JP7292159B2 - 基板処理装置及び空気供給方法 - Google Patents
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Description
各処理ユニットとで、供給される空気の温度や湿度が異なると、例えば、処理ユニットでレジスト膜を形成する場合に膜厚差等がユニット間で生じてしまう。
特に、複数のダクトを有し処理ユニットの接続数がダクト間で異なる基板処理装置において、各処理ユニットに供給される清浄な空気の温度や湿度のユニット間差を低減する。
キャリアブロックB1には、キャリア載置台11が設けられている。キャリア載置台11には、例えば塗布現像装置1の外部からキャリアCを搬入出する際に、キャリアCが載置される載置板12が設けられている。載置板12は、幅方向(図のX方向)と水平面内で直交する奥行き方向(図のY方向)に沿って、複数(図の例では4つ)設けられている。また、キャリアブロックB1には、キャリア載置台11と処理ブロックB2との間に、ウェハ搬送機構13が設けられている。ウェハ搬送機構13は、進退自在、昇降自在、鉛直軸周りに回転自在、且つ、奥行き方向に移動自在に構成された搬送アーム13aを有し、各載置板12上のキャリアCと、後述の受渡タワー21との間で、ウェハWを搬送できる。
受渡タワー21は、複数の受渡モジュールが上下方向に積層されたものである。この受渡タワー21は、第1~第6層ブロックL1~L6の各層ブロックに対応する高さ位置に、受渡モジュールが設けられている。具体的には、受渡タワー21は、第1層ブロックL1に対応する位置に受渡モジュールTRS11、CPL11が設けられている。同様に、第2~第6層ブロックL2~L6に対応する位置に受渡モジュールTRS12~TRS16、CPL12~CPL16が設けられている。なお、「TRS」が付されている受渡モジュールと「CPL」が付されている受渡モジュールは、略同様に構成されており、後者のみが、ウェハWが載置されるステージに当該ウェハWの温度を調節するため媒体の流路が形成されている点で異なる。
具体的には、第1層ブロックL1の手前側の領域には、処理液によりウェハWを液処理する液処理ユニットである反射防止膜形成ユニットBCT1が設けられ、奥側の領域には、各種ユニットを有する縦型ユニットT11~T14が設けられている。
また、受渡タワー41は、後述のウェハ搬送機構Q11、Q21、Q31がアクセス可能な高さ位置に、受渡モジュールTRS20が設けられている。この受渡モジュールTRS20は、例えば、右側サブブロックB22から左側サブブロックB21へのウェハWの搬入時に用いられる。
本実施形態では、第4~第6層ブロックP4~P6には液処理ユニット等の処理ユニットが設けられるが、第1~第3層ブロックP1~P3には処理ユニットは設けられない。以下、具体的に説明する。なお、図1では、右側サブブロックB22については、第1~第6層ブロックP1~P6のうち、第4層ブロックP4の構成が示されている。
この受渡タワー51は、複数の受渡モジュールが上下方向に積層されている。受渡タワー51は、右側サブブロックB22の第1~第3層ブロックP1~P3の各層ブロックに対応する高さ位置にそれぞれ、受渡モジュールTRS31~TRS33が設けられている。
このように、ダクト23、43の内部の断面積を、当該ダクトに接続されている液処理ユニットへの空気の総流量に応じた値とすることで、流速の速いダクト23にダクト43の流速を合わせている。これにより、ダクト23、43とで、当該ダクト内における空気の流速を等しくしている。
このように、フレキシブル管24、44の内部の断面積を、当該フレキシブル管が連結するダクトに接続されている液処理ユニットへの空気の総流量に応じた値とすることで、流速の速いフレキシブル管24の流速にフレキシブル管44の流速を合わせている。これにより、フレキシブル管24、44とで、当該フレキシブル管内における空気の流速を等しくしている。つまり、ダクト23、43とでは、フレキシブル管を介して当該ダクトに供給される空気の流速が等しい。
ダクト23、43内の空気の流速がダクト間で等しい場合は、液処理ユニットの接続数が少ないダクト43内に空気が滞在する時間が、上記接続数が多いダクト23内に滞在する時間より長くなることがない。そのため、液処理ユニットの接続数が少ないダクト43において、ダクト上流側に接続された液処理ユニットとダクト下流側に接続された液処理ユニット(例えばレジスト膜形成ユニットCOT1と同ユニットCOT3)とで、供給される空気の温度差や湿度差が大きくなるのを防ぐことができる。さらに、ダクト23、43内の空気の流速がダクト間で等しい場合、ダクト23に接続される第n(nは4~6の整数)層ブロックの液処理ユニットと、ダクト43に接続される第n層ブロックの液処理ユニットとの間で、供給される空気の温度差や湿度差を小さくすることができる。
また、フレキシブル管24、44を介してダクト23、43に供給される空気の流速がダクト間で等しい場合、言い換えると、フレキシブル管24、44管内での空気の流速がフレキシブル管で等しい場合は、以下の通りである。すなわち、この場合、液処理ユニットの接続数が少ないダクト43を連結するフレキシブル管44内に空気が滞在する時間が、上記接続数が多いダクト23を連結するフレキシブル管24内に滞在する時間より長くなることがない。そのため、上記接続数が少ないダクト43を連結するフレキシブル管44から当該ダクト43に供給される空気の温度や湿度と、上記接続数が少ないダクト23を連結するフレキシブル管24から当該ダクト23に供給される空気の温度や湿度とで、大きな差が生じることがない。したがって、ダクト23に接続される液処理ユニットと、ダクト43に接続される液処理ユニットとの間での、供給される空気の温度差や湿度差を低減することができる。
したがって、本実施形態によれば、各液処理ユニットに供給される清浄な空気の温度や湿度のユニット間差を低減することができる。
ダクト23は、図5に示すように、当該ダクト23の外側の熱から当該ダクト23内を流れる空気を断熱する断熱部材23aで覆われている。断熱部材23aは、例えば、熱伝導率の低い樹脂材料で形成される。図の例では、断熱部材23aは、直方体形状に形成されているダクト23の手前側(図のY方向負側)、左側(図のX方向負側)及び奥側(図のY方向正側)の上下方向全体を覆っている。
また、断熱部材23aは、図6に示すように、ダクト23の外周面との間に空気層23bが形成されるように、当該ダクト23に取り付けられる。
また、空気層23bが形成されるよう断熱部材23aを取り付けることで、ダクト外部からダクト内の空気への影響をより低減することができる。そのため、ダクト上流側の液処理ユニットとダクト下流側の液処理ユニット間での、供給される空気の温度差や湿度差を、より低減することができる。
図7に示すように、処理ブロックB2は、各種処理ユニットやダクト23、43を収納する筐体10を有している。そして、処理ブロックB2は、液処理ユニット等に対する電装品がユニット化された複数の電装ユニット200が筐体10の上方に設けられている。
ユニット本体201の下側には、突起部材202が設けられている。突起部材202は、奥行き方向に延びる突起203を有する。電装ユニット200は、ガイドレール210のガイド溝211と、突起部材202の突起203とにより、ガイドレール210に沿って奥行き方向に移動自在に構成されている。
なお、このように、電装ユニット200を嵩上げする場合は、ユニット本体201内の電装品の実装密度を高める等して、ユニット本体201の高さを、嵩上げした分、縮めることが好ましい。
図9及び図10に示すように、処理ブロックB2の筐体10の下面からは、ダクト23に接続されたフレキシブル管24が延びており、露出している。このフレキシブル管24の下面視における周囲には、仕切り板24aが設けられている。仕切り板24aの設置位置の具体例は以下の通りである。
なお、仕切り板24aは、フレキシブル管24の奥側(図のY方向正側)にも設けてもよい。さらにフレキシブル管24の手前側(図のY方向負側)にも仕切り板24aを設けてもよい。
図示するように、処理ブロックB2には、筐体10の下面と、塗布現像装置1が設置される床面FLとの間の隙間を正面から覆うカバー400を有している。そして、カバー400には、奥行き方向に貫通する貫通孔401が多数の形成されている。
このようなカバー400を設けることにより、筐体10の下側に熱が籠るのを防ぐことができる。そのため、筐体10の下面に近い液処理ユニットが、筐体10の下側に籠った熱の影響を受けることがない。したがって、筐体10の下側に籠った熱が原因となって、筐体10の下面に近い処理ユニットとその他の処理ユニットとで、温度差や湿度差が生じることがない。
図12は、上記キャビネットの一例を示す斜視図である。
図のキャビネット500は、電装品を収納する箱体501が設けられている。箱体501は、例えば、処理ブロックB2の右側サブブロックB22の第4層ブロックP4の右側図のX方向正側)に設けられている。
天板510には、上下方向に貫通する貫通孔511が形成されている。これにより、箱体501内の電装品の熱が当該箱体501の中に籠ることがない。そのため、箱体501の近傍の液処理ユニットやダクト43内の空気が、箱体501に籠った熱の影響を受けることがない。したがって、箱体501内に籠った熱が原因となって、当該箱体501に近い処理ユニットとその他の処理ユニットとで、温度差や湿度差が生じることがない。
図示するように、箱体501の天板510には側面視L字状の脚部512が設けられている。脚部512を介して天板510を枠体520の上面に取り付けることにより、天板510と枠体520との間に隙間521を形成することができる。この隙間521を介して、箱体501内の電装品の熱を逃がすことができる。
また、処理ブロックB2は、1つのブロックから構成されてもよい。この場合、受渡タワー41やウェハ搬送機構42は省略される。また、この場合、ウェハ搬送機構Q11、Q21、Q31は省略され、ウェハ搬送機構M11、M21、M31が受渡タワー51にもアクセス可能に構成される。さらに、ウェハ搬送機構Q41、Q51、Q61も省略され、ウェハ搬送機構M41がCOT1及び縦型ユニットU41~U44にもアクセス可能に構成され、ウェハ搬送機構M51、M61も同様に構成される。
また、以上の例は、ダクト内の空気の流速がダクト間で「等しい」ようにし、且つ、接続管を介してダクトに供給される空気の流速がダクト間で「等しい」ようにする、ものであるが、ここでの「等しい」とは流速の実測値の厳密な一致を要求するものではない。ダクト又は接続管が以上の例で開示した構造を有することで、各処理ユニットに供給される清浄な空気の温度や湿度のユニット間差を低減する、という効果を発揮させる限り、比較の結果、多少の差異の有る流速の実測値でも、「等しい」の範囲に包含される。
(1)基板を処理する処理ユニットを複数有する基板処理装置であって、
前記処理ユニットに空気を供給する複数のダクトを有し、
前記ダクト毎に、当該ダクトと空気の供給源とを連結する接続管を有し、
前記複数のダクトは、互いに異なる数の前記処理ユニットが接続され、
前記ダクト内の空気の流速及び前記接続管を介して前記ダクトに供給される空気の流速の少なくともいずれか一方が前記ダクト間で等しい、基板処理装置。
前記(1)によれば、処理ユニットを複数有する基板処理装置において、各処理ユニットに供給される清浄な空気の温度や湿度のユニット間差を低減することができる。
(A)前記ダクトがそれぞれ、当該ダクトに接続されている前記処理ユニットへの空気の総流量に応じた断面積を有すること、
(B)前記接続管がそれぞれ、当該接続管が連結する前記ダクトに接続されている前記処理ユニットへの空気の総流量に応じた断面積を有すること、
少なくともいずれか一方を満たす、前記(1)に記載の基板処理装置。
前記電装品は、前記筐体の上方における、当該筐体から離間した位置に設けられている、前記(5)に記載の基板処理装置。
当該接続管の下面視における周囲に仕切り板が設けられている、前記(5)または(6)に記載の基板処理装置。
前記キャリアブロックが前記筐体に隣接しており、
下面視における、前記キャリアブロックの下面に形成された排気孔と、前記接続管との間に、前記仕切り板が設けられている、前記(7)に記載の基板処理装置。
前記カバーは、貫通孔が形成されている、前記(5)~(8)のいずれか1に記載の基板処理装置。
前記枠体と前記天板との間には隙間が設けられている、前記(10)~(12)のいずれか1に記載の基板処理装置。
前記基板処理装置は、
前記処理ユニットに空気を供給する複数のダクトを有し、
前記ダクト毎に、当該ダクトと空気の供給源とを接続する接続管を有し、
前記複数のダクトは、互いに異なる数の前記処理ユニットが接続され、
前記ダクト内の空気の流速及び前記接続管を介して前記ダクトに供給される空気の流速の少なくともいずれか一方が前記ダクト間で等しく、
当該空気供給方法は、
前記空気の供給源からの空気を、前記接続管及び前記ダクトを介して、前記処理ユニットそれぞれに清浄な空気を供給する空気供給方法。
BCT1、BCT2 反射防止膜形成ユニット
COT1~COT3 レジスト膜形成ユニット
DEV1~DEV4 現像ユニット
23、43 ダクト
24、44 フレキシブル管
W ウェハ
Claims (14)
- 基板を処理する処理ユニットを複数有する基板処理装置であって、
前記処理ユニットに空気を供給する複数のダクトを有し、
前記ダクト毎に、当該ダクトと空気の供給源とを連結する接続管を有し、
前記複数のダクトは、互いに異なる数の前記処理ユニットが接続され、
下記(A)及び(B)の条件のうち、
(A)前記ダクトがそれぞれ、当該ダクトに接続されている前記処理ユニットへの空気の総流量に応じた断面積を有すること、
(B)前記接続管がそれぞれ、当該接続管が連結する前記ダクトに接続されている前記処理ユニットへの空気の総流量に応じた断面積を有すること、
少なくともいずれか一方を満たし、
前記ダクト内の空気の流速及び前記接続管を介して前記ダクトに供給される空気の流速の少なくともいずれか一方が前記ダクト間で等しい、基板処理装置。 - 前記ダクトは、当該ダクトの外側の熱から当該ダクト内を流れる空気を断熱する断熱部材で覆われている、請求項1に記載の基板処理装置。
- 前記ダクトと前記断熱部材との間に空気層が形成されている、請求項2に記載の基板処理装置。
- 前記処理ユニットを収納する筐体を有する、請求項1~3のいずれか1項に記載の基板処理装置。
- 電装品を有し、
前記電装品は、前記筐体の上方における、当該筐体から離間した位置に設けられている、請求項4に記載の基板処理装置。 - 前記筐体は、前記ダクトを収納し、当該筐体の下面から前記接続管が延びており、
当該接続管の下面視における周囲に仕切り板が設けられている、請求項4または5に記載の基板処理装置。 - 前記基板を複数収容したキャリアが搬入出されるキャリアブロックを有し、
前記キャリアブロックが前記筐体に隣接しており、
下面視における、前記キャリアブロックの下面に形成された排気孔と、前記接続管との間に、前記仕切り板が設けられている、請求項6に記載の基板処理装置。 - 前記筐体の下面と当該基板処理装置が設置される床面との間の隙間を覆うカバーを有し、
前記カバーは、貫通孔が形成されている、請求項4~7のいずれか1項に記載の基板処理装置。 - 前記筐体の側方に、電装品を収納する箱体が設けられたキャビネットを有する、請求項4~8のいずれか1項に記載の基板処理装置。
- 前記箱体の天板は、貫通孔が形成されている、請求項9に記載の基板処理装置。
- 前記キャビネットは、前記箱体の天板と対向する位置に、当該天板の貫通孔を上方から覆う覆い板を有する、請求項10に記載の基板処理装置。
- 前記箱体は、天板と、該天板が取り付けられる枠体を有し、
前記枠体と前記天板との間には隙間が設けられている、請求項9~11のいずれか1項に記載の基板処理装置。 - 前記筐体の側面の前記箱体より上方に貫通孔が形成されている、請求項9~12のいずれか1項に記載の基板処理装置。
- 基板を処理する処理ユニットを複数有する基板処理装置において、前記処理ユニットそれぞれに清浄な空気を供給する空気供給方法であって、
前記基板処理装置は、
前記処理ユニットに空気を供給する複数のダクトを有し、
前記ダクト毎に、当該ダクトと空気の供給源とを接続する接続管を有し、
前記複数のダクトは、互いに異なる数の前記処理ユニットが接続され、
下記(A)及び(B)の条件のうち、
(A)前記ダクトがそれぞれ、当該ダクトに接続されている前記処理ユニットへの空気の総流量に応じた断面積を有すること、
(B)前記接続管がそれぞれ、当該接続管が連結する前記ダクトに接続されている前記処理ユニットへの空気の総流量に応じた断面積を有すること、
少なくともいずれか一方を満たし、
前記ダクト内の空気の流速及び前記接続管を介して前記ダクトに供給される空気の流速の少なくともいずれか一方が前記ダクト間で等しく、
当該空気供給方法は、
前記空気の供給源からの空気を、前記接続管及び前記ダクトを介して、前記処理ユニットそれぞれに清浄な空気を供給する空気供給方法。
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