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JP7306038B2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents
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JP7306038B2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明の態様は、一般的に、衛生洗浄装置に関する。
洗浄用の温水を貯湯タンクに貯める貯湯式の衛生洗浄装置が知られている(例えば、特許文献1)。近年、衛生洗浄装置では、その性能だけでなくデザイン性も重視される傾向にあり、そのためにコンパクト化が望まれる傾向にある。
貯湯式の衛生洗浄装置においては、貯湯タンクが、比較的大きな容積を占めており、装置全体のコンパクト化の実現のためには、貯湯タンクの形状を工夫する必要がある。しかしながら、コンパクト化のために貯湯タンクを複雑な形状にしたりすると、貯湯タンク内において対流が起こり難くなり、温水の沸し上げ効率が低下してしまう可能性が生じてしまう。このように、コンパクト化の実現においては、貯湯タンクの形状に検討の余地が残されていた。
このため、貯湯式の衛生洗浄装置では、温水の沸し上げ効率の低下を抑制しつつ、装置全体をコンパクト化できるようにすることが望まれる。
特開2017-2700号公報
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、温水の沸し上げ効率の低下を抑制しつつ、装置全体をコンパクト化できる衛生洗浄装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、内部に湯水を貯める空間を有する貯湯タンクと、前記貯湯タンクを収納するケーシングと、前記ケーシング内に設けられ、左右方向に延びる第1回転軸を有し、前記ケーシングに対して便座及び便蓋の一方を前記第1回転軸を中心に回動可能に軸支する第1軸支部と、を備え、前記貯湯タンクは、前記左右方向の一端側の上部に設けられ、前方端から後方端まで連続して下方に凹む凹部を有し、前記第1軸支部の少なくとも一部は、前記凹部に配置されていることを特徴とする衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、貯湯タンクの左右方向の一端側の上部に凹部を設け、第1軸支部の少なくとも一部を凹部に配置している。これにより、貯湯タンクと第1軸支部とをケーシングに対して効率良く配置することができ、装置全体のコンパクト化を図ることができる。また、貯湯タンクの左右方向の一端側の上部に凹部があることで、凹部に沿った対流が発生し、貯湯タンク内の水をより早く温めることができる。従って、温水の沸し上げ効率の低下を抑制しつつ、装置全体をコンパクト化できる衛生洗浄装置を提供することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記貯湯タンクの前記空間内に設けられ、前記貯湯タンク内の水を加熱するヒータをさらに備え、前記ヒータは、前記貯湯タンクにより支持される非発熱部と、前記非発熱部により前記貯湯タンクの内部の所定の位置に配置される発熱部と、を有し、前記空間は、上下方向において前記凹部と重なる第1領域と、前記上下方向において前記凹部と重ならず、前記左右方向において前記第1領域に隣接する第2領域と、を有し、前記第2領域の容積は、前記第1領域の容積よりも大きく、前記非発熱部の少なくとも一部は、前記第1領域に位置し、前記発熱部の少なくとも一部は、前記第2領域に位置することを特徴とする衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、非発熱部の少なくとも一部が第1領域に位置し、発熱部の少なくとも一部が第2領域に位置することで、容積の大きい第2領域側において貯湯タンク内の水をより効率的に加熱することができる。
第3の発明は、第2の発明において、前記発熱部の別の一部は、前記第1領域に位置することを特徴とする衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、発熱部の別の一部が第1領域に位置することで、発熱部によって加熱され上昇した水流が第1領域の上部に位置する凹部に当たり、凹部に当たった水が貯湯タンクの内壁面に沿って貯湯タンク全体に広がるように流れる。そのため、貯湯タンク内の左右方向の対流をより促進することができ、貯湯タンク内の水をより効率的に加熱することができる。
第4の発明は、第2または第3の発明において、前記第2領域は、前記発熱部よりも前方に位置する第3領域と、前記発熱部よりも後方に位置する第4領域と、を有し、前記第3領域の容積は、前記第4領域の容積と異なることを特徴とする衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、第3領域の容積が第4領域の容積と異なることで、貯湯タンク内の前後方向の対流をより促進することができ、貯湯タンク内の水をより効率的に加熱することができる。
第5の発明は、第1~第4のいずれか1つの発明において、前記ケーシングの外部から侵入した液体が前記貯湯タンクに付着することを抑制する液体付着抑制部をさらに備え、前記液体付着抑制部は、前記凹部に設けられる導水路を有し、前記導水路は、前記第1軸支部の下方から上下方向において前記貯湯タンクと重ならない位置まで前記液体を導水可能に設けられることを特徴とする衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、導水路を有する液体付着抑制部を設けることで、第1軸支部周辺からケーシングの内部へ侵入した液体が貯湯タンクに付着することを抑制しつつ、上下方向において貯湯タンクと重ならない位置まで液体を導水することができる。これにより、貯湯タンクに液体が付着して劣化してしまうことを抑制することができる。
第6の発明は、第1~第5のいずれか1つの発明において、前記ケーシング内に設けられ、前記左右方向に延びる第2回転軸を有し、前記ケーシングに対して前記便座及び前記便蓋の他方を前記第2回転軸を中心に回動可能に軸支する第2軸支部をさらに備え、前記第2回転軸は、前後方向及び上下方向の少なくとも一方において前記第1回転軸と異なる位置に設定され、前記第2軸支部の少なくとも一部は、前記凹部に配置されていることを特徴とする衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、第1軸支部の少なくとも一部と第2軸支部の少なくとも一部とを凹部に配置することにより、貯湯タンクと第1軸支部と第2軸支部とをケーシングに対して効率良く配置することができ、貯湯タンクの沸し上げ効率の低下を抑制しつつ、より装置全体のコンパクト化を図ることができる。
第7の発明は、第1~第6のいずれか1つの発明において、前記第1軸支部は、前記第1回転軸の延長線が前記凹部を通るように配置されていることを特徴とする衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、貯湯タンクと第1軸支部とをケーシングに対してより効率良く配置することができ、装置全体をよりコンパクトにすることができる。
本発明の態様によれば、温水の沸し上げ効率の低下を抑制しつつ、装置全体をコンパクト化できる衛生洗浄装置が提供される。
実施形態にかかる衛生洗浄装置を備えたトイレ装置を模式的に表す斜視図である。 実施形態にかかる衛生洗浄装置の要部構成を模式的に表すブロック図である。 図3(a)及び図3(b)は、実施形態に係る貯湯式熱交換器を模式的に表す斜視図である。 図4(a)及び図4(b)は、実施形態に係る貯湯式熱交換器を模式的に表す正面図及び断面図である。 実施形態に係る衛生洗浄装置の一部を模式的に表す斜視図である。 実施形態に係る衛生洗浄装置の一部を模式的に表す側面図である。 図7(a)及び図7(b)は、貯湯タンク及び第1便座軸支部を模式的に表す側面図及び正面図である。 図8(a)及び図8(b)は、貯湯タンク、第1便座軸支部、及び第1便蓋軸支部の変形例を模式的に表す側面図である。 図9(a)及び図9(b)は、実施形態に係る貯湯式熱交換器を模式的に表す平面図及び断面図である。 図10(a)及び図10(b)は、実施形態に係る貯湯式熱交換器を模式的に表す平面図及び断面図である。 実施形態に係る貯湯式熱交換器を模式的に表す斜視図である。 実施形態に係る衛生洗浄装置の一部を模式的に表す断面図である。 実施形態に係る衛生洗浄装置の一部を模式的に表す平面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、実施形態にかかる衛生洗浄装置を備えたトイレ装置を模式的に表す斜視図である。
図1に表したように、トイレ装置2は、洋式腰掛便器(以下説明の便宜上、単に「便器」と称する)4と、その上に設けられた衛生洗浄装置10と、を備える。衛生洗浄装置10は、ケーシング12と、便座14と、便蓋16と、を備える。なお、便蓋16は、必要に応じて設けられ、省略可能である。衛生洗浄装置10は、少なくともケーシング12と便座14とを備えていればよい。
便座14は、後端の左右端に設けられた一対のヒンジ部14a、14bを有し、ヒンジ部14a、14bを介してケーシング12に開閉自在に軸支されている。同様に、便蓋16は、後端の左右端に設けられた一対のヒンジ部16a、16bを有し、ヒンジ部16a、16bを介してケーシング12に開閉自在に軸支されている。
以下の実施形態の説明では、「上方」、「下方」、「前方」、「後方」、「右側方」、及び「左側方」を用いるが、これらの方向は、図1に表すように、便座14に座った使用者から見た方向である。
腰掛け式の便器4は、ボウル4aと、リム面4bと、を有する。リム面4bは、換言すれば、便器4の上端面である。ボウル4aは、リム面4bから下方に凹む。便器4は、腰掛けた使用者の排泄物などをボウル4aによって受ける。
ケーシング12は、腰掛け式の便器4のリム面4bよりも上方に設けられる。ケーシング12は、例えば、ボウル4aよりも後方の部分において、リム面4bの上に着脱可能に設けられる。衛生洗浄装置10は、便器4に対して着脱可能に取り付けられる、いわゆるシートタイプの衛生洗浄装置である。但し、衛生洗浄装置10は、シートタイプに限ることなく、便器4と一体的に設けられた一体式の衛生洗浄装置でもよい。
ケーシング12は、便器4の後方のリム面4bの上に載置されるケースプレート12aと、ケースプレート12aを覆うカバー12bと、を有する。なお、図1に表す例では、ケースプレート12aがカバー12bによって覆われて隠れているため、ケースプレート12aを破線で表している。
ケーシング12の内部には、便座14に座った使用者の「おしり」などの洗浄を実現する身体洗浄機能部などが内蔵されている。また、例えばケーシング12には、使用者が便座14に座ったことを検知する着座検知センサ20(図2参照)が設けられている。着座検知センサ20が便座14に座った使用者を検知している場合において、使用者が例えばリモコンなどの操作部6を操作すると、洗浄ノズル(以下説明の便宜上、単に「ノズル」と称する)22を便器4のボウル4a内に進出させることができる。なお、図1に表した衛生洗浄装置10では、ノズル22がボウル4a内に進出した状態を表している。
ノズル22は、人体局部に向けて水を吐出し、人体局部の洗浄を行う。ノズル22の先端部には、ビデ洗浄吐水口22a及びおしり洗浄吐水口22bが設けられている。ノズル22は、その先端に設けられたビデ洗浄吐水口22aから水を噴射して、便座14に座った女性の女性局部を洗浄することができる。あるいは、ノズル22は、その先端に設けられたおしり洗浄吐水口22bから水を噴射して、便座14に座った使用者の「おしり」を洗浄することができる。なお、本願明細書において「水」という場合には、冷水のみならず、加熱されたお湯も含むものとする。
「おしり」を洗浄するモードのなかには、例えば、「おしり洗浄」と、「おしり洗浄」よりもソフトな水流で優しく洗浄する「やわらか洗浄」と、が含まれる。ノズル22は、例えば、「ビデ洗浄」と、「おしり洗浄」と、「やわらか洗浄」と、を実行することができる。
なお、図1に表したノズル22では、ビデ洗浄吐水口22aがおしり洗浄吐水口22bよりもノズル22の先端側に設けられているが、ビデ洗浄吐水口22aおよびおしり洗浄吐水口22bの設置位置は、これだけに限定されるわけではない。ビデ洗浄吐水口22aは、おしり洗浄吐水口22bよりもノズル22の後端側に設けられていてもよい。また、図1に表したノズル22では、2つの吐水口が設けられているが、3つ以上の吐水口が設けられていてもよい。
図2は、実施形態にかかる衛生洗浄装置の要部構成を模式的に表すブロック図である。 図2では、水路系と電気系の要部構成を併せて表している。
図2に表したように、衛生洗浄装置10は、導水部30を有する。導水部30は、水道や貯水タンクなどの給水源WSからノズル22に至る管路30aを有する。導水部30は、管路30aにより、給水源WSから供給された水をノズル22に導く。管路30aは、例えば、以下に説明する電磁弁32、貯湯式熱交換器40、流路切替部52などの各部と、これらの各部を接続する複数の配管と、によって形成される。
導水部30の上流側には、電磁弁32が設けられている。電磁弁32は、開閉可能な電磁バルブであり、ケーシング12の内部に設けられた制御部24からの指令に基づいて水の供給を制御する。換言すれば、電磁弁32は、管路30aを開閉する。電磁弁32を開状態にすることにより、給水源WSから供給された水が、管路30aに流れる。
電磁弁32の下流には、調圧弁34が設けられている。調圧弁34は、給水圧が高い場合に、管路30a内の圧力を所定の圧力範囲に調整する。調圧弁34の下流には、逆止弁36が設けられている。逆止弁36は、管路30a内の圧力が低下した場合などに、逆止弁36よりも上流側への水の逆流を抑制する。
逆止弁36の下流には、貯湯式熱交換器40が設けられている。貯湯式熱交換器40は、貯湯タンクとヒータとを有し、給水源WSから供給された水を貯湯タンクに貯め、貯湯タンク内の水をヒータで加熱することにより、例えば規定の温度まで昇温する。すなわち、貯湯式熱交換器40は、温水を生成する。貯湯式熱交換器40は、ケーシング12内に収納される。換言すれば、ケーシング12は、貯湯式熱交換器40を収納する。
貯湯式熱交換器40は、制御部24と接続されている。制御部24は、例えば、使用者による操作部6の操作に応じて貯湯式熱交換器40を制御することにより、操作部6で設定された温度に水を昇温する。
貯湯式熱交換器40の下流には、電解槽ユニット44が設けられている。電解槽ユニット44は、内部を流れる水道水を電気分解することにより、水道水から次亜塩素酸を含む液(機能水)を生成する。電解槽ユニット44は、制御部24に接続されている。電解槽ユニット44は、制御部24による制御に基づいて、機能水の生成を行う。
電解槽ユニット44において生成される機能水は、例えば、銀イオンや銅イオンなどの金属イオンを含む溶液であってもよい。あるいは、電解槽ユニット44において生成される機能水は、電解塩素やオゾンなどを含む溶液であってもよい。あるいは、電解槽ユニット44において生成される機能水は、酸性水やアルカリ水であってもよい。
電解槽ユニット44の下流には、バキュームブレーカ(VB)46が設けられている。バキュームブレーカ46は、例えば、水を流すための流路と、流路内に空気を取り込むための吸気口と、吸気口を開閉する弁機構と、を有する。弁機構は、例えば、流路に水が流れている時に吸気口を塞ぎ、水の流れの停止とともに吸気口を開放して流路内に空気を取り込む。すなわち、バキュームブレーカ46は、導水部30に水の流れが無い時に、管路30a内に空気を取り込む。弁機構には、例えば、フロート弁が用いられる。
バキュームブレーカ46は、上記のように管路30a内に空気を取り込むことにより、例えば、管路30aのバキュームブレーカ46よりも下流の部分の水抜きを促進させる。バキュームブレーカ46は、例えば、ノズル22の水抜きを促進する。
バキュームブレーカ46の下流には、流量調整部50が設けられている。流量調整部50は、水勢(流量)の調整を行う。流量調整部50の下流には、流路切替部52が設けられている。流路切替部52は、ノズル22やノズル洗浄室54への給水の開閉や切替を行う。流量調整部50及び流路切替部52は、1つのユニットとして設けてもよい。流量調整部50及び流路切替部52は、制御部24に接続されている。流量調整部50及び流路切替部52の動作は、制御部24によって制御される。なお、流量調整部50及び流路切替部52は一体であってもよい。
流路切替部52の下流には、ノズル22、ノズル洗浄室54、及び噴霧ノズル56が設けられている。ノズル22は、ノズルモータ58からの駆動力を受け、便器4のボウル4a内に進出したり後退したりする。つまり、ノズルモータ58は、制御部24からの指令に基づいてノズル22を進退させる。
ノズル洗浄室54は、その内部に設けられた吐水部から機能水あるいは水を噴射することにより、ノズル22の外周表面(胴体)を洗浄する。噴霧ノズル56は、洗浄水や機能水をミスト状にしてボウル4aに噴霧する。この例では、人体を洗浄するためのノズル22とは別に噴霧ノズル56を設けている。これに限ることなく、ミスト状の液体をボウル4aに噴霧するための吐水口をノズル22に設けてもよい。
また、流路切替部52の下流には、おしり洗浄流路61と、やわらか洗浄流路62と、ビデ洗浄流路63と、が設けられている。おしり洗浄流路61及びやわらか洗浄流路62は、導水部30を介して給水源WSから供給された水や電解槽ユニット44において生成された機能水をおしり洗浄吐水口22bへ導く。ビデ洗浄流路63は、導水部30を介して給水源WSから供給された水や電解槽ユニット44において生成された機能水をビデ洗浄吐水口22aへ導く。
また、流路切替部52の下流には、表面洗浄流路64と、噴霧用流路65と、が設けられている。表面洗浄流路64は、導水部30を介して給水源WSから供給された水や電解槽ユニット44において生成された機能水をノズル洗浄室54の吐水部へ導く。噴霧用流路65は、導水部30を介して給水源WSから供給される水や電解槽ユニット44において生成された機能水を噴霧ノズル56に導く。
制御部24は、流路切替部52を制御することにより、おしり洗浄流路61、やわらか洗浄流路62、ビデ洗浄流路63、表面洗浄流路64、及び噴霧用流路65の各流路の開閉を切り替える。このように、流路切替部52は、ビデ洗浄吐水口22a、おしり洗浄吐水口22b、ノズル洗浄室54、及び噴霧ノズル56などの複数の吐水口のそれぞれについて、管路30aに連通させた状態と、管路30aに連通させない状態と、を切り替える。
制御部24は、電源回路70から電力を供給され、人体検知センサ72や、着座検知センサ20や、操作部6などからの信号に基づいて、電磁弁32や、貯湯式熱交換器40や、電解槽ユニット44や、流量調整部50や、流路切替部52や、ノズルモータ58などの動作を制御する。
人体検知センサ72は、ケーシング12内に設けられ、便座14に近づいた使用者(人体)を検知する。人体検知センサ72は、便蓋16を閉じた状態においても、使用者の存在を検知することができるように構成されている。制御部24は、例えば、人体検知センサ72による使用者の検知に応答して、便蓋16を自動的に開く。
また、ケーシング12には、便座14に座った使用者の「おしり」などに向けて温風を吹き付けて乾燥させる「温風乾燥機能」や「脱臭ユニット」や「室内暖房ユニット」などの各種の機構が適宜設けられていてもよい。この際、ケーシング12の側面には、脱臭ユニットからの排気口及び室内暖房ユニットからの排出口が適宜設けられる。ただし、衛生洗浄装置10は、少なくとも衛生洗浄機能部を有していればよい。
図3(a)及び図3(b)は、実施形態に係る貯湯式熱交換器を模式的に表す斜視図である。
図4(a)及び図4(b)は、実施形態に係る貯湯式熱交換器を模式的に表す正面図及び断面図である。
図3(a)は、貯湯式熱交換器40を斜め前方から見た斜視図であり、図3(b)は、貯湯式熱交換器40を斜め後方から見た斜視図である。図4(b)は、図4(a)のA1-A2線断面を模式的に表す。
図3(a)、図3(b)、図4(a)、及び図4(b)に表したように、貯湯式熱交換器40は、貯湯タンク100と、ヒータ102と、を備える。貯湯タンク100は、内部に湯水を貯める空間SPを有する。ヒータ102は、貯湯タンク100の空間SP内に設けられ、貯湯タンク100内の水を加熱する。前述のように、貯湯式熱交換器40は、ケーシング12内に収納される。すなわち、貯湯タンク100は、ケーシング12内に収納される。換言すれば、ケーシング12は、貯湯タンク100を収納する。
貯湯タンク100は、凹部110を有する。凹部110は、貯湯タンク100の左右方向の一端側の上部に設けられ、前方端から後方端まで連続して下方に凹む。換言すれば、凹部110は、前方又は後方から見た時に、左右方向の一端側の上部において下方に凹む部分である。これにより、貯湯タンク100は、凹部110において、前後に連通する空間112を形成する。空間112は、換言すれば、凹部110の内部の空間である。空間112は、例えば、貯湯タンク100の外縁の延長線によって囲まれる空間である。
貯湯タンク100は、例えば、第1部分121と、左右方向において第1部分121と隣接し、第1部分121よりも上方に突出する第2部分122と、を有し、第2部分122の側方かつ第1部分121の上方の部分に、前後に連通する空間112を形成するということもできる。
図5は、実施形態に係る衛生洗浄装置の一部を模式的に表す斜視図である。
図6は、実施形態に係る衛生洗浄装置の一部を模式的に表す側面図である。
図5及び図6に表したように、貯湯タンク100は、ケースプレート12aの左右方向の一端側に寄せて配置される。貯湯タンク100の凹部110は、左右方向のうち、貯湯タンク100のケースプレート12aに対して寄せて配置される側に設けられる。この例では、貯湯タンク100が、ケースプレート12aに対して右側に寄せて配置される。このため、凹部110も、貯湯タンク100の右側の上部に設けられる。これとは反対に、貯湯タンク100をケースプレート12aに対して左側に寄せて配置し、凹部110を貯湯タンク100の左側の上部に設けてもよい。
ノズル22は、ケースプレート12aの中央部に設けられる。ノズル22は、ケーシング12の内部の中央部において長手方向が上方から見て前後方向となるように配置され、便器4のボウル4aに向けて進出する。
衛生洗浄装置10は、第1便座軸支部141(第1軸支部)と、第2便座軸支部142と、第1便蓋軸支部151と、第2便蓋軸支部152と、をさらに備える。
第1便座軸支部141及び第2便座軸支部142は、ケーシング12内に設けられ、左右方向に延びる回転軸RA1(第1回転軸)を有し、ケーシング12に対して便座14を回転軸RA1を中心に回動可能に軸支する。
具体的には、第1便座軸支部141は、便座14の一方のヒンジ部14aを回動可能に軸支し、第2便座軸支部142は、便座14の他方のヒンジ部14bを回動可能に軸支する。
これにより、第1便座軸支部141と第2便座軸支部142とによって、便座14が回動可能に軸支される。第1便座軸支部141及び第2便座軸支部142は、便器4のリム面4bの上に位置して着座を可能にする閉じ位置と、便器4のリム面4bから上方に離間する開き位置と、に便座14を移動させる。
第1便蓋軸支部151及び第2便蓋軸支部152は、ケーシング12内に設けられ、左右方向に延びる回転軸RA2を有し、ケーシング12に対して便蓋16を回転軸RA2を中心に回動可能に軸支する。回転軸RA2は、前後方向及び上下方向の少なくとも一方において、回転軸RA1と異なる位置に設定される。回転軸RA2は、例えば、回転軸RA1よりも後方かつ上方に設定される。
第1便蓋軸支部151は、便蓋16の一方のヒンジ部16aを回動可能に軸支し、第2便蓋軸支部152は、便蓋16の他方のヒンジ部16bを回動可能に軸支する。
これにより、第1便蓋軸支部151と第2便蓋軸支部152とによって、便蓋16が回動可能に軸支される。第1便蓋軸支部151及び第2便蓋軸支部152は、便器4のボウル4a及び便座14を覆う閉じ位置と、便器4のボウル4a及び便座14を露呈させてトイレ装置2を使用可能とする開き位置と、に便蓋16を移動させる。
第2便座軸支部142は、モータなどの駆動部を有し、便座14を回動可能に軸支するとともに、駆動部の駆動力によって便座14を自動開閉する。また、第2便座軸支部142は、バネなどの弾性体を有し、弾性体の付勢力によって便座14の急激な閉じ位置への移動を抑制する。換言すれば、第2便座軸支部142は、便座14をゆっくりと閉じ位置に移動させるソフト閉止を行う。第2便座軸支部142は、いわゆる電動開閉機構である。
第2便蓋軸支部152は、第2便座軸支部142と同様に、便蓋16の自動開閉及びソフト閉止を行う電動開閉機構である。第2便座軸支部142及び第2便蓋軸支部152は、例えば、便座14や便蓋16のソフト閉止のみを行うソフト閉止機構でもよい。第2便座軸支部142及び第2便蓋軸支部152は、例えば、便座14や便蓋16の軸支のみを行う軸受けなどでもよい。
衛生洗浄装置10は、便座14及び便蓋16を支持するための支持体160を備えている。第1便座軸支部141及び第1便蓋軸支部151は、支持体160に設けられている。但し、第1便座軸支部141及び第1便蓋軸支部151は、それぞれ個別にケーシング12内に設けてもよい。
第1便蓋軸支部151は、例えば、支持体160に一体的に設けられた軸受けである。但し、第1便蓋軸支部151は、電動開閉機構やソフト閉止機構などでもよい。
図7(a)及び図7(b)は、貯湯タンク及び第1便座軸支部を模式的に表す側面図及び正面図である。
図7(a)及び図7(b)に表したように、第1便座軸支部141は、本体部141aと、可動部141bと、を有する。なお、図7では、図示を簡単にするために、可動部141bに薄墨を施している。
本体部141aは、可動部141bを上下方向に移動可能に支持する。可動部141bは、便座14のヒンジ部14aを回動可能に軸支するための軸受け部141cを有する。第1便座軸支部141は、支持体160に設けられた開口160aに軸受け部141cを対向させた状態で、支持体160に保持される。第1便座軸支部141は、支持体160の開口160a及び軸受け部141cを介して便座14のヒンジ部14aを回動可能に軸支する。
本体部141aは、バネなどの弾性体を有し、弾性体の付勢力によって可動部141bを上方に付勢する。そして、本体部141aは、使用者が便座14に着座した際に、便座14への荷重によって可動部141bを下方に移動させる。
第1便座軸支部141は、図示を省略した検知部を有し、可動部141bの下方への移動を検知部によって検知する。第1便座軸支部141は、便座14を回動可能に軸支するとともに、使用者などの便座14への着座を検知する着座検知機構である。
但し、第1便座軸支部141は、着座検知機構に限ることなく、電動開閉機構やソフト閉止機構などでもよいし、便座14の軸支のみを行う軸受けなどでもよい。第1便座軸支部141、第2便座軸支部142、第1便蓋軸支部151、及び第2便蓋軸支部152は、少なくとも便座14や便蓋16の軸支が可能な任意の機構でよい。
図7(a)及び図7(b)に表したように、第1便座軸支部141の少なくとも一部は、貯湯タンク100の凹部110に配置されている。換言すれば、第1便座軸支部141の少なくとも一部は、貯湯タンク100の前後に連通する空間112内に配置される。
また、図6及び図7(a)に垂らしたように、第1便座軸支部141は、回転軸RA1の延長線が凹部110を通るように配置されている。換言すれば、回転軸RA1の延長線は、空間112を通る。
以上、説明したように、本実施形態に係る衛生洗浄装置10では、貯湯タンク100の左右方向の一端側の上部に凹部110を設け、第1便座軸支部141の少なくとも一部を凹部110に配置している。これにより、貯湯タンク100と第1便座軸支部141とをケーシング12に対して効率良く配置することができ、装置全体のコンパクト化を図ることができる。また、貯湯タンク100の左右方向の一端側の上部に凹部110があることで、凹部110に沿った対流が発生し、貯湯タンク100内の水をより早く温めることができる。従って、温水の沸し上げ効率の低下を抑制しつつ、装置全体をコンパクト化できる衛生洗浄装置10を提供することができる。
なお、上記実施形態では、着座検知機構である第1便座軸支部141を凹部110に配置した例を示している。凹部110に配置する第1便座軸支部141は、着座検知機構に限ることなく、第2便座軸支部142のような電動開閉機構でもよいし、ソフト閉止機構や軸受けなどでもよい。
また、衛生洗浄装置10では、回転軸RA1の延長線が凹部110を通るように、第1便座軸支部141が配置されている。これにより、貯湯タンク100と第1便座軸支部141とをケーシング12に対してより効率良く配置することができ、装置全体をよりコンパクトにすることができる。
図8(a)及び図8(b)は、貯湯タンク、第1便座軸支部、及び第1便蓋軸支部の変形例を模式的に表す側面図である。
上記実施形態では、第1便座軸支部141の少なくとも一部が、凹部110に配置されている一方、第1便蓋軸支部151は、凹部110に配置されていない(図6参照)。
図8(a)に表したように、上記の実施形態とは反対に、第1便蓋軸支部151の少なくとも一部を凹部110に配置し、第1便座軸支部141を凹部110の外側に配置するようにしてもよい。このように、凹部110に配置される軸支部は、便座14及び便蓋16の一方を軸支する軸支部でよい。
また、図8(b)に表したように、第1便座軸支部141(第1軸支部)の少なくとも一部と、第1便蓋軸支部151(第2軸支部)の少なくとも一部と、を凹部110に配置してもよい。これにより、貯湯タンク100と第1便座軸支部141と第1便蓋軸支部151とをケーシング12に対して効率良く配置することができ、貯湯タンク100の沸し上げ効率の低下を抑制しつつ、より装置全体のコンパクト化を図ることができる。
第1便座軸支部141の少なくとも一部と、第1便蓋軸支部151の少なくとも一部と、を凹部110に配置する場合に、回転軸RA1(第1回転軸)の延長線が凹部110を通るように第1便座軸支部141を配置するとともに、回転軸RA2(第2回転軸)の延長線が凹部110を通るように第1便蓋軸支部151を配置する。これにより、貯湯タンク100と第1便座軸支部141と第1便蓋軸支部151とをケーシング12に対してより効率良く配置することができ、装置全体をよりコンパクトにすることができる。
図9(a)及び図9(b)は、実施形態に係る貯湯式熱交換器を模式的に表す平面図及び断面図である。
図9(b)は、図9(a)のB1-B2線断面を模式的に表す。
図9(a)及び図9(b)に表したように、貯湯タンク100の空間SPは、第1領域SP1と、第2領域SP2と、を有する。第1領域SP1は、上下方向において凹部110と重なる領域である。換言すれば、第1領域SP1は、凹部110が形成されている領域である。第2領域SP2は、上下方向において凹部110と重ならず、左右方向において第1領域SP1に隣接する領域である。第2領域SP2の容積は、第1領域SP1の容積よりも大きい。
ヒータ102は、貯湯タンク100の空間SP内に設けられる。図9(a)に表したように、ヒータ102は、例えば、上面視において斜めに設けられる。換言すれば、ヒータ102は、例えば、前後方向及び左右方向に対して交差するように設けられる。
ヒータ102は、非発熱部102aと、発熱部102bと、を有する。非発熱部102aは、貯湯タンク100により支持される。発熱部102bは、非発熱部102aにより貯湯タンク100の内部の所定の位置に配置される。
この例では、ヒータ102の両端にそれぞれ非発熱部102aが設けられており、発熱部102bは、2つの非発熱部102aの間に設けられている。発熱部102bは、熱を発するヒータエレメントを有する部分であり、非発熱部102aは、ヒータエレメントを有さない部分である。ヒータエレメントは、例えば、ニクロム線などのヒータ線である。非発熱部102aは、例えば、ヒータエレメントに接続されるターミナルピンを有する。例えば、ターミナルピンとヒータエレメントとの接続部分を非発熱部102aと発熱部102bとの境界とみなすことができる。
非発熱部102aの少なくとも一部は、第1領域SP1に位置する。また、発熱部102bの少なくとも一部は、第2領域SP2に位置する。このように、非発熱部102aの少なくとも一部が第1領域SP1に位置し、発熱部102bの少なくとも一部が第2領域SP2に位置することで、容積の大きい第2領域SP2側において貯湯タンク100内の水をより効率的に加熱することができる。なお、非発熱部102aの別の一部(例えば、両端部)は、貯湯タンク100(空間SP)の外部に位置していてもよい。
また、この例では、発熱部102bの別の一部は、第1領域SP1に位置する。換言すれば、非発熱部102aと発熱部102bとの境界は、第1領域SP1に位置する。このように、発熱部102bの別の一部が第1領域SP1に位置することで、図9(b)に表したように、発熱部102bによって加熱され上昇した水流が第1領域SP1の上部に位置する凹部110に当たり、凹部110に当たった水が貯湯タンク100の内壁面に沿って貯湯タンク100全体に広がるように流れる。そのため、貯湯タンク100内の左右方向の対流をより促進することができ、貯湯タンク100内の水をより効率的に加熱することができる。
図10(a)及び図10(b)は、実施形態に係る貯湯式熱交換器を模式的に表す平面図及び断面図である。
図10(b)は、図10(a)のC1-C2線断面を模式的に表す。
図10(a)及び図10(b)に表したように、第2領域SP2は、第3領域SP3と、第4領域SP4と、を有する。第3領域SP3は、上下方向において凹部110と重ならず、発熱部102bよりも前方に位置する領域である。第4領域SP4は、上下方向において凹部110と重ならず、発熱部102bよりも後方に位置する領域である。
第3領域SP3の容積は、第4領域SP4の容積と異なる。この例では、第3領域SP3の容積は、第4領域SP4の容積よりも大きい。このように、第3領域SP3の容積が第4領域SP4の容積と異なることで、図10(b)に表したように、貯湯タンク100内の前後方向の対流をより促進することができ、貯湯タンク100内の水をより効率的に加熱することができる。なお、第3領域SP3の容積は、第4領域SP4の容積よりも小さくてもよい。
図11は、実施形態に係る貯湯式熱交換器を模式的に表す斜視図である。
図12は、実施形態に係る衛生洗浄装置の一部を模式的に表す断面図である。
図13は、実施形態に係る衛生洗浄装置の一部を模式的に表す平面図である。
図13は、ケーシング12のカバー12bを外した状態の平面図である。
図11~図13に表したように、貯湯式熱交換器40は、液体付着抑制部180をさらに備えてもよい。液体付着抑制部180は、ケーシング12の外部(例えば、第1軸支部)から侵入した液体が貯湯タンク100に付着することを抑制する。
液体付着抑制部180は、導水路182を有する。導水路182は、凹部110に設けられる。導水路182は、第1便座軸支部141(第1軸支部)の下方に設けられ、上下方向において貯湯タンク100と重ならない位置まで延びている。また、導水路182は、第1便座軸支部141(第1軸支部)の下方から上下方向において貯湯タンク100と重ならない位置に向かうにつれ、下方に傾斜している。これにより、導水路182は、第1便座軸支部141(第1軸支部)の下方から上下方向において貯湯タンク100と重ならない位置まで液体を導水(排出)可能に設けられている。
この例では、導水路182は、第1便座軸支部141(第1軸支部)の下方から前方に延びており、前方に向かって液体を導水可能である。導水路182は、第1便座軸支部141(第1軸支部)の下方から後方や側方に延び、後方や側方に向かって液体を導水可能であってもよい。
また、この例では、液体付着抑制部180(導水路182)は、ケーシング12と別体で設けられている。液体付着抑制部180(導水路182)は、ケーシング12と一体で設けられていてもよい。換言すれば、液体付着抑制部180(導水路182)は、ケースプレート12aやカバー12bの一部によって形成されていてもよい。
ケーシング12の外部から侵入した液体は、例えば、図12及び図13において矢印で示した向きに流れることでケーシング12の外に排出される。第1軸支部(第1便座軸支部141)周辺からケーシング12の内部へ侵入した液体は、導水路182に落下する。導水路182に落下した液体は、導水路182を伝って前方に流れ、導水路182の前端からケースプレート12aに落下する。ケースプレート12aに落下した液体は、ケースプレート12aを伝ってノズル22側に流れ、ケースプレート12aに設けられた孔部12cからボウル4a内に排出される。
このように、導水路182を有する液体付着抑制部180を設けることで、第1軸支部(第1便座軸支部141)周辺からケーシング12の内部へ侵入した液体が貯湯タンク100に付着することを抑制しつつ、上下方向において貯湯タンク100と重ならない位置まで液体を導水することができる。これにより、貯湯タンク100に液体が付着して劣化してしまうことを抑制することができる。
なお、上記実施形態では、第1便蓋軸支部151及び第2便蓋軸支部152、便蓋16を備える構成を示したが、第1便座軸支部141及び第2便座軸支部142、便座14を少なくとも備える構成であってもよい。
また、第1便蓋軸支部151と第1便座軸支部141、または、第2便蓋軸支部152と第2便座軸支部142は、別軸である構成を説明したが、同軸であってもよい。
以上、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、衛生洗浄装置10、貯湯式熱交換器40、及び貯湯タンク100などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した実施形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
2 トイレ装置、 4 便器、 6 操作部、 10 衛生洗浄装置、 12 ケーシング、 14 便座、 16 便蓋、 20 着座検知センサ、 22 ノズル、 24 制御部、 30 導水部、 32 電磁弁、 34 調圧弁、 36 逆止弁、 40 貯湯式熱交換器、 44 電解槽ユニット、 46 バキュームブレーカ、 50 流量調整部、 52 流路切替部、 54 ノズル洗浄室、 56 噴霧ノズル、 58 ノズルモータ、 61 おしり洗浄流路、 62 やわらか洗浄流路、 63 ビデ洗浄流路、 64 表面洗浄流路、 65 噴霧用流路、 70 電源回路、 72 人体検知センサ、 100 貯湯タンク、 102 ヒータ、 102a 非発熱部、 102b 発熱部、 110 凹部、 112 空間、 121 第1部分、 122 第2部分、 141 第1便座軸支部、 142 第2便座軸支部、 151 第1便蓋軸支部、 152 第2便蓋軸支部、 160 支持体、 180 液体付着抑制部、 182 導水路、 RA1、RA2 回転軸、 SP 空間、 SP1~SP4 第1~第4領域、 WS 給水源

Claims (7)

  1. 内部に湯水を貯める空間を有する貯湯タンクと、
    前記貯湯タンクを収納するケーシングと、
    前記ケーシング内に設けられ、左右方向に延びる第1回転軸を有し、前記ケーシングに対して便座及び便蓋の一方を前記第1回転軸を中心に回動可能に軸支する第1軸支部と、
    を備え、
    前記貯湯タンクは、前記左右方向の一端側の上部に設けられ、前方端から後方端まで連続して下方に凹む凹部を有し、
    前記第1軸支部の少なくとも一部は、前記凹部に配置されており、
    前記ケーシングの外部から侵入した液体が前記貯湯タンクに付着することを抑制する液体付着抑制部をさらに備え、
    前記液体付着抑制部は、前記凹部に設けられる導水路を有し、
    前記導水路は、前記第1軸支部の下方から上下方向において前記貯湯タンクと重ならない位置まで前記液体を導水可能に設けられることを特徴とする衛生洗浄装置。
  2. 内部に湯水を貯める空間を有する貯湯タンクと、
    前記貯湯タンクを収納するケーシングと、
    前記ケーシング内に設けられ、左右方向に延びる第1回転軸を有し、前記ケーシングに対して便座及び便蓋の一方を前記第1回転軸を中心に回動可能に軸支する第1軸支部と、
    を備え、
    前記貯湯タンクは、前記左右方向の一端側の上部に設けられ、前方端から後方端まで連続して下方に凹む凹部を有し、
    前記第1軸支部の少なくとも一部は、前記凹部に配置されており、
    前記ケーシング内に設けられ、前記左右方向に延びる第2回転軸を有し、前記ケーシングに対して前記便座及び前記便蓋の他方を前記第2回転軸を中心に回動可能に軸支する第2軸支部をさらに備え、
    前記第2回転軸は、前後方向及び上下方向の少なくとも一方において前記第1回転軸と異なる位置に設定され、
    前記第2軸支部の少なくとも一部は、前記凹部に配置されていることを特徴とする衛生洗浄装置。
  3. 前記ケーシングの外部から侵入した液体が前記貯湯タンクに付着することを抑制する液体付着抑制部をさらに備え、
    前記液体付着抑制部は、前記凹部に設けられる導水路を有し、
    前記導水路は、前記第1軸支部の下方から上下方向において前記貯湯タンクと重ならない位置まで前記液体を導水可能に設けられることを特徴とする請求項記載の衛生洗浄装置。
  4. 前記貯湯タンクの前記空間内に設けられ、前記貯湯タンク内の水を加熱するヒータをさらに備え、
    前記ヒータは、前記貯湯タンクにより支持される非発熱部と、前記非発熱部により前記貯湯タンクの内部の所定の位置に配置される発熱部と、を有し、
    前記空間は、上下方向において前記凹部と重なる第1領域と、前記上下方向において前記凹部と重ならず、前記左右方向において前記第1領域に隣接する第2領域と、を有し、
    前記第2領域の容積は、前記第1領域の容積よりも大きく、
    前記非発熱部の少なくとも一部は、前記第1領域に位置し、
    前記発熱部の少なくとも一部は、前記第2領域に位置することを特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。
  5. 前記発熱部の別の一部は、前記第1領域に位置することを特徴とする請求項記載の衛生洗浄装置。
  6. 前記第2領域は、前記発熱部よりも前方に位置する第3領域と、前記発熱部よりも後方に位置する第4領域と、を有し、
    前記第3領域の容積は、前記第4領域の容積と異なることを特徴とする請求項またはに記載の衛生洗浄装置。
  7. 前記第1軸支部は、前記第1回転軸の延長線が前記凹部を通るように配置されていることを特徴とする請求項1~6のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。
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