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JP7302384B2 - 管理装置、管理方法及び照明システム - Google Patents
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JP7302384B2 - 管理装置、管理方法及び照明システム - Google Patents

管理装置、管理方法及び照明システム Download PDF

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Description

本開示は、管理装置、管理方法及び照明システムに関する。
従来、番組の収録等が行われるテレビ局等のスタジオや舞台などの演目が上演されるホールなどでは、照明演出を行う照明システムが導入されている。かかる照明システムでは、調光操作卓によって、各照明器具の照度や照明する光の色彩などの調整が行われる。調光操作卓は、ESTA(Entertainment Services and Technology Association)で規定されたRDM(Remote Device Management)規格に従った信号に基づいて、RDM規格に対応する照明器具と通信可能に構成されている。
ところで、各照明器具は、倉庫などに集約管理され、各スタジオや舞台などで共用のものとなっている場合が多い。各照明器具は、スタジオや舞台などにおける利用に限らず、外に持ち出される場合もある。テレビ局やホールなどでは、各スタジオで収録される番組あるいは舞台の演目などに応じて事前に作成される仕込み図に基づいて、必要となる照明器具の台数を把握し、照明器具の調達が行われる。
特開2014-216303号公報
今後、LED(Light Emitting Diode)機材の増加に伴って、各スタジオや舞台で共用される照明器具がさらに増加することが予想される。このため、照明器具を効率的に調達する方法の提案が望まれる。
そこで、本開示では、照明器具を効率的に調達することができる管理装置、管理方法及び照明システムを提案する。
実施形態の一例に係る管理装置は、台数情報格納部と、算出部と、判定部と、管理部とを具備する。台数情報格納部は、持ち出し利用が可能な照明器具の台数が記録された台数情報を記憶する。算出部は、少なくとも照明器具の設置位置を含む仕込み情報に基づいて、照明器具の必要台数を算出する。判定部は、台数情報に基づいて、算出部により算出された必要台数に対応する数の照明器具を調達可能か否かを判定する。管理部は、判定部による判定結果に応じて、台数情報を更新する。
図1は、実施形態に係る照明システムの構成の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る照明制御装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 図3は、実施形態に係る第1照明器具情報格納部に記憶される照明器具情報の概要を示す図である。 図4は、実施形態に係る第2照明器具情報格納部に記憶される照明器具情報の概要を示す図である。 図5は、実施形態に係る管理装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 図6は、実施形態に係る台数情報格納部に記憶される台数情報の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る照明器具情報格納部に記憶される照明器具情報の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る故障照明器具情報格納部に記憶される故障照明器具情報の一例を示す図である。 図9は、実施形態に係る台数判定処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図10は、実施形態に係る器具使用情報登録処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図11は、実施形態に係る器具使用情報登録ウィンドウの一例を示す図である。 図12は、実施形態に係る台数情報更新処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図13は、実施形態に係る照明器具情報共有処理の手順の一例を示すシーケンス図である。
以下、図面を参照して、実施形態に係る管理装置、管理方法及び照明システムについて説明する。以下の実施形態において、実質的に同一の機能を有する構成要素には同一の符号を付して重複する説明を省略する場合がある。また、以下の実施形態において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なる数字を付して区別して説明する場合もある。
例えば、照明器具10及び照明器具10、DMXノード20及びDMXノード20、或いは照明制御装置30及び照明制御装置30のように、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成を必要に応じて区別する。なお、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、例えば、照明器具10、DMXノード20並びに照明制御装置30のように、同一符号のみを付して、特に区別することなく説明する。
以下の実施形態で説明する管理装置、管理方法及び照明システムは、一例を示すに過ぎず、実施形態を限定するものではない。また、以下の実施形態は、矛盾しない範囲内で適宜組みあわせてもよい。
以下に説明する実施形態に係る管理装置100は、台数情報格納部121と、算出部131と、判定部132と、管理部133とを具備する。台数情報格納部121は、持ち出し利用が可能な照明器具10の台数が記録された台数情報を記憶する。算出部131は、少なくとも照明器具10の設置位置を含む仕込み情報に基づいて、照明器具10の必要台数を算出する。判定部132は、台数情報に基づいて、算出部131により算出された必要台数に対応する数の照明器具10を調達可能か否かを判定する。管理部133は、判定部132による判定結果に応じて、台数情報を更新する。
また、以下に説明する実施形態に係る管理装置100において、仕込み情報は、事前に設定された照明器具10の設置位置の情報である。
また、以下に説明する実施形態に係る管理装置100は、故障照明器具情報格納部123をさらに具備する。故障照明器具情報格納部123は、故障した照明器具10の情報が記録された故障照明器具情報を記憶する。管理部133は、故障照明器具情報に基づいて台数情報を更新する。
また、以下に説明する実施形態に係る管理装置100は、照明器具情報格納部122をさらに具備する。照明器具情報格納部122は、照明器具10が使用される場所に関する情報と、番組名若しくは演目名と、オペレータに関する情報と、照明器具10に固有の識別情報と、照明器具10の持ち出し利用が行われる日時と、照明器具10の持ち出し利用が行われる日数とを相互に関連付けた照明器具情報を記憶する。管理部133は、照明器具情報に基づいて、台数情報を更新する。
また、以下に説明する実施形態に係る管理装置100において、管理部133は、第1の場所の照明器具情報がアップロードされると、第1の場所とは異なる場所に設置された照明器具10を制御する照明制御装置30に対して、第1の場所の照明器具情報のアップロードがされた旨の通知、並びに第1の場所の照明器具情報をダウンロードするか否かの問合せの通知を送信し、第1の場所とは異なる場所に設置された照明制御装置30からダウンロード要求を受信した場合、第1の場所とは異なる場所に設置された照明器具情報に対して、第1の場所の照明器具情報を送信する。
また、以下に説明する実施形態に係る管理装置100において、管理部133は、照明制御装置30から照明器具情報の更新が行われたか否かの問合せを受信した場合、当該問合せの受信前に照明器具情報の更新が行われていることを条件として、照明器具情報の更新が行われた旨の通知、並びに照明器具情報をダウンロードするか否かの問合せの通知を照明制御装置30に送信し、照明制御装置30からダウンロード要求を受信した場合、照明器具情報を照明制御装置30に送信する。
また、以下に説明する実施形態に係る管理方法は、少なくとも照明器具10の設置位置を含む仕込み情報に基づいて、照明器具10の必要台数を算出するステップと、持ち出し利用が可能な照明器具10の台数が記録された台数情報に基づいて、必要台数に対応する照明器具10を調達可能か否かを判定するステップと、必要台数に対応する照明器具10を調達可能か否かの判定結果に応じて台数情報を更新するステップとを含む。
また、以下に説明する実施形態に係る照明システム1は、上記に記載の管理装置100と、複数の照明器具10(10~10、1011~1019)と、照明制御装置30とを具備する。
[照明システム1の構成]
図1を用いて、実施形態に係る照明システム1の構成の一例を説明する。図1は、実施形態に係る照明システムの構成の一例を示す図である。以下では、テレビ局などに設けられた複数のスタジオ(スタジオX及びスタジオY)に設置される照明器具10を含む照明システムを例示する。
また、以下では、照明システム1が、DMXを拡張したRDM規格に沿って双方向通信が可能なシステムである場合を例示するが、特にこれに限定される必要はない。例えば、照明システム1が、ESTAがDMXに変わるイーサネット(登録商標)用の規格として規定したACN(Architecture for Control Networks)やsACN(streamingACN)を用いて双方向可能なシステムであってもよい。
図1に示すように、照明システム1は、複数の照明器具10と、複数のDMXノード20と、複数の照明制御装置30と、管理装置100とを備える。照明器具10~10と、DMXノード20~20と、照明制御装置30とは、それぞれスタジオXに設置される。照明器具1011~1019と、DMXノード20~20と、照明制御装置30とは、それぞれスタジオYに設置される。なお、照明システム1の構成は一例であり、図1に示す数とは異なる任意の数の照明器具10や、図1に示す数とは異なる任意の数のDMXノード20を有していてもよい。
図1に示す照明システム1において、DMXノード20と照明制御装置30とは、例えばイーサネット(登録商標)やLAN(Local Area Network)などの所定のネットワークにより通信可能に接続される。また、照明器具10とDMXノード20とは、DMXを拡張したRDMといった双方向通信が可能な規格により接続されている。
照明器具10は、例えばLED(Light Emitting Diodes)などの半導体発光素子を光源とする照明器具であり、例えば、スポットライト、ホリゾントライト、フラッドライトなどといった照明器具である。また、照明器具10は、照明制御装置30からの制御に従って、照明する光の照度、色彩、照明範囲などを変化させる調光処理を行うことで、スタジオや舞台などの照明演出を行う。また、照明器具10は、DMXノード20からRDM規格に沿った制御信号を受信すると、受信した制御信号が示す制御アドレスが自装置の制御アドレスであるか否かを判定し、自装置の制御アドレスである場合は、受信した制御信号に従って、調光処理を実行する。なお、照明器具10には、各種系統電源から電力が供給されており、供給された電力を用いて、半導体発光素子の点灯等を行うものとする。
照明器具10には、複数の制御アドレスが付与される場合がある。例えば、赤色、青色、および緑色の各色と、照度とをそれぞれ個別に設定可能である場合、照明器具10には、各色および照度に一つずつの計4つの制御アドレスが付与され、各制御アドレスを介して、各色および照度をそれぞれ個別に制御することができる。
照明器具10は、スタジオXおよびスタジオYのそれぞれに予め付帯設備として設けられたバトンなどに設置される。バトンは、スタジオや舞台等の任意の空間に設けられる懸架器具であり、スタジオや舞台の天井等から照明器具10を吊り下げることができる。照明器具10は、バトンではなく、例えば、スタジオの床等、任意の位置に設置することもできる。
DMXノード20は、照明器具10と照明制御装置30との間の通信を中継する中継装置である。例えば、DMXノード20は、図示しない通信制御部と、複数のポートを有する。通信制御部は、照明制御装置30との間で情報の送受信を行う通信装置であり、例えば、NIC(Network Interface Card)などの通信装置によって実現される。また、複数のポートは、それぞれを識別するためのポート番号が付与されたポートであり、例えば、RDM規格に従って照明器具10と信号を送受信するためのコネクタである。DMXノード20は、照明制御装置30からの指示に応じて、ポートに接続された照明器具10の各種の情報を収集する。DMXノード20は、収集した各種の情報に対し、自装置の識別子とそのポートの識別子とを対応付けた情報を生成し、生成した情報を照明制御装置30に返送する。
照明制御装置30は、オペレータからの操作に従って、各照明器具を制御する制御装置であり、例えば、操作卓と呼ばれる装置である。例えば、照明制御装置30は、複数のフェーダを有し、フェーダの操作に従って、対応する照明器具10の照度や色彩を制御する制御情報をDMXノード20へ送信する。
〔照明システム1における制御〕
以下、照明システム1における照明器具の制御について説明する。例えば、照明制御装置30は、各フェーダに対して、各照明器具10に対して予め設定された制御アドレスを対応付けて記憶する。そして、照明制御装置30は、あるフェーダの操作が行われた場合は、操作対象となるフェーダに対して設定されていた制御アドレスと、操作後のフェーダが示す調光強度とを示す制御情報をDMXノード20に送信する。
一方、DMXノード20(通信制御部)は、各ポートに対し、各ポートと接続された照明器具10に対して付与された制御アドレスを対応付けて保持している。そして、DMXノード20は、制御情報に含まれる制御アドレスがいずれかのポートと対応付けて保持されている場合は、制御アドレスと対応付けられていたポートから、制御情報が示す制御アドレスと調光強度を示すDMX信号を出力する。これに対して、照明器具10は、例えば、DMX信号が示す制御アドレスと調光強度とに従って、各色の光の調光強度や照度等を制御する。
また、照明器具10と照明制御装置30とは、RDM規格に沿った通信を介することで、双方向通信を実現できる。例えば、照明器具10は、照明器具10に関する各種の情報(以下、「詳細情報」と記載する。)が登録された図示しないメモリを有する。かかるメモリに登録される詳細情報には、照明器具10の識別子であるUID(Unique Identifier)、制御可能な色彩等といった制御対象を示す情報、使用する制御アドレスの数、出力、製造会社名や機器の型番、重量などの情報が含まれる。また、かかる詳細情報には、制御対象に対して付与された制御アドレス、ユニバース、特殊コード、点灯時間、通電時間、パーソナリティー設定などといった情報が含まれてもよい。
〔照明制御装置〕
図2は、実施形態に係る照明制御装置の機能構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、照明制御装置30は、通信部31と、表示部32と、操作部33と、記憶部34と、制御部35とを備える。
通信部31は、例えば、NIC(Network Interface Card)等の所定の通信回路などにより実装され、イーサネットやLANなどの通信ネットワークを介して、DMXノード20や管理装置100との間でデータ通信を行う。
表示部32は、例えば、液晶モニタやタッチパネルなどにより実装され、各照明器具10の設置位置などの任意の情報を表示できる。表示部32は、例えば、他方のスタジオから管理装置100に対して照明器具情報のアップロードが行われた旨の通知、並びかかる照明器具情報をダウンロードするか否かの問合せの通知などを表示する。
操作部33は、例えば、フェーダやボタンなどといった入力装置により実装され、オペレータからの操作を受け付ける。なお、操作部33は、サブマスタフェーダ、シーンボタン、エフェクトボタンなど、1つ以上の照明器具10に対する所定の操作を行うための入力装置により実装されてもよい。
記憶部34は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置によって実装される。記憶部34は、第1照明器具情報格納部34aおよび第2照明器具情報格納部34bを備える。
第1照明器具情報格納部34aは、自スタジオ(例えば、スタジオX)に設置されている各照明器具10の照明器具情報を記憶する。図3は、実施形態に係る第1照明器具情報格納部に記憶される照明器具情報の概要を示す図である。
図3に示すように、第1照明器具情報格納部34aに記憶される照明器具情報は複数の項目を有する。すなわち、図3に示す照明器具情報は、「ID」、「会社名」、「オペレータ」、「型番」、「ポート番号」、「UID」、「DMXアドレス」、「動作モード」、「点灯時間」、「メモ」などの項目を有し、かかる各項目が互いに対応付けられている。
「ID」の項目には、スタジオ内に設置される照明器具10に対して個別に割り振られる固有の番号が記憶される。「会社名」の項目には、照明器具10の製造会社名が記憶される。「オペレータ」の項目には、オペレータに固有のオペレータ名が記憶される。「メモ」の項目には、照明器具10の設置位置、使用予定、不具合などオペレータにより書き換え可能な情報が記憶される。これらの「ID」、「会社名」、「オペレータ」、並びに「メモ」の各項目に係る情報は、例えば、オペレータにより登録される。
「型番」の項目には、照明器具10の製造会社によって定められた照明器具10の型番が記憶される。型番の情報には、例えば、照明器具10の種類ごとに固有の情報が割り振られる。「ポート番号」の項目には、照明器具10が接続されているDMXノード20のポートに対して個別に割り振られている固有の番号が記憶される。「UID」の項目には、DMX規格で用いられる照明器具10のそれぞれに付与される各照明器具10に固有の番号が記憶される。UIDは12桁の16進数の情報で構成される。「DMXアドレス」の項目には、DMXのデータリンク上におけるアドレス、すなわち、照明制御装置30が各照明器具10を制御する際に用いる制御アドレスが記憶される。「動作モード」の項目には、照明器具10の動作モードに関する情報が記憶される。「点灯時間」の項目には、照明器具10の点灯時間が記憶される。これらの「型番」、「ポート番号」、「UID」、「動作モード」、「点灯時間」などの各項目に係る情報は、例えば、RDM規格に沿った双方向通信により各照明器具10から取得される。
第2照明器具情報格納部34bは、他のスタジオ(例えば、スタジオY)に設置されている各照明器具10の照明器具情報を記憶する。図4は、実施形態に係る第2照明器具情報格納部に記憶される照明器具情報の概要を示す図である。
図4に示すように、第2照明器具情報格納部34bに記憶される照明器具情報は、第1照明器具情報格納部34aに記憶される照明器具情報と同様の複数の項目を有する。すなわち、図4に示す照明器具情報は、「ID」、「会社名」、「オペレータ」、「型番」、「ポート番号」、「UID」、「DMXアドレス」、「動作モード」、「点灯時間」、「メモ」などの項目を有し、かかる各項目が互いに対応付けられている。
図3に示す第1照明器具情報格納部34aに記憶される照明器具情報、並びに図4に示す第2照明器具情報格納部34bに記憶される照明器具情報は、一例を示すものであり、図3及び図4に示す例に限定される必要はない。第1照明器具情報格納部34a並びに第2照明器具情報格納部34bは、図3及び図4の項目に示す情報の他、例えば、照明器具10の通電時間や、照明器具10の照度や色彩、照明範囲などの調光を制御する調光制御データを対応付けて記憶してもよい。すなわち、第1照明器具情報格納部34a及び第2照明器具情報格納部34bのそれぞれに、オペレータなどが必要と認めるすべての情報が記憶されてよい。
制御部35は、照明制御装置30の各部を制御するコントローラである。例えば、制御部35は、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等のプロセッサにより実装されてもよい。あるいは、制御部35は、FPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の集積回路により実装されてもよい。
制御部35は、照明制御装置30内の各種メモリを記憶領域として利用し、処理手順などを規定したプログラム及び所要データを用いて、種々の処理を実行する。制御部35は、収集部35aおよび取得部35bを備える。
収集部35aは、照明制御装置30からの指示に従い、DMXノード20を介して、「型番」、「ポート番号」、「UID」、「DMXアドレス」、「動作モード」、「点灯時間」などの照明器具情報を各照明器具10から収集する。収集部35aは、オペレータなどにより設定される所定のタイミングで照明器具情報の収集を実行できる。収集部35aは、収集した照明器具情報を第1照明器具情報格納部34aに格納する。収集部35aは、第1照明器具情報格納部34aに「UID」が同一の照明器具情報が存在する場合、収集した照明器具情報を上書き更新する。収集部35aは、第1照明器具情報格納部34aに記憶された照明器具情報を適宜取得し、取得した照明器具情報を管理装置100にアップロードする。
また、収集部35aは、照明器具情報を管理装置100にアップロードする際、第1照明器具情報格納部34aに記憶される照明器具情報の全ての項目に係る情報を選択してもよいし、照明器具情報の全ての項目の中からいくつかの項目の情報を選択してもよい。選択する項目の種類は、予めオペレータにより設定されてよい。
取得部35bは、他のスタジオの照明器具情報をダウンロードし、ダウンロードした他のスタジオの照明器具情報を第2照明器具情報格納部34bに格納する。例えば、取得部35bは、一方のスタジオから照明器具情報のアップロードが行われた旨の通知を管理装置100から受信すると、かかる通知、並びに他方のスタジオの照明器具情報をダウンロードするか否かの問合せの通知を表示部32に表示する。取得部35bは、操作部33を介して、オペレータからダウンロードの指示が受け付けると、管理装置100に対して照明器具情報の取得要求を送信し、他のスタジオの照明器具情報をダウンロードする。
〔管理装置〕
図5は、実施形態に係る管理装置の機能構成の一例を示すブロック図である。図5に示すように、管理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを備える。
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実装され、イーサネットやLANなどの通信ネットワークを介して、照明制御装置30との間でデータ通信を行う。通信部110は、例えば、必要台数分の照明器具10を調達可能かどうかの判定結果の情報を照明制御装置30に送信する。また、通信部110は、他方のスタジオから照明器具情報のアップロードが行われた旨の通知、並びかかる照明器具情報をダウンロードするか否かの問合せの通知を送信する。
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置によって実装される。図5に示すように、記憶部120は、台数情報格納部121と、照明器具情報格納部122と、故障照明器具情報格納部123とを備える。
台数情報格納部121は、照明器具10などの備品が保管されている備品倉庫等から持ち出し利用が可能な照明器具10の台数が記録された台数情報を記憶する。図6は、実施形態に係る台数情報格納部に記憶される台数情報の一例を示す図である。図6に示すように、台数情報格納部121に記憶される台数情報は、「会社名」、「型番」、及び「在庫数」の各項目を備え、これらの項目が互いに対応付けられている。「会社名」の項目には、照明器具10の製造会社名が記憶される。「型番」の項目には、照明器具10の製造会社によって定められた照明器具10の型番が記憶される。「在庫数」の項目には、備品倉庫等に現在保管されている照明器具10の台数が記憶される。「在庫数」の項目に記憶された台数が、現在の持ち出し利用が可能な照明器具10の台数となる。なお、図6に示す台数情報は、一例であり、図6に示す項目以外の他の項目の情報がさらに記憶されていてもよい。
照明器具情報格納部122は、スタジオXおよびスタジオYにおいて現在利用されている照明器具10の照明器具情報が記憶される。図7は、実施形態に係る照明器具情報格納部に記憶される照明器具情報の一例を示す図である。
図7に示す照明器具情報格納部122に記憶される照明器具情報は、複数の項目を有する。すなわち、図7に示す照明器具情報は、「ID」、「会社名」、「オペレータ」、「番組」、「型番」、「ポート番号」、「UID」、「DMXアドレス」、「動作モード」、「点灯時間」、「利用日時」、「利用日数」、「メモ」などの項目を有する。かかる照明器具情報が有するこれらの項目は、互いに対応付けられている。
図7に示す照明器具情報が有する「ID」、「会社名」、「オペレータ」、「ポート番号」、「UID」、「DMXアドレス」、「動作モード」、「点灯時間」、「メモ」の各項目に記憶される情報は、図3や図4に示す各項目に記憶される情報と同様である。「ポート番号」、「UID」、「DMXアドレス」、「動作モード」、「点灯時間」などに記憶される情報は、照明器具10の利用開始後に、照明制御装置30から適宜アップロードされ、照明器具情報格納部122に格納される。照明器具情報格納部122に、それぞれのスタジオX及びスタジオYに設置された照明器具10の照明器具情報が記憶されることにより、それぞれのスタジオX及びスタジオYに設置された照明器具10の照明器具情報が管理装置100において一元管理される。
「番組」の項目には、収録が行われる番組名の情報が記憶される。「利用日時」の項目には、対応する照明器具10が利用される日時の情報が記憶される。「利用日数」の項目には、対応する照明器具10が利用される日数の情報が記憶される。「番組」、「利用日時」、「利用日数」の各項目に記憶される情報は、オペレータにより登録される。例えば、図7に示す照明器具情報によれば、Xスタジオにおける番組「○○○スペシャル」の収録で、「ID」:「NX1」の照明器具10が、2019年7月1日から2019年7月16日までの15日間利用されることが示されている。
図7に示す照明器具情報は、一例であり、図7に示す例には特に限定される必要はない。図7に例示する全ての項目に係る情報が記憶されていなくてもよいし、図7に例示する項目以外の他の項目に係る情報が記憶されていてもよい。
故障照明器具情報格納部123は、故障した照明器具10の情報が記録された故障照明器具情報を記憶する。図8は、実施形態に係る故障照明器具情報格納部に記憶される故障照明器具情報の一例を示す図である。
図8に示す故障照明器具情報は、「ID」、「会社名」、「型番」、「メモ」の項目を有し、これらの項目が互いに対応付けられている。「ID」、「会社名」、「型番」の各項目に記憶される情報は、図3や図4、図7に示す各項目に記憶される情報と同様である。「メモ」の項目には、対応する照明器具10の現在の状態を示す情報が記憶されている。「メモ」の項目に記憶される情報は、オペレータにより登録される。
制御部130は、管理装置100の各部を制御するコントローラである。例えば、制御部130は、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等のプロセッサにより実装されてもよい。あるいは、制御部130は、FPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の集積回路により実装されてもよい。
制御部130は、管理装置100内の各種メモリを記憶領域として利用し、処理手順などを規定したプログラム及び所要データを用いて、種々の処理を実行する。図5に示すように、制御部130は、算出部131と、判定部132と、管理部133とを備える。
算出部131は、少なくとも照明器具10の設置位置を含む仕込み情報に基づいて、照明器具10の必要台数を算出する。仕込み情報は、どのバトンのどの位置にどの型番の照明器具10を設置するかを予め図面に起こした仕込み図(つり込み図)の情報である。仕込み情報は、オペレータなどにより予め準備されてもよいし、作成ツールなどにより自動で生成されてもよい。なお、仕込み情報は、仕込み図(つり込み図)における照明器具10の型番及び設置位置などを数値又は記号などに変換した変換情報であってもよい。
算出部131は、例えば、照明制御装置30からスタジオXの仕込み情報を受信し、受信したスタジオXの仕込み情報に基づいて、スタジオXにおける照明器具10の必要台数を算出できる。具体的には、算出部131は、仕込み情報が図面であれば、例えば、スタジオXの仕込み情報を画像として取り込む。そして、算出部131は、取り込んだ画像の認識処理を実行し、認識結果から各照明器具10の型番及び設置位置をそれぞれ特定することにより、スタジオXにおける照明器具10の必要台数を型番ごとに算出する。
また、算出部131は、仕込み情報が上述した変換情報であれば、変換情報を取り込むことにより、スタジオXにおける照明器具10の必要台数を型番ごとに算出できる。
判定部132は、台数情報格納部121に記憶されている台数情報に基づいて、算出部131より算出された必要台数に対応する数の照明器具10を調達可能か否かを判定する。具体的には、判定部132は、台数情報を参照して、算出部131により型番ごとに算出された必要台数以上の在庫が存在するか否かを判定する。判定部132は、判定の結果、算出部131により型番ごとに算出された必要台数以上の在庫が存在する場合には、必要台数に対応する数の照明器具10を調達できると判断する。一方、判定部132は、判定の結果、算出部131により型番ごとに算出された必要台数以上の在庫が存在しない場合、すなわち在庫が必要台数に満たない場合には、必要台数に対応する数の照明器具10を調達できないと判断する。すなわち、オペレータは、仕込み情報を管理装置100に入力することにより、必要台数分の照明器具10を確保可能であるかどうかを予め確認できる。
管理部133は、判定部132による判定結果に応じて、台数情報格納部121に記憶されている台数情報を更新する。具体的には、管理部133は、判定部132により必要台数に対応する数の照明器具10を調達できると判定された場合、対応する型番の照明器具10の在庫数から必要台数に対応する数を減算することにより台数情報を更新する。これにより、管理部133は、仕込み情報に基づいて必要台数分の照明器具10を予め確保する。一方、管理部133は、判定部132により必要台数に対応する数の照明器具10を調達できないと判定された場合、台数情報を更新しない。
また、管理部133は、判定部132による判定結果を通信部110に出力する。管理部133は、判定部132による判定結果に応じて、例えば、必要台数に対応する数の照明器具10を調達できる旨の判定結果、又は必要台数に対応する数の照明器具10を調達できない旨の判定結果を通信部110に出力できる。
また、管理部133は、オペレータからの要求に応じて、器具使用情報登録ウィンドウを提供し、オペレータから器具使用情報の登録を受け付けて、照明器具情報格納部122に記憶されている照明器具情報に登録する。管理部133は、オペレータから、器具使用情報として、例えば、オペレータ名、器具型番、台数、設置場所、利用日時などの各項目の情報の登録を受け付ける。
また、管理部133は、故障照明器具情報に基づいて台数情報を更新する。具体的には、管理部133は、故障照明器具情報格納部123に故障照明器具情報の新規登録があったか否かを判定する。管理部133は、故障照明器具情報格納部123に故障照明器具情報の新規登録があった場合、新規登録された故障器具情報の型番に一致する照明器具10の在庫数を減算して、台数情報格納部121に記憶されている台数情報を更新する。
また、管理部133は、照明器具情報格納部122に記憶されている照明器具情報に基づいて、台数情報格納部121に記憶されている台数情報を更新する。具体的には、管理部133は、毎日、例えば日付が切り替わる直前の所定のタイミング(日付が切り替わる数分前)で、照明器具情報の中の利用日時の項目に記憶された情報を確認する。管理部133は、本日で利用が終了する照明器具10が存在する場合、本日で利用を終了する照明器具10の台数を型番ごとに集計する。管理部133は、型番ごとに集計した台数に対応する数を加算して台数情報格納部121に記憶されている台数情報を更新する。なお、管理部133は、日付が切り替わるタイミングで、照明器具情報格納部122に記憶されている照明器具情報の中から、本日で利用が終了する照明器具10の照明器具情報(レコード)を利用履歴としてそのまま残してもよいし、削除してもよい。
また、管理部133は、照明制御装置30からアップロードされた照明器具情報を受信すると、アップロードされた照明器具情報を照明器具情報格納部122に格納する。管理部133は、照明器具情報を格納する際、同一のUIDが記録された照明器具情報がすでに格納されている場合、対応する照明器具情報を上書き更新する。また、管理部133は、照明制御装置30から第1の場所の照明器具情報がアップロードされると、通信部110を介して、第1の場所以外の他の場所に設置された照明制御装置30に対し、照明器具情報がアップロードされた旨の通知、並びに照明器具情報をダウンロードするか否かの問合せの通知を送信する。管理部133は、照明制御装置30からのダウンロード要求に応じて照明器具情報を送信する。例えば、管理部133は、スタジオXに設置された照明制御装置30から照明器具情報がアップロードされると、スタジオYに設置された照明制御装置30に対し、スタジオXから照明器具情報のアップロードが行われた旨の通知、並びにスタジオXの照明器具情報をダウンロードするか否かの問合せの通知を送信する。そして、管理部133は、照明制御装置30からダウンロード要求を受信すると、照明制御装置30に対し、照明制御装置30からアップロードされた照明器具情報を送信する。
[照明システムによる処理の手順]
図9~図13を用いて、実施形態に係る管理装置100を含む照明システム1における処理の手順の一例を説明する。
〔台数判定処理〕
図9は、実施形態に係る台数判定処理の手順の一例を示すフローチャートである。図9に示す処理は、管理装置100の制御部130が備える各部により実行される。
図9に示す例において、算出部131は、仕込み情報に基づいて、照明器具10の必要台数を算出する(ステップS101)。具体的には、算出部131は、例えば、スタジオXの仕込み情報を画像として取り込む。そして、算出部131は、取り込んだ画像から各照明器具10の型番及び設置位置をそれぞれ特定することにより、スタジオXにおける照明器具10の必要台数を型番ごとに算出する。
判定部132は、台数情報格納部121に記憶されている台数情報に基づいて、算出部131より算出された必要台数に対応する数の照明器具10を調達可能か否かを判定する(ステップS102)。具体的には、判定部132は、台数情報を参照して、算出部131により型番ごとに算出された必要台数以上の在庫が存在するか否かを判定する。判定部132は、判定の結果、算出部131により型番ごとに算出された必要台数以上の在庫が存在する場合には、必要台数に対応する数の照明器具10を調達できると判断する。一方、判定部132は、判定の結果、算出部131により型番ごとに算出された必要台数以上の在庫が存在しない場合、すなわち在庫が必要台数に満たない場合には、必要台数に対応する数の照明器具10を調達できないと判断する。
管理部133は、判定部132により、必要台数に対応する数の照明器具10を調達可能であると判定された場合(ステップS102;Yes)、台数情報格納部121に記憶されている台数情報を更新する(ステップS103)。具体的には、管理部133は、対応する型番の照明器具10の在庫数から必要台数に対応する数を減算することにより台数情報を更新する。
そして、管理部133は、照明器具10を調達可能である旨の判定結果を出力して(ステップS104)、図9に示す処理を終了する。
上記ステップS102において、判定部132により、必要台数に対応する数の照明器具10を調達できないと判定された場合(ステップS102;No)、管理部133は、照明器具10を調達できない旨の判定結果を出力して(ステップS105)、図9に示す処理を終了する。
上述してきたように、台数判定処理によれば、仕込み情報に基づいて照明器具10の必要台数が算出され、必要台数に対応する数の照明器具10を調達可能か否かが判定され、判定結果に応じて、台数情報が更新される。このため、管理装置100は、オペレータ等により準備された仕込み情報を取り込むことによって、必要台数分の照明器具10を調達可能かどうかの情報をオペレータに迅速に提供できる。また、管理装置100は、必要台数分の照明器具10を調達可能である場合、必要台数に対応する数の照明器具10の在庫数から減算することで、必要台数分の照明器具10を確保するとともに、在庫数を最新の状態で管理できる。
また、実施形態に係る管理装置100は、オペレータ等により準備された仕込み情報を取り込むことによって、必要台数分の照明器具10を調達可能かどうかの情報をオペレータに提供する。このため、照明器具10が、照明器具10がRDM対応であるか否かに関係なく、ハロゲン照明器具等のRDM非対応の照明器具についても、必要台数分を調達可能かどうかの情報をオペレータに迅速に提供できる。
〔器具使用情報登録処理〕
図10は、実施形態に係る器具使用情報登録処理の手順の一例を示すフローチャートである。図10に示す処理は、例えば、管理装置100の制御部130が備える管理部133により実行される。
管理部133は、オペレータからの要求に応じて、図11に例示する器具使用情報登録ウィンドウW1を提供する(ステップS201)。
図11は、実施形態に係る器具使用情報登録ウィンドウの一例を示す図である。図11に示すように、器具使用情報登録ウィンドウW1は、オペレータ名、器具型番、台数、設置場所、利用日時などの各項目の情報の登録を受け付ける入力領域を備える。管理部133は、器具使用情報登録ウィンドウW1を介して、オペレータ名、器具型番、台数、設置場所、利用日時などの登録情報を取得する(ステップS202)。なお、台数情報格納部121で管理される照明器具10の在庫数が日ごとに最新の状態に更新されるものである場合、利用日時の入力領域には明日以降の日付が入力されるように構成される。
管理部133は、器具使用情報登録ウィンドウW1を介して取得した登録情報を照明器具情報格納部122に格納して(ステップS203)、図10に示す処理を終了する。
〔台数情報更新処理〕
図12は、実施形態に係る台数情報更新処理の手順の一例を示すフローチャートである。図12に示す処理は、例えば、管理装置100の制御部130が備える管理部133により実行される。
図12に示す例において、管理部133は、照明器具情報格納部122に記憶されている照明器具情報の確認を実施するか否かを判定する(ステップS301)。管理部133は、例えば、日付が切り替わる数分前などの所定のタイミングで、照明器具情報の確認を実施できる。
管理部133は、照明器具情報の確認を実施しないと判定した場合(ステップS301;No)、ステップS301の判定を繰り返し実行する。
管理部133は、照明器具情報の確認を実施すると判定した場合(ステップS301;Yes)、照明器具情報の利用日時の項目に記憶されている情報を確認して、本日で利用を終了する照明器具10が存在するか否かを判定する(ステップS302)。
管理部133は、本日で利用を終了する照明器具10が存在すると判定した場合(ステップS302;Yes)、台数情報格納部121に記憶されている台数情報を更新して(ステップS303)、図12に示す処理を終了する。具体的には、管理部133は、型番ごとに、利用を終了する照明器具10の台数を集計する。そして、管理部133は、台数情報のうち対応する型番の在庫数に、集計した台数に対応する数を加算することにより台数情報を更新する。
一方、管理部133は、本日で利用を終了する照明器具10が存在しないと判定した場合(ステップS302;No)、故障照明器具情報の新規登録があったか否かを判定する(ステップS304)。
管理部133は、故障照明器具情報の新規登録があったと判定した場合(ステップS304;Yes)、上記ステップS303の手順に移り、台数情報格納部121に記憶されている台数情報を更新し、図12に示す処理を終了する。具体的には、管理部133は、新規登録された故障器具情報の型番に一致する照明器具10の在庫数を減算して台数情報を更新する。
なお、図12に示すステップS302の判定、並びに図13に示すステップS304の判定は、どちらを先に実行してもよい。
上述してきたように、台数情報更新処理によれば、照明器具情報に記録された使用予定(利用日時など)に基づいて、台数情報に記録された在庫数が更新される。このため、管理装置100は、台数情報に記録された在庫数を日ごとに最新の状態で管理できる。
〔照明器具情報共有処理〕
図13は、実施形態に係る照明器具情報共有処理の手順の一例を示すシーケンス図である。図13に示す処理は、照明制御装置30から管理装置100に照明器具情報がアップロードされた場合の処理の一例を示すものである。図13に示す処理は、照明器具10と照明制御装置30とは、RDM規格に沿った双方向通信を実施可能な照明器具10と照明制御装置30との間で実現される。
照明制御装置30は、照明器具情報を取得し(ステップS401)、取得した照明器具情報を管理装置100にアップロードする(ステップS402)。
管理装置100は、照明制御装置30からアップロードされた照明器具情報を受信し、受信した照明器具情報を照明器具情報格納部122に格納する(ステップS403)。管理装置100は、照明器具情報を格納する際、同一のUIDが記録された照明器具情報がすでに格納されている場合、対応する照明器具情報を上書き更新する。
続いて、管理装置100は、照明制御装置30から照明器具情報がアップロードされた旨の通知、並びに照明器具情報をダウンロードするか否かの問合せの通知を照明制御装置30に送信する(ステップS404)。
照明制御装置30は、管理装置100から、照明器具情報がアップロードされた旨の通知、並びに照明器具情報をダウンロードするか否かの問合せの通知を受信すると、かかる各通知を表示して、オペレータに報知する(ステップS405)。
照明制御装置30は、オペレータからの要求に応じて、管理装置100に対し、照明器具情報のダウンロード要求を管理装置100に送信する(ステップS406)。
管理装置100は、照明制御装置30からダウンロード要求を受信すると、照明制御装置30の照明器具情報を照明制御装置30に送信する(ステップS407)。
照明制御装置30は、管理装置100から照明制御装置30の照明器具情報を受信すると、受信した照明制御装置30の照明器具情報を第1照明器具情報格納部34aに格納する(ステップS408)。照明制御装置30は、照明器具情報を格納する際、同一のUIDが記録された照明器具情報がすでに格納されている場合、対応する照明器具情報を上書き更新する。
図13に示す例では、照明制御装置30から管理装置100に照明器具情報がアップロードされた場合の処理の一例を示すものであるが、照明制御装置30から管理装置100に照明器具情報がアップロードされた場合にも同様の処理が実行される。また、照明器具10と管理装置100とが直接データ通信可能に接続される場合、照明器具10から管理装置100に対して直接アップロードされてもよい。
上述してきたように、照明器具情報共有処理によれば、異なる場所(スタジオXやスタジオY)に設置された照明器具10の照明器具情報を共有できる。このため、照明器具10が設置される異なる場所のそれぞれで、照明制御装置30を操作するオペレータ等が、全ての照明器具10の照明器具情報をモニタできる。また、照明制御装置30が備える機能のうち、照明器具10の情報をモニタする機能を有する情報処理装置があれば、オペレータは、場所を選ばずに、照明器具10の情報をモニタできる。また、照明器具10の照明器具情報に含まれる照明器具10の使用予定(例えば、利用日時の情報など)や不具合(メモに記録された故障情報)なども共有できる。また、オペレータは、全ての場所に設置されている照明器具10の追加や削除、照明器具10が使用されている場所(スタジオや劇場など)を把握できる。また、照明器具10の照明器具情報が管理装置100に一元管理されるので、照明器具10の通電時間や点灯時間などの集計も容易となる。
[台数情報更新処理の変形例]
図12に示す台数情報更新処理において、例えば、照明器具情報格納部122で管理される照明器具情報に基づいて、本日で使用を終了する照明器具10の在庫数を増やすように台数情報格納部121で管理される照明器具10の在庫数を更新する例を説明した。しかしながら、この例には特に限定される必要はなく、管理装置100は、照明制御装置30から使用が終了した照明器具10の情報を取得し、できるだけリアルタイムに照明器具10の在庫数を更新するようにしてもよい。また、照明器具10が返却される備品倉庫等にRFID(Radio Frequency Identification)のシステムを導入しておき、管理装置100は、備品倉庫等に導入されたシステムからのアップロードされる情報に基づいて、照明器具10の在庫数を更新してもよい。この場合、備品倉庫等に導入されたシステムは、備品倉庫等に返却される照明器具10に備えらえたRFタグの情報を読み取って集計し、管理装置100にアップロードする。管理装置100は、備品倉庫等のシステムからアップロードされた情報に基づいて、台数情報格納部121に格納された台数情報を最新の状態に更新する。このようにすることで、使用可能な照明器具10の在庫数として、より正確なデータを管理できる。
〔照明器具情報共有処理の変形例〕
図13に例示する照明器具情報共有処理において、例えば、照明制御装置30が稼働停止中であった場合、照明制御装置30に電源が投入された際に、照明制御装置30から管理装置100に対し、照明器具情報の更新が行われたか否かの問合せを行ってもよい。すなわち、照明制御装置30が稼働中であれば、照明器具情報がアップロードされた旨の通知が管理装置100から受信されるはずであるので、照明制御装置30は、稼働停止中に照明器具情報の更新が行われたか否かの問合せを行う。
管理装置100は、照明制御装置30から照明器具情報の更新が行われたか否かの問合せを受信した場合、当該問合せの受信前に照明器具情報の更新が行われていることを条件として、照明器具情報の更新が行われた旨の通知、並びに照明器具情報をダウンロードするか否かの問合せの通知を照明制御装置30に送信する。すなわち、管理装置100は、照明制御装置30の稼働停止中に照明器具情報の更新が行われていた場合、照明制御装置30からの問合せに応じて、照明器具情報の更新が行われた旨の通知、並びに照明器具情報をダウンロードするか否かの問合せの通知を送信する。
一方、照明制御装置30は、管理装置100から照明器具情報の更新が行われた旨の通知、並びに照明器具情報をダウンロードするか否かの問合せの通知を受信すると、かかる各通知を表示して、オペレータに報知する。そして、照明制御装置30は、オペレータからダウンロードの指示を受け付けると、照明器具情報のダウンロード要求を管理装置100に送信する。
管理装置100は、照明制御装置30からダウンロード要求を受信した場合、最新の照明器具情報を照明制御装置30に送信する。
[照明器具の使用状況に基づく提案]
管理装置100は、一元管理する照明器具10の照明器具情報(点灯時間など)をオペレータに視認可能なグラフなどに変換して、オペレータに提供できる。また、管理装置100は、照明器具情報に基づいて、照明器具10の使用方法に関し、オペレータに種々の提案を行ってもよい。例えば、管理装置100は、照明器具情報に含まれる点灯時間を定期的に集計して、点灯時間がしきい値を超える照明器具10を特定し、点灯時間がしきい値を超えている照明器具10と、点灯時間がしきい値を超えていない同種(型番が同一)の照明器具10との入れ替えをオペレータに提案してもよい。また、管理装置100は、部品の交換が必要な照明器具10がある場合、互換性のある同種の照明器具10を列挙したリストなどをオペレータに提供してもよい。
〔RDM非対応の照明器具の制御〕
また、照明制御装置30は、ハロゲン照明器具のようなRDM非対応の照明器具10に対して供給する電力を制御する調光器盤等を介して、RDM非対応の照明器具10の調光等を制御することもできる。照明制御装置30は、RDM非対応の照明器具10が接続される調光器盤のコネクタと予め対応付けられた制御アドレスを用いて、RDM非対応の照明器具10を制御できる。例えば、調光器盤は、ハロゲン照明器具のようなRDM非対応の照明器具10のコネクタに対して予め対応付けられた制御アドレスを保持しておく。そして、調光器盤は、照明制御装置30から受信した制御情報に含まれる制御アドレスがいずれかのコネクタと対応付けて保持されている場合は、受信した制御情報が示す調光強度でRDM非対応の照明器具10を点灯させるためのPWM信号を生成する。調光器盤は、生成したPWM信号を、制御アドレスが示すコネクタから出力する。このようにして、調光器盤は、制御アドレスを用いたRDM非対応の照明器具10の制御を実現できる。
[その他]
上述した実施形態において、複数の照明制御装置30のうちのいずれかが、管理装置100としての機能を備え、管理装置100として運用されてもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。また、この実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものでは無く、また他の効果があってもよい。
1 照明システム
10 照明器具
20 DMXノード
30 照明制御装置
100 管理装置
110 通信部
120 記憶部
121 台数情報格納部
122 照明器具情報格納部
123 故障照明器具情報格納部
130 制御部
131 算出部
132 判定部
133 管理部

Claims (8)

  1. 複数のスタジオへの持出および返却される照明器具を管理する管理装置であって、
    返却予定の照明器具情報を含む持ち出し利用が可能な照明器具の台数が記録された台数情報を記憶する台数情報格納部と;
    少なくとも照明器具の設置位置を含む仕込み情報に基づいて、前記照明器具の必要台数を算出する算出部と;
    前記台数情報に基づいて、前記算出部により算出された必要台数に対応する数の前記照明器具を調達可能か否かを判定する判定部と;
    前記判定部による判定結果に応じて、前記台数情報を更新する管理部と;
    を具備する管理装置。
  2. 前記仕込み情報は、
    事前に設定された照明器具の設置位置の情報である請求項1に記載の管理装置。
  3. 故障した前記照明器具の情報が記録された故障照明器具情報を記憶する故障照明器具情報格納部をさらに具備し、
    前記管理部は、
    前記故障照明器具情報に基づいて、前記台数情報を更新する請求項1又は2に記載の管理装置。
  4. 持ち出し利用が可能な照明器具の台数が記録された台数情報を記憶する台数情報格納部と;
    少なくとも照明器具の設置位置を含む仕込み情報に基づいて、前記照明器具の必要台数を算出する算出部と;
    前記台数情報に基づいて、前記算出部により算出された必要台数に対応する数の前記照明器具を調達可能か否かを判定する判定部と;
    前記判定部による判定結果に応じて、前記台数情報を更新する管理部と;
    前記照明器具が使用される場所に関する情報と、番組名若しくは演目名と、オペレータに関する情報と、前記照明器具に固有の識別情報と、前記照明器具の持ち出し利用が行われる日時と、前記照明器具の持ち出し利用が行われる日数とを相互に関連付けた照明器具情報を記憶する照明器具情報格納部と;
    を具備し、
    前記管理部は、
    前記照明器具情報に基づいて、前記台数情報を更新する管理装置。
  5. 前記管理部は、
    第1の場所の前記照明器具情報がアップロードされると、前記第1の場所とは異なる場所に設置された前記照明器具を制御する照明制御装置に対して、前記第1の場所の前記照明器具情報のアップロードがされた旨の通知、並びに前記第1の場所の前記照明器具情報をダウンロードするか否かの問合せの通知を送信し、
    前記第1の場所とは異なる場所に設置された前記照明制御装置からダウンロード要求を受信した場合、前記第1の場所とは異なる場所に設置された前記照明器具情報に対して、前記第1の場所の前記照明器具情報を送信する請求項4に記載の管理装置。
  6. 前記管理部は、
    前記照明器具を制御する照明制御装置から前記照明器具情報の更新が行われたか否かの問合せを受信した場合、当該問合せの受信前に前記照明器具情報の更新が行われていることを条件として、前記照明器具情報の更新が行われた旨の通知、並びに前記照明器具情報をダウンロードするか否かの問合せの通知を前記照明制御装置に送信し、
    前記照明制御装置からダウンロード要求を受信した場合、前記照明器具情報を前記照明制御装置に送信する請求項4又は5に記載の管理装置。
  7. 複数のスタジオへの持出および返却される照明器具を管理する管理装置が実行する管理方法であって、
    少なくとも照明器具の設置位置を含む仕込み情報に基づいて、前記照明器具の必要台数を算出するステップと;
    返却予定の照明器具情報を含む持ち出し利用が可能な照明器具の台数が記録された台数情報に基づいて、前記必要台数に対応する前記照明器具を調達可能か否かを判定するステップと;
    前記必要台数に対応する照明器具を調達可能か否かの判定結果に応じて、前記台数情報を更新するステップと;
    を含む管理方法。
  8. 請求項1~6のいずれか一つに記載の管理装置と;
    複数の照明器具と;
    前記複数の照明器具を制御する照明制御装置と;
    を具備する照明システム。
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