JP7326897B2 - パウチ - Google Patents
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[1]おもて面フィルムと、前記おもて面フィルムと対向する裏面フィルムとを含むパウチであって、上縁と、下縁と、前記上縁と前記下縁の間で延びる第1側縁および第2側縁とを有し、本体部と、前記本体部と一体の注出口部とを備え、前記注出口部は、前記上縁と前記第1側縁で形成される角部側に設けられ、前記注出口部が、前記本体部に連通し、かつ内容物を注出する際に流路となる注出口未シール部と、前記注出口未シール部を封止する注出口シール部とを含み、前記注出口シール部が、前記注出口未シール部より上側に位置する第1部分と、前記注出口未シール部より前記第1側縁側に位置する第2部分とを有し、前記注出口シール部の前記第1部分に切欠きまたは切込みからなる開封開始部が設けられ、前記おもて面フィルムおよび前記裏面フィルムに、少なくとも前記注出口未シール部を横切るように、上側に位置する第1ハーフカット線、および下側に位置する第2ハーフカット線が設けられ、前記おもて面フィルムおよび前記裏面フィルムの少なくともいずれかに、少なくとも前記注出口未シール部に存在するように、前記第1ハーフカット線と前記第2ハーフカット線の間に位置する少なくとも1本の第3ハーフカット線が設けられ、前記第1ハーフカット線、前記第2ハーフカット線、および前記第3ハーフカット線は、互いに交わらないように延びており、前記第1ハーフカット線は、前記注出口シール部の前記第1部分の外縁から前記注出口シール部の前記第2部分の外縁に亘っており、前記第1ハーフカット線は、前記注出口シール部の前記第1部分の外縁から延びるとともに、上側に向けて凸となるように湾曲した第1部分と、少なくとも前記注出口シール部の前記第1部分の内縁から前記注出口シール部の前記第2部分の外縁まで延びる第2部分とを備え、前記第2ハーフカット線は、前記注出口シール部の前記第1部分の前記外縁から前記注出口シール部の前記第2部分の前記外縁に亘っており、前記第2ハーフカット線は、前記注出口シール部の前記第1部分の外縁から延びるとともに、下側に向けて凸となるように湾曲した第1部分と、少なくとも前記注出口シール部の前記第1部分の前記内縁から前記注出口シール部の前記第2部分の前記外縁まで延びる第2部分とを備え、前記第3ハーフカット線は、第1ハーフカット線の前記第2部分および第2ハーフカット線の第2部分と平行であり、かつ前記注出口シール部の前記第2部分の前記外縁に亘っており、前記第3ハーフカット線の前記開封開始部側の先端が前記注出口シール部の前記第1部分内に存在する場合、前記注出口シール部の前記第1部分の前記内縁から前記第3ハーフカット線の前記先端までの距離が、前記注出口シール部の前記第1部分の前記内縁と、前記開封開始部の先端を通り、かつ前記注出口シール部の前記第1部分の前記内縁と平行な仮想線との間の距離の8/9未満であり、前記開封開始部の先端が、前記第1ハーフカット線の前記第1部分と前記第2ハーフカット線の前記第1部分の間に位置している、パウチ。
図1に示されるパウチ10-1は、内容物を収容する収容空間を有している。内容物としては、特に限定されないが、液体、粉体、粒体等を含むものが挙げられる。具体的には、内容物としては、シャンプー、コンディショナー、住居用洗剤、アルコール除菌液、消毒液、化粧水、乳液、調味料、食用油、エンジンオイル、加工食品等が挙げられる。ただし、内容物は、これらのものに限定されない。パウチ10-1は、詰め替え容器に移し替えるための詰め替えパウチであってもよいが、詰め替えパウチでなくともよい。
本体部20は、上部20Aと、上部20Aとは反対側の底部20Bと、上部20Aと底部20Bの間で延びる一対の第1側部20Cおよび第2側部20Dとを有している。本体部20は、底部20Bにガセット部21を備えていてもよい。ガセット部21を設けることにより、パウチ10-1を自立させることができる。また、収容空間を大きくすることができるので、より多くの内容物を収容することができる。
第1側部シール部22は、第1側部20Cにおいて、おもて面フィルム11と裏面フィルム12を互いに接合した部分であり、折線21Aから第2肩部シール部27に亘って形成されている。第2側部シール部23は、第2側部20Dにおいて、おもて面フィルム11と裏面フィルム12を互いに接合した部分であり、折線21Aから上縁10Aに亘って形成されている。第1側部シール部22および第2側部シール部23の形成の際のおもて面フィルム11と裏面フィルム12の接合は、ヒートシール(熱融着)によって行われる。
第1ひだ部24および第2ひだ部25は、ガセット部21を形成するための部位である。第1ひだ部24は、おもて面フィルム11と底面フィルム13の第1部分13Aを互いに接合することによって形成されており、第2ひだ部25は、裏面フィルム12と底面フィルム13の第2部分13Bを互いに接合することによって形成されている。第1ひだ部24の形成の際のおもて面フィルム11と底面フィルム13の第1部分13Aの接合および第2ひだ部25の形成の際の裏面フィルム12と底面フィルム13の第2部分13Bの接合は、ヒートシール(熱融着)によって行われる。第1ひだ部24および第2ひだ部25は、例えば、長方形状になっていてもよい。
第1肩部シール部26は、上部20Aから注出口部30に向かって延びる部分であり、第2肩部シール部27は、第1側部20Cから注出口部30に向かって延びる部分である。第1肩部シール部26は、後述する注出口シール部32の第1部分32Aと連設し、かつ注出口シール部32の第1部分32Aと異なる方向に延びる。第2肩部シール部27は、後述する注出口シール部32の第2部分32Bと連設し、かつ注出口シール部32の第2部分32Bと異なる方向に延びる。
注出口部30は、パウチ10-1から内容物を注出するための部分である。図1に示される注出口部30は、上縁10Aと第1側縁10Cで形成される角部10E側に設けられている。
注出口未シール部31は、パウチ10-1から内容物を排出する際に内容物が通過する流路となる部分である。注出口未シール部31は、注出口シール部32の第1部分32Aの内縁32A1および第2部分32Bの内縁32B1によって画定されている。図1に示されるパウチ10-1は、開封前のものであるので、注出口未シール部31は外部と繋がっていないが、開封によって注出口部30の一部が切り取られると、注出口未シール部31は外部と繋がる。これにより、注出口未シール部31を介してパウチ10-1から内容物を排出することができる。
注出口シール部32は、注出口部30におけるおもて面フィルム11の一部と裏面フィルム12の一部を互いに接合した部分である。
開封開始部40は、パウチ10-1の開封の際の起点となり得るものであり、注出口シール部32の第1部分32Aに設けられている。開封開始部は、切欠きや切込みとなっている。開封開始部40は、切欠きとなっている。
第1ハーフカット線51、第2ハーフカット線52、および第3ハーフカット線53は、図1および図2に示されるように、おもて面フィルム11および裏面フィルム12にそれぞれ設けられている。おもて面フィルム11に設けられた第1ハーフカット線51は、裏面フィルム12に設けられた第1ハーフカット線51と重なるように、おもて面フィルム11に設けられた第2ハーフカット線52は、裏面フィルム12に設けられた第2ハーフカット線52と重なるように、またおもて面フィルム11に設けられた第3ハーフカット線53は、裏面フィルム12に設けられた第3ハーフカット線53と重なるように設けられていることが好ましい。本明細書における「ハーフカット線」とは、おもて面フィルムや裏面フィルムを貫通しない切断線である。ハーフカット線は、後述する基材層を溶融または貫通し、かつシーラント層を貫通しないように形成されている。
パウチ10-1は、包装材料60から構成されている。すなわち、おもて面フィルム11、裏面フィルム12および底面フィルム13は、図9に示される包装材料60から構成されている。包装材料は、基材層およびシーラント層を備えている。図9に示される包装材料60は、第1基材層61、印刷層62、第1接合層63、第2基材層64、第2接合層65およびシーラント層66をこの順で少なくとも備えている。なお、基材層としては、第1基材層61、第2基材層64の少なくともいずれかを備えていればよい。また、包装材料60は、第1基材層とシーラント層の間にバリア層を備えていてもよい。包装材料60がバリア層を備えている場合、包装材料60は、例えば、第1基材層61、印刷層62、第1接合層63、バリア層、第2基材層64、第2接合層65、シーラント層66をこの順で少なくとも備えている。
第1基材層61および第2基材層64は、例えば、所定の方向において延伸されている延伸基材層である。第1基材層61および第2基材層64は、包装材料60に所定の強度を持たせるための基材層として機能する。第1基材層61および第2基材層64は、延伸プラスチックフィルムであってもよい。本明細書における「延伸プラスチックフィルム」とは、プラスチックフィルムの機械強度を向上させるために、意図的に延伸加工が施されたプラスチックフィルムである。延伸プラスチックフィルムは、所定の一方向または二方向において延伸されているプラスチックフィルムである。延伸プラスチックフィルムの延伸方向は特には限定されない。延伸プラスチックフィルムの延伸倍率は、それぞれ例えば1.05倍以上である。
印刷層62は、色材およびバインダ樹脂を含む層である。印刷層62を形成することにより、パウチ10-1に絵柄を形成することができる。本明細書における「絵柄」とは、特に限定されず、例えば、図、文字、模様、パターン、記号、柄、マーク等を広く含む。
色材は、特に限定されず、公知の顔料や染料を用いることができ、所望の色に合わせて適宜選択する。
バインダ樹脂としては、例えば、あまに油、きり油、大豆油、炭化水素油、ロジン、ロジンエステル、ロジン変性樹脂、シェラック、アルキッド樹脂、フェノール系樹脂、マレイン酸樹脂、天然樹脂、炭化水素樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ酢酸系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、(メタ)アクリル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、アミノアルキッド系樹脂、ニトロセルロース、エチルセルロース、塩化ゴム、環化ゴム、(メタ)アクリレート化合物の重合体、または、これらの混合物が挙げられる。
第1接合層63および第2接合層65としては、例えばそれ自体既知のドライラミネート法にて一般に用いられる接着剤を用いることができ、例えば、ポリ酢酸ビニル系接着剤、ポリアクリル酸エステル系接着剤、シアノアクリレート系接着剤、エチレン共重合体系接着剤、セルロース系接着剤、ポリエステル系接着剤、ポリアミド系接着剤、アミノ樹脂系接着剤、エポキシ系接着剤、ポリウレタン系接着剤等を用いることができる。ポリウレタン系接着剤とは、ポリオール化合物とイソシアネート化合物との硬化物のことである。
シーラント層66は、2枚の包装材料同士を重ね合わせてヒートシールすることでパウチ10-1の収容空間を密封するために設けられている。このため、パウチ10-1においては、シーラント層96が最も収容空間側となるように配置されている。
バリア層は、気体や液体のバリア性を高めるための層である。バリア層の具体的な構成は特には限定されないが、例えば、蒸着によって形成されるアルミニウムなどの無機物や酸化アルミニウムや酸化珪素などの無機酸化物を含む蒸着層や、アルミニウムなどの金属箔層や、コーティングによって形成されるエチレン-ビニルアルコール共重合体層、具体的にはエバール(EVOH)等が挙げられる。
延伸PETフィルム/印刷層/接合層/延伸ナイロンフィルム/接合層/PE層
延伸PET/バリア層/印刷層/接合層/延伸ナイロン/接合層/PE
延伸PET/印刷層/接合層/バリア層/延伸ナイロン/接合層/PE
延伸ナイロン/印刷層/接合層/バリア層/延伸PET/接合層/PE
延伸ナイロン/バリア層/印刷層/接合層/延伸PET/接合層/PE
延伸ナイロン/印刷層/接合層/バリア層/延伸PET/接合層/PE
延伸ナイロン/印刷層/接合層/延伸ナイロン/接合層/PE
延伸ナイロン/印刷層/接合層/PE
延伸ナイロン/バリア層/印刷層/接合層/PE
延伸ナイロン/印刷層/接合層/バリア層/PE
延伸PET/印刷層/接合層/延伸ナイロン/接合層/バリア層(アルミ箔)/接合層/PE
このようなパウチ10-1は、以下のようにして製造することができる。まず、図10(A)に示されるように、おもて面フィルム11および裏面フィルム12を対向させるとともに、半折した底面フィルム13をおもて面フィルム11と裏面フィルム12との間に挿入する。この際、おもて面フィルム11、裏面フィルム12および底面フィルム13は、シーラント層66が互いに接するように配置される。
実施例1においては、図1に示される注出口部を有するパウチを作製した。具体的には、おもて面フィルム、裏面フィルム、および底面フィルムを用意した。これらのフィルムは全て包装材料から構成されていた。包装材料は、厚さ12μmの延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムからなる第1基材層、ウレタン系接着剤からなる厚さ3μmの第1接合層、厚さ15μmの延伸ナイロンフィルムからなる第2基材層、ウレタン系接着剤からなる厚さ3μmの第2接合層、厚さ100μmのポリエチレン層からなるシーラント層をこの順で積層したものであった。
実施例2においては、第1ハーフカット線、第2ハーフカット線、および第3ハーフカット線の位置をそれぞれ上方向に1mmずらしたこと以外は、実施例1に係るパウチと同様にして、パウチを得た(図12(A)参照)。
実施例3においては、第1ハーフカット線、第2ハーフカット線、および第3ハーフカット線の位置をそれぞれ上方向に2mmずらしたこと以外は、実施例1に係るパウチと同様にして、パウチを得た(図12(B)参照)。
実施例4においては、第1ハーフカット線、第2ハーフカット線、および第3ハーフカット線の位置をそれぞれ下方向に1.0mmずらしたこと以外は、実施例1に係るパウチと同様にして、パウチを得た(図13(A)参照)。
実施例5においては、第1ハーフカット線、第2ハーフカット線、および第3ハーフカット線の位置をそれぞれ下方向に2.0mmずらしたこと以外は、実施例1に係るパウチと同様にして、パウチを得た(図13(B)参照)。
実施例6においては、第1ハーフカット線、第2ハーフカット線、および第3ハーフカット線の位置をそれぞれ下方向に2.5mmずらしたこと以外は、実施例1に係るパウチと同様にして、パウチを得た(図13(C)参照)。実施例7に係るパウチにおいては、第3ハーフカット線の切欠き側の先端が、注出口シール部の第1部分の内縁に到達していなかった。第3ハーフカット線を切欠き側に延長した仮想線を引いたとき、第3ハーフカット線を切欠き側の先端と、この仮想線と注出口シール部の第1部分の内縁との交点を結ぶ、仮想線に沿った距離D3は0.80mmであり、この交点と、第3ハーフカット線と注出口シール部の第2部分の内縁との交点とを結ぶ第3ハーフカット線に沿った距離D4は、18.13mmであった。なお、D3およびD4の寸法は、図7の示す通りである。
実施例7においては、第1ハーフカット線、第2ハーフカット線、および第3ハーフカット線の位置をそれぞれ左方向に1.0mmずらしたこと以外は、実施例1に係るパウチと同様にして、パウチを得た(図14(A)参照)。
実施例8においては、第1ハーフカット線、第2ハーフカット線、および第3ハーフカット線の位置をそれぞれ左方向に2.0mmずらしたこと以外は、実施例1に係るパウチと同様にして、パウチを得た(図14(B)参照)。
実施例9においては、第1ハーフカット線、第2ハーフカット線、および第3ハーフカット線の位置をそれぞれ左方向に2.5mmずらしたこと以外は、実施例1に係るパウチと同様にして、パウチを得た(図14(C)参照)。
実施例10においては、第1ハーフカット線、第2ハーフカット線、および第3ハーフカット線の位置をそれぞれ右方向に1.0mmずらしたこと以外は、実施例1に係るパウチと同様にして、パウチを得た(図15(A)参照)。
実施例11においては、第1ハーフカット線、第2ハーフカット線、および第3ハーフカット線の位置をそれぞれ右方向に2.0mmずらしたこと以外は、実施例1に係るパウチと同様にして、パウチを得た(図15(B)参照)。
実施例12においては、第1ハーフカット線、第2ハーフカット線、および第3ハーフカット線の位置をそれぞれ右方向に2.5mmずらしたこと以外は、実施例1に係るパウチと同様にして、パウチを得た(図15(C)参照)。
実施例13においては、第1ハーフカット線、第2ハーフカット線、および第3ハーフカット線の位置をそれぞれ左下方向に1.0mmずらしたこと以外は、実施例1に係るパウチと同様にして、パウチを得た(図16(A)参照)。
実施例14においては、第1ハーフカット線、第2ハーフカット線、および第3ハーフカット線の位置をそれぞれ左下方向に2.0mmずらしたこと以外は、実施例1に係るパウチと同様にして、パウチを得た(図16(B)参照)。実施例14に係るパウチにおいては、第3ハーフカット線の切欠き側の先端が、注出口シール部の第1部分の内縁に到達していなかった。
実施例15においては、第1ハーフカット線、第2ハーフカット線、および第3ハーフカット線の位置をそれぞれ左下方向に2.5mmずらしたこと以外は、実施例1に係るパウチと同様にして、パウチを得た(図16(C)参照)。実施例15に係るパウチにおいては、第3ハーフカット線の切欠き側の先端が、注出口シール部の第1部分の内縁に到達していなかった。
実施例16においては、第1ハーフカット線、第2ハーフカット線、および第3ハーフカット線の位置をそれぞれ右下方向に1.0mmずらしたこと以外は、実施例1に係るパウチと同様にして、パウチを得た(図17(A)参照)。
比較例1においては、第1ハーフカット線、第2ハーフカット線、および第3ハーフカット線の位置をそれぞれ上方向に2.5mmずらしたこと以外は、実施例1に係るパウチと同様にして、パウチを得た(図12(C)参照)。
比較例2においては、第1ハーフカット線、第2ハーフカット線、および第3ハーフカット線の位置をそれぞれ上方向に3mmずらしたこと以外は、実施例1に係るパウチと同様にして、パウチを得た(図12(D)参照)。比較例2に係るパウチにおいては、第2ハーフカット線の第1部分が切欠きの先端に接触していたので、第1ハーフカット線および2ハーフカット線の間に切欠きの先端が位置していなかった。
比較例3においては、第1ハーフカット線、第2ハーフカット線、および第3ハーフカット線の位置をそれぞれ下方向に3mmずらしたこと以外は、実施例1に係るパウチと同様にして、パウチを得た(図13(D)参照)。比較例3に係るパウチにおいては、連結ハーフカット線の円弧部に切欠きの先端が接触していたので、第1ハーフカット線および2ハーフカット線の間に切欠きの先端が位置していなかった。
比較例4においては、第1ハーフカット線、第2ハーフカット線、および第3ハーフカット線の位置をそれぞれ左方向に3mmずらしたこと以外は、実施例1に係るパウチと同様にして、パウチを得た(図14(D)参照)。比較例4に係るパウチにおいては、連結ハーフカット線の円弧部に切欠きの先端が接触していたので、第1ハーフカット線および2ハーフカット線の間に切欠きの先端が位置していなかった。
比較例5においては、第1ハーフカット線、第2ハーフカット線、および第3ハーフカット線の位置をそれぞれ右方向に3mmずらしたこと以外は、実施例1に係るパウチと同様にして、パウチを得た(図15(D)参照)。比較例5に係るパウチにおいては、第1ハーフカット線の第1部分が切欠きの先端に接触していたので、第1ハーフカット線および2ハーフカット線の間に切欠きの先端が位置していなかった。
比較例6においては、第1ハーフカット線、第2ハーフカット線、および第3ハーフカット線の位置をそれぞれ左下方向に3mmずらしたこと以外は、実施例1に係るパウチと同様にして、パウチを得た(図16(D)参照)。比較例6に係るパウチにおいては、連結ハーフカット線の円弧部に切欠きの先端が接触していたので、第1ハーフカット線および2ハーフカット線の間に切欠きの先端が位置していなかった。また、第3ハーフカット線の切欠き側の先端が、注出口シール部の第1部分の内縁に到達していなかった。
比較例7においては、第1ハーフカット線、第2ハーフカット線、および第3ハーフカット線の位置をそれぞれ右下方向に2.0mmずらしたこと以外は、実施例1に係るパウチと同様にして、パウチを得た(図17(B)参照)。
比較例8においては、第1ハーフカット線、第2ハーフカット線、および第3ハーフカット線の位置をそれぞれ右下方向に2.5mmずらしたこと以外は、実施例1に係るパウチと同様にして、パウチを得た(図17(C)参照)。比較例8に係るパウチにおいては、第3ハーフカット線の切欠き側の先端が、切欠きの先端に接触していた。
比較例9においては、第1ハーフカット線、第2ハーフカット線、および第3ハーフカット線の位置をそれぞれ右下方向に3mmずらしたこと以外は、実施例1に係るパウチと同様にして、パウチを得た(図17(D)参照)。比較例9に係るパウチにおいては、第3ハーフカット線の切欠き側の先端が、切欠きの先端に接触していた。
実施例および比較例に係るパウチにおいて、破袋評価を行った。まず、実施例および比較例に係るパウチを10袋ずつ用意した。そして、各々のパウチに水350ccを充填し、大きさが幅35cm、奥行き25cm、高さ20cmの段ボールに10袋ずつ詰め、開封開始部が折れ曲がる状態で段ボールの上蓋を閉めて梱包した。この段ボールを80cmの高さから逆さ向きに10回落下させ、開封部からの破袋の有無を確認した。評価結果は、以下の通りとした。
○:10袋全てにおいて破袋しなかった。
△:10袋中1袋~2袋において、破袋した。
×:10袋中3袋~9袋において、破袋した、または10袋全てにおいて、破袋した。なお、落下高さを50cmに変えて同様の試験を行った結果、80cm落下で△だったものは全て○であった。
実施例および比較例に係るパウチにおいて、開封したときに、開封に成功したか否か評価した。まず、実施例および比較例に係るパウチを10袋ずつ用意した。そして、それぞれ開封開始部である切欠きからパウチを開封した。評価結果は、以下の通りとした。なお、「開封に成功した」とは、ハーフカット線に沿って開封できた場合を意味し、ハーフカット線に沿って開封できなかった場合を「開封に失敗した」とした。
○:10袋中8袋~10袋において、開封に成功した。
△:10袋中3袋~7袋において、開封に成功した。
×:10袋中1袋~2袋において、開封に成功した、または10袋全てにおいて、開封に失敗した。
11…おもて面フィルム
12…裏面フィルム
13…底面フィルム
20…本体部
30…注出口部
31…注出口未シール部
32…注出口シール部
32A…第1部分
32A1…内縁
32A2…外縁
32B…第2部分
32B2…外縁
40…開封開始部
40A…先端
51…第1ハーフカット線
51A…第1部分
51B…第2部分
52…第2ハーフカット線
52A…第1部分
52B…第2部分
53…第3ハーフカット線
60…包装材料
61…第1基材層
64…第2基材層
66…シーラント層
Claims (3)
- おもて面フィルムと、前記おもて面フィルムと対向する裏面フィルムとを含むパウチであって、
上縁と、下縁と、前記上縁と前記下縁の間で延びる第1側縁および第2側縁とを有し、
本体部と、前記本体部と一体の注出口部とを備え、
前記注出口部は、前記上縁と前記第1側縁で形成される角部側に設けられ、
前記注出口部が、前記本体部に連通し、かつ内容物を注出する際に流路となる注出口未シール部と、前記注出口未シール部を封止する注出口シール部とを含み、
前記注出口シール部が、前記注出口未シール部より上側に位置する第1部分と、前記注出口未シール部より前記第1側縁側に位置する第2部分とを有し、
前記注出口シール部の前記第1部分に切欠きまたは切込みからなる開封開始部が設けられ、
前記おもて面フィルムおよび前記裏面フィルムに、少なくとも前記注出口未シール部を横切るように、上側に位置する第1ハーフカット線、および下側に位置する第2ハーフカット線が設けられ、
前記おもて面フィルムおよび前記裏面フィルムの少なくともいずれかに、少なくとも前記注出口未シール部に存在するように、前記第1ハーフカット線と前記第2ハーフカット線の間に位置する少なくとも1本の第3ハーフカット線が設けられ、
前記第1ハーフカット線、前記第2ハーフカット線、および前記第3ハーフカット線は、互いに交わらないように延びており、
前記第1ハーフカット線は、前記注出口シール部の前記第1部分の外縁から前記注出口シール部の前記第2部分の外縁に亘っており、
前記第1ハーフカット線は、前記注出口シール部の前記第1部分の前記外縁から延びるとともに、上側に向けて凸となるように湾曲した第1部分と、少なくとも前記注出口シール部の前記第1部分の内縁から前記注出口シール部の前記第2部分の前記外縁まで延びる第2部分とを備え、
前記第2ハーフカット線は、前記注出口シール部の前記第1部分の前記外縁から前記注出口シール部の前記第2部分の前記外縁に亘っており、
前記第2ハーフカット線は、前記注出口シール部の前記第1部分の前記外縁から延びるとともに、下側に向けて凸となるように湾曲した第1部分と、少なくとも前記注出口シール部の前記第1部分の前記内縁から前記注出口シール部の前記第2部分の前記外縁まで延びる第2部分とを備え、
前記第3ハーフカット線は、第1ハーフカット線の前記第2部分および第2ハーフカット線の第2部分と平行であり、かつ前記注出口シール部の前記第2部分の前記外縁に亘っており、
前記第3ハーフカット線の前記開封開始部側の先端が前記注出口シール部の前記第1部分内に存在する場合、前記注出口シール部の前記第1部分の前記内縁から前記第3ハーフカット線の前記先端までの距離が、前記注出口シール部の前記第1部分の前記内縁と、前記開封開始部の先端を通り、かつ前記注出口シール部の前記第1部分の前記内縁と平行な仮想線との間の距離の8/9未満であり、
前記開封開始部の前記先端が、前記第1ハーフカット線の前記第1部分と前記第2ハーフカット線の前記第1部分の間に位置し、
前記第1ハーフカット線の前記第1部分および前記第2ハーフカット線の前記第1部分の曲率半径が、それぞれ2.0mm以上5.0mm以下である、パウチ。 - 前記第1ハーフカット線の前記第2部分および前記第2ハーフカット線の前記第2部分が、それぞれ直線である、請求項1に記載のパウチ。
- 前記第1ハーフカット線の前記第2部分および前記第2ハーフカット線の前記第2部分が、それぞれ下側に向けて凸となるように湾曲している、請求項1に記載のパウチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2019108690A JP7326897B2 (ja) | 2019-06-11 | 2019-06-11 | パウチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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