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JP7325611B2 - 牽引端末構造体、牽引端付き光ケーブル及び牽引端付き光ケーブルの製造方法 - Google Patents
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JP7325611B2 - 牽引端末構造体、牽引端付き光ケーブル及び牽引端付き光ケーブルの製造方法 - Google Patents

牽引端末構造体、牽引端付き光ケーブル及び牽引端付き光ケーブルの製造方法 Download PDF

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Description

本開示は、牽引端末構造体、牽引端付き光ケーブル及び牽引端付き光ケーブルの製造方法に関する。
特許文献1には、光ケーブルを牽引装置によって牽引する際に用いられるケーブル牽引端末構造が記載されている。
特開2010-217316号公報
牽引端付き光ケーブルの牽引部を牽引することによって、局舎の外側から局舎内に光ケーブルを敷設することが行われる。このとき、光ケーブルの光ファイバの端部に予め光コネクタが取り付けておき、牽引端末構造体の内部に光コネクタを収容しておけば、光ケーブルの牽引後の局舎内での敷設作業が便利になる。但し、この場合、牽引端末構造体の内部に収容した収容物(例えば光コネクタなど)が損傷することを防止する必要がある。
本発明は、牽引端末構造体の内部の光コネクタの損傷を抑制することを目的とする。
上記目的を達成するための主たる第1の発明は、牽引部が設けられた編組チューブと、前記編組チューブの内側に配置され、光コネクタを収容可能な収容管と、前記編組チューブの内側に配置され、前記収容管の端部を補強する補強部材とを備えた牽引端末構造体である。
また、上記目的を達成するための主たる第2の発明は、光ファイバを有する光ケーブルと、前記光ファイバの端部に設けられた光コネクタと、牽引部が設けられた編組チューブと、前記編組チューブの内側に配置され、前記光コネクタを収容した収容管と、前記編組チューブの内側に配置され、前記収容管の端部を補強する補強部材と、前記編組チューブの端部を前記光ケーブルに固定する固定部と、を備えた牽引端付き光ケーブルである。
また、上記目的を達成するための主たる第3の発明は、光ケーブルから口出しした光ファイバの端部に光コネクタを取り付けること、前記光コネクタを収容管に収容しつつ、前記収容管に補強部材を取り付けること、牽引部を有する編組チューブの内側に前記収容管及び補強部材を配置すること、及び、前記編組チューブの端部を前記光ケーブルに固定すること、を行う牽引端付き光ケーブルの製造方法である。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、牽引端末構造体の内部の光コネクタの損傷を抑制できる。
図1Aは、本実施形態の牽引端付き光ケーブル100の外観説明図である。図1Bは、本実施形態の牽引端付き光ケーブル100の内部構造の説明図である。 図2A及び図2Bは、光ケーブル1の説明図である。 図3Aは、本実施形態の牽引部20Aの説明図である。図3Bは、第1変形例の牽引部20Aである。図3Cは、第2変形例の牽引部20Aである。 図4A及び図4Bは、編組チューブ30の特性の説明図である。 図5A及び図5Bは、編組チューブ30及び収容管40からなる構造体の参考説明図である。 図6Aは、前部材51の説明図である。図6Bは、後部材52の説明図である。 図7は、前部材51の変形例の説明図である。 図8は、固定部60の第1形態の説明図である。 図9A及び図9Bは、固定部60の第2形態の説明図である。 図10は、固定部60を破壊するときの様子の説明図である。 図11は、本実施形態の牽引端付き光ケーブル100の製造方法のフロー図である。 図12A~図12Fは、本実施形態の牽引端付き光ケーブル100の製造の様子の説明図である。 図13は、牽引端付き光ケーブルの牽引部を牽引することによって、局舎の外側から局舎内に光ケーブルを敷設する様子の説明図である。
後述する明細書及び図面の記載から、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
牽引部が設けられた編組チューブと、前記編組チューブの内側に配置され、光コネクタを収容可能な収容管と、前記編組チューブの内側に配置され、前記収容管の端部を補強する補強部材とを備えた牽引端末構造体が明らかとなる。このような牽引端末構造体によれば、牽引時に編組チューブに引っ張り力が作用しても、収容管の端部の変形を抑制でき、収容管の内部に収容した光コネクタの損傷を抑制できる。
前記補強部材は、前記収容管に嵌合する嵌合部を有することが望ましい。これにより、補強部材によって収容管の端部を補強できる。
前記補強部材は、前記収容管の端部を長手方向外側から覆う段差部を有することが望ましい。これにより、収容管の端部を外側から補強できる。
前記補強部材は、前記収容管から遠ざかるほど細くなるテーパー部を有することが望ましい。これにより、牽引時に牽引端付き光ケーブルが引っ掛かることを抑制できる。
前記補強部材の外径は、前記収容管の外径よりも大きいことが望ましい。これにより、牽引時に収容管が編組チューブから受ける力を抑制できる。
前記収容管と前記補強部材との間にシール部が形成されていることが望ましい。これにより、収容管の内部を防水できる。
前記牽引部が設けられた端部とは反対側の端部において前記編組チューブを光ケーブルに固定する固定部を更に備えることが望ましい。これにより、牽引時に編組チューブが光ケーブルに引き留められる。
前記固定部は、筒状の外周部材を有しており、前記外周部材と前記光ケーブルとの間に前記編組チューブの端部が挟み込まれることによって、前記固定部が構成されていることが望ましい。これにより、編組チューブの端部を光ケーブルに固定できる。
前記固定部は、中間部材を有しており、前記中間部材は、前記光ケーブルと前記外周部材との間に配置されており、前記外周部材と前記中間部材との間に前記編組チューブの端部が挟み込まれることによって、前記固定部が構成されており、前記光ケーブルと前記中間部材との間に第1接着層が形成され、前記中間部材と前記外周部材との間には第2接着層が形成されており、前記第2接着層の接着力は、前記第1接着層の接着力よりも大きいことが望ましい。これにより、解体時の光ケーブルの外周に接着層が残りにくくなる。
前記光ケーブルと前記中間部材との間に紐部材が配置されていることが望ましい。これにより、牽引後の解体時に光ケーブルから中間部材を外し易くなる。
光ファイバを有する光ケーブルと、前記光ファイバの端部に設けられた光コネクタと、牽引部が設けられた編組チューブと、前記編組チューブの内側に配置され、前記光コネクタを収容した収容管と、前記編組チューブの内側に配置され、前記収容管の端部を補強する補強部材と、前記編組チューブの端部を前記光ケーブルに固定する固定部と、を備えた牽引端付き光ケーブルが明らかとなる。このような牽引端付き光ケーブルによれば、牽引時に編組チューブに引っ張り力が作用しても、収容管の端部の変形を抑制でき、収容管の内部に収容した光コネクタの損傷を抑制できる。
光ケーブルから口出しした光ファイバの端部に光コネクタを取り付けること、前記光コネクタを収容管に収容しつつ、前記収容管に補強部材を取り付けること、牽引部を有する編組チューブの内側に前記収容管及び補強部材を配置すること、及び、前記編組チューブの端部を前記光ケーブルに固定すること、を行う牽引端付き光ケーブルの製造方法が明らかとなる。このような牽引端付き光ケーブルの製造方法によれば、収容管の端部の変形を抑制可能な牽引端付き光ケーブルを製造できる。
===本実施形態===
<牽引端付き光ケーブル100の構成>
図1Aは、本実施形態の牽引端付き光ケーブル100の外観説明図である。図1Bは、本実施形態の牽引端付き光ケーブル100の内部構造の説明図である。
以下の説明では、図1Aに示すように、牽引端付き光ケーブル100の長手方向を「前後方向」とする。また、牽引端付き光ケーブル100から見て先端部の側を「前」とし、逆側を「後」とする。若しくは、前側のことを「先端側」と呼び、後側のことを「基端側」と呼ぶこともある。
牽引端付き光ケーブル100は、端部に牽引部が設けられた光ケーブルである。図13に示すように、牽引端付き光ケーブル100の牽引部を牽引することによって、局舎の外側から局舎内に光ケーブル1を敷設することができる。牽引端付き光ケーブル100は、光ケーブル1と、端末構造体20とを有する。
図2A及び図2Bは、光ケーブル1の説明図である。
光ケーブル1は、外被4の内側に多数の光ファイバ3を収容したケーブルである。光ケーブル1は、複数の光ファイバユニット2と、押え巻きテープ5と、外被4とを有する。光ファイバユニット2は、複数の光ファイバ3を束ねたユニットである。ここでは、光ファイバユニット2は、複数枚の間欠固定型光ファイバテープをバンドル材で束ねることによって構成されている。なお、本実施形態の光ケーブル1は、12本の光ファイバ3で構成された光ファイバテープ(光ファイバリボン)を288枚有しており、合計3456本の光ファイバ3を有している。但し、光ファイバテープや光ファイバ3の本数は、これに限られるものではない。複数の光ファイバユニット2は、押え巻きテープ5に巻かれた状態で外被4の内側に収容されている。外被4には、テンションメンバ6やリップコード7が埋設されている。
光ケーブル1の口出し部から多数の光ファイバ3(光ファイバテープ)が延び出ている。本実施形態では、光ケーブル1の口出し部から288枚の光ファイバテープが延び出ている(なお、図1Bでは、簡略化のため、光ファイバテープの数は少なく描かれている)。光ファイバ3の端部には、光コネクタ10が取り付けられている。本実施形態の光コネクタ10は、24心のMPOコネクタで構成されている。このため、本実施形態の光ケーブル1には、144個の光コネクタ10が取り付けられている(なお、図1Bでは、簡略化のため、光コネクタ10の数は少なく描かれている)。光ケーブル1から口出しされた光ファイバ3(光ファイバテープ)は、保護チューブ(不図示)に挿通されている。以下の説明では、光ケーブル1の口出し部から延び出た構造体(光ケーブル1から口出しされた複数の光ファイバ3、光ファイバ3の端部に設けられた複数の光コネクタ10)を「コネクタユニット」と呼ぶことがある。
端末構造体20は、光ケーブル1の端末に設けられる構造体である。本実施形態の端末構造体20は、牽引部20Aを有する牽引端末構造体である。また、本実施形態の端末構造体20は、コネクタユニット(光ケーブル1から口出しされた複数の光ファイバ3や、光ファイバ3の端部に設けられた複数の光コネクタ10)を収容しつつ、光ケーブル1を牽引可能な構造体である。牽引部20Aは、光ケーブル1を牽引するための部位である。端末構造体20は、編組チューブ30と、収容管40と、補強部材50と、固定部60とを有する。
編組チューブ30は、繊維部材をチューブ状に編み込んだ部材である。言い換えると、編組チューブ30は、繊維部材がメッシュ状に編み込まれたチューブである。編組チューブ30を構成する繊維部材は、例えば、樹脂繊維や金属線(ワイヤ)である。編組チューブ30の先端には、牽引部20Aが設けられている。牽引部20Aが牽引されるときに編組チューブ30に大きな引っ張り力が作用するが、多数の繊維部材により構成された編組チューブ30は、引っ張り力に対して十分な耐久性を有する。また、編組チューブ30は、図13に示すように地下管路で屈曲可能な程度の可撓性を有する。
編組チューブ30の内部には、収容管40と、補強部材50とが配置されている。編組チューブ30は、図13に示す地下管路の内壁面との摩擦から収容管40や補強部材50を保護する機能を有する。また、編組チューブ30の内側には、光ケーブル1の端部も収容されている。編組チューブ30の基端側の端部は、固定部60によって光ケーブル1に固定されている。編組チューブ30の先端側の端部には、牽引部20Aが設けられている。牽引部20Aは、ウインチ等の牽引装置によって牽引する部位である。牽引部20Aは、「牽引端」と呼ばれることもある。
図3Aは、本実施形態の牽引部20Aの説明図である。本実施形態の牽引部20Aは、編組チューブ30の先端の余長部分をリング状にして構成されている。つまり、本実施形態では、牽引部20Aは、編組チューブ30と一体的に構成されている。但し、牽引部20Aは、このような構成に限られるものではない。
図3Bは、第1変形例の牽引部20Aである。第1変形例の牽引部20Aは、リング部を有する部材(例えば金属製部材)を編組チューブ30に取り付けて構成されている。このように、牽引部20Aは、編組チューブ30とは別部材で構成されても良い。
図3Cは、第2変形例の牽引部20Aである。第2変形例の牽引部20Aは、フック部を有する部材を編組チューブ30に取り付けて構成されている。このように、牽引部20Aの形状は、リング状に限られるものではない。
図4A及び図4Bは、編組チューブ30の特性の説明図である。編組チューブ30は、長手方向に伸縮可能なチューブである。編組チューブ30を長手方向に伸縮させると、繊維部材同士の交差角度が変化して、チューブの径が変化する。具体的には、編組チューブ30を長手方向に収縮させると、編組チューブ30の径が大きくなる(図4A参照)。また、編組チューブ30を長手方向に伸長させると、編組チューブ30の径が小さくなる(図4B参照)。このため、図4Bに示すように、編組チューブ30は、引っ張り力が作用したときに、径が小さくなる性質を有する。
収容管40は、光コネクタ10を収容する筒状(チューブ状)の部材である。本実施形態の収容管40は、光ケーブル1の口出し部から延び出たコネクタユニット(複数の光ファイバ3や光コネクタ10)を収容する。収容管40は、コネクタユニットを保護する機能を有する。本実施形態では、収容管40は、コルゲート管で構成されている。但し、収容管40は、図13に示すように地下管路で屈曲可能な程度の可撓性を有するのであれば、コルゲート管とは異なる管でも良い。収容管40は、編組チューブ30の内側に配置されている。
図5A及び図5Bは、編組チューブ30及び収容管40からなる構造体の参考説明図である。
コルゲート管で構成された収容管40は、引っ張り力に比較的弱い。但し、本実施形態では、牽引時の引っ張り力は、直接的には編組チューブ30にかかり、収容管40には直接作用しない。このため、本実施形態では、引っ張り力が収容管40に作用することによる収容管40の破壊を抑制できる。
一方、編組チューブ30は、引っ張り力が作用したときに、径が小さくなる性質を有する(図4B参照)。このため、牽引部20Aが牽引されるときに、収容管40は、編組チューブ30から径方向内側に向かう圧縮力を受ける(図5B)。通常、コルゲート管で構成された収容管40は、外部からの径方向の力には、比較的強い。但し、収容管40の端部では、長手方向外側で径の収縮した編組チューブ30からも力を受けるため、集中した力を受けやすい。この結果、図5Bに示すように、収容管40の端部が変形するおそれがある。特に、コルゲート管で構成された収容管40の細径化を図った場合には、収容管40の強度が弱くなるため、変位チューブから受ける力によって収容管40の端部が潰れるおそれがある。仮に収容管40の端部が変形してしまうと、内部に収容した光コネクタ10を損傷させるおそれがある。そこで、本実施形態では、収容管40の端部の変形を抑制するために、収容管40の端部に補強部材50が取り付けられている。
補強部材50は、収容管40の端部を補強する部材である。補強部材50は、前部材51と、後部材52とを有する。
図6Aは、前部材51の説明図である。前部材51は、収容管40の先端側(前側)の端部に取り付けられる部材である。前部材51は、収容管40の先端側の端部を補強する部材であり、収容管40の先端側の端部の変形を抑制する部材である。前部材51は、嵌合部51Aと、段差部51Bと、テーパー部51Cとを有する。
嵌合部51Aは、収容管40に嵌合する部位である。嵌合部51Aは、前部材51の後部に設けられており、収容管40の先端側の端部と嵌合する。嵌合部51Aは、収容管40の内側に嵌合する。嵌合部51Aは、収容管40の端部を内側から補強する。前部材51が嵌合部51Aを有することにより、収容管40の端部が嵌合部51Aによって内側から補強され、牽引時の収容管40の変形を抑制できる。
段差部51Bは、嵌合部51Aよりも先端側の部位であり、嵌合部51Aの外周よりも径方向外側に突出した部位である。前部材51が収容管40に取り付けられると、段差部51Bは、収容管40の前縁の前側に配置される。つまり、段差部51Bは、収容管40の前縁を前側から覆う。これにより、段差部51Bは、収容管40の長手方向外側で径の収縮した編組チューブ30から力を受けることができる。つまり、段差部51Bは、収容管40の端部を長手方向外側から補強する。前部材51が段差部51Bを有することにより、収容管40の端部が長手方向外側から補強され、牽引時の収容管40の変形を抑制できる。
段差部51Bは、収容管40の先端側の端部と係合する。段差部51Bが収容管40の端部に係合することによって、前部材51が抜けること(前部材51が収容管40の内部に入り込んでしまうこと)を防止できる。なお、嵌合部51Aの先端側に段差部51Bを設けなくても良い。段差部51Bが無くても、嵌合部51Aが収容管40の端部を補強することによって、牽引時の収容管40の変形を抑制可能である。
テーパー部51Cは、嵌合部51A(及び段差部51B)よりも先端側の部位であり、先端側ほど細くなる部位である。言い換えると、テーパー部51Cは、収容管40から遠ざかるほど細くなる部位である。仮に前部材51にテーパー部51Cが設けられていない場合、編組チューブ30の内側に補強部材50(及び収容管40)を配置したときに、補強部材50の前縁によって編組チューブ30に角が形成されてしまい、この角が牽引時に地下管路で引っ掛かるおそれがある。これに対し、本実施形態では、前部材51の先端側にテーパー部51Cを設けることにより、牽引時に牽引端付き光ケーブル100が引っ掛かることを抑制できる。
図6Aに示すように、本実施形態では、前部材51の外径D1は、収容管40の外径D4よりも大きい。なお、前部材51の外径D1は、前部材51の最大径である。ここでは、前部材51の外径D1は、段差部51Bを構成する段差における最大径であり、若しくは、テーパー部51Cの最大径である。但し、段差部51Bやテーパー部51Cとは別の部位が前部材51の外径D1を構成しても良い。本実施形態のように、前部材51の外径D1が収容管40の外径D4よりも大きいことによって、牽引時に編組チューブ30が収容管40に接触しにくくなるため、牽引時に収容管40が編組チューブ30から受ける力を抑制でき、牽引時の収容管40の変形を抑制できる。但し、前部材51の外径D1が、収容管40の外径D4と同程度でも良いし、収容管40の外径D4よりも小さくても良い。
なお、前部材51と収容管40の端部との間は、防水のためシール処理が施されている。言い換えると、前部材51と収容管40との隙間を埋めるようにシール部(図6Aでは不図示)が形成されている。例えば、前部材51の嵌合部51Aと収容管40との間、及び、前部材51の段差部51Bと収容管40の前縁との間の少なくとも一方(両方又は一方)にシール部が形成されている。これにより、収容管40の内部を防水でき、収容管40の内部に収容した光コネクタ10を防水できる。
図7は、前部材51の変形例の説明図である。変形例では、嵌合部51Aは、収容管40の外側に嵌合する。変形例では、嵌合部51Aは、収容管40の端部を外側から補強する。変形例においても、前部材51が嵌合部51Aを有することにより、収容管40の端部が嵌合部51Aによって補強され、牽引時の収容管40の変形を抑制できる。但し、変形例では、嵌合部51Aが収容管40の端部を外側から補強するため、前部材51の外形が大きくなり、牽引端付き光ケーブル100の外径が大きくなる。これに対し、図6Aに示すように、嵌合部51Aが収容管40の内側に嵌合する形状であれば、変形例と比べて、前部材51の外形を小さくでき、牽引端付き光ケーブル100の外径を小さくすることが可能である。
図6Bは、後部材52の説明図である。後部材52は、収容管40の基端側(後側)の端部に取り付けられる部材である。後部材52は、収容管40の基端側の端部を補強する部材であり、収容管40の基端側の端部の変形を抑制する部材である。
後部材52は、筒状の部材であり、光ケーブル1から口出しされた多数の光ファイバ3が挿通されている。後部材52は、半割構造に構成されている。言い換えると、後部材52は、2つの部材(第1後部材、第2後部材)から構成されており、半割構造の2つの部材を組み合わせることによって、筒状に構成されている。仮に後部材52を1部品で構成した場合、牽引端付き光ケーブル100を製造するときに、コネクタユニット(光ファイバ3や光コネクタ10など)を筒状の後部材52に挿通させる作業が必要になる。また、仮に後部材52を1部品で構成した場合、牽引端付き光ケーブル100の牽引後に内部の光コネクタ10を取り出すため端末構造体20を解体するときに、後部材52を外し難くなる。これに対し、後部材52を半割構造にすることによって、牽引端付き光ケーブル100の製造や解体が簡易になる。後部材52は、嵌合部52Aと、段差部52Bと、テーパー部52Cと、取付部52Dと、を有する。
嵌合部52Aは、収容管40に嵌合する部位である。嵌合部52Aは、後部材52の前部に設けられており、収容管40の基端側(後側)の端部と嵌合する。嵌合部52Aは、収容管40の内側に嵌合する。嵌合部52Aは、収容管40の端部を内側から補強する。後部材52が嵌合部52Aを有することにより、収容管40の端部が嵌合部52Aによって内側から補強され、牽引時の収容管40の変形を抑制できる。なお、図7に示す前部材51の嵌合部51Aと同様に、後部材52の嵌合部52Aは、収容管40の外側に嵌合するように構成されても良い。
段差部52Bは、嵌合部52Aよりも基端側の部位であり、嵌合部52Aの外周よりも径方向外側に突出した部位である。後部材52が収容管40に取り付けられると、段差部52Bは、収容管40の後縁の後側に配置される。つまり、段差部52Bは、収容管40の後縁を後側から覆う。後部材52が段差部52Bを有することにより、収容管40の端部が長手方向外側から補強され、牽引時の収容管40の変形を抑制できる。また、段差部52Bが収容管40の端部に係合することによって、後部材52が抜けること(後部材52が収容管40の内部に入り込んでしまうこと)を防止できる。なお、後部材52が段差部52Bを有していなくても良い。段差部52Bが無くても、嵌合部52Aが収容管40の端部を補強することによって、牽引時の収容管40の変形を抑制可能である。
なお、後部材52と収容管40の端部との間にも、防水のためシール処理が施されている。言い換えると、後部材52と収容管40との隙間を埋めるようにシール部(図6Bでは不図示)が形成されている。例えば、後部材52の嵌合部52Aと収容管40との間、及び、後部材52の段差部52Bと収容管40の後縁との間の少なくとも一方(両方又は一方)にシール部が形成されている。これにより、収容管40の内部を防水でき、収容管40の内部に収容した光コネクタ10を防水できる。
テーパー部52Cは、嵌合部52A(及び段差部52B)よりも基端側の部位であり、基端側ほど細くなる部位である。後部材52のテーパー部52Cも、前部材51のテーパー部51Cと同様に、収容管40から遠ざかるほど細くなる部位である。本実施形態では、後部材52の基端側にテーパー部52Cを設けることにより、牽引端付き光ケーブル100を逆方向に引き戻すときに、牽引端付き光ケーブル100が引っ掛かることを抑制できる。
図6Bに示すように、本実施形態では、後部材52の外径D2は、収容管40の外径D4よりも大きい。なお、後部材52の外径D2は、後部材52の最大径である。ここでは、後部材52の外径D2は、段差部52Bを構成する段差における最大径であり、若しくは、テーパー部52Cの最大径である。但し、差部52Bやテーパー部52Cとは別の部位が後部材52の外径D2を構成しても良い。本実施形態のように、後部材52の外径D2が収容管40の外径D4よりも大きいことによって、牽引時に編組チューブ30が収容管40に接触しにくくなるため、牽引時に収容管40が編組チューブ30から受ける力を抑制でき、牽引時の収容管40の変形を抑制できる。但し、後部材52の外径D2が、収容管40の外径D4と同程度でも良いし、収容管40の外径D4よりも小さくても良い。
取付部52Dは、光ケーブル1に後部材52を取り付けるための部位である。取付部52Dを介して収容管40が光ケーブル1に取り付けられることになる。本実施形態では、光ケーブル1の口出し部1Aに筒状部材1Bが固定されており、取付部52Dが筒状部材1Bに嵌合することによって、後部材52が光ケーブル1に取り付けられる。言い換えると、本実施形態では、後部材52は、光ケーブル1に間接的に取り付けられる。但し、取付部52Dが光ケーブル1に直接的に取り付けられても良い。後部材52が取付部52Dを有することにより、収容管40を補強する補強部材50が、収容管40を光ケーブル1に取り付ける機能を兼ね備えることができる。これにより、端末構造体20の小型化を図ることができる。但し、収容管40を補強する補強部材50とは別に、収容管40を光ケーブル1に取り付ける取付部材が別部品として設けられても良い。
本実施形態では、取付部52Dは、筒状部材1Bの外側に嵌合する。仮に取付部52Dが筒状部材1Bの内側から嵌合すると、筒状の後部材52の内径が狭まり、多数の光ファイバ3を後部材52の内側に配置させにくくなる(挿通させにくくなる)。これに対し、取付部52Dが筒状部材1Bの外側から嵌合することによって、筒状の後部材52の内径を広くできる。
なお、取付部52Dと筒状部材1Bとの間にも、防水のためシール処理が施されている。言い換えると、取付部52Dと筒状部材1Bとの隙間を埋めるようにシール部(図6Bでは不図示)が形成されている。なお、取付部52Dが光ケーブル1の口出し部1Aに直接的に取り付けられる場合には、取付部52Dと口出し部1Aとの間にシール部が形成されることになる。
固定部60は、編組チューブ30の端部(基端側の端部)を光ケーブル1に固定する部位である。牽引部20Aが牽引されると、編組チューブ30を介して固定部60に牽引力がかかることになる。固定部60は、光ケーブル1の外周に設けられ、編組チューブ30の端部(基端側の端部)を光ケーブル1に引き留める機能を有する。
図8は、固定部60の第1形態の説明図である。固定部60は、外周部材61を有する。外周部材61は、筒状の部材であり、光ケーブル1及び編組チューブ30を外側から覆うように配置されている。外周部材61は、例えば熱収縮チューブにより構成されている。外周部材61と光ケーブル1(外被4)との間に編組チューブ30が配置されている。外周部材61の内周面と編組チューブ30の間、外周部材61と光ケーブル1との間、編組チューブ30と光ケーブル1との間は、接着層Lが形成されている。例えば、熱収縮チューブの内周面にホットメルト接着剤を予め塗布しておき、熱収縮チューブ(外周部材61)と光ケーブル1との間に編組チューブ30の端部を配置させた状態で熱収縮チューブを加熱することによって、接着層Lを形成可能である。加熱により収縮した熱収縮チューブ(外周部材61)が光ケーブル1との間に編組チューブ30を挟み込み、これにより、編組チューブ30の端部が光ケーブル1に固定される。
上記の第1形態の固定部60の場合、牽引端付き光ケーブル100の解体作業時に、光ケーブル1の外周に接着層Lの残渣が残りやすい。次に説明する第2形態の固定部60は、光ケーブル1の外周に接着層が残りにくい構造になっている。
図9A及び図9Bは、固定部60の第2形態の説明図である。図10は、固定部60を破壊するときの様子の説明図である。第2形態の固定部60は、外周部材61と、中間部材62と、第1紐部材63Aと、第2紐部材63Bとを有する。
外周部材61は、第1形態と同様に、筒状の部材であり、光ケーブル1や編組チューブ30(及び第1紐部材63A、第2紐部材63B)を外側から覆うように配置されている。第2形態においても、外周部材61は、例えば熱収縮チューブにより構成されている。外周部材61は、第1紐部材63Aによって引き裂かれることが可能な材質で構成されている。
中間部材62は、光ケーブル1を外側から覆うように配置されている。中間部材62は、光ケーブル1と外周部材61との間に配置される。中間部材62は、第1紐部材63Aによって引き裂かれることが可能な材質で構成されている。例えば、中間部材62は、光ケーブル1の外側にテープ(例えばアルミニウムテープなど)を巻き回して貼付することによって、構成される。中間部材62と光ケーブル1との間には、第1紐部材63A及び第2紐部材63Bが配置されている。中間部材62と外周部材61との間には、編組チューブ30が配置されている。
第1紐部材63Aは、中間部材62を引き裂くための紐状の部材(引き裂き紐)である。第1紐部材63Aは、中間部材62と光ケーブル1との間に配置されている。また、第1紐部材63Aは、光ケーブル1の長手方向に沿って直線状に配置されている。なお、第1紐部材63Aは、第2紐部材63Bの上側に配置されている。図10に示すように、作業者は、第1紐部材63Aを用いて、中間部材62や外周部材61を引き裂き、固定部60を破壊できる。これにより、牽引端付き光ケーブル100の牽引後に端末構造体20を解体するときに、編組チューブ30を外す作業が容易になり、内部の光コネクタ10を取り出す作業が容易になる。
第2紐部材63Bは、光ケーブル1から中間部材62を剥離させるための紐状の部材である。第2紐部材63Bは、中間部材62と光ケーブル1との間に配置されている。また、第2紐部材63Bは、光ケーブル1の外周に螺旋状に配置されている。なお、第2紐部材63Bの上側に第1紐部材63Aが配置されている。
図9Bに示すように、外周部材61及び中間部材62には、切欠部が形成されており、切欠部において第1紐部材63A(及び第2紐部材63B)の一部が露出している。図10に示すように、作業者は、第1紐部材63Aを用いて、外周部材61及び中間部材62を引き裂くことができる。切欠部が設けられているため、第1紐部材63Aを用いて外周部材61及び中間部材62を引き裂く作業が容易になる。但し、外周部材61及び中間部材62の両方又は片方に切欠部が設けられていなくても良い。図10に示すように外周部材61及び中間部材62が引き裂かれた後、作業者は、光ケーブル1から中間部材62(及び外周部材61、編組チューブ30)を剥離させることになる。本実施形態では、光ケーブル1の外周に螺旋状に第2紐部材63Bが配置されているため、光ケーブル1から中間部材62や外周部材61を剥離させる作業が容易になる。但し、第2紐部材63Bが設けられていなくても良い。
光ケーブル1と中間部材62との間には、第1接着層L1が形成されている。例えば、第1接着層L1は、中間部材62を構成するため光ケーブル1に巻き回すテープの粘着面によって構成される。また、中間部材62と外周部材61との間には、第2接着層L2が形成されている。例えば、第2接着層L2は、外周部材61を構成する熱収縮チューブの内周面に予め塗布されたホットメルト接着剤によって構成される。本実施形態では、第2接着層L2の接着力は、第1接着層L1の接着力よりも大きい。なお、接着力は、接着された2つの部材の一方を他方に対して90°方向に引き剥がすのに要する力(ピール力)であり、剥離試験により測定可能である。第1接着層L1の接着力が第2接着層L2の接着力よりも小さいため、外周部材61及び中間部材62を剥がすときに、第1接着層L1の残渣が光ケーブル1の外周に残りにくくなる。
なお、固定部60を構成する外周部材61は、第1態様及び第2態様においても、熱収縮チューブで構成されている。但し、固定部60は、熱収縮チューブを用いたものに限られるものではない。例えば、カシメ部材を用いて編組チューブ30の端部を光ケーブル1に固定することによって、固定部60を構成しても良い。また、牽引端付き光ケーブル100の牽引後に端末構造体20を解体するときに、固定部60の一部又は全部が光ケーブル1に残留していても良い。
上記の通り、本実施形態の端末構造体20(牽引端末構造体)は、牽引部20Aが設けられた編組チューブ30と、編組チューブ30の内側に配置された収容管40と、編組チューブ30の内側に配置された補強部材50とを備えている。本実施形態の端末構造体20によれば、補強部材50が収容管40の端部を補強するため、牽引部20Aが牽引されて編組チューブ30に引っ張り力が作用しても、図5Bに示すような収容管40の端部の変形を抑制することができる。
また、本実施形態の牽引端付き光ケーブル100は、光ファイバ3を有する光ケーブル1と、光ファイバ3の端部に設けられた光コネクタ10と、牽引部20Aが設けられた編組チューブ30と、編組チューブ30の内側に配置された収容管40と、編組チューブ30の内側に配置された補強部材50と、編組チューブ30の端部を光ケーブル1に固定した固定部60とを備えている。本実施形態の牽引端付き光ケーブル100によれば、補強部材50が収容管40の端部を補強するため、牽引部20Aが牽引されて編組チューブ30に引っ張り力が作用しても、図5Bに示すような収容管40の端部の変形を抑制することができる。
<牽引端付き光ケーブル100の製造方法>
図11は、本実施形態の牽引端付き光ケーブル100の製造方法のフロー図である。図12A~図12Fは、本実施形態の牽引端付き光ケーブル100の製造の様子の説明図である。
まず、作業者は、本実施形態の端末構造体20を準備する(S101)。具体的には、作業者は、前述の編組チューブ30、収容管40及び補強部材50を準備する。また、作業者は、固定部60を構成する熱収縮チューブを準備する。なお、作業者は、熱収縮チューブを、予め光ケーブル1に挿通させておく。
次に、作業者は、光ケーブル1から光ファイバ3を口出しする(S102)。また、図12Aに示すように、作業者は、光ケーブル1から口出しされた光ファイバ3の端部に光コネクタ10を取り付ける(S103)。なお、必要に応じて、作業者は、光ケーブル1から口出しされた光ファイバ3(光ファイバテープ)に保護チューブ(不図示)を挿通し、光ファイバ3を保護する。
次に、作業者は、光ケーブル1の口出し部1Aに、後部材52を取り付ける(S104)。本実施形態では、作業者は、光ケーブル1の口出し部1Aに筒状部材1Bを取り付けた上で、筒状部材1Bに後部材52を取り付ける。本実施形態では、後部材52が半割構造であるため、図12Bに示すように、作業者は、後部材52に光コネクタ10や光ファイバ3を挿通させる作業を行わずに、後部材52を取り付けることが可能である。
次に、作業者は、収容管40と前部材51を取り付ける(S105)。このとき、作業者は、図12Cに示すように、光ケーブル1から口出しされた光ファイバ3や、光ファイバ3の端部に設けられた光コネクタ10が、収容管40の内側に収容されるように、収容管40を取り付ける。また、作業者は、収容管40の両端に補強部材50(前部材51、後部材52)を取り付ける。これにより、収容管40の端部が補強される。また、このとき、作業者は、収容管40と補強部材50(前部材51及び後ろ部材)との間にシール処理を施す(シール部を形成する)。これにより、収容管40の内部(収容空間)が防水され、光コネクタ10を防水できる。
次に、作業者は、収容管40と補強部材50を編組チューブ30に収容する(S106)。このとき、図12Dに示すように、作業者は、収容管40と補強部材50の前側から編組チューブ30を被せることによって、編組チューブ30の内側に収容管40と補強部材50を配置させる。
最後に、作業者は、編組チューブ30の端部を光ケーブル1に固定する(S107)。具体的には、図12Eに示すように、作業者は、編組チューブ30の端部を光ケーブル1の外周に配置させるとともに、予め光ケーブル1に挿通させていた熱収縮チューブを編組チューブ30の端部に被せ、光ケーブル1と熱収縮チューブとの間に編組チューブ30の端部を配置させる。また、作業者は、光ケーブル1と熱収縮チューブとの間に接着剤を塗布する。なお、作業者は、編組チューブ30の端部を光ケーブル1の外周に配置させる前に、光ケーブル1の外周に紐部材(第1紐部材63A及び第2紐部材63B)を配置させた上にテープを巻いて、中間部材62を形成しても良い。この場合、作業者は、編組チューブ30の端部を中間部材62の外周に配置させるとともに、熱収縮チューブを編組チューブ30の端部に被せ、中間部材62と熱収縮チューブとの間に編組チューブ30の端部を配置させることになる。熱収縮チューブの内側に編組チューブ30の端部を配置させた後、作業者は、熱収縮チューブを加熱する。これにより、図12Fに示すように、固定部60が形成され、編組チューブ30の端部が光ケーブル1に固定される。また、これにより、牽引端付き光ケーブル100の製造が完了する。
上記の通り、本実施形態の製造方法は、光ケーブル1から口出しした光ファイバ3の端部に光コネクタ10を取り付ける工程(S103)と、光コネクタ10を収容管40に収容しつつ、収容管40に補強部材50を取り付ける工程(S105)と、編組チューブ30の内側に収容管40及び補強部材50を配置する(S106)工程と、編組チューブ30の端部を光ケーブル1に固定する工程(S107)とを行う。これにより、収容管40の端部の変形を抑制可能な牽引端付き光ケーブル100を製造できる。
===その他の実施形態===
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更・改良され得ると共に、本発明には、その等価物が含まれることは言うまでもない。
1 光ケーブル、1A 口出し部、1B 筒状部材、
2 光ファイバユニット、3 光ファイバ、
4 外被、 5 押え巻きテープ、
6 テンションメンバ、7 リップコード、
10 光コネクタ、
20 端末構造体(牽引端末構造体)、20A 牽引部、
30 編組チューブ、40 収容管、50 補強部材、
51 前部材、51A 嵌合部、
51B 段差部、51C テーパー部、
52 後部材、52A 嵌合部、
52B 段差部、52C テーパー部、52D 取付部、
60 固定部、61 外周部材、62 中間部材、
63A 第1紐部材、63B 第2紐部材、
L 接着層、L1 第1接着層、L2 第2接着層、
100 牽引端付き光ケーブル

Claims (9)

  1. 牽引部が設けられた編組チューブと、
    前記編組チューブの内側に配置され、光コネクタを収容可能な収容管と、
    前記編組チューブの内側に配置され、前記収容管の端部を補強する補強部材と
    前記牽引部が設けられた端部とは反対側の端部において前記編組チューブを光ケーブルに固定する固定部と
    を備え
    前記固定部は、筒状の外周部材と、中間部材とを有しており、
    前記中間部材は、前記光ケーブルと前記外周部材との間に配置されており、
    前記外周部材と前記中間部材との間に前記編組チューブの端部が挟み込まれることによって、前記固定部が構成されており、
    前記光ケーブルと前記中間部材との間に第1接着層が形成され、前記中間部材と前記外周部材との間には第2接着層が形成されており、
    前記第2接着層の接着力は、前記第1接着層の接着力よりも大きいことを特徴とする牽引端末構造体。
  2. 請求項1に記載の牽引端末構造体であって、
    前記補強部材は、前記収容管に嵌合する嵌合部を有することを特徴とする牽引端末構造体。
  3. 請求項2に記載の牽引端末構造体であって、
    前記補強部材は、前記収容管の端部を長手方向外側から覆う段差部を有することを特徴とする牽引端末構造体。
  4. 請求項1~3のいずれかに記載の牽引端末構造体であって、
    前記補強部材は、前記収容管から遠ざかるほど細くなるテーパー部を有することを特徴とする牽引端末構造体。
  5. 請求項1~4のいずれかに記載の牽引端末構造体であって、
    前記補強部材の外径は、前記収容管の外径よりも大きいことを特徴とする牽引端末構造体。
  6. 請求項1~5のいずれかに記載の牽引端末構造体であって、
    前記収容管と前記補強部材との間にシール部が形成されていることを特徴とする牽引端末構造体。
  7. 請求項1に記載の牽引端末構造体であって、
    前記光ケーブルと前記中間部材との間に紐部材が配置されていることを特徴とする牽引端末構造体。
  8. 光ファイバを有する光ケーブルと、
    前記光ファイバの端部に設けられた光コネクタと、
    牽引部が設けられた編組チューブと、
    前記編組チューブの内側に配置され、前記光コネクタを収容した収容管と、
    前記編組チューブの内側に配置され、前記収容管の端部を補強する補強部材と、
    前記編組チューブの端部を前記光ケーブルに固定する固定部と、
    を備え
    前記固定部は、筒状の外周部材と、中間部材とを有しており、
    前記中間部材は、前記光ケーブルと前記外周部材との間に配置されており、
    前記外周部材と前記中間部材との間に前記編組チューブの端部が挟み込まれることによって、前記固定部が構成されており、
    前記光ケーブルと前記中間部材との間に第1接着層が形成され、前記中間部材と前記外周部材との間には第2接着層が形成されており、
    前記第2接着層の接着力は、前記第1接着層の接着力よりも大きいことを特徴とする牽引端付き光ケーブル。
  9. 光ケーブルから口出しした光ファイバの端部に光コネクタを取り付けること、
    前記光コネクタを収容管に収容しつつ、前記収容管に補強部材を取り付けること、
    牽引部を有する編組チューブの内側に前記収容管及び補強部材を配置すること、及び
    前記編組チューブの端部を前記光ケーブルに固定すること、
    を行う牽引端付き光ケーブルの製造方法であって、
    前記編組チューブの端部を前記光ケーブルに固定する固定部は、筒状の外周部材と、中間部材とを有しており、
    前記中間部材は、前記光ケーブルと前記外周部材との間に配置されており、
    前記外周部材と前記中間部材との間に前記編組チューブの端部が挟み込まれることによって、前記固定部が構成されており、
    前記光ケーブルと前記中間部材との間に第1接着層が形成され、前記中間部材と前記外周部材との間には第2接着層が形成されており、
    前記第2接着層の接着力は、前記第1接着層の接着力よりも大きいことを特徴とする牽引端付き光ケーブルの製造方法。
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