JP7298364B2 - 排気ガス浄化装置及び排気ガス浄化方法 - Google Patents
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Description
上記排気ガスが流れる排気ガス通路に設けられ、上記HCをトラップするHCトラップ材と、
上記排気ガス通路に設けられ、上記HCトラップ材から放出されるHC及び上記排気ガスに含まれるHCを酸化するための酸化触媒と、
上記排気ガス通路に設けられ、上記酸化触媒を加熱するための、酸素を吸蔵するときに自己発熱する自己発熱材と、
上記HCトラップ材の温度に相関する温度が、該HCトラップ材がHCの放出を開始する前の所定温度以下であるときに、上記自己発熱材に流入する排気ガスの酸素濃度を低くすることによって上記自己発熱材の自己発熱を抑制し、上記HCトラップ材の温度に相関する温度が上記所定温度を超えたときに上記酸素濃度を高くすることによって上記自己発熱を生じさせる自己発熱制御手段と、
上記排気ガスの浄化を終了するときに、上記酸素濃度を下げることによって上記自己発熱材から酸素を放出させて、該自己発熱材の自己発熱性を回復させる自己発熱材再生手段と、
上記自己発熱材の雰囲気を次の排気ガスの浄化開始まで酸素濃度が下がった状態に保つことによって上記自己発熱材の自己発熱性を維持する自己発熱性維持手段とを備え、
上記自己発熱材再生手段は、上記自己発熱材の温度に相関する温度に基づいて該自己発熱材の酸素吸蔵量を求め、該酸素吸蔵量を所定値まで低下させるための上記自己発熱材に流入する排気ガスの酸素濃度の低減度合及び低減時間を設定することを特徴とする。
上記排気ガスが流れる排気ガス通路に設けられ、上記HCをトラップするHCトラップ材と、
上記排気ガス通路に設けられ、上記HCトラップ材から放出されるHC及び上記排気ガスに含まれるHCを酸化するための酸化触媒と、
上記排気ガス通路に設けられ、上記酸化触媒を加熱するための、酸素を吸蔵するときに自己発熱する自己発熱材と、
上記HCトラップ材がHCのトラップを開始からの該HCトラップ材へのHC流入量を求める手段と、
上記HC流入量が所定値以下であるときに、上記自己発熱材に流入する排気ガスの酸素濃度を低くすることによって上記自己発熱材の自己発熱を抑制し、上記HC流入量が所定値を超えたら上記酸素濃度を高くすることによって上記自己発熱を生じさせる自己発熱制御手段と、
上記排気ガスの浄化を終了するときに、上記酸素濃度を下げることによって上記自己発熱材から酸素を放出させて、該自己発熱材の自己発熱性を回復させる自己発熱材再生手段と、
上記自己発熱材の雰囲気を次の排気ガスの浄化開始まで酸素濃度が下がった状態に保つことによって上記自己発熱材の自己発熱性を維持する自己発熱性維持手段とを備えていることを特徴とする。
図1に示すように、本実施形態の排気ガス浄化装置は、車両のエンジン1から排出される排気ガスを浄化する。エンジン1の排気ガス通路2には、各々排気ガス浄化装置を構成する、発熱体3、酸化触媒コンバータ4、パティキュレートフィルタ5、SCR(Selective Catalytic Reduction)触媒6、スリップ触媒7及び排気通路弁(開閉弁)8が排気ガス流れ方向の上流側から順に配置されている。排気ガス浄化装置は、発熱体3に流入する排気ガスの酸素濃度及び排気通路弁8を制御するマイクロコンピュータを利用したコントローラ9を備えている。エンジン1は、ディーゼルエンジン及びガソリンエンジンのいずれであってもよい。
本実施形態のコントローラ9は、エンジン1の空燃比A/Fを制御することによって自己発熱材に流入する排気ガスの酸素濃度を制御する。その酸素濃度は触媒コンバータ4のHCトラップ材の温度に相関する温度(以下、単に「触媒温度」という。)に基づいて制御される。本実施形態では、触媒温度として、発熱体3に流入する排気ガスの温度が採用され、温度センサ11によって検出される。その温度センサ11は発熱体3よりも上流側の排気ガス通路2に設けられている。この温度センサ11は、自己発熱材の温度に相関する温度(以下、「自己発熱材相関温度」という。)を検出するセンサでもある。
β-ゼオライトを利用したHCトラップ材は、その温度が120℃前後になると、トラップしていたHCを放出し始める。一方、酸化触媒のHC浄化に関するライトオフ温度(浄化率が50%に達する温度)は一般に200℃前後である。従って、エンジン1を始動し、HCトラップ材が排気ガスの熱による温度上昇に伴ってHCを放出し始めても、酸化触媒がライトオフしていなければ、HCの浄化が進まないため、HCの多くが浄化されることなく排出されてしまう。
ところで、自己発熱材を発熱させるためには、自己発熱材が還元状態(酸素を吸蔵し得る状態)であることが必要になる。しかし、自己発熱材は、自己発熱後は酸素を吸蔵した状態にある。従って、そのままでは、自己発熱材は、酸素の吸蔵による自己発熱を行なうことができない。そこで、本実施形態では、排気ガスの浄化を終了するときに、次のエンジン1の運転時の排気ガスの浄化のために、自己発熱材の自己発熱性を回復させる再生を行なう。
図2に示すように、スタート後のステップS1においてエンジン運転中か否かが判断され、エンジン運転中であれば、ステップS2に進んで排気通路弁8が開とされ、エンジン運転状態に応じたA/F制御が行なわれる(ステップS3)。続くステップS4において、触媒温度が第1温度T1以下であるか判断され、第1温度以下であれば、A/Fがリッチ側に補正される(ステップS5)。これにより、自己発熱材への酸素の吸蔵が抑えられ、従って、自己発熱材は自己発熱性を維持することになる。
自己発熱材として、Ce、Zr及びBiのモル比が異なる複数のRh担持CeZrBi複合酸化物を準備し、さらに、Biを含有しないRh担持CeZr複合酸化物を準備して、各々のTPR(昇温反応法)による低温還元性及び発熱量の評価を行なった。
HCトラップ材及び酸化触媒を組み合わせた供試材(自己発熱材なし供試材)と、自己発熱材、HCトラップ材及び酸化触媒を組み合わせた供試材(自己発熱材あり供試材)を準備した。自己発熱材としては、Rh担持Ce0.64Zr0.16Bi0.20O2を用いた。各供試材を模擬排気ガス流通反応装置にセットし、1000ppmCのHCを含有する模擬排気ガスを、ガス温度100℃で120秒流通させ、しかる後、そのガス温度を30℃/分の速度で上昇させたときの、供試材を流出する排気ガスの温度(出ガス温度)及びトータルのHC濃度(THC)を測定した。
図11はWLTPモードにおける車速変化を示す。図12は、WLTPモードにおけるエンジン始動時の、車速、入ガス温度(酸化触媒に流入する排気ガス温度)、触媒温度(酸化触媒の温度)、エンジンのA/F、EGR率及びTHC各々の変化を示す。
2 排気ガス通路
3 発熱体(自己発熱触媒)
4 酸化触媒コンバータ(HCトラップ材含有)
8 排気通路弁(開閉弁)
9 コントローラ
11 温度センサ
12 車速センサ
Claims (5)
- HCを含有する排気ガスを浄化する排気ガス浄化装置であって、
上記排気ガスが流れる排気ガス通路に設けられ、上記HCをトラップするHCトラップ材と、
上記排気ガス通路に設けられ、上記HCトラップ材から放出されるHC及び上記排気ガスに含まれるHCを酸化するための酸化触媒と、
上記排気ガス通路に設けられ、上記酸化触媒を加熱するための、酸素を吸蔵するときに自己発熱する自己発熱材と、
上記HCトラップ材がHCのトラップを開始からの該HCトラップ材へのHC流入量を求める手段と、
上記HC流入量が所定値以下であるときに、上記自己発熱材に流入する排気ガスの酸素濃度を低くすることによって上記自己発熱材の自己発熱を抑制し、上記HC流入量が所定値を超えたら上記酸素濃度を高くすることによって上記自己発熱を生じさせる自己発熱制御手段と、
上記排気ガスの浄化を終了するときに、上記酸素濃度を下げることによって上記自己発熱材から酸素を放出させて、該自己発熱材の自己発熱性を回復させる自己発熱材再生手段と、
上記自己発熱材の雰囲気を次の排気ガスの浄化開始まで酸素濃度が下がった状態に保つことによって上記自己発熱材の自己発熱性を維持する自己発熱性維持手段とを備えていることを特徴とする排気ガス浄化装置。 - 請求項1において、
上記自己発熱材は、Biを含有するCeZr系複合酸化物であることを特徴とする排気ガス浄化装置。 - 請求項1において、
上記自己発熱性維持手段は、上記排気ガス通路に設けられ、該排気ガス通路への外気の侵入を阻止する開閉弁によって構成されていることを特徴とする排気ガス浄化装置。 - 請求項1において、
上記自己発熱材再生手段は、上記自己発熱材の温度に相関する温度に基づいて該自己発熱材の酸素吸蔵量を求め、該酸素吸蔵量を所定値まで低下させるための上記自己発熱材に流入する排気ガスの酸素濃度の低減度合及び低減時間を設定することを特徴とする排気ガス浄化装置。 - HCを含有する排気ガスを浄化する排気ガス浄化装置であって、
上記排気ガスが流れる排気ガス通路に設けられ、上記HCをトラップするHCトラップ材と、
上記排気ガス通路に設けられ、上記HCトラップ材から放出されるHC及び上記排気ガスに含まれるHCを酸化するための酸化触媒と、
上記排気ガス通路に設けられ、上記酸化触媒を加熱するための、酸素を吸蔵するときに自己発熱する自己発熱材と、
上記HCトラップ材の温度に相関する温度が、該HCトラップ材がHCの放出を開始する前の所定温度以下であるときに、上記自己発熱材に流入する排気ガスの酸素濃度を低くすることによって上記自己発熱材の自己発熱を抑制し、上記HCトラップ材の温度に相関する温度が上記所定温度を超えたときに上記酸素濃度を高くすることによって上記自己発熱を生じさせる自己発熱制御手段と、
上記排気ガスの浄化を終了するときに、上記酸素濃度を下げることによって上記自己発熱材から酸素を放出させて、該自己発熱材の自己発熱性を回復させる自己発熱材再生手段と、
上記自己発熱材の雰囲気を次の排気ガスの浄化開始まで酸素濃度が下がった状態に保つことによって上記自己発熱材の自己発熱性を維持する自己発熱性維持手段とを備え、
上記自己発熱材再生手段は、上記自己発熱材の温度に相関する温度に基づいて該自己発熱材の酸素吸蔵量を求め、該酸素吸蔵量を所定値まで低下させるための上記自己発熱材に流入する排気ガスの酸素濃度の低減度合及び低減時間を設定することを特徴とする排気ガス浄化装置。
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| JP2019136944A JP7298364B2 (ja) | 2019-07-25 | 2019-07-25 | 排気ガス浄化装置及び排気ガス浄化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2019136944A JP7298364B2 (ja) | 2019-07-25 | 2019-07-25 | 排気ガス浄化装置及び排気ガス浄化方法 |
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| JP2021021352A JP2021021352A (ja) | 2021-02-18 |
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| JP2019136944A Active JP7298364B2 (ja) | 2019-07-25 | 2019-07-25 | 排気ガス浄化装置及び排気ガス浄化方法 |
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