(図1参照)。このため、第1端部パネル91の第1端部開口部93、および第2端部パネル92の第2端部開口部94は、それぞれ第1端部パネル91および第2端部パネル92の前後方向の中央部よりも前面側にオフセットされており、第1端部パネル91および第2端部パネル92は、異なる構成を有している(図5、図6参照)。一方、例えば、搬送装置設置部40の位置が冷却モジュール100の前後方向の中央部に対してオフセットされていなければ、第1端部開口部93および第2端部開口部94は、それぞれ第1端部パネル91および第2端部パネル92の前後方向の中央部に対してオフセットしなくてもよい。このような場合は、第1端部パネル91および第2端部パネル92を共通の部材とすることが可能である。
第1予備室用仕切部85および第2予備室用仕切部86は、連続式急速冷却装置200の両端部にそれぞれ第1開口部側予備室71および第2開口部側予備室72を構成する場合に設置される(図3、図4参照)。
冷却処理室設置部24内において、第1設置部41を含む空間と、第3設置部43を含む空間とに冷却処理室設置部24を仕切る位置を第1仕切位置81として、第1予備室用仕切部85は、第1仕切位置81に配置可能である。第1予備室用仕切部85には、第1仕切開口部87が形成されている。第1仕切開口部87は、搬送装置150を挿通させるために形成されている。搬送装置150によって搬送される冷却対象物は、第1仕切開口部87を介して第1開口部側予備室71から冷却処理室27内に搬送される(図2、図3参照)。
冷却処理室設置部24内において、第2設置部42を含む空間と、第3設置部43を含む空間とに冷却処理室設置部24を仕切る位置を第2仕切位置82として、第2予備室用仕切部86は、第2仕切位置82に配置可能である。第2予備室用仕切部86には、第2仕切開口部88が形成されている。第2仕切開口部88は、搬送装置150を挿通させるために形成されている。搬送装置150によって搬送される冷却対象物は、第2仕切開口部88を介して冷却処理室27から第2開口部側予備室72に搬送される(図2、図3参照)。
なお、本実施形態では、第1予備室用仕切部85および第2予備室用仕切部86は、異なる構成を有する別部材としたが、これは、搬送装置設置部40の位置が冷却処理室設置部24の前後方向の中央部よりも後面側にオフセットされているためである(図1参照)。このため、第1予備室用仕切部85の第1仕切開口部87、および第2予備室用仕切部86の第2仕切開口部88は、それぞれ第1予備室用仕切部85および第2予備室用仕切部86の前後方向の中央部よりも後面側にオフセットされており、第1予備室用仕切部85および第2予備室用仕切部86は、異なる構成を有している。一方、例えば、搬送装置設置部40の位置が冷却処理室設置部24の前後方向の中央部に対してオフセットされていなければ、第1仕切開口部87および第2仕切開口部88は、それぞれ第1予備室用仕切部85および第2予備室用仕切部86の前後方向の中央部に対してオフセットしなくてもよい。このような場合は、第1予備室用仕切部85および第2予備室用仕切部86を共通の部材にすることが可能である。
[1基の冷却モジュールによる連続式急速冷却装置]
続いて、1基の冷却モジュール100Aを用いて装置本体210が構成される連続式急速冷却装置200について説明する。図3は、1基の冷却モジュール100Aで構成された連続式急速冷却装置200の正面断面図である。
図3に示すように、1基の冷却モジュール100Aを用いて装置本体210を構成する場合には、モジュール本体10の内部には、第1隔壁31および第2隔壁32を配置する。第1隔壁31および第2隔壁32を配置することにより、第3隔壁33および熱交換器ケーシング141とともに、冷気循環室設置部23および冷却処理室設置部24を区画する隔壁を構成する。
冷却モジュール100Aの第1開口部21の端部と第2開口部22の端部には、それぞれ第1開口部側予備室71および第2開口部側予備室72を構成する(図4参照)。装置本体210の端部に第1開口部側予備室71および第2開口部側予備室72を構成することにより、連続式急速冷却装置200の冷却効率を向上させることができる。
第1開口部側予備室71は、冷却モジュール100Aにおける第1仕切位置81に第1予備室用仕切部85を配置するとともに、第1開口部21側の端部に第1端部パネル91を連結することにより構成される(図4参照)。
第2開口部側予備室72は、冷却モジュール100Aにおける第2仕切位置82に第2予備室用仕切部86を配置するとともに、第2開口部22側の端部に第2端部パネル92を連結することにより構成される(図4参照)。
本実施形態では、冷気供給部60は、第3冷気供給部67のみとしており、第1冷気供給部65および第2冷気供給部66は設置していない。このため、第1冷気供給部65および第2冷気供給部66を設置する場合に用いられる第1隔壁31の第1冷気開口部311、および第2隔壁32の第2冷気開口部321は不要であり、板状部材等(図示せず)を用いて閉鎖している。なお、第1冷気開口部311および第2冷気開口部321を用いて、第1開口部側予備室71および第2開口部側予備室72にそれぞれ第1冷気供給部65および第2冷気供給部66を設置してもよい。この場合、搬送装置150A上の冷却対象物を搬入口および搬出口付近においても冷却することができ、冷却処理能力が向上する。
搬送装置150Aは、装置本体210の第1開口部21側の端部から第2開口部22側の端部まで、装置本体210内部の搬送装置設置部40に設置される。ここで、搬送装置150Aの搬入側は、搬入側端部ユニット152によって構成され、搬送装置150Aの搬出側は、搬出側端部ユニット153によって構成される。
搬入側端部ユニット152は、コンベアベルト151が掛け回される従動スプロケット154を有している。搬入側端部ユニット152は、熱交換器ケーシング141等を支持する架台(図示せず)の左側に固定されている。
搬出側端部ユニット153は、コンベアベルト151が掛け回されるとともに、コンベアベルト151を駆動させる駆動スプロケット155を有している。駆動スプロケット155は、駆動モータ156によって駆動される。搬出側端部ユニット153は、熱交換器ケーシング141等を支持する架台(図示せず)の右側に固定されている。
図4は、図3のB―B線における連続式急速冷却装置200の平面断面図である。図4では、送風機130および冷却装置140は、送風機ケーシング131、風洞133、および熱交換器ケーシング141のみ示している。また、冷気供給部60(第3冷気供給部67)については記載を省略している。
図4に示すように、モジュール本体10の内部空間20は、第1隔壁31、第2隔壁32、第3隔壁33、および熱交換器ケーシング141によって、冷気循環室設置部23および冷却処理室設置部24に区画されており、冷気循環室設置部23に冷気循環室25が構成されている。
また、第1隔壁31、第2隔壁32、第3隔壁33、および熱交換器ケーシング141によって区画された冷却処理室設置部24は、さらに第1予備室用仕切部85および第2予備室用仕切部86によって仕切られている。
第1予備室用仕切部85と第1端部パネル91との間には、第1開口部側予備室71が構成され、第2予備室用仕切部86と第2端部パネル92との間には、第2開口部側予備室72が構成されている。第1開口部側予備室71と第2開口部側予備室72に挟まれた部分には、冷却処理室27が構成されている。なお、第1予備室用仕切部85および第2予備室用仕切部86の前端部は、モジュール本体10の前面部14との間に間隙が設けられているが、この間隙を閉鎖するため、第1予備室用仕切部85および第2予備室用仕切部86の前端部に、前面部14に向けて延設される遮蔽部材89を設けてもよい。
図5は、1基の冷却モジュール100Aで構成された連続式急速冷却装置200の搬入側から見た側面図である。図6は、1基の冷却モジュール100Aで構成された連続式急速冷却装置200の搬出側から見た側面図である。
図5に示すように、冷却モジュール100Aの第1開口部21は、第1端部パネル91で閉鎖されている。第1端部パネル91の第1端部開口部93からは、搬送装置150Aの搬入側の端部(搬入側端部ユニット152)が露出している。
図6に示すように、冷却モジュール100Aの第2開口部22は、第2端部パネル92で閉鎖されている。第2端部パネル92の第2端部開口部94からは、搬送装置150Aの搬出側の端部(搬出側端部ユニット153)が露出している。
図7は、1基の冷却モジュール100Aで構成された連続式急速冷却装置200の制御の構成を示す図である。図7に示すように、動力盤160Aは、冷却モジュール100Aに設けられている。動力盤160Aは、冷却モジュール100Aに設けられた送風機130A、冷却装置140A、および制御弁等に供給される駆動電源を制御する。
制御盤170は、連続式急速冷却装置200(300、400)を構成する冷却モジュール100の台数に関わらず、1台設けられている。本実施形態では、制御盤170は装置本体210の搬出側に設置されているが(図4参照)、設置位置は搬出側以外であってもよい。制御盤170は、動力盤160Aを制御することにより送風機130A、冷却装置140A、および制御弁等の動作を制御する。また、制御盤170は、搬送装置150Aの駆動モータ156と、装置本体210の開口部に設けられるヒータの動作を制御する。
[2基の冷却モジュールによる連続式急速冷却装置]
次に、2基の冷却モジュール100B、100Cを用いて装置本体310が構成される連続式急速冷却装置300について説明する。図8は、2基の冷却モジュール100B、100Cで構成された連続式急速冷却装置300の正面断面図である。図9は、図8のC―C線における連続式急速冷却装置300の平面断面図である。図9では、送風機130B、130C、および冷却装置140B、140Cは、送風機ケーシング131、風洞133、および熱交換器ケーシング141のみ示している。また、冷気供給部60(第1冷気供給部65、第2冷気供給部66および第3冷気供給部67)については記載を省略している。
図8に示すように、第1の冷却モジュール100Bと、第2の冷却モジュール100Cの2基を用いて装置本体310を構成する場合には、第1の冷却モジュール100Bにおける第2開口部22側の端部に、第2の冷却モジュール100Cにおける第1開口部21側の端部を連結して、2基の冷却モジュール100B、100Cが連結された冷却モジュール列320を構成する。冷却モジュール列320の端部に位置する第1開口部21側の端部を第1冷却モジュール列端部321とする。冷却モジュール列320の端部に位置する第2開口部22側の端部を第2冷却モジュール列端部322とする。
冷却モジュール列320の第1冷却モジュール列端部321に隣接する第1設置部41には、第1隔壁31を配置し、冷却モジュール列320の第2冷却モジュール列端部322に隣接する第2設置部42には、第2隔壁32を配置する(図9参照)。
また、第1の冷却モジュール100Bと、第2の冷却モジュール100Cの連結部には、第1隔壁31および第2隔壁32を設けずに連結部隔壁34を配置する(図9参照)。連結部隔壁34は、第1隔壁31、第2隔壁32、第3隔壁33および熱交換器ケーシング141とともに、冷気循環室設置部23および冷却処理室設置部24を区画する隔壁を構成する部材である。連結部隔壁34は、板状の部材であり、第1の冷却モジュール100Bおよび第2の冷却モジュール100Cを跨ぐようにして、それぞれの第3隔壁33および熱交換器ケーシング141の端部を接続するように配置される。
冷却モジュール列320の第1冷却モジュール列端部321と第2冷却モジュール列端部322には、それぞれ第1開口部側予備室71および第2開口部側予備室72を構成している。
第1開口部側予備室71は、冷却モジュール100Bにおける第1仕切位置81に第1予備室用仕切部85を配置するとともに、第1開口部21側の端部に第1端部パネル91を連結することにより構成される。
第2開口部側予備室72は、冷却モジュール100Cにおける第2仕切位置82に第2予備室用仕切部86を配置するとともに、第2開口部22側の端部に第2端部パネル92を連結することにより構成される。
本実施形態では、冷気供給部60として、第3冷気供給部67だけでなく、第1冷気供給部65および第2冷気供給部66も設置している。具体的には、第1の冷却モジュール100Bにおいては、冷気供給部60として第3冷気供給部67および第2冷気供給部66を設置しており、第2の冷却モジュール100Cにおいては、冷気供給部60として第3冷気供給部67および第1冷気供給部65を設置している。
言い換えると、第1冷気供給部65は、冷却モジュール列320の第1冷却モジュール列端部321に隣接する第1設置部41を除いた、他の第1設置部41(図2参照)に設置されている。このため、第2の冷却モジュール100Cにおける第1設置部41には、第1冷気供給部65が設置されている。
また、第2冷気供給部66は、冷却モジュール列320の第2冷却モジュール列端部322に隣接する第2設置部42を除いた、他の第2設置部42(図2参照)に設置されている。このため、第1の冷却モジュール100Bにおける第2設置部42には、第2冷気供給部66が設置されている。
第1冷気供給部65および第2冷気供給部66は、連結部隔壁34に取り付けられる。連結部隔壁34には、第1冷気供給部65および第2冷気供給部66と冷気循環室25とを連通させるための開口部が設けられている(図示せず)。
一方、第1開口部側予備室71および第2開口部側予備室72については、それぞれ第1冷気供給部65および第2冷気供給部66は設置していない。このため、第1開口部側予備室71における第1隔壁31の第1冷気開口部311、および第2開口部側予備室72における第2隔壁32の第2冷気開口部321は不要であり、板状部材等(図示せず)を用いて閉鎖している。なお、第1冷気開口部311および第2冷気開口部321を用いて、第1開口部側予備室71および第2開口部側予備室72にそれぞれ第1冷気供給部65および第2冷気供給部66を設置してもよい。
冷却モジュール列320の内部において、第1の冷却モジュール100Bの冷却処理室27と、第2の冷却モジュール100Cの冷却処理室27は連通しているため、第1の冷却モジュール100Bと第2の冷却モジュール100Cの連結部には、冷却処理室仕切部51を設ける(図9参照)。冷却処理室仕切部51には、搬送装置150Bを挿通させるための開口部が設けられている。
また、冷却モジュール列320の内部において、第1の冷却モジュール100Bの冷気循環室25と、第2の冷却モジュール100Cの冷気循環室25は連通しているため、第1の冷却モジュール100Bと第2の冷却モジュール100Cの連結部には、冷気循環室仕切部52を設ける(図9参照)。
第1の冷却モジュール100Bと第2の冷却モジュール100Cの連結部に、それぞれの冷気循環室25および冷却処理室27を仕切る、冷気循環室仕切部52および冷却処理室仕切部51を設けることにより、第1の冷却モジュール100Bと第2の冷却モジュール100Cのそれぞれの冷気の循環を独立させることができる。このため、第1の冷却モジュール100Bと第2の冷却モジュール100Cを異なる温度帯とした場合においても干渉することなく、個々の冷却処理室27内の温度を保つことができる。なお、冷却処理室仕切部51および冷気循環室仕切部52は、必ずしも設置する必要はなく、例えば、第1の冷却モジュール100Bと第2の冷却モジュール100Cを同じ温度帯で使用するような場合には、冷却処理室仕切部51および冷気循環室仕切部52を設置しなくてもよい。
搬送装置150Bは、装置本体310の第1開口部21側の端部から第2開口部22側の端部まで、装置本体310内部の搬送装置設置部40に設置される。ここで、搬送装置150Bの搬入側は、搬入側端部ユニット152によって構成され、搬送装置150Bの搬出側は、搬出側端部ユニット153によって構成される。
搬入側端部ユニット152は、第1の冷却モジュール100Bに設けられる熱交換器ケーシング141等を支持する架台(図示せず)の左側に固定されている。搬出側端部ユニット153は、第2の冷却モジュール100Cに設けられる熱交換器ケーシング141等を支持する架台(図示せず)の右側に固定されている。
図9に示すように、冷却モジュール列320を構成する各冷却モジュール100B、100Cの内部空間20は、第1隔壁31、第2隔壁32、第3隔壁33、連結部隔壁34、および熱交換器ケーシング141によって、冷気循環室設置部23および冷却処理室設置部24が区画されており、冷気循環室設置部23に冷気循環室25が構成されている。冷気循環室25はさらに冷気循環室仕切部52によって仕切られている。
第1隔壁31、第2隔壁32、第3隔壁33、および熱交換器ケーシング141によって区画された冷却処理室設置部24は、さらに第1予備室用仕切部85、および第2予備室用仕切部86によって仕切られている。
第1予備室用仕切部85と第1端部パネル91との間には、第1開口部側予備室71が構成され、第2予備室用仕切部86と第2端部パネル92との間には、第2開口部側予備室72が構成されている。第1開口部側予備室71と第2開口部側予備室72に挟まれた部分には、冷却処理室27が構成されている。冷却処理室27は、さらに冷却処理室仕切部51によって仕切られている。
なお、第1予備室用仕切部85および第2予備室用仕切部86の前端部は、前面部14との間に間隙が設けられているが、この間隙を閉鎖するため、第1予備室用仕切部85および第2予備室用仕切部86の前端部に、前面部14に向けて延設される遮蔽部材89を設けてもよい。
図10は、2基の冷却モジュール100B、100Cで構成された連続式急速冷却装置300の制御の構成を示す図である。図10に示すように、動力盤160Bは、第1の冷却モジュール100Bに設けられている。動力盤160Bは、第1の冷却モジュール100Bに設けられた送風機130B、冷却装置140B、および制御弁等に供給される駆動電源を制御する。
動力盤160Cは、第2の冷却モジュール100Cに設けられている。動力盤160Cは、第2の冷却モジュール100Cに設けられた送風機130C、冷却装置140C、および制御弁等に供給される駆動電源を制御する。
制御盤170は、2基の冷却モジュール100B、100Cの動力盤160B、160Cに対して1台設けられている。本実施形態では、制御盤170は装置本体310の搬出側に設置されているが(図9参照)、設置位置は搬出側以外であってもよい。制御盤170は、動力盤160B、160Cを制御することにより送風機130B、130C、冷却装置140B、140C、および各制御弁等の動作を制御する。また、制御盤170は、連続式急速冷却装置300の共用部分である、搬送装置150Bの駆動モータ156と、装置本体310の開口部に設けられるヒータの動作を制御する。
このように、冷却モジュール100B、100C毎に設置される動力盤160B、160Cは、送風機130B、130C、および冷却装置140B、140Cに対して駆動電力を供給するようにし、各動力盤160B、160Cは、制御盤170によって集中制御される。このため、冷却モジュール100の連結台数が増加する場合であっても、冷却モジュール100に付随する動力盤160が増加するだけとなり、仕様が異なっても共通の制御盤170によって各冷却モジュールを制御することができる。
[3基の冷却モジュールによる連続式急速冷却装置]
次に、3基の冷却モジュール100D、100E、100Fを用いて装置本体410が構成される連続式急速冷却装置400について説明する。図11は、3基の冷却モジュール100D、100E、100Fで構成された連続式急速冷却装置400の正面断面図である。図12は、図11のD―D線における連続式急速冷却装置400の平面断面図である。図12では、送風機130D、130E、130Fおよび冷却装置140D、140E、140Fは、送風機ケーシング131、風洞133、および熱交換器ケーシング141のみ示している。また、冷気供給部60(第1冷気供給部65、第2冷気供給部66および第3冷気供給部67)については記載を省略している。
図11に示すように、第1の冷却モジュール100D、第2の冷却モジュール100E、および第3の冷却モジュール100Fの3基を用いて装置本体410を構成する場合には、第1の冷却モジュール100Dにおける第2開口部22側の端部に、第2の冷却モジュール100Eにおける第1開口部21側の端部を連結する。また、第2の冷却モジュール100Eにおける第2開口部22側の端部に、第3の冷却モジュール100Fにおける第1開口部21側の端部を連結する。このようにして、3基の冷却モジュール100D、100E、100Fが連結された冷却モジュール列420を構成する。
冷却モジュール列420の端部に位置する第1開口部21側の端部を第1冷却モジュール列端部421とする。冷却モジュール列420の端部に位置する第2開口部22側の端部を第2冷却モジュール列端部422とする。
冷却モジュール列420の第1冷却モジュール列端部421に隣接する第1設置部41には、第1隔壁31を配置し、冷却モジュール列420の第2冷却モジュール列端部422に隣接する第2設置部42には、第2隔壁32を配置する(図12参照)。
また、第1の冷却モジュール100Dと第2の冷却モジュール100Eの連結部、および、第2の冷却モジュール100Eと第3の冷却モジュール100Fの連結部には、それぞれ連結部隔壁34を配置する(図12参照)。
冷却モジュール列420の第1冷却モジュール列端部421と第2冷却モジュール列端部422には、それぞれ第1開口部側予備室71および第2開口部側予備室72を構成している。
第1開口部側予備室71は、冷却モジュール100Dにおける第1仕切位置81に第1予備室用仕切部85を配置するとともに、第1開口部21側の端部に第1端部パネル91を連結することにより構成される。
第2開口部側予備室72は、冷却モジュール100Fにおける第2仕切位置82に第2予備室用仕切部86を配置するとともに、第2開口部22側の端部に第2端部パネル92を連結することにより構成される。
本実施形態では、冷気供給部60として、第3冷気供給部67だけでなく、第1冷気供給部65および第2冷気供給部66も設置している。具体的には、第1の冷却モジュール100Dにおいては、冷気供給部60として第3冷気供給部67および第2冷気供給部66を設置しており、第2の冷却モジュール100Eにおいては、冷気供給部60として第3冷気供給部67、第1冷気供給部65、および第2冷気供給部66を設置しており、第3の冷却モジュール100Fにおいては、冷気供給部60として第3冷気供給部67および第1冷気供給部65を設置している。
言い換えると、第1冷気供給部65は、冷却モジュール列420の第1冷却モジュール列端部421に隣接する第1設置部41を除いた、他の第1設置部41(図2参照)に設置されている。このため、第2の冷却モジュール100Eおよび第3の冷却モジュール100Fにおける第1設置部41には、第1冷気供給部65が設置されている。
また、第2冷気供給部66は、冷却モジュール列420の第2冷却モジュール列端部422に隣接する第2設置部42を除いた、他の第2設置部42(図2参照)に設置されている。このため、第1の冷却モジュール100Dおよび第2の冷却モジュール100Eにおける第2設置部42には、第2冷気供給部66が設置されている。
第1冷気供給部65および第2冷気供給部66は、連結部隔壁34に取り付けられる。連結部隔壁34には、第1冷気供給部65および第2冷気供給部66と冷気循環室25とを連通させるための開口部が設けられている(図示せず)。
一方、第1開口部側予備室71および第2開口部側予備室72については、それぞれ第1冷気供給部65および第2冷気供給部66は設置していない。このため、第1開口部側予備室71における第1隔壁31の第1冷気開口部311、および第2開口部側予備室72における第2隔壁32の第2冷気開口部321は不要であり、板状部材等(図示せず)を用いて閉鎖している。なお、第1冷気開口部311および第2冷気開口部321を用いて、第1開口部側予備室71および第2開口部側予備室72にそれぞれ第1冷気供給部65および第2冷気供給部66を設置してもよい。
冷却モジュール列420の内部において、第1の冷却モジュール100Dの冷却処理室27と、第2の冷却モジュール100Eの冷却処理室27は連通しているため、第1の冷却モジュール100Dと第2の冷却モジュール100Eの連結部には、冷却処理室仕切部51を設ける。冷却処理室仕切部51には、搬送装置150Cを挿通させるための開口部が設けられている。
また、冷却モジュール列420の内部において、第1の冷却モジュール100Dの冷気循環室25と、第2の冷却モジュール100Eの冷気循環室25は連通しているため、第1の冷却モジュール100Dと第2の冷却モジュール100Eの連結部には、冷気循環室仕切部52(図9参照)を設ける。
同様に、冷却モジュール列420の内部において、第2の冷却モジュール100Eの冷却処理室27と、第3の冷却モジュール100Fの冷却処理室27は連通しているため、第2の冷却モジュール100Eと第3の冷却モジュール100Fの連結部に冷却処理室仕切部51を設ける。冷却処理室仕切部51には、搬送装置150Cを挿通させるための開口部が設けられている。
また、冷却モジュール列420の内部において、第2の冷却モジュール100Eの冷気循環室25と、第3の冷却モジュール100Fの冷気循環室25は連通しているため、第2の冷却モジュール100Eと第3の冷却モジュール100Fの連結部に冷気循環室仕切部52を設ける(図9参照)。
第1の冷却モジュール100Dと第2の冷却モジュール100Eの連結部に、それぞれの冷気循環室25および冷却処理室27を仕切る冷気循環室仕切部52および冷却処理室仕切部51を設けることにより、第1の冷却モジュール100Dと第2の冷却モジュール100Eのそれぞれの冷気の循環を独立させることができる。また、第2の冷却モジュール100Eと第3の冷却モジュール100Fの連結部に、それぞれの冷気循環室25および冷却処理室27を仕切る冷気循環室仕切部52および冷却処理室仕切部51を設けることにより、第2の冷却モジュール100Eと第3の冷却モジュール100Fのそれぞれの冷気の循環を独立させることができる。このため、各冷却モジュール100D、100E、100Fを異なる温度帯とした場合においても互いに干渉することなく、個々の冷却処理室27内の温度を保つことができる。なお、冷却処理室仕切部51および冷気循環室仕切部52は、必ずしも設置する必要はなく、例えば、第1の冷却モジュール100Dと第2の冷却モジュール100Eを同じ温度帯で使用するような場合、あるいは、第2の冷却モジュール100Eと第3の冷却モジュール100Fを同じ温度帯で使用するような場合には、冷却処理室仕切部51および冷気循環室仕切部52を設置しなくてもよい。
搬送装置150Cは、装置本体410の第1開口部21側の端部から第2開口部22側の端部まで、装置本体410内部の搬送装置設置部40に設置される。ここで、搬送装置150Cの搬入側は、搬入側端部ユニット152によって構成され、搬送装置150Cの搬出側は、搬出側端部ユニット153によって構成される。
搬入側端部ユニット152は、第1の冷却モジュール100Dに設けられる熱交換器ケーシング141等を支持する架台(図示せず)の左側に固定されている。搬出側端部ユニット153は、第3の冷却モジュール100Fに設けられる熱交換器ケーシング141等を支持する架台(図示せず)の右側に固定されている。
図12に示すように、冷却モジュール列420を構成する各冷却モジュール100D、100E、100Fの内部空間20は、第1隔壁31、第2隔壁32、第3隔壁33、連結部隔壁34、および熱交換器ケーシング141によって、冷気循環室設置部23および冷却処理室設置部24に区画されており、冷気循環室設置部23に冷気循環室25が構成されている。冷気循環室25はさらに冷気循環室仕切部52によって仕切られている。
また、第1隔壁31、第2隔壁32、第3隔壁33、および熱交換器ケーシング141によって区画された冷却処理室設置部24は、さらに第1予備室用仕切部85、および第2予備室用仕切部86によって仕切られている。
第1予備室用仕切部85と第1端部パネル91との間には、第1開口部側予備室71が構成され、第2予備室用仕切部86と第2端部パネル92との間には、第2開口部側予備室72が構成されている。第1開口部側予備室71と第2開口部側予備室72に挟まれた部分には、冷却処理室27が構成されている。冷却処理室27は、さらに冷却処理室仕切部51によって仕切られている。
なお、第1予備室用仕切部85および第2予備室用仕切部86の前端部は、前面部14との間に間隙が設けられているが、この間隙を閉鎖するため、第1予備室用仕切部85および第2予備室用仕切部86の前端部に、前面部14に向けて延設される遮蔽部材89を設けてもよい。
図13は、3基の冷却モジュール100D、100E、100Fで構成された連続式急速冷却装置400の制御の構成を示す図である。図13に示すように、動力盤160Dは、第1の冷却モジュール100Dに設けられている。動力盤160Dは、第1の冷却モジュール100Dに設けられた送風機130D、冷却装置140D、および制御弁等に供給される駆動電源を制御する。
動力盤160Eは、第2の冷却モジュール100Eに設けられている。動力盤160Eは、第2の冷却モジュール100Eに設けられた送風機130E、冷却装置140E、および制御弁等に供給される駆動電源を制御する。
動力盤160Fは、第3の冷却モジュール100Fに設けられている。動力盤160Fは、第3の冷却モジュール100Fに設けられた送風機130F、冷却装置140F、および制御弁等に供給される駆動電源を制御する。
制御盤170は、3基の冷却モジュール100D、100E、100Fの動力盤160D、160E、160Fに対して1台設けられている。本実施形態では、制御盤170は装置本体410の搬出側に設置されているが(図12参照)、設置位置は搬出側以外であってもよい。制御盤170は、動力盤160D、160E、160Fを制御することにより送風機130D、130E、130F、冷却装置140D、140E、140F、および各制御弁等の動作を制御する。また、制御盤170は、連続式急速冷却装置400の共用部分である、搬送装置150Cの駆動モータ156と、装置本体410の開口部に設けられるヒータの動作を制御する。
以上説明した、本発明の実施形態1に係る冷却モジュール100および、冷却モジュール100を用いて構成される連続式急速冷却装置200、300、400によれば、連続式急速冷却装置をモジュール化したため、共通の冷却モジュール100によって様々な受注仕様に適合させることが可能となる。これにより、連続式急速冷却装置の納期を短縮化できるとともに、連続式急速冷却装置のコストを抑制することができる。
[変形例]
本発明に係る冷却モジュールおよび冷却モジュールを用いて構成される連続式急速冷却装置は、上記説明した本実施形態に限定されない。例えば、冷却モジュールのモジュール本体の形状や寸法は、本実施形態の形状に限定されない。モジュール本体の断面形状は、方形以外の形状、例えば楕円形等であってもよい。
上記説明した本実施形態では、1基から3基の冷却モジュールを用いた連続式急速冷却装置について説明したが、4基以上の冷却モジュールを用いて連続式急速冷却装置を構成してもよい。
本実施形態では、連続式急速冷却装置200の左側に搬送装置150Aの搬入側を配置し、右側に搬送装置150Aの搬出側を配置したが、搬入側と搬出側を左右反対に配置してもよい。この場合、搬入側端部ユニット152を連続式急速冷却装置200の右側に配置し、搬出側端部ユニット153を連続式急速冷却装置200の左側に配置する。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上述した実施形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施形態を適宜変形して実施することが可能である。
100 冷却モジュール
200(300、400) 連続式急速冷却装置
210(310、410) 装置本体
320(420) 冷却モジュール列
321(421) 第1冷却モジュール列端部
322(422) 第2冷却モジュール列端部
10 モジュール本体
11 外壁部
20 内部空間
21 第1開口部
22 第2開口部
23 冷気循環室設置部
24 冷却処理室設置部
25 冷気循環室
27 冷却処理室
31 第1隔壁
32 第2隔壁
33 第3隔壁
34 連結部隔壁
40 搬送装置設置部
41 第1設置部
42 第2設置部
43 第3設置部
65 第1冷気供給部
66 第2冷気供給部
67 第3冷気供給部
91 第1端部パネル
92 第2端部パネル
130 送風機
140 冷却装置
150(150A、150B、150C) 搬送装置
160 動力盤

Claims (7)

  1. 連続式急速冷却装置の装置本体を構成する冷却モジュールであって、
    断熱壁で構成される外壁部を有し、前記外壁部によって一方の端部に構成される第1開口部、および、前記外壁部によって他方の端部に構成される第2開口部を有するとともに、前記第1開口部側の端部から前記第2開口部側の端部まで内部空間が形成されるモジュール本体と、
    前記内部空間において、冷気循環室を構成するように、前記第1開口部側の端部から前記第2開口部側の端部に向けて設定される、冷気循環室設置部と、
    前記内部空間において、冷却処理室を構成するように、前記第1開口部側の端部から前記第2開口部側の端部に向けて前記冷気循環室設置部に並設されるように設定される、冷却処理室設置部と、
    前記冷却処理室設置部において、前記第1開口部側の端部から前記第2開口部側の端部に向けて設定される、搬送装置を設置するための搬送装置設置部と、
    前記搬送装置設置部のうち、前記第1開口部側の端部から所定の範囲を第1設置部とし、前記第2開口部側の端部から所定の範囲を第2設置部とし、前記第1設置部および前記第2設置部に挟まれた範囲を第3設置部として、前記冷気循環室から供給される冷気を、前記第3設置部に向けて供給するように配置される第3冷気供給部と、
    断熱壁で構成され、前記第1開口部側の端部に連結可能な第1端部パネルと、
    断熱壁で構成され、前記第2開口部側の端部に連結可能な第2端部パネルと、
    前記冷却処理室内の冷気を前記冷気循環室に還流させる送風機と、
    前記冷気循環室から前記冷却処理室に供給される冷気を冷却する冷却装置と、
    前記送風機および前記冷却装置に供給される駆動電源を制御する動力盤と、
    を備え、
    前記第1開口部側の端部は、他の前記冷却モジュールの前記第2開口部側の端部に対して連結可能であり、
    前記冷却モジュールを一基で用いるための構成であって、
    前記一基の冷却モジュールにおける前記第1開口部側の端部には、前記第1端部パネルを連結し、前記第2開口部側の端部には、前記第2端部パネルを連結するとともに、
    前記冷気循環室および前記冷却処理室を構成するように、前記冷気循環室設置部と前記冷却処理室設置部とを区画して、連続式急速冷却装置の装置本体を構成する、冷却モジュール。
  2. 連続式急速冷却装置の装置本体を構成する冷却モジュールであって、
    断熱壁で構成される外壁部を有し、前記外壁部によって一方の端部に構成される第1開口部、および、前記外壁部によって他方の端部に構成される第2開口部を有するとともに、前記第1開口部側の端部から前記第2開口部側の端部まで内部空間が形成されるモジュール本体と、
    前記内部空間において、冷気循環室を構成するように、前記第1開口部側の端部から前記第2開口部側の端部に向けて設定される、冷気循環室設置部と、
    前記内部空間において、冷却処理室を構成するように、前記第1開口部側の端部から前記第2開口部側の端部に向けて前記冷気循環室設置部に並設されるように設定される、冷却処理室設置部と、
    前記冷却処理室設置部において、前記第1開口部側の端部から前記第2開口部側の端部に向けて設定される、搬送装置を設置するための搬送装置設置部と、
    前記搬送装置設置部のうち、前記第1開口部側の端部から所定の範囲を第1設置部とし、前記第2開口部側の端部から所定の範囲を第2設置部とし、前記第1設置部および前記第2設置部に挟まれた範囲を第3設置部として、前記冷気循環室から供給される冷気を、前記第3設置部に向けて供給するように配置される第3冷気供給部と、
    断熱壁で構成され、前記第1開口部側の端部に連結可能な第1端部パネルと、
    断熱壁で構成され、前記第2開口部側の端部に連結可能な第2端部パネルと、
    前記冷却処理室内の冷気を前記冷気循環室に還流させる送風機と、
    前記冷気循環室から前記冷却処理室に供給される冷気を冷却する冷却装置と、
    前記送風機および前記冷却装置に供給される駆動電源を制御する動力盤と、
    を備え、
    前記第1開口部側の端部は、他の前記冷却モジュールの前記第2開口部側の端部に対して連結可能であり、
    前記第1設置部を含む空間と前記第3設置部を含む空間とに前記冷却処理室設置部を仕切る位置である第1仕切位置に配置可能である、第1予備室用仕切部と、
    前記第2設置部を含む空間と前記第3設置部を含む空間とに前記冷却処理室設置部を仕切る位置である第2仕切位置に配置可能である、第2予備室用仕切部と、
    をさらに備え、
    前記冷却モジュールを一基で用いる場合、
    前記一基の冷却モジュールにおける前記第1開口部側の端部には、前記第1端部パネルを連結し、前記第2開口部側の端部には、前記第2端部パネルを連結するとともに、
    前記冷気循環室および前記冷却処理室を構成するように、前記冷気循環室設置部と前記冷却処理室設置部とを区画して、連続式急速冷却装置の装置本体を構成し、
    前記一基の冷却モジュールにおける前記第1仕切位置に前記第1予備室用仕切部を配置するとともに、前記第1開口部側の端部に前記第1端部パネルを連結することにより、前記第1端部パネルと前記第1予備室用仕切部との間に第1開口部側予備室が構成され、
    前記一基の冷却モジュールにおける前記第2仕切位置に前記第2予備室用仕切部を配置するとともに、前記第2開口部側の端部に前記第2端部パネルを連結することにより、前記第2端部パネルと前記第2予備室用仕切部との間に第2開口部側予備室が構成され、
    前記第1開口部側予備室と前記第2開口部側予備室との間に前記冷却処理室を構成するように、前記冷気循環室設置部と前記冷却処理室設置部とを区画して、連続式急速冷却装置の装置本体を構成し、
    前記冷却モジュールを複数基で用いる場合、
    前記各冷却モジュールにおける前記第2開口部側の端部に他の前記冷却モジュールにおける前記第1開口部側の端部を連結して、前記複数基の冷却モジュールが連結された冷却モジュール列を構成し、
    前記冷却モジュール列の端部に位置する前記第1開口部側の端部を第1冷却モジュール列端部とし、前記冷却モジュール列の端部に位置する前記第2開口部側の端部を第2冷却モジュール列端部として、
    前記第1冷却モジュール列端部には前記第1端部パネルを連結し、前記第2冷却モジュール列端部には前記第2端部パネルを連結するとともに、
    前記冷気循環室および前記冷却処理室を構成するように、前記冷気循環室設置部と前記冷却処理室設置部とを区画して、連続式急速冷却装置の装置本体を構成し、
    前記冷却モジュール列の前記第1冷却モジュール列端部に隣接する前記第1仕切位置に前記第1予備室用仕切部を配置するとともに、前記第1冷却モジュール列端部に前記第1端部パネルを連結することにより、前記第1端部パネルと前記第1予備室用仕切部との間に第1開口部側予備室が構成され、
    前記冷却モジュール列の前記第2冷却モジュール列端部に隣接する前記第2仕切位置に前記第2予備室用仕切部を配置するとともに、前記第2冷却モジュール列端部に前記第2端部パネルを連結することにより、前記第2端部パネルと前記第2予備室用仕切部との間に第2開口部側予備室が構成され、
    前記第1開口部側予備室と前記第2開口部側予備室との間に前記冷却処理室を構成するように、前記冷気循環室設置部と前記冷却処理室設置部とを区画して、連続式急速冷却装置の装置本体を構成する、冷却モジュール。
  3. 連続式急速冷却装置の装置本体を構成する冷却モジュールであって、
    断熱壁で構成される外壁部を有し、前記外壁部によって一方の端部に構成される第1開口部、および、前記外壁部によって他方の端部に構成される第2開口部を有するとともに、前記第1開口部側の端部から前記第2開口部側の端部まで内部空間が形成されるモジュール本体と、
    前記内部空間において、冷気循環室を構成するように、前記第1開口部側の端部から前記第2開口部側の端部に向けて設定される、冷気循環室設置部と、
    前記内部空間において、冷却処理室を構成するように、前記第1開口部側の端部から前記第2開口部側の端部に向けて前記冷気循環室設置部に並設されるように設定される、冷却処理室設置部と、
    前記冷却処理室設置部において、前記第1開口部側の端部から前記第2開口部側の端部に向けて設定される、搬送装置を設置するための搬送装置設置部と、
    前記搬送装置設置部のうち、前記第1開口部側の端部から所定の範囲を第1設置部とし、前記第2開口部側の端部から所定の範囲を第2設置部とし、前記第1設置部および前記第2設置部に挟まれた範囲を第3設置部として、前記冷気循環室から供給される冷気を、前記第3設置部に向けて供給するように配置される第3冷気供給部と、
    断熱壁で構成され、前記第1開口部側の端部に連結可能な第1端部パネルと、
    断熱壁で構成され、前記第2開口部側の端部に連結可能な第2端部パネルと、
    前記冷却処理室内の冷気を前記冷気循環室に還流させる送風機と、
    前記冷気循環室から前記冷却処理室に供給される冷気を冷却する冷却装置と、
    前記送風機および前記冷却装置に供給される駆動電源を制御する動力盤と、
    を備え、
    前記第1開口部側の端部は、他の前記冷却モジュールの前記第2開口部側の端部に対して連結可能であり、
    前記冷気循環室からの冷気を、前記第1設置部に向けて供給するように配置される第1冷気供給部と、
    前記冷気循環室からの冷気を、前記第2設置部に向けて供給するように配置される第2冷気供給部と、
    をさらに備え、
    前記冷却モジュールを一基で用いる場合、
    前記一基の冷却モジュールにおける前記第1開口部側の端部には、前記第1端部パネルを連結し、前記第2開口部側の端部には、前記第2端部パネルを連結するとともに、
    前記冷気循環室および前記冷却処理室を構成するように、前記冷気循環室設置部と前記冷却処理室設置部とを区画して、連続式急速冷却装置の装置本体を構成し、
    前記冷却モジュールを複数基で用いる場合、
    前記各冷却モジュールにおける前記第2開口部側の端部に他の前記冷却モジュールにおける前記第1開口部側の端部を連結して、前記複数基の冷却モジュールが連結された冷却モジュール列を構成し、
    前記冷却モジュール列の端部に位置する前記第1開口部側の端部を第1冷却モジュール列端部とし、前記冷却モジュール列の端部に位置する前記第2開口部側の端部を第2冷却モジュール列端部として、
    前記第1冷却モジュール列端部には前記第1端部パネルを連結し、前記第2冷却モジュール列端部には前記第2端部パネルを連結するとともに、
    前記冷却モジュール列の前記第1冷却モジュール列端部に隣接する前記第1設置部を除いた、他の前記第1設置部に前記第1冷気供給部を設置し、
    前記冷却モジュール列の前記第2冷却モジュール列端部に隣接する前記第2設置部を除いた、他の前記第2設置部に前記第2冷気供給部を設置し、
    前記冷気循環室および前記冷却処理室を構成するように、前記冷気循環室設置部と前記冷却処理室設置部とを区画して、連続式急速冷却装置の装置本体を構成する、
    冷却モジュール。
  4. 連続式急速冷却装置の装置本体を構成する冷却モジュールであって、
    断熱壁で構成される外壁部を有し、前記外壁部によって一方の端部に構成される第1開口部、および、前記外壁部によって他方の端部に構成される第2開口部を有するとともに、前記第1開口部側の端部から前記第2開口部側の端部まで内部空間が形成されるモジュール本体と、
    前記内部空間において、冷気循環室を構成するように、前記第1開口部側の端部から前記第2開口部側の端部に向けて設定される、冷気循環室設置部と、
    前記内部空間において、冷却処理室を構成するように、前記第1開口部側の端部から前記第2開口部側の端部に向けて前記冷気循環室設置部に並設されるように設定される、冷却処理室設置部と、
    前記冷却処理室設置部において、前記第1開口部側の端部から前記第2開口部側の端部に向けて設定される、搬送装置を設置するための搬送装置設置部と、
    前記搬送装置設置部のうち、前記第1開口部側の端部から所定の範囲を第1設置部とし、前記第2開口部側の端部から所定の範囲を第2設置部とし、前記第1設置部および前記第2設置部に挟まれた範囲を第3設置部として、前記冷気循環室から供給される冷気を、前記第3設置部に向けて供給するように配置される第3冷気供給部と、
    断熱壁で構成され、前記第1開口部側の端部に連結可能な第1端部パネルと、
    断熱壁で構成され、前記第2開口部側の端部に連結可能な第2端部パネルと、
    前記冷却処理室内の冷気を前記冷気循環室に還流させる送風機と、
    前記冷気循環室から前記冷却処理室に供給される冷気を冷却する冷却装置と、
    前記送風機および前記冷却装置に供給される駆動電源を制御する動力盤と、
    を備え、
    前記第1開口部側の端部は、他の前記冷却モジュールの前記第2開口部側の端部に対して連結可能であり、
    前記冷却モジュールを一基で用いる場合、
    前記一基の冷却モジュールにおける前記第1開口部側の端部には、前記第1端部パネルを連結し、前記第2開口部側の端部には、前記第2端部パネルを連結するとともに、
    前記冷気循環室および前記冷却処理室を構成するように、前記冷気循環室設置部と前記冷却処理室設置部とを区画して、連続式急速冷却装置の装置本体を構成し、
    前記一基の冷却モジュールにおける前記第1設置部、および/または、前記第2設置部に、それぞれ、前記第1冷気供給部、および/または、前記第2冷気供給部を設置し、
    前記冷却モジュールを複数基で用いる場合、
    前記各冷却モジュールにおける前記第2開口部側の端部に他の前記冷却モジュールにおける前記第1開口部側の端部を連結して、前記複数基の冷却モジュールが連結された冷却モジュール列を構成し、
    前記冷却モジュール列の端部に位置する前記第1開口部側の端部を第1冷却モジュール列端部とし、前記冷却モジュール列の端部に位置する前記第2開口部側の端部を第2冷却モジュール列端部として、
    前記第1冷却モジュール列端部には前記第1端部パネルを連結し、前記第2冷却モジュール列端部には前記第2端部パネルを連結するとともに、
    前記冷却モジュール列の前記第1冷却モジュール列端部に隣接する前記第1設置部、および/または、前記冷却モジュール列の前記第2冷却モジュール列端部に隣接する前記第2設置部に、それぞれ、前記第1冷気供給部、および/または、前記第2冷気供給部を設置し、
    前記冷気循環室および前記冷却処理室を構成するように、前記冷気循環室設置部と前記冷却処理室設置部とを区画して、連続式急速冷却装置の装置本体を構成する、冷却モジュール。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の前記冷却モジュールを1基用いて構成される前記装置本体と、
    前記装置本体の一方の端部から他方の端部まで、前記装置本体内部の前記搬送装置設置部に設置される搬送装置と、
    前記動力盤を制御することにより前記送風機、および前記冷却装置を制御するとともに、前記搬送装置を制御する制御盤と、
    を備えた、
    連続式急速冷却装置。
  6. 請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の前記冷却モジュールを複数基用いて構成される前記装置本体と、
    前記装置本体の一方の端部から他方の端部まで、前記装置本体内部の前記搬送装置設置部に設置される搬送装置と、
    前記各冷却モジュールに設けられた前記動力盤を制御することにより、前記各冷却モジュールに設けられた前記送風機および前記冷却装置をそれぞれ制御するとともに、前記搬送装置を制御する制御盤と、
    を備えた、
    連続式急速冷却装置。
  7. 前記制御盤によって前記各冷却モジュールに設けられた前記冷却装置がそれぞれ制御されることにより、前記各冷却モジュール内の前記冷却処理室の温度が個別に制御される、
    請求項6に記載の連続式急速冷却装置。
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