JP7301066B2 - 埋立造成地の生産方法 - Google Patents
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Description
本願は、2018年10月29日に、日本に出願された特願2018-203225号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
[1] 陸上埋立処分場の埋め立てによって造成地を生産する方法であって、
陸上埋立処分場の埋立区域を所要の容積を有する埋立領域に区画し、
前記埋立領域に、乾灰、湿灰及びクリンカアッシュの少なくとも1つを含む石炭灰を原料として生成されたスラリーを投入した後、
前記埋立領域内のスラリーを乾燥させる、埋立造成地の生産方法。
[2] 前記埋立区域を仕切りによって前記埋立領域に区画する、[1]に記載の埋立造成地の生産方法。
[3] 前記仕切りとして、前記石炭灰を少なくとも一部に含む畔を用いる、[2]に記載の埋立造成地の生産方法。
[4] 前記スラリーの石炭灰含水比が、35~40%である、[1]乃至[3]のいずれか一項に記載の埋立造成地の生産方法。
[5] 前記埋立区域を1以上の前記埋立領域に区画するとともに、一の埋立領域に、前記一の埋立領域の容積を満たすまで前記スラリーを投入した後、他の埋立領域への前記スラリーの投入を開始する、[1]乃至[4]のいずれか一項に記載の埋立造成地の生産方法。
[6] 前記埋立領域の形状は矩形である、[1]乃至[5]のいずれか一項に記載の埋立造成地の生産方法。
[7] 前記埋立区域が碁盤目状となるように、前記埋立領域を区画する、[6]に記載の埋立造成地の生産方法。
[8] 前記埋立領域に投入された前記スラリーが乾燥した後、当該埋立領域上を新たな埋立領域として区画し、前記スラリーを新たに投入する、[1]乃至[7]のいずれか一項に記載の埋立造成地の生産方法。
[9] 前記埋立領域に投入された前記スラリーの乾燥後の石炭灰含水比が、27%以下である、[8]に記載の埋立造成地の生産方法。
[10] 陸上埋立処分場の埋立区域、又は前記埋立区域に隣接する陸地に移設型スラリー製造装置を設置し、前記移設型スラリー製造装置を稼働して、前記スラリーを生成する、[1]乃至[9]のいずれか一項に記載の埋立造成地の生産方法。
[11] 前記移設型スラリー製造装置から前記スラリーを搬送可能な範囲内の前記埋立領域への投入が完了した後、前記移設型スラリー製造装置の稼働を停止して、前記移設型スラリー製造装置を2以上の集合体に分割するとともに、
新たな設置場所に、前記移設型スラリー製造装置を移設する、[10]に記載の埋立造成地の生産方法。
本明細書において、「埋立造成地」とは、石炭灰スラリーによって埋め立てられた層を陸上部分に1層以上有している土地をいう。また、水面埋立処分場においても、水中部埋め立て後に露出した陸上部分にも適用される。
以下、本発明の埋立造成地の生産方法を適用した第1実施形態の構成について、これを用いる陸上埋立処分場の埋立設備、及び移設型スラリー製造装置の構成と併せて、図面を用いて詳細に説明する。以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
第1実施形態の埋立造成地の生産方法(すなわち、陸上埋立処分場の埋立方法)に適用可能な陸上埋立処分場の埋立設備(以下、単に「埋立設備」という)の構成について説明する。図1は、本実施形態の埋立造成地の生産方法に適用可能な埋立設備70の構成を模式的に示す平面図である。
この埋立設備70は、陸上埋立処分場60の任意の埋立地点にスラリー状の石炭灰等(石炭灰スラリー)を供給するための設備である。
湿灰は、通常、含水率で15~30質量%程度の範囲を持った状態にある。
本実施形態に好適な移設型スラリー製造装置の構成については、後述する。
本実施形態の埋立造成地の生産方法に適用するスラリー供給源として好適な移設型スラリー製造装置(以下、単に「スラリー製造装置」と記載する)1の構成について説明する。図2は、本実施形態の埋立造成地の生産方法に適用可能なスラリー製造装置1の構成を示す斜視図である。図3は、本実施形態の埋立造成地の生産方法に適用可能なスラリー製造装置1の構成を示す側面図である。
支持基盤2の大きさは、特に限定されるものではなく、スラリー製造装置1の大きさに応じて適宜選択することができる。具体的には、例えば、幅:6.0~7.5m程度、長さ:15.0~17.1m程度とすることができる。本実施形態では、支持基盤2の大きさを幅:6.0m、長さ:15.0mとする。
支持基盤2の厚さは、スラリー製造装置1の構成部材の総量に応じて、反りや変形が生じることがない厚さを適宜選択することができる。具体的には、例えば、2.2~2.5cm程度とすることができる。
支持基盤部材2A,2Bは、搬送等車両に積載する観点から、複数の敷鉄板を溶接したものを使用してもよい。1枚当たりの敷鉄板の大きさは、支持基盤2(支持基盤部材2A、2B)の大きさに合わせて決定することができるが、搬送等車両に積載する観点から、長さが10m以下であることが好ましい。
支持基盤部材2A,2Bは、スラリー製造装置1を移設する際、溶接個所を切り離して運搬し、移設した後に再溶接して設置することができる。
本実施形態に適用するスラリー製造装置1は軽量であるため、杭やコンクリート板のような固定基礎を用いる必要がない。したがって、スラリー製造装置1を分解して移設する際に運搬しやすい。
支持基盤2と支持フレーム3とは、溶接等によって完全に固定されるのではなく、例えばボルトによる締結等によって、固定及び固定の解除の選択が自在となっている。
高速混練ミキサー4としては、具体的には、HFミキサー(大平洋機工株式会社製)のような垂直ミキサーを用いることができる。高速混練ミキサー4は、垂直ミキサーに限定されるものではなく、横型ミキサーであってもよいし、回転軸が鉛直方向と水平方向との間となるように傾斜するミキサーを用いてもよい。高速混練ミキサー4は、石炭灰と水との混合比率を適正な範囲に調整する機能を有していてもよい。
支持フレーム部3Dは、材料受ホッパー6がベルトコンベア5の積載面の上方となるように、支持フレーム部3C上に設けられている。
ベルトコンベア5と材料受ホッパー6との間に、例えば摺り切り板状の部材を設けることにより、ベルトコンベア5上に積載される石炭灰の厚さを均一にすることができる。このように、ベルトコンベア5上に積載される石炭灰の断面積(厚さ)を一定に保つことにより、ベルトコンベア5の稼働時間によって高速混練ミキサー4への石炭灰の投入量を正確に制御することが可能となる。
スラリー製造装置1の最大接地圧は、支持基盤2を含むスラリー製造装置1の総重量(荷重)/支持基盤2の面積から決定される。本実施形態では、スラリー製造装置1の機械荷重は35,513kgであり、積載荷重を含むスラリー製造装置1の荷重は122kNである。支持基盤2の面積は90m2である。これより、スラリー製造装置1の最大接地圧は122kN/90m2=1.35kN/m2(=0.0135kgf/cm2)となる。
本実施形態のスラリー製造装置1は、充分に小型・軽量化の検討がなされており、0.2kgf/cm2未満(0.194kgf/cm2)の最大接地圧を実際に達成することができる。
具体的には、図5に示すように、ユニット1Aは、支持基盤部材2A、支持フレーム部3A、及びスラリーホッパー7を有して概略構成されている。ユニット1Bは、支持フレーム部3B、攪拌装置4、及び水供給機構13を有して概略構成されている。ユニット1Cは、原料投入ガイド機構12を有して概略構成されている。ユニット1Dは、支持基盤部材2B及び支持フレーム部3Cを有して概略構成されている。ユニット1Eは、支持フレーム部3D及び材料受ホッパー6を有して概略構成されている。ユニット1Fは、ベルトコンベア5から構成されている。ユニット1Gは、階段8Aから構成されている。ユニット1Hは、階段8Bから構成されている。本実施形態では、攪拌装置4を含むユニット1Bの重量を約17tとする。
また、スラリー輸送管を短くできるため、スラリー輸送管内での石炭灰スラリーの詰まりのリスクも低減させることができる。
上述したスラリー製造装置1を用いた石炭灰スラリーの製造方法について、原料として湿灰及びクリンカアッシュを用いる場合を一例として説明する。
本実施形態に適用可能なスラリー製造装置1は、石炭灰スラリーの原料として、湿灰及びクリンカアッシュを用いることができる。原料の保管には、乾灰と異なり、大型のサイロを必要としない。例えば、図1に示すように、移設型スラリー製造装置1の隣に灰仮置場40を設けて保管することができる。
本発明を適用した一実施形態である埋立造成地の生産方法の構成について説明する。本実施形態の埋立造成地の生産方法は、上述した埋立設備70を用いて埋立造成地を生産する方法(すなわち、陸上埋立処分場の埋立方法)である。
以下、各工程について、詳細に説明する。
陸上埋立処分場60を、所要の容積を有する1以上の埋立領域に区画する。
具体的には、図1に示すように、陸上埋立処分場60を横断するように通路Rを設けるとともに、この通路Rを挟むように、略矩形の埋立区域A~Dに分割する。次いで、各埋立区域A~Dについて、埋立領域(1)~(8)にそれぞれ区画(分割)する。各埋立区域A~Dにおいて、各埋立領域(1)~(8)が、埋立単位となる。図6は、本実施形態の埋立造成地の生産方法に適用する埋立区域Aの拡大図である。
図1に示すように、陸上埋立処分場60の中央に設けられた通路Rの、分割された埋立区域A~Dの中央付近となる地点P1を設置場所として選定して、図2及び図3に示すスラリー製造装置(移設型スラリー製造装置)1を設置する。
具体的には、図5に示すように、スラリー製造装置1の8個に分割されたユニット1A~1Hをそれぞれトラックで運搬し、クレーンで積み下ろして、ユニット1A~1Hを組み立てる。その際、図4に示すように、調整用ボルト9Bによって、機械設備のレベル調整をmm単位で行うことが好ましい。
具体的には、長さ約4mの配管を複数用意し、これらを連結することで埋立領域(1)まで延ばして設置する。
スラリー製造装置1を稼働して、石炭灰のスラリーを生成する。
具体的には、先ず、図1、図2及び図3に示すように、灰仮置場40に野積みされている湿灰及びクリンカアッシュをバックホウ、ショベルカー等によって材料受ホッパー6に運搬する。次いで、材料受ホッパー6から一定量の原料をベルトコンベア5の積載面に供給する。
原料を運搬する際のベルトコンベア5の稼働時間を計測することによって、原料の投入量を計量する。次いで、高速混練ミキサー4内に水分を供給し、高速混練ミキサー4を稼働して、含水比が35~40%の範囲内の石炭灰スラリーを製造する。約15秒程度で1バッチの石炭灰スラリーを製造することができる。
スラリー製造装置1からいずれかの埋立領域に、石炭灰スラリーを当該埋立領域の容積を満たすまで投入する。
具体的には、図6中に示す(a)の位置に設置されたコンクリートポンプ車80から石炭灰スラリーを排出して、埋立領域(1)(25m×110m×0.3m)の内側へ石炭灰スラリーを流し込む。区画内に流し込まれた石炭灰スラリーは自身の流動性によって自然に広がっていくが、スラリー表面には自然に1/10~1/20程度の勾配が付くため、コンクリートポンプ車80のブーム先端に取り付けたホースの先端にてスラリーを広げて厚みを均一にする。
埋立領域内に投入された石炭灰スラリーを乾燥させる。
具体的には、埋立領域に投入された石炭灰スラリーの石炭灰含水比が概ね27%以下となるまで乾燥させる。石炭灰スラリーの乾燥方法は、特に限定されない。石炭灰スラリーの乾燥方法としては、自然乾燥、送風機を用いた乾燥等が挙げられるが、自然乾燥によって乾燥させることが好ましい。石炭灰スラリーを自然乾燥させる場合にかかる日数は、埋立領域に投入した初期の石炭灰スラリーの含水比と、埋立領域に投入したスラリー厚とによって変動する。上述したように、石炭灰スラリーの含水比が35~40%の範囲内であり、スラリー厚が30cm程度であれば、7~8日程度自然乾燥させることで含水比26~27%程度に乾燥する。
本実施形態の埋立造成地の生産方法では、上述した第4工程が完了し、第5工程を行うと同時に、輸送管L2を埋立区域Aの埋立領域(1)から次の埋立対象となる埋立領域A-(2)まで移動させる。
具体的には、埋立領域(1)の埋め立てが完了した後、スラリー製造装置1からの石炭灰スラリーの供給を一旦停止する。次に、コンクリートポンプ車80とスラリー輸送管L2との接続を解除し、コンクリートポンプ車80を図6中に示す(c)の位置に移設する。輸送管L2については、これを構成する配管を適宜切り離し、任意の位置で再び連結することで、図6中に示す(c)の位置まで延設する。次いで、(c)の位置に配置されたコンクリートポンプ車80のホッパー部に、輸送管L2の先端を配置した後、スラリー製造装置1からの石炭灰スラリーの供給を再開して、埋立領域(2)(25m×110m×0.3m)の上側半分の埋め立てを行う。なお、切り離した配管については、その場から撤去せずに作業の邪魔にならない場所に残置しておく。
具体的には、図6に示す埋立領域(3)及び(4)については、切り離した配管を再び連結しながら、あるいは連結した配管を再び切り離しながら、上述した埋立領域(1)及び(2)と同様に埋め立てを実施する。
図6に示す埋立領域(5)~(8)(50m×50m×0.3m)については、上述した埋立領域(1)~(4)と同様に、それぞれ2回に分けて埋め立てを行う。その際、コンクリートポンプ車80の設置場所は、埋立領域(5)~(8)に隣接する位置であれば、特に限定されない。
埋立区域Aの全ての埋立領域(1)~(8)の埋め立てが完了した後、他の埋立区域B,C,Dについても同様にして、区画された埋立領域(1)~(8)の埋め立てを行う。
本実施形態の埋立造成地の生産方法では、全ての埋立区域A~Dの各埋立領域(1)~(8)の1層目の埋め立てが完了(埋立領域に投入されたスラリーが乾燥)した後、当該埋立区域A~D上に新たな埋立領域(1)~(8)をそれぞれ区画してスラリーを新たに投入する。
具体的には、上記第1工程、第3~第6工程を繰り返して行う。このように、埋立区域A~Dの各埋立領域(1)~(8)に2層目以降を積層していくことで、埋立造成地を生産することができる。
本実施形態の埋立造成地の生産方法では、図1に示すように全ての埋立区域A~Dの各埋立領域(1)~(8)が所定の厚さ(例えば、1層0.3mとして3層分の0.9m程度)となるまで埋め立てが完了した場合(すなわち、地点P1に設置されたスラリー製造装置1からスラリーを搬送可能な範囲内の全ての埋立領域への投入が完了した場合)、スラリー製造装置1の稼働を停止し、スラリー製造装置1を2以上の集合体に分割するとともに、陸上埋立処分場60の新たな設置場所P2に、スラリー製造装置1を移設する。
本実施形態の埋立造成地の生産方法によって得られた埋立造成地は、水面埋立処分場の埋立に用いるスラリー埋立の手法を、陸上埋立処分場の埋立において適用したため、埋立密度を1.18t/m3以上とすることができる。なお、埋立造成地の埋立密度としては、1.20t/m3以上とすることが好ましく、1.22t/m3以上とすることがより好ましい。
本発明の埋立造成地の生産方法を適用した、第2の実施形態の構成について説明する。第2の実施形態の埋立造成地の生産方法は、上述した第1実施形態の埋立造成地の生産方法がコンクリートポンプ車80を用いて行うのに対して、コンクリートポンプ車80を用いない点で相違している。具体的には、第2実施形態の埋立造成地の生産方法では、輸送管L2の先端から埋立領域内に石炭灰スラリーを投入し、石炭灰スラリーの厚さを均一にする際、バックホウ90を補助的に用いる態様である。これに伴い、コンクリートポンプ車80のブーム長と、バックホウ90のアーム長さとが異なるため、埋立領域を区画する際、埋立領域のサイズが変更となる。
したがって、本実施形態の埋立造成地の生産方法では、上述した実施形態と異なる構成について説明し、同一の構成については説明を省略する。
図8は、本実施形態の埋立造成地の生産方法に適用可能な埋立領域の構成の一例を示す斜視図である。
図8に示すように、仕切り30の幅Wは、特に限定されるものではなく、埋め立ての際に補助的に用いるバックホウ90の大きさに応じて適宜選択することができる。仕切り30の幅Wとしては、5~50mとすることができる。例えば、バックホウ80として0.75m3級のものを用いる場合、バックホウ80のアーム長さが8.8mとなるので、幅Wとしてはその倍の約15mとすることが好ましい。仕切り30の長さLとしては、10~150mとすることができる。例えば、スラリー製造装置1として一日の生産量が400m3のものを用い、スラリー厚:30cm、仕切り30の幅W:15mとして埋め立てる場合、長さLとしては約88mとすることが好ましい。
第2’工程において、スラリー製造装置1のスラリーホッパー7の下部に設けられた石炭灰スラリー導出用の配管L1をスラリーポンプ14に接続する。次に、スラリーポンプ14に接続された輸送管L2を埋立区域Aの埋立領域(1)まで移動する。次いで、図8に示すように、輸送管L2の先端が埋立領域A-(1)の仕切り30の内側となるように配設する。
第3’工程において、製造された石炭灰スラリーを高速混練ミキサー4からスラリーホッパー7に移送して、一時的に貯留する。そして、図1に示すように、スラリーホッパー7の下部に設けられた石炭灰スラリー導出用の配管L1から、スラリーポンプ14を介して輸送管L2へ石炭灰スラリーを供給する。
スラリー製造装置1からいずれかの埋立領域に、石炭灰スラリーを当該埋立領域の容積を満たすまで投入する。
具体的には、図8に示すように、輸送管L2の先端から埋立領域A-(1)内へ石炭灰スラリーを放出する。輸送管L2から放出された石炭灰スラリーは、埋立領域内へ流れていくが、輸送管L2の先端付近に堆積するため、バックホウ90によってスラリーを広げて厚みを均一にする。
1A~1H…ユニット(集合体)
2…支持基盤
2A,2B…支持基盤部材(敷鉄板)
3…支持フレーム
3A~3D…支持フレーム部
4…高速混練ミキサー(撹拌装置)
5…ベルトコンベア(原料搬送設備)
6…材料受ホッパー(原料投入設備)
7…スラリーホッパー
8,8A,8B…階段
9…機械レベル調整機
9A…レベル調整ベースプレート
9B…調整用ボルト
10…床(足場)
11…柵
12…原料投入ガイド機構
13…水供給機構
14…スラリーポンプ(スラリー圧送装置)
30…仕切り(畔)
40…灰仮置場
60…陸上埋立処分場
61…陸地
70…陸上埋立処分場の埋立設備(埋立設備)
80…コンクリートポンプ車
90…バックホウ
L1…石炭灰スラリー導出用の配管
L2…輸送管(スラリー輸送管)
R…通路
Claims (13)
- 陸上埋立処分場の埋め立てによって造成地を生産する方法であって、
陸上埋立処分場の埋立区域を所要の容積を有する埋立領域に区画し、
石炭火力発電所から排出された、乾灰、湿灰及びクリンカアッシュの少なくとも1つを含む石炭灰と水とを混合して、石炭灰含水比が35~40%であるスラリーを生成し、
生成した前記スラリーを前記埋立領域に投入し、
前記埋立領域に投入した前記スラリーを、前記スラリーの表面が固化するまで乾燥させる、埋立造成地の生産方法。 - 前記埋立区域を仕切りによって前記埋立領域に区画する、請求項1に記載の埋立造成地の生産方法。
- 前記仕切りとして、前記石炭灰を少なくとも一部に含む畔を用いる、請求項2に記載の埋立造成地の生産方法。
- 前記埋立区域を1以上の前記埋立領域に区画するとともに、一の埋立領域に、前記一の埋立領域の容積を満たすまで前記スラリーを投入した後、他の埋立領域への前記スラリーの投入を開始する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の埋立造成地の生産方法。
- 前記埋立領域の形状は矩形である、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の埋立造成地の生産方法。
- 前記埋立区域が碁盤目状となるように、前記埋立領域を区画する、請求項5に記載の埋立造成地の生産方法。
- 前記埋立領域に投入された前記スラリーが乾燥した後、当該埋立領域上を新たな埋立領域として区画し、前記スラリーを新たに投入する、請求項1乃至6のいずれか一項に埋立造成地の生産方法。
- 前記埋立領域に投入された前記スラリーの乾燥後の石炭灰含水比が、27%以下である、請求項7に記載の埋立造成地の生産方法。
- 陸上埋立処分場の埋立区域、又は前記埋立区域に隣接する陸地に移設型スラリー製造装置を設置し、前記移設型スラリー製造装置を稼働して、前記スラリーを生成する、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の埋立造成地の生産方法。
- 前記移設型スラリー製造装置から前記スラリーを搬送可能な範囲内の前記埋立領域への投入が完了した後、前記移設型スラリー製造装置の稼働を停止して、前記移設型スラリー製造装置を2以上の集合体に分割するとともに、
新たな設置場所に、前記移設型スラリー製造装置を移設する、請求項9に記載の埋立造成地の生産方法。 - 生成した前記スラリーをスラリー厚が20~40cmとなるように前記埋立領域に投入する、請求項1に記載の埋立造成地の生産方法。
- 前記移設型スラリー製造装置は、支持基盤を含む、請求項9に記載の埋立造成地の生産方法。
- 前記移設型スラリー製造装置は、最大接地圧が0.5kgf/cm 2 以下である、請求項9に記載の埋立造成地の生産方法。
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