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JP7293812B2 - 電子レシート提供システム、電子レシート提供方法、およびプログラム - Google Patents
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電子レシート提供システム、電子レシート提供方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、電子レシート提供システム、電子レシート提供方法、およびプログラムに関する。
紙媒体で提供されているレシートを電子化し、スマートフォンなどの端末を介して閲覧できるようにする電子レシートシステムが知られている。この電子レシートシステムに関する技術の一例が、例えば、下記の特許文献1および特許文献2に開示されている。
特許文献1には、セルフ登録システム(消費者が無線通信機能を有する情報端末とともに売場を回り、購入しようとする商品のデータを自ら情報端末に入力することで、キャッシャによる商品登録操作を簡略化するシステム)と電子レシートシステムとを連携する技術が開示されている。
また、特許文献2には、クレジットカードやポイントカード等のICカード内に記憶されている、ユーザを一意に識別可能なカードIDと、当該ユーザに関するユーザ情報とを対応付けて記憶することで、会計処理時に読み取られたカードIDに対応するユーザ情報を基に電子レシートの発行先を特定する技術が開示されている。
特開2016-128981号公報 特開2014-038443号公報
ユーザが電子レシートシステムを利用するためには、専用のアプリケーションを端末にインストールする等、利用環境を整える必要がある。そのため、電子レシートシステムの利用環境が整うまでのそのユーザの購買行為に関する情報は、電子レシートシステムに蓄積することができない。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的の一つは、電子レシートシステムの利用環境を整える前の段階で、当該システムで利用される情報を蓄積可能とする技術を提供することである。
本発明の電子レシート提供システムは、
電子レシートサービスの利用登録をしていない未登録ユーザの識別情報を取得する識別情報取得手段と、
前記識別情報と前記未登録ユーザの電子レシートデータとを対応付けて記憶領域に記憶するレシートデータ記憶手段と、
前記識別情報を用いた前記電子レシートサービスの利用登録が完了した後、前記識別情報に対応付けて前記記憶領域に記憶された前記電子レシートデータを読み出し可能にする制御手段と、
を備える。
本発明の電子レシート提供方法は、
少なくとも1つのコンピュータにより実行される電子レシート提供方法であって、
電子レシートサービスの利用登録をしていない未登録ユーザの識別情報を取得し、
前記識別情報と前記未登録ユーザの電子レシートデータとを対応付けて記憶領域に記憶し、
前記識別情報を用いた前記電子レシートサービスの利用登録が完了した後、前記識別情報に対応付けて前記記憶領域に記憶された前記電子レシートデータを読み出し可能にする、
ことを含む。
本発明のプログラムは、コンピュータに、上述の電子レシート提供方法を実行させる。
本発明によれば、電子レシートシステムの利用環境を整える前の段階で、当該システムで利用される情報を蓄積することができる。
第1実施形態における電子レシート提供システムの機能構成を例示する図である。 第1実施形態における電子レシート提供システムの具体的な構成を例示する図である。 電子レシート提供システムを構成するPOS端末およびサーバ装置のハードウエア構成を例示する図である。 図2のPOS端末により実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 図2のサーバ装置により実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 サーバ装置により実行される他の処理の流れを例示するフローチャートである。 第2実施形態における電子レシート提供システムの構成を例示する図である。 第2実施形態の第1送信部によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 第3実施形態における電子レシート提供システムの構成を例示する図である。 第3実施形態の有効期限設定部および制御部により実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 第3実施形態の第2送信部により実行される処理の流れを例示するフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。また、特に説明する場合を除き、各ブロック図において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を表している。また、図中の矢印の向きは、情報の流れを分かり易くするためのものであり、特に説明のない限り通信の方向(一方向通信/双方向通信)を限定しない。
[第1実施形態]
<機能構成例>
図1は、第1実施形態における電子レシート提供システム1の機能構成を例示する図である。図1に例示されるように、本実施形態の電子レシート提供システム1は、識別情報取得部110、レシートデータ記憶部120、および制御部130を含んで構成される。
識別情報取得部110は、電子レシート提供システム1により提供される電子レシートサービスについて利用登録をしていない未登録ユーザの識別情報を取得する。識別情報取得部110は、未登録ユーザが商品を購入する際に、当該ユーザを識別する識別情報の入力を受け付ける。レシートデータ記憶部120は、取得された未登録ユーザの識別情報と、当該未登録ユーザによる商品の購買行為に応じて生成される電子レシートのデータとを対応付けて図示しない記憶領域に記憶する。制御部130は、未登録ユーザの識別情報を用いて本システムのサービスの利用登録が完了した後、当該未登録ユーザの識別情報に対応付けて記憶された電子レシートデータをユーザの端末で読み出し可能に制御する。
上述した各機能処理部(識別情報取得部110、レシートデータ記憶部120、および制御部130)は、プログラムモジュールとして、少なくとも1つのコンピュータのストレージデバイス等に格納される。そして、コンピュータに搭載されたプロセッサが、これらプログラムモジュールを読み込んで実行することにより、それぞれのモジュールに対応する機能が実現される。
<作用・効果>
本実施形態の電子レシート提供システム1では、電子レシートサービスの利用登録をしていないユーザ(未登録ユーザ)の購買行為に応じて生成された電子レシートデータが、そのユーザの識別情報と対応付けて所定の記憶領域に記憶される。このように記憶された未登録ユーザの電子レシートデータは、そのユーザが電子レシートサービスの利用登録を別途行うことによって読み出し可能(そのユーザが確認可能)となる。つまり、本実施家形態の電子レシート提供システム1によれば、未登録ユーザが電子レシート提供システム1で提供されるサービスの利用環境を正式に整える前の段階で、そのユーザについて当該システムで利用する情報を蓄積できるようになる。
また、商品の決済処理の内容を記すレシートを電子的に発行する電子レシートサービスを提供するシステムにおいて、ユーザは、サービスの利用登録を行うことによって、当該サービスを享受することができる。一方で、電子レシートサービスの利用登録には手間がかかり、この手間がユーザの心理的なハードルともなり得る。利用登録よりも前に電子レシートデータを蓄積可能とすることによって、電子レシート提供システム1で提供される電子レシートサービスの利用登録を行うことに対する未登録ユーザの抵抗感を小さくし、当該サービスの利用を促進させる効果も期待できる。
<具体例>
以下、本実施形態に係る電子レシート提供システム1について、より具体的な構成を例示して説明する。
図2は、第1実施形態における電子レシート提供システム1の具体的な構成を例示する図である。図2に例示される電子レシート提供システム1は、POS(Point Of Sale)端末20およびサーバ装置30を含んで構成されている。なお、図を簡潔にするために省略しているが、電子レシート提供システム1には、複数のPOS端末20が存在し得る。
ここで、POS端末20は、店舗の会計処理システムを構成する一要素でもある。ここで、店舗の会計処理システムは、以下の3つの種類に大きく分けることができる。一つ目は、店員が操作する装置によって精算対象の商品(顧客が購入する商品)の登録から代金の支払いまでを行う従来のシステムである。二つ目は、店員が操作する第1の装置によって精算対象の商品の登録までを行い、顧客が操作する第2の装置によって代金の支払いを行うシステム(これを「セミセルフ形式」と呼ぶこともある)である。三つ目は、顧客が操作する装置によって精算対象の商品の登録から代金の支払いまでを行うシステム(これを「セルフ形式」と呼ぶこともある)である。図2に例示されるPOS端末20は、上記一つ目のシステムでは店員が操作する装置であり、上記二つ目および三つ目のシステムでは、顧客が操作する装置である。
図2の例において、POS端末20は、上述の電子レシート提供システム1の機能処理部のうち、識別情報取得部110を備えている。本図の例では、識別情報取得部110は、商品代金の精算処理を行う精算処理部210の一部として、精算処理部210に含まれている。ここで「商品代金の精算処理」は、精算対象商品の登録結果および顧客から預かった金銭の額などに基づいて、レシートの記載内容を決定する処理を含む。
図2の例において、サーバ装置30は、上述の電子レシート提供システム1の機能処理部のうち、レシートデータ記憶部120および制御部130を備えている。また、サーバ装置30は、電子レシートデータと未登録ユーザの識別情報とを対応付けて記憶するためのデータベース310を備えている。なお、データベース310は、サーバ装置30と通信可能に接続された他の外部装置(図示せず)に備えられていてもよい。
図2の例において、未登録ユーザは、POS端末20に対して入力した自身の識別情報を用いて、電子レシートサービスの利用登録を行う。具体的には、未登録ユーザは、電子レシートサービス用のアプリケーションを自身の端末(ユーザ端末40)にインストールする。このアプリケーションのインストール時に、未登録ユーザは、POS端末20に対して入力した識別情報を入力する。制御部130は、ユーザ端末40にインストールされたアプリケーションを介して、未登録ユーザの識別情報を取得すると、その識別情報に対応付けて記憶されている電子レシートデータを読み出し可能(ユーザ端末40にダウンロード可能)に制御する。その後、例えばユーザ端末40からのリクエストに応じて、利用登録前にデータベース310に記憶された電子レシートデータが、ユーザ端末40にダウンロードされる。
<ハードウエア構成例>
図3は、電子レシート提供システム1を構成するPOS端末20およびサーバ装置30のハードウエア構成を例示する図である。
POS端末20は、バス2010、プロセッサ2020、メモリ2030、ストレージデバイス2040、入出力インタフェース2050、及びネットワークインタフェース2060を有する。
バス2010は、プロセッサ2020、メモリ2030、ストレージデバイス2040、入出力インタフェース2050、及びネットワークインタフェース2060が、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。ただし、プロセッサ2020などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。
プロセッサ2020は、CPU(Central Processing Unit) やGPU(Graphics Processing Unit)などで実現されるプロセッサである。
メモリ2030は、RAM(Random Access Memory)などで実現される主記憶装置である。
ストレージデバイス2040は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、又はROM(Read Only Memory)などで実現される補助記憶装置である。ストレージデバイス2040は、精算処理部210の機能(識別情報取得部110の機能を含む)を実現するプログラムモジュールを記憶する。プロセッサ2020が、これらのプログラムモジュールをメモリ2030に読み出して実行することにより、精算処理部210の機能(識別情報取得部110の機能を含む)が実現される。
入出力インタフェース2050は、POS端末20と周辺機器とを接続するためのインタフェースである。図示していないが、入出力インタフェース2050には、キーボードやマウスなどの入力機器、ディスプレイ(タッチパネルディスプレイ)やスピーカーなどの出力機器、バーコードスキャナ、イメージスキャナ、レシートプリンタ、カードリーダ/ライタ、キャッシャ、ドロワ、自動釣銭機といった、商品の決済処理に用いる各種機器が接続される。
ネットワークインタフェース2060は、POS端末20をネットワークに接続するためのインタフェースである。このネットワークは、例えばLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)である。ネットワークインタフェース2060がネットワークに接続する方法は、無線接続であってもよいし、有線接続であってもよい。POS端末20は、ネットワークインタフェース2060を介して、サーバ装置30と通信可能に接続される。POS端末20は、識別情報取得部110により取得した未登録ユーザの識別情報と、精算処理部210によって生成された電子レシートデータとを、ネットワークインタフェース2060を介してサーバ装置30(レシートデータ記憶部120)に送信することができる。
サーバ装置30も、POS端末20と同様に、バス3010、プロセッサ3020、メモリ3030、ストレージデバイス3040、入出力インタフェース3050、ネットワークインタフェース3060を有する。サーバ装置30のストレージデバイス3040には、サーバ装置30の各機能(レシートデータ記憶部120、制御部130等)を実現するプログラムモジュールが記憶される。プロセッサ3020が、これら各プログラムモジュールをメモリ3030上に読み込んで実行することで、上述のレシートデータ記憶部120の機能や制御部130の機能が実現される。また、データベース310は、ストレージデバイス3040上に構築されてもよい。また、制御部130は、ネットワークインタフェース3060を介して、未登録ユーザの端末から、決済処理時にPOS端末20で入力された当該ユーザの識別情報を取得することができる。
なお、図3に例示される構成はあくまで一例であり、POS端末20およびサーバ装置30のハードウエアの構成は図3の例に制限されない。
<処理の流れ>
図を用いて、本実施形態の電子レシート提供システム1での処理の流れを説明する。
<<POS端末20の処理>>
図4は、図2のPOS端末20により実行される処理の流れを例示するフローチャートである。
まず、精算処理部210が、顧客の購入商品の精算処理を実行する(S102)。ここで、精算処理部210は、店員や顧客の操作によってPOS端末20に入力される各種情報に基づいて、レシートに記載される内容を示すデータ(レシートデータ)を生成する。レシートデータは、購入商品の種類や数、商品代金の総額(税抜額/税込額)、顧客から預かった金銭の額、釣銭の額などの情報を含む。レシートデータは、POS端末20の記憶領域(例えばメモリ2030など)に一時的に記憶される。
その後、精算処理部210は、顧客が電子レシートの利用を希望するか否かを示す情報の入力を受け付ける(S104)。一例として、精算処理部210は、電子レシートの利用を希望するか否かを顧客に選択させる画面をPOS端末20に接続された顧客用のディスプレイに表示させ、その画面上で、電子レシートの利用を希望するか否かを示す情報の入力操作を受け付ける。他の一例として、レジ業務を担当する店員が、顧客の電子レシートの利用意志を口頭で確認し、その結果(顧客が電子レシートの利用を希望するか否かを示す情報)をPOS端末20の入力装置を用いて入力するようにしてもよい。この場合、精算処理部210は、POS端末20の入力装置を介して、顧客が電子レシートの利用を希望するか否かを示す情報を取得することができる。
電子レシートの利用を希望しない旨の入力を受け付けた場合(S104:NO)、POS端末20は、メモリに格納されたレシートデータに基づいて、紙媒体のレシートを印刷する(S110)。一方、電子レシートの利用を希望する旨の入力を受け付けた場合(S104:YES)、識別情報取得部110は、そのユーザの識別情報を取得する(S106)。
例えば、電子レシートサービスの利用登録を済ませているユーザ(登録済みユーザ)は、利用登録時に自身の端末にインストールした専用のアプリケーションを介して、ユーザ識別情報を簡易に入力することができる。具体的な例として、アプリケーションがユーザ識別情報をエンコードした1次元または2次元のコードシンボルを含む画面を表示する機能を有する場合、登録済みユーザは、当該画面をディスプレイに表示させるようにアプリケーションを操作した後、当該画面をPOS端末20の読取部に提示する。識別情報取得部110は、ユーザ端末のディスプレイに表示されたコードシンボルを読み取って、そのコードシンボルにエンコードされているユーザ識別情報を取得する。また、POS端末20およびユーザの端末の双方が近距離無線通信に対応している場合、POS端末20とユーザの端末との間で近距離無線通信を行うことで、識別情報取得部110は、ユーザの識別情報をユーザ端末から取得することができる。
また、電子レシートサービスの利用登録をしていない未登録ユーザは、POS端末20に接続された入力装置(キーボードやタッチパネル)を用いて、自身を識別するための識別情報を入力することができる。例えば、識別情報取得部110は、ユーザの個人情報を入力する画面をユーザ用のディスプレイに表示し、その画面を介して未登録ユーザを識別する情報(例えば、端末に割り当てられた電話番号やメールアドレス、店舗会員の会員番号など)の入力を受け付ける。なお、端末に割り当てられた電話番号は、各ユーザが暗記している可能性が高く、入力の手間を大きく削減できるという点で、未登録ユーザのユーザ識別情報として好ましい。また、POS端末20およびユーザの端末の双方が近距離無線通信に対応している場合、POS端末20とユーザの端末との間で近距離無線通信を行うことで、識別情報取得部110はユーザの識別情報(電話番号など)をユーザの端末から取得することができる。
そして、POS端末20は、S102の処理でメモリ2030等に格納されたレシートデータ(電子レシートデータ)と、S106の処理で取得したユーザの識別情報とを、サーバ装置30に送信する(S108)。
<<サーバ装置30の処理>>
図5は、図2のサーバ装置30により実行される処理の流れを例示するフローチャートである。
レシートデータ記憶部120は、S108の処理でPOS端末20から送信された電子レシートデータおよびユーザ識別情報を取得すると、当該電子レシートデータおよびユーザ識別情報をデータベース310に記憶する(S202)。
また、制御部130は、S202の処理で取得したユーザ識別情報によって識別されるユーザが登録済みユーザと未登録ユーザのどちらに該当するかを判別する(S204)。例えば、制御部130は、登録済みユーザの識別情報を示すリストを参照して、S202の処理で取得したユーザ識別情報が示すユーザが、登録済みユーザに該当するか、あるいは、未登録ユーザに該当するかを判別することができる。ユーザ識別情報によって識別されるユーザが登録済みユーザである場合(S204:登録済み)、制御部130は、当該ユーザ識別情報と共に取得した電子レシートデータに基づいて電子レシートを発行する(S206)。制御部130は、例えば次のように電子レシートを発行する。まず、制御部130は、電子レシートデータと所定のレイアウトデータとに基づいて電子レシートを生成する。また、制御部130は、S202の処理で取得したユーザ識別情報に対応付けられた端末の宛先情報を読み出す。なお、登録済みユーザのユーザ識別情報と端末の宛先情報は、利用登録時に互いに対応付けられて、ストレージデバイス3040などに記憶される。そして、制御部130は、読み出した宛先情報を用いて、登録ユーザの端末に電子レシートを送信する。登録済みユーザは、端末にインストールしたアプリケーションを起動させて、サーバ装置30から送信(発行)された電子レシートを確認することができる。
一方、ユーザ識別情報によって識別されるユーザが未登録ユーザである場合(S204:未登録)、制御部130は、上述したような、電子レシートを発行する処理を実行しない。
図6は、サーバ装置30により実行される他の処理の流れを例示するフローチャートである。図6に示されるフローチャートは、未登録ユーザが電子レシートサービスの利用登録を行った場合における処理の流れを示している。
まず、未登録ユーザが、電子レシートサービスの利用登録を行う。具体的には、未登録ユーザが、自身の端末に電子レシートサービス用のアプリケーションをインストールする。このとき、未登録ユーザの情報としてPOS端末20に入力した識別情報(例えば、端末の電話番号など)が入力される。当該未登録ユーザの識別情報は、サーバ装置30に送信され、制御部130によって取得される(S302)。
制御部130は、取得した未登録ユーザの識別情報を用いて、データベース310に当該識別情報に対応する電子レシートデータが記憶されているか否かを判定する(S304)。利用登録時に入力された識別情報に対応する電子レシートデータがデータベース310に記憶されている場合(S304)、制御部130は、その電子レシートデータに基づいて電子レシートを生成する(S306)。そして、制御部130は、生成した電子レシートデータを、利用登録を行ったユーザの端末に送信(発行)する(S308)。
このように、本実施形態の電子レシート提供システム1によれば、電子レシートサービスの利用登録を行う前のユーザの購買行為に関する電子レシートを、そのユーザがサービスの利用登録を行ったときに端末上に読み出すように制御することができる。
[第2実施形態]
本実施形態の電子レシート提供システム1は、電子レシート提供システム1の利用登録を促進させる機能を更に備える点を除き、第1実施形態と同様の構成を有する。
図7は、第2実施形態における電子レシート提供システム1の構成を例示する図である。図7に示されるように、本実施形態の電子レシート提供システム1は、第1送信部140を更に備える。第1送信部140は、記憶領域(データベース310)に記憶されている未登録ユーザの電子レシートデータの数が基準数以上となった場合、その未登録ユーザが使用する端末(ユーザ端末40)に対して、利用登録を促す通知情報を送信する。
<処理の流れ>
図8を用いて、本実施形態の第1送信部140によって実行される処理の例を説明する。図8は、第2実施形態の第1送信部140によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。
第1送信部140は、定期的に、或いは、店舗の管理担当者による操作に応じて、データベース310に記憶されている電子レシートデータの数を、未登録ユーザ毎に算出する(S402)。そして、第1送信部140は、S202の算出結果に基づいて、所定閾値(基準数)以上の電子レシートデータを持つ未登録ユーザが存在するか否かを判定する(S404)。所定閾値(基準数)以上の電子レシートデータを持つ未登録ユーザが存在する場合(S404:YES)、第1送信部140は、その未登録ユーザが使用する端末の宛先情報を取得する(S406)。ユーザ識別情報が、端末の電話番号やメールアドレスといった端末識別情報である場合、第1送信部140は、ユーザ識別情報を端末の宛先情報として利用することができる。その他にも、ユーザ識別情報が店舗の会員番号などである場合、第1送信部140は、ユーザ識別情報に基づいて、会員登録時に得られた電話番号やメールアドレスなどを端末の宛先情報として取得することができる。そして、第1送信部140は、端末の宛先情報を用いて、未登録ユーザの使用するユーザ端末40に対して、利用登録を促す通知情報を出力する(S408)。第1送信部140は、システムの利用登録を促すメッセージを含むメールまたはポップアップ通知などを、ユーザ端末40に送信する。
本実施形態では、基準数以上の電子レシートデータが蓄積されている未登録ユーザが存在する場合、システムの利用登録を勧める通知がその未登録ユーザの端末に送信される。本実施形態によれば、システムの利用登録を早期に行うように未登録ユーザを誘導することができる。
[第3実施形態]
本実施形態は、未登録ユーザの識別情報に有効期限を示す情報を対応付け、その有効期限内において未登録ユーザが電子レシートデータにアクセスすることを許可する機能を更に備える点で、上述の実施形態と異なる。
図9は、第3実施形態における電子レシート提供システム1の構成を例示する図である。図9に示されるように、本実施形態の電子レシート提供システム1は、有効期限設定部150を更に備える。有効期限設定部150は、未登録ユーザの識別情報に対して有効期限を設定する。また、本実施形態の制御部130は、未登録ユーザの識別情報に対して設定された有効期限に基づいて、その未登録ユーザが電子レシートデータにアクセスすることを許可するか否かを決定する。
また、図9に示されるように、本実施形態の電子レシート提供システム1は、第2送信部160を更に備える。第2送信部160は、未登録ユーザの識別情報に対して設定された有効期限までの残り時間を算出し、その残り時間が所定の閾値以下となった場合、電子レシートサービスの利用登録を促す情報を、その未登録ユーザが使用する端末に送信する。
<処理の流れ>
図10および図11を用いて、本実施形態の有効期限設定部150、制御部130、および第2送信部160によって実行される処理の例を説明する。
<<有効期限設定部150および制御部130の処理>>
図10は、第3実施形態の有効期限設定部150および制御部130により実行される処理の流れを例示するフローチャートである。
図5のS204の判定において、POS端末20から取得したユーザ識別情報によって識別されるユーザが未登録ユーザである場合、有効期限設定部150は、その未登録ユーザに対して有効期限が設定されているか否かを更に判定する(S502)。
未登録ユーザに対して有効期限が設定されている場合(S502:YES)、後述のS504の処理は実行されない。一方、未登録ユーザに対して有効期限が設定されていない場合(S502:NO)、有効期限設定部150は、当該未登録ユーザに対して所定の有効期限(例えば、現在の日付から1週間後など)を設定する(S504)。例えば、有効期限設定部150は、POS端末20に対して入力されたユーザ識別情報と、有効期限を示す情報とを互いに対応付けて、ストレージデバイス3040などの記憶領域に記憶しておく。なお、有効期限設定部150は、このように記憶されたユーザ識別情報とPOS端末20から取得したユーザ識別情報とを照合することによって、POS端末20から取得したユーザ識別情報に対して有効期限が設定されているか否かを判断することができる。
その後、制御部130は、未登録ユーザに対して電子レシートを発行するか否かを、その未登録ユーザに対して設定された有効期限に基づいて判断する(S506)。POS端末20から取得した未登録ユーザの識別情報に対して設定された有効期限が過ぎていない場合(S506:YES)、制御部130は、当該未登録ユーザのユーザ識別情報と共に取得した電子レシートデータに基づいて電子レシートを発行する(S508)。例えば、制御部130は、ユーザ識別情報として取得した端末の電話番号などを用いて、電子レシートを添付したメールを当該端末に送信することができる。一方、POS端末20から取得した未登録ユーザの識別情報に対して設定された有効期限が過ぎている場合(S506:NO)、制御部130は、上述したような、電子レシートを発行する処理を実行しない。
このように、本実施形態の構成によれば、電子レシートサービスの利用登録を行っていないユーザであっても、当該サービスを期限付きで試用することができるようになる。これにより、電子レシートサービスの利用登録を行うようにユーザを誘導する効果が期待できる。
<<第2送信部160の処理>>
図11は、第3実施形態の第2送信部160により実行される処理の流れを例示するフローチャートである。
第2送信部160は、定期的に、或いは、店舗の管理担当者による操作に応じて、未登録ユーザに対して設定された有効期限までの残時間を算出する(S602)。そして、第2送信部160は、S502の算出結果に基づいて、有効期限までの残り時間が所定の閾値以下となった未登録ユーザが存在するか否かを判定する(S604)。有効期限までの残り時間が所定の閾値以下となった未登録ユーザが存在する場合(S604:YES)、第2送信部160は、その未登録ユーザが使用する端末の宛先情報を取得する(S606)。ユーザ識別情報が、端末の電話番号やメールアドレスといった端末識別情報である場合、第2送信部160は、ユーザ識別情報を端末の宛先情報として利用することができる。その他にも、ユーザ識別情報が店舗の会員番号などである場合、第2送信部160は、ユーザ識別情報に基づいて、会員登録時に得られた電話番号やメールアドレスなどを端末の宛先情報として取得することができる。そして、第2送信部160は、S606の処理で取得した端末の宛先情報を用いて、未登録ユーザの使用するユーザ端末40に対して、利用登録を促す通知情報を出力する(S608)。例えば、第2送信部160は、試用期間の残日数が少なくなったことを知らせてシステムの利用登録を促すメッセージを含む、メールまたはポップアップ通知などを、ユーザ端末40に送信する。
このように、本実施形態では、未登録ユーザに対して設定された電子レシートサービスの試用期間の残時間に応じてシステムの利用登録を勧める通知が、その未登録ユーザの端末に送信される。これにより、システムの利用登録を早期に行うように未登録ユーザを誘導することができる。
以上、図面を参照して本発明の実施の形態について述べたが、本発明はこれらに限定されて解釈されるべきものではなく、本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づいて、種々の変更、改良等を行うことができる。実施形態に開示されている複数の構成要素は、適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、内容が相反しない範囲で、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよいし、異なる実施形態の構成要素を適宜組み合わせてもよい。
また、上述の説明で用いた複数のフローチャートでは、複数の工程(処理)が順番に記載されているが、各実施形態で実行される工程の実行順序は、その記載の順番に制限されない。各実施形態では、図示される工程の順番を内容的に支障のない範囲で変更することができる。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下に限られない。
1.
電子レシートサービスの利用登録をしていない未登録ユーザの識別情報を取得する識別情報取得手段と、
前記識別情報と前記未登録ユーザの電子レシートデータとを対応付けて記憶領域に記憶するレシートデータ記憶手段と、
前記識別情報を用いた前記電子レシートサービスの利用登録が完了した後、前記識別情報に対応付けて前記記憶領域に記憶された前記電子レシートデータを読み出し可能にする制御手段と、
を備える電子レシート提供システム。
2.
前記識別情報は、前記未登録ユーザが使用する端末の端末識別情報を含む、
1.に記載の電子レシート提供システム。
3.
前記端末識別情報は、前記端末の電話番号である、
2.に記載の電子レシート提供システム。
4.
前記記憶領域に記憶されている電子レシートデータの数が基準数以上となった場合、前記電子レシートサービスの利用登録を促す情報を、前記未登録ユーザが使用する端末に送信する第1送信手段を更に備える、
1.から3.のいずれか1つに記載の電子レシート提供システム。
5.
前記識別情報に対して有効期限を設定する有効期限設定手段を更に備え、
前記制御手段は、前記識別情報に対して設定された有効期限に基づいて、前記未登録ユーザによる前記電子レシートデータへのアクセスを許可するか否かを決定する、
1.から4.のいずれか1つに記載の電子レシート提供システム。
6.
前記有効期限までの残り時間が所定の閾値以下となった場合、前記電子レシートサービスの利用登録を促す情報を、前記未登録ユーザが使用する端末に送信する第2送信手段を更に備える、
5.に記載の電子レシート提供システム。
7.
少なくとも1つのコンピュータにより実行される電子レシート提供方法であって、
電子レシートサービスの利用登録をしていない未登録ユーザの識別情報を取得し、
前記識別情報と前記未登録ユーザの電子レシートデータとを対応付けて記憶領域に記憶し、
前記識別情報を用いた前記電子レシートサービスの利用登録が完了した後、前記識別情報に対応付けて前記記憶領域に記憶された前記電子レシートデータを読み出し可能にする、
ことを含む電子レシート提供方法。
8.
前記識別情報は、前記未登録ユーザが使用する端末の端末識別情報を含む、
7.に記載の電子レシート提供方法。
9.
前記端末識別情報は、前記端末の電話番号である、
8.に記載の電子レシート提供方法。
10.
前記コンピュータが、
前記記憶領域に記憶されている電子レシートデータの数が基準数以上となった場合、前記電子レシートサービスの利用登録を促す情報を、前記未登録ユーザが使用する端末に送信する、
ことを更に含む7.から9.のいずれか1つに記載の電子レシート提供方法。
11.
前記コンピュータが、
前記識別情報に対して有効期限を設定し、
前記識別情報に対して設定された有効期限に基づいて、前記未登録ユーザによる前記電子レシートデータへのアクセスを許可するか否かを決定する、
ことを更に含む7.から10.のいずれか1つに記載の電子レシート提供方法。
12.
前記コンピュータが、
前記有効期限までの残り時間が所定の閾値以下となった場合、前記電子レシートサービスの利用登録を促す情報を、前記未登録ユーザが使用する端末に送信する、
ことを更に含む11.に記載の電子レシート提供方法。
13.
少なくとも1つのコンピュータに、7.から12.のいずれか1つに記載の電子レシート提供方法を実行させるプログラム。
1 電子レシート提供システム
110 識別情報取得部
120 レシートデータ記憶部
130 制御部
140 第1送信部
150 有効期限設定部
160 第2送信部
20 POS端末
2010 バス
2020 プロセッサ
2030 メモリ
2040 ストレージデバイス
2050 入出力インタフェース
2060 ネットワークインタフェース
210 精算処理部
30 サーバ装置
3010 バス
3020 プロセッサ
3030 メモリ
3040 ストレージデバイス
3050 入出力インタフェース
3060 ネットワークインタフェース
310 データベース
40 ユーザ端末

Claims (8)

  1. 電子レシートサービスの利用登録をしていない未登録ユーザの識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記識別情報と前記未登録ユーザの電子レシートデータとを対応付けて記憶領域に記憶するレシートデータ記憶手段と、
    前記識別情報を用いた前記電子レシートサービスの利用登録が完了した後、前記識別情報に対応付けて前記記憶領域に記憶された前記電子レシートデータを読み出し可能にする制御手段と、
    を備え、
    前記識別情報は、前記未登録ユーザが使用する端末の端末識別情報を含み、
    前記端末識別情報は、前記端末の電話番号である、
    子レシート提供システム。
  2. 電子レシートサービスの利用登録をしていない未登録ユーザの識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記識別情報と前記未登録ユーザの電子レシートデータとを対応付けて記憶領域に記憶するレシートデータ記憶手段と、
    前記識別情報を用いた前記電子レシートサービスの利用登録が完了した後、前記識別情報に対応付けて前記記憶領域に記憶された前記電子レシートデータを読み出し可能にする制御手段と、
    前記記憶領域に記憶されている電子レシートデータの数が基準数以上となった場合、前記電子レシートサービスの利用登録を促す情報を、前記未登録ユーザが使用する端末に送信する第1送信手段と、
    備える電子レシート提供システム。
  3. 電子レシートサービスの利用登録をしていない未登録ユーザの識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記識別情報と前記未登録ユーザの電子レシートデータとを対応付けて記憶領域に記憶するレシートデータ記憶手段と、
    前記識別情報を用いた前記電子レシートサービスの利用登録が完了した後、前記識別情報に対応付けて前記記憶領域に記憶された前記電子レシートデータを読み出し可能にする制御手段と、
    前記識別情報に対して有効期限を設定する有効期限設定手段と、
    備え、
    前記制御手段は、前記識別情報に対して設定された有効期限に基づいて、前記未登録ユーザによる前記電子レシートデータへのアクセスを許可するか否かを決定する、
    子レシート提供システム。
  4. 前記有効期限までの残り時間が所定の閾値以下となった場合、前記電子レシートサービスの利用登録を促す情報を、前記未登録ユーザが使用する端末に送信する第2送信手段を更に備える、
    請求項に記載の電子レシート提供システム。
  5. 少なくとも1つのコンピュータにより実行される電子レシート提供方法であって、
    電子レシートサービスの利用登録をしていない未登録ユーザの識別情報を取得し、
    前記識別情報と前記未登録ユーザの電子レシートデータとを対応付けて記憶領域に記憶し、
    前記識別情報を用いた前記電子レシートサービスの利用登録が完了した後、前記識別情報に対応付けて前記記憶領域に記憶された前記電子レシートデータを読み出し可能にする、
    ことを含み、
    前記識別情報は、前記未登録ユーザが使用する端末の端末識別情報を含み、
    前記端末識別情報は、前記端末の電話番号である、
    電子レシート提供方法。
  6. 少なくとも1つのコンピュータにより実行される電子レシート提供方法であって、
    電子レシートサービスの利用登録をしていない未登録ユーザの識別情報を取得し、
    前記識別情報と前記未登録ユーザの電子レシートデータとを対応付けて記憶領域に記憶し、
    前記識別情報を用いた前記電子レシートサービスの利用登録が完了した後、前記識別情報に対応付けて前記記憶領域に記憶された前記電子レシートデータを読み出し可能にし、
    前記記憶領域に記憶されている電子レシートデータの数が基準数以上となった場合、前記電子レシートサービスの利用登録を促す情報を、前記未登録ユーザが使用する端末に送信する、
    ことを含む電子レシート提供方法。
  7. 少なくとも1つのコンピュータにより実行される電子レシート提供方法であって、
    電子レシートサービスの利用登録をしていない未登録ユーザの識別情報を取得し、
    前記識別情報と前記未登録ユーザの電子レシートデータとを対応付けて記憶領域に記憶し、
    前記識別情報を用いた前記電子レシートサービスの利用登録が完了した後、前記識別情報に対応付けて前記記憶領域に記憶された前記電子レシートデータを読み出し可能にし、
    前記識別情報に対して有効期限を設定し、
    前記識別情報に対して設定された有効期限に基づいて、前記未登録ユーザによる前記電子レシートデータへのアクセスを許可するか否かを決定する、
    ことを含む電子レシート提供方法。
  8. 少なくとも1つのコンピュータに、請求項5から7のいずれか一項に記載の電子レシート提供方法を実行させるプログラム。
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