JP7298657B2 - 車体の接合位置の最適化解析方法及び装置 - Google Patents
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Description
このCAE解析では数理最適化、板厚最適化、形状最適化、トポロジー最適化等の最適化技術を用いることによって剛性の向上や軽量化が図られることが知られており、例えばエンジンブロック等の鋳物の構造最適化によく用いられている。
トポロジー最適化は、ある大きさの設計空間を構造体に設け、当該設計空間に立体要素を組み込み、与えられた条件を満たし、かつ必要最小限の立体要素の部分を残すことで当該条件を満たす最適形状を得るという方法である。そのため、トポロジー最適化は、設計空間をなす立体要素に直接拘束を行い、直接荷重を加えるという方法が用いられる。
このようなトポロジー最適化に関する技術として、複雑な構造体のコンポーネントのトポロジー最適化のための方法が特許文献1に開示されている。
前記車体モデルの全部又は一部を解析対象モデルとして設定する解析対象モデル設定ステップと、
前記解析対象モデルに与える荷重条件及び拘束条件を設定する荷重・拘束条件設定ステップと、
前記荷重条件及び拘束条件を前記解析対象モデルに与えて応力解析を行う応力解析ステップと、
前記応力解析の結果を用いて前記解析対象モデルの前記各初期接合点の疲労寿命を算出し、算出した前記各初期接合点の疲労寿命に基づいて目標疲労寿命を設定する目標疲労寿命設定ステップと、
前記解析対象モデルに対して前記部品組みを接合する前記最適接合点の候補となる全ての接合候補点を密に設定して最適化解析モデルを生成する最適化解析モデル生成ステップと、
前記接合候補点を最適化の対象とする最適化解析を行うために、前記目標疲労寿命設定ステップにおいて設定した前記目標疲労寿命に基づいて前記最適化解析により残存させる接合候補点の疲労寿命に関する条件を決定し、決定した前記接合候補点の疲労寿命に関する条件と、前記最適化解析モデルの剛性に関する条件と、前記残存させる接合候補点の点数に関する条件と、を最適化解析条件である目的関数又は制約条件として設定する最適化解析条件設定ステップと、
前記荷重・拘束条件設定ステップにおいて設定した前記拘束条件に基づく前記荷重条件を前記最適化解析モデルに与え、前記最適化解析条件の下で最適化解析を行い、該最適化解析において残存した接合候補点を前記部品組みを接合する最適接合点として求める最適化解析ステップと、を含むことを特徴とするものである。
前記最適化解析ステップは、密度法によるトポロジー最適化を行うものであり、該トポロジー最適化においてペナルティ係数を4以上に設定して離散化することを特徴とするものである。
前記車体モデルの全部又は一部を解析対象モデルとして設定する解析対象モデル設定ステップと、
前記解析対象モデルに与える荷重条件及び拘束条件を設定する荷重・拘束条件設定ステップと、
前記荷重条件及び拘束条件を前記解析対象モデルに与えて応力解析を行う応力解析ステップと、
前記応力解析の結果を用いて前記解析対象モデルの前記各初期接合点の疲労寿命を算出し、算出した前記各初期接合点の疲労寿命に基づいて目標疲労寿命を設定する目標疲労寿命設定ステップと、
前記解析対象モデルに対して前記部品組みを接合する前記最適接合点の候補となる全ての接合候補点を密に設定して最適化解析モデルを生成する最適化解析モデル生成ステップと、
前記接合候補点を最適化の対象とする最適化解析を行うために、前記目標疲労寿命設定ステップにおいて設定した前記目標疲労寿命に基づいて前記最適化解析により残存させる接合候補点の疲労寿命に関する条件を決定し、決定した前記接合候補点の疲労寿命に関する条件と、前記最適化解析モデルの剛性に関する条件と、前記残存させる接合候補点の点数に関する条件と、を最適化解析条件である目的関数又は制約条件として設定する最適化解析条件設定ステップと、
前記荷重・拘束条件設定ステップにおいて設定した前記拘束条件に基づく前記荷重条件を前記最適化解析モデルに与え、前記最適化解析条件の下で最適化解析を行い、該最適化解析において残存した接合候補点を前記部品組みを接合する最適接合点として求める最適化解析ステップと、
前記残存した接合候補点の中から所定点数の接合候補点を選出し、選出した前記接合候補点を前記初期接合点の代わりに前記解析対象モデルに設定して選出接合候補点設定解析対象モデルを生成する選出接合候補点設定解析対象モデル生成ステップと、
前記選出接合候補点設定解析対象モデルに前記荷重・拘束条件設定ステップにおいて設定した前記荷重条件及び拘束条件を与えて応力解析を行い、該応力解析の結果を用い、前記選出した接合候補点の疲労寿命と前記選出接合候補点設定解析対象モデルの剛性とを算出する選出接合候補点性能算出ステップと、
前記選出接合候補点設定解析対象モデルにおける前記接合候補点の疲労寿命と前記選出接合候補点設定解析対象モデルの剛性とが前記初期接合点が設定された前記解析対象モデルを超える所定の性能を満たすかどうかを判定する判定ステップと、
該判定ステップにおいて前記所定の性能を満たすと判定された場合には、前記選出した接合候補点を最適接合点として決定し、前記判定ステップにおいて前記所定の性能を満たさないと判定された場合、該所定の性能を満たすまで、前記最適化解析条件設定ステップにおいて前記接合候補点の点数に関する条件を変更し、前記最適化解析ステップと、前記選出接合候補点設定解析対象モデル生成ステップと、前記選出接合候補点性能算出ステップと、前記判定ステップと、を繰り返し、前記所定の性能を満たしたときに選出した接合候補点を最適接合点として決定する最適接合点決定ステップと、を含むことを特徴とするものである。
前記車体モデルの全部又は一部を解析対象モデルとして設定する解析対象モデル設定部と、
前記解析対象モデルに与える荷重条件及び拘束条件を設定する荷重・拘束条件設定部と、
前記荷重条件及び拘束条件を前記解析対象モデルに与えて応力解析を行う応力解析部と、
前記応力解析の結果を用いて前記解析対象モデルの前記各初期接合点の疲労寿命を算出し、算出した前記各初期接合点の疲労寿命に基づいて目標疲労寿命を設定する目標疲労寿命設定部と、
前記解析対象モデルに対して前記部品組みを接合する前記最適接合点の候補となる全ての接合候補点を密に設定して最適化解析モデルを生成する最適化解析モデル生成部と、
前記接合候補点を最適化の対象とする最適化解析を行うために、前記目標疲労寿命設定部により設定された前記目標疲労寿命に基づいて前記最適化解析により残存させる接合候補点の疲労寿命に関する条件を決定し、決定した前記接合候補点の疲労寿命に関する条件と、前記最適化解析モデルの剛性に関する条件と、前記残存させる接合候補点の点数に関する条件と、を最適化解析条件である目的関数又は制約条件として設定する最適化解析条件設定部と、
前記荷重・拘束条件設定部により設定された前記拘束条件に基づく前記荷重条件を前記最適化解析モデルに与え、前記最適化解析条件の下で最適化解析を行い、該最適化解析において残存した接合候補点を前記部品組みを接合する最適接合点として求める最適化解析部と、を備えたことを特徴とするものである。
前記最適化解析部は、密度法によるトポロジー最適化を行うものであり、該トポロジー最適化においてペナルティ係数を4以上に設定して離散化することを特徴とするものである。
前記車体モデルの全部又は一部を解析対象モデルとして設定する解析対象モデル設定部と、
前記解析対象モデルに与える荷重条件及び拘束条件を設定する荷重・拘束条件設定部と、
前記荷重条件及び拘束条件を前記解析対象モデルに与えて応力解析を行う応力解析部と、
前記応力解析の結果を用いて前記解析対象モデルの前記各初期接合点の疲労寿命を算出し、算出した前記各初期接合点の疲労寿命に基づいて目標疲労寿命を設定する目標疲労寿命設定部と、
前記解析対象モデルに対して前記部品組みを接合する前記最適接合点の候補となる全ての接合候補点を密に設定して最適化解析モデルを生成する最適化解析モデル生成部と、
前記接合候補点を最適化の対象とする最適化解析を行うために、前記目標疲労寿命設定部により設定された前記目標疲労寿命に基づいて前記最適化解析により残存させる接合候補点の疲労寿命に関する条件を決定し、決定した前記接合候補点の疲労寿命に関する条件と、前記最適化解析モデルの剛性に関する条件と、前記残存させる接合候補点の点数に関する条件と、を最適化解析条件である目的関数又は制約条件として設定する最適化解析条件設定部と、
前記荷重・拘束条件設定部により設定された前記拘束条件に基づく前記荷重条件を前記最適化解析モデルに与え、前記最適化解析条件の下で最適化解析を行い、該最適化解析において残存した接合候補点を前記部品組みを接合する最適接合点として求める最適化解析部と、
前記残存した接合候補点の中から所定点数の接合候補点を選出し、選出した前記接合候補点を前記初期接合点の代わりに前記解析対象モデルに設定して選出接合候補点設定解析対象モデルを生成する選出接合候補点設定解析対象モデル生成部と、
前記選出接合候補点設定解析対象モデルに前記荷重・拘束条件設定部により設定された前記荷重条件及び拘束条件を与えて応力解析を行い、該応力解析の結果を用い、前記選出した接合候補点の疲労寿命と前記選出接合候補点設定解析対象モデルの剛性とを算出する選出接合候補点性能算出部と、
前記選出接合候補点設定解析対象モデルにおける前記接合候補点の疲労寿命と前記選出接合候補点設定解析対象モデルの剛性とが前記初期接合点が設定された前記解析対象モデルを超える所定の性能を満たすかどうかを判定する判定部と、
該判定部により前記所定の性能を満たすと判定された場合には、前記選出した接合候補点を最適接合点として決定し、前記判定部により前記所定の性能を満たさないと判定された場合、該所定の性能を満たすまで、前記最適化解析条件設定部により前記接合候補点の点数に関する条件を変更し、前記最適化解析部と、前記選出接合候補点設定解析対象モデル生成部と、前記選出接合候補点性能算出部と、前記判定部と、による処理を繰り返し、前記所定の性能を満たしたときに選出した接合候補点を最適接合点として決定する最適接合点決定部と、を備えたことを特徴とするものである。
これによって、車体構造におけるスポット溶接箇所の最適化が可能になり、溶接コストの低減と車体の軽量化が実現できる。
なお、本願の明細書及び図面において、車体前後方向、車体左右方向及び車体上下方向は、それぞれ、X方向、Y方向及びZ方向と表し、車体前後方向(X方向)における車体モデルの中心軸をFR軸と表す。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能や構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
本発明において対象とする車体モデルは、車体骨格部品やシャシー部品等といった複数の部品モデルで構成されたものであり、これらの部品モデルは、梁要素、平面要素及び/又は立体要素を使ってモデル化されている。
そして、車体モデルを構成する各部品モデルの材料特性や要素情報、さらには、各部品組みにおける初期接合点等に関する情報は、車体モデルファイル101(図1、図11参照)に格納されている。
<車体の接合位置の最適化解析装置>
本発明の実施の形態1に係る車体の接合位置の最適化解析装置(以下、単に「最適化解析装置」という)の構成について、以下に説明する。
表示装置3、入力装置5、記憶装置7及び作業用データメモリ9は、演算処理部11に接続され、演算処理部11からの指令によってそれぞれの機能が実行される。
以下、本実施の形態1に係る最適化解析装置1の各構成要素の機能を説明する。
表示装置3は、車体モデルや解析対象モデル、さらには解析結果等の表示に用いられ、液晶モニター等で構成される。
入力装置5は、車体モデルファイル101の読み出しや、車体モデルや解析対象モデルの表示等といった操作者による指示の入力等に用いられ、キーボードやマウス等で構成される。
記憶装置7は、車体モデルファイル101等の各種ファイルや解析結果の保存等に用いられ、ハードディスク等で構成される。
作業用データメモリ9は、演算処理部11が使用するデータの一時保存や演算に用いられ、RAM(Random Access Memory)等で構成される。
演算処理部11は、図1に示すように、解析対象モデル設定部13と、荷重・拘束条件設定部15と、応力解析部17と、目標疲労寿命設定部19と、最適化解析モデル生成部21と、最適化解析条件設定部23と、最適化解析部25と、を有し、PC等のCPU(中央演算処理装置)によって構成される。これらの各部は、CPUが所定のプログラムを実行することによって機能する。
以下、演算処理部11の各部の機能を説明する。
解析対象モデル設定部13は、車体モデルファイル101から車体モデルを取得し、取得した車体モデルの全体又は一部を解析対象モデルとして設定するものである。
まず、操作者が、車体モデルファイル101から車体モデルの読み出しを入力装置5により指示することで、車体モデルが記憶装置7から読みだされる。
次に、操作者の指示により、車体モデルが表示装置3に表示される。
そして、操作者の指示により、表示装置3に表示された車体モデルにおいて最適化解析の対象とする部位が指定される。解析対象モデル設定部13は、当該指定された部位を解析対象モデルとして設定する。
荷重・拘束条件設定部15は、解析対象モデルに与える荷重条件及び拘束条件を設定するものである。
次に、前端面部125の重心を荷重入力点Aとし、前端面部125と剛体要素で結合する。さらに、後端面部127の重心を拘束点Bとし、後端面部127と剛体要素で結合する。
そして、荷重条件として、荷重入力点AにFR軸回りに0.1kN・mのモーメントを与え、拘束条件として、拘束点Bを完全拘束とする。
応力解析部17は、荷重・拘束条件設定部15により設定された荷重条件及び拘束条件を解析対象モデルに与えて応力解析を行うものである。応力解析部17による応力解析には、市販の応力解析ソフトを用いることができる。
目標疲労寿命設定部19は、応力解析部17による応力解析の結果を用いて解析対象モデルにおける各初期接合点の疲労寿命を算出し、該算出した各初期接合点の疲労寿命に基づいて目標疲労寿命を設定するものである。
初期接合点131の疲労寿命の算出においては、図6(a)に示すように、一例として0.7kN・mのモーメントが両振りで負荷する繰り返し応力が初期接合点131に作用しているとする入力条件を与えた。
最適化解析モデル生成部21は、解析対象モデルに対して部品組みを接合する最適な接合点の候補となる全ての接合候補点を密に設定して最適化解析モデルを生成するものである。
本実施の形態1において、最適化解析モデル生成部21は、図8に示すように、各部品組みにおける初期接合点131同士の間に所定の間隔d(<D)で追加接合点153を密に設定する。そして、フロア部モデル111に予め設定されていた初期接合点131と追加接合点153との双方を接合候補点155として設定し、最適化解析モデル151を生成した。
最適化解析条件設定部23は、接合候補点を最適化の対象とする最適化解析を行うために、目標疲労寿命設定部19により設定された目標疲労寿命に基づいて最適化解析により残存させる接合候補点の疲労寿命に関する条件を決定し、決定した接合候補点の疲労寿命に関する条件と、最適化解析モデルの剛性に関する条件と、残存させる接合候補点の点数に関する条件と、を最適化解析条件である目的関数又は制約条件として設定するものである。
目的関数は、最適化解析の目的に応じて一つだけ設定されるものである。本実施の形態1においては、最適化解析モデルの剛性に関する条件を目的関数として設定する。剛性に関する条件は、例えば、解析対象モデルにおける所定の位置を剛性評価点とし、該剛性評価点の変位又はひずみを指標にするとよい。
最適化解析部25は、荷重・拘束条件設定部15により設定された拘束条件に基づく荷重条件を最適化解析モデルに与え、最適化解析条件の下で最適化解析を行い、最適化解析において残存した接合候補点を部品組みを接合する最適接合点として求めるものである。
トポロジー最適化において密度法を用いる場合、接合候補点としてモデル化した要素(梁要素や立体要素等)に対して、0から1までの値をとる正規化された仮想的な密度を設計変数として与え、最適化解析条件を満たす密度の値を算出する。
本発明の実施の形態1に係る車体の接合位置の最適化解析方法(以下、単に、「最適化解析方法」という)は、車体モデルの全部又は一部を解析対象モデルとし、該解析対象モデルを構成する複数の部品モデルを部品組みとして接合する最適接合点を求める最適化解析を行うものであって、図10に示すように、解析対象モデル設定ステップS1と、荷重・拘束条件設定ステップS3と、応力解析ステップS5と、目標疲労寿命設定ステップS7と、最適化解析モデル生成ステップS9と、最適化解析条件設定ステップS11と、最適化解析ステップS13と、を含むものである。
以下、これらの各ステップについて説明する。なお、以下の各ステップは、コンピュータによって構成された最適化解析装置1(図1)が行うものとする。
解析対象モデル設定ステップS1は、車体モデルの全部又は一部を解析対象モデルとして設定するものである。
荷重・拘束条件設定ステップS3は、解析対象モデル設定ステップS1において設定した解析対象モデルに与える荷重条件及び拘束条件を設定するものである。
応力解析ステップS5は、荷重・拘束条件設定ステップS3において設定した荷重条件及び拘束条件を解析対象モデルに与えて応力解析を行うものである。
目標疲労寿命設定ステップS7は、応力解析ステップS5における応力解析の結果を用いて解析対象モデルの初期接合点の疲労寿命を算出し、算出した各初期接合点の疲労寿命に基づいて目標疲労寿命を設定するものである。
最適化解析モデル生成ステップS9は、解析対象モデルに対して部品組みを接合する最適な接合点の候補となる全ての接合候補点を密に設定して最適化解析モデルを生成するものである。
最適化解析条件設定ステップS11は、最適化解析モデルにおける接合候補点を最適化の対象とする最適化解析を行うために、目標疲労寿命設定ステップS7において設定した目標疲労寿命に基づいて最適化解析により残存させる接合候補点の疲労寿命に関する条件を決定し、決定した接合候補点の疲労寿命に関する条件と、最適化解析モデルの剛性に関する条件と、残存させる接合候補点の点数に関する条件と、を最適化解析条件である目的関数又は制約条件として設定するものである。
最適化解析ステップS13は、荷重・拘束条件設定ステップS3において設定した拘束条件に基づく荷重条件を最適化解析モデルに与え、最適化解析条件設定ステップS11において設定した最適化解析条件の下で最適化解析を行い、最適化解析において残存した接合候補点を部品組みを接合する最適接合点として求めるものである。
前述した本発明の実施の形態1は、最適化解析において密度法に基づくトポロジー最適化を適用し、最適化解析条件を満たす接合候補点を求めるものであった。トポロジー最適化において接合候補点が残存するか消滅するかは、接合候補点の密度の値に基づいて判断される。
本発明の実施の形態2に係る車体の接合位置の最適化解析装置31(以下、単に「最適化解析装置31」という)の構成について、以下に説明する。
演算処理部33は、図11に示すように、解析対象モデル設定部13と、荷重・拘束条件設定部15と、応力解析部17と、目標疲労寿命設定部19と、最適化解析モデル生成部21と、最適化解析条件設定部23と、最適化解析部25とを含み、さらに、選出接合候補点設定解析対象モデル生成部35と、選出接合候補点性能算出部37と、判定部39と、最適接合点決定部41と、を有し、PC等のCPU(中央演算処理装置)によって構成される。これらの各部は、CPUが所定のプログラムを実行することによって機能する。
選出接合候補点設定解析対象モデル生成部35は、最適化解析により残存した接合候補点の中から所定点数の接合候補点を選出し、選出した接合候補点を初期接合点の代わりに解析対象モデルに設定して選出接合候補点設定解析対象モデルを生成するものである。
選出接合候補点性能算出部37は、選出接合候補点設定解析対象モデルに荷重・拘束条件設定部15により設定された荷重条件及び拘束条件を与えて応力解析を行い、応力解析の結果を用いて選出した接合候補点の疲労寿命と選出接合候補点設定解析対象モデルの剛性とを算出するものである。
判定部39は、選出接合候補点設定解析対象モデルに設定された接合候補点の疲労寿命と選出接合候補点設定解析対象モデルの剛性とが初期接合点が設定された解析対象モデルを超える所定の性能を満たすかどうかを判定するものである。
最適接合点決定部41は、判定部39により所定の性能を満たすと判定された場合には、前記選出した接合候補点を最適接合点として求め、判定部39により所定の性能を満たさないと判定された場合、選出した接合候補点の疲労寿命と選出接合候補点設定解析対象モデルの剛性とが前記所定の性能を満たすまで、最適化解析条件設定部23により設定する接合候補点の点数に関する条件を変更し、最適化解析部25と、選出接合候補点設定解析対象モデル生成部35と、選出接合候補点性能算出部37と、判定部39と、による処理を繰り返し、所定の性能を満たしたときに選出された接合候補点を最適接合点として決定するものである。
本発明の実施の形態2に係る車体の接合位置の最適化解析方法は、車体モデルの全部又は一部を解析対象モデルとし、コンピュータが以下の各ステップを実行し、該解析対象モデルを構成する複数の部品モデルを部品組みとして接合する最適接合点の位置を求める最適化解析を行うものであって、図12に示すように、解析対象モデル設定ステップS1と、荷重・拘束条件設定ステップS3と、応力解析ステップS5と、目標疲労寿命設定ステップS7と、最適化解析モデル生成ステップS9と、最適化解析条件設定ステップS11と、最適化解析ステップS13と、選出接合候補点設定解析対象モデル生成ステップS15と、選出接合候補点性能算出ステップS17と、判定ステップS19と、最適接合点決定ステップS21と、を含むものである。
選出接合候補点設定解析対象モデル生成ステップS15は、最適化解析ステップS13における最適化解析により残存した接合候補点の中から所定点数の接合候補点を選出し、選出した接合候補点を初期接合点の代わりに解析対象モデルに設定して選出接合候補点設定解析対象モデルを生成するものである。
本実施の形態2において、選出接合候補点設定解析対象モデル生成ステップS15は、選出接合候補点設定解析対象モデル生成部35が行う。
選出接合候補点性能算出ステップS17は、選出接合候補点設定解析対象モデルに荷重・拘束条件設定ステップS3において設定した荷重条件及び拘束条件を与えて応力解析を行い、応力解析の結果を用いて、選出接合候補点設定解析対象モデルに設定された接合候補点の疲労寿命と選出接合候補点設定解析対象モデルの剛性とを算出するものである。
本実施の形態2において、選出接合候補点性能算出ステップS17は、選出接合候補点性能算出部37が行う。
判定ステップS19は、選出接合候補点設定解析対象モデルに設定された接合候補点の疲労寿命と選出接合候補点設定解析対象モデルの剛性とが初期接合点が設定された解析対象モデルを超える所定の性能を満たすかどうかを判定するものである。
本実施の形態2において、判定ステップS19は、判定部39が行う。
最適接合点決定ステップS21は、判定ステップS19において所定の性能を満たすと判定された場合には、選出接合候補点設定解析対象モデル生成ステップS15において選出した接合候補点を最適接合点として求め、判定ステップS19において所定の性能を満たさないと判定された場合、選出接合候補点設定解析対象モデルにおける接合候補点の疲労寿命と選出接合候補点設定解析対象モデルの剛性とが所定の性能を満たすまで、最適化解析条件設定ステップS11において接合候補点の点数に関する条件を変更し、最適化解析ステップS13と、選出接合候補点設定解析対象モデル生成ステップS15と、選出接合候補点性能算出ステップS17と、判定ステップS19と、を繰り返し、所定の性能を満たしたときに選出した接合候補点を最適接合点として決定するものである。なお、判定ステップS19において、所定の性能を満たさない場合があるのは、中間的な密度の接合候補点が多数存在し、これらを総合した性能を判定しているためである。
本実施の形態2において、最適接合点決定ステップS21は、最適接合点決定部41が行う。
(初期接合点の最短疲労寿命)<(接合候補点の目標疲労寿命)<(最適化解析前の接合点を密に設定した接合候補点の最短疲労寿命)
目的関数と制約条件との違いによる作用効果については、後述する実施例において説明する。
また、上記の説明は接合候補点の疲労寿命又は最適化解析モデルの剛性を目的関数とするものであったが、接合候補点の点数を目的関数とし、疲労寿命と剛性を制約条件としてもよい。
本実施例では、図2に示すように、車体のフロア部をモデル化したフロア部モデル111を対象とし、フロア部モデル111を構成する部品モデルを部品組みとして接合する最適接合点を最適化解析により求めた。
次に、応力解析により求めた初期接合点の応力を用いて各初期接合点の疲労寿命を算出し、最も短い疲労寿命に基づいて目標疲労寿命を設定した。
図9と図13とを比較すると、実線楕円で囲まれた部位と破線楕円で囲まれた部位において、発明例と比較例とでは接合候補点155の有無に違いがみられた。
最適接合点フロア部モデル161の剛性については、応力解析により求められた剛性評価点P(図2(b)参照)の変位を指標とした。
最適接合点157の疲労寿命については、最適接合点フロア部モデル161の応力解析により求めた最適接合点157の応力を用いて算出した疲労寿命のうち、最短疲労寿命を指標とした。なお、最適接合点157の疲労寿命の算出においては、最適接合点157のナゲット径を5mmとし、最適接合点157としてモデル化した梁要素が結合する部品モデルの平面要素をクモの巣状に切り直した(図7参照)。
発明例と比較例とを比較すると、発明例の剛性向上率は1.0%であり、比較例の剛性向上率1.9%に比べて若干低いものの、基準例に比べて剛性が向上している。
さらに、発明例の最短疲労寿命は7.8万回であり、基準例(2.7万回)よりも2.9倍長く、また、比較例の最短疲労寿命(4.8万回)に比べても長くなり、参考例の結果(11.4万回)に近づいた。
上記の説明は、最適化解析モデル151(図8)の剛性を目的関数として最適化解析を行った場合(以下、「実施例1」と称す)についてのものであったが、最適化解析により残存させる接合候補点155の点数を目的関数とした場合(以下、「実施例2」と称す)、及び、最適化解析により残存させる接合候補点155の疲労寿命を目的関数とした場合(以下、「実施例3」と称す)、のそれぞれについて、実施例1と同様に、最適化解析モデル151に設定した接合候補点155の最適化解析を行った結果について説明する。
表1に、実施例1~実施例3における最低化解析条件(目的関数及び制約条件)の組み合わせの一覧を示す。
さらに、発明例2及び比較例2-2において、疲労寿命に関する制約条件は、接合候補点155の応力が初期接合点131の最短疲労寿命に相当する応力よりも小さいとして与えた。
実施例3では、前掲した表1に示すように、最適化解析により残存させる接合候補点155の疲労寿命に関する目的関数と、最適化解析モデル151の剛性に関する制約条件と、最適化解析により残存させる接合候補点155の点数に関する制約条件と、を最適化解析条件として設定したものを発明例3とした。
3 表示装置
5 入力装置
7 記憶装置
9 作業用データメモリ
11 演算処理部
13 解析対象モデル設定部
15 荷重・拘束条件設定部
17 応力解析部
19 目標疲労寿命設定部
21 最適化解析モデル生成部
23 最適化解析条件設定部
25 最適化解析部
31 最適化解析装置
33 演算処理部
35 選出接合候補点設定解析対象モデル生成部
37 選出接合候補点性能算出部
39 判定部
41 最適接合点決定部
101 車体モデルファイル
111 フロア部モデル
113 フロアパネルモデル
115 トンネルモデル
117 ロッカーインナモデル
119 ロッカーアウタモデル
121 フロントフロアクロスモデル
123 リアフロアクロスモデル
125 前端面部
127 後端面部
131 初期接合点
141 スポット溶接部
143 部品モデル
145 梁要素
147 中心部
149 周辺部
151 最適化解析モデル
153 追加接合点
155 接合候補点
157 最適接合点
161 最適接合点フロア部モデル
Claims (6)
- 梁要素、平面要素及び/又は立体要素からなる複数の部品モデルを有してなり、複数の前記部品モデルを部品組みとして接合する初期接合点を有する自動車の車体モデルの全部又は一部について、コンピュータが以下の各ステップを実行し、前記部品組みを接合する最適接合点の位置を求める最適化解析を行う車体の接合位置の最適化解析方法であって、
前記車体モデルの全部又は一部を解析対象モデルとして設定する解析対象モデル設定ステップと、
前記解析対象モデルに与える荷重条件及び拘束条件を設定する荷重・拘束条件設定ステップと、
前記荷重条件及び拘束条件を前記解析対象モデルに与えて応力解析を行う応力解析ステップと、
前記応力解析の結果を用いて前記解析対象モデルの前記各初期接合点の疲労寿命を算出し、算出した前記各初期接合点の疲労寿命に基づいて目標疲労寿命を設定する目標疲労寿命設定ステップと、
前記解析対象モデルに対して前記部品組みを接合する前記最適接合点の候補となる全ての接合候補点を密に設定して最適化解析モデルを生成する最適化解析モデル生成ステップと、
前記接合候補点を最適化の対象とする最適化解析を行うために、前記目標疲労寿命設定ステップにおいて設定した前記目標疲労寿命に基づいて前記最適化解析により残存させる接合候補点の疲労寿命に関する条件を決定し、決定した前記接合候補点の疲労寿命に関する条件と、前記最適化解析モデルの剛性に関する条件と、前記残存させる接合候補点の点数に関する条件と、を最適化解析条件である目的関数又は制約条件として設定する最適化解析条件設定ステップと、
前記荷重・拘束条件設定ステップにおいて設定した前記拘束条件に基づく前記荷重条件を前記最適化解析モデルに与え、前記最適化解析条件の下で最適化解析を行い、該最適化解析において残存した接合候補点を前記部品組みを接合する最適接合点として求める最適化解析ステップと、を含むことを特徴とする車体の接合位置の最適化解析方法。 - 前記最適化解析ステップは、密度法によるトポロジー最適化を行うものであり、該トポロジー最適化においてペナルティ係数を4以上に設定して離散化することを特徴とする請求項1に記載の車体の接合位置の最適化解析方法。
- 梁要素、平面要素及び/又は立体要素からなる複数の部品モデルを有してなり、複数の前記部品モデルを部品組みとして接合する初期接合点を有する自動車の車体モデルの全部又は一部について、コンピュータが以下の各ステップを実行し、前記部品組みを接合する最適接合点の位置を求める最適化解析を行う車体の接合位置の最適化解析方法であって、
前記車体モデルの全部又は一部を解析対象モデルとして設定する解析対象モデル設定ステップと、
前記解析対象モデルに与える荷重条件及び拘束条件を設定する荷重・拘束条件設定ステップと、
前記荷重条件及び拘束条件を前記解析対象モデルに与えて応力解析を行う応力解析ステップと、
前記応力解析の結果を用いて前記解析対象モデルの前記各初期接合点の疲労寿命を算出し、算出した前記各初期接合点の疲労寿命に基づいて目標疲労寿命を設定する目標疲労寿命設定ステップと、
前記解析対象モデルに対して前記部品組みを接合する前記最適接合点の候補となる全ての接合候補点を密に設定して最適化解析モデルを生成する最適化解析モデル生成ステップと、
前記接合候補点を最適化の対象とする最適化解析を行うために、前記目標疲労寿命設定ステップにおいて設定した前記目標疲労寿命に基づいて前記最適化解析により残存させる接合候補点の疲労寿命に関する条件を決定し、決定した前記接合候補点の疲労寿命に関する条件と、前記最適化解析モデルの剛性に関する条件と、前記残存させる接合候補点の点数に関する条件と、を最適化解析条件である目的関数又は制約条件として設定する最適化解析条件設定ステップと、
前記荷重・拘束条件設定ステップにおいて設定した前記拘束条件に基づく前記荷重条件を前記最適化解析モデルに与え、前記最適化解析条件の下で最適化解析を行い、該最適化解析において残存した接合候補点を前記部品組みを接合する最適接合点として求める最適化解析ステップと、
前記残存した接合候補点の中から所定点数の接合候補点を選出し、選出した前記接合候補点を前記初期接合点の代わりに前記解析対象モデルに設定して選出接合候補点設定解析対象モデルを生成する選出接合候補点設定解析対象モデル生成ステップと、
前記選出接合候補点設定解析対象モデルに前記荷重・拘束条件設定ステップにおいて設定した前記荷重条件及び拘束条件を与えて応力解析を行い、該応力解析の結果を用い、前記選出した接合候補点の疲労寿命と前記選出接合候補点設定解析対象モデルの剛性とを算出する選出接合候補点性能算出ステップと、
前記選出接合候補点設定解析対象モデルにおける前記接合候補点の疲労寿命と前記選出接合候補点設定解析対象モデルの剛性とが前記初期接合点が設定された前記解析対象モデルを超える所定の性能を満たすかどうかを判定する判定ステップと、
該判定ステップにおいて前記所定の性能を満たすと判定された場合には、前記選出した接合候補点を最適接合点として決定し、前記判定ステップにおいて前記所定の性能を満たさないと判定された場合、該所定の性能を満たすまで、前記最適化解析条件設定ステップにおいて前記接合候補点の点数に関する条件を変更し、前記最適化解析ステップと、前記選出接合候補点設定解析対象モデル生成ステップと、前記選出接合候補点性能算出ステップと、前記判定ステップと、を繰り返し、前記所定の性能を満たしたときに選出した接合候補点を最適接合点として決定する最適接合点決定ステップと、を含むことを特徴とする車体の接合位置の最適化解析方法。 - 梁要素、平面要素及び/又は立体要素からなる複数の部品モデルを有してなり、複数の前記部品モデルを部品組みとして接合する初期接合点を有する自動車の車体モデルの全部又は一部について、前記部品組みを接合する最適接合点の位置を求める車体の接合位置の最適化解析装置であって、
前記車体モデルの全部又は一部を解析対象モデルとして設定する解析対象モデル設定部と、
前記解析対象モデルに与える荷重条件及び拘束条件を設定する荷重・拘束条件設定部と、
前記荷重条件及び拘束条件を前記解析対象モデルに与えて応力解析を行う応力解析部と、
前記応力解析の結果を用いて前記解析対象モデルの前記各初期接合点の疲労寿命を算出し、算出した前記各初期接合点の疲労寿命に基づいて目標疲労寿命を設定する目標疲労寿命設定部と、
前記解析対象モデルに対して前記部品組みを接合する前記最適接合点の候補となる全ての接合候補点を密に設定して最適化解析モデルを生成する最適化解析モデル生成部と、
前記接合候補点を最適化の対象とする最適化解析を行うために、前記目標疲労寿命設定部により設定された前記目標疲労寿命に基づいて前記最適化解析により残存させる接合候補点の疲労寿命に関する条件を決定し、決定した前記接合候補点の疲労寿命に関する条件と、前記最適化解析モデルの剛性に関する条件と、前記残存させる接合候補点の点数に関する条件と、を最適化解析条件である目的関数又は制約条件として設定する最適化解析条件設定部と、
前記荷重・拘束条件設定部により設定された前記拘束条件に基づく前記荷重条件を前記最適化解析モデルに与え、前記最適化解析条件の下で最適化解析を行い、該最適化解析において残存した接合候補点を前記部品組みを接合する最適接合点として求める最適化解析部と、を備えたことを特徴とする車体の接合位置の最適化解析装置。 - 前記最適化解析部は、密度法によるトポロジー最適化を行うものであり、該トポロジー最適化においてペナルティ係数を4以上に設定して離散化することを特徴とする請求項4に記載の車体の接合位置の最適化解析装置。
- 梁要素、平面要素及び/又は立体要素からなる複数の部品モデルを有してなり、複数の前記部品モデルを部品組みとして接合する初期接合点を有する自動車の車体モデルの全部又は一部について、前記部品組みを接合する最適接合点の位置を求める車体の接合位置の最適化解析装置であって、
前記車体モデルの全部又は一部を解析対象モデルとして設定する解析対象モデル設定部と、
前記解析対象モデルに与える荷重条件及び拘束条件を設定する荷重・拘束条件設定部と、
前記荷重条件及び拘束条件を前記解析対象モデルに与えて応力解析を行う応力解析部と、
前記応力解析の結果を用いて前記解析対象モデルの前記各初期接合点の疲労寿命を算出し、算出した前記各初期接合点の疲労寿命に基づいて目標疲労寿命を設定する目標疲労寿命設定部と、
前記解析対象モデルに対して前記部品組みを接合する前記最適接合点の候補となる全ての接合候補点を密に設定して最適化解析モデルを生成する最適化解析モデル生成部と、
前記接合候補点を最適化の対象とする最適化解析を行うために、前記目標疲労寿命設定部により設定された前記目標疲労寿命に基づいて前記最適化解析により残存させる接合候補点の疲労寿命に関する条件を決定し、決定した前記接合候補点の疲労寿命に関する条件と、前記最適化解析モデルの剛性に関する条件と、前記残存させる接合候補点の点数に関する条件と、を最適化解析条件である目的関数又は制約条件として設定する最適化解析条件設定部と、
前記荷重・拘束条件設定部により設定された前記拘束条件に基づく前記荷重条件を前記最適化解析モデルに与え、前記最適化解析条件の下で最適化解析を行い、該最適化解析において残存した接合候補点を前記部品組みを接合する最適接合点として求める最適化解析部と、
前記残存した接合候補点の中から所定点数の接合候補点を選出し、選出した前記接合候補点を前記初期接合点の代わりに前記解析対象モデルに設定して選出接合候補点設定解析対象モデルを生成する選出接合候補点設定解析対象モデル生成部と、
前記選出接合候補点設定解析対象モデルに前記荷重・拘束条件設定部により設定された前記荷重条件及び拘束条件を与えて応力解析を行い、該応力解析の結果を用い、前記選出した接合候補点の疲労寿命と前記選出接合候補点設定解析対象モデルの剛性とを算出する選出接合候補点性能算出部と、
前記選出接合候補点設定解析対象モデルにおける前記接合候補点の疲労寿命と前記選出接合候補点設定解析対象モデルの剛性とが前記初期接合点が設定された前記解析対象モデルを超える所定の性能を満たすかどうかを判定する判定部と、
該判定部により前記所定の性能を満たすと判定された場合には、前記選出した接合候補点を最適接合点として決定し、前記判定部により前記所定の性能を満たさないと判定された場合、該所定の性能を満たすまで、前記最適化解析条件設定部により前記接合候補点の点数に関する条件を変更し、前記最適化解析部と、前記選出接合候補点設定解析対象モデル生成部と、前記選出接合候補点性能算出部と、前記判定部と、による処理を繰り返し、前記所定の性能を満たしたときに選出した接合候補点を最適接合点として決定する最適接合点決定部と、を備えたことを特徴とする車体の接合位置の最適化解析装置。
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