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JP7311403B2 - 運搬具 - Google Patents
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JP7311403B2 - 運搬具 - Google Patents

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Description

本発明は、板状の基部と、基部上に立設された錐形状のコーン部とを備える運搬対象物の運搬に使用される運搬具に関する。
板状の基部と、基部上に立設された錐形状とを備えるロードコーンは、広く一般的に使用されており、このようなロードコーンは常設されず、必要に応じて配置場所を変更したり、遠方へと輸送したりすることが一般的である。このロードコーンの持ち運び時の利便性を向上させたものとして、特許文献1に記載の運搬具がある。特許文献1に記載の運搬具では、台座にロードコーンを載置可能であり、且つ、台座に設けられたキャスターを利用して運搬具を移動させることができる。
特開2015-67948号公報
特許文献1に記載の運搬具では、台座に載置されたロードコーンの落下防止効果が不十分である。また、工事現場などでは路面に凹凸がある場合も多く、キャスターによる移動が困難である場合もある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その主たる目的は、運搬対象物の落下を好適に抑制しつつ運搬することが可能な運搬具を提供することにある。
第1の構成は、板状の基部と、前記基部上に立設された錐形状のコーン部と、を備える運搬対象物の運搬に使用される運搬具であって、前記基部を下方から支持可能な載置部と、前記載置部に取り付けられ、前記載置部を吊り持ち可能な長尺状のベルトと、前記コーン部に当接可能であり、前記載置部との相対位置の変化が抑制される保持部と、を備える。
第1の構成では、載置部と保持部との相対位置の変化の抑制に伴い、載置部に支持され且つ保持部に当接する運搬対象物の、運搬具に対する相対位置の変化が抑制される。したがって、ベルトを利用して載置部を吊り持って運搬対象物を運搬する場合に、運搬対象物の運搬具からの落下や、運搬具上での載置位置のずれを抑制することができる。
第2の構成は、第1の構成に加えて、前記保持部は、前記コーン部に外嵌可能であり、前記コーン部に外嵌した位置で前記載置部からの離間が抑制される。
保持部が円錐状のコーン部に外嵌可能であれば、載置部との離間を抑制することのみで、コーン部の前後左右方向の移動も抑制することができる。したがって、第2の構成では、簡易な構成で運搬対象物の運搬具からの落下や、載置部上での位置のずれを抑制することができる。
第3の構成は、第1又は第2の構成に加えて、前記保持部は、前記ベルトの延在方向に移動可能に取り付けられている。
第3の構成では、保持部の載置部に対する相対位置を変化させることが可能であるため、載置する運搬対象物の数の増減に対応することができる。
第4の構成は、第1~第3のいずれかの構成に加えて、前記保持部は、コーン部に外嵌可能な外嵌部と、前記ベルトが内部を通過可能な通過孔と、を有し、前記ベルトは前記通過孔を二重になって通過し、その下端側は前記載置部における離間した二か所に連結され、前記通過孔は、前記ベルトの通過方向における前記載置部側に向かって広がっている。
第4の構成では、保持部を載置部側へと近接させてコーン部に外嵌部を外嵌させた状態で持ち上げた際に、運搬対象物の重さによって、通過孔内のベルトに外側へ向かうテンションがかかり、通過孔の内面に圧接されて摩擦が増大し、ベルトに沿って載置部から離間する方向へのスライドを抑制することができる。加えて、保持部の形状により保持部のスライドを抑制するという効果を得ることができるがゆえに、保持部と載置部との相対位置の変化を抑制する部材を別途設けることなく、保持部と載置部との相対位置の変化を抑制することができる。
第5の構成は、第1~第4のいずれかの構成に加えて、記載置部は、上方へ向けて突出し前記基部の外縁に当接可能な当接部を備える。
第5の構成では、運搬対象物が載置部上を横滑りする動きを当接部により抑制することができるため、運搬時の運搬対象物の位置のずれを好適に抑制することができる。
第6の構成は、第1~第5のいずれかの構成に加えて、前記ベルトは、前記載置部の外縁の対向する位置に取り付けられる。
第6の構成では、運搬対象物をベルトに挟まれるように載置することができるため、運搬対象物の位置がずれや落下をベルトにより抑制することができる。加えて、運搬具の重心をベルトの間に位置させることができるため、運搬時の安定性を向上させることができる。
ロードコーンを載置した運搬具の斜視図である。 運搬具の斜視図である。 運搬具の正面図である。 運搬具の右側面図である。 運搬具の平面図である。 運搬具の底面図である。 載置部の平面図である。 載置部の底面図である。 保持部の斜視図である。 保持部の別方向からの斜視図である。 保持部の平面図である。 保持部の底面図である。 A-A線断面図である。
本実施形態に係る運搬具10は、図1に示すように、道路等に配置されて使用される三角コーンやロードコーン等と称される運搬対象物の運搬に使用されるものである。本実施形態では、この運搬対象物の名称として、ロードコーン100という名称を用いる。このロードコーン100は、上端が閉塞されて球形となっている円錐筒状のコーン部101と、そのコーン部101の底部から外側に向かって、コーン部101の中心軸に対して垂直に拡幅された基部102とにより構成されている。この基部102は平面視にて角丸正方形であり、その角丸正方形の中心はコーン部101の中心軸が通過しており、略一定の厚みを有している。
運搬具10の構造について、図2~12を参照して説明する。運搬具10の載置部20は、塩化ビニル等の硬質の樹脂で形成された一対の長軸パイプ21と、その長軸パイプ21よりも短い一対の短軸パイプ22とを備えている。この長軸パイプ21及び短軸パイプ22は、外径及び内径がいずれも等しく均一な円筒形状である。長軸パイプ21と短軸パイプ22とは、硬質の樹脂で形成されたL字型の接続部23,23aにより接続されている。一方の一対の接続部23と他方の一対の接続部23aとは、対象な形状をしている。長軸パイプ21どうしを対向させ且つ短軸パイプ22を対向させ、その四隅を接続部23,23aで接続した場合、一方の接続部23は一方の対角線上に位置し、他方の接続部23aは他方の対角線上に位置することとなる。以下の接続部23,23aの説明では、一方の接続部23のみの説明を行い、他方の接続部23aの形状は一方の接続部23の形状と対称な形状であるため省略する。
接続部23は、内径が長軸パイプ21及び短軸パイプ22の外径と等しい一対の円筒が直角に結合するように一体成型されている。長軸パイプ21は接続部23の一方の円筒に挿入され、短軸パイプは接続部23の他方の円筒に挿入される。そして、接続部23の円筒に設けられた孔(図示略)にネジ21a,22aが長軸パイプ21、短軸パイプ22にそれぞれ当接するまでねじ込まれることで、接続部23に対して長軸パイプ21及び短軸パイプ22が固定される。
接続部23の、長軸パイプ21に接続されている側には、上面が平坦な支持部24が設けられている。この支持部24の上面を含む仮想平面は、接続部23の上端に接する平面となっている。支持部24の接続部23側とは反対の側の端部には、上方へ向けて垂直に立設した当接部25が設けられている。この当接部25は、厚みが略一定の平板であり、接続部23側の面は、接続部23の中心軸に対して平行となっている。また、一方の長軸パイプ21に接続された接続部23に設けられた当接部25の内面と、他方の長軸パイプ21に接続された接続部23に設けられた当接部25の内面との間隔は、運搬対象となるロードコーン100の基部102の辺の長さと略等しい。
接続部23の短軸パイプ22に接続される側の開口部には、係止部26が設けられている。この係止部26は、外側に向けて所定長さ突出し、その位置から接続部23の中心軸に平行となるように屈曲している形状であり、接続部23の外周面との間に所定の間隔が形成されている。接続部23の下側には、下面が平坦な接地部27が設けられている。なお、この接地部27には、キャスターを取り付けることが可能となっている。
以上説明した載置部20には、長尺状のベルト30が取り付けられる。このベルト30は、柔軟な繊維で形成された一本の第1ベルト31と、2本の第2ベルト32,33と、第1ベルト31と第2ベルト32,33とを連結する、硬質の樹脂で形成された連結部34,35とで構成されている。第1ベルト31の一方の端部は連結部34に取り付けられており、他方の端部は連結部35に取り付けられている。第1ベルト31の連結部34,35間の長さは、連結部35を利用して調節可能となっている。第2ベルト32,33は、それぞれ、上端が連結部34,35に接続され、連結部34,35よりも下方では二股に分かれている。
一方の第2ベルト32の一方の下端は、接続部23の短軸パイプ22が挿入されている円筒に巻き付けられており、他方の下端は、一方の下端が巻き付けられている接続部23と側面が対向している接続部23aの、短軸パイプ22が挿入されている円筒に巻き付けられている。他方の第2ベルト33の下端は、それぞれ、一方の第2ベルト32が巻き付けられている接続部23と開口が対向する接続部23,23aの、短軸パイプ22が挿入されている円筒に巻き付けられている。
第2ベルト32,33には、図9~図13に示す保持部40が取り付けられている。この保持部40は硬質の樹脂で形成されている。保持部40は、高さ及び厚みが略一定の円環状である外嵌部41を備えている。この外嵌部41の内径は、ロードコーン100のコーン部101の上端から所定距離下方の位置の外径と略等しい。また、外嵌部41の内径は、下方へ向かうにしたがい若干拡径しており、中心軸に対する内側面の傾斜角は、コーン部101の傾斜角と略等しい。
外嵌部41の外周面には、左右それぞれの側方へ延びる延出部42,43が設けられている。この延出部42,43の上下方向の高さは、外嵌部41の高さと略等しく、前後方向の幅は、略一定である。
延出部42,43のそれぞれには、上下方向に開口しており、左右方向に延びる孔である通過孔42a,43aが設けられている。この通過孔42a,43aの左右方向に対して垂直な面での断面(A-A線断面)は、左右方向において略一定である。通過孔42a,43aの前後方向の幅は、下端に向かうにつれ前後均一に拡幅しており、断面形状は等脚台形である。また、通過孔42a,43aの上下方向に対しての傾斜角は、ベルト30を鉛直上方へ延ばした場合の、連結部34,35と接続部23の短軸パイプに取り付けられる側とを通る直線の上下方向に対しての傾斜角よりも、小さく形成されている。通過孔42a,43aの上端には、開口を縮幅するように開口の内側方向へ向けて突出し、且つ、上方へ向かうにつれ隆起する鋸歯状であり、上面視にて矩形状の歯部42b,43bが、左右方向の全体に亘って形成されている。なお、保持部40は、外嵌部41を構成する半弧状の部分の両端に延出部42,43を構成する長尺状の部分が設けられた同一形状の一対の部材を、ネジ44により接続することで構成されている。
上述した第2ベルト32,33は、延出42,43に設けられた通過孔42a,42bの中を通過する。このとき、通過孔42a,43aの上端では間隔が狭まっており、且つ歯部42b,43bが設けられているため、2重となっている第2ベルト32,33の重畳状態が維持される。一方、通過孔42a,43aの下端側では、間隔が広まっているため、2重となっている第2ベルト32,33は、それぞれ離間可能となっている。
以上のように構成される運搬具10によりロードコーン100を運搬する場合について、図1を参照して説明する。ロードコーン100の基部102は、載置部20に載置される。このとき、基部102の底面は、載置部20の接続部23に設けられた支持部24の上面により支持される。また、基部102の外縁は、対向する当接部25間に位置し、各当接部25と当接又は近接する。載置部20の長軸パイプ21は、コーン部101の下端の開口を横切っており、板状である基部102とコーン部101との境界の角を支持している。
保持部40の外嵌部41は、ロードコーン100のコーン部101の上端側から嵌入され、外嵌部41の内周面がコーン部101の側面に当接することで、コーン部101に外嵌する。このとき、第2ベルト32,33を上方へ引き延ばし、第2ベルト32,33にある程度のテンションがかかっているとよい。
以上のようにして基部102が載置部20に載置され、コーン部101に外嵌部41が外嵌した状態で、ベルト部30の第1ベルト31を吊り持つ。このとき、ロードコーン100の重さによって、上下方向のテンション、すなわち通過孔42a,43a内の第2ベルト32,33に外側へ向かうテンションがかかり、通過孔42a,43aの内面に圧接されて摩擦が増大する。さらに、歯部42b,43bの位置では、第2ベルト32,33が屈曲して歯部42b,43bに当接するため、応力が集中して摩擦はさらに増大する。これにより、保持部40のベルト30に沿って載置部20から離間する方向へのスライドを、抑制することができる。一方、ベルト30に吊り持つ方向ではない方向、すなわち、前後左右のいずれかへ向かうテンションをかけた場合には、第2ベルト32,33の通過孔42a,43aの内面への当接力が小さく、十分な摩擦力を得ることができず、保持部40の位置の変更が可能となる。
また、ロードコーン100が載置された運搬具10を吊り持つ代わりに、接地部27にキャスターを取り付け、そのキャスターを用いて運搬を行ってもよい。この場合には、載置部20の当接部25により、ロードコーン100の落下防止に一定の効果を得ることができるが、第2ベルト32,33を上方へ引き延ばした状態を維持し、第2ベルト32,33にある程度のテンションがかかった状態としておけば、ロードコーン100の落下防止効果を向上させることができる。このキャスターを用いる移動は、平坦な路面、例えば倉庫内等のような室内や、舗装路上を移動させる場合に有効である。
ロードコーン100の運搬が終了した場合には、載置部20を接地させた後、保持部40をコーン部101から取り外す。このとき、ベルト30を吊り持つ状態ではなくなるため、ベルト30にかかるテンションが小さくなり、これにより、第2ベルト32,33と通過孔42a,43aの内面との摩擦力が小さくなる。すなわち、保持部40をベルト30の延在方向に沿って自在に移動可能となる。保持部40をコーン部101から取り外した後には、第1ベルト31や第2ベルト32,33を載置部20の接続部23に巻き回し、接続部23と係止部26との間に挟持される状態とするで、第1ベルト31や第2ベルト32,33を巻き回した状態を維持することができる。
上記構成により、本実施形態に係る運搬具は以下の効果を奏する。
・載置部20と保持部40との相対位置の変化の抑制に伴い、載置部20に支持され且つ保持部40に外嵌されているロードコーン100の、運搬具10に対する相対位置の変化が抑制される。したがって、ベルト30を利用して載置部20を吊り持ってロードコーン100を運搬する場合に、ロードコーン100の運搬具10からの落下や、運搬具10上での載置位置のずれを抑制することができる。
・保持部40の外嵌部41が円錐状のコーン部101に外嵌可能であるため、載置部20との離間を抑制することのみで、コーン部101の前後左右方向の移動も抑制することができる。したがって、簡易な構成でロードコーン100の運搬具10からの落下や、載置部20上での位置のずれを抑制することができる。
・保持部40がベルト30の延在方向に移動可能に取り付けられるため、保持部40の載置部20に対する相対位置を変化させることが可能である。これにより、載置するロードコーン100の数の増減に対応することができる。
・保持部40が備える通過孔42a,43aの形状により保持部40のスライドを抑制するという効果を得ることができるため、保持部40と載置部20との相対位置の変化を抑制する部材を別途設けることなく、保持部40と載置部20との相対位置の変化を抑制することができる。
・載置部20に設けられた当接部25により、ロードコーン100が載置部20上を横滑りする動きを抑制することができるため、運搬時のロードコーン100の位置のずれを好適に抑制することができる。
・ロードコーン100をベルト30に挟まれるように載置しているため、ロードコーン100の位置のずれや落下をベルト30により抑制することができる。
・第2ベルト32,33を載置部20の対向する位置に取り付けているため、運搬具10の重心をベルト30の間に位置させることができ、運搬時の安定性を向上させることができる。
・載置部20の構成について、長軸パイプ21と短軸パイプ22とを使用して略長方形としているため、載置部20の長軸パイプ21がコーン部101の下端の開口を横切ることとなり、板状である基部102とコーン部101との境界の角を支持可能である。したがって、強度が基部102よりも高い境界を支持することにより、より安定した状態での運搬を可能とすることができる。
<変形例>
・実施形態では、保持部41の外嵌部41がコーン部101に外嵌した場合に当接するものとしたが、常に当接する必要はない。外嵌部41がコーン部101に外嵌した場合に、外嵌部41とコーン部101との間に隙間があったとしても、運搬時の揺れ等で外嵌部41とコーン部101とが一時的に当接すれば、コーン部101のずれや落下を抑制することができる。すなわち、外嵌部41とコーン部101とが当接可能であればよい。
・実施形態では、外嵌部41の形状を円環状としたが、側面の一部に切り欠きが設けられていてもよい。この場合には、保持部40全体又は外嵌部41を弾性体で形成する等して外嵌部41の内径を拡径可能とすれば、その切り欠きを利用して、コーン部101の立設方向に交差する方向へとコーン部101を離脱させることができる。
・実施形態では、保持部40の外嵌部41がロードコーン100のコーン部101に外嵌して、外嵌部41の内周面がコーン部101に当接するものとしたが、円弧状の部材等がロードコーン100のコーン部101に当接するものとしてもよい。この場合にも、円弧状の部材等と載置部20との相対位置の変化が抑制されれば、ロードコーン100の載置部20上での位置のずれを抑制することができる。
・保持部40の外嵌部41について、半円弧状の部材を回動軸を中心として回動可能とし、離間させた場合に側方からコーン部101を導入可能とし、閉塞して円環を形成した場合に外嵌状態とするものとしてもよい。
・保持部40の形状について、コーン部101の上部と相似形状の円錐筒状とし、その部材をコーン部101の上部から被せて外嵌したり、コーン部101の上部と近似する弦巻バネ状の部材をコーン部101の上部から被せて外嵌するものとしたりしてもよい。
・実施形態では、第2ベルト32,33を保持部40の通過孔42a,43aを通過させ、吊り持ち時のテンションにより増加した摩擦により保持部40の位置の変化を抑制するものとした。この点、保持部40に対して第2ベルト32,33を固定する別の部材を用意し、その部材により保持部40を第2ベルト32,33に固定して保持部40と載置部20との相対位置の変化を抑制してもよい。この場合には、第2ベルト32,33は通過孔42a,43a中を通過させる構造でなくてもよい。
・実施形態では吊り持ちに使用するベルト30に保持部40を取り付けるものとしているが、保持部40と載置部20との相対位置の変化を抑制可能な別の部材を設け、その部材に保持部40を取り付けるものとしてもよい。その部材としては、例えば、載置部20から上方に延びる硬質の長尺状の部材等が挙げられる。
・実施形態では、載置部30の全体形状を、長軸パイプ21、短軸パイプ22及び接続部23で構成するものとしたが、ロードコーン100を載置可能であれば、具体的な構成は種々の変更が可能である。例えば、1又は複数枚の板状の部材により載置部20を構成する等してもよい。
・支持部24及び当接部25は、必ずしも必須の構成ではない。載置部20との相対的な位置の変化が抑制される保持部40を備えていれば、その保持部40によりロードコーン100と載置部20との相対的な位置の変化を抑制することが可能であるためである。
・実施形態では、載置部20に設ける支持部24及び当接部25を、一方の一対の辺に対してのみ設けるものとしたが、両方の一対の辺に対しても設けるものとしてもよい。この場合には、載置部20の全体形状を略正方形とすればよい。
・第2ベルト32,33の載置部20への取り付け位置は、あくまで一例であって種々の変更が可能である。例えば、短軸パイプ22側に一方の第2ベルト32のみを取り付け、長軸パイプ21側にも他方の第2ベルト33を取り付ける等してもよい。また、第2ベルトの数も変更してもよい。ただし、ベルト30全体として載置部20との取付箇所が2箇所であるならば運搬時の安定性に支障が出る可能性があるため、3か所以上が好ましい。
・実施形態では、運搬対象物のコーン部101を円錐形状としたが、三角錐や四角錐等他の錐形状としてもよい。この場合において、保持部40の外嵌部41の形状が実施形態と同様に円環形状であっても、コーン部に内接するため同様の効果を得ることができる。また、保持部40の外嵌部41の形状について、取り付け対象の角錐に合わせた形状としてもよい。同様に、運搬対象物の基部102についても種々の変更が可能であり、その形状に合わせて、載置部20の形状を適宜設計すればよい。
・実施形態では、運搬具10をロードコーン100の運搬に使用するものとして説明しているが、基部と錐形状のコーン部を備えるものであれば、運搬対象物とすることができる。この場合には、運搬対象物の大きさに応じて、運搬具10の各部のサイズを変更すればよい。
運搬具…10、載置部…20、支持部…24、当接部…25、ベルト…30、第1ベルト…31、第2ベルト…32,33、保持部…40、外嵌部…41、通過孔…42a,43a、ロードコーン…100、基部…102、コーン部…102

Claims (8)

  1. 板状の基部と、前記基部上に立設された錐形状のコーン部と、を備える運搬対象物の運搬に使用される運搬具であって、
    前記基部を下方から支持可能な載置部と、
    前記載置部に取り付けられ、前記載置部を吊り持ち可能な長尺状のベルトと、
    前記コーン部に外嵌可能であり、前記載置部との相対位置の変化が抑制される保持部と、を備え、
    前記保持部は、
    前記コーン部に外嵌可能な外嵌部と、
    前記ベルトが内部を通過可能な通過孔と、を有する、運搬具。
  2. 板状の基部と、前記基部上に立設された錐形状のコーン部と、を備える運搬対象物の運搬に使用される運搬具であって、
    前記基部を下方から支持可能な載置部と、
    前記載置部に取り付けられ、前記載置部を吊り持ち可能な長尺状のベルトと、
    前記コーン部に上方から外嵌可能な円環状である外嵌部を有し、前記載置部との相対位置の変化が抑制される保持部と、を備える、運搬具。
  3. 板状の基部と、前記基部上に立設された錐形状のコーン部と、を備える運搬対象物の運搬に使用される運搬具であって、
    前記基部を下方から支持可能な載置部と、
    前記載置部に取り付けられ、前記載置部を吊り持ち可能な長尺状のベルトと、
    前記コーン部に外嵌可能であり、前記載置部との相対位置の変化が抑制される保持部と、を備え、
    前記保持部は、
    前記コーン部に外嵌可能な外嵌部と、
    前記ベルトが内部を通過可能な通過孔と、を有し、
    前記ベルトは前記通過孔を二重になって通過し、その下端側は前記載置部における離間した二か所に連結され、
    前記通過孔は、前記ベルトの通過方向における前記載置部側に向かって広がっている、運搬具。
  4. 前記保持部は、前記ベルトの延在方向に移動可能に取り付けられている、請求項1~3のいずれか1項に記載の運搬具。
  5. 板状の基部と、前記基部上に立設された錐形状のコーン部と、を備える運搬対象物の運搬に使用される運搬具であって、
    前記基部を下方から支持可能な載置部と、
    前記載置部に取り付けられ、前記載置部を吊り持ち可能な長尺状のベルトと、
    前記コーン部に当接可能であり、前記載置部との相対位置の変化が抑制される保持部と、を備え、
    前記保持部は、
    前記コーン部に外嵌可能な外嵌部と、
    前記ベルトが内部を通過可能な通過孔と、を有し、前記ベルトの延在方向に移動可能に取り付けられており、
    前記ベルトは前記通過孔を二重になって通過し、その下端側は前記載置部における離間した二か所に連結され、
    前記通過孔は、前記ベルトの通過方向における前記載置部側に向かって広がっている、運搬具。
  6. 前記保持部は、前記コーン部に外嵌した位置で前記載置部からの離間が抑制される、請求項1~5のいずれか1項に記載の運搬具。
  7. 前記載置部は、上方へ向けて突出し前記基部の外縁に当接可能な当接部を備える、請求項1~のいずれか1項に記載の運搬具。
  8. 前記ベルトは、前記載置部の外縁の対向する位置に取り付けられる、請求項1~のいずれか1項に記載の運搬具。
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