JP7309890B2 - 通信制御方法及び中継装置 - Google Patents
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Description
まず、一実施形態に係る移動通信システムの構成について説明する。図1は、一実施形態に係る移動通信システム1の構成を示す図である。移動通信システム1は、3GPP規格に基づく第5世代(5G)移動通信システムである。具体的には、移動通信システム1における無線アクセス方式は、5Gの無線アクセス方式であるNR(New Radio)である。但し、移動通信システム1には、LTE(Long Term Evolution)が少なくとも部分的に適用されてもよい。
次に、一実施形態に係る基地局であるgNB200の構成について説明する。図2は、gNB200の構成を示す図である。図2に示すように、gNB200は、無線通信部210と、ネットワーク通信部220と、制御部230とを有する。
次に、一実施形態に係る中継装置であるIABノード300の構成について説明する。図3は、IABノード300の構成を示す図である。図3に示すように、IABノード300は、無線通信部310と、制御部320とを有する。IABノード300は、無線通信部310を複数有していてもよい。
次に、一実施形態に係るユーザ装置であるUE100の構成について説明する。図4は、UE100の構成を示す図である。図4に示すように、UE100は、無線通信部110と、制御部120とを有する。
次に、一実施形態に係る移動通信システム1におけるプロトコルスタック構成の一例について説明する。
次に、一実施形態に係るプリエンプティブBSRについて説明する。図8は、一実施形態に係るプリエンプティブBSRに関する動作を示す図である。
次に、図8を用いて、データ量BS#3乃至#6をプリエンプティブBSRに反映するためのデータ量算出動作について説明する。
第1に、IABノード300-1において、DUのMACレイヤは、IABノード300-2の未送信アップストリームデータの量BS#3を示すBSR(第1BSR)をIABノード300-2から受信する。
IABノード300-1がIABノード300-2から受信するBSR(第1BSR)は、上記のA)の構成であり得る。このBSRは、IABノード300-2の未送信アップストリームデータの量を示す第1バッファ状態情報(第1バッファサイズフィールド)と、IABノード300-2のさらに下位の装置の未送信アップストリームデータの量を示す第2バッファ状態情報(第2バッファサイズフィールド)とを含む。
IABノード300-1は、IABノード300-2から、上記のC)のプリエンプティブBSR(第3BSR)とレガシーBSR(第1BSR)との両方を受信し得る。このようなプリエンプティブBSRは、IABノード300-2のさらに下位の装置の未送信アップストリームデータの量を示す。一方、レガシーBSRは、IABノード300-2の未送信アップストリームデータの量を示す。
IABノード300-1は、IABノード300-2から、レガシーBSRのフォーマットを流用したプリエンプティブBSRを受信し得る。この場合、各バックホールリンク(各ノード)がLCGと対応付けられており、LCGによりノードを識別できる。例えば、レガシーBSRは、第1LCGと対応付けられた未送信アップストリームデータの量を示す第1バッファ状態情報と、第2LCGと対応付けられた未送信アップストリームデータの量を示す第2バッファ状態情報とを含む。
第1に、DUのMACレイヤは、DUのMACレイヤに滞留しているアップストリームデータの量BS#4(MACデータ量)をMTのMACレイヤに通知する。ここで、DUのMACレイヤに滞留しているアップストリームデータの量とは、DUのMACレイヤが受信(具体的には、復号)に成功したもののみとしてもよい。例えば、DUのMACレイヤがIABノード300-2にHARQ ACKを送信済みのパケットであってもよいし、DUのMACレイヤのHARQバッファに滞留しているデータ量を除いたものであってもよい。DUのMACレイヤは、DUのMACレイヤに滞留しているアップストリームデータの量BS#4を、BAPレイヤを介してMTのMACレイヤに間接的に通知してもよいし、BAPレイヤを介さずに直接的に通知してもよい。
第1に、DUのRLCレイヤは、DUのRLCレイヤに滞留しているアップストリームデータの量BS#5(RLCデータ量)をMTのMACレイヤに通知する。ここで、DUのRLCレイヤに滞留しているアップストリームデータの量とは、DUのRLCレイヤが受信に成功したもののみとしてもよい。例えば、DUのRLCレイヤがIABノード300-2にARQ ACKを送信済みのパケット(すなわち、ARQ ACKの送信待ちに該当するパケット以外のパケット)であってもよいし、DUのRLCレイヤのARQバッファに滞留しているデータ量(すなわち、スライディングウィンドウに滞留中のデータ量)を除いたものであってもよい。DUのRLCレイヤは、DUのRLCレイヤに滞留しているアップストリームデータの量BS#5を、BAPレイヤを介してMTのMACレイヤに間接的に通知してもよいし、BAPレイヤを介さずに直接的に通知してもよい。
第1に、IABノード300-1のBAPレイヤは、BAPレイヤに滞留しているアップストリームデータの量BS#6(BAPデータ量)をMTのMACレイヤに通知する。
次に、一実施形態に係るプリエンプティブBSRのトリガ条件について説明する。
例えば、第1トリガ条件は、アップストリームデータがバッファに到着し、且つ、このアップストリームデータの優先順位が既存のデータより高いという条件である。第1トリガ条件が満たされたことに応じて送信されるBSRは、「レギュラーBSR」と呼ばれることがある。
第2トリガ条件は、周期的タイマが満了したという条件である。周期的タイマは、満了と同時に再開されるため、BSRが周期的に送信されることになる。第2トリガ条件が満たされたことに応じて送信されるBSRは、「周期的BSR」と呼ばれることがある。
例えば、第3トリガ条件は、送信MAC PDU(Protocol Data Unit)のパディング領域のサイズがBSR MAC CE以上であるという条件である。第3トリガ条件が満たされたことに応じて送信されるBSRは、「パディングBSR」と呼ばれることがある。
上述したように、BSRのトリガ条件の候補には、所定のアップストリームデータがIABノード300-1に存在することを示す第1トリガ条件と、IABノード300-1における周期的タイマの満了を示す第2トリガ条件と、IABノード300-1から上位装置への送信パディングサイズが所定条件を満たしたことを示す第3トリガ条件とがある。
本動作例において、プリエンプティブBSRを送信するトリガ条件は、プリエンプティブBSRを周期的に送信するために設定された周期的タイマ(以下、「プリエンプティブBSR用の周期的タイマ」と呼ぶ)が満了したという第1条件を含む。また、IABノード300-1は、レガシーBSRを周期的に送信するための他の周期的タイマ(以下、「レガシーBSR用の周期的タイマ」と呼ぶ)を有する。レガシーBSR用の周期的タイマは、上述した第2トリガ条件に用いられる。なお、プリエンプティブBSR用の周期的タイマ及びレガシーBSR用の周期的タイマのそれぞれは、ドナーgNB200-1からIABノード300-1に対して設定されてもよい。
本動作例において、プリエンプティブBSRを送信するトリガ条件は、プリエンプティブBSRの送信要求を上位装置からIABノード300-1が受信したという条件を含む。この送信要求は、MAC CEであってもよいし、BAPレイヤで送受信される制御情報(例えば、BAP Control PDU又はBAPヘッダ)であってもよい。
本動作例において、IABノード300-1のMTのMACレイヤは、プリエンプティブBSRを送信した際に、次のプリエンプティブBSRの送信が禁止される期間を示すタイマ(以下、「禁止タイマ」と呼ぶ)を開始する。
次に、一実施形態に係るIABノード300-1の動作フローの一例について説明する。図12は、一実施形態に係るIABノード300-1の動作フローの一例を示す図である。
上述した実施形態において、レガシーBSRとプリエンプティブBSRとを区別する方法として、BSRのフォーマットの相違によりこれらを区別することが可能であるが、IABノード300-1は、プリエンプティブBSRであることを示すための識別子をプリエンプティブBSRに含めてもよい。上述したように、プリエンプティブBSRは、MTの未送信アップストリームデータの量以外の未送信アップストリームデータの量が反映されたBSRである。例えば、IABノード300-1は、BSR MAC CEと共に送信するヘッダ部分(MACサブヘッダ)に、プリエンプティブBSR用に規定された論理チャネルIDを含めることにより、プリエンプティブBSRであることを上位装置に示してもよい。
(導入)
マルチホップネットワークでの低遅延スケジューリングのサポートを含むIAB(Integrated Access and Backhaul)のWIDが承認された。対応するメールディスカッションの結果に基づいて、RANII#107は次の合意に達した。
この付記では、プリエンプティブBSRの詳細及び考えられる問題が、上記の議論に基づいて検討される。
(データ量計算)
図8に示されるように、プリエンプティブBSRは、MTのMAC及びRLCでの送信に使用可能なデータだけでなく、MTで利用可能となるであろうデータ量に基づくバッファ状態報告に使用されることが期待される。合意自体はプリエンプティブBSRのトリガ条件に言及しただけですが、現在の想定「1.子ノード及び/又はUEに提供されるULグラントに基づく、2.子ノード又はUEからのBSRに基づく」で暗示されると考える。
-このULデータが、LCGに属する利用可能なULデータを含むどの論理チャネルの優先度よりも高い優先度を持つ論理チャネルに属する;又は
-LCGに属する論理チャネルのいずれにも、利用可能なULデータが含まれない
この場合、BSRは「レギュラーBSR」と呼ばれる。
MACバッファ状態報告のために、UEは以下をRLCデータ量と見なす。
-RLCデータPDUにまだ含まれていないRLC SDU及びRLC SDUセグメント
-初期送信が保留されているRLCデータPDU
-再送信が保留されているRLCデータPDU(RLC AM)
さらに、STATUS PDUがトリガされ、t-StatusProhibitが実行されていない又は満了した場合、UEは、次の送信機会で送信されるSTATUS PDUのサイズを推定し、これをRLCデータ量の一部と見なす。
メールディスカッションのもう1つの議論のポイントは、既存のBSR MAC CEを再利用するか、新しいプリエンプティブBSR MAC CEを定義するかである。言い換えると、アップストリームDUのスケジューラの観点から、「予想データ量」を既存のバッファサイズと区別すべきかどうかはまだ決定されていなかった。
R2は、「R2は、プリエンプティブBSRの両方のタイプのトリガ(1.子ノード及び/又はUEに提供されるULグラントに基づく、2.子ノード又はUEからのBSRに基づく)が、IAB Rel-16動作でサポートできることを前提とする。何を規定するかは更なる検討が必要である。」ことに合意した。これらのトリガが非周期的に発生すること、即ち、イベントによりトリガされることが意図され得る。加えて、識別された2つのタイプは複数形、即ち複数の「ULグラント」及び「BSR」に基づく。
Claims (10)
- 下位装置と無線で接続する基地局機能部と、上位装置と無線で接続するユーザ装置機能部とを有し、前記下位装置から前記上位装置へのアップストリームデータを中継する中継装置において実行する通信制御方法であって、
前記中継装置の未送信アップストリームデータの量を示す第1バッファ状態報告を前記上位装置に送信することと、
少なくとも前記下位装置の未送信アップストリームデータの量に関する第2バッファ状態報告を前記上位装置に送信することと、を有し、
前記第2バッファ状態報告を送信するトリガ条件は、前記第1バッファ状態報告を送信するトリガ条件とは異なり、
前記通信制御方法は、
前記基地局機能部が、前記下位装置の前記未送信アップストリームデータの量を示す第3バッファ状態報告を前記下位装置から受信することと、
前記第3バッファ状態報告とは異なるバッファ状態報告であって、前記下位装置のさらに下位の装置の未送信アップストリームデータの量に関する第4バッファ状態報告を前記下位装置から前記基地局機能部が受信することと、をさらに有し、
前記第2バッファ状態報告は、前記第3バッファ状態報告及び前記第4バッファ状態報告のうち、前記第3バッファ状態報告が示す前記未送信アップストリームデータの量に基づいている
通信制御方法。 - 前記第2バッファ状態報告を送信することは、前記中継装置のMACレイヤが、前記MACレイヤよりも上位に位置するレイヤが所定の制御情報を受信した場合に、前記第2バッファ状態報告を送信することを含む
請求項1に記載の通信制御方法。 - 前記第2バッファ状態報告を送信することは、前記第2バッファ状態報告を前記第1バッファ状態報告と区別するための識別子を含むMACサブヘッダと一緒に前記第2バッファ状態報告を送信することを含む
請求項1又は2に記載の通信制御方法。 - 前記第1バッファ状態報告のフォーマットは、前記第2バッファ状態報告のフォーマットと共通である、
請求項1に記載の通信制御方法。 - 前記トリガ条件の候補には、所定のアップストリームデータが前記中継装置に存在することを示す第1トリガ条件と、前記中継装置における周期的タイマの満了を示す第2トリガ条件と、前記中継装置から前記上位装置への送信パディングサイズが所定条件を満たしたことを示す第3トリガ条件とがあり、
前記第1トリガ条件乃至前記第3トリガ条件のうち、一部のトリガ条件が前記第1バッファ状態報告に適用されるとともに、残りのトリガ条件が前記第2バッファ状態報告に適用される
請求項1に記載の通信制御方法。 - 前記第2バッファ状態報告を送信するトリガ条件は、前記第2バッファ状態報告を周期的に送信するために設定された周期的タイマが満了したという第1条件を含み、
前記中継装置は、前記第1バッファ状態報告を周期的に送信するための他の周期的タイマを有し、
前記第2バッファ状態報告を送信することは、前記第1条件が満たされたことに応じて、前記第2バッファ状態報告を送信することを含み、
前記第2バッファ状態報告用の前記周期的タイマは、前記第1バッファ状態報告用の前記他の周期的タイマとは異なるタイマである
請求項1に記載の通信制御方法。 - 前記第2バッファ状態報告を送信するトリガ条件は、前記周期的タイマの開始から満了までの間に、前記第3バッファ状態報告を前記中継装置が受信したという第2条件をさらに含み、
前記第2バッファ状態報告を送信することは、前記第1条件及び前記第2条件が満たされたことに応じて、前記第2バッファ状態報告を送信することを含む
請求項6に記載の通信制御方法。 - 前記第2バッファ状態報告を送信した際に、次の前記第2バッファ状態報告の送信が禁止される期間を示すタイマを開始することと、
前記タイマが満了するまでは、次の前記第2バッファ状態報告の送信を避けることと、
をさらに有する
請求項1に記載の通信制御方法。 - 下位装置と無線で接続する基地局機能部と、上位装置と無線で接続するユーザ装置機能部とを有し、前記下位装置から前記上位装置へのアップストリームデータを中継する中継装置であって、
前記中継装置の未送信アップストリームデータの量を示す第1バッファ状態報告を前記上位装置に送信する処理と、
少なくとも前記下位装置の未送信アップストリームデータの量に関する第2バッファ状態報告を前記上位装置に送信する処理と、を実行するプロセッサを備え、
前記第2バッファ状態報告を送信するトリガ条件は、前記第1バッファ状態報告を送信するトリガ条件とは異なり、
前記プロセッサは、
前記基地局機能部が、前記下位装置の前記未送信アップストリームデータの量を示す第3バッファ状態報告を前記下位装置から受信する処理と、
前記第3バッファ状態報告とは異なるバッファ状態報告であって、前記下位装置のさらに下位の装置の未送信アップストリームデータの量に関する第4バッファ状態報告を前記下位装置から前記基地局機能部が受信する処理と、をさらに実行し、
前記第2バッファ状態報告は、前記第3バッファ状態報告及び前記第4バッファ状態報告のうち、前記第3バッファ状態報告が示す前記未送信アップストリームデータの量に基づいている
中継装置。 - 下位装置と無線で接続する基地局機能部と、上位装置と無線で接続するユーザ装置機能部とを有し、前記下位装置から前記上位装置へのアップストリームデータを中継する中継装置を制御するプロセッサであって、
前記中継装置の未送信アップストリームデータの量を示す第1バッファ状態報告を前記上位装置に送信する処理と、
少なくとも前記下位装置の未送信アップストリームデータの量に関する第2バッファ状態報告を前記上位装置に送信する処理と、を実行し、
前記第2バッファ状態報告を送信するトリガ条件は、前記第1バッファ状態報告を送信するトリガ条件とは異なり、
前記プロセッサは、
前記基地局機能部が、前記下位装置の前記未送信アップストリームデータの量を示す第3バッファ状態報告を前記下位装置から受信する処理と、
前記第3バッファ状態報告とは異なるバッファ状態報告であって、前記下位装置のさらに下位の装置の未送信アップストリームデータの量に関する第4バッファ状態報告を前記下位装置から前記基地局機能部が受信する処理と、をさらに実行し、
前記第2バッファ状態報告は、前記第3バッファ状態報告及び前記第4バッファ状態報告のうち、前記第3バッファ状態報告が示す前記未送信アップストリームデータの量に基づいている
プロセッサ。
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