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JP7293281B2 - ソーシャルメディアにリンクした大型劇場設計 - Google Patents
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JP7293281B2 - ソーシャルメディアにリンクした大型劇場設計 - Google Patents

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Description

著作権情報
本特許文書の開示の一部は、著作権保護の対象物を含んでいる。著作権者は、米国特許商標庁の特許ファイルや記録に現れる特許文書または特許開示を何人が複製することについても不服は無いが、それ以外の場合については、一切の著作権を全て留保する。
関連出願への相互参照
本願は、2014年11月30日付け出願の米国特許出願第14/556,178号、2015年6月12日付け出願の米国仮特許出願第62/174,505号、および2014年11月30日付け出願の米国仮特許出願第62/085,611号に基づく優先権を主張するものであり、各出願の開示内容を全て本願に援用する。
本発明の背景
発明の分野
本発明は、映画館、シネプレックス、テーマパーク、オーディトリアム、その他の会場に関する。
関連技術の説明
劇場などは、多くの入口様式を有し、歌劇場(Opera houses)のため、ステージのため、および投影によるシネマの上映または画像の表示のための、多くの共通設計を含む。
本発明の概要
一貫性のあるハイライト、魅惑的な入口、音声、および映像を含み、利用客を施設その他の会場へと引き寄せ、案内し、送り込む、よりドラマチックで魅了的な劇場設計を提供することが必要であると、本発明者らは気付いた。本発明は、劇場設計の技術を新しいレベルへと引き上げるものであり、視覚的かつ音声的な通路を創造する。この通路は、利用客を会場の中へと引き寄せ、利用客の期待に沿ったもしくは利用者の期待を醸成するムードや空気感、ならびに/または、会場において行なわれる予定の演劇、シネマ、その他のイベントと一貫性のあるムード、空気感、もしくは設定を醸し出す。本発明は、レイアウトと、視覚表現と、スピーカの配置および被覆と、より優れた客席配置と、を含む劇場内装の改善を包含する。より優れた客席配置とは、ある列中の各席が最適または少なくとも最低限の視線を有し、これに相応して劇場における他のほとんどの席と対等な視聴体験を有するような、個々に方向づけられた客席を含む。
一般に、視覚表示などを含む照明および音声は、当該イベントのために配信される宣伝用資料が提供するテーマに調和している。例えば、一実施形態として、映画館において、視覚表現、照明、および音声は、テレビ、オンラインストリーミング(例えばYouTube)、その他の配信システム上で提示される映画ポスターまたは予告編からそれと判るものであり、これに「調和」している。
本発明は、さまざまな実施形態において、劇場の中で上映される映画に由来のシーン(または環境)を表示する映像壁を有した、湾曲した劇場入口通路を含む。湾曲した入口の湾曲の仕方は、壁が終端より手前で「地平線」を形成し、終端はこの地平線に「沈んで」いるために、湾曲した通路に入ってまもない利用客は湾曲した壁の終端を見ることができ
ないようになっている。
本発明は、さまざまな実施形態において、劇場入口に始まり、劇場入口を通ってメインシアターおよびオーディトリアムの中へと続く、一貫性のあるハイライトを含む。一実施形態において、ハイライトは、入口からディスプレイエリア(映画スクリーンなど)まで途切れずに続く。一実施形態において、ハイライトは、劇場外側に始まってディスプレイエリアまで続く。また別の実施形態において、ハイライトは、劇場敷地外に始まって、劇場へとそしてその後ディスプレイエリアへと、利用客を案内し始める。さらに別の実施形態において、一貫性のあるハイライトは、劇場における封切り、上映、その他のイベントを告げるサーチライトに調和している。
ハイライトは、例えば、足の高さベースのハイライトを含むことができる。これは例えば、足の高さ(例えば、床から高さ約12インチ)における壁の凹んだ(recessed)領域を含み得る。足の高さのハイライトは、足の高さにおける明るい縁取り(rim)を提供するとともに、壁に隣接する通路を照らす追加的な照明をもまた与え得る。足の高さのハイライトは、例えば、外壁と、湾曲した通路入口と、劇場の1つ以上の側に設けられた、壁を有する通路沿いと、に設けられる。
ハイライトは、足の高さの照明の真上(かつこれにデザイン的に調和する)における、「頭の高さ」の照明を含み得る。「頭の高さ」の照明は、例えば、平均的な成人の頭の高さまたはそれより上に、あるいは単純に、壁沿いまたは室内における外形その他の特徴の上方にあることができる。一実施形態において、ハイライトは、劇場エリア本体(例えば、湾曲した通路および劇場オーディトリアム自体)における照明のうち、全てではないにしてもその大部分を提供すべきである。しかし、追加的な照明を、頭上の灯り(例えば天井灯)によって提供してもよく、この照明もまたプログラム可能であって、ハイライト照明に関して本明細書に記載する動き(action)その他の特徴に同調させることができる。映像壁を有する実施形態において、映像壁自体が追加的な照明を提供する。
階段を有する通路において、ハイライトは、例えば、足の高さその他のハイライトが有する、色、強度、そして場合によってはテーマに調和した、手すり照明を含み得る。
さらに、劇場の中へと参加者を引き寄せることは、上記と同一または他の実施形態において、例えば、利用客を通路を辿ってあるいはこれに沿って劇場、オーディトリアム、またはメイン上映エリアへと引き寄せる「動く」音声を含む。「動く」音声は、映像壁の映像に調和し、かつ、映像壁上に提供されたシーンとともに動くことができる。例えば、映像壁上に提示される通路に沿って走る車は、車が通路を動くにつれてその排気管、タイヤなどの音声が車とともに通路に沿って動くような、調和的な動く音声を含むであろう。好ましくは、動く音声それ自体が、Dolby Atmos(Dolby Laboratories,Inc.の商標)などの、空間的に分布した音声である。動く音声および/または映像壁上の映像における物体の方向は、好ましくは劇場オーディトリアムおよびディスプレイエリアの方へ向かって動いている。
さまざまな実施形態において、ハイライトは、映像壁の上下におけるアクセント照明(例えば、足の高さおよび頭の高さの照明)を含み得る。このような光は、例えば、映像壁(壁から例えば数センチメートル突き出た映像壁など)の背後または下にさえ位置し得る光源から発出することができる。ハイライトは、例えば、プログラム可能なLED(またはその他のスイッチング可能な光源)照明である。ハイライトは、例えば、照明が点灯/消灯や明滅したり、かつ/または映像壁における動く音声および/または動く画像に同期して変化したりするように、プログラムすることができる。
好ましくは、映像壁は、Dolby Vision(Dolby Laboratories,Inc.の商標)などの新型HDR WCGフォーマットで符号化された映像データから得られる、ハイダイナミックレンジ(HDR)および/または広色域(WCG)画像を表示する。一実施形態において、デュアルモジュレーションを施されたHDRレーザプロジェクタを用いて、映像壁に投影を行なう。壁は、例えば、湾曲しかつ塗装された(それゆえに保守の容易な)面にすることができる。一実施形態において、映像壁は、リアプロジェクション構成において壁の背後から照らされるスクリーンである。
本発明は、上記および/またはより詳細に本明細書に記載される他の特徴についての、あらゆる実施可能な組み合わせを含むものであり、このことは、本明細書に記載のこのような特徴を検討した当業者には理解されるであろう。本発明は、通路を照明することによって利用客を劇場へ誘い入れる方法および建築様式を含み、これによって利用客は、威圧的な光や巨大なモニタによって流し込まれるのではなく、劇場に入りたいと望むようなものである。本発明は、繭状の囲い(例えば、幾何学的構造(geometric fabrics))を含む劇場の内装設計を包含する。この囲いは、スピーカ位置の参照点を取り除き、かつサウンドトラックその他の音源からスピーカを介して劇場の中へと配置される空間音声オブジェクトを正確に定位することを可能にする音響特性を提供する。
本発明は、図示した特定の視聴角度と曲率の劇場客席配置、映像壁に連れて劇場の中へと動く照明などの環境特徴、および空間化された動く音声オブジェクト(映像壁に表示された1つ以上の動く画像オブジェクトと同期して「動く」)を含む、さまざまな劇場設計およびその構成要素を包含する。このような音声の動きは、例えば、映像壁に沿って歩いている利用客の観点から空間化されており、これにより、音声および/または仮想オブジェクトが通路を共有するか、または、映像壁において対応する(または関連する)オブジェクトから音声が発出するようにされている。一実施形態において、少なくとも1組のスピーカを映像壁の中に埋め込むか、または背後に配置する。一実施形態において、映像壁からの音声は、映像壁の中に埋め込まれたまたはその背後に配置されたスピーカマトリックスから部分的に発出し、この発出する音声は、映像壁サーバーによって構成される音声であって、壁の中/背後の複数のスピーカから発出する音声のさまざまな部分を混合することによってオブジェクト(または部分的なオブジェクト)を生成するように空間化されている。好ましくは、天井、向かいの壁(および、いくつかの実施形態において、床)におけるスピーカもまた、サーバーにおいてミキシングを受けて、通路に提示される音声オブジェクトを実現することに寄与する。
一実施形態において、映像壁は3D映像壁であって、かつ、空間化された音声は、映像壁のうちで、ある特定の距離だけ映像壁の「中へ」奥まったオブジェクトによって音声が引き起こされるとユーザーに聞こえるような位置に「配置」される。例えば、映像壁を備えた入口廊下を利用客が通過するにつれて、この利用客の横に並んで「人物」が映像壁の中で歩く足音である。
本発明は、通路の1つ以上の位置において動き検出を使用することを含む。動き検出は、サーバーその他の機構に入力されて、映像壁と、映像壁上や映像壁「中」における任意のオブジェクト、シーン、またはアクティビティと、対応付けられた任意の音声(群)と、を作動させるか制御し、あるいは作動させるか制御するために利用される関連利用客位置情報を提供する。さらに、本発明は、ノック、ジョルト、または振動のいずれかを通路へと加える床振動子設計(例えば、サーバーその他の電子制御デバイスからの命令を受けて床を動かすように構成された、バイブレータ、ソレノイド、またはメカニカルアーム)を含み得る。このような動きは、映像壁上および/または提示中の音声内において発生している、アクションに由来する効果を、強調かつ/または模擬(しかも、音声および/または映像と同期的に)するように設計されている。このような効果は、特に劇場入口にお
いては微小にされることにより、利用客にバランスの問題を引き起こしたり、あるいは、この動き/振動が設定のムードから利用客の気を逸らす特徴となったりすることのないようにされる。テーマパークの乗り物入口などのテーマパークにおいては、このような効果は大いに強調されるだろう。
本発明の一部分は、汎用コンピュータまたはネットワーク接続されたコンピュータ群におけるプログラミングで簡便に実装することが可能であり、その結果は、これらの汎用またはネットワーク接続されたコンピュータのうちいずれかに接続された出力デバイス上に表示されてもよく、あるいは、リモートデバイスへと送信されて出力または表示されてもよい。例えば、空間化されたサウンドトラック(例えばDolby ATMOSミックスサウンドトラック)およびHDR映像を、劇場までのネットワーク(例えば衛星、インターネット、LAN、WAN)を介し、空間化音声を搭載したシネマサーバーへと供給し、その後、投影(HDR映像)およびスピーカを介した再生(ATMOSその他の空間化サウンドトラック)を行なうことができる。加えて、コンピュータプログラム、データシーケンス、および/または制御信号で表現される本発明の構成要素は、限定はしないが、銅線(群)、光ファイバケーブル(群)、および同軸ケーブル(群)を介した送信、ならびに無線放送などを含む任意の媒体における、任意の周波数の電子信号として通信(あるいは送信)し得る。
図1は、入口を有する映画館の上面概略図である。 図2は、図1に示した劇場入口の正面斜視図である。 図3は、玄関内のある位置から見た、劇場入口のもう一つの正面斜視図である。 図4は、劇場入口の通路の斜視図である。 図5は、入口を有する映画館の別設計による上面概略図である。 図6は、図5の別設計における、正面斜視図である。 図7は、図5の別設計における、もう一つの正面斜視図である。 図8は、図5の別設計における、正面図である。 図9は、入口を有する映画館のさらなる別設計による概略上面図である。 図10は、映画館の客席配置の上面概略図である。 図11は、別の劇場客席配置の概略図である。 図12は、その別の劇場客席配置の立面図である。 図13は、水平視聴角度および水平視野を測定する方法を示す劇場の上面図である。 図14は、水平視聴角度を測定する方法の説明図である。 図15は、鉛直視聴角度を測定する方法を示す立面図である。 図16は、鉛直視聴角度を測定する方法の説明図である。 図17は、視線の仕様を測定する方法の説明図である。 図18は、劇場入口の映像壁の一例およびその上に表示された上映関連の映像例、劇場のモチーフに調和するハイライト、ならびに映像壁上の動きに関して変化するハイライトの一例を示す図面である。 図19は、各々が映画「Crazy Ghost」に関する同様なテーマを有したアプリケーション、映画ポスター、およびYou Tube上の予告編9を含む、さまざまな宣伝用資料の図面である。 図20は、本発明の一実施形態例による、映像壁と対話するための上下左右へのコントロールを使用するアプリの一例である(このような対話もまた、映像を含んでおり、方向および/または慣性センサのいずれかを介して実現(または補足)することができる)。 図21は、ある設計を示す劇場の正面斜視図である。 図22は、その側面斜視図であり、反対側面の斜視図はこの鏡像となる。 図23は、その第2の実施形態の正面斜視図である。 図24は、その側面斜視図であり、反対側面の斜視図はこの鏡像となる。 図25は、その第3の実施形態の正面斜視図である。 図26は、その側面斜視図であり、反対側面の斜視図はこの鏡像となる。 図27は、図21に対応するデジタル画像であって、点灯されたスクリーンおよび消灯されたハイライトを例示している。 図28は、図21に対応するデジタル画像であって、ハイライトの点灯された、消灯スクリーンを例示している。 図29は、図22に対応するデジタル画像であって、点灯されたスクリーンおよび消灯されたハイライトを例示している。 図30は、反対側面の鏡像に対応するデジタル画像であって、ハイライトの消灯された、点灯スクリーンを例示している。 図31は、劇場客席エリアに「覆いかぶさる」パネルを示す斜視図である。 図32は、劇場客席エリアを覆うパネルを例示する斜視図である。 図33は、劇場客席エリアに「覆いかぶさる」パネル、ならびに頭上および側方頭上のスピーカアレイの配置を例示する、上面図である。 図34は、劇場客席エリアに「覆いかぶさる」パネルおよびスピーカの配置を例示する、側面図である。 図35は、劇場客席エリアの後部エリア周辺におけるハイライトおよび劇場客席エリアの入口エリアについて、一実施形態を例示する画像である。 図36は、パネルの覆いかぶさった劇場客席エリアおよびスピーカ位置についての、斜視図である。 図37は、パネルの覆いかぶさった劇場客席エリアおよびスピーカ位置についての、もう一つの斜視図である。 図38は、劇場客席エリアおよびスピーカ位置の斜視図である。 図39は、劇場客席エリアの斜視図である。 図40は、さまざまな実施形態による劇場入口の図であり、湾曲した映像(または画像)壁の一実施形態および入場門を例示している。 図41は、さまざまな実施形態による劇場入口の図であり、湾曲した映像(または画像)壁の一実施形態および入場門を例示している。 図42は、湾曲した映像(または画像)壁の一実施形態の図であり、映像壁における鉛直方向の「地平線」の一実施形態を例示している。 図43は、劇場客席エリアへと導く前兆空間(prelude space)あるいは湾曲した映像壁の通路を備えた劇場入口の一実施形態についての上面図である。 図44は、劇場客席エリアへと導く前兆空間あるいは湾曲した映像壁の通路を備えた劇場入口の側面図である。 図45は、劇場客席エリアと導く劇場入口の図である。 図46は、劇場客席エリアおよび隣接エリアの一実施形態の上面図である。 図47は、劇場客席エリアにおける客席およびスピーカの配置を例示する図である。 図48は、劇場客席エリアにおける客席およびスピーカの配置を例示する上面図である。 図49は、劇場客席エリアにおける客席およびスピーカの配置を例示する側面図である。 図50は、いくつかの客席およびスピーカ配置、ならびに幾何学的パネルによって形成された客席エリアの覆いを例示する、背面図である。 図51は、劇場レイアウトの一実施形態の上面図である。 図52は、劇場レイアウトの一実施形態の上面図である。 図53は、側面入口劇場レイアウトの一実施形態の上面図である。 図54は、側面入口劇場レイアウトの一実施形態の上面図である。 図55は、劇場レイアウトの一実施形態の上面図である。 図56は、劇場客席エリアの一実施形態の図である。 図57は、図56に対応する劇場客席エリアの画像である。 図58は、図56に対応する劇場客席エリアの画像であって、スクリーンは点灯され、かつハイライトは点灯されている。 図59は、図56に対応する劇場客席エリアの画像であって、スクリーンは点灯され、かつハイライトは部分的に点灯されている。 図60は、映画上映中の図56に対応する劇場客席エリアの画像であって、スクリーンは「半分」明るく、ハイライトは消灯されている。 図61は、映画上映中の図56に対応する劇場客席エリアの画像であって、スクリーンは「全て」明るく、ハイライトは消灯されている。 図62は、それぞれ、「半分」および「全て」明るいスクリーンの斜視図である。 図63は、それぞれ、「半分」および「全て」明るいスクリーンの斜視図である。 図64は、図60および61の拡大図である。 図65は、図60および61の拡大図である。 図66は、劇場レイアウトの一実施形態の上面図である。 図67は、コンテンツソース、配信方法、およびデバイスについて、一実施形態における諸例を、対応する列において提供している。 図68は、要素の配置例を提供する。 図69は、一実施形態による、要素の別例である。
好適な実施形態の説明
図1を参照し、新規な入口設計を有する映画館を、参照番号10によって広く示す。劇場10は、スクリーン12、および観客(例えば利用客)のための視聴エリア14を備える。視聴エリアは、観客が視聴エリアにおいて立つか座るかできるように、客席、ベンチ、手すり、階段、または床空間を有し得る。視聴エリアにおける客席は、競技場様式、千鳥状の列、その他任意の、観客がスクリーン12を快適に視聴することを可能にする向きで配置することができる。
劇場10は、本例においては中央に位置する入場門16を有しており、観客はここを通って劇場を出入りできる。入場門16は、観客がロビー18から歩行して視聴エリア14へ向かう途中に入場門16を通り抜けるように配置される。入場門16の開口は、外壁20A/20Bによって規定される。
入場門16の内側には、観客が視聴エリア14へ向かう途中でたむろしたり通り抜けたりすることのできる、玄関24がある。玄関24は、内壁22A/22Bを有し、これらは湾曲していてもよい。
玄関24の一側に、入場門16の向かいに配置された画像投影壁26があり、玄関24の中だけでなく入場門16の外側およびロビー18からも、画像投影壁26が見えるようにされている。画像投影壁26は、玄関24の内部の殆どあらゆる位置から見えたままであり続けるように、玄関24の形状と同様に凸状に湾曲していてもよい。
玄関24を通過した後、観客は、通路30に沿って視聴エリア14まで歩くことができる。通路30は、玄関24の両端に位置する1つ以上の戸口32A/32Bを有してもよく、これらの戸口は、ロビー18および玄関24で発生する騒音を遮断して、視聴エリア14の中では聞こえないようにする役割を果たす。
図2は、2つの外壁20Aおよび20Bの実質的に中央に位置し得る入場門16の、斜視図を例示する。外壁20Aおよび20Bは、ロビー18と玄関24との間の明確かつ均質な境界を与えるように、実質的に平坦であり得る。
図3、4、および5にもまた示すように、入場門16の特異性をさらに強調するために、縁取り照明28を、内壁22A/22Bおよび/または画像投影壁26の上方および/または下方に設けてもよい。縁取り照明28は、画像投影壁26の上縁29および/また下縁31の背後に位置する壁の凹みの中に隠された光源(例えばLEDストリップ)で構成する。光源は、壁の凹みの中に配置されており、隣接する壁に沿って光が拡がるように角度付けられているので、壁が平坦であるか湾曲しているかにかかわらず、光源自体は凹みの中に隠されたままでありつつも、隣接する壁に沿って滑らかで連続的な縁取り照明28が提供される。縁取り照明28は、単一色であっても多色であってもよく、また、限定はしないが、点滅、追跡、漸減、または変色効果などの特別な挙動を有していてもよい。
画像投影壁26は、図2に示す入場門16の真向かいにあり、実質的に玄関24の床27から天井25までの間に広がっている。
あるいは、図3に示すように、画像投影壁26は、玄関24の床と天井との間の全高に満たずに広がっていてもよい。このような場合、縁取り照明28は、玄関24の天井25と画像投影壁26の上縁29との間、または玄関24の床27と画像投影壁26の下縁31との間、あるいは画像投影壁26の上縁29と下縁31の両方に配置し得る。縁取り照明28はまた、内壁22Bの上縁および下縁に配置してもよい。
上記において、縁取り照明28は、画像投影壁26の上端および下端、ならびに内壁22にも配置してもよいし、各壁の上端または下端にのみ配置してもよいし、あるいは全く含まなくともよい。複数の投影機34が、玄関24の天井25の凹みの中に配置するように図示されている。投影機34は、画像投影壁26の長さおよび高さの全体に亘って連続的な画像が画像投影壁26に投影されるように配置する。
あるいは、複数の異なる画像を、画像投影壁26の異なる部分に沿って投影してもよい。投影機34は、天井25の凹みの中に配置されることによって、玄関24の天井25の中に部分的に隠れている。観客が投影機を遮って壁の投影画像を妨げたり歪めたりすることなく画像投影壁26に近づくことが可能なように、投影機34を角度付けする。画像投影壁26上にこのような画像(群)を作成する技術は、カリフォルニア州サイプレスのChristie Digital Systems USA,Inc.などの、さまざまな企業から市販されている。
あるいは、投影壁26上の画像は、個別のディスプレイまたはディスプレイパネルによって達成してもよいだろう。これらのパネルは、玄関24の形状に適合するように湾曲しており、大判の連続的な画像を画像投影壁26の表面全体に亘って表示するように、制御かつ同期されるであろう。
図4は、玄関24と視聴エリア14との間の通路30を示している。通路30は、湾曲しており、内壁22Cの上縁と下縁の両方に示された縁取り照明28を有する内壁22Cを備えている。あるいは、縁取り照明は、内壁22Cの一縁のみに配置してもよいし、通
路30に全く存在しなくてもよい。縁取り照明28は、内壁22Cの上縁または下縁に位置した壁の凹みの中に隠すことができる。これにより、壁が平坦であるか湾曲しているかにかかわらず、光源自体は凹みの中に隠れたままでありつつも、滑らかで連続的な縁取り照明28が隣接する壁に沿って提供される。あるいは、縁取り照明28Bを、光源が見えるように上縁または下縁に沿って配置してもよい。縁取り照明28および28Bは、単一色であっても多色であってもよく、また、限定はしないが、点滅、追跡、漸減、または変色効果などの特別な挙動を有していてもよい。
図5は、劇場入口の別設計の平面図を例示しており、入場門16’は、図1の入場門16の位置に対してほぼ直角に配置されている。入場門16’は、湾曲した画像投影壁26’に隣接するように、玄関24’の一端における2つの外壁20A’および20B’の間に図示されている。玄関24’は、画像投影壁26’に対向する湾曲した内壁22’を有する。本設計には、湾曲した通路30’へと玄関24’を接続する1つの戸口32’があり、戸口32’を玄関24’の遠端に配置し、これにより、通路30および視聴エリア14への単一の戸口入口を中央に形成する。あるいは、図5に示した設計に対して実質的に鏡像のレイアウトを、所望に応じて採用し得る。このとき入場門は、図5に示したもの5と反対側にあるだろう。
図6~8は、図5に示した別設計における正面図を例示する。本構成において、外壁20A’は、画像投影壁26’の隣に配置する。画像投影壁26’は、玄関24’の床27’と天井25’との間に実質的に広がるように図示されているが、あるいは床27’と天井25’との間に完全に広がっていてもよい。
入場門16’は、画像投影壁26’の左端33’に隣接する外壁20A’と20B’との間に配置する。本設計において、縁取り照明28’は、画像投影壁26’の上縁29’と下縁31’および内壁22B’において、ならびに外壁20A’と20B’の上縁と下縁に沿って配置する(同様に、図2~4における縁取り照明28を、外壁20Aおよび/または20Bの上縁および/または下縁に設け得る)。縁取り照明28’は、外壁20A’と20B’、内壁22B’、および画像投影壁26’において同じ高さになるように配置し、これにより、外壁から玄関24’の中へと入り玄関24’全てに亘って連続的に見えるようにされる。しかし、縁取り照明は、壁の上縁または下縁のどちらか一方に配置してもよいし、壁20A’、20B’、22B’、および26’のうち1つまたは全てにおいて不在であってもよい。
図9は、2つの平坦な外壁20A’’と20B’’との間に入場門16’’が配置された、劇場入口の別設計の平面図を例示する。入場門16’’は、画像投影壁26’’の一側において、これと対向するように配置する。図5の設計とは対照的に、図9の設計は、2つの戸口32A”および32B”を、視聴エリア14につながる玄関24”の各端においてそれぞれ使用する。本構成は、群衆整理を支援する。すなわち、観客は、劇場を退出する際、2つの戸口32A’’および32B’’のいずれかを介して立ち去ることができ、このことは1つの出口に殺到することを防止するために役立つであろう。画像投影壁26’’は、玄関24’’の全長に沿って広がってもよいし、または、玄関全長の一部のみに亘って広がっていてもよい。あるいは、図9に示した設計に対して実質的に鏡像のレイアウトを所望に応じて採用してもよく、このとき入場門は、図9に示したものとは反対側にあるだろう。
一実施形態において、本発明は、以下を含む劇場入口を提供する。すなわち、ロビーと、入場門、内壁、および終端を有する玄関と、前記ロビーから前記玄関を分離する第1の外壁と、前記玄関および前記ロビーから見えている凸状に湾曲した画像投影壁と、前記内壁および前記外壁のうち少なくとも1つが有する縁に沿った縁取り照明と、である。本発
明はさらに、玄関の前記終端における通路を含み得る。本発明は、またさらに、玄関を通路によって視聴エリアに接続するか、あるいは、玄関を戸口によって通路に接続する場合を含み得る。
さらなる拡張としては、例えば、湾曲してい得る通路を、玄関と視聴エリアとの間に含むことができる。玄関の内壁は、湾曲していてもよい。縁取り照明は、特に、内壁の上縁に配置できる。縁取り照明は、前記内壁の下縁に配置してもよい(例えば、上縁と下縁の両方にでもよい)。
劇場入口は、第2の外壁を含んでもよく、そして入場門は、前記第1および第2の外壁の間で実質的に中央に配置し得る。画像投影壁は、入場門の向かいに配置できる。玄関は、玄関の両端の2つの位置において通路に接続し得る。
劇場入口は、入場門を玄関の一端に配置する場合を含む。画像投影壁(または映像壁)は、入場門に隣接して配置できる。玄関は、入場門とは反対側の玄関の一端における1つの位置において、通路に接続し得る。
もう一つの実施形態において、本発明は、以下を含む劇場入口を提供する。すなわち、ロビーと、入場門、床、および天井を有する玄関と、前記ロビーから前記玄関を分離する第1の外壁と、前記玄関の中の凸状に湾曲した画像投影壁であって、前記画像投影壁は、上縁と下縁の両方を有しており前記玄関の前記床から前記天井までの間に実質的に広がっている、画像投影壁と、前記画像投影壁の少なくとも一縁に沿った縁取り照明と、である。縁取り照明は、画像投影壁の下縁と玄関の床との間に配置することができる。縁取り照明は、前記画像投影壁の前記上縁と前記玄関の前記天井との間に配置してもよい。縁取り照明は、画像投影壁の周辺の2つの位置に配置してもよく、第1の位置は、画像投影壁の下縁と玄関の床との間であり、第2の位置は、画像投影壁の上縁と玄関の天井との間である。劇場入口はさらに、玄関の各端に1つずつ位置した2つの戸口を含んでもよいし、あるいは、玄関の一端に位置した1つの戸口を含んでもよい。入場門は、画像投影壁に対して中央に配置することができる。入場門は、画像投影壁の一端に位置していてもよい。
このように、本開示は部分的に、映画を上映するために使用されるタイプの劇場への入口に向けたものである。映画館入口は、ロビーから玄関を分離する明確な外壁を有する。玄関は、前記玄関の内側に位置する湾曲した画像投影壁を有しており、かつ湾曲した通路によって視聴エリアへと接続されている。入口はまた、壁の上縁および/または下縁に沿った縁取り照明を有してもよい。
本発明者は、さらに、劇場設計における客席(および視界)を改善する必要があることに気付いた。さまざまな実施形態において、本発明は、オーディトリアムにおける映画館客席配置を含む。オーディトリアムは、ステージ、スクリーン、および/またはいくつかの客席列を有した視聴エリアを含む。客席配置は、どの客席を選んだか、あるいは最も頻繁に選ばれる客席が利用可能であるかどうかにかかわらず、観客全員に最低限の視聴の質を保証する客席配置が提供されるように、オーディトリアムの寸法を考慮して設計される。
図10を参照し、特定の客席配置を有する映画館を、参照番号10.10(「図10の参照番号10」を意味する)によって広く示す。劇場10-10は、スクリーン10.12および観客のための視聴エリア10.14を有する。視聴エリアは、観客のための客席10.16に加えて、車椅子でアクセス可能な客席10.16Aを含むことができる。
客席10.16は、階段10.20Aおよび10.20Bによってアクセス可能な複数
の列10.(18A~18E)で構成される。図1で提示した構成において、列10.(18A~18E)を、入口の高さ10.19を超える高さに配置する。その一方で、列10.18Fは、車椅子でアクセス可能な客席10.16Aを含んでおり、床の高さにある。現地の建築法令に準拠するために、階段10.20Aおよび10.20Bならびに劇場からの全ての非常口列(exit rows)は、ある適切な奥行きを有しなければならない。劇場10.10はまた、2つの戸口10.24Aおよび10.24Bを有した湾曲通路10.22を備える。
湾曲通路10.22は、例えば、内装照明、照明制御映像壁、ゲームアプリケーション、ソーシャルメディアなどの、本明細書の他の箇所に記載された湾曲通路の諸特徴を、任意に組み合わせて含むことができる。戸口10.24Aおよび10.24Bは、ロビー26で発生する騒音を遮断して視聴エリア14の中では聞こえないようにする役割を果たすドアを有する。
図11(2)は、劇場客席配置の別設計の平面図を例示しており、客席列18A’~18C’は、入口の高さ19’を超える高さに配置されている。列18D’~18E’は、入口の高さ19’に満たない高さに配置されており、階段20C’および20D’を介してアクセス可能である。また、列18F’は、車椅子でアクセス可能な客席16A’を含んでおり、入口の高さ19’と同じ高さにある。
図12(3)は、図11(2)に示した劇場客席配置の立面図である。鉛直視聴角度は、列18B’~18F’について示されることがわかるが、全てが最大鉛直視聴角度の要件以内に納まっている。図12(3)の劇場客席配置はまた、「劇場において使用される客席はリクライニング部分を有していてもよく、これにより、観客(例えば利用客)、特に前列18D’および18E’における観客は、自分の客席を調節してより快適にし、かつまた所望の視線を得ることもできるようになる」という事実にも対処している。
劇場10.10および10’の全ての客席が最適の視聴仕様を有し、劇場における位置にかかわらず全ての観客にとって視聴体験が満足できることを保証するために、劇場は、劇場の各客席が満たすべき最小要件を有するように設計される。
図13(4)は劇場の上面図であり、水平視聴角度(Ahc)および水平視野(Ahf)を測定する方法を示している。
図14(5)は、視聴者およびスクリーンの模式的な俯瞰図である。Ahcは、視聴者14.30の目の高さからスクリーン14.32まで測定する。最大水平視聴角度Ahcは、スクリーンの中央まで15度である。従来、劇場構成における最悪の客席は、各列における末端の席である。最大水平視聴角度についての前記仕様を満たすために、劇場客席配置の列を湾曲させて中央のほうへより近づけることにより、列の末端が湾曲してスクリーン(例えば、スクリーン10.12またはスクリーン14.32)により近くなっているようにすることが、時として必要となる。
いくつかの構成において、劇場の形状のせいで、本基準を達成するために必要な程には列を湾曲させられないこともある。従って、客席は、水平視聴角度の要件がそれでもなお満たされ得るように、劇場におけるそれぞれの位置に基づいて個々に角度付けられてもよい。本発明は、列における各客席または少なくともいくつかの客席が個々に角度付けられて、好ましくはAhcおよび/またはその他の本明細書に記載の要件に納まるようにされた、劇場客席配置を含む。
図13(4)に示すように、水平視野角(Ahf)を測定および規定して、劇場の最後
尾の列からでさえも没入感を体験できるようにする。Ahfとは、スクリーンの各側から客席位置に引いた直線が成す角度であり、劇場の再後尾の列がスクリーン幅の187%の距離を越えてはスクリーン(例えば、図13(4)や10.12に示すスクリーンその他など)から離れることのないようにすることにより、この角度は満たされる。最小の水平視野角は、好ましくは30度である。図11(2)に示すように、劇場における客席の全てが、水平視野角の要件以内に納まっている。
図15(6)は、視聴者の目の高さとスクリーンの中央との間の角度としての、鉛直視聴角度(Avc)を示す立面図である。図16(7)は、視聴者およびスクリーンの側面図を示している。Avcは、視聴者16.40の目の高さからスクリーン16.42まで測定される。
鉛直視聴角度についての最適な測定値においては、いずれの視聴者もスクリーンの上端または下端まで15度(または約15度)より大きい角度を有しておらず、最適には高々12~15度の間にあるだろう。好ましくは、この角度は0度であるが、多数の利用客のための劇場設計を行なう必要性から、約15度までを利用し得るものと規定される。本範囲を達成するために、劇場10.10および10’(またはその他の、本明細書に記載のものなどの劇場)における客席10.16および10.16’は、リクライニングできるように調節可能であってもよい。このことによって、この最小の鉛直視聴角度をなお維持しつつ、より多くの客席を劇場に加えることが可能となる。
図17(8)に示すように、視線の仕様は、画面の下端への視線から、1列前の利用客の目まで下って測定される。最小仕様は7.2インチである。これらの仕様は、通常、ある特定の蹴込みの高さを指定することによって満たされる。しかし、このことは、既存の劇場形状のため、あらゆる劇場に対して適用可能というわけではない。利用可能な高さにはしばしば限りがあるので、各列が正確に同じ蹴込みの高さを与えられるのではなくて、必要に応じて分布的にされる。蹴込みの高さを変化させることにより、異なる奥行きを有する列(例えば横断通路)に対し、正しい補償を達成し得る。列の離隔は、好ましくは、少なくとも45インチ(または約45インチ)である。各列の理想的な蹴込みの高さは、以下の計算を使用して、放物線状に算出し得る。
スクリーンの高さ: 視線の高さ=硬壁の高さ-床上高さ-1.2メートル
[1]
高さに基づくスクリーン幅: 視線の幅=1.85*視線の高さ
[2]
以下の表1は、好適または理想的な視線仕様を達成するために必要な、最大および最小の頭部鉛直離隔を例示する。単一の理想的な視線仕様は存在しないだろうが(例えば、任意の特定の客席の前には、より背の高い誰かが座る可能性が必ずある)、本発明は、ほぼ理想的または好適な値と計算を提供し、これにより、殆どの劇場利用客の身長およびサイズの範囲を考慮した良好な結果を達成できる。
Figure 0007293281000001
表2は、さまざまな男女サイズに関する、鉛直離隔解析の概要を提供する。
Figure 0007293281000002
表3は、列の高さがわずか0.40であるような、良くない設計の14列を有する劇場客席配置について、視線仕様計算の一例を提供する。「隣列を超える間隙」の計算値の全てが辛うじて満足すべき範囲にあるように示されていることに留意されたい。
Figure 0007293281000003
表4は、表3に開示されたものと同一であるが今度は1.40という列の高さを有した劇場客席配置について、視線仕様計算の一例を提供する。「隣列を超える間隙」の計算値の全てが最適な範囲に納まるように表れていることに留意されたい。
Figure 0007293281000004
新しい劇場客席配置の構成に使用される仕様を、表5に列挙する。仕様のいくつかは平均であり、さまざまな劇場形状に応じて変化し得る。
Figure 0007293281000005
劇場客席配置において使用される客席(例えば、図10、11の客席その他の、本明細書に記載または例示のもの)は、例えば少なくとも23インチという最小幅を有する(この最小幅は、25インチとなることもあるし、約25インチ以上となることもある)が、推奨幅は25インチである。好ましくは、客席の高さは44インチ未満であるが、例えば44インチ未満または約44インチ以下であってもよい。肘掛けの間の距離は、平均サイズの劇場利用客を快適に収容するために、好ましくは21インチより大きい。
スクリーン10.12に関して、絶対的なスクリーンサイズの制限は存在しない。スクリーンは、これを設置することになる特定のオーディトリアムの仕様を満たすように寸法を割り当てられる。スクリーンサイズに関する制限的な仕様の一つは、ターゲットスクリーンゲインである。ゲインとは、投影スクリーンの特性であって、視聴者がスクリーンの中央を中央までの軸上において見ているときに、この点からどの程度の輝度を視認できるかによって規定される。例えば、1.0というゲインは、スクリーン上に投影されている
光の量が同じ輝度で視聴者へと戻ることを意味する。すなわち、少しも吸収されずに全てが、あらゆる視聴角度から完全に均一に再放射される。このような理想を追求してもよいが、理想的な性質は達成されないことは分かっており、ゲイン、スクリーン(1.0を超えるゲインを有した)は、中央に向けてかつ壁から遠ざかる方向に光を集めることになるだろう。スクリーンゲインの目標とする理想的または好適な範囲は、ゲイン半減視聴角度およびスペックルの規格を満たすならば、1.8~2.4である。物理的なスペックル軽減を伴わないスクリーンについては、許容可能な性能を提供するために、スクリーンゲインは1.0~1.4である(または、ほぼこの範囲にある)だろう。図11~12(2~3)に開示する劇場客席配置設計においては、1.8ゲインのスクリーンで70フィートという最大スクリーンサイズが好適である。しかし、より高いゲインのスクリーンが存在するか、追加的な投影機を使用するか、あるいはより高いパワーの(より高い輝度の)投影機(例えばDolby-Christie、Dolby Vision使用可能なレーザプロジェクタ)を利用するならば、より大きなスクリーンを用いることも可能である。
スクリーン曲率は、照明および焦点の均一性を提供することを助けるものであり、より没入的な体験を創造するために使用される。本設計におけるスクリーンの曲率は、奥行き対幅の比率が約20:1となるべきである。しかし、スクリーン曲率は、スローレシオ(throw ratio)および客席形状に依存する。最小のゲイン半減視聴角度は30度であるべきだが、40度以上が好適である。スクリーンの材料に関し、スクリーンの周囲は、光反射率を低減する材料で構成される。スクリーン自体は、高品質のホワイトスクリーン(偏光保存「シルバー」スクリーンを含む)であるべきであって、これにより、特に高輝度3D投影において、高品質の反射を提供したり、輝度を維持したり、ゴーストを低減したりなどできる。客席設計と同様に、さまざまなスクリーンの設計または特徴は、劇場入口や関連する特徴のいずれかを有した劇場を含む本明細書に説明の劇場設計のいずれにおいても利用することが可能である。
好ましくは、スクリーンのアスペクト比は、1.85~1あるいはFlatである。2次元(2D)または3次元(3D)用の投影機頭部のために、スクリーン全体に亘る正確な位置合わせが必要となるだろう。
アナモルフィックレンズは、各アナフォリックレンズを取り付けるDuo Mirrorシステムのマウントを必要とするであろうから、好適ではない。位置合わせにDuo Mirrorシステムを使用すれば、スローレシオは1.2:1という最小値に制限されるだろう。しかし、Scope表示とFlat表示との間でズームを調節する必要はないことになり、このことの結果として、オペレーションの複雑さが低減される。物理的マスキングを全くせずとも、スクリーンは「浮いている」ように見えるであろう。Flatアスペクトのスクリーンにより、フラットおよびスコープ表示がオーディトリアムを壁から壁まで満たすように、スクリーン全体を満たすことが可能となる。スコープ表示に関し、何らの物理的マスキングも必要ではないだろう。
フラットアスペクト比のスクリーン上に投影されたスコープアスペクト比の画像には上部/下部の物理的なマスキングが必要であるが、非常に高コントラストの投影機を利用し得る本発明においては、このことは当てはまらない。マスキングが不要となるのは、コントラスト比が十分に高いために、スクリーンのマスキングされない領域(これについての投影画像は黒である)によって利用客/視聴者には目障りな帯状または棒状の部分が画像の周囲に引き起されることがないからである。このようなコントラスト比に対応している一つの市販のシネマ投影機は、Dolby-Christieデュアルモジュレーションレーザ投影システム(好ましくはDolby Vision使用可能な)である。好ましくは、投影されるコンテンツはDolby-Vision符号化されており、これにより、劇場上映において投影機の性能を最大限に利用できるようになる。典型的なシネマシー
ンにおいて、コントラスト比は約1,000,000:1である。コントラスト比を最も大きく劣化させるのは、劇場における利用客からスクリーンへと戻る反射であり、可能ならば制限すべきものではある。しかし、フラットスクリーンにおいて水平マスキングは不要である。本発明のさまざまな実施形態において、スコープその他のアスペクト比スクリーンを要請し得る他の要因のない限り、フラットアスペクト比スクリーンが好ましい。
本明細書の他の箇所に記載のように、本発明のさまざまな実施形態による劇場は、劇場のモチーフおよび/または劇場のオーディトリアム/メイン上映エリアにおいて提示される予定の映画その他の出し物のモチーフに応じて変化することのできる、一貫性のあるハイライトを有する。例えば、「Crazy Ghost」と呼ばれる映画を上映している映画館について考える(例えば図18~20参照)。ここで、crazy ghostは薄紫がかった緑色の外観を有しており、劇場は例えば青色のハイライトモチーフ(例えば、足および頭の高さにおける(ならびに/または例えばスクリーンの周囲や手すりなどにおける劇場ハイライトなど)を有している。crazy ghost 1830は、劇場の入口における映像壁1820上に、利用客が通路1810に入場するや否や姿を現す。crazy ghost 1820およびcrazy ghostに関連付けられた音声(ならびにghostに対応する位置において反転/点灯される、例えば1840A/Bなどの特別なghostハイライト)の両方は、映像壁および通路を(例えば、映像壁を有する回廊を)一緒に動く。劇場は、例えば映像壁1820の上方および下方における頭部と足元をハイライトする照明を含む青色のハイライトモチーフ(例えば1850)を有する。しかし、crazy ghostの位置に対応する位置においては、劇場モチーフは、標準的な青色のモチーフからcrazy ghostのトレードマーク色である薄紫がかった緑色へと変化し、その後、ghostが当該位置を退出するとともに、標準的な青色のモチーフへと戻る(例えば、反転されたハイライト1840Aおよび1840Bを参照)。反転されたハイライトは、さまざまな量の空間(本例においては長さ)に亘って広がることができ、このことは、映像壁に表示されるコンテンツと調和するようにハイライトをプログラムする方法の一例を示している。本例において、反転されている足元の照明は、反転されている頭部の照明よりも大きい。なぜならば、表示中のcrazy ghost 1830は、足元のハイライト(1840B参照)付近の方が頭部のハイライトにおけるよりも大きいからである。
一実施形態において、本発明は、映像に同期した「動く」音声を含み、この映像はハイライトにさらに同期される。これらは個別に2者間で、またはグループとして一斉に同期される。図19に示すように、このタイプのテーマ(および例えば1940A/Bなどの、関連付けられたハイライト)は、テレビ放送またはストリーム配信(例えばYouTube)される映画予告編、および映画を宣伝する固定画像(例えばポスター1910)において遂行され得る。劇場敷地の外装にまたはさらには劇場の敷地を越えて(利用客を劇場へと導いて)テーマを延長するとき、テーマは大変認識されやすいものになる。
本発明は主として、例えば映画館設定における劇場の操作に関して本明細書に記載されているが、本発明のデバイスおよびプロセスを、例えば以下のような他の設定および会場に適用してもよい。すなわち、会議場、スポーツイベント、コンサート会場、テレビ、ストリーミング、ケーブルテレビ、モバイルデバイスアプリ、礼拝堂、展示会、カジノ、ウォーターパーク、テーマパーク、レーザータグ、クライミングウォール、アミューズメントパーク、その他の任意のタイプの公共および私有の会場、である。
劇場のオーディトリアムまたはメインエリアの内部において、最適な視聴角度および遮られることのない視界が得られるように客席を配置する。本記載の客席配置は、本明細書に記載その他の方法で例示する入口または映像壁設計のいずれかと共に利用できる。入口通路および/または映像壁をハイライトする照明は、好ましくは入口および劇場全体に亘
って一貫性のあるものであり、例えば、本明細書に添付のさまざまな図面において例示されている。ハイライトは、例えば、入口において始まって、メインシアターエリアの中へと移動し、さらには例えば呼び物の上映を表示するであろうメインスクリーンを取り囲む(ハイライトする)。入口および通路のハイライトは、例えば埋め込み照明(recessed lighting)であり、スクリーンのハイライトは、例えば、スクリーンの周囲/背後(例えば、スクリーンがメインシアターエリアの前壁から張り出した状態で)にある。
一実施形態において、本発明は、利用客のモバイルデバイス2010上で動作するアプリケーション(例えば図20に示すモバイルアプリ2050などのアプリ)を使用することを含む。アプリは、例えば、利用客の位置および視聴されるショーに同期している。アプリは、映像壁(例えば1820)および/もしくは音声オブジェクトならびに/またはユーザーの(利用客の)位置(例えば、ユーザーのモバイルデバイス2010におけるGPSを介して)に同期し得る。アプリは、例えば、利用客が通路に沿って進む際に読むまたは見るための、文章による説明または補足資料を提供する。
一実施形態において、自動車の要素またはテーマを有する映画について、映像壁上の車が轟音を立ててユーザーを通り過ぎる際に、アプリは、たった今走り去った車のメーカーおよびモデルを識別するように、「1963 Corvette Stingray」と表示することができる。利用客のモバイルデバイスにおけるこのような通知は、「JoeのChevrolet店、3ブロック先」のような広告を含んでもよい。会場またはそのライセンサーへの収入は、表示された各広告および/または当該広告に対応した各クリックスルーにつき、発生し得る。
一実施形態において、アプリは、映像壁(というより、例えば映像壁サーバーなどの、映像壁を制御しているコントローラ)へと送り返されるフィードバックを含むことができ、これは表示中の映像(または例えば、視界から隠されてい得るスピーカから発出する音声)に影響を与える。一実施形態において、モバイルアプリは、位置に関するデータをサーバーへのフィードバックとして含む。例えば一実施形態において、アプリは、例えば、モバイルデバイスの運動(例えば、モバイルデバイスまたはハンドルの左右への回転)に由来する慣性データ(映像壁サーバーへとフィードバックされ、例えば、映像壁に映った車、ボート、飛行機、ロケットその他の乗り物の方向または経路における対応する変化へと変換される)に応じた向きにされるハンドルを含み得る。一実施形態において、経路または方向におけるこのような変化は、例えば、通路を辿ってメインアトラクションまで最終的に利用客を案内するような経路変化のみに限定される。一実施形態において、経路は変化するが、シーンも回転して、ユーザーにメインアトラクションへの通路を正しく辿らせ続ける。
一実施形態において、映像壁とアプリとの対話は、映像壁上でプレイされてモバイルデバイスおよびアプリケーションによって制御されるゲームの形態を採る。ゲームをプレイしている間に授与あるいは獲得された得点その他の成果は、Facebookその他のソーシャルメディアにおいて自動的に投稿または更新され得る。このようなゲームは、時間制限付き機能およびシーンチェンジを含むことができ、これによって、利用客/ユーザー/ゲームプレイヤは廊下その他の通路を通り抜ける必要があり、さもなくば得点を失うか、あるいはゲームが終了するようにされている。その狙いは、利用客をメイン上映室またはオーディトリアムのほうに向かって前進させ続けることである。一実施形態において、このような変化のタイミングあるいはゲームの存在そのものは、壁を行き交う利用客の数および/またはメインショーアトラクションが始まるまでの時間量を示すセンサーにより前触れがなされる(例えば、ショーの時刻に近いまたはより混雑しているほど、それだけゲームの時間が少ないことになり得る)。ホールまたは回廊は、利用客の行動をゲームへ
の入力として検知して「リプレイ場面」を撮影する接続的な(connect-like)ビデオカメラを有してもよく、この場面は、オプションで、または自動的に、利用客のソーシャルメディア投稿に含める(例えば、映像壁が利用客のモバイルデバイスに接続した後で)ことができる。
一実施形態において、ハイライトはまた、プレイ中のゲームと同期して動作するようにもプログラムされる。一実施形態において、映像壁の主要な動きはメイン上映エリアのほうへ向かっており、かつ、ハイライトの動きは反対の動き(ゲーム操作者または映像壁上のオブジェクトに向けられた敵の砲火など)を強調していてもよい
好ましくは、このようなプログラミングおよびゲームプレイは、モチーフ共有などによりメインアトラクションと関連付けられており、メイン上映エリアにおいて予定されている映画その他のイベントの雰囲気および期待感を高める。
図20は、Crazy Ghostの例に関するもう1つの実施形態を例示している。ユーザーのモバイルデバイスは、例えば、デバイスが回転された方向にghostを動かそうとする慣性運動2020を介し、Crazy ghostの動きを制御する。このような慣性運動は、上下へ往復して(例えば、図20のページ面を出入りして)回転することを含む。あるいは、1組の方向キー2015が設けられる。好ましくは映画のテーマに関し、クリックスルーを伴う広告2025を提供することが可能である。映像壁と同様な、モバイルデバイスディスプレイの縁周辺におけるハイライト2040Aおよび2040Bが、アプリのディスプレイ周辺の他の領域における劇場モチーフ(不図示)に併せて、Crazy Ghost(映画モチーフ)を提供することができる。一実施形態において、本発明は、劇場(または他の施設入口)における映像壁ディスプレイを、利用客のモバイルデバイス上のアプリに結び付けることを含む。ゲームプレイを含む当該テーマの変化は、その全体または部分が、映像壁および/またはモバイルデバイス上、好ましくは映像壁とモバイルデバイスとの組合せ上において、呈示される。
さらに、ソーシャルメディアへの投稿ボタンを設けることもまた可能であって、このボタンは、手軽な投稿のプルダウン選択リストを含んでいていもよいし、より詳細な個人的投稿を行なうために、単純にユーザーのアカウントに通じていてもよい。ソーシャルメディアのクリックスルーは、ユーザー所有の、アプリに設定可能な予め選択されたソーシャルメディアアカウント(またはアカウント群)へと、直接に投稿を行なうように設定される。このような投稿は、「素晴らしい映画!」「このものすごい劇場に感激!」「映画が始まる前のghostゲームで12,000点稼いでフリードリンクをもらいました!」などを含み得る。このような投稿によって映画関連アイテム(チケット、記念品など)または劇場における無料の食品/飲料を獲得できるように設定してもよい。
いくつかの例において、上記のいずれかによる概念の組み合わせが特許請求の範囲に含まれ得る。列挙された実施形態の例を、以下に記載する。
1.以下を有するシネマ上映会場:
大型スクリーン、投影ブース、および競技場様式の客席配置を有するオーディトリアム;
入口ホール、入口回廊、または会場のロビーから、前記オーディトリアムへと導く狭い回廊通路を有する入口エリア;
ここで、前記狭い回廊通路は湾曲しており、これにより、前記オーディトリアムに入場する利用客は、前記入口ホールその他から前記オーディトリアムまで円周の一部のような通路を通過するようにされている。
1A.上記において、前記狭い回廊通路は、滑らかに湾曲した壁を有する。
1B.上記において、前記狭い回廊通路は、前記狭い通路の両側における湾曲した壁を有する。
滑らかに湾曲した壁のうち少なくとも1つは、回廊の構造のハイライトを提供する照明を有することができる。オーディトリアムは、オーディトリアムの構造のハイライトを提供する照明を有し得る。オーディトリアム構造のハイライトは、狭い回廊からオーディトリアムの内装の少なくとも1つの側面に沿って大型スクリーンに至る通路の、均一かつ連続的なハイライトを含み得る。滑らかに湾曲した壁の照明およびハイライトは、オーディトリアムのハイライトと調和していることが可能である。
ハイライトは、利用客を、入口から狭い回廊を通り、オーディトリアム通路を辿ってスクリーンまで導くように構成される。滑らかに湾曲した壁は、例えば、オーディトリアム通路へと導く第2の湾曲した領域を含んだオーディトリアムの後部エリアまで導く。
照明およびハイライトは、例えば、滑らかに湾曲した壁およびオーディトリアム通路の、床の高さ近辺における足元エリアハイライトを含み得る。照明およびハイライトは、滑らかに湾曲した壁およびオーディトリアム通路の、床の高さ近辺における足元エリアハイライトを含み得る。
照明およびハイライトの輝度は、会場中の異なる位置において変化し得る。このような変化は、会場の通路内その他の位置に表示されるコンテンツにおいて提供されるメタデータまたは命令に基づくことができる。
オーディトリアム内部の照明およびハイライトは、スクリーンの周囲およびそこから通路に沿って劇場の後部を横切る、ハイライトの連続的なループを含むことができる。オーディトリアム内部の照明およびハイライトは、スクリーンの周囲およびそこから通路に沿って劇場の後部を横切り、さらに滑らかに湾曲した壁に隣接する、ハイライトの連続的ループを含んでもよい。これにより、利用客は、通路に面した湾曲壁のエリアを通り抜け、劇場/オーディトリアムの中へと入り、競技場様式の客席を含んだエリアの中へとスクリーンのほうに向かって進入する経路を、自然に辿るようになる。これらの照明およびハイライトは、利用客をオーディトリアムへと導くハイライトに接続していてもよい。
一実施形態において、湾曲した壁のうち少なくとも1つは、画像を表示するように構成し得る。
湾曲した壁のうち少なくとも1つは、連続的に画像を表示するように構成することができ、これにより、画像は壁の曲率のせいで曲がってやがて見えなくなる。画像および壁は、映像壁を含む。画像は、例えば、オーディトリアムおよびスクリーンにおいて上映される予定の映画に関する画像を含み得る。
画像は、オーディトリアムにおいて上映予定の映画のシーン、登場人物、環境、場所、または設定のうち、少なくとも1つに対応する画像を含み得る。
画像は、オーディトリアムにおいて上映予定の映画の設定の画像を含み得る。画像は、映像、またはモバイルアプリその他の利用客デバイスにリンクしたインタラクティブ映像を含んでもよい。画像は、オーディトリアムにおいて上映予定の映画に関する映像を含むこともある。
競技場様式の客席配置は、例えば、スクリーンにより近い列を越えて各列が高くなった、複数の客席列を含むことができる。ここで、各列は湾曲しており、スクリーンからより
遠い後続の列は、前の列よりも多くの客席を有している。
2.以下を有するシネマコンプレックス:
映画を表示するスクリーンを有する劇場;
前記劇場の後部から最前の客席列までの通路を有する前記劇場への入口;
前記劇場の後部から前記通路に沿って前記スクリーンに至る、連続的なハイライト;
上記において、以下のいずれか1つ以上である:
前記ハイライトは、前記スクリーンを取り囲んでいること;
前記ハイライトは、前記劇場の後部周辺にループを成して広がっていること;
前記ハイライトは、前記通路を照らす足の高さの照明を含むこと;
前記ハイライトは、目の高さを超える壁照明を含むこと;および
前記ハイライトの照明は、壁の上方および下方、ならびに前記スクリーンの周囲における、凹んだ外形の中から投射されること。
入口は、例えば、劇場の背後から劇場入口および通路まで広がる、連続的に湾曲した入口回廊を有してもよい。入口はさらに、劇場入口とホール入口とに接続された湾曲映像壁を有することもできる。
ホール入口は、例えば、湾曲した映像壁の頂点に隣接して位置し、湾曲した壁の一端における劇場入口へと接続することができる。映像壁は、例えば、劇場において上映される予定の映画に関した画像を表示するように構成される。表示される画像は、例えば、映画の設定を含むことができる。表示される画像は、上映予定の映画に関する映像を含み得る。
3.劇場において上映される予定の映画に由来または関連する画像を表示するように構成された湾曲映像壁を含む前兆空間を有する映画館であって、前記前兆エリアは、前記前兆エリアの入口から前記劇場の上映エリアまで導く前記映像壁が湾曲するのと同じ様に湾曲した通路を有している、映画館。
前兆空間(またはエリア)は、前兆エリアを経て上映エリアへと導く、足元および頭上における埋め込みの照明およびハイライトを含み得る。上映エリアは、上映エリアを取り囲んでおりかつ前兆エリアに調和した、埋め込みの照明およびハイライトを含むことができる。上映エリアは、劇場の上映および客席エリアにおけるスクリーンの周囲と上映および客席エリアの周囲とを取り囲みかつ前兆エリアの照明およびハイライトに調和した、埋め込みの照明およびハイライトを含んでもよい。上映エリアの照明およびハイライトは、上映エリアの周囲およびスクリーンの周囲の連続的なループを含む。湾曲した映像壁は、映像壁の上方における頭上の照明およびハイライト、ならびに映像壁の下方における足の高さの照明を有する。
さまざまな実施形態において、映像壁に隣接する通路は、映像壁の上方および下方、ならびに映像壁に対向する壁における、調和的な埋め込み照明によって照らされている。
前兆空間は、ドアを有しない開口を介してホールへと接続することができる。前兆空間からは、例えば、映画スクリーンと客席とを含む劇場の上映エリアに至りさらにその中を貫いて導く通路へと、ドアを介して出ることができる。湾曲した映像壁は、例えば、前兆エリアに入場するとすぐに壁の曲率のせいで映像壁が見えなくなる(例えば、映像壁の地平線において見えなくなる)ように、十分に湾曲している。
映像壁は、例えば、劇場において上映される予定の映画のムードまたは設定に関する画像を表示するように設定する。また、上記において、客席は、最適な視聴角度と遮られる
ことのない視界とが得られるように配置する。
諸図面に例示される本発明の好適な実施形態を説明するにあたって、明快にするために、特定の用語を採用する。しかし、本発明はこのように選択された特定の用語に限定されるようには意図されておらず、各特定の要素は、同様に動作する全ての技術的均等物を含むものと理解されるべきである。例えば、諸図の例示において、劇場入口および/または映像は特定の曲率(群)を有するように例示されている。このとき、例示された曲率(群)は当該設計について最良の曲率と考えられるものの、本開示に基づいてこのような曲率を変化させることが可能であり、かつ予想される。よって、別途具体的に請求しない限り、一切のこのような変化は、本発明の趣旨および範囲の中に含まれることになる。さらに、本発明者らは、今は未知の新開発技術によって本記載を部分的に代替し、なおかつ本発明の範囲から離れないでいることが可能であると認識している。全ての他の記載項目もまた、一切の利用可能な均等物に照らして考慮されるべきである。
本発明の一部分は、本開示の教示に従ってプログラムされた従来の汎用または専用のデジタルコンピュータまたはマイクロプロセッサを使用して簡便に実装することが可能であることが、コンピュータ技術分野の当業者には明らかであろう。
適切なソフトウェアコーディングは、本開示の教示に基づき、熟練したプログラマーが容易に準備できることが、ソフトウェア技術分野の当業者には明らかであろう。本発明はまた、特定用途向け集積回路を準備することによって実施してもよいし、あるいは、従来のコンポーネント回路を適切なネットワークで相互に接続することによって実施してもよいことが、当該分野の当業者には本開示に基づいて容易に明らかであろう。
本発明は、本発明のプロセスのいずれかを実行するようにコンピュータを制御するためまたはコンピュータにこれを実行させる起因とするために使用し得る命令を格納した記憶媒体(群)である、コンピュータプログラム製品を含む。記憶媒体は、限定することなく、フロッピーディスク、ミニディスク(MD)、光ディスク、DVD、HD-DVD、Blue-ray、CD-ROMS、CDまたはDVD RW+/-、マイクロドライブ、および光磁気ディスクを含む任意のタイプのディスク、ROM、RAM、EPROM、EEPROM、DRAM、VRAM、フラッシュメモリデバイス(フラッシュカード、メモリースティックを含む)、磁気または光学カード、SIMカード、MEMS、ナノシステム、(分子メモリICを含む)、RAIDデバイス、遠隔データストレージ/アーカイブ/ウェアハウスなどの、命令および/またはデータを格納するのに適した任意のタイプの媒体またはデバイスを含み得る。本発明のためのコンテンツは、任意の会場における、映像壁に表示されるまたはメインの映画スクリーンへの投影用に提供されるストリーミングデータを含み得る。このようなストリーミングは、例えば、当該標準化映像データのダイナミックレンジおよび/または色域を増大させるための拡張データを伴った、標準化映像コンテンツを含む。好ましくは、拡張された(増大された)ダイナミックレンジはハイダイナミックレンジ(HDR)の映像を含み、これは例えば800~1000または1500:1のコントラスト比よりも高いであろう。特に、真の1,000,000:1またはそれ以上のコントラスト比に対応したディスプレイにおける、Dolby Visionコンテンツが好ましい。このようなコントラスト比は、例えば、Dolby-Christieデュアルモジュレーションレーザ投影システムによって達成することができる(かつ、好ましくは、呼び物の上映のためのメインスクリーンを照明するために使用される)。映像壁を照明するためには、高コントラストの、より小さな投影機が好適である。
コンピュータ可読媒体(群)のいずれか1つに格納されるとき、本発明は、汎用/専用コンピュータまたはマイクロプロセッサのハードウェアを制御するためのソフトウェアと、コンピュータまたはマイクロプロセッサが人間のユーザーまたは他の本発明の結果を利
用する機構と対話することを可能にするためのソフトウェアと、の両方を含む。このようなソフトウェアは、限定することなく、デバイスドライバ、オペレーティングシステム、およびユーザーアプリケーションを含み得る。究極的には、このようなコンピュータ可読媒体はさらに、上記のような、本発明を実行するためのソフトウェアを含む。
汎用/専用のコンピュータまたはマイクロプロセッサのプログラミング(ソフトウェア)は、限定することなく、以下を包含する本発明の教示を実施するための、ソフトウェアモジュールを含む。映像壁(スクリーン、壁、天井(および/または床を含む)に埋め込まれたスピーカの特定のスピーカ構成のための音声オブジェクト、振動、および照明のいずれかを準備すること。格納(例えばハードディスクドライブ)またはストリーミングその他の形態の映像コンテンツのいずれかを受信し、このようなデータ音声および/または映像をメタデータに基づいて処理すること、ならびに映像壁および/またはメインスクリーンに映像を投影および/または表示すること。ハイライトに関する何らかのデータを受信(例えば、ストリーミングその他の方法で映像および/または音声データに併せて格納されたデータから、照明に関するメタデータを抽出)し、これに従って照明を操作すること。Wi-Fi、セルネットワーク、その他の手段によってモバイルデバイスで通信を行ない、モバイルデバイスからの入力を、映像壁を含むディスプレイにおいて実行されるアクションへと変換(例えば、映像壁サーバーを介して)すること。映画を表現しておりかつ当該映画の一般テーマまたはモチーフを維持している映画背景その他の画像の上に配置される、グラフィックスその他の表現物を準備すること、ならびに本発明のプロセスによる結果を表示、格納、または通信すること。
本発明は、例えば以下のような要素(本発明のさまざまな部分または特徴)のいずれかを適切に包含するか、これらからなるか、あるいは、これらから実質的になり得る。すなわち、湾曲した通路、壁、映像壁;映像壁の周囲における、通路沿いにおける、劇場の中へと入っていく、および劇場のメイン視聴スクリーンの周囲における、ハイライト;空間化された音声;変化的に動くアクション、アイコン、登場人物、およびその他の表現物に同期した、空間化音声;利用客のモバイルデバイスからの入力に基づいて制御されるアイコンまたは登場人物に同期した空間化音声;映画または映画に対応付けられるアクティビティに対して生成、文書説明、その他のあり方で関連したコンテンツに基づいて、ソーシャルメディア、ウェブページ、電子メール、またはその他の通信にメッセージを投稿または送信すること;ならびにこれらの均等物または本明細書に別途記載の要素、である。さらに、本明細書において例示的に開示される本発明は、本明細書において具体的に開示されているか否かを問わず、任意の要素を省いて実践することができる。更なる例示として、さまざまな実施形態において、本発明は、例えば以下を包含し、またこのようなものとして実施し得る:
スクリーン、客席、および入口を有するオーディトリアムと、前記オーディトリアムを前記入口へと接続する回廊と、を有する劇場であって、前記回廊は湾曲しており、これにより、前記オーディトリアムに入場する利用客は、前記入口から前記オーディトリアムまで湾曲した通路を通過するようにされている、劇場。
前記劇場は、以下のうち1つ以上をさらに包含し得る:競技場様式の客席配置、前記スクリーンは大型スクリーンを含むこと、前記回廊は少なくとも1つの滑らかに湾曲した壁を有すること、前記回廊は第1および第2の側壁を有し、そのそれぞれは湾曲していること、前記滑らかに湾曲した壁は、前記回廊をハイライトするためのアクセント照明を有すること、前記アクセント照明は、上方および下方のアクセント照明を含むこと、前記オーディトリアムの内部をハイライトするための第1のアクセント照明、前記第1のアクセント照明は、上方および下方のアクセント照明を含むこと、前記回廊を前記オーディトリアムへと接続する少なくとも1つの通路、ここで、前記オーディトリアムは少なくとも1つの側壁を有すること、前記第1のアクセント照明は、前記側壁に沿って前記スクリーンに
至る前記通路の実質的に均一かつ連続的なハイライトを含むこと、前記回廊は、第2のアクセント照明を含む湾曲した壁を有すること、前記第1および第2のアクセント照明は、実質的にお互いに調和していること、前記第2のアクセント照明は、上方および下方のアクセント照明を含むこと、前記入口は、前記第1および第2のアクセント照明に実質的に調和する第3のアクセント照明を有し、これにより、前記劇場に入場する利用客は、前記入口から前記回廊を経て前記オーディトリアムおよび前記スクリーンに至る前記第1、第2、および第3のアクセント照明の前記ハイライトによってガイドされるようにされていること、前記オーディトリアムは、前部エリアおよび湾曲した後部壁を有し、さらに、前記湾曲した後部壁を前記前部エリアへと接続する通路を有すること、前記オーディトリアム、前記回廊、および前記通路は、これらが含む領域をハイライトするためのアクセント照明を有すること、前記アクセント照明は、床近辺の足元エリアハイライトを含むこと、前記ハイライトの輝度は、前記オーディトリアム、前記回廊、前記入口、および前記通路においてさまざまに変化すること、前記アクセント照明は、前記スクリーンの周囲における、前記通路沿いにおける、および前記後部湾曲壁を横切る、実質的に連続的なハイライトを含むこと、前記回廊は湾曲した壁を有すること、前記アクセント照明は、前記スクリーンの周囲、前記通路沿い、前記後部湾曲壁沿い、および前記回廊の前記湾曲壁沿いにおける、実質的に連続的なハイライトを含み、これにより利用客は、前記回廊、前記通路、前記スクリーンを経て前記客席に至る前記ハイライトによって自然に導かれるようにされていること、前記入口は、入場門と画像を表示するための湾曲壁とを有すること、前記入口の湾曲壁は、前記壁の遠位端が前記入場門における利用客から見えないように湾曲していること、前記画像は、映像イメージであること、前記映像イメージは、前記スクリーンに投影中の主題に関すること、前記画像は、シーン、登場人物、環境、場所、および設定(その全ては前記画面に投影中の主題に関する)で構成されるグループから選択された1つ以上に対応すること、前記画像は、前記スクリーンに投影中の主題に関する設定を含むこと、前記客席配置は、複数の客席列を有する競技場客席配置を含み、前記列のそれぞれは、湾曲しておりかつ前記スクリーンにより近い列を越えて高くなっており、かつ前記スクリーンからより遠い前記列のそれぞれは、前記スクリーンにより近い列よりも多くの客席を有すること。
またもう一つの例においては、以下を有する劇場である。
映画を表示するためのスクリーン、後部、壁、複数の客席列を有する客席配置、および入口、を備えるオーディトリアム;
前記入口から前記オーディトリアムまで広がる通路であって、前記通路は前記オーディトリアムの前記後部から前記客席の最前列までの間の通路を含む、通路;および
同じハイライトを提供するための、前記後部から前記通路に沿って前記スクリーンに至る実質的に連続的なアクセント照明。
前記劇場は、以下のいずれか1つ以上をさらに包含し得る:前記スクリーンを取り囲むアクセント照明、前記アクセント照明は、前記オーディトリアムの前記後部の周囲における実質的に連続的な帯状のハイライトを成して広がること、前記アクセント照明は、前記通路を照らす足の高さの照明を含むこと、前記アクセント照明は、目の高さを超える照明をさらに含むこと、前記アクセント照明は、前記壁の上方および下方の両方と前記スクリーンの周囲とにおける凹んだ領域から、前記ハイライトを投射すること、前記通路は、前記入口と前記通路との間に広がる湾曲した回廊をさらに含むこと、前記湾曲した回廊は実質的に連続的に湾曲していること、前記入口は、湾曲した映像壁をさらに有すること、前記入口は入場門をさらに有すること、前記映像壁は前記入場門から見えていること、前記入場門は、前記湾曲した映像壁の中央部分の向かいに配置されること、前記通路は、前記入口と前記通路との間に広がる湾曲した回廊をさらに含み、前記湾曲した映像壁は、前記入口と前記湾曲した回廊との間に位置していること、前記湾曲した映像壁は、前記スクリーンに投影中の主題に関する映像イメージを表示すること、前記湾曲した映像壁は、シー
ン、登場人物、環境、場所、および設定(その全ては前記スクリーンに投影中の主題に関する)で構成されるグループから選択された1つ以上に対応する画像を表示すること、前記映像壁は、前記スクリーンに投影中の主題に関する設定を含む画像を表示すること。
さらにまた別の例においては、以下を有する劇場である。
オーディトリアム;
入場門を有する前兆空間であって、前記前兆空間は前記オーディトリアムへと導いており、劇場において表示中の主題に関する画像を表示する湾曲した映像壁を含んでいる、前兆空間;および
前記前兆空間を前記オーディトリアムへと接続する回廊であって、前記回廊は、前記湾曲した映像壁と実質的に同様に湾曲している、回廊。
前記劇場は、以下のいずれか1つ以上を包含し得る:前記前兆空間は、前記前兆空間から前記回廊を通って前記オーディトリアムにまで広がるアクセント照明をさらに有すること、前記アクセント照明は、足の高さと頭上の高さの両方における埋め込み照明を含むこと、前記オーディトリアムは、前記前兆空間および前記回廊における前記アクセント照明と実質的に調和する追加的なアクセント照明を有すること、前記追加的なアクセント照明は、足の高さと頭上の高さの両方における埋め込み照明を含むこと、前記オーディトリアムは、スクリーンおよび客席をさらに有し、前記追加的なアクセント照明は、前記スクリーンおよび前記客席を取り囲んでいること、前記追加的なアクセント照明は、前記オーディトリアムおよび前記スクリーンの周囲における実質的に連続的な帯状の照明を成して広がること、前記アクセント照明は、前記湾曲した映像壁の上方と下方の両方に位置すること、前記前兆空間は、前記湾曲した映像壁に対向する第2の湾曲壁をさらに有すること、前記2番目の湾曲壁は、前記湾曲した映像壁の上方および下方における前記アクセント照明に調和した、さらなるアクセント照明によって照らされていること、前記アクセント照明および前記さらなるアクセント照明は、前記湾曲した映像壁および前記第2の湾曲壁の、上方と下方の両方において埋め込まれていること、前記前兆空間および前記回廊は、ドアを有しない少なくとも1つの開口を介して接続されていること、前記劇場は、ドアを有しない第2の開口をさらに有すること、前記少なくとも1つの開口および前記第2の開口は、前記湾曲した映像壁の反対の端に位置すること、前記前兆空間と前記回廊とは、ドアを有した少なくとも1つの開口を介して接続されていること、ドアを有した第2の開口、前記少なくとも1つの開口および前記第2の開口は、前記湾曲した映像壁の反対の端に位置すること、前記湾曲した映像壁は、前記壁の遠位端が前記入場門における利用客から見えないように湾曲していること、前記湾曲した映像壁は、シーン、登場人物、環境、場所、および設定(その全ては、前記スクリーンに投影中の主題に関する)で構成されたグループから選択された1つ以上に対応する画像を表示すること、前記映像壁は、前記スクリーンに投影中の主題に関したムードを捉える画像を表示すること。
図21~66は、独立かつ上記の実施形態のいずれかと組み合わせて利用することが可能な、さまざまな劇場設計を含む。これらの図のいくつかは、濃淡、反射、陰影、ロゴ、商標、スクリーン表示、および人物表現(例えば利用客、映画ファン、ユーザーなど)を含み得るデジタル画像であるが、これらの要素は、請求される当該設計の一部を構成することもできるし、上位概念的であると考えることもできるし(すなわち、Dolbyロゴは、任意のロゴを開示しているものと考えてもよい)、あるいは、任意の設計をどのように請求するかの選択に応じてそこから省かれていてもよいのであって、これらの図は、何らの特定請求項を限定しているものと考えられるべきでもないし、何らの特定要素を要求しているものと考えられるべきでもない。任意の請求項は、任意の図の任意の個別部分を含むことができ、何らのその他の特定部分を個別に含む必要もないし、組み合わせて含む必要もない。これらのデジタル画像は、照明効果を表現する白および色の濃淡を含むことがあり、これは再び、任意の請求された設計の一部を構成することもできるし、任意の請
求された設計から除外することもできる。本発明者らおよび本出願者は、限定はしないが、本開示に基づいた添付の図1~66の有する色、質感、および表面の輪郭および/または奥行き、その他任意を含めて、図1~66を補正する権利を留保する。
本文言により、本発明者らは、図1~66に示された全体的な外観、その中に記載された全ての構造的・機能的な特徴、およびその一切の部位および/もしくは部分ならびに/またはこれらの組み合わせを記載し、かつ所有するものとする。本文言により、本発明者らは、諸図において個々に示された全ての構造的・機能的な特徴または要素、ならびにこれらの任意の組み合わせを請求するものとする。さらに、本発明者らおよび本出願者は、本開示された設計(群)とは、請求された図1~66に示されている全体的外観と、その一切の部位および/もしくは部分、ならびに/またはこれらの組み合わせと、であるものと見做す。従って、本発明者らおよび本出願者は、周囲に境界を挿入することによることを含めて、本開示された設計(群)の任意の部位、部分、要素および/または組み合わせを別々に請求する権利を留保し、また、かつ、任意の現在または将来の線画における任意の実線を破線で置き換えることによって、本開示された設計(および/または構造的および機能的な特徴を含む、これについての対応する特徴)の任意の部位、部分、要素、もしくはこれらの組み合わせを請求から除外する権利、または任意の現在もしくは将来の線画における任意の破線を実線で置き換えることによって、本開示された設計および発明の任意の部位、部分、要素、もしくはこれらの組み合わせを請求に含める権利を留保する。本発明者および本出願者は、また、諸図のいずれかから線画を作成する権利、ならびに、例えば劇場、劇場構造、劇場パネル、劇場パネル構造、建築構造、建築パネル、建築パネル構造、音響構造、音響パネル、音響パネル構造、劇場レイアウト、劇場図面、劇場入口、劇場照明、劇場照明効果および/または客席構造に対する表題を補正する権利を留保する。
特に留意すべきこととして、劇場におけるメインスクリーン周囲の暗くなった領域を例示する図について考える。これらの同一領域は、他の図において、ハイライトで照明されている。しかも、このハイライトは、さまざまな他の図において例示された劇場の片側または両側における通路を辿って連続している。
さまざまな図が、映画oblivionのシーン、モチーフ、テーマに関する画像を表示している湾曲した映像壁の、さまざまな実施形態を例示する。活気溢れるものでありながらも、設定は穏やかで魅惑的であることに留意されたい。湾曲した映像壁は、図示されているように、その曲率のせいで生じる映像壁上の地平線において「消失していく」ように構成することができる。対向する壁は、内側に向かって湾曲し、かつハイライトを有しており、このハイライトは劇場の中へと連続していて、他の通路における、劇場内部に至るハイライトと接続する。図35は、劇場の後部における、接続しているハイライトを例示する。湾曲した映像壁は、例えば、半円未満または「D」の形状その他の曲率を有しており、より少ない利用可能な床空間を有する入口においてはより強く湾曲していてもよいし、より大きな会場においては引き伸ばされていてもよい。
図21~26は、いくつかの実施形態において、劇場を包囲して頭上(かつ繭構造の上方)のスピーカに対する参照点を除去する覆い(cap)として記載し得る、繭タイプの構造の設計(他の図においても部分的に示されている)を例示する。図のいくつかに例示されたスピーカ位置は、直線的に配置されたスピーカ(あるいは千鳥状または五の目型の編成で配置されてもよい)を含み、劇場における床搭載のスピーカを利用し、かつ、客席の高さのスピーカおよび/または床の隅のスピーカ(壁が劇場の床と交差する場所における)をもまた含み得る。全てのこのようなスピーカは、オブジェクトに基づく音声を処理し適切な信号を各スピーカへと送信するサーバー(例えばシネマ音声サーバー)への配線その他の接続を介して統合されており、究極的には、劇場の任意の部位から別の部位へと
行き交う包囲的な音声を繭の内部に形成する。このような音声は、例えば、Dolby AtmosRを含み得る。また、好適さには劣るが、他のオブジェクト指向の音声、およ
び多方向または空間化音声、ならびに音声配置システムを利用することもできる。
図56は、原図A30などにおいて提供された特徴(およびさまざまな色)を組み合わせる例を提供する。図56は、「浮いている」スクリーン630の周囲のハイライトを示している。スクリーンの位置は、壁およびスクリーンを包囲するハイライト632から突き出しており、離れている。これを、例えば、表示中の任意のプログラム(予告編、広告、ビデオゲーム、ソーシャルメディアなど)に先行して利用する。いくつかの実施形態において、ハイライトは、例えばゲーム、ソーシャルメディア、広告などの何らかの前座アクティビティのために維持される。一実施形態において、湾曲した入場門にカメラが位置しており、湾曲した映像壁に対する利用客の反応と対話を記録(もし存在すれば)する。記録された反応は、前座の時間帯に、スクリーン630において再生される。
スクリーン周囲のハイライト632は、例えば、図示された通路のハイライト622/624などの、他のハイライトに接続されている。通路のハイライトは、劇場の後部からスクリーンまで縦走しており、劇場内に完全に包み込まれたムードを創造し、かつスクリーンに注意を引き付ける。ハイダイナミックレンジおよび/または高輝度の投影機を使用することにより、ハイライトが点灯している間であっても、スクリーンを十分に照明してソーシャルメディア、ゲーム、広告、または前座の短編を表示することが可能となる。ハイライトは、例えば、色に関してプログラム可能なLEDその他の光源から発出する色、あるいは変化する輝度であり、これらはパターンを含むことができる。色、パターン、または輝度は、例えば、特定の取り組みのモチーフ(あるいは、ルックアンドフィール)と一貫性があり、映画、販売促進(例えば広告)に対応付けられたもの、あるいは、劇場におけるイベントと一貫性があるか特定の広告に調和するコーポレートカラーなどが考えられる。好ましくは、モチーフあるいはルックアンドフィールは、劇場スクリーンにおいて表示予定のメインイベント、映画、スポーツイベントと一貫性のあるムード(例えば、フットボール、バスケットボール、サッカー、学生スポーツ、オリンピック、プロスポーツなどのスポーツイベントのライブまたはクローズドサーキットを表示するときのチームモチーフ)を設定するように、照明によって投影される。最も重要かつ好ましくは、モチーフは、劇場におけるムードを映画に向けて設定する。
ハイライトは、直接にハイライトされたエリア(例えば通路における)の上部境界の横桟における鋭い切り落とし(例えば622)と、横桟の下の通路における、より拡散された照明624と、を含む2つの部分において示されている。表面を含む壁の構成は、スクリーンのハイライトの近辺ではあるが外側の、暗くなった領域636によって示されるように、スクリーン近辺において高度に反射防止性を有する。劇場内部を構成するパネルは、スクリーンの動作時に反射を低減する角度で配置されている。
原図A30などは、さまざまな色(例えば、オレンジA33、ブルーA34、ホワイトA30、ピンク/パープルA31)を有し得る照明640がいくぶん拡散している状態を示している。明らかに、他の色または色の組み合わせを利用(例えば、プログラム可能なカラーLEDなど)してもよい。ハイライトは、例えば、客席エリアの周囲において対称的になっている。
既に説明した本発明のさまざまなソーシャルメディアの局面は、シネマサーバー(例えばDolbyまたはdoremiシネマサーバー)へ統合してもよいし、別個に操作し、その後、湾曲した映像壁および/または劇場スクリーンにおけるインターフェースまたは表示のために必要となったときにコンテンツを送信してもよい。
本発明のさらなるソーシャルメディアその他の特徴を、以下に、シネマアプリケーションフレームワーク(CAF)の観点から説明する。シネマアプリケーションフレームワーク(CAF)とは、オンプレミスのハードウェアおよびソフトウェア、ならびにクラウドサービスの組み合わせであって、サードパーティーにより開発された、映画視聴体験に寄与する付加価値アプリケーションおよびサービスを支援する。シネマ再生の使用事例(他人と共有された劇場的な環境における)のために最適化されているが、家庭やモバイルデバイスにおける再生にもまた適用し得る。
CAFおよび/または関連システムの一つの目的は、マルチデバイス環境におけるマルチソースコンテンツの協調的な再生を容易にすることである。主要コンテンツは、主要デバイス(劇場環境の場合は、投影機、スクリーン、湾曲した映像壁、サラウンド音声、またはATMOSRシステム)を介して再生される。副次コンテンツ(音声、映像、画像、
テキスト、アプリケーション)は、主要コンテンツに同期させて、他のデバイス(座席搭載スピーカ、モバイルデバイス、補助ディスプレイ)において再生することが可能である。例えば、一実施形態において、副次コンテンツを提供(例えば、ユーザーのモバイルデバイスへとダウンロードまたはストリーミング)することにより、広告を提供したり、あるいはユーザーが劇場に入場するときに映像壁に表示される主要コンテンツを強化したりする。副次コンテンツを同期させるために、GPSデータその他の手掛かり(cues)を使用し得る。このような副次コンテンツは、コメント、ゲームプレイ、購買、ソーシャルメディアへの投稿などに向けて、ユーザーからの対話を誘出することができる。
主要および副次コンテンツが同一ソースによって制作されており、かつ、主要コンテンツ体験を補完するように特異的に設計されているような(例えば、同一スタジオによる映画の主要コンテンツと副次コンテンツ)可能な使用事例のいくつかを、以下に挙げる。

・拡張音声: オーディオサウンドトラックは、オーディトリアムの座席に設置されたスピーカまたはオープンイヤーヘッドフォンを介して再生される補助的コンテンツを含む。

・個人専用音声: 劇場におけるモバイルデバイス上のヘッドフォン(音声遮断設計を有せば最善であろう)を介して再生される音声は、音量の制御、ラウドネスの平準化、対話音声の強調を提供する。

・代替言語: ヘッドセットを介して(客席からの音声出力に接続されたモバイルデバイスまたはヘッドセットから)、代替的な言語を選択または再生できる。

・補完的コンテンツ: 通常のサウンドトラックではなく、監督のナレーションその他の解説を、ヘッドフォンを介して再生し得るだろう。

・インタラクティブコンテンツ: 映画において進行中のアクションに基づくスクリーン上の情報を共有できるように、映画の最中にユーザーの携帯電話に向けてコンテンツを送信する。

・ユーザー参与: 観客が帰趨について投票を行ない、次に何が再生されるかを決定する。

・独自にコンテンツを生成する副次ソースによって制作された副次的な素材を組み合わせる多くの使用事例が存在しており、これらは以下のようである。

・広告: プロダクトプレイスメントに関する拡張情報、またはその他のコンテクスト
的に関連した情報。

・ソーシャルシェアリング: 観客は、タイムスタンプメタデータを伴ったコメントを投稿する。このフィードは、別の時刻に別の場所で同じ映画を視聴している他のユーザーが利用し得る。

・ユーザー生成コンテンツ: 主要コンテンツの音声を置き換える(ヘッドフォンを介して)ように、または、副次スクリーンに表示され、主要音声と同期して再生されるように設計されたコンテンツ。これは、映画評論家が、上映と同時に映画についてコメントしてもよいだろう。
概念化されたシステム設計は、例えば、主要コンテンツおよびメタデータ、ならびに主要コンテンツのための再生システムを包含した、キー要素を含む。再生システムは、例えば、再生機(劇場的環境の場合におけるサーバー)、映像ディスプレイ(または、投影機/スクリーン)、音声システム、およびエフェクトシステム(エアバースト、スプレー、匂い、運動/振動)を含み得る。さらなる要素としては、主要再生デバイスにより生成されて利用可能にされる同期信号、副次コンテンツ、副次コンテンツのための再生システム(主要コンテンツに関するシステムと同一でもよいし、第2のシステムでもよい)、のいずれか1つ以上を含む。再生システムは、例えば、集中型または分散型の再生機(例えば、サーバーまたはモバイルデバイス)、補助スクリーン(モバイルデバイス、副次ディスプレイ(群)、投影機)、補助スピーカ(ヘッドフォン、モバイルデバイススピーカ、座席搭載)、および/またはエフェクトシステム(エアバースト、スプレー、匂い、運動/振動)、のいずれかまたは全てを含む。さらなる追加的な要素としては、例えば、管理システム、ビジネスルールを支援するシステム、セキュリティプロトコルのためのシステム、集金/支払システム、ならびに使用追跡および報告システム、のいずれか1つ以上を含み得る。図67は、コンテンツソース、配信方法、およびデバイスの各々についての一実施形態の例を、対応する列において提供している。図68は、要素の配置例を提供する。
シネマの使用事例におけるコンテンツの流れと再生は、主要コンテンツが、国およびコンテンツのタイプに応じて、ハードディスクに格納されたDCP形態、衛星ダウンロード、または地上インターネット配信で映画館へと配給されるようなものであり得る。広告またはメインフィーチャ以外のコンテンツに関しては、フォーマットおよび配給方法は他のものでもよいだろう。いずれにせよ、メインコンテンツはメイン再生デバイスへ配給され、現行の業界標準方法、新しい方法、または諸方法の組み合わせによって再生することができる。
主要および副次コンテンツは、一緒に配給(再生の前に)することが可能である。例えば、副次コンテンツを主要コンテンツとともに(例えばメインフィーチャと同一のハードドライブで)配給し、主要再生システムへと送信できる。主要再生システムは、主要再生デバイスとは別個のコンテンツ格納ライブラリまたは配信システムを有していてもよいだろう。
副次コンテンツは、ライブラリから副次再生デバイスへと配信(通常、再生時刻よりも前に)してもよいし、主要コンテンツを再生する際に、主要再生デバイスから副次デバイスへとストリーミングしてもよいだろう。
副次コンテンツは、主要コンテンツとは別個に配給(再生の前に)することもできる。例えば、主要コンテンツを制作したのと同一チームによって制作されるか、あるいは全く無関係なソースからの副次コンテンツを、主要コンテンツに同一の方法またはその他のよ
り消費者に親しまれた方法(例えばアプリストアからのダウンロード)のいずれかによって、直接に副次再生デバイスへと配信することが可能である。
副次コンテンツは、予め読み込んでおいて、再生中に主要コンテンツと同期させることが可能である。さらに別の一実施形態において、副次コンテンツは、クラウドベースのサーバーからリアルタイムで配給(あるいは、クラウドベースのサーバーからシネマサーバーを介して配給)してもよい。副次コンテンツは、リアルタイムで生成(例えば、ユーザーと交わされる、副次コンテンツに影響を与える何らかの対話)されることもあり、それゆえに、ローカルにオンプレミスで格納したり副次デバイスに予めインストールしたりすることが不可能であるかも知れない。ソーシャルメディアへの投稿は、クラウドサーバーから直接に配給する必要があろうリアルタイムデータの一例である。各モバイルデバイスは、各自の接続を有してもよいだろうが、最善の信頼性および性能を得るためには、副次コンテンツサーバーはプロキシとして機能してもよいだろう。図69は、本発明の一実施形態による、諸要素のもう一つの例である。
本明細書に記載の本発明または発明群は、一個の劇場または一個の劇場的な(映画その他の会場の)環境の諸局面を個別にまたは一緒に形成するいくつかの実施形態を包含する。例えば、一実施形態において、ロビーと、入場門、内壁、および終端を有する玄関と、前記玄関を前記ロビーから分離する第1の外壁と、前記玄関および前記ロビーから見える凸状に湾曲した画像投影壁と、を含む劇場入口である。劇場入口は、前記内壁および前記外壁のうち少なくとも1つが有する縁に沿った縁取り照明を含むことができ、かつ/または、前記内壁と画像投影壁との間の玄関において形成された通路は、劇場の客席エリアの入口へと導いており、画像投影壁は、通路に沿って客席エリア入口の方に向かって歩行するときの利用客の視点から画像投影壁上において地平線を形成する曲率を有しており、湾曲した画像投影壁は、地平線を過ぎて客席エリア入口において終了している。
客席エリア進入口は、例えば、前記玄関の前記終端における通路を含むことができ、かつ/または、玄関は、前記通路によって視聴エリアへと接続されている。一別態において、玄関は、戸口によって通路へと接続されていてもよく、かつ/または、前記玄関と前記視聴エリアとの間の通路は、湾曲している。
一実施形態において、劇場入口は、そこを通って進入する利用客が開口から入口に入る通路を1つまたは2つしか有しないように構成された、湾曲しかつ概ね閉じた進入路を有しており、前記通路または通路群は、湾曲した映像表示可能壁によって劇場の客席エリアまで導いている(例えば、戸口、通路、アーチ、客席エリア進入口その他の、入口本体と客席エリアとの間の区分)。湾曲した壁は、劇場入口に入るとすぐに鉛直方向の「地平線」が構成されるような曲率を、客席エリアの進入口に向かう方向において有することができる。好ましくは、さまざまな実施形態において、通路(群)は、イベント(映画)に向けたムードを設定する湾曲壁における穏やかな周囲光および映像その他の画像を有する。一例において、イベントのモチーフに由来または調和するシーンまたは地形が、壁に表示される。例えば、映画Oblivionについて図40に示すようにである。映像壁は、静止画または動きを表示することが可能であり、かつ映像壁を横切る動きに同期された空間化音声を含むことができる。一実施形態において、映像壁における動きおよび空間化音声は、利用客を「地平線」および劇場客席エリアのほうに向かって導く(例えばある方向に動く)。
劇場入口は、その上縁および/または下縁において縁取り照明を有する内壁(例えば、湾曲した映像壁)を備え得る。天井照明は、通路(群)に沿った各所において、パターンまたは拡散照明を投射し得る。
一実施形態において、劇場入口は第2の外壁を有し、入場門は、前記第1および第2の外壁の間で実質的に中央に配置され、入場門の左における玄関の一側は、実質的に、入場門の右における玄関の対向側の鏡像であり、湾曲した画像壁の各側は、客席エリアへの別々の入口へと導いており、湾曲した画像壁は、一方の客席入口から始まって他方の客席入口まで連続している。画像投影壁は、前記入場門の向かいに配置され、かつ約180度に亘って広がることができる。玄関は、前記玄関の両端の2つの位置において通路に接続することができる。入場門は、中央に位置してもよいし、玄関の一端に配置してもよい。好ましくは、画像投影壁は、前記入場門に隣接して配置される。玄関は、前記入場門とは反対側の前記玄関の一端における1つの位置において通路と接続していてもよい。
あるいは、別の実施形態において、劇場は、ロビーと、入場門、床、および天井を有する玄関と、を有する入口を備える。第1の外壁は、例えば、玄関をロビーから分離することができ、凸状に湾曲した画像投影壁は玄関内に配置され、前記画像投影壁は、前記玄関の前記床から前記天井までの間に実質的に広がる上縁と下縁の両方を有している。一別態において、玄関の内側の画像投影壁は、前記入場門から客席進入口のほうへ向かう閉じた通路を形成し、かつ/または画像投影壁は、前記玄関に入場して間もない利用客の視点から前記客席進入口を隠すために十分な曲率を有している。再び、縁取り照明は、前記画像投影壁の前記下縁と前記玄関の前記床との間、および/または壁の上方に、配置し得る。一別態において、諸図に示すように、映像壁は、ハイライトの照明設備が見た目に露わにならないように壁から張り出している。
劇場入口はさらに、前記玄関の各端に1つずつ位置しかつ画像投影(または湾曲映像)壁の各遠端におけるエリアに隣接した、2つの戸口を有してもよい。戸口(従来のドア、間仕切り、廊下の方向変化、アーチなどであり得る)は、客席エリアへの入口である。入場門は、例えば、画像投影壁に対して中央に配置される。
あるいは、別の実施形態において、ロビーと、入場門、内壁、外壁、および劇場客席エリアへの進入口を実質的に含んだ終端を有する玄関と、前記ロビーから前記玄関を分離する第1の外壁と、前記玄関および前記ロビーから見えている凸状に湾曲した画像投影壁と、を有する新しい劇場入口である。画像投影壁は、地平線に「沈んだ」位置にある客席エリア進入口のほうへと通路に沿って歩行する際の利用客の視点から、画像投影壁に地平線を形成する曲率を有している。
あるいは、さらなる別態において、劇場の客席エリアへと導く廊下への進入口を有し、前記廊下は廊下の湾曲壁と実質的に一致する曲率を有する、劇場入口である。湾曲壁は、客席エリアのほうへ向かって通路に沿って歩行するときの利用客の視点から、湾曲壁において鉛直方向の「地平線」を形成する曲率を有している。好ましくは、客席エリア(または客席エリアへの進入口)は、湾曲壁の「地平線」に「沈んだ」位置にある。さまざまな図において示すように、湾曲壁はまた、湾曲壁(映像壁)と一致する曲率を有した(しかし、好ましくはそこから張り出している)映像ディスプレイまたは投影スクリーンを備えていてもよい。廊下における対向する壁は、同様な曲率を有し得る。諸図および本明細書中の他の箇所に示すように、映像壁は、客席エリアの利用客によって視聴される予定の映画などのイベントの設定、ムード、またはテーマを表示するように構成される。映像壁は、本明細書中の他の箇所で説明したインタラクティブな局面、接続化の局面、ソーシャルメディアの局面、またはゲームの局面のうち1つ以上を含み得る(例えば、1つ、任意の組み合わせ、またはゼロ)。このようなコンテンツあるいは対話は、操作担当者が選択し、その後、シネマサーバーまたは副次コンテンツサーバーによって提供することが可能である。
あるいは別態において、ロビーと、入場門、内壁、および劇場客席エリアへの進入口を
含む終端を有する玄関と、前記ロビーから前記玄関を分離する第1の外壁と、前記玄関および前記ロビーから見えている凸状に湾曲した画像壁と、画像壁の曲率に従う湾曲通路であって、前記玄関に入って間もない利用客は画像壁に隣接する連続的に湾曲した通路を辿り、客席エリア進入口のほうへ向かってその後そこまで引き寄せられるような、湾曲通路と、を有する劇場である。
さまざまな図に示すように、ある実施形態は、スクリーン、客席、および入口を有するオーディトリアムを備えた劇場を含む。劇場は、前記オーディトリアムを入口へと接続する回廊をさらに有し、前記回廊は湾曲していて、これにより、オーディトリアムへ進入する利用客は、入口からオーディトリアムまで湾曲した通路を通過するようにされる。客席は競技場様式の客席であることができ、前記スクリーンは大型スクリーンを含む。回廊は、好ましくは、少なくとも1つの滑らかに湾曲した壁を有する。あるいは回廊は、各々が湾曲しておりかつ少なくとも部分的に対向している第1および第2の側壁を有していてもよい。滑らかに湾曲した壁は、前記回廊をハイライトするためのアクセント照明を有することができ、これは上方および下方におけるアクセント照明を含み得る。アクセント照明は、張り出した前記壁の一部に「隠されて」いることができる。オーディトリアムは、前記オーディトリアムの内部をハイライトするための第1のアクセント照明を有することができ、これは、上方および下方におけるアクセント照明であってもよい。劇場は、前記回廊を前記オーディトリアムへと接続する少なくとも1つの通路をさらに有していていもよく、ここで、前記オーディトリアムは少なくとも1つの側壁を有しており、かつ、前記第1のアクセント照明は、前記側壁に沿って前記スクリーンに至る前記通路の実質的に均一かつ連続的なハイライトとして実現し得る。
別態としては、回廊は、回廊をハイライトするための第2のアクセント照明を備えた湾曲壁(例えば、壁の張り出した[部分を有した)を有する場合を含む。
さらなる別態としては、第1および第2のアクセント照明は、例えば、実質的に調和してい得る場合を含む。第2のアクセント照明は、上方および下方におけるアクセント照明を含むことができ、かつ例えば、入口は、第1および第2のアクセント照明と実質的に調和する第3のアクセント照明を有していてもよく、これにより、劇場へ入場する利用客は、前記第1、第2、および第3のアクセント照明の前記ハイライトにより、前記入口から前記回廊を通り前記オーディトリアムおよび前記スクリーンまでガイドされる。
さまざまな図に示すように、スクリーンは、例えば、取り付けられている壁から張り出しており、これにより、視覚的に浮いて見えるようにされている。このことにより、例えば光吸収材料を含んだ、スクリーンの周囲の凹んだ領域が例えば生み出され、これにより、スクリーンの周囲における逆反射を最も被りやすい領域は最も吸収性が高く、これらの領域から観客のほうへ向かって反射するスクリーン照明の悪影響を低減するようにされている。一実施形態において、凹んだ領域の表面は、観客への正反射を低減または排除するように角度付けされる。光吸収材料は、投影機、または劇場の投影機において利用されているレーザ光モジュールの波長に適合しこれらの波長において最も吸収性が高くなるように、調整することができる。このような角度付けや専用の吸収材料の有無によらず、凹んだ領域は、ハイライトを行なうための自然な領域を構成し、通常、前記ハイライトが消灯または薄暗くされているときに、映画その他の投影中における観客への反射を低減することを容易にする。
さまざまな実施形態において、オーディトリアムは、前部エリアおよび湾曲した後部壁を有し、さらに、前記湾曲した後部壁を前記前部エリアへと接続する通路を有し得る。回廊および通路は、床近辺における足元領域のハイライト、または足元と頭部、もしくは足元と手すりの高さのハイライト、あるいは諸図に示すハイライトのいずれかとして実現す
ることのできる、アクセント照明を有することが可能である。前記ハイライトの輝度は、前記オーディトリアム、前記回廊、前記入口、および前記通路において変化することができる。例えば、ハイライトは、利用客が入口から湾曲壁に沿って客席エリアの中へと進むにつれて、連続的に暗くまたは明るくされ得る。前座のアクティビティおよびスクリーン表示は、スクリーン周囲における少量のハイライトを有することができ、これは、特別予告編またはメインショーについては消灯される。
さまざまな湾曲後部壁の実施形態において、アクセント照明は、前記スクリーンの周囲における、前記通路沿いにおける、および前記後部湾曲壁を横切る、実質的に連続的なハイライトを含み得る。例えば、一実施形態において、回廊は湾曲壁を有し、かつ、前記アクセント照明は、前記スクリーンの周囲、前記通路沿い、前記後部湾曲壁沿い、および前記回廊の前記湾曲壁沿いにおける実質的に連続的なハイライトを含み、これにより、利用客は、前記回廊、前記通路、前記スクリーンを経て前記客席に至る前記ハイライトによって自然に導かれることになるだろう。
さまざまな図に示すように、入口は、入場門と、画像を表示するための湾曲壁と、を有し得る。入口の湾曲壁は、壁の遠位端が前記入場門における利用客から見えないように湾曲してもよい。画像は、例えば、スクリーンに投影中または投影される予定の主題に関する映像イメージであり得る。例えば、画像は、シーン、登場人物、環境、場所、および設定(その全ては、前記スクリーンに投影中/投影予定の主題に関する)で構成されるグループから選択された1つ以上に対応していることが可能である。別の一例において、画像は、前記スクリーンに投影される予定の主題に関する設定であってもよい。
好ましくは、劇場客席配置は、複数の客席列を有した競技場客席配置を含み、前記列の各々は、湾曲しておりかつ前記スクリーンにより近い列を越えて高くされていて、前記スクリーンからより遠い前記列の各々は、前記スクリーンにより近い列よりも多くの客席を有している。
さらにもう一つの別態において、映画を表示するためのスクリーン、後部、壁、複数の客席列を有する客席配置を有するオーディトリアムと、入口と、入口から前記オーディトリアムまで広がった通路(通路は、オーディトリアムの後部から前記客席の最前列までの間の通路を含む)と、同一のハイライトを提供するための、前記後部から前記通路に沿って前記スクリーンに至る実質的に連続的なアクセント照明と、を有する劇場である。アクセント照明は、変化することができ、スクリーンの周囲のアクセント照明を含む。アクセント照明は、オーディトリアムの前記後部の周囲における実質的に連続的なハイライトの帯として広がることができる。好ましくは、アクセント照明は、前記壁の上方および下方の両方と前記スクリーンの周囲とにおける凹んだ領域から前記ハイライトを投射する。通路はさらに、入口と通路との間に広がる湾曲した回廊を含む。湾曲した回廊は、実質的に連続的に湾曲し得る。入口はさらに、湾曲した映像壁を有することができる。好ましくは入口は入場門を有し、映像壁は入場門から見えている。さまざまな実施形態において、入場門は、湾曲した映像壁の中央部分の向かいに配置する。通路は、入口と通路との間に広がる湾曲した回廊を含むことができ、湾曲した映像壁は、入口と湾曲した回廊との間に位置する。他の実施形態において記すように、湾曲した映像壁は、例えば、シーン、登場人物、環境、場所、および設定(その全ては、前記スクリーンに投影中の主題に関連した)で構成されるグループから選択された1つ以上などの、前記スクリーンに投影中の主題に関する映像イメージを表示するように構成することが可能である。加えて、上記における他の実施形態で説明したように、広告、ソーシャルメディア、ゲーム、および/またはインタラクティブコンテンツを表示してもよい。追加的なコンテンツは、一般的な性質のものでもよいし、湾曲した回廊を通過するユーザー/利用客に向けて特異的に調整(目標付け)されたものでもよく、設定に関する表示に重ねて表示してもよいし、並べて表示して
もよいし、代わりに表示してもよい。
さらにもう一つの実施形態において、以下を有する劇場、会場、またはテーマパークアトラクションである。すなわち、会場の視聴エリア(例えば、オーディトリアム、テーマパークアトラクションの乗り物エリアなど)と、入場門を有する前兆空間であって、前記前兆空間は、会場の視聴エリアへと導いており、かつ、会場(または劇場、アトラクションなど)において提示中の主題に関する画像を表示する湾曲した映像壁を有している、前兆空間と、前兆空間をオーディトリアム/会場の視聴エリアに接続する回廊であって、前記回廊は、湾曲した映像壁と実質的に同様に湾曲している(かつ利用客を会場視聴エリアへと惹きつける「地平線」を設置する曲率を有し得る)、回廊と、である。前兆空間はさらに、本明細書に記載および/または諸図に示すアクセント照明を有していてもよい。
アクセント照明は、足の高さと頭上の高さの両方における埋め込み照明を含み得る。オーディトリアム/会場の視聴エリアは、前記前兆空間および前記回廊における前記アクセント照明と実質的に調和する追加的なアクセント照明を有してもよい。追加的なアクセント照明は、足の高さと頭上の高さの両方における埋め込み照明を含み得る。オーディトリアム/会場の視聴エリア(vva)はさらに、スクリーンおよび客席を有することができ、前記追加的なアクセント照明は、前記スクリーンおよび前記客席を取り囲んでいる。追加的なアクセント照明は、オーディトリアム/vvaおよびスクリーンの周囲に実質的に連続的な照明の帯を成して広がることが可能である。アクセント照明は、湾曲した映像壁の上方と下方の両方に位置し得る。前兆空間はさらにまた、前記湾曲した映像壁に対向する第2の湾曲壁を有することができ、前記第2の湾曲壁は、前記湾曲した映像壁の上方および下方における前記アクセント照明に調和するさらなるアクセント照明によって照らされている。アクセント照明およびさらなるアクセント照明は、前記湾曲した映像壁および前記第2の湾曲壁の、上方と下方の両方において埋め込まれてい得る。前兆空間および回廊は、ドアを有しない少なくとも1つの開口を介して接続することができる。劇場または会場は、ドアを有しない第2の開口を有していてもよい。さまざまな実施形態において、少なくとも1つの開口および第2の開口は、前記湾曲した映像壁の両端に位置する。
あるいは、前兆空間および回廊は、ドアを有した少なくとも1つの開口を介して接続してもよい。劇場はさらに、ドアを有した第2の開口を備え得る。少なくとも1つの開口および前記第2の開口は、前記湾曲した映像壁の両端に位置することができる。
実施形態(群)または別態のいずれかにおいて、湾曲した映像壁は、前記壁の遠位端が前記入場門における利用客から見えないように湾曲している。湾曲した映像壁は、シーン、登場人物、環境、場所、および設定(その全ては、前記スクリーンに投影中の主題に関する)で構成されるグループから選択された1つ以上に対応する画像を表示するように構成される。映像壁は、好ましくは、前記スクリーンに投影中の主題に関したムードを捉える画像を表示し、かつ、上記に説明した代替コンテンツを含んでいてもよい。
劇場に関するさまざまな実施形態および別態の全てにおいて、客席仕様または視聴角度は、好ましくは、表1、表2、表3、および表5のうち少なくとも1つにおけるように規定される。
劇場に関するさまざまな実施形態および別態の全てにおいて、好ましくは、Dolby-Vision使用可能な高コントラスト比の投影機を、コンテンツについて劇場客席エリアのスクリーンを照明するように構成する。劇場に関するさまざまな実施形態および別態の全てにおいて、好ましくは、1,000,000:1のコントラスト比に対応した投影機を、劇場客席エリアにおけるスクリーンを照明するように構成する。このような投影機は、また、スクリーンに基づいたタイプの湾曲映像壁を照明するために適切に構成され
て、壁にフロントまたはリアプロジェクションを行ない得る。
劇場に関するさまざまな実施形態および別態の全てにおいて、映像投影システムであって、この投影システムによって表示される映像に影響を及ぼす利用客のモバイルデバイスからのフィードバックを組み込んでいる投影システムを利用し得る。映像ディスプレイは、広告、ソーシャルメディア、ゲームその他のコンテンツを含むことができる。このようなコンテンツは、主要シネマサーバーによって供給してもよいし、副次コンテンツサーバーによって供給してもよい。
劇場に関するさまざまな実施形態および別態の全てにおいて、劇場その他の会場に対し、本願において提示する図のいずれかに記載のものと同様なモチーフを提供し得る。
一実施形態において、図21~31、36~38、44~46、および49を含むさまざまな図に示すように、本発明は、客席エリアに覆いかぶさるキャップ構成にはめ込まれた幾何学的パネルを有する劇場設計を包含する。スピーカは、諸図(例えば図36および37)に示すように、すなわち幾何学的パネルの背後などの、劇場に着席した利用客の視界から隠された場所に設置する。劇場に覆いかぶさるパネルは、音源が視覚的に参照されることなく音声が発出する静かな音響環境を提供する。本発明は、映画音源(例えばスピーカ)への視覚的な参照を伴わずに映画を上映することを含む。スピーカは、前後左右に連続的に配置された頭上および側面スピーカを含み、オプションとして、床および/または座席搭載スピーカを含んでもよく、全てのこのようなスピーカは、オブジェクトに基づいた空間化音声システムにおいて関連付けられている。スピーカの位置は、覆いの物理的形状におおまかに対応し得る(例えば、パネルの全てのスピーカは、覆いの輪郭をなぞるだろう)。このような音声システムは、例えば、任意の音声オブジェクトの大半を、スピーカまたは1組のスピーカに、さまざまに変化する量かつ監督の意図に合致したシーケンスで帰属させる。このような音声においては、いずれか1つ以上の他のスピーカ(追加的なスピーカの任意の組、組群、または全てを含む)に、ある音声オブジェクトの次第に小さくなる量を帰属させることができる。
明らかに、本発明に対する数々の変更や改変は、上記の教示に照らして行なうことが可能であって、従って、本願または後に出願される任意の特許出願において請求の範囲に含まれるものと理解されるべきであり、かつ、本発明は、諸要素の他の組み合わせを用いるなどの、本明細書において具体的に記載されたのとは異なるやり方でも実践し得るものと理解されるべきである。以上のことは、本開示を検討した当業者には明らかであろう。

Claims (22)

  1. 入口と、
    メインスクリーンおよび座席を有するオーディトリアムと、
    前記オーディトリアムを前記入口へと接続する回廊と、
    を備え、
    前記入口は、ロビーと前記回廊との間の開口を有し、
    前記回廊は湾曲し、これにより、前記ロビーから前記オーディトリアムに入る利用客は、前記開口から前記オーディトリアムに至る湾曲した通路を通過するようにされており、
    前記回廊は、少なくとも1つの湾曲した壁を有し、前記少なくとも1つの湾曲した壁は湾曲したスクリーンを有し、
    前記回廊に設置された複数の映像プロジェクタによって前記湾曲したスクリーン上に映像が、利用客が前記回廊に入るときに、第1ラインまでの前記映像の一部は見え、前記第1ラインを超える前記映像の残りの部分は見えないように形成される、劇場。
  2. 前記座席は競技場様式の座席であり、前記メインスクリーンは、前記座席に座っている全ての利用客が視聴できるサイズのスクリーンを有する、請求項1に記載の劇場。
  3. 前記少なくとも1つの湾曲した壁は、前記湾曲したスクリーンの上方および下方において凹みを有し、前記凹みはハイライトされている、請求項1に記載の劇場。
  4. 前記回廊は、第1および第2の側壁を有し、前記第1および第2の側壁のそれぞれは湾曲している、請求項1に記載の劇場。
  5. 前記少なくとも1つの湾曲した壁は、前記回廊をハイライトするためのアクセント照明を有する、請求項3に記載の劇場。
  6. 前記アクセント照明は上方および下方のアクセント照明を含む、請求項5に記載の劇場。
  7. 前記オーディトリアムは、前記オーディトリアムの内部をハイライトするための第1のアクセント照明をさらに有する、請求項1に記載の劇場。
  8. 前記第1のアクセント照明は上方および下方のアクセント照明を含む、請求項7に記載の劇場。
  9. 前記オーディトリアムは、前記回廊を前記オーディトリアムの前記座席へと接続する少なくとも1つの通路、および少なくとも1つの側壁をさらに有する、請求項7に記載の劇場。
  10. 前記第1のアクセント照明は、前記少なくとも1つの側壁に沿って前記湾曲したスクリーンに至る前記通路の実質的に均一かつ連続的なハイライトを含む、請求項9に記載の劇場。
  11. 前記回廊は、前記回廊をハイライトするための第2のアクセント照明を含む第2の湾曲した壁を有する、請求項7に記載の劇場。
  12. 前記第1および第2のアクセント照明は、利用客を前記回廊を経て前記オーディトリアムの前記座席に導く、請求項11に記載の劇場。
  13. 前記第2のアクセント照明は上方および下方のアクセント照明を含む、請求項12に記載の劇場。
  14. 前記入口は第3のアクセント照明を有し、これにより、前記劇場に入る利用客は、前記第1、第2および第3のハイライト照明の前記ハイライトによって、前記入口から前記回廊を経て前記オーディトリアム、前記スクリーンへと導かれる、請求項13に記載の劇場。
  15. 前記オーディトリアムは、前部エリアおよび湾曲した後部壁を有し、さらに、前記湾曲した後部壁を前記前部エリアへと接続する通路を有する、請求項1に記載の劇場。
  16. 前記オーディトリアム、前記回廊、および前記通路は、これらが含む領域をハイライトするためのアクセント照明を有する、請求項15に記載の劇場。
  17. 前記湾曲したスクリーンは、コンテンツの表示に際し地平線に消失する、請求項1に記載の劇場。
  18. 前記湾曲したスクリーンの前記消失は、前記湾曲したスクリーンの曲率の影響を受ける、請求項17に記載の劇場。
  19. 前記湾曲したスクリーンに表示される前記コンテンツは、劇場において提示される映画に関するコンテンツを含む、請求項17に記載の劇場。
  20. 前記湾曲したスクリーンに表示される前記コンテンツは、前記利用客とインタラクティブである、請求項19に記載の劇場。
  21. 前記湾曲したスクリーンは、音声に同期した動く物体を表示し、前記音声は前記動く物体に空間的に関連付けられている、請求項1に記載の劇場。
  22. 前記回廊は、前記ロビーを他のいずれのオーディトリアムに接続しない、請求項に記載の劇場。
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