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JP7318792B2 - 管理装置、管理方法及び管理プログラム - Google Patents
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管理装置、管理方法及び管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、管理装置、管理方法及び管理プログラムに関する。
パケットに固定長のラベルをつけて転送することにより、パケットの高速転送を可能としたMPLS(Multi-Protocol Label Switching)技術が使用されている。MPLSでは、MPLS網のエッジに設けられたノード(Service Provider’s Edge routers:PEルータ)においてパケットにラベルを付与し、ラベル情報に基づき、設定されたMPLS網の入口から出口までのLSP(Label Switched Path)を介して転送処理が行われる。LSPは、単方向のパスでありP2Pで接続される。
特開2002-281084号公報 特開2017-147499号公報
図17及び図18は、MPLS技術を説明する図である。図17に示すように、MPLSでは、端々のPE-PE間でVPN(Virtual Private Network)識別子を交換することでMPLS網の各PEにおいて各LSPがどのVPNに所属するかを対応付け(図17の(1)参照)、さらに、CEルータ(Customers’ Edge routers)側のポートと各LSPとを対応付けることによって(図17の(2)参照)、VPNを構築することができる。
MPLS網内を流通するVPNのパケットは、網内配送用のMPLSラベルと、MPLS網内を出る際にPEルータが収容しているCEルータのうち、どのCEルータ宛てかを識別するためのMPLSラベルが付与されている。
前者のラベルは、出端PEルータを示すために付与されるラベルであるため、VPNとは関連がない。後者のラベルは、出端PEにおいては宛先CEルータの特定情報となるものの、MPLSラベルの払い出し規則は、各ノードで独立しているため、同一VPNに所属するが別PEルータに収容されているCEルータを特定するラベルは、MPLS網内の全てのPEルータで必ず一致するわけではない。そして、後者のラベルは、異なるVPNでもラベル値が同じになる場合もある。
このため、図18に示すように、MPLS網内の任意の地点でコピーしたパケット(図18の(1)参照)については、ラベルの情報だけでは、パケットのVPNを選別できず(図18の(2)参照)、障害等の発生時において、VPN毎の原因特定や対処ができないといった課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、MPLS網内の任意の地点で取得したパケットのVPNの選別が可能となる管理装置、管理方法及び管理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の管理装置は、MPLS網通信システムを管理する管理装置であって、MPLS網内の任意のノードからコピーしたパケットを取得する第1の取得部と、コピー元のノードが有する、MPLSトンネルの識別情報と網内配送用の第1のラベルとが対応付けられた第1の管理テーブルと、パケットの出力先の出端PEルータが有する、MPLSトンネルの識別情報と出端PEルータからの出力先となるCEルータを特定する第2のラベルと出力先となるCEルータが所属するVPNを識別するための情報とが対応付けられた第2の管理テーブルと、を少なくとも取得する第2の取得部と、コピーしたパケットに付された第1のラベルと第1の管理テーブルとを照合してコピーしたパケットが経由するMPLSトンネルを特定し、特定したMPLSトンネルを基にコピーしたパケットを出力する出端PEルータを特定し、特定した出端PEルータの第2の管理テーブルとコピーしたパケットに付された第2のラベルとを照合することで特定した出端PEルータからの出力先となるCEルータを基に、コピーしたパケットのVPNを選別する選別部と、を有することを特徴とする。
また、本発明の管理方法は、MPLS網通信システムを管理する管理装置が実行する管理方法であって、MPLS網内の任意のノードからコピーしたパケットを取得する工程と、コピー元のノードが有する、MPLSトンネルの識別情報と網内配送用の第1のラベルとが対応付けられた第1の管理テーブルと、パケットの出力先の出端PEルータが有する、MPLSトンネルの識別情報と出端PEルータからの出力先となるCEルータを特定する第2のラベルと出力先となるCEルータが所属するVPNを識別するための情報とが対応付けられた第2の管理テーブルと、を少なくとも取得する工程と、コピーしたパケットに付された第1のラベルと第1の管理テーブルとを照合してコピーしたパケットが経由するMPLSトンネルを特定し、特定したMPLSトンネルを基にコピーしたパケットを出力する出端PEルータを特定し、特定した出端PEルータの第2の管理テーブルとコピーしたパケットに付された第2のラベルとを照合することで特定した出端PEルータからの出力先となるCEルータを基に、コピーしたパケットのVPNを選別する工程と、を含んだことを特徴とする。
また、本発明の管理プログラムは、MPLS網内の任意のノードからコピーしたパケットを取得するステップと、コピー元のノードが有する、MPLSトンネルの識別情報と網内配送用の第1のラベルとが対応付けられた第1の管理テーブルと、パケットの出力先の出端PEルータが有する、MPLSトンネルの識別情報と出端PEルータからの出力先となるCEルータを特定する第2のラベルと出力先となるCEルータが所属するVPNを識別するための情報とが対応付けられた第2の管理テーブルと、を少なくとも取得するステップと、コピーしたパケットに付された第1のラベルと第1の管理テーブルとを照合してコピーしたパケットが経由するMPLSトンネルを特定し、特定したMPLSトンネルを基にコピーしたパケットを出力する出端PEルータを特定し、特定した出端PEルータの第2の管理テーブルとコピーしたパケットに付された第2のラベルとを照合することで特定した出端PEルータからの出力先となるCEルータを基に、コピーしたパケットのVPNを選別するステップと、をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、MPLS網内の任意の地点で取得したパケットのVPNの選別が可能となる。
図1は、実施の形態に係る通信システムの構成の一例を説明する図である。 図2は、管理装置の構成の一例を示す図である。 図3は、管理テーブルデータベース(DB)が記憶する管理テーブルのデータ構成の一例を示す図である。 図4は、管理テーブルDBが記憶する管理テーブルのデータ構成の一例を示す図である。 図5は、管理テーブルDBが記憶する管理テーブルのデータ構成の一例を示す図である。 図6は、管理テーブルDBが記憶する管理テーブルのデータ構成の一例を示す図である。 図7は、管理テーブルDBが記憶する管理テーブルのデータ構成の一例を示す図である。 図8は、VPN選別情報DBが記憶する選別テーブルの一例を示す図である。 図9は、管理装置の出力データのフォーマット例を示す図である。 図10は、通信システムにおけるパケットのVPN選別までの処理の流れを説明する図である。 図11は、実施の形態に係るVPN選別処理の処理手順を示すフローチャートである。 図12は、管理装置が実行する検索処理の処理手順を示すフローチャートである。 図13は、管理装置の出力データのフォーマットの他の例を示す図である。 図14は、管理装置の出力データのフォーマットの他の例を示す図である。 図15は、第2の取得部によって統合された管理テーブルのデータ構成の一例を示す図である。 図16は、プログラムが実行されることにより、管理装置が実現されるコンピュータの一例を示す図である。 図17は、MPLS技術を説明する図である。 図18は、MPLS技術を説明する図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付して示している。
[実施の形態]
本実施の形態に係る管理装置は、MPLS網のノードのMPLSラベル管理テーブル及び出端のPEルータのMPLSラベル管理テーブルを用いて、MPLS網の任意のノードでコピーしたパケットのVPNの選別を可能とすることで、サービスの運用性の向上、障害時の原因特定や対処を実現する。
図1は、実施の形態に係る通信システムの構成の一例を説明する図である。本実施の形態に係る通信システム1は、パケットにMPLSラベルをつけて転送するMPLS網20と、MPLS網20を管理する管理装置10とを有する。
MPLS網20は、例えば、入端PEルータ21、出端PEルータ23-1,23-2、及び、Pルータ(Service Provider’s routers)22-1,22-2(ノード)が設けられる。また、MPLS網20には、MPLS網の入端PEルータ21から出端PEルータ23-1,23-2までのLSPがそれぞれ設定されている。
入端PEルータ21は、VPN「A」に所属するCEルータ31-1とVPA「B」に所属するCEルータ31-2とを収容する。入端PEルータ21は、CEルータ31-1,31-2から送信されたパケットを受信し、受信したパケットに、2種のMPLSラベルを付して、出端PEルータ23-1または出端PEルータ23-2までのLSPを経由させる。
2種のMPLSラベルは、パケットを経由させるLSP(MPLSトンネル)の識別情報に対応する網内配送用のMPLSラベル(第1のラベル)と、出端PEルータ23-1,23-2からの出力先となるCEルータを特定するMPLSラベル(第2のラベル)である。入端PEルータ21は、入端側管理テーブル(第3の管理テーブル)を有する。入端側管理テーブルは、入端PEルータ21の入力元のCEルータを特定する情報、入力元のCEルータが所属するVPNの識別するための情報、MPLSトンネルの識別情報、第1のラベル、及び、第2のラベルが対応付けられている。入端PEルータ21は、この入端側管理テーブルを参照し、受信したパケットに第1のラベルと第2のラベルとを付す。
Pルータ22-1,22-2は、MPLSトンネルの識別情報と網内配送用の第1のラベルとが対応付けられた管理テーブル(第1の管理テーブル)を有する。Pルータ22-1,22-2は、PEルータまたは他のPルータから送信されたパケットを受信すると、パケットに付されたラベルと第1の管理テーブルとを参照し、このパケットを、第1のラベルに対応するMPLSトンネルに送出する。
出端PEルータ23-1は、VPN「A」に所属するCEルータ32-1とVPA「B」に所属するCEルータ32-2,32-3とを収容する。出端PEルータ23-2は、VPN「A」に所属するCEルータ33-2とVPA「B」に所属するCEルータ33-3とを収容する。出端PEルータ23-1,23-2は、MPLSトンネルの識別情報と、第2のラベルと、出力先となるCEルータが所属するVPNを識別するための情報とが対応付けられた管理テーブル(第2の管理テーブル)を有する。出端PEルータ23-1,23-2は、Pルータ22-2から受信したパケットの第2のラベルと第2の管理テーブルとを参照し、第2のラベルに対応するCEルータ宛てに、受信したパケットを出力する。
管理装置10は、MPLS網20を管理する。管理装置10は、MPLS網内の任意のPルータ22-1,22-2でコピーしたパケットのVPNを選別する。管理装置10は、コピー元のPルータ22-1,22-2ードの第1の管理テーブルと、パケットの出力先の出端PEルータ23-1,23-2の第2の管理テーブルとを少なくとも取得する。そして、管理装置10は、コピーしたパケットに付されたラベルと、第1の管理テーブルと、第2の管理テーブルとを基に、コピーしたパケットのVPNを選別する。
[管理装置]
次に、管理装置10について説明する。図2は、管理装置10の構成の一例を示す図である。図2に示すように、管理装置10は、通信部11、記憶部12及び制御部13を有する。
通信部11は、ネットワーク等を介して接続された他の装置との間で、各種情報を送受信する通信インタフェースである。通信部11は、NIC(Network Interface Card)等で実現され、LAN(Local Area Network)やインターネットなどの電気通信回線を介した他の装置(例えば、MPLS網20内の各ルータ)と制御部13(後述)との間の通信を行う。通信部11は、例えば、ネットワーク等を介して外部装置と接続し、学習対象のトラフィックのパケットの入力を受け付ける。
記憶部12は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現され、管理装置10を動作させる処理プログラムや、処理プログラムの実行中に使用されるデータなどが記憶される。記憶部12は、管理テーブルDB14及びVPN選別情報DB15を有する。
管理テーブルDB14は、MPLS網20内の通信を管理するための管理テーブルを記憶する。図3~図7は、管理テーブルDB14が記憶する管理テーブルのデータ構成の一例を示す図である。
図3は、VPN管理テーブル143を示す。図3に示すように、VPN管理テーブル143には、VPN識別子と、該VPNのユーザ情報とが対応付けられている。例えば、VPN管理テーブル143には、VPN識別子「A」のユーザは「企業A」であることが示される。
図4は、入端PEルータ21の入端側管理テーブル140(第3の管理テーブル)を示す。図4に示すように、入端PEルータ21の入端側管理テーブル140には、入端PEルータ21の入力元のCEルータの特定情報、CEルータが所属するVPNの識別子、MPLSトンネルの識別子、網内配送用の第1のラベル、及び、出端PEのCEルータを特定するための第2のラベルが対応付けられている。例えば、入力元のCEルータの特定情報は、入端PEルータ21の入力側のIF番号や、各CEルータに対応するラベルである。入端側管理テーブル140は、「IF1」から入力されたパケットがVPN「A」に所属するCEルータから送信されたパケットであることを示し、このパケットに、網内配送用の第1のラベル「100」、出端PEのCEルータを特定するための第2のラベル「1」が付されることを示す。
図5は、Pルータ22-1の第1の管理テーブル141を示す。図5に示すように、第1の管理テーブル141には、第1のラベルである網内配送用のラベルと、出力先であるMPLSトンネル識別子とが対応付けられている。第1の管理テーブル141では、例えば網内配送用ラベル「100」に「LSP1」が対応付けられている。なお、網内配送用ラベルは、網内配送用キーとして機能する。
図6は、出端PEルータ23-1の第2の管理テーブル142-1を示す。図6に示すように、第2の管理テーブル142-1には、MPLSトンネル識別子、出端PEルータ23-1からの出力先となるCEルータを特定するための第2のラベル、出力先のCEルータを収容するVPNを示すVPN識別子とが対応付けられている。第2のラベルは、例えば、出端PEルータ23-1の出力側のIF番号である。第2の管理テーブル142-1には、例えば、「LSP1」を経由するパケットの出力先が、出端PEルータ23-1のIF「1」であり、このIF「1」と接続するCEルータは、VPN「A」に所属することが示される。なお、MPLSトンネル識別子は、網外出力用キーとして機能する。
また、図7は、出端PEルータ23-2の第2の管理テーブル142-2を示す。第2の管理テーブル142-2は、第2の管理テーブル142-1と同様に、MPLSトンネル識別子と、第2のラベルと、出力先のCEルータを収容するVPNの識別子とが対応付けられている。
VPN選別情報DB15は、ノードからコピーされたパケットのVPNの選別情報を記憶する。図8は、VPN選別情報DB15が記憶する選別テーブルの一例を示す図である。
図8に示すように、選別テーブル151には、ノードからコピーされたパケットに関する情報と、このパケットのVPNの識別子とが対応付けられている。選別テーブル151には、パケットに関する情報として、パケットの5タプル、パケットの出力先となる出端PEルータ23-1,23-2からの出力先となるCEルータを特定する第2のラベル、及び、網内配送用の第1のラベルが登録される。
制御部13は、各種の処理手順などを規定したプログラム及び所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。例えば、制御部13は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などの電子回路である。制御部13は、パケットコピー取得部131、管理テーブル取得部132、VPN選別部133、登録部134、及び、検索部135を有する。
パケットコピー取得部131は、MPLS網20内の任意のノード(Pルータ)からコピーしたパケットを取得する。取得したパケットは、VPN選別対象のパケットである。
管理テーブル取得部132は、パケットのコピー元のPルータ22-1,22-2が有する第1の管理テーブルと、出端PEルータ23-1,23-2が有する第2の管理テーブルとを取得する。管理テーブル取得部132は、MPLS網20の全ノード(Pルータ)、及び、全エッジルータ(入端PEルータ及び出端PEルータ)が有する管理テーブルを取得する。また、管理テーブル取得部132は、MPLS網20の全ノード及び全エッジルータが有する管理テーブルを定期的に取得する。管理テーブル取得部132は、取得した管理テーブルを管理テーブルDB14に記憶させる。
VPN選別部133は、コピーしたパケットに付された第1のラベルと、第1の管理テーブルとを照合して、コピーしたパケットが経由するMPLSトンネルを特定する。そして、VPN選別部133は、特定したMPLSトンネルを基に、コピーしたパケットを出力する出端PEルータを特定する。続いて、VPN選別部133は、特定した出端PEルータの第2の管理テーブルと、コピーしたパケットに付された第2のラベルとを照合することで、出端PEルータからの出力先となるCEルータを特定する。
そして、VPN選別部133は、特定した出端PEルータからの出力先となるCEルータを基に、コピーしたパケットのVPNを選別する。すなわち、VPN選別部133は、特定した出端PEルータの第2の管理テーブルを用いて、特定した出端PEルータからの出力先となるCEルータが所属するVPNを識別することで、コピーしたパケットのVPNを選別する。さらに、VPN選別部133は、選別したVPNと、VPN管理テーブルとを照合して、実際のユーザを特定することも可能である。管理装置10は、VPN選別部133による選別情報を出力する。
図9は、管理装置10の出力データのフォーマット例を示す図である。図9に示すように、例えば、管理装置10は、パケットのVPN選別要求に対し、コピーにより取得したパケットのOuterヘッダ、Innerヘッダ及びペイロードに、VPN選別部133によって選別されたVPN識別子を付加したデータを選別情報として出力する。管理者は、この出力データを確認することによって、MPLS網20内の任意のノードからコピーしたパケットのVPNを認識することができ、サービスの運用性の向上、障害時の原因の特定や対処を図ることができる。
登録部134は、VPN選別部133が選別したVPNの識別情報を、コピーしたパケットの5タプル情報と第1及び第2ラベル情報とに対応付けて、VPN選別情報DB15に登録する。
検索部135は、VPN選別情報DB15に記憶された選別テーブル151を検索し、検索対象の情報を取得する。具体的には、検索部135は、VPN識別子を検索キーとして、選別テーブル151からパケットを検索する。また、検索部135は、パケットの5タプルを検索キーとして、選別テーブル151から、このパケットのVPNの識別子を検索する。選別テーブル151には、VPNの識別子に、パケットの5タプル、第2のラベル及び第1のラベルが対応付けられて登録されているため、検索部135は、パケットの5タプルに加え、第2のラベル及び第1のラベルを検索キーとして、VPNを検索することも可能である。このように、管理装置10は、ノードからコピーされたパケットに対し、事後的にVNP選別を行うことも可能である。
[処理の流れ]
次に、管理装置10によるMPLS網20内のパケットのVPN選別までの処理の流れを説明する。図10は、通信システム1におけるパケットのVPN選別までの処理の流れを説明する図である。なお、入端PEルータ21の左方向の実線上の数字は、入力側のIF番号を示す。出端PEルータ23-1,23-2の右方向の実線上の数字は、出力側のIF番号を示す。
図10の矢印Y1に示すように、管理装置10がVPN選別のために、任意のノードからパケットをコピーする(図10の(1)参照)。管理装置10が取得したパケットは、パケット42,52に示すように、Data41,51に、それぞれ第1のラベル及び第2のラベルが付された構成を有する。図10では、Pルータ22-1からコピーされたパケット42のVPNを選別する処理を一例に説明する。
管理装置10は、各ノード及びエッジルータから管理テーブルを取得する(図10の(2)参照)。具体的には、管理装置10は、パケットコピー元のPルータ22-1から第1の管理テーブル141-1を取得し、出端PEルータ23-1,23-2から第2の管理テーブル142-1,142-2を取得する。
続いて、管理装置10は、コピーしたパケット42に付された第1のラベル「100」と、第1の管理テーブル141-1とを照合して、コピーしたパケットが経由するMPLSトンネル「LSP1」,「LSP638」を特定する(図10の(3)参照)。そして、管理装置10は、第2の管理テーブル142-1,142-2を参照し、パケット42を出力する出端PEルータがMPLSトンネル「LSP1」,「LSP638」の出端である出端PEルータ23-1であることを特定する(図10の(3)参照)。
そして、管理装置10は、特定した出端PEルータ23-1の第2の管理テーブル142-1とパケット42に付された第2のラベル「1」とを照合し、出端PEルータ23-1からの出力先となるCEルータのラベルが「1」であることを特定する(図10の(4)参照)。そして、管理装置10は、出端PEルータ23-1の第2の管理テーブル142-1に示されたVPN識別子(Route Target値及びディスクリプション等)を用いて、出端PEルータ23-1からの出力先となるCEルータ「1」が所属するVPNが「A」であることを特定する(図10の(5)参照)。
管理装置10は、コピーしたパケットの5タプル、第1及び第2のラベルに、特定したVPN識別子「A」を検索キーとして付加したデータ151-1(図10の(6)参照)をVPN選別情報DB15に登録することによって、コピーしたパケットについて事後的にVPNの選別をできるようにする。
さらに、管理装置10は、選別したVPN「A」と、VPN管理テーブル143とを照合して、VPN「A」のユーザが「企業A」であることを特定することも可能である(図10の(7)参照)。
[選別処理の処理手順]
次に、管理装置10によるパケットのVPN選別処理の処理手順について説明する。図11は、実施の形態に係るVPN選別処理の処理手順を示すフローチャートである。
図11に示すように、管理装置10は、MPLS網20内の任意のノードからコピーしたパケットを取得する(ステップS1)。管理装置10は、MPLS網20内の全ノード及び全エッジルータが有する管理テーブルを取得する(ステップS2)。
そして、管理装置10は、コピーしたパケットのVPNを選別する(ステップS3)。管理装置10は、コピーしたパケットに付された第1のラベルとコピー元のノードの第1の管理テーブルとを照合してコピーしたパケットが経由するMPLSトンネルを特定する。そして、管理装置10は、特定したMPLSトンネルを基にコピーしたパケットを出力する出端PEルータを特定する。そして、管理装置10は、特定した出端PEルータの第2の管理テーブルとコピーしたパケットに付された第2のラベルとを照合することで特定した出端PEルータからの出力先となるCEルータを基に、コピーしたパケットのVPNを選別する。
管理装置10は、選別したVPNの識別情報を、コピーしたパケットの5タプル情報と第1及び第2ラベル情報とに対応付けて、VPN選別情報DB15に登録する(ステップS4)。また、管理装置10は、コピーにより取得したパケットのOuterヘッダ、Innerヘッダ及びペイロードに、選別したVPN識別子を付加したデータを選別情報として出力する(ステップS5)。
[検索処理の処理手順]
次に、VPN選別情報DB15に登録された選別テーブル151に対する検索処理の処理手順について検索する。図12は、管理装置10が実行する検索処理の処理手順を示すフローチャートである。
図12に示すように、管理装置10は、検索キーを受け付ける(ステップS11)。検索キーは、VPN識別子である。また、検索キーは、パケットの5タプル、第1及び第2のラベルであってもよい。管理装置10は、検索キーを用いて選別テーブル151を検索し(ステップS12)、検索結果を出力する(ステップS13)。
[実施の形態の効果]
このように、実施の形態に係る管理装置10は、MPLS網内の任意のノードからコピーしたパケットを取得する。そして、管理装置10は、コピー元のノードが有する、MPLSトンネルの識別情報と網内配送用の第1のラベルとが対応付けられた第1の管理テーブルと、パケットの出力先の出端PEルータが有する、MPLSトンネルの識別情報と出端PEルータからの出力先となるCEルータを特定する第2のラベルと出力先となるCEルータが所属するVPNを識別するための情報とが対応付けられた第2の管理テーブルと、を少なくとも取得する。そして、管理装置10は、コピーしたパケットに付された第1のラベルと第1の管理テーブルとを照合してコピーしたパケットが経由するMPLSトンネルを特定し、特定したMPLSトンネルを基にコピーしたパケットを出力する出端PEルータを特定し、特定した出端PEルータの第2の管理テーブルとコピーしたパケットに付された第2のラベルとを照合することで特定した出端PEルータからの出力先となるCEルータを基に、コピーしたパケットのVPNを選別する。
これによって、管理装置10は、MPLS網の任意のノードでコピーしたパケットのVPNの選別が可能になる。そして、管理装置10によれば、パケットのVPNを選別することによって、サービスの運用性の向上、障害時の原因特定や対処を実現することができる。
また、管理装置10は、選別したVPNの識別情報を、コピーしたパケットの5タプル情報とラベル情報とに対応付けてVPN選別情報DB15に登録する。管理装置10は、VPN識別子を検索キーとして、VPN選別情報DB15を検索することで、ノードからコピーされたパケットに対し、事後的にVNP選別を行うことも可能である。
[変形例1]
第2の管理テーブル142-1,142-2では、ルータベンダやVPN種別(L3VPN、L2VPN)によって参照コマンドや表示が異なる。
例えば、VPN識別子が、第2の管理テーブル142-1,142-2ではなく、別に設けられた管理テーブルに記載される場合がある。この場合には、管理装置10は、特定した出端PEルータからの出力先となるCEルータを特定する第2のラベルと、VPN識別子とを照合可能である別の管理テーブルを参照すればよい。具体的には、あるベンダのL2VPNでは、入端PE-出端PEルータのCE特定ラベル対応テーブルを別途参照することによって、出端PEルータからの出力先となるCEルータを特定する第2のラベル特定ラベルと、VPN識別子とを照合可能である。
[変形例2]
また、VPN識別子の管理設計による違いによって、第2の管理テーブル142-1,142-2の表示が異なる。例えば、VPNのユーザ特定(図10の(7)参照))において、VPN管理テーブルのキーがRd(Route Distinguisher)値か、ディスクリプションで管理しているかは、MPLSキャリアの運用によって決まる。また、ルータベンダによって、VPN識別子から直接Rd値を取得できるケースと、ディスクリプションを経てRd値を取得できるケースとがある。
ここで、選別できたVPN識別子から、それがどのユーザに所属するかを特定したい場合について説明する。このとき、MPLSキャリアの運用方針によって以下3つのケースが考えられる。VPN識別子をRd値としているケース1、VPN識別子をディスクリプションとしているケース2、VPN識別子を、Rd値とディスクリプションとの両方を一緒に管理しているケース3である。
また、第2の管理テーブル142-1,142-2、及び、変形例1において説明した入端PE-出端PEルータのCE特定ラベル対応テーブルには、VPN識別子が記載されているが、その識別子は、ルータベンダによって以下のケースが考えられる。Rd値のみをそのまま表すケースA、ディスクリプションのみ表すケースBである。
上記のケース3-A(ケース3であってケースAの場合),3-B(ケース3であってケースBの場合),1-A(ケース1であってケースAの場合),2-B(ケース2であってケースBの場合)の場合は、図10の(7)に示す処理を行うことで、ユーザ特定の情報が揃う。
また、ケース1-B(ケース1であってケースBの場合),ケース2-A(ケース2であってケースAの場合)の場合は、図10の(7)に示す処理のみでは、ユーザ特定の情報が揃わないため、以下の手順を追加する。
ケース1-Bの場合、すなわち、VPN識別子をRd値とし、ディスクリプションのみ得られたケースでは、管理装置10は、ディスクリプションからRd値を引く処理を追加する。また、ケース2-Bの場合、VPN識別子をディスクリプションとし、Rd値のみ得られたケースでは、管理装置10は、Rd値からディスクリプションを引く処理を追加する。この処理のために、管理装置10は、ディスクリプションとRd値とが対応する表を、表示コマンドの発行により取得する。また、コマンドがない場合は、ディスクリプションとRd値との対応付けは、ルータのコンフィグレーションにて、MPLSキャリアが設定を行っているため、管理装置10は、MPLSキャリアの設定情報からディスクリプションとRd値との対応関係を取得する。
[変形例3]
実施の形態では、MPLS網20の全ノード及び全エッジルータが有する管理テーブルを定期的に取得する場合を説明したが、この場合、解析対象が膨大になり、解析に時間を要することが考えられる。このため、管理装置10は、以下の第1または第2の処理を行うことで、解析対象を削減してもよい。
例えば、第1の処理として、管理装置10は、Pルータの第1の管理テーブルについては、コピー元のノードの管理テーブルのみを取得する。そして、管理装置10は、PEルータの第2の管理テーブルについては、MPLS網内の全PEルータから取得する。
また、第2の処理として、管理装置10は、Pルータの第1の管理テーブルについては、コピー元のノードの管理テーブルのみを取得する。そして、コピー元のPルータの第1の管理テーブルで取得されたMPLSトンネル識別子より、宛先となる出端PEルータを認識できる場合については、管理装置10は、該当する出端PEルータのみから第2の管理テーブルを取得する。MPLSトンネル識別子がPEルータのループバックアドレス等、PEルータを特定できる情報である場合、MPLSトンネル識別子より、宛先となる出端PEルータを認識することができる。
[変形例4]
実施の形態では、管理装置10は、第1の管理テーブル141及び第2の管理テーブル142-1,142-2と、パケットに付された第1及び第2のラベルとを照合することによって、出端PEルータ及びパケットの出力先となるCEルータを特定した。これに加え、管理装置10は、入端PEルータ21の入端側管理テーブル140を取得することによって、入端側のPEルータ及び入力元のCEルータを特定することも可能である。
まず、管理装置10は、MPLS網20の全ノード及び全PEルータから、第1の管理テーブル、第2の管理テーブル及び入端側管理テーブルを定期的に取得する。続いて、管理装置10は、コピー元ノードの第1の管理テーブルと、コピーしたパケットの網内配送用の第1のラベルを照合し、出力先のMPLSトンネルを特定する。
さらに、管理装置10は、他ノードの第1の管理テーブルも取得し、特定したMPLSトンネル識別子を出力先とするノードの第1のテーブルから入端PEルータ21を特定する。
管理装置10は、特定した入端PEルータ21の入端側管理テーブルを参照し、特定したMPLSトンネル識別子に対応する入端PEルータ21のCE特定ラベルを特定する。そして、管理装置10は、入端PEルータ21のCE特定ラベルと、入端PEルータ21が持つVPN識別子(Route Distinguisher値及びディスクリプション)に基づき、コピーしたパケットのVPNを特定する。
図13及び図14は、管理装置10の出力データのフォーマットの他の例を示す図である。実施の形態では、図13に示すように、管理装置10は、パケットのコピーにより取得したOuterヘッダ、Innerヘッダ及びペイロードに、選別したVPN識別子に加え、選別の過程において特定した出端PEルータに関するデータ(ループバックアドレス及びIF番号)を付加したデータを選別情報として出力することもできる。さらに、管理装置10は、変形例4において、入端側の情報も特定できるため、図14に示すように、図13に示す出力データに、さらに、入端PEルータに関するデータ(ループバックアドレス及びIF番号)を加えたデータを出力することができる。
管理者は、図14に示す出力データを確認することによって、これまででは不明であった、コピーしたパケットが、どのPEルータ/CEルータから入力され、どのPEルータ/CEルータに出力されるか、という認識も可能になる。
[変形例5]
さらに、MPLS網20内で付与される網内配送用の第1のラベルは、ベンダの実装によっては、Pルータ上でIF別に付与されるため、異なる宛先でも、同一のラベルとなる場合がある。そこで、管理テーブル取得部132は、取得した全ノード及び全PEルータにおける複数の管理テーブルを統合し、VPN選別用の経路情報を1つの管理テーブルにまとめてもよい。
図15は、管理テーブル取得部132によって統合された管理テーブルのデータ構成の一例を示す図である。管理テーブル144は、第1の管理テーブル141-1、第2の管理テーブル142-1,142-2、及び、入端側管理テーブル140が有する全項目を、項目として有する。具体的には、図15に示すように、管理テーブル144は、入端側管理テーブルノードの識別情報、ノードにおけるIF識別子、入力PEルータのCEルータ特定ラベル、網外出力用キーとして機能するMPLSトンネル識別子、網内配送用の第1のラベル、出力先のMPLSトンネル識別子、出力先の出端PEルータのCEルータ特定ラベル、及び、VPN識別子の項目を有する。
第2の取得部142は、取得した各管理テーブルの各項目の値を、それぞれのノードにおける、対応欄に登録することで、管理テーブル144を生成する。複数の管理テーブルを、図15に示す形式の1つの管理テーブルに統合することによって、VPN選別部133が実行する処理をスクリプト等に落とし込め、自動化できる。
[システム構成等]
図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部又は任意の一部が、CPU及び当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、本実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的に行なわれるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
[プログラム]
図16は、プログラムが実行されることにより、管理装置10が実現されるコンピュータの一例を示す図である。コンピュータ1000は、例えば、メモリ1010、CPU1020を有する。また、コンピュータ1000は、ハードディスクドライブインタフェース1030、ディスクドライブインタフェース1040、シリアルポートインタフェース1050、ビデオアダプタ1060、ネットワークインタフェース1070を有する。これらの各部は、バス1080によって接続される。
メモリ1010は、ROM(Read Only Memory)1011及びRAM1012を含む。ROM1011は、例えば、BIOS(Basic Input Output System)等のブートプログラムを記憶する。ハードディスクドライブインタフェース1030は、ハードディスクドライブ1090に接続される。ディスクドライブインタフェース1040は、ディスクドライブ1100に接続される。例えば磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能な記憶媒体が、ディスクドライブ1100に挿入される。シリアルポートインタフェース1050は、例えばマウス1110、キーボード1120に接続される。ビデオアダプタ1060は、例えばディスプレイ1130に接続される。
ハードディスクドライブ1090は、例えば、OS(Operating System)1091、アプリケーションプログラム1092、プログラムモジュール1093、プログラムデータ1094を記憶する。すなわち、管理装置10の各処理を規定するプログラムは、コンピュータにより実行可能なコードが記述されたプログラムモジュール1093として実装される。プログラムモジュール1093は、例えばハードディスクドライブ1090に記憶される。例えば、管理装置10における機能構成と同様の処理を実行するためのプログラムモジュール1093が、ハードディスクドライブ1090に記憶される。なお、ハードディスクドライブ1090は、SSD(Solid State Drive)により代替されてもよい。
また、上述した実施形態の処理で用いられる設定データは、プログラムデータ1094として、例えばメモリ1010やハードディスクドライブ1090に記憶される。そして、CPU1020が、メモリ1010やハードディスクドライブ1090に記憶されたプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094を必要に応じてRAM1012に読み出して実行する。
なお、プログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ハードディスクドライブ1090に記憶される場合に限らず、例えば着脱可能な記憶媒体に記憶され、ディスクドライブ1100等を介してCPU1020によって読み出されてもよい。あるいは、プログラムモジュール1093及びプログラムデータ1094は、ネットワーク(LAN、WAN(Wide Area Network)等)を介して接続された他のコンピュータに記憶されてもよい。そして、プログラムモジュール1093及びプログラムデータ1094は、他のコンピュータから、ネットワークインタフェース1070を介してCPU1020によって読み出されてもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施形態について説明したが、本実施形態による本発明の開示の一部をなす記述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、本実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれる。
1 通信システム
10 管理装置
11 通信部
12 記憶部
13 制御部
14 管理テーブルデータベース(DB)
15 VPN選別情報DB
20 MPLS網
21 入端PEルータ
22-1,22-2 Pルータ
23-1,23-2 出端PEルータ
31-1,31-2,32-1~32-3,33-1,33-2 CEルータ
131 パケットコピー取得部
132 管理テーブル取得部
133 VPN選別部
134 登録部
135 検索部

Claims (7)

  1. MPLS(Multi-Protocol Label Switching)網通信システムを管理する管理装置であって、
    MPLS網内の任意のノードからコピーしたパケットを取得する第1の取得部と、
    コピー元のノードが有する、MPLSトンネルの識別情報と網内配送用の第1のラベルとが対応付けられた第1の管理テーブルと、前記パケットの出力先の出端PEルータ(Service Provider’s Edge routers)が有する、MPLSトンネルの識別情報と前記出端PEルータからの出力先となるCE(Customers’ Edge routers)ルータを特定する第2のラベルと前記出力先となるCEルータが所属するVPN(Virtual Private Network)を識別するための情報とが対応付けられた第2の管理テーブルと、を少なくとも取得する第2の取得部と、
    前記コピーしたパケットに付された第1のラベルと前記第1の管理テーブルとを照合して前記コピーしたパケットが経由する前記MPLSトンネルを特定し、特定した前記MPLSトンネルを基に前記コピーしたパケットを出力する前記出端PEルータを特定し、特定した前記出端PEルータの前記第2の管理テーブルと前記コピーしたパケットに付された第2のラベルとを照合することで特定した前記出端PEルータからの出力先となる前記CEルータを基に、前記コピーしたパケットのVPNを選別する選別部と、
    を有することを特徴とする管理装置。
  2. 前記選別部が選別したVPNの識別情報を、前記コピーしたパケットの5タプル情報とラベル情報とに対応付けてデータベースに登録する登録部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記第2の取得部は、定期的に、前記MPLS網内の全ノードが有する前記第1の管理テーブル及び全出端PEルータが有する前記第2の管理テーブルと、を取得することを特徴とする請求項1または2に記載の管理装置。
  4. 前記第2の取得部は、前記MPLS網の入端PEルータが有する、入力元のCEルータを特定する情報、前記入力元のCEルータが所属するVPNを識別するための情報、前記MPLSトンネルの識別情報、前記第1のラベル、及び、前記第2のラベルが対応付けられた第3の管理テーブルを取得し、
    前記選別部は、前記コピーしたパケットに付された第1のラベル及び前記第2のラベルと、前記第3の管理テーブルとを照合して、前記コピーしたパケットの前記入端PEルータと入力元の前記CEルータとを特定し、前記入力元のCEルータを基に、前記コピーしたパケットのVPNを選別することを特徴とする請求項1~3のいずれか一つに記載の管理装置。
  5. 前記第2の取得部は、取得した複数の管理テーブルを統合することを特徴とする請求項1~4のいずれか一つに記載の管理装置。
  6. MPLS(Multi-Protocol Label Switching)網通信システムを管理する管理装置が実行する管理方法であって、
    MPLS網内の任意のノードからコピーしたパケットを取得する工程と、
    コピー元のノードが有する、MPLSトンネルの識別情報と網内配送用の第1のラベルとが対応付けられた第1の管理テーブルと、前記パケットの出力先の出端PEルータ(Service Provider’s Edge routers)が有する、MPLSトンネルの識別情報と前記出端PEルータからの出力先となるCEルータ(Customers’ Edge routers)を特定する第2のラベルと前記出力先となるCEルータが所属するVPN(Virtual Private Network)を識別するための情報とが対応付けられた第2の管理テーブルと、を少なくとも取得する工程と、
    前記コピーしたパケットに付された第1のラベルと前記第1の管理テーブルとを照合して前記コピーしたパケットが経由する前記MPLSトンネルを特定し、特定した前記MPLSトンネルを基に前記コピーしたパケットを出力する前記出端PEルータを特定し、特定した前記出端PEルータの前記第2の管理テーブルと前記コピーしたパケットに付された第2のラベルとを照合することで特定した前記出端PEルータからの出力先となる前記CEルータを基に、前記コピーしたパケットのVPNを選別する工程と、
    を含んだことを特徴とする管理方法。
  7. MPLS(Multi-Protocol Label Switching)網内の任意のノードからコピーしたパケットを取得するステップと、
    コピー元のノードが有する、MPLSトンネルの識別情報と網内配送用の第1のラベルとが対応付けられた第1の管理テーブルと、前記パケットの出力先の出端PEルータ(Service Provider’s Edge routers)が有する、MPLSトンネルの識別情報と前記出端PEルータからの出力先となるCEルータ(Customers’ Edge routers)を特定する第2のラベルと前記出力先となるCEルータが所属するVPN(Virtual Private Network)を識別するための情報とが対応付けられた第2の管理テーブルと、を少なくとも取得するステップと、
    前記コピーしたパケットに付された第1のラベルと前記第1の管理テーブルとを照合して前記コピーしたパケットが経由する前記MPLSトンネルを特定し、特定した前記MPLSトンネルを基に前記コピーしたパケットを出力する前記出端PEルータを特定し、特定した前記出端PEルータの前記第2の管理テーブルと前記コピーしたパケットに付された第2のラベルとを照合することで特定した前記出端PEルータからの出力先となる前記CEルータを基に、前記コピーしたパケットのVPNを選別するステップと、
    をコンピュータに実行させるための管理プログラム。
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