JP7310567B2 - Cart with lifter for wheel removal - Google Patents
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Description
本発明は、車両の車輪を脱着する際に車輪を載せるリフタを有するカートに関する。 BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a cart having a lifter on which wheels are placed when the wheels of a vehicle are attached or detached.
下記特許文献1は、車両の車輪を脱着する際に車輪を載せるリフタを有するカート(ワゴン)を開示している。そのカートは、販売店の整備部門で用いられることが想定されている。カートは、車輪を載せる一対のフォークを有するリフタを備えている。カートはエアツール駆動用の圧縮空気配管設備に接続され、空気圧を利用してリフタを昇降させる。車両の整備時には作業性向上のために車両全体をリフタで持ち上げて作業することが多く、リフトアップされた車両の車輪(タイヤが装着されたホイール)を脱着するには車輪を顔近くの位置まで持ち上げる必要が生じる。ミニバンやSUVなどの車輪は大型化しており、車輪の重量も増えている。このため、このような人力のみに頼らない、リフタ付きのカートが必要になる。 Patent Literature 1 below discloses a cart (wagon) having a lifter on which wheels are placed when the wheels of the vehicle are removed. The cart is supposed to be used in the maintenance department of a dealership. The cart has a lifter with a pair of forks on which the wheels rest. The cart is connected to compressed air piping equipment for driving air tools, and uses air pressure to raise and lower the lifter. When servicing a vehicle, the whole vehicle is often lifted with a lifter to improve workability, and when the wheel (wheel with the tire attached) of the lifted vehicle is removed, the wheel must be moved to a position close to the face. need to be lifted. The wheels of minivans, SUVs, and the like are getting larger, and the weight of the wheels is also increasing. Therefore, a cart with a lifter that does not rely solely on human power is required.
特許文献1に開示されたカートでは、一つの車輪しかリフタで扱えない。このため、二つの車輪の位置を交換、即ち、車輪のローテーション(例えば、右側又は左側での前後ローテーション)を行う場合、次の作業が必要になる。(1)リフタを上昇させて、車輪を外す。(2)外した車輪を載せたリフタを降下させて、リフタから車輪を降ろす。(3)リフタを上昇させて、2で降ろした車輪を取り付ける位置の車輪を外す。(4)外した車輪を載せたリフタを降下させて、リフタから車輪を降ろす。(5)2で降ろした車輪をリフタに載せる。(6)リフタを上昇させて、1で車輪を外した位置に車輪を取り付ける。(7)リフタを下降させて、4で降ろした車輪をリフタに載せる。(8)リフタを上昇させて、3で車輪を外した位置に車輪を取り付ける。このように、リフタの昇降動作が多く、作業効率が悪い。 In the cart disclosed in US Pat. No. 5,200,000, only one wheel can be handled by the lifter. Therefore, when exchanging the positions of two wheels, that is, when rotating the wheels (for example, front-to-rear rotation on the right or left side), the following operations are required. (1) Raise the lifter and remove the wheel. (2) Lower the lifter on which the removed wheel is placed, and unload the wheel from the lifter. (3) Raise the lifter and remove the wheel at the position where the wheel lowered in 2 is attached. (4) Lower the lifter on which the removed wheel is placed, and unload the wheel from the lifter. (5) Place the wheel lowered in 2 on the lifter. (6) Raise the lifter and attach the wheel to the position where the wheel was removed in 1. (7) Lower the lifter and place the wheel lowered in step 4 on the lifter. (8) Raise the lifter and attach the wheel to the position where the wheel was removed in 3. As described above, the lifter is frequently moved up and down, resulting in poor working efficiency.
本発明の目的は、車輪の脱着作業効率を向上させることのできる車輪脱着用のリフタ付カートを提供することにある。 SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide a lifter-equipped cart for wheel attachment and detachment, capable of improving the efficiency of wheel attachment and detachment work.
本発明に係る車輪脱着用のリフタ付カートは、昇降可能なリフタを有する第一カートと、この第一カートのリフタによって昇降され得る第二カートとを備えている。第一カートは、その複数の第一キャスタによって移動可能である。上述したリフタには、車輪を載せる一対のフォークと、リフタの上昇時に第二カートに設けられた一対の第二ステーの下面とそれぞれ接触する一対の第一ステーと、が設けられている。また、第一カートは、リフタを昇降させる駆動シリンダも有している。第二カートは、上述した第二ステーと、車輪を載せる一対の支持バーと、を備えている。 A lifter-equipped cart for removing wheels according to the present invention includes a first cart having a lifter that can be raised and lowered, and a second cart that can be raised and lowered by the lifter of the first cart. The first cart is movable on its plurality of first casters. The lifter described above is provided with a pair of forks on which the wheels are placed, and a pair of first stays that respectively come into contact with the lower surfaces of the pair of second stays provided on the second cart when the lifter is raised. The first cart also has a drive cylinder for raising and lowering the lifter. The second cart includes the above-described second stay and a pair of support bars on which the wheels are mounted.
本発明に係る車輪脱着用のリフタ付カートによれば、車輪の脱着作業効率を向上させることができる。 According to the lifter-equipped cart for wheel detachment according to the present invention, it is possible to improve the wheel detachment work efficiency.
以下、図面を参照しつつ実施形態に係る車輪脱着用のリフタ付カートについて説明する。リフタ付きカートは、販売店の整備部門で車両の車輪Wを脱着する際に用いられることが想定されている。車両の整備時には、作業性向上のために車両全体を油圧リフタで持ち上げて作業する。リフタ付カートによって、車輪Wを人力で持ち上げる必要なく車輪Wの脱着作業(特にローテーション作業)の作業効率を向上できる。なお、車両全体のリフトアップ高さは作業者の身長に合わせて決まるため、車輪Wのリフトアップ高さも作業者によって異なる。当然、車種によっても異なる。また、脱着する車輪Wのサイズも様々である。本実施形態のリフタ付カートによれば、様々な作業条件に適応して作業効率を向上できる。 Hereinafter, a lifter-equipped cart for removing wheels according to an embodiment will be described with reference to the drawings. It is assumed that the lifter-equipped cart will be used when the wheels W of the vehicle are attached and detached in the maintenance department of the dealer. When servicing a vehicle, the entire vehicle is lifted by a hydraulic lifter to improve work efficiency. The lifter-equipped cart can improve the work efficiency of the wheel W detachment work (especially rotation work) without the need to manually lift the wheel W. Since the lift-up height of the entire vehicle is determined according to the height of the worker, the lift-up height of the wheels W also differs depending on the worker. Of course, it also depends on the car model. Moreover, the size of the wheel W to attach/detach also varies. According to the lifter-equipped cart of this embodiment, it is possible to adapt to various working conditions and improve working efficiency.
実施形態(第一及び第二実施形態)に係るリフタ付カートは、図1に示される第一カート100及び図2に示される第二カート200を備えている。第一カート100は、昇降可能なリフタ105を備えており、車輪Wに加えて第二カート200を持ち上げるのに適した構造を備えている。
A lifter-equipped cart according to embodiments (first and second embodiments) comprises a
まず、図1及び図3~図6を参照しつつ、第一カート100について説明する。第一カート100は、その下部に、金属製角パイプを溶接して構成されたベースフレーム101を備えている。ベースフレーム101の後部からは、金属製角パイプを溶接して構成された棚フレーム102が立設されている。図6に示されるように、ベースフレーム101の後部と前部には底板が取り付けられており、各底板(第一カート100の下部)には二つの第一キャスタ103が取り付けられている。即ち、四つの第一キャスタ103は、ベースフレーム101の四隅に配置されている。
First, the
各第一キャスタ103は、いわゆる、旋回キャスタや自在キャスタと呼ばれる進行方向が可変なキャスタである。図5に示されるように、後部の底板には、一対の第一キャスタ103の間に、第一カート100が勝手に移動しないように規制する足踏み式のストッパ104も取り付けられている。各第一キャスタ103の車輪幅は、作業場の床に設けられているグレーチングの孔に嵌まり込まないように、一般的な孔の幅よりも広く(例えば、50mm)されている。
Each
図6に示されるように、ベースフレーム101の前後の底板の間の中間部分の幅は狭くされている。また、この中間部分には、底板は取り付けられていない。この中間部分に車輪Wを入れておき、第一カート100を移動させることで、中間部分に入れた車輪Wを転がして移動させることもできる(干渉しないように後述するリフタ105は上げておく)。第一カート100は、後述するリフタ105に車輪Wを載せて移動するのであるが、上述したように、第一カート100の移動時についでに中間部分でも車輪Wを転がして移動させることもできる。この際、中間部分に入れた車輪Wの重量は第一カート100にほとんど作用しないので、第一カート100を移動する操作力は、中間部分が空の場合とほとんど変わらない。
As shown in FIG. 6, the width of the intermediate portion between the front and rear bottom plates of the
棚フレーム102は、上述した後部の底板を底部とする縦長の直方体状のフレームであり、ベースフレーム101とは溶接によって一体化されている。図6に示されるように、棚フレーム102の内部には、棚106が設けられている。棚フレーム102の一番上と棚106には板が取り付けられており、工具や部品などを置けるようになっている。特に、棚106にはトレイ107を置くことが想定されており、各棚106の上面にはトレイ107を手前に引き出すときにそのスライドをガイドする一対のガイドレールが取り付けられている。また、各棚106の上面の前側には、トレイ107が前方に落ちないようにストッパプレートも取り付けられている。
The
棚フレーム102の一番上の後端の両側には、それぞれグリップハンドル108が取り付けられている。各グリップハンドル108は、棚フレーム102にボルトによって固定されており、その取付角度を調節できる。また、棚フレーム102の一番上の後端の上面には、逆U字形のバーハンドル109も固定されている。第一カート100を移動させるには、グリップハンドル108を持って操作する。第一カート100を移動させるのに、グリップハンドル108ではなくバーハンドル109を持って操作してもよい。図3(リフタ105最下位置)及び図4(リフタ105最上位置)に示されるように、棚フレーム102の右側面には、パネルを介して長さの異なる複数の有底パイプからなるツールホルダ110が取り付けられている。ツールホルダ110は、車輪Wを取り付ける際に使用するトルクレンチなどを、それらの長さに対応して収納できる。
A
ベースフレーム101の棚フレーム102よりも前方には、昇降可能なリフタ105が搭載されている。ベースフレーム101上の棚フレーム102のすぐ前の左側には、リフタ105を昇降させるアクチュエータであるエアシリンダ(駆動シリンダ)111が取り付けられている。本実施形態のエアシリンダ111は、整備場に設置されているエアツール駆動用の圧縮空気配管設備に接続され、空気圧を利用してリフタ105を昇降させる。エアシリンダ111はその内部にピストンロッド111aを有しており、ピストンロッド111aは空気圧によって、エアシリンダ111から上方に突出され(図4参照)、また、エアシリンダ111の内部に収納される(図3参照)。
A
上述したツールホルダ110が右側に配され、エアシリンダ111が左側に配されることで、第一カート100の左右の重量バランスが均一化される。また、第一カート100は、上述した整備場の圧縮空気配管設備に接続されるエア配管(図示せず)を備えている。エア配管については追って説明するが、エアシリンダ111の上端及び下端には、エア配管が接続されるエア供給/回収口を有する接続部111bが設けられている。縦に長いエアシリンダ111は、その下端がベースフレーム101に固定されると共に、その上端が後述するガイドシャフト112を支持するシャフトブラケット113に固定されている。
By arranging the above-described
エアシリンダ111のさらに前方には、リフタ105の昇降動作をガイドする一対のガイドシャフト112が取り付けられている。ガイドシャフト112は、左側のエアシリンダ111のすぐ前だけでなく、右側にも設けられている。ガイドシャフト112は、上述したエアシリンダ111よりも縦に長い。各ガイドシャフト112も、その下端がベースフレーム101に固定され、かつ、その上端がシャフトブラケット113に固定されている。各シャフトブラケット113は、図3及び図4に示されるように、二段階の階段状に屈曲されている。
Further forward of the
各ガイドシャフト112には、ガイドシャフト112に沿って垂直にスライド可能なスライドブロック114が取り付けられている。一対のスライドブロック114は、図5に示されるように、後方から見てL字形のリフタブラケット115の下部に固定されている。図3及び図4に示されるように、リフタブラケット115の上端は後方に延出されており、上述したエアシリンダ111のピストンロッド111aの上端に結合されている。また、一対のスライドブロック114の前面には、リフタ105の角張ったU字形のリフタフレーム105aが固定されている。
Each
リフタフレーム105aの下端両側からは、前方に向けてフォーク105bがそれぞれ水平に延出されている。即ち、リフタ105は、互いに平行な一対のフォーク105bを備えている。各フォーク105bの内側には、その長手方向を回転軸として回転可能な第一ローラ105cが設けられている。一対の第一ローラ105cも互いに平行であるが、それらの基端(リフタフレーム105aとの接続端)が下方となるように傾斜されている。即ち、一対の第一ローラ105cは、それぞれ、前上がりの傾斜を有している(例えば水平に対して3°)。なお、リフタフレーム105aの前面には、車輪Wの保護のためにゴムシートが取り付けられている。各第一ローラ105cの前後端は、フォーク105bから内側方に片持ち状に延出されたブラケットにそれぞれ軸支されている。
さらに、図4に示されるように、一対のフォーク105bの下面からは、それぞれ外側方に向けて水平に第一フランジ(第一ステー)105dが延出されている。即ち、各フォーク105bは、第一フランジ(第一ステー)105dを備えている。第一フランジ105dは、フォーク105bのほぼ全長にわたって設けられている。第一フランジ105dは、後述する第二カート200をリフタ105で持ち上げるときに、第二カート200に設けられた第二フランジ(第二ステー)201bの下面と接触して、第二カート200を下方から支持する。本実施形態の第一フランジ105dは、金属製角パイプで構成されたフォーク105bの下面に溶接された金属製の平板である。
Further, as shown in FIG. 4, first flanges (first stays) 105d horizontally extend outward from the lower surfaces of the pair of
ここで、第一実施形態の一対の第一フランジ105dは単なる平板であるが、第二実施形態の一対の第一フランジ105dは、それぞれ、その前部に切欠部105eが形成されている(図6中のX部参照)。
Here, the pair of
上述したように、第一カート100は、エア配管を有している。まず、図5に示されるように、整備場の圧縮空気配管設備と第一カート100とを接続するエアホースが接続されるレギュレータ116が、棚フレーム102の左側面下部に取り付けられている。レギュレータ116への接続部からはエア配管が分岐され、二つのエアツール接続口117が設けられている。エアツール接続口117には、不使用時に嵌められるキャップ117aが設けられている。ホイールナットの脱着を行うインパクトレンチやタイヤにエアを入れるエアガン(圧力ゲージ付き)をエアツール接続口117に接続して使用できるので、作業効率が向上する。レギュレータ116によって、エアシリンダ111に供給するエア圧を調節できる。レギュレータ116は、そのエア圧を表示するダイヤルゲージ(図示せず)を備えている。
As mentioned above, the
エアシリンダ111に供給するエア圧は、棚フレーム102の後面下部に取り付けられたダイヤル118によって調整される。エア圧を調整できるのでサイズによって重量が異なる車輪Wに合わせてリフタ105の昇降速度を調節することができる。上述したように、エア配管のその他のエアホースやバルブなどは図示されていないが、圧縮空気は、リフタ105の上昇時には接続部111bを介してエアシリンダ111に供給される。また、圧縮空気は、リフタ105の下降時には接続部111bを介してエアシリンダ111から回収される。エア配管には、エアシリンダ111によるリフタ105の昇降を操作するための一対の昇降ボタン119も接続されている。昇降ボタン119は、棚フレーム102の最上面後端の上述したバーハンドル109の内側に配置されており、一方がリフタ105を上げるボタンであり、他方が下げるボタンである。昇降ボタン119は、バーハンドル109を握って第一カート100の位置を調整しながら親指で操作できるので、操作性が良好である。
The air pressure supplied to the
次に、図2及び図7~図9を参照しつつ、第二カート200について説明する。第二カート200は、直方体状のメインフレーム201の後部に逆U字形のハンドル202が結合されて構成されている。
Next, the
メインフレーム201は、金属製角パイプを溶接して構成されており、図7に示されるように、一対の逆U字形のサイドフレーム201aを有している。各サイドフレーム201aには、その上端近傍に前後方向に水平に延在する第二フランジ(第二ステー)201bが溶接され、かつ、その高さ方向のほぼ中央に前後方向に水平に延在する側部補強プレート201cが溶接されている。即ち、第二カート200は、一対の第二フランジ201bを備えている。また、図8に示されるように、一対のサイドフレーム201aの前側の下部は、下部パイプ201dが溶接されて互いに接続されている。一対のサイドフレーム201aの後側の上端は、後部補強プレート201eが溶接されて互いに接続されている。
The
第二カート200は、上述した部材によって、その形態を保持している。各サイドフレーム201aの底辺(第二カート200の下部)には、その前端及び後端に第二キャスタ203がそれぞれ取り付けられている。即ち、四つの第二キャスタ203は、メインフレーム201の四隅に配置されている。各第二キャスタ203も、いわゆる、旋回キャスタや自在キャスタと呼ばれる進行方向が可変なキャスタである。
The
また、各第二フランジ201bの前部下面からは突起201fが下方に向けて突出されている。本実施形態では、突起201fは、小さな金属プレートを第二フランジ201bの下面に溶接することで形成されている。ただし、突起201fは、第二フランジ201bを一部下方に屈曲させるなどして形成されてもよい。
A
第二カート200を移動させるには、ハンドル202を持って操作する。その際には、ハンドル202の水平な上辺が把持されてもよいし、ハンドル202の垂直な側辺が把持されてもよい。ハンドル202は、把持しやすいように金属製の丸パイプで形成されており、その両下端が一対のサイドフレーム201aの後辺の上端にそれぞれ差し込まれて接着(又は溶接)されている。図7に示されるように、ハンドル202は、後述する一対の支持バー(第二ローラ)205に載せられた車輪Wを受け止める役割も有している。
To move the
図7及び図8に示されるように、各サイドフレーム201aの後部上端近傍及び前部上端からは、内側方に向けて片持ち状に金属製角パイプのブラケット204が水平に延出されている。各ブラケット204は、サイドフレーム201aに溶接されている。後部のブラケット204は、前部のブラケット204よりも若干下方に位置されている。そして、後部のブラケット204と前部のブラケット204との間に、一対の平行な支持バー(第二ローラ)205が延設されている。本実施形態では、各支持バー205は、その長手方向を回転軸として回転可能な第二ローラ205として形成されている。上述したように、この一対の支持バー(第二ローラ)205上に車輪Wが載せられる。なお、各支持バー(第二ローラ)205の基端は、ブラケット204及びサイドフレーム201aの一部を介して、ハンドル202の下端と接続されている。
As shown in FIGS. 7 and 8,
一対の第二ローラ205は互いに平行であるが、前後のブラケット204の上述した高低差によって、それらの基端(ハンドル202側の端部端)が下方となるように傾斜されている。即ち、一対の第二ローラ205は、それぞれ、前上がりの傾斜を有している(例えば水平に対して3°)。各第二ローラ205の前後端は、上述したブラケット204の先端にそれぞれ軸支されている。一対の第二ローラ(支持バー)205は、上述した一対の第二フランジ201bよりも上方に位置している。即ち、一対の第二ローラ(支持バー)205よりも下方に一対の第二フランジ201bが配置されている。
The pair of
図9に示されるように、平面視において外側から内側に、サイドフレーム201a、第二フランジ201b、及び、支持バー(第二ローラ)205が並ぶように配置されている。第二カート200は第一カート100のリフタ105によって持ち上げられるが、この時、一対の第二フランジ201bが下方からリフタ105の一対の第一フランジ105dによって持ち上げられる。即ち、一対の第二フランジ201bの位置と一対の第一フランジ105dとの位置は互いに対応している(図6及び図9参照)。従って、一対の第二フランジ201bの間の距離は、一対の第一フランジ105dの間の距離にほぼ等しい。図5及び図6に示されるように、一対の第一フランジ105dは、第一カート100のベースフレーム101の外幅より外方に延出している。
As shown in FIG. 9, the
第二カート200がリフタ105によって持ち上げられる際には、第一フランジ105d及び第二フランジ201b以外では、リフタフレーム105aとハンドル202のみが接触し得る(接触しなくてもよい)。リフタ105による第二カート200の持ち上げが阻害されないように、メインフレーム201の後部には、その前部に設けられた下部パイプ201dに対応する部材は設けられていない。また、第二カート200のメインフレーム201の内幅は、第一カート100のベースフレーム101の外幅よりも十分広く、第二キャスタ203がどの方向を向いていても、リフタ105による第二カート200の持ち上げは阻害されない。
When the
次に、本実施形態のカートの使用方法について説明する。第一カート100(図3参照)及び第二カート200(図8参照)は、それぞれ単体で車輪Wを運搬することができる。また、第一カート100については、図3及び図4に示されるように、リフタ105を利用して、単体で車輪Wを昇降させることもできる。
Next, how to use the cart of this embodiment will be described. The first cart 100 (see FIG. 3) and the second cart 200 (see FIG. 8) can carry wheels W independently. As for the
第一カート100単体で車輪Wを運搬する場合、図3に示されるように、リフタ105に車輪Wが載せられる。車輪Wを床から持ち上げてリフタ105に載せるときは、リフタ105を最下位置にしておけば持ち上げる距離が少なくて済む。なお、運搬時にはリフタ105はどの高さにあってもよい。第一カート100は、後部に棚フレーム102を有しており、リフタ105は中央部から前部に位置する。このため、車輪Wの重量が作用しても、棚フレーム102の重量とバランスされ、第一カート100を安定して移動することができる。これは、後述する、車輪Wが載せられた第二カート200をリフタ105で持ち上げる際も同様で、前後重量バランスが好適になる。
When the wheels W are transported by the
車輪Wをリフタ105に載せると、車輪Wは一対の第一ローラ105cによって下方より支持される。第一ローラ105cは、その後端が下方となるように傾斜されているため、車輪Wはリフタ105のリフタフレーム105aに寄り掛かるように搭載される。また、車輪Wがリフタフレーム105aに寄り掛かると、その重心は後寄りに位置する。この結果、車輪Wは、リフタ105上に安定して載せられ、リフタ105から落下しにくくなる。
When the wheel W is placed on the
また、第一ローラ105c上に載せられた車輪Wは回転させやすいので、タイヤやホイールの点検を行いやすい。例えば、タイヤのトレッド面の摩耗状況(溝深さやブロックの欠け)やサイドウォールへの細かな亀裂の発生の確認、空気圧調整などを行いやすい。空気圧の調整時にはバルブの位置を作業しやすい位置に移動できるし、リフタフレーム105aはパネルではなくフレームとして構成されているため、バルブにもアクセスしやすい。車輪Wを運搬するには、グリップハンドル108やバーハンドル109を把持して第一カート100を移動させる。なお、車輪Wをリフタ105に載せた状態で昇降ボタン119を操作すれば、車輪Wを昇降させることができる。
Further, since the wheels W placed on the
第二カート200単体で車輪Wを運搬する場合もほぼ同様である。図7に示されるように、メインフレーム201に車輪Wが載せられる。車輪Wをメインフレーム201に載せると、車輪Wは一対の第二ローラ205によって下方より支持される。第二ローラ205も、その後端が下方となるように傾斜されているため、車輪Wはハンドル202に寄り掛かるように搭載される。また、車輪Wがリフタフレーム105aに寄り掛かると、その重心は後寄りに位置する。この結果、車輪Wは、第二カート200上に安定して載せられ、第二カート200から落下しにくくなる。
It is almost the same when the wheels W are transported by the
第二ローラ205上に載せられた車輪Wも回転させやすいので、タイヤやホイールの点検を行いやすい。ハンドル202もパネルではなくフレームとして構成されているため、バルブにもアクセスしやすい。車輪Wを運搬するには、ハンドル202を把持して第二カート200を移動させる。
Since the wheel W placed on the
なお、図3及び図7などには、外径700mm程度・幅200mm超の大きなサイズの車輪Wが示されている。このような大きな車輪Wの重量は20kgを超えるので、本実施形態のカートは作業効率を好適に向上させることができる。その一方で、サイズがここまで大きくない車輪Wや軽自動車などのサイズの小さな車輪Wにも本実施形態のカートは使用することができ、様々な車輪Wのサイズに対応可能である。 3 and 7 show a large-sized wheel W having an outer diameter of about 700 mm and a width of more than 200 mm. Since the weight of such large wheels W exceeds 20 kg, the cart of this embodiment can favorably improve work efficiency. On the other hand, the cart of the present embodiment can be used for wheels W that are not so large in size or small wheels W such as light vehicles, and can be adapted to various sizes of wheels W.
次に、車輪Wが載せられた第二カート200をリフタ105に載せて、運搬や昇降する場合について、図10を参照して説明する(第一実施形態)。この第二カート200をリフタ105に載せる形態により、車輪Wのローテンション作業の効率を向上させることができる。ローテンション作業については追って説明するので、ここでは、車輪Wが載せられた第二カート200をリフタ105に載せる場合について説明する。
Next, the case where the
第二カート200には、上述したように車輪Wが載せられているものとする。リフタ105が最下位置のときの第一フランジ(第一ステー)105dの高さは、床面に置かれた第二カート200の第二フランジ(第二ステー)201bよりも下方に位置する。第一カート100を動かして、最下位置に位置されているリフタ105を後ろから第二カート200のメインフレーム201の内部に挿入する(第二カート200の方を動かしても構わない)。この状態で、リフタ105を上昇させると、リフタ105の右側及び左側のそれぞれで、その第一フランジ105dの上面が第二カート200の第二フランジ201bの下面と接触する。
It is assumed that the wheels W are placed on the
ただし、第二フランジ201bの下面からは上述した突起201fが下方に向けて突出されているため、第一フランジ105dは、まず突起201fと接触してから突起201fをそのまま持ち上げる。その結果、第二カート200が少し後ろに傾いたところで、第一フランジ105dの後部と第二フランジ201bの後部とが接触する。このとき、第二カート200のハンドル202が第一カート100のリフタフレーム105aに寄り掛かり、第二カート200は後傾した状態でリフタ105によって持ち上げられる。
However, since the
第二カート200がリフタフレーム105aに寄り掛かると、その重心は後寄りに位置する。この結果、車輪Wを載せた第二カート200は、リフタ105上に安定して載せられ、リフタ105から落下しにくくなる。上述したように車輪Wを後傾させてリフタ105や第二カート200からの落下を抑制するのと同様である。また、第二カート200を後傾させることで搭載されている車輪Wはさらに後傾され、車輪Wはより一層落下しにくくなる。図10は、第二カート200を少し持ち上げた状態を示している。このように、第二カート200を介して、車輪Wを昇降させることができる。もちろん、車輪Wが載せられていない第二カート200のみを昇降させることもできる。
When the
上述した第一実施形態では、第二カート200を後傾させることで第二カート200のリフタ105からの落下を抑制した。しかし、第二カート200を持ち上げるときに、第一カート100に対する第二カートの位置、即ち、第一フランジ(第一ステー)105dに対する第二フランジ(第二ステー)201bの位置を規制する位置規制機構が設けられてもよい(第二実施形態)。ここでは、一対の第一フランジ105dにそれぞれ形成された切欠部105e(図6中のX部参照)と第二フランジ201bの下面から下方に突出された突起201fとによって位置規制機構が構成されている。
In the first embodiment described above, the
位置規制機構を利用しつつ、車輪Wが載せられた第二カート200をリフタ105に載せて、運搬や昇降する場合について、図11を参照して説明する(第二実施形態)。リフタ105で第二カート200を持ち上げるときの両者の関係のみが、上述した第一実施形態と異なるので、この部分についてのみ以下に説明する。
A case where the
リフタ105の上昇時には、リフタ105の右側及び左側で、それぞれ、第一フランジ105dの上面が第二カート200の第二フランジ201bの下面と接触する。この時、第一フランジ105dの下面から下方に突出された突起201fを第二フランジ201bに形成された切欠部105eと係合させる。なお、突起201fが第二フランジ201bの上面に載った状態になってから、ハンドル202の下端を後ろに引いて突起201fと切欠部105eとを係合させてもよい。突起201f及び切欠部105eの位置は、ハンドル202がリフタ105のリフタフレーム105aと接触する位置、即ち、第二カート200がリフタ105の一番奥に載る位置に形成されている。
When the
この結果、位置規制機構(切欠部105e及び突起201f)によって、第一カート100に対する第二カートの位置が規制(固定)され、車輪Wを載せた第二カート200は、リフタ105から落下しにくくなる。第一フランジ105dの上面と第二フランジ201bの下面とは面接し、第二カート200は後傾しない。しかし、車輪Wは第二ローラ205によって後傾されており、第二カート200からの落下を抑制されている。図11も、第二カート200を少し持ち上げた状態を示している。なお、リフタ105を降下させる場合は、突起201fと切欠部105eとの係合は、第二カート200が床面に達した後に自ずと解除される。
As a result, the position of the second cart with respect to the
上述した実施形態(第一及び第二実施形態)のカートを用いて車両の車輪Wのローテーション作業をする場合の作業例を説明する。まず、リフトアップされた車両に取り付けられている車輪Wのうち取り外すべき車輪Wのナットを緩めるか外す(車輪Wの落下防止のためにナットを少なくとも一つは完全に取り外さずに残す)。車輪Wが載せられていない第二カート200を第一カート100のリフタ105で持ち上げ、第二カート200の第二ローラ205で車輪Wを受け止められる位置に第一カート100(及び第二カート200)を移動させる。車輪Wを完全に車両から外して第二カート200上に載せる。この時、上述したように、ハンドル202はフレームであるのでナットにアクセスしやすい。
A work example in which the carts of the above-described embodiments (first and second embodiments) are used to rotate the wheels W of a vehicle will be described. First, among the wheels W attached to the lifted vehicle, the nuts of the wheels W to be removed are loosened or removed (at least one nut is not completely removed to prevent the wheels W from falling). The
リフタ105を最下位置にまで降ろし、車輪Wの載った第二カート200を移動する。次いで、降ろした車輪Wを取り付ける位置の車輪Wのナットを緩めるか外す。第一カート100のリフタ105を上昇させ、第一ローラ105cで車輪Wを受け止められる位置に第一カート100を移動させる。車輪Wを完全に車両から外してリフタ105上に載せる。この時、上述したように、リフタフレーム105aはフレームであるのでナットにアクセスしやすい。リフタ105を最下位置にまで降ろし、車輪Wをリフタ105から降ろす。
The
最初に外した車輪Wが載せられた第二カートをリフタ105で持ち上げ、取り付けるべき位置のハブに合うように第一カート100(及び第二カート200)を移動させる(車輪Wの高さも合わせる)。ハブボルトとホイールのボルト孔の位置とがほぼ一致するように、第二ローラ205上で車輪Wを回転させる。上述したように、第二ローラ205によって車輪Wを容易に回転させることができるので、ハブボルトとボルト孔との位置合わせは容易である。
The
ナットで車輪Wをハブに取り付ける。このときも、ハンドル202はフレームであるのでナットを容易に取り付けることができる。リフタ105を降下させて第一カート100(及び第二カート200)を移動させ、トルクレンチでナットを本締めする。リフタ105を最下位置まで降ろして、第二カート200を移動する。降ろしておいた車輪Wをリフタ105に載せて持ち上げ、取り付けるべき位置のハブに合うように第一カート100を移動させる(車輪Wの高さも合わせる)。ハブボルトとホイールのボルト孔の位置とがほぼ一致するように第一ローラ105c上で車輪Wを回転させ、ナットで車輪Wをハブに取り付ける。リフタ105を降下させて第一カート100を移動させ、トルクレンチでナットを本締めする。
Attach the wheel W to the hub with a nut. Also in this case, since the
このように、車輪Wの載せ降ろし動作やリフタ105の昇降動作を削減でき、車輪の脱着作業効率を向上させることができる。なお、ここでは、ローテーション作業について説明したが、ローテーション作業以外の車輪Wの脱着作業全般の作業効率を向上させることができるのは言うまでもない。また、第二カート200を複数用いれば、作業効率をより一層向上させることも可能である。第二カート200は第一カート100のようにリフタ105の昇降機構を有していない。また、第二カート200の可動部は第二キャスタ203と第二ローラ205だけである。従って、第二カート200を用意するのは簡単であり、その製造コストも低く、導入しやすい。
In this way, the loading and unloading operations of the wheels W and the lifting and lowering operations of the
なお、図12に示されるように、本実施形態の車輪脱着用のリフタ付カートは、リフタ105に車輪Wを載せる作業やリフタ105から車輪Wを降ろす作業を行いやすくするスロープ300も備えている。スロープ300は、その一端にほぼ直角に屈曲された取付部300aを備えた金属製のプレートである。以下、スロープを用いた作業について説明する。
As shown in FIG. 12, the lifter-equipped cart for removing wheels of the present embodiment also includes a
リフタ105に車輪Wを載せるかリフタ105から車輪Wを降ろす場合には、まず、リフタ105が最下位置でない場合は最下位置に降ろす(完全な最下位置でなくても作業は行い得る)。次に、スロープ300がほぼ水平となるように持って、その取付部300aを上からフォーク105bと第一ローラ105cの隙間に差し込む。その後、スロープ300の先端を降ろすと、取付部300aが第一ローラ105cの外周面と接触し、第一ローラ105cの回転が抑止される。
When putting the wheel W on the
リフタ105から車輪Wを降ろす場合には車輪Wに第一ローラ105cを乗り越えさせる必要があるが、第一ローラ105cの回転が抑止されるので、車輪Wに第一ローラ105cを容易に乗り越えさせることができる。その後は、スロープ300上を転がすだけで車輪Wを降ろすことができ、車輪Wを持ち上げる必要がない。スロープ300の先端は、床面に置かれてもよいし、図12に示されるように、タイヤストッカ等の所定位置に置かれてもよい。詳しい説明は省略するが、車輪Wをリフタ105から降ろす場合だけでなく、車輪Wをリフタ105に載せる場合も、第一ローラ105cの回転が抑止され、かつ、スロープ300を利用するので、その作業は行いやすい。
When the wheel W is lowered from the
なお、より積極的に第一ローラ105cの回転を抑止する機構を設けてもよい。例えば、取付部300aの外面にゴムシートを貼り付けたり、ラバーコーティングを施したりしてもよい。あるいは、第一ローラ105cの外周面上に細かな凹凸が形成され、取付部300aの外面にもこの凹凸と噛み合う細かな凹凸が形成されてもよい(第一ローラ105cの回転軸に平行なセレーションのような加工でもよい)。上述したように、スロープ300の先端を降ろすと取付部300aと第一ローラ105cの外周面とが接触するので、取付部300aの隙間への挿入時に凹凸が挿入を阻害することはない。
Note that a mechanism for more positively suppressing the rotation of the
なお、上述した実施形態では、フォーク105bに対して第一ローラ105cが傾斜しているので、第一ローラ105cと取付部300aとはスロープ300の幅全体では接触しない場合も考えられるが、一部が接触すれば回転抑止効果は得られる。取付部300aの形状を、スロープ300の幅全体で接触するように取付部300aを傾斜させてもよい。第一ローラ105cと取付部300aとが面接触するように取付部300aを曲面にしてもよい。あるいは、第一ローラ105cのようにフォーク105bも傾斜させて、フォーク105bと第一ローラ105cとを平行に配してもよい。
In the above-described embodiment, the
上記実施形態では、第二カート200は第二キャスタ203を備えていたが、必ずしも備えている必要はない。第二カート200が第二キャスタ203を備えていない場合、車輪Wが載っていなければ第二カート200を移動させるのはさほど困難ではない。一方、車輪Wが載っている第二カート200を移動させる場合、第一カート100を用いて移動させればよい。なお、第二カート200を持ち上げる場合は、第二キャスタ203を備えている場合と同様に、第一カート100のリフタ105を利用すればよい。車輪Wを載っている第二カート200を床面に降ろす場合は、予め第一カート100で降ろしたい場所に移動しておいてから、第二キャスタ203を降ろせばよい。
Although the
上記実施形態では、各フォーク105bは、それ自身とは別に第一ローラ105cを備えていた。上述したように、第一ローラ105cによってリフタ105に載せた車輪Wを回転させやすくなるが、各フォーク105bは必ずしもローラを備えていなくてもよい。リフタ105に載せた車輪Wを回転させやすいことの利点(ボルト孔位置合わせ・タイヤやホイールの点検などの利点)は得られないが、その他の利点は得られる。第二カート200についても同様で、各支持バー205は必ずしも第二ローラとして形成されなくてもよい。ただし、この場合も第二カート200に載せた車輪Wを回転させやすいことの利点(ボルト孔位置合わせ・タイヤやホイールの点検などの利点)は得られないが、その他の利点は得られる。
In the above embodiment, each
上記実施形態では、第一カート100のリフタ105における各フォーク105bは、それ自身とは別に第一ローラ105cを備えていた。しかし、フォーク105b自体が、長手方向を軸に回転する第一ローラとして形成されてもよい。ただし、この場合、フォーク105bと第一ローラ105cとの間の隙間を利用したスロープ300の取り付けはできない。第一カート100の場合とは逆に、第二カート200の支持バー205を第二ローラとして形成せずに、各支持バー205が、それ自身とは別に第二ローラを備えていてもよい。この場合は、支持バーと第二ローラの間との隙間を利用してスロープ300を利用することが可能となる(支持バーの位置が高い場合は長いスロープが必要になることもある)。
In the above embodiment, each
第一カート100のフォーク105bや第二カート200の支持バー205がローラを備えない形態である場合、フォーク105bや支持バー205自体を上述したように傾斜させてもよい。この場合、ローラによって車輪Wを回転させやすくなることの利点(ボルト孔位置合わせ・タイヤやホイールの点検などの利点)は得られないが、傾斜による上述した利点は得られる。なお、ローラが設けられない場合であっても、ローラを設ける場合よりは作業性は劣るが作業者が回転位置をずらせばよいので、車輪Wを回転させられないわけではない。
If the
なお、一対のフォーク105bがローラを備えない形態である場合、一対のフォーク105bは必ずしも互いに平行である必要はなく、下方から車輪Wを支持できればよい。ただし、一対のフォーク105bがローラを備えている場合は、当該ローラ上で車輪Wを回転させやすくするために、一対のフォーク105b(当該ローラの回転軸)は互いに平行である方が好ましい。同様に、一対の支持バー205がローラを備えない形態である場合、一対の支持バー205は必ずしも互いに平行である必要はなく、下方から車輪Wを支持できればよい。ただし、一対の支持バー205がローラを備えている場合は、当該ローラ上で車輪Wを回転させやすくするために、一対の支持バー205(当該ローラの回転軸)は互いに平行である方が好ましい。
In addition, when the pair of
また、上記実施形態では、各フォーク105bは、外側方に延出する第一ステー(第一フランジ)105dを備えていた。しかし、各フォーク105bの上面が、第二カート200の第二ステーの下面と接触する第一ステーとして構成されてもよい。同様に、第二カート200の各支持バーの下面が、第一ステーの上面と接触する第二ステーとして構成されてもよい。
In the above embodiment, each
上記実施形態では、リフタ105はベースフレーム101までは下降しない構造である。しかし、エアシリンダ(駆動シリンダ)111の設置方法(長さや駆動方式等)を工夫して、ベースフレーム101の位置まで下降できるようにしても構わない。また、上記実施形態では、エア圧(流体圧:液圧でも可)を利用してリフタ105を昇降させたが、圧縮空気ではなく電力によって駆動される電動アクチュエータを利用する駆動シリンダでリフタ105を昇降させてもよい。さらに、上記実施形態では、運搬や昇降の対象として車輪W(タイヤが装着されたホイール)を例に説明しているが、タイヤ単品やホイール単品を扱うことができるのは言うまでもない。サイズが大きいものは、タイヤ単品やホイール単品でも重量が10kgを超える場合があるので、上述した利点は同様に実現され得る。
In the above embodiment, the
上述した第二実施形態の位置規制機構は突起201f及び切欠部105eによって構成されたが、他の構成でもよい。例えば、第一フランジ105dと第二フランジ201bとを、前後方向に波打つ同じ形状の波板で形成して位置規制機構を構成してもよい。この場合、第一フランジ105dと第二フランジ201bとが接触すると波形状によって前後方向のスライドが規制される。ただし、第二実施形態の位置規制機構(切欠部105e及び突起201f)は、リフタ105に対する第二カート200の位置を一義的に規制できる点で好ましい(第二カート200をリフタ105の一番奥に載せられる)。一方、第一実施形態や上述した変形例(波形状)では、リフタ105に対する第二カート200の前後方向の位置に多少の自由度があるため、作業を行いやすいという点で好ましい。
Although the position regulating mechanism of the second embodiment described above is configured by the
上記実施形態の車輪脱着用のリフタ付カートは、昇降可能なリフタ105を有する第一カート100と、第一カート100のリフタ105によって昇降され得る第二カート200とを備えている。第一カート100は、その下部に取り付けられた複数の第一キャスタ103と、リフタ105と、リフタ105に設けられた、車輪Wを載せる一対の平行なフォーク105b(上記実施形態ではフォーク105bが第一ローラ105cを有している)を備えている。また、第一カート100は、リフタ105を昇降させる駆動シリンダ111も備えている。さらに、第一カート100は、リフタ105に設けられ、リフタ105の上昇時に第二カート200に設けられた一対の第二ステー201bの下面とそれぞれ接触可能な一対の第一ステー105dも備えている。一方、第二カート200は、その下部に取り付けられた複数の第二キャスタ203と、一対の第二ステー201bと、車輪Wを載せる一対の平行な支持バー(第二ローラ)205と、を備えている。
The lifter-equipped cart for removing wheels of the above embodiment includes a
従って、第一カート100単体で車輪Wを運搬・昇降することができると共に、第二カート200単体でも車輪Wを運搬することができる。さらに、第二カート200を第一カート100で運搬・昇降することもできる。従って、車輪Wを第一カート100で持ち上げられた第二カート200上に降ろし、さらに、第一カート100によって第二カート200を降ろすことができる。また、降ろされた第二カート200は、車輪Wを載せたまま移動可能である。従って、車輪Wの載せ降ろし動作やリフタ105の昇降動作を削減でき、車輪Wの脱着作業効率を向上させることができる。
Therefore, the wheels W can be transported and lifted by the
上記実施形態では、各フォーク105bが第一ローラ105cを備えており(それ自身が第一ローラ105cとして形成されてもよい)、かつ、各支持バー205が第二ローラ205として形成されている(それ自身とは別に第二ローラを備えていてもよい)。従って、第一カート100又は第二カート200に載せられた車輪Wを回転させやすく、車輪Wの点検を容易に行える。また、車輪Wのボルト孔の位置とハブボルトとの位置とを合わせる際にも車輪Wを回転させやすいので、車輪Wの装着作業効率を向上させることができる。
In the above embodiment, each
上記実施形態では、一対の第一ローラ105cが、第一カート100を水平面に置いたときに、それらの基端が下方となるように傾斜されている。また、一対の第二ローラ205も、第二カート200を水平面に置いたときに、それらの基端が下方となるように傾斜されている。このため、第一カート100(のリフタ105)に載せられた車輪Wはリフタ105に寄り掛かるようになり、第一カート100(のリフタ105)からの落下が抑止される。同様に、第二カート200に載せられた車輪Wは第二カート200に寄り掛かるようになり、第二カート200からの落下が抑止される。
In the above embodiment, the pair of
なお、第一ローラ105cや第二ローラ205が設けられることが好ましいが、ローラを伴わないフォークや支持バーが設けられる場合であっても、一対のフォークや一対の支持バーは傾斜されることが好ましい。この場合も、第一カート100や第二カート200に載せられた車輪Wは寄り掛かるようになり、その落下が抑止される。
Although it is preferable that the
上記実施形態では、第二カート200において、一対の支持バー(第二ローラ)205よりも下方に一対の第二ステー(第二フランジ)201bが配置されている。第二カート200が第一カート100によって持ち上げられる場合、第二ステー201bが第一ステー(第一フランジ)105dによって下方から持ち上げられる。また、第二カート200に搭載された車輪Wは、一対の支持バー205によって下方から支持されている。従って、第二カート200に搭載された車輪Wを第一カート100(のリフタ105)によって持ち上げる場合、支持バー205よりも下方に一対の第二ステー201bがあれば、リフタ105の昇降量を減らすことができ、作業時間を削減できる。逆に言えば、支持バー205よりも下方に一対の第二ステー201bがあれば、より高い位置に車輪Wを持ち上げることができる。いずれにしても、車輪Wの装着作業効率向上に寄与する。
In the above-described embodiment, the pair of second stays (second flanges) 201 b are arranged below the pair of support bars (second rollers) 205 in the
上記実施形態では、第二カート200が、一対の支持バー(第二ローラ)205の基端と接続され、一対の支持バー205に載せられた車輪Wを受け止め可能な逆U字形のハンドル202を有している。ハンドル202を備えているので、第二カート200を移動させやすく、作業効率向上に寄与する。また、上述したように、作業者が把持するハンドル202に車輪Wを寄り掛からせることができるため、車輪Wを安定して運搬することができる。また、ハンドル202は逆U字形のフレームであるため、車輪Wのボルト孔へのアクセスを阻害することがなく、作業効率向上に寄与する。
In the above embodiment, the
上記第一実施形態では、一対の第二ステー(第二フランジ)201bの下面から、突起201fが下方に向けてそれぞれ突出されている。これらの突起201fは、第二カート200がリフタ105によって持ち上げられたときに一対の第一ステー(第一フランジ)105dと接触して一対の第二ステー201bの基端が下方となるように第二カート200を後斜させる。従って、第一カート100によって持ち上げられた第二カート200は、リフタフレーム105aに寄り掛かるので、リフタ105上に安定して載せられ、リフタ105から落下しにくくなる。第二カート200に車輪Wが載せられていても、載せられていなくても、第二カート200の第一カート100からの落下が抑止される。
In the first embodiment described above,
なお、第一実施形態では、第二カート200を傾ける突起201fが第二カート200に設けられた。しかし、このような突起を第二カート200ではなく第一カート100に設けることもできる。即ち、一対の第一ステー(第一フランジ)105dの上面から、突起が上方に向けてそれぞれ突出されてもよい。これらの突起は、第二カート200がリフタ105によって持ち上げられるときに一対の第二ステー(第二フランジ)201bの下面と接触して一対の第二ステー201bの基端が下方となるように第二カート200を後斜させる。このような場合も、第二カート200の第一カート100からの落下が抑止される。
In addition, in the first embodiment, the
上記第二実施形態では、一対の第一ステー(第一フランジ)105dと一対の第二ステー(第二フランジ)201bとの間に位置規制機構(切欠部105e及び突起201f)が設けられた。位置規制機構は、第二カート200がリフタ105によって持ち上げられたときに一対の第一ステー105dに対する一対の第二ステー201bの位置を規制する。このようにしても、第二カート200の第一カート100からの落下が抑止される。なお、第二実施形態では、第一カート100に切欠部105eが設けられ、かつ、第二カート200に突起201fが設けられた。これは逆でもよく、第一カート100に突起が設けられ、かつ、第二カート200に切欠部が設けられてもよい。
In the above-described second embodiment, the position regulating mechanism (
100 第一カート
103 第一キャスタ
105 リフタ
105b フォーク
105c 第一ローラ
105d 第一ステー(第一フランジ)
105e 切欠部(位置規制機構)
111 駆動シリンダ(エアシリンダ)
200 第二カート
201b 第二ステー(第二フランジ)
201f 突起(位置規制機構)
202 ハンドル
205 支持バー(第二ローラ)
W 車輪
100
105e notch (position control mechanism)
111 drive cylinder (air cylinder)
200
201f projection (position control mechanism)
202
W wheel
Claims (9)
昇降可能なリフタを有する第一カートと、前記第一カートの前記リフタによって昇降され得る第二カートとを備えており、
前記第一カートが、
その下部に取り付けられた複数の第一キャスタと、
前記リフタに設けられた、車輪を載せる一対のフォークと、
前記リフタを昇降させる駆動シリンダと、
前記リフタに設けられ、前記リフタの上昇時に前記第二カートに設けられた一対の第二ステーの下面とそれぞれ接触可能な一対の第一ステーと、を備えており、
前記第二カートが、
一対の前記第二ステーと、
車輪を載せる一対の支持バーと、を備えている、
ことを特徴とする、リフタ付カート。 A cart with a lifter for removing wheels,
A first cart having a lifter that can be raised and lowered, and a second cart that can be raised and lowered by the lifter of the first cart,
The first cart is
a plurality of first casters attached to its lower portion;
a pair of forks provided on the lifter for mounting the wheels;
a driving cylinder that raises and lowers the lifter;
a pair of first stays provided on the lifter and capable of coming into contact with lower surfaces of a pair of second stays provided on the second cart when the lifter is raised,
The second cart is
a pair of said second stays;
a pair of support bars on which the wheels rest;
A cart with a lifter characterized by:
一対の前記支持バーが、それぞれ、その長手方向を軸に回転する第二ローラとして形成されるか、その長手方向を軸に回転する第二ローラを備えている、ことを特徴とする請求項1に記載のリフタ付カート。 each of said pair of forks being formed as or comprising a first roller rotating about its longitudinal axis, and
2. A pair of said support bars each formed as or provided with a second roller rotating about its longitudinal direction. Cart with lifter described in .
一対の前記支持バーが、前記第二カートを水平面に置いたときに、それらの基端が下方となるように傾斜されている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のリフタ付カート。 the pair of forks are inclined so that their base ends face downward when the first cart is placed on a horizontal surface; and
3. The lifter-equipped cart according to claim 1, wherein the pair of support bars are inclined so that their base ends are downward when the second cart is placed on a horizontal surface. .
一対の前記第二ローラが、前記第二カートを水平面に置いたときに、それらの基端が下方となるように傾斜されている、ことを特徴とする請求項2に記載のリフタ付カート。 The pair of first rollers are inclined so that their base ends face downward when the first cart is placed on a horizontal surface, and
3. The lifter-equipped cart according to claim 2, wherein the pair of second rollers are inclined so that their base ends face downward when the second cart is placed on a horizontal surface.
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