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JP7286347B2 - 支承機構及び防振床構造 - Google Patents
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JP7286347B2 - 支承機構及び防振床構造 - Google Patents

支承機構及び防振床構造 Download PDF

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Description

本発明は、支承機構及び防振床構造に関するものである。
下記の特許文献1や図8に示すような防振を目的とした浮き床では、コンクリート床(浮き床)を鉛直方向に延びる鉛直支持ばね(以下、単に「支持ばね」と称する)が支持している。支持ばねをコンクリートの床に固定すると、コンクリートの乾燥収縮によって支持ばねが収縮方向に引きずられてしまう(図9(a)参照)。一般に、支持ばねは軸方向(支持力方向)のみに変形することが想定されているため、軸直交方向に変形が生じると所定の性能が発揮されない虞がある。これを防ぐ方法として、支持ばねとコンクリート床との間に水平変位に追従可能な支承材を設置して、乾燥収縮による水平変位を支承材の変位により対応させることで、支持ばねには水平変位を生じさせないという方法がある(図9(b)参照)。
特開2011-17396号公報
上記のような支承材が設置された浮き床構造では、支承材は小さな抵抗力で水平方向にスムーズに変位することが望まれている。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、小さな抵抗力で水平方向にスムーズに滑り(転動)可能な支承機構及び防振床構造を提案するものである。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係る支承機構は、下部体に支持されたばねユニットと上部体との間に設けられる支承機構であって、前記ばねユニットの上面に沿って設けられた下部材と、該下部材の上面に沿って設けられ、水平面に沿う第一方向を軸線方向として該軸線回りに回動可能に設けられた下部ローラー部材と、該下部ローラー部材の上部に沿って設けられた転動中板と、該転動中板の上面に沿って設けられ、水平面に沿い前記第一方向と直交する第二方向を軸線方向として該軸線回りに回動可能に設けられた上部ローラー部材と、該上部ローラー部材の上部に沿って設けられた上部材と、を備え、前記下部材は、前記ばねユニットの上面に固定され、前記上部材は、前記上部体に固定され、前記下部材の上面及び前記転動中板の下面は、前記下部ローラー部材の外周面に当接配置され、前記上部材の下面及び前記転動中板の上面は、前記上部ローラー部材の外周面に当接配置され、前記下部ローラー部材のローラー部の外周面および前記上部ローラー部材のローラー部の外周面と当接可能に硬質板が設けられていることを特徴とする。このとき、ローラー部材の上下面に当接する部材とローラー部材との相対変位は、当接する部材間に生じる相対変位の1/2となる。
このように構成された支承機構では、下部体及び上部体のうち少なくとも一方が第一方向に変位しようとすると、上部ローラー部材は第二方向を軸線方向として軸線回りに回動する。上部ローラー部材の回動に伴い、上部材の下面及び転動中板の上面は上部ローラー部材の外周面に沿って滑り(転動し)、上部材と転動中板との間で第一方向への相対変位が生じる。
また、下部体及び上部体のうち少なくとも一方が第二方向に変位しようとすると、下部ローラー部材は第一方向を軸線方向として軸線回りに回動する。下部ローラー部材の回動に伴い、下部材の上面及び転動中板の下面は下部ローラー部材の外周面に沿って滑り(転動し)、下部材と転動中板との間で第二方向への相対変位が生じる。
よって、下部体及び上部体のうち少なくとも一方の変位により上部ローラー部材及び下部ローラー部材の回動が起こり、これに起因して、上部材と転動中板との間で第一方向への滑り変位及び下部材と転動中板との間で第二方向への滑り(転動)変位がスムーズに生じる。
また、本発明に係る支承機構では、前記下部ローラー部材は、軸線方向を前記第一方向に向けるとともに、前記第二方向に間隔を有して配置された複数の下部ローラー部と、該複数の下部ローラー部の前記第一方向の両端部を支持する下部ローラー支持部と、を有することが好ましい。
このように構成された支承機構では、下部ローラー部が複数配置されているため、下部材の上面及び転動中板の下面と下部ローラー部との接触面を大きく確保することができる。よって、小径のローラーでも大きな耐荷重が得られるとともに、下部材と転動中板との間での第二方向への相対変位がよりスムーズ且つ確実に生じる。
また、下部ローラー部材は複数の下部ローラー部が配置された製品であるため、複数の下部ローラー部の設置を容易に行うことができる。
また、本発明に係る支承機構では、前記下部材は、前記ばねユニットの上面に沿って設けられ、前記上部体に前記第一方向及び前記第二方向に変位可能に接続された下板と、該下板の上面に沿って設けられ、上面に前記下部ローラー部材の下部を収容可能とする下板溝が形成された転動下板と、を有し、前記転動中板の下面には前記下部ローラー部材の上部を収容可能とする中板下部溝が形成され、前記下部ローラー部の回動に伴い、前記転動下板及び前記転動中板の少なくとも一方が前記下部ローラー部の外周面を摺動して前記第二方向に変位可能とされていてもよい。
このように構成された支承機構では、下部ローラー部材の下部は転動下板の下板溝に収容されるとともに、下部ローラー部材の上部は転動中板の中板下部板溝に収容されている。よって、下部ローラー部材が第一方向を向く軸線回りの回動方向以外に回動することがなく、転動下板と転動中板との間の相対変位が第二方向以外に変位することが抑制される。
また、本発明に係る支承機構では、前記上部ローラー部材は、軸線方向を前記第二方向に向けるとともに、前記第一方向に間隔を有して配置された複数の上部ローラー部と、該複数の上部ローラー部の前記第二方向の両端部を支持する上部ローラー支持部と、を有していてもよい。
このように構成された支承機構では、上部ローラー部が複数配置されているため、上部材の下面及び転動中板の上面と上部ローラー部との接触面を大きく確保することができる。よって、小径のローラーでも大きな耐荷重が得られるとともに、上部材と転動中板との間での第一方向への相対変位がよりスムーズ且つ確実に生じる。
また、上部ローラー部材は複数の上部ローラー部が配置された製品であるため、複数の上部ローラー部の設置を容易に行うことができる。
また、本発明に係る支承機構では、前記上部材は、前記上部体の下面に固定された上板と、該上板の下面に沿って設けられ、下面に前記上部ローラー部材の上部を収容可能とする上板溝が形成された転動上板と、を有し、前記転動中板の上面には前記上部ローラー部材の下部を収容可能とする中板上部溝が形成され、前記上部ローラー部の回動に伴い、前記転動上板及び前記転動中板の少なくとも一方が前記上部ローラー部の外周面を摺動して前記第一方向に変位可能とされていてもよい。
このように構成された支承機構では、上部ローラー部材の上部は転動上板の上板溝に収容されるとともに、上部ローラー部材の下部は転動中板の中板上部溝に収容されている。よって、上部ローラー部材が第二方向を向く軸線回りの回動方向以外に回動することがなく、転動上板と転動中板との間の相対変位が第一方向以外に変位することが抑制される。
また、本発明に係る支承機構は、前記下部材と前記転動中板との間で前記第一方向への相対変位を規制する第一方向規制部を備えていてもよい。
このように構成された支承機構では、下部材と転動中板との間での第一方向へ相対移動が第一方向規制部により規制されている。よって、下部体及び上部体のうち少なくとも一方を第一方向へ変位させる力が作用すると、他の部材間で第一方向への相対変位が生じることなく、上部材と転動中板との間で第一方向への相対変位が促される。
また、本発明に係る支承機構は、前記上部材と前記転動中板との間での前記第二方向への相対変位を規制する第二方向規制部を備えていてもよい。
このように構成された支承機構では、上部材と転動中板との間での第二方向へ相対移動が第二方向規制部により規制されている。よって、下部体及び上部体のうち少なくとも一方を第二方向へ変位させる力が作用すると、他の部材間で第二方向への相対変位が生じることなく、下部材と転動中板との間で第二方向への相対変位が促される。
また、本発明に係る防振床構造は、基礎上に設置される下部体と、該下部体の上方に配置され、浮き床が設置される上部体と、該下部体に支持されたばねユニットと、該ばねユニットと前記上部体との間に配置された上記のいずれか一項に記載の支承機構と、を備え、前記ばねユニットは、前記下部体に固定された下部プレートと、前記上部体に前記第一方向及び前記第二方向に変位可能に接続された上部プレートと、前記下部プレートと前記上部プレートとの間に配置された支持ばねと、を有し、前記下部材は、前記下部体に支持された前記ばねユニットの上面に沿って設けられ、前記上部体に前記第一方向及び前記第二方向に変位可能に接続された下板と、該下板の上面に沿って設けられ、上面に前記下部ローラー部材の下部を収容可能とする下板溝が形成された転動下板と、を有していることを特徴とする。
このように構成された防振床構造では、下部体及び上部体のうち少なくとも一方が第一方向に変位しようとすると、上部ローラー部材は第二方向を軸線方向として軸線回りに回動する。上部ローラー部材の回動に伴い、上部材の下面及び転動中板の上面は上部ローラー部材の外周面に沿って滑り(転動し)、上部材と転動中板との間で第一方向への相対変位が生じる。
また、下部体及び上部体のうち少なくとも一方が第二方向に変位しようとすると、下部ローラー部材は第一方向を軸線方向として軸線回りに回動する。下部ローラー部材の回動に伴い、下部材の上面及び転動中板の下面は下部ローラー部材の外周面に沿って滑り(転動し)、下部材と転動中板との間で第二方向への相対変位が生じる。
よって、下部体及び上部体のうち少なくとも一方の変位により上部ローラー部材及び下部ローラー部材の回動が起こり、これに起因して、上部材と転動中板との間で第一方向への滑り(転動)変位及び下部材と転動中板との間で第二方向への滑り(転動)変位がスムーズに生じる。
本発明に係る支承機構及び防振床構造によれば、小さな抵抗力で水平方向にスムーズに滑る(転動する)ことができ、支持ばねにほとんど水平力を作用させないようにすることができる。
本発明の一実施形態に係る防振床構造の構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る支承機構の一部の分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る支承機構の平面図である。 (a)図3のA矢視図であり、(b)図3のX-X線断面図である。 (a)図3のB矢視図であり、(b)図3のY-Y線断面図である。 本発明の一実施形態に係る支承機構において、(a)転動上板を外した状態を見下げた模式図であり、(b)転動中板を外した状態を見下げた模式図である。 本発明の一実施形態に係る支承機構の下部ローラー部材及び上部ローラー部材の構成を示す斜視図である。 従来の防振浮き床の構成を示す図である。 コンクリート床(浮き床)の乾燥収縮による支持ばねの動きを示し、(a)支持ばねとコンクリート床との間に支承材が設置されていない場合を示し、(b)支持ばねとコンクリート床との間に支承材が設置された場合を示している。
以下、本発明の一実施形態による防振床構造について、図1から図7に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る防振床構造の構成を示す図である。
図1に示すように、防振床構造100は、不図示の基礎マット上に設置された下部キャピタル(下部体)91と、浮き床92が設置される上部キャピタル(上部体)93と、下部キャピタル91に支持されたばねユニット94と、ばねユニット94と上部キャピタル93との間に設けられたローラー支承(支承機構)101と、を備えている。
便宜上、水平方向のうち図1に示す紙面左右方向をX方向(第一方向)と称し、水平方向のうちX方向と直交する方向をY方向(第二方向)と称する。
ばねユニット94は、下部プレート95と、中間プレート96と、上部プレート97と、ばね本体(支持ばね)98と、連結パイプ99と、を有している。ばね本体98は、例えば皿ばねが上下方向に複数設置されて構成されている。連結パイプ99は、中間プレート96と上部プレート97とを連結している。
下部キャピタル91には、アンカーボルト91aが設けられている。下部プレート95の取付孔95hに挿通されたボルト91bは、アンカーボルト91aの袋ナット91cに螺合されている。
上部キャピタル93には、アンカーボルト93aが設けられている。上部プレート97の挿通孔97hに挿通されたボルト97bは、アンカーボルト93aの袋ナット93cに螺合されている。
上部プレート97に形成された挿通孔97hは、ボルト97aの軸部の外周に十分に大きなクリアランスc1を有している。これにより、上部プレート97は、上部キャピタル93に対して、X方向及びY方向に相対変位可能とされている。換言すると、上部プレート97は、上部キャピタル93に対してX方向及びY方向に変位可能に接続されている。
図2は、ローラー支承101の一部の分解斜視図である。
図2に示すように、ローラー支承101は、下部材1と、下部フラットローラー(下部ローラー部材)3と、転動中板40と、上部フラットローラー(上部ローラー部材)5と、上部材6と、下部アングル(第一方向規制部)81(図4(a)参照。以下同じ。)と、上部アングル(第二方向規制部)86(図5(a)参照。以下同じ。)と、を備えている。
下部材1は、ばねユニット94の上面97u(図1参照。以下同じ。)に沿って設けられている。下部材1は、下板10(図1参照。以下同じ。)と、転動下板20と、を有している。本実施形態では、ばねユニット94の上部プレート97(図1参照。以下同じ。)が、下板10を兼ねている。
転動下板20は、板状に形成されている。転動下板20は、板厚方向を上下方向に向けて下板10に固定されている。
図3は、ローラー支承101の平面図である。図4(a)は図3のA矢視図であり、図4(b)は図3のX-X線断面図である。図5(a)は図3のB矢視図であり、図5(b)は図3のY-Y線断面図である。
図4(a)に示すように、転動下板20は、下板10の上面10uに沿って設けられている。
図2に示すように、転動下板20の上面20uには、下方に向かって凹む下板溝20gが形成されている。下板溝20gはY方向に延びている。本実施形態では、下板溝20gは、転動下板20のY方向の全長にわたって形成されている。下板溝20gは、X方向に間隔を有して複数形成されている。本実施形態では、下板溝20gは、4本形成されている。
転動下板20のX方向の略中央及びY方向の略中央には、下板溝20gは形成されておらず、上下方向に貫通するボルト孔20hが形成されている。
転動下板20の各下板溝20gには、硬質板26が設けられている。硬質板26は、平面視で下板溝20gと対応した形状をなしている。硬質板26は、下板溝20gのY方向の全長にわたって設けられている。硬質板26は、帯板状に形成され、下板溝20g内に固定されている。硬質板26は、板厚方向を上下方向に向けて配置されている。
下部フラットローラー3は、複数のフラットローラー30を有している。各フラットローラー30は、硬質板26の上面26uに沿って配置されている。フラットローラー30は、下板溝20gに対応して4箇所に配置されている。
図6は、ローラー支承101において、(a)は転動上板70を外した状態を見下げた模式図であり、(b)は転動中板40を外した状態を見下げた模式図である。
図6(b)に示すように、各フラットローラー30は、対応する硬質板26に対して、Y方向の中央に配置されている。換言すると、硬質板26のY方向の両端部上には、可動寸法を確保するためフラットローラー30が設けられていない。
図7は、下部フラットローラー3及び上部フラットローラー5で使用されているフラットローラー30の構成を示す斜視図である。
図7に示すように、各フラットローラー30は、ケージ部31(下部ローラー支持部)と、ローラー部(下部ローラー部)36と、を有している。本実施形態では、ケージ部31は、鋼板を略M形状にプレス成型して構成されている。このフラットローラー30は大量生産されている製品のため安価である。
図2に示すように、下部フラットローラー3では、フラットローラー30は、幅方向をX方向に向けるとともに長手方向をY方向に向けて配置されている。
図7に示すように、ケージ部31は、平板部32を有している。平板部32は、板状に形成されている。平板部32は、板厚方向を上下方向に向けて配置されている。
平板部32の幅方向の略中央には、下方に凹む凹部33が形成されている。平板部32の幅方向の両端部には、下方に折曲された折曲壁部34が形成されている。
平板部32及び凹部33には、上下方向に貫通する貫通孔32hが長手方向に間隔を有して複数形成されている。各貫通孔32hには、ローラー部36が設けられている。ローラー部36は、幅方向を軸線方向として、幅方向の両端部がケージ部31に支持されている。ローラー部36は、軸線回りに回動可能とされている。換言すると、下部フラットローラー3では、ローラー部36は軸線方向をX方向に向け、軸線回りに回動可能とされている。
ローラー部36の外周面の上部36uは、平板部32の上面32uから上方に突出している。ローラー部36の外周面の下部(不図示。以下同じ。)は、凹部33の下面33dから下方に突出している。換言すると、ローラー部36の上部36u及び下部は、ケージ部31から突出している。
本実施形態では、下部フラットローラー3の摩擦係数は0.001~0.0025程度と小さく、高さも2~7mm程度と非常に薄い。
図4(a)に示すように、転動中板40は、転動下板20の上方に配置されている。図2に示すように、転動中板40は、板状に形成されている。転動中板40は、板厚方向を上下方向に向けて配置されている。
転動中板40の下面40dには、上方に向かって凹む中板下部溝40gが形成されている。中板下部溝40gはY方向に延びている。本実施形態では、中板下部溝40gは、転動中板40のY方向の全長にわたって形成されている。中板下部溝40gは、X方向に間隔を有して複数形成されている。本実施形態では、中板下部溝40gは、4本形成されている。
転動中板40の各中板下部溝40gには、硬質板46が設けられている。硬質板46は、平面視で中板下部溝40gと対応した形状をなしている。硬質板46は、中板下部溝40gのY方向の全長にわたって設けられている。硬質板46は、帯板状に形成され、中板下部溝40g内に固定されている。硬質板46は、板厚方向を上下方向に向けて配置されている。
図4(b)に示すように、下部フラットローラー3の下部は、転動下板20の下板溝20g内に配置されている。下部フラットローラー3の上部は、転動中板40の中板下部溝40g内に配置されている。下部フラットローラー3のローラー部36(図7参照。以下同じ。)の外周面の下部は、転動下板20の下板溝20gに設けられた硬質板26の上面26u(図2参照。以下同じ。)に当接可能とされている。下部フラットローラー3のローラー部36の外周面の上部は、転動中板40の中板下部溝40gに設けられた硬質板46の下面46d(図2参照。以下同じ。)に当接可能とされている。
図2に示すように、転動中板40の上面40uには、下方に向かって凹む中板上部溝40jが形成されている。中板上部溝40jはX方向に延びている。本実施形態では、中板上部溝40jは、転動中板40のX方向の全長にわたって形成されている。中板上部溝40jは、Y方向に間隔を有して複数形成されている。本実施形態では、中板上部溝40jは、4本形成されている。
転動中板40のX方向の略中央及びY方向の略中央には、中板下部溝40g及び中板上部溝40jは形成されておらず、上下方向に貫通するボルト孔40hが形成されている。ボルト孔40hの径は、転動下板20のボルト孔20hの径よりも大きい。
転動中板40の各中板上部溝40jには、硬質板47が設けられている。硬質板47は、平面視で中板上部溝40jと対応した形状をなしている。硬質板47は、中板上部溝40jのY方向の全長にわたって設けられている。硬質板47は、帯板状に形成され、中板上部溝40j内に固定されている。硬質板47は、板厚方向を上下方向に向けて配置されている。
上部フラットローラー5は、複数のフラットローラー30を有している。各フラットローラー30は、硬質板47の上面47uに沿って配置されている。フラットローラー30は、中板上部溝40jに対応して4箇所に設けられている。
図6(a)に示すように、各フラットローラー30は、対応する硬質板47に対して、X方向の中央に配置されている。換言すると、硬質板47のX方向の両端部上には、可動寸法を確保するためフラットローラー30が設けられていない。
上部フラットローラー5の構成は、フラットローラー30の配置方向が異なる点を除いて、下部フラットローラー3の構成と同様である。上部フラットローラー5と下部フラットローラー3とで同様の構成については、説明を省略する。上部フラットローラー5では、フラットローラー30の幅方向をY方向に向けるとともに長手方向をX方向に向けて配置されている。上部フラットローラー5では、ローラー部36は、軸線方向をY方向に向け、軸線回りに回動可能とされている。ローラー部36は、X方向に間隔を有して複数配置されている。ケージ部31は、ローラー部36のY方向の両端部を支持している。上部フラットローラー5では、ケージ部31が上部ローラー支持部であり、ローラー部36が上部ローラー部である。
図4(a)に示すように、上部材6は、上板60と、上板60に固定された転動上板70と、を有している。上板60は、板状に形成されている。上板60は、板厚方向を上下方向に向けて配置されている。図1に示すように、上部キャピタル93の下面には、埋込鋼板93tが設けられている。上板60に挿通されたボルト60aは、埋込鋼板93tを貫通して、上部キャピタル93に設けられた袋ナット93eに螺合されている。
図4(b)に示すように、上板60のX方向の略中央及びY方向の略中央には、下方に凹む上板凹部61が形成されている。
上板凹部61の底部(下面)上には、上下方向に貫通するボルト孔60hが形成されている。ボルト孔60hの径は、転動中板40のボルト孔40hの径と略同一である。
図5(a)に示すように、転動上板70は、転動中板40の上方且つ上板60の下面60dに沿って配置されている。図2に示すように、転動上板70は、板状に形成されている。転動上板70は、板厚方向を上下方向に向けて配置されている。
転動上板70の下面70dには、上方に向かって凹む上板溝70gが形成されている。上板溝70gはX方向に延びている。本実施形態では、上板溝70gは、転動上板70のX方向の全長にわたって形成されている。上板溝70gは、Y方向に間隔を有して複数形成されている。本実施形態では、上板溝70gは、4本形成されている。
転動上板70のX方向の略中央及びY方向の略中央には、上板溝70gは形成されておらず、上下方向に貫通するボルト孔70hが形成されている。ボルト孔70hの径は、転動中板40のボルト孔の径と略同一である。
図4(b)に示すように、上板60のボルト孔60hに挿通された固定ボルト71は、転動上板70のボルト孔70h、転動中板40のボルト孔40h及び転動下板20のボルト孔20hに挿通され、下板10のボルト孔10hに螺合されている。固定ボルト71の頭部と下板10の上板凹部61の底部との間には、ワッシャー72が設けられている。ワッシャー72の径は、上板60のボルト孔60hの径よりも大きい。上板60のボルト孔60hの径、転動上板70のボルト孔70hの径及び転動中板40のボルト孔40hの径は、固定ボルト71の軸部の径よりも十分に大きい。換言すると、上板60のボルト孔60h、転動上板70のボルト孔70h及び転動中板40のボルト孔40hは、固定ボルト71の軸部の外周に十分に大きなクリアランスc2を有している。転動下板20のボルト孔20hの径及び下板10のボルト孔10hの径は、固定ボルト71の径と略同一または僅かに大きい。
固定ボルト71により、下板10と上板60の間に、転動下板20、転動中板40及び転動上板70が挟み込まれている。
図2に示すように、転動上板70の各上板溝70gには、硬質板76が設けられている。硬質板76は、平面視で上板溝70gと対応した形状をなしている。硬質板76は、上板溝70gのX方向の全長にわたって設けられている。硬質板76は、帯板状に形成され、上板溝70g内に固定されている。硬質板76は、板厚方向を上下方向に向けて配置されている。
図5(b)に示すように、上部フラットローラー5の下部は、転動中板40の中板上部溝40j内に配置されている。上部フラットローラー5の上部は、転動上板70の上板溝70g内に配置されている。上部フラットローラー5のローラー部36の外周面の下部は、転動中板40の中板上部溝40jに設けられた硬質板47の上面47u(図2参照。以下同じ。)に当接可能とされている。上部フラットローラー5のローラー部36の外周面の上部は、転動上板70の上板溝70gに設けられた硬質板76の下面76d(図2参照。以下同じ。)に当接可能とされている。
図4(b)に示すように、下部アングル81は、転動下板20及び転動中板40のX方向の両端面に設けられ、転動中板40の下部材1に対するX方向の相対変位を規制しつつY方向相対変位を自由にしている。下部アングル81は、X方向及び上下方向に沿う断面視でL字状をなしている。各下部アングル81は、取付板部82と、規制板部83と、を有している。
取付板部82は、下板10の上面10uに配置されている。螺子84が取付板部82の取付孔に挿通され、下板10の取付孔に螺合されている。
規制板部83は、取付板部82のX方向の端部に設けられている。規制板部83は、転動下板20及び転動中板40のX方向の端面に当接配置されている。これにより、下板10と転動下板20と転動中板40との間でX方向への相対変位を規制しつつ、Y方向の相対変位を自由にする。
図5(b)に示すように、上部アングル86は、転動上板70及び転動中板40のY方向の両端面に設けられ、転動中板40の上部材6に対するY方向の相対変位を規制しつつX方向相対変位を自由にしている。上部アングル86は、Y方向及び上下方向に沿う断面視でL字状をなしている。各上部アングル86は、取付板部87と、規制板部88と、を有している。
取付板部87は、上板60の下面60dに配置されている。螺子89が取付板部82の取付孔に挿通され、上板60の取付孔に螺合されている。
規制板部88は、取付板部87のY方向の端部に設けられている。規制板部88は、転動上板70及び転動中板40のY方向の端面に当接配置されている。これにより、上板60と転動上板70と転動中板40との間でY方向への相対変位を規制しつつ、X方向の相対変位を自由にする。
上記の防振床構造100において、浮き床92が乾燥収縮した場合のローラー支承101の動作について説明する。
まず、浮き床92が乾燥収縮して、浮き床92及び浮き床92を支持する上部キャピタル93が、X方向の一方側に変位した場合について説明する。
上部キャピタル93のX方向の一方側への変位に伴い、上部キャピタル93にボルトで固定された上板60及び上板60の下面60dに沿って設けられた転動上板70にX方向の一方側への力が作用し、上部フラットローラー5のローラー部36が回動する。回動方向は、上方から見て、外周面の上部がX方向の他方側から一方側に向かう向きである。ローラー部36の回動に伴い、転動上板70がローラー部36の外周面を摺動する。これにより、上板60及び転動上板70が、X方向の一方側に変位する。
次に、浮き床92が乾燥収縮して、浮き床92及び浮き床92を支持する上部キャピタル93が、Y方向の一方側に変位した場合について説明する。
上部キャピタル93のY方向の一方側への変位に伴い、上部キャピタル93にボルトで固定された上板60、上板60の下面60dに沿って設けられた転動上板70及び転動上板70の下面70dに沿って設けられた転動中板40にY方向の一方側への力が作用し、下部フラットローラー3のローラー部36が回動する。回動方向は、上方から見て、外周面の上部がY方向の他方側から一方側に向かう向きである。ローラー部36の回動に伴い、転動中板40がローラー部36の外周面を摺動する。これにより、上板60、転動上板70及び転動中板40が、Y方向の一方側に変位する。
このように構成された防振床構造100では、上部キャピタル93がX方向に変位しようとすると、上部フラットローラー5はY方向を軸線方向として軸線回りに回動する。上部フラットローラー5の回動に伴い、転動上板70の下面70d及び転動中板40の上面40uは上部フラットローラー5の外周面に沿って滑り(転動し)、転動上板70と転動中板40との間でX方向への相対変位が生じる。
また、上部キャピタル93がY方向に変位しようとすると、下部フラットローラー3はX方向を軸線方向として軸線回りに回動する。下部フラットローラー3の回動に伴い、転動下板20の上面20u及び転動中板40の下面40dは下部フラットローラー3の外周面に沿って滑り(転動し)、転動下板20と転動中板40との間でY方向への相対変位が生じる。
よって、上部キャピタル93の変位により上部フラットローラー5及び下部フラットローラー3の回動が起こり、これに起因して、転動上板70と転動中板40との間でX方向への滑り(転動)変位及び転動下板20と転動中板40との間でY方向への滑り変位がスムーズに生じる。したがって、支持ばねに作用する水平方向力を大幅に低減することができる。
また、下部フラットローラー3では、ローラー部36が複数配置されているため、転動下板20に設けられた硬質板26の上面26u及び転動中板40に設けられた硬質板46の下面46dとローラー部36との接触面を大きく確保することができる。よって、小径のローラーでも大きな耐荷重が得られるとともに、転動下板20と転動中板40との間でのY方向への相対変位がよりスムーズ且つ確実に生じる。
また、下部フラットローラー3は複数のローラー部36が配置された製品であるため、複数のローラー部36の設置を容易に行うことができる。
また、下部フラットローラー3の下部は転動下板20の下板溝20gに収容されるとともに、下部フラットローラー3の上部は転動中板40の中板下部溝40gに収容されている。よって、下部フラットローラー3がX方向を向く軸線回りの回動方向以外に回動することがなく、転動下板20と転動中板40との間の相対変位がY方向以外に変位することが抑制される。
また、下板溝20g及び中板下部板溝は、X方向に離間して設けられ、ひとつの溝にひとつのフラットローラー30が収容されているため、フラットローラー30どうしの接触は生じない。
また、上部フラットローラー5では、上部ローラー部36が複数配置されているため、転動上板70に設けられた硬質板76の下面76d及び転動中板40に設けられた硬質板47の上面47uと上部ローラー部36との接触面を大きく確保することができる。よって、小径のローラーでも大きな耐荷重が得られるとともに、転動上板70と転動中板40との間でのX方向への相対変位がよりスムーズ且つ確実に生じる。
また、上部フラットローラー5は複数のローラー部36が配置された製品であるため、複数のローラー部36の設置を容易に行うことができる。
また、上部フラットローラー5の上部は転動上板70の上板溝70gに収容されるとともに、上部フラットローラー5の下部は転動中板40の中板上部溝40jに収容されている。よって、上部フラットローラー5がY方向を向く軸線回りの回動方向以外に回動することがなく、転動上板70と転動中板40との間の相対変位がX方向以外に変位することが抑制される。
また、上板溝70g及び中板上部溝40jは、Y方向に離間して設けられ、ひとつの溝にひとつのフラットローラー30が収容されているため、フラットローラー30どうしの接触は生じない。
また、下部材1と転動中板40との間でのX方向へ相対移動が下部アングル81により規制されているため、上部キャピタル93をX方向へ変位させる力が作用すると、他の部材間でX方向への相対変位が生じることはなく、転動上板70と転動中板40との間でX方向への相対変位が促される。
また、上部材6と転動中板40との間でのY方向へ相対移動が上部アングル86により規制されているため、上部キャピタル93をY方向へ変位させる力が作用すると、他の部材間でY方向への相対変位が生じることなく、転動下板20と転動中板40との間でY方向への相対変位が促される。
また、下部フラットローラー3及び上部フラットローラー5の高さは2~7mm程度と非常に薄く、ローラー支承101全体の高さを100mm以下に抑えることができる。よって、ローラー支承101をばねユニット94の上方に設置する際に、装置高さの増加を抑制することができるため、床下高さへの影響が小さい。
また、下部フラットローラー3及び上部フラットローラー5の転動距離と支持重量を考慮して仕様を設定することにより、機器免震、床免震、建物免震の支承としても適用可能である。
また、ばねユニット94の上部プレート97がローラー支承101の下板10の機能を兼ねることもでき、その場合下板を別途設ける必要がない。
なお、上述した実施の形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記に示す実施形態では、上部材6は上板60と転動上板70とを有し、下部材1は下板10と転動下板20とを有しているが本発明はこれに限られない。上板に上板溝が直接設けられて上板が転動上板の機能も有し、下板に下板溝が直接設けられて下板が転動下板の機能も有していてもよい。
また、上記に示す実施形態では、下板10の挿通孔97hにクリアランスc1を設けて、下板10が上部キャピタル93に対して水平方向に変位可能とされているが、本発明はこれに限られず、上部材が上部体に対して第一方向及び第二方向に変位可能とされていてもよい。
また、上記に示す実施形態では、転動下板20、転動中板40及び転動上板70には、それぞれ硬質板26,46,47,76が設けられ、これら硬質板26,46,47,76にフラットローラー30のローラー部36の外周面が当接可能とされているが、本発明はこれに限られない。下部ローラー部材の外周面が転動下板及び転動中板に直接当接する構成や、上部ローラー部材の外周面が転動上板及び転動中板の直接当接する構成であってもよい。
また、上記に示す実施形態では、ばねユニット94の上部プレート97がローラー支承101の下板10の機能を兼ているが、本発明はこれに限られず、上部プレートを下板とは別に設けてもよい。
1…下部材
3…下部フラットローラー(下部ローラー部材)
5…上部フラットローラー(上部ローラー部材)
6…上部材
10…下板
20…転動下板
20g…下板溝
26,46,47,76…硬質板
30…フラットローラー
31…ケージ部(下部ローラー支持部、上部ローラー支持部)
36…ローラー部(下部ローラー部、上部ローラー部)
40…転動中板
40g…中板下部溝
40j…中板上部溝
60…上板
70…転動上板
70g…上板溝
81…下部アングル(第一方向規制部)
86…上部アングル(第二方向規制部)
91…下部キャピタル(下部体)
92…浮き床
93…上部キャピタル(上部体)
94…ばねユニット
95…下部プレート
97…上部プレート
98…ばね本体(支持ばね)
100…防振床構造
101…ローラー支承(支承機構)

Claims (8)

  1. 下部体に支持されたばねユニットと上部体との間に設けられる支承機構であって、
    前記ばねユニットの上面に沿って設けられた下部材と、
    該下部材の上面に沿って設けられ、水平面に沿う第一方向を軸線方向として該軸線回りに回動可能に設けられた下部ローラー部材と、
    該下部ローラー部材の上部に沿って設けられた転動中板と、
    該転動中板の上面に沿って設けられ、水平面に沿い前記第一方向と直交する第二方向を軸線方向として該軸線回りに回動可能に設けられた上部ローラー部材と、
    該上部ローラー部材の上部に沿って設けられた上部材と、を備え、
    前記下部材は、前記ばねユニットの上面に固定され、
    前記上部材は、前記上部体に固定され、
    前記下部材の上面及び前記転動中板の下面は、前記下部ローラー部材の外周面に当接配置され、
    前記上部材の下面及び前記転動中板の上面は、前記上部ローラー部材の外周面に当接配置され
    前記下部ローラー部材のローラー部の外周面および前記上部ローラー部材のローラー部の外周面と当接可能に硬質板が設けられていることを特徴とする支承機構。
  2. 前記下部ローラー部材は、
    軸線方向を前記第一方向に向けるとともに、前記第二方向に間隔を有して配置された複数の下部ローラー部と、
    該複数の下部ローラー部の前記第一方向の両端部を支持する下部ローラー支持部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の支承機構。
  3. 前記下部材は、
    前記ばねユニットの上面に沿って設けられ、前記上部体に前記第一方向及び前記第二方向に変位可能に接続された下板と、
    該下板の上面に沿って設けられ、上面に前記下部ローラー部材の下部を収容可能とする下板溝が形成された転動下板と、を有し、
    前記転動中板の下面には前記下部ローラー部材の上部を収容可能とする中板下部溝が形成され、
    前記下部ローラー部の回動に伴い、前記転動下板及び前記転動中板の少なくとも一方が前記下部ローラー部の外周面を摺動して前記第二方向に変位可能とされていることを特徴とする請求項2に記載の支承機構。
  4. 前記上部ローラー部材は、
    軸線方向を前記第二方向に向けるとともに、前記第一方向に間隔を有して配置された複数の上部ローラー部と、
    該複数の上部ローラー部の前記第二方向の両端部を支持する上部ローラー支持部と、を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の支承機構。
  5. 前記上部材は、
    前記上部体の下面に固定された上板と、
    該上板の下面に沿って設けられ、下面に前記上部ローラー部材の上部を収容可能とする上板溝が形成された転動上板と、を有し、
    前記転動中板の上面には前記上部ローラー部材の下部を収容可能とする中板上部溝が形成され、
    前記上部ローラー部の回動に伴い、前記転動上板及び前記転動中板の少なくとも一方が前記上部ローラー部の外周面を摺動して前記第一方向に変位可能とされていることを特徴とする請求項4に記載の支承機構。
  6. 前記下部材と前記転動中板との間で前記第一方向への相対変位を規制する第一方向規制部を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の支承機構。
  7. 前記上部材と前記転動中板との間での前記第二方向への相対変位を規制する第二方向規制部を備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の支承機構。
  8. 基礎上に設置される下部体と、
    該下部体の上方に配置され、浮き床が設置される上部体と、
    該下部体に支持されたばねユニットと、
    該ばねユニットと前記上部体との間に配置された請求項1から7のいずれか一項に記載の支承機構と、を備え、
    前記ばねユニットは、
    前記下部体に固定された下部プレートと、
    前記上部体に前記第一方向及び前記第二方向に変位可能に接続された上部プレートと、
    前記下部プレートと前記上部プレートとの間に配置された支持ばねと、を有し、
    前記下部材は、
    前記下部体に支持された前記ばねユニットの上面に沿って設けられ、前記上部体に前記第一方向及び前記第二方向に変位可能に接続された下板と、
    該下板の上面に沿って設けられ、上面に前記下部ローラー部材の下部を収容可能とする下板溝が形成された転動下板と、を有していることを特徴とする防振床構造。
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