Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP7323964B2 - 超音速機の機体形状の設計方法、超音速機の生産方法及び超音速機 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP7323964B2 - 超音速機の機体形状の設計方法、超音速機の生産方法及び超音速機 - Google Patents

超音速機の機体形状の設計方法、超音速機の生産方法及び超音速機 Download PDF

Info

Publication number
JP7323964B2
JP7323964B2 JP2022508123A JP2022508123A JP7323964B2 JP 7323964 B2 JP7323964 B2 JP 7323964B2 JP 2022508123 A JP2022508123 A JP 2022508123A JP 2022508123 A JP2022508123 A JP 2022508123A JP 7323964 B2 JP7323964 B2 JP 7323964B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
track
sectional area
cross
mach
airframe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022508123A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2021186940A1 (ja
Inventor
篤史 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aerospace Exploration Agency JAXA
Original Assignee
Japan Aerospace Exploration Agency JAXA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Aerospace Exploration Agency JAXA filed Critical Japan Aerospace Exploration Agency JAXA
Publication of JPWO2021186940A1 publication Critical patent/JPWO2021186940A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7323964B2 publication Critical patent/JP7323964B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64CAEROPLANES; HELICOPTERS
    • B64C30/00Supersonic type aircraft
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]
    • G06F30/10Geometric CAD
    • G06F30/15Vehicle, aircraft or watercraft design
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64FGROUND OR AIRCRAFT-CARRIER-DECK INSTALLATIONS SPECIALLY ADAPTED FOR USE IN CONNECTION WITH AIRCRAFT; DESIGNING, MANUFACTURING, ASSEMBLING, CLEANING, MAINTAINING OR REPAIRING AIRCRAFT, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; HANDLING, TRANSPORTING, TESTING OR INSPECTING AIRCRAFT COMPONENTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B64F5/00Designing, manufacturing, assembling, cleaning, maintaining or repairing aircraft, not otherwise provided for; Handling, transporting, testing or inspecting aircraft components, not otherwise provided for
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2113/00Details relating to the application field
    • G06F2113/28Fuselage, exterior or interior
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Mathematical Optimization (AREA)
  • Mathematical Analysis (AREA)
  • Computational Mathematics (AREA)
  • Pure & Applied Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Aerodynamic Tests, Hydrodynamic Tests, Wind Tunnels, And Water Tanks (AREA)

Description

特許法第30条第2項適用 令和3年1月15日 AIAA SciTech2021フォーラム(11-15&19-21 January 2021)Virtual Eventにて公開
特許法第30条第2項適用 令和3年1月4日 AIAA SciTech2021フォーラム(11-15&19-21 January 2021)Virtual Eventの講演予稿集(https://arc.aiaa.org/doi/10.2514/6.2021-1270)にて公開
本発明は、ソニックブームを低減する超音速機の機体形状の設計方法、超音速機の生産方法及び超音速機に関する。
機体形状設計によりソニックブームを低減する技術はこれまでにいくつか提案されている。
非特許文献1は航空機の設計条件(機体長、機体重量、飛行マッハ数、飛行高度、等)に対してソニックブームを低減するための機体の等価断面積分布(機体の断面積と揚力と等価な断面積の合計)を算出する技術であり、非特許文献2及び非特許文献3では非特許文献1の技術を用いて具体的な機体形状の設計を行っている。
非特許文献4では機体の等価断面積分布に代わり、機体近傍の圧力波形から計算される逆算等価断面積分布を利用することで、より正確な低ソニックブーム機体形状設計が可能であることが示されている。
特許文献1では非特許文献1の技術と非特許文献4の逆算等価断面積分布を用いて機体直下(以降、これを「オントラック」と呼ぶ。)の低ソニックブーム機体形状設計を効率的に実施している。
特許文献2で提唱されたソニックブーム低減機体形状コンセプトは実験機に適用され飛行実証されている。
非特許文献5ではオントラックのソニックブームと機体直下から周方向に外れた位置(以降、これを「オフトラック」と呼ぶ。)のソニックブームを同時に低減する機体形状設計手法を検討している。オントラックのみを考慮して低ソニックブーム化するとオフトラックのソニックブーム強度が増加するため、周方向にロバストな低ブーム設計の重要性が指摘されている。
非特許文献6ではFree form deformationを用いて周方向にロバストな低ソニックブーム機体形状設計を実施している。
WO2019/187828号公報 特許第5057374号公報
Christine M. Darden :Sonic-Boom Minimization With Nose-Bluntness Relaxation, NASA TP-1348, 1979. Todd E. Magee, Peter A. Wilcox, Spencer R. Fugal, and Kurt E. Acheson,Eric E. Adamson, Alicia L. Bidwell, and Stephen G. Shaw : System-Level Experimental Validations for Supersonic Commercial Transport Aircraft Entering Service in the 2018-2020 Time Period Phase I Final Report, NASA/CR-2013-217797, 2013. John Morgenstern, Nicole Norstrud, Jack Sokhey, Steve Martens, and Juan J. Alonso:Advanced Concept Studies for Supersonic Commercial Transports Entering Service in the 2018 to 2020 Period Phase I Final Report, NASA/CR-2013-217820, 2013. Wu Li, Sriram K. Rallabhandi: Inverse Design of Low-Boom Supersonic Concepts Using Reversed Equivalent-Area Targets, Journal of Aircraft, Vol. 51, No. 1, 2014. Irian Ordaz, Mathias Wintzer, Sriram K. Rallabhandi: Full-Carpet Design of a Low-Boom Demonstrator Concept, AIAA 2015-2261, 2015. Atsushi Ueno, Masashi Kanamori, Yoshikazu Makino: Robust Low-Boom Design Based on Near-Field Pressure Signature in Whole Boom Carpet, Journal of Aircraft, Vol. 54, No. 3, 2017.
非特許文献1の技術を適用し、オフトラックに対する機体の等価断面積分布を低ソニックブーム化が実現できる機体の等価断面積分布(以降、これを「目標等価断面積分布」と呼ぶ。)に一致させることでオフトラックの低ソニックブーム化が可能である。しかしオフトラックの場合、機体の等価断面積を計算するための断面形状(マッハ平面と機体との交線)が左右非対称となる。非特許文献6で示されたFree form deformationを用いて機体を任意に変形させることで目標等価断面積分布と合致する左右対称な機体形状を設計できる。しかし、このためには機体の変形対象部位を取り囲む制御BOXを構成する制御点の位置を最適設計手法により定める必要があり、効率的な機体形状設計に課題がある。
周方向にロバストな低ソニックブーム機体形状を設計するためには、オントラックとオフトラックに対する複数の機体の等価断面積分布を同時にそれぞれに対する目標等価断面積分布と一致させなければならない。しかし、これを実現する機体形状の存在は保証されない。つまり、周方向にロバストで実現可能な目標等価断面積分布の設定に課題がある。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、最適設計手法を用いなくとも効率的に低ソニックブーム機体形状を設計可能な超音速機の機体形状の設計方法、超音速機の生産方法及び超音速機を提供することにある。
本発明の更なる目的は、効率的に周方向にロバストな低ソニックブーム機体形状を設計可能な超音速機の機体形状の設計方法、超音速機の生産方法及び超音速機を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る超音速機の機体形状の設計方法は、機体のオフトラックでの初期形状の等価断面積分布を得て、前記等価断面積分布を基に低ソニックブーム化のための前記機体のオフトラックでの目標等価断面積分布を設定し、前記等価断面積分布と前記目標等価断面積分布との差である必要付加断面積分布を基に任意の気流方向の位置を通過する前記オフトラックでのマッハ平面の機体の断面の必要付加断面積を、前記オフトラックでのマッハ平面の近傍に位置するオントラックでのマッハ平面の機体の断面の必要付加断面積に読み替えて付加する。
本発明は、機体の等価断面積を計算するための断面形状が左右対称となるオントラックだけでオフトラックの低ソニックブーム性を考慮した機体形状設計が可能となり、左右非対称性に関する課題が解決される。これにより、最適設計手法を用いなくとも効率的に低ソニックブーム機体形状を設計可能となる。
本発明の一形態に係る超音速機の機体形状の設計方法は、さらに、前記オフトラックを低ソニックブーム化するための必要付加断面積分布と前記オントラックを低ソニックブーム化するための第2の必要付加断面積分布とをブレンドした第3の分布のブレンド比率を変え、それぞれのブレンド比率に対して前記オントラックでのソニックブーム強度及び前記オフトラックでのソニックブーム強度を評価し、評価結果に基づき前記ブレンド比率を設定する。
本発明では、複数のオフトラックとオントラックに対する目標等価断面積分布が周方向のロバスト性を考慮しつつ単一の、従って実現可能なオントラックに対する目標等価断面積分布に置き換えられる。これにより、効率的に周方向にロバストな低ソニックブーム機体形状を設計可能となる。
本発明の一形態に係る超音速機の機体形状の設計方法では、前記機体のノーズ先端を起点とする軸であって、設計対象部位に近接するよう前記気流方向より任意の角度だけ傾けた軸を基準線とし、前記オフトラックでのマッハ平面の近傍に位置する前記機体のオントラックでのマッハ平面を、前記オフトラックでのマッハ平面と基準線の交点を通る前記オントラックでのマッハ平面とする。
本発明の一形態に係る超音速機の機体形状の設計方法では、前記基準軸は、機体軸である。
本発明の一形態に係る超音速機の機体形状の設計方法では、前記オフトラックでのマッハ平面の機体の断面の必要付加断面積を、前記オントラックでのマッハ平面の機体の断面の必要付加断面積に読み替えるステップは、
設計マッハ数における前記オフトラックでのマッハ平面の機体の断面の必要付加断面積を、設計マッハ数における前記オントラックでのマッハ平面の機体の断面の必要付加断面積に読み替える。
本発明の他の形態に係る超音速機の機体形状の設計方法では、前記オフトラックでのマッハ平面の機体の断面の必要付加断面積を、前記オントラックでのマッハ平面の機体の断面の必要付加断面積に読み替えるステップは、
非設計マッハ数における前記オフトラックでのマッハ平面の機体の断面の必要付加断面積を、設計マッハ数における前記オントラックでのマッハ平面の機体の断面の必要付加断面積に読み替える。
これにより、周方向に対するロバストな低ブーム設計に加え、マッハ数に対するロバストな低ブーム設計が可能となる。
本発明の他の形態に係る超音速機の機体形状の設計方法では、
前記機体は、ノーズ先端を有し、
前記機体のノーズ先端を起点とする軸であって、設計対象部位に近接するよう前記気流方向より任意の角度だけ傾けた軸を基準線とし、
前記非設計マッハ数におけるオフトラックでのマッハ平面と前記非設計マッハ数における基準線との交点を算出し、
前記交点を、前記ノーズ先端を中心として、前記設計マッハ数における基準線上に回転させ、
回転させた前記交点を通る前記設計マッハ数におけるオントラックでのマッハ平面を設定する。
本発明の他の形態に係る超音速機の機体形状の設計方法では、
前記気流方向をx、前記非設計マッハ数におけるオフトラックでのマッハ平面のx位置をX、前記気流に垂直な方向をz、前記気流方向と前記基準線方向とがなす角をα、前記交点の回転角度をdα、回転した前記交点を通る前記設計マッハ数におけるオントラックでのマッハ平面のx位置をX'、前記非設計マッハ数をMoff、オフトラック角度をφ(0度≦φ≦50度)、βoff=√(M off-1)としたとき、
X=x+βoff・z・cosφ、
βoff=√(M off-1)、
z=-tan(α+dα)・x
の関係を満たす。
本発明の一形態に係る超音速機の生産方法は、上記の超音速機の機体形状の設計方法を用いて超音速機を設計し、設計結果に基づく機体形状の超音速機を製作する。
本発明の一形態に係る超音速機は、機体のオフトラックでの初期形状の等価断面積分布を得て、前記等価断面積分布を基に低ソニックブーム化のための前記機体のオフトラックでの目標等価断面積分布を設定し、前記等価断面積分布と前記目標等価断面積分布との差である必要付加断面積分布を基に任意の気流方向の位置を通過する前記オフトラックでのマッハ平面の機体の断面の必要付加断面積を、前記オフトラックでのマッハ平面の近傍に位置する前記オントラックでのマッハ平面の機体の断面の必要付加断面積に読み替えて付加した機体の形状を有する。
本発明の一形態に係る超音速機は、さらに、前記オフトラックを低ソニックブーム化するための必要付加断面積分布と前記オントラックを低ソニックブーム化するための第2の必要付加断面積分布とをブレンドした第3の分布のブレンド比率を変え、それぞれのブレンド比率に対して前記オントラックでのソニックブーム強度及び前記オフトラックでのソニックブーム強度を評価し、評価結果に基づき前記ブレンド比率を設定した機体の形状を有する。
本発明によれば、最適設計手法を用いなくとも効率的に低ソニックブーム機体形状を設計できる。さらに、効率的に周方向にロバストな低ソニックブーム機体形状を設計できる。
本発明の一実施形態に係る超音速機の形状を示す平面図である。 図1に示した超音速機の側面図である。 図1に示した超音速機の正面図である。 ソニックブームが発生する状況を説明するための図である。 ソニックブームの伝搬のイメージを説明するための斜視図である。 等価断面積の定義を説明するための図である。 図5の正面図であり、ソニックブームの伝搬のイメージを説明するため図である。 周方向にロバストな低ソニックブーム設計のイメージを説明するための図であって、各設計におけるオフトラック角度とソニックブーム強度との関係を示すグラフである。 オフトラックでの初期形状の機体の等価断面積の計算方法を説明するための斜視図である。 低ソニックブーム化のための目標等価断面積分布の設定及び必要付加断面積を求める過程を説明するための図であって、オフトラックでの気流方向と機体の等価断面積との関係を示すグラフである。 必要付加断面積の読み替えを説明するための図であって、オフトラック及びオントラックでの気流方向と必要付加断面積との関係を示すグラフである。 本発明の第1の実施形態に係る「読み替え」を詳細に説明するための図である。 「読み替え」の一例を示す図であり、オフトラック及びオントラックでの気流方向と必要付加断面積との関係を示すグラフである。 本発明において特許文献1の技術を適用して機体の形状設計する方法を説明するための斜視図である。 本発明に係る実施例1において初期形状を示す図であって、オフトラック角度と先端ソニックブーム強度との関係を示すグラフである。 先端ソニックブーム強度を評価するための圧力波形の修正方法を示すグラフである。 本発明に係る実施例1においてオフトラックでの気流方向と機体の等価断面積との関係を示すグラフである。 本発明に係る実施例1においてオフトラック及びオントラックでの気流方向と必要付加断面積との関係を示すグラフである。 本発明に係る実施例1における必要付加断面積分布のブレンドにおいてその分布の修正を説明するための分布図である。 本発明に係る実施例1においてロバスト性を考慮したブレンド比率の設定を説明するための分布図であり、ブレンド比率0,0.25,0.5,0.75における気流方向の必要付加断面積をしたグラフである。 本発明に係る実施例1において等価断面積分布によるソニックブーム強度予測を示す図であり、オントラックとオフトラック(オフトラック角度=40度)でのブレンド比率に応じた先端ソニックブーム強度の値を示している。 本発明に係る実施例1における機体形状を示す側面図であり、(a)は初期形状、(b)は初期形状に必要付加断面積を付加したロバスト低ブーム形状を示している。 図22(a)の初期形状及び図22(b)のロバスト低ブーム形状のオフトラック角度に対する先端ソニックブーム強度を示すグラフである。 オントラックの低ソニックブーム機体形状の設計方法を説明する図である。 超音速機の飛行経路全体に対するソニックブーム強度(プライマリブームカーペット)の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る「読み替え」を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る「読み替え」を詳細に説明するための図である。 本発明に係る実施例2において機体形状と設計対象を示す平面図(上)および側面図(下)である。 本発明に係る実施例2において説明する、複数のオフトラック角度における必要付加断面積部分布(周方向ロバスト)を示すグラフである。 本発明に係る実施例2において説明する、複数のオフトラック角度における必要付加断面積部分布(マッハ数・周方向ロバスト)を示すグラフである。 本発明に係る実施例2においてマッハ数・周方向ロバストを説明する図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
<第1の実施形態>
図1は本発明の一実施形態に係る超音速機の外観を示す平面図、図2はその側面図、図3はその正面図である。
これらの図に示すように、この実施形態に係る超音速機は、機体10の胴体11に一対の主翼12R、12L、一対のエンジンナセル13R、13Lと、一対の水平尾翼14R、14Lが設けられている。一対の水平尾翼14R、14L上には、それぞれフィン15R、15Lが設けられている。
このような超音速機では、超音速飛行時に、図4に示すように、機体10の各部から衝撃波SWが発生する(ステップ401)。大気中を伝播してゆく過程で圧力変動の大きな波はより速く大気中を伝播するという現象を伴い(ステップ402)機首と機尾の2つの強い衝撃波SWに統合され(ステップ403)、地上において2度の大きな圧力上昇を伴うN型の圧力波として観測される(ステップ404)。超音速機によって発生伝播される衝撃波SWは図5にも示すように円錐形態CONEで伝播し地上に到達する。円錐形態CONEをときにマッハコーンと呼ぶ。地上では到達した衝撃波SWはソニックブームとして観測される。
特許文献1に係る発明は、機体10の初期形状及び機体10の目標等価断面積を設定し、超音速機が巡航速度で飛行したと仮定したときの機体10の初期形状に対する近傍場圧力波形を推定する。次に、この近傍場圧力波形から等価断面積を評価し、巡航速度に応じたマッハ平面を設定し、等価断面積が目標等価断面積に近づくように、機体10の初期形状とマッハ平面とが交差する初期曲線に対応する設計曲線をマッハ平面上に設定する。そして、この設計曲線に基づき機体10の形状を設計する。
ここで、超音速機の等価断面積とは、図6に示すように、機体10を超音速機の巡航マッハ数で決定されるマッハ平面Pで切断した断面積Sの機体軸方向への投影面積Sの分布のことである。マッハ平面Pとは、法線ベクトルを機体軸に対して角度μ=sin-1(1/M)傾けた平面である。なお、幾何学的関係により、前記断面積Sは前記投影面積Sに巡航マッハ数Mを乗算した値と一致する。
角度μは、機体10の先端を頂点とするマッハコーン(円錐形態CONE)の半頂角である。
マッハ平面Pは、図5に示すように、マッハコーン(円錐形態CONE)における機体10の直下(以降、これを「オントラック」と呼ぶ。)沿って延びる母線BLonに接する平面をいう。
機体10の目標等価断面積は、典型的には、初期形状の等価断面積をもとにしてソニックブームが低減できるように経験的に定めたものである。
超音速機の巡航速度とは、例えばMach1.6である。
近傍場とは、図5及び図7に示すように、機体10の直下(オントラック)で機体10に近い位置であり、例えば機体10の長さを1としたとき、機体10より0.3だけ下にある位置である。
初期形状に対する近傍場の圧力波形は、典型的には、風洞模型試験や数値計算モデルによって取得できる。
特許文献1は、機体10の直下、すなわちオントラックの低ソニックブーム機体形状設計を効率的に実施するものであった。
特許文献1に記載の設計方法は、設計マッハ数においてオントラックのブーム強度を低減する手法であり、巡航速度に応じたオントラックのマッハ平面を設定し、等価断面積が目標等価断面積に近づくように、機体の初期形状とマッハ平面とが交差する初期曲線に対応する設計曲線をマッハ平面上に設定する。
例えば図24に示すように、機体の気流方向に沿った任意の位置(x=X)での機体の下面側の形状を設計対象とした場合を例に挙げて説明すると、以下のとおりとなる。
まず、x=Xにおける目標等価断面積と機体の初期形状の等価断面積との差分(dAE)を図24上に示す等価断面積分布から算出する。続いて、算出した差分(dAE)を基に、x=Xの位置での機体の下面側の形状を、図24下に示すように、x=Xを通るオントラックのマッハ平面上で修正する。修正後の断面形状は、機体の左右で対称な形状に設定される。
本実施形態では、さらに進んで、オントラックのソニックブームと機体直下から周方向に外れた位置(以降、これを「オフトラック」と呼ぶ。)のソニックブームを同時に低減した周方向にロバストな低ソニックブーム機体形状設計を効率的に実施する。
例えば、図8に、ソニックブーム強度とオフトラック角度との関係の一例を示す。オフトラック角度φは、図7に示すようにオントラックに対するオフトラックの角度φ(°)を指す。
図8の点線aはオントラック低ソニックブーム設計の場合を示している。オントラックのみを考慮して低ソニックブーム化するとオフトラックのソニックブーム強度が増加する。これに対して、実線bは、周方向にロバストな低ソニックブーム設計(ロバスト低ソニックブーム設計)の場合を示している。なお、実線cは、オントラックおよび周方向のいずれにも低ソニックブーム設計を行っていない非低ソニックブーム設計の場合を示している。
本実施形態では、オフトラックに対する目標等価断面積の気流方向の分布(以降、これを「目標等価断面積分布」と呼ぶ。)をオントラックに対する目標等価断面積分布に読み替える。より具体的に、本実施形態では、設計マッハ数におけるオフトラックでのマッハ平面の機体の断面の必要付加断面積を、設計マッハ数におけるオントラックでのマッハ平面の機体の断面の必要付加断面積に読み替える。
この「読み替え」により、機体10の等価断面積を計算するための断面形状(機体とマッハ平面との交線)が左右対称となるオントラックだけでオフトラックの低ソニックブーム性を考慮した機体形状設計が可能となり、左右非対称性に関する課題が解決される。
次に、読み替えられたオフトラックに対する目標等価断面積分布とオントラックに対する目標等価断面積分布をブレンドし、オフトラック、オントラック双方で低ソニックブーム化が可能な単一の目標等価断面積分布を設定する。この「ブレンド」により複数のオフトラックとオントラックに対する目標等価断面積分布が周方向のロバスト性を考慮しつつ単一の、従って実現可能なオントラックに対する目標等価断面積に置き換えられる。
特許文献1においてオントラックでの効率的な低ソニックブーム形状設計方法が示されており、特許文献1に係る発明と本実施形態に係る手法を用いることで、非特許文献6における最適設計手法を用いなくとも効率的に周方向にロバストな低ソニックブーム機体形状が設計可能となる。
具体的な「読み替え」と「ブレンド」の手法を以下に示す。なお、ここでは与えられた初期形状を低ソニックブーム化するものとしている。
まず、「読み替え」は以下の流れとなる。
図9に示すように、オフトラックにおける初期形状の機体10の等価断面積分布(以降、これを「等価断面積分布」と呼ぶ。)を計算する。ここで、オフトラック角度φは何度でも構わないが、初期形状でソニックブーム強度が大きい角度φを選択するのが良い。また、初期形状でソニックブーム強度が大きい角度φを選択した場合、その後形状修正しても選択したφ以外のオフトラックでのソニックブーム強度が下がらないことが経験的にある。その場合には、適宜角度φを選択する。以下に示す実施形態では、初期形状でソニックブーム強度が大きい角度は30度であるが、上記の理由により角度φとして40度を選択した。なお、角度φは複数選択しても構わない。
機体10の等価断面積分布は気流方向位置(x)の関数となり、機体10とx=X1,X2,X3…を通るオフトラックのマッハ平面との断面形状を基に機体10の断面積が計算される。なお、正確な低ソニックブーム機体形状設計のためには逆算等価断面積分布を用いるのが好ましい。なお、オフトラックのマッハ平面とは、図5に示すように、マッハコーン(円錐形態CONE)における機体10のオフトラックに沿って延びる母線BLoffに接する平面をいう。
次に、図10に示すように、得られた機体10のオフトラックの等価断面積分布(初期形状の分布)を基に低ソニックブーム化のためのオフトラックの目標等価断面積分布(目標分布)を設定する。
目標等価断面積分布として、ここでは多項式を用いて滑らかな分布を設定している。多項式の次数を6とし、端点A(図10におけるx=20mの点)と端点B(図10におけるx=41.9mの点)において初期形状の分布と0次、1次、2次の微係数が一致することに加え、端点Aにおける3次の微係数が0となるように係数を定めている。
得られた目標分布と初期形状の分布との差(以降、これを「必要付加断面積分布」と呼ぶ。)を基に機体10の形状が修正される。機体10の形状の修正としては、非特許文献1に従うと、x=X1における必要付加断面積が正であれば、x=X1を通るオフトラックのマッハ平面と機体10との断面形状を必要付加断面積と合致するように拡大させることとなる。ここには前述の通り左右非対称性の問題があるため、図11に示すように、オフトラックのマッハ平面上で付加すべき必要付加断面積分布111をオントラックのマッハ平面上で付加すべき必要付加断面積分布112に読み替える。
ここで、ソニックブームは地面に伝播する圧力波に由来するものであり、効果的に低ソニックブーム化するためには機体10の下面側の形状を設計対象とするのが好ましい。このため、図12に示すように、ここでは機体10の胴体11の下面を設計対象とする。
任意の気流方向の位置(例えばx=X)を指定することで、この位置を通過するオフトラックのマッハ平面(マッハ平面A)が定まる。ここで図12ではマッハ平面Aと機体対称面の交線(これも交線Aとする。)を示している。マッハ平面Aと機体の断面(これも断面Aとする。)は交線Aの前後にまたがる。
非特許文献1に従うと、断面Aにおいてx=Xにおける必要付加断面積を付加することとなるが、ここではこの断面Aの近傍に位置するオントラックのマッハ平面と機体の断面(断面B)において付加する。
この断面Bを定めるために基準線を導入する。断面Aと断面Bが近接していることが重要であるため、基準線は機体のノーズ先端を起点とする軸であって、設計対象部位に近接するよう気流方向より任意の角度(角度α)だけ傾けた軸とする。ここでは機体軸が設計対象部位近傍を通っているため、これを基準線とした(図12参照)。以下の説明では、角度αを迎角ともいう。
交線Aと基準線の交点を通るオントラックのマッハ平面(マッハ平面B)を定める。図12ではマッハ平面Bと機体対称面の交線(これも交線Bとする。)が示されている。マッハ平面Bと機体10の断面(これも断面Bとする。)に対して必要付加断面積を付加する。
ここで、マッハ平面の位置は気流方向が基準となり、図12で示したようにオフトラックのマッハ平面Aはx=Xであり、オントラックのマッハ平面Bはx=X'である。本来はx=Xのオフトラックのマッハ平面Aで付加すべき必要付加断面積をx=X'のオントラックのマッハ平面Bで付加することとなるため、気流方向位置xをX-X'だけずらさなければならない。これが読み替えであり、具体的には図13に示すように、任意のXにおいて必要付加断面積分布がX-X'だけ前方にシフトされる。
ここで、図12において、気流方向がxであり、気流に垂直な方向をzとし、気流方向と基準線方向とがなす角をαとし、気流マッハ数をMとしたときにβ=√(M-1)とすると、
X=x+β・z・cosφ
X'=x+β・z
z=-tanα・x
である。従って、図13に示した、「読み替え」の際のオフトラックの必要付加断面積分布からオントラックの必要付加断面積分布への前方シフトΔx=X-X'は、
Δx=(β・tanα・(1-cosφ)/(1-β・cosφ・tanα))X
となる。
次に「ブレンド」は以下の流れとなる。
オフトラックを低ソニックブーム化するための必要付加断面積分布に対して上記の読み替えを適用したものを分布Aとする(図13の点線112が分布Aに対応する)。また、オントラックを低ソニックブーム化するための必要付加断面積分布を分布Bとする(初期形状がオントラックに対して既に低ソニックブーム化されている場合、分布Bは全てのxに対して必要付加断面積がゼロとなる分布である)。
ブレンド比率fを導入し、分布Aと分布Bを下式のように単一の分布Cとする。
分布C=分布A×f1+分布B×f2
但し、f1+f2=1
なお、オフトラック角度φが複数設定された場合、分布Cは下式で定義すれば良い。
分布C=分布A1×f11+分布A2×f12+分布A3×f13+
…+分布B×f2
但し、f11+f12+f13+…+f2=1
ここで、A1、A2、A3、…は複数のオフトラック角度での必要付加断面積分布である。
周方向にロバストな低ソニックブーム性を実現するためにブレンド比率を以下により決定する。
ブレンド比率を指定して分布Cを定めると、これを付加した場合のオントラックとオフトラックの機体10の等価断面積分布が得られる。これらの機体10の等価断面積分布から非特許文献1に記載された技術を利用してオントラックとオフトラックの機体近傍における圧力波形が得られる。非特許文献1に記載された技術は、航空機の設計条件(機体長、機体重量、飛行マッハ数、飛行高度等)に対してソニックブームを低減するための機体10の等価断面積分布(機体の断面積と揚力と等価な断面積の合計)を算出するものである。これらの圧力波形から地上のソニックブーム波形を計算し、オントラックとオフトラックのソニックブーム強度を評価することができる。
複数のブレンド比率に対して上記のオントラックとオフトラックのソニックブーム強度の評価を繰り返すと、ブレンド比率f2が高いほどオントラックが低ソニックブーム化され、ブレンド比率f1が高いほどオフトラックが低ソニックブーム化される傾向が捉えられる。この結果を踏まえてオントラックとオフトラックのソニックブーム強度でバランスが取れるブレンド比率を設定する。
分布Cはオントラックのマッハ平面で付加すべき単一の必要付加断面積分布であるため、これを満足する機体形状は必ず存在する。オントラックの断面積分布に見合った効率的な機体形状設計手法については既に特許文献1の技術で示されていることから、これを用いて例えば図14に示すように分布Cを実現する機体形状を設計する。すなわち、必要付加断面積に合うようにオントラックのマッハ平面内で断面形状を拡大又は縮小する。これにより、最適化は不要となる。
以上のように本実施形態によれば、オフトラックに対する必要付加断面積分布をオントラックに対するものに読み替え、さらに複数の必要付加断面積分布をブレンドにより単一の分布とすることで、周方向にロバストな低ソニックブーム化が可能な単一の実現可能な分布が得られる。本分布はオントラックに対するものであり、特許文献1に記載の技術を適用することで、効率的に機体形状設計が可能である。この結果、オフトラックのみならず、オントラックに対しても低ソニックブーム化が達成される。
<実施例1>
以下、本実施形態を50人乗りクラスの小型超音速旅客機の先端ソニックブーム低減設計に適用した実施例を示す。
図15はオントラックのみを低ソニックブーム化した機体形状(初期形状と呼ぶ)に対する先端ソニックブーム強度を示している。ここで、先端ソニックブーム強度は図16に示すように、先端ソニックブーム波形を点対称に折り返して後端ソニックブーム波形とした波形に対するソニックブーム強度を表している。なお、ブーム強度は地面での反射係数を1.9とし、評価ツールとして、PL(Stevens Perceived Level Mark VII)を用いた。本手法は後端ソニックブーム低減にも適用可能であるが、代表的な例として先端ソニックブーム強度を対象とした。
オントラック(φ=0度)では81デシベルであるがオフトラックのφ=30度、40度では90デシベルを超えている。ここではφ=40度を対象として先端ソニックブーム強度を周方向にロバスト化する。初期形状でソニックブーム強度が大きい角度φである30度を選択した場合、その後形状修正してもφ=40度でのソニックブーム強度が下がらないことが経験的に分かっていることからφ=40度を対象として先端ソニックブーム強度を周方向にロバスト化した。
図17の点線がφ=40度における初期形状の機体10の等価断面積分布であり、これを低ソニックブーム化するために実線で示した機体の目標等価断面積分布を設定した。実線と点線の差分が必要付加断面積分布であり、図18の線181に対応する。これを図13で説明した読み替え計算式において、オフトラック角度φ=40度、迎角α=4度、β=√(M-1)、M=1.6として読み替えた分布が図18の点線182で示された分布となる。
図19は必要付加断面積分布のブレンドにおいてその分布の修正を説明するための分布図である。図19の破線192は図18の点線182の波形であり、点線191はそれを修正した波形である。具体的には、修正後の分布である点線191は破線192に縦軸方向のオフセットを与え(図19の線193)、必要付加断面積が、xの所定の範囲において、0から始まり0で終わるように連続的な値を取り、滑らかな分布としたものである。なお、この修正を行わず、オフセット等がゼロであっても構わない。
オントラックは既に低ソニックブーム化されているため、オントラックを低ソニックブーム化するための必要付加断面積分布はすべてのxに対してゼロとなる分布である。従って、ブレンドは図19の線191の山の高さを変えることに相当する(図20の分布)。図21は各ブレンド比率に対して先端ソニックブーム強度を推算した結果であり、ブレンド比率を0.7とすることでオントラックとオフトラックの低ソニックブーム性がバランスすることがわかる。このため、ブレンド比率を0.7として機体形状を設計した。これをロバスト低ブーム形状と呼ぶ。
図22は実施例における機体形状を示す側面図であり、図22(a)は初期形状、図22(b)は初期形状に必要付加断面積(図中斜線で示す。)を付加したロバスト低ブーム形状を示している。図23は、それぞれの先端ソニックブーム強度を示している。50度までのオフトラック領域におけるソニックブーム強度の最悪値を比較すると、初期形状では91.6デシベル(φ=30度)であるのに対し、ロバスト低ブーム形状では85.1デシベル(φ=0度)であり、6.5デシベルのソニックブーム低減効果が得られている。
<第2の実施形態>
上述の第1の実施形態では、主に、超音速機の巡航条件(設計マッハ数)における周方向にロバストな低ブーム機体形状の設計方法を例に挙げて説明した。本実施形態では、周方向に対するロバストな低ブーム設計に加え、超音速機の巡航条件に到達するまでの上昇フェーズ(非設計マッハ数)に対してもロバストな低ブーム設計について説明する。
図25は、巡航条件(設計マッハ数:M1.6)においてオントラックに対する低ブーム設計を実施した超音速機の飛行経路全体に対するソニックブーム強度(プライマリブームカーペット)の一例を示している。同図上(図25(a))は、上昇、巡航および降下にわたる飛行経路での高度と飛行距離の関係を示しており、同図下(図25(b))は、機体の横方向におけるソニックブーム強度を示している。同図より、第1の実施形態で説明した方法で巡航条件において周方向にロバストな低ブーム機体形状を設計したとしても、巡航条件に到達するまでの上昇フェーズ(非設計マッハ数:M1.2~1.5)で発生するソニックブーム強度は、依然として大きいことがわかる。
そこで本実施形態では、周方向に対するロバストな低ブーム設計に加え、マッハ数に対するロバストな低ブーム設計が可能な超音速機の機体形状の設計方法を提供することを目的とする。以下、第1の実施形態と異なる構成について主に説明し、第1の実施形態と同様の構成については同様の符号を付しその説明を省略または簡略化する。
本実施形態では、第1の実施形態と同様に、オフトラックに対する目標等価断面積の気流方向の分布(目標等価断面積分布)をオントラックに対する目標等価断面積分布に読み替える。この際、本実施形態では、マッハ数に対するロバストな低ブーム設計を実現するため、非設計マッハ数におけるオフトラックでのマッハ平面の機体の断面の必要付加断面積を、設計マッハ数における前記オントラックでのマッハ平面の機体の断面の必要付加断面積に読み替える点で、第1の実施形態と異なる。
具体的な「読み替え」の手法を以下に示す。
まず、第1の実施形態と同様に、オフトラックにおける初期形状の機体10の等価断面積分布を計算する。この等価断面積分布は、図9に示したように、気流方向位置(x)の関数となり、機体10とx=X1,X2,X3…を通るオフトラックのマッハ平面との断面形状を基に機体10の断面積が計算される。なお、正確な低ソニックブーム機体形状設計のためには逆算等価断面積分布を用いるのが好ましい。
次に、得られた機体10のオフトラックの等価断面積分布を基に、低ソニックブーム化のためのオフトラックの目標等価断面積分布を設定する(図10参照)。ここでも多項式を用いて滑らかな分布を設定する。
続いて、得られた目標等価断面積分布と初期形状の等価断面積分布との差(必要付加断面積分布)は、本来であればオフトラックのマッハ平面上で付加すべきものであるが、これを第1の実施形態と同様に、オントラックのマッハ平面上で付加すべき必要付加断面積分布に読み替える(図11参照)。
ソニックブームは地面に伝播する圧力波に由来するものであり、効果的に低ソニックブーム化するためには機体10の下面側の形状を設計対象とするのが好ましい。このため、本実施形態においても機体10の胴体11の下面を設計対象とする。
図26に示すように、任意の気流方向の位置(例えばx=X)を指定することで、この位置を通過するオフトラックのマッハ平面(マッハ平面C)が定まる。図26ではマッハ平面Cと機体対称面の交線(交線C)を示している。マッハ平面Cと機体の断面(断面C)は交線Cの前後にまたがる。
非特許文献1に従うと、断面Cにおいてx=Xにおける必要付加断面積を付加することとなるが、ここではこの断面Cの近傍に位置するオントラックのマッハ平面(マッハ平面B、交線B)と機体の断面(断面B)において付加する。
この断面Bを定めるために基準線を導入する。断面Cと断面Bが近接していることが重要であるため、基準線は設計対象部位の近傍を通らなければならない。ここでは機体軸が設計対象部位近傍を通っているため、これを基準線とした。
交線Cと基準線の交点を通るオントラックのマッハ平面(マッハ平面B)を定める。図26ではマッハ平面Bと機体対称面の交線(交線B)が示されている。マッハ平面Bと機体10の断面が断面Bとなり、ここで必要付加断面積を付加する。
ここで、マッハ平面の位置は気流方向が基準となり、図26で示したようにオフトラックのマッハ平面Cはx=Xであり、オントラックのマッハ平面Bはx=X'である。本来はx=Xのオフトラックマッハ平面Cで付加すべき必要付加断面積をx=X'のオントラックマッハ平面Bで付加することとなるため、気流方向位置xをX-X'だけずらさなければならない。これが読み替えであり、具体的には図13で示したように、任意のXにおいて必要付加断面積分布がX-X'だけ前方にシフトされる。
この際、マッハ平面Cが非設計マッハ数におけるオフトラックでのマッハ平面の場合では、非設計マッハ数が考慮できるように「オフトラックマッハ平面Cからオントラックマッハ平面Bへの読み替え」を拡張する。ここで、非設計マッハ数をMoffとし、このときの迎角をα+dαとする(設計マッハ数Mにおける迎角αとの差分がdαである)。拡張において注意すべき点は、設計マッハ数Mと非設計マッハ数Moffで、マッハ数が異なり迎角も異なる場合がある点である。
(マッハ数の違い)
マッハ数の違いは、オフトラックマッハ平面Cを表現する下記式(1)および(2)において、βを非設計マッハ数Moffにより計算すれば良い(図27左参照)。
X=x+βoff・z・cosφ…(1)
βoff=√(M off-1)…(2)
したがって、この場合における「読み替え」の際の、非設計マッハ数におけるオフトラックの必要付加断面積分布から設計マッハ数におけるオントラックの必要付加断面積分布への前方シフトΔx(=X-X')は、dαを0とした場合には下記式(3)により算出される。
Δx=(tanα・(β-βoff・cosφ)/(1-βoff・cosφ・tanα))X
…(3)
この式(3)は、マッハ数だけが変化し、迎角は変化しない場合のΔxの算出式である。
(迎角の違い)
迎角はマッハ数に応じて定まり、非設計マッハ数では、基準線が気流方向(x)に対してα+dαだけ傾いている(図27左、式(4))。
z=-tan(α+dα)・x …(4)
ここでは、交線Cと基準線との交点をdαだけ原点周りに回転させる(図27右、原点はノーズ先端)。このとき、回転された交点は設計マッハ数における基準線上に位置することとなる。オントラックマッハ平面Bは、回転された交点を通る設計マッハ数におけるオントラックマッハ平面として設定される。この時のX'とオフトラックマッハ平面Cのx位置(X)を用い、必要付加断面積分布がΔx(=X-X')だけ前方にシフトされる(図13参照、式(5))。
Δx=((1-cosdα-β・sindα-tan(α+dα)・B)/A)X…(5)
A=1-βoff・cosφ・tan(α+dα)…(6)
B=βoff・cosφ+sindα-β・cosdα…(7)
なお、交線Cと基準線との交点をdαだけ原点周りに回転させる際の回転方向は、dαが正の場合は図27において反時計周りであり、dαが負の場合は図27において時計周りである。
以上により読み替えられた複数の必要付加断面積分布を適切にブレンドして単一の必要付加断面積分布とすることで、マッハ数に対してロバストであり周方向にもロバストな低ブーム設計を設計マッハ数におけるオントラックマッハ平面で実施可能となる。
なお、上記式(1)において、φ=0は、オフトラック角度が0、すなわち、オントラックを意味する。したがって、上記式(1)においてφ=0にすると、オントラックにおけるマッハ数に対してロバストな低ブーム設計が実施可能となる。
<実施例2>
以下、本実施形態を50人乗りクラスの小型超音速旅客機の先端ソニックブーム低減設計に適用した実施例を示す。ここでは、図28上に示すように機首に一対のカナードが取り付けられた機体110を対象とし、カナードが発生するソニックブームをプライマリカーペット内でロバストに低ブーム化する手法について説明する。
飛行条件は、設計点(設計マッハ数)においてマッハ1.6、迎角(α)4.0度、飛行高度49kftである。このとき、オフトラック角度を10度刻みとした場合、オフトラック角度60度ではブームが地上に届かないため、50度以下のオフトラック角度を考慮する。非設計マッハ数での条件として、図25ではマッハ1.2において最もブーム強度が強くなるため、マッハ数は1.2とし、この時の迎角(α+dα)を4.4度、飛行高度を35kftとした。飛行高度が低いため、オフトラック角度30度ではブームが地上に届かない。このため、20度以下のオフトラック角度を考慮する。
図28下は機体形状(初期形状)と設計対象部位を示している。先端ソニックブーム強度の評価方法は、第1の実施形態と同様に、図16に示すように、先端ソニックブーム波形を点対称に折り返して後端ソニックブーム波形とした波形でブーム強度を評価している。
非設計マッハ数におけるオフトラックマッハ平面から設計マッハ数におけるオントラックマッハ平面への「読み替え」を適用した必要付加断面積分布を図29および図30に示す。これらの図に示す分布は一例であり、カナードの形状や大きさ、位置に応じて異なる分布をとり得る。
図29は、設計マッハ数のみを考慮した場合の分布であり、これは第1の実施形態の手法を適用した分布に対応する。同図において、0度、10度、20度、30度および40度の5つのオフトラック角度の必要付加断面積分布は全て負の値をとっており、これにより機体(胴体)の断面積が縮小される。断面積縮小により膨張波が発生し、カナードで発生する衝撃波が弱められ、先端ソニックブーム強度が低減されることとなる。ここでは全てのオフトラック角度で必要となる膨張波が発生できるよう、上記5つのオフトラック角度の必要付加断面積分布について各x位置において最小値をとった分布(白抜き四角のプロット)を設定した。この分布を周方向ロバストターゲット分布と呼び、これに従って設計された形状を周方向ロバスト形状と呼ぶ。
これに対して図30は、非設計マッハ数を考慮して「読み替え」が適用された必要付加断面積分布を示す。ここでは、非設計マッハ数(マッハ1.2)および当該マッハ数に到達する高度(図25参照)を基に、ソニックブームが地表に伝播し得る0度、10度および20度の3つのオフトラック角度の必要付加断面積分布を検討した。そして、これら3つのオフトラック角度の分布に前述の周方向ロバストターゲット分布を加えた4つの分布に対して、各x位置において最小値をとった分布(黒色四角のプロット)を設定した。この分布をマッハ数・周方向ロバストターゲット分布と呼び、これに従って設計された形状をマッハ数・周方向ロバスト形状と呼ぶ。
なお、マッハ数・周方向ロバストターゲット分布は、その後半部(x>22m)では周方向ロバストターゲット分布(白抜き四角のプロット)と同一である。
また、この例では、「読み替え」の適用に際して、上記4つの分布に対して各x位置において最小値となる必要断面積の分布を採用したが、これに限られず、要求されるブーム強度や設計の仕様等に応じて任意に設定することが可能である。
これら形状の先端ソニックブーム強度を図31に示す。なお、ブーム強度は地面での反射係数を1.9とし、評価ツールとして、PL(Stevens Perceived Level Mark VII)を用いた。
図31に示すように、周方向ロバスト形状では初期形状に対してマッハ1.6およびマッハ1.2の双方でブーム強度が低減されている。マッハ数・周方向ロバスト形状では、マッハ1.6におけるブーム強度の最大値は周方向ロバスト形状とほぼ同じである。マッハ1.2ではマッハ数・周方向ロバスト形状は周方向ロバスト形状よりも1デシベル程度ブーム強度が低減されている。つまり、第1の実施形態の手法と比べて本実施形態では、設計マッハ数におけるブーム強度を維持しつつ、非設計マッハ数でのブーム強度を低減することができる。
<その他>
本発明は上記の実施形態には限定されずその技術思想の範囲内で様々な変形や応用による実施が可能である。その実施の範囲も本発明の技術的範囲に属する。
また、本発明の設計方法に基づく超音速機の機体の形状はソニックブーム低減の効果が著しく、その点において従来の形状とは異なるものであり、区別できるものである。すなわち、機体の形状は、従来にない新規な形状であり、簡単な設計工程で形状が得られ、かつ、ソニックブーム低減化ができるという効果を奏するものである。
10,110 :機体
111 :オフトラックの必要付加断面積分布
112 :オントラックの必要付加断面積分布

Claims (11)

  1. 機体のオフトラックでの初期形状の等価断面積分布を得て、
    前記等価断面積分布を基に低ソニックブーム化のための前記機体のオフトラックでの目標等価断面積分布を設定し、
    前記等価断面積分布と前記目標等価断面積分布との差である必要付加断面積分布を基に任意の気流方向の位置を通過する前記オフトラックでのマッハ平面の機体の断面の必要付加断面積を、前記オフトラックでのマッハ平面の近傍に位置するオントラックでのマッハ平面の機体の断面の必要付加断面積に読み替えて付加する
    超音速機の機体形状の設計方法。
  2. 請求項1に記載の超音速機の機体形状の設計方法であって、
    前記オフトラックを低ソニックブーム化するための必要付加断面積分布と前記オントラックを低ソニックブーム化するための第2の必要付加断面積分布とをブレンドした第3の分布のブレンド比率を変え、それぞれのブレンド比率に対して前記オントラックでのソニックブーム強度及び前記オフトラックでのソニックブーム強度を評価し、評価結果に基づき前記ブレンド比率を設定する
    超音速機の機体形状の設計方法。
  3. 請求項1又は2に記載の超音速機の機体形状の設計方法であって、
    前記機体は、ノーズ先端を有し、
    前記機体のノーズ先端を起点とする軸であって、設計対象部位に近接するよう前記気流方向より任意の角度だけ傾けた軸を基準線とし、
    前記オフトラックでのマッハ平面の近傍に位置する前記機体のオントラックでのマッハ平面を、前記オフトラックでのマッハ平面と前記基準線の交点を通る前記オントラックでのマッハ平面とする
    超音速機の機体形状の設計方法。
  4. 請求項3に記載の超音速機の機体形状の設計方法であって、
    前記基準線は、機体軸である
    超音速機の機体形状の設計方法。
  5. 請求項1~4のいずれか1項に記載の超音速機の機体形状の設計方法であって、
    前記オフトラックでのマッハ平面の機体の断面の必要付加断面積を、前記オントラックでのマッハ平面の機体の断面の必要付加断面積に読み替えるステップは、
    設計マッハ数における前記オフトラックでのマッハ平面の機体の断面の必要付加断面積を、設計マッハ数における前記オントラックでのマッハ平面の機体の断面の必要付加断面積に読み替える
    超音速機の機体形状の設計方法。
  6. 請求項1に記載の超音速機の機体形状の設計方法であって、
    前記オフトラックでのマッハ平面の機体の断面の必要付加断面積を、前記オントラックでのマッハ平面の機体の断面の必要付加断面積に読み替えるステップは、
    非設計マッハ数における前記オフトラックでのマッハ平面の機体の断面の必要付加断面積を、設計マッハ数における前記オントラックでのマッハ平面の機体の断面の必要付加断面積に読み替える
    超音速機の機体形状の設計方法。
  7. 請求項6に記載の超音速機の機体形状の設計方法であって、
    前記機体は、ノーズ先端を有し、
    前記機体のノーズ先端を起点とする軸であって、設計対象部位に近接するよう前記気流方向より任意の角度だけ傾けた軸を基準線とし、
    前記非設計マッハ数におけるオフトラックでのマッハ平面と前記非設計マッハ数における基準線との交点を算出し、
    前記交点を、前記ノーズ先端を中心として、前記設計マッハ数における基準線上に回転させ、
    回転させた前記交点を通る前記設計マッハ数におけるオントラックでのマッハ平面を設定する
    超音速機の機体形状の設計方法。
  8. 請求項7に記載の超音速機の機体形状の設計方法であって、
    前記気流方向をx、前記非設計マッハ数におけるオフトラックでのマッハ平面のx位置をX、前記気流に垂直な方向をz、前記気流方向と前記基準線方向とがなす角をα、前記交点の回転角度をdα、回転した前記交点を通る前記設計マッハ数におけるオントラックでのマッハ平面のx位置をX'、前記非設計マッハ数をMoff、オフトラック角度をφ(0度≦φ≦50度)、βoff=√(M off-1)としたとき、
    X=x+βoff・z・cosφ、
    βoff=√(M off-1)、
    z=-tan(α+dα)・x
    の関係を満たす
    超音速機の機体形状の設計方法。
  9. 請求項1乃至8のうちいずれか1項に記載の超音速機の機体形状の設計方法を用いて超音速機を設計し、
    設計結果に基づく機体形状の超音速機を製作する
    超音速機の生産方法。
  10. 機体のオフトラックでの初期形状の等価断面積分布を得て、
    前記等価断面積分布を基に低ソニックブーム化のための前記機体のオフトラックでの目標等価断面積分布を設定し、
    前記等価断面積分布と前記目標等価断面積分布との差である必要付加断面積分布を基に任意の気流方向の位置を通過する前記オフトラックでのマッハ平面の機体の断面の必要付加断面積を、前記オフトラックでのマッハ平面の近傍に位置するオントラックでのマッハ平面の機体の断面の必要付加断面積に読み替えて付加した
    機体の形状を有する超音速機。
  11. 請求項10に記載の超音速機であって、
    前記オフトラックを低ソニックブーム化するための必要付加断面積分布と前記オントラックを低ソニックブーム化するための第2の必要付加断面積分布とをブレンドした第3の分布のブレンド比率を変え、それぞれのブレンド比率に対して前記オントラックでのソニックブーム強度及び前記オフトラックでのソニックブーム強度を評価し、評価結果に基づき前記ブレンド比率を設定した
    機体の形状を有する超音速機。
JP2022508123A 2020-03-16 2021-02-05 超音速機の機体形状の設計方法、超音速機の生産方法及び超音速機 Active JP7323964B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020045245 2020-03-16
JP2020045245 2020-03-16
PCT/JP2021/004341 WO2021186940A1 (ja) 2020-03-16 2021-02-05 超音速機の機体形状の設計方法、超音速機の生産方法及び超音速機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2021186940A1 JPWO2021186940A1 (ja) 2021-09-23
JP7323964B2 true JP7323964B2 (ja) 2023-08-09

Family

ID=77771834

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022508123A Active JP7323964B2 (ja) 2020-03-16 2021-02-05 超音速機の機体形状の設計方法、超音速機の生産方法及び超音速機

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20230130658A1 (ja)
EP (1) EP4122819A4 (ja)
JP (1) JP7323964B2 (ja)
WO (1) WO2021186940A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114802819B (zh) * 2022-07-01 2022-10-14 星河动力(北京)空间科技有限公司 火箭末子级离轨控制方法和装置
CN116952523B (zh) * 2023-09-12 2023-12-01 中国空气动力研究与发展中心高速空气动力研究所 一种基于速度场的近场声爆信号光学测量方法
CN117147090B (zh) * 2023-10-30 2024-01-02 中国空气动力研究与发展中心高速空气动力研究所 一种声爆试验测压轨位置及姿态调整装置及方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5057374B2 (ja) 2007-07-06 2012-10-24 独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 後端ソニックブーム低減化のための超音速航空機形状
WO2019187828A1 (ja) 2018-03-29 2019-10-03 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 超音速機の機体形状の設計方法、超音速機の生産方法及び超音速機

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8473254B2 (en) * 2003-11-14 2013-06-25 Supersonic Aerospace International, Llc Methods for configuring aircraft to meet performance goals and shock wave disturbance constraints
JP3855064B2 (ja) * 2003-12-18 2006-12-06 独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 超音速航空機の胴体形状の決定方法および胴体前胴部形状
JP4171913B2 (ja) * 2004-04-13 2008-10-29 独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 低ブーム特性と低抵抗特性を両立する可変前進翼超音速航空機
US20080105783A1 (en) * 2006-11-03 2008-05-08 Cessna Aircraft Company Fuselage design for sonic boom suppression of supersonic aircraft

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5057374B2 (ja) 2007-07-06 2012-10-24 独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 後端ソニックブーム低減化のための超音速航空機形状
WO2019187828A1 (ja) 2018-03-29 2019-10-03 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 超音速機の機体形状の設計方法、超音速機の生産方法及び超音速機

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2021186940A1 (ja) 2021-09-23
WO2021186940A1 (ja) 2021-09-23
EP4122819A4 (en) 2024-03-13
EP4122819A1 (en) 2023-01-25
US20230130658A1 (en) 2023-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7323964B2 (ja) 超音速機の機体形状の設計方法、超音速機の生産方法及び超音速機
JP7076156B2 (ja) 超音速機の機体形状の設計方法、超音速機の生産方法
CN105122248B (zh) 用于对部件尤其是涡轮叶片进行建模的方法
Bridges Noise from aft deck exhaust nozzles—differences in experimental embodiments
JP3855064B2 (ja) 超音速航空機の胴体形状の決定方法および胴体前胴部形状
CN115659705B (zh) 一种全参数化高隐身进气道设计方法及高隐身进气道
CN110589010B (zh) 高超声速大装载空间乘波体设计方法
Ueda et al. Supersonic natural-laminar-flow wing-design concept at high-Reynolds-number conditions
US6854687B1 (en) Nacelle integration with reflexed wing for sonic boom reduction
US20180170521A1 (en) Wing, flap, and aircraft
CN117556537A (zh) 一种基于吸力面型线和通道宽度分布的涡轮叶型造型方法
CN110206666A (zh) 一种进气道结构及其制作方法
US11745849B2 (en) Aircraft portion with reduced wave drag
US8936213B2 (en) Engine pylon comprising a vortex generator, and method for the production thereof
CN120354531A (zh) 一种基于气动热约束的高速飞行器折叠舵气动构型设计方法
CN109677630B (zh) 基准流场激波形状可控的强几何约束下的乘波体设计方法
US20220268236A1 (en) Supersonic aircraft and method of reducing sonic booms and jet noise
CN114564817A (zh) 一种扇环形入口转矩形出口隔离段设计方法
CN120270530B (zh) 基于兼顾后体效应的翼身融合宽速域飞行器布局设计方法
US12214864B2 (en) Aircraft portion with a reduced drag
CN110536833B (zh) 衰减螺旋桨尾流声学相互作用的下游表面特征
CN118753493B (zh) 一种降低跨声速阻力的固定翼超声速飞行器
JP7015582B2 (ja) 翼及び航空機
JP6762604B2 (ja) 翼及び航空機
CN105589995B (zh) 一种超声速飞行器低音爆气动布局优化方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220906

A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A801

Effective date: 20220906

A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20220906

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230404

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230510

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230711

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230721

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7323964

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150