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JP7318566B2 - ファン装置の製造装置およびファン装置の製造方法 - Google Patents
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JP7318566B2 - ファン装置の製造装置およびファン装置の製造方法 - Google Patents

ファン装置の製造装置およびファン装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、ファン装置の製造装置およびファン装置の製造方法に関するものである。
従来より、ワークの組付け作業を行うロボットが種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8-174459号公報
ところで、空調装置においては、空調を行う熱交換器を冷却するファン装置を備えている。このようなファン装置においては、送風ファンが回転軸に対して偏心していると大きな振動や音が発生する。
そこで、ファン装置の組付け作業時に、作業者が送風ファンにバランスウェイトを組み付ける作業を行うようにしている。具体的には、バランス測定器と呼ばれる機器に送風ファンを固定した後、バランス測定器を作動させる。すると、バランス測定器は、送風ファンを回転させ、このときに発生する振動を検出して送風ファンに組み付けるバランスウェイトの位置をモニタに表示させる。そして、作業者は、モニタに表示されたバランスウェイトの位置にバランスウェイトを取り付けるようにしている。さらに、定められた位置に作業者がバランスウェイトを取り付けたか確認するため、再度、バランス測定器と呼ばれる機器に送風ファンを取り付けた後、バランス測定器を作動させ、作動を確認するようにしている。
しかしながら、上記したように作業者が送風ファンにバランスウェイトを組み付ける工程が含まれると、組み付けのための時間が長くなるだけでなく、バランスウェイトの組み付け位置を間違える等、作業ミスが発生する場合がある。
本発明は上記点に鑑みたもので、バランスウェイトの組み付け時間の短縮化を図るとともに組み付け作業の精度を向上することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、送風ファン(11)を有するファン装置(10)の製造装置であって、送風ファンに組み付けるバランスウェイト(12)の装着位置を表すバランスウェイト情報を収集し、バランスウェイト情報に基づいて送風ファンに組み付けるバランスウェイトの装着位置を特定する装着位置特定部(S100)と、送風ファンの回転方向の位置を特定する回転位置特定部(S104、S108)と、回転位置特定部により特定された送風ファンの回転方向の位置にしたがってロボットハンド(330)に配置された把持部(331、332)を移動させて送風ファンを把持するとともに、バランスウェイトを排出するバランスウェイト排出部(332a)を装着位置特定部により特定されたバランスウェイトの装着位置に移動させる移動部(S112)と、バランスウェイト排出部からバランスウェイトを排出させて装着位置特定部により特定されたバランスウェイトの装着位置にバランスウェイトを装着するバランスウェイト装着部(S114)と、を備え
回転位置特定部は、ロボットハンドに配置された光センサ(333)から送風ファンに向けて光を照射させ、該光が送風ファンに反射した反射光を受光することによって送風ファンの回転方向の位置を特定し、
送風ファンは、該送風ファンの回転中心を中心とする円形のプレート(111)と、プレートより径方向外側に配置された識別部(112)を有し、
プレートおよび識別部の反射率は、プレートおよび識別部の周囲の領域と異なっており、
回転位置特定部は、プレートを含む第1の直線に沿って光センサを移動させ、プレートの外周と第1の直線の交差する2つの点を特定するとともに、プレートを含む第1の直線と直交する第2の直線に沿って光センサを移動させ、プレートの外周と第2の直線の交差する2つの点を特定し、第1の直線の交差する2つの点と第2の直線の交差する2つの点の座標から送風ファンの回転中心を特定し、さらに、送風ファンの回転中心を中心として光センサを周方向に移動させて識別部の位置を検出することによって送風ファンの回転方向の位置を特定する
上記した構成によれば、回転位置特定部により特定された送風ファンの回転方向の位置にしたがってバランスウェイトを排出するバランスウェイト排出部(332a)が装着位置特定部により特定されたバランスウェイトの装着位置に移動する。そして、バランスウェイト排出部からバランスウェイトを排出されて装着位置特定部により特定されたバランスウェイトの装着位置にバランスウェイトが装着されるので、バランスウェイトの組み付け時間の短縮化を図るとともに組み付け作業の精度を向上することができる。
上記目的を達成するため、請求項に記載の発明は、送風ファン(11)を有するファン装置(10)の製造方法であって、送風ファンに組み付けるバランスウェイト(12)の装着位置を表すバランスウェイト情報を収集し、バランスウェイト情報に基づいて送風ファンに組み付けるバランスウェイトの装着位置を特定することと、送風ファンの回転方向の位置を特定することと、送風ファンの回転方向の位置にしたがってロボットハンドに配置された把持部(331、332)を移動させて送風ファンを把持するとともに、ロボットハンドに配置されたバランスウェイト排出部(332a)をバランスウェイトの装着位置に移動させることと、バランスウェイト排出部(332a)からバランスウェイトを排出させてバランスウェイトの装着位置にバランスウェイトを装着することと、を含み、
送風ファンの回転方向の位置を特定することは、ロボットハンドに配置された光センサ(333)から送風ファンに向けて光を照射させ、該光が送風ファンに反射した反射光を受光することによって送風ファンの回転方向の位置を特定することを含み、
送風ファンは、該送風ファンの回転中心を中心とする円形のプレート(111)と、プレートより径方向外側に配置された識別部(112)を有し、
プレートおよび識別部の反射率は、プレートおよび識別部の周囲の領域と異なっており、
送風ファンの回転方向の位置を特定することは、プレートを含む第1の直線に沿って光センサを移動させ、プレートの外周と第1の直線の交差する2つの点を特定するとともに、プレートを含む第1の直線と直交する第2の直線に沿って光センサを移動させ、プレートの外周と第2の直線の交差する2つの点を特定し、第1の直線の交差する2つの点と第2の直線の交差する2つの点の座標から送風ファンの回転中心を特定し、さらに、送風ファンの回転中心を中心として光センサを周方向に移動させて識別部の位置を検出することによって送風ファンの回転方向の位置を特定することを含む
このように、請求項1に記載の発明のファン装置の製造装置の発明を、ファン装置の製造方法の発明として捉えることもできる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係の一例を示すものである。
第1実施形態に係るバランス測定器およびバランスウェイト装着機の全体構成を示した図である。 バランスウェイトの外観図である。 送風ファンの構成を表した図である。 ロボットアームの先端部のロボットハンドに設けられた筒状部材、押え部およびレーザセンサを示した図である。 バランスウェイト装着機のブロック図である。 バランスウェイト装着機による送風ファンへのバランスウェイトの装着工程の流れを示した図である。 送風ファンの回転中心を特定する手法について説明するための図である。 送風ファンの回転中心を特定する手法について説明するための図である。 送風ファンに形成されたスリットの位置を特定する手法について説明するための図である。 第2実施形態のバランスウェイト排出部の概略断面図である。 送風ファンの取り付け位置のばらつきについて説明するための図である。 荷重により送風ファンの変形について説明するための図である。 バランスウェイト排出部の作動について説明するための図である。 第3実施形態のバランスウェイト装着機のブロック図である。 第3実施形態のバランスウェイト装着機による送風ファンへのバランスウェイトの装着工程の流れを示した図である。 第3実施形態のバランスウェイト装着機の第2ロボットハンドにより送風ファンにおけるバランスウェイトの装着位置の周囲が把持された状態を表した図である。
一実施形態に係るファン装置の製造装置について図1~図9を用いて説明する。ファン装置10は、空調を行うための熱交換器に空気を送風するものであり、電動モータの回転に伴って回転する送風ファン11を有している。本実施形態に係るファン装置10の送風ファン11への後述するバランスウェイトを組み付けは、図1に示すバランス測定器20とバランスウェイト装着機30によって行われる。ただし、本実施形態のファン装置10の製造装置は、バランスウェイト装着機30により構成されている。
バランス測定器20は、ファン装置10を固定するワークセット冶具21を備えている。このワークセット冶具21には、振動を検出する不図示の振動センサが設けられている。ワークセット冶具21へのファン装置10の取り付けおよび取り外しは作業者によって行われる。
バランス測定器20は、ワークセット冶具21に固定されたファン装置10を動作させ、このときに発生する振動を振動センサによって検出するとともに、ファン装置10の送風ファン11の回転位置を回転角センサ等によって検出する。さらに、バランス測定器20は、検出した送風ファン11の回転位置と振動センサによって検出した振動パターンに基づいて送風ファン11に組み付けるバランスウェイトの装着位置を特定し、特定した装着位置をバランスウェイト装着機30に通知する。なお、バランス測定器20が送風ファン11に組み付けるバランスウェイトの装着位置を特定する手法は公知技術であるので、ここではその詳細についての説明は省略する。
バランスウェイト装着機30は、バランス測定器20から通知された装着位置にバランスウェイトを装着する装置である。バランスウェイト装着機30は、パーツフィーダ31、クリップエスケープ部32、ロボットアーム33を備えている。
図2に示すように、バランスウェイト12は、クリップ状をなしている。また、バランスウェイト12は、金属によって構成されている。バランスウェイト12の1つ当たりの重量は、0.2グラムとなっている。
図3に示すように、本実施形態の送風ファン11は、ボス部114、7つのブレード113、7つのブレード113を連結する連結部115を有している。ボス部114、7つのブレード113および連結部115は、樹脂にて一体成型されている。
また、1つのブレード113に対して最大4つのバランスウェイト12を取り付けることが可能となっている。具体的には、1つのブレード113に対して、図3のT1~T4に示す取り付け位置にバランスウェイト12が取り付けられるよう定められている。つまり、1つの送風ファン11に最大28個のバランスウェイト12を取り付けることが可能となっている。
ボス部114の中央には、円盤状の金属製のプレート111がインサート成形されている。なお、プレート111の中心は、プレート111の回転中心と一致している。プレート111は、その周囲にはみ出すように出っ張ったフランジ部を有している。なお、円盤状のプレート111は、ボス部114の表面に露出しており、プレート111のフランジ部は、ボス部114に埋設されている。
また、プレート111の径方向外側の所定位置には、送風ファン11の回転方向の位置を特定するための基準位置となるスリット112が形成されている。プレート111のフランジ部の一部がスリット112を介してボス部114の表面に露出している。各送風ファン11において、7つのブレード113の位置とスリット112の位置関係は同じになっている。
図1の説明に戻り、パーツフィーダ31は、バランスウェイト12を同じ向き(姿勢)にしてクリップエスケープ部32に送る装置である。クリップエスケープ部32は、パーツフィーダ31から送られた複数のバランスウェイト12から複数のバランスウェイト12を取り出してロボットアーム33の先端に送る装置である。
図4に示すように、ロボットアーム33の先端部には、6軸ロボットとして構成されたロボットハンド330が設けられている。このロボットハンド330には、筒状部材331、押え部332およびレーザセンサ333~334が取り付けられている。なお、筒状部材331および押え部332は把持部に相当し、レーザセンサ333~334は光センサに相当する。
押え部332の内部には、バランスウェイト12を収納する不図示の収納部が設けられている。この収納部には、パーツフィーダ31から送られた複数のバランスウェイトが収納される。
ロボットアーム33は、送風ファン11の1つのブレード113を筒状部材331と押え部332で挟み込むように支持する。さらに、ロボットアーム33は、押え部332に設けられた収納部に収納されたバランスウェイト12をバランス測定器20から通知された位置に装着する。
レーザセンサ333~334は、それぞれレーザ光を照射するレーザダイオードと、レーザダイオードが照射したレーザ光が物体に反射した反射光を受光するフォトダイオードと、を備えている。
レーザセンサ333は、フォトダイオードによって受光された光の光量が閾値以上であるか否かを判定する比較器を有している。レーザセンサ333は、金属に反射したレーザ光と樹脂に反射したレーザ光を区別して認識することが可能となっている。
レーザセンサ334は、レーザ光を照射する発光素子と、このレーザ光が物体に反射した反射光を受光する受光素子を有している。レーザセンサ334は、送風ファン11のプレート111へ向けてレーザ光を照射させ、このレーザ光が送風ファン11に反射した反射光の光量に基づいてレーザセンサ334と送風ファン11との距離を検出する。
本実施形態のバランスウェイト装着機30は、レーザセンサ333の位置を移動させて送風ファン11のボス部114に一体成型されたプレート111の位置とスリット112の位置を検出する。
図5に、バランスウェイト装着機30のブロック図を示す。バランスウェイト装着機30は、ロボットハンド330、バランスウェイト排出部332a、レーザセンサ333、334およびロボット制御部335を備えている。ロボット制御部335には、ファン装置10が接続されている。
ロボット制御部335は、CPU、メモリ、I/O等を備えたコンピュータとして構成されており、メモリに記憶されたプログラムに従って各所処理を実施する。ロボット制御部335は、ロボットハンド330を様々な方向に移動させるとともにロボットハンド330の位置座標を演算することが可能となっている。
バランスウェイト排出部332aは、ロボット制御部335からの指示に応じて押え部332の収納部に収納されたバランスウェイト12を押し出して送風ファン11のブレード113に装着する装置である。
次に、バランスウェイト装着機30による送風ファン11へのバランスウェイト12の装着工程について図6~図9を用いて説明する。この工程は、バランス測定器20が、ファン装置10を動作させて、送風ファン11の回転方向の位置と振動センサによって検出した振動パターンの関係から送風ファン11に組み付けるバランスウェイトの位置を特定する工程に続いて実施される。
まず、バランスウェイト装着機30のロボット制御部335は、S100にて、バランス測定器20から送風ファン11に組み付けるバランスウェイト12の装着位置を表すバランスウェイト情報を収集する。そして、バランスウェイト情報に基づいて送風ファン11に組み付けるバランスウェイトの装着位置を特定する。
次に、ロボット制御部335は、S102にて、ファン装置10の動作を停止させる。具体的には、ファン装置10の送風ファン11の駆動モータを停止させる。
次に、ロボット制御部335は、S104にて、送風ファン11の回転中心の座標を特定する。具体的には、図7に示すようにプレート111を含む第1の直線に沿ってX軸方向にレーザセンサ333を移動させ、プレート111の外周と第1の直線の交差するA点とB点の座標を特定する。そして、A点とB点の座標からA点とB点の中点Oxの座標を特定する。
次に、図8に示すようにプレート111を含む第1の直線と直交する第2の直線に沿ってY軸方向にレーザセンサ333を移動させ、プレート111の外周と第2の直線の交差するC点とD点の座標を特定する。そして、C点とD点の座標からC点とD点の中点Oyの座標を特定する。
そして、中点Oxを含むY方向の線と中点Oyを含むX方向の線の交点の座標を送風ファン11の回転中心Oの座標として特定する。なお、送風ファン11の回転中心Oの座標を特定する工程は、送風ファン11が惰性で回転している間でも行うことができる。
次に、ロボット制御部335は、S106にて、送風ファン11の停止を判定する。具体的には、送風ファン11の回転中心Oから所定距離離れた位置で、かつ、スリット112が通過する位置にレーザセンサ333からレーザ光を照射させ、このレーザ光の反射光の光量に基づいて送風ファン11が停止したか否かを判定する。
送風ファン11が回転している場合には、レーザ光がスリット112に周期的に当たるため、レーザ光の反射光の光量は周期的に変化する。しかし、送風ファン11が停止すると、レーザ光の反射光の光量は周期的に変化しなくなる。したがって、ロボット制御部335は、レーザ光の反射光の光量に所定時間以上、変化がない場合、送風ファン11が停止したと判定する。
ロボット制御部335は、送風ファン11が停止したことを判定すると、S108にて、送風ファン11の回転方向の位置を特定する。具体的には、図9に示すように、送風ファン11の回転中心Oから所定距離R離れた位置に向けてレーザ光を照射させ、このレーザ光を送風ファン11の周方向に移動させる。このようにレーザ光を送風ファン11の周方向に移動させた際のレーザ光の反射光の光量に基づいて送風ファン11の回転方向の位置を特定するための基準位置となるスリット112の位置を特定する。さらに、このスリット112の位置に基づいて停止した送風ファン11の回転方向の位置を検出する。
次に、ロボット制御部335は、S110にて、レーザセンサ334と送風ファン11との距離を検出する。具体的には、レーザセンサ334から送風ファン11のプレート111へ向けてレーザ光を照射させ、このレーザ0光が送風ファン11に反射した反射光の光量に基づいてレーザセンサ334と送風ファン11ととの距離を検出する。
次に、ロボット制御部335は、S112にて、送風ファン11の回転方向の位置にしたがってロボットハンド330に配置された筒状部材331および押え部332を移動させて送風ファン11を把持する。さらに、バランスウェイト12を排出するバランスウェイト排出部332aを、S100にて特定されたバランスウェイト12の装着位置に移動させる。
次に、ロボット制御部335は、S114にて、バランスウェイト排出部332aからバランスウェイト12を排出させて、S100にて特定されたバランスウェイト12の装着位置にバランスウェイト12を装着する。バランスウェイト排出部332aから排出されたバランスウェイト12は、弾性変形して送風ファン11のブレード113の所定位置に装着される。
なお、ロボット制御部335は、バランス測定器20から通知された全てのブレード113の位置へのバランスウェイト12の装着が完了するまでバランスウェイト12の装着を繰り返し行う。
次に、ロボット制御部335は、S116にて、バランス測定器20から通知された全ての位置にブレード113が装着されたかを確認する。具体的には、レーザセンサ333から送風ファン11のバランスウェイト12の組付け位置にレーザ光を照射させ、このレーザ光の反射光の光量に基づいてバランス測定器20から通知された全ての位置にブレード113が装着されたか否かを判定する。そして、バランス測定器20から通知された全ての位置にブレード113が装着されたと判定されると本工程を終了する。
以上、説明したように、本実施形態のファン装置10の製造装置は、送風ファン11に組み付けるバランスウェイト12の装着位置を表すバランスウェイト情報に基づいて送風ファンに組み付けるバランスウェイトの装着位置を特定する装着位置特定部を備えている。
また、送風ファンの回転方向の位置を特定する回転位置特定部を備えている。また、送風ファン11の回転方向の位置にしたがってバランスウェイト12を排出するバランスウェイト排出部332aを装着位置特定部により特定されたバランスウェイトの装着位置に移動させる移動部を備えている。
さらに、バランスウェイト排出部332aからバランスウェイト12を排出させて装着位置特定部により特定されたバランスウェイト12の装着位置にバランスウェイト12を装着するバランスウェイト装着部を備えている。
上記した構成によれば、送風ファン11の回転方向の位置にしたがってバランスウェイト12を排出するバランスウェイト排出部332aが装着位置特定部により特定されたバランスウェイト12の装着位置に移動する。
そして、バランスウェイト排出部332aからバランスウェイト12が排出されて装着位置特定部により特定されたバランスウェイトの装着位置にバランスウェイト12が装着される。したがって、バランスウェイトの組み付け時間の短縮化を図るとともに組み付け作業の精度を向上することができる。
また、回転位置特定部は、ロボットハンド330に配置されたレーザセンサ333から送風ファン11に向けて光を照射させ、該光が送風ファン11に反射した反射光を受光することによって送風ファン11の回転方向の位置を特定する。
したがって、例えば、カメラで撮影した画像に画像認識処理を施して送風ファン11の回転方向の位置を特定する場合と比較して低コストで送風ファン11の回転方向の位置を特定することができる。
また、送風ファン11は、該送風ファン11の回転中心を中心とする円形のプレート111と、プレート111より径方向外側に配置されたスリット112を有している。また、プレート111およびスリット112の反射率は、プレート111およびスリット112の周囲の領域と異なっている。
そして、回転位置特定部は、プレートを含む第1の直線に沿ってレーザセンサ333を移動させ、プレート111の外周と第1の直線の交差する2つの点を特定する。
さらに、プレート111を含む第1の直線と直交する第2の直線に沿ってレーザセンサ333を移動させ、プレート111の外周と第2の直線の交差する2つの点を特定する。
そして第1の直線の交差する2つの点と第2の直線の交差する2つの点の座標から送風ファン11の回転中心Oの座標を特定する。さらに、送風ファン11の回転中心Oを中心としてレーザセンサ333を周方向に移動させてスリット112の位置を検出することによって送風ファン11の回転方向の位置を特定する。
このように、レーザセンサ333を移動させることにより、送風ファン11の回転方向の位置を特定することができる。
また、本バランスウェイト装着機30は、レーザセンサ333から送風ファン11に向けて光を照射させた際の反射光を受光することによってバランスウェイト12の装着位置にバランスウェイト12が取り付けられているか否かを検査する検査部を備えている。
したがって、従来のように、作業者が定められた位置にバランスウェイトを取り付けたか確認するため、再度、バランス測定器を作動させて作動を確認する場合と比較して、確認に要する時間を大幅に短縮することができる。
また、本バランスウェイト装着機30は、レーザセンサ334と送風ファン11との距離を検出する。そして、検出されたレーザセンサ334と送風ファン11との距離を用いて筒状部材331および押え部332を移動させて送風ファン11を把持するとともにバランスウェイト排出部332aをバランスウェイトの装着位置に移動させる。したがって、筒状部材331、押え部332およびバランスウェイト排出部の位置決めを精度よく行うことができる。
また、上記したファン装置の製造装置を、ファン装置の製造方法として捉えることもできる。
(第2実施形態)
第2実施形態に係るファン装置の製造装置について図10~図13を用いて説明する。本実施形態のバランスウェイト排出部332aは、図10に示すように、バランスウェイト12を収納する収納部35、プッシャ36および把持プランジャ37を有している。
収納部35は、軸線CL方向に延びる筒状を成している。収納部35の内部には、該収納部35の軸線CL方向の一端側から他端側に凹むとともに収納部35の軸線CL方向の一端側から送風ファン11におけるバランスウェイト12が組付けられる部位が挿入される凹部351が形成されている。
凹部351は、収納部35の軸線CL方向と直交する底面部3511と、収納部35の軸線CL方向と平行な側面部3512と、を有している。
また、収納部35は、該収納部35の軸線CL方向の一端側から凹部351に向かって縮径するテーパ部3513を有している。
把持プランジャ37は、収納部35の軸線CL方向と直交する方向に移動可能に配置され、凹部351に配置されたバランスウェイト12を両側から把持する。
プッシャ36は、テーパ部3513によって凹部351に案内された送風ファン11におけるバランスウェイト12が組付けられる部位に、収納部35に収納されたバランスウェイト12を押し付けて装着する。なお、テーパ部3513は、送風ファン11におけるバランスウェイト12が組付けられる部位を凹部351へと案内するガイド部として機能する。
テーパ部3513により送風ファン11におけるバランスウェイト12が組付けられる部位の位置ずれが吸収され、送風ファン11におけるバランスウェイト12の装着位置により精度よくバランスウェイト12を組み付けることが可能となっている。
プッシャ36は、ロボット制御部335からの指示に応じて収納部35の内部に配置されたバランスウェイト12を収納部35の軸線CL方向の一端側に押し出し、収納部35の凹部351に挿入された送風ファン11に装着させる。
ところで、ロボットハンド330に配置された筒状部材331および押え部332により送風ファン11が把持される際に、図11に示すように、送風ファン11の位置にばらつきが生じる。また、送風ファン11に荷重が加わると、図12に示すように送風ファン11が変形する。
このような場合、バランスウェイト12の組み付け位置精度が低下して振動や音の抑制効果が低減してしまう。
本実施形態のファン装置の製造装置は、このようなバランスウェイト12の組み付け位置精度が低下するのを抑制する。
次に、本実施形態におけるバランスウェイト装着機30による送風ファン11へのバランスウェイト12の装着工程について説明する。なお、送風ファン11へのバランスウェイト12の装着工程のフローは図6と同じである。
本実施形態のロボット制御部335は、S114にて、バランスウェイト排出部332aからバランスウェイト12を排出させて、S100にて特定されたバランスウェイト12の装着位置にバランスウェイト12を装着する。
この際、まず、図13(a)に示すように、送風ファン11におけるバランスウェイト12が組付けられる部位と、バランスウェイト排出部332aの収納部35に形成された凹部351が対向するように、バランスウェイト排出部332aが配置される。
次に、ロボット制御部335は、レーザセンサ334ンいより検出されたレーザセンサ334は、送風ファン11との距離に基づいて、バランスウェイト排出部332aを送風ファン11側に移動させた後、バランスウェイト排出部332aの移動を停止させる。この際、バランスウェイト12は、プッシャ36および把持プランジャ37によって把持されている。
次に、ロボット制御部335は、図13(b)に示すように、バランスウェイト排出部332aを送風ファン11側に移動させる。この際、テーパ部3513により、送風ファン11におけるバランスウェイト12が組付けられる部位が凹部351へと案内される。
そして、バランスウェイト排出部332aの収納部35に形成された凹部351に送風ファン11におけるバランスウェイト12が組付けられる部位が当接する。これにより、送風ファン11におけるバランスウェイト12が組付けられる部位の位置ずれが吸収される。
次に、ロボット制御部335は、図13(c)に示すように、2つの把持プランジャ37を離れる方向に移動させるとともにプッシャ36を収納部35の軸線CL方向の一端側に移動させ、バランスウェイト12を送風ファン11におけるバランスウェイト12が組付けられる部位に押し出す。これにより、バランスウェイト12が弾性変形して送風ファン11におけるバランスウェイト12が組付けられる部位に組み付けられる。
このように、送風ファン11におけるバランスウェイト12の装着位置により精度よくバランスウェイト12を組み付けることができる。
以上、説明したように、本実施形態のバランスウェイト排出部332aは、軸線CL方向に延びる筒状の収納部35と、収納部35に収納されたバランスウェイト12を送風ファン11に装着するプッシャ36と、を有している。
また、収納部35の内部には、該収納部35の軸線CL方向の一端側から他端側に凹むとともに収納部35の軸線CL方向の一端側から送風ファン11におけるバランスウェイト12が組付けられる部位が挿入される凹部351が形成されている。
また、収納部35は、収納部35の軸線CL方向の一端側から凹部351に向かって縮径するテーパ部3513を有している。
そして、プッシャ36は、テーパ部3513によって凹部351に案内された送風ファン11におけるバランスウェイト12が組付けられる部位に収納部35に収納されたバランスウェイト12を押し付けて装着する。
したがって、テーパ部3513により、送風ファン11におけるバランスウェイト12が組付けられる部位の位置ずれが吸収され、送風ファン11におけるバランスウェイト12の装着位置により精度よくバランスウェイト12を組み付けることができる。
(第3実施形態)
第3実施形態に係るファン装置の製造装置について図14~図16を用いて説明する。図14は、本実施形態のバランスウェイト装着機のブロック図である。図に示すように、本実施形態に係るファン装置の製造装置は、上記第1実施形態の装置と比較して、さらにロボットハンド340を備えており、レーザセンサ334は備えられていない。なお、ロボットハンド330は第1ロボットハンドに相当し、ロボットハンド340は第2ロボットハンドに相当する。
ロボットハンド340の基本構成はロボットハンド330と同じである。ロボット制御部335は、ロボットハンド340を様々な方向に移動させるとともにロボットハンド340の位置座標を演算することが可能となっている。また、ロボットハンド340は、図16に示すように、ブレード113を掴むチャック3401、3402を有している。
本実施形態のファン装置のロボット制御部335は、ロボットハンド340のチャック3401、3402を制御してブレード113を掴んだり離したりすることが可能となっている。
次に、本実施形態におけるバランスウェイト装着機30による送風ファン11へのバランスウェイト12の装着工程について図15を用いて説明する。本実施形態では、図6におけるS110の工程が省略されている。また、S112の後に、S113の工程が設けられている。
本ロボット制御部335は、S108にて、送風ファン11の回転方向の位置を特定すると、S112にて送風ファン11の回転方向の位置にしたがってロボットハンド330に配置された筒状部材331および押え部332を移動させて送風ファン11を把持する。さらに、バランスウェイト12を排出するバランスウェイト排出部332aを、S100にて特定されたバランスウェイト12の装着位置に移動させる。
次に、ロボット制御部335は、S113にて、ロボットハンド340のチャック3401、3402を制御してブレード113を掴ませる。これにより、送風ファン11におけるバランスウェイト12が組付けられる部位の位置ずれが吸収される。また、送風ファン11におけるバランスウェイト12が組付けられる部位に荷重が加えられても変形しない。
次に、ロボット制御部335は、S114にて、バランスウェイト排出部332aからバランスウェイト12を排出させて、S100にて特定されたバランスウェイト12の装着位置にバランスウェイト12を装着する。バランスウェイト排出部332aから排出されたバランスウェイト12は、弾性変形して送風ファン11のブレード113の所定位置に装着される。
以上、説明したように、本実施形態のファン装置の製造装置は、装着位置特定部により特定されたバランスウェイト12の装着位置の周囲を把持する第2ロボットハンド340を備えている。
また、バランスウェイト装着部は、第2ロボットハンド340によりバランスウェイト12の装着位置の周囲が把持された状態で、バランスウェイト12の装着位置にバランスウェイト12を装着する。
したがって、送風ファン11におけるバランスウェイト12が組付けられる部位の位置ずれが吸収され、送風ファン11におけるバランスウェイト12の装着位置により精度よくバランスウェイト12を組み付けることができる。
また、ロボット制御部335が、ロボットハンド340のチャック3401、3402を制御してブレード113を掴ませる。このため、送風ファン11との距離を検出するレーザセンサ334を不要とすることもできる。
(他の実施形態)
(1)上記実施形態では、S104、S108にて、レーザセンサ333を用いて送風ファン11の回転方向の位置を検出するようにしたが、レーザセンサ333を用いることなく、送風ファン11の回転方向の位置を検出するようにしてもよい。
(2)上記実施形態では、クリップ状のバランスウェイト12を送風ファン11のブレード113に装着する例を示したが、バランスウェイト12の形状はクリップ状以外の形状とすることもできる。
(3)上記実施形態では、レーザセンサ333~334を別々に設けるようにしたが、1つにレーザセンサにより構成することもできる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の材質、形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の材質、形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その材質、形状、位置関係等に限定されるものではない。
(まとめ)
上記各実施形態の一部または全部で示された第1の観点によれば、ファン装置の製造装置は、バランスウェイト情報に基づいて送風ファンに組み付けるバランスウェイトの装着位置を特定する装着位置特定部を備えている。また、送風ファンの回転方向の位置を特定する回転位置特定部を備えている。
また、回転位置特定部により特定された送風ファンの回転方向の位置にしたがって把持部を移動させて送風ファンを把持するとともにバランスウェイト排出部をバランスウェイトの装着位置に移動させる移動部を備えている。
さらに、バランスウェイト排出部からバランスウェイトを排出させて装着位置特定部により特定されたバランスウェイトの装着位置にバランスウェイトを装着するバランスウェイト装着部を備えている。
また、第2の観点によれば、回転位置特定部は、ロボットハンドに配置された光センサから送風ファンに向けて光を照射させ、該光が送風ファンに反射した反射光を受光することによって送風ファンの回転方向の位置を特定する。
したがって、例えば、カメラで撮影した画像に画像認識処理を施して送風ファンの回転方向の位置を特定する場合と比較して低コストで送風ファン11の回転方向の位置を特定することができる。
また、第3の観点によれば、送風ファンは、該送風ファンの回転中心を中心とする円形のプレートと、プレートより径方向外側に配置された識別部を有している。また、プレートおよび識別部の反射率は、プレートおよび識別部の周囲の領域と異なっている。
そして、回転位置特定部は、プレートを含む第1の直線に沿って光センサを移動させ、プレートの外周と第1の直線の交差する2つの点を特定する。また、プレートを含む第1の直線と直交する第2の直線に沿って光センサを移動させ、プレートの外周と第2の直線の交差する2つの点を特定する。そして、第1の直線の交差する2つの点と第2の直線の交差する2つの点の座標から送風ファンの回転中心を特定する。さらに、送風ファンの回転中心を中心として光センサを周方向に移動させて識別部の位置を検出することによって送風ファンの回転方向の位置を特定する。
このように、光センサを移動させることにより、送風ファンの回転方向の位置を特定することができる。
また、第4の観点によれば、ファン装置の製造装置は、光センサから送風ファンに向けて光を照射させた際の反射光を受光することによってバランスウェイトの装着位置にバランスウェイトが取り付けられているか否かを検査する検査部を備えている。
したがって、従来のように、作業者が定められた位置にバランスウェイトを取り付けたか確認するため、再度、バランス測定器を作動させて作動を確認する場合と比較して、確認に要する時間を大幅に短縮することができる。
また、第5の観点によれば、ファン装置の製造装置は、光センサと送風ファンとの距離を検出する距離検出部を備えている。そして、移動部は、距離検出部により検出された光センサと送風ファンとの距離を用いて把持部を移動させて送風ファンを把持するとともにバランスウェイト排出部をバランスウェイトの装着位置に移動させる。したがって、把持部とバランスウェイト排出部の位置決めを精度よく行うことができる。
また、第6の観点によれば、バランスウェイト排出部は、軸線方向に延びる筒状の収納部と、収納部に収納されたバランスウェイトを送風ファンに装着するプッシャと、を有している。また、収納部には、該収納部の軸線方向の一端側から他端側に凹むとともに収納部の軸線方向の一端側から送風ファンにおけるバランスウェイトが組付けられる部位が挿入される凹部が形成されている。また、収納部は、収納部の軸線方向の一端側から凹部に向かって縮径するテーパ部を有している。そして、プッシャは、テーパ部によって凹部に案内された送風ファンにおけるバランスウェイトが組付けられる部位に収納部に収納されたバランスウェイトを押し付けて装着する。
このように、収納部は、収納部の軸線方向の一端側から凹部に向かって縮径するテーパ部を有している。そして、プッシャは、テーパ部によって凹部に案内された送風ファンにおけるバランスウェイトが組付けられる部位に収納部に収納されたバランスウェイトを押し付けて装着する。
したがって、送風ファンにおけるバランスウェイトが組付けられる部位の位置ずれが吸収され、バランスウェイトの組付け位置の精度を向上することができ、振動や音の発生を抑止することができる。
また、第7の観点によれば、ロボットハンドは、第1ロボットハンドであり、装着位置特定部により特定されたバランスウェイトの装着位置の周囲を把持する第2ロボットハンドを備えている。そして、バランスウェイト装着部は、第2ロボットハンドによりバランスウェイトの装着位置の周囲が把持された状態で、バランスウェイトの装着位置にバランスウェイトを装着する。
したがって、送風ファンにおけるバランスウェイトが組付けられる部位の位置ずれが吸収され、送風ファンにおけるバランスウェイトの装着位置により精度よくバランスウェイトを組み付けることができる。
また、第2ロボットハンドがバランスウェイトの装着位置の周囲を把持するため、送風ファンとの距離を検出するレーザセンサを不要とすることもできる。
上記各実施形態の一部または全部で示された第8の観点によれば、ファン装置の製造方法であって、バランスウェイト情報に基づいて送風ファンに組み付けるバランスウェイトの装着位置を特定することを含んでいる。また、送風ファンの回転方向の位置を特定することを含んでいる。
また、送風ファンの回転方向の位置にしたがってロボットハンドに配置された把持部を移動させて送風ファンを把持するとともに、バランスウェイト排出部をバランスウェイトの装着位置に移動させることを含んでいる。
また、バランスウェイト排出部からバランスウェイトを排出させてバランスウェイトの装着位置にバランスウェイトを装着することを含んでいる。
なお、上記実施形態における構成と特許請求の範囲の構成との対応関係について説明すると、S100の処理が装着位置特定部に相当し、S104、S108の処理が回転位置特定部に相当し、筒状部材331および押え部332が把持部に相当する。また、S112の処理が移動部に相当し、S114の処理がバランスウェイト装着部に相当し、レーザセンサ333~334が光センサに相当し、スリット112が識別部に相当し、S106の処理が距離検出部に相当する。
10 ファン装置
11 送風ファン
12 バランスウェイト
20 バランス測定器
30 バランスウェイト装着機
33 ロボットアーム
111 プレート
112 スリット
113 ブレード
114 ボス部
330 ロボットハンド
331 筒状部材
332 押え部
333 レーザセンサ
335 ロボット制御部

Claims (12)

  1. 送風ファン(11)を有するファン装置(10)の製造装置であって、
    前記送風ファンに組み付けるバランスウェイト(12)の装着位置を表すバランスウェイト情報を収集し、前記バランスウェイト情報に基づいて前記送風ファンに組み付ける前記バランスウェイトの装着位置を特定する装着位置特定部(S100)と、
    前記送風ファンの回転方向の位置を特定する回転位置特定部(S104、S108)と、
    前記回転位置特定部により特定された前記送風ファンの回転方向の位置にしたがってロボットハンド(330)に配置された把持部(331、332)を移動させて前記送風ファンを把持するとともに、前記バランスウェイトを排出するバランスウェイト排出部(332a)を前記装着位置特定部により特定された前記バランスウェイトの装着位置に移動させる移動部(S112)と、
    前記バランスウェイト排出部から前記バランスウェイトを排出させて前記装着位置特定部により特定された前記バランスウェイトの装着位置に前記バランスウェイトを装着するバランスウェイト装着部(S114)と、を備え
    前記回転位置特定部は、前記ロボットハンドに配置された光センサ(333)から前記送風ファンに向けて光を照射させ、該光が前記送風ファンに反射した反射光を受光することによって前記送風ファンの回転方向の位置を特定し、
    前記送風ファンは、該送風ファンの回転中心を中心とする円形のプレート(111)と、前記プレートより径方向外側に配置された識別部(112)を有し、
    前記プレートおよび前記識別部の反射率は、前記プレートおよび前記識別部の周囲の領域と異なっており、
    前記回転位置特定部は、前記プレートを含む第1の直線に沿って前記光センサを移動させ、前記プレートの外周と前記第1の直線の交差する2つの点を特定するとともに、前記プレートを含む前記第1の直線と直交する第2の直線に沿って前記光センサを移動させ、前記プレートの外周と前記第2の直線の交差する2つの点を特定し、前記第1の直線の交差する2つの点と前記第2の直線の交差する2つの点の座標から前記送風ファンの回転中心を特定し、さらに、前記送風ファンの回転中心を中心として前記光センサを周方向に移動させて前記識別部の位置を検出することによって前記送風ファンの回転方向の位置を特定するファン装置の製造装置。
  2. 前記光センサから前記送風ファンに向けて光を照射させ、該光が前記バランスウェイトに反射した前記反射光を受光することによって前記装着位置特定部により特定された前記バランスウェイトの装着位置に前記バランスウェイトが取り付けられているか否かを検査する検査部(S114)を備えた請求項に記載のファン装置の製造装置。
  3. 送風ファン(11)を有するファン装置(10)の製造装置であって、
    前記送風ファンに組み付けるバランスウェイト(12)の装着位置を表すバランスウェイト情報を収集し、前記バランスウェイト情報に基づいて前記送風ファンに組み付ける前記バランスウェイトの装着位置を特定する装着位置特定部(S100)と、
    前記送風ファンの回転方向の位置を特定する回転位置特定部(S104、S108)と、
    前記回転位置特定部により特定された前記送風ファンの回転方向の位置にしたがってロボットハンド(330)に配置された把持部(331、332)を移動させて前記送風ファンを把持するとともに、前記バランスウェイトを排出するバランスウェイト排出部(332a)を前記装着位置特定部により特定された前記バランスウェイトの装着位置に移動させる移動部(S112)と、
    前記バランスウェイト排出部から前記バランスウェイトを排出させて前記装着位置特定部により特定された前記バランスウェイトの装着位置に前記バランスウェイトを装着するバランスウェイト装着部(S114)と、を備え、
    前記回転位置特定部は、前記ロボットハンドに配置された光センサ(333)から前記送風ファンに向けて光を照射させ、該光が前記送風ファンに反射した反射光を受光することによって前記送風ファンの回転方向の位置を特定し、
    前記光センサから前記送風ファンに向けて光を照射させ、該光が前記バランスウェイトに反射した前記反射光を受光することによって前記装着位置特定部により特定された前記バランスウェイトの装着位置に前記バランスウェイトが取り付けられているか否かを検査する検査部(S114)を備えたファン装置の製造装置。
  4. 前記光センサと前記送風ファンとの距離を検出する距離検出部(S106)を備え、
    前記移動部は、前記距離検出部により検出された前記光センサと前記送風ファンとの距離を用いて前記把持部を移動させて前記送風ファンを把持するとともに前記バランスウェイト排出部を前記バランスウェイトの装着位置に移動させる請求項1ないし3のいずれか1つに記載のファン装置の製造装置。
  5. 送風ファン(11)を有するファン装置(10)の製造装置であって、
    前記送風ファンに組み付けるバランスウェイト(12)の装着位置を表すバランスウェイト情報を収集し、前記バランスウェイト情報に基づいて前記送風ファンに組み付ける前記バランスウェイトの装着位置を特定する装着位置特定部(S100)と、
    前記送風ファンの回転方向の位置を特定する回転位置特定部(S104、S108)と、
    前記回転位置特定部により特定された前記送風ファンの回転方向の位置にしたがってロボットハンド(330)に配置された把持部(331、332)を移動させて前記送風ファンを把持するとともに、前記バランスウェイトを排出するバランスウェイト排出部(332a)を前記装着位置特定部により特定された前記バランスウェイトの装着位置に移動させる移動部(S112)と、
    前記バランスウェイト排出部から前記バランスウェイトを排出させて前記装着位置特定部により特定された前記バランスウェイトの装着位置に前記バランスウェイトを装着するバランスウェイト装着部(S114)と、を備え
    前記回転位置特定部は、前記ロボットハンドに配置された光センサ(333)から前記送風ファンに向けて光を照射させ、該光が前記送風ファンに反射した反射光を受光することによって前記送風ファンの回転方向の位置を特定し、
    前記光センサと前記送風ファンとの距離を検出する距離検出部(S106)を備え、
    前記移動部は、前記距離検出部により検出された前記光センサと前記送風ファンとの距離を用いて前記把持部を移動させて前記送風ファンを把持するとともに前記バランスウェイト排出部を前記バランスウェイトの装着位置に移動させるファン装置の製造装置。
  6. 前記バランスウェイト排出部は、軸線(CL)方向に延びる筒状の収納部(35)と、前記収納部に収納された前記バランスウェイトを前記送風ファンに装着するプッシャ(36)と、を有し、
    前記収納部には、該収納部の前記軸線方向の一端側から他端側に凹むとともに前記収納部の前記軸線方向の一端側から前記送風ファンにおける前記バランスウェイトが組付けられる部位が挿入される凹部(351)が形成され、
    前記収納部は、前記収納部の前記軸線方向の一端側から前記凹部に向かって縮径するテーパ部(3513)を有し、
    前記プッシャは、前記テーパ部によって前記凹部に案内された前記送風ファンにおける前記バランスウェイトが組付けられる部位に前記収納部に収納された前記バランスウェイトを押し付けて装着する請求項1ないし5のいずれか1つに記載のファン装置の製造装置。
  7. 送風ファン(11)を有するファン装置(10)の製造装置であって、
    前記送風ファンに組み付けるバランスウェイト(12)の装着位置を表すバランスウェイト情報を収集し、前記バランスウェイト情報に基づいて前記送風ファンに組み付ける前記バランスウェイトの装着位置を特定する装着位置特定部(S100)と、
    前記送風ファンの回転方向の位置を特定する回転位置特定部(S104、S108)と、
    前記回転位置特定部により特定された前記送風ファンの回転方向の位置にしたがってロボットハンド(330)に配置された把持部(331、332)を移動させて前記送風ファンを把持するとともに、前記バランスウェイトを排出するバランスウェイト排出部(332a)を前記装着位置特定部により特定された前記バランスウェイトの装着位置に移動させる移動部(S112)と、
    前記バランスウェイト排出部から前記バランスウェイトを排出させて前記装着位置特定部により特定された前記バランスウェイトの装着位置に前記バランスウェイトを装着するバランスウェイト装着部(S114)と、を備え
    前記バランスウェイト排出部は、軸線(CL)方向に延びる筒状の収納部(35)と、前記収納部に収納された前記バランスウェイトを前記送風ファンに装着するプッシャ(36)と、を有し、
    前記収納部には、該収納部の前記軸線方向の一端側から他端側に凹むとともに前記収納部の前記軸線方向の一端側から前記送風ファンにおける前記バランスウェイトが組付けられる部位が挿入される凹部(351)が形成され、
    前記収納部は、前記収納部の前記軸線方向の一端側から前記凹部に向かって縮径するテーパ部(3513)を有し、
    前記プッシャは、前記テーパ部によって前記凹部に案内された前記送風ファンにおける前記バランスウェイトが組付けられる部位に前記収納部に収納された前記バランスウェイトを押し付けて装着するファン装置の製造装置。
  8. 前記ロボットハンドは、第1ロボットハンドであり、
    前記装着位置特定部により特定された前記バランスウェイトの装着位置の周囲を把持する第2ロボットハンド(340)を備え、
    前記バランスウェイト装着部は、前記第2ロボットハンドにより前記バランスウェイトの装着位置の周囲が把持された状態で、前記バランスウェイトの装着位置に前記バランスウェイトを装着する請求項1ないしのいずれか1つに記載のファン装置の製造装置。
  9. 送風ファン(11)を有するファン装置(10)の製造方法であって、
    前記送風ファンに組み付けるバランスウェイト(12)の装着位置を表すバランスウェイト情報を収集し、前記バランスウェイト情報に基づいて前記送風ファンに組み付ける前記バランスウェイトの装着位置を特定することと、
    前記送風ファンの回転方向の位置を特定することと、
    前記送風ファンの回転方向の位置にしたがってロボットハンドに配置された把持部(331、332)を移動させて前記送風ファンを把持するとともに、前記ロボットハンドに配置されたバランスウェイト排出部(332a)を前記バランスウェイトの装着位置に移動させることと、
    前記バランスウェイト排出部ら前記バランスウェイトを排出させて前記バランスウェイトの装着位置に前記バランスウェイトを装着することと、を含み、
    前記送風ファンの回転方向の位置を特定することは、前記ロボットハンドに配置された光センサ(333)から前記送風ファンに向けて光を照射させ、該光が前記送風ファンに反射した反射光を受光することによって前記送風ファンの回転方向の位置を特定することを含み、
    前記送風ファンは、該送風ファンの回転中心を中心とする円形のプレート(111)と、前記プレートより径方向外側に配置された識別部(112)を有し、
    前記プレートおよび前記識別部の反射率は、前記プレートおよび前記識別部の周囲の領域と異なっており、
    前記送風ファンの回転方向の位置を特定することは、前記プレートを含む第1の直線に沿って前記光センサを移動させ、前記プレートの外周と前記第1の直線の交差する2つの点を特定するとともに、前記プレートを含む前記第1の直線と直交する第2の直線に沿って前記光センサを移動させ、前記プレートの外周と前記第2の直線の交差する2つの点を特定し、前記第1の直線の交差する2つの点と前記第2の直線の交差する2つの点の座標から前記送風ファンの回転中心を特定し、さらに、前記送風ファンの回転中心を中心として前記光センサを周方向に移動させて前記識別部の位置を検出することによって前記送風ファンの回転方向の位置を特定することを含むファン装置の製造方法。
  10. 送風ファン(11)を有するファン装置(10)の製造方法であって、
    前記送風ファンに組み付けるバランスウェイト(12)の装着位置を表すバランスウェイト情報を収集し、前記バランスウェイト情報に基づいて前記送風ファンに組み付ける前記バランスウェイトの装着位置を特定することと、
    前記送風ファンの回転方向の位置を特定することと、
    前記送風ファンの回転方向の位置にしたがってロボットハンドに配置された把持部(331、332)を移動させて前記送風ファンを把持するとともに、前記ロボットハンドに配置されたバランスウェイト排出部(332a)を前記バランスウェイトの装着位置に移動させることと、
    前記バランスウェイト排出部から前記バランスウェイトを排出させて前記バランスウェイトの装着位置に前記バランスウェイトを装着することと、を含み、
    前記送風ファンの回転方向の位置を特定することは、前記ロボットハンドに配置された光センサ(333)から前記送風ファンに向けて光を照射させ、該光が前記送風ファンに反射した反射光を受光することによって前記送風ファンの回転方向の位置を特定することを含み、
    前記バランスウェイトの装着位置に前記バランスウェイトが装着された後、前記光センサから前記送風ファンに向けて光を照射させ、該光が前記バランスウェイトに反射した前記反射光を受光することによって前記特定された前記バランスウェイトの装着位置に前記バランスウェイトが取り付けられているか否かを検査することを含むファン装置の製造方法。
  11. 送風ファン(11)を有するファン装置(10)の製造方法であって、
    前記送風ファンに組み付けるバランスウェイト(12)の装着位置を表すバランスウェイト情報を収集し、前記バランスウェイト情報に基づいて前記送風ファンに組み付ける前記バランスウェイトの装着位置を特定することと、
    前記送風ファンの回転方向の位置を特定することと、
    前記送風ファンの回転方向の位置にしたがってロボットハンドに配置された把持部(331、332)を移動させて前記送風ファンを把持するとともに、前記ロボットハンドに配置されたバランスウェイト排出部(332a)を前記バランスウェイトの装着位置に移動させることと、
    前記バランスウェイト排出部から前記バランスウェイトを排出させて前記バランスウェイトの装着位置に前記バランスウェイトを装着することと、を含み、
    前記送風ファンの回転方向の位置を特定することは、前記ロボットハンドに配置された光センサ(333)から前記送風ファンに向けて光を照射させ、該光が前記送風ファンに反射した反射光を受光することによって前記送風ファンの回転方向の位置を特定することを含み、
    前記バランスウェイト排出部を前記バランスウェイトの装着位置に移動させることとは、前記光センサと前記送風ファンとの距離を検出する距離検出部(S106)により検出された前記光センサと前記送風ファンとの距離を用いて前記把持部を移動させて前記送風ファンを把持するとともに前記バランスウェイト排出部を前記バランスウェイトの装着位置に移動させることを含むファン装置の製造方法。
  12. 送風ファン(11)を有するファン装置(10)の製造方法であって、
    前記送風ファンに組み付けるバランスウェイト(12)の装着位置を表すバランスウェイト情報を収集し、前記バランスウェイト情報に基づいて前記送風ファンに組み付ける前記バランスウェイトの装着位置を特定することと、
    前記送風ファンの回転方向の位置を特定することと、
    前記送風ファンの回転方向の位置にしたがってロボットハンドに配置された把持部(331、332)を移動させて前記送風ファンを把持するとともに、前記ロボットハンドに配置されたバランスウェイト排出部(332a)を前記バランスウェイトの装着位置に移動させることと、
    前記バランスウェイト排出部(332a)から前記バランスウェイトを排出させて前記バランスウェイトの装着位置に前記バランスウェイトを装着することと、を含み、
    前記バランスウェイト排出部は、軸線(CL)方向に延びる筒状の収納部(35)と、前記収納部に収納された前記バランスウェイトを前記送風ファンに装着するプッシャ(36)と、を有し、
    前記収納部には、該収納部の前記軸線方向の一端側から他端側に凹むとともに前記収納部の前記軸線方向の一端側から前記送風ファンにおける前記バランスウェイトが組付けられる部位が挿入される凹部(351)が形成され、
    前記収納部は、前記収納部の前記軸線方向の一端側から前記凹部に向かって縮径するテーパ部(3513)を有し、
    前記バランスウェイトの装着位置に前記バランスウェイトを装着することとは、前記プッシャが、前記テーパ部によって前記凹部に案内された前記送風ファンにおける前記バランスウェイトが組付けられる部位に前記収納部に収納された前記バランスウェイトを押し付けて装着することを含むファン装置の製造方法。
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